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  • WBA世界スーパーバンタム級戦、両選手とも計量クリア!

    WBA世界スーパーバンタム級戦、両選手とも計量クリア!

    2017.04.08
    明日9日、エディオンアリーナ大阪第1競技場で行われる、WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチの公式計量が先ほど行われ、レギュラーチャンピオンのネオマール・セルメニョ(ベネズエラ/33戦26勝15KO5敗1分1ノーコンテスト)が121.5ポンド(55.1Kg)、同級8位の久保隼(真正/11戦全勝8KO)は121.75ポンド(55.2Kg)と若干軽く仕上げています。

    なお当日第5試合にあたるこの試合は関西テレビが同日16時から生中継(関西地区のみ)、BSフジでも同日17時から録画中継する予定となっています。


    第1試合開始は13時となっているアンダーカードの計量も予定通り行われ、第3試合で行われる日本ミニマム級王座決定戦、同級1位の小西伶弥(真正/12戦全勝5KO)選手、同級2位の谷口将隆(ワタナベ/6戦全勝4KO)選手ともリミット105ポンド(47.6Kg)でクリアしています。


    第4試合、OPBF東洋太平洋ライト級タイトルマッチは王者の中谷正義(井岡/13戦全勝8KO)選手はリミット135ポンド(61.2Kg)、同級12位のカエファー・トー・ブアマス(タイ/24戦23勝16KO1敗)選手は134.75ポンド(61.1Kg)でクリアとしています。


    第6試合、フェザー級8回戦では日本スーパーバンタム級11位の中澤奨(大阪帝拳/10戦9勝4KO1敗)のフェザー級転向初戦です。OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級11位のジョン・レイ・ロガティマン(フィリピン/11戦5勝1KO4敗2分)を相手に中澤選手は125.75ポンド(57.0Kg)、ロガティマン選手は123.5ポンド(56.0Kg)としています。


    最終試合となる第7試合のスーパーライト級8回戦では日本ライト級13位の前田絃希(グリーンツダ/6戦4勝1KO2敗)選手が140ポンド(63.5Kg)、来日3戦目となるエーカジャカパン・モークルンテープトンブリー(タイ)選手は133.75ポンド(60.6Kg)でそれぞれクリアしています。
  • 5月20日のトリプル世界戦に続き21日もダブル世界戦

    5月20日のトリプル世界戦に続き21日もダブル世界戦

    2017.04.05
    3日に発表されたトリプル世界戦に続き、4日午後にも大橋ジムが会見を開き21日に同じく東京・有明コロシアムにてダブル世界タイトルマッチの開催が発表、2日間で5試合の世界タイトルマッチが有明で行われることとなっています。メインイベントはWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチとしてチャンピオン、井上尚弥(大橋/12戦全勝10KO)選手が同王座5度目の防衛戦として、同級2位のリカルド・ロドリゲス(米国/19戦16勝5KO3敗)と対戦します。


    井上選手の同王座2度目の防衛戦で判定負けを喫しており、先日も前世界王者のC.クアドラスに善戦したダビ・カルモナには2戦して2敗というロドリゲスですが、WBOラテン同級王座を防衛しながら2月にはWBO15位で全勝のC.ナルバエスに初黒星を付けるなど良い勢いを見せています。王者が6度目の防衛成功か、挑戦者が初挑戦で番狂わせを起こすのでしょうか?


    もう一つの世界戦はIBF世界ライトフライ級チャンピオンの八重樫東(写真/大橋/30戦25勝13KO5敗)が暫定チャンピオンのミラン・メリンド(フィリピン/37戦35勝12KO2敗)を迎える統一戦となっています。長所はテクニック、短所は精神面の弱さというメリンドですが暫定王者となって自信を付け一皮剥けたかどうかが鍵と言えそうですが、こちらはメインと異なり実力伯仲、王者同士の勝負が見られそうです。
  • 5月20日に有明コロシアムにてトリプル世界戦発表、3選手が意気込み!

