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  • WBCシルバー・ミドル級王座決定戦が2017年1月に挙行

    WBCシルバー・ミドル級王座決定戦が2017年1月に挙行

    2016.12.07
    2017年最初の世界戦は1月14日、米国ニューヨーク州ブルックリンに在るバークレイズ・センターにて開催が予定されていますが、アンダーカードに注目のミドル級でWBCシルバー王座決定戦が決定、WBCミドル級3位のイフゲニー・キトロフ(ウクライナ)とエマヌエル・アリーム(米国)が争うこととなっています。盤石の安定感を持つチャンピオンが在位する階級は指名挑戦者決定戦が不活発となるのは自明の理ですが、準指名挑戦者という見方もあるシルバー王座も同様と言えるでしょうか。G.ゴロフキン(カザフスタン)がWBC王座に在位してからはM.マレー(英国)とT.ジョンソン(バハマ)の2人のみシルバー王者に就いていますがジョンソンに至っては防衛戦を行わず返上、IBF挑戦者決定戦へ矛先を変えています。


    ようやくこのほど約2年振りにWBCシルバーのベルトが陽の目を見ることになりましたが、最新試合でTKO勝利をおさめ14戦全勝12KOとした28歳のキトロフは試合後のコメントで、「私は打ち合いを好むスタイルだ、もちろん防御も大事だが相手が向かってくるのなら喜んで打ち合いに応じるよ。もう世界タイトルマッチを戦っても良いころだと思う、誰のことも避けないし、ジェナディ・ゴロフキンと戦って彼からベルトを奪い取りたいね。」とコメントを残すなど意気も高らかです。" Lion " のニックネームも持つキトロフはガードを固めながら上半身を振り、じりじりプレッシャーを掛ける連打型で、対する16勝9KO1分の戦績を誇るアリームもコンビネーションが得意なタイプ。パワーではキトロフ、キレではアリームといったところではありますが主要4団体でノーランク、地域王座獲得経験も無く最新試合で8回引分を演じ全勝レコードもストップしたアリームは勢いで分の悪い一戦です。キトロフが周囲の期待に応え、ゴロフキンへの挑戦者群に加わることは出来るでしょうか。
  • WBOヘビー級3位のアンディ・ルイスがニュージーランド入り

    WBOヘビー級3位のアンディ・ルイスがニュージーランド入り

    2016.12.06
    日本時間11日(日)は6試合の世界タイトルマッチが予定されるなか、ボクシングとしては珍しいニュージーランドで同国初の世界チャンピオンを目指すのはWBOヘビー級1位、24歳のジョセフ・パーカーですが、対する同級3位のアンディ・ルイス(メキシコ)が日本時間5日、敵地のニュージーランドに入ったことが報じられています。


    早速現地メディアに囲まれたルイスは、「本当に良い感じです、機内でもしっかりと眠ることが出来たし、12月10日へ向けて万全の状態です。私はこれまでに中国のマカオにも行ったことが有るし北京にも行きましたが、今回が初めての海外では無いですし旅行は好きなんです。中国に行った時は大きな時差を感じましたが、今回の試合に影響はありませんよ。選手は準備も出来ています、私たちは勝利を掴む為、為すべきことを為すためにニュージーランドに来たのです。」

    「私は250ポンド(約113Kg)程度で計量をパスするのがちょうど良いウェイトだと考えています、力も入りスタミナの面でも丁度良いと思います。ウェイトを減らし過ぎてパワーを落としたくありませんからね。彼とは2~3年前には一緒にスパーリングもしましたが、お互いに少しのことは覚えているでしょう。この試合はどういう展開になろうと勝つのは私です、ベルトを手にする為に死ぬ気で挑みます。」21戦全勝18KOのパーカーか、29戦全勝19KOのルイスか、どちらがWBOヘビー級新王者に就くのでしょうか?
  • WBA4位のアダム・ロペスと5位のダニエル・ローマンが激突

