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  • 1週間後のビッグファイトに弾みを付けるのはどちらか?

    1週間後のビッグファイトに弾みを付けるのはどちらか?

    2017.04.12
    日本時間11日、サンフェル・プロモーションが発表した、ラモン・アルバレス(32戦24勝16KO5敗2分1ノーコンテスト)とオマール・チャベス(ともにメキシコ/39戦35勝23KO3敗1分)による約2年7ヶ月振りの対戦は単なるリマッチの枠を超えて1週間後のビッグファイトを一層熱くする前夜祭とも言えそうです。


    4月29日にメキシコのチワワ州に在るヒムナシオ・マヌエル・ベルナルド・アギーレのリングに上がる30歳のラモンは1週間後、ラスベガスのTーモバイル・アリーナのリングに上がるサウル・" カネロ "・アルバレスの4歳差の兄。そしてオマールはそのカネロと対するフリオ・セサール・チャベス Jr. の4歳差の弟とあって、どちらが兄弟に良い勢いを付けることが出来るか、地元メディアは話題性を交えて大きく報じています。


    初戦はWBO北米スーパーウェルター級王者のオマールがラモンに判定負け(3対0/96-94×2、98-92)、ベルトを奪われており、結果がそのまま現在のランキングにも反映していると言えるでしょうか、WBCでスーパーウェルター級14位に付けるラモンは当然返り討ちを目指します。「初戦は良い試合でしたが今度の再戦はもっと良い試合を魅せられると思う、勝ってサウルに良い流れを持って行きたいね。」と述べたラモンに対して、「この試合のためにフリオとオトミでの高地トレーニングも積んできました、フリオのためにもラモンを打ち破ります。」と共に兄弟のためにも勝利を誓っています。
  • マニー・パッキャオはWBO2位のジェフ・ホーンと対戦決定

    マニー・パッキャオはWBO2位のジェフ・ホーンと対戦決定

    2017.04.12
    WBO世界ウェルター級チャンピオンのマニー・パッキャオ(写真/フィリピン)の次戦が当初に発表されたWBO同級2位、ジェフ・ホーン(豪州)と7月2日(米国時間7月1日)にオーストラリアのブリスベンに在るサンコープ・スタジアムにて行うことをトップランク・プロモーションのボブ・アラム・プロモーターが日本時間11日に正式発表しました。


    紆余曲折のあったこの両者の対戦は、昨年11月にJ.バルガスを破りWBO王者に返り咲いたパッキャオの初防衛戦として、同プロモーターが1月にホーンと戦うと声明を出したものの数日後にパッキャオ本人が否定、2月にパッキャオはツイッターでファンが望む対戦相手を募り、ほぼ半数を占めたのがアミール・カーンでした。その結果を踏まえたのか26日には、パッキャオとカーン両者が同時に「4月23日で対戦決定」と発表したことで決定かと思われましたが、対戦地として持ち上がっていたアラブ首長国連邦のスポンサーと同プロモーターとの交渉が頓挫、3月に同プロモーターが「4月のパッキャオ対カーン戦は消滅した。」と声明を発表したことで白紙の状態となっていました。ほぼ1ヶ月の間、全くニュースの無い状態が続きファンにとっては心配の種となっていましたが、ホーン陣営のデュコ・イベンツが10日に決定と発表、翌日に今回の発表となったことでいよいよ晴れて正式決定と言えるでしょう。


    67戦59勝38KO6敗2分、38歳のパッキャオが初オーストラリアのリングで王座初防衛成功と成るのか?17戦16勝11KO1分、29歳のホーンが番狂わせを起こすのか?最新試合でもダウンをするなどディフェンス面に不安のあるホーンを中盤から終盤までに王者がストップするのではないかという声が多数を占めるもののどのような結果となるのでしょうか?
  • 4月29日の英国、ウェンブリー・スタジアムにまた一つ好カードが追加

    4月29日の英国、ウェンブリー・スタジアムにまた一つ好カードが追加

    2017.04.11
    前売チケット完売と発表されている4月29日、約9万人収容のウェンブリー・スタジアムにこのほどマッチルーム・ボクシングから追加カードが発表、現在はホルヘ・リナレス(帝拳/ベネズエラ)が保持するWBAライト級挑戦者決定戦を挙行するとしています。


