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    ジェームス・マクドネル対リボリオ・ソリス戦は7月3日に入札へ

    2017.06.22
    疑惑の判定と多くのメディアが報じた、WBA世界バンタム級タイトルマッチの交渉が暗礁に乗り上げたことが取り上げられています。昨年11月にチャンピオンのジェームス・マクドネル(英国/32戦29勝13KO2敗1分)と同級2位で元WBAスーパーフライ級王者のリボリオ・ソリス(写真/ベネズエラ/31戦25勝11KO5敗1分)が対戦、12回判定でマクドネルの勝利となりましたがソリスの勝利を支持する声は大きく、ソリス陣営の抗議を受けたWBAは協議した結果、ダイレクトリマッチを承認したものです。



    初戦から7ヶ月を経たもののリマッチ決定が報じられることは無く、ニュースとして挙がったのは、マクドネル陣営がソリスに待ち料を支払い、英国人対決としてより興行収入を得られそうなポール・バトラー戦を強行する意向を示した程度でした。しかしマクドネル対バトラー戦も幻と消え、このほどWBAはようやく7月3日にパナマシティのWBA本部でマクドネル対ソリス戦の入札を行うこととしています。ソリスが待つことを呑まなかったのか、WBAが承認しなかったのかは不明ながら、ハッキリと白黒を付けるチャンスと言えるでしょう。



    31歳のマクドネルはWBA王座5度の防衛を果たしていますが、指名戦をこなした経験は無く、当時のスーパー王者でもあるJ.C.パヤノ、レギュラー王者のR.ウォーレンらとの統一戦指示もことごとく回避。ソリスとのダイレクトリマッチも1月に指示が出されていたもののここまで延び延びとしています。当然ながら英国内での人気も高まらず、興行の中で世界戦にも関わらず地域王座戦の前に挙行される時もあり、直近5試合のうち3試合は自国を出ての試合となっています。特徴でもあるジャブとスタミナでまずは物議を醸した一戦に決着を付けて欲しいと願うファンも居ることでしょう。


    プロモート契約を結んでいるマッチルーム・ボクシングは先日、11月4日にモナコのモンテカルロにてビッグイベントの開催を発表しています。カードは後日発表としながら複数の世界タイトルマッチが構想に有るとし、約1年前に同地で物議を醸す判定試合を見せたマクドネルに白羽の矢が立つかは分かりませんが、Z.ザキヤノフやZ.テテ、R.バーネットら英国を主戦場とするバンタム級王者もどんどん出てきている中で存在感を出さなくてはいけない立場に立たされていると言えそうです。
  • D.レベデフ対M.フラナガン戦勝者はJ.ドルティコスと対戦指示

    D.レベデフ対M.フラナガン戦勝者はJ.ドルティコスと対戦指示

    2017.06.21
    WBAがこのほどクルーザー級のスーパーチャンピオンとレギュラーチャンピオンに統一戦の指示を出しています。現在のスーパー王座に就くデニス・レベデフ(ロシア/32戦29勝22KO3敗)は7月10日に同級6位のマーク・フラナガン(豪州/26戦22勝15KO4敗)と同王座7度目の防衛戦を行うことが決定していますが、勝者に対し120日以内にレギュラーチャンピオンのジュニエール・ドルティコス(ベネズエラ/21戦全勝20KO)と団体内の統一戦を行うこととなっています。


    発表されたばかりの5月度ランキングではレギュラー王者だったB.シュメノフが眼の怪我で長期戦線離脱となり事実上の剥奪、ドルティコスが昇格したことは既報の通りですが、早ければ年内にもベルトが1つにまとまることになりそうです。これにより最新ランキングで3名の " 世界王者 " が座るのはスーパーバンタム級(G.リゴンドー、久保隼、M.フローレス)、スーパーウェルター級(E.ララ、D.アンドラーデ、B.C.カスターニョ)、ライトヘビー級(A.ウォード、N.クレバリー、D.ビボル)の3つの階級となりました。他団体王座とWBA王座を併せ持つ " 統一王者 " 制は継続されることになっており、世界王者が2人居る事態は今後も続きそうですが一先ず、暫定王者の常設化はファン離れの一因とも言われており、他の階級でも団体内の統一戦が求められるところでしょう。
  • IBFバンタム級新王者のライアン・バーネットを狙う刺客