    5月20日に有明コロシアムにてトリプル世界戦発表、3選手が意気込み!

    2017.04.03
    5月20日(土)、東京・有明コロシアムにて開催されるトリプル世界タイトルマッチについての発表会見が3日午後、都内ホテルにて行われました。メインイベントはWBA世界ミドル級王座決定戦、同級2位の村田諒太(帝拳/31歳/12戦全勝9KO)が同級1位のアッサン・エンダム(フランス/33歳/37戦35勝21KO2敗)と対します。そしてWBC世界フライ級タイトルマッチは同級1位の比嘉大吾(白井・具志堅/21歳/12戦全勝全KO)がチャンピオンのファン・エルナンデス(メキシコ/30歳/36戦34勝25KO2敗)に挑戦。WBC世界ライトフライ級タイトルマッチは同級4位の拳四朗(B. M. B/25歳/9戦全勝5KO)がチャンピオンのガニガン・ロペス(メキシコ/35歳/34戦28勝17KO6敗)に挑むボクシングファン必見の世界3試合となっています。なおWBAミドル級1位のエンダム選手はランキング等でハッサン・ヌダム・ヌジカムとしてきましたが現地関係者に確認の上、今後は「アッサン・エンダム」とします、ご了承ください。


    前売チケットは4月10日(月)からチケットぴあにて発売開始、特別リングサイド(5万円)、指定席A(3万円)、指定席B(2万円)、指定席C(1万円)、指定席D(6千円)とし自由席の販売はございませんのでご留意の上お買い求めくださいますようお願いします。


    3選手が出席した会見ではそれぞれが熱い想いを述べています。村田は「本日はこうしてお集まり頂きありがとうございます。世界タイトルマッチが日本で出来るということをとてもありがたく思います。プロに入る前にミドル級は大変だと聞かされてきましたが、それはフアイターにとって厳しいものだという認識でしたが、そうではなくて世界タイトルマッチを組むことが大変だということが良く分かり、帝拳プロモーションの本田会長、電通、フジテレビ、この試合を組むことに尽力いただいた方々に本当に感謝しています。こうした恩恵に結果で返せるようにベストを尽くします。」

    「すでにスパーリングは始めていますし、順調に来ていますが、あくまで練習であり試合までの1ヶ月半でしっかり仕上げていきたいと思います。ボクシングを始めた理由の一つに自分がどれだけ強いのか、と思えることが大切としてそこを求めてやってきました。この相手に勝てば自分は強いと胸を張って言えると思うし、試合がとても楽しみです。自分に無いもので勝負をしようとは思っていません、今持っている良いところで勝負できるかどうかが鍵だと思っています。」

    「ボクシングの一番の魅力の一つはオープニングとエンディングが紙一重というところだと思います。確かにこの世界戦に勝てばオープニングと言えるかもしれないが、負ければ一気にエンディングになるかもしれません。そこがボクシングの醍醐味でもあると思っています。そういう部分も皆さんに楽しんでもらえればと思います。」

    「僕のボクシングの良いところは前に出てパンチを出すこと、殴りかかることだと思っています。それが通用するかしないかだと思います。この試合は間違いなくタフな試合になると思います、相手は1つの試合で4度や6度倒れることもありますが、ダウンしたラウンド以外はポイントを獲っているような一筋縄では行かない選手ですし、海外では " Knockout of the Year " にノミネートされるようなKO勝利もある危険な相手ですが、この相手に勝てば初めて自分は強いと思える相手だとも思っています。」

    「金メダリストから世界チャンピオンというところは正直、個人的にそこにこだわりはありません。いつまでも金メダリストという肩書もどうかと思いますが、金メダリストだからこそここまで多くの方々に色々とサポートしてきてもらえていることも分かっています。その恩恵を結果で返したい、それだけです。」

    「プロに入って4年、ちょうど良い時期だと思っています。判定が続いた試合もあったけれどそういった時期を乗り越えて今が有ると思っているし、強いて言えば去年の4試合は良かったと思っています。アマチュアからプロにいつアジャスト出来たかというのは現在の自分から見て過去の試合を分析する以外に無いし、具体的にいつとは分かりませんが、去年の4試合で自信を一層深められたのは事実です。」

