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  • ディオンテイ・ワイルダー対ドミニク・ブレアジール戦は5月18日

    ディオンテイ・ワイルダー対ドミニク・ブレアジール戦は5月18日

    2019.03.21
    WBC世界ヘビー級チャンピオン、ディオンテイ・ワイルダー(米国/41戦40勝39KO1分)と指名挑戦者で同級4位のドミニク・ブレアジール(米国/21戦20勝18KO1敗)による対戦について日本時間20日に会見が行われ、5月18日に米国、ニューヨーク州ブルックリンに在る、バークレイズ・センターにて激突することが明らかとなっています。


    元統一王者、T.フューリー(英国)とのダイレクト・リマッチを望む声はあったものの交渉が暗礁に乗りあげ、3月上旬にWBCから指名防衛戦として対戦指示が出ていた一戦です。33歳対決となる今回の一戦が9度目の防衛戦となる王者ワイルダーは、「私の頭の周りをハエがブンブン飛び交うように、指名防衛戦のことがまとわりついていましたが、こうして戦う機会を得たことはとてもハッピーです。彼らは忙しい私を煩わしていますが私はやりたいことがあるのです。邪魔な彼らを追い払うべく粉砕するつもりです。」といつもの荒々しいコメントを残しています。


    一方のブレアジールにとって今回は2度目の世界挑戦、16年6月に当時のIBF王者、A.ジョシュア(英国)に敵地で挑戦し、7回TKO負けを喫しています。王者の優勢が伝えられる一戦ですが王者が勝てばフューリーとの再戦だけでなく、A.ジョシュアとのビッグマッチも俄然現実味を帯びるところでしょう。挑戦者が勝てばリマッチとなる可能性も高そうですが、ともに高いKO率を誇るだけに最重量級らしい迫力のある世界戦が見られそうです。
  • トップランクが5月4日のダブル世界タイトルマッチを発表

    トップランクが5月4日のダブル世界タイトルマッチを発表

    2019.03.21
    日本時間20日、トップランクが米国カリフォルニア州ストックトンに在る、ストックトン・アリーナにてダブル世界タイトルマッチの開催を発表、メインイベントはIBFライトヘビー級タイトルマッチ、そしてセミファイナルはIBFスーパーフライ級タイトルマッチが決まり楽しみなイベントとなっています。


    IBFライトヘビー級チャンピオンのアルツール・ベテルビエフ(ロシア/13戦全勝全KO)は豪快なKO勝利も多く日本にもファンは多いものの唯一と言っていい欠点は試合間隔の長さ。これはカナダを本拠に置くイボン・ミシェル・プロモーターとの法廷闘争が原因ですが、プロモート契約の無効を訴えていたベテルビエフ陣営に対し、カナダの裁判所が契約有効と判決、ベテルビエフ陣営が控訴するというまさに泥沼状態と言えるなかマッチルーム・ボクシングのオファーを受け入れ、同プロモーターとの契約が継続する中で昨年10月のC.ジョンソン(英国)戦に臨みますが、精神状態を示したか2ラウンドには左フックを食いダウンを喫してしまいます。その後4回TKOで同王座の初防衛を果たしますがようやく18日、Y.ミシェル・プロモーターと正式に和解となり両者正式に契約終了を発表していました。


    気持ちも吹っ切れたと思われる王者の相手は同級13位のラディボエ・カライジッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ/25戦24勝17KO1敗)。世界的には無名ながらアメリカでプロ・デビューを果たし、16年4月には現WBA同級暫定王者のM.ブラウン(米国)と対戦し8回判定負け(2対1)、唯一の黒星を喫していますがカライジッチの勝利を推す声は多く、下位ながらなかなかの実力者と言えるでしょう。気分一新となった王者がどのようなパフォーマンスを披露してくれるのか期待が集まります。


