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    WBCがミドル級指名挑戦者決定戦を指示

    2017.03.27
    現在、G.ゴロフキンが6度の防衛に成功しているWBC世界ミドル級王座について、WBCが指名挑戦者決定戦を指示したことがESPNなど複数のメディアが報じています。対戦を指示されたのは1位のセバスチャン・ヘイランド(アルゼンチン)と2位のジャモール・チャーロ(写真/米国)で、15年12月から1位に名前を置くヘイランドと2階級制覇を目指し、2月にIBFスーパーウェルター級王者を返上したチャーロによる対戦は実現すれば楽しみな好カードと言えるでしょう。


    挑戦者決定戦を勝ち抜かなければ例え1位でも指名挑戦権は得られないとするWBCルールのもと、王座返上による決定戦出場を目論んでいたのか1年以上トップコンテンダーをキープしていたヘイランドは34戦28勝15KO4敗2分の30歳。WBCラテン王座やWBCインターナショナル王座を獲得しながら徐々にランキングを上げてきたものですが、10年7月には当時のWBCミドル級暫定王者でもあるS.ズビック(ドイツ)に挑戦し12回判定負けを喫しています。


    そして25戦全勝19KOとスーパーウェルター級でも破格の強打を披露し、183cmとも言われる上背はフレーム面でもミドル級に順応出来るのではないかとする26歳のチャーロですが、交渉次第では調整試合を挟まずにミドル級トップと戦うリスクも対戦を楽しみにさせる要因でしょうか。ヘイランドがランキング通りの力を証明するのか、チャーロが全勝で王者ゴロフキン戦への優先権を勝ち取るのでしょうか。対戦決定となればボクシングファン注目の一戦になることは間違い無いところでしょう。
  • 週末海外注目試合結果

    週末海外注目試合結果

    2017.03.27
    <現地時間25日>
    イタリアのラツィオにて昨年5月に世界王座をR.バーンズに奪われている前WBAスーパーライト級王者のミケーレ・ディ・ロッコ(イタリア)が復帰戦。ミケイル・アバキャン(ロシア)に4回反則勝ちをおさめ、戦績を41勝18KO2敗1分としています。一気に世界ランクも失ったディ・ロッコですが今後はマネジャーも変えウェルター級に上げて心機一転、年内の世界戦を目指すとしています。


    元2階級制覇王者、O.ナルバエスとのIBFバンタム級挑戦者決定戦がすったもんだの末、直前で中止となったIBFバンタム級4位のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)がプエルトリコのファハルドでロビンソン・ラビナンサ(チリ)と対戦、初回KO勝利をおさめています。「(挑戦者決定戦の交渉などで)去年の6月以来の試合となったけれど凄く良い出来だったよ、スピードもパワーもそしてパンチ、フットワークとも良い感じだったさ。ナルバエスはきっとプエルトリコに来ることはないだろうけどIBFの指名挑戦権は私が貰い受けるさ。」と標的は依然としてIBFバンタム級であることを示した24歳のロドリゲスは16戦全勝11KOとしています。敗れた28歳のラビナンサは11勝4KO4敗1分としてます。


    シンガポールでは週末一番の番狂わせ。WBCウェルター級6位に付け、同級シルバー王座を持つチャールズ・マニューチ(ジンバブエ)がクァドラティロ・アブドゥカハロフ(ウズベキスタン)に初回TKO負けです(写真)。開始からお互いにパンチを狙い撃ちする展開のなか自信満々なマニューチは上半身を柔らかく使いながら時折ノーガードで腰を振るなど相手を呑んでいるかのような攻めを見せます。やや小柄なアブドゥカハロフもパンチを返していきラウンド終盤に左フックのダブルをクリーンヒットするとマニューチはロープに倒れこみます。続行不可能を思わせるダメージですがレフェリーが再開させると連打を畳みかけストップ勝ちをおさめています。WBAとIBFでも好位置に付けていた27歳のマニューチは会見から自信満々なコメントを残しており少々慢心も有ったでしょうか、戦績を20勝12KO3敗1分としています。一方、世界ランク入りも濃厚の23歳、アブドゥカハロフは11戦全勝8KOとしています。アマチュア戦績は170勝10敗とも報じられていますが主要国際大会には出場していません。