    IBFバンタム級新王者のライアン・バーネットを狙う刺客

    2017.06.21
    6月10日の採点で話題となったものの試合内容では文句無しの新チャンピオンとなったライアン・バーネット(英国/17戦全勝9KO)ですが、まだ試されていないという声と、底を見せていないという声が入り交じっており今後の防衛戦の内容で徐々に評価が定まってくるものと思われます。そして早速、新王者のバーネットに対し、対戦を願う声も多く報じられています。


    まずは現在最上位でもある3位に付けるエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ/16戦全勝11KO)のファン・オレンゴ・マネジャーは試合直後、地元メディアに対し、「この数日のうちに対戦交渉を始める予定です、IBFからも指名挑戦権はロドリゲスにあるという言葉も得ています。勿論、我々はバーネットのホームに行くことを了承していますし、(タイトルマッチが決まれば)チャンピオンベルトはプエルトリコに持ち帰ることになるでしょう。今後の交渉次第では(バーネットが)1試合、選択防衛戦を挟む可能性もありますが、その場合は勝者とロドリゲスの対戦が義務づけられるものと考えています。(ロドリゲスとバーネットが)アイルランドで戦うことになれば彼らのプロモーターも大喜びでしょう、(バーネットは)自国で高い人気を得ていると聞くし、興行的にも成功間違い無しでしょうからね。」とコメントしており早ければ9月、遅くても年内には挑戦したいとしています。


    また英国をホームとしているWBO世界バンタム級チャンピオンのゾラニ・テテ(南アフリカ/28戦25勝20KO3敗)は「現在、WBOバンタム級のベルトは私が持っています。そして私の目標はこの階級を1つにまとめることであり、バーネットの持つIBFのベルトは是非手にしたいものです。もしバーネット陣営が(アイルランドの)ベルファストでの試合を望むのならば喜んで乗り込みましょう。彼が戦士であるならば、ベストの選手と戦い彼自身の力を証明しなければいけません。」とコメント。フランク・ウォーレン・プロモーターもすでにバーネット陣営に統一戦のオファーを出したことを明らかにしています。25歳と若さ溢れるバーネットの初防衛戦は要注目です。
  • 元WBCスーパーミドル級王者のサキオ・ビカが久々の再起

    元WBCスーパーミドル級王者のサキオ・ビカが久々の再起

    2017.06.20
    元WBC世界スーパーミドル級王者で14年8月にA.ディレルにベルトを奪われていたサキオ・ビカ(カメルーン/42戦32勝21KO7敗3分)が、7月8日にホームタウンとしているオーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ州フェアリー・メドーに在るフラタニティ・クラブにてOPBF東洋太平洋ライトヘビー級8位にランクされる、ルーク・シャープ(豪州/22戦14勝6KO5敗3分)とWBCアジア・コンチネンタル・スーパーミドル級王座決定戦という舞台で戦うことが明らかとなっています。


    ディレルに敗れたのち、15年4月にはA.ステベンソンの持つWBCライトヘビー級王座に挑み2階級制覇を狙ったものの12回判定負けに終わり、今回はおよそ2年3ヶ月振りとなるリングで連敗脱出を目指します。対戦者の質ではシャープを大きく引き離す経験値を生かし、ビカはポール・ナサリ・プロモーターとの新タッグで復帰戦勝利を狙いますが、同プロモーターは「私の興行にサキオ・ビカを出場させることが出来て非常に光栄だ、サキオの実績について今更言う必要は無いでしょう、彼は世界中のリングに上がりキャリアを積み上げ、(WBCとIBOで)2度チャンピオンに就いているが2年以上のブランクがあります。ルーク・シャープ戦は格好の復帰戦になると思っています。ルークは身体も大きく、ライトヘビー級でのキャリアも多く、(S.コバレフとの)世界タイトルマッチも経験しているブレイク・カパレロらトップ選手とも対戦していますからね。」とコメントを残しています。" Scorpion " の異名を持ち日本での試合経験もあるビカは4月に38歳を迎えていますが、7月8日はどのような試合を披露してくれるのでしょうか?
  • ジュニエール・ドルティコスがレギュラー・チャンピオンに昇格

