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    先週海外注目試合結果

    2017.10.30
    <現地時間28日>
    ここのところスペインをホームとしているお馴染みの元WBAフライ級王者、ロレンソ・パーラ(ベネズエラ)は地元のジョナサン・バレロ(スペイン)と対戦し4回判定負け。28歳のバレロは8勝3KO2敗としたのに対し、39歳のパーラは32勝19KO15敗2分、8回戦や6回戦だけでなく4回戦でも黒星を喫したパーラですが次戦が区切りの50戦目となります、連敗脱出はあるのでしょうか?


    コロンビアのメデリンにてWBAミニマム級5位、WBOでも10位にランクされるアレクシス・ディアス(ベネズエラ)は15年の大晦日に来日経験を持つルイス・デラ・ロサ(コロンビア)に2回TKO勝利。30歳のディアスは23勝16KO1敗とし元世界ランカーの32歳、デラ・ロサは25勝15KO10敗1分としています。


    <現地時間27日>
    元IBFフライ級王者のモルティ・ムタラネ(南アフリカ)が南アフリカのムバマトにて元OPBF東洋太平洋同級王者のアルデン・ディアレ(フィリピン)に2回TKO勝利。WBC6位、IBFでも9位にランクされる35歳のムタラネは35勝24KO2敗とレコードを伸ばし、当面の目標はIBF王者のD.ニエテスと語っていますが、数年前にはZ.テテやJ.カシメロにもTKO勝利をおさめているムタラネに再びビッグチャンスは訪れるのでしょうか?


    <現地時間26日>
    ハイチのペシオンビルではWBAフェデラテン・スーパーウェルター級王者のウィルキー・キャンプフォート(ハイチ)は世界挑戦経験を持つ、ヘアン・カルロス・プラダ(ベネズエラ)に3回TKOで王座を防衛しています。WBA12位、33歳のキャンプフォートは24勝13KO3敗です。

    またWBAフェデラテン・ライト級王者でWBA2位にランクされるイービンス・ピエール(ハイチ)はヘスス・ラグナ(メキシコ)に5回KO勝利、王座防衛です。33歳のピエールは29勝19KO1敗としています。


    <現地時間24日>
    パナマ、パナマシティにて元2階級制覇王者の " El Nica " ことルイス・コンセプシオン(パナマ)がノンタイトル8回戦で再起(写真)。ルイス・カリージョ(コロンビア)に2回TKO勝利をおさめています。9月にI.ルイス(メキシコ)にまさかの10回判定負けを喫した32歳のコンセプシオンは37勝26KO6敗とし、僅か1ヶ月半での復帰戦を飾っています。なお最新ランキングではWBAスーパーフライ級7位に着けています。

    また元世界王者の " La arana " ロベルト・バスケス(パナマ)はエディソン・ペレス(ベネズエラ)に8回判定負けを喫しています(3対0)。25歳のペレスは13勝8KO2敗、右まぶたを腫らし往年の力を魅せることが出来ず敗れた34歳のバスケスは34勝23KO7敗2分としています。


    元WBOフライ級王者のフリオ・セサール・ミランダがメキシコのモンテレイにてリカルド・ローマン(ともにメキシコ)に12回判定負け(2対1)、保持するWBC・FECOMBOXバンタム級王座防衛に失敗しています。28歳のローマンは13勝4KO9敗3分としたのに対し、37歳のミランダは42勝32KO14敗2分としています。


    <現地時間22日>
    オーストラリアのピルポントでは元WBCスーパーミドル級王者のサキオ・ビカ(豪州)が再起2戦目を行い、ヘアード・アヘトビッチ(セルビア)に12回判定勝利をおさめています(3対0)。38歳のビカは34勝22KO7敗3分とし、36歳のアヘトビッチは31勝16KO17敗1分です。

    またWBAオセアニア・スーパーライト級王者でWBA13位のダラ・フォーリー(豪州)は池田竜司(六島)に8回負傷判定勝利です。フォーリーは13勝8KO2敗、池田選手は12勝8KO4敗2分としています。
  • 速報!アンソニー・ジョシュア 対 カルロス・タカム!

