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    ヒルベルト・ペドラサ「この試合に勝ってWBA王者との統一戦を目指したい」

    2017.12.25
    12月30日(土)横浜文化体育館にて拳四朗(B.M.B)選手の保持するWBC世界ライトフライ級王座を奪取すべく22日(金)朝に来日を果たしている同級11位のヒルベルト・ペドロサ(パナマ)選手が25日、帝拳ジムにて練習を公開しました。フリオ・セサール・アルチボルド・モヒカ・チーフ・トレーナー、マルコス・マウロ・マルチネス・カスタニェダ・サブ・トレーナーとともにシャドー、ミットなどで汗を掻いています。


    今回が初来日と話す挑戦者のペドロサ選手は30分ほどのインタビューに応じています。「コンディションはとても良いです、日本に着いたのは3日前ですが日本人はとても親切で良い印象を持ちました、信じられないくらいに良い気分です。(ジムワーク以外では)公園などに行きましたね。」

    「アマチュアでは70戦くらい戦い50勝ほどだったと記憶しています。パナマのナショナル・チームに入って幾つかの大会ではメダルも獲得し、10ヶ国ほどを試合で訪れましたがアジア圏の選手と対戦した記憶はありません。一番影響を受けた選手はロベルト・デュランです、何故なら世界最高のボクサーだからです。」

    「この世界タイトルマッチは私だけでなくパナマにとっても重要な試合です、パナマには現在世界チャンピオンが居ません。私が勝ってパナマ31人目の世界チャンピオンになります。私が生まれ育った地区は亜熱帯の気候でとても暑く、兄弟は8人です。皆、私が世界タイトルマッチのリングに上がることを誇りに思ってくれていますし、私はボクシングのおかげで道を踏み外さなかったと思っています。」

    「2016年は1試合も行っていませんが、精神的に休息が必要だと考えたためです。その休息のおかげで今回のチャンスも手に出来たと思っていますし、今年もこの試合で6試合目です。(昨年の)休息は私にとって有意義なものでした。」

    「拳四朗選手の印象は特にありません、私と同じく2本の手と2つの拳があるということです。どんな選手かは試合の日に分かると思います。チャンピオンベルトはパナマに持って帰ります、ヒルベルト・" El Cacique "・ペドロサがベルトを奪います。そしてWBAチャンピオンとの統一戦を戦いたいです、現在の私は(30日の拳四朗選手では無く)WBAチャンピオンとの統一戦に気持ちが向かっています。」

    「私は常にベストな選手と戦いたいと思っています、現時点でこの階級で最強は田口選手だと思っていますし、拳四朗選手ではありません。もちろん田口選手も私と戦う時は最強ではありません、私が最高だからです。」



    アルチボルド・トレーナーは「ペドロサはリングの中では多弁ですがリングの外で色々と話すのは得意ではありません。ペドロサの特徴は好戦的で手数の多い選手であり、カウンターも得意です。また近い距離、遠い距離どちらも対応出来るボクサーで、ボクシングを始めたのはジムでスパーリング・パートナーを探していた時にきたのが最初です、そのうちボクシングが好きになったようで本格的に始めたというのがきっかけです。」

    「ペドロサの生まれた地区はとても危険な地域で弾丸も飛び交うような地域でした、また貧しい土地柄でしたがボクシングのおかげでこうして世界タイトルマッチのチャンスも手にし、人生の可能性を広げたと言えると思います。(10月に世界戦経験のある)サウル・" Baby "・フアレスに勝ってから10日ほど休暇を取って練習を再開し、この試合に備えてきました。モチベーションも高くペドロサは24時間、拳四朗選手のことを考えながらトレーニングしてきました。」

    「拳四朗選手については特に印象はありません、普通の選手と思っています。日本人ボクサーというのはハートの強い選手が多いと思っていますが拳四朗選手はそうではなく、走り回る選手という印象です。そしてバッティングの多い選手だとも思っています。しかし世界チャンピオンになるということは何らかの長所が無くてはなれません、世界チャンピオンとしてリスペクトはしているつもりです。」