    ジュニエール・ドルティコスがレギュラー・チャンピオンに昇格

    2017.06.19
    昨年5月から3人の王者体勢となっていたWBAクルーザー級で変動があり、レギュラー王者のベイブト・シュメノフ(カザフスタン/19戦17勝11KO2敗)の王座にこれまで暫定王者に就いていたジュニエール・ドルティコス(キューバ/21戦全勝20KO)がエレベーター式に昇格、これによりスーパー王者のD.レベデフ(ロシア)との2人王者体制と変わっています。


    これまで度々、自身の負傷などを理由にタイトルマッチの延期や中止を繰り返してきたシュメノフはWBAライトヘビー級王座を獲得した2010年辺りから急激に試合間隔を延ばし、徐々に故障のニュースも増え15年、16年とも年に1試合をこなすのみとなっていました。そして今年の初戦となるドルティコスとの統一戦(写真)を4月に予定していたところ試合まで10日を切ったところで、今度はスパーリング中に眼を負傷したとして中止を発表していました。自身の声明として、網膜に関わる大怪我で即座に手術を施行、術後の経過は良好としながらも復帰には数ヶ月以上を要することも明らかにしていましたが、復帰の見通しも経たず事実上の剥奪&引退選手扱いのように発表されたばかりのWBA最新ランキングから名前が外されています。


    スーパー王者のレベデフはすでに次戦を7月10日にロシア、エカテリンブルクで同級6位のマーク・フラナガン(豪州)と行うことを発表しており、ドルティコスと勝者との統一戦交渉はその後ということになりそうです。
  • 週末海外注目試合結果

    週末海外注目試合結果

    2017.06.19
    <現地時間17日>
    アルゼンチンのブエノスアイレスでは人気2選手が共演。元WBAウェルター級暫定王者のディエゴ・チャベス(アルゼンチン)が元世界ランカーのヘアン・カルロス・プラダ(ベネズエラ)に2回KO勝利。WBCスーパーウェルター級8位に付ける31歳のチャベスは25勝21KO2敗1分、32歳のプラダは32勝22KO4敗1分としています。

    また元世界王者の弟、ファビアン・マイダナ(アルゼンチン)はペドロ・ベルドゥ(ベネズエラ)を4回KOに下しています。WBAウェルター級14位にランクされる24歳のファビアンは13戦全勝10KO、35歳のベルドゥは19勝14KO16敗3分です。


    メキシコシティのクワテモクにて元WBC世界ライトフライ級王者のエドガル・ソーサが昨年9月のD.ニエテス(フィリピン)戦以来となる復帰戦、バンタム級8回戦に臨みましたが、無名のフリオ・セサール・アギラル(ともにメキシコ)に8回判定負け、まさかの黒星となっています(3対0)。最大9ポイント差の大差判定負けを喫した37歳のソーサは52勝30KO11敗とし、虎の子のWBCフライ級11位というランキングも手放すことになりそうです。


    メキシコのコミタンでは元WBAスーパーフェザー級暫定王者のエマヌエル・ロペス(メキシコ)がノンタイトル戦で元WBC米大陸同級王者のカルロス・カルデナス(ベネズエラ)に10回判定勝利をおさめています(3対0)。かろうじてWBC同級39位に名を置く27歳のロペスは26勝11KO6敗1分とし、32歳のカルデナスは22勝14KO14敗1分です。


