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  • ジェームス・デゲールとリー・セルビーの挑戦者が発表

    ジェームス・デゲールとリー・セルビーの挑戦者が発表

    2017.11.16
    クイーンズベリー・プロモーションズが先月下旬に発表していた英国、ロンドンで開催するとしているダブル世界タイトルマッチの対戦カードが発表され、IBF世界スーパーミドル級タイトルマッチは王者のジェームス・デゲール(英国/25戦23勝14KO1敗1分)対IBF15位のカレブ・トゥルアックス(米国/33戦28勝18KO3敗2分)戦、IBF世界フェザー級タイトルマッチは王者のリー・セルビー(英国/26戦25勝9KO1敗)に対し、11位のエドゥアルド・ラミレス(メキシコ/24戦20勝7KO3分1ノーコンテスト)が挑むこととなっています。


    すでに喫している3つの黒星は元統一ミドル級王者のJ.テーラー、前WBAミドル級王者のD.ジェイコブス、前WBCスーパーミドル級王者のアンソニー・ディレルという34歳のトゥルアックスは2度目の世界挑戦となります。デゲールにとって手術からの復調度合いが気になるところではありますが、暫定王者アンドレ・ディレルとの統一戦へ駒を進めるのはデゲールとトゥルアックスのどちらでしょうか?そしてセルビー4度目の防衛を阻止すべく英国デビュー戦として敵地に乗り込むラミレスは最新試合でL.バルテレミと引き分けた技巧派サウスポーです。王者セルビー同様、破壊力よりも手数で勝利を引き寄せるタイプだけに激しいペース争いが予想されます。



    また、F.ウォーレン・プロモーターの期待も大きいWBO欧州ライトヘビー級王者のアンソニー・ヤード(英国/13戦全勝12KO)は元世界ランカーのニコラ・サエクロカ(モンテネグロ/37戦32勝11KO4敗1分)と保持する地域王座の防衛戦を行います。3月の最新試合で元世界王者のR.スティグリッツと12回引分、スティグリッツを引退に追い込んだといえるサエクロカは未だKO負けがありません。破竹の勢いを持つヤードがどのような試合を魅せてくれるのでしょうか?WBCユース・ヘビー級王者のダニエル・デュボア(英国/5戦全勝全KO)はドリアン・ダーチ(英国/18戦12勝1KO5敗1分)との対戦も決まっています。14年2月にはA.ジョシュアが2ラウンドで仕留めている相手を何ラウンドで倒すのかが注目と言えそうです。
  • " Zurdo " ヒルベルト・ラミレスが3度目の防衛戦

    2017.11.16
    WBO世界スーパーミドル級チャンピオン、" Zurdo " ヒルベルト・ラミレス(メキシコ/36戦全勝24KO)を擁するトップランク・プロモーションが現地時間14日、3度目の防衛戦を発表しました。今回の挑戦者は同級6位のハビブ・アハメド(ガーナ/27戦26勝18KO1分)とされましたが、このアハメドは今回が初の国外での試合となる、WBOアフリカ同級王者です。


    発表会見の席上、王者ラミレスは「ハビブ・アハメドは無敗で高いKO率を誇っています、彼は初めて海外での試合を迎える危険なファイターです。彼にとってこれ以上ないチャンスだと分かっているだろうし、私も(J.ハートとの)最新試合の時以上のハードなトレーニングを積むつもりです。この試合はとても興味深い対戦になると思います、私のチャンピオンベルトと無敗の対戦者が争われるのですからね。3度目の防衛戦をクリアすべくこの素晴らしい対戦者を前に私のモチベーションも集中力も十分です。私がどうしてスーパーミドル級チャンピオンとして君臨しているのか世界に披露したいですね。」とコメントを残しています。