    WBA4位のアダム・ロペスと5位のダニエル・ローマンが激突

    2016.12.06
    WBAスーパーバンタム級4位のアダム・ロペスとWBA同級5位のダニエル・ローマン(ともに米国)による対戦が2017年1月20日、米国のニュージャージー州アトランティックシティで行われることが報じられています。


    最新試合でもある11月のC.バルカルセル(プエルトリコ)戦で8回KO勝利をおさめ(写真)、戦績を17戦16勝8KO1分としたロペスはWBAフェデラテン王者であり、一方のローマンはWBA北米王座を防衛中で24戦21勝7KO2敗1分の戦績を持ちます。26歳同士、そして両選手とも堅実なマッチメイクで白星を重ねてきた共通項があり試されていない部分も多い対戦ですが上位ランカー同士の好カードとあってローマンのエディ・ゴンサレス・マネジャーはすでに挑戦者決定戦としてWBAに申請しているところであるとし、承認は下りるだろうと手応えを掴んでいるとも報じられています。


    WBAスーパーバンタム級にはいまだに3人の世界王者が就いており、今夏に通達しているスーパー王者のG.リゴンドー対暫定王者のM.フローレス戦は対戦する噂すら挙がっておらず、またレギュラー王者のN.セルメニョはマックス・パワー・プロモーションズの劉剛プロモーターとの契約が残っており12月17日には、裘曉君(チャオ・シャオジュン/中国)との再戦も決まっているなど独自路線で防衛を重ねているのが現状です。再戦をクリアした後はロペス対ローマン戦を挑戦者決定戦として認可する前に王者を1本化するのが先決という声も上がりそうですが、正式に挑戦者決定戦となるのでしょうか、いずれにせよ世界ランカー同士の興味深い一戦が決まっています。
  • IBF2位のマリオ・バリオスがライト級への転向を決断

    IBF2位のマリオ・バリオスがライト級への転向を決断

    2016.12.05
    7月のIBFスーパーフェザー級2位決定戦で(写真)、D.ボスキエロ(イタリア)をワンサイドの判定に下したマリオ・バリオス(米国/16戦全勝8KO)の次戦が12月10日に迫る中、対戦相手もクラウディオ・ロセンド・タピア(アルゼンチン/49戦28勝13KO17敗4分)と決まり、今後はライト級を主戦場にすると述べています。


    「6フィート1インチ(約185cm)で130ポンド(スーパーフェザー級)の体重を造るのは徐々に難しくなってきたし、ライト級で戦う方がより力が入るように感じるのです。試合直前の水抜きもやり過ぎは危険ですからね。それに直近のボスキエロ戦も体重を造るだけで必要以上に自分を追い込んだものでしたから。階級を上げることが自分自身のための正しい判断だと思っています。」

    「(新しくタッグを組む)バージル・ハンター・トレーナーには本当に敬意を持っています、ボクシングの基本からしっかり説明してくれますし、私のヤル気を引き出してくれます。ハンター・トレーナーとこれからのボクシング人生を考えると本当に楽しみですよ。世界でベストと呼ばれているトレーナーの1人がコーナーで私を迎えてくれると思うとワクワクしますね。」

    「(対戦相手のタピア選手は)直近の2試合は無敗の選手とフルラウンドを戦っています、相当の耐久力を持っていると考えるべきでしょう。アルゼンチンの多くのファイターもタフですからね。2017年は階級を上げることで快適な1年になると考えています、アクティブにリングに上がり多くのキャリアを積み上げ経験値を増やし、成長を続けることでライト級で素晴らしい試合をこなしている姿を思い浮かべることが出切るのです。まず10日の試合で実践しましょう。」J.クエジャール対A.マレス戦、J.チャーロ対J.ウィリアムス戦のダブル世界戦アンダーカードでどのような試合をバリオスが披露してくれるのでしょうか。
  • 週末海外注目試合結果

    週末海外注目試合結果

    2016.12.05
    <現地時間3日>
    元WBAスーパーミドル級暫定王者のビンセント・フェイゲンブツ(ドイツ)がドイツのカールスルーエでマイク・ケタ(アルバニア共和国)と空位のIBFインターコンチネンタル同級王座決定戦を行い、2回TKO勝利をおさめています。WBA9位でもある21歳のフェイゲンブツは24勝22KO2敗としています。ザウアーランド・プロモーションが一時期躍起となっていたドイツ人世界王者最年少記録更新(24歳)を今後破ることは出来るでしょうか?


