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    『WBSS』ダブル準決勝戦はレジス・プログレイスの地元で開催

    2019.03.11
    2月下旬に試合開催地未定のなか対戦カードが発表されていた『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』シーズン2の準決勝戦、WBAスーパーライト級チャンピオンのキリル・レリ(ベラルーシ/25戦23勝19KO2敗)対WBC同級ダイヤモンド・チャンピオンのレジス・プログレイス(米国/23戦全勝19KO)戦、そしてWBAバンタム級スーパーチャンピオンのノニト・ドネア(フィリピン/44戦39勝25KO5敗)対WBO同級チャンピオンのゾラニ・テテ(南アフリカ/31戦28勝21KO3敗)戦の開催地が決定、米国ルイジアナ州ラファイエットに在る、ケイジャン・ドームで行われるとしています。


    すでに複数のメディアがルイジアナ開催を報じていましたが同州ニュー・オリンズ出身、そしてトレーニングのベースをテキサス州ヒューストンに置くプログレイスにとって熱狂的ともいえるファン層を得ているところです。「ラファイエットで戦うことは私にとってまさにパーフェクト。なぜならニュー・オリンズとヒューストンという2つのホームタウンのちょうど真ん中に位置するからね。この歴史的なイベントが待ちきれないよ。」とコメントを残したプログレイスです。


    すでに発表されているトーナメントの準決勝戦はラトビア共和国リガで開催予定となっており、メインはマイリス・ブリエディスが務めます。そしてもう一つ、スコットランドのグラスゴーはジョシュ・テイラーがメインイベンターとなっており開催される3会場はいずれもこれまでに1万人以上を集めている、集客力の高いローカル・ヒーローがメインを務めることがこれで決定しています。今後、自国やホームタウンで根強いファンの人気を得ておらず、プロモーション的に支持が見込めそうにない選手がファイナルへ勝ち進んだ場合はどうなるのか、不穏な空気の拭えない同トーナメントでもあり、カッレ・ザウアーラント・プロモーターの腕の見せどころともいえそうです。一先ず準決勝戦6試合のリングも明らかとなりすんなり開催されることを願うばかりです。
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2019.03.11
    <現地時間9日>
    メキシコのハリスコ州で元IBFミニマム級王者でWBA2位のホセ・アルグメド(メキシコ)とWBA1位のアレクシス・ディアス(ベネズエラ)によるWBA挑戦者決定戦が行われ、5回TKOで地元のアルグメドが勝利をおさめています。WBA王者、ノックアウト(タイ)との指名戦はフィジカルを主武器とする両者だけになかなか興味深いところと言えそうです。30歳のアルグメドは23勝14KO4敗1分、31歳のディアスは24勝16KO2敗です。



    フランスのグランド・シントにて欧州ミドル級戦が行われ、同王者でWBAとWBCで2位につける、カミル・シェルメタ(ポーランド)がWBA15位の挑戦者、アンドルー・フランシエタ(フランス)を12回判定に下し、同王座の防衛を果たしています(3対0)。29歳のシェルメタは19戦全勝4KO、30歳のフランシエタは21勝5KO2敗1分としています。「私が戦いたいのはジェナディ・ゴロフキン、いつでも準備は出来ている。」とコメントを残したシェルメタです。



    <現地時間8日>
    5度の来日経験を持つ元WBC世界フライ級王者のソニーボーイ・ハロ(フィリピン)がフィリピンのリサールでフェザー級6回戦のリングに上がり、ボイド・シマンジュンタク(インドネシア)に4回TKO勝利をおさめています。約13ヶ月振りとなるリングで白星をおさめた36歳のハロは45勝32KO14敗5分としています。

    この日のメインは元WBCミニマム級シルバー王者で世界挑戦&来日経験を持つデンバー・クエリョ(フィリピン)がジャック・アミサ(インドネシア)と対戦、約3年9ヶ月振りの復帰戦で2回TKO勝利をおさめています。完全復活となれば日本人選手にも大いに脅威となるところですが、今後のキャリアが気になる32歳のサウスポー、クエリョは37勝25KO5敗6分とし、バンタム級の地域王座を手にしています。怪我やマネージメントの問題で久しくリングから遠ざかっていたクエリョは「こうして復帰できたことを嬉しく思うとともに実力を披露出来たことは良かったと思います。4年間リングから離れていた私を復帰出来ると支えてくれた人々に感謝します。」とコメント、ブリコ・サンティグ・プロモーターとのタッグで再びトップ戦線を目指します。



