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    WBA世界ミドル級新チャンピオンの村田諒太が一夜明け会見!

    2017.10.23
    22日(日)、アッサン・エンダム(フランス)選手に7回終了TKO勝利をおさめ、5ヶ月前の雪辱を果たしWBA世界ミドル級新チャンピオンとなった村田諒太が帝拳ジムにて一夜明け会見を行いました。V.ロマチェンコ、A.ジョシュア、O.ウシク、鄒市明(ゾウ・シミン)に続きロンドン五輪金メダリストから5人目となる世界王者となった村田の一夜明けには公開練習時と同様におよそ5台のテレビカメラ、100人近くの報道陣のインタビューに応じ笑顔で応じています。


    「凄く嬉しいですね、(リングコール時に)ジミー・レノン Jr. さんに名前を呼ばれている時には盛り上がって居る自分が居たり本当に嬉しかったですね。(作戦的には)本田会長から相手を呑んだつもりで行け、こんなレベルでもたついている暇は無いくらいの気持ちで行け、と言われながら試合を迎えましたが、初戦の時からしっかりと気持ちを切り替えて行けたのが良かったし、それが良い形で出たかなとは思います。」

    「(相手が棄権した瞬間は?)ストップとなった時は嬉しかったです、あそこで終わらなくても僕はチャージを弱めるつもりは無かったし、あのまま耐久戦になったとしてもプレッシャーを止めるつもりもありませんでした。」

    「(今後の予定について?)まだ他にもチャンピオンは居るし、強い選手も多く居ます。でも海外では村田諒太って誰?というレベルだろうし、じゃあ今、カネロやゴロフキンという名前を出したところで、誰だよ、お前は?って言われるレベルなのは分かっているので、着実に自分の価値を上げて行けるような、名前を挙げていけるような対戦相手と戦って行きたいです。チャンピオンになったと言ってももっと上のステージに行けるよう謙虚に1歩ずつ歩いて行くつもりです。」

    「オリンピックの金メダルもそうでしたが、こうしたものは獲った瞬間はそれほど重みというものは感じなかったんですけど獲ってからその重たさに気付くというか、感じさせられるものだと思っています。世界タイトルを獲ったからといって、もっとしっかりとトレーニングを積み重ねて行くことを忘れずに行きたいです。」

    「元々、応援が力になるという言葉は、スポーツをする上で綺麗事だという気持ちもありました。結局は自分の意思が強いやつが勝つんだと。でも昨日は本当に皆さんの声援が後押しになる、力になるということを実感したし、みんなの力というものを感じました。そうでなければあれだけ勇気を持って前に行けなかったと思っています。だからこそ皆さんに応援してもらえる価値のある選手にならなければいけないと感じました。」

    「今後は昨日の戦い方がベースになることは間違いないですが、更にパンチ力をアップとかコンビネーションのスピードを上げる、スタミナを更に付けていくということが課題になっていくと思っています。今更、サウスポーになったりアウトボクサーになる訳は無いですからね。」

    「(試合展開を振り返って)あのペースで12ラウンドを戦うつもりで相手を押し切るつもりでした。例えば走っている時に疲れたぁってなるとそういうペースになってしまうと思うんです、あの戦い方を続ける、崩さないつもりで12ラウンド行くつもりで戦っていました。8ラウンドや9ラウンドでKOするつもりで1ラウンドから行った訳では無いですし、昨日も試合の途中からタフな試合になると分かっていたので、(予想通りキツい試合になりましたが)7ラウンドで棄権してくれて良かったんですかね(笑)。」

    「(試合途中で笑顔も見せていましたが、あの笑顔はどういう気持ちから出たものですか?)色々な意味があったので簡単には言いきれないですけど、相手にプレッシャーを掛ける意味合いもあったし、純粋に試合を楽しんでいた部分から出たものでもありました、テンションが上がった状態ですね(笑)。」

    「(試合のポイントはどこに有ったと思いますか?)1ラウンドですね、強いて言えば1、2。3ラウンドの序盤だと思います。序盤からプレッシャーを掛けて行って、結局は物事、結果論ですから作戦が上手く行ったということです。ボディも攻めながら息づかいもどんどん荒くなって行きました。」

    「(防衛記録に興味はありますか?)あまり考えていないです、でも今は興味が無いと行っても今後、防衛数が伸びていけば自然と気になるものだとも思っています。例えば今、気にしていなくても具志堅さんの記録数が近付いてくると気になり始めるものだとも思っています。年齢的にもそうですし、具体的にやらなくてはいけない目の前の試合を一つ一つクリアしていくことが重要だと思っていますので今の時点で(防衛記録について)どうこう言うことは無いですね。」