    そしてIBFスーパーフライ級王者はここまで6度の防衛を飾っている王者、ジェルウィン・アンカハス(フィリピン/33戦30勝20KO1敗2分)が同級1位、船井龍一(ワタナベ/38戦31勝22KO7敗)を迎えて指名防衛戦に臨みます。昨年11月、後楽園ホールにてV.オリボ(メキシコ)を退けトップコンテンダーの地位を手にした船井選手がサウスポー王者を相手に世界初挑戦となりますが、海外遠征も初めてとあってコンディション調整が勝敗の鍵を握ることになりそうです。
  • WBCフライ級1位のアンドリュー・セルビーがメキシコに到着

    WBCフライ級1位のアンドリュー・セルビーがメキシコに到着

    2019.03.20
    昨年2月からトップコンテンダーに位置しながら長らく挑戦のチャンスを掴めずにいるWBC世界フライ級1位のアンドリュー・セルビー(英国/11戦全勝6KO)が同級2位、" El Rey " ことフリオ・セサール・マルティネス(メキシコ/14戦13勝10KO1敗)との指名挑戦者決定戦出場のため日本時間19日、試合地となるメキシコに到着したことが報じられています。


    メキシコのメテペクにて23日に開催される一戦を前に「準備は万全です、WBC世界フライ級タイトルマッチに出場するチャンスを得るためにこの地にやってきました。」とコメントを残した30歳のセルビーは元王者のC.ロサレス(ニカラグア)にも勝利をおさめていますが24歳のマルティネスは実績面で大きく水を開けられています。元トップアマのセルビーはプロ入り後初の海外遠征となるもののアマチュア時に世界各地で試合をしており、敵地開催はまったく問題無しとしていますが、最終調整にどう影響するのでしょうか?


    現在WBCの王位に就くチャーリー・エドワーズ(英国/15戦14勝6KO1敗)は同日、英国のロンドンにて同級14位のアンヘル・モレノ(スペイン/23戦19勝6KO2敗2分)を相手に初防衛戦を行いますが王座防衛は固いと見られており、正念場はこの挑戦者決定戦勝者との指名防衛戦となりそうです。順当に行けばセルビーがチャンピオンまで登りつめるものと思われますが果たしてどういう結果となるでしょうか?
  • 4月12日のロマチェンコ対クロラ戦主要アンダーカードがアナウンス

    4月12日のロマチェンコ対クロラ戦主要アンダーカードがアナウンス

    2019.03.20
    先週、ロサンゼルスのフォーチュン・ジムにて公開練習も行われた4月12日のビッグ・イベント、WBAスーパー&WBOライト級王者のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ/13戦12勝9KO1敗)対元WBAライト級王者のアンソニー・クロラ(英国/43戦34勝13KO6敗3分)戦が近付くなか、日本時間19日には主要アンダーカードが発表、楽しみなマッチアップが明らかとなっています。


    セミファイナルは2階級制覇を目指す、WBOライトヘビー級1位のヒルベルト・ラミレス(メキシコ/39戦全勝25KO)がトミー・カーペンシー(米国/36戦29勝18KO6敗1分)を相手にノンタイトル10回戦のリングに上がります。そしてWBOスーパーライト級3位のアーノルド・バルボサ Jr.(米国/20戦全勝7KO)が元WBOスーパーライト級暫定王者のマイク・アルバラード(米国/44戦40勝28KO4敗)と対戦する新旧対決も楽しみなところです。


    またWBAウェルター級1位のアレクサンデル・ベスプーチン(ロシア/12戦全勝9KO)は保持する全米同級王座の防衛戦をアルフレド・ブランコ(アルゼンチン/27戦20勝11KO7敗)を迎えて行い、アマチュアで好戦績を持つ、ジャニベック・アリムカヌウェ(カザフスタン/5戦全勝2KO)はクリスチャン・オリバス(メキシコ/20戦16勝13KO4敗)と空位のWBC米大陸ミドル級王座決定戦を行うとしています。さらに北京五輪ミドル級銅メダリストのビジェンダー・シン(インド/10戦全勝7KO)の出場も正式に発表、カルビン・メトカルフ(米国/11戦9勝2KO1敗1分)との8回戦を行うとしています。1月に米国のニューヨークでプロデビューを果たしたビカス・クリシャン・ヤダウ同様、インド人選手の先駆けとなるべく全勝を続け注目を集めたいところです。
  • 英国ヘビー級ホープのダニエル・デュボアが世界ランカーと対戦