    メキシコ、メキシコシティにて世界ランカー同士によるWBCラテン・フライ級王座決定戦が行われ、サウル・" Baby "・フアレスとマリオ・アンドラーデ(ともにメキシコ)がリマッチ。7回負傷判定でフアレスが勝利をおさめています(3対0)。昨年の12月30日に拳四朗(B.M.B)選手の持つWBC世界ライトフライ級王座に挑戦、12回判定負けを喫しているWBC同級13位、28歳のフアレスは25勝13KO9敗2分とし再起に成功、10回引分に終わった昨年7月の初戦にケリを付けています。敗れたWBC7位、30歳のアンドラーデは14勝4KO8敗6分です。



    英国のロンドンにてWBOライトヘビー級1位でWBOインターコンチネンタル同級王者のアンソニー・ヤード(英国)がトラビス・リーブス(米国)を相手に防衛戦を行い(写真)、5回TKO勝利をおさめ王座の防衛を果たしています。27歳のヤードは18戦全勝17KO、WBC同級28位でもある38歳のヤードは17勝7KO4敗2分としています。

    またWBCヘビー級28位につけるホープ、ダニエル・デュボア(英国)が1度は自身の体調不良で延期とした一戦に臨み、ラズバン・コジャヌ(ルーマニア)を2回KOに仕留め、WBO欧州同級新王者となっています。21歳のデュボアは10戦全勝9KO、31歳のコジャヌは16勝9KO6敗です。「次は4月13日、(ロンドンの)ウェンブリー・アリーナ(現在の名称は、SSEアリーナ・ウェンブリー)になると思う。」と試合後に応えたデュボアです。

    英国ミドル級戦では王者のリーアム・ウィリアムスがジョー・マレンダー(ともに英国)を2回KOの下し、同王座の防衛に成功です。WBO同級10位、26歳のウィリアムスは20勝15KO2敗1分、32歳のマレンダーは11勝5KO3敗としています。



    <現地時間3日>
    前OPBF東洋太平洋バンタム級王者のマーク・ジョン・ヤップがフィリピンのカガヤンで復帰戦をおこない、フィリピン・スーパーフェザー級12位のウリセス・ラゴス(ともにフィリピン)に7回KO勝ち。GBO(Global Boxing Organization)アジア・パシフィック・フェザー級なる王座を手にしています。 昨年9月、後楽園ホールでのWBCバンタム級挑戦者決定戦で敗れた直後、OPBFバンタム級王座を剥奪されたことに対し、フィリピンのコミッションにあたるGAB(Games and Amusement Board)を通じてOPBF王座は懸かっていない試合での黒星であり、王者として引き続き認定するようOPBF本部に抗議したものの受け入れられず、日本の所属ジムとの契約も解除されていると報じられる無念のヤップはレコードを30勝15KO13敗とし、母国からの出直しを図っていますが同王座への再挑戦のチャンスは得られるのでしょうか?
  • 速報!ドミトリー・ビボル 対 ジョー・スミス Jr. !

    速報!ドミトリー・ビボル 対 ジョー・スミス Jr. !

    2019.03.10
    米国、ニューヨーク州ベローナに在る、ターニング・ストーン・リゾート&カジノにてWBA世界ライトヘビー級タイトルマッチがただいま終了、チャンピオンのドミトリー・ビボル(キルギスタン)が同級8位のジョー・スミス Jr.(米国)に12回判定勝利、王座防衛です(3対0/119-109×2、118-110)。

    総合力の王者か、破壊力の挑戦者か、初回は両者ともジャブから試合を組み立てようと静かな立ち上がりとなりますが、王者が右を合わせ、ジャブで顔を跳ね上げる場面を見せ、2ラウンドも挑戦者の打ち終わりにコツコツと王者がコンビネーションが集める場面が印象に残りますが4ラウンド1分過ぎ、挑戦者のワイルドな右フックが王者のテンプルにヒットすると膝をカクンと落とすと同時に歓声が上がりますが追撃をジャブとフットワークで遮られます。5ラウンドは攻勢を強める挑戦者の右が良いタイミングを見せますが、王者が巧みにさばきながらコンパクトなパンチを当てていき、6ラウンドも出鼻にジャブを当て、2分過ぎには右アッパーをヒットするなど王者が徐々にリードを広げて行くように映ります。7ラウンドに入ると王者も前進、距離が縮まり1分過ぎに飛び込むような左フックを好打、挑戦者がグラつくと、連打を見せ明確に王者がポイントを挙げます。