    「(今後、希望の対戦相手を伝えたりすることはありますか?)言えないですね、帝拳プロモーションが組んでもらった試合が最善の試合だと思っているし、そういった気持ちで帝拳プロモーションに入りました。僕の仕事はファイターですし、決められた試合に勝つことだけを考えてやるだけです。先に名前を出したゴロフキンやカネロとの試合にたどり着きたい気持ちはありますが、誰とって言うことはありません。」

    「(試合を終えて家族に逢いましたか?)まだ逢っていないんです、電話は済ませたんですが息子は生意気な事を言っていましたね(笑)。" なんで試合が終わったのかわからなかったよ。" とか " パパが泣いたの初めて見た。" とか(笑)。" やったね、パパ!" とか言われるかなとも思っていたのでだいぶ期待外れでしたね(笑)。娘は可愛く、" 明日の保育園のお迎えはパパ?" と聞いてきたので、ウンそうだよと伝えました。(チャンピオンになって)初めての仕事はその迎えになると思います(笑)。」

    「(チャンピオンと呼ばれることはどう感じていますか?)こそばゆいですね(笑)。これから色んなものを証明して行って周りから本物のチャンピオン、ピープルズ・チャンピオンになって初めて胸を張れるものと思っているので、まだ村田選手と呼ばれることのほうが心地良いです。」

    「(昨日の試合を自己採点すると何点ですか?)70~80点くらいは出して良いと思います。これはネガティブな意味合いではなく、何も無いところから1点ずつ加算していっての点数で、100点から減点したものじゃないのですが、例えばゴロフキンと対した時にどうか、足りない部分は何処か、とかそういう相対的にまだまだという採点のものです。自分の能力的には100点を出して良いと思っていますし、ベストは尽くしたとも思っています。」

    「(将来の目標はやはり名前を上げたゴロフキン、カネロですか?)目標というものは常に変わるものだと思っていますし、ゴロフキンとカネロはリマッチをするというニュースも読みました。結果次第でどちらかの選手がどうなるか分からないし、別にゴロフキン、カネロだけにこだわっている訳でもありません。他にも色んな強い相手は居るし、面白い試合というのはあると思っています。ビッグファイトに繋がる試合と言っても目の前の試合の積み重ねだとも思っています。」

    「(エンダム選手についての印象は変わりましたか?)仮に僕が負けていたらというか、実際は勝者が敗者に掛ける言葉というのはどのスポーツにも無いと思っています、それは失礼でしかないですから。そうした中で前回は僕が負けたことで声を掛けたのですが、今回はエンダム選手が負けて、その上で向こうから声を掛けてくれたことは嬉しかったですね。歩み寄ってくれたことでまた新しい関係性というか友情が生まれたとは思っています。」

    「(チャンピオンになったことで得られるもの、防衛戦のリスクなどはどうですか?)リスクはもちろん有ると思いますが、正直なところ今は考えたくありませんね、少し休みたいです(笑)。ベルトを守ることの恐さや勝てるだろうという雰囲気の中で、しっかりとした気持ちを作ることの大事さも分かっているつもりです。でもチャレンジした上での失敗ならば自分に納得出来ると思うし、そういうところを見ていきたいとは思っています。」

    「(睡眠は少し取ることが出来ましたか?)サポートしてくれた方々への挨拶回りや、最後は母校の後援会などに顔を出したことで、部屋に戻ったのは3時半くらいだったと思います。今朝は6時過ぎから番組の収録がありましたのでほんの少しですが休むことは出来ました。皆さん、凄く良かったと喜んでくれましたが今までに無い感動はありました。それは声援の大きさ、応援の力だと思うし、ホームで戦えることの嬉しさだと思っています。」
  • 村田諒太がH.エンダムにTKO勝利をおさめ雪辱を果たし世界王座獲得!

    村田諒太がH.エンダムにTKO勝利をおさめ雪辱を果たし世界王座獲得!

    2017.10.22
    東京、両国国技館にて帝拳プロモーション主催、WBA世界ミドル級戦をメインとするトリプル世界タイトルマッチが行われ、メインイベントのWBA世界ミドル級タイトルマッチは同級1位の村田諒太(帝拳)がチャンピオンのアッサン・エンダム(フランス)に7ラウンド終了、エンダム選手の棄権によるTKO勝利をおさめ念願の世界王座獲得を果たしています。5月に行われた初戦の悔しさを見事晴らした村田は13勝10KO1敗、防衛に失敗したエンダム選手は36勝21KO3敗としています。なお7ラウンド終了時の採点は3対0(70-63、69-64、68-65)でいずれも挑戦者村田の優勢としています。


    セミファイナル、WBC世界フライ級タイトルマッチはチャンピオンの比嘉大吾(白井・具志堅スポーツ)が同級5位のトマ・マソン(フランス)を7ラウンド1分10秒TKOに下しています。初防衛を果たした比嘉選手は14戦全勝全KO、世界初挑戦のマソン選手は17勝5KO4敗1分としています。


