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    速報!デメトリアス・アンドラーデ 対 マチエ・スレツキ!

    2019.06.30
    米国、ロードアイランド州プロビデンスに在る、ダンキン・ドーナツ・センターにてWBO世界ミドル級タイトルマッチがただいま終了、チャンピオンのデメトリアス・アンドラーデ(米国)が同級2位のマチエ・スレツキ(ポーランド)に12回判定勝利(120-107×3)、王座防衛です。

    初回、いつになく好戦的な姿勢を見せる王者は50秒過ぎ、左フックがダックしたスレツキの後頭部をかすめるようにヒットしダウンを奪います。大歓声に沸く中で王者は追撃、2分過ぎにもスレツキがバランスを崩しスリップするなど幸先の良いスタートを切ります。凱旋試合の影響か分かりやすくいつもより攻勢を強める王者は2ラウンドも連取、3ラウンドもスレツキをロープに詰め連打を集めます。明らかにいつもの戦いぶりとは異なる王者はボロが出ないうちに仕留めたいところですが、スレツキも立て直しを見せ始めて中盤に入ります。折り返すころにはすっかり普段通りのスタイルを見せる王者にスレツキも持ち前の手数でポイントの挽回を図りますが、そこは王者の巧みなアウトボクシングが一枚上といったラウンドが続きます。追いかけるスレツキに対して左右に動きながら試合を運ぶ王者に、スレツキ・ファンからかブーイングも聞こえ始める展開で終盤に入りますが、ポイント面は王者優勢のままラウンドが進みます。最終回、スレツキは手数を出しながら前進し、王者はサイドステップを混ぜながらパンチを外し弾くようなジャブで距離をキープする3分間で終了、ゴングを聞いています。31歳のアンドラーデは同王座2度目の防衛に成功、戦績を28戦全勝17KOとしていますが、持ち前のアウトボクシングはさすがといえるもののビッグファイトへのアピールにはやや物足りない内容と言えそうです。一方、世界初挑戦となった30歳のスレツキは28勝11KO2敗です。



    セミファイナル、元WBOヘビー級王者のジョセフ・パーカー(ニュージーランド)復帰第2戦はアレックス・リーパイ(豪州)を迎えてヘビー級12回戦として行われ、パーカーが10ラウンド2分18秒TKO勝利です。

    リーパイはのっしのっしと距離を詰めパワーパンチを打ち込む戦術しか無いように映り、パーカーは距離を取りながらジャブやコンビネーションでダメージを与えていく序盤となります。ビヤ樽体型のリーパイがいつまで我慢できるのかといったなかで2ラウンド中盤、パーカーがローブローを放ち数秒間の休憩となります。パーカーの良いボディやアッパーもヒットしますが、リーパイはケロリとしながらガードを固め左フックなど1発逆転を狙っていきます。3ラウンド序盤、パーカーがローブローを放つとリッキー・ゴンサレス(米国)レフェリーが再び休憩を入れます。再開後もパーカーが有効打、手数でポイントを挙げるラウンドが続きリードを広げていきますが、試合の焦点はポイントよりもリーパイの耐久度とパーカーのスタミナによる勝負といった展開に変わっていきます。リーパイは勝負を投げずその後も固いガードでのそのそと距離を詰めて行きますが、逆転の1発を撃ち込むことは出来ず迎えた10ラウンド、ポイント的にはワンサイドと映る展開にレフェリーがストップを宣告、リーパイは何故だ?といった表情を見せながらコーナーに戻っています。27歳のパーカーは26勝20KO2敗、WBC6位、IBFでは14位につけています。一方、驚異的な打たれ強さを見せたOPBF東洋太平洋ランキングでヘビー級3位の39歳、リーパイは32勝26KO8敗4分としています。



    セミセミにあたるWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチはチャンピオンのカリ・ヤファイ(英国)が同級1位、ノルベルト・ヒメネス(ドミニカ共和国)に12回判定勝利(3対0/117-109、118-108、119-107)、王座防衛です。