    終盤、挑戦者が前進を見せれば足で攻勢をかわし、打ってこないと見るやジャブからコンビネーションを出していくという王者のテクニックが冴えを見せ、挑戦者は少しずつダメージを貯めていきます。9ラウンド50秒過ぎ、挑戦者がクリンチ間際に王者を左肩にかつぎマットに投げつけると、ゲイリー・ロサト(米国)レフェリーがタイムを掛け挑戦者に注意を与えます。10ラウンドも左フックや右アッパーをヒットした王者でしたが終了間際、油断したか肩越しの右をモロに食い、足元をフラつかせながらコーナーに戻ります。顔色を変えず11ラウンドのゴングに応じた王者に対し、攻勢を強めた挑戦者でしたがここもフットワークとジャブに決定打を阻まれ、逆転の一打を見舞うことが出来ません。最終回、KOしなければ勝てないと思われる挑戦者は前進を繰り返しますが、王者はガードの合間や入り際にコツンコツンとパンチを当てると残り20秒ほどでラッシュを仕掛け逆にKO防衛を予感させますが、ゴングが挑戦者を救っています。7度目の防衛に成功した28歳のビボルは16戦全勝11KOとしましたが3戦連続の判定勝利となり技巧に秀で堅実なスタイルを披露したものの無いものねだりとも言える決定力不足も露呈しています。打たれ強さと破壊力は魅せた29歳のスミス Jr. は24勝20KO3敗です。



    セミファイナルのWBO世界スーパーライト級タイトルマッチはチャンピオンのモーリス・フーカー(米国)は同級10位のミッケル・レスピエール(トリニダード・トバゴ)に12回判定勝利、王座防衛です(3対0/119-108、120-107、118-109)。

    ジャブの距離を変えながら出方をうかがい、隙を見ては右を打ち込む王者と、ガードを高く上げながらじわじわと距離を詰めるサウスポーの挑戦者となった初回はお互いに有効打の無いなかポイントは手数で勝った王者と映ります。2ラウンド、右手を動かしはじめた挑戦者がプレッシャーを強めると有効打こそ少ないものの王者をロープに押し込む場面を造ります。挑戦者は3ラウンドも積極的に攻めてプレスを掛けて行きますが終盤、王者のボディ攻撃にやや嫌がる素振りを見せ、4ラウンドも2分過ぎに右を浅く貰います。5ラウンド早々、王者の右がヒットし挑戦者はダメージを見せながら右を振るうと空振り、バランスを崩し両手を着くスリップとします。挑戦者はすぐに立ち上がりますが王者がマウスピースを落としたため、ベンジー・エステベス(米国)レフェリーがタイム、追撃を削がれますがポイントはハッキリと王者が手にします。

    6ラウンド以降、挑戦者はプレッシャーを掛け続け、有効打こそ王者優勢と映りますが上下に打ち分けて反撃のチャンスをうかがいます。王者も鼻血を出すなど挑戦者の善戦を感じさせた9ラウンド1分過ぎ、ロープ際で王者の左ボディが入ると挑戦者がその場で座り込むダウンを喫します。苦しい表情を見せながら再開に応じた挑戦者はガードとフットワークに加えて目の良さでピンチを回避するとラウンド終盤には打ち返すハートの強さを見せます。10ラウンド以降、王者は無理に勝負を急がず、ジャブからコツコツとパンチを当てつつ挑戦者の反撃を回避しながらポイントを稼ぎ、最終回も危なげなくポイントアウトし終了しています。29歳のフーカーは26勝17KO3分と依然無敗をキープし2度目の防衛に成功です。世界的には無名ながら善戦空しく敗れた33歳のレスピエールは21勝10KO1敗1分としています。



    昨年10月、IBF王者のA.ベテルビエフ(ロシア)に挑戦し4回KO負けを喫したもののダウンを奪い、爪痕は残したIBFライトヘビー級15位のカラム・ジョンソン(英国/173ポンド)がWBC同級12位のショーン・モナハン(米国/174ポンド)と対戦、3ラウンド23秒TKOでジョンソンが勝利をおさめています。33歳のジョンソンは18勝13KO1敗とし再起を飾っています。敗れた37歳のモナハンは29勝17KO3敗です。



