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    R.プログレイス陣営が翻意、トーナメント決勝戦は10月26日と発表

    2019.09.02
    『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』スーパーライト級決勝戦への去就が注目されている、WBAスーパーライト級スーパーチャンピオンのレジス・プログレイス(米国/24戦全勝20KO)が同トーナメントの実質的運営権を持つ、『コモサAG』への訴えを取り下げ、同トーナメントへ復帰することが発表。IBF王者、ジョシュ・テイラー(英国/15戦全勝12KO)との王座統一戦として10月26日に英国のロンドン、O2・アリーナでの決勝戦がアナウンスされています。


    8月上旬、米国のニュージャージー州連邦裁判所に提訴したプログレイスとルー・ディベラ・プロモーターでしたが、このほど同プロモーターが日本時間1日、地元メディアのインタビューに対し、「テイラー戦をアナウンス出来る状況まで進展が見受けられたことが確認できました。」と述べたことがESPNで報じられています。訴えを取り下げるとともにプログレイス本人も「これは私が最も望んだ戦いでもあり、クラスで誰がベストなのかを証明する戦いです。私の目標は常に、私こそがこのスーパーライト級で最高のボクサー、統一チャンピオンであることを証明することなのです。」とコメントしています。


    ボクシング・ファンとしては非常に喜ばしいニュースではありますが、同プロモーターがプログレイス対テイラー戦試合契約書にサインを終えた訳では無いと述べている点はまだ予断を許さない状況ともいえ、ゴングが鳴るまで分からないという声もあり、M.ブリエディス(ラトビア)とY.ドルティコス(キューバ)によるクルーザー級決勝戦も未だ正式発表に至っておらず、今後も試合結果が出るまで目の離せないトーナメントと言えそうです。


    なお10月26日のO2・アリーナを彩る他の対戦カードとして、元WBOヘビー級王者のジョセフ・パーカー(ニュージーランド/28戦26勝20KO2敗)対デレック・チゾラ(英国/40戦31勝22KO9敗)戦。そして元3階級制覇王者のリッキー・バーンズ(英国/51戦43勝16KO7敗1分)と元IBFフェザー級王者、リー・セルビー(英国/29戦27勝9KO2敗)によるベテラン対決の他、欧州クルーザー級王者のイブ・ンガブ(ベルギー/20戦全勝14KO)にローレンス・オコリー(英国/13戦全勝10KO)が挑む全勝対決もアナウンスされています。
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2019.09.02
    <現地時間8月31日>
    オーストラリアのビクトリア州にてWBAオセアニア・ミドル級王者のジェフ・ホーンがマイケル・ザラファ(ともに豪州)と対戦、9回TKOでザラファが勝利しています。知名度こそホーンに大きく劣るものの昨年12月には敵地で元世界王者のK.ブルック(英国)に12回判定負け、大いに苦しめている27歳のザラファは27勝16KO3敗、一方、WBOウェルター級王座との2階級制覇を目指していたWBAミドル級3位、31歳のホーンは19勝13KO2敗1分としています



    フィリピンのボホールでは元世界1位のマーク・マグサヨ(フィリピン)が元WBOバンタム級王者のプンルアン・ソー・シンユー(タイ)と対戦、12回判定勝利をおさめ(3対0)、空位のWBCアジア・フェザー級王座獲得を果たしています。長期ブランク明けによる復帰2戦目を白星とした24歳のマグサヨは20戦全勝14KO、29歳のプンルアンは53勝35KO7敗としています。

    またアンダーカードでは来日経験を持つ選手同士によるフィリピン・バンタム級タイトルマッチが行われ、チャンピオンのジョバンニ・エスカネルが同級3位のレノエル・パエル(ともにフィリピン)に12回判定勝利(2対1)、王座防衛です。29歳のエスカネルは20勝12KO4敗、28歳のパエルは23勝12KO10敗1分としています。