    また、WBAライト級2位のダウド・ヨルダン(インドネシア)が来日経験を持つカンピー・ファヨム(タイ)を2回TKOに下しています。WBOでも11位に付ける29歳のヨルダンは9ヶ月振りの試合で快勝をおさめ、37勝25KO3敗1無判定としています。


    メキシコのチアパス州では元世界王者の息子、ホルヘ・パエス Jr. がダニエル・サンドバル(ともにメキシコ)に4回TKO勝利。ここ5戦を1勝4敗としていた29歳のパエス Jr. ですが15年8月以来の白星を挙げレコードを40勝24KO9敗2分1ノーコンテストとしています。

    アンダーカードではWBAスーパーバンタム級4位のエマヌエル・ナバレッテがサルバドール・エルナンデス(ともにメキシコ)に初回TKO勝利をおさめ、19勝16KO1敗としています。


    <現地時間24日>
    15年9月に来日するなど2度の世界挑戦経験を持つロベルト・ドミンゴ・ソーサがアルゼンチンのサンファンにて空位のWBCラテン・バンタム級暫定王座決定戦に出場、ディエゴ・ピカルド・リリアーノ(ともにアルゼンチン)を10回判定に下しています。WBCではスーパーフライ級31位にランクされる32歳のソーサは28勝15KO3敗1分としています。
  • 速報!ホルヘ・リナレスがダウンを奪い、前WBA王者のクロラを返り討ち!

    速報!ホルヘ・リナレスがダウンを奪い、前WBA王者のクロラを返り討ち!

    2017.03.26
    英国、ランカシャー州マンチェスターに在るマンチェスター・アリーナにて、世界ライト級統一戦がただ今終了しました。WBA王座、WBCダイヤモンド・ベルト、そしてRING MAGAZINEベルトを持つホルヘ・リナレス(帝拳/ベネズエラ)が前WBA王者でWBA4位のアンソニー・クロラ(英国)に12回判定勝ち、初戦に続き敵地で返り討ちを果たしています(3対0/118-109×3)。

    両者しっかりと上下に打ち分けを見せた初回に続き、2ラウンドもペースの取り合いとなりますがクロラはディフェンスの多くをガードに費やすため手数でホルヘがリード、大方の予想通り初戦と同じような展開を見せ中盤に入ります。相変わらずクロラが攻勢を強めただけで歓声も一気に湧き上がりますが、クロラがインサイドに入ってくるところに良いタイミングでボディブローを放つホルヘは6ラウンドに右ショートをカウンターでヒットするとクロラは左眉から出血をはじめます。現地テレビ解説を務めるカール・フロッチが、59-55とホルヘのリードを付ける展開で折り返すと、7ラウンド1分過ぎにこすり上げるような左アッパーをクリーンヒット、バランスを崩したクロラは足元から崩れるダウンを喫します。再開後、ホルヘの追撃を固いガードで防いだクロラは8ラウンドに入ると攻勢を強め左ボディを放ち反撃ムードを造ろうとします。9ラウンドも攻めの姿勢を見せ前進するクロラですが半分が過ぎたところで右をカウンターでテンプルに食うと後ずさり、ペースを変え切ることが出来ません。大歓声を背にその後も前進するクロラをホルヘがスピードに勝るパンチとフットワークでアウトボクシング、リードを広げていくように映り、11ラウンド終盤にもホルヘの右アッパーでクロラのアゴが跳ね上がります。最終回1分過ぎにホルヘの左アッパーがローブローとなるとハワード・フォスター(英国)レフェリーは数秒間の休憩を取りますが、試合は初戦に続きフルラウンドとなっています。ダイレクトリマッチを制したホルヘは42勝27KO3敗としWBA王座初防衛に成功、英国で3戦全勝としています。連敗のクロラは31勝13KO6敗3分です。


    セミファイナルのWBAインターナショナル・ミドル級タイトルマッチは同王者でWBA同級8位のジャック・アーンフィールドがWBC&WBO13位のブライアン・ローズ(ともに英国)に12回判定勝利をおさめています(3対0/115-113×2、116-112)。

