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    ヘビー級新鋭同士の対決が世界戦アンダーカードに決定

    2017.01.18
    WBC世界ヘビー級チャンピオン、デオンティ・ワイルダー(米国)の5度目の防衛戦は怪我からの復帰を賭けた約7ヶ月振りの一戦となっています。2月25日に米国のアラバマ州でA.ワウルジク(ポーランド)を迎える注目の一戦ですがアンダーカードにヘビー級の新鋭同士による楽しみな対決が決まっています。IBFとWBOで11位にランクされるイズアグベ・ウゴノー(ポーランド)とロンドン五輪スーパーヘビー級米国代表で元WBC米大陸ヘビー級王者のドミニク・ブレアジール(写真/米国)が激突するというものです。ウゴノーは17戦全勝11KO、30歳を数え現在はニュージーランドをホームタウンとし、WBO王者のJ.パーカーと同じケビン・バリーをトレーナーとしています。


    昨年6月にA.ジョシュアにTKO負けを喫している31歳のブレアジールはまずは落ちてしまった世界ランクの復権が目的と言えるでしょう。17勝15KO1敗の戦績を持つブレアジールは「私は彼のことを全く聞いたことが有りませんでした、この試合で初めて名を知ったのです。17戦全勝、ニュージーランドでジョセフ・パーカーとトレーニングに励んでいるということは把握しています。」とコメント、これから対策を練ると言ったところでしょうか。プロデビューを果たしたポーランドで9連勝、ホームと移したニュージーランドで8連勝としているウゴノーのアメリカ・デビュー戦はどのようなアピールとなるのでしょうか。
  • WBCがスーパーミドル級指名防衛戦交渉開始を指示

    WBCがスーパーミドル級指名防衛戦交渉開始を指示

    2017.01.18
    14日にIBF王者のJ.デゲールと引き分けたことでWBC世界スーパーミドル級3度目の防衛を果たしたチャンピオンのバドゥ・ジャック(写真/スウェーデン)とWBC同級1位のカラム・スミス(英国)両陣営に対し、早速指名防衛戦交渉を開始するようWBCが指示したことが報じられています。


    しかし昨年4月のL.ビュテ戦に続き2戦続けて引分防衛となったジャックですが試合直後のインタビューでライトヘビー級へ上がることを宣言、デゲールからの再戦要求に対してもF.メイウェザー・プロモーターとともに否定的な姿勢を見せ、スーパーミドル級のウェイトを造ることが限界に来ていると述べている現状からスミス戦実現の可能性は決して高くは無さそうです。試合後の会見でも改めて、「現在の目標はライトヘビー級に上がり、アドニス・ステベンソンに挑戦すること。」とコメント、ステベンソン陣営のイボン・ミシェル・プロモーターもコメントを受け前向きな姿勢を見せています。


    スミス4兄弟の末弟、26歳のスミスが指名挑戦権を獲得したのは昨年4月のH.モハメディ戦とあって、すでに9ヶ月が経過しており1日でも早く挑戦したい姿勢の表れも含めジャック対デゲール戦もリングサイドで観戦しています。22戦全勝17KOの戦績と恵まれた体躯を生かし世界王座を手にしたいところですが舞台を王座決定戦に変える可能性が濃厚と言えそうです。現在、隆盛を誇るマッチルーム・プロモーションが同級2位のアンソニー・ディレル(米国)、3位のアブニ・イユリディン(トルコ)、4位のアンドレ・ディレル(米国)らとの王座決定戦をアナウンスする日が来るのでしょうか。
  • メルビン・ジェルサレムはワンヘンの45連勝をストップ出来るのか?

    メルビン・ジェルサレムはワンヘンの45連勝をストップ出来るのか?

    2017.01.17
    1月25日、44戦全勝17KOのチャンピオンに敵地で挑むメルビン・ジェルサレム(フィリピン/11戦全勝7KO)はフィリピンのブキドノン、マノロ・フォーティック出身で13歳からボクシングをスタート、国内のアマチュア大会を中心に100試合以上を戦い好成績を残し、将来を期待されている22歳ですがフィリピン国外での試合経験はありません。しかし番狂わせを起こし、新チャンピオンとなれば世界的な知名度も一気に上がることでしょう。