    「ペドロサのスタイルは好戦的、常に前に前にというスタイルです。インファイトも出来るしボクシングも出来ます。愛称の " El Cacique " というのは彼はインディオの血を引いており、部族の酋長という意味で私が名付けました。これまでの試合でも羽根で造られたコスチュームでリングインをしていますが、30日の試合でも身に着けて入場します。」

    「(ペドロサ選手は田口選手より自分が上と話していますが、14年10月にロベルト・バレラ選手に敗れています。田口選手はそのバレラ選手に勝っていますが?)あの時のペドロサは良いコンディションには程遠く100%ではありませんでした。練習も上手くこなせませんでした。試合の映像を見て貰えれば分かりますが4ラウンドまではペドロサが優勢でした、しかし良い練習が出来ずコンディションが良くなかったために息切れしてしまったのです。あの試合はペドロサにとってとても良い経験、勉強になった試合でした。」
  • 速報!辰吉寿以輝 対 ノーンディア・ソーバンカル!

    速報!辰吉寿以輝 対 ノーンディア・ソーバンカル!

    2017.12.24
    大阪、東和薬品RACTABドームにて『第75回ドラマチックボクシング』がただいま終了。辰吉寿以輝(大阪帝拳)がスーパーバンタム級8回戦に出場し、ノーンディア・ソーバンカル(タイ)と対戦し、3ラウンド2分19秒KO勝利をおさめています。

    キャリア初めての8回戦、怪我による16年10月以来のリングとなった辰吉はジャブから慎重な立ち上がりを見せ、初回残り40秒で左フックを好打、ロープに詰め連打を見せるなどまずまずの初回に映ります。上背で勝るノーンディアはムエタイ経験者らしくやや後ろに重心を置き、間合いに注意しながら時折連打を見せますが、2ラウンド残り10秒で辰吉の連打からの右ストレートを食いダウンします。すぐに立ちあがり再開と同時にゴングが鳴りますが、3ラウンド1分過ぎに辰吉の右を左テンプルに食い2度目のダウンを喫します。ここも立ち上がったノーンディアでしたがロープに詰められ最後は辰吉の左ボディを食うとストンと座り込み10カウントを聞いています。辰吉選手は7戦全勝5KO、ノンディア選手は来日戦績9戦全敗(8KO負)としています。


    セミファイナル、フェザー級10回戦はWBA同級11位の大沢宏晋(ロマンサジャパン)がWBAスーパーバンタム級12位のアレクサンデル・メヒア(ニカラグア)に10回判定勝利です(2対0/96-96、97-96、96-95)。

    1階級下のメヒアは初回から積極的に手を出して行き、大沢をロープ際に押して行くと2ラウンドもメヒアが頭を低くしながら前進、見劣りしないパワーで上下に打ち分けて行きます。やや面食らったような印象に映る大沢は3ラウンド40秒過ぎにも右ストレートを浴び、パンチの回転力で上回るメヒアの先制攻撃がポイント面で有効に映ります。4ラウンドも決定打こそ許さない大沢ですが、ロープを背にする場面が多くメヒアの攻勢を上回るほどの手数、有効打とは言えない展開のなか、接近戦でもメヒアのパンチの回転力が印象に残ります。中盤はやや疲れの見え始めたメヒアに対し、6ラウンドに良いボディブローを見せた大沢と、右フックをヒットしたメヒアといったペース争いのまま終盤に入ると、その後もメヒアが手数にクリンチワークを混ぜながら前進を繰り返すと大沢は最後までメヒアの技巧を崩せず、クリンチに付き合いハッキリとペースを掴めないままフルラウンドを終えています。幸運とも言える白星を手にした大沢選手は33勝19KO4敗4分、WBA地域王者でもあるメヒア選手は日本初戦を黒星としています。