    「ファンでもあるフェリックス・トリニダードやバーナード・ホプキンスらが巻いていたベルトではありますが、たまたまこのベルトを巻くチャンスをサポート頂いた方々のおかげで手にしただけで、この試合に勝ったとしてもグレートの仲間入りが出来るわけじゃないことは十分分かっています。彼らはベルトを巻くこと以外に成し遂げてきたものが大きいし、そこまで考えるゆとりは無いのが正直なところです。」

    「(WBO王者のビリー・ジョー・ソーンダースも)標的ではありましたが、相性どうこうで変わったわけではありません。ソーンダースならやりたいとか簡単に言える相手でもないし、まして世界チャンピオンですから、この階級の世界チャンピオンは誰でも強いです。ただソーンダースよりは(エンダム選手のほうが)世界的な評価も高いし、くぐってきた正念場の数も上だと思っています。勝った時の価値は高いと思っています。」


    全勝全KOレコードで世界に挑む比嘉選手は、「この試合が決まる前から、前回の試合が終わってからずっとハードなトレーニングを続けてきたし、コンディションは大丈夫だと思います。相手はキャリアも上だし技術も上だし、アウトボクシングもインファイトも出来る強いチャンピオンですが、そこを自分のボクシングで捕まえて打ち合いに持っていって、打ち勝っていくというスタイルで行きます。この試合もKO勝利を狙います!5月20日は1ラウンドから自分のボクシングを出していって盛り上がる試合にしたいと思います。」とコメントしています。


    拳四朗選手は、「絶対に勝って世界を獲ってやろうという気持ちです。コンディションはバッチリですがもっと仕上げて行きます、自信はあります!足も使うチャンピオンですが、そこも負けずにジャブをバシバシ当てて行きたいと思います。こっちのパンチを当てて、相手のパンチは貰わない、圧勝できるような試合を魅せたいです。5月20日は絶対に世界チャンピオンになるので応援よろしくお願いします!」と応えています。
  • 速報!レネ・ダッケル 対 川口勝太!

    速報!レネ・ダッケル 対 川口勝太!

    2017.04.02
    2日、エディオンアリーナ大阪第2競技場にてOPBF東洋太平洋スーパーフライ級タイトルマッチが行われ、王者のレネ・ダッケル(フィリピン)が同級10位の川口勝太(堺東ミツキ)に12回判定勝利(2対1/115-113×2:ダッケル、115-113:川口)、王座防衛を果たしてます。

    通算戦績を19勝6KO6敗1分とし2度目の防衛に成功したダッケル選手は来日戦績も3勝1KO3敗1分としています。敗れた川口選手は20勝8KO8敗1分です。
  • WBO世界ライトフライ級タイトルマッチは全勝対決

    WBO世界ライトフライ級タイトルマッチは全勝対決

    2017.03.29
    畑中ジムが28日に記者会見を開き、WBO世界ライトフライ級チャンピオン、田中恒成(畑中/8戦全勝5KO)選手の初防衛戦を5月20日(土)に愛知、武田テバオーシャンアリーナにて開催し、挑戦者には同級1位のアンヘル・アコスタ(プエルトリコ/16戦全勝全KO)を迎えることを発表しています。


    日本フットサルリーグ、名古屋オーシャンズのホームスタジアムとなっている会場で全勝対決に臨む王者は「倒して勝つ!」と自信満々、アコスタ選手が指名挑戦権を勝ち取った2月の試合もリングサイドで観戦、試合後はともに写真にも収まっており顔見せは済んでいる両者の対決です。なお試合は16時からCBCテレビにて生中継されることも発表されています。
  • 村田諒太の次戦に向けてメキシコからスパーリング・パートナーが来日