    WBC世界ライトフライ級タイトルマッチは王者の拳四朗(B.M.B)が同級1位で元王者のペドロ・ゲバラ(メキシコ)に12回判定勝利をおさめています(2対0/116-112、115-113、114-114)。拳四朗選手は初防衛に成功し11戦全勝5KOとしています。王座の返り咲きに失敗したゲバラ選手は30勝17KO3敗1分です。


    アンダーカード、第3試合のバンタム級6回戦では大湾硫斗(白井・具志堅スポーツ)がアルビン・メドゥラ(フィリピン)に6回判定勝利です(3対0/60-53×2)。大湾選手は3勝2KO、メドゥラ選手は5勝全KO2敗とし来日初戦を落としています。


    第2試合のスーパーミドル級4回戦はフランス・ライトヘビー級王者のルイ・トゥータンがルスラン・シュチェレフ(ウクライナ)を4回判定に下しています(3対0/39-37×2、40-37)。トゥータン選手は8戦全勝7KO、シュチェレフ選手は13勝7KO8敗1分としています。


    第1試合、フェザー級4回戦では岡田靖弘(横浜光)が山口成也(厚木ワタナベ)に4回判定勝利です(3対0/40-36×2、39-37)。岡田選手は2勝1KO、山口選手は1勝1敗1分です。


    予備カード、バンタム級4回戦では工藤晴基(三迫)が菅直央(花形)に4回判定勝ちです(3対0/39-37×2、40-37)。工藤選手は1勝1敗、菅選手は2敗としています。


    予備カードのライトフライ級4回戦は松田烈(reason)が河野勇太(SRS)に4回判定負けです(3対0/39-37×2、39-38)。河野選手は2勝3敗、松田選手は2勝1KO3敗としています。
  • いよいよ明日決着!トリプル世界タイトルマッチの公式計量終了

    いよいよ明日決着!トリプル世界タイトルマッチの公式計量終了

    2017.10.21
    いよいよ明日のゴングと迫った東京・両国国技館、トリプル世界タイトルマッチの公式計量が21日午後、都内ホテルにて行われ、世界タイトルマッチに出場する6選手はいずれも1回で計量をクリア、明日のゴングを待つばかりとなっています。


    <WBA世界ミドル級タイトルマッチ>
    王者、アッサン・エンダム(フランス):158.75ポンド(71.9Kg)
    同級1位、村田諒太(帝拳):160ポンド(72.5Kg)


    <WBC世界フライ級タイトルマッチ>
    王者、比嘉大吾(白井・具志堅):112ポンド(50.8Kg)
    同級5位、トマ・マソン(フランス):111.75ポンド(50.6Kg)


    <WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ>
    王者、拳四朗(B.M.B):107.5ポンド(48.7Kg)
    同級1位、ペドロ・ゲバラ(メキシコ):107.5ポンド
  • 速報!吉野修一郎 対 スパイシー松下!

    速報!吉野修一郎 対 スパイシー松下!

    2017.10.21
    後楽園ホールにて日本ライト級王座決定戦&日本王座挑戦者決定戦4試合がただ今終了。メインイベントの日本ライト級王座決定戦は同級1位の吉野修一郎(三迫)が同級2位のスパイシー松下(セレス)に7ラウンド1分23秒TKO勝利、吉野選手が新王者となっています。

    じわじわと前に出る吉野とフットワークを使いリングを回る松下という初回はともに様子見といった印象を残し、混戦に持ち込みたい松下は揉み合いに行く場面を増やす2ラウンドとなります。有効打では吉野のボディや左フックが目に付きますが、トリッキーな松下の動きを追い掛けてしまうのか、ジャブが少なく手数は上がらず、3ラウンドも揉み合いの多い展開になります。4ラウンド終盤に右を好打した吉野は有効打で松下の左眉をカット、松下は偶然のバッティングで右眉もカットし両眼をカットしてしまいます。5ラウンド終了時の採点を3対0(49-46、48-47×2)とリードされた松下は展開を変えようとペースを上げますが空振りも多く効果的な反撃とは映らず、迎えた7ラウンド30秒過ぎに吉野の左フックがテンプルに入ると一瞬動きを止めその場にうずくまるダウンを喫します。立ち上がった松下でしたがダメージは深そうに映り、吉野が猛攻を仕掛けると右フックが引っ掛かったのとダメージが重なり青コーナー前で両膝を付く2度目のダウンを喫します。ここも立ち上がった松下でしたが、最後はクリンチで追撃を阻もうとするなかロープ際で連打を浴び座り込むとレフェリーがカウントを数えずに両手を交差、終了としています。吉野選手は6戦全勝4KO、松下選手は17勝2KO10敗1分としています。