    上背で劣る王者が開始から積極的に攻勢を仕掛けるとヒメネスも応戦、熱の入った初回となります。2ラウンド30秒過ぎに王者の左フックを浴びたヒメネスはガードで防いだようにも見えましたが足をバタつかせ、王者の連打に圧されていくように映り、ロープ伝いにサークリングする展開となります。王者の攻勢の前に決定打こそ防ぐヒメネスですが3ラウンドも落としたように映り、4ラウンド終盤にはホールディングで減点1が課されるなどヒメネスには厳しい序盤となります。5ラウンド早々、揉み合いとなったところでレフェリーがクリンチをコールしたのちに王者の左フックが低く入るとレフェリーは休憩を入れます。偶然のバッティングでおでこから出血が始まった王者に対し、このラウンド終了間際にヒメネスがボディで座り込みダウンしたようにも見えましたが、レフェリーはローブローによるものと裁定、カウントを数えずコーナーに返します。6ラウンドには王者のボディで身体を丸めたヒメネスが残り30秒で左をヒット、王者がマウスピースを落とします。7ラウンド、やや疲れを見せ始めた王者に持ち前の手数でヒメネスも反撃の様相を見せ、8ラウンドも王者は前にこそ出続けるもののガードにより手数が増えず、ヒメネスのアウトボクシングが冴えを見せていくかと思われた終盤、王者の右フックがモロにローブローとなるとヒメネスが赤コーナー前で両膝を着きます。休憩は入りますがここも減点は無し、9ラウンドは王者の左フックも入りますがやはり飛ばし過ぎか単発のパワーパンチに頼り、ヒメネスの手数を採るジャッジも居るように映ります。10ラウンドはお互いに有効打は少なく、微妙なラウンドとなり迎えた最終回、明確にポイントを挽回したいヒメネスでしたが残り30秒で左フックをラリアット気味に引っ掛けられマットに倒れ込むとレフェリーはダウンと裁定、王者のリードが更に広がったように映る中で終了のゴングを聞いています。ローブローの連発が影響したかヒメネス・ファンが中心と思われる観客からブーイングのなか勝利者インタビューに応えた30歳のヤファイは26戦全勝15KO、同王座5度目の防衛に成功です。28歳のヒメネスは29勝16KO9敗4分とし、14年12月の大田区総合体育館に続いて2度目のビッグチャンスを手にしましたがモノにすることは出来ませんでした。



    アンダーカード、NABAスーパーウェルター級王者のマーク・デルーカ(米国)はブランドン・ブリュワー(カナダ)に10回判定勝利(3対0/99-91、98-92、97-93)。WBA9位につける31歳のデルーカは24勝13KO1敗、34歳のブリュワーは23勝11KO1敗1分としています。
  • 速報!ジャモール・チャーロ 対 ブランドン・アダムス!

    速報!ジャモール・チャーロ 対 ブランドン・アダムス!

    2019.06.30
    米国、テキサス州ヒューストンに在る、NRG・アリーナにてWBC世界ミドル級タイトルマッチがただいま終了、正規王者に昇格して初戦となるチャンピオン、ジャモール・チャーロが同級12位のブランドン・アダムス(ともに米国)に12回判定勝利(3対0/119-109、120-108×2)、王座防衛です。