    セブに在るALAジムでトレーニングに励むジェルサレムをサポートするのはともに現役時に日本で試合経験を持つマイケル・ドミンゴ・チーフトレーナーと、エディト・ビラモア・トレーナーです。同級9位にランクされる挑戦者は、「このチャンスを掴むまで多くのことを犠牲にしてきました。いつの日かチャンピオンになるという目標に集中するために学校へ行くのも止め、マイケル・ドミンゴ、エディト・ビラモア両トレーナーとともにハードなトレーニングを積み上げてきました。いまは世界タイトルマッチのチャンスを手にしたことを嬉しく思っています、私に与えられたこのチャンスにとても感謝しています。このチャンスは無駄にしません、これは私が長年夢に見てきたものです。」

    「(世界戦の話が届く前から)世界ランカーとして評価されていることは分かっていましたし、エディト・ビラモア・トレーナーからも世界との距離は遠くないと言われてきました。こうして世界タイトルマッチに出場する機会を得ましたが準備は万全です。(ワンヘンの映像を数多く観ましたが)我々のスタイルに似通ったものは有りませんが、私のスタイルは彼と噛みあうと感じています。彼は前に出てくるスタイルなので出方を待つのも良いと考えていますし、彼がどのようなパンチを得意としているのかしっかり研究しています、カウンターで合わせるのも一つの戦術です。また彼はボディに弱点があるように見えます、ボディを攻めて行き、弱らせることも私のファイトプランです。勝つために全力を尽くしますよ。」エディト・ビラモア・トレーナーが96年3月、リカルド・ロペス(メキシコ)に阻まれ手にすることが出来なかったWBCミニマム級のベルトを掴むことも大きなモチベーションと語る挑戦者です。
  • E.ロドリゲス「ナルバエスとの挑戦者決定戦はアメリカで戦いたい」

    E.ロドリゲス「ナルバエスとの挑戦者決定戦はアメリカで戦いたい」

    2017.01.17
    L.ハスキンスの持つIBF世界バンタム級指名挑戦者決定戦の延期日程発表はもうしばらく先になりそうです。1月13日にアルゼンチンのチュブ州にて開催と発表された、3位のオマール・ナルバエス(アルゼンチン)対4位のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)戦はナルバエス陣営のオスワルド・リベロ・プロモーターと現地テレビ局との交渉が暗礁に乗り上げた為に延期とされましたが、いまだ新日程の正式なアナウンスは出されていません。3月1日にアルゼンチン開催と報じるメディアも出ていますが、このほどロドリゲス陣営のファン・オレンゴ・マネジャーが「3月4日にニューヨークで開催する方向で調整している。」と地元メディアに述べています。3月4日はK.サーマン対D.ガルシア戦がニューヨークのバークレイズ・センター開催濃厚とされており、そのビッグイベントでロドリゲスを売り出すべく交渉中と述べています。


    「(1月13日から)3月に延期するという噂は耳にしていますが公式な発表は未だに受け取っていないのです。我々としてはプエルトリコで挑戦者決定戦が開催出来るように願っていましたが、(ナルバエス陣営は)入札で明らかに不合理な条件を提示してきました。今となってはどのように支払われるのか定かでは有りませんが、落札後の交渉によって決まった日程(1月13日)で開催出来なかった時点でオスワルド・リベロ・プロモーターの権利は消滅したものでしょう。我々は是が非でも挑戦者決定戦を行いたいと考えていますので新たに契約を持ちかけるつもりですが、ナルバエス陣営がサインしない場合に備えて(同級5位の)ロドリゴ・ゲレロ陣営にも交渉を進めようと考えています、もしゲレロが受け入れなければその次の選手へ交渉を持ちかけるつもりです。入札は10月に行われ、最初は12月に開催とも言われていましたがエマヌエルは前回の試合を昨年の6月に行っており、(3月の開催となれば)9ヶ月もリングから遠ざかることになります。ジムで常にトレーニングをこなしてはいるものの決して良い事ではありません。」と応えています。


    来日経験を持つアルベルト・ゲバラ(メキシコ)と昨年6月に対戦し(写真)、判定勝利をおさめているロドリゲスにとって旬とも言える時期の長期ブランクは確かにプラスには働かないでしょう。ナルバエス、ロドリゲス両陣営の交渉再締結までまだまだ障害も多そうな現状ですが果たして合意は成るのでしょうか?
  • ハーレイ・ベンのデビュー戦が2月24日に仕切り直し