    中国の青島にてWBO中国語圏フェザー級王座決定戦が行われ(写真)、馬強(マー・チィアン/中国)が利育哲(リー・ユーチュル/台湾)に3回TKO勝利、新王者となっています。23歳の馬は5勝3KO1敗2分、26歳の利は6勝4KO2敗2分としています。

    セミファイナルではOPBF東洋太平洋でスーパーミドル級5位にランクされる、アイニウェ・イリシャチ(中国)と日本スーパーウェルター級4位の丸木陵介(天熊丸木)によるWBCアジア・インターコンチネンタル・ミドル級王座&IBOアジアパシフィック・ミドル級王座という2本の新興地域団体王座の決定戦が行われ、10回判定でイリシャチが2本のベルトを手にしています(3対0)。



    WBOヘビー級5位につける、タイロン・スポーン(オランダ)がメキシコ、メリダのリングに上がり、ジェイソン・ミンダ(エクアドル)を2回KOに下しています。元キックボクサーとして名高い33歳のスポーンは14戦全勝13KO、26歳のミンダは14勝8KO2敗1分としています。無敗対決を制したスポーンには次戦で10月12日、仕切り直しとなったO.ウシク(ウクライナ)ヘビー級転向初戦の対戦相手候補として名前が挙がっています。



    <現地時間30日>
    16年リオ五輪ミドル級銀メダリストのサウスポー、ビクテマル・ミェリクジエフ(ウズベキスタン)がプロ2戦目として米国、カリフォルニア州のリングに上がり、村田諒太のスパーリング・パートナーとして来日している元メキシコ・ミドル級王者のアドリアン・ルナとライトヘビー級8回戦で対戦、初回KO勝ちをおさめています。23歳のミェリクジエフは2勝2KO、29歳のルナは22勝14KO7敗1分としています。



    元世界王者の息子、元WBCスペイン語圏スーパーライト級王者のマルティン・アントニオ・コッジがアルゼンチンのブエノスアイレスでレアンドロ・ガブリエル・ロホ(ともにアルゼンチン)に6回判定勝利。36歳になったばかりのコッジは36勝18KO9敗3分1無判定、ここのところ低迷が続いています。
  • 速報!エリスランディ・ララ 対 ラモン・アルバレス!

    速報!エリスランディ・ララ 対 ラモン・アルバレス!

    2019.09.01
    米国、ミネソタ州ミネアポリスに在る、ミネアポリス・アーモリーにてWBA世界スーパーウェルター級王座決定戦が行われ、元王者で同級2位のエリスランディ・ララ(キューバ)が同級6位のラモン・アルバレス(メキシコ)に2ラウンド2分3秒TKO勝利、ララがベルトを手にしています。36歳のララは26勝15KO3敗3分、王座返り咲きを果たすとともに約2年8ヶ月振りのKO勝利をおさめています。33歳のアルバレスは40戦目にして初めて掴んだビッグチャンスを前日に自らの手で放棄、28勝16KO8敗3分1ノーコンテスト、計量結果を含めてやはり世界戦の舞台には役不足でした。



    セバスチャン・フォンドラとジャモンテイ・クラーク(ともに米国)による長身サウスポー同士の対戦は10回引分けに終わっています(98-92:フォンドラ、96-94:クラーク、95-95)。" The Towering Inferno " の愛称を持つ21歳のフォンドラは13勝9KO1分、24歳のクラークは14勝7KO1敗1分としています。



    元WBAバンタム級暫定王者、現在は4位のレイマート・ガバリョ(フィリピン)がアメリカ3戦目のリングに上がり、イェイソン・バルガス(コロンビア)を3ラウンドTKOに下しています。23歳のガバリョは22戦全勝19KO、29歳のバルガスは17勝12KO2敗です。



    ロンドン五輪フライ級ベスト16、元世界1位のデューク・ミカー(ガーナ)がルイス・ロイ・スアレス(メキシコ)に2ラウンドTKO勝利をおさめています。27歳のミカーは23戦全勝19KO、約14ヶ月振りの復帰戦を飾っています。26歳のスアレスは13勝7KO2敗としています。
  • 速報!ワシル・ロマチェンコ 対 ルーク・キャンベル!