    元WBA同級暫定王者、ダルレイ・ペレス(ベネズエラ)との対戦が決まった、WBA8位のルーク・キャンベル(英国)は「すべての面でパフォーマンスが向上している手応えを感じている現在、世界タイトルマッチへの準備は整いました。ダルレイ・ペレスは間違い無く過去最強の相手でしょう、しかし世界チャンピオンと拳を交えるためには切り抜けなければいけない相手です。ホルヘ・リナレスという標的と戦うためにこの試合に勝って指名挑戦者というポジションを手にします。これ以上無い経験を身につけ更なる大きな舞台で輝くことを楽しみにしています。」とコメントしています。


    37戦33勝21KO2敗2分の戦績を持つペレスは一昨年、A.クロラと2戦して1敗1分としており今回は英国3戦目、初白星を狙います。そして地元で迎え撃つ17戦16勝13KO1敗のキャンベルは、WBCシルバー王者でもありますが一先ずWBAに照準を絞ったところと言えるでしょうか。29歳のサウスポーにとって厳しい試合になりそうですがメインのA.ジョシュア、そしてS.キッグも出場するなかロンドン五輪バンタム級金メダリストは挑戦権を獲得することが出来るでしょうか?
  • V.ロマチェンコ「マニー・パッキャオとの対戦には全く興味が無い」

    V.ロマチェンコ「マニー・パッキャオとの対戦には全く興味が無い」

    2017.04.11
    日本時間9日、WBO2位のジェイソン・ソーサを9回TKOに下し、保持するWBOスーパーフェザー級王座2度目の防衛に成功したワシル・ロマチェンコ(写真/ウクライナ)はリング上での勝利者インタビューで「次の試合はどうなるか分からない、130ポンド(スーパーフェザー級)のチャンピオン達に声を掛けていくけれど誰も戦ってくれなければライト級に上がるしかないだろう。」とコメント、プロわずか9試合(8勝6KO1敗)とは思えない安定感を発揮しています。しかしながら同じプロモート契約を結ぶトップランク・プロモーションのボブ・アラム・プロモーターが対戦の可能性を挙げ、一部メディアで取り沙汰されているマニー・パッキャオ戦についてはあっさりと否定しています。


    「マニー・パッキャオのボクサーとしてのキャリアは終焉に近づいていると思うんだ、あと2~3年のうちには彼のボクシング・キャリアも終わると思う。そこへ私が割って入り彼を打ち負かすつもりなんか全く無いんだよ。私が彼を追いかけるなんてことは馬鹿げたことであり、彼には彼のキャリアが有るし、私にも私のキャリアが有るんだ。」

    「そもそも根本的に違うんだ、マニー・パッキャオは18歳でプロ・ボクサーとしてのキャリアをスタートさせ身体の成長とともにキャリアを積み重ねて行く中で自分のポジションを見つけたんだ。だけど私がプロ・ボクサーのキャリアをスタートさせたのは25歳、身体の大部分はすでに開発されていたからね。そして2つの階級で戦い、これから3つ目の階級に上げようかといった段階なんだ、そのあとで140ポンド(スーパーライト級)だね。ボクサーとして老人と言えるマニー・パッキャオの遺産を受け継ごうなんて話には全く興味が無いし、私は私の遺産を創り上げることの方が大事なんだ。」


    またエギス・クリマス・マネジャーは数ある対戦候補の中でも注目を集めるオルランド・サリド戦については否定しています。「(サリドとの再戦は)あり得ませんね、彼はチャンピオンではありませんからね。サリド戦よりもWBA(スーパー)チャンピオンのジェスリール・コラレス戦、IBFチャンピオンのジェルボンテ・デービス戦の方が可能性が高いでしょう。英国に渡って(WBOライト級チャンピオンの)テリー・フラナガンに挑戦するのも興味深い対戦です。(WBCライト級チャンピオンの)" マイキー "・ガルシア戦はこのスポーツ全体を見ても個人的に見ても非常に興味深いカードだと思いますね。」と述べています。まさに中量級台風の目となったロマチェンコの次戦は世界中のボクシングファンが注目していると言っても過言では無いでしょう。
  • WBC世界ライトヘビー級タイトルマッチは6月3日開催へ