    ハーレイ・ベンのデビュー戦が2月24日に仕切り直し

    2017.01.16
    フランク・ウォーレン・プロモーターが2月24日に英国、ロンドンのベスナル・グリーンに在るヨーク・ホールにて英連邦フライ級タイトルマッチをメインイベントにする興行を発表、アンダーカードに元2階級制覇王者のナイジェル・ベンの息子、ハーレイ・ベン(英国)のプロ・デビュー戦も発表しています。昨年11月25日に発表されたデビュー戦は健康診断の手続上を理由として直前で中止となっていましたが約3ヶ月を置いての仕切り直しとなっています。対戦相手は後日発表ながら、デビュー戦勝利の期待が集まります。「私と私の父は矛盾した関係を持っていますが人々は私を見て父の姿を重ねます、これまでずっとそうでした。しかし私が最終的に目指すところは父の持っていたものです、複雑な想いは有りますが私は自分の名前に誇りを持っています。」と現地メディアの記事も親子関係に重点を置いたものが多くなるのは偉大な父親の影響といえるでしょうか。


    メインは英連邦王者のトマス・エソンバ(カメルーン/9戦7勝2KO2敗)にジェイ・ハリス(英国/9戦全勝6KO)が挑む一戦です。英国をホームとするサウスポーの王者に挑む26歳の挑戦者は実父ピーター(元英国フェザー級王者)の意志を継ぎ頂点を目指すと心に決め、キャリア初のタイトルマッチに臨むとしています。「区切りの10戦目で英連邦タイトルマッチを戦えることはとても光栄なことです、きっとチャンピオンになってみせます。私はトマスの映像を何試合か見ましたがとてもタフで力強い印象を持ちました、チャンピオンになるということは彼は何かを持っているということでしょう。しかしベルトは(出身地の)スウォンジーに持って帰ります、これまでの6つのKO勝利が私に自信を与えてくれます。」と意気込みを述べています。
  • 週末海外注目試合結果

    週末海外注目試合結果

    2017.01.16
    <現地時間14日>
    元WBCクルーザー級王者のジャコベ・フラゴメーニ(イタリア)が約15ヶ月振りの試合をイタリアのロンバルディアにて行い、タマス・ポルスタ(ハンガリー)に3回TKO勝利をおさめています(写真)。元4階級制覇王者、ロイ・ジョーンズ Jr. からのオファーが届いていることも明かし引退も否定した47歳のフラゴメーニは33勝13KO5敗2分、36歳のポルスタは21勝12KO9敗1分としています。


    B.ジャック対J.デゲール戦のアンダーカードにて元NABF北米スーパーライト級王者で世界挑戦経験を持つトーマス・デュロルメ(プエルトリコ)がブライアン・ジョーンズ(米国)と対戦し6回TKO勝利をおさめ、T.クロフォード戦から復帰2連勝2KOとし24勝16KO2敗としています。敗れた29歳のジョーンズは13勝7KO7敗です。


    アルゼンチンのフフイ州にてWBOラテン・ウェルター級王者のエイドリアン・ルシアーノ・ベロンが防衛戦を行い、ラモン・デラクルス・セナ(ともにアルゼンチン)に5回KO勝利で王座防衛に成功です。WBO同級10位にランクされる28歳のベロンは19勝13KO1敗と戦績を伸ばしています。


    メキシコのバハカリフォルニア州ではサンフェル・プロモーションのホープが多数出場しています。IBFウェルター級7位のカルロス・オカンポはダニエル・エチェバリア(ともにメキシコ)に10回判定勝利(3対0)、全勝レコードを21(12KO)と伸ばし、敗れたエチェバリアは19勝17KO4敗としています。

    またWBCスーパーフェザー級35位に名を上げてきた、カルロス・ディアス・ラミレスはガブリエル・フランシスコ・ピニャ(ともにメキシコ)に10回判定勝利(2対0)。22歳のラミレスは22戦全勝10KOとし、ピニャは14勝6KO13敗5分です。

    WBCフライ級31位のマキシミノ・フローレスは世界挑戦経験を持つウリセス・ララ(ともにメキシコ)に8回判定勝利(3対0)、フローレスは22勝15KO3敗、ララは17勝10KO15敗2分としています。


    <現地時間13日>
    PABAフェザー級王者でWBA同級12位にランクされるトン・シッルアンポップーン(タイ)がタイのナコーンパトムにてノンタイトル戦を行い、アニス・セウフィン(インドネシア)に5回TKO勝利。24歳のオーソドックス、トンは全勝レコードを21(13KO)に伸ばしています。


    米国、メリーランド州では村田諒太6戦目の相手でも知られるジェシー・ニックロウがチャウンシー・フィールズ(ともに米国)に8回判定勝利をおさめ(3対0)、戦績を26勝8KO8敗3分としています。


    米国、オレゴン州では05年世界選手権スーパーヘビー級ベスト8のマイク・ウィルソンがアーロン・チャベス(ともに米国)に8回判定勝利、デビューからの連勝を16(8KO)に伸ばしています。
  • 速報!バドゥ・ジャック 対 ジェームス・デゲール!

