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  • 3月24日のフランス、マルセイユはダブル世界タイトルマッチで結論

    3月24日のフランス、マルセイユはダブル世界タイトルマッチで結論

    2018.03.02
    3月24日にフランスのマルセイユに在る、パレ・デ・スポール・ドゥ・マルセイユにて激突するWBAスーパーウェルター級2位のジョン・ベラ(米国/18戦全勝11KO)対同3位のミシェル・ソロ(フランス/34戦31勝21KO2敗1分)戦(写真)が当初のウニベント・ボクセが発表したように同級暫定王座決定戦になることがWBAから発表されています。


    主催するウニベント・ボクセのアナウンス後、ESPNなど幾つかのメディアは挑戦者決定戦と報じていましたが、これでこの日の同イベントはクルーザー級の好カード、WBA1位のアルセン・グラムイリアン(アルメニア/22戦全勝14KO)とWBA2位のリャド・メルウィー(コートジボワール/24戦全勝20KO)による同級レギュラー王座決定戦と合わせてのダブル世界タイトルマッチになることが明らかとなっています。一時期の低迷から少しずつボクシング熱も沸いてきたフランスのリングで好ファイトが期待されます。
  • WBAがフライ級新王者のA.ダラキアンに指名戦指示

    WBAがフライ級新王者のA.ダラキアンに指名戦指示

    2018.03.02
    2月24日に元2階級制覇王者のB.ビロリアを下し、空位のWBAフライ級新チャンピオンとなったアルチュム・ダラキアン(ウクライナ/16戦全勝11KO)に対し、WBAはタイトル獲得日から120日以内に最上位に付けるヨドモンコン・ポー・セーンチップ(タイ/52戦49勝34KO3敗)と同王座の初防衛戦を行うよう指示を出しています。



    WBAチャンピオン委員会が決議した2月26日から30日間で交渉合意するよう求め、もし合意とならなければ入札とすることも合わせて発表されています。プロ・キャリアで初めてウクライナを出て戦ったリングで世界王座を獲得した30歳の王者に対し、元同級暫定王者でもある27歳の挑戦者は14年12月にレギュラー王者のJ.C.レベコと王座統一戦を行い、5回TKO負けを喫していますが、現在は15連勝(14KO)中と世界再挑戦を永らく待っています。もちろん交渉の結果、試合会場が何処になるのかも興味の沸くところですが、新王者ダラキアンの真価が問われる初防衛戦になることは間違い無さそうです。
  • 3月10日のスタブハブ・センターはアンダ-カードも注目

    3月10日のスタブハブ・センターはアンダ-カードも注目

    2018.03.01
    " Live on ESPN " としてESPNでの放送も決まっている、3月10日に行われるWBOフェザー級タイトルマッチ、チャンピオンのオスカル・バルデス(メキシコ/23戦全勝19KO)対同級10位のスコット・キッグ(英国/37戦34勝25KO1敗2分)戦のアンダーカードがこのほど明らかとなり、世界ランカーも出場するファン注目のイベントとなっています。


    まずはWBOスーパーライト級3位、WBAでも4位にランクされるアレックス・サウセド(メキシコ/26戦全勝16KO)がアブネル・ロペス(メキシコ/33戦25勝21KO8敗)と対戦し、WBAミドル級13位に付けるロンドン五輪ミドル級銀メダリストのエスキバ・ファルカン(ブラジル/19戦全勝13KO)はサリム・ラルビ(フランス/30戦20勝7KO8敗2分)と激突。23歳のサウセドは「私はとても集中し、モチベーションも充分です。タイトルマッチが目前に迫っていることは分かっていますが、3月10日、私にとってタフな試合がセットされています。彼は私にとって超えなければならないステップであり、自身の夢を実現させるために避けられない戦いです。」とコメントしています。