    速報!ワシル・ロマチェンコ 対 ルーク・キャンベル!

    2019.09.01
    英国、ロンドンのO2・アリーナにて、3団体統一ライト級戦がただいま終了、WBAスーパー&WBO王者のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)とWBC1位、ルーク・キャンベル(英国)による対戦は12回判定でロマチェンコが勝利、3団体の統一を果たしています(3対0/119-108×2、118-109)。

    サウスポー同士の対戦は両手を高く掲げながらステップを踏む王者と右手をやや前に出しながら隙を伺うキャンベルといった図式でスタート、終了間際にガード越しながら左を出した挑戦者に歓声が挙がります。2ラウンドに入り、プレッシャーを強めはじめた王者は3ラウンド半分過ぎ、左ストレートを当てキャンベルの顔を跳ね上げます。両者、上下にパンチを当てながらペース争いと映る序盤を終え、迎えた5ラウンド終盤にロマチェンコの左フックでバランスを崩し、続いて左ボディを食うとキャンベルはロープ際に後退、王者が連打をまとめようとしたところでゴングが鳴り王者がハッキリと流れを引き寄せます。6ラウンド、プレッシャーを強める王者にキャンベルも右ボディフックを打ち返すなど意地を見せ、7ラウンド中盤、王者が左を出し身体が流れたところにキャンベルが左ボディを打ち込み歓声が起こりますが、終盤に王者の反撃を食い、なかなかポイントを返すことが出来ません。

    8ラウンドも王者のボディへ照準を定めるキャンベルですが、その分距離が縮まり王者のコンパクトなコンビネーションもヒット、王者がポイントでリードし終盤に入ります。キャンベルもワンサイドとさせず頑張りを見せながら迎えた11ラウンド半分過ぎ、王者の左右ボディが効きたまらず右手を着くダウンを喫します。ビクター・ラフリン(英国)レフェリーのカウント8で再開に応じますが、王者の追撃にサイドステップで逃げ切り、最終回1分過ぎにはキャンベルの右フックがローブローとなり休憩が入ります。王者は追撃を緩めずガンガンパンチを当てていくと、キャンベルはタックル気味にクリンチ、王者の足を掴んでダウンを拒否する執念を見せますがそのまま終了のゴングを聞いています。31歳のロマチェンコは14勝10KO1敗としWBA王座3度目、WBO王座2度目の防衛に成功するとともにWBC王座獲得を果たしています。こちらも31歳のキャンベルは20勝16KO3敗、2度目の世界挑戦も王座獲得は成りませんでした。



    セミファイナルのWBAインターナショナル・ヘビー級王座決定戦は元WBA王者のアレクサンデル・ポベトキン(ロシア)がIBF13位のヒューイ・フューリー(英国)に12回判定勝利、新王者となっています(3対0/117-111×3)

    ともに105~106キロほどというほぼ同じウェイトで計量を終えた両者による初回、左手を下げたところからジャブを出し、左右に動くフューリー、そしてポベトキンは上半身を動かしながらじりじりと前に出ていきます。2ラウンドも前に出るポベトキン、届かないジャブを出しながらサイドステップを繰り返すフューリーに3ラウンド、ハワード・フォスター(英国)レフェリーがホールディングの注意を両者に与えます。4ラウンド20秒過ぎにポベトキンの肩越しの右が浅くヒット、その後も攻めの姿勢を崩さないポベトキンと比べて、フューリーは過去の2つの黒星同様、強打者相手になると消極的な試合運びに終始し、このまま致命打を外すだけで終わりそうな匂いを感じさせます。7ラウンドにも再びレフェリーから両者に対し、ホールディングの注意が与えられる揉み合いの多い展開は、右一発狙いのフューリーに決定的な被弾こそ見えないもののポイントを振り分けられるほどの攻勢はその後も無く9ラウンドには左まぶたをカットします。前進を繰り返し、攻めの姿勢を見せるポベトキンもディフェンシブなフューリーにハッキリとした決定打を当てることが出来ず、盛り上がりに欠けた試合は終盤に入っても変化なく、最終回はポベトキンのジャブ、右フックが印象に残り終了のゴングを聞いています。肩書、ランキングともに上位であることを結果で見せたWBC7位、WBA10位でもある39歳のポベトキンは35勝24KO2敗、24歳のフューリーは23勝13KO3敗、やはり精神的な弱さは今後もネックとなりそうです。