    現地放送局のアナウンスによると前日の計量から約5.6キロ増やしたチャーロ、そして約6.3キロ増えたアダムスによる対戦。初回、王者はプレッシャーを掛けながらもガードを固め慎重な立ち上がりを見せ、アダムスはサークリングしながら初回を終えます。ラウンドが進むにつれ徐々に攻勢を強める王者の攻勢を固いガードで防ぎながら時折反撃するアダムスは王者をロープに押し込む場面も造りながら健闘を見せ中盤に入ります。5ラウンド中盤、王者がコーナーに詰め連打を見せると地元ファンは歓声を上げますがアダムスは巧みに回り込み、ポイントこそ王者が優勢と映るものの6ラウンドも多彩な左を駆使しながら王者に攻め掛けます。身体を沈めながら飛び込むように放つアダメスの左右フックが王者の顔面を脅かすものの決定打とは至らず、ポイント的には王者が手数と攻勢でリードを広げるように映り終盤に入ります。絶えず頭を動かし上半身を振るアダムスになかなかクリーンヒットを奪えない王者ですがシャープなジャブは終盤になっても健在、しっかりとポイントに繋げ、主導権を渡さず距離を潰そうとするアダムスはロングの左右フックに頼らざるを得なくなります。試合はそのまま王者がジャブ、ワンツーを軸に優勢に試合を進め、アダムスも最後まで逆転を狙う見応えあるフルラウンドのゴングを聞いています。29歳のチャーロは同王座2度目の防衛に成功、29戦全勝21KOとしています。来月に30歳を迎えるアダムスは21勝13KO3敗、世界初挑戦での戴冠は失敗に終わっていますがポイント差以上の健闘を見せています。



    セミファイナルのWBCスーパーウェルター級挑戦者決定戦は同級4位のエリクソン・ルビン(米国)が同級14位のザカリア・アトゥ(フランス)に4ラウンド1分19秒TKO勝利です。

    当日計量を167ポンドと約5.9キロ増量のルビンと、一方のアトゥは当日159ポンドと約2.3キロ増量、そして年齢は14歳差という対戦はサウスポー、ルビンのシャープなジャブで幕を開けます。L字ガードからプレッシャーを掛けるルビンに対してアトゥはタイミングを図るように左手でグローブを叩くのみといった初回となります。2ラウンドに入り、距離を詰め左右の連打を出し始めたアトゥですがやはり迫力に欠け、すぐにルビンのペースとなっていきます。フットワークを駆使するアトゥは巧みにパンチを外しながら隙を伺いますが4ラウンド1分過ぎ、コーナー前で足が止まりルビンの連打を浴びます。芯を外しながら身体を動かすアトゥでしたが徐々に被弾が増えるとついに力尽き膝から崩れ落ちるダウンを喫します。立ち上がり、再開の意思を見せますがレフェリーのカウント途中でタオルが投入されています。23歳のルビンは21勝16KO1敗、今秋開催とも噂される、T.ハリソン対J.チャーロ(ともに米国)再戦の勝者へ挑戦が濃厚です。37歳のアトゥは29勝7KO7敗2分、アメリカ・デビュー戦を黒星としています。



    こちらもWBAゴールド・フェザー級タイトルマッチとイベント直前での発表となった一戦はWBA同級挑戦者決定戦とコール、ゴールドチャンピオンのエドゥアルド・ラミレス(メキシコ)が元WBA暫定王者で9位にランクされるクラウディオ・マレロ(ドミニカ共和国)に12回判定負け、マレロが挑戦権を獲得しています(3対0/116-112、115-113、118-110)。元IBO王者でもある30歳のマレロは24勝17KO3敗、王者の徐にとっては厳しい指名防衛戦となりそうです。敗れた26歳のラミレスは22勝9KO2敗3分1ノーコンテストとしています。
  • 速報!リチャード・コミー 対 レイ・ベルトラン!

    速報!リチャード・コミー 対 レイ・ベルトラン!

    2019.06.29
    米国、カリフォルニア州テメクラに在る、ペチャンガ・リゾート&カジノにて、IBFライト級タイトルマッチがただいま終了。なお挑戦者のレイ・ベルトラン(メキシコ)は前日の公式計量にて1.8ポンド(約816グラム)が落とせず計量失格となり、王者のリチャード・コミー(ガーナ)はIBFルールにより勝敗に関わらず王座保持となる変則世界戦となっています。

    IBF世界ライトチャンピオンのリチャード・コミー(ガーナ)がIBFではノーランカーで元WBO同級王者のレイ・ベルトラン(メキシコ)と対戦し、8ラウンド54秒TKO勝利、王座防衛です。