    セミファイナルとなった日本ウェルター級挑戦者決定戦は同級1位の尹文鉉(ドリーム)が同級2位の矢田良太(グリーンツダ)に8回判定負けを喫しています(2対0/77-75×2、76-76)。

    お互いにジャブから試合を組み立てる初回を終え、2ラウンドは狙いすました右や左フックをヒットした矢田がハッキリとポイントを挙げます。ここまでKO負けの無いタフな尹も終盤にはやや効いた素振りも見せ、3ラウンドも矢田が良い勢いを見せながら果敢に攻め込むと尹はガードを固め致命打を防ぐラウンドとなります。対する尹は持ち味のしぶとさを前面に出しながらコンパクトなパンチで対抗、4ラウンドに良いボディブローをヒットすると、5ラウンドも身体が流れる場面の増え始めた矢田は徐々に手数が落ちてきます。やや右に頼り過ぎとも映る矢田は尹にその右を読まれ空振りが目立ち始めると、7ラウンドは尹のジャブを貰う場面が増えていきます。この回に左目上を偶然のバッティングでカットした尹は終了間際に右ストレートで顔を跳ね上げられますが、最終回はコンパクトなパンチを見せ、序盤の矢田、後半の尹といった接戦は終了のゴングを聞いています。矢田選手は15勝12KO4敗、尹選手は18勝4KO5敗3分としています。



    第3試合の日本フェザー級挑戦者決定戦は同級1位の岩井大(三迫)が同級2位の源大輝(ワタナベ)に8回判定負けを喫しています(3対0/78-75、77-75、77-76)。

    パワーの源、手数の岩井といった展開はお互いに主導権を掴もうと激しいペース争いの序盤となります。両者とも前傾姿勢の多いスタイルとあって肩越しのパンチが目に付きますが、サウスポースタンスにスイッチしながら源が3ラウンド残り40秒で右を好打すると岩井は身体をよろめかし歓声が上がります。すぐに右をカウンターで返した岩井でしたが、右眉を有効打でカットするとドクターチェックが入ります。かなりの出血となりますが続行となり、4ラウンドにも岩井が左眉を有効打でカットします。ジャブ中心に挽回を図る岩井に対し、5ラウンド終盤にも2度目となるドクターチェックが入るものの続行となりますが腫れも目立ってきます。6ラウンドはお互いに良い右を打ち込んだ白熱の展開のなか、今度は岩井が左頬を有効打でカット、7ラウンドは前に出る源に対し、退がりながらではあるものの岩井の有効打が勝り、顔面を真っ赤に染めながら手を出す姿に岩井コールが沸き起ります。残り20秒で3度目となるドクターチェックが入り、ストップも思わせますが続行、最終回も両者とも懸命に手を出し合う中でゴングが鳴ると、会場から両選手に拍手が送られています。源選手は14勝11KO5敗、岩井選手は21勝7KO5敗1分としています。



    第2試合、日本バンタム級挑戦者決定戦では同級2位の菊池永太(真正)が同級3位の鈴木悠介(三迫)に7ラウンド2分18秒TKO負けです。

    サウスポーの鈴木が左を上下に散らす幕開けとなりますが、固さの見える菊池も左を見せながらいきなりの右を出して対抗します。しかし2ラウンド開始早々に右、左とパンチを食ったところへ足が引っ掛かると菊池が膝を着くダウンを喫します。スリップとアピールしますがカウント8で再開、続いて左ストレートを食い2度目のダウン、右フックを引っ掛けられ3度目のダウン、左を食い両手を着くダウンと菊池が4度のダウンを喫します。いずれのダウンも鈴木のサイドからの攻撃に対応が遅れ、バランスを崩したようなダウンが多く深いダメージには映らず、3ラウンド以降はジャブ、ワンツーを軸に前進、手数で挽回を図ります。しかし終盤、やや単調になり直線的に追い込もうとするところへいきなりの左を食う場面が増え始め、迎えた7ラウンドに赤コーナー前で連打を受け防戦一方となるとレフェリーが割って入り終了となっています。鈴木選手は9勝6KO3敗、ストップに不満の表情を見せた菊池選手は20勝8KO5敗4分としています。



    第1試合はフライ級挑戦者決定戦。同級1位の長嶺克則(マナベ)は同級2位の星野晃規(M.T)と8回引分に終わり、優勢点で長嶺が挑戦権を獲得しています(1対1/77-75:星野【福地】、78-75:長嶺【染谷】、76-76【中村】)。長嶺選手は14勝10KO1敗1分、星野選手は14勝9KO7敗2分としています。
  • WBA世界ミドル級戦調印式、試合前最後の公式会見が無事に終了!

    WBA世界ミドル級戦調印式、試合前最後の公式会見が無事に終了!

