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  • WBOスーパーバンタム級王者、アイザック・ドビの初防衛戦

    WBOスーパーバンタム級王者、アイザック・ドビの初防衛戦

    2018.07.12
    ここのところ評価を上げていた全勝のJ.マグダレノ(米国)を11回TKOに沈め、王座を統一し、WBO世界スーパーバンタム級チャンピオンの座に就いたアイザック・ドビ(ガーナ/19戦全勝13KO)が自身のSNSにて同王座の初防衛戦を発表、主催プロモーションからは未発表ながら、8月25日に米国、カリフォルニア州グレンデールに在る、ヒラ・リバー・アリーナにて同級6位の大竹秀典(金子/36戦31勝14KO2敗3分)選手と対戦するとしています。


    4月のマグダレノ戦はダウン応酬の激戦となりつつも、10ラウンドまでの採点では最大6ポイント差を付け、最後は倒しきる勝負強さを見せた23歳のドビは2012年のロンドン五輪組。バンタム級1回戦で清水聡(現:大橋)選手に10-9の接戦で敗れているオーソドックス型です。一方、37歳になったばかりの大竹選手は14年11月、S.キッグ(英国)の持つWBAスーパーバンタム級王座に挑戦し、敵地で12回判定負けを喫しておりその後9連勝(5KO)を挙げ、今回の世界挑戦に漕ぎ着けていますが、2度目となるビッグチャンスをモノにすることは出来るでしょうか?
  • 元WBA暫定王者の " King Kong " オルティスが再起

    元WBA暫定王者の

    2018.07.12
    3月、WBCヘビー級王者のD.ワイルダーに挑戦し、善戦を見せた元WBAヘビー級暫定王者のルイス・" King Kong "・オルティス(キューバ/31戦28勝24KO1敗2ノーコンテスト)が再起戦を発表、7月28日に米国のカリフォルニア州ロサンゼルスに在る、ステープルズ・センターにて行われるライト級統一戦、" Mikey "・ガルシア対R.イースター Jr. 戦アンダーカードがその舞台と決まっています。


    日本時間11日の試合発表会見の席上、39歳のサウスポーは「7月28日の試合で復帰することを声明として世界ヘビー級王座に挑戦するつもりです。リングに戻ることにわくわくしていますし、このチャンスを嬉しく思っています。ステープルズ・センターの素晴らしい試合を必ず観てください、本物のキング・コングがロサンゼルスにやってきます!」と気合いを表しています。なお対戦相手は元WBO同級14位のラズバン・コジャヌ(ルーマニア/19戦16勝9KO3敗)と発表、31歳のコジャヌにとっても昨年5月に行ったWBOヘビー級戦、ジョセフ・パーカー戦以来の復帰戦となります。" King Kong " がパーカーとフルラウンドを戦ったコジャヌを倒すことは出来るのでしょうか。


    また同じ席上では全勝ホープ、マリオ・バリオス(米国/21戦全勝13KO)の出場も合わせて発表されています。WBAスーパーライト級4位、IBFではライト級8位の23歳が、ホセ・ローマン(米国/27戦24勝16KO2敗1分)を相手に全勝キープを狙います。
  • 元WBAバンタム級王者のファン・カルロス・パヤノもトーナメント参戦

    元WBAバンタム級王者のファン・カルロス・パヤノもトーナメント参戦

    2018.07.11
    出場選手や対戦カードのアナウンスが進む『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』シーズン・2のバンタム級&スーパーライト級ですが、ここに来てバンタム級に元WBA同級スーパー&IBO王者のファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国/21戦20勝9KO1敗)が参戦、トーナメントの楽しみが増すニュースが挙がっています。


    16年6月、R.ウォーレン(米国)に12回判定負け(2対0)を喫し王座から陥落している34歳のパヤノは、復帰後3勝1KOとし現在はWBO1位、WBA4位、WBC6位に付け王座再獲得を虎視眈々と狙うサウスポー。驚異的なスタミナを土台とするラッシング・パワーなどピークは過ぎたという声もあるものの、M.A.プラニャ戦やA.サンチャゴ戦では経験に裏打ちされた巧みなアウトボクシングも披露、04年のアテネ五輪と08年の北京五輪に出場するなどアマチュア経験も豊富なベテランは同トーナメントを一層面白くしてくれそうです。「このトーナメントに加わることが出来てとてもハッピーです、私の世界トップへの地位を回復する素晴らしいチャンスを楽しみにしています。ベストと言われる戦いを経て、最終的にクラス最高の選手と認められることは素晴らしいことだと思います。」と述べたパヤノです。