    アンダーカード、第4試合はスーパーバンタム級8回戦。日本同級8位の川島翔平(真正)が相川学己(三迫)に6ラウンド1分42秒、10カウントによるKO負けを喫しています。

    両者、スピードに乗ったジャブを出しながらスタートしますがパンチの正確さでは川島が一歩リードと映る初回を終え、2ラウンドも手数では相川が優勢ながら、左フックなどの有効打ではやや川島といった展開となります。小刻みなステップに加え上半身を振りながら積極的に手を出す相川も3ラウンドに左フックを返し、4ラウンドはお互いに右を浅く当てるなど互角の攻防を見せ折り返します。両者とも手数でポイントを拾うスタイルながら鼻血を出し始めた相川は常に手数で優勢を保ち、有効打の数では僅かながら川島かと映る展開で迎えた6ラウンド半分過ぎ、川島が右を打ちに行こうとしたところへ、相川の右ストレートがカウンターとなってアゴにクリーンヒットすると川島はガクンと崩れ落ちるダウン、そのまま立ち上がることのないまま10カウントを聞いています。敵地で金星を上げた相川選手は9勝3KO5敗1分、川島選手は15勝3KO2敗2分としています。
  • 速報!第64回全日本新人王決勝戦!

    速報!第64回全日本新人王決勝戦!

    2017.12.23
    第64回全日本新人王決勝戦が後楽園ホールにて行われ、全12試合が先ほど終了しました。帝拳ジムからは木原宗孝が第10試合としてスーパーライト級4回戦に出場し、マーカス・スミス(平仲ボクシングスクール)と4回引分、優勢点でスミス選手が全日本新人王となっています(1対1/39-37:木原【古田/西部】、39-38:スミス【石川/中日本】、38-38:杉山【東日本/優勢点:スミス選手】)。木原は5戦3勝1KO1敗1分、スミス選手は4勝全KO1分としています。試合を終えて木原は「スミス選手は思っていたよりやりにくかった、(引分けは)残念です。今後はしっかり練習したことを出せるようにもっと頑張ります。」と悔しさを見せコメントを残しています。

    なおMVPにはスーパーバンタム級の下町俊貴(グリーンツダ)、技能賞はスーパーフェザー級の森武蔵(薬師寺)、敢闘賞はライト級の有岡康輔(三迫)の3選手が選ばれています。


    試合結果は以下の通りです。ミニマム級4回戦は赤羽根烈(宇都宮金田)が井上夕雅(尼崎亀谷)に4回判定負けです(3対0/39-37×3)。井上選手は6勝1分、赤羽根選手は2勝1KO1敗です。

    ライトフライ級4回戦、佐藤剛(角海老宝石)が長井佑聖(市野)に1ラウンド2分10秒TKO勝利です。佐藤選手は5勝2KO1敗1分、長井選手は3勝1敗です。

    フライ級5回戦は藪﨑賢人(セレス)が白石聖(井岡)に5回判定負けです(3対0/50-45×2、50-46)。白石選手は6勝2KO1分、藪﨑選手は4勝3KO2敗1分としています。

    スーパーフライ級5回戦、今川未来(木更津グリーンベイ)が松浦克貴(岡崎)に5回判定勝利です(3対0/48-47×2、49-47)。今川選手は8勝2KO3敗、松浦選手は5勝1KO1敗です。

    バンタム級5回戦は富施郁哉(ワタナベ)が徳山洋輝(千里馬神戸)に4ラウンド2分51秒TKO勝利です。富施選手は5戦全勝1KO、徳山選手は5勝1KO1敗1分です。

    スーパーバンタム級5回戦、飯見嵐(ワタナベ)が下町俊貴(グリーンツダ)に4ラウンド51秒TKO負けです。下町選手は7勝4KO1敗1分、飯見選手は4勝全KO1敗です。