    2017.10.20
    19日のWBCフライ級&WBCライトフライ級戦に続き、20日にはメインイベントとなるWBA世界ミドル級タイトルマッチの調印式と記者会見が都内ホテルにて行われ、トップランク・プロモーションのボブ・アラム・プロモーターも会見に出席、2日後に迫った大一番がますます華やいできています。試合前最後の公式会見でもありインタビューにも熱がこもっています。


    村田諒太「まずこの試合を造ってくれた関係者の皆さんにありがとうと言いたいです。こうして横にボブ・アラム・プロモーター、そしてリング・アナウンサーにはジミー・レノン Jr. さんという小さい頃から夢に見ていた環境に興奮しています。この環境に感謝しながら戦える試合が楽しみです。」

    「(試合展開について)僕に出来ることと言ってもやることは大して変わらないと思っています、プレッシャーを掛けてパンチを打ち込むという事だけです。今回、ナイキ社の造ってくれたTシャツ " MAKE THIS OURS " にあるように、僕だけの力じゃなくてみんなで造っていく、みんなで勝利を勝ち取りたいという想いです。日曜日、必ず勝ちます。それだけです。」

    「(初戦を踏まえて、今回のダイレクトリマッチにプラスに働く部分は?)前回は自分の力が世界のトップにどれだけ通用するのか半信半疑なところがありました、今回は自信を持って殴れるというところが大きいと思います。」

    「(エンダム選手は勝つ可能性について1000%と話していますが?)自分は確率というか100とか1000とかいう数字を出すとあとは引き算しかない訳ですからね、あまりそういう数字を口にするのはどうかなと思います。すみませんがそれが答えです。」

    「(今回手にしたいもの、証明したいものは何ですか?)手にしたいものはベルトです。実力も知名度も前回の試合である程度証明出来たと思っています。今はまずベルトが欲しいです。(証明したいものは)ベルトを獲ってから始まるストーリーもあると考えています、まずはベルトです。」

    「(前回のプレッシャーとは違うものがあると思いますが、どうやってプレッシャーを克服しますか?)正直なところプレッシャーはあります、注目も期待されているのも分かっているつもりです。でもプレッシャーから解放される魔法など無いですし、プレッシャーは引き連れて戦うものだと思っています。」




    アッサン・エンダム「記者会見に集まって頂いた皆様、こんにちは。この試合に向けて、セバスチャン・アカリエス・プロモーター、帝拳プロモーション、そしてボブ・アラム・プロモーターに感謝します。日本は2度目の試合になりますが、ここは2つ目のホームタウンだと思っています、それは空港に着いた時からもてなしてもらったことから感じていました。そして今回一緒に来日したメンバーだけでなく、(トレーニングを積んだ)マイアミにも、そしてパリにもサポーターはたくさん居ます。今回はフィアンセも来日してくれて心身ともにサポートしてもらっているし、来日してくれた友人も多く、本当にホームタウンに居るような感覚で試合に臨めます。試合は2日後ですが準備は万端です。初戦よりも良いコンディションで臨めると思うし。良い試合を魅せられると思います。」

    「前回はスプリットの結果という厳しいものでした、周りには私の勝ちを推す人も居れば負けという人も居ました。今回はそういう声を乗り越えた試合を魅せなければいけないという気持ちもあります。勝つ確率ですか?1000%です、試合が待ちきれません。皆さんにも楽しんでほしいです。」

    「(初戦を踏まえて、今回のダイレクトリマッチにプラスに働く部分は?)初戦からの5ヶ月間、毎日この試合に向けて気持ちを集中してトレーニングを積んできました。前回のミスを生かして、全身全霊を懸けてトレーニングに励んできました、その全てがアドバンテージだと思っています。」

    「(村田とは良い友人関係に見えるがリングの上で影響はありますか?)村田選手は他の選手と違うということはずっと思ってきました。そして人間的にも素晴らしいと思うし、私が唯一、試合を終えても友人といえる選手です。それは村田選手の人柄だと思いますが、リングの上では影響ありません。」



    ボブ・アラム・プロモーター「(初戦の印象をどう感じましたか?)初戦の時は妻の体調が芳しくなく来日することが出来ませんでした、ですから直接ではなくテレビで見た訳で画面を通しての試合になりますが、私はあの判定結果には大いに疑いが有ると感じました。しかし、試合後のWBA会長の対応からも分かるように、しっかりと再考されたためにこのダイレクト・リマッチとなりました。これはボクシングの良いところだと思います、初戦の印象は踏まえずにしっかり観たいと思っています。」