    速報!バドゥ・ジャック 対 ジェームス・デゲール!

    2017.01.15
    米国、ニューヨーク州ブルックリンに在るバークレイズ・センターにてWBC&IBFスーパーミドル級統一戦がただ今終了、WBCスーパーミドル級王者のバドゥ・ジャック(スウェーデン)とIBF同級王者のジェームス・デゲール(英国)による王座統一戦はダウン応酬の激闘の末、12回引分となっています(1対0/114-112:デゲール、113-113×2)。

    ジミー・レノン Jr. リング・アナウンサーのコールで始まり、WBC指名挑戦権を持つカラム・スミスとジョー・ギャラガー・トレーナーがリングサイドに座る中でゴングが鳴った一戦は初回残り30秒でデゲールの速いステップインからの左ストレートがアゴに入るとジャックは後ろに弾かれるように尻餅を着くダウンによる幕開けとなります。深いダメージには映らずすぐにゴングが鳴りますが、2ラウンドも軽快なフットワークを駆使しながらコンパクトなパンチを放つデゲールにジャックはやや後手に映ります。じわじわプレスを掛けるジャックは距離を詰めて左右フックを上下に放って行き、デゲールは出入りしながらコンビネーションを出す展開で中盤に入り、5ラウンドはジャックの攻勢が上回ったように映ります。終了間際にはアーサー・マーカンテ Jr. レフェリーがゴングと同時に割って入ろうとした際にジャックの左フックをかわそうと足が滑りジャックに抱え込まれる場面となり歓声が上がります。

    6ラウンド辺りからボディが効いてきたのかデゲールの手数とフットワークが落ち、ロープを背にする場面が多くなると8ラウンドには小さい左アッパーを浴びたデゲールがマウスピースを落とすなどペースはハッキリとジャックのものと映ります。9ラウンドは開始と同時にデゲールも前進、大きなパンチを振りますが口を開けながらの反撃に再びマウスピースを自ら落としてしまい、デゲールも疲労の色を見せる一進一退のラウンドとなります。マウスピースを半分見せながら試合を進めるデゲールに対し11ラウンド開始時にドクターからの口腔部のチェックが入りますが続行、ボディが効いているデゲールは必死に反撃、ジャックは執拗に上下の打ち分けを狙う見応えある展開となります。このラウンドはデゲールの執念が勝り手数と有効打でポイントを挙げたように映りましたが迎えた最終回、ジャックの左フックがヒット、右フックが頭部をかすめるとデゲールが後ろに弾かれるようにダウンを喫します。カウント8で再開したものの勝負所と見たジャックが猛追、ダメージの残るデゲールはクリンチでしのぐばかりとなりマウスピースも自ら落とすなどTKOも予感させましたが致命打は外し辛くもゴングに助けられ終了と同時に両者が勝利をアピール、手を上げています。33歳のジャックは同王座3度目の防衛に成功、20勝12KO1敗3分とし元五輪金メダリスト、来月に31歳を迎えるデゲールは23勝14KO1敗1分としこちらも同王座3度目の防衛に成功となっています。試合後のインタビューでは執拗に再戦を求めるデゲールに対し、ジャックはこの試合を最後にライトヘビー級に上がるつもりだった、とコメント。F.メイウェザー・プロモーターも再戦に否定的なコメントを残し、デゲール・ファンから少しブーイングが上がっています。


    IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチではチャンピオンのホセ・ペドラサ(プエルトリコ)が同級8位のジェルボンテ・デービス(米国)に7ラウンド2分36秒TKO負け、王座交代となっています。