    ジャブ中心、お互いに様子見といった静かなスタートですが3ラウンド辺りから上背で勝るアーンフィールドが少しずつプレッシャーを掛け始めます。ジャブに右をかぶせる場面も時折見せるローズですが4ラウンドに右を浅く貰ったものの5ラウンドにはその右を当てます。アクションの少ないなか中盤にローズの鼻頭から微量の出血となりますが、大勢に影響は無いように映り左の差し合い中心のラウンドがそのまま進みます。8ラウンドにはアーンフィールドがマウスピースを落とし数秒間の休憩が入りますが、微差ながら徐々にアーンフィールドの手数が上回っていくように映ります。9、10ラウンドとローズがアーンフィールドの打ち終わりに右を合わせる場面も見せ、最終回もコンパクトなパンチでローズの有効打が勝ったように映ったシーソーゲームはフルラウンドを終えています。僅差判定で王座防衛を果たした27歳のアーンフィールドは24勝6KO2敗、一方14年6月には当時、D.アンドラーデが保持していたWBOスーパーウェルター級王座に挑戦し完敗している32歳のローズは29勝8KO5敗1分としています。


    WBCシルバー・インターナショナル・ミドル級タイトルマッチはWBCミドル級29位にランクされる同王者のマーカス・モリソンがジェイソン・ウェルボーン(ともに英国)を迎えて行われた防衛戦。10回判定でウェルボーンが勝利をおさめ王者交代となっています(3対0/96-93×2、97-92)。

    静かな初回を打ち破り、2ラウンド開始からウェルボーンが一気にテンポを上げガンガン左右フックを振りモリソンを追い詰めます。ロープ際でがっちりとガードし攻撃をやり過ごすと2分過ぎにモリソンの右フックがダッキングしたウェルボーンの後頭部をかすめると膝を着くダウンを喫します。カウント8で再開後も再び攻め掛けるウェルボーンに対しモリソンも打ち合いに応じると迫力有るパンチの交換を見せます。モリソンは3ラウンド以降、ロープを背にしながら攻勢をブロックで防ぎ、隙を見て得意の右を打ち込む姿勢を見せますがウェルボーンの左右フックがガードをくぐる場面も見せ、手数でも劣りポイントを失います。ダウン分のポイントを掃き出した印象を見せ鼻血も出始めた6ラウンド終盤にはウェルボーンの猛攻を浴びるとクリンチでピンチを回避、流れはハッキリとウェルボーンのものとなります。ガードを上げ致命打こそ外すモリソンですが得意でもあるワンツーの距離をくぐられると防御しか為す術無しと映るまま、その後もウェルボーンの攻勢を許しラウンドごとに顔面は赤に染まっていきます。最終回はもはや逆転KOしか勝機は無さそうに映るモリソンが開始から右ストレートを打ち込んで行きますが、ウェルボーンはがっちりとガードし飛び込むタイミングを伺います。残り20秒はウェルボーンが右フックを軸に連打を浴びせるとモリソンはダウンを回避するのがやっととも映り終了のゴングとなっています。30歳のウェルボーンは21勝7KO6敗、呆気ない初黒星となった24歳のモリソンは14勝10KO1敗です。


    英国スーパーフェザー級タイトルマッチは同王者でWBC14位にランクされるマーティン・ウォードがマキシ・ヒューズ(ともに英国)に12回判定勝利をおさめています(3対0/116-112、116-113、118-111)。

    今イベントのタイトル " REPEAT OR REVENGE " に相応しく、この両者にとっては3度目の対戦。14年12月の初戦は10回引分、15年4月の再戦はウォードの5回TKO勝利で迎えた第3戦はサウスポーのヒューズが良い動きを見せる序盤となります。立ち位置に注意しながら軽快なフットワークを見せ、3ラウンド2分過ぎには左ストレートをヒット、ウォードの顔を跳ね上げます。対するウォードもコンスタントにジャブを突きながらプレッシャーを掛けていきますが得意の連打に入る前にヒューズのクリンチワークとフットワークに阻まれハッキリとポイントを挙げることが出来ません。手数でペースを掴むスタイル同士、一進一退の攻防のなかヒューズが7ラウンドに左ボディを打ち込む場面を造りますが、全体を通してプレッシャーを掛けるのはウォードというシーソーゲームはスティーブ・グレイ・レフェリーにとってもクリンチを分ける回数の多い忙しい展開で最終回まで進み、両者決定的な場面を造れないまま終了となっています。防衛に成功した25歳のウォードは17勝8KO2分、クリンチ際に後頭部への加撃を最後まで続けた点は気になるところです。敗れた27歳のヒューズは16勝2KO3敗1分としています。
  • 速報!ジョニー・ゴンサレス 対 フランシスコ・コントレラス!

