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  • モレノとセハ、フアレスとエストラーダ、指名挑戦権を獲得するのは誰か

    モレノとセハ、フアレスとエストラーダ、指名挑戦権を獲得するのは誰か

    2017.05.02
    5月27日にパナマで開催されるダブルWBC挑戦者決定戦はどちらもパナマ対メキシコの構図となっていますが、勝利を掴み世界挑戦にこぎ着けるのは果たしてどちらになるのでしょうか?WBCスーパーバンタム級王者のR.バルガス挑戦を目指すのは、同級3位のアンセルモ・モレノ(パナマ)と5位のフリオ・セハ(メキシコ)です。昨年9月の山中慎介戦以来となる復帰戦でもあるモレノは「私にとって118ポンド(バンタム級)を作ることは非常に困難でした、力も入らず減量することだけで疲れていたのです。122ポンド(スーパーバンタム級)に上がった今、とても元気に感じてます。トレーニングも順調、自信もあります。セハは簡単な相手ではないでしょう、とてもハードな試合になると思っていますが、我々のボクシング、そして経験が5月27日に明らかになるでしょう。」とコメントを残しています。


    そして現在46連勝中のワンヘンが持つWBCミニマム級王座挑戦権獲得を目指す1位のサウル・フアレス(メキシコ)は、「非常にハードなトレーニングをこなしていますがウェイトは問題ありません、現在3キロオーバーといったところですがこれまでも体重調整に失敗したことはありませんでした。前の試合が終わってからもずっとトレーニングは続けてきましたからね。リロイ・エストラーダの試合映像を何試合か見ましたがとてもスピードのあるボクサーだと感じました、しかし私は彼を掴まえられる自信があります。試合地が彼のホームということは十分に分かっています、しかしそれは大した問題にはなりません。次に戦う世界タイトルマッチのためにも必ず勝ちます。」と述べています。2位のエストラーダを敵地で打ち破ることは出来るでしょうか?
  • 元2階級制覇王者のシリモンコンが2戦続けてシンガポールに登場

    元2階級制覇王者のシリモンコンが2戦続けてシンガポールに登場

    2017.05.02
    日本のリングにも3度上がった経歴を持つ元2階級制覇王者のシリモンコン・シンワンチャー(タイ/94戦91勝57KO3敗)が5月27日にシンガポールのセントーサ島に在るリゾート・ワールド・セントーサにてラリー・シウ(インドネシア/32戦24勝20KO8敗)とUBOインターコンチネンタル・スーパーウェルター級王座決定戦を行うことが明らかとなっています。2月にもシンガポールのリングに上がっているシリモンコンですが、WBCアジア・ミドル級王者のA.アブドゥゴフロフ(ウズベキスタン)に12回判定負け、03年8月のJ.チャベス戦以来となる連勝を48でストップされていました。6月には40歳を迎える元世界王者が、4月に後楽園ホールで実力を披露しているシウを相手に復帰を目指します。


    ちなみにこのUBO(Universal Boxing Organization)という団体は2004年に設立されたいわばマイナー団体の一つで、この日のメインではUBOスーパーフェザー級王座決定戦として、モハマド・リドゥワン(シンガポール)がファディリ・マジハ(タンザニア)と対戦し、シンガポール人ボクサーとして初の " 世界王者 " を目指すというものです。7戦全勝6KOのレコードを誇る29歳のリドゥワンはOPBF東洋太平洋で同級14位でもありますが、「この試合は私にとって大事な試合ですが、ベルトは単なるボーナスに過ぎません。ファディリという難敵を相手にチャレンジ・マッチに臨むという意欲に満ち溢れており、現在の私のポジションを図るテストマッチと言えるでしょう。そしてシンガポールのプロボクシング史にとっても間違い無く大事な試合になるでしょう。」としっかりプレッシャーを認識しています。こうしたUBO王座戦が4試合セットされている長丁場のシンガポールですが、大ベテランのシリモンコンがUBO下部団体戦でシウを相手に存在感をアピール出来るでしょうか?
  • IBF王者のジェルウィン・アンカハスに指名防衛戦の指示

