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    速報!ジェナディ・ゴロフキン 対 バネス・マーティロスヤン!

    2018.05.06
    米国、カリフォルニア州カーソンに在るスタブハブ・センターにて統一世界ミドル級チャンピオン、ジェナディ・ゴロフキン(カザフスタン)がバネス・マーティロスヤン(アルメニア)を迎えた防衛戦がただいま終了、ゴロフキンが2ラウンド1分53秒KO勝利をおさめています。

    試合前にIBF王座は剥奪こそ免れたものの賭けられないことが判明、当然ながら規定の10ポンド制限も無く、ゴロフキンは13.6ポンド(約6.1Kg)、マーティロスヤンは11ポンド(約4.9Kg)増量しリングに上がっています。

    マーティロスヤンの長いリーチを生かしたジャブ、ワンツーが印象に残り、初回は様子見に使うことの多い王者はプレスを掛けながらもやや後手に回ったように映ります。しかし2ラウンドに入ると王者がプレッシャーを強め、アッパーを混ぜながら得意の豪打を放つと半分が過ぎたところで王者がロープに詰め左フックから連打を顔面にヒット、マーティロスヤンがダウンを喫します。そのまま倒れ込み、ジャック・リース(米国)レフェリーが10カウントを数え上げる圧勝劇となっています。先月36歳を迎えたゴロフキンは38勝34KO1分としWBA王座19度目、WBC8度目、そしてIBOは17度目の防衛に成功しています。一方、32歳のマーティロスヤンは36勝21KO4敗1分とし、13年11月のD.アンドラーデ戦(WBOスーパーウェルター級戦)、16年5月のE.ララ戦(WBAスーパーウェルター級戦)に次いで3度目となる世界挑戦でしたが完敗を喫しています。

    なお、ゴロフキンの防衛回数について、16年9月に行われたケル・ブルック戦は対戦前にG.J.メンドサ Jr. WBA会長による「ブルックのミドル級での戦歴不足」を理由に未承認とした公式声明を元としWBA防衛回数と入れず19度防衛としましたが事後承認されたものか現時点で不明です。



    アンダーカードではIBFライト級6位のライアン・マーティン(米国)が元世界ランカーのブレイディス・プレスコット(コロンビア)に8回判定勝利(3対0/79-71×2、77-73)、25歳のマーティンは22戦全勝12KOとしています。一方、08年9月当時、日の出の勢いを持っていたA.カーン(英国)を番狂わせの初回KOに下し初黒星をつけた35歳のプレスコットも寄る年波には勝てず、31勝22KO13敗としています。



    アマチュア戦績206勝13敗という触れ込みのブライアン・セバーヨがプロ2戦目、ウェルター級4回戦のリングに上がり、ナム・ファン(ともに米国)を4回判定に下しています(3対0/40-36×3)。24歳のセバーヨは2勝1KO、35歳のファンは3勝2KO6敗1分としています。
  • 速報!トニー・ベリュー 対 デビッド・ヘイ 2!

    速報!トニー・ベリュー 対 デビッド・ヘイ 2!

    2018.05.06
    英国、ロンドンのグリニッジに在るO2アリーナにて因縁の再戦となるヘビー級12回戦がただいま終了、メインイベント、WBC7位のトニー・ベリューと元2階級制覇王者のデビッド・ヘイ(ともに英国)による約14ヶ月振りのダイレクトリマッチは、ベリューがヘイに5ラウンド2分14秒、レフェリーストップによるTKO勝利をおさめ返り討ちを果たしています。


    両者、ジャブから流れを引き寄せようと隙を伺うなか有効打はややヘイ優勢と映る初回に続き、2ラウンドも振り分けるなら右ストレートを当てるなどヘイの攻勢が印象に残ります。スタートからパンチがかすめると問題無いとばかりに両手を広げるベリューですが3ラウンド残り30秒で連打を見せながらヘイをロープに詰め右をアゴに当てると、あっさりとヘイが尻餅を着くダウンを喫します。すぐに立ち上がりますがベリューの追撃を浴び、右を食うと再びヘイがダウンします。ゴングが鳴り、ハワード・フォスター(英国)レフェリーがカウント8で再開し、インターバルに入りますが、4ラウンドもダメージを残すヘイにベリューの右が度々ヒット、ヘイは足をバタつかせながら何とかダウンを回避、ベリューも鼻血を出し始めます。迎えた5ラウンド半分過ぎ、ヘイが左右フックを放ちガードがオープンになったところにベリューのより小さい左フックがカウンターとなってアゴに入るとヘイはバタンとダウンします。ここもヘイは立ち上がりますが、ベリューがコーナーに詰め連打を浴びせると明確な反撃の姿勢を見せられないヘイに対し、レフェリーがストップを宣告しています。返り討ちを果たした35歳のベリューは30勝20KO2敗1分、37歳のヘイは28勝26KO4敗とし、世界王座再獲得はかなり遠くなった連敗と言えそうです。