    バンタム級トーナメントは最初に3人の世界王者、ライアン・バーネット(英国)、エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)、ゾラニ・テテ(南アフリカ)が参戦を表明し、そして『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』公式サイト上では未だ名前こそ挙がっていないものの、井上尚弥(大橋)選手も参戦する姿勢を示し、その後IBFの指名挑戦者、ジェイソン・マロニー(豪州)のロドリゲス挑戦がトーナメント初戦に組み込まれることが明らかとなっています。しかし先週、11年11月の試合を最後にバンタム級で戦っておらず、ここ数試合は精彩を欠く試合も目に付く、ノニト・ドネア(フィリピン)の参戦ニュースには首をかしげたボクシング・ファンも居るところと思われますが、ここにパヤノが加わったことで残る椅子は1つとなっています。


    WBA暫定王者のレイマート・ガバリョ、IBO王者のマイケル・ダスマリナス(ともにフィリピン)、前WBC王者のルイス・ネリ(メキシコ)らも参戦を希望する姿勢を見せていますが、カッレ・ザウアーランド・プロモーターとの関係も良好なリチャード・シェイファー・プロモーター繋がりで、WBC1位のノルディ・ウーバーリ(フランス)が最後の椅子を射止めるのか、同トーナメントを彩る8人の強者は誰になるのか、正式発表が待たれるところです。
  • ホセ・ウスカテギ「スーパーミドル級王座を統一する準備は出来ている」

    ホセ・ウスカテギ「スーパーミドル級王座を統一する準備は出来ている」

    2018.07.11
    IBF世界スーパーミドル級前王者となった、ジェームス・デゲール(写真/英国)の電撃的な王座返上によって、IBFから正規チャンピオンへの格上げが発表された、ホセ・ウスカテギ(ベネズエラ/29戦27勝23KO2敗)は、同級2位のカレブ・プラント(米国/17戦全勝10KO)との初防衛戦を指示されたことが報じられています。


    これからプラント陣営との交渉も本格化するウスカテギですが地元メディアに対し初防衛、そして王座統一へと意気込みを述べています。デビューからメキシコでキャリアを重ねる27歳の王者は「英国人は私との対戦よりも王座を放棄することを選びました、彼は王座に返り咲いたばかりでしたが(対戦交渉合意期限の)7月5日を待たず私の挑戦を受け入れることはしませんでした。彼は敗北を恐れて指名防衛戦を避けたのです。(エレベーター式に)チャンピオンになることは私も望んではいませんでしたが、IBFの正規のチャンピオンとして指名されたことを現在は嬉しく思います。これまでの犠牲と努力によって得たこの私のベルトを守り続けたいと思っています。」

    「私は以前に彼(プラント)のトレーニングを見たことがありますがさしたるものは感じませんでした、普通の対戦者です。ライバルとは言えません。私に初防衛のプレッシャーはありません、これまで夢に見たものはもう私の手にあるのですからね。これまでに何度も " 現在のスーパーミドル級でベストはホセ・ウスカテギだ。" という声を聞いています、まず次の試合に勝つことが前提ですが、王座を統一する準備はいつでも出来ています。」とコメントを残しています。
  • 前世界王者のヒョードル・チュディノフが世界7位との好カード

    前世界王者のヒョードル・チュディノフが世界7位との好カード

    2018.07.10
    7月21日、ロシアのモスクワ開催と決まった『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』クルーザー級決勝戦ですが、アンダーカードに前WBAスーパーミドル級スーパー王者のヒョードル・チュディノフ(ロシア/19戦17勝12KO2敗)が出場し、保持するWBAインターナショナル同級王座の防衛戦を行うことが明らかとなっています。