    セミセミのWBC世界フライ級タイトルマッチはチャンピオンのチャーリー・エドワーズ(英国)が同級1位のフリオ・セサール・マルティネス(メキシコ)に3ラウンド1分43秒KO負け、王座交代とアナウンスされましたが、試合後にマルティネスの反則打が重視され結果がノーコンテストに変更、ベルトは英国に留まっています。

    王者が左を突きながら距離をキープし、マルティネスはブロックで防ぎながら中に入るタイミングを測り、スイッチを繰り返すというお互いに探りの初回に映ります。フェイントを繰り返し、距離が詰まるとパンチをまとめるマルティネスは様子を見ているのか、ややロープへの追い込みに甘さが見え、王者が手数の差でポイントを連取します。挑戦者がどこでテンポを上げるのかと思われた3ラウンド早々、マルティネスの左ボディからの連打がヒット、王者はガードを固めたまま反撃出来ずずるずると後退、マルティネスの回転が上がるとエドワーズはたまらずマットに座り込みます。膝を付いた状態の王者に左フックを余計に打ち込むと王者はマットにゴロンと倒れ込み、そのまま10カウントとなっています。リプレーが流れると反則打だろ的なブーイングも挙がるなか手を挙げられた24歳のマルティネスですが、ベルトを手に出来ず帰国することとなっています。戦績は14勝11KO1敗1ノーコンテスト、26歳のエドワーズは15勝6KO1敗1ノーコンテストとしましたが、最後のパンチは明確な反則打ですが、ボディが効き王者自ら膝を着いたダウンを喫したのは間違いなく再戦交渉は難航が予想されます。



    WBAインターナショナル・ライトヘビー級タイトルマッチはチャンピオンのジョシュア・ブアッツィ(英国)がライアン・フォード(カナダ)に7ラウンド1分7秒KO勝利、王座防衛です。

    上背で勝るブアッツィのシャープなジャブで幕を開け、フォードは身体を振りながらインサイドに入ろうとし、初回のポイントを挙げますがフォードの単発の右が惜しいタイミングに映ります。L字ガードなうえ、アゴの締めも甘さが見えるブアッツィが右を食いそうな予感を匂わせながらもジャブを突き手数でポイントを稼ぎラウンドは進行、リピート映像を見るように大きな動きの無いまま折り返します。展開が動いたのは7ラウンド30秒過ぎ、ブアッツイの右フックがカウンターとなってアゴに入るとフォードがじりじりと後退、ブアッツィが追撃し連打をまとめると最後は右ボディから左を打ち込まれ、ややローブロー気味にも映りますがボブ・ウィリアムス(英国)レフェリーはフォードが崩れ落ちるとそのまま10カウントを数えています。WBA&IBF4位、WBO14位、WBC15位につける26歳のブアッツィは12戦全勝10KO、37歳のフォードは16勝11KO5敗としています。



    リオ五輪ライト級ベスト16のジョー・コルディナが保持する英国ライト級王座の防衛戦として、ギャビン・グウィン(ともに英国)を迎えて12回判定勝利、王座防衛です(3対0/116-110×2、116-111)。IBF11位でもある27歳のコルディナは10戦全勝7KOとし全勝対決で勝利、29歳のグウィンは11勝1KO1敗としています。