    速報!アンソニー・ジョシュア 対 カルロス・タカム!

    2017.10.29
    英国、カーディフに在るプリンシパリティ・スタジアムにて統一ヘビー級戦がただいま終了しました。WBAスーパー&IBF統一ヘビー級チャンピオンのアンソニー・ジョシュア(英国)がIBF3位のカルロス・タカム(カメルーン)に10ラウンド1分34秒、レフェリーストップによるTKO勝利をおさめています。

    7万8千人とアナウンスされた観客による大歓声で幕を開けた一戦は体格で一回り大きなジョシュアが左を突きながらプレスを掛けて行き、タカムは小刻みに上半身を動かしながら隙を狙う静かな初回となります。2ラウンド40秒過ぎに偶然のバッティングとなりジョシュアが鼻を押さえ数秒間の休憩が入りますが、再開後に右フックをヒットさせタカムをたじろがせます。4ラウンドに入りジョシュアが攻勢を強めると、キビキビした動きを見せていたタカムはウィービングを織り交ぜながら多くを空転させていたところに右眉をカット、出血が始まります。終了間際にはジョシュアに右、左とフックを引っ掛けられ手を着くダウンを喫しますがすぐに立ち上がるとゴングが鳴ります。5ラウンド1分が経過したところでは右眉のカットにドクターチェックが入りますが続行となり、6ラウンドは終盤に迫力有るコンビネーションを放つジョシュアがポイント面でリードを広げたように映りますが、タカムも出血を拭いながらほとんどのパンチを空振りさせ声援ほどのワンサイドには映りません。依然として王者のペースながら7ラウンド終盤にタカムが右ストレートを打ち返すとジョシュアはノーガードになり歩み寄る余裕も見せ、9ラウンド開始直後にもタカムの右眉にドクターチェックが入ります。迎えた10ラウンド、ジョシュアが右アッパー、右フックをヒットしタカムがバランスを崩すと、すかさずジョシュアが追撃し右を出しながらロープに詰めようかというところでレフェリーがタカムを抱え、早過ぎと映るストップとなりますが、2度のドクターチェックとなった怪我の度合いも考慮したのかもしれません。28歳のジョシュアは20戦全勝全KOとしWBA、そしてIBO王座は初防衛、IBF王座は4度目の防衛に成功しています。一方、フランスをホームとする36歳のタカムは35勝27KO4敗1分としましたが、昨年5月には後にWBO王座に就くJ.パーカーと敵地で対戦し12回判定負けを喫したもののタカムの勝利を推す声も挙がるほどの試合を展開、今回も地味ながら高い実力を披露しています。



    セミファイナル、空位のWBCヘビー級シルバー王座決定戦はWBC3位のディリアン・ホワイト(英国)がWBC16位のロバート・ヘレニウス(スウェーデン)に12回判定勝利をおさめています(3対0/119-109×2、118ー110)。

    元世界1位のヘレニウスは身長2メートル、頭1つ分小柄なホワイトですがトランクスのベルト部分には日本語で『身体健康』とあり、何かやってくれそうな予感を漂わせます。両者にとってライバルと言って良いデレック・チゾラがリングサイドで見守る中、ホワイトがのっしのっしと前進し、ヘレニウスは退がりながら距離を作ろうとするスタートとなりますが、入ってきたところにパンチを合せたいのかラウンドが進むごとにヘレニウスの手数が減り、距離が縮まりはじめます。5ラウンドには左フック、左アッパーを打ち込み、6ラウンドにも右をヒットしたホワイトが手数で優勢に試合を進めます。拳を痛めたのか、ラウンドが進むにつれ右手首をクルクルと回す素振りを見せ始めたヘレニウスは、ホワイトの右はきっちりと防ぎ致命打こそ外しながら試合を進めますが、8ラウンドにも右を食い、終了間際にはマウスピースを落とし劣勢ムードを覆すことが出来ません。終盤に入ってもホワイトが前進し、ヘレニウスがロープを背にサークリングする構図がラウンドの多くを占め、そのままホワイトが手数と攻勢で僅差のラウンドのポイントを集めながらフルラウンドを戦い終えています。29歳のホワイトは22勝16KO1敗、33歳のヘレニウスは25勝16KO2敗としています。



    WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチは王者のカリ・ヤファイ(英国)が指名挑戦者の石田匠(井岡)に12回判定勝利をおさめています(3対0/118-110、116-112×2)。

    グローブは赤のRIVAL社のヤファイ、白のウイニング社の石田でスタート、長身の石田に対し王者は距離を詰めようと積極的に手を出していく初回となります。石田もシャープなジャブを出しロープを背にしないようフットワークを駆使して行きますが、決定的な被弾こそ防ぐものの序盤4回は手数で王者がポイントを取ったように映ります。5ラウンド中盤、王者がマウスピースを落とし、またハワード・フォスター(英国)レフェリーから頭に気をつけろと注意が入るなか、石田は上下への打ち分けも見せるものの手数が増えず退がる場面も多く後手に回っている印象を拭えません。6ラウンド中盤に右ショートを浅くヒットした石田ですが、左フックを返され追撃を阻まれると、7ラウンド中盤にも右ストレートを当てたものの退がる場面も多く流れを変えることが出来ません。8ラウンド50秒過ぎに石田の左フックが低く入るとレフェリーから注意が入り、中盤には右を浴び足も滑らせた石田は懸命にペースを変えようとしますが劣勢を跳ね返すことが出来ず9ラウンドには石田の左手のテープがほどけ休憩が入ります。11ラウンド序盤に右を打ち下ろした石田は被弾を最小限に食い止めながら終盤もペースの打開を図り、最終回残り1分では連打を出して行きますが逆転の一打を打ち込む場面の無いまま終了のゴングを聞いています。5月の村中優(フラッシュ赤羽)戦に続き日本人選手を相手に連勝をおさめ2度目の防衛を果たした28歳のヤファイは23戦全勝14KO、キャリア初の海外遠征が世界戦となった25歳の石田選手は初黒星を喫し24勝13KO1敗としています。



    英国ライトヘビー級タイトルマッチでは王者のフランク・ブグリオニがクレイグ・リチャーズ(ともに英国)に12回判定勝利、王座防衛を果たしています(3対0/117-111×2、116-113)。

    初回から終始、前に出るブグリオニに対し、リチャーズはロープを背にし少ない手数ながら的確性では優勢を保持しラウンドを重ねます。パワーは感じないものの時折シャープなパンチでブグリオニの顔を跳ね上げるリチャーズですが、コンパクトな連打で前進するブグリオニの猛烈な手数は空振りも目に付くものの採点を付けるなら攻勢面で優位な印象に映ります。腰を落とすなど決定的な場面を造れずにいるなか、10ラウンド辺りからさすがに疲労の色を見せブグリオニの前進に陰りが見え始めたうえ、11ラウンドにブグリオニは左眉から出血しますが、リチャーズはハッキリとした盛り返しを見せられずに12ラウンドを戦い終えています。15年9月には世界王座に挑戦した経歴を持つ28歳のブグリオニはスタミナと手数で押し切り21勝15KO2敗1分としています。敗れた27歳のリチャーズは10勝4KO1敗と初黒星です。



    またリオ五輪に出場しヘビー級ベスト16のローレンス・オコリーはクルーザー級4回戦に出場。9月の前戦で連続KO勝利こそストップしたもののアダム・ウィリアムス(ともに英国)に3回KO勝利をおさめ、これで24歳のオコリーは6戦全勝5KOとしています。
  • 速報!モイセス・フェンテス 対 ウリセス・ララ 2!