    IBF王者のジェルウィン・アンカハスに指名防衛戦の指示

    2017.05.01
    25歳の若きサウスポー、IBF世界スーパーフライ級チャンピオンのジェルウィン・アンカハス(写真/フィリピン)に対し、IBFが現在最上位の同級3位に付ける帝里木下(千里馬神戸)選手との指名防衛戦の指示を出したことが報じられています。昨年9月にM.アローヨ(プエルトリコ)に完勝をおさめ新王者となったアンカハスは1月に中国のマカオで初防衛を果たしており、戦績は28戦26勝17KO1敗1分としています。


    そして前王者でもあるアローヨと1度は挑戦者決定戦が決まりかけ、中止となった帝里選手は27戦25勝8KO1敗1分とし、14年7月のZ.テテ戦から6連勝と調子を上げてきています。テテと同じサウスポーのアンカハスが相手となる2度目の世界挑戦目前と言えますが、同じ轍は踏みたくないところでしょう。2度目の防衛を目論むアンカハス陣営はフィリピンの英雄、マニー・パッキャオが7月にオーストラリアで行うとしているJ.ホーンとのWBOウェルター級戦アンダーカードでの挙行を目指しているとする噂も出ていますが開催地はフィリピンか日本か、はたまた第3国か、今後の交渉に注目です。
  • 週末海外注目試合結果

    週末海外注目試合結果

    2017.05.01
    <現地時間29日>
    1週間後にラスベガスで行われるビッグファイトの前夜祭とも言えるラモン・アルバレス対オマール・チャベス(ともにメキシコ)による兄弟同士の再戦がメキシコのチワワ州にて行われ、約2年7ヶ月前に10回判定負けを喫しているチャベスが2回TKOで雪辱を果たしています。初回こそ手数と攻勢でラモンがポイントを挙げますが、2回に左フック、右ストレートをクリーンヒットさせると最後はロープ際でガードもままならないほど効かせたところをレフェリーストップとしています。27歳のオマールは36勝24KO3敗1分とし、WBCスーパーウェルター級14位のラモンはサウルがセコンドに就いてのサポートも実らず24勝16KO6敗2分1ノーコンテストとしています。リングサイドで悔しい想いをしたサウルは1週間後に敵討ちとなるでしょうか?


    IBFスーパーフェザー級6位にランクされるテビン・ファーマー(米国)が来日経験もあるアルツロ・レイジェス(メキシコ)と米国のペンシルバニア州で対戦し10回判定勝利をおさめています(3対0)。WBOでも同級10位にランクされる26歳のファーマーは25勝5KO4敗1分、31歳のレイジェスは19勝5KO8敗としています。


    <現地時間28日>
    元IBFフライ級王者でIBO同級王者のモルティ・ムタラネ(南アフリカ)が同王座の防衛戦を南アフリカのガウテンで行い、WBCで同級32位、フィリピンでは同級1位にランクされるジェネシス・リブランサを4回KOに下しています。34歳のムタラネは33勝22KO2敗、23歳のリブランサは11勝8KO1敗としています。


    昨年12月のS.ピーター戦から2戦続けて母国ブルガリアのソフィアに在るアルミーク・アリーナのリングに上がったWBAインターコンチネンタル・ヘビー級王者のクブラト・プーレフ(ブルガリア)が世界挑戦経験を持つベテランのケビン・ジョンソン(米国)を迎えた防衛戦は12回判定でプーレフの防衛となっています(写真/3対0)。主要4団体すべてに世界ランクを持ち、IBF指名挑戦権も持つ35歳のプ-レフは25勝13KO1敗とし、37歳のジョンソンは30勝14KO8敗1分、KO負けこそ1試合のみとなっていますが、ここ10戦を3勝7敗としています。

    またクブラトの弟でロンドン五輪ヘビー級銅メダリストのテルベル・プーレフもアンダーカードに出場し、ヤクブ・ヴィチック(ポーランド)に3回TKO勝利をおさめています。34歳のテルベルは3戦全勝全KOとしています。


    <現地時間25日>
    A.ジョシュアに2回KOでIBF王座を奪われたチャールズ・マーティンが約1年振りの復帰戦を米国、ミシシッピー州で行い、バイロン・ポーリー(ともに米国)を2回TKOに下しています。ブランクの影響でWBC12位までランキングを落としてしまいましたが、31歳になったばかりだけに再浮上も十分に可能性はあると言えるでしょう。戦績は24勝22KO1敗1分です。
  • 速報!カルロス・サンブラーノ 対 クラウディオ・マレロ!