    開始直後、ワンツーの右ストレートをクリーンヒットし王者が幸先良くダウンを奪います。調整失敗からか集中力を欠き被弾したベルトランは尻餅から立ち上がり再開に応じると、王者はチャンスと見たかラッシュ、1分過ぎに連打でロープダウンを奪います。再開後、ロープを背に上体を振りながら致命打を外すベルトランは何とかゴングに救われると2ラウンド、ベルトランは打ち返しながら立て直しを図り、大きな被弾を外してこのラウンドをやり過ごします。3ラウンドに入り、王者の有効打も入りますがベルトランもボディ・ブローなど反撃を見せ、左フックをヒットすると王者がバランスを崩す場面を造るなど徐々に競った展開になっていきます。4ラウンド30秒過ぎに偶然のバッティングが起き休憩が入りますがお互いにカットは無く、再開後にベルトランの左フック、王者の右ストレートがヒットする目の離せない攻防となり、迎えた5ラウンド30秒過ぎ、王者の左フックがアゴに入りベルトランがずるずると後退、ロープ際で王者の連打を浴びるとクリンチに行こうとして両手を着き、ダウンを宣告されます。ここも再開に応じたベルトランでしたが残り1分ほどにも右ストレートを浴びTKOを思わせた終了間際、ベルトランが右フックを打ち返すなど観客にはポイント以上に見応えある攻防となります。6ラウンド序盤、再び偶然のバッティングとなり王者が痛がり休憩となりますがベルトランも左眉尻から出血、7ラウンドも粘りをみせたベルトランでしたが、8ラウンド30秒過ぎに左フックをモロに食うと尻からドスンとダウンします。深いダメージを見せながら立ち上がったベルトランに対しレフェリーはダメージを考慮し続行を許さず両手を交差しています。32歳のコミーは29勝26KO2敗、同王座の初防衛に成功です。ストップ直後は不満の姿勢を見せた38歳のベルトランでしたがすぐにコーナーに戻り、36勝22KO9敗1分1無判定としています。



    セミファイナル、NABFとNABOと2本のスーパーウェルター級王座が懸けられた一戦はカルロス・アダメス(ドミニカ共和国/154ポンド)と4月下旬から約3週間滞在し、村田諒太のスパーリング・パートナーとして来日していた、パトリック・デイ(米国/153.8ポンド)が対戦、10回判定で世界ランカー対決はアダメスに軍配が上がっています(3対0/97-93×2、98-91)。WBA4位、25歳のアダメスは18戦全勝14KOとし、IBF8位、WBC10位、WBO15位につける26歳のデイは17勝6KO3敗1分としています。



    アンダーカード、といってもメインイベントのあとに行われたヘビー級10回戦、WBO7位につける、ジュニア・ファ(ニュージーランド)が元世界ランカーのベテラン、ドミニク・グイン(米国)に10回判定勝利(3対0/98-91×2、97-92)。4ラウンドにグインの左フックを食いマットに崩れ落ち、あわやという場面に陥りましたがなんとかピンチを回避した29歳のファは18戦全勝11KO、44歳のグインは37勝26KO13敗1分としましたが、TKO負けの無いしぶとさは発揮しています。
  • 日本時間30日に行われる世界戦は3試合、いずれも計量はパス

    日本時間30日に行われる世界戦は3試合、いずれも計量はパス

    2019.06.29
    1月のJ.テポラ(フィリピン/WBAフェザー級暫定王座)に続き今年2例目となる世界戦の体重超過としたベルトランのおかげで久しぶりにガッカリした前日の計量となりましたが、日本時間30日(日)に予定される世界戦3試合は出場6選手がしっかりとクリア、明日の試合が一層楽しみものとなっています。