    欧州ミドル級タイトルマッチがイタリアのヴァッレ・ダオスタにて行われ(写真)、王者のエマヌエレ・ブレンダムラがアレッサンドロ・ゴドイ(ともにイタリア)に12回判定勝利で王座防衛です(3対0)。IBF12位に付ける37歳のブレンダムラは27勝5KO2敗、29歳のゴドイは30勝14KO2敗1分です。

    またIBFヘビー級3位のカルロス・タカム(カメルーン)は元世界ランカーのイビチャ・バクリン(クロアチア)に2回KO勝利。36歳のタカムは35勝27KO3敗1分、35歳のバクリンは27勝16KO12敗1分です。


    ガーナのアクラでは世界ランカー同士のWBOアフリカ・ミドル級タイトルマッチが行われ、王者でWBO10位のウォルター・カウトンドクワ(ナミビア)がWBO12位のオボタイ・サイ(ガーナ)に5回KOで王座防衛に成功しています。最後は強烈な左フックを効かせた長身痩躯のカウトンドクワはこれで15戦全勝14KO、サイは32勝24KO3敗です。


    <現地時間16日>
    南アフリカのヨハネスブルグでは元IBFスーパーフェザー級王者のムゾンケ・ファナがトムソン・モクワナ(ともに南アフリカ)の持つ南アフリカ・ライト級王座に挑戦しましたが12回判定負けを喫しています。王座防衛を果たしたモクワナは22勝12KO11敗1分1無判定、43歳となっているファナは38勝16KO13敗としています。


    <現地時間15日>
    カナダの有望株、ロンドン五輪ウェルター級ベスト8のアマチュア歴を持つ、カスティオ・クレイトン(カナダ)がカナダのモントリオールでジョニー・ナバレッテ(メキシコ)に10回判定勝利をおさめ(3対0)、WBC米大陸ウェルター級王座とIBFインターナショナル同級王座の獲得に成功しています。29歳のクレイトンは12戦全勝9KO、同じく29歳のナバレッテは33勝15KO10敗1分です。
  • 速報!アンドレ・ウォード 対 セルゲイ・コバレフ 2!

    速報!アンドレ・ウォード 対 セルゲイ・コバレフ 2!

    2017.06.18
    米国、ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・ホテル&カジノにてWBA、IBF、WBO3団体統一世界ライトヘビー級戦がただいま終了、統一王者のアンドレ・ウォード(米国)が前統一王者のセルゲイ・コバレフ(ロシア)に8ラウンド2分29秒TKOでウォードが返り討ち、王座防衛を果たしています。

    初戦同様、コバレフがじわじわと前進しウォードはサークリングしながら隙を伺う初回ですが手数はコバレフが上回ります。2ラウンド後半にクリンチ間際でウォードの左がローブローとなり数秒間の休憩が入りますが、このラウンドも手数はコバレフ優勢に映り、3ラウンドにはコバレフが肩越しの右を浅く打ち込みます。クリンチ際の小競り合いが目立ち始めた4ラウンド中盤にはトニー・ウィークス(米国)レフェリーが両者に注意を与えますが、ウォードのジャブでコバレフの顔が跳ね上がる場面を見せます。両者ともスイッチする場面も見せた6ラウンドも僅差のラウンドとなりますが、HBOテレビのハロルド・レダーマン氏は、手数と攻勢で上回るコバレフの59-55と採点し折り返します。7ラウンドはやや集中力を切らしたか単調になったコバレフに浅くパンチを合わせたウォードが取ったように映りますが、コバレフはクリンチ際の左をローブローとアピール、レフェリーに続行を促されます。迎えた8ラウンド、再びウォードの左ボディを低いとアピールしたコバレフですがレフェリーに続行を促されると、ボディが効いているような印象を残します。その後もウォードはボディを中心に攻めあげコバレフがガクンとペースダウン、下に気を取られたか右ストレートをアゴにも浴びたコバレフはロープ伝いに後退します。最後はコーナーに詰められたところでウォードのボディ連打で戦意を喪失、力無く座るのとレフェリーが割って入ると同時となっています。33歳のウォードは32戦全勝16KOとし初戦の汚名をそそいでいます。34歳のコバレフは30勝26KO2敗1分、コバレフ・ファンには少々ガッカリと言える呆気ない幕切れとなっています。「今後はクルーザー級に上げるかもしれないね。」と笑顔を見せたウォードに対し、「最後は何を貰ったか覚えていないけど、(ウォードの)ボディへのパンチはローブローだよ。」と苦笑いを見せたコバレフです。なお7ラウンド終了時の採点は2対1(67-66×2:ウォード、68-65:コバレフ)となっています。