    フェザー級5回戦は佐々木蓮(ワタナベ)が高瀬衆斗(蟹江)に4ラウンド45秒TKO勝利です。佐々木選手は6戦全勝4KO、高瀬選手は4勝1KO1敗1分です。

    スーパーフエザー級5回戦、ジロリアン陸(フラッシュ赤羽)が森武蔵(薬師寺)に5回判定負けです(3対0/49-46、49-45、50-44)。森選手は5戦全勝4KO、ジロリアン選手は8勝全KO2敗としています。

    ライト級5回戦、有岡康輔(ワタナベ)は小畑武尊(ダッシュ東保)に2ラウンド1分58秒KO勝利です。有岡選手は7勝6KO3敗、小畑選手は5勝1KO3敗1分です。

    ウェルター級5回戦、重田裕紀(ワタナベ)が安達陸虎(井岡弘樹)に5回判定勝利です(3対0/48-47×2、50-47)。重田選手は5勝3KO1敗、安達選手は8勝5KO1敗です。

    ミドル級4回戦、加藤収二(中野サイトウ)が徳山純治(真正)に4ラウンド2分30秒TKO勝利です。加藤選手は7勝5KO1敗1分、徳山選手は2勝1敗です。
  • 尾川堅一が愛知県豊橋市にて世界王座獲得報告とともにスポーツ特別賞を受賞

    尾川堅一が愛知県豊橋市にて世界王座獲得報告とともにスポーツ特別賞を受賞

    2017.12.22
    12月9日に米国、ラスベガスにてIBF世界スーパーフェザー級王座を獲得、アメリカでの日本人選手世界王座奪取は36年振りという新チャンピオンの尾川堅一が22日、出身地でもある愛知県豊橋市に帰省し、豊橋市役所、そして桜丘中学校、桜丘高等学校を訪問、自身が通学した中学校と高校では世界タイトル獲得報告、全校生徒との試合ビデオ観戦やインタビューに加え、生徒へのメッセージなどを伝え、大きな花束も贈呈されています。


    また豊橋市役所では愛知県豊橋市スポーツ特別賞が授与され、豊橋市役所内の副市長室、教育長室、市民協創部などを訪問後、市役所ロビーでは市役所職員、NHKをはじめ報道陣約100名と懇談、写真撮影などに応じています。地元の後援者への御礼と世界タイトル獲得の報告などを済ませた尾川は1日を振り返り、「母校の桜丘高校では終業式があり、あいさつとそして市役所ではスポーツ特別賞を頂きました。たくさんの方に観に来て頂いて嬉しかったです。世界王者になったんだなと実感が湧きました。もっと強くなります!!」と感謝の気持ちを述べています。
  • 明日の全日本新人王戦を前に木原宗孝が計量をクリア!

    明日の全日本新人王戦を前に木原宗孝が計量をクリア!

    2017.12.22
    明日23日(土)に後楽園ホールにて開催される第64回全日本新人王決勝戦の公式計量が22日午後、JBC事務局にて行われました。帝拳ジムからはスーパーライト級で木原宗孝(4戦3勝1KO1敗)が出場、139.75ポンド(63.3Kg)でクリアし、対する西軍代表のマーカス・スミス(平仲ボクシングスクール/4戦全勝全KO)選手も1度目は200グラムオーバーしたものの再計量でリミットの140ポンド(63.5Kg)でクリアしています。


    西軍代表決定戦を2回TKOで勝利し敢闘賞を受賞、元キックボクシングの経験も豊富なスミス選手が相手となる木原ですが、計量を終えて「相手はアメリカ人でここまで4戦全勝全KO、KO率100パーセントとのことですが、そんなことは関係なく頑張ります。勝つ自信は120パーセントです!」と意気込みを語っています。明日は第1試合14時開始、スーパーライト級は第10試合を予定し、17時28分頃のゴングとなっています!
  • WBAミドル級王者の村田諒太が日本プロスポーツ大賞授賞式典に出席