    セミファイナルはWBAスーパーミドル級3位、WBC12位のジョン・ライダーがジェイミー・コックス(ともに英国)と対戦し、2ラウンド50秒KOでライダーが勝利しています。

    ともにやや短躯のがっちり体型でサウスポー同士という対戦ですが、初回は近い距離での攻防に終始します。やや前傾姿勢のコックスが出鼻に右フックを浅く食ったところでゴングが鳴り、2ラウンドに入るとコックスがロープに追い込みますがライダーが右フックをコックスの頭部に打ち込みます。すると軽度の脳震盪か一瞬間を置き、コックスがガクンとダウン、下半身に力が入らない様子を見せ、イアン・ジョン・ルイス(英国)レフェリーが10カウントを数え上げ両手を交差すると同時に立ち上がり、抗議の姿勢を見せたコックスでしたが当然受け入れられずそのまま終了となっています。昨年10月に当時WBA1位のP.ニールセンにまさかと言って良いKO勝利をおさめ、ランキングを急浮上させている29歳のライダーは26勝14KO4敗としています。一方、31歳のコックスは25勝14KO2敗とし、昨年10月、『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』トーナメントにて、G.グローブスに悶絶KO負けを喫してから1勝したものの再び黒星を喫しています。





    アンダーカード、R.バーネット(英国)の返上により空位となったIBF世界バンタム級王座を賭けて行われた変則決定戦は、同級3位のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)が同級4位のポール・バトラー(英国)に12回判定勝利、新王者誕生となっています(3対0/120-106×2、118-108)。

    上背で上回るロドリゲスのシャープなジャブで幕を開け、じわじわとロドリゲスがプレスを掛けて行くなか半分が過ぎたところでロドリゲスが左ダブルを出し、フックがアゴにクリーンヒットするとバトラーがストンとダウンします。ダメージを確かめるようにゆっくりと立ち上がったバトラーでしたが、再開後に連打からの右ストレートで2度目のダウン、ここも立ち上がったバトラーはガードを固めながらボディへ打ち返したところでゴングに助けられますが、2ラウンドはダッキングを多用し立て直しを図ります。3ラウンドに入り前に出る場面も見せ始めたバトラーですが、ラウンドを通じロドリゲスのジャブが有効に映り、終了間際には打ち下ろしの右を浅く食いバトラーが鼻血を出し始めます。

    5ラウンドに入ると手数も増え出したバトラーですが、左だけでなく時折右をジャブのように使うロドリゲスの懐になかなか入れず反撃のきっかけを掴むことが出来ません。6ラウンドも鼻血を流しながらも決定打を外し、身体を振るバトラーに対し、ロドリゲスは勝負を急がずジャブ、左アッパーを当て着実にリードを広げながら終盤に入ります。その後もロドリゲスはポンポンと力みを感じさせないジャブ、ワンツーを中心にポイントを挙げ、バトラーの反撃をかわしながら迎えた最終回も試合を楽しむかのように前進を強めるバトラーを連打で逆に封じ込み終了のゴングを聞いています。25歳のロドリゲスは18戦全勝12KO、およそ4年振りとなるベルト再奪取のチャンスは自らの手で試合前日に無くしている29歳のバトラーは26勝14KO2敗としています。





    英連邦ヘビー級タイトルマッチでは王者のレンロイ・トーマス(ジャマイカ)がジョー・ジョイス(英国)を迎えて防衛戦を行い、2ラウンド2分36秒テンカウントによるKOでジョイスが勝利、新王者となっています。