    セミファイナル、WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチではスーパー王者のギレルモ・リゴンドー(キューバ)が同級暫定王者のモイセス・フローレス(メキシコ)を後味の悪い1ラウンドKOに退けています。

    声を上げながらというよりは叫びながらパンチを出すフローレスは、HBOテレビのテロップで2cm差と表示された以上に上背で勝り、左回りに攻めて行きますがリゴンドーはフットワークを中心にしっかりとかわして行きます。ラウンド終了間際、フローレスが攻勢を強めロープに押し込もうとしたところでリゴンドーも応戦、右手をフローレスの後頭部に置き左を打ち込みます。終了のゴングが鳴り、ビック・ドラクリッチ(米国)レフェリーが間に入るとほぼ同時にリゴンドーの左フックがフローレスのアゴにモロに入るとよろよろとバランスを崩しながらダウンします。フローレスのダウンをよそにレフェリーはリゴンドーに後頭部を押さえて打つなと注意、振り返ったところでフローレスが大の字となっている状況となります。ノーコンテストか、反則か、KOか、リングサイドのレンゾ・バグナリオルWBA立会人、ネバダ州コミッション関係者らとドラクリッチ・レフェリーで協議しているところへ、フローレスも起き上がり場内は騒然となりますが、その後ドラクリッチ・レフェリーは映像をモニターで確認する作業を済ませ、KOパンチはラウンド内、そしてKOパンチとなった左フックを放った瞬間は右手を置いていなかったとして、リゴンドーのKO勝ちと判断し、リング上に戻りマイケル・バッファー・リング・アナウンサーに詳細を伝えています。WBA王座10度目の防衛を果たした36歳のリゴンドーは18戦全勝12KO、30歳のフローレスは25勝17KO1敗1ノーコンテストとし、WBA3度目の防衛&IBO初防衛に失敗しています。


    アンダーカードのライトヘビー級戦、WBAライトヘビー級暫定王者のドミトリー・ビボル(キルギスタン)が米国、オクソン・ヒルでのS.クラークソン戦から約2ヶ月でリングに上がり、ノンタイトル戦でセドリック・アグニュー(米国)を4ラウンド1分27秒TKOに下しています。

    ビボルがプレッシャーを掛けながらジャブを突いて行くと腰が引けたかアグニューはひたすらガードに専念、ロープを背にします。中盤に右ストレートをガード越しに食うと足下をフラつかせながらコーナーに後退、2分過ぎにビボルの連打でダウンします。追撃をひたすら亀のようにガードで凌いだアグニューは、2ラウンドにスイッチを見せペースを変えようとしますが、左フックを食い、手数でも劣りポイントを失います。3ラウンド以降、頻繁にスイッチしながらビボルの攻撃をガードで防ぎ隙を伺うアグニューですが、数十秒間ガードだけという場面もありブーイングが上がり始めます。ビボルも距離を維持しながらじわじわとダメージを与えていくと、4ラウンド途中でいきなりアグニューが右目をパチクリさせながら横を向くとラッセル・モーラ(米国)レフェリーは即座にTKOを宣言しています。精力的にアメリカでのネームバリューアップを狙う26歳のビボルはこれで11戦全勝9KO、「正直なところ、暫定王座の防衛にはあまり興味が無いが、(レギュラー王者の)ネイサン・クレバリーを倒しベルトをまとめたい気持ちは持っている。」と意気盛んなところを見せています。元USBA全米同級王者でもある30歳のアグニューは29勝15KO3敗。試合前の「オレを対戦相手に選んだのはビボル陣営のミスだ、思い知らせてやる。」のコメントが空しく残る戦い振りとなっています。