    速報!モイセス・フェンテス 対 ウリセス・ララ 2!

    2017.10.29
    メキシコのトラルパンにてWBOミニマム、WBO暫定ライトフライの元2階級制覇王者、モイセス・フェンテスが7月の敗戦からダイレクト・リマッチに臨み、WBCフライ級13位のウリセス・ララ(ともにメキシコ)を1ラウンド2分40秒TKOに下し、雪辱を果たしています。30歳のフェンテスは25勝14KO4敗1分とし、昨年大晦日に岐阜で田中恒成(畑中)選手に5回TKO負け、7月の初戦で10回判定負けによる連敗から脱出。WBCフライ級15位からの再浮上を目指します。返り討ちにあったララは18勝10KO16敗2分としています。



    アンダーカードではWBAスーパーバンタム級3位、WBOでも11位にランクされるエマヌエル・ナバレッテが元WBCユース・フライ級王者のダニー・フローレス(ともにメキシコ)に2ラウンドTKO勝利。これでナバレッテは22勝19KO1敗とし、27歳のフローレスは15勝8KO11敗1分としています。
  • 速報!ユルゲン・ブレーマー 対 ロバート・ブラント!

    速報!ユルゲン・ブレーマー 対 ロバート・ブラント!

    2017.10.28
    ドイツ、メクレンブルク・フォアポンメルン州シュヴェリーンにて『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』スーパーミドル級準々決勝最後の一戦がただいま終了しました。WBOとWBAの元ライトヘビー級王者、ユルゲン・ブレーマー(ドイツ)とWBA&WBOミドル級2位のロバート・ブラント(米国)戦は12回判定でブレーマーが勝利、準決勝戦に駒を進めています(3対0/119-109、118-110、116-112)。

    同トーナメントの多くを務めるジミー・レノン Jr. リング・アナウンサーでヒートアップしたなか幕を開けた一戦はベテラン・サウスポーにブラントが思い切りの良いジャブ、ワンツーを見せてスタート、ブレーマーも終了間際に良い左ストレートを見せて2ラウンドに進みます。左手のガードを高く上げ長いジャブを打つブラントのステップインに少々やりづらさを見せるブレーマーでしたが、徐々にタイミングを掴んだかジャブで誘い、左フックを打ち込む場面も見せる老獪さを発揮して行きます。お互いにパンチが入り出した5ラウンド終了間際にブレーマーの左フックがやや低く入ると、マイク・グリフィン(米国)レフェリーはローブローを認め、数十秒の休憩を与えます。そのボディ攻撃が徐々に効果を上げてきたか中盤に入るとブラントの手数が減りはじめ、7ラウンドはブレーマーが手数と有効打で勝り明確にポイントを挙げます。鼻血が出始め、右頬を腫らしたブレーマーですがパンチを食う場面もあるもののブラントの攻撃に序盤の力感は無く、パターンも読み始めポイントはジャブを出し続けるブレーマーがコツコツと集めているように映り終盤に入ります。その後もブレーマーが上手くスタミナを使いながらフットワークを駆使しブラントをさばくようにラウンドを重ねると最終回は地元のベテランの勝利を後押しするように観客から手拍子が沸き危なげなくアウトボクシングを見せ終了のゴングが鳴っています。昨年10月にN.クレバリーにWBA王座を奪われている39歳のブレーマーは復帰を飾り49勝35KO3敗としています。一方、全勝街道を走りながらさしたる対戦相手は居らず地域王座の防衛を果たすことでランキングを上げてきただけという声を結果で示してしまった27歳のブラントは22勝15KO1敗としています。なお、ブレーマーはトーナメント準決勝戦としてリングサイドで観戦していたWBC1位、C.スミス(英国)との対戦が予定されています。



    セミファイナルは元WBAスーパーミドル級暫定王者で現在はIBFインターコンチネンタル同級王座を保持するビンセント・フェイゲンブツ(ドイツ)が昨年1月に村田諒太(帝拳)と対戦し2回KO負けを喫しているガストン・アレハンドロ・ベガ(アルゼンチン)の挑戦を受け、11ラウンド2分36秒KO勝利をおさめ同王座の防衛に成功です。