    ともにサウスポースタンスでのスタートになりますがガードを上げ身体を振りながらプレッシャーを掛けるペドラサとL字ガードでスタンスを広げガードの合間をデービスが狙う初回は、ペドラサのジャブも度々デービスにヒットしたものの小さい右アッパーを当てアゴを跳ね上げたデービスが良い印象を残します。2ラウンド以降、前進を続けるペドラサがガードを固め被弾を防ぎながら小さなパンチを放ち、デービスはガードの隙間にパンチを入れて行き有効打数と手数でリードしますが、ペドラサに効いた素振りは無くダメージを最小限に押さえながらペースダウンを待っているようにも映ります。5ラウンドは開始からペドラサがテンポアップ、手数でロープに詰めるとデービスはガード一辺倒となりデービスのファンから悲鳴にも似た声援が挙がりますが、全然問題無いとばかりにデービスは手を挙げアピールしパンチを返すもののポイントはペドラサが取り返したように映ります。しかし6ラウンドはスイッチするペドラサを尻目にペースは渡さんとばかりデービスも左右フックを好打するなど有効打で勝るとリングサイドのフロイド・メイウェザー Jr. も良くやったとばかり拍手で迎えます。

    直前で行われたWBCシルバー戦でも同様の場面が有りましたが、健康管理に独自の規定を持つニューヨーク州コミッションのインスペクターがラウンド開始時にペドラサの状態をチェック、前後左右に歩かせ、質問をするなど数十秒間に及ぶチェックが入ると観客からブーイングが起こりますが問題は無く続行となります。そうして迎えた7ラウンドですが、今度はデービスがペースを上げ攻勢を強めると右フックをアゴに打ち込み我慢を重ねていたペドラサも崩れるようにダウンを喫します。深いダメージに映ったペドラサは立ち上がったもののレフェリーが続行を許さず終了となっています。22歳の新王者、デービスはこれで17戦全勝16KO。「言い訳は無しだ、前半はプレッシャーを掛けながら、後半スタミナが切れると思っていたけれど良いパンチを食ってしまったよ。」とコメントしたペドラサは初黒星、22勝12KO1敗とし同王座3度目の防衛に失敗しています。


    空位のWBCミドル級シルバー王座決定戦は同級2位のイフゲニー・キトロフ(ウクライナ)とノーランカーのエマヌエル・アリーム(米国)が争い、打ちつ打たれつの激闘の末に6ラウンド1分20秒TKOでアリームがベルトを掴んでいます。

    ゴングと同時にいつも通りと言って良いスタイルで距離を詰めて攻めて行ったキトロフでしたがアリームの右を浴びズルズルと後ずさり、モロに効いてしまいます。ガードを固めながらもパンチを浴び猛追を防ぎ何とか1ラウンドを凌ぎますがダメージは深刻に映ります。しかし2ラウンドに入ってもスタイルを変えずガンガン前に出て攻めるキトロフは左右フックを浴びせ地力の違いを証明すべく赤コーナーに数十秒間釘付けにしガードの上から連打を浴びせるなどポイントを取り返したように映ります。3ラウンドに入るとアリームがフットワークを使い、キトロフが追い掛ける構図になりますが半分が過ぎたところでアリームのワンツーがヒット、一瞬動きの止まったキトロフに左フックがアゴにクリーンヒットするとキトロフが背中からダウンします。立ち上がり再開するとダメージを見せながら再び追い掛け、逆にラウンド終盤には左右フックを浴びせアリームをダウン寸前に追い込む凄まじいラウンドに観客は歓声を上げます。4ラウンド以降はキトロフが追い掛け、アリームが距離を造ろうとする展開に戻り、キトロフのパンチがアリームにクリーンヒットする場面もあり追い上げているようにも映りますが、アリームのパンチも入り攻防の入れ替わりが激しい展開となります。迎えた6ラウンド、ロープに詰めようとしたキトロフにアリームの右フック、左、そして右のダブルがモロに入りキトロフは2度目のダウン、もはや立てそうにないダウンに映りましたが立ち上がり、レフェリーが長いチェックを入れますが再開と判断したものの連打を浴びグロッギーになるとレフェリーが割って入っています。アリームは17勝10KO1分、28歳のキトロフは14勝12KO1敗としています。
  • " カネロ "・アルバレスとフリオ・セサール・チャベス Jr. がいよいよ対決!

