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  • 速報!マニー・パッキャオ 対 キース・サーマン!

    速報!マニー・パッキャオ 対 キース・サーマン!

    2019.07.21
    米国、ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデンにてWBA世界ウェルター級王座の統一戦が行われ、同級レギュラーチャンピオンのマニー・パッキャオ(フィリピン)が同級スーパーチャンピオンのキース・サーマン(米国)に12回判定勝利、パッキャオが王座を統一しています(2対1/115-112×2:パッキャオ、114-113:サーマン)。40歳のパッキャオは62勝39KO7敗2分、30歳のサーマンは29勝22KO1敗1無判定と初黒星を喫しています。



    セミファイナル、WBCウェルター級挑戦者決定戦は同級5位のヨルデニス・ウガス(キューバ/147ポンド)が同級18位のオマール・フィゲロア(米国/147ポンド)に12回判定勝利、ウガスが挑戦権を獲得しています(3対0/119-107×3)。33歳のウガスは24勝11KO4敗、3月のS.ポーター(米国)戦で12回判定負け(2対1)を喫した借りを返すことは出来るでしょうか?一方、29歳のフィゲロアは28勝19KO1敗1分、何故18位が挑戦者決定戦出場を承認されるのか、ツッコミたくなるところですがプロ初の黒星を喫しています。



    元IBFスーパーライト級王者のセルゲイ・リピネッツ(カザフスタン/147ポンド)は元世界ランカーのジョン・モリナ(米国)との対戦がアナウンスされていましたが、モリナが背中を痛めたことで脱落。代役にこの日のノーテレビ枠での出場が予定されていた、フィリピン・ウェルター級王者のジェイアー・インソン(147ポンド)が出場、2ラウンド57秒でリピネッツが勝利です。30歳のリピネッツは16勝12KO1敗、直前でオーソドックスのモリナから大柄サウスポーのインソンに代わるという厳しいハプニングにも格の違いを見せています。敗れた28歳のインソンは18勝12KO3敗、アメリカ2戦目も黒星としています。



    元WBCバンタム級王者のルイス・ネリ(メキシコ/118ポンド)は元WBAバンタム級王者のファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国/117.5ポンド)に9ラウンド1分43秒KO勝ち。24歳のネリは30戦全勝24KO、35歳のパヤノは21勝9KO3敗としています。



    IBF世界スーパーミドル級タイトルマッチではチャンピオンのカレブ・プラントがIBFライトヘビー級15位のマイケル・リー(ともに米国)に3ラウンド1分19秒TKO勝利、王座防衛です。27歳のプラントは19戦全勝11KO、同王座の初防衛に成功です。一方、32歳のリーは21勝11KO1敗と初黒星です。
  • 速報!ディリアン・ホワイト 対 オスカル・リバス!

    速報!ディリアン・ホワイト 対 オスカル・リバス!

    2019.07.21
    英国のロンドンに在る、O2アリーナにてWBCヘビー級暫定王座決定戦がただいま終了、同級1位のディリアン・ホワイト(英国)が同級10位のオスカル・リバス(コロンビア)にダウン挽回の12回判定勝利、新王者となっています(3対0/115-112×2、116-111)。

    約9キロの体重差以上に上半身の大きさが目につくホワイトに対し、リバスがじりじりと距離を詰め積極的に手を出して行く初回となります。2ラウンドも前に出るリバスですが1分過ぎにホワイトの右ストレートが入り、連打を集めると歓声が上がり山場を造ります。ここを持ち直したリバスは3ラウンド終了間際に右をヒット、4ラウンドも両者緊張感のある攻防を見せ中盤に入りますが、ラウンドを通して手数で上回るホワイトが若干ポイントで優勢に映ります。左まぶたが腫れ始めたリバスは7ラウンドに攻勢を強め前進を続けますが、ホワイトも距離を取りながらコンパクトなアッパーを打ち返し、8ラウンド終盤には左のダブルを上下に打ち込みます。迎えた9ラウンド早々、リバスの右アッパー、左フックがヒットするとホワイトはあっさりとダウン、ビクター・ラフリン(英国)レフェリーのカウント8で再開し、リバスが追撃を見せますが決定的なダメージを与えるところまでは攻め込めず10ラウンドはお互いに良い場面を造ります。11ラウンドは手数の落ちたリバスに対してホワイトのコンパクトな有効打がポイントを獲ったように映ると最終回、ホワイトはダウン分を差し引いても優勢と判断したか左を突きながら距離を取る戦術を見せ、リバスは疲労も加わり攻勢を強められず終了間際に左フックでホワイトの態勢を崩したところで終了しています。31歳のホワイトは26勝18KO1敗、32歳のリバスは26勝18KO1敗としています。