    速報!カルロス・サンブラーノ 対 クラウディオ・マレロ!

    2017.04.30
    試合1週間前にメイン格のB.シュメノフが負傷、興行から外れるというハプニングに見舞われたイベントですが、米国のネバダ州ラスベガスのパームス・カジノ&リゾートからサムズ・タウン・ホテルに変更され開催、ただいまWBA暫定世界フェザー級タイトルマッチが終了し、王者のカルロス・サンブラーノ(ペルー)が同級3位のクラウディオ・マレロ(ドミニカ共和国)に1ラウンド1分30秒KO負け、王座交代となっています。

    IBOの同級王座決定戦ともアナウンスされた一戦は両者キビキビした動きで幕を開けますが、1分過ぎにサウスポーのマレロがワンツーを打ち込むとサンブラーノがダウンします。手応えがあったのかカウント途中でコーナーに上がり腕組みをするマレロをよそに、足が言うことを効かないのか、ビック・ドラクリッチ(米国)レフェリーが10カウントを数えたところでマットを叩くのが精一杯か、サンブラーノはメイウェザー・プロモーション契約下となる初戦を呆気なく落としています。再三に渡る延期に鬱憤を結果で示した格好の28歳、マレロはWBA暫定とIBOのベルトを両手に掲げ22勝16KO1敗とし、15年8月にJ.サンマルティンを下し初防衛を果たしてから約1年8ヶ月振りに試合をこなした32歳のサンブラーノは26勝11KO1敗としています。


    セミファイナルのミドル級10回戦は、WBCスーパーウェルター級33位に上がってきたナザニエル・ガリモア(ジャマイカ)がジェイソン・ロサリオ(ドミニカ共和国)を6ラウンド2分50秒TKOに下しています。

    初回1分が過ぎたところでロサリオの左フックが浅く入るとスタートから口を開け気味のガリモアがマウスピースを落とします。さしたるダメージも見せず再開しますが2分過ぎに右フックをカウンターでモロに食うとガリモアが一瞬膝を落とします。追撃かと思われたロサリオでしたが明らかなローブローを2発続けるとジェイ・ネイディ(米国)レフェリーから激しい口調で注意を受け、自らの手でチャンスの芽を摘んでしまいます。2ラウンド以降は持ち直したガリモアがワイルドな左右フックを中心にポイントを挙げたように映りますが、やや振りが大きくロサリオのリターンを浅く貰う場面も作ります。中盤にサウスポーにスイッチも見せるガリモアが6ラウンド50秒過ぎに左フックをテンプルに打ち込むと、ロサリオは一瞬間を置きバタンと崩れ落ちるダウンを喫します。再開しますが足下のおぼつかないロサリオは半分過ぎに再び右アッパー、右フックを好打されダウン、すぐに立ち上がりジャンプを披露しダメージは無いとアピールしますが、戦意はあるものの足が言うことを効かず、再開後に右フックで両膝を付くとレフェリーはカウントを数えず終了としています。28歳のガリモアは18勝15KO1敗1分とし、苦いアメリカ・デビュー戦となった22歳のロサリオは12勝9KO1敗としています。


    アンダーカードのウェルター級8回戦ではファン・ヘラルデス(米国)がアルフォンソ・オルベラ(メキシコ)に8回判定勝利です(3対0/79-72、78-73×2)。

    F.メイウェザーがM.マイダナとの初戦に向けてスパーリング・パートナーとして招聘、センスを買いメイウェザー・プロモーションとして契約を結んだとされるヘラルデスは初回1分過ぎに右、左とフックを続け尻餅を付かせるダウンを早々と奪いますが、その後は同プロモーションの系譜とも言える、被弾を押さえながら詰めに行かずポイントを集めるというラウンドが続き、終盤の7回には反撃を見せるオルベラの粘りを何とかかわしてポイントアウトしています。26歳のヘラルデスは12戦全勝8KO、27歳のオルベラは8勝3KO4敗1分としています。
  • 速報!アンソニー・ジョシュア 対 ウラディミール・クリチコ!