    WBC世界ライトヘビー級タイトルマッチは6月3日開催へ

    2017.04.10
    WBCライトヘビー級10位のショーン・モナハンと対戦合意と報じられていた、WBC世界ライトヘビー級チャンピオンのアドニス・ステベンソン(カナダ)ですが日本時間9日早暁に自身のSNSにて次戦を6月3日、カナダにて行い、相手は同級7位のアンドレイ・フォンファラ(ポーランド)と14年5月以来、3年1ヶ月振りのリマッチとすると明らかにしています。


    カナダのモントリオールで行われた初戦(写真)はステベンソンの同王座3度目の防衛戦として行われ、12回判定(3対0/115-110×2、116-109)で王者が防衛成功としていますが、今回が8度目となる防衛戦では異なる結果となるのでしょうか。L.ビュテに快勝をおさめ指名挑戦権を得ている同級1位のエレイデル・アルバレスにとれば当初4月開催と報じられていただけに面白くないニュースと思われますが1試合待つことを了承しているだけに致し方のないところと言えるでしょう。現在はシカゴをホームタウンとしているフォンファラは昨年6月にJ.スミス Jr. にまさかの初回KO負けを喫したものの3月の再起戦では元世界王者のC.ドーソンを見事な10回TKOに退け復帰を果たしています。開催会場など詳細な公式アナウンスが待たれるところですが、9月で40歳を迎えるサウスポー王者のパフォ-マンスに期待が集まります。
  • 週末海外注目試合結果

    週末海外注目試合結果

    2017.04.10
    <現地時間8日>
    メキシコのカンクンでは元世界王者同士の渋い対戦が行われ、WBCフェザー級シルバー王者で同級4位のクリスチャン・ミハレスがWBC米大陸同級王者で同級18位のトマス・ロハス(ともにメキシコ)に10回判定勝利をおさめています(3対0)。サウスポー同士でもある対戦を制した35歳のミハレスは56勝26KO8敗2分とし、36歳のロハスは48勝32KO15敗1分1ノーコンテストとしています。

    セミファイナルではアーロン・アラメダがエドガル・ヒメネス(ともにメキシコ)に8回判定勝利(3対0)。WBCバンタム級30位のホープは19戦全勝10KO、来日経験もあるWBCバンタム級27位のヒメネスは22勝16KO13敗2分としています。


    ポーランドのザコパネにてWBCミドル級6位のマチエ・スレツキ(ポーランド)がミチ・ムニョス(メキシコ)とノンタイトル戦を行い、4回TKO勝利をおさめています。体格で優位に立つスレツキは2回に左フックでダウンを奪い、4回にムニョスの右ストレートに左フックをカウンターで合わせるとムニョスは両膝から崩れ落ちダウン、両手を付きながら深いダメージを見せ終了となっています。15年からアメリカをホームタウンとしているWBO9位、IBFでも11位にランクされる27歳のスレツキはおよそ2年半振りとなる母国のリングに上がり、全勝レコードを24(9KO)としています。


    オーストラリアのニュー・サウス・ウェールズにてWBAオセアニア・スーパーライト級王者のダラ・フォーリー(英国)がフィリピン・ウェルター級1位のソニー・カティエンダホを6回TKOに下し、王座防衛を果たしています。WBA同級15位でもある28歳のフォーリーは11勝8KO2敗、24歳のカティエンダホは11勝6KO2敗としています。

    また、OPBF東洋太平洋ウェルター級タイトルマッチでは王者のジャック・ブルベイカー(豪州)が同級5位のマーク・サレス(フィリピン)に2回KO勝利、王座防衛を果たしています。25歳のブルベイカーは13勝7KO1敗1分、35歳のベテランでもあるサレスは22勝8KO41敗4分としています。