    今回がプロ4戦目となる挑戦者のジョイスは、15年ドーハ世界選手権で、T.ヨカ(フランス)に敗れスーパーヘビー級銅メダル獲得、16年リオ五輪でも決勝戦でヨカに敗れ銀メダル獲得というアマチュア戦歴を持ちます。上背で劣るサウスポーのトーマスは気圧されたように開始からサークリング、ジョイスの接近にクリンチワークを多用します。早くもテリー・オコーナー(英国)レフェリーから注意を受けたトーマスはジョイスの左右フックを食い始めると足をバタつかせながら後退、ゴング間際に左ボディフックが入りダウンします。立ち上がり再開したところでゴングが鳴りますが2ラウンド1分ほどでコーナーに詰めたジョイスが左右フックで2度目のダウンを奪います。立ち上がったトーマスはボディ中心の反撃を見せますが残り30秒、ボディブローが低いとレフェリーが注意しようとしたところへジョイスの左フックがトーマスのアゴを捕らえるとその場に崩れ落ちるダウン、10カウントを聞いています。32歳のジョイスは4戦全勝全KOとしましたが、スタイリッシュな動きには程遠く、腕力でなぎ倒すスタイルだけに今後は厳しい試合になりそうです。33歳、WBCでは37位のトーマスは22勝10KO5敗1分としています。




    欧州スーパーフェザー級王者のマーティン・ウォードと、WBAインターナショナル同級王者のジェームス・テニーソン(ともに英国)がベルトを賭けて対戦、5ラウンドTKOでテニーソンが勝利しています。24歳のテニーソンは22勝18KO2敗、IBFスーパーフェザー級12位につける26歳のウォードは19勝9KO1敗2分としています。



    スーパーライト級6回戦ではルーク・キャンベルが出場、トロイ・ジェームス(ともに英国)に5ラウンド2分18秒TKO勝利をおさめ復帰を飾っています。WBCライト級2位、WBAで4位につける30歳のキャンベルは2ラウンドと4ラウンドに右フックでダウンを奪い、5ラウンドに連打でワンサイドとしレフェリーストップを呼び込んでいます。戦績を18勝15KO2敗とし、昨年9月に12回判定負けを喫したJ.リナレス戦からの復帰を飾っています。敗れた34歳のジェームスは20勝5KO6敗1分です。
  • 速報!アジズベック・アブドゥガフロフ 対 ドミトリー・チュディノフ!

    速報!アジズベック・アブドゥガフロフ 対 ドミトリー・チュディノフ!

    2018.05.06
    ウズベキスタンのタシュケントにてWBCスーパーミドル級・シルバー王座決定戦が行われ、地元のアジズベック・アブドゥガフロフ(ウズベキスタン)が元WBAミドル級暫定王者のドミトリー・チュディノフ(ロシア)と対戦し、アブドゥガフロフが12回判定勝利をおさめています(3対0/118-110×2、118-111)。WBCミドル級17位に上昇中の26歳、アブドゥガフロフはこれで11戦全勝4KOとし、31歳のチュディノフは21勝13KO3敗2分としています。




    アンダーカードではWBCウェルター級4位、IBF6位、WBAでも8位と世界挑戦も射程距離といえる、クアドラティロ・アブドゥカハロフ(ウズベキスタン)が出場、トゥワハ・キドゥク(タンザニア)を8回判定勝利(3対0)、24歳のアブドゥカハロフは15戦全勝9KOとレコードを伸ばしています。
  • 偉大な父を持つ元世界ランカーのオマール・チャベスが復帰戦

    偉大な父を持つ元世界ランカーのオマール・チャベスが復帰戦

    2018.05.05
    " Businessman " というややボクサーらしからぬニックネームを持つ、元WBO北米スーパーウェルター級王者のオマール・チャベス(メキシコ/41戦36勝24KO4敗1分)が約7ヶ月振りとなる復帰戦を、5月19日にメキシコのデュランゴ州デュランゴに在る、パレンケ・デ・ラ・フェナドゥにて行うことを日本時間4日に発表しています。


    メキシコだけでなく世界中に知られる英雄、フリオ・セサール・チャベス氏を父に持つ28歳のオマールですが昨年8月、空位のWBCミドル級シルバー王座決定戦に出場、満を持してセットされた決定戦でしたが、ロベルト・ガルシア(メキシコ)に10回判定負けを喫し、戴冠は失敗に終わっています。