    速報!アンソニー・ジョシュア 対 ウラディミール・クリチコ!

    2017.04.30
    英国、ロンドンのウェンブリーに在るウェンブリー・アリーナにてIBFヘビー級&WBAヘビー級スーパー王座決定戦の一戦がただいま終了、IBF世界ヘビー級チャンピオンのアンソニー・ジョシュア(英国)が元3団体統一ヘビー級王者のウラディミール・クリチコ(ウクライナ)に11ラウンド2分25秒TKO勝利をおさめています。

    両者ともジャブから試合を組み立てる慎重な戦い振りを見せた初回を終え、2ラウンド序盤に右ストレートを浅くヒットしたクリチコのプレッシャーを感じているのか、ジョシュアの手数がやや少ないように映ります。4ラウンド早々にも右ストレートを軽く入れたクリチコに対し、5ラウンド始めにジョシュアが攻勢を掛けると左フックからの連打でクリチコがクリンチに逃げようと膝から崩れ落ちるダウンを喫します。ここで追撃を見せたいジョシュアでしたがテンポを上げた代償かガクンとペースダウンし、クリチコのパンチをコツコツと浴び反撃を受けると足下をフラつかせる場面も見せ始めます。何とかゴングに救われたジョシュアでしたが6ラウンド1分過ぎにクリチコが飛び込むような右ストレートをクリーンヒットさせるとジョシュアはフラつきながら膝を付くダウンを喫します。立ち上がり再開に応じたジョシュアも追撃しながらも左まぶたから微量の出血を見せるクリチコもお互いにスタミナの底が見え始めるものの、積み上げてきたキャリアの差か、すっかり手の出なくなったジョシュアに対し、ジャブを突きながらクリチコがポイントを拾っていくラウンドが続きます。

    ジョシュアも9ラウンドに入ると持ち直しを見せジャブ主体の攻勢を見せ挽回、クリチコが被弾を防ぐためにクリンチワークを多用する場面が増えていきます。迎えた11ラウンド、ジョシュアが最後の力を振り絞るかのようにまず左フックをヒット、連打を集めコンパクトな右アッパーでアゴを跳ね上げると最後は右フックでなぎ倒すようにこの試合2度目のダウンを奪います。立ち上がったクリチコですがジョシュアが追撃しロープに詰めると左フックを好打、クリチコは大木が倒れるようにダウンしますが、ここもクリチコは立ち上がり再開したものの最後は青コーナーに詰められ連打を浴び、防戦一方となったところでデビッド・フィールズ(米国)レフェリーがストップとしています。激闘を制し、IBF王座3度目の防衛に加え、WBAスーパー王座獲得も果たした27歳のジョシュアは19戦全勝全KOとしています。15年11月のT.フューリー戦以来、約17ヶ月振りのリングとなった41歳のウラディミールは64勝53KO5敗としています。なおWBAは勝者に1位、L.オルティス(キューバ)との初防衛戦を指示しており、IBFは前日に前哨戦で勝利をおさめたK.プーレフ(ブルガリア)を指名防衛戦と指示しています。プーレフ陣営のザウアーランド・プロモーションとは良好な関係を築いているマッチルーム・スポーツですが、リマッチを望む姿勢を見せたクリチコ、そしてルイスとプーレフ、新王者のジョシュアが誰と戦うのか今後の動向に注目です。


    IBFフェザー級4位、ビオレル・シミオン(ルーマニア)対IBF同級5位のスコット・キッグ(英国)によるIBF同級2位決定戦は12回判定でキッグが勝利をおさめています(3対0/115-113、117-111×2)。