    なお、OPBF東洋太平洋クルーザー級王座決定戦とアナウンスされていた一戦は直前でノンタイトル戦に変更、ジェイ・オペタイアがカイル・ブランビー(ともにオーストラリア)に2回TKO勝利、21歳のオペタイアは10戦全勝7KOとレコードを伸ばしています。

    アンダーカード、ミドル級4回戦ではティム・チューがベン・ネルソン(ともに豪州)に3回TKO勝利をおさめ戦績を3戦全勝2KOとしています。


    <現地時間7日>
    メキシコのプエルト・ペニャスコでは(写真)、元WBAスーパーフライ級暫定王者のダビ・サンチェスがビクトリアーノ・ヌネス(ともにメキシコ)に8回判定勝利です(3対0/79-69×2、79-71)。復帰2連勝とした25歳のサンチェスは31勝23KO4敗2分としWBCスーパーフライ級29位に付けています。31歳のヌネスは12勝4KO25敗4分です。


    <現地時間4日>
    元WBOフライ級王者のフリオ・セサール・ミランダが保持するWBC・FECOMBOXバンタム級王座の防衛戦をメキシコのモンテレイにて行い、世界挑戦経験を持つベテランのホセ・アルフレド・スニガ(ともにメキシコ)を5回TKOに下しています。36歳のミランダは41勝31KO13敗2分、28歳のスニガは11勝5KO7敗1分としています。
  • 速報!ワシル・ロマチェンコ 対 ジェイソン・ソーサ!

    速報!ワシル・ロマチェンコ 対 ジェイソン・ソーサ!

    2017.04.09
    米国、メリーランド州オクソン・ヒルにてWBOスーパーフェザー級タイトルマッチがただいま終了しました。WBO世界スーパーフェザー級チャンピオンのワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が同級2位のジェイソン・ソーサ(米国)に9ラウンド終了、棄権によるTKO勝利をおさめています。

    打っては離れ、離れては打ってといったロマチェンコのスタイルが初回から発揮されるなかソーサも上半身を絶えず動かし有効打を許さずといった初回を終えますが、2ラウンド残り20秒の場面ではソーサをロープに押し込みコンビネーションを浅くながらもヒット、早くもペースを引き寄せます。3ラウンド辺りから左まぶたが腫れ始めたソーサも時折ボディへパンチを返しますが、パンチの軽重を交えながらダメージをコツコツと積み重ねていくロマチェンコがポイントを挙げていきます。5ラウンドに左ストレートでアゴを跳ね上げられたソーサは上半身を振りながら懸命に応戦、パンチを返して行くものの多くが空を切ります。6ラウンドには闘牛士のジェスチャーを見せ余裕を見せたロマチェンコがその後もポイントを加算すると、8ラウンドはほぼ一方的にロマチェンコがパンチをヒット、レフェリーストップも予感させます。しかしソーサ陣営は試合を投げず9ラウンドもガードを上げ逆転の一打を狙って行きますがペースを変えることは出来ず、このラウンド終了と同時にセコンドがケネス・シェバリエ(米国)レフェリーに棄権を申し出ています。29歳同士の対戦となった一戦を制し2度目の防衛に成功したロマチェンコは8勝6KO1敗、健闘も叶わず前WBA王者でもあるソーサは20勝15KO2敗4分としています。


    WBO北米ライトヘビー級王座決定戦ではWBC4位、WBO6位、WBAとIBFでは8位にランクされるアレクサンデル・ゴズディク(ウクライナ)がジュニエスキ・ゴンサレス(キューバ)に3ラウンド2分55秒TKO勝利をおさめています。