    村田諒太の次戦に向けてメキシコからスパーリング・パートナーが来日

    2017.03.28
    12戦全勝9KOのレコードを持つWBA&WBOミドル級2位、村田諒太が13戦目となる次戦に向けて、実戦練習を本格化すべく2人のスパーリング・パートナーがメキシコから到着しました。自身5戦目でも対戦したアドリアン・ルナと最新試合でもある昨年12月に対戦したブルーノ・サンドバル両選手が来日しています。


    「" 昨日の敵は今日の友 " みたいな感じになってしまいましたが、ちょっと気遣う気持ちも無い訳では無いですけどそこはきっちりと割り切ってしっかり濃いスパーリングを積んでいきたいと思います。今回もメキシコから2人もパートナーを呼んでもらいジムには本当に感謝です。それにしてもあの2人、身体がデカくゴツくなってませんか(笑)?」と気持ちを締めてトレーニングに励むと述べた村田です。
  • 速報!中川健太 対 船井龍一!

    速報!中川健太 対 船井龍一!

    2017.03.22
    22日、後楽園ホールにて日本スーパーフライ級タイトルマッチがただいま終了しました。日本スーパーフライ級タイトルマッチは王者の中川健太(レイスポーツ)が同級1位の船井龍一(ワタナベ)に7ラウンド2分59秒、タオル投入によるTKOで船井が新王者となっています。

    ジャブに加え、いきなりの右を浅くヒットした船井に対し、中川はやや大振りによる空振りが目立ち終盤には早くも偶然のバッティングで眉間をカットします。2ラウンド終盤にも船井の左フックで中川がバランスを崩すなど挑戦者の良いペースとなりますが、固さも取れたか徐々に中川も良い動きを見せはじめます。5ラウンド終盤に良い左ストレートを当てた中川ですが、5ラウンド終了時の採点で2対1(49-46×2:船井,48-47:中川)とリードされます。開始から頭を付け合う展開となった6ラウンドは至近距離での巧さで船井が一歩上を行き、中川は右フックがチョップ気味になるうえにやや出血が気になるのか度々、左目を拭います。迎えた7ラウンド中盤、左右フックをヒットした船井がロープに押し込み連打を浴びせると、最後は右ストレートをクリーンヒットし中川は赤コーナー前で背中からダウンします。立とうともがき再びバランスを崩したところでタオル投入、試合終了となっています。船井選手は27勝19KO7敗、初防衛に失敗した中川選手は13勝9KO3敗1分としています。なお6ラウンドまでの採点は2対0(59-55×2【安部、杉山】57-57【飯田】)となっています。


    セミファイナル、ウェルター級8回戦は2度の日本王座挑戦経験を持つ稲垣孝(フラッシュ赤羽)が垂水稔朗(協栄)に8回判定負けを喫しています(3対0/77-75、79-74、79-73)。

    上背で勝る垂水は丁寧にジャブから崩そうとしますが、稲垣はトリッキーな動きを交えながら持ち前のキャリアとクリンチワークでペースを引き寄せようとします。ジャブ、ワンツーの後に繋げたい垂水は3ラウンド序盤に右フックをアゴにヒットすると稲垣はバランスを崩しますが、すぐにクリンチでピンチを凌ぎます。頭を下げながら出てくる稲垣のクリンチワークに攻撃を分断されながらも4ラウンドは左フックや右アッパーを合わせる場面を作った垂水でしたが5ラウンド早々に偶然のバッティングでおでこから出血、ドクターチェックが入ります。再開後も稲垣の身体を預けながら作る揉み合い中心の展開に手を焼きながらも垂水は6ラウンドにジャブをヒットし稲垣の顔を跳ね上げます。7ラウンドにも頭から突っ込むなと注意を受けた稲垣ですが、セミセミとは打って変わり盛り上がりに欠ける展開はそのまま終了のゴングを聞いています。垂水選手は6勝3KO3敗3分、稲垣選手は18勝8KO15敗2分としています。