    A.デマルコの離脱による緊急参戦で100%のコンディションが造れなかったのか、メキシコのロスモチスでホルヘ・パエス Jr. がジョニー・ナバレッテ(ともにメキシコ)に10回判定負けの番狂わせが起きています(3対0)。暫定世界王座に挑んだ経歴も持つ29歳のパエス Jr. はこれで3連敗、39勝23KO8敗2分1ノーコンテストとし現地メディアでは引退を勧める報道も出ています。28歳のナバレッテは33勝15KO8敗1分です。

    またアンダーカードでも番狂わせがあり、WBOスーパーバンタム級7位、IBFでも8位のエディバルド・オルテガがノーランカーのエドゥアルド・ラミレス(ともにメキシコ)に10回判定負けを喫しています(3対0)。初黒星を喫したオルテガは24勝11KO1敗1分としたのに対し、ラミレスは19勝7KO1敗2分としています。

    元IBFスーパーフライ級王者のロドリゴ・ゲレロはフェザー級8回戦でサウル・エルモシージョ(ともにメキシコ)に8回判定勝利をおさめています。4月に英国で行われたIBFバンタム級挑戦者決定戦でS.ホールに敗れて以来の復帰を果たした28歳のゲレロは25勝16KO6敗1分としています。

    この日は元IBFミニマム級王者のマリオ・" Dragoncito "・ロドリゲスも出場、ホセ・マヌエル・サンチェス(ともにメキシコ)とフライ級8回戦に臨みましたが8回引分に終わっています。28歳のロドリゲスは19勝12KO12敗5分としています。


    <現地時間2日>
    昨年の大晦日にエディオンアリーナ大阪でTKO負けを喫した元2階級制覇王者のファン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)がアルゼンチンのマラルグエにて復帰戦となるIBFラテン・フライ級王座決定戦を行い(写真)、元IBFラテン・スーパーフライ級王者のディエゴ・ピカルド・リリアーノ(ドミニカ共和国)に10回判定勝利をおさめています(3対0)。試合前にはフライ級に留まり世界王座再獲得を狙うとコメントしているWBAフライ級10位、WBC同級12位のレベコは40戦目を飾り37勝19KO3敗としています。敗れた31歳のリリアーノは16勝3KO9敗1分としています。


    ガーナのアクラでは空位のIBOライト級王座決定戦が行われ、元WBAインターナショナル・ライト級王者のエマヌエル・タゴー(ガーナ)が元IBFスーパーフェザー級王者のムゾンケ・ファナ(南アフリカ)に12回判定勝利をおさめ(3対0)、新王者となっています。WBA9位でもある29歳のタゴーは27勝13KO1敗。7月にWBO王者のT.フラナガンに挑み12回判定負けを喫している43歳のファナは連敗、38勝16KO11敗としています。


    WBAライト級10位のブランドン・オギルビーとWBA同級13位のジョージ・カンボソス Jr. (ともに豪州)がオーストラリアのシドニーで空位のWBAオセアニア同級王座決定戦を行い、23歳のカンボソス Jr. が12回判定勝利をおさめています(3対0)。11戦全勝6KOとしたカンボソス Jr. は「現在のターゲットは統一王者のホルヘ・リナレス。しかし私はまだ23歳だ、今やるべきことを1つ1つこなしていくことがビッグファイトに繋がると思っているよ。」と試合後に述べています。6月には後楽園ホールのリングに上がっている22歳のオギルビーは17勝9KO2敗1分としています。