    来年2月3日となるタイトルマッチの試合会場はメキシカン王者への声援も十分と言えそうな米国、テキサス州コーパスクリスティに在るバンク・オブ・アメリカ・センターとなっています。ボクシング・ファンとしてはメキシコ湾に面した街で大歓声を背に、ここのところイマイチ盛り上がりに欠ける12回判定が続いている王者の14年11月以来となるKO勝利を観たいところでもありますが、果たしてどのような結果が出るのでしょうか?
  • WBAがスーパーライト級など3階級で対戦指示を発表

    WBAがスーパーライト級など3階級で対戦指示を発表

    2017.11.15
    日本時間14日、WBAがスーパーライト級、スーパーフェザー級、ウェルター級の3つの階級で対戦指示を発表しています。スーパーライト級は1位のランセス・バルテレミ(キューバ/27戦26勝13KO1無判定)と2位のキリル・レリ(ベラルーシ/23戦21勝19KO2敗)による対戦です。この両者はR.バーンズの返上に伴い空位となった王座の決定戦として5月にアメリカで対戦(写真)、12回判定(3対0)でバルテレミが勝利し新王者とコールされベルトを手にしましたが、レリの勝利を推す声は大きくWBAは試合5日後に採点に問題があると発表、ベルトをバルテレミから事実上取り上げた構図となり王座は依然空位とし、即座の再戦を指示していましたがおよそ半年が経過しても何ら進展のない対戦に再び指示をしたものです。



    そしてスーパーフェザー級は10月、体重超過の失態を犯し前スーパー王者となったJ.コラレスをKOで破ったアルベルト・マチャド(プエルトリコ/19戦全勝16KO)と同級2位のラファエル・メンサー(ガーナ/31戦全勝23KO)による指名防衛戦の指示となっています。世界を狙う位置まで上昇してくると欧州圏やアメリカの有力プロモーターと契約する選手の多いアフリカ系ですが、そういったなかキャリアをほぼ地元ガーナで積み上げ、のし上がってきた苦労人サウスポーのメンサーがいよいよ世界の檜舞台に上がるのか楽しみな対戦は12月6日を交渉期限とし合意に達しなければ入札と告知されています。



    もう一つは先日、ESPNが報じた一戦でもあるウェルター級です。L.ピーターソンが返上したため、1位のティーラチャイ・シッモーセン(タイ/38戦全勝28KO)と3位のルーカス・マティセ(アルゼンチン/43戦38勝35KO4敗1ノーコンテスト)による決定戦はスーパーフェザー級と同様、12月6日を交渉期限とし合意に達しなければ入札と告知されています。
  • 今週末のスミス対ウィリアムス戦アンダーカードで全勝ホープ対決

    今週末のスミス対ウィリアムス戦アンダーカードで全勝ホープ対決

    2017.11.15
    10月22日に村田諒太(帝拳)がロンドン五輪金メダリスト5人目の世界チャンピオンに就きましたが、同大会の銀&銅メダリストからの世界王者は未だ誕生していません。ライトヘビー級銅メダリストのA.ゴズディク(ウクライナ)が世界ランキング的にはレースの先頭を走っていますが果たして誰が追い上げるのか、そうした面から観るレースも楽しみなところですが、第2集団といったWBCスーパーバンタム級18位にランクされているツグスソグ・ニヤンバヤル(モンゴル/8戦全勝全KO)が全勝ホープとの次戦を発表しています。



    ロンドン五輪ではフライ級銀メダル獲得のツグソスグは25歳、ここまで全勝街道を走っていますが、今度の相手はハルモニト・デラ・トーレ(フィリピン/19戦全勝12KO)と発表されています。近年のフィリピン国内はタイ同様にナショナル・ランキングや王座など目先のことと目もくれず、独自の路線で世界を一直線に目指すプロモーションが徐々に増えており、デラ・トーレのプロモート権を持つサンマン・プロモーションもその一つです。先日、WOWOWエキサイトマッチで放送されたロメロ・ドゥノ(フィリピン)は同門でもあり、デラ・トーレとしては良いライバル心でドゥノに先を越された感は有るでしょう、元オリンピアンを下し一気に世界への扉を開くべく気合い十分と報じられています。