    ヘビー級12回戦、WBC31位のデビッド・アレン(241.3ポンド)対元英国&英連邦王者で、前戦となる3月に腹を噛まれたデビッド・プライス(ともに英国/257ポンド)による対戦は10ラウンド終了、棄権によるTKOでプライスが勝利をおさめています。36歳のプライスは25勝20KO6敗、27歳のアレンは17勝14KO5敗2分としています。



    ヘビー級10回戦、WBC11位のデレック・チゾラ(英国/257ポンドはWBC28位のアルツール・シュピリカ(ポーランド/243ポンド)を2ラウンド1分1秒TKOに下しています。最後は右フックからの連打で豪快に倒した35歳のチゾラは31勝22KO9敗とし復帰2連勝を飾っています。30歳のシュピリカは22勝15KO4敗です。



    WBAインターコンチネンタル・クルーザー級タイトルマッチ、チャンピオンでWBA6位につける、リチャード・リアクポー(199.3ポンド)がクリス・ビラム・スミス(ともに英国/198.5ポンド)に10回判定勝利です(2対1/96-94、95-94:リアクポー、97-92:スミス)29歳のリアクポーは10戦全勝8KO、28歳のスミスは9勝8KO1敗、再戦もありそうです。



    WBAコンチネンタル・クルーザー級タイトルマッチはチャンピオンのローレンス・オコリー(英国/199.25ポンド)がマリアーノ・アンヘル・グディノ(アルゼンチン/199.6ポンド)に7ラウンド2分59秒TKO勝利です。WBA2位、WBO5位、WBCでも14位にランクされる26歳のオコリーは13戦全勝10KO、31歳のグディノは13勝8KO3敗としています。
  • 速報!ミシェル・ソロ 対 アンダーソン・プレスト!

    速報!ミシェル・ソロ 対 アンダーソン・プレスト!

    2019.07.21
    フランスのマルセイユ、パレ・デ・スポールにて空位のWBAスーパーウェルター級王座決定戦が行われる予定でしたが当初の挑戦者、同級7位のマゴメド・クルバノフ(ロシア)がビザのトラブルにより出場不可となり、同級ゴールドチャンピオン、ミシェル・ソロ(フランス)の同王座防衛戦に変更、WBCミドル級40位のアンダーソン・プレスト(フランス)を迎えた対戦がただいま終了、5ラウンドTKOでソロが勝利をおさめています。

    なおWBAはウェブサイト上でゴールド王座戦と表記していますが、主催するウニベント・ボクセは引き続き正規王座の決定戦と謳っています。

    元々、この日のアンダーカードにて、マルタン・オゥオノ(フランス/37戦7勝1KO27敗3分)とスーパーミドル級8回戦に出場することが決まっていた、プレストは162.25ポンド(73.5Kg)、オゥオノは162.75ポンド(73.8Kg)でそれぞれ前日の公式計量を終了。そこへ、セバスチャン・アカリエス・プロモーターが地元メディアに対し、「ビザの取得が遅れていたマゴメド・クルバノフは(計量日にあたる)金曜日にビザが下りたにも関わらず、トレーナーのビザが下りていないことを理由にフランスに来てミシェル・ソロと対戦することを拒否しました。WBAスーパーバイザーとも話し合い、プレストが土曜日(試合当日)の夕方までに154ポンド(スーパーウェルター級のリミット)を造ることが出来ればタイトルマッチとして承認されることが決まりました、プレストも " 土曜日の夕方までに落とす、ウェイトを造る " と話しています。」という何ともムチャクチャなコメントを残し、プレストの世界戦代役出場をアナウンス。当のクルバノフ陣営は当然激怒し、「全くもってクレイジーな話です、我々がビザを手にしたのは(試合前日の)金曜日です。マゴメド・クルバノフも週末には世界中を驚かせ、チャンピオンベルトを持ち帰る準備が出来ていたのにひどく取り乱しています。」とゲルマン・チトフ・プロモーターの残したコメントが地元メディアで報じられています。とんでもない世界戦になりそうな空気の中でしたが流石にここまでの横車は押せず、WBAのゴールド王座戦アナウンスに繋がっています。