    王者にL.セルビー(英国)、1位にJ.バルロス(アルゼンチン)が就き、空いている2位を争うべくF.ローチ・トレーナーとともにリングに上がったキッグですが、初回はシミオンの左ダブルを貰います。身体のサイズと1発のパワーで勝るキッグは身体で押し込んでいくものの2ラウンドも回転で勝るシミオンの左を食いアゴを跳ね上げられ、3ラウンドもシミオンの細かい上下を浴び、2分過ぎにキッグの右ストレートが入り観客が沸いたのもつかの間、すぐにシミオンの右フックを食うなど先制を許します。両者ともボディへの攻めを混ぜながら徐々に消耗戦の様相になり、鼻血を出し始めたシミオンに対し5ラウンドにはキッグの右がカウンターとなって入る良いラウンドを作りますが、7ラウンドは右ストレートなどをヒットしたシミオンがポイントを挙げたように映ります。終盤に入っても両者懸命にパンチを出し続け、時折シミオンも前に出て連打を浴びせるなど一進一退の攻防を見せ、迎えた最終回も両者手を出し合い見応え有るフルラウンドを終えています。28歳のキッグは33勝24KO1敗2分としましたが新タッグの成果はもう少し見守る必要がありそうです。一方、35歳のシミオンは21勝9KO2敗とし、唯一の黒星となっていたL.セルビーへの雪辱は少しお預けとなりそうですが、6ポイント差は少々可哀想なハートの強さを披露しています。


    現王者、ホルヘ・リナレス(帝拳/ベネズエラ)が保持するWBAライト級王座の挑戦者決定戦としてアナウンスされていた一戦は前日の計量で元WBA同級暫定王者で1位のダルレイ・ペレス(ベネズエラ)が1.3ポンド(約590グラム)を落とせず失格。同級8位のルーク・キャンベル(英国)が勝利した場合のみ挑戦権獲得という変則の挑戦者決定戦は9ラウンド1分28秒TKOでキャンベルが勝利をおさめています。

    薄暮のなかでスタートした一戦は王者ホルヘも見守るなかサウスポーのキャンベルが軽いジャブを出し、パワーで勝るペレスがじわじわと前進する展開で幕を開けます。キャンベルの手数よりペレスのボディへのパンチが効果的に映り、4ラウンド中盤にはキャンベルの左フックがペレスのテンプルに入ると一瞬身体を泳がせたペレスですがすぐに立て直し、右ボディフックを打ち込みます。現地解説者のC.フロッチは6ラウンド終了時の採点を57-57とイーブンに付けて折り返すと、7ラウンドはキャンベルのジャブがペレスにヒット、8ラウンドにも左フックでペレスがバランスを崩すなど良い山場を作ります。迎えた9ラウンド開始20秒ほどでペレスが左肘を痛めたような素振りを見せ急に後ろを向き、スティーブ・グレイ(英国)レフェリーが問いただすと再開となりますが、半分が過ぎようかというところで再びペレスが左肘を押さえ、戦う姿勢を止め試合続行不可による棄権と判断したレフェリーはTKOを宣告しています。WBCシルバー王者でもある29歳のキャンベルはやや消化不良の終わり方ながら挑戦権を獲得、17勝14KO1敗とし挑戦権を獲得し勝利者インタビューではホルヘと握手し笑顔を見せています。一方、英国での戦歴を3戦2敗1分とした33歳のペレスは33勝21KO3敗2分としています。


    また、リオ五輪ライト級ベスト16のジョー・コルディナ(英国)のプロ2戦目は、セルゲイ・ビブ(ロシア)とのスーパーフェザー級4回戦。1週間前の22日にリバプールで行われた、A.クルツィゼ対T.ラングフォード戦のアンダーカードで4回TKO勝利をおさめデビュー戦を飾っているコルディナは1ラウンド1分59秒KO勝利です。

    サイドステップを多用するビブに対し、プレッシャーを掛けるコルディナは2分過ぎに左フックを右テンプルにかすらせるようにヒットするとビブは赤コーナー前でひざまづきます。立ち上がり再開しますが再び追い込まれたビブは右ストレートでガードの真ん中を破られ、左フックで2度目のダウン、ここも立ち上がったビブでしたがレフェリーは10カウントをコールしています。25歳のコルディナは2勝2KO、23歳のビブは7勝4KO8敗です。
  • 速報!ドニー・ニエテス 対 エータワン・モー・クッテントンブリー!

    速報!ドニー・ニエテス 対 エータワン・モー・クッテントンブリー!