    試合前「ゴンサレスを破ったら次は世界だ。」と話していたゴズディクにとって大事なテストマッチ。パンチ力には定評があるゴンサレスの的を狂わすようにフットワークを多様する初回となります。初回を終えて破壊力には要警戒と判断したか慎重な戦い振りを見せるゴズディクはジャブなどコンパクトなパンチを当てて反撃をフットワークで外す展開に持ち込むと空振りが目立ち始めたゴンサレスは3ラウンド30秒が過ぎたところでバランスを崩し膝を付くダウンを喫します。再開後は徐々にダメージを重ねていくゴンサレスがバランスを崩す場面が増え始め、残り15秒というところでジャブの連打をヒットされ打ち返しに行ったところに右を引っかけられるとゴロンと崩れ落ちます。スタミナが切れかけ足下がおぼつかず鼻血も出始めていたゴンサレスの状態を判断しレフェリーがTKOを宣告するのとセコンドがエプロンから棄権を申し出るのと同時となっています。難敵を相手に会心の勝利をおさめた29歳のゴズディクは13戦全勝11KO、ウィークポイントのスタミナとディフェンスをモロに突かれた31歳のゴンサレスは18勝14KO3敗としています。なおゴンサレスのこれまでの2敗はJ.パスカル、V.シャブランスキーとそれぞれ10回判定負けとしています。


    WBO世界クルーザー級タイトルマッチはロンドン五輪対決となり、王者のアレクサンデル・ウシク(ウクライナ)が同級9位のマイケル・ハンター(米国)に12回判定勝利です(3対0/117-110×3)。

    ゴングと同時にハンターがジャブから手数を集めて行きますが、リターンを考慮しているせいか腰高な印象に映り、アクションの割に有効には映らず初回終盤に王者が前進を始めるとサイドステップを多用します。2ラウンドも開始から積極的にガードの合間を狙うハンターに対し、がっちりとガードを上げて被弾を防ぐウシクですが手数が増えず、ポイントはハンターに流れかけます。コーナーで檄を飛ばされたウシクは4ラウンド辺りからボディを中心に手数を増やしますが5ラウンド早々、ハンターがローブローを放つと数秒間の休憩となります。再開後、ウシクがペースを上げ右フック、サイドに回り左を当てるなど明確に有効打で上回り、このままウシクが一気に決めるかと思われましたが、5ラウンド以降は左手を痛めたのか何度か手首をグルリと回す仕草を見せ、ポイントこそ集めて行くものの詰め切れないラウンドが続きます。ハンターもフットワークを止めず柔軟な体躯を使いウシクのコンビネーションを寸断、ジャブを返しながら逆転を狙い終盤に入ります。ウシクの細かい連打、そしてボディ攻撃を浴び上半身を丸めながらハンターは致命打を外すのがやっとといった10ラウンドを持ちこたえると、ウシクも11ラウンドはペースダウン。最終回はウシクがのっしのっしと前進、コンパクトな連打を浴びせると半分が過ぎたところでハンターが力無くロープにもたれ、ビル・クランシー(米国)レフェリーはロープダウンを宣告しダウンとします。カウント8で再開後はウシクがストップ勝ちを狙い攻勢を掛けますが、ハンターも上半身を柔らかく使い致命打を逃れたところでゴングが鳴っています。2度目の防衛に成功した30歳のウシクは12戦全勝10KO、一方、P.トーマスやO.マコール、A.ゾルキンらと拳を交えた元全米ヘビー級王者の " The Bounty " ことマイケル・ハンターの息子でもある28歳のハンターは12勝8KO1敗とし世界初挑戦での王座獲得は成りませんでした。


    WBOスーパーライト級6位のマイク・リード(米国)はレイジェス・サンチェス(メキシコ)とのノンタイトル戦を10回判定でクリア(3対0/99-91×3)、24歳のリードは22戦全勝12KOとしています。


    WBOスーパーミドル級1位、IBFでも4位にランクされるジェシー・ハート(米国)はアラン・カンパ(メキシコ)を5ラウンド1分44秒TKOに下しています。27歳のハートはこれで22戦全勝18KOとしています。「次こそ(WBOチャンピオンの)ヒルベルト・ラミレス戦だ。約束するよ、KOで勝つとね。」と自信を漲らせています。


    WBOウェルター級10位にランクされる、エギディウス・カバラウスカス(リトアニア)はラムセス・アガトン(メキシコ)に4ラウンド2分58秒KO勝利、28歳のカバラウスカスは16戦全勝13KOとしています。
  • 速報!テリー・フラナガン 対 ピーテル・ペトロフ!

    速報!テリー・フラナガン 対 ピーテル・ペトロフ!