    英国ヘビー級ホープのダニエル・デュボアが世界ランカーと対戦

    2019.03.19
    統一ヘビー級王者、A.ジョシュア(英国)の後継者1番手という声もあるホープ、ダニエル・デュボア(英国/10戦全勝9KO)の次戦が4月27日に英国、ロンドンのウェンブリーに在る、SSEアリーナ(旧:ウェンブリー・アリーナ)にて行われることが正式に発表されています。3月8日に10戦目のリングに上がり、元世界ランカーのR.コジャヌ(ルーマニア)を一蹴、2回KOに下している21歳のデュボアですが、すでにコジャヌ戦直後に次戦を4月27日に行うことは明らかにしていました。


    WBCではヘビー級27位につけるデュボアの相手はWBO同級14位のリチャード・ラーティ(ガーナ/15戦14勝11KO1敗)、WBOアフリカ同級王者です。キャリアの大半をガーナでこなしており、地域王座を手にしたことで世界ランク入りを果たしたと言えるラーティですが、厳しい英国デビュー戦になりそうです。そしてアンダーカードとして脇を固めるセミファイナルに英連邦&WBOインターナショナルと2本のベルトが懸けられる王座決定戦が行われ、アマチュア戦績91勝9敗と報じられる、レロン・リチャーズ(ガーナ/11戦全勝3KO)と世界挑戦経験を持つ、トミー・ラングフォード(英国/24戦21勝6KO3敗)が拳を交えます。J.ウェルボーン(英国)にまさかの2連敗を喫し、世界戦戦から脱落した29歳のラングフォードと全勝の26歳、リチャーズによる興味深いマッチアップです。


    またWBOスーパーライト級1位のジャック・カテロール(英国/23戦全勝12KO)も出場します。先日行われた、M.フーカー(米国)対M.レスピエール(トリニダード・トバゴ)戦もリングサイドで観戦し、試合後には防衛を果たした王者フーカーから、いつでも挑戦を受けてやると言われた25歳のカテロールとしては大事な世界前哨戦になりそうです。そしてWBCフライ級王者、チャーリーとの兄弟世界王者を目指す、WBOスーパーフライ級9位のサニー・エドワーズ(英国/10戦全勝3KO)もリングに上がることがアナウンスされています。


    しかし時を同じくしてひっそりと世界戦延期のニュースもアナウンスされています。4月13日にWBO世界スーパーミドル級王座決定戦を行うとされていた元WBOミドル級王者のビリー・ジョー・ソーンダース(英国)ですが、このほどドミニク・イングル・トレーナーと袂を分かち、ベン・デイビソン・トレーナーと新タッグを組んだことなどを考慮し、同プロモーションは「ソーンダースのトレーニング状況の変化により、4月13日にウェンブリーで王座決定戦を行うことはありません。4月には(ダニエル・デュボアをメインとする)楽しみなイベントが行われることも決まったばかりです、これは新進気鋭のホープが多数出場する興味深いイベントです。なおソーンダース対イスフィ戦の再日程は追ってお伝えします。」とアナウンス、5月の開催を予定するとしています。いまいち釈然としない延期理由に感じますが、5月にはIBFフェザー級王者、J.ワーリントン(英国)の指名防衛戦も予定されており、F.ウォーレン・プロモーターがダブル世界戦を構想に描いているものなのか、それともソーンダースお約束の負傷等による延期なのか、次なるアナウンスが待たれます。
  • ポール・バトラー「もう一度、リザーブ選手として出場する準備はしておくつもり」

    ポール・バトラー「もう一度、リザーブ選手として出場する準備はしておくつもり」

    2019.03.19
    元WBOスーパーウェルター級王者、リーアム・スミス(英国/29戦26勝14KO2敗1分)復帰戦をメインイベントに予定するイベントが3月30日の英国、リバプールに迫っています。昨年7月、J.ムンギア(メキシコ)の持つ王座に挑戦し返り咲きを狙ったものの12回判定負けを喫した30歳のスミスがどのような試合を披露してくれるのか気になるところですが、アンダーカードに元IBFバンタム級王者、ポール・バトラー(英国/29戦27勝14KO2敗)のノンタイトル戦出場も相手未定ながら発表されています。