    再び世界ランキングに戻るためにも復帰戦を白星で飾りたいオマールの相手ですが、ホセ・カルロス・パス(アルゼンチン/29戦21勝12KO7敗1分)とアナウンスされています。最新試合となる2月は、WBOスーパーウェルター級戦出場が決まっている、J.ムンギアに3回KO負けを喫しており、27歳のパスにとっても大事な復帰戦となっています。血統という面からも依然として高い注目度を持つオマールの42戦目は約2週間後にゴングです。
  • ゴロフキン対マーティロスヤン戦はパス、ポール・バトラーは体重超過

    ゴロフキン対マーティロスヤン戦はパス、ポール・バトラーは体重超過

    2018.05.05
    S.アルバレスの禁止薬物使用によるサスペンドで世紀のリマッチ撤退という大騒動の余波を受けた、統一ミドル級チャンピオンのジェナディ・ゴロフキンが米国で防衛戦を行い、英国では空位のIBFバンタム級王座決定戦が日本時間明日6日にゴングとなりますが、地元のポール・バトラーが体重超過により計量失格、試合は変則タイトルマッチとして行われることとなっています。英国のメインイベントはベルトこそ賭けられていないもののファン注目のヘビー級リマッチとあってこちらの勝敗も気になるところですが、公式計量のニュースがそれぞれ入っています。



    <統一世界ミドル級タイトルマッチ in 米国、カリフォルニア州カーソン>
    王者、ジェナディ・ゴロフキン(カザフスタン/38戦37勝33KO1分):160ポンド(約72.5Kg)
    WBAミドル級12位、WBCスーパーウェルター級1位、バネス・マーティロスヤン(アルメニア/40戦36勝21KO3敗1分):159.6ポンド(約72.3Kg)
    ※報じられていたIBF王座の剥奪も免れた統一王者ゴロフキンが約2年振りにカリフォルニアのリングに上がります。スタブハブ・センターのリングに至っては約3年半振りとなりますが、元々は1階級下、そして約2年のブランクがあるマーティロスヤン相手では圧倒的有利は不動、どこで仕留めるかに注目が集まりそうです。カネロとのリマッチ、チャーロ戦やジェイコブス戦ばかりが報じられる王者ですが、不安要素は36歳という年齢のみと言えそうな今回の一戦はWOWOWエキサイトマッチにて10時30分から放送開始です。



    <ヘビー級12回戦 in 英国、ロンドン>
    WBCヘビー級7位、トニー・ベリュー(英国/32戦29勝19KO2敗1分):210.4ポンド(約95.4Kg)
    元2階級制覇王者、デビッド・ヘイ(英国/31戦28勝26KO3敗):220.2ポンド(約99.8Kg)
    ※昨年3月の初戦は中盤にヘイがアキレス腱を痛めた辺りから流れが変わり、ベリューが11回TKO勝利。再戦が12月にセットされたものの相変わらず怪我の多いヘイが負傷したことで延期、約14ヶ月振りのダイレクトリマッチとなっています。前回はまだクルーザー級の身体だったベリューがヘビー級の身体を造り上げてくる今回は返り討ち濃厚という声も挙がっていますが、35歳のベリュー、37歳のヘイ、勝つのはどちらでしょうか?



    <IBF世界バンタム級王座決定戦>
    IBF3位、エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ/17戦全勝12KO):117.7ポンド(約53.3Kg)
    IBF4位、ポール・バトラー(英国/27戦26勝14KO1敗):121.5ポンド(約55.1Kg/約1.6Kgオーバー)
    ※R.バーネット(英国)がロドリゲスとの指名防衛戦を回避、返上した王座はバトラーが勝っても英国に留まることはありません。計量を終えたプエルトリカンは、「私は何も恐れていないし、試合も受け入れる。バトラーはスーパーバンタム級の選手では無く、これまでスーパーフライ級やバンタム級でしか戦っていないんだ。ベルトはプエルトリコに持って帰るよ。」と気丈に述べています。地元で王座再獲得を狙った29歳のバトラーに対し、英国デビュー戦となる25歳のロドリゲスがどれだけのパフォーマンスを魅せてくれるか、心情的にはロドリゲスに肩入れしたくなるところです。
  • アルツール・アブラハム対パトリック・ニールセンの再戦はあるのか?