    2017.04.09
    英国、ランカシャー州マンチェスターにてクイーンズベリー・プロモーションズ主催のダブル世界戦がただいま終了しました。メインイベントのWBO世界ライト級タイトルマッチは王者のテリー・フラナガン(英国)が同級2位のピーテル・ペトロフ(ロシア)に12回判定勝利をおさめています(3対0/116-112、120ー108、118ー110)。

    身長で劣るペトロフはガードを固め身体を丸めながら小刻みに動き、いきなりの右を当てるなど良い動きを見せます。フラナガンもジャブを上下に打ち分け、ショートの左を良いタイミングで合わせ、両者とも開始から軽快な動きで主導権を取りに行きます。頭と肩を混ぜながらパンチを出し前に出てくるペドロフにやりづらさを見せるフラナガンですが5ラウンドにはレフェリーからフラナガンに対しホールド、ペトロフに対しバッティングの注意がそれぞれに入ります。ペトロフのいきなりの右にその後も手を焼く印象を残すフラナガンですが7ラウンドはジャブや左ストレートをヒットする場面を作るものの8ラウンドには右腕で抱えたまま左でパンチを放つ行為により再びレフェリーから注意を受けます。終盤に入り、両者とも明確にポイントを挙げたと映るラウンドを作りたいところですが、11ラウンドには偶然のバッティングで右眉から出血を始めたペトロフも持ち味の手数で攻め込んで行きます。最終回も両者、懸命に手を出し合いますが決定的な場面を作ることは出来ずにフルラウンドを戦い抜いています。27歳のフラナガンは33戦全勝13KOとし5度目の防衛に成功しています。一方、34歳のペトロフは38勝19KO5敗2分とし11年9月のM.マイダナ戦に続き、2度目の世界挑戦でしたが戴冠失敗。それにしてもフルマークは可哀想に映った採点です。


    計量失格による変則決定戦となったWBO世界スーパーウェルター級暫定王座決定戦は同級2位のリーアム・ウィリアムズが同級4位のリーアム・スミス(ともに英国)に9回終了TKO負けとなり、引き続き暫定王座は不在となっています。

    試合前控室ではジョー・ギャラガー・トレーナーがテリー・オコーナー・レフェリーに対し、「ウィリアムズは小狡いボクサーだから反則行為はしっかり見てくれ。」という一幕も見せた対戦は、ジャブからペースを掴もうとするウィリアムズに対し、スミスはガードを上げのぞき見スタイルでプレッシャーを掛けていきます。被弾は少ない分手数も少ないスミスですが、3ラウンドはウィリアムズが有効打で勝るとともにその有効打でスミスが右まぶたから出血を始めます。退がる場面も多いウィリアムズですが4ラウンドも快調に飛ばし手数で勝ると、時折ガードを破り浅くながらもパンチをヒットさせます。クリンチ際の小競り合いなど5ラウンドには両者に冷静になれ、と注意が入る展開はスミスも盛り返し始め、手数と前進による根比べの様相となります。中盤、スミスの左ボディも有効に映り始め、7ラウンドに右まぶたの出血に対しドクターチェックが入りますが続行となり、再び一進一退の攻防を見せるなか8ラウンド終了間際にスミスが右ストレートをヒットします。9ラウンドは両者、良いパンチを入れ合い大いに会場も沸きますが中盤、スミスが頭を前に持って行ったところでウィリアムズも右まぶたをカットするとインターバル中にウィリアムズの傷の深さを考慮したセコンドが棄権を申し出て終了となっています。28歳のスミスは25勝13KO1敗1分、24歳のウィリアムズは16勝11KO1敗1分となっていますが、ウィリアムス陣営が続行不可と申し出た結果とはいえバッティングによるカットは明らかでもあり負傷判定という裁定は無かったのか、終了時の採点はジャッジ3者とも1ポイント差でウィリアムズが優勢だったことも含め再戦の声が高まりそうです。


    WBOインターコンチネンタル・スーパーライト級タイトルマッチは、王者でWBO2位でもあるジャック・カテロールがマーティン・ゲシン(ともに英国)を3ラウンド1分40秒TKOに下し王座防衛に成功です。