    WBAヘビー級7位、IBFでは11位にランクされるセルゲイ・クズミン(ロシア/248.5ポンド)がジョーイ・デベンコ(米国/250ポンド)に10回判定勝利です(2対0/96-94×2、95-95)。31歳のクズミンは15勝11KO1ノーコンテスト、28歳のデベンコは19勝11KO7敗4分です。
  • 速報!ショーン・ポーター 対 ヨルデニス・ウガス!

    速報!ショーン・ポーター 対 ヨルデニス・ウガス!

    2019.03.10
    米国カリフォルニア州カーソンに在る、ディニティ・ヘルス・スポーツ・パークにてWBCウェルター級タイトルマッチがただいま終了、チャンピオンのショーン・ポーター(米国)が同級6位のヨルデニス・ウガス(キューバ)に12回判定勝利、王座防衛です(2対1/116-112、115-113:ポーター、117-111:ウガス)。

    前日の計量では再計量で衣服を脱ぎ、髪を編み束ねていた後ろ髪をその場でカットしてクリアした王者のコンディションが気になる世界戦はジャック・リース(米国)レフェリーが裁きます。体格で劣るポーターは持ち味の出入りに加え、パンチに強弱を付けトリッキーさを見せるスタートとなりますがウガスも冷静に動きを見ながらボディを返すなど手数こそ劣るものの被弾を防ぎながら王者の隙をうかがいます。序盤、計量の影響を考慮してかウガスは王者のボディを中心にパンチをまとめながら、王者のワイルドなパンチを外していくと、プラン通りに戦えている自信か、5ラウンド終了と同時に雄叫びを上げながらコーナーに戻ります。時折大きなパンチを放ち、モハメド・アリのように軽快なフットワークをアピールするなどアクションの多い王者も試合巧者振りを発揮しますが決して有効打は多くなく、挑戦者はじわじわとプレッシャーを掛けながら隙をうかがい、8ラウンド終了間際には肩越しの右を当てるなど、ブーイングも時折聞こえるもののポイント的には非常に競った状況が続きます。11ラウンド、足を引っ掛け王者を倒したウガスにレフェリーから注意が入り、終了間際に王者の右がウガスの首元にヒットするとバランスを崩し観客から歓声が上がります。最終回もお互いに決定打を当てることが出来ず、混戦のままフルラウンドを戦い抜き両者ゴングと同時に勝利をアピールしています。持ち味を生かしたともいえる31歳のポーターは30勝17KO2敗1分、昨年9月にD.ガルシア(米国)を破り獲得した王座の初防衛に成功です。世界初挑戦、32歳のウガスは23勝11KO4敗とし惜しくも金星を逃しています。



    そしてメインイベントの後、テレビ中継の無いなかでも試合を行う " Premier Boxing Champions " のお約束として元世界王者2人もリングに上がっています。ウェルター級8回戦では元4階級制覇王者のロバート・ゲレロ(米国/146.6ポンド)がエビンソン・エレラ(コロンビア/144.2ポンド)に5ラウンド終了TKO勝利です。35歳のゲレロは35勝20KO6敗1分2無判定、34歳のエレラは24勝18KO17敗1分としています。



    また元WBAフェザー級王者のヘスス・クエジャール(アルゼンチン/131.8ポンド)はカルロス・パディージャ(コロンビア/133.8ポンド)を2ラウンド34秒TKOに退けています。まずは世界ランク復帰を目指したい33歳のクエジャールは29勝22KO3敗とし連敗脱出、29歳のパディージャは16勝10KO10敗1分です。



    セミファイナルのウェルター級10回戦、WBC同級15位のフランシスコ・サンタナ(146.6ポンド)はアベル・ラモス(146.6ポンド/ともに米国)に10回判定負けを喫しています(3対0/95-94、97-92、98-91)。