    <WBO世界ミドル級タイトルマッチ in 米国、ロードアイランド州プロビデンス、ダンキン・ドーナツ・センター>
    王者、デメトリアス・アンドラーデ(米国/27戦全勝17KO):159.9ポンド(約72.5Kg)
    同級2位、マチエ・スレツキ(ポーランド/29戦28勝11KO1敗):159.5ポンド(約72.3Kg)
    ※王者アンドラーデにとっていやが上にも気合の入る凱旋防衛戦は2度目の防衛が懸かります。DAZN繋がりでアルバレス戦やゴロフキン戦をアピールするものの試合振りが面白さに欠ける、相手の巧さを消すやりにくさは健在といった理由などで対戦相手やテレビ局からも敬遠されていると報じられています。一気にネームバリューを上げ良いアピールに繋がる試合を魅せることは出来るでしょうか、まずは東海岸で名の知られたスレツキを相手にどのような試合を披露してくれるのか、楽しみな一戦です。

    <WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ>
    王者、カリ・ヤファイ(英国/25戦全勝15KO):114.5ポンド(約51.9Kg)
    同級1位、ノルベルト・ヒメネス(ドミニカ共和国/41戦29勝16KO8敗4分):114.5ポンド
    ※今回がアメリカ2戦目となる王者の5度目の防衛戦。14年12月に大田区総合体育館のリングに上がった以外は自国でキャリアを重ねてきた挑戦者がアメリカ・デビュー戦でしっかりと実力を発揮すれば競った好ファイトが期待出来そうです。年2試合ペースで全勝街道を走る王者にとって約7ヶ月という間隔はいつもの事と言えそうですが、テクニックに秀でた両者による技術戦が予想されます。



    <WBC世界ミドル級タイトルマッチ in 米国テキサス州ヒューストン、NRG・アリーナ>
    王者、ジャモール・チャーロ(米国/28戦全勝21KO):159.5ポンド(約72.3Kg)
    同級12位、ブランドン・アダムス(米国/23戦21勝13KO2敗):160ポンド(約72.5Kg)リミット
    ※WBCが試合直前にレギュラー王者のS.アルバレス(メキシコ)を新設したばかりの『Franchise Champion(フランチャイズ・チャンピオン)』に認定、暫定王者だったチャーロはエレベーター式に正規王者に格上げとなり、暫定時から合わせて2度目の防衛戦となっています。看板が少々変更となりましたが圧倒的不利は否めない挑戦者が番狂わせを起こすことは出来るでしょうか?
  • ニーラジ・ゴヤットの代役は元IBFフェザー級王者のビリー・ディブ

    ニーラジ・ゴヤットの代役は元IBFフェザー級王者のビリー・ディブ

    2019.06.28
    サウジアラビアのジッダに在る、キング・アブドゥラ・スポーツシティというボクシングとしては珍しい会場でのイベントが発表されてからほぼ1ヶ月。メインイベントに出場し、元WBA&IBFスーパーライト級王者のアミール・カーン(英国/38戦33勝20KO5敗)と対する予定だったニーラジ・ゴヤット(インド)が自動車事故により負傷、代役として来日経験を持つ元IBFフェザー級王者のビリー・ディブ(豪州/52戦45勝26KO5敗2ノーコンテスト)に変更となることが報じられています。


    約4年前の三浦隆司戦来日時に171.0センチの上背を計測したディブは昨年8月にも空位のIBFスーパーフェザー級王座決定戦戦に出場し、現王者でもあるT.ファーマー(米国)に12回判定負けを喫しています。4月の再起戦では来日経験を持つフォンルアン(タイ)に1回KO勝利をおさめていますが、これもライト級での対戦とあってやはり気になるのはカーンとの体格差になるでしょうか。対戦相手のカーンは最新試合のT.クロフォード(米国)戦で174.0センチと報じられており上背こそ大差は無いものの分厚さ、ゴツさで大きな差となることが予想されます。