    Z.テテ(南アフリカ)に当時保持していたIBFバンタム級王座を奪われたのが約4年前。そして昨年5月、ようやく掴んだIBF王座決定戦のチャンスでしたが計量失敗、試合もE.ロドリゲス(プエルトリコ)に敗れている30歳のバトラーですが、昨年11月には『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』バンタム級トーナメントのリザーブ選手として、Y.ボワィヨ(フランス)を下し再起を果たしています。そしてトーナメント準決勝戦は4月27日のドネア対テテ戦、5月18日の井上対ロドリゲス戦が現時点で予定されていますが、出場選手の怪我や計量失格などが起きる可能性もゼロではありません。



    「30日は昨年の11月にワールド・ボクシング・スーパー・シリーズのリザーブとしてリングに上がって以来の試合になります。今回試合を行いますが、私はワールド・ボクシング・スーパー・シリーズのトーナメントに出場したいと思っているので6回戦の試合を考えています。ちょうど、カッレ・ザウアーラント・プロモーターとも交渉を進めているところですが、上手く事が進めば再びリザーブ選手として認められるでしょう。しかしアメリカの試合(ドネア対テテ戦)か、スコットランドの試合(井上対ロドリゲス戦)か、どちらのリザーブになるのかは素早く見極めないといけません。もし(4月27日の)アメリカでのリザーブ選手となれば約4週間で4ポンドを落とす計算ですし、井上対ロドリゲス戦のリザーブとなれば5月下旬でしょう。いずれにせよ(30日の試合後も)ジムでトレーニングを続けてシャープさを維持しておくつもりです。そのために準備をするつもりですし(リザーブ選手として)10ラウンドの試合を行うつもりで調整を続けます。」
  • 速報!マイケル・コンラン 対 ルーベン・ガルシア・エルナンデス!

    速報!マイケル・コンラン 対 ルーベン・ガルシア・エルナンデス!

    2019.03.18
    " 聖パトリックの日 " として知られる17日、米国、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン・シアターにてトップランク主催興行がただいま終了。なお当初アナウンスされた注目のフェザー級戦、前WBOスーパーバンタム級王者のジェシー・マグダレノ(米国/26戦25勝18KO1敗)対前WBOスーパーフェザー級王者のクリストファー・ディアス(プエルトリコ/25戦24勝16KO1敗)戦は1週間後の23日に移動となっています。

    メインイベント、WBOインターコンチネンタル・フェザー級タイトルマッチは王者でWBA9位、WBOでも11位とするマイケル・コンラン(アイルランド/125.8ポンド)がルーベン・ガルシア・エルナンデス(メキシコ/124.6ポンド)に10回判定勝利、王座防衛です(3対0/100-90×3)。

    開始直後、サウスポーにスイッチしたコンランがフェイントを織り交ぜながらパンチを放っていくとエルナンデスはサウスポーが苦手なのか、コンランへの大歓声に呑まれたか、手が出ずディフェンス主体となります。3ラウンド序盤、オーソドックスにスイッチしたコンランはすぐにサウスポーに戻すと1分過ぎに左ストレートを当てます。右ボディも入れ始めたコンランはペースをすぐ手にしたものの強引な詰めは見せず、エルナンデスも守備重視を変えず、5ラウンド2分過ぎにコンランが左アッパーをローブローとすると、マイク・オルテガ(米国)レフェリーがタイムを掛け数秒間の休憩となります。

    ほとんど山場の無い展開で折り返し、7ラウンドにエルナンデスの右頬から出血、その後もコンランがこつこつと上下にダメージを与えながらラウンドが進みますがアイルランド一色の会場からは当然のように歓声以外は聞こえず、コンランがスイッチを練習するスパーリングのような展開で進みます。最終回10ラウンドのゴングが鳴ると大歓声がコンランを後押ししますが展開は変わらず、3分間が過ぎるとコンランはコーナーに駆け上がり両手を挙げ声援を送り続けた観客に応えています。27歳のコンランは11戦全勝6KO、25歳のエルナンデスは24勝10KO4敗2分としています。