    同州サンタ・バーバラ出身のサンタナがコールされると大きな歓声が背中を後押し、初回からガードを高く上げながらサンタナがプレスを掛けていくとラモスはロープ際をサークリングします。2ラウンドも前に出るサンタナに対しラモスは手数を増やすでもフットワークを多用するでもなくサークリングを続け、ずるずるとサンタナのペースとなっていくかと思われた2分過ぎ、サンタナの左フックでラモスがダウンします。ジェリー・カントゥ(米国)レフェリーがカウントをコールしはじめると『問題ない』とばかり笑顔でコーナーに右手を振るラモスが再開に応じたところでゴングが鳴ります。3ラウンド、ジャブを多用し反撃開始を匂わせるラモスはロープを背にしながらも右フックなどをヒット、サンタナも手数を集めプレッシャーを掛けますが、正確性に欠け中盤はラモスのアウト・ボクシングがポイントを返していくように映ります。

    その後もサンタナが追いかけ、ラモスがサークリングという図式が続きますが、サンタナは攻防に世界15位らしさを魅せないまま有効打を欠き続け、フックもオープンブローが目立つなかラモスは鼻血を出しながらジャブを突き、7ラウンドにはボディからの連打でコーナーに詰めサンタナをダウン寸前に追い詰めます。ダウンのポイントなどすでにハッキリと無くしているように感じるサンタナは8回に入ると退がりはじめラモスがジャブを突きながら前進、勝敗面よりサンタナの頑張りがいつまで続くかという展開とも映りますが、ラモスも手数をまとめるでもなく、9ラウンドに入ると再びサンタナが前進、ラモスがさばく展開に戻ります。歓声に押され最終回のゴングに応じたサンタナはラモスをロープに押し込もうと前進、ちょこまかと小さいパンチを出しますが出ていったところに左フックを合わされるなど決定打を打ち込むことが出来ずに終了のゴングを聞いています。27歳のラモスはダウン挽回の勝利、24勝18KO3敗2分としたのに対し、32歳のサンタナは25勝12KO7敗1分としています。



    リオ五輪スーパーヘビー級ベスト8のエフェ・アジャグバ(ナイジェリア/240ポンド)と元世界ランカーのアミール・マンスール(米国/225ポンド)による8回戦は2ラウンド終了、棄権によるTKOでアジャグバが全勝をキープしています。

    体格で大きく上回るアジャグバがサウスポーのマンスールにプレッシャーを掛けスタート、残り1分というところで赤コーナーに追い込まれたマンスールはアジャグバの右ストレートをアゴに食い、クリンチに行こうと抱きつきに行きますがアジャグバにかわされそのままダウン、トーマス・テイラー(米国)レフェリーがカウントを数えます。再開するとアジャグバが追撃、再び右を当てられ足が着いてこず転ぶように2度目のダウンを喫します。ここも立ちあがったマンスールはゴングに逃げこみますが、2ラウンド30秒が経過したところでアジャグバの左フックからの右を食い3度目となるダウンを喫します。ここも立ち上がるとアジャグバの右ストレート、右アッパーなどを食いながらも声を上げ気合を示し、再びゴングに助けられますが、ダメージを見せながらコーナーに座り込んだ様子を見たセコンドがインターバル中に棄権を申し出て終了となっています。24歳のアジャグバは9戦全勝8KOとしています。意気込みは見せた46歳の大ベテラン、マンスールは23勝16KO4敗1分1ノーコンテストとしています。



    横浜アリーナでの70秒KO負けも記憶に新しい元WBAバンタム級王者のファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国/117.8ポンド)はWBAバンタム級15位のダミエン・バスケス(メキシコ/117.6ポンド)とのバンタム級8回戦で、8回判定勝利をおさめています(3対0/80-72×2、79-73)。

    4ラウンドに右頬、その後左眉をカットし顔面を赤く染めながらも時折身体ごとぶつけるような長い左ストレートをヒットと思いきや距離を取り中休みを入れるなどキャリアの差、ベテランの味を見せつけ、ホープに後手を踏ませるパヤノが終始手数、有効打とも優勢のフルラウンドとなっています。サウスポー同士の対戦を制し、復帰を果たした34歳のパヤノは21勝9KO2敗、WBC8位、WBA10位からの再浮上を目指します。21歳のバスケスは14勝7KO1敗です。



    ウェルター級8回戦、リオ五輪ウェルター級ベスト16のエイマンタス・スタニオニス(リトアニア/149.2ポンド)がサミュエル・フィゲロア(プエルトリコ/149.4ポンド)に8回判定勝利(3対0/80-72×3)。24歳のスタニオニスは8戦全勝5KO、28歳のフィゲロアは11勝4KO2敗としています。
  • 日本時間10日に行われる世界戦3試合の計量結果