    「まず初めにニーラジの回復が気にかかります、完治し彼のボクシング・キャリアが再開出来ること、再び健康になることを祈っています。私はこれまで14年間、プロボクシングの世界で生きてきましたが様々なことに対処してきました、直前で新しい対戦相手と戦うことになるのはボクシング・ビジネスの一部です。もしサウジアラビアでの試合が中止になるという事態になれば大きなショックを受けていたでしょうか幸いにもディブはリスペクトに値する選手です。元世界チャンピオンであり、その彼に私のスキルを披露出来ることを楽しみにしています。」と気持ちの切替えを述べた32歳のカーンです。意外とも思える1歳年長の33歳、ディブは「人生において歴史的な偉業に名を留める瞬間というものは何度も遭遇するものではありません、これはまさに私にとって本物のロッキーとなり得る瞬間なのです。」とコメント、約2週間後に迫ったビッグイベントで番狂わせを起こせばまさにロッキー・バルボアそのものと言っても過言では無いでしょう。
  • WBOミニマム級タイトルマッチは挑戦者の地元で開催

    WBOミニマム級タイトルマッチは挑戦者の地元で開催

    2019.06.28
    プエルトリコ・ベスト・ボクシング・プロモーションズが日本時間27日、WBO世界ミニマム級タイトルマッチを8月24日にプエルトリコで開催すると発表しました。WBOから入札日が告知され、両陣営の尻に火が付いた構図となっていたミニマム級チャンピオン、ビック・サルダール(写真/フィリピン/22戦19勝10KO3敗)対最新ランキングでトップコンテンダーとなったウィルフレド・メンデス(プエルトリコ/14戦13勝5KO1敗)による指名防衛戦です。


    同プロモーションのピーター・リベラ・バイス・プレジデントは「この試合はすでに両陣営が合意しました。ビック・サルダールは指名挑戦者である、" Bimbito(メンデス)" と対しチャンピオンベルトを守るためにプエルトリコにやってきます。その他のアンダーカードも追って発表します。」とコメントしたものです。チャンピオンのサルダールはオーソドックス、地の利を得た挑戦者のメンデスはサウスポー、ともにこの階級としてやや長身の部類に入るでしょう。過去、フィリピンと日本のリング以外で戦った経験を持たない王者がどのようなコンディションに仕上げるのか、ゴングはおよそ2ヶ月後となっています。
  • ブライアン・カルロス・カスターニョが王座返上、ソロとクルバノフで決定戦へ

    ブライアン・カルロス・カスターニョが王座返上、ソロとクルバノフで決定戦へ

    2019.06.27
    日本時間26日、WBAはスーパーウェルター級レギュラーチャンピオンのブライアン・カルロス・カスターニョ(アルゼンチン/16戦15勝11KO1分)の王座を事実上剥奪し、同王座を空位にすることを発表しています。理由は対戦指示を出していた同級ゴールドチャンピオン、ミシェル・ソロ(フランス/36戦33勝22KO2敗1分)戦の試合契約書にサインをしなかったためとしていますが、文面通りに受け取って良いものか微妙な空気が流れています。


    5月上旬、WBAが両陣営に対し対戦指示を出したものの交渉での合意に至らず入札となり、ソロ陣営のセバスチャン・アカリエス・プロモーター率いるウニベント・ボクセが810,770ドル(約8707万円)で落札、期限内の契約が待たれるなかで早くも7月20日フランス開催と報じられ、公式発表を待つばかりとなっていたところへの寝耳に水のニュースと言えるでしょう。


    暗雲が垂れ込めたのは6月19日、カスターニョ陣営がSNSにて王座の返上を電撃的に発表したもので2つの理由を挙げています。1つはVADA(Voluntary Anti-Doping Association)による検査の実施を要求したものの、通常は主催プロモーターが負担する検査費用ですが、その費用を負担するつもりは無いとウニベント・ボクセが検査の事実上拒否とも取れる姿勢を見せたこと。もう一つはファイトマネーや渡航費を含む経費の一部を試合10日前までに入金することを要求したものの、ウニベント・ボクセはこれも拒否。カスターニョ陣営は2つの条件をどちらも呑まなかったソロ陣営に対し不誠実な対応と不信感を募らせ、敵地に赴き対戦することは出来ないと返上をアナウンスしていたものです。カスターニョ陣営のセバスチャン・コントゥルシ・マネジャーは初戦となった17年7月の際にもソロ陣営による報酬支払いの遅延トラブルがあったことに試合後怒りを爆発させており、同じ轍を踏まないための予防策とも言えるでしょうか。