    2017.01.15
    ゴールデンボーイ・プロモーションが日本時間14日、WBO世界スーパーウェルター級チャンピオンのサウル・" カネロ "・アルバレス(50戦48勝34KO1敗1分)と元WBC世界ミドル級チャンピオンのフリオ・セサール・チャベス Jr. (写真/54戦50勝32KO2敗1分)によるメキシカン同士のビッグファイトを発表しました。


    現在のメキシコを代表する2人の対決は数年前から噂として挙がっていたものの実現には至らず諦めかけたファンも大勢いたことでしょう。しかしメキシコの国民的休日 " Cinco de Mayo " と掛け合わせて5月6日に米国、ネバダ州ラスベガスに在るTーモバイル・アリーナにてこのほど対戦が決定。最注目ポイントと言えるウェイトは164.5ポンド(ミドル級リミット約2Kgオーバー、スーパーミドル級リミット約1.6Kgアンダー)での12回戦となっています。


    12年9月にS.マルティネスに敗れミドル級王座を失ってからはライトヘビー級のウェイトなどでキャリアを積んできたチャベス Jr. は重ければ重いほど体格的なアドバンテージが有るものと思われますが、昨年12月のD.ブリッチ戦では168ポンドで計量をクリアしており、許容範囲と判断したものでしょうか。一方、A.カーンやM.コット、J.カークランド戦などミドル級王座が賭かった試合であってもミドル級リミット(160ポンド)での試合は許さず、155ポンドを超えて対戦契約を結ぶことを頑として受け付けなかったアルバレス陣営ですが、何故今回は受けたのか気になるところです。今のチャベス Jr. なら体重差が有っても大丈夫と判断したか、どうしても雌雄を決したかったのでしょうか、155ポンドがこれまでの最重量だったアルバレスが何Kgで計量を終えるのでしょうか?そしてチャベス Jr. がミドル級王座時代を取り戻すコンディションに仕上げられるのか?チャベス Jr. のここ数年の低迷振りを見ると少々遅い対戦とも思われますが楽しみな一戦には間違いないものと思われます。
  • 速報!エリスランディ・ララ 対 ユーリ・フォアマン!

    速報!エリスランディ・ララ 対 ユーリ・フォアマン!

    2017.01.14
    2017年最初の世界タイトルマッチ、WBA世界スーパーウェルター級タイトルマッチが米国、フロリダ州ハイアリア・パーク・レーシング&カジノにて行われ、スーパーチャンピオンのエリスランディ・ララ(キューバ)が同級9位で元WBA同級王者のユーリ・フォアマン(ベラルーシ)を4ラウンド1分47秒KOに下しています。

    ジャブを突きながらじわじわプレッシャーを掛けるララに対し、距離を外しながらいきなりの右など出方を見るフォアマンですが2ラウンド終盤に左ストレートを食い、顔を跳ね上げられます。3ラウンド2分過ぎにはララの右が当たると同時に足が引っ掛かりフォアマンが両手を着くとレフェリーはダウンと判断、ダウンか?という表情を見せ両手を広げながらフォアマンが立ち上がり再開となります。しかし4ラウンド半分が過ぎたところでフォアマンの右ストレートを交わしたララが左アッパーをアゴに打ち込むとファオマンはその場に崩れ落ちるダウンを喫します。苦痛の表情を浮かべながら何とか立ち上がりますがよろよろとロープにもたれるのと10カウントが数え上げられるのとが同時となり試合終了となっています。WBA王座6度目、そしてIBO王座は3度目となる防衛を果たした33歳のララは24勝14KO2敗2分としています。一方、約6年半前に失った王座の返り咲きを狙った36歳のファオマンでしたが試合前に危惧されたミスマッチの予想通りとなってしまい、戦績を34勝10KO3敗1無判定としています。


    セミファイナルではラウシー・ウォーレンにWBA世界バンタム級スーパー王座を奪われていた、ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)が昨年6月以来となる復帰戦を行い、スーパーバンタム級8回戦でイサオ・ゴンサロ・カランサ(メキシコ)を7ラウンド1分16秒TKOに下しています。

    右手をだらりと下ろし、左手はアゴの横といういつもの構えでスタートしたパヤノは初回残り30秒というところで右アッパーをボディに打ち込むと、カランサはトランクスを下げながら効いた印象を見せ後ずさりします。ボディへパンチを集めたところでゴングが鳴りますが、その後は軽いジャブをポンポンと出しながら左を打ち込む展開でラウンドが進行、体格で上回るカランサも時折前に出ながら大きなパンチを振りますが、パヤノは右手で上手く引っ掛けフットワークでさばきながら競ったラウンドのポイントを集めていきます。ハートの強さに定評のあるカランサも懸命に逆転を狙いますが、出て行ったところに右フック、距離を作るとパヤノの左ストレートを浴びてしまい、迎えた7ラウンド序盤、アゴに右フックを好打されたところでジェームス・ワーリング・レフェリーがやや唐突に割って入り両手を交差、一方的と判断しストップとなっています。ストップのタイミングにブーイングも聞こえたもののWBA2位、WBC11位、32歳の前王者は18勝9KO1敗と復帰戦を飾り、残念そうな表情を見せストップを受け入れた30歳のカランサは15勝9KO8敗1分としています。