    またUSBA全米ミドル級タイトルマッチでは同王者でIBF9位のルイス・アリアス(米国)がIBF同級7位、WBCでも9位にランクされるアリフ・マゴメドフ(ロシア)を5ラウンド1分16秒TKOに下し、王座防衛を果たしています。

    両者、精力的に手を出しボディへもジャブ、左右フックを打ち合いますがマゴメドフは時折オープンブローが混ざり、アリアスの右が有効に映ります。マゴメドフはペースを引き寄せようと2ラウンドも前進し手を出しますが、アリアスの右アッパーを食い、そして残り15秒では右を好打されてしまいます。4ラウンド終盤、クリンチにイラつきを見せるアリアスがブレイクの声が掛かった後に右フックを打ち込み、ロバート・バード(米国)レフェリーに注意を受けますが、ポイントは有効打で勝るアリアスが集めて行きます。迎えた5ラウンド50秒辺りでアリアスが右フックをヒット、続いて右フックを打ち下ろすとマゴメドフが膝からダウンします。ダメージを見せながらも再開に応じたマゴメドフでしたが、アリアスの追撃に防御がままならなくなった場面を見たレフェリーが割って入り終了となっています。27歳のアリアスは18戦全勝9KO、24歳のマゴメドフは18勝11KO2敗としています。
  • 速報!パブロ・セサール・カノ 対 フィデル・マルドナド Jr. !

    速報!パブロ・セサール・カノ 対 フィデル・マルドナド Jr. !

    2017.06.18
    米国のテキサス州トスティトスに在る、トスティトス・チャンピオンシップ・プラザにてゴールデンボーイ・プロモーションとESPNによる定期興行がただいま終了。WBC中米スーパーライト級王座決定戦は、元WBAスーパーライト級暫定王者のパブロ・セサール・カノ(メキシコ)がフィデル・マルドナド Jr. (米国)に10回判定負け、マルドナド Jr. が新王者となっています(2対1/97-92×2:マルドナド Jr. 、96-93:カノ)。

    アクションの多さと気持ちを前面に出すスタイルで根強い人気を持つカノですが、やや小柄な身体をこまめに動かし軽快なフットワークを見せるサウスポーのマルドナド Jr. の動きを見てしまう場面が多く、左ボディフックを貰うなど序盤のポイントを失います。徐々に動きを読み始めたカノは4ラウンド残り15秒で左右ボディ連打から上に左フック、右ストレートと返してマルドナド Jr. からダウンを取ります。再開と同時にゴングが鳴りますが、5ラウンドはダメージの回復を図ったマルドナド Jr. の手数が減り、カノがポイントを連取したように映ります。その後はやや持ち直したマルドナド Jr. とカノのペース争いに戻ったような展開となり、終盤に入りますが、疲れからかマルドナド Jr. がカノに合わせるパンチが目立ち全体の手数が減っていくように映ります。最終回もカノがじわじわ前進し、マルドナドが足を使う攻防のなか終了のゴングとなっています。25歳のマルドナド Jr. は24勝19KO3敗1分1ノーコンテストとし、WBCウェルター級20位でもある27歳のカノは30勝21KO6敗1分としています。


    セミファイナルとなったWBCユース・シルバー・スーパーフライ級王座決定戦はジョシュア・フランコとオスカー・モヒカ(ともに米国)で争われ、初回に右でダウンを奪ったフランコが、その後は果敢に逆転を狙うモヒカとの激闘の末に8回判定勝利をおさめています(3対0)。21歳のフランコは11戦全勝6KO、24歳のモヒカは10勝1KO3敗としています。
  • 速報!タイロン・ツォイゲ 対 ポール・スミス!

    速報!タイロン・ツォイゲ 対 ポール・スミス!