    試合展開はスーパーウェルター級で長身の部類に入るソロとあって上背はほぼ同じという体格差でゴング、両者ジャブからペースを掴もうと試合を組み立てて行きます。直前のドタバタに集中力を切らした訳ではないでしょうが初回終了間際にプレストの右ストレートをアゴに貰い、ソロがバランスを崩したところでゴングが鳴ります。2ラウンドに入り、ソロがプレッシャーを掛けて行きますがプレストのパンチ力は侮れない印象を与え、ディフェンスに難のあるソロを脅かす予想外とも言える展開を見せます。3ラウンド2分過ぎ、偶然のバッティングによりプレストが眉間をカットするとドクターチェックが入りますが続行、その後徐々に動きを読んだか、4ラウンド辺りからソロの攻勢が目立ちはじめ自慢の強打でロープに押し込んで行く場面が増えた5ラウンド、連打で追い詰めプレストを防戦一方に追い込むと最後は右フックをテンプルに打ち込みプレストが崩れ落ちダウン、ロベルト・ラミレス(プエルトリコ)レフェリーのカウント途中でタオルが投げ込まれTKOとなっています。31歳のソロは34勝23KO2敗1分としましたが前王者、B.C.カスターニョ(アルゼンチン)の王座返上劇から連綿と続いたトラブルの多くはセバスチャン・アカリエス・プロモーターが主宰するウニベント・ボクセとWBAとの癒着と言う声は少なくなさそうです。ここまで来るとE.ララ(キューバ)対R.アルバレス(メキシコ)戦勝者との対戦も行わないような気がしますがどうなるのでしょうか。一方、28歳のプレストは23勝12KO2敗としています。



    セミファイナル、WBAインターコンチネンタル・スーパーミドル級王座決定戦は、ケビン・レレ・サジョ(フランス/166.5ポンド)がワルテル・ガブリエル・セケイラ(アルゼンチン/166.25ポンド)に10ラウンド1分8秒KO勝利、王座獲得です。両者がっちりとした体躯から見応えある打ち合いを展開、最後はローブロー気味ながら左ボディフックでダウンを奪い10カウントを聞かせた29歳のサジョは13戦全勝全KO、32歳のセケイラは22勝15KO6敗としています。



    昨年12月、初黒星となるTKO負けから復帰を目指す、ルイ・トゥータン(フランス/168ポンド)は元WBAミドル級暫定王者のドミトリー・チュディノフ(ロシア/169ポンド)に2ラウンドTKO勝利、復帰を飾っています。17年10月に両国国技館のリングに上がった経歴を持つ21歳のトゥータンは13勝12KO1敗、32歳のチュディノフは21勝13KO6敗3分としています。
  • 速報!中谷正義 対 テオフィモ・ロペス!

    速報!中谷正義 対 テオフィモ・ロペス!