    速報!ジョニー・ゴンサレス 対 フランシスコ・コントレラス!

    2017.03.26
    元2階級制覇王者のジョニー・ゴンサレス(メキシコ)にとって73戦目となる一戦がメキシコのチワワ州シウダーフアレスに在るホスエ・ネリ・サントス・ヒムナシオにて行われ、フランシスコ・コントレラス(ドミニカ共和国)に3ラウンド2分41秒KO勝利をおさめています。

    WBCインターナショナル・スーパーフェザー級タイトルマッチとコールされた一戦は身長で少し上回るコントレラスのシャープなジャブでスタートします。左の差し合いから動いたのは3ラウンド30秒過ぎ。ゴンサレスの左フックをスウェーでかわそうとしたコントレラスでしたがダブルで打ち込まれるとパンチがアゴに入り背中からゴロンとダウンします。すぐに立ち上がったコントレラスでしたがラウンド中盤に左フックの打ち合いのあとボディに左を食うとコントレラスは身体を丸くさせます。チャンスと見たゴンサレスが連打を浴びせると一瞬置いてコントレラスは我慢出来ず自ら両膝を付くダウンを喫します。ここも立ち上がったコントレラスでしたが再びゴンサレスの左フックが入るとダウン、腹を押さえながら悶絶する様子を見たレフェリーはカウントを数えず終了、コントレラスはしばらくマットに大の字となっています。最初のアナウンスではセルヒオ・アリエル・エストレジャ(アルゼンチン/37戦20勝11KO14敗3分)との一戦とされましたが代役をきっちりと仕留めたWBC同級6位、35歳のゴンサレスは63勝53KO10敗としています。一方、13年11月には両国国技館でJ.リナレスに右ストレート、ワンパンチでマットに沈んでいる33歳のコントレラスは30勝23KO6敗。ここまでの5つの黒星はホルヘを含め、S.ボゲール、P.C.カノ、V.モスケラ、A.クリモフと世界王者か世界戦経験者に喫していたもので今回もコントレラスは壁を超えることが出来ませんでした。


    元4階級制覇王者、ホルヘ・アルセのいとことして人気を上げてきているカリム・" Traviesito "・アルセはバンタム級6回戦に出場、アロンソ・ロンキージョ(ともにメキシコ)に6回判定勝利です(3対0)。

    ひところの線の細さも徐々に消えてきたアルセが出入りしながらコンビネーションを放ち右をヒット、初回からペースを取ると左右のフックを中心に有効打を増やしていきます。3ラウンドには左フックを当てロンキージョの動きを止めますが、強引な攻めは見せずゆっくりとしたテンポでじわじわと追い詰めていきます。その後もアルセが手数、有効打で勝り優勢に試合を進めるもののペースアップは見せず、最終回早々にロンキージョがバランスを崩したところで距離を詰めますが余力があると判断すると、引き続き淡々としたラウンドを展開、終了のゴングを聞いています。17歳のアルセは10戦全勝4KOとしています。
  • 速報!タイロン・ツォイゲ 対 アイザック・イクポ!

    速報!タイロン・ツォイゲ 対 アイザック・イクポ!

    2017.03.26
    ドイツ、ブランデンブルク州ポツダムに在るMBSアリーナにてWBA世界スーパーミドル級タイトルマッチが行われ、チャンピオンのタイロン・ツォイゲ(ドイツ)が同級3位のアイザック・イクポ(ナイジェリア)に5回負傷判定勝利をおさめています(3対0/49-46、48-47、49-47)。

    自ら右フックを振りに行ったところにイクポの偶然のバッティングを食ったツォイゲが右眉尻からの出血に苦しみながら5ラウンドに開始早々、そしてラウンド終盤と2度のドクターチェックが入ったところでストップ、負傷判定となっています。24歳のツォイゲは20勝11KO1分とし初防衛に成功です。敗れた34歳のイクポは31勝24KO3敗とし、13年10月のR.スティグリッツ戦(WBOスーパーミドル級戦)以来となる世界戦でしたが戴冠は成りませんでした。