    カスターニョ陣営の対戦拒否による王座返上のニュースを聞いたセバスチャン・アカリエス・プロモーターは地元メディアに対し、「我々はブライアン・カスターニョ陣営からサイン入りの契約書が届くことを2週間待っていました、高額なファイトマネーが約束されていたにも関わらず再戦が行われることは無いでしょう。カスターニョがミシェル・ソロと対戦することよりもベルトを放棄することを選択したことは正直なところ非常に驚いています。しかし我々としては前に進むのみです、ミシェル・ソロは7月20日にマルセイユのパレ・デ・スポールでWBA世界スーパーウェルター級レギュラー王座の決定戦に出場します。」と当然ながら自陣営の正当性を述べていますが、カスターニョ陣営の言葉を支持する声も有りそうです。アカリエス・プロモーターとWBAは長年に渡り極めて良好な関係を築いていることは多くの関係者が知るところでもあり、うがった見方も出来そうなところですが同プロモーターとしてはこのまま新チャンピオン誕生まで進んでほしいと願う姿勢の表れとも言えるでしょうか。なおその後、同級7位のマゴメド・クルバノフ(ロシア/17戦全勝10KO)を相手に同王座決定戦を行うことも発表、そつのないところを見せています。


    一方、王座防衛回数は3で止まったカスターニョですが、3月にニューヨークでE.ララ(キューバ)と引き分けたことでネームバリューもアップ(写真)、T.ハリソン(米国)やJ.チャーロ(米国)、J.ムンギア(メキシコ)らとのビッグマネー・ファイトも見込めるとしての強気の賭けという見方もある王座返上劇となりましたが、29歳のカスターニョの次戦は誰になるのか、楽しみなところです。
  • シャクール・スティーブンソンの対戦相手が元WBCシルバー王者に変更

    シャクール・スティーブンソンの対戦相手が元WBCシルバー王者に変更

    2019.06.27
    公式発表からおよそ2週間が経過した、シャクール・スティーブンソン(米国/11戦全勝6KO)凱旋試合に対戦者変更のニュースが入っています。米国、ニュージャージー州ニューアークに在る、プルデンシャル・センターにて7月13日に迫ったゴングを前に、WBAフェザー級7位のハイロン・ソカラス(キューバ)から元WBCスーパーバンタム級シルバー王者のフランクリン・マンサニーリャ(ベネズエラ/23戦18勝17KO5敗)がスティーブンソンと拳を交えるとしています。


    「私が誰と戦うのかはさほど重要なことではありません、故郷のために素晴らしいショーを披露する準備は出来ています。7月13日の勝利が私を究極の目標である世界タイトルマッチに近づけることを知っています。」とコメントしたスティーブンソンに対し、「(2月の)前回の試合ではレイ・バルガスに敗れ世界タイトルの獲得に失敗しチャンスを逃してしまいました。今回、シャクールと対することになりますが同じ轍を踏む気はありません。素晴らしい試合会場でオリンピック選手と同じリングに入ることは光栄なことですがファンに素晴らしいショーを魅せて、スティーブンソン一色のパーティーを壊したいと思っています。」と述べた30歳のマンサニーリャです。


    セミファイナルのIBFバンタム級2位決定戦、ジョシュア・グリア(米国/22戦20勝12KO1敗1分)対ニコライ・ポタポフ(ロシア/22戦20勝11KO1敗1分)戦も日本のボクシングファンには興味深いところです。WBOフェザー級トップコンテンダーでもあるスティーブンソンが地元ファンの期待に応え全勝レコードを『12』に伸ばすことは出来るでしょうか?
  • 7月12日のサウジアラビアでヘビー級新旧対決が決定