    米国、ペンシルバニア州にてNABF北米スーパーフェザー級王者でWBC12位にランクされるテビン・ファーマー(米国)が防衛戦を行い、ダルダン・ジヌナイ(コソボ共和国)を10回判定に下し防衛を果たしています(3対0)。IBF14位、WBOでも15位の26歳、ファーマーは24勝5KO4敗1分としています。昨年からアメリカをホームとしている29歳のジヌナイは12勝9KO3敗です。
  • 速報!ビリー・ジョー・ソーンダース 対 アルツール・アカボフ!

    速報!ビリー・ジョー・ソーンダース 対 アルツール・アカボフ!

    2016.12.04
    英国スコットランドのペイズリー、ラグーン・レジャー・センターにてWBO世界ミドル級タイトルマッチがただ今終了しました。王者のビリー・ジョー・ソーンダース(英国)が同級10位のアルツール・アカボフ(ロシア)を12回判定に下しています(3対0/116-113、116-112、115-113)。

    前ヘビー級統一王者のT.フューリーがベルトを掲げて入場したソーンダースは、A.リーに判定勝利をおさめ獲得した王座の1年振りとなる防衛戦です。ミドル級にしては小柄、そしてサウスポー同士の一戦はハンドスピードに定評のある者同士、スピードに乗ったジャブを差し合う展開となります。アカボフが距離を詰め、ソーンダースがロープ伝いに動くなか3ラウンド中盤にはロープ際で良い左ストレートをアカボフが放ちます。相変わらず眼の良さを発揮するソーンダースはロープを背にしながら器用にアカボフの連打を外しますが、ハッキリとペースを掴んでいると言えるほどは手数を出しておらず、明確なポイントを両者とも挙げられないまま終盤に入ります。振り分けるならソーンダースか、といったラウンドが続いたなか8ラウンドはボディの連打からこの試合初めてと言えるハッキリとしたラウンドをソーンダースが挙げたように映ります。中盤はソーンダースがペース配分かやや手数を落としたラウンドも見受けられ、アカボフが取ったと映ったラウンドもありましたが全体的には中差でソーンダ-スかと思われる少々盛り上がりに欠けた試合となっています。初防衛を飾った27歳のソーンダースは24戦全勝12KO、世界初挑戦となった30歳のアカボフでしたが16勝7KO2敗としています。


    セミファイナルではWBOインターコンチネンタル・スーパーライト級タイトルマッチが行われ、王者のジャック・カテロール(英国)がディエゴ・ゴンサロ・ロケ(アルゼンチン)を10回判定に退けています(3対0)。

    開始からWBOで5位にランクされるカテロールがやりたいようにやる展開となり、L字ガードでプレッシャーを掛けては左右のコンビネーションを打ち、サウスポーが苦手な印象を見せるロケに左ストレートを打ち込んで行きます。1発の破壊力は特筆するほどには映らないカテロールですが有効打の数では一方的にコンビネーションを当てて行く展開が続き、ロケがどこまで頑張れるかが焦点と言えるような試合となって行きます。最終ラウンドもそれまでのラウンドのVTRを見ているような展開で終了ゴングを聞くというフルラウンドとなっています。23歳のカテロールは17戦全勝9KO、31歳のロケは20勝10KO4敗1分としています。


    アンダーカードのバンタム級10回戦では元IBF同級王者のポール・バトラー(英国)がアレキサンダー・カサレス(メキシコ)に10回判定勝利をおさめています(100-91)。