    G.グローブス(英国)にベルトを奪われてから復帰後3連勝(2KO)を挙げ、インターナショナルのベルトに加え、WBA1位、IBF5位、WBC9位と世界再挑戦も射程圏内に入れた30歳の対戦相手ですが、今回はWBC7位、IBF12位、WBA13位にランクされる、ナジブ・モハメディ(フランス/45戦40勝23KO5敗)というなかなかの好カードとなっています。



    「(モハメディは)とても強い対戦相手と認識していますが、調整も上手く進み、アメリカで厳しい試合に見合うだけのトレーニングを積んできたつもりです。いかなるファイターが相手でも良いように準備を積んで来たし、強い相手との試合はこちらも望むところです。そもそも私は対戦相手によってトレーニングの内容を大きく変化させることはしません、誰が相手でもしっかり準備することが必要なことだと考えています。7月21日、ロシアで試合をすることは私にとって非常に意味深いことです。すでにWBAスーパーミドル級スーパーチャンピオンの座に就くことが出来ましたが、再び頂点に戻って、ボクシングをキャリアを続けられることを願っています。」と強敵とのマッチアップにも頼もしい言葉を残すチュディノフです。収容人数はおよそ3万人と言われるロシア、オリンピック・スタジアムはほぼ満員の会場となることでしょう、大観衆を前に地元で良いアピールに繋げたいところです。
  • マイク・タワッチャイがIBOスーパーバンタム級戦から脱落

    マイク・タワッチャイがIBOスーパーバンタム級戦から脱落

    2018.07.10
    リングスター・ボクシングがアナウンスして久しい、9月29日のダブルIBO戦ですが、メインイベントとして予定されていたスーパーバンタム王座決定戦、モハメド・リドゥワン(シンガポール/10戦全勝7KO)対マイク・タワッチャイ(タイ/57戦45勝28KO11敗1分)戦は直前の敗戦が影響したか、タワッチャイの代役に元WBOバンタム級王者のパウルス・アンブンダ(ナミビア共和国/28戦26勝11KO2敗)が正式発表されています。


    主要4団体と比べると日本では未認可ということも加わって軽視されている部分もありますが、海外では他団体の世界王者と同様に認知しているところも少なくありません。第5の団体として今後の動向が注目される中、6月20日に高橋竜平(横浜光)選手に敗れたタワッチャイからアンブンダへの変更となりましたが、試合時には38歳を迎えるアンブンダは昨年こそ2試合をこなしているものの今年は未だリングに上がって居らず、約9ヶ月振りの試合となります。スコット・オファーレル・プロモーターとしては地元のリドゥワンに是が非でもチャンピオンベルトを巻いて欲しいところと思われますが、果たして願う好結果は出るでしょうか?


    またもう一つのIBOバンタム級戦は先日、同プロモーターが日本でもお馴染みのアレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)を挑戦者として、王者マイケル・ダスマリナス(フィリピン/30戦28勝19KO2敗)の初防衛戦を行うとしていましたが、まだ正式発表は出されていないもののこちらも対戦相手が変更される報道が挙がっており、北京五輪ライトフライ級ベスト16のアマチュア歴も持つ、マニョ・プラン(ガーナ/17戦全勝15KO)の名前が出ています。リドゥワン、ダスマリナス、どちらも代役の方が手強い気もしますが、シンガポールでは決して高い人気を誇るスポーツではないだけに観客も熱くなる試合に期待したいところです。
  • 仕切り直しの欧州ライトヘビー級戦は10月27日に決定

    仕切り直しの欧州ライトヘビー級戦は10月27日に決定

    2018.07.09
    ドイツ人世界ランカー対決となる欧州ライトヘビー級タイトルマッチ、チャンピオンのドミニク・ボーセル(28戦27勝10KO1敗)対エンリコ・コーリン(28戦26勝8KO2敗)戦の仕切り直しとなる再日程が発表され、10月27日にドイツのザクセン州ライプツィヒにて激突することとなっています。