    WBAは昨年12月、同級1位のF.チュディノフ(ロシア)と同級2位のG.グローブス(英国)両陣営に同級スーパー王座決定戦を行うよう指示を出していますが未だ発表されていません。ザウアーランド・プロモーションは度々、近日発表としていますが、グローブスがヒョードルに勝利をおさめ新スーパーチャンピオンになった場合、ツォイゲと同プロモーション同士の統一戦となるのでしょうか?
  • 半年振りのダイレクトリマッチ!J.リナレスとA.クロラがともに計量クリア!

    半年振りのダイレクトリマッチ!J.リナレスとA.クロラがともに計量クリア!

    2017.03.25
    日本時間25日(日)早朝にゴングが打ち鳴らされる世界ライト級統一戦、WBA王座とWBCダイヤモンド・ベルト、そしてRING MAGAZINEベルトを持つホルヘ・リナレス(帝拳/ベネズエラ)と前WBA王者のアンソニー・クロラ(英国)による一戦の公式計量が先ほど終了し、ホルヘは134.7ポンド(約61.0Kg)、クロラは134.8ポンド(約61.1Kg)と両者とも135ポンドリミットを下回りパスしています。41勝27KO3敗の王者ホルヘが勝てばWBA王座初防衛、4位で31勝13KO5敗3分のクロラが勝てば半年振りの返り咲きとなりますが、2戦2勝とゲンの良い英国のリングでホルヘの3連勝に期待です!


    なおセミファイナルはWBAインターナショナル・ミドル級タイトルマッチ、王者でWBA同級8位のジャック・アーンフィールド(英国/25戦23勝6KO2敗)がWBC&WBO13位のブライアン・ローズ(英国/34戦29勝8KO4敗1分)と対戦し、アンダーカードでは英国スーパーフェザー級タイトルマッチとして王者でWBC14位にランクされるマーティン・ウォード(英国/18戦16勝8KO2分)がマキシ・ヒューズ(英国/20戦16勝2KO2敗1分)の挑戦を受けるカードも決まっています。
  • 約5年半振りとなるロバート・ヘレニウスとデレック・チゾラの再戦が決定!

    約5年半振りとなるロバート・ヘレニウスとデレック・チゾラの再戦が決定!

    2017.03.25
    11年12月に対戦しているヘビー級のロバート・ヘレニウス(フィンランド/25戦24勝15KO1敗)とデレック・チゾラ(英国/33戦26勝18KO7敗)の両者がおよそ5年半振りとなるリマッチを決めています。5月27日にフィンランドのヘルシンキにあるハートウォール・アリーナにて対戦する両者は空位のWBCヘビー級シルバー王座を懸けて争うことも発表されています。


    初戦は16戦全勝11KOのヘレニウスが持つ地域王座に、T.フューリーに敗れた1敗のみ、17戦16勝9KO1敗のチゾラが挑み、12回判定勝利でヘレニウスが全勝をキープしたものの判定は2対1に割れ、ジャッジ3者とも115-113という大接戦となった試合は多くの識者がチゾラの勝利を支持、ヘレニウス株は急落したうえ右拳も骨折するという騒がしいものとなっていました。ザウアーランド・プロモーションとの訴訟トラブルに加え、昨年にはKO負けも喫したヘレニウスですが現在はIBF12位までランキングを戻しています。昨年12月のG.O.バシーレ戦(写真)に続き約1万5千人収容のリングで因縁決着と行きたいところであり、WBC10位のチゾラにとっても2度目の世界挑戦のためにはきっちり雪辱を果たしたいところでしょう。
  • A.ベテルビエフの対戦相手にIBF5位のエンリコ・コーリンが名乗り