    そして楽しみな復帰戦も2試合セットされ、J.C.ラミレスに初黒星を付けられた元世界ランカーのマイク・リード(米国/24戦23勝12KO1敗)がアーノルド・バルボサ Jr. (米国/17戦全勝6KO)と対戦(写真)。また元WBOヘビー級2位でJ.パーカーとのWBO王座決定戦で敗れたアンディ・ルイス Jr. (メキシコ/30戦29勝19KO1敗)はデビン・バルガス(米国/24戦20勝8KO4敗)を相手に約15ヶ月振りのリングに上がります。メキシコ人初の世界ヘビー級チャンピオンを目指す28歳のルイス Jr. は世界へ向け良い再出発となるでしょうか。
  • 前IBFウェルター級王者、ケル・ブルックの復活はあるか?

    前IBFウェルター級王者、ケル・ブルックの復活はあるか?

    2018.02.28
    14年8月に当時無敗のS.ポーターに土を付けIBFウェルター級王座を獲得、向かうところ敵無しと3連続KO防衛を果たしたものの、G.ゴロフキンとE.スペンス Jr. に思わぬ連敗としているケル・ブルック(英国/38戦36勝25KO2敗)の約9ヶ月振りとなる復帰戦が迫っています。



    「のんびり復帰路線を歩むつもりは無い、強い選手と戦いたい。」と話していたブルックのコメント通り、WBCスーパーウェルター級5位のセルゲイ・ラブチェンコ(ベラルーシ/31戦29勝22KO2敗)との対戦が昨冬に発表されたものですがマッチルーム・ボクシングは日本時間27日、このブルック対ラブチェンコ戦がWBC同級シルバー王座決定戦になることをアナウンスしています。



    最新ランキングでセルヒオ・ガルシア(スペイン)が就くシルバー王座が空位となったニュースは未だ挙がっていませんが、ブルックが見事に難敵を下し復帰を果たしたのち王者ジャーメル・チャーロに挑戦ともなれば、また一つボクシング・ファン必見の一戦と言えるでしょう。もちろん同国のJ.デゲールがC.トゥルアックスに喫した大番狂わせのように結果的に早過ぎた復帰戦となる可能性もあるラブチェンコ戦は日本時間3月4日のゴングです。
  • O.バルデス「これまでのキャリアで最高のトレーニング・キャンプを送ることが出来た」

    O.バルデス「これまでのキャリアで最高のトレーニング・キャンプを送ることが出来た」

    2018.02.28
    アグレッシブなスタイルで人気を集めているWBOフェザー級チャンピオンのオスカル・バルデス(メキシコ/23戦全勝19KO)が元WBAスーパーバンタム級王者のスコット・キッグ(英国/37戦34勝25KO1敗2分)を迎えるファン注目の一戦まで2週間を切りました。フェザー級に上がって4試合目とあって身体も慣れてきた29歳のキッグとの対戦を前に、保持する王座4度目の防衛戦に向けて27歳のバルデスが地元メディアに意気込みを述べています。


    「この試合に向けて、グアダラハラでハードなトレーニングを積み上げてきましたがトラブルも無く怪我も無く、これまでのキャリアを見ても過去最高のキャンプを送ることが出来たと思います。戦争のような3月10日のリングに上がり、王座を守る準備は出来上がっています。ロサンゼルスの最終調整は体重を含めて準備万端、試合に集中しています。」

    「我々は彼のことを良く知っています、彼のスタイルは私のスタイルと良く噛み合い素晴らしい嵐のような戦いをファンにお見せ出来ると思うし、星空の下で素晴らしいボクシングの夜をスタブハブ・センターで披露出来ると確信しています。今回の試合は4度目の防衛戦になりますが、ミゲル・マリアガ戦やジェネシス・セルバニャ戦で多くのことを学んできました、そしてスコット・キッグを迎える試合は更に厳しいものとなるでしょう。万事準備を備え、ベルトは私とともにメキシコに残ります。」楽しみな対戦は3月10日、米国のカリフォルニア州カーソンに在るスタブハブ・センターでゴングが打ち鳴らされます!
  • ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ決勝進出のG.グローブスが肩を手術

    ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ決勝進出のG.グローブスが肩を手術

    2018.02.27
    2月17日にC.ユーバンク Jr. を12回判定に下し、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ決勝戦進出を決めた、WBAスーパーミドル級スーパー王者のジョージ・グローブス(英国)が自身のツイッターで痛めている左肩の手術を行うことを明らかにしています。現地時間26日の朝、「おはよう、ボクシングファンの皆さん。私は負傷した肩の簡単な手術を行います。良いニュースとして7月には試合が出来るということです、(6月2日とされている決勝戦から)私は1ヶ月間の延期を要請し、承認してくれることを望むものです。」としたものです。


    先週末にはカラム・スミス(英国)がN.ホルツケンを破り決勝進出を決め、グローブスもリング上に上がり対戦モードを高めていましたがやはりユーバンク Jr. 戦での激闘の対価とでも言うべきでしょうか。スミスのエディ・ハーン・プロモーターもホルツケン戦直後の地元メディアに「(怪我の影響で)6月2日に試合が出来るとは思っていないし、グローブスの準備が整わないだろうね。トレーニング・キャンプに入ってからパンチを再び打ち込むようになるまで時間が足りないだろう。8月か9月になるかもしれないし、もしかしたら来年になるかもしれないがそれも構わない、スミス対グローブス戦は沢山の人が見たがっているからね。」と述べ、スミス自身も「現在の私にグローブス戦よりも大きな舞台はありません、ジョージの準備が整うまで待つのも良いでしょう。私は世界王座を獲るためにこのトーナメントに参加したのであって、彼のWBAのベルトを手に入れたいですからね。」としています。


    クルーザー級決勝戦、アレクサンデル・ウシク(ウクライナ)対ムラト・ガシエフ(ロシア)戦は怪我などのニュースも無く、正式なアナウンスが待たれるところですが、スーパーミドル級決勝戦はどうやら今夏以降の激突となりそうです。
  • ジョシュ・テイラー「3月3日はキャリア最高のパフォーマンスを披露する」

    ジョシュ・テイラー「3月3日はキャリア最高のパフォーマンスを披露する」

    2018.02.27
    元IBFライト級王者のM.バスケスに続き、元世界王者2連戦を3月3日に予定していたWBCスーパーライト級シルバー王者のジョシュ・テイラー(英国/11戦全勝10KO)対戦相手が元3階級制覇王者でWBC同級15位に付けるウンベルト・ソト(メキシコ)から、WBAカリブ海同級王者のウィンストン・カンポス(ニカラグア/38戦30勝18KO3敗5分)に変更することが明らかとなっています。

    WBA地域王座を持つ25歳のカンポスですが世界ランク入りは果たしておらず、比較的大きな戦歴は13年10月、元WBAライト級暫定王者のI.バルロソに4回KO負けといったところで、やはりネームバリューではガクンと下回る一戦と言えそうです。



    対戦相手変更の会見で27歳のサウスポー、WBC同級5位にランクされるテイラーは「(ウンベルト・ソトの出場不可を)聞いたときは確かにショックでしたがボクシングの世界では良く起こることです。ウンベルト・ソトの回復を願っていますが、今はウィンストン・カンポスとのWBCシルバー・タイトルマッチに100%集中しています。試合も近付いたこの時期に代役の対戦者を見つけてくれたチームに感謝したいと思います。来週のザ・SSEハイドロではこれまでのキャリアで最高のパフォーマンスを魅せたいと思います。」と述べています。