    日本時間10日に行われる世界戦3試合の計量結果

    2019.03.09
    日本時間10日(日)に行われる世界タイトルマッチ3試合の計量結果が報じられています。アメリカの東西に分かれて開催される世界戦3試合のうち、WBCウェルター級王者のショーン・ポーター(米国)とWBOスーパーライト級王者のモーリス・フーカー(米国)が1回目の計量で体重オーバーとなり周囲をヒヤリとさせましたが両王者とも制限時間内でクリア、明日のリングでパフォーマンスにどのような影響を見せるのか、楽しみの増した世界タイトルマッチとなっています。



    <WBC世界ウェルター級タイトルマッチ in 米国カリフォルニア州カーソン、ディニティ・ヘルス・スポーツ・パーク>
    王者、ショーン・ポーター(米国/32戦29勝17KO2敗1分):146.8ポンド(約66.5Kg)
    同級6位、ヨルデニス・ウガス(キューバ/26戦23勝11KO3敗):146.5ポンド(約66.4Kg)
    ※24歳で北京五輪ライト級銅メダル獲得、プロ転向後は3つの判定負けを経験しながら昨年9月にIBF2位決定戦で勝利し世界戦線の舞台に上がったものの先に届いたWBCのビッグチャンスに飛びついたウガス。一方、1回目で約816グラム超過とした王者ポーターでしたが髪を切り2度目のトライでクリア、明日のリングを目指します。約5年前にIBF王座をK.ブルック(英国)に奪われているポーターは昨年9月、D.ガルシア(米国)を破りWBC王座を獲得、2度目の世界王座獲得を果たしていますが、減量の影響を払拭し初防衛成功と成るのでしょうか?



    <WBA世界ライトヘビー級タイトルマッチ in 米国ニューヨーク州ベローナ、ターニング・ストーン・リゾート&カジノ>
    王者、ドミトリー・ビボル(キルギスタン/15戦全勝11KO):173.5ポンド(約78.7Kg)
    同級8位、ジョー・スミス Jr.(米国/26戦24勝20KO2敗):173.0ポンド(約78.4Kg)
    ※暫定王座時から数えて7度目の防衛戦となる28歳の王者ビボルが地元ニューヨーク出身、29歳のスミス Jr. を迎えます。B.ホプキンス(米国)引退試合で8回KO勝利をおさめた星が最大の看板と言われるスミス Jr. が世界初挑戦での王座奪取を目指しますが持ち前の破壊力だけでは王者の牙城を崩すことは厳しそうです。スーパーミドル級ナンバーワンと言われる、C.スミス(英国)との対戦を示唆するなど階級を下げる姿勢も見せているビボルも2試合続けて判定勝利に留まっているなかKO勝利の期待が高まります。


    <WBO世界スーパーライト級タイトルマッチ>
    王者、モーリス・フーカー(米国/28戦25勝17KO3分):140ポンド(約63.5Kg)
    同級10位、ミッケル・レスピエール(トリニダード・トバゴ/21戦20勝9KO1分):138.75ポンド(約62.9Kg)
    ※1回目で約220グラムをオーバー、2度目のトライも約110グラムオーバー、結局4回目でリミットちょうどを計測、クリアしたことが報じられていますが、好戦的なスタイルで人気を集めていたA.サウセド(米国)を下して評価を上げてきた王者の防衛は固いと思われていた対戦にどう影響するのでしょうか?地元ニューヨークで育った34歳のレスピエールは昨年6月、G.ビットーリ(アルゼンチン)を下してWBO14位に顔を出しましたが現役世界ランカーとの対戦は無し。実績面で大きく水を開けられているサウスポーの技巧派挑戦者がどこまで食い下がることが出来るでしょうか?
  • 元世界王者のダニー・ガルシアが世界ウェルター級10位と復帰戦

    元世界王者のダニー・ガルシアが世界ウェルター級10位と復帰戦

    2019.03.09
    前WBCウェルター級王者、ダニー・ガルシア(米国/36戦34勝20KO2敗)の復帰戦となるイベントの発表会見が行われ、『Fox Sports』の放送枠となる主要アンダーカードが明らかとなっています。4月20日、米国カリフォルニア州カーソンに在る、ディニティ・ヘルス・スポーツ・パークにて、WBCウェルター級10位のアドリアン・グラナドス(メキシコ/29戦20勝14KO6敗2分1無判定)との12回戦がメインイベントとしています。