    IBF4位、WBO5位、WBC8位にランクされるボーセルと、IBF7位、WBC11位にランクされるコーリンは当初、6月9日に対戦する予定(写真)でしたが直前のトレーニング中に王者ボーセルが負傷、試合延期となっており、約3ヶ月半ほどずれ込んでの激突となっています。昨年7月にK.ムラトに逆転TKO負けを喫しているボーセル、昨年11月のA.ベテルビエフに最終回KO負けを喫しているコーリン、ともに復帰後は3連勝を収めていますが、今回が実質的な復帰戦と言え、ターニングポイントとなるサバイバル戦になりそうです。




    またもう一つ、仕切り直しと言えるスペイン人同士の欧州スーパーバンタム級戦も入札が行われ、王者マーク・ビダル(17戦11勝5KO1敗5分)陣営のリメル・ボックスが26,113ユーロ(約338万円)、挑戦者キコ・マルティネス(48戦38勝28KO8敗2分)陣営のマラビジャ・ボックスが22,111ユーロ(約287万円)を提示、王者陣営が落札しています。

    5月の初戦はマルチネスの地元、スペインのエルチェで行われたものの2回負傷引分け、ビダルの防衛となりましたが、マルチネスの有効打によるカットという見方は多く、マッシミリアノ・ブランコ(イタリア)レフェリーのミス・ジャッジを指摘する声も大きく、EBU本部がダイレクト・リマッチを指示したものです。開催地が勝敗を大きく左右すると考えたか王者陣営が多くの資金を用意したことがうかがえますが早速、リメル・ボックスは本拠を構えるマドリードで9月再戦を発表しています。約4ヶ月振りとなる因縁は果たしてどのような結果が出るのでしょうか。
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2018.07.09
    <現地時間7日>
    メキシコのグアダラハラにて、前IBFミニマム級王者のホセ・アルグメドと日本で2度の世界挑戦経験を持つモイセス・カジェロスによるメキシカン対決が行われ、10回判定でアルグメドが勝利をおさめています(3対0)。IBFで11位、WBOではライトフライ級12位に付ける29歳のアルグメドは22勝13KO4敗1分としています。こちらも29歳、カジェロスは3月の山中竜也(真正)戦と加えて連敗、最大9ポイント差を付けられての大差で敗れ28勝16KO9敗1分としています。



    フィリピン、ボホール島にて元世界王者でもあるドディ・ボーイとジェリーの甥にあたる、カルロ・セサール・ペニャロサ(フィリピン)がイワン・キー(インドネシア)に2回TKO勝利。フィリピン・フライ級3位に上がってきたホープ、25歳のカルロ・セサールは12勝5KO1敗としています。

    またドディ・ボーイの息子、デイブ・ペニャロサ(フィリピン)も出場、リッキー・マヌフォー(インドネシア)に2回TKO勝利です。27歳のデイブは13戦全勝9KOとしています。



    <現地時間6日>
    昨年12月、R.バルガスの持つWBCスーパーバンタム級王座に挑戦し、12回判定負けを喫している、オスカル・ネグレテ(コロンビア)が米国のカリフォルニア州で再起戦(写真)。ディウル・オルギン(メキシコ)に8回判定勝利をおさめています(3対0)。元々、バンタム級だったところへバルガス挑戦の話が舞い込んだネグレテは今後、本来のバンタム級に戻り戦績を18勝7KO1敗とし、ランキングもWBC16位としています。



    WBAスーパーフェザー級12位のジョエル・ブランカー(豪州)が豪州のフレミントンにて、IBOオセアニア同級王座決定戦に臨み、ノート・ベアウキャンプ(ニュージーランド)に10回判定負けを喫しています(2対1)。32歳のベアウキャンプは17勝3KO2敗。一方、これまでの黒星は、L.セルビーとJ.ワーリントンに喫したもののみだった32歳のブランカーは33勝19KO3敗としています。


    16年1月の村田諒太(帝拳)戦をはじめ、V.フェイゲンブツ(ドイツ)やC.バルドミール(アルゼンチン)ら世界トップとの対戦経験も豊富な、ガストン・アレハンドロ・ベガがアルゼンチンのチチナレスにてノンタイトル戦を行い、オスワルド・アクナ(ともにアルゼンチン)に6回判定勝利(3対0)、34歳のベガは28勝11KO13敗2分としています。
  • 速報!エギディウス・カバラウスカス 対 ファン・カルロス・アブレウ!