    2017.04.30
    フィリピン、セブ島に在るウォーターフロント・ホテルにてJ.カシメロの返上したIBF世界フライ級王座を懸けて決定戦が行われ、IBF3位のドニー・ニエテス(フィリピン)が同級4位のエータワン・モー・クッテントンブリー(タイ)に12回判定勝利、地元で新王者となっています(3対0/115-113、117-111×2)。フィリピン人ボクサーとして3人目となる3階級制覇を達成したニエテスは40勝22KO1敗4分とし、来月には35歳を迎えます。一方、フィリピンでの戦績がこれで3戦全敗の27歳、エータワンは22勝15KO4敗としています。規定通りの初防衛戦となれば現在の最上位は元2階級制覇のJ.C.レベコ(アルゼンチン)となりますが果たしてどうなるのでしょうか?


    アンダーカードではWBOフェザー級4位、WBCで15位にランクされるマーク・マグサヨ(フィリピン)がイサ・ナンペペチェ(タンザニア)と対戦し、初回2分5秒TKO勝利です。幸先良く左フックをアゴに見舞い1度目のダウン、再開後も左フックを中心としてコンビネーションで2度目のダウンを奪ったところでレフェリーはカウントを取らず終了。21歳のマグサヨはこれで16戦全勝12KOです。敗れた22歳のナンペペチェは24勝11KO8敗4分としています。


    またOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級4位のジェオ・サンティシマ(フィリピン)はマスター・スロ(インドネシア)に10ラウンド判定勝利です(3対0/100-89×3)。6ラウンドに右ストレートからの連打でダウンを奪った20歳のサンティシマでしたがKOは出来ず13勝11KO2敗としています。敗れた37歳のスロは11勝2KO9敗1分です。
  • ジョシュアとクリチコは約4キロ差、IBFフライ級戦はニエテス、エータワンともにリミット

    ジョシュアとクリチコは約4キロ差、IBFフライ級戦はニエテス、エータワンともにリミット

    2017.04.29
    日本時間30日早朝に英国のロンドンでゴングが鳴るヘビー級注目の一戦、IBF世界ヘビー級チャンピオンのアンソニー・ジョシュア(英国/18戦全勝全KO)対元3団体統一ヘビー級王者のウラディミール・クリチコ(ウクライナ/68戦64勝53KO4敗)戦の前日計量が先ほど終了し、27歳のジョシュアが250.1ポンド(約113.4Kg)、41歳のウラディミールは240.4ポンド(約109.0Kg)としています。ジョシュアがIBF3度目の防衛を果たし、WBAスーパー王座も獲得するのではないか、というのが大方の見方となっていますが果たして新旧交代となるのでしょうか。


    またフィリピンのセブではJ.カシメロの返上した王座を懸けて行われる決定戦、IBFフライ級3位のドニー・ニエテス(フィリピン/44戦39勝22KO1敗4分)対同級4位、エータワン・モー・クッテントンブリー(タイ/25戦22勝15KO3敗)の前日計量が先ほど行われ、両者とも112ポンド(約50.8Kg)でクリアしたもののニエテスは1回目の計測で112.4ポンドと約180グラムオーバー、再計量では下着を脱いでリミットちょうどでクリアしたことが報じられています。

    再計量をクリアしたニエテスは動揺も見せず、「(体重計に乗り)エータワンと向かい合ったけれど、彼は面と向かい合うことを避けているようだったよ。」とアウェーのエータワンを呑んだかのような強気の姿勢を見せ、マイケル・アルデゲール・プロモ-ターは、「ニエテスが1回目で計量をクリアしなかったことは今回が初めてですが大した問題ではないでしょう。これまで(会場の)ウォーターフロント・ホテルで開催された興行で(08年2月に開催した)ビック・ダルチニャン対ジー・ゴーレス戦が最大級のイベントでしたが、今回は当時を上回るスケールのイベントになりそうです。」と興行の成功を願います。

    アンダーカードに出場するWBOフェザー級4位、WBCでも15位のマーク・マグサヨ(フィリピン/15戦全勝11KO)は126.2ポンド(約57.2Kg)。対するイサ・ナンペペチェ(タンザニア/35戦24勝11KO7敗4分)は124.6ポンド(約56.5Kg)でそれぞれクリア。またOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級4位のジェオ・サンティシマ(フィリピン/14戦12勝11KO2敗)対マスター・スロ(インドネシア/20戦11勝2KO8敗1分)戦はサンティシマが122.8ポンド(約55.6Kg)、スロが122ポンド(約55.3Kg)となっています。
  • G.ゴロフキンのEXPO2017とのタイアップ凱旋試合は白紙