    セミファイナル、ウェルター級10回戦は元WBAウェルター級王者のルイス・コラーゾ(米国/146ポンド)とWBA同級10位のサムエル・バルガス(コロンビア/146.2ポンド)が対戦、10回判定でコラーゾが勝利を手にしています(2対1/96-94、98-92:コラーゾ、96-95:バルガス)。

    L字ガードのサウスポー、コラーゾは距離を変えながらジャブを出し、バルガスはいきなりの右などを見せると2ラウンドに入り、バルガスは照準をボディに定めコツコツとパンチを打ち込みます。2分過ぎ、偶然のバッティングでコラーゾが右目周辺の痛みをアピールすると、レフェリーはタイムを掛けてドクターチェックが入ります。再開し、3ラウンドに入るとバルガスは引き続き前進、コツコツと上下にパンチを出しますが、中盤にコラーゾのコンビネーションを浴びてしまいます。4ラウンド早々、バルガスにバッティングの注意が入りますが距離を詰めたいバルガスはその後も左眉から出血をはじめたコラーゾを押し込み上下に打ち分け、コラーゾはバルガスの低い頭に気を配りながらスイッチを混ぜ、コンビネーションを打ち込んでいく中盤となります。7ラウンド以降、右眉からの出血が目立ちはじめたコラーゾは出入りを見せながら小さく速いパンチを出し、前進するバルガスをさばいている印象を見せますが、バルガスも空振りの多いなか終盤はスイッチも混ぜながら前進を続け攻めの姿勢を崩さずに終了しています。来月には38歳を迎えるコラーゾは39勝20KO7敗、こちらも来月30歳を迎えるバルガスは30勝14KO5敗2分としています。



    アンダーカードのスーパーバンタム級6回戦、08年北京五輪と12年ロンドン五輪でライトフライ級銅メダリストでもある、パディ・バーンズ(アイルランド/119.8ポンド)がアメリカ・デビュー戦。オスカル・モヒカ(米国/118ポンド)に6回判定負けの波乱となっています(2対1/58-56×2:モヒカ、58-56:バーンズ)。

    調整試合とあって主戦場のフライ級からウェイト面でかなり余裕を持ってリングに上がったバーンズ。元々、パワーに欠けるというウィークポイントのあるところへ身体が一回り大きいモヒカを相手に持ち前のテクニックとスピードで封じたいところでしたが、初回左フックを食い一瞬動きを止め鼻血を出すイージーなチューンアップ・バウトとは言えないスタートとなります。2ラウンド、ぐいぐいプレッシャーを強めるモヒカは2分過ぎに左ボディを打ち込むとバーンズはすすっと後ずさりしてから座り込むダウンを喫します。立ちあがり、速射砲のような連打を返し、アイルランド系で占める会場から大歓声を浴びるもののダメージを与えるまでは行かず、3ラウンドもモヒカの攻勢を懸命にフットワークでかわすバーンズとなりますが4ラウンドに入るとモヒカの手数が落ち、バーンズが上下の打ち分けを見せるなど反撃ムードを匂わせます。スタミナが底を見せ始めたモヒカにプレッシャーを掛けはじめた5ラウンドは手数でバーンズが盛り返し、最終回もバーンズが前進、ぐいぐい攻めかかり、残り30秒ほどには赤コーナーにモヒカを押し込み連打を放ちますがダウンを奪い返すまでは出来ずゴングを聞いています。金星を挙げた26歳のモヒカは12勝1KO5敗1分とし、31歳のバーンズは5勝1KO2敗、判定直後はモヒカに拍手を送り納得の表情を見せたバーンズは昨年8月のC.ロサレス(ニカラグア)戦と2連敗となっていますがロサレス戦同様、ボディであっさりとダウンする場面は今後の対戦相手にもハッキリと印象を残しそうです。