    「(村田が勝利した場合の今後の予定は?)もし日曜日に村田選手が勝ったら、帝拳プロモーションの本田会長と将来的なことを話して行きたいと思っていますが今後、日本だけでなく来年には是非アメリカで試合を組みたいと考えています。今回もアメリカ最大のスポーツ・ネットワーク、ESPNがタイトルマッチを生中継することが決まりましたが、アメリカとの時差があるため、アメリカ東海岸のニューヨークやマイアミなどは朝7時の中継となります。日曜日の早朝となりますが、このタイトルマッチの重要性を考慮してESPNはすでに再放送も18時30分から放送することが決まっています。また今回は私だけでなくブラッド・グッドマン・マッチメイカーも同行していますので、今後の計画についてもより具体化して行けると考えています。」
  • WBCフライ級&WBCライトフライ級戦の調印式と記者会見

    WBCフライ級&WBCライトフライ級戦の調印式と記者会見

    2017.10.19
    タイトルマッチまであと3日!19日午後、都内ホテルにてWBC世界フライ級タイトルマッチ&WBC世界ライトフライ級タイトルマッチの調印式と記者会見が行われ、出場する4選手が調印式を終え、インタビューでは意気込みを語っています。今回のWBC世界戦グローブはウイニング社製8オンスのグローブとも決定していますが、明日20日はWBA世界ミドル級タイトルマッチの調印式および記者会見が予定されています。なおフジテレビより22日に行われるトリプル世界戦の前売チケットは完売、当日券の販売も無い事がアナウンスされました。


    <WBC世界フライ級チャンピオン、比嘉大吾(白井・具志堅)>
    「試合までもう3日と迫ってきていますが調子も良くて、あとはやるだけという気持ちです。12ラウンドあるうちに絶対に倒して勝ちたいです。過去の沖縄の先輩方と同じく攻めのボクシングを魅せて、沖縄だけでなく全国のファンに感動を与えたいと思います。(連続KO記録へのこだわりは?)最初のうちは勝てば良いかな、と思っていましたが、練習もどんどんハードになってきて、これだけやって判定勝ちじゃ納得いかないという気持ちが湧いてきたのが最初です。試合の1ラウンドから12ラウンドの中で倒せれば良い、と思っています。」

    「(挑戦者は)身長も高いし、距離も長く、でも近い距離も苦手に見えない。正統派といったスタイルでガードも高いし崩しにくいと思いますが、自分もしっかり練習してきました、勝ちは渡さないという気持ちです。(前回の試合はメキシコ製のグローブを選択したが、今回は日本製のグローブを選択した理由は?)色んなグローブを使ってコレクションにしたい、と思っただけで意味はあまり無いです(笑)。」


    <WBC世界フライ級5位、トマ・マソン(フランス)>
    「今は最終チェックの状態で試合が近づいてきてモチベーションも上がっています、あとは全力を尽くしてやるだけという心境です。(チャンピオンの連続KO記録を聞いてどう思うか?)戦績を聞いても怖くないし、私は今までの選手とは違うというところを見せたいですね。」


    <WBC世界ライトフライ級チャンピオン、拳四朗(B.M.B)>
    「体調も万全です、今日しっかり汗を掻いて、明日はゆっくり映画を観たり、買い物したりリラックスしたいです(笑)。前回は挑戦者としてリングに上がりましたが、今回はチャンピオンの自覚を持って、チャンピオンらしく戦いたいと思います。(挑戦者の印象は)元チャンピオンでもあり強い選手ですが、でも現在のチャンピオンは僕なんで、強いというところを見せたいです。(目標とする展開は)パンチを貰わずに当てて圧勝したいです。でもKOは流れの中であって、焦って狙いには行かないです。」


    <WBC世界ライトフライ級1位、ペドロ・ゲバラ(メキシコ)>
    「最高の体調です、このタイトルマッチは必ず勝ちます。試合の鍵となるのはお互いの意欲だと思っています、意欲なら誰にも負けません。(最近はメキシコと日本でベルトの取り合いをしているが)タイトルが行ったり来たりするのはただの偶然でしょう、日本は3度目のリングですがメキシカンらしく正々堂々と戦いたいと思います。」
  • 両国国技館で行われるトリプル世界タイトルマッチの予備健診が終了

    両国国技館で行われるトリプル世界タイトルマッチの予備健診が終了

    2017.10.18
    WBA世界ミドル級タイトルマッチをメインに、WBC世界フライ級戦、WBC世界ライトフライ級戦が行われる10月22日(日)トリプル世界戦の予備健診が18日午後、都内ホテルにて行われました。世界戦公式行事の中で対戦者と初めて顔を合せる場でもあり、いよいよ対決の熱気も増しています。


    予備検診の主要結果は以下の通りです。
    【WBA世界ミドル級タイトルマッチ(左側がチャンピオン、右側が挑戦者です)】
    <身長>
    180.5cm/183.0cm