    空位のWBAインターナショナル・ライト級王座決定戦として、元欧州スーパーフェザー級王者のジェームス・テニーソンとアティフ・シャフィーク(ともに英国)が対戦、2ラウンド2分19秒KOでテニーソンが新王者となっています。最後は豪快に左フックで決めた26歳のテニーソンは25勝21KO3敗、25歳のシャフィークは21勝5KO3敗としています。
  • ラモン・アルバレスが約2キロオーバーで計量失格、変則世界戦として開催へ

    ラモン・アルバレスが約2キロオーバーで計量失格、変則世界戦として開催へ

    2019.08.31
    日本時間明日の9月1日は英国のロンドン、米国のミネアポリスで3つの世界タイトルマッチが予定されています。安定感抜群のV.ロマチェンコ(ウクライナ)英国デビュー戦、C.エドワーズ(英国)指名防衛戦は事なきを得ましたが、ミネアポリスのR.アルバレス(メキシコ)が4.6ポンド(約2キロ)オーバーという大失態を演じています。WBAは興行を優先、タイトルマッチとして承認したもののララが勝った場合のみ新王者誕生という変則世界戦でのゴングとなっていますが、それでもアドバンテージと言えないほどの実力差は有りそうです。



    <WBA、WBC、WBO世界ライト王座統一戦 in 英国、ロンドン、O2・アリーナ>
    WBAスーパー、WBO王者、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ/14戦13勝10KO1敗):134.5ポンド(約60.9Kg)
    WBC1位、ルーク・キャンベル(英国/22戦20勝16KO2敗):134.25ポンド(約60.8Kg)
    ※ロマチェンコにとってWBA王座3度目、WBO王座2度目の防衛戦に加えて、" Mikey "・ガルシア(米国)返上後の王座を賭けて、WBC1位のキャンベルと争うというやや変則の3団体王座統一戦となっています。五輪金メダリスト、そしてサウスポーという共通項のあるマッチアップで地元の声援を味方にキャンベルが大番狂わせを目指します。

    <WBC世界フライ級タイトルマッチ>
    王者、チャーリー・エドワーズ(英国/16戦15勝6KO1敗):111.5ポンド(約50.5Kg)
    同級1位、フリオ・セサール・マルティネス(メキシコ/15戦14勝11KO1敗):110ポンド(約49.8Kg)
    ※2度目の防衛が懸かる王者にとってまさに正念場と言える指名防衛戦。ここをクリアすれば熱望する他団体王者との統一戦も道が開けるかもしれません。世界トップクラスとの手合わせは少ない両者による対戦は手数の王者とパワーの挑戦者という展開で進みそうですが、初めての海外遠征が世界初挑戦というマルティネスのコンディションが勝敗を分ける鍵になりそうです。



    <WBA世界スーパーウェルター級王座決定戦 in 米国、ミネソタ州ミネアポリス、ミネアポリス・アーモリー>
    同級2位、元王者、エリスランディ・ララ(キューバ/31戦25勝14KO3敗3分):153.8ポンド(約69.7Kg)
    同級6位、ラモン・アルバレス(メキシコ/39戦28勝16KO7敗3分1ノーコンテスト):158.6ポンド(約71.9Kg)
    ※当初は暫定王座決定戦とアナウンスされた一戦ながら、正規王座決定戦にセットされていた7月のM.ソロ(フランス)対M.クルバノフ(ロシア)戦が直前で中止となり、ソロのゴールド王座防衛戦へ変更、幸運も手伝いレギュラー王座の決定戦へアップグレードされています。勝者はソロとの指名防衛戦が義務づけられていますが、特筆するのは血統のみと言っていいアルバレスに勝ち目は無いでしょう。36歳、いぶし銀のサウスポー、ララが大差判定か終盤TKOでソロ戦へコマを進めそうです。
  • M.マグサヨ「プンルアンには20人のフィリピン選手が敗れている、厳しい試合になる」