    両者ともガードを高く上げ、ジャブから試合を組み立てますが激しいペース争いの序盤はバトラーの上下の打ち分けが有効に映ります。4ラウンドにはクリンチ際で肩をカチ上げたカサレスに厳しい口調でレフェリーから注意が入りますが持ち前のディフェンス力は健在でハッキリとペースをバトラーに渡しません。バトラーが上下に打ち分けを見せプレッシャーを掛ける展開はそのまま続き、最終回はバトラーが右眉から出血するハプニングにも見舞われましたが危なげなく10ラウンドを終えています。Z.テテに敗れてから6連勝(4KO)を数えるバトラーは23勝12KO1敗とし、「今後は標的としてJ.マクドネル戦、L.ハスキンス戦を狙い、WBO挑戦者決定戦に出場することも考えている、現時点でこの3つの選択肢があると思っている。」としています。昨年4月にはエディオンアリーナ大阪にて中澤奨(大阪帝拳)選手に判定負けを喫しているカサレスは13勝6KO8敗とし、依然としてKO、TKO負けの無いキャリアを続けています。
  • 速報!クブラト・プーレフ 対 サミュエル・ピーター!

    速報!クブラト・プーレフ 対 サミュエル・ピーター!

    2016.12.04
    IBF世界ヘビー級2位のクブラト・プーレフ(ブルガリア)がブルガリアのソフィアに在るアルミーク・アリーナにて凱旋試合となるWBAインターコンチネンタル同級王座決定戦を行い、元WBCヘビー級王者のサミュエル・ピーター(ナイジェリア)を3ラウンド終了棄権によるTKOに退けています。35歳のプーレフは24勝13KO1敗とし、11年4月の試合を終え約3年5ヶ月のブランクを置き、10月に約2年1ヶ月振りのリングに上がった36歳のピーターは36勝29KO6敗としています。


    またアンダーカードでは、ロンドン五輪ヘビー級銅メダリストでクブラトの弟、テルベル・プーレフが出場し、トミスラフ・ルダン(クロアチア)を3ラウンドTKOに下しデビュー戦を見事に飾っています。33歳のテルベルは1勝1KO、28歳のルダンは6勝16敗1分としています。
  • 速報!デニス・レベデフ 対 ムラト・ガシエフ&E.トロヤノフスキーは初回KO負け!

    速報!デニス・レベデフ 対 ムラト・ガシエフ&E.トロヤノフスキーは初回KO負け!

    2016.12.04
    ロシアのモスクワにてWBA&IBFクルーザー級統一チャンピオンのデニス・レベデフがWBA6位、IBF2位のムラト・ガシエフ(ともにロシア)を迎えて防衛戦を行い、12回判定でガシエフが勝利し新王者となっています(2対1/116-112、116-111:ガシエフ、114-113、:レベデフ)。

    なおWBAはレベデフに対しレギュラー王者のB.シュメノフとの統一戦を指示しており、シュメノフ以外との試合は認めないとしてこの試合を承認せずIBF世界戦として挙行、ガシエフが勝利しても手にできるのはIBF王座のみというタイトルマッチとなっています。

    F.ローチ・トレーナーが就くレベデフとA.サンチェス・トレーナーが就くガシエフという構図の一戦は静かなスタートとなりますが、短躯のサウスポー、レベデフが積極的に手を出して行きます。レベデフの攻勢を高いガードでほぼ封じるガシエフですが手数が少な過ぎ、ポイントはレベデフが押さえたように映る序盤となります。3ラウンド辺りからやや手数を出し始めたガシエフは様子見を終えたか徐々にギアを上げ、プレッシャーを強めて行くと、レベデフはサイドステップを多用し返すパンチは体重の乗っていないものとなる場面が多くなります。迎えた5ラウンド早々にガシエフの左ボディフックがヒットすると苦痛に顔をゆがめレベデフが膝を付きます。カウント8で再開しますが終盤には右ショートを食いたたらを踏むなど、完全にガシエフのペースとなりますが、その後は有効打数ではリードするものの狙い過ぎかポンポンと軽打を返すレベデフが手数では上回っているように映ります。ガシエフが追いかけ、レベデフが足を使う展開は続き、9ラウンドはガシエフの有効打が明確に上回ったように映り、終盤もレベデフが意地を見せ足を止めずに軽打を放ち、ガシエフも疲れを見せる場面もありますが、有効打の数で上回るガシエフがポイントを集めているように映ります。最終回も両者死力を尽くし、手数のレベデフと有効打のガシエフといった構図のまま終了のゴングとなっています。23歳のガシエフは24勝17KO1ノーコンテスト、37歳のレベデフはIBF王座初防衛に失敗し、29勝22KO3敗としています。