    日本時間19日(日)に開催されるラスベガス興行のメインは元世界王者のイシュ・スミスが世界ランカーのジュリアン・ウィリアムス(ともに米国)と拳を交える新旧対決です。主催するメイウェザー・プロモーションが度々チャンスを造っているスミスも39歳、WBC4位でもある27歳のウィリアムス戦がラストチャンスになるかもしれません。
  • 元2階級制覇王者のジェシー・バルガスが年末の復帰を明言

    元2階級制覇王者のジェシー・バルガスが年末の復帰を明言

    2017.11.14
    マニー・パッキャオにWBOウェルター級王座を奪われてちょうど1年が経過、元2階級制覇王者のジェシー・バルガス(写真/米国/29戦27勝10KO2敗)が地元メディアに復活の狼煙を上げています。最新ランキングではWBCのウェルター級4位に付けているバルガスが地元メディアに応対、トップランク・プロモーションと別れ、アル・ヘイモン・グループと契約を結んだことを伝えています。


    「再起戦が決まって私はとてもハッピーです。日程は12月15日、すでに準備も進めています。アル・ヘイモンとグアダルペ・バレンシアの2人が私のキャリアを最大限考慮してくれていますし、私が選択したこのステップはとても良かったと感じています。現在がキャリアの中で全盛期と感じているし、私は28歳です。体全体のパワーも感じるし、ハングリーな気持ちも強く持っています。もう一度世界チャンピオンになるという夢も有りますからね。アル・ヘイモンと契約することでウェルター級最高の戦いが出来るかもしれません、私もベストの中の1人だと思うし、その輪の中に入り素晴らしい戦いを魅せたいです。」と述べ、パッキャオ戦から約13ヶ月を置き再起戦に臨むことを明らかにしています。再起戦の対戦相手は未発表ながら、A.ヘイモン傘下のウェルター級トップ選手、K.サーマン、E.スペンス Jr. やS.ポーター、D.ガルシアらとゆくゆくはチャンピオンベルトを絡めたビッグマネーファイトも当然バルガスの構想に入っていることでしょう。相変わらず興行数の増加はうかがえない " Premier Boxing Champions " シリーズですが魅力ある選手が1人加わったこととなっています。
  • レイモント・ピーターソンの返上後王座を争う空位の決定戦

    レイモント・ピーターソンの返上後王座を争う空位の決定戦

    2017.11.13
    L.ピーターソンが来年1月のE.スペンス Jr. 戦を優先するため返上し、空位となっているWBA世界ウェルター級王座を懸けて行われる決定戦についてESPNが現地時間11日に報じるところでは、WBAは王座決定戦として同級1位のティーラチャイ・クラティンデーンジム(タイ/38戦全勝28KO)と同級3位のルーカス・マティセ(写真/アルゼンチン/43戦38勝35KO4敗1ノーコンテスト)による決定戦を承認したこと、そしてマティセ陣営のゴールデンボーイ・プロモーションが2018年上半期の決定戦開催へ向けて動いていることとしています。



    現在のリングネームはティーラチャイ・シッモーセンとしている25歳のオーソドックスは素晴らしい戦績ながらアジア圏のナショナル・ランカークラスが多くを占める対戦相手とあって世界1位の実力を疑う声は数年前から挙がっています。しかしながらPABA王座やWBAアジア王座といった傘下団体王者として長らく防衛してきた戦歴をWBAとしても評価しない訳には行かず今日に至ったといったところでしょうか。そして豪腕として世界に名を馳せたマティセも35歳とあって往年の鋭さは消え、5月の再起戦もTKOながら動きは決して良いものでは有りませんでしたが世界的なビッグネームとしてボクシング界で知らない者は居ないと言える存在となっています。