    M.マグサヨ「プンルアンには20人のフィリピン選手が敗れている、厳しい試合になる」

    2019.08.31
    英国とアメリカで世界戦が行われる今週末、フィリピンのボホールでも渋いイベントが予定されています。一時はWBO世界フェザー級1位まで登りつめたものの17年11月に12回判定勝利をおさめた後、プロモート契約のトラブルを起こしたことでブランクを造り、世界ランキングから陥落したマーク・マグサヨ(フィリピン/19戦全勝14KO)が元WBOバンタム級王者のプンルアン・ソー・シンユー(タイ/59戦53勝35KO6敗)と復帰2戦目のリングに上がります。


    マレーシアに本拠を持つ、ヴィクラム・スワプラガサン・マネジャーとのタッグで復帰路線を歩みはじめ、4月にはシンガポールで復帰初戦に4回KO勝利をおさめたマグサヨが復帰2戦目を直前に控え地元メディアに自信のほどを述べています。「試合に向けて準備は整いました、非常に良い状態です。(4月の復帰戦は)4回KO勝利をおさめることが出来ましたが、その試合に向けてマレーシアで4ヶ月、ラスベガスでも4ヶ月間、継続してトレーニングを重ねてきたおかげでとても良いコンディションを造ることが出来ました。」

    「プンルアンは非常に優れた経験豊富なファイターです、彼はマニラで行われた(12年10月の)AJ・バナルとの世界王座決定戦で9回KO勝利をおさめているし、数々の試合を重ねてきたベテランです。世界タイトルマッチの経験も豊富なうえ世界チャンピオンにも2度就いています。これまで約20人のフィリピン選手が彼に打ち破られており、今回もイージーな試合にはならないでしょう。どのような試合になるのか予測は出来ません、私が約束出来るのは勝つためにベストを尽くすということです。この試合に向けてしっかり調整してきた自分の準備とスキルに自信を持っています。」24歳のマグサヨ、29歳のプンルアン、どちらが勝利をおさめ空位のWBCアジア・フェザー級王座を手にすることが出来るでしょうか?
  • ワシル・ロマチェンコ「4本すべてのベルトを手にする目標に1歩近づく試合だ」

    ワシル・ロマチェンコ「4本すべてのベルトを手にする目標に1歩近づく試合だ」

    2019.08.30
    日本時間9月1日(日)早朝に迫った3団体統一ライト級戦、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ/14戦13勝10KO1敗)対WBC1位、ルーク・キャンベル(英国/22戦20勝16KO2敗)戦イベントの公開練習の模様が大きく報じられています。主催するマッチルーム・ボクシングは約2万人収容と言われるO2・アリーナのチケット完売を伝えるなど、ロマチェンコの英国デビュー戦は日増しに注目を集めていると報じられています。


    「キャンベルはボクシングIQも高く、長身のサウスポーです、私は彼のテクニックを軽視することは出来ません。オリンピックで金メダルを獲得しているし、プロに入っても多くの成功をおさめていますからね。私はプロになってからロンドンで戦いたいと思っていました、ファンも私のボクシング・スタイルを高く評価していますし、私のこともとても丁寧に接してくれています。キャンベルは英国出身、アウェーとなりますが心配はしていません。」

    「この試合で4本すべてのベルトを手にするという私の目標に一歩近づきます、私は全ての王座を統一したいのです。私は3団体の統一王者になったことはありますが4団体すべてのベルトを獲得したことはありません。ですので、私のボクシングのキャリアにおいてキャンベルは非常に大事な名前となっています。私は歴史を造りたい、それが私にとって一番大事なことです。プロに入ってすぐに世界王座を獲得したかった私は3戦目で獲得し記録としました、今はもう一つの歴史を造りたいと思っています。4団体のベルト全てを手にした選手はほぼ居ません、これを達成することは私にとって大きな意味があるのです。」


    WBA王座3度目、WBO王座2度目の防衛に加えて3本目のベルト獲得が掛かる王者ロマチェンコです。過去にもJ.ペドラサ(プエルトリコ)、G.リゴンドー(キューバ)ら世界屈指の技巧派サウスポーも大きな影響を見せず退けているだけに地元のキャンベルにとって2度目となる世界挑戦は厳しい展開が予想されます。
  • 今週末のE.ララ対R.アルバレス戦アンダーカードがようやく発表