    じわじわとプレッシャーを掛けながらシャープなジャブを放つフェイゲンブツに対し、サークリングしながらも動きを見てパンチを返すベガという静かな序盤は距離の測定を終えたか、3ラウンド辺りからフェイゲンブツがプレッシャーを強めます。しかし4ラウンド終了間際に、攻勢を強めコーナーに詰めようとしたフェイゲンブツにベガのショートの右がアゴにヒット、フェイゲンブツが尻餅を付きますが何故かレフェリーはスリップと裁定、スロー再生で見ても足は引っ掛かっていませんが誤審に救われます。このラウンドに鼻頭から出血を始めたベガはポイントこそジャブに冴えを見せるフェイゲンブツの手数に取られますが、中盤は時折コンパクトなパンチを返し地元のファンをヒヤリとさせます。迎えた7ラウンド残り30秒、右目下を腫らし始めたフェイゲンブツの左ボディフックがモロに入るとベガはその場にうずくまるダウンを喫しますがカウント8で再開、フェイゲンブツの追撃も右をカウンターで打ち返ししのぎます。8ラウンドは照準をボディに定めたフェイゲンブツが攻勢を強めるもののコンパクトな右を見せるベガにパンチを打ち込むことが出来ず、9ラウンドも前に出て攻勢を取るものの仕留めきれない展開となります。10ラウンド終了間際に再び左をボディに打ち込まれたベガは前屈みになりながらロープ際に後退、2度目のダウンを思わせますがゴングに救われ、11ラウンド中盤にも右がボディに入ると一瞬動きを止めますが、最後は残り40秒といったところで左フックがボディに入ると我慢の限界だったか両膝を付き、その後仰向けにダウン、レフェリーは苦悶の表情を浮かべるベガを見てカウント途中でストップしています。22歳になったばかりのフェイゲンブツは26勝24KO2敗とし、34歳のベガは27勝11KO12敗2分1ノーコンテスト、村田戦以降は5戦して3勝1KO1敗となっています。



    IBFミドル級12位のロニー・ミッターク(ドイツ)はアブドゥル・ハッターブ(デンマーク)と8回引分です(76-76×3)。29歳のミッタークは30勝15KO2敗2分、元世界王者のM.ケスラーがチーフ・トレーナーを務める24歳のハッターブは15勝4KO2敗1分としています。



    IBFクルーザー級10位のミッキ・ニールセン(デンマーク)はタラス・オレクシエンコ(ウクライナ)に7回KO勝利。先日、J.ライダーにKO負けを喫したパトリックの2歳年下の実弟にあたる24歳のニールセンは24勝15KO1敗、33歳のオレクシエンコは8勝7KO4敗としています。
  • 開催中の第30回WBO総会で注目のタイトルマッチが承認

    開催中の第30回WBO総会で注目のタイトルマッチが承認

    2017.10.28
    10月23日に米国のフロリダ州マイアミを出航、大型クルーズ内で開催されている第30回WBO総会で決議されたとする事柄が現地時間26日にアナウンス、ファンには興味深い対戦カードがニュースとなっています。1番の注目は現在のボクシング界を代表する存在と言えるスーパーライト級チャンピオンのテレンス・クロフォード(米国/32戦全勝23KO)が同王座を返上しウェルター級チャンピオン、ジェフ・ホーン(豪州)への指名挑戦者として認定されたことでしょうか。12月13日に選択防衛戦としてG.コーコラン(英国)戦を予定している王者ホーンにウェルター級1位となるクロフォードが挑戦するとなれば、どのような試合展開になるのでしょうか。