    フェザー級6回戦、メインを務めるM.コンランとのアマチュア時代の因縁も話題のウラディミール・ニキーチン(ロシア)はファン・タピア(米国)に6回判定勝利(2対0/59-55×2、57-57)。28歳のニキーチンは3勝全勝、26歳のタピアは8勝3KO3敗としています。
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2019.03.18
    <現地時間16日>
    カナダのモントリオールではD.レミュー(カナダ)を契約下に置く、アイ・オブ・ザ・タイガー・マネージメントが2部興行をおこない、現地12時30分開始となった第1部興行のメインは昨年からカナダをホームタウンとするホープ、アルチュム・オガネシアン(ロシア)がWBOユース・スーパーウェルター級王座決定戦を行い、ダミアン・ソーサ(メキシコ)に10回判定勝利、王座獲得です(3対0)。19歳のオガネシアンは9戦全勝7KO、22歳のソーサは11勝5KO1敗です。

    そして19時開始の第2部興行ではウェルター級10回戦で元世界ランカーのジスラン・マドゥマ(コンゴ)が元IBFライト級王者のミゲル・バスケス(メキシコ)を迎え、10回判定負けを喫しています(2対1)。32歳のバスケスは41勝15KO7敗とし元世界王者の意地を見せるとともに昨年12月のIBO王者、T.ムベンゲ(南アフリカ)戦からの復帰を果たしています。カナダでプロデビュー、キャリアの大半をカナダでこなす34歳のマドゥマは20勝11KO4敗です。

    第2部のメインは地元ホープ、ヘビー級のサイモン・キーン(カナダ)が復帰戦。ロヘリオ・ロッシ(アルゼンチン)とのノンタイトル戦で2回TKO勝利。初黒星からの復帰を飾った30歳のキーンは16勝15KO1敗、37歳のロッシは20勝13KO8敗1分としています。



    プエルトリコのフンコスでは元WBC中米スーパーフェザー級王者のジェイソン・ベレス(プエルトリコ)が元WBCスーパーバンタム級王者の " Vikingo " ビクトル・テラサス(メキシコ)と空位のWBAフェデラテン・スーパーフェザー級王座決定戦に臨み(写真)、3回KO勝利でベレスが勝利しています。元世界ランカー、31歳のベレスは28勝20KO5敗1分とし地域王者となっています。36歳のテラサスは38勝21KO6敗2分です。



    <現地時間15日>
    ドミニカ共和国のサント・ドミンゴにてWBAライト級6位にランクされるイービンス・ピエール(ハイチ)がマルコ・アセベド(ドミニカ共和国)と対戦、10回引分に終わっています。34歳のピエールは30勝20KO1敗1分です。



    <現地時間14日>
    パナマ、パナマシティにてWBCミニマム級12位のカルロス・オルテガがノンタイトル戦でジョニー・ガライ(ともにパナマ)と対戦しましたが8回引分に終わっています。元WBC同級シルバー王者でもある29歳のオルテガは14勝5KO5敗3分、23歳のガライは6勝全KO4敗1分としています。
  • 速報!エロール・スペンス Jr. 対 ミゲル・アンヘル・ガルシア!

    速報!エロール・スペンス Jr. 対 ミゲル・アンヘル・ガルシア!

    2019.03.17
    米国、テキサス州アーリントンに在る、AT&TスタジアムにてIBF世界ウェルター級タイトルマッチがただいま終了、チャンピオンのエロール・スペンス Jr. がWBCライト級王者の " Mikey " ミゲル・アンヘル・ガルシア(ともに米国)を12回判定に下し王座防衛に成功です(3対0/120-107、120-108×2)。

    約8,300円のペイ・パー・ビュー料金のメインは地元の王者に対し、マリアッチで入場したガルシアもひけを取らない歓声を浴びゴング、M.パッキャオ(フィリピン)もリングサイドで観戦します。王者がジャブを突きながら探りを入れ、ガルシアはほとんど手を出さず観察に充てたような初回となります。2ラウンドは両者、初回よりも手数を増やしますが有効打は少なく王者が手数でポイントを取ったように映ります。3ラウンドに入るとガルシアがプレッシャーを強め距離が縮まり、お互いにストレートを浅くヒットするなどパンチの交換が増えてきます。中盤、ジャブ、ワンツーに加え大きな左フックなどを絶えず放ちながら王者が優勢に試合を進め、パンチの芯こそ外し決定打をかわすガルシアですが後手に回る印象を残し、6ラウンドには右フックを当てたものの、左アッパーなどを返されポイントは王者が獲ったように映ります。