    G.ゴロフキンのEXPO2017とのタイアップ凱旋試合は白紙

    2017.04.29
    6月10日から9月10日にかけてカザフスタン共和国の首都アスタナにて開かれる国際博覧会、EXPO2017の開催と掛けて行われるのではないかと噂されていた、ジェナディ・ゴロフキン(写真/カザフスタン)対ビリー・ジョー・ソーンダース(英国)によるミドル級統一戦ですが、このほどゴロフキン陣営のK2プロモーション、トム・ロフラー氏が「ジェナディが6月に戦うことは有りません。」と完全否定したことが報じられています。


    プロ・デビューをドイツで果たしているゴロフキンですが、10年12月にはWBA王座初防衛戦としてN.J.タピア(コロンビア)戦を行っており、37戦のキャリアのうち凱旋試合はこの1試合のみとなっています。同氏は、「確かにカザフスタン側のスポンサーからオファーも受けているし、ジェナディ自身も母国で戦いたいという強い意志を持っています。そしてビリー・ジョー・ソーンダースとの統一戦も大いに乗り気ですが、(3月にジェイコブスと12ラウンドを戦って)6月にカザフスタンで試合というのは少し性急過ぎました。(ソーンダース陣営の)フランク・ウォーレン・プロモーターは6月にカザフスタンでジェナディと統一戦というプランにとても興味を示していましたがね。」とし、現時点での次戦の予定は、「9月です、5月6日に行われるカネロ対チャベス Jr. 戦の勝者と9月に戦いたいというのが我々の目標です、チャベス Jr. が勝利すればもちろんこちらも望むところです。そしてカネロが勝てば現在もゴールデンボーイ・プロモーションとは対戦について交渉途中でもあります、彼らも前向きに検討するでしょう。」と明らかにしています。


    WBOは新暫定王者としてA.クルツィゼが就き、クルツィゼがラングフォード戦後に行った試合後の会見にはソーンダースも現れ、お約束とも言える荒れたものとなっていました。F.ウォーレン・プロモーターも未だ会見は行っていないもののソーンダース対クルツィゼ戦を7月8日に開催したいとも述べています。多くのファンが待ち焦がれたゴロフキン対アルバレス戦は行われるのか、5月6日の勝敗とともに今後の動向から目の離せない現状です。
  • IBF世界バンタム級王者のリー・ハスキンスが3度目の防衛戦

    IBF世界バンタム級王者のリー・ハスキンスが3度目の防衛戦

    2017.04.28
    37戦34勝14KO3敗、33歳のIBF世界バンタム級チャンピオン、リー・ハスキンスが同王座3度目の防衛戦として6月10日に英国北アイルランドのベルファストに在るオデッセイ・アリーナにて、同級14位のライアン・バーネットとの英国人対決に臨みます。


    16年の大晦日に日本で大森将平(ウォズ)選手との防衛戦が発表されながらキャンセルしている王者ハスキンスにとって約9ヶ月振りのリングとなります。その王者に挑むベルファスト出身のバーネットは試合時に25歳というイキの良さと16戦全勝9KOという勢いに加え、基本的にはオーソドックスながらサウスポーにもスイッチする器用さも注目のホープです。L字ガードから隙を伺い、素早い動きでコンビネーションを打ち込むやや王者に似たスタイルと言えるでしょうか。

    「私はいつもベルファストで主役を演じることを夢に見てきました、まして今回の舞台は世界タイトルマッチですからね、本当に興奮しています。ホームアドバンテージは凄まじいものになるでしょう、(16年10月にリバプール出身の)ライアン・ファラグとリバプールで対戦したときはその逆でした、あれは大きな経験になりましたからね。(ベルファストで)カール・フランプトンがスコット・キッグを打ち破った時もアンダーカードに出場しましたが、あの雰囲気を少しですが味わうことが出来ました、誰もがおかしくなったように騒いでいましたからね。まさにホーム・ショーのように感じましたよ!」と熱狂的な声援を背に受け王座交代を狙う挑戦者です。噛み合わないフルラウンドになる予想もある世界戦ですが、新旧交代も十分可能性のある一戦は経験と若さのどちらが勝るのでしょうか?
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