    一方、初めて大西洋を渡るカンポスは、「このチャンスを手にしたことを大変嬉しく思います、オファーを受けたときは別の試合に向けてトレーニングを積んでいるところでした。私はグラスゴーから世界にショックを起こすつもりです。テイラーの才能を疑うつもりはありませんが、私は違うステージに居ると考えていますし、私は(ニカラグアの)マナグアのストリートから来たのです。私のスタイルは彼に悪夢を見せるでしょう、3月3日は彼からWBCシルバー・ベルトを奪い取る確信を持っています。」と番狂わせを起こすと意気盛んなところを見せています。
  • 3月3日のニューヨーク、バークレイズ・センターはダブル世界戦

    3月3日のニューヨーク、バークレイズ・センターはダブル世界戦

    2018.02.26
    3月3日に米国、ニューヨーク州ブルックリンに在るバークレイズ・センターで行われることが発表されていたWBCミドル級暫定王座決定戦、ジャモール・チャーロ対ウーゴ・センテーノ Jr. (ともに米国)戦が4月21日に延期することが日本時間24日に発表されています。延期後の会場は未定ながら、年頭にSHOWTIMEとPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)が発表したウェルター級サバイバル戦、A.ブローナー対J.フィゲロア戦とのダブル挙行が濃厚となっています。


    中止ではなく7週間の延期に留まり関係者をホッとさせたセンテーノ Jr. ですが、「私は精神的に打ちのめされました、ジムで長期間調整に励み、夢に見た世界タイトルマッチが近づき夢を実現させる時が来たと思っていたところに大きなショックです。怪我はスパーリング中のことです、何とか痛みをこらえようとしましたが、日が進み診断を受けたところ試合延期が妥当と言えるものでした。」とガッカリしたと述べています。


    SHOWTIMEのスティーブン・エスピノサ社長は「センテーノ Jr. の怪我は残念な出来事ですが、2018年のボクシング放送スケジュールに則り、チャーロ対センテーノ Jr. 戦の再日程について柔軟な対応が出来たことは喜ばしいこと。」とまずは一安心ともしています。これにより3月3日はWBCヘビー級戦のD.ワイルダー対L.オルティス戦&A.ディレル対J.ウスカテギ再戦のダブル世界戦となることが明らかとなっています。
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2018.02.26
    <現地時間24日>
    昨年11月にT.ツォイゲにWBAスーパーミドル級王座を奪われている前王者のジョバンニ・デ・カロリス(イタリア)がオーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ州に遠征、WBAオセアニア・スーパーミドル級王者のビラル・アカウィ(豪州)に挑戦しましたが10回判定負けを喫しています(3対0)。やや攻撃偏重のスタイルと言える24歳のアカウィは17勝15KO1分、33歳のカロリスは再浮上に失敗し戦績を24勝12KO9敗1分としています。



    米国、ニュージャージー州ではWBOウェルター級13位に浮上してきたトーマス・ラマーナ(米国)が保持するWBC中米同級王座の防衛戦をガブリエル・ブラセロ(プエルトリコ)と行い(写真)、10回三者三様の引分けと辛くもベルトを死守しています。26歳のラマーナは25勝9KO2敗1分、元WBOインターコンチネンタル同級王者でもあるブラセロは24勝5KO3敗1分です。


    豪州のメルボルンでは珍しいOPBF東洋太平洋とWBAオセアニアのスーパーフライ級両王者による地域王座統一戦が行われ、WBAオセアニア王者のアンドリュー・マロニー(豪州)がOPBF王者のレネ・ダッケル(フィリピン)に12回判定勝利で統一に成功です(3対0)。WBA6位、IBF9位でもある27歳のアンドリューは16戦全勝10KOとし、IBF5位&WBC10位でもあるダッケルはベルトを失い世界ランカー対決に敗れ20勝6KO7敗1分としています。

    またこの日のメインはアンドリューとの双子ボクサー、WBAオセアニア・バンタム級王者のジェイソン・マロニー(豪州)がイヌマエル・ナイジャラ(ナミビア)と空位の英連邦同級王座と2本のベルトを懸け対戦、3回TKO勝利をおさめています。WBO6位、WBA9位、IBFでは12位に付けるジェイソンは16戦全勝13KO、来日経験も持つ33歳のナイジャラは23勝13KO5敗1分です。