    速報!エギディウス・カバラウスカス 対 ファン・カルロス・アブレウ!

    2018.07.08
    米国、カリフォルニア州フレスノに在るセイブ・マート・アリーナにてトップランク主催のイベントがただいま終了。当初、メインイベントに予定されていたWBCスーパーライト級戦、正規チャンピオンのホセ・カルロス・ラミレス(米国/22戦全勝16KO)対同級14位のダニー・オコーナー(米国/33戦30勝11KO3敗)戦は前日の公式計量前にオコーナーがドクターストップとなり計量は行われず世界戦が前日に中止となるハプニングとなっています。

    計量会場でボブ・アラム・プロモーター自らマイクを取り状況を説明、計量日の朝に約2ポンド(900グラム)を落とすためにサウナに入ったオコーナーでしたが、急激な脱水症状により昏倒、病院に救急搬送されタイトルマッチの中止を発表しています。なお試合当日昼前にはオコーナーも無事退院したことが明らかとなっています。


    セミファイナルから格上げとなった一戦、NABF北米ウェルター級タイトルマッチはチャンピオンのエギディウス・カバラウスカス(リトアニア)がファン・カルロス・アブレウ(ドミニカ共和国)に10回判定勝利、王座防衛を果たしています(3対0/96-94、97-93×2)。

    マイケル・バッファー・リング・アナウンサーのコール時には、出場予定だったJ.C.ラミレスもカバラウスカスのエプロンから声援を送りスタートします。08年北京五輪はライトウェルター級でベスト32、11年のバクー世界選手権ではウェルター銅メダル獲得、12年ロンドン五輪ではウェルター級ベスト16、アマチュア300戦超の触れ込みを持つカバラウスカスですが、初回から偶然のバッティングでまぶたをカット、出血に悩まされます。開始からジャブを軸に攻めの姿勢を見せるカバラウスカスですが、左右まぶたからの出血が視界を妨げグローブで度々拭う仕草を見せラウンドが進みます。展開としてゆっくりとプレッシャーを掛けるカバラウスカスとやや距離を置きたいアブレウが一進一退の攻防を見せるなか、アブレウの柔軟な体躯と長いパンチに被弾する場面も見せるカバラウスカスが攻勢と有効打数でやや上回り僅差のラウンドを拾い試合は終盤に入ります。やや疲労の色も見せ、アブレウの右を食いヒヤリとする場面も見せたカバラウスカスですが何とか難敵を下しています。30歳のカバラウスカスは20戦全勝16KO、WBO2位、WBA&WBC5位、IBFで15位と高位置に付けています。一方、曲者振りを十分に発揮した31歳のアブレウは21勝19KO4敗1分1ノーコンテスト、キャリアの黒星はいずれも判定によるものです。



    セミファイナルのWBC米大陸スーパーフェザー級タイトルマッチはチャンピオンのアンディ・ベンセスがフランク・デ・アルバ(ともに米国)と対戦し、10回判定勝利をおさめ王座防衛としています(3対0/99-91×2、98-92)。

    両者ともキビキビした動きを見せるスタートは1分過ぎ、サウスポーのデ・アルバに対しベンセスがパンチの戻り際に右をヒット、デ・アルバの膝が一瞬落ちます。その後はお互いにジャブから試合を造ろうとするものの隙を見せず、単調な展開となり3ラウンド終盤にはブーイングが響きます。4ラウンド2分過ぎにベンセスはサウスポーにスイッチ、攻めの姿勢を見せ続け現状の打開を図ります。5ラウンドはオーソドックスでスタートしたベンセスでしたがその後は頻繁にスイッチ、器用なところを見せ上下にパンチを散らしていくとパンチの強弱、ボディ攻めなどが功を奏し、ベンセスの有効打が徐々にポイントを拾っていくように映ります。ポツポツとブーイングの起こる中で終盤に入ると、7ラウンド終了間際に左を打ち返したデ・アルバでしたが攻勢と手数で後手に回る印象を残し、振り分けるならベンセスという僅差で落とすラウンドを積み重ねて行くように映ります。8ラウンド2分過ぎ、偶然のバッティングでベンセスのおでことデ・アルバの左目上がぶつかり、ラウル・カイズ Jr.(米国)レフェリーは数秒間の休憩を入れ、9ラウンドはベンセスが攻勢を強め前進、ダウンシーンを期待させますが、粘るデ・アルバは終盤に右、左と顔面に打ち返し最終ラウンドに入ります。しかしゴングが鳴ると仕掛けたのはデ・アルバ。猛然と攻勢を掛けベンセスを追い掛けますが決定的な場面を造るまでは攻めきれず、そのまま試合終了となっています。WBCで29位にランクされる27歳のベンセスは20勝12KO1分。30歳のデ・アルバは22勝9KO3敗2分