    セミ格にはアンディ・ルイス Jr.(米国/32戦31勝20KO1敗)とアレクサンデル・ディミトレンコ(ドイツ/45戦41勝26KO4敗)がヘビー級10回戦で対戦するとされ、アンダーカードにはWBAスーパーバンタム級2位のブランドン・フィゲロア(米国/18戦全勝13KO)と同級5位のヨンフレス・パレホ(ベネズエラ/26戦22勝11KO3敗1分)で空位のWBA同級暫定王座決定戦を行うとしています。


    「私は " ダニー・ガルシア・ショー " の再開演が待ちきれません、我々がこの試合について初めて発表した際、グラナドスは大きなことを言っていましたが、4月20日に私は彼が間違っていることを証明したいと思います。カリフォルニアのファンはいつも私を支えてくれています、彼らに素晴らしい試合を披露することを楽しみにしています。」と試合時に31歳を数えるガルシアがコメントを残しています。昨年9月に黒星としたS.ポーター(米国)戦以来のリングとなるガルシアが、未だKO負けの無い29歳のグラナドスをどのように仕留めるのかがポイントと言えそうな一戦です。
  • WBCがD.ワイルダーとD.ブレアジールの対戦交渉開始を指示

    WBCがD.ワイルダーとD.ブレアジールの対戦交渉開始を指示

    2019.03.08
    WBCが日本時間7日にヘビー級チャンピオンのディオンテイ・ワイルダー(米国/41戦40勝39KO1分)と指名挑戦者で同級4位のドミニク・ブレアジール(米国/21戦20勝18KO1敗)両陣営に対し、指名防衛戦の対戦交渉を開始するよう通達を出しています。入札は本部の在る、メキシコシティにて4月4日に行うとしていますが期限までの合意はあるのでしょうか?


    17年11月に当時WBC12位につけていた、E.モリナ(米国)を下し指名挑戦権を獲得しているブレアジールですが、ワイルダーがアンソニー・ジョシュア(英国)と王座統一戦を行う姿勢を見せた際、そしてワイルダーがタイソン・フューリー(英国)とのダイレクト・リマッチへ進展中となると、WBCはことごとくビッグファイトを優先承認、ブレアジールはその都度据え膳を食わされてきた図式となっていましたが、2月にはその見返りともいうべき暫定王座決定戦を指示し、ブレアジールと1位のディリアン・ホワイト(英国/26戦25勝18KO1敗)両陣営に対戦交渉を指示したことはすでに報じられています。


    しかしワイルダー対フューリー再戦交渉が暗礁に乗り上げ頓挫、ダイレクトリマッチが事実上消滅したことで新暫定王者は不要、今回の指名防衛戦指示となっています。近年、WBAともども王者乱立の批判を受けていたWBCですが今回はホワイト、ブレアジールという人気面でイマイチの両者だったことも影響してか、シビアな姿勢を見せています。さてワイルダーとブレアジールはお互いに " Premier Boxing Champions " 傘下とあって交渉自体はスムーズに行きそうな予想が立ちますが、勝敗という面では王者の有利は不動とあって決定はテレビ局の構想次第といったところでしょうか。
  • WBAミニマム級指名挑戦権を勝ちとるのはディアスか、アルグメドか?

    WBAミニマム級指名挑戦権を勝ちとるのはディアスか、アルグメドか?

    2019.03.08
    WBAミニマム級1位のアレクシス・ディアス(ベネズエラ/25戦24勝16KO1敗)と同級2位、元IBF王者でもあるホセ・アルグメド(メキシコ/27戦22勝13KO4敗1分)によるWBA指名挑戦者決定戦が今週末、メキシコのタマスラにて開催されます。WBAスーパー&WBCミドル級王者のS.アルバレス(メキシコ)を擁するホセ&エディのレイノソ親子が主宰するカネロ・プロモーションズ傘下のアルグメドが世界再獲得へ大事な難関に挑みます。


    現在の王座に座るノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)は同門でもあるWBC王者のワンヘンと比較すると、タイ国内でも評価はやや下回るところではありますが防衛数は10度を数え安定王者の道を歩みつつあります。