    またA.ウォードの引退により空位となっているライトヘビー級王座について、11月25日に予定されているセルゲイ・コバレフ(写真/ロシア/33戦30勝26KO2敗1分)対ビャチェスラフ・シャブランスキー(ウクライナ/20戦19勝16KO1敗)戦を同級王座決定戦に承認するとしています。同級10位のシャブランスキーと対する前王者で2位のコバレフにすれば王座奪還に向けてこれ以上無いチャンスと言えるでしょう。


    スーパーバンタム級チャンピオンのジェシー・マグダレノ(米国)は手首の負傷により指名防衛戦のセサール・フアレス(メキシコ/25戦20勝15KO5敗)戦をキャンセルとしましたが、このほど暫定王座決定戦が承認され、フアレスと同級3位のアイザック・ドビ(ガーナ/17戦全勝11KO)両陣営に対戦指示が出されています。タフさが持ち味のフアレスと対するドビは世界的な知名度こそ高くありませんが元オリンピアンらしくバランスの良い好選手と評判を上げてきています。


    そしてライト級王座を5度防衛中のテリー・フラナガン(英国/33戦全勝13KO)が同王座を返上、スーパーライト級への転級を表明したことも発表されています。J.リナレスとの統一戦も度々公言していたサウスポー王者ですが、クロフォードの返上した王座を狙う図式となっています。
  • ジェームス・デゲールとリー・セルビーが12月9日のロンドンに登場!

    ジェームス・デゲールとリー・セルビーが12月9日のロンドンに登場!

    2017.10.27
    10月22日、村田諒太(帝拳)が日本ボクシング史上初の快挙としてロンドン五輪金メダリストからWBA世界チャンピオンの座に就きましたが、英国でも唯一人、五輪金メダリストから世界チャンピオンとなったのがIBF世界スーパーミドル級チャンピオンのジェームス・デゲール(英国/25戦23勝14KO1敗1分)です。このほどIBF王座4度目の防衛戦が12月9日に英国、ロンドンのカッパー・ボックス・アリーナで開催されることがクイーンズベリー・プロモーションズから現地時間25日に発表されています。またIBF世界フェザー級チャンピオンのリー・セルビー(英国/26戦25勝9KO1敗)も出場し、同王座4度目の防衛戦を行うことがアナウンス、ボクシング・ファンには嬉しいダブル世界タイトルマッチとなっています。



    1月に行われたWBC王者、B.ジャック(スウェーデン)との統一戦は12回引分けに終わったジャックは古傷と言える右肩の手術を6月に行い、今回は約11ヶ月振りのリングです。そしてセルビーにとってはJ.バルロス(アルゼンチン)戦以来およそ5ヶ月となりますが対戦相手は両者とも後日の発表となっています。国内で指名挑戦者のJ.ワーリントンとライバル視されていることに不快感を隠さない王者セルビーは、「この壮大な夜が待ちきれません、挑戦者の候補には素晴らしい選手が多く居ますが、私は2017年を最高の形で締めくくりたいです。この試合を終えたら指名挑戦権を持つジョシュ・ワーリントンとの対戦となるでしょう、私にとって彼は普通の挑戦者ですが彼の方は感情的になっているようですね。しっかりと彼に厳しさを叩き込んでから次なるステージに進むつもりです。」とあたかも別格とでも言わんばかりの自信を漲らせています。



    また、F.ウォーレン・プロモーターはWBO欧州ライトヘビー級王者のアンソニー・ヤード(英国/13戦全勝12KO)、WBCユース・ヘビー級王者のダニエル・デュボア(英国/5戦全勝全KO)の同興行出場もアナウンス、「ジェームスとリーがロンドンで今年最後の大きなショーに登場します、彼らの素晴らしい才能を披露できることに私は大いに喜んでいます。この試合はジェームスにとって特別な夜となることでしょう、彼の生まれ故郷で防衛戦を行う初めてのタイトルマッチになるからです。そしてセルビーはこの試合をクリアした後、2018年にはジョシュとのファンが待ち望む試合が待っています。アンソニー・ヤード、ダニエル・デュボアもカードを盛り上げてくれるでしょう。ファンには本当の楽しみを味わってもらいたいですね。」と述べたビッグイベントはおよそ6週間後のゴングです。
  • 世界14位のファビアン・マイダナが元暫定王者と対戦