    2017.06.18
    ドイツのヘッセン州ヴェッツラーにてただ今、WBA世界スーパーミドル級タイトルマッチが終了しました。レギュラー王者のタイロン・ツォイゲ(ドイツ)が同級5位のポール・スミス(英国)に12回判定勝利、王座防衛です(3対0/119-108×3)。

    両者ともジャブを軸に様子を見るスタートとなりますが、手数と攻勢でツォイゲが優勢といった印象を残します。ジョー・ギャラガー・トレーナーからの指示か3ラウンドに入り、テンポを上げたスミスがガード越しながら右を打ち込むとツォイゲも応戦、パンチの交換が増えていきます。ライトヘビー級でも戦っているスミスのフィジカルを警戒してか時折、ツォイゲが両手でスミスを押し返すとギジェルモ・ペレス(パナマ)・レフェリーから押すな、と注意が入ります。4ラウンドもお互いに右を入れる場面を作り、5ラウンドは再びツォイゲがコンスタントに左を突きポイントを挙げたように映ります。6ラウンド以降、両者ともジャブ中心の攻撃を見せ有効打の少ないペース争いとなりますが、やはり手数ではツォイゲがリード、優勢に試合を進めて終盤に入ります。リングサイドではA.クロラ、そしてスミス兄弟の3人が毎ラウンド、檄を飛ばし声援を送りますが、スーパーミドル級のウェイトを造ることで精一杯だったか挑戦者のペースが上がらないなか迎えた11ラウンド、スミスの右がヒットし有効打でポイントを獲ったように映ります。最終回もスミスが良い攻めを見せますが終了間際に身体がぶつかりスミスがバランスを崩し尻餅を付くとレフェリーはダウンと裁定しカウントを数えます。不運なダメ押し的ダウンにスミスはプッシュだ、とアピールしますが変わらずゴングと同時に失意の表情を見せています。先月25歳になったばかりのツォイゲは2度目の防衛に成功し、次はいよいよ同門と言えるスーパー王者のG.グローブス戦と統一戦の運びとなるのでしょうか?戦績は21勝11KO1分としています。一方、A.アブラハムとの2連戦(WBO同級王座挑戦)以来、3度目のビッグチャンスだった34歳のポールは3勝22KO7敗としています。


    セミファイナル、2011年バクーで行われたアマチュア世界選手権ではミドル級3回戦で村田諒太に敗れ、2012年ロンドン五輪ではA.オゴゴに敗れミドル級ベスト8。14年8月にプロデビューを果たしているシュテファン・ハーテル(ドイツ)が出場し、ベテランのパトリック・メンディ(ガンビア共和国)に10回判定勝利をおさめています(3対0)。29歳のハーテルは14戦全勝1KO、26歳のメンディは17勝1KO13敗2分としています。


    アンダーカードでは、2度の世界挑戦経験を持つWBCスーパーフェザー級10位のスティーブン・スミス(英国)が、昨年11月のJ.ソーサ戦以来となる復帰戦に臨み、カロリー・ギャロビッチ(ハンガリー)に1ラウンドKO勝利。3歳上の兄、ポールに良い形でバトンを繋いだ31歳のスティーブンは25勝15KO3敗、24歳のギャロビッチは10勝3敗です。
  • 速報!元メキシコ五輪代表のホセリト・ベラスケスがデビュー3連勝!

    速報!元メキシコ五輪代表のホセリト・ベラスケスがデビュー3連勝!

    2017.06.17
    メキシコ、バハカリフォルニア州ティファナにてメキシコ五輪代表経験を持つホセリト・ベラスケス(メキシコ/帝拳)がプロ3戦目のリングに上がり、ロヘリオ・アルメンタ(メキシコ)に1ラウンド1分9秒、ボディで倒し10カウントを聞かせてのKO勝利をおさめています。「マヌエル・ロブレス・トレーナーとの日々のトレーニングが良い結果に繋がりハッピーです。」と試合後にコメントしています。


    前日の公式計量では両選手揃って113ポンド(フライ級1ポンド超/51.2Kg)でクリアした一戦を制した23歳のベラスケスはこれで3戦全勝全KOとしています。


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