    セミファイナルのIBF世界スーパーライト級タイトルマッチではチャンピオンのエドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)が同級15位のジュリアス・インドンゴ(ナミビア共和国)を迎えて3度目の防衛戦を行いましたが、1ラウンド40秒でインドンゴがKO勝ちをおさめています。

    長身サウスポーのインドンゴは右手を前に出し、上下に動かしながら様子を伺い、トロヤノフスキーがやや前進、これまでの試合同様プレッシャーを強めて行こうかとした瞬間、インドンゴの水平に振り抜いた左フックが、パーリーしようとした右手の外側を通りトロヤノフスキーのアゴをモロに打ち抜くと、右ひざを折りながら背中から倒れ後頭部もマットに打ち付ける豪快なダウンを喫します。身体を硬直させるトロヤノフスキーは見た目にも立ち上がれそうにないダメージに映り、レフェリーはカウントを数えず終了を宣言、ドクターを呼びますが数十秒後には身体を起こして立ち上がり地元の観客を安堵させています。初めての海外遠征で戦慄のKO勝利を見せた33歳のインドンゴは21戦全勝11KO、IBO王座も奪われた36歳のトロヤノフスキーは25勝22KO1敗としています。


    空位のWBCシルバー同級王座決定戦はWBCクルーザー級4位のドミトリー・クドリアショフ(ロシア)が同級15位のサンタンデル・シルハド(コロンビア)に1ラウンド1分34秒、10カウントによるKO勝利をおさめシルバー王座に就いています。

    両者ともに高いガードから試合を組み立てようとしますがクドリアショフが赤コーナー前に詰め左フックをアゴに打ち込むとシルハドがいきなりダウンを喫します。カウント8で再開しますが、再び左フックをアゴに貰うと背中から豪快にダウン、大の字となりグアダルペ・ガルシア・レフェリー(メキシコ)が10カウントを数え上げたところで両手を挙げるのがやっとという深いダメージを負っています。31歳同士の試合を制した新王者のクドリアショフは20勝全KO1敗、シルハドは27勝21KO4敗としています。


    アンダーカード、WBAインターナショナル・クルーザー級王座決定戦はIBF&WBOクルーザー級12位のラキーム・チャキエフ(ロシア)とWBOクルーザー級11位のマキシム・ウラゾフ(ともにロシア)で争われ7ラウンド17秒TKOでウラゾフが勝利をおさめています。