    アンダーカード、第5試合の50.0Kg契約8回線は戸高達(レパード玉熊)が太田輝(五代)に6ラウンド33秒負傷TKO負けを喫しています。

    開始と同時に太田がテンポ良くジャブから試合を組み立てようとしますが、戸高もじわじわとプレスを掛け距離を潰していくと2ラウンド半分が過ぎたところで戸高の右フックが太田の首筋にヒットし片膝を付くダウンを喫します。すぐに立ち上がり足を使いながら再びジャブ中心の反撃を見せる太田が持ち味の手数を見せ、戸高はプレッシャーを掛けて行く一進一退の攻防を見せる中、4ラウンドに戸高の左まぶたから出血、太田の有効打とコールされます。TKOを危惧したか、5ラウンドに入り戸高がペースを上げて連打を放っていきますが、太田も踏ん張りを見せ見応えある攻防のなか残り50秒というところでドクターチェックが入りますが続行、その後も懸命に手を出し合う好ファイトに観客から拍手が沸き起ります。6ラウンドも開始から両者ともパンチの交換を繰り返しますが出血が止まらない戸高に2度目のドクターチェックが入ると終了、観客から両者に拍手と歓声が掛けられています。太田選手は7勝3KO6敗、戸高選手は5勝1KO2敗4分としています。
  • 速報!大竹秀典 対 ジェルビルト・ゴメラ!

    速報!大竹秀典 対 ジェルビルト・ゴメラ!

    2017.03.17
    17日、後楽園ホールにて4月に世界挑戦が決まっている久保隼(真正)選手が返上し、空位となったOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座を懸けて、同級1位の大竹秀典(金子)と同級2位のジェルベルト・ゴメラ(フィリピン)が対戦し、12回判定で大竹が新王者となっています(3対0/115-112×2、116-111)。

    WBA&WBC統一世界ウェルター級チャンピオンのキース・サーマン(米国)がリングに上がり、スポットライトを浴びたのちにゴングとなった一戦。サウスポーのファイター型、小型パッキャオの異名を持つといわれるゴメラはステップインしながら左ストレートを放って行きますが距離の測定が甘くほとんどの左が空を切ります。冷静に対応する大竹は上下に打ち分けながらパンチを外していくと2ラウンド中盤にローブローを放ち、ゴメラに休憩が与えられますが前に出させては厄介とみたか徐々にプレッシャーを掛け、ペースを握ると3ラウンド残り30秒というところで右フックを当てダウンを奪います。カウント8で再開後もゴメラの攻勢をいなし、4ラウンド終了時の採点を3対0(38-37×3)とリードした大竹は5ラウンド終盤、青コーナー前に詰め左ボディを好打すると、ゴメラは苦悶の表情を見せ横を向いてしまいます。そのままダウンかと思われたもののゴメラは左ボディアッパーを返すなど頑張りを見せますが、6ラウンド中盤にも大竹の右ボディフックをコーナーで浴び、一瞬横を向きます。しかしここも再びダウンは拒否し左を返してピンチをしのいだゴメラでしたが、8ラウンド終了時の採点を3対0(76-75、77-74、78-73)とリードされます。ペースは握ったままと映る大竹は攻めながらも詰め切れないなか徐々に失速。9ラウンド終盤にはクリンチ際の揉み合いでゴメラの左ボディを食うと身体を丸くした大竹は息を吹き返したようにも見えるゴメラの反撃を許しますが、10ラウンド終盤には再びボディから山場を作ります。しかし11ラウンドにはゴメラも左ボディアッパーを好打し反撃、最終回も再三、ゴメラの左を食いヒザをグラつかせた大竹でしたが身体を預け、クリンチワークで対処し追撃をキャリアでかわし逃げ切っています。IBFでフェザー級11位にランクされる大竹選手は28勝12KO2敗3分、フィリピン・ランキングではバンタム級4位のゴメラ選手は来日初戦を黒星としています。


    セミファイナルのウェルター級8回戦は日本同級3位の尹文鉉(ドリーム)が日本同級5位の藤中周作(金子)に7ラウンド2分7秒負傷判定勝ちをおさめています(2対0/68-65【安部】、69-64【中村】、67-67【福地】)。