    2019.07.20
    米国、メリーランド州オクソン・ヒルに在る、MGMナショナル・ハーバーにてIBF挑戦者決定戦がただいま終了。現在、R.コミー(ガーナ)が保持するIBF世界ライト級王座の指名挑戦者決定戦は同級3位の中谷正義(井岡)が同級4位のテオフィモ・ロペス(米国)に12回判定負け、ロペスが挑戦権を手にしています(3対0/118-110×2、119-109)。

    開始早々は固さも見られた中谷ですが、左を出しながら徐々にほぐれ終了間際に右を当てるなど、L字ガードのロペスに臆せず右を狙って行くまずまずのスタートを切ります。2ラウンド序盤に偶然のバッティングが起きタイムが掛かりますが続行、3ラウンドも中谷は長いジャブを突きながら流れを引き寄せようとします。4ラウンド15秒過ぎ、ロペスの逆ワンツーがヒットし歓声が上がると攻勢を強め、コーナー前に追い込むとロペスの右フックで中谷が倒れこんだようにも見えましたがマットで滑ったスリップとハービー・ドック(米国)レフェリーが裁定します。A.ウォードが38-38と採点した序盤を過ぎ、6ラウンド早々に左フックを浅くヒットしたロペスに対し、中谷もプレッシャーを掛けロープ際に追い込んで行くなど、ロペスがやりづらそうに映る場面も見せて行きます。

    過去7ラウンドが最長というロペスに7ラウンド1分過ぎ、ショートの右を当てた中谷ですが終盤にロングの左フックを浅く貰うなど競ったラウンドのポイントを落として行く中盤となります。終盤、打ち下ろしの右ストレートをヒットする場面も造る中谷に対し、ロペスは手数こそ増えないもののコツンコツンと的確さでリードをキープ、11ラウンド序盤には中谷が右足を滑らせるとレフェリーがマットをタオルで拭く休憩が入ります。中谷が攻勢を強めるとロペスはキャリアの割に、巧みに距離を取りフットワークを使う試合巧者振りも見せ優勢のまま最終回に入るとお互いに攻めの姿勢を崩さず、最終回は手数でロペスが押さえたように映りゴングを聞いています。世界挑戦を目前に控え、格好のテストをクリアしたともいえるロペス選手は14戦全勝11KO。OPBF東洋太平洋王座11度防衛を誇る中谷選手は18勝12KO1敗と健闘空しく初黒星を喫しています。



    セミファイナルのIBFスーパーライト級2位決定戦は同級3位のマキシム・ダダシェフ(ロシア)が同級8位のスブリエル・マシアス(プエルトリコ)に11ラウンド終了、棄権によるTKO負けを喫しています。

    ガードを高く上げるダダシェフがジャブを突きながらフットワークを駆使、じりじりとプレスを掛けて来るマシアスの距離を外しながらリングを広く使います。マシアスもいつも通り好戦的に攻めかけていくと偶然のバッティングか、マシエスの左まぶたから出血が始まります。ダダシェフの足を止めようと上下にコンビを放つマシアスのプレスに対して、さばき切れていない印象も見せるダダシェフですが懸命にサイドステップを繰り返しながら、マシアスが不用意に距離を詰めに来たところへコンパクトなワンツーを返して行きます。中盤に入り、巧みに射程を外し続けるダダシェフに対してマシアスの手数は落ちず攻勢点も含めて、ポイントはややマシアスに流れていくようにも映りますがこれまで6ラウンドを最長としてきたマシアスのスタミナ面が試される展開とも言え、現地解説者でもある元世界王者のA.ウォードは56-56のドローと採点し折り返します。

    お互いに疲労を見せながらも手を出し合い、見応えある攻防は終盤までもつれ、9ラウンドはマシアスの左アッパーでダダシェフが顎を跳ね上げ、ダダシェフの右ストレートでマシアスが顔を跳ね上げます。11ラウンド開始早々、マシアスの右グローブのテープが剥がれ、50秒過ぎには左グローブのテープががほどけるとタイムが掛かり、さすがにブーイングが起こります。再開後、パワーで勝るマシアスは連打でダダシェフを追い込むと残り30秒ほどで左アッパーをクリーンヒット、ゴング間際にも右ストレートをヒットするとダダシェフはロープにもたれかかれダウン寸前に追い込まれます。ゆっくりとコーナーに戻ったダダシェフに対し、元世界王者のジェームス・マクガート・トレーナーが懸命に説得するとダダシェフは悔しさを見せながら止む無く棄権、TKOとなっています。全勝同士の好ファイトを制した27歳のマシアスは14戦全勝全KO、28歳のダダシェフは13勝11KO1敗としています。なおダダシェフはリングから降りる途中で不調を訴え階段で座り込み、肩を抱えられながら控室に戻ろうとしたところで倒れ救急車で病院に搬送されています。