    アルツール・アブラハム対パトリック・ニールセンの再戦はあるのか?

    2018.05.04
    「勝者はすぐにも世界のトップ戦線へ進み直すことが出来るだろうが、敗者はグローブを吊すことも考える必要があるだろう。」と試合前の記者会見でニッセ・ザウアーランド・プロモーターが語った、4月28日のサバイバル・マッチは12ラウンド2対1の判定(116-111×2:アブラハム、114-113:ニールセン)で元2階級制覇王者、38歳のアルツール・アブラハム(ドイツ)が辛くも勝利をおさめましたが、さっそく再戦モードに入りそうな報道が地元メディアで挙がっています。


    元WBA1位のパトリック・ニールセン(デンマーク)との一戦は10ラウンドにニールセンがダウンを喫したものの、ジュスティーノ・ディ・ジョバンニ(イタリア)レフェリーの判断に依るところが大きく、アブラハムの前進にバランスを崩しただけのニールセンのスリップと言う声も少なからず有り、近年顕著なアブラハムの攻防分離スタイルをどう評価し判断するか、ジャッジの採点も意見として分かれるところでしょうか。


    試合前のニールセンは「私は試合全体を見てプランを立てている。彼をノックアウトするつもりは無いとも言えるが、12ラウンド全てのポイントを獲っていくつもり。」と語っていたようにほぼプラン通りに戦えたという想いがあったのか判定コール直後、手応えを掴んでいたニールセンは即座にリングを降り判定に納得出来ない姿勢をあからさまに見せていました。


    惜敗の27歳は試合を振り返り、「大いに騙された気分だ、彼はラウンドの中で4発ないし5発のコンビネーションを出してきたが、ラウンドの中でより多くのパンチをヒットしていたのは私だと思っている。負けたら引退すると話していたが私は勝ったと思っている、今は再戦を待っている心境です。もちろんもう一度ドイツに乗り込むことだって構わない、ドイツで同胞が地元判定に泣かされてきた試合を数多く見ているけどね。」と悔しさを見せています。


    試合を終え、同プロモーターは、「リマッチは現実的に有り得ることでしょう、再戦はファンや関係者の興味に依存する部分はありますが、この試合においてそこはハッキリしています。状況さえ整えば、(ニールセンの地元の)コペンハーゲンでニールセン対アブラハム 2を開催する用意もあります。もしデンマークでこの試合を行っていたなら、勝利はパトリックの手にあったと思います、彼はそれだけの素晴らしいパフォーマンスを披露しました。」と述べており、地元判定という非難は少数派と言えない状況のようですが、果たして因縁決着となるリマッチは成立するのでしょうか?
  • リーアム・スミス「指名挑戦者として、アリ対ムンギア戦勝者との対戦を目指す」

    リーアム・スミス「指名挑戦者として、アリ対ムンギア戦勝者との対戦を目指す」

    2018.05.04
    「非常に残念ですが、大怪我をした訳ではありません。拳や肘、背中を痛めたのとは違いますし、どこも負傷していません。単純なウィルス性のアレルギーが問題で、ドクターからは7日間は安静にしておくように言われただけです。しかし世界タイトルマッチを2週間後に控えた時期に7日間の安静など誰で有ろうと良いはずがありません、(試合中止の判断は)正しい決断だったと思っていますが簡単なことではありません、また前に向かって進むしかありませんでした。」

    「(16年9月のサウル・アルバレス戦を前にしたスパーリング中にカットしながら試合を強行した経験があり)もう2度と同じ事はしないと心に決めていました、そのカットが有り、その後のトレーニングに影響したからカネロに負けたという自己弁護がしたいのではありません。しかしそのカットがより良いコンディションに引き上げることに影響したのは事実です。そしてファンは私が簡単に試合を投げ出さないことを知っています、この9年間でキャンセルしたのは1試合だけです。4回戦や8回戦、まして10回戦の試合ではありません。」