    同プロモーションのロベルト・ディアス・マッチメイカーが対戦交渉を進めているとしていますが、ここでアメリカのテレビ局がティーラチャイ対マティセ戦にどれだけ放映権料を出すかという問題が浮上してきます。ティーラチャイのネームバリューの低さによる放映権料やチケット収入等考慮し、投資の意味で同プロモーションが開催に漕ぎ着けるものと思われますが、マティセとしてももう一つベルトは欲しいけれど出来ればファイトマネーも多く欲しいと思うのは致し方ないところでしょう。すでにティーラチャイ陣営、あのタイの英雄として名高いK.ギャラクシーのプロモーターでも知られるギャラクシー・プロモーションのニワット・ラオスワンワット・プロモーターは「1月20日にアメリカに行く、契約書にもサインした。」と地元メディアに伝えていますが、主催するゴールデンボーイ・プロモーションはどのような最終決断を出すのでしょうか、ティーラチャイがアメリカのリングに上がる日が来るのかも含めて興味深いところです。
  • 週末海外注目試合結果

    週末海外注目試合結果

    2017.11.13
    <現地時間11日>
    英国のエディンバラにてWBCシルバー・スーパーライト級タイトルマッチが行われ、王者でWBC6位のジョシュ・テイラー(英国)が元IBFライト級王者のミゲル・バスケス(メキシコ)に9回KO勝利、これまでKO負けの無かった曲者相手に地元で良い勝利をおさめています。2ラウンドに偶然のバッティングで左眉をカットしたサウスポーのテイラーでしたが体力にモノを言わせ、バスケスのコツコツ連打とディフェンス網を徐々に崩し、9ラウンドに右ボディフックで膝を付かせるとバスケスはそのまま腰を上げることは有りませんでした。パワーがテクニックを凌駕したような試合を制した26歳のテイラーは11戦全勝10KOとしています。敗れた30歳のバスケスは39勝15KO6敗としています。


    元2階級制覇王者で好戦的なスタイルからファンも多いアセリノ・" POPO "・フレイタス(ブラジル)が15年8月以来のノンタイトル戦をブラジルのパラー州で行い(写真)、スーパーウェルター級8回戦でガブリエル・マルティネス(メキシコ)に判定勝利をおさめています(3対0)。07年4月にJ.ディアスに敗れ引退を表明、12年6月に復帰しM.オリベイラにTKO勝利後再引退、そして一昨年の試合からの再々復帰となった42歳の元王者ですが、「この試合が本当に最後の戦いだ、偏見や差別に悩んでいる子供に勇気を与えたい。」と試合前にコメント、本当のラストファイトとなるのかもしれません。戦績は41勝34KO2敗、最終回に左まぶたをカットし敗れたマルティネスは29勝16KO11敗1分1ノーコンテストとなっています。


    フランスのイヴリーヌにて世界ランカー同士による欧州スーパーミドル級タイトルマッチが行われ、王者でWBC9位のハディラ・モハメディとWBC14位のクリストファー・ルブラッセによるフランス人対決が行われ、12回判定(3対0)で王者モハメディが勝利しています。防衛を果たした37歳のモハメディは23勝16KO4敗1分、32歳のルブラッセは25勝6KO6敗3分としています。


    <現地時間10日>
    元WBAライトフライ級暫定王者のランディ・ペタルコリン(フィリピン)がオーストラリアのモルバーンにてノンタイトル戦を行い、来日経験を持つ元世界ランカー、オスカー・レクナファ(インドネシア)に初回KO勝利をおさめています。IBF3位、WBC9位、WBOでも12位に付けている25歳のペタルコリンは世界再挑戦を狙っています。28勝21KO2敗1分とレコードを伸ばしていますが長身でサウスポーとあって選択防衛戦で好んで選ぶ王者は居ないと思われます。