    アンダーカード、WBAとWBCでミドル級7位につけるエスキバ・ファルカン(ブラジル)がヘスス・アントニオ・グティエレス(メキシコ)を8ラウンド1分35秒TKOに下しています。29歳のファルカンはこれで24戦全勝16KO、25歳のグティエレスは25勝12KO4敗2分としています。



    スーパーフェザー級8回戦ではタイラー・マクレアリー(米国)がフィリピン・フェザー級4位のジェシー・クリス・ロサレスに8回判定勝利です(2対1/77-75×2:マクレアリー、78-74:ロサレス)。26歳のマクレアリーは16勝7KO1敗、27歳のロサレスは22勝10KO3敗1分、元世界ランカー相手に金星まであと少しでした。
  • WBA王座をまとめるのは40歳のパッキャオか、それとも30歳のサーマンか?

    WBA王座をまとめるのは40歳のパッキャオか、それとも30歳のサーマンか?

    2019.07.20
    日本時間明日21日はボクシング・ファン注目のウェルター級戦を含め4試合の世界タイトルマッチが予定されています。フランスのウニベント・ボクセ主催イベントでは計量日に対戦者が変わるというドタバタ劇によりボクシング・ファンをガッカリさせていますが、やはり世界の耳目はラスベガス、MGMグランド・ガーデンに集まるところでしょう。


    <WBA世界ウェルター級王座統一戦 in 米国、ネバダ州ラスベガス、MGMグランド・ガーデン>
    スーパー王者、キース・サーマン(米国/30戦29勝22KO1無判定):146.5ポンド(約66.4Kg)
    レギュラー王者、マニー・パッキャオ(フィリピン/70戦61勝39KO7敗2分):145.5ポンド(約65.9Kg)
    ※40歳のパッキャオが30歳のサーマンに挑む世界中のボクシング・ファン注目のイベントは、WOWOWエキサイトマッチにて11時から生中継が予定されています。パッキャオはすでに今冬、アミール・カーン(英国)とサウジアラビアで対戦決定とも報じられるように存在感は各団体の世界王者と比較しても依然としてピカイチ。年齢からくる衰えは否めませんがパッキャオ伝説はどこまで続くのでしょうか?

    <IBF世界スーパーミドル級タイトルマッチ>
    王者、カレブ・プラント(米国/18戦全勝10KO):168ポンド(約76.2Kg)リミット
    IBFライトヘビー級15位、マイケル・リー(米国/21戦全勝11KO):167ポンド(約75.7Kg)
    ※1月にJ.ウスカテギ(ベネズエラ)を攻略、新王者となったプラントにとって大事な一戦ですが、S.リピネッツやL.ネリ、J.C.パヤノら元世界王者勢にペイパービュー枠を取られるという屈辱ともいうべき初防衛戦です。1階級上を主戦場とするリーの当日計量を含めたコンディションが気になるところですが大きな舞台で初の挫折を味わうのはどちらでしょうか?



    <WBC世界ヘビー級暫定王座決定戦 in 英国ロンドン、O2アリーナ>
    同級1位、ディリアン・ホワイト(英国/26戦25勝18KO1敗):259ポンド(約117.4Kg)
    同級10位、オスカル・リバス(コロンビア/26戦全勝18KO):239.25ポンド(約108.4Kg)
    ※正規王者、D.ワイルダー(米国)が防衛戦を続けているなかでの暫定王座決定戦に批判はあるもののヘビー級の頂点を占う選手同士の興味深い対戦には間違いないところでしょう。1月に世界ランカーのB.ジェニングス(米国)を最終回一気に倒しきったリバスの真価が問われる一戦とも言えそうですが、すでに指名挑戦権を手にしているホワイトにとっても正規王者との対戦前に危険な一戦と言えそうです。