    開始早々、不用意に距離を詰めカテロールのワンツーを浴び早くもゲシンが後手を踏みます。その後も早速、距離を掴んだサウスポーのカテロールは軽い連打を浴びせていき優勢を保つと、なかなか距離を潰せないゲシンは早くも2ラウンド中盤に左アッパー、右フックを食い膝を付くダウンを喫します。再開後、パンチにパワーを込め始めたカテロールは3ラウンドも開始から攻勢を強め、50秒が経過したところで右ボディをヒットし膝を付かせます。立ち上がりましたが半分が過ぎようかというところでカテロールの左ストレートをアゴに食いダウンすると片膝を付きながら苦悶の表情を見せ、レフェリーストップとなっています。23歳のカテロールはこれで18戦全勝10KO、IBFインターコンチネンタル同級王者でもある33歳のゲシンは良いところ無く28勝12KO9敗1分としています。


    英国内では東京五輪でのスーパーヘビー級メダル候補と目されていたものの電撃的とも言えるプロ・デビューを決めたダニエル・デュボアがプロ・デビュー戦としてヘビー級4回戦を行い、マーカス・ケリー(ともに英国)に初回35秒TKO勝利をおさめています。開始早々に左のダブルを下から上に返すとケリーはコーナーに後ずさり、連打を浴びると自ら膝を着きレフェリーストップとなっています。約70戦のアマチュア・キャリアを持つ19歳のデュボアは1勝1KO、ケリーは1勝1敗です。「英国を代表し東京五輪のリングに上がることはとてつもない魅力だったが2018年、2019年には何が有るだろう?私は4年近く待つことが出来なかったんだ、プロフェッショナルとして更に学ぶことを選択したんだよ。2020年には世界タイトルマッチを戦っているかもしれないだろ。」と意気軒昂、すでに5月20日に2戦目が決まっています。


    世界再挑戦を目指し前哨戦を飛ばすのではないかとも報じられた元IBFバンタム級王者のポール・バトラーはスーパーバンタム級8回戦を行い、ダリオ・ルイス(アルゼンチン)に4ラウンド2分14秒TKO勝利をおさめています。

    ジョー・ギャラガー・トレーナーとのタッグも板に付いてきたと見るべきか、タンタンとリズムを刻みながらの出入りを特徴としていたバトラーですが、やや腰を落ち着け左ガードを高く上げるスタイルを見せながらじりじりプレッシャーを掛けて行きます。上下に打ち分け3ラウンドにはスイッチも見せたバトラーがポイントを加算、迎えた4ラウンド終盤に右からの連打で青コーナーに詰め最後は左を打ち込むとルイスがストンを腰を落とすダウンを喫します。カウント内で立ち上がったルイスでしたがフィル・エドワーズ・レフェリーは続行を許さず両手を交差し終了となっています。IBFバンタム級5位、WBA8位、WBC10位、WBO14位とする28歳のバトラーは24勝13KO1敗、13年4月には来日経験も持つ31歳のルイスは21勝10KO10敗としています。
  • 前WBOスーパーウェルター級王者のリーアム・スミスが計量失格

    前WBOスーパーウェルター級王者のリーアム・スミスが計量失格

    2017.04.08
    <WBO世界スーパーウェルター級暫定王座決定戦 in 英国、マンチェスター>
    同級2位、リーアム・ウィリアムズ(英国/17戦16勝11KO1分):152.5ポンド(約69.1Kg)
    同級4位、リーアム・スミス(英国/26戦24勝13KO1敗1分):155.9ポンド(約70.7Kg)
    ※1.9ポンド(約860グラム)オーバーで初回の計量を終えたスミスが結局、再計量を諦める失態。ウィリアムズが勝った場合のみ暫定王者誕生となる構図ですが、好調が伝えられていただけに何とも情けない前世界王者というそしりは免れないところです。ハートを前面に出して戦うウィリアムズに人気で後塵を拝するスミスは攻防のまとまりで一歩リードと言えそうですが計量の影響が危惧されます。