    世界14位のファビアン・マイダナが元暫定王者と対戦

    2017.10.27
    10月30日からコロンビア、第2の都市と言われているメデリンにて開催される、第96回WBA総会の中でWBAウェルター級14位、WBCでは27位にランクされるファビアン・マイダナ(アルゼンチン/13戦全勝10KO)が元WBA暫定スーパーライト級王者のジョアン・ペレス(ベネズエラ/29戦22勝15KO4敗2分1ノーコンテスト)と、マイダナの保持するWBAボリビア・ウェルター級王座を懸けて対戦することが明らかとなっています。実兄マルコスの人気も背景に有り、アルゼンチンでは高い人気を誇る25歳のファビアンがキャリア最高と言える相手と対戦します。


    WBA地域王座を持っていることで世界ランク入りを果たしているとも言えるファビアンにとってまさに歴戦の雄と言える34歳のペレスは簡単なハードルでは無いと思われますが、全勝の勢いでベテランを飲み込むことは出来るでしょうか?


    総会を盛り上げる11月1日のイベントにはこの他にも、WBA女子世界バンタム級タイトルマッチのマイヤリン・リバス対ダイアナ・コルデロ戦の他、WBAフェデラテン・ウェルター級タイトルマッチとして王者でWBA同級4位でもあるカルロス・アダメス(ドミニカ共和国/12戦全勝10KO)対フランク・ロハス(ベネズエラ/21戦全勝20KO)戦、WBAスーパーライト級9位のソニー・フレデリクソン(米国/17戦全勝11KO)などが総会に華を添えることが明らかとなっています。
  • IBF世界ライト級挑戦者決定戦はロシア、ケメロボで開催

    IBF世界ライト級挑戦者決定戦はロシア、ケメロボで開催

    2017.10.26
    ロシアのパトリオット・プロモーションが対戦指示の出ていたIBF世界ライト級挑戦者決定戦を12月9日にロシアのケメロボで行うことを明らかにしています。王座に座るR.イースター Jr. への指名挑戦権を懸けて争うのは同級4位のリチャード・コミー(ガーナ/27戦25勝22KO2敗)と同級6位のロマン・アンドリエフ(ロシア/20戦全勝14KO)です。


    コミーと言えば昨年9月に同級王座決定戦としてイースター Jr. と対戦し12回判定負け。昨年12月には指名挑戦者決定戦としてD.シャフィコフと対戦し、これまた12回判定負け、いずれも敵地でのスプリット・デシジョンとして涙を呑んでいます。決定力不足という指摘もあるものの単純に不運なだけという声も聞こえていますが、残念ながら今回の大一番も敵地開催となっています。そしてロシア、コミ共和国ウスチ・シュゲル出身のアンドリエフはアメリカのリングにも2度上がっているオーソドックス型で、小刻みなステップによる出入りと1発1発をしっかりと打ち抜くスタイルを持つ31歳です。


    また同興行ではWBCスーパーフライ級シルバー王者のミーシャ・アロイヤン(アルメニア/2戦2勝)がOPBF東洋太平洋ではフライ級3位にランクされるジーメル・マグラモ(フィリピン/20戦19勝15KO1敗)と防衛戦を行い、前WBAスーパーミドル級スーパー王者のヒョードル・チュディノフ(写真/ロシア/17戦15勝11KO2敗)が前IBO同級王者のレノルド・クィンラン(豪州/14戦12勝8KO2敗)との対戦カードもアナウンスされています。G.グローブスにベルトを奪われてから今回が復帰2戦目となるチュディノフは曲者相手にどのような試合を魅せてくれるのか、渋いカードとなっています。
  • J.ブレーマー対R.ブラント戦はWBC挑戦者決定戦と発表