    スタートから藤中が積極的に攻めますが尹も冷静に対処、ガードを高く掲げます。終盤に右腕で尹の左手を抱え込み左でパンチを放った藤中はレフェリーから注意を受けますが、2ラウンドも開始からアグレッシブに攻めかけるものの有効打は決して多くなく、手数では劣る尹のジャブ、左フックなどが入ります。ラウンド終盤に左ボディを貰った藤中は体を丸めながらロープ際に退がったところでゴングとなり、3ラウンドには赤コーナー前で尹の連打にさらされ、あわやストップかと思われたところから左右フックの連打を返し観客を沸かせます。4ラウンドも時折左右フックのつるべ打ちを見せ、拍手を浴びる藤中ですが有効打の数では尹が優勢のまま試合が進み、迎えた6ラウンド序盤に偶然のバッティングで尹の右まぶたから激しい出血となり、長いドクターチェックが入りますが続行となります。再開直後にも連打を見せた藤中でしたが多くがガードに阻まれ、7ラウンド中盤にも再び偶然のバッティングとなり今度は尹の左まぶたから出血、ドクターチェックが入るとストップとなっています。尹選手は18勝4KO4敗3分、藤中選手は15勝10KO7敗2分としています。


    アンダーカード、ミドル級8回戦もランカー対決。日本同級3位の秋山泰幸(ヨネクラ)がOPBF東洋太平洋同級5位の細川チャーリー忍(金子)に8回判定勝利です(2対0/77-75×2、76-76)。

    体格で一回り小さい細川はフットワークを駆使しサ-クリングしながら長い距離からジャブを放ち、秋山はガードを固め追いかけますが手数が出ず、初回のポイントを落とします。偶然のバッティングで左眉から出血を始めた2ラウンド以降、細川の逃げ回るようなサークリングが顕著となり、横を向いて走りながらポンとジャブを出してはまた走る場面が増え始めます。秋山も力みが見え、なかなか手が出ず1発を当ててもクリンチワークに阻まれ追撃打が出ません。試合はそのまま細川がサークリング、秋山が追いかける展開で終了、細川の戦術はアウトボクシングと映らず、秋山の攻勢を支持したものと思われます。秋山選手は11勝8KO7敗1分と、柴田明雄戦(8回TKO負)、福本祥馬戦(8回判定負)、胡朋宏戦(8回TKO負)からの復帰を果たしています。細川選手は6勝5KO3敗です。
  • 第560回ダイナミックグローブは五十嵐俊幸の世界前哨戦がメインイベント

    第560回ダイナミックグローブは五十嵐俊幸の世界前哨戦がメインイベント

    2017.03.15
    4月1日(土)17時45分から第1試合開始を予定する第560回ダイナミックグローブの対戦全カードが決定、帝拳ジムからはメインの五十嵐俊幸を筆頭に8選手が出場します。前売券は3月29日(水)までの販売となっておりますので、どうぞお早めにお買い求めください。

    <メインイベント/フライ級10回戦>
    WBOフライ級2位、WBC5位、IBFスーパーフライ級5位、WBA6位、元WBC世界フライ級王者、五十嵐 俊幸(帝拳/27戦23勝12KO2敗2分)
    vs.
    WBO、IBFフライ級10位、ミゲール・カルタヘナ(アメリカ/18戦15勝6KO3敗)


    <セミファイナル/59.5Kg契約8回戦>
    日本スーパーフェザー級11位、江藤 伸悟(白井・具志堅/23戦17勝9KO5敗1分)
    vs.
    日本同級、正木 脩也(帝拳/6戦全勝3KO)


    <アンダーカード、第6試合/65.0Kg契約8回戦>
    日本ウェルター級8位、永野 祐樹(帝拳/12戦10勝7KO2敗)
    vs.
    日本同級、鈴木 義行(マナベ/19戦5勝1KO9敗5分)