    <胸囲>
    98.0cm/99.0cm

    <首まわり>
    39.0cm/41.0cm

    <視力>
    左右:2.0/左:2.0、右:1.2

    <リーチ>
    188.0cm/187.5cm

    <脈拍>
    48/54(分)

    <体温>
    36.8℃/36.8℃




    【WBC世界フライ級タイトルマッチ(左側がチャンピオン、右側が挑戦者です)】
    <身長>
    160.8cm/167.0cm

    <胸囲>
    98.0cm/90.0cm

    <首まわり>
    35.5cm/34.5cm

    <視力>
    左右:2.0/左右:0.7

    <リーチ>
    166.0cm/172.0cm

    <脈拍>
    42/71(分)

    <体温>
    36.5℃/36.7℃




    【WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ(左側がチャンピオン、右側が挑戦者です)】
    <身長>
    164.3cm/162.5cm

    <胸囲>
    83.0cm/91.5cm

    <首まわり>
    34.0cm/34.0cm

    <視力>
    左:0.8、右:0.7/左:1.5、右:2.0

    <リーチ>
    163.5cm/170.0cm

    <脈拍>
    43/50(分)

    <体温>
    36.9℃/36.9℃
  • WBA世界ミドル級チャンピオンのアッサン・エンダムが世界戦公開練習

    WBA世界ミドル級チャンピオンのアッサン・エンダムが世界戦公開練習

    2017.10.17
    WBA世界ミドル級王座初防衛を目指すべく10月22日(日)のゴングを前にチャンピオンのアッサン・エンダム(フランス)が17日午後に帝拳ジムにて世界戦恒例となる公開練習を行いました。ペドロ・ディアス・トレーナー、オスワルド・ノルデロ、ルノー・レナルド両サブ・トレーナーとともにインタビューに応じたチャンピオンのエンダムはおよそ30分のインタビューを終え、シャドーやディアス・トレーナーとのミット打ちなどで汗を流しています。



    雨模様の続く東京ですが「雨は気にしていません、我々はいかなる状況でも調整しなくてはいけませんからね。」と述べ順調なコンディションと応えています。「コンディションはとても良い状態を維持しています、とても良いトレーニング・キャンプを積んできましたが、その良い状態を継続しているといった状態です。場所もマイアミやハンブルグ、パリなどでトレーニングを積み重ねてきました。その場所に応じ適応しながらのメニューとなりましたが、全てペドロ・ディアス・トレーナーがメニューを組んでくれたものです。」

    「私はこれまでに2度負けていますが、いずれもリマッチを希望しながら叶いませんでした。ダイレクト・リマッチは初めての経験ですが、こうしたリマッチというのは良い事だと思います。例えばスパーリング・パートナーとも同じで、最初は様子を見て探りを入れながらのスパーリングになりますが、2度3度と重ねていくと相手の色々な部分が理解出来てより良いスパーリングになるのと同じです。相手のことを理解した上で戦えるというのは良い事だと思います。弱いところも強いところも分かっているというなかで戦えるのは良い事だと思うし、だからこそ前回のダウンのようなパンチを2度と貰わない自信もあるのです。」

    「(村田はKO決着を狙うとコメントしているが?)直接、村田に伝えたいと思うが、そのフィニッシュに対する返事をする前に12ラウンド、しっかりと戦えるコンディションを整えて向かってきて欲しいということです。そして12ラウンドに進む前に倒れているとすれば、それは私では無くあなたです。試合に勝つ自信ですか?100%じゃないと言うのなら1000%です(笑)。」

    「(ダイレクトリマッチについて特別な練習は?)特別なテクニックを磨くとか何かを特に警戒するというのではなく、自分のボクシングを磨くということだし、それはお互いに言えることだと思います。(村田は)右ストレートが強い、と皆さんは言いますがパンチというものは両方の手から繰り出されるものです。そしてもちろん私も両方のパンチを持っています。リマッチはお互いの作戦のぶつかり合いなのです。」

    「(前回の4ラウンドに喫したダウンはダメージとしてどの程度のものか?)確かにノックダウンというものはその後の試合展開に影響を残すことが大きいです、そして私はノックダウンをしたことは初めてではありません。しかしあのノックダウンについては数十秒後には自分の調子が上がっていく、火が付いたことを実感しました。そしてダメージとしては大したものは感じませんでした。」

    「(10月22日の試合に勝った後のプランはありますか?)ミドル級のベストと言われている選手、ビッグネームと戦って行きたいと思っています。もちろん週末の村田戦に集中しているし、しっかり勝ったあとの事です。」

    「(世界チャンピオンになってフランスでどのように環境が変わりましたか?)様々なことが変わりました、チャンピオンベルトを持ち帰って周りもとても喜んでくれましたが自分自身の中身は特に変わっていないと思っています。試合が終わってからすぐに次の試合に向けて練習も開始しましたからね。今回、チャンピオンベルトを持ち帰れば、また周囲の環境は変わるかもしれませんが、私自身は何も変わりません。」