    今週末のE.ララ対R.アルバレス戦アンダーカードがようやく発表

    2019.08.29
    セミファイナルに予定されていた、P.クイリン対C.トゥルアックス戦の延期も重なってか、なかなか決まらず正式なアナウンスが待たれていた今週末の『Premier Boxing Champions』アンダーカードが日本時間28日にようやく発表されています。セミファイナル格には " The Towering Inferno " の愛称を持ちスーパーウェルター級としては破格の約190cmを誇る21歳の、セバスチャン・フォンドラ(米国/13戦全勝9KO)がこちらも長身、約188cmのジャモンテイ・クラーク(米国/15戦14勝7KO1敗)と対する一戦です。長身痩躯、サウスポー同士のなかなか楽しみな対戦と言えるでしょう。


    そして元WBAバンタム級暫定王者で現在は4位につける、レイマート・ガバリョ(フィリピン/21戦全勝18KO)がアメリカ3戦目のリングでパンチ力に定評のある、イェイソン・バルガス(コロンビア/18戦17勝12KO1敗)と対戦する他、ロンドン五輪フライ級ベスト16のデューク・ミカー(ガーナ/22戦全勝18KO)の出場も興味を誘うところでしょうか。


    現在27歳、ロンドン五輪後にプロデビューを果たしたミカーは、全勝をキープしながらホームを英国に移しますがなかなか芽が出ず、一昨年からはアメリカに渡り、E.ホリフィールド氏が主宰する、リアル・ディール・ボクシングとプロモート契約を結んだものの昨年は1試合のみに留まるなど、WBO世界バンタム級1位まで上げていたランキングからもサクっと姿を消し以前の輝きは薄れていくなかで、才能を埋もれさせているといった地元メディアのニュースも挙がっていました。


    マイケル・アモー・バディアゴ・マネジャーは現状打開の1つとして新トレーナーに、同じくガーナ出身のIBFライト級王者、リチャード・コミーを担当しているアンドレ・ロジアー・トレーナーの師事を取りつけ、ニューヨークでの新生活をスタート、新天地の再出発を決めています。「ジムに初めて行ったとき、リチャード以外は誰も知らない状況でしたが、徐々に皆と知り合い、一緒にトレーニングを始めると、これが本物のボクシング・ジムなんだということに気づきました。多くの変化を必要としましたが私にとって必要な場所だったのです。」とミカーが述べたように錆が落ちればこのクラスで楽しみな存在になると思われます。


    試合枯れ状態ともいえるミカーが今回、『PBC』のイベントに加わることでリアル・ディール・ボクシングが訴訟をちらつかせていることも明かした同マネジャー。先週にはミカーが地元メディアに「アメリカで試合することを楽しみにしているんだが試合まで1週間と迫っているのに未だ対戦相手を知らされていないんだ。」と困惑のコメントを残すなどまだまだ全面的な問題の解決は先になりそうですが、ミカーのキャリアにおいて約14ヶ月振りとなる大事な試合は、ルイス・ロイ・スアレス(メキシコ/14戦13勝7KO1敗)とのノンタイトル戦となっています。
  • 前WBOスーパーライト級王者のモーリス・フーカーがウェルター級転向を表明

    前WBOスーパーライト級王者のモーリス・フーカーがウェルター級転向を表明

    2019.08.29
    7月27日、J.C.ラミレス(米国)に6回TKO負けを喫し王座統一に失敗、WBO世界スーパーライト級王座3度目の防衛に失敗した、モーリス・フーカー(米国/30戦26勝17KO1敗3分)が今後はウェルター級に上がることを宣言しています。「私がリングの上で披露してきた幾つかのパフォーマンスは140ポンド(スーパーライト級)への減量の影響があったように感じています。私はファンに最高のパフォーマンスを提供したいので、マネジャーやプロモーターと慎重に話し合った結果、147ポンド(ウェルター級)まで上げることを決めました。これにより非常に力強く、ナチュラルな動きを見せることが出来、今後はウェルター級でキャリアを重ねるとともに、非常に優れたウェルター級の選手が集う輪に加わりたいと考えています。」とし、ラミレス戦での初黒星も減量苦が敗因の一つともいえるコメントを残しています。