    <アンダーカード、第5試合/スーパーフライ級8回戦>
    日本同級15位、福永 亮次(宮田/10戦8勝全KO2敗)
    vs.
    日本同級、垣永 嘉信(帝拳/8戦6勝2KO2敗)


    <アンダーカード、第4試合/スーパーフライ級6回戦>
    日本同級12位、梶 颯(帝拳/6戦全勝5KO)
    vs.
    タイ同級、スリヤ・プッタルクサ(15戦8勝1KO7敗)


    <アンダーカード、第3試合/バンタム級6回戦>
    日本同級、神谷 治昭(帝拳/5戦全勝1KO)
    vs.
    タイ同級、アェッカチャイ・セーンタップティン(14戦7勝1KO6敗1分


    <アンダーカード、第2試合/東日本新人王予選ライト級4回戦>
    日本同級、平岩 貴志(帝拳/デビュー戦)
    vs.
    日本同級、後藤 祐介(フラッシュ赤羽/1戦1勝1KO)


    <アンダーカード、第1試合/東日本新人王予選スーパーバンタム級4回戦>
    日本同級、三尾谷 昂希(帝拳/1戦1分)
    vs.
    日本同級、黒崎 雪仁(久米川木内/2戦2勝1KO)

    なお日テレ・ジータスにて4月1日は生放送、17時45分から22時を予定(※野球放送延長の場合変更あり)。再放送は4月6日(木)21時から0時、4月29日(土)0時から3時を予定しています。
  • 速報!赤穂亮 対 田中裕士!

    速報!赤穂亮 対 田中裕士!

    2017.03.10
    9日、後楽園ホールにて日本バンタム級王座決定戦がただいま終了、メインイベントは益田健太郎(新日本木村)が返上した王座の決定戦として日本バンタム級1位の赤穂亮(横浜光/118P)が同級2位の田中裕士(畑中/118P)に10回判定勝利、新王者となっています(3対0/98-93、98-92×2)。

    開始から左フックなど突っかける赤穂は30秒を過ぎたところで早くも両手を広げ挑発、相手を呑んだかのように時折ノーガードで距離を縮め、左フックや右ストレートを当てて行きます。手数とスタミナが主武器の田中は立て直しを図りコンパクトなジャブで対抗しますが、見た目に派手なパンチを放つ赤穂がポイントを挙げていくように映ります。3ラウンド30秒過ぎに偶然のバッティングが起こると赤穂が背を向けて痛がり数秒間の休憩が入りますが、再開後もパワーで勝るパンチを放つ赤穂がリードを広げて行きます。田中も4ラウンド早々に右をカウンターでヒットしますが、終盤には再び赤穂が連打を見せ、5ラウンド終了間際には赤穂の左フックが入ると田中は大きく身体をよろめかせます。途中採点を49-46×3とリードした赤穂は6ラウンド終盤に偶然のバッティングで左目上から出血、ドクターチェックが入りますが再開となります。7ラウンドには赤穂自らバッティングで3度、ローブローで2度レフェリーにアピールし、背中を向けるなど集中力とスタミナに不安を見せ始めます。右側頭部をバッティングでカットした田中は8ラウンドにボディ中心に攻め手数で巻き返しを図ります。自ら頭を持って行く場面も見せる赤穂は9ラウンド中盤に田中の右を食い、膝を落としますがダメージを隠すように前進、猛烈なラッシュを仕掛け逆に田中をコーナーに詰め連打を浴びせるなど流れを渡しません。最終回は両者とも懸命に手を出し合いますがダウンの無いまま終了のゴングを聞いています。元OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者でもある赤穂選手は30勝19KO2敗2分、昨年3月に前王者の益田健太郎と空位の王座を争い8回TKO負けを喫している田中選手は2度目の挑戦も実らず19勝13KO2敗3分としています。


    セミファイナル、55.8Kg(スーパーバンタム級リミット500グラム超)契約10回戦は元WBOバンタム級王者でWBAスーパーバンタム級4位の亀田和毅(協栄)がIBFスーパーバンタム級6位のマイク・タワッチャイ(タイ)に10回判定勝利です(3対0/99-90、100-90、100-88)。