    昨冬、岩佐亮佑(セレス)選手との挑戦者決定戦を体重超過による計量失格でフイにした記憶も残るルイス・ロサ(プエルトリコ)が米国のクリーブランド州にて空位のWBC米大陸スーパーバンタム級挑戦者決定戦を行い、ユアンデール・エバンス(米国)10回判定負けを喫しています(2対1)。28歳のエバンスは20勝14KO1敗、初黒星となった26歳のロサは23勝11KO1敗1無判定1ノーコンテストとしています。


    フランス、カレーにて元世界王者の息子、ジョフリー・ジャコブが保持するWBUーEUスーパーウェルター級王座の防衛戦を行い、マキシム・ビュッシエ(ともにフランス)に2回KO負けを喫し王座陥落、初黒星としています。新王者となった26歳のビュッシエは25勝9KO1敗1分、同じく26歳のジャコブは16勝3KO1敗1分としています。


    フィリピンのパラワンで開催されていた第55回OPBF総会内のイベントとして行われた、OPBFフェザー級シルバー王座決定戦は同級7位のサンダー・ボリバル・ナタナエル(ベネズエラ/カシミ)と同級8位のジルベルト・ゴメラ(フィリピン)で争われ、最後はボディで悶絶の5回TKOでゴメラが勝利しています。正規王者の清水聡(大橋)選手はアクティブにキャリアを重ね、今年ここまで3戦全敗のゴメラが出場というシルバー王座戦で勝利したゴメラは13勝7KO4敗としています。正規王者との統一戦はほとんど行われず世界挑戦などを理由に正規王者が返上するまで淡々とキャリアを積み、返上したところでエレベーター式に格上げ、日本を含めた挑戦者陣から正規王者としてのファイトマネーを受け取って試合、という構図が出来上がりつつある現在のOPBFシルバー王座ですが、どこかで歯止めが掛かる日は来るのでしょうか?
  • 速報!カルロス・オカンポ 対 ダリオ・フェルマン!

    速報!カルロス・オカンポ 対 ダリオ・フェルマン!

    2017.11.12
    試合直前にIBFウェルター級4位のコンスタンチン・ポノマレフ(ロシア/32戦全勝13KO)が出場をキャンセルするというニュースで注目を集めた一戦がメキシコ、チワワ州ケベドにて行われました。ともに前日計量を146ポンドとウェルター級リミットから約450グラム軽くクリアした一戦は、IBFウェルター級3位のカルロス・" CHEMA "・オカンポがダリオ・フェルマン(ともにメキシコ)に7ラウンド15秒、棄権によるTKO勝利です。オカンポは22戦全勝13KOとし指名挑戦権を掴んでいます。一方、最後は腕を痛めたフェルマンは14勝11KO4敗としています。


    「(オカンポとの挑戦者決定戦は7月の入札で)トップランク・プロモーションが落札し、当初は10月30日にアメリカで行われるはずの試合でした。その日に合わせてトレーニング・キャンプも張り準備を進めていましたが、試合日が11月11日になり開催地もメキシコに変わったと聞きました。そして(ポノマレフの)アベル・サンチェス・チーフ・トレーナーはカリフォルニアで行われる興行に出場するアレックス・サウセド選手に同行することがすでに決まっており、日程が変わったことで予定がぶつかってしまったのです。トップランク・プロモーションに我々もカリフォルニアの興行に出させて欲しいと頼みましたが実現しませんでした。次なる方法としてロシアで(オカンポと)戦うことも検討しましたが厳しく、コンスタンチンは彼のプロ・キャリアで最大とも言うべき舞台の試合でチーフ・トレーナーがコーナーに居なければ戦うことは出来ません。また開催地がメキシコということで地元判定の可能性もあります、これらの事柄から我々は出場しませんでした。」と現地時間10日に声明を出したのはポノマレフ陣営のウラル・ボクシング・プロモーションズ、アレクセイ・ワシリーエフ氏です。少々、甘さを感じさせるコメントですがポノマレフの代わりにフェルマンと対したこの一戦を計量直後、IBFも挑戦者決定戦と認定したことが報じられており、ポノマレフの世界挑戦が遠くなったことは間違いなさそうです。
  • 速報!ホセ・ラミレス 対 マイク・リード&IBFライトヘビー級戦