    「10月22日の日曜日、嵐が起きるでしょう。その嵐は私が巻き起こすものだし、アフリカン・サムライがリングに見参するということです。サムライは喜ぶとバンザイをすると聞いています、試合に勝ってバンザイをするだけです。」
  • 大嶋剣心「1月30日はアマチュア2冠の相手に技術で勝ちたいです」

    大嶋剣心「1月30日はアマチュア2冠の相手に技術で勝ちたいです」

    2017.10.17
    16日、後楽園ホールにてB級トーナメントの初戦が行われ大嶋剣心(帝拳)が森拓也(reason)を5ラウンド1分43秒TKOに下し、1月30日の金澤宣明(ワールドスポーツ)戦に駒を進めています。最後は有効打を集めてタオル投入によるTKO勝利を手にした大嶋は3勝全KO1敗とし、次戦に向けて、「今回の試合内容は良くはありませんでしたが無事に5ラウンドTKOで勝つことが出来ました。良かったことはパワー自慢の相手にパワーで勝てたことが嬉しいです。1月30日はアマチュア高校選抜、インターハイの2冠王者が相手になりますが、技術が凄いと聞いているので、次は技術で勝ちたいと思います。」と気を引き締めています。森選手は戦績を6勝5KO3敗としています。
  • WBCフライ級5位のトマ・マソン、WBCライトフライ級1位のペドロ・ゲバラが公開練習

    WBCフライ級5位のトマ・マソン、WBCライトフライ級1位のペドロ・ゲバラが公開練習

    2017.10.16
    10月22日(日)のトリプル世界タイトルマッチを前に、WBC世界フライ級5位のトマ・マソン(写真/フランス)とWBC世界ライトフライ級1位のペドロ・ゲバラ(メキシコ)両挑戦者が16日午後、帝拳ジムにて公開練習を行いました。



    先にインタビューに応じたゲバラは今回が3度目の来日となります。「ここまで厳しいトレーニングを積み重ね、コンディションも最高、素晴らしい状態です。22日はファンの皆さんに満足してもらえるような試合を魅せたいと思っています。トレーニング・キャンプはメニューとしてはいつも通り、気持ちを入れてフィジカル面とメンタル面の両方をバランス良く鍛えてきました。勝利のためのトレーニングを積んできました。」

    「拳四朗選手の印象はキャリアの短いうちに世界チャンピオンになった選手でスピードがある選手と考えています。(ガニガン・)ロペス戦は私は引分けに感じましたが、ジャッジは拳四朗選手の勝利を推したようですね。でも競った良い試合だったとは思います。」

    「日本で世界チャンピオンになった私がまた再びこうして日本に来ることが出来て本当に嬉しいです、またこの地で世界チャンピオンになりたいですね。このチャンスを失うことなく必ず世界チャンピオンに返り咲きたいと思っています。判定でもKOでもはっきりと勝ための試合をしたいと思っています。確かにより攻撃的にならなければいけないとも思っています。(世界王座を失ってから)長い期間待って、もうチャンスは来ないかもしれないと考えた時期もありました。だからこそ厳しい練習にも耐えてきたし気持ちも最高潮です。」とハキハキとコメント、シャドーやサンドバッグなど約1時間の練習を終えています。



    初来日となるマソン選手は「日本は初めてでまだ着いたばかりですが、皆さん非常に優しくて良い印象を持ちました。食べ物ですか?まだ寿司しか知りません(笑)。(自分を客観的に見て)打ち合いが好きだと思いますが、ディフェンスにも自信があります。これまでダウン経験はありません、(フライ級として上背は)確かに有る方だと思いますがリーチや身長の差が生きる試合もあればそうではない試合も有ります、必ずしも優位とは思っていません。」

    「(比嘉選手の映像は)何試合か見ました、攻撃が得意でスタミナもありそうな印象を持ちました。世界チャンピオンですからもちろんリスペクトする気持ちはありますが、22日は精一杯戦うつもりです。(チャンピオンは全勝全KOですが?)単純に全勝全KOは凄いと思いますが、チャンピオンも相手によって攻め方を変えているはずですし、今回も自分が相手ですからどうなるかは分かりません。」

    「こうして日本に来ることが出来て素晴らしい興行の中に加われることが出来て誇りに思います。もちろん緊張感もありますが、勝つために平常心で戦いたいと思います。初めての日本ですがフランスよりも少し肌寒く、これほどの長旅も初めてなのでコンディションにどれだけ影響を及ぼすかと考えていましたが、今のところとても調子は良いです。減量も予定通りであと1週間で仕上げられると思います。」
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