    7月12日のサウジアラビアでヘビー級新旧対決が決定

    2019.06.26
    元WBAヘビー級王者のA.ポベトキン(ロシア)が参戦を発表したばかりのサウジアラビアのジッダにて、また新たなカードがアナウンス。ビッグイベントまで3週間を切り、元WBCヘビー級王者のサミュエル・ピーター(ナイジェリア/45戦38勝31KO7敗)にIBF15位のヒューイ・フューリー(英国/24戦22勝12KO2敗)が挑むことが決まっています。


    元統一王者、タイソン・フューリー(英国)の親戚でもある24歳のヒューイに対し、ピーターは38歳を数えます。16年12月にK.プーレフ(ブルガリア)に敗れたのち、約2年3ヶ月振りに復帰を果たしたものの、ここまで2勝1敗と完全復調とは言い切れない現状です。世界再挑戦を目指すヒューイが元世界王者の壁をどうパスするかがポイントと言えそうですが、ヒューイは「世界中さまざまな場所を訪れ、私の名前が世界に知れ渡ることはとても誇りに思います。きっと壮大な会場の雰囲気を味わえることでしょう。私の心にあるものは一つ、世界のトップと戦いチャンピオンベルトを手にすることだけです。」とプレッシャーを楽しむようなコメントを述べています。


    今年4試合目となるピーターの錆がどれだけ落ちているか、コンディションも気になるところですが、ヒューイとしてはサクっと倒して同じイベントに出場するポベトキン戦や更なる高みに繋げたいところです。
  • ミゲル・バスケス「まだ私がこのスポーツで爪あとを残すことは出来るはず」

    ミゲル・バスケス「まだ私がこのスポーツで爪あとを残すことは出来るはず」

    2019.06.26
    今週末の注目試合というと日本時間29日(土)では、R.コミー(ガーナ)対R.ベルトラン(メキシコ)戦。そして日本時間30日(日)はD.アンドラーデ(米国)対M.スレツキ(ポーランド)戦&K.ヤファイ(英国)対N.ヒメネス(ドミニカ共和国)戦に加えて、J.チャーロ対B.アダムス戦(ともに米国)といったところでしょうか。


    そしてタイトルマッチではなくかなり地味なマッチアップではありますが日本時間29日に英国のロンドンにて渋い新旧対決が行われます。元IBFライト級王者のミゲル・バスケス(メキシコ/48戦41勝15KO7敗)が完全アウェーの地で、元WBCインターナショナル・スーパーライト級王者のオハラ・デービース(英国/20戦18勝14KO2敗)と対するというもので、27歳のデービースにとってはWBO1位、J.カテロール(英国)に敗れて以来の復帰戦にあたります。決定力不足という声もあるもののいぶし銀の巧さは健在の32歳、バスケスは3月の試合でも完全アウェーのカナダで元世界ランカーに判定勝利をおさめていますが今回も敵地のファンを残念がらせることは出来るでしょうか?


    「私は他所から来た来訪者ですからね、会場全てが敵に回ることは十分に理解していますが、それでもオハラ・デービースに勝てる確信を持っています。(ESPNプラスなどで放送することも決まっており)アメリカやメキシコのファンも観戦できますし背中を押してくれることは私にとってとても大きなモチベーションです。多くの人々はオハラに強烈な右があると言いますが、私は心配していません。もちろん気にはしますし慎重になるところはあります、私は誰も侮ることはしません。オハラが素晴らしいファイターであることは認めます。きっと素晴らしい試合になると思うし、そうした試合で勝つのはこの私です。まだこのスポーツで私が爪あとを残すことは出来るでしょう、築き上げてきたこの打って、そして打たれないスタイルでね。」
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