    速報!ホセ・ラミレス 対 マイク・リード&IBFライトヘビー級戦

    2017.11.12
    米国、カリフォルニア州フレスノに在るセイブ・マート・アリーナにてWBC米大陸スーパーライト級戦がただいま終了しました。全勝同士によるWBC米大陸スーパーライト級タイトルマッチは王者のホセ・カルロス・ラミレスがマイク・リード(ともに米国)に2ラウンド1分43秒KO勝利をおさめています。

    半身のサウスポー、リードに対しラミレスはスピード溢れるコンビネーションを見せジャブ、ボディと攻めながら崩しに掛かると、2ラウンド早々に右ストレートからの左フックがヒット、リードは効いてしまいガード一辺倒となります。すかさずラミレスは上下に打ち分け最後は赤コーナー前でボディを打ち込みダウンを奪います。再開し挽回を図ろうと粘るリードですが、ラミレスの追撃は厳しく再びロープ際に押し込まれると左ボディの連打やスピードに乗ったコンビネーションを出し続ける攻勢にリードはただ守るだけとなり、打ち返せず数秒間ガードするだけとなったところをジャック・リース(米国)レフェリーが割って入っています。WBC4位、WBOでも5位にランクされる25歳のラミレスは21戦全勝16KOとし、WBO10位の24歳、リードは23勝12KO1敗と初黒星を喫しています。この日の出来で見ると来春予定と噂されるWBCスーパーライト級王座決定戦はイマムではなくラミレスの手が挙がるものと誰しも思うところでしょう。



    セミファイナルはA.ウォードの引退に伴い空位となったIBFライトヘビー級王座を懸けて同級2位のアルツール・ベテルビエフ(ロシア)と同級3位のエンリコ・コーリン(ドイツ)で対戦し、最終回2分33秒TKOでベテルビエフが勝利、新王者となっています。

    ゴングと同時にジャブをポンポンと出し様子を探りながら前進、プレッシャーを掛けるベテルビエフに対し、コーリンも足を止めずガードを固めながら上下に打ち分けて行きます。2ラウンド、ベテルビエフの豪打をしっかりと防ぎ、時折打ち返すコーリンですがやはりポイントは手数で勝るベテルビエフとなり3ラウンドも同様の展開を見せ、コーリンのガードが崩されるのが先か、ベテルビエフが打ち疲れるのが先か、といったなかで中盤に入ります。ESPNが表示するパンチ数で3~4倍ほども違う両者はラウンドのほとんどを亀のように守るコーリンが打ちに出たときだけが興味をそそる展開ともいえ、観客からはブーイングも聞こえ始めますが、7ラウンド辺りからさすがに打ちっ放しで来たベテルビエフの手数が減りはじめ、コーリンがパンチを出す場面が増えたように映ります。しかしコーリンの反撃開始とは行かず、ベテルビエフも左を突きながら隙を伺い手数でもリードする展開は結局変わらず、コーリンがロープを背にする場面が続き終盤に入ります。11ラウンドには疲れを見せるコーリンに右を打ち込み顔を跳ね上げたベテルビエフですが追撃は固いガードに阻まれ、最終回は倒しに行ったベテルビエフのボディ連打が効き、コーリンが自ら膝を付くダウンを喫します。苦悶の表情を浮かべながら再開に応じたコーリンでしたが、ベテルビエフが猛追すると最後は大きな右フックがガードの外から側頭部に入り、足をもつれさせ2度目のダウンをしたところでルー・モレット(米国)レフェリーがカウントを数えず両手を交差しています。32歳のベテルビエフはこれで12戦全勝全KO、カナダのイボン・ミシェル・プロモーターとのプロモート契約がこじれたことでおよそ11ヶ月のブランクが空いてしまいましたが連続KOを続けています。一方、27歳のコーリンはアメリカ・デビュー戦でしたが23勝6KO2敗としています。