    「(代役挑戦者としてハイメ・ムンギアが発表されましたが)、私はその勝者との対戦に気持ちを集中しています。WBOが適正な判断を下し、私をサダム・アリ対ハイメ・ムンギア戦勝者の指名挑戦者として位置づけておくことを求めていきますし、フランク・ウォーレン・プロモーターもWBOに対して同様のことを求めていくと確認しています。今回のキャンセルは医学上の問題であり、ドクターの診断書も提出しています。私が指名挑戦者から降ろされる理由がありません。我々は3週間の延期を求めましたが、(アリの)ラマダンがあり、(5月12日に)戦う必要があったと聞いています。」



    5月12日に米国、ニューヨークにてWBO世界スーパーウェルター級戦が決まっていながらウィルス性疾患によって出場を辞退した同級1位のリーアム・スミス(英国)が地元メディアに出場辞退の詳細を伝えています。無念さが伝わるコメントではありますが、次のビッグチャンスがいつ訪れるのか不安な面はあるでしょう。C.フランプトン、B.J.ソーンダース、L.セルビー、Z.テテ、そしてT.フューリーなど世界王者を数多く抱えるクイーンズベリー・プロモーションズだけに本国でもアメリカでも世界戦が行える強みはありますが、まずはアリとムンギアのどちらに照準を定めることになるのか本人も大いに気になるところでしょう。
  • WBOスーパーミドル級王者のヒルベルト・ラミレスが全勝対決

    WBOスーパーミドル級王者のヒルベルト・ラミレスが全勝対決

    2018.05.03
    37戦全勝25KOを誇るWBO世界スーパーミドル級チャンピオンのヒルベルト・ラミレス(メキシコ)が保持する同王座4度目の防衛戦を6月30日に米国のオクラホマ州オクラホマに在るチェサピーク・エナジー・アリーナにて行うことを日本時間2日、主催するトップランク・プロモーションがアナウンス、挑戦者は同級10位にランクされる、ロアメール・アレクシス・アングロ(コロンビア)となっています。


    ボクシング自体はやや単調ながら長身でサウスポーというフィジカル面の優位性を前面に出し、負け無しで世界の頂点に座る王者ラミレスは27歳とまさに脂の乗った時期と言えるでしょう。1位に座るジェシー・ハートとの再戦も噂に挙がる中、迎えるアングロは34歳ながらこちらも23戦全勝20KOと負け知らずです。過去アメリカのリングでも3戦全勝1KOとしており地域王座の一つ、WBOラテン同級王座を得て徐々にランキングを上げてきたオーソドックス型で、得意の右が当たれば番狂わせもあるかもしれません。


    そしてセミファイナルはWBAスーパーライト級2位、WBOでも3位と高位置につけるアレックス・サウセド(米国/27戦全勝17KO)がWBO同級8位のレオナルド・ザッパビグナ(豪州/40戦37勝27KO3敗)との世界ランカー対決に臨みます。16年12月にS.リピネッツに8回KO負けを喫した後に一時は引退も表明した30歳のザッパビグナと23歳のサウセドという勢いに差の有る両者ですが、勢いがそのまま結果に繋がるのか、今後のトップ戦線を占う対戦と言えそうです。
  • 3度目の正直を目指すロビン・クラスニキが元WBA暫定王者と対戦

    3度目の正直を目指すロビン・クラスニキが元WBA暫定王者と対戦

    2018.05.03
    ウフ・シュタインホルト・プロモーターが主宰する、SESボクシングが、6月2日と9日の2週に分けて欧州タイトルマッチをメインとするイベントを開催すると発表、2日はドイツ南方の街、バート・テルツにて欧州スーパーミドル級王座決定戦を行うとし、ロビン・クラスニキ(ドイツ/52戦47勝17KO5敗)と元WBAスーパーミドル級暫定王者のスタニスラフ・カスタノフ(ウクライナ/38戦36勝21KO2敗)が争うとしています(写真)。


    13年4月のN.クレバリー戦(WBOライトヘビー級)、15年3月のJ.ブレーマー戦(WBAライトヘビー級)と2度の挫折を味わった後に階級を下げ、スーパーミドル級で3度目のビッグチャンスを狙うなか、昨年4月にはA.アブラハムとのサバイバル戦で12回判定負けを喫している31歳のクラスニキは現在、WBCスーパーミドル級33位と大きく後退しています。ここで元暫定王者を下し、欧州王座のベルトを獲得すれば一気に世界ランキング復帰も現実味を帯びるだけにここは是非とも白星を手にしておきたいところです。