    アンダーカードは16年12月、ジョセフ・パーカーとのWBO王座決定戦で12回判定負けを喫し、現在はWBCヘビー級16位に付ける元NABF北米同級王者のアンディ・ルイス Jr. が復帰2戦目のリングに上がり、ケビン・ジョンソン(ともに米国)に10回判定勝利をおさめています(3対0/97-93×2、99-91)。これで復帰後は2勝1KOとした28歳のルイス Jr. は31勝20KO1敗、敗れた38歳のジョンソンは32勝16KO10敗1分としています。
  • 速報!ベイブト・シュメノフ 対 ヒズニ・アルトゥンカヤ!

    速報!ベイブト・シュメノフ 対 ヒズニ・アルトゥンカヤ!

    2018.07.08
    カザフスタン共和国のアスタナ遷都20周年という記念興行となった、WBA世界クルーザー級王座決定戦がアスタナにて行われ、WBAライトヘビー級、WBAクルーザー級2階級の元王者、ベイブト・シュメノフ(カザフスタン)が眼の負傷から復帰即世界戦となった一戦は、同級3位のヒズニ・アルトゥンカヤ(トルコ)に9ラウンド終了、棄権によるTKO勝利をおさめています。

    リオ五輪ウェルター級金メダリスト、ダニヤル・イェレウシノフ(カザフスタン)もリングサイドで観戦する一戦は、フレームのサイズで一回り上回るシュメノフが左手を前に出しながらプレッシャーを掛けて行き、初回半分が過ぎたところでアルトゥンカヤが態勢を低くし、懐に入ろうとしたところで左がカウンターとなりボディに入ると、アルトゥンカヤは苦悶の表情を浮かべ膝を付きます。トニー・ウィークス(米国)レフェリーがカウント8で再開、シュメノフの追撃をやり過ごしゴングが鳴りますが、余程効いたのか、コーナーに戻ってからも腹を押えながら苦しそうな表情を浮かべます。2ラウンドは逆に前に出る場面も見せたアルトゥンカヤに対し、スイッチも見せたシュメノフが手数でポイントを挙げ、3ラウンドもワンツーをヒットしたシュメノフがポイントを挙げますが、初回のダウンから持ち直したようにも映るアルトゥンカヤは手数が少なくリードを広げられてしまいます。

    その後もシュメノフが手数で上回りながらプレッシャーを掛け、ポイントを集め、アルトゥンカヤは時折飛び込むようなパンチを返しますが、いずれも単発で流れを変えることは出来ず、何を狙っているのか無策に映るラウンドが続き、『戦歴も無く何故、3位に居るのか?』という疑問を自ら実証するような展開で終盤に入ります。迎えた9ラウンド開始直後、赤コーナーに詰めたシュメノフが上下に連打を見せると右ボディフックが効いたか、アルトゥンカヤが自ら座りこみ2度目のダウンとなります。立ち上がり再開しますが、シュメノフもペースアップ出来ずフットワークを駆使するアルトゥンカヤを仕留めきれずにゴングが鳴ります。すると肋骨を痛めた仕草を見せるアルトゥンカヤの傍でインターバル中にセコンドが棄権を申し出て試合が終了となっています。34歳のシュメノフは18勝12KO2敗とし16年5月以来の復帰戦で勝利をおさめ再び王座に就いています。次戦の相手には暫定王者のA.グラムイリアン、休養王者のD.レベデフらとのマッチアップを見たいところですが、他ランカーとの防衛戦になりそうです。敗れた30歳のアルトゥンカヤは30勝17KO2敗です。
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