    WBOラテン・スーパーライト級王座とNABO北米同級王座のダブル決定戦となった一戦、WBO同級6位のアレックス・サウセド(メキシコ)がWBO同級13位のグスタボ・ビットーリ(アルゼンチン)に3ラウンド1分16秒TKO勝利をおさめています。

    この試合のおかげでK.ポノマレフはIBF挑戦者決定戦を欠場することになったとも言える一戦はサウスポーのビットーリがリズムに乗りながらパンチをポンポンと出して行きますが、サウセドは冷静に対処しジャブとワンツーを軸に少しずつダメージを与えて行きます。迎えた3ラウンドのスタート直後、サウセドの左でビットーリがダウンし、すぐに立ち上がり再開しますが、追撃するサウセドの連打をこらえたかと思った数秒後、自ら膝を付き2度目のダウンとなります。ここも立ち上がりロープを背にしながら必死に打ち返しますが、サウセドの左フックをカウンターで食うと3度目となるダウンを喫します。マルコス・ロサレス(米国)レフェリーはカウンターで貰い豪快に倒れたビットーリの状況から判断しカウントを数えずに終了としています。WBA10位でもある23歳のサウセドはこれで26戦全勝16KO、初の海外遠征となった28歳のビットーリは20勝11KO3敗1分としています。



    アンダーカードのスーパーライト級10回戦、WBC同級1位のアミール・イマムはジョニー・ガルシア(ともに米国)に4ラウンド終了、棄権によるTKO勝利をおさめています。

    L字ガードから長いジャブを伸ばすイマムに対し、所作を見ると10回戦レベルかと疑いたくなるガルシアはさしたる戦術も見せずプレッシャーを受ければ退がる幕開けとなります。サクっと攻勢を強めれば終わりそうな試合に感じますが、世界前哨戦というプレッシャーか、格下にポカした苦い想い出からかイマムもハッキリとしたプレスを掛けずに慎重なラウンドを重ねます。4ラウンド開始と同時に何故かドクターチェックがガルシアに入りますが、そろそろ仕留めないとという声でも聞こえたか、イマムが攻勢を強めワンツーを打ち下ろすとロープ際でたたらを踏むように膝を付くダウンを喫します。カウント8でマルコス・ロサレス(米国)レフェリーが長いダメージの確認をしますが続行、しかし再開後のイマムは詰めに行かずまたイマムのスパーリングのような展開に戻ります。ゴングが鳴りスタスタとコーナーに戻ったガルシアでしたがここで棄権、呆気ないTKOとなっています。先日、S.ポーターに敗れたA.グラナドスにまさかのTKO負けを喫してから3連勝全KOとした27歳のイマムは21勝18KO1敗です。快勝のイマムですがこの日のメインイベントに出場するJ.ラミレスが勝利した暁には、クロフォードが返上するWBC王座を懸けて来春に決定戦を行う話が持ち上がっています。35歳のガルシアは19勝11KO6敗1分としています。
  • 速報!ダニエル・ジェイコブス 対 ルイス・アリアス!

    速報!ダニエル・ジェイコブス 対 ルイス・アリアス!