    身体のフレームで大きく上回る亀田がパンチの回転力を生かし前進、プレッシャーを掛けていくとタワッチャイは開始からロープを背にする場面が多くなります。2ラウンドに左ボディフックを当て、歓声を浴びた亀田は3ラウンド中盤に右を浅くもらいますが手数で優勢を保ちます。4ラウンド中盤に左フックをヒットした亀田は身体を柔軟に動かし軽快なフットワークを見せるタワッチャイに後続打をヒット出来ません。5ラウンド中盤にも左ボディを入れた亀田ですが終了間際にはサークリングを続けるタワッチャイに「逃げるな」と言わんばかりに右手で挑発します。6ラウンドはギアを上げた亀田が手数を増やし、コンビネーションを出すと赤コーナー前で右ストレートをクリーンヒット、タワッチャイがダウンします。立ち上がれなさそうに豪快に倒れたタワッチャイですが意地を見せ再開すると、ウィービングを駆使し追撃をかわしながら左フックを振り対抗します。その後も手数で圧倒、ポイントでリードを広げる亀田はタワッチャイのややディフェンシブなスタイルに追撃打を打ち込めずフルラウンドを戦い抜いています。亀田選手は33勝20KO2敗とし、昨年4月には大晦日にIBF王者となる小國以載(角海老宝石)選手に5回TKO負けを喫しているタワッチャイ選手は来日戦績を11戦1勝1KO10敗としています。


    第5試合、56.8Kg(125.25ポンド)契約8回戦は元日本、元東洋太平洋フェザー級王者で現日本2位の天笠尚(FLARE山上)が日本7位の臼井欽士郎(横浜光)に8回判定勝利をおさめています(2対0/76-76【浅尾】、77-76【安部】、77-74【福地】)。

    長いジャブなど距離を維持したい天笠に対し、出入りしながら飛び込むような左フックなどを打ち込む臼井は、2ラウンド後半に有効打を集めます。4ラウンドには臼井がサウスポーにスイッチし間合いを外そうとしますが天笠の連打にポイントを失いかけたものの終了間際に右ストレートをクリーンヒットします。5ラウンド30秒過ぎに臼井が右を空振り、身体が流れたところ天笠の左フックが引っかけるようにヒット、臼井が両手を付くとダウンと裁定、カウント8で再開します。独特の間合いからコツコツとパンチを入れていく天笠ですが、6ラウンド終盤には左フック、7ラウンドにも右ストレートをモロに食ってしまい、甲乙付けがたい展開のまま最終回は天笠が猛烈に前進、手数を出したところでゴングとなっています。天笠選手は32勝20KO6敗2分、臼井選手は27勝11KO5敗としています。


    第4試合のバンタム級8回戦ではOPBF東洋太平洋同級15位のエンゲルベルト・モラルデ(フィリピン)が栗原慶太(一力)に1ラウンド2分59秒TKO負けを喫しています。

    開始直後、幸先良く右フックでダウンを取った栗原に対し、モラルデは尻餅を付き驚きの表情を見せながら立ち上がります。再開後、深いダメージを感じさせずにパワー溢れるパンチで挽回をはかるモラルデですが終盤に赤コーナー付近のロープに詰まったところで栗原の左ボディが脇腹にモロに入るとモラルデは自ら座り込み、苦悶の表情を見せたところでレフェリーはカウント途中で終了としています。東洋太平洋ランキング獲得を狙った栗原選手は9勝8KO4敗、一方、昨年12月に健文トーレス(大鵬)に8回判定負けを喫しているモラルデ選手は来日戦績2戦2敗としています。


    第3試合、フライ級8回戦は日本同級5位の望月直樹(横浜光)が中山佳祐(ワタナベ)に8回判定負けを喫しています(2対0/78-73、77-75、76-76)。日本ランキング獲得濃厚の中山選手は9勝4KO2敗1分、望月選手は11勝6KO2敗です。
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