    A.ベテルビエフの対戦相手にIBF5位のエンリコ・コーリンが名乗り

    2017.03.25
    「アルツールと戦うことを望むボクサーが出てきてくれたことは我々としても嬉しい限りです。当初、(4位の)エリック・スコグラウンドと(5位の)エンリコ・コーリンを擁するザウアーランド・プロモーションからアルツールとの挑戦者決定戦には出場の意思無しという連絡を受け取っていましたが、ここに来てコーリンが心境を変化させ、挑戦者決定戦出場の意思をIBFに通達したと連絡を受けました。対戦者が決まり我々は非常に満足しています。これからの交渉次第ですが上手く話が進めばここ数日のうちに日程を発表出来るでしょう。」とベテルビエフ陣営のイボン・ミシェル・プロモーターが地元メディアに述べたように、S.バレラ(キューバ)のドタキャンなどリング外のニュースが飛び交っていたIBF世界ライトヘビー級挑戦者決定戦ですが、ようやく沈静化の方向へ進みそうです。


    名乗りを上げた27歳のコーリン(写真/ドイツ)は、ロンドン五輪ではライトヘビー級で出場し2回戦で敗退したものの豊富なアマチュア戦績は130勝35敗4分のキャリアを数え、12年9月のプロ・デビュー以降はここまで24戦23勝6KO1敗を誇りIBFライトヘビー級では5位にランクされています。11戦全勝全KOのベテルビエフの破壊力が上回るのか、コーリンのテクニックが勝るのか、現在はA.ウォードの持つ王座へどちらが指名挑戦権を勝ち取るのでしょうか?
  • 速報!ジェイソン・クィグリー 対 グレン・タピア!

    速報!ジェイソン・クィグリー 対 グレン・タピア!

    2017.03.24
    23日、米国のカリフォルニア州インディオに在るファンタシー・スプリングス・カジノにて、ESPNとゴールデンボーイ・プロモーションによる新シリーズ第1弾興行がただいま終了しました。アマチュア時代にはI.キトロフやV.シン、A.オゴゴらに勝っている、ゴールデンボーイ・プロモーション期待のWBAミドル級9位、ジェイソン・クィグリー(アイルランド)がメインイベンター、元WBO北米スーパーウェルター級王者のグレン・タピア(米国)とのNABF北米ミドル級王座決定戦で10回判定勝利をおさめクィグリーがベルトを掴んでいます(3対0/100-90、99-91、98-92)。

    上背で勝るクィグリーが飛び込むように放ったワンツーが浅くヒットし、2分過ぎにもコンパクトな右フックを当てるとタピアが膝をガクンと折るなど、クィグリーが良い初回を終えます。2ラウンドもプレッシャーを掛け優勢に試合を進めるクィグリーが右ボディを好打するとタピアがバランスを崩しますが、3ラウンドに入るとタピアも前進、アゴと脇の締めが甘いクィグリーにパンチを返し有効打で勝る良いラウンドを造ります。4ラウンドも右を再三ヒットしたタピアがポイントを挙げたように映り、クィグリーはスタミナの不安を露呈、ペースをガクンと落とし、5ラウンドにも肩越しの右ストレートを好打されます。右眉尻から出血するタピアに対し、7ラウンドは出入りを使いながら試合を立て直したクィグリーですが、8ラウンド序盤には攻めていったところに小さな右アッパーをヒットされるなどセミに続き混戦のなか終盤に入ります。9ラウンド、そして最終回とサークリングしながら射程圏外に身を置くクィグリーがアウトボクシングを展開、軽いジャブで出鼻を挫きながらフットワークを使うと、タピアは打ってこいと挑発しますが、追い詰めるスタミナも無くアクションの少ないなかで終了ゴングが鳴っています。25歳のクィグリーは13戦全勝10KOとしていますが、解説のテディ・アトラス氏は一方的となった採点に疑問を呈しています。ポイント以上に善戦した27歳のタピアは23勝15KO4敗です。


    セミファイナル、空位のNABF北米スーパーバンタム級王座決定戦となった一戦は来日経験もある元IBF世界バンタム級王者のランディ・カバジェロ(米国)が元世界ランカーのヘスス・ルイス(メキシコ)に10回判定勝利をおさめ新北米王者となっています(3対0/96-94×2、97-93)。