    そして9日は渋い世界ランカー対決をドイツのザクセン州ライプツィヒにて開催、欧州ライトヘビー級王者のドミニク・ボーセル(ドイツ/28戦27勝10KO1敗)がエンリコ・コーリン(ドイツ/27戦25勝8KO2敗)の挑戦を受けるとしています。IBFライトヘビー級4位、WBO5位、WBCでも10位にランクされる28歳のボーセルは、K.ムラトに喫した初黒星から3連勝(1KO)とし、WBCライトヘビー級11位、28歳のコーリンは、A.ベテルビエフとのIBF王座決定戦での敗戦から2連勝(2KO)とお互いに復調の兆しを見せています。両者とも派手さには欠けるものの堅実なスタイルを持つだけにジャッジ泣かせの展開も予想されますが、世界上位へ食い込む為にも勝利は必須と言えるでしょう。
  • 速報!ワンヘン・カイヤンハーダオジム 対 リロイ・エストラーダ!

    速報!ワンヘン・カイヤンハーダオジム 対 リロイ・エストラーダ!

    2018.05.02
    F.メイウェザー Jr. の持つ50連勝(27KO)タイ記録なるかが注目を集めるWBC世界ミニマム級タイトルマッチがタイ、ナコーンラーチャシーマーにてただ今終了、チャンピオンのワンヘン・カイヤンハーダオジム(タイ/105P)が指名挑戦者のリロイ・エストラーダ(パナマ/105P)に5ラウンドTKO勝利、50連勝のタイ記録を達成しています。

    サウスポーの挑戦者がジャブを突きながら軽快なフットワークを見せ、ワンヘンが距離を詰めていく初回は両者とも有効打の少ないもののやや挑戦者の手数が有効に映り、2ラウンドに入るとプレッシャーを強め、いきなりの右ストレートを当てたワンヘンがポイントを取り返したように映ります。3ラウンド早々、ワンヘンの右がヒット、避け損なったところへのパンチとなり挑戦者が尻餅を着きますが深いダメージには映らず再開、ワンヘンが攻勢を強め再び右をアゴにヒットさせると挑戦者は背中からバタンとダウンします。ジェイ・ネイディ(米国)レフェリーはカウント8で続行、ワンヘンがガンガン前に出ますが挑戦者はウィービングを多用しゴングに逃げ込みます。4ラウンド、左目尻から微量の出血を見るワンヘンですが、攻勢を緩めず攻め上げると、左フックから連打をヒットし挑戦者が倒れ込む3度目のダウンを奪います。ここも立ち上がり再開しますがダメージの残る挑戦者に対し、連打から右フックでなぎ倒すような4度目のダウンを奪うものの、挑戦者はここも立ち上がりゴングに助けられます。このラウンド終了後の採点で3対0(40ー32、39-33×2)と大差を付けたワンヘンは迎えた5ラウンド、右ストレートをヒットし、たじろいだ挑戦者を連打で追い込み、最後はロープ際で右アッパーからの連打を浴びせ、膝から崩れるようなダウンを奪うとレフェリーはカウントを数えずに終了としています。同王座9度目の防衛に成功した32歳のワンヘンは50戦全勝18KO、新記録達成の期待が集まる次戦は挑戦者に誰を選択するのでしょうか。一方、世界初挑戦となった23歳のエストラーダは16勝6KO3敗としています。



    セミファイナルはWBCミニマム級14位、WBOでは15位にランクされ現在のリングネームをペッマニー・CPフレッシュマートとする、ペッマニー・ゴーキャットジム(タイ)がメリアヌス・ミリン(インドネシア)を10回判定に下しています。

    細かい連打を得意とするペッマニーが手数でポイントを押さえ、ラウンドを進めるもののミリンも打ち返し、中盤以降は互角と言える打ち合いを展開します。エンジンが掛かってきたのか、拳を交えるうちに恐るるに足らずと気持ちを強く持ち始めたか、ミリンが前に出るとペッマニーがクリンチでピンチを回避しようとする場面も増えていきます。最後までお互いに決定的な場面を造れず10ラウンドを戦い終えています。OPBF東洋太平洋ミニマム級シルバー王座決定戦を制した27歳のペッマニーは20勝11KO1敗としています。
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