    <WBA世界スーパーウェルター級王座決定戦 in フランス、マルセイユ、パレ・デ・スポール>
    同級ゴールド王者、ミシェル・ソロ(フランス/36戦33勝22KO2敗1分):153.75ポンド(約69.7Kg)
    WBCミドル級40位、アンダーソン・プレスト(フランス/24戦23勝12KO1敗):162ポンド(約73.5Kg)
    ※計量当日にビザのトラブルによりクルバノフの出場不可を発表、ミドル級が主戦場ながらWBAでノーランク、WBCで40位というプレストとの対戦を発表したセバスチャン・アカリエス・プロモーターは「この予想外の事態に驚いているが、WBAによる監督のもとWBAルールに則り、世界戦を開催出来ることに興奮している。」とコメント。公開練習や記者会見など行っておらず、ビザ問題による来仏不可をいつ把握したのか疑問は尽きませんが、WBAからの承認に関するアナウンスは現時点で無く、プレストのウェイト問題もあり、本当に世界王座決定戦となるのでしょうか?
  • 日本時間20日は2つのIBF挑戦者決定戦がゴング

    日本時間20日は2つのIBF挑戦者決定戦がゴング

    2019.07.19
    日本時間明日の20日(土)は米国のメリーランド州オクソン・ヒルに在る、MGMナショナル・ハーバーにてトップランク主催、ダブル挑戦者決定戦のゴングが打ち鳴らされます。全4選手いずれも全勝という興味深いマッチアップの前日計量結果が報じられていますが日本のボクシング・ファンも注目するメインイベントは王者リチャード・コミー(ガーナ)への挑戦権を懸けた対戦となっています。


    <IBF世界ライト級指名挑戦者決定戦>
    同級3位、中谷正義(井岡/18戦全勝12KO):134.4ポンド(約60.9Kg)
    同級4位、テオフィモ・ロペス(米国/13戦全勝11KO):134.4ポンド
    ※数年前に比べ、ESPNプラスやDAZNの波及によって欧州やアジアの選手がアメリカのボクシング・ファンの目に留まる機会も増えましたが、アメリカ人選手贔屓のオッズは致し方ないところでしょうか。5連続KO勝利の快進撃を続ける21歳のロペスに対し、世界王者間違い無しと位置付けているアメリカのボクシング・ファンも少なくないと思われますが、日本のボクシング・ファンとしては中谷選手の挑戦権獲得を願うところです。


    <IBF世界スーパーライト級2位決定戦>
    同級3位、マキシム・ダダシェフ(ロシア/13戦全勝11KO):139.2ポンド(約63.1Kg)
    同級8位、スブリエル・マシアス(プエルトリコ/13戦全勝全KO):139.8ポンド(約63.3Kg)
    ※現在の王者はジョシュ・テイラー(英国)、そして1位はダオヌア・ルアワイキン(タイ)が付けるなか2位の座を決める対戦です。ともに全勝ながらパワーと勢いで若干優勢と見られているのが27歳のマシアスです、アメリカ2試合目となるリングで実力を発揮することが出来るでしょうか?一方、ロマチェンコやウシク、ゴズディクと同門といえるダダシェフとしても後に続きたいところでしょう。
  • WBOがトーナメント勝者対K.グロワッキー戦を勧告から命令に変更

    WBOがトーナメント勝者対K.グロワッキー戦を勧告から命令に変更

    2019.07.19
    6月15日にラトビアのリガで開催されたWBO世界クルーザー級タイトルマッチ、チャンピオンのクジストフ・グロワッキー(ポーランド)が元WBC王者のマイリス・ブリエディス(ラトビア)に3回TKO負けを喫し王座交代となった一件についてWBOが再び公式声明を発表、こじれにこじれた状況を表しています。


    グロワッキー陣営からブリエディスの失格および試合結果の変更を要求する抗議が出された6月17日からおよそ3週間後、出場選手を失格とする権限、そして試合結果を変更する権限ともにWBOには無く、ローカル・コミッションのラトビア・ボクシング連盟(Latvian Boxing Federation)のみ保持する権限であるとし、結論としてブリエディスの事実上の次戦といえる『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』トーナメント勝者、いわゆるJ.ドルティコス(キューバ)対M.ブリエディス(ラトビア)戦の勝者でもあるWBOチャンピオンがトーナメント決勝戦から120日(4ヶ月)以内にグロワッキーと対戦することを勧告する、としていた問題です。