    どちらも膝を落とすような場面こそないものの王者優勢のまま終盤に入り、9ラウンドは王者が前進、手数を増やすとガルシアはサークリングに終始しダウンを回避することで精一杯といったラウンドとします。10ラウンド、ガルシアも前に出て反撃の姿勢を見せますが、目立った有効打は王者のディフェンスにかわされ、ペースを変えることが出来ず、コーナーに戻ると「続けるか?」と問われますが否定し11ラウンドも反撃を試みます。王者は冷静に上下に打ち分けながらリードを広げ、最終回も王者は攻めの姿勢を崩さずポイントを挙げゴング、ダウンを拒否しガルシアも意地を見せています。29歳のスペンス Jr. は同王座3度目の防衛に成功、25戦全勝21KOとしています。31歳のガルシアは39勝30KO1敗とし5階級制覇は失敗、階級の壁に跳ね返された図式となっています。



    セミファイナル、前WBCスーパーミドル級王者のデビッド・ベナビデスとIBF同級15位のジェイレオン・ラブ(ともに米国)が対戦し、2ラウンド1分14秒TKOでベナビデスが勝利をおさめています。22歳のベナビデスは21戦全勝18KO、WBC王者A.ディレル挑戦はあるのでしょうか?敗れた31歳のラブは24勝13KO3敗1分1無判定としています。



    バンタム級10回戦、元WBCバンタム級王者のルイス・ネリ(メキシコ)と世界挑戦経験を持つマクジョー・アローヨ(プエルトリコ)によるノンタイトル戦は4ラウンド終了、棄権によりネリのTKO勝利です。2ラウンド2分過ぎに最初のダウンを獲り、合計4度のダウンを奪う快勝をおさめた24歳のネリは29戦全勝23KO、IBFとWBOでスーパーフライ級13位につける33歳のアローヨは18勝8KO3敗です。



    WBAヘビー級11位、IBFでは15位にランクされるクリス・アレオラ(米国)はジャン・ピエール・アウグスティン(ハイチ)に3ラウンド2分3秒TKO勝利です。38歳のベテラン、アレオラは38勝33KO5敗1分2無判定、31歳のアウグスティンは17勝12KO1敗1分です。



    元IBFヘビー級王者のチャールズ・マーティンはグレゴリー・コービン(ともに米国)に8ラウンド53秒反則勝ちです。コービンの度重なるローブローで勝利をおさめた32歳のマーティンはA.ジョシュア(英国)に王座を奪われてから4戦3勝2KO1敗、通算で26勝23KO2敗1分とし、38歳のコービンは15勝9KO1敗です。
  • 速報!ケビン・レリーナ 対 アルツール・マン!

    速報!ケビン・レリーナ 対 アルツール・マン!

    2019.03.17
    南アフリカのガウテン、ケンプトン・パークに在る、エンペラーズ・パレスにて、IBOクルーザー級タイトルマッチが行われ、チャンピオンのケビン・レリーナ(南アフリカ)が同級21位のアルツール・マン(ドイツ)を相手に防衛戦を行い、4ラウンド2分37秒TKOに下し王座防衛を果たしています。


    4ラウンド半分過ぎからラッシュを仕掛けた王者が連打でダウンを奪い、再開後残り40秒ほどで左フックをテンプルに打ち込むと2度目のダウン、立ちあがろうとロープを掴もうとしたマンでしたがバランスを崩しよろけたところでダメージを考慮したレフェリーがストップしています。王者レリーナは約9ヶ月振りのリングで勝利をおさめ同王座3度目の防衛に成功、26歳のサウスポー王者は22勝10KO1敗、WBAとIBFで11位にランクされています。敗れたIBF10位にランクされる28歳のマンは15勝8KO1敗と初黒星です。
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