    <現地時間23日>
    4月15日に村田諒太(帝拳)への挑戦が決まったことでE.ブランダムラが返上した空位の欧州ミドル級王座決定戦がイタリアのローマで行われ、世界ランカー対決となった一戦はWBA12位、IBFで13位のアレッサンドロ・ゴディ(イタリア)がWBC11位にランクされるカミル・シェルメタ(ポーランド)に2回KO負け、新王者となった28歳のシェルメタは17戦全勝3KO、予想では優勢が伝えられていた30歳のゴディは33勝16KO3敗1分としています。

    またIBFスーパーフェザー級7位にランクされるデビス・ボスキエロ(イタリア)はエドウィン・テレス(ニカラグア)に6回判定勝利をおさめています。36歳となったボスキエロは、M.バリオス戦との敗戦から6連勝とし、45勝21KO5敗1分としています。


    WBAライト級7位のエミリアノ・マルシリ(イタリア)はビクトル・ベタンコート(メキシコ)を7回負傷判定に退け、戦績を36勝14KO1分とし以前無敗をキープしています。


    <現地時間22日>
    WBC世界フェザー級1位のジョセフ・ディアス Jr. (米国)が米国、カリフォルニア州インディオにて世界前哨戦を行い、元WBCスーパーバンタム級王者のビクトル・テラサス(メキシコ)に3回TKO勝利をおさめています。保持するNABF北米王座とWBO北米王座の防衛を果たした25歳のディアス Jr. は26戦全勝14KO、35歳のテラサスは38勝1KO5敗2分としています。第一の標的とするWBCフェザー級王者、ゲーリー・ラッセル Jr. 戦へ向けて良い弾みとしたディアス Jr. は「ゲイリー・ラッセル、次はあなただ。私は自分の腰に世界チャンピオンベルトを巻く準備が整いました、ビクトル・テラサスは素晴らしいファイターでパワフルなベテランです、彼の持っている経験は大いにプラスになりました。」とコメント、WBCから対戦指示が出ている上、挑戦者にここまで言われたチャンピオンとしてはすぐにアクションを起こして欲しいところです。
  • 速報!『SUPERFLY 2』シーサケット 対 エストラーダ!

    速報!『SUPERFLY 2』シーサケット 対 エストラーダ!

    2018.02.25
    米国、カリフォルニア州イングルウッドに在るザ・フォーラムにて『SUPERFLY 2』がただいま終了、メインイベントのWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチではチャンピオンのシーサケット・ソー・ルンビサイ(タイ)が同級1位のファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)に12回判定勝利(2対0/114-114、115-113、117-111)、王座防衛としています。

    両者の前足が引っ掛かりお互いにバランスを崩す場面のある初回を終え、2ラウンドに入るとエストラーダの右が良いタイミングを見せるものの王者がプレッシャーを強めていきます。残り30秒ほどで退がりながらエストラーダのアッパーがアゴに入ったように映りシーサケットが膝を付きますが、ジャック・リース(米国)レフェリーはスリップと裁定、続行となりエストラーダが退がりながらも巧さを発揮して行きます。パワーで上回る王者が攻勢を掛け、出入りを見せながらコツコツと小さいパンチを返すエストラーダというなか4ラウンド終了間際には王者の右がヒットします。5ラウンドもお互いに足が掛かりスリップする場面を見せますが、王者がステップインするとエストラーダはサイドに動き左を引っ掛ける場面も多く、その後も両者頻繁にバランスを崩す場面が起こります。退がりながらコンパクトなパンチを入れるエストラーダ、コンビネーションを出しながら前進する王者による攻防はジャッジによって採点が割れそうにも映り終盤に入ります。シューズとマットの相性が悪いのか中盤以降、王者は自ら滑る場面も増えだし、スリップしたところへのパンチを考慮してか、疲労からかステップインが減っていき、その影響か8ラウンド辺りからエストラーダの有効打が目立って行くように映ります。右まぶたを腫らした王者に対しエストラーダは最終回勝負と見たか懸命に前進、手数を出して行き王者も対抗すると大歓声のなかゴングが鳴っています。31歳のシーサケットは45勝40KO4敗1分とし2度目の防衛に成功です。27歳のエストラーダは36勝25KO3敗としています。