    アンダーカードでは前WBCスーパーミドル級王者のアンソニー・ディレル(米国)が元WBOユース・ライトヘビー級王者のノルベルト・ネメサパーティ(ハンガリー)と対戦し、6ラウンド終了棄権によるTKOでディレルが勝利をおさめています。上背とキャリアで勝るディレルが徐々にペースを掴み、ラウンドが進むにつれ上下の打ち分けやアゴにアッパーを見舞うなどワンサイドの展開。ガードを高く掲げるネメサパーティの隙を突きパンチが入る場面が増え始めた6ラウンド終了と同時に終了となっています。15年4月、B.ジャックに惜敗し王座を奪われている、WBC2位のアンソニーはこれで復帰後3連勝を果たし、30勝24KO1敗1分としています。敗れた21歳のネメサパーティは24勝17KO5敗です。
  • J.インドンゴ「ナミビアの人々と私のチームのために4月15日は笑顔をもたらしたい」

    J.インドンゴ「ナミビアの人々と私のチームのために4月15日は笑顔をもたらしたい」

    2017.01.14
    WBA王者とのスーパーライト級統一戦が4月15日に決まったIBF世界スーパーライト級チャンピオンのジュリアス・インドンゴ(ナミビア/21戦全勝11KO)にとって、E.トロヤノフスキー戦が出来過ぎだったのか真価が問われるリッキー・バーンズ戦はおよそ3ヶ月後のゴングとなっています。「他団体のチャンピオンと戦うということは紛れもない名誉です。リッキーは熟練されたチャンピオンであり、過去に3階級を制覇した偉業もリスペクトに値します。しかし私は神の恵みとともにスコットランドに渡ります、彼からWBAのチャンピオンベルトを奪うために行くのです。決して簡単な試合にはならないでしょう、しかしナミビアの情熱的なファンと支えてくれるチームが私にはあります。4月15日は彼らを笑顔にするつもりです。」と述べたインドンゴです。


    ネストール・トビアス・プロモーターは更に熱く意気込みを語ります。「リッキー・バーンズ戦は初めから選択肢の一つでした、対戦者に最適と言って良いでしょう。私はいつだって私の選手の対戦相手を選ぶとき、十分に勝機が有ると信じて試合を組んでいます。トロヤノフスキーに勝利した時点から数多くのオファーが我々のもとに届きました、最も大きなチャンスはWBC&WBOチャンピオン、テレンス・クロフォードとの3団体統一戦でしたが、我々にトロヤノフスキーとの再戦の話が持ち上がり、クロフォード陣営にはマニー・パッキャオらとの対戦話が挙がる中でいつしか交渉は立ち消えとなってしまいました。」

    「アメリカからその他にも幾つかのオファーがあり、英国やロシアなどからのオファーも入る中で決めた今回の選択には十分満足しています。もちろん私の選手に対してのファイトマネーは選択の際の決め手の一つですが、特に今回の試合は多くのチャンスを生むものです。英国のメディアに取り上げられることで更なるビッグチャンスも生まれるでしょうし、ナミビアのボクシング界の為にも素晴らしいことだと思うのです。」

    「私たちはバーンズのことを長らく研究してきました、(12年3月にバーンズと対戦した)パウルス・モーゼスが試合をする時にも対策を練りましたからね。(モーゼス戦ではバーンズが12回判定勝ちをおさめましたが)彼が勝てたのは多くの幸運がもたらされた為でした。統一戦は世界タイトルマッチの価値を高めるものであり、バーンズ戦は最高の選択だったと思っています。イージーな対戦者だからという理由で安易にバーンズ戦を決めた訳では無いのです。(WBA、IBF、IBOという)異なる団体の3つのベルトがこの一戦に賭けられるのです、これ以上大きなタイトルマッチは私には考えられません。」としていますが、果たしてインドンゴは2試合続けて世界を驚かせることは出来るのでしょうか?
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