    <WBO世界ライト級タイトルマッチ>
    王者、テリー・フラナガン(英国/32戦全勝13KO):134.5ポンド(約60.9Kg)
    同級2位、ピーテル・ペトロフ(ロシア/44戦38勝19KO4敗2分):134.6ポンド(約61.0Kg)
    ※デビューからキャリアの多くをスペインで積み上げ、最近はアメリカをホームとする流浪の戦士、ペトロフはWBAでも1位に名を置く実力者です。近年は磨き抜かれた技術を土台にややファイター化傾向を強めていますが、サウスポー王者の深い懐をどう崩すのかが鍵と言えそうです。王者フラナガンもペトロフを撃退した暁には3階級制覇を狙うロマチェンコ戦や他団体王者との統一戦も噂されているだけに負けられないところです。


    <WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ in 米国、メリーランド>
    王者、ワシル・ロマチェンコ(写真/ウクライナ/8戦7勝5KO1敗)129.6ポンド(約58.7Kg)
    同級2位、ジェイソン・ソーサ(米国/25戦20勝15KO1敗4分):130ポンド(約58.9Kg)
    ※史上最速7戦目で2階級制覇を成し遂げ、試合ごとに評価を上昇させている王者のロマチェンコの今回の相手は前WBA同級王者のソーサです。ロマチェンコ自身も認める勇気で団体を変えての世界王座再奪取を目指しますが、王者有利は不動と言えるでしょう。初回計量で90グラムをオーバーし周囲をヒヤリとさせたソーサでしたが、きっちり再計量でパスしています。


    <WBO世界クルーザー級タイトルマッチ>
    王者、アレクサンデル・ウシク(ウクライナ/11戦全勝10KO):199.4ポンド(約90.4Kg)
    同級9位、マイケル・ハンター(米国/12戦全勝8KO):198.0ポンド(約89.7Kg)
    ※ロンドン五輪の結果で言えば1回戦でA.ベテルビエフに敗れているハンターと金メダリストのウシクという顔合わせですがプロの頂点で逆転することは出来るでしょうか?王者の優勢が多数を占める前予想のなかファンとしては早くも豪打で鳴るIBF王者、M.ガシエフとの統一戦に興味が沸く王者のウシクKO防衛が濃厚と予想されます。
  • WBOバンタム級挑戦者決定戦が2週間延期

    WBOバンタム級挑戦者決定戦が2週間延期

    2017.04.08
    日本時間9日(日)に予定されていたWBO世界バンタム級挑戦者決定戦が2週間の延期となり4月22日(日本時間23日)に行われることが報じられています。同級1位のアーサー・ビジャヌエバ(フィリピン/31戦30勝16KO1敗)と同級2位のゾラニ・テテ(南アフリカ/27戦24勝20KO3敗)による一戦の勝者は、その数時間後に日本のエディオンアリーナ大阪で行われる、マーロン・タパレス(フィリピン)対大森将平(ウォズ)戦勝者の指名挑戦者となるものです。


    会場はマンチェスターからレスターに移動となった対戦はランキング下位ながら試合前予想として潜り抜けてきたキャリアの違いからか、2位のテテ有利となっていますが、2度目の世界挑戦へもう遠回りは許されないビジャヌエバの意地も見ものとなっています。王者タパレスも自身の防衛戦に集中するとしたうえで、「もし私とビジャヌエバが世界王座を争うことになればフィリピン・ボクシング界にとって非常に大きな歴史の1ページになると思う。ただビジャヌエバにとってテテは厳しい相手だと思うけどね。」とも述べていますが、果たして指名挑戦権を勝ち取るのはどちらでしょうか?


    延期先となった22日はWBOミドル級暫定王座決定戦としてすでに1位のA.クルツィゼと3位のT.ラングフォード戦がセットされていますが、4月は8日のWBOライト級戦とWBOスーパーウェルター級暫定王座決定戦、翌週15日はWBA&IBFスーパーライト級統一戦、そして29日は9万人がチケットを買ったと報じられるWBA&IBFヘビー級戦と、英国ボクシングファンには嬉しい悲鳴の1ヶ月となりそうです。
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