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    前WBC世界フライ級王者のクリストファー・ロサレスが再起

    2019.07.17
    昨年12月、敵地英国のロンドンにてC.エドワーズ(英国)にまさかと言って良い、番狂わせによる12回判定負けを喫し、WBC世界フライ級王座から陥落、2度目の防衛に失敗した前王者のクリストファー・ロサレス(ニカラグア/32戦28勝19KO4敗)が約8ヶ月ぶりの再起戦を発表しています。


    WBAとWBCで2位に付け、世界再挑戦を目指すロサレスは8月24日、ニカラグアのマナグアに在る、ヒムナシオ・ニカラオにてエリエセール・ケサダ(ニカラグア/36戦23勝9KO9敗3分1ノーコンテスト)とノンタイトル8回戦で対戦するとしています。この両者は17年3月にマナグアで対戦しており、ロサレスが当時保持していた、WBCラテン同級王座にケサダが挑戦、10回判定(2対1)でロサレスが王座防衛を果たしています。そこからお互いに7戦し、ロサレスは5勝4KO2敗、ケサダは3勝1KO3敗1分と勢いにやや違いはあるものの、前世界王者にとってイージーな復帰戦とは言えないようです。アウェーでの試合が続いたことで好戦的なスタイルに偏重したことが敗因とも言える24歳のロサレスが復帰路線の第1歩を踏み出します。
  • フィリピンのタギッグでIBFフライ級挑戦者決定戦開催

    フィリピンのタギッグでIBFフライ級挑戦者決定戦開催

    2019.07.16
    現在、1位と2位が空位となっているIBFのフライ級でトップコンテンダーを決める指名挑戦者決定戦の開催が明らかとなり、9月7日にフィリピンのメトロマニラ、タギッグにて同級3位のエータワン・モー・クッテントンブリー(タイ/30戦25勝16KO5敗)と同級4位のジーメル・マグラモ(フィリピン/24戦23勝19KO1敗)が争うこととなっています。


    現在のリングネームをエータワン・BTU・ルアワイキンとする、29歳のエータワンは昨冬、黒田雅之(川崎新田)選手との挑戦者決定戦を怪我を理由に回避、12月に調整試合を挟んだもののマグラモ戦が決まれば約9ヶ月振りの実戦となります。一方、来日経験を持つ元OPBF東洋太平洋同級王者のメルビンを父に持つ24歳のジーメルは軽量級に好素質の多い同国で世界王者最有力の呼び声もあるホープです。順当に行けば地の利を含め、コンビネーションが主武器のジーメルが挑戦権を手にしそうな予想が立ちますが、王者モルティ・ムタラネ(南アフリカ)への挑戦切符を手にする果たしてどちらになるでしょうか?


    なお、この日のメインイベントとして一部メディアではIBF世界ミニマム級王座決定戦、1位のサムエル・サルバと3位のペドロ・タドゥランによるフィリピン勢同士の世界戦が行われるとされています。現在王位に就く、ディージャイ・クリエル(南アフリカ)は6月に行われた指名防衛戦入札によりサルバ陣営が25,000ドル(約269万円)という低価格で落札したことにガッカリ、敵地に赴くデメリットを考慮し同王座を返上、ライトフライ級に上がるとフィリピン国内では入札直後から噂として挙がっていました。IBFによる正式なアナウンスが待たれるところではありますが、フィリピンのボクシング・ファンにとっては嬉しい豪華な世界王座決定戦&挑戦者決定戦というイベントが開催されるかもしれません。
  • E.ララ対R.アルバレスによる暫定王座決定戦アンダーカードで挑戦者決定戦

    E.ララ対R.アルバレスによる暫定王座決定戦アンダーカードで挑戦者決定戦

    2019.07.16
    WBA世界スーパーウェルター級暫定王座決定戦、同級2位のエリスランディ・ララ(キューバ/31戦25勝14KO3敗3分)対同級9位、ラモン・アルバレス(メキシコ/39戦28勝16KO7敗3分1ノーコンテスト)戦が正式に発表され、8月31日に