    WBOが再び声明を出す大きな要因となったのは、ラトビア・ボクシング連盟(Latvian Boxing Federation)の最高責任者、アンドレイ・アフメドフ氏がWBOによる公式声明の3日後に公式文書を提出したことでしょうか。内容としてブリエディス、グロワッキー両選手によるタイトルマッチはラトビア・ボクシング連盟が承認を与えたことによって開催されたタイトルマッチではないこと、そして同タイトルマッチのいかなる責任もラトビア・ボクシング連盟が負うものではないことなどが明記されていたとしています。この文書に対してWBOは、開催される公式試合はすべからくローカル・コミッションが主導管轄権を持つこと、開催されるすべてのプロ・ボクシング試合はローカル・コミッションが管理するものであり、管轄権を負うことを伝えたというものです。責任のなすりつけ合い、または『WBSS』主催者側とWBO、そしてラトビア・ボクシング連盟による意見交換の不足、等々異論は幾つも挙がるところでしょう。


    そして現地時間16日、WBOは『WBSS』トーナメント優勝者(WBOチャンピオン)は120日以内にグロワッキーと戦わなくてはならない、という対戦命令をアナウンスし、グロワッキーは世界1位にランクされることが発表されています。勧告ではなく命令と一歩踏み込んだ裁定を下したWBOですが、レフェリーが止めなかったため2ラウンド終了のゴングが聞こえていたにも関わらずパンチを出し続けたと公言するブリエディス、そして試合展開から釈然としないものを感じたファンにとってはトーナメントの決勝戦、そしてその勝者とグロワッキーによる対戦を1日も早く見たいところではないでしょうか。
  • ゴングは日本時間21日!マニー・パッキャオ対キース・サーマン戦迫る

    ゴングは日本時間21日!マニー・パッキャオ対キース・サーマン戦迫る

    2019.07.18
    WOWOWエキサイトマッチにて21日(日)11時から生中継が予定されるビッグファイト、WBA世界ウェルター級王座の統一戦が今週末に迫り、舞台となる米国、ネバダ州ラスベガスのMGMグランドでは恒例の " Grand arrivals " の模様が日本時間17日に大きく報じられています。


    40歳7ヶ月という年齢も影響し、掛け率では不利と出ているレギュラーチャンピオンのマニー・パッキャオ(フィリピン/70戦61勝39KO7敗2分)は勝てば2度目の防衛となります。「私はこの戦いをキャリアの中で最も大事なものの1つと考えています、なぜなら40歳の私に何が出来るのか証明したいのです。今度の対戦相手は喋るのは上手なようですが、リングの中では何が起きるか分かりません。ボクシングは科学であり、勉強することが必要です。決められた試合の時だけでなく、ボクシングは常に勉強が必要です、それは私がキャリアを重ねることで手にすることが出来たものです。40歳の私が未だ負けたことの無い相手を打ち破ることは大きな意味があります、そして私がまだベストの選手と戦えることを示すものです。」


    腕の負傷から長いブランクを造り、1月のJ.ロペス(米国)戦ではヒヤリとする場面も見せた30歳8ヶ月、スーパーチャンピオンのキース・サーマン(米国/30戦29勝22KO1無判定)は9度目の防衛が掛かります。「これは私の夢が全て叶うようなものです、オリンピック選手が金メダルを目指して努力するように、子供が成績表に " A " を付けようと頑張るように、我々は自分自身に目標を設定します。この目標は23年前から持ち続けています、私は常にボクシングというスポーツにおいて記憶に残ることを目指していました。キース・サーマンがリングに上がるとき、ウェルター級のなかで最もエキサイティングな試合を幾つももたらしていることを皆さんに理解してもらいたいです。そして幕が閉じた時、人々に言ってもらいたいことは " 私は本物のキース・ワン・タイム・サーマンを楽しみました、心からエンジョイしました。" と。」
  • 元世界1位、マーク・マグサヨが故郷のボホールで元世界王者と対戦