    T.フラナガン(英国)やA.サウセド(米国)戦などの記憶も残るファンとしては7ポンド(約3.1Kg)の壁を超えられるのか、ややパワー不足にも映るテクニシャンのフーカーですが、ロック・ネイション・スポーツのディノ・デュバ・プロモーターも太鼓判。「モーリスは世界スーパーライト級チャンピオンとしてこの1年間、ボクシングファンを楽しませてきましたが、ウェルター級に上がることは最適な時期と言えます。彼は6フィート1インチ(約185cm)、30歳です。140ポンドを造ることは毎回大変なものでした。147ポンドに上がることで多くのエキサイティングなマッチアップがあり、このウェイトでより強く、より快適になるでしょう。モーリスは年末までに再起戦を行い、その後でマニー・パッキャオやテレンス・クロフォード、エロール・スペンス Jr. らビッグネームとの対戦を目指します。」元世界王者の肩書は多くのプロモーターにとって大きな魅力です、そのネームバリューがあるうちにビッグチャンスを掴みたいところでしょう。
  • 9月14日のT-モバイル・アリーナにホセ・ペドラサも参戦

    9月14日のT-モバイル・アリーナにホセ・ペドラサも参戦

    2019.08.28
    9月14日のトップランク主催興行は、元統一ヘビー級王者のタイソン・フューリー(英国/29戦28勝20KO1分)対WBA4位のオト・ヴァリン(スウェーデン/21戦20勝13KO1ノーコンテスト)戦、そしてWBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、チャンピオンのエマヌエル・ナバレッテ(メキシコ/29戦28勝24KO1敗)対同級2位のファン・ミゲル・エロルデ(フィリピン/29戦28勝15KO1敗)戦が決まっているなかで、元2階級制覇王者の " Sniper " ことホセ・ペドラサ(プエルトリコ/28戦26勝13KO2敗)の参戦も日本時間27日に発表されています。


    IBFスーパーフェザー級王座は2度防衛後、G.デービス(米国)に奪われ、WBOライト級王座は初防衛戦でV.ロマチェンコ(ウクライナ)に敗れるなど、長期政権を築く前にベルトを強敵に渡している30歳のペドラサは5月に空位のWBOラテン・ライト級王座獲得に成功、復帰を果たしていますが、今後はスーパーライト級に上がり3階級制覇を目指すとしています。


    WBCスーパーライト級9位、ホセ・" Chon "・セペダ(メキシコ/34戦30勝25KO2敗2ノーコンテスト)とのスーパーライト級転向初戦を前にペドラサは、「年内はライト級に留まり、タイトルの動向を探るつもりでしたが少々予定が早まりました。(セペダとの試合は)きっと面白いものになるでしょう、フィジカル的に快適に感じるでしょうね。私が130ポンド(スーパーフェザー級)で戦っていたころは140ポンドほど、135から145の間でリングに上がっていました。ですので5~6ポイントしか違いは無く、それほど気にすることも無いでしょう。私の目標は、その階級で世界チャンピオンになることです。私は一度、自分にとって最適と思える道を決めたあとは後ろを振り返らない種類の人間であり、次なる目標は新たな階級での世界王座獲得です。もし後ろ髪を引かれるとすればロマチェンコとのリマッチですね。」と述べています。同じトップランク傘下、WBC&WBO統一王者、J.C.ラミレス(米国)挑戦となればすんなりと決まりそうな気配もしますが、まずはホセ対決でしっかりと白星を収めることが必須と言えそうです。
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