    セミファイナルのWBCスーパーフライ級シルバー王座決定戦はWBC2位のカルロス・クアドラス(帝拳/メキシコ)が世界挑戦経験を持つマクウィリアムス・アローヨ(プエルトリコ)に10回判定負け、アローヨが新王者となっています(2対0/95-95、98-92、97-93)。

    パワーで劣るアローヨは開始と同時に積極的に手数を出し上下にコンビネーション、クアドラスがダッキングすると右を打ち下ろすなど初回のポイントを明確に押さえます。2ラウンドも破壊力には回転力とばかりにアローヨの手数が有効に映るなか残り35秒ほどでクアドラスの左右フックがアゴ先にヒットするとアローヨの膝が笑い歓声が起こります。徐々にペースを掴み始めたクアドラスは5ラウンドに左フックをヒットするものの終盤に右を返されこのラウンドを落としたように映ります。7ラウンドに右目尻をカット、少量の出血を見るアローヨも粘り、9ラウンドにはスイッチを見せ反撃を試みるなど元世界ランカーの意地を見せます。新しくタッグを組んだアベル・サンチェス・トレーナーから「このラウンドは大事だ!」と檄を飛ばされてコーナーを出たクアドラスでしたが最終回も明確にポイントを挙げることが出来ず、残り30秒では右を貰いフルラウンドを戦い終えています。32歳のアローヨは17勝14KO3敗とし、29歳のクアドラスは36勝27KO3敗1分です。



    IBF世界フライ級タイトルマッチは王者のドニー・ニエテス(フィリピン)が同級1位、ファン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)を7ラウンド53秒TKOに下しています。

    初回、両者ともジャブから時折コンビネーションを見せる割と静かな展開で幕を開けますが手数で上回ったニエテスがポイントを拾ったように映ります。レベコも2ラウンドに入り手数を増やしますがニエテスの良いボディも印象に残り、決定的な場面のない序盤を過ぎます。振り分けるならニエテスという非常に競ったラウンドを落としているように映るレベコは6ラウンドに左のダブルを貰い、終盤には右まぶたをカットしエドワード・エルナンデス Sr. (米国)レフェリーは有効打によると裁定、ゴング間際に右をカウンターで食うとよろめきながらコーナーに戻るなど苦しい展開で折り返します。よろめきながら戻るレベコを冷静に観察していたニエテスは7ラウンド開始と同時にラッシュを仕掛けると右ストレートでグラつかせ、ロープに押し込み連打を繰り出し最後は左フックをアゴに見舞うとレベコが倒れ込むダウンを喫します。立ち上がったレベコでしたがコーナーから棄権の意思表示があり終了となっています。35歳のニエテスは41勝23KO1敗4分とし初防衛に成功です。エータワン(タイ)を破り得た指名挑戦権でしたが完敗、34歳のレベコは39勝19KO4敗としています。



    アンダーカード、WBA世界フライ級王座決定戦は同級1位のアルチュム・ダラキアン(ウクライナ)と同級2位のブライアン・ビロリア(米国/帝拳)で争い、12回判定でダラキアンが勝利をおさめています(3対0/118-109×3)。30歳のダラキアンは16戦全勝11KOとし、37歳のビロリアは38勝23KO6敗1無判定1ノーコンテストとしています。
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