    胸板の厚さで勝るチャキエフは上背では劣るウラゾフのボディ中心にパンチを集めますが、サウスポーを苦にしないスタイルのウラゾフはプレッシャーを掛けながら前進、2分過ぎにはパンチを集めるとチャキエフがバランスを崩します。2ラウンド早々にはいきなりの右ストレートをアゴに受けダウンを喫したチャキエフはその後もペースを握られ、大きなパンチを空振りしバランスを崩してはスリップするなど足にきている印象を見せます。ノーガード状態から左右のワイルドなフックなどトリッキーな動きの目立つチャキエフですが3ラウンド終盤にはそのワイルドな左フックが1発入るものの展開は変わらず、4ラウンドもウラゾフのコンビネーションを浴び時折よろよろとした動きを見せるなど明らかにラウンドを失います。ボディへの攻めは徹底するチャキエフは度々レフェリーからローブローの注意を受けますが、5ラウンド終了間際にはチャキエフが右フックをアゴに食うと膝からガクンと崩れ落ち2度目のダウンを喫します。右手を上げ問題無いという素振りを見せるチャキエフが再開に応じたところで終了のゴングに救われますが、右眼下を腫らし始めたチャキエフが6ラウンド中盤に渾身の左ボディフックをヒットするとウラゾフは右手でボディを抑えながら尻餅を付くダウンを喫します。逆転を願い会場は沸き返りますが、ウラゾフのペースは変わらず終了間際には右フックからの連打を浴び腰から崩れ3度目となるダウンを喫し、ここも追撃をゴングに助けられます。迎えた7ラウンド早々、ウラゾフが左フックからの連打を浴びせるとゴロンとチャキエフが寝転がりダウン、カウントを数えずレフェリーが試合を止めています。30歳のウラゾフは36勝19KO2敗、そして北京五輪ヘビー級金メダリストのチャキエフは26勝19KO3敗、来年1月には34歳を迎えますが開始から歴戦の疲労か、膝がぎくしゃくと固く、バランスを崩す場面も多かったのが印象に残ります。
  • 元WBAミニマム級王者のヘッキー・ブドラーがライトフライ級2戦目を発表

    元WBAミニマム級王者のヘッキー・ブドラーがライトフライ級2戦目を発表

    2016.12.03
    WBA世界ミニマム級王座5度、IBOミニマム級王座9度防衛を誇るヘッキー・ブドラー(南アフリカ)が2017年2月4日、南アフリカのガウテン、ケンプトン・パークに在るエンペラーズ・パレスにて空位のIBOライトフライ級王座決定戦を行うとし、WBCミニマム級19位のジョーイ・カノイ(フィリピン)と対戦することを明らかにしています。


    3月のB.ロハス戦で番狂わせの王座陥落を喫した28歳のブドラーが世界ランカーのS.シヨを下し復帰を果たしたのが10月のことです(写真)。IBFではミニマム級10位ながら、他の3団体ではライトフライ級で再ランクインを果たしているブドラーにとってライトフライ級は約5年振り。ミニマム級で世界王座を獲得する前はライトフライ級でキャリアを積んでいましたが復帰2戦目でIBO王座を獲得しメジャー団体王座再獲得への繋ぎとするのでしょうか。一方、フィリピン・ランキングではミニマム級3位に付けるサウスポーのカノイはガードは低いもののフィリピン選手に良く見られる1発をしっかり打ち込むタイプで12勝6KO2敗1分の戦績を誇ります。


    WBCクルーザー級13位のケビン・レレナ、元WBCシルバー・ライトヘビー級王者のライノ・リーベンバーグ(ともに南アフリカ)も出場することが決まっているイベントは、" Thunder & Lightning " と銘打たれ、ゴールデン・グローブス・プロモーションが2017年のスタートを切ります。
  • 速報!リチャード・コミー 対 デニス・シャフィコフ!

    速報!リチャード・コミー 対 デニス・シャフィコフ!

    2016.12.03
    ロシアのモスクワにてIBF世界ライト級挑戦者決定戦が行われ、同級3位のリチャード・コミー(ガーナ)と同級5位に付けるデニス・シャフィコフ(ロシア)が対戦し、12回判定で地元のシャフィコフが勝利をおさめています(2対1/115-113、116-112:シャフィコフ、116-112:コミー)。


    4位のF.ベルデホ(プエルトリコ)はバイク事故からの復帰目途が立たず、6位のE.タトゥリ(フィンランド)、7位のA.ルナ(米国)らが相次いで出場を辞退したことで対戦が決まった両者ですが、31歳のシャフィコフにとっては3度目の世界挑戦をグッと近付け38勝20KO2敗1分としています。一方、9月に行われたライト級王座決定戦でR.イースター Jr. からダウンを奪ったものの12回判定負けを喫している29歳のコミーは2戦続けて2対1の判定で敗れる不運に見舞われ戦績を24勝22KO2敗としています。

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