    WBAミドル級王者の村田諒太が日本プロスポーツ大賞授賞式典に出席

    2017.12.20
    第50回内閣総理大臣杯・日本プロスポーツ大賞の授賞式が20日午後、都内ホテルにて行われ、このほどWBA世界ミドル級チャンピオンの村田諒太(帝拳)が殊勲賞を受賞しました。


    「このような賞を頂き光栄に思っております。この賞は2013年の山中先輩以来、古くはボクシング界から小林弘さん、大場政夫さんが受賞されている賞ですので感慨深いです。この賞に恥じぬよう来年も頑張ります。」と受賞の喜びコメントを残した村田は12月31日に行われる国民的番組、第68回NHK紅白歌合戦のゲスト審査員にも決まったことが発表されています、2018年へ向けて一層の精進に励みましょう!
  • ダニエル・ローマンにWBAスーパーバンタム級13位の松本亮が挑戦

    ダニエル・ローマンにWBAスーパーバンタム級13位の松本亮が挑戦

    2017.12.20
    WBA世界スーパーバンタム級13位の松本亮(大橋/22戦21勝19KO1敗)が2月28日に東京、後楽園ホールにてWBA世界同級レギュラーチャンピオンのダニエル・ローマン(米国/26戦23勝9KO2敗1分)に挑戦することが19日、大橋ジムから発表されています。


    27歳のローマン選手は9月に島津アリーナ京都にて久保隼(真正)選手に9回TKO勝利をおさめ同王座を奪取、今回が初防衛戦となるオーソドックス型で2戦続けて日本のリングとなります。そして試合時には24歳となっている元OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者の松本選手にとって今回が世界初挑戦です。


    同階級の頂点に君臨していたG.リゴンドーはV.ロマチェンコに敗れたことで無冠となることが濃厚ですが、勝者は同級暫定チャンピオンのモイセス・フローレス(メキシコ/26戦25勝17KO1ノーコンテスト)との統一戦が指示されることはすでにWBAが声明を出しています、長らく分裂していたWBAスーパーバンタム級の王座を1つにまとめるべく松本選手がまずはローマンに挑戦です。
  • 速報!岡田博喜 対 ジェイソン・パガラ!

    速報!岡田博喜 対 ジェイソン・パガラ!

    2017.12.19
    後楽園ホールにてWBOアジアパシフィック・スーパーライト級王座決定戦がただいま終了しました。ジェイソン・パガラ(フィリピン)選手が前日の計量で1.1キロオーバーという計量失格により岡田博喜(角海老宝石)選手が勝利した場合のみ新王者誕生という変則ルールで行われた一戦はIBF同級7位でもある岡田選手がWBO同級8位のパガラ選手に6ラウンド59秒TKO勝利をおさめています。

    静かな初回は長いジャブで距離をキープした岡田が手数の差で僅差のポイントを獲ったように映り、続く2ラウンドも岡田の距離に被弾こそ無いものの少々パガラが厄介そうに映るラウンドとなります。スイッチする場面を見せるパガラのパンチは多くが届かず空を切るばかりとなり、5ラウンド30秒過ぎに岡田のジャブの帰り際に右ストレートをヒットしますが、終盤にはパガラが右目上をカット、福地レフェリーは有効打と裁定します。迎えた6ラウンド、岡田がパガラを赤コーナーに詰めワンツーを放つと、さしたるクリーンヒットには見えなかったもののパガラはくるっと後ろを向き首を振る仕草を見せます。レフェリーが続行を促しますが、パガラは下を向き首を振るのみで再開に応じる素振りを見せずレフェリーが両手を交差しています。左が有効だった岡田選手は17戦全勝12KOとし、世界ランカーらしさをみせることの無かったパガラ選手は40勝25KO3敗1分、日本初戦を飾ることは出来ませんでした。


    セミファイナルのフライ級6回戦は山内涼太(角海老宝石)がOPBF東洋太平洋ライトフライ級6位、フィリピン同級王者のレスター・アブタンに4ラウンド2分26秒TKO勝利をおさめています。