    2017.11.12
    米国、ニューヨーク州ユニオンデールにあるナッソウ・コロシアムにて元WBAミドル級王者の " Miracle Man " ことダニエル・ジェイコブスの復帰戦がただいま終了しました。WBA2位に付けるジェイコブスはWBC&IBF6位のルイス・アリアス(ともに米国)に12回判定勝利をおさめています(3対0/120-107、119-108、118-109)。

    広い足幅のアリアスは低い姿勢からややトリッキーな動きも混ぜ、攻めの姿勢を見せますがジェイコブスはジャブ、ワンツーを軸に長い距離から迎撃します。ゴロフキン戦でも見せたスイッチを序盤から織り交ぜるジェイコブスが手数、攻勢でリードしポイントを重ねて行くと徐々にプレッシャーが厳しくなり、アリアスが退がる場面が目立って行きます。6ラウンド終了間際にはクリンチに来るアリアスを強引にふりほどきに掛かり気合いをアピール、ジェイコブスが歓声を浴びますが、7ラウンド以降もジェイコブスが攻め上げ、アリアスがサークリングしながらクリンチワークを混ぜ打ち返すという展開が続きます。11ラウンド残り20秒というところでジェイコブスが攻勢を強め左フックがアリアスを引っ掛けるように入りバランスを崩したところで手を着くとダウンとコールされます。深いダメージとも映らず再開、最終回もジェイコブスが危なげなくポイントを集め復帰戦を飾っています。WBC3位、WBO4位、IBF5位でもある30歳のジェイコブスは33勝29KO2敗とし、WBO11位、WBA12位、27歳のアリアスは18勝9KO1敗1無判定としています。



    セミファイナル、ヘビー級12回戦はWBO同級4位のジャーレル・ミラー(米国)がWBC同級5位のマリウス・ワフ(ポーランド)に9ラウンド1分2秒、セコンドが棄権を申し出た事によるTKO勝利です。IBF5位、WBA7位でもある29歳のミラーは20勝18KO1分とし、対戦相手の質ではW.クリチコ(12回判定負け)、A.ポベトキン(12回TKO負け)らとの戦歴を持ち圧倒していましたがIBFでも9位にランクされる37歳のワフは33勝17KO3敗、良かったのは初回だけでした。


    禁止薬物の使用により6ヶ月間のサスペンド処分が9月に明けている元世界ランカーのクレタス・セルディン(米国)がスーパーライト級10回戦に出場。元WBC同級シルバー王者のロベルト・" Massa "・オルティス(メキシコ)に3ラウンド2分43秒TKO勝利です。

    開始早々、右の打ち合いとなりセルディンの右がオルティスの頭に入るとそのまま後ろに尻餅を付くダウンを喫します。再開後、何とか追撃をしのいでいたオルティスはロープ際で連打を食うと膝を付き2度目のダウンとなりますが後頭部へのパンチだとアピールするものの認められずカウント8で再開します。左を突きながら立て直しを図るオルティスをゴングが助けますが、2ラウンド開始直後にドクターチェックが入ります。すぐに再開しますがいきなりセルディンの右を食い再びピンチに陥るとオルティスの左眉横から出血、ここもドクターチェックが入りますが続行となります。懸命に打ち返し時折良い反撃を見せるオルティスですがダメージで本来の力が無いか、セルディンはケロリと打ち返し、3ラウンドには決して上手いとは言えないスイッチも見せるなどやりたい放題的な展開となります。このラウンド終盤、打ちに行ったオルティスの顔面にブロックしようとしたセルディンの肘がぶつかると痛みでオルティスが座り込みます。レフェリーが問いただしますが、元々の傷口からの出血がひどくドクターチェックとなると、続行不可能と判断されています。31歳のセルディンは21勝17KO1ノーコンテストとしましたが、ホームタウンと言えるニューヨークを中心に積極的にキャリアを再開しています。次戦ではルーカス・マティセと戦う噂もあると質問され、「是非やりたいね。」と怪気炎を上げ歓声を浴びています。31歳のオルティスは35勝26KO2敗2分、先制攻撃型のセルディンのツボにはまった構図となっています。



    また元世界王者の息子、コナー・ベン(英国)がアメリカ・デビュー戦を行い、ウェルター級6回戦でブランドン・サヌード(メキシコ)に2回TKO勝利。最後は綺麗な左ボディで決めた21歳のベンは10戦全勝8KOとしています。
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