    スタートからルイスがカバジェロのバッティングを気にする素振りを見せ進むと、2分過ぎにルイスの左ひじがカバジェロのおでこに当たり、背中を向け数秒間の休憩となりますが出血は無く続行します。両者とも良いボディを打ち合う2ラウンドが過ぎ、3ラウンドも連打を出し合いますがいずれもルイスの手数が上回りボディへの攻撃がカバジェロのスタミナを削いでいくように映ります。4ラウンドには距離を取ろうとジャブを増やし始めたカバジェロのワンツーが浅くヒットする場面を見せますが終盤には再びバッティングが起こりルイスがおでこをさすり休憩が入ります。ジャブ、ワンツーを出している間は良いリズムを見せるカバジェロですが、接近戦では手を焼いている印象を見せルイス優勢に映る展開のなか徐々に両者の手数も減り、7ラウンド1分過ぎにもカバジェロがバッティングを痛がる休憩の多い展開で終盤を迎えます。両者ともにスタミナを消耗しクリンチ、揉み合いの多い終盤はくっついてボディへの連打を見せるルイスと、ロープを背にしながら攻勢をやり過ごし、時折スピード重視のコンビネーションを放つカバジェロという展開で終了、死力を尽くした両者にゴング後には歓声が上がっています。26歳のカバジェロは24戦全勝14KOと全勝レコードを伸ばし、現在はWBC同級8位に名を残しています。一方、15年1月にはL.サンタ・クルスの当時保持していたWBCスーパーバンタム級王座に挑み、8回TKO負けを喫している27歳のルイスは36勝25KO8敗5分としています。


    また元WBAスーパーライト級暫定王者のマウリシオ・エレラ(米国)が大ベテランのエクトール・ベラスケス(メキシコ)と対戦し、8回判定勝利をおさめ復帰戦を飾っています(3対0/80-72×3)。36歳のエレラは23勝7KO7敗としF.ゴメス戦、P.C.カノ戦と続いた黒星を2でストップしています。敗れた42際のベラスケスは57勝39KO29敗3分1ノーコンテストとしています。


    IBFミドル級1位のトリアーノ・ジョンソン(バハマ)はファビアノ・ペニャ(ブラジル)とのノンタイトル戦を2ラウンドTKO、ペニャ陣営の棄権により勝利をおさめています。約17ヶ月振りの試合で勝利をおさめた33歳のジョンソンは20勝14KO1敗、棄権の姿勢を見せたセコンドに対しストップ直後は猛烈な抗議を示した29歳のペニャは19勝15KO7敗1分としています。
  • 1年越しとなるギレルモ・リゴンドー対モイセス・フローレス統一戦が入札へ

    1年越しとなるギレルモ・リゴンドー対モイセス・フローレス統一戦が入札へ

    2017.03.24
    日本時間23日にWBAはスーパーバンタム級スーパーチャンピオンのギレルモ・リゴンドー(キューバ)と同級暫定チャンピオンのモイセス・フローレス(メキシコ)による興行権入札を4月3日にパナマ、パナマシティに在るWBAオフィスで行うと発表しています。


    この両者に初めて統一戦を行うよう指示が出されたのが昨年4月。しかしフローレスは6月に元WBOバンタム級王者のP.アンブンダ(ナミビア共和国)の挑戦を受け12回判定勝ち。リゴンドーも7月にJ.ディッケンズ(英国)と防衛戦を行い2回TKO勝利と、お互い統一戦指示を無視するかのように試合を行い、7月下旬にWBAが再び両者に統一戦を指示したものの対戦の進展を見せず12月に入札を行うと発表します。しかし結局、入札は行われない中で、今年2月(写真)のM.コット対J.カークランド戦アンダーカードに組み込まれると決まったもののカークランドの負傷に伴いイベントごと中止というまさに対戦しない星のもとに生まれた両者のようにすれ違いが続いています。レギュラーチャンピオンのネオマール・セルメニョ(ベネズエラ)はそのさなかに裘曉君(チャオ・シャオジュン/中国)との2連戦が有ったとはいえ、なぜ常に蚊帳の外なのかは不明でもありますが、WBAの1階級1王者制を促進するうえで行われるべき統一戦と言えるでしょう。


    最低落札額は12万ドル(約1300万円)とも発表された入札ですが、依然として人気の無いリゴンドーと、メキシコ国内でも知名度の高くないフローレスによる統一戦を落札希望するプロモーターは現れるのでしょうか?
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