    2ラウンド終盤に右フックを効かせロープダウンを奪った山内ですが、アブタンのややラフなスタイルに手を焼く場面も見せますが徐々に動きを読みリードを広げます。4ラウンドは狙い過ぎか手数の落ちたところにアブタンの右ストレートなどを貰い、雲行きがおかしくなりますが2分過ぎに右ストレートをクリーンヒットすると、アブタンはその場にストンと崩れダウンします。再開後に青コーナー前で連打を浴びせると打ち返せないアブタンを見たレフェリーが割って入り終了となっています。アマチュア戦績53戦38勝(14KO)15敗の戦績を持つ山内選手は2勝2KOとし、アブタン選手は来日戦績2戦2敗としています。


    第5試合、ウェルター級8回戦として日本スーパーライト級5位の今野裕介(角海老宝石)が出場し、日本ウェルター級9位の丸木和也(天熊丸木)に5ラウンド2分35秒TKO勝利をおさめています。

    開始から良い連打を見せていた丸木ですが左フックをカウンターで食うと後退、2ラウンドも今野のアッパーなどを食い、ペースを取られます。3ラウンド早々に右ストレートをヒット、反撃開始と行きたい丸木でしたが、今野の上下の打ち分けに徐々にペースダウン、ダウンこそ拒否し頑張りを見せますが迎えた5ラウンド終盤、青コーナー前で連打を食い防戦一方となったところでレフェリーストップとなっています。今野選手は12勝6KO4敗としメインのパガラと同じく体重超過、600グラムを落とせず計量失格となった丸木選手は20勝13KO6敗としています。


    第4試合、スーパーバンタム級8回戦は日本同級4位の中川勇太(角海老宝石)がフィリピン同級12位のマークイル・サルバニャと対戦し、4ラウンド1分4秒、10カウントによるKO書勝利をおさめています。約7週間前に石本康隆(帝拳)に敗れている中川選手は早速の再起、22勝13KO5敗1分とし、サルバニャ選手は来日戦績3戦全敗としています。
  • 1月27日の世界戦へ向けてホルヘ・リナレスがラスベガスへ出発

    1月27日の世界戦へ向けてホルヘ・リナレスがラスベガスへ出発

    2017.12.17
    千葉県成田市でのトレーニング・キャンプなど約6週間の滞在となった日本での練習を終え、1月27日の防衛戦を見据え、米国ラスベガスにてスパーリング中心のトレーニングを積むべくホルヘ・リナレスが日本を出発しました。

    1月27日にカリフォルニア州イングルウッドに在るザ・フォーラムにて、WBA14位のメルシト・ゲスタ(フィリピン)との対戦が決まっているホルヘは「来年1月の試合に向けてこれからラスベガスに向かいます。いま3人用意されてるスパーリング・パートナーとスパーリング中心の練習に入ります。ホント、成田キャンプはすごく良かったです。だいたい試合の10日前にロサンゼルスに入って調整します。1月の試合は必ず勝つので日本のファンの皆さん、応援してください、お願いします。Gracias!」と空港でコメントを残し、笑顔で離日しています。
  • 速報!小原佳太 対 藤中周作!

    速報!小原佳太 対 藤中周作!

    2017.12.14
    東京、後楽園ホールにてWBOアジアパシフィック・ウェルター級戦がただいま終了。メインイベントのWBOアジアパシフィック・ウェルター級タイトルマッチは王者の小原佳太(三迫/146.5P)が藤中周作(金子/147P)に5ラウンド2分19秒KO勝利、王座防衛としています。