    J.ブレーマー対R.ブラント戦はWBC挑戦者決定戦と発表

    2017.10.26
    期待にそぐわない好ファイトが多いと評判の『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』の準々決勝戦最後となる1戦が今週末に迫っています。次回にはフェザー級など他階級での開催も噂されるなかスーパーミドル級準々決勝戦としてWBOとWBAの元世界王者、ユルゲン・ブレーマー(ドイツ/51戦48勝35KO3敗)とWBA北米ミドル級王者のロバート・ブラント(米国/22戦全勝15KO)が激突、WBCはこのほどスーパーミドル級挑戦者決定戦になることを発表しています。


    しかしながら指名挑戦権は1位でダイヤモンド王者のカラム・スミス(英国/23戦全勝17KO)がすでに認定されており、スミスの次戦はブレーマー対ブラント戦勝者とのトーナメント準決勝戦になることが濃厚です。そして準決勝戦勝者の次戦はWBCチャンピオン、デビッド・ベナビデス(米国)への挑戦となるよりもトーナメント決勝戦となる見込みが高いと思われますが、この一戦をWBCが挑戦者決定戦になることをアナウンスしたことで同トーナメントの盛況に一役買った構図と言えるでしょうか。気になるのはライトヘビー級で輝かしい実績を持つブレーマー、キャリアの大半をミドル級でこなしているブラント、ともにスーパーミドル級での戦歴がほとんど無いと言える両者が対戦し勝利した方が一気にスーパーミドル級指名挑戦権を得ることには批判も聞こえてきそうです。9月16日に行われたC.スミス(1位)対E.スコグラウンド(11位)の対戦前に唐突と言って良いダイヤモンドベルトを懸けた点と酷似したやや強引とも言えるWBCの介入という声は今回も聞こえてきそうです。



    スーパーミドル級もう一つの準決勝戦はG.グローブス対C.ユーバンク Jr. による英国対決が決まっており、クルーザー級はすでに準決勝に出揃う4選手が決まっています。O.ウシク対M.ブリエディス戦、M.ガシエフ対J.ドルティコス戦と名実ともに現在の世界チャンピオン4名が勝ち上がった構図となっています。いずれの準決勝戦も2018年1月ないし2月の開催としていますが、準決勝戦最後の椅子に座るのはブレーマーか、それともブラントでしょうか。
  • リー・セルビー「私にとってジョシュ・ワーリントンは厄介な存在ではない」

    リー・セルビー「私にとってジョシュ・ワーリントンは厄介な存在ではない」

    2017.10.25
    IBF世界フェザー級チャンピオンのリー・セルビー(写真/英国/27戦26勝9KO1敗)が指名挑戦者となったジョシュ・ワーリントンとの対戦について、来春の対戦を示唆しています。7月に元世界王者のJ.バルロス(アルゼンチン)を判定に下し3度目の防衛を果たしている30歳のセルビーの目標はやはりアメリカでのビッグファイトと述べています。



    「理想としては12月に選択防衛戦を行い、勝利したあとでジョシュ・ワーリントンとの試合に臨むつもりです。その後でフランプトンとの試合やアメリカでのビッグファイトに進みたいですね。私にとってワーリントンは邪魔な存在ではありません、(ワーリントンを下せば指名防衛戦の縛りは無くなり)ビッグファイトへの道も容易に開けるはずです。私がフェザー級に居ることはラッキーなことだと思っています、何故ならウェルター級に次いで世界最高のクラスと言えるからです。ビッグネームで素晴らしいボクサーが多く居て、私はそうした中に割って入って行きたいのです。」としています。次回に発表されるランキングではワーリントンが1位にランクされる見通しですが、両者ともに手数が持ち味とあって激しいペース争いが予想される好勝負が期待出来そうです。しかしながら2位にはV.シミオンを破ったスコット・キッグ(英国)もランクされており、王者セルビーの思い描く通りにアメリカ進出は成るのでしょうか?
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