    元世界1位、マーク・マグサヨが故郷のボホールで元世界王者と対戦

    2019.07.18
    17年11月に12回判定勝利をおさめ全勝レコードを『18(13KO)』と伸ばした後、ALAプロモーションズと袂を分け、長期のブランクを造ったことで世界ランクも失った元WBOフェザー級1位のマーク・マグサヨ(フィリピン/19戦全勝14KO)が8月31日に元WBOバンタム級王者のプンルアン・ソー・シンユー(タイ/59戦53勝35KO6敗)と対戦、復帰2戦目を行うとしています。


    一時期はアメリカ、カリフォルニアにトレーニングの地を移したマグサヨでしたが、現在はマレーシアに本拠を置くヴィクラム・スワプラガサン・マネジャーとタッグを組み、4月にはシンガポールで復帰初戦を4回KOでパスしています。復帰2連勝を目指す今回も同マネジャーとのタッグでセットされたプンルアン戦のリングは出身地でもあるフィリピンのボホール、渦中のALAプロモーションが在るセブとは約30Kmほどしか離れていないものの海を隔てての隣島という地理的状況です。


    24歳のマグサヨは、「私は彼の試合を見たことがあります、彼は元世界チャンピオンでもあり私には厳しいトレーニングが必要でしょう。ベストを尽くしてフィリピンのボクシング・ファンに良い試合をお見せするつもりです。」とコメント、4月に前OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者のカルロ・マガレ(フィリピン)に判定勝利をおさめているベテランに警戒心を強めています。WBCアジア・フェザー級王座とIBFパンパシフィック同級王座という2つのベルトが掛かる決定戦で勝利をおさめれば勝者は世界王座返り咲きも現実のものとなりそうです。またアンダーカードにはフィリピン・バンタム級タイトルマッチとして、チャンピオンのジョバンニ・エスカネル(23戦19勝12KO4敗)と同級4位のレノエル・パエル(33戦23勝12KO9敗1分)戦という日本にもお馴染みの選手同士の対戦も予定されています。
  • ノックアウト・CPフレッシュマートがアルアル・アンダレスを相手に防衛戦

    ノックアウト・CPフレッシュマートがアルアル・アンダレスを相手に防衛戦

    2019.07.17
    WBC世界ミニマム級王者のワンヘン同様、安定政権を築くWBA同級チャンピオンのノックアウト・CPフレッシュマート(タイ/19戦全勝7KO)が11度目となる防衛戦として、8月2日にタイのナコーンサワンで同級5位、WBAアジア同級王者のアルアル・アンダレス(フィリピン/10戦全勝2KO)の挑戦を受けることが報じられています。


    オーソドックス・スタイルのアンダレスは近年のフィリピン・ボクシング界に多く見受けられるナショナル王座戦をこなさずに地域王座を獲得、キャリアを重ねてきた新鋭で特筆するスピードは無く、近い距離から放つ上下のコンビネーションを得意とするスタイルを持ちますが、初の世界挑戦はかなり厳しい試合になることが予想されます。フィリピンのカビテ州バコールに在る、キボールス・ボクシングのジェリー・バルメス・プロモーターは「はい、このタイトルマッチは成立しています、契約書にもサインを済ませたところです。私の周りに居る者は皆、我々が不利なことを十分に理解しています。しかし物事に不可能はありません、何故なら我々は非常に激しいトレーニングを積み重ねているし、アルアル自身もリスクは承知の上と腹を決めています。世界チャンピオンになりたいと意気込んでいます。」と述べています。


    28歳の王者ノックアウトは昨年11月、元統一王者のB.ロハス(ニカラグア)を返り討ちにし、初戦の接戦を清算、今回の全勝同士による選択防衛戦に臨んだものと思われますが1位につける元IBF王者、J.アルグメド(メキシコ)との指名防衛戦が次なる正念場と言えるでしょうか。地域王者に就いたことで実力以上と言える世界ランキングを手にした19歳のアンダレスが一気に世界王座獲得を目指します。
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