    前日の計量で500グラムオーバーとなった藤中は再計量締切寸前でパス、どのような影響を与えるのか注目された出だしは右ボディストレートに加えて終了間際には右フックもヒット、良いスタートに映ります。小原は後半勝負か、被弾を防ぐディフェンス重視のスタイルでプレスこそ懸けるもののほとんど手を出さずに2ラウンドも失ったように映ります。その後も小原がプレッシャーを懸けながら慎重な戦い振りを見せ、迎えた5ラウンド40秒過ぎに右ストレートでダウンを奪います。すぐに立ち上がった藤中でしたが、ロープ際をサークリングし追撃をかわそうとするなか小原は右を狙い、最後も青コーナー前で右ストレートを打ち込み2度目のダウンを奪うと同時にセコンドがタオルを投入するのと中村レフェリーがストップするのとほぼ同じタイミングでの幕切れとなっています。小原選手は19勝17KO2敗1分としE.トロヤノフスキー(ロシア)に敗れてから3連勝(2KO)としています。敗れた藤中選手は16勝11KO8敗2分としています。


    セミファイナル、日本スーパーライト級タイトルマッチはチャンピオンの麻生興一(三迫/139.75P)が同級6位の細川バレンタイン(角海老宝石/139.5P)に10回判定負け、王座交代としています(3対0/96-95、95-94×2)。

    ガードを高く掲げ、右のショートを当てた麻生が良いスタートを切り、2ラウンドはプレッシャーを強めた麻生に対し、細川は力強い右で押し返そうとガードの上からパンチを打ち込んでいきます。しかし3ラウンド30秒が過ぎたところで麻生の左眉から出血すると浅尾レフェリーは偶然のバッティングとしてドクターチェックとなり、続行するものの焦りからか再開後は強引な攻めを見せる麻生をいなし細川が有効打で優勢に映る中でゴングが鳴ります。4ラウンド残り10秒ほどでそれまでにも注意が入っていた細川に対し、頭から行ったとして減点1が課されます。5ラウンドは麻生が持ち前の細かい連打で立て直したようにも映り、途中採点は三者三様(48-47:麻生、48-46:細川、47-47)で折り返します。6ラウンドはお互いに右を当て合い白熱の打撃戦となりゴングと同時に歓声が沸き上がりますが7ラウンド以降、有効打で麻生が若干優勢に映りスタミナ面がウィークポイントと言われる細川は手数が落ち、自らバランスを崩しスリップする場面を作ります。しかし最終回は細川も右を打ち込みポイントを取り返したように映るシーソーゲームでゴング、同時に両者に対し拍手と歓声が浴びせられています。バレンタイン選手は22勝9KO6敗3分、2度目の防衛に失敗した麻生選手は22勝15KO8敗1分としています。



    アンダーカード、第5試合のライト級8回戦は水藤翔太(とよはし)が高見良佑(鴻巣茂野)に5ラウンド2分25秒、タオル投入によるTKO負けとしています。

    1発の破壊力では高見、手数では水藤といった初回は残り10秒で高見の右ストレートが好打すると水藤は腰をガクンと落とします。2ラウンドは高見の有効打がハッキリと上回り、右を度々ヒットさせ流れを引き寄せます。3ラウンドも有効打数でポイントを獲られた水藤は右頬を、高見は左眉をそれぞれ有効打でカットする乱戦となりますがポイントは高見が拾って行くように見えるなか水藤も懸命に打ち返します。しかし5ラウンド、高見の連打で防戦一方となったところでセコンドからタオルが投げ込まれ終了となっています。高見選手は11勝10KO2敗、水藤選手は11勝1KO8敗1分としています。


    第4試合、50.0Kg契約8回戦。元日本ライトフライ級王者の堀川謙一(三迫)はフアマイ・カイチョンジム(タイ)に1ラウンド3分6秒TKO勝利です。最後は左フック1発で計量オーバーしたフアマイを倒した日本同級2位の堀川選手は34勝8KO15敗1分、区切りの50戦目で快勝をおさめています。


    第3試合、ミニマム級8回戦は元日本1位の田中教仁(三迫)が市川雅之(角海老宝石)に7ラウンド1分55秒TKO勝利です。田中選手は16勝9KO6敗、市川選手は7勝2KO5敗1分としています。
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