    同プロモーションの本拠、グアダラハラからほど近いタマスラに乗り込む31歳のディアスは、15年7月にノックアウトが当時保持していた同級暫定王座に敵地タイで挑戦し、序盤からダウンを喫し4回TKO負けと完敗しています。8連勝を背景にアルグメド戦に臨むディアスにとってノックアウトへ雪辱を果たすためにも負けられない一戦です。


    来日経験を持つ30歳のアルグメドはIBF王座陥落後2連勝(1KO)で今回のビッグチャンスを得ていますが地の利を味方に指名挑戦権を手にしたいところでしょう。アンダーカードにはアルバレスのスパーリング・パートナーとして腕を磨くWBAスーパーミドル級4位、IBFでも9位に位置するビラル・アカウィ(豪州/20戦19勝15KO1分)の出場も決まっており、すでに現地で最終調整に励んでいることが地元メディアで報じられています。粗削りな25歳、アカウィも近い将来の世界挑戦を目指し無敗キープを目指します。
  • WBOスーパーウェルター級指名防衛戦は4月13日開催

    WBOスーパーウェルター級指名防衛戦は4月13日開催

    2019.03.07
    WBO世界スーパーウェルター級チャンピオン、ハイメ・ムンギア(メキシコ/32戦全勝26KO)4度目の防衛戦となる同級1位、デニス・ホーガン(豪州/30戦28勝7KO1敗1分)戦が4月13日にメキシコのヌエボ・レオン州モンテレイに在る、アレナ・モンテレイで開催されることが明らかとなっています。WBOから両陣営に対し指名防衛戦対戦交渉の開始指示が出たのが2月2日、30日間の交渉期限が迫るなか3月4日に入札を行うことがアナウンスされた直後、両陣営が合意したとし入札のキャンセルが報じられていたものです。



    22歳の若き王者ムンギアは18年5月にS.アリ(米国)を4回TKOに下して王座に就いた試合を含めて、4試合続けてアメリカのリングに上がっていましたが、始めて母国で凱旋防衛戦を行うこととなっています。一方、34歳になったばかりのホーガンはアメリカのリングに上がった経験こそあるもののメキシコのリングは初めてとなり、完全アウェーのなかでキャリア初の世界挑戦となっています。距離をキープし持ち味の技巧で王座奪取を目指すホーガンを王者ムンギアがどう追い詰めていくのか、パワーの差が結果に出そうな予想の立つ指名防衛戦となっています。
  • 4月20日のマジソン・スクエア・ガーデンは興味深いアンダーカード

    4月20日のマジソン・スクエア・ガーデンは興味深いアンダーカード

    2019.03.07
    4月20日のゴングを待つWBOウェルター級戦の主要アンダーカードが日本時間6日に主催するトップランクから発表されています。メインイベントのクロフォード対カーン戦を盛り上げるべく同プロモーションのイチ押しとも言えるホープがESPNのペイパービューで出場、マジソン・スクエア・ガーデンのリングに上がります。


    セミファイナル格のノンタイトル10回戦では、主要4団体で世界ランクを持ち、倒しっぷりの良さで人気を集めているテオフィモ・ロペス(米国/12戦全勝10KO)とWBOでライト級3位につけるエディス・タトゥリ(フィンランド/33戦31勝10KO2敗)が激突。そしてこちらも主要4団体のライト級で世界ランカーとなっているシャクール・スティーブンソン(米国/10戦全勝6KO)対前WBOスーパーフェザー級王者のクリストファー・ディアス(プエルトリコ/25戦24勝16KO1敗)戦。WBOスーパーライト級13位と復調の兆しを見せるフェリックス・ベルデホ(プエルトリコ/25戦24勝16KO1敗)は元WBAスーパーフェザー級暫定王者のブライアン・バスケス(コスタリカ/40戦37勝20KO3敗)と対戦という豪華なマッチアップです。


    ボブ・アラム・プロモーターは「シャクール・スティーブンソンとテオフィモ・ロペスは現在のボクシング界で最も輝いているライト級の2人であり、ディアスとタトゥリというベテランと拳を交えます。またフェリックス・ベルデホは復活へ向けて歩を進めており、ブライアン・バスケスというタフでガッツのあるベテランと対します。」と見応えのあるマッチアップと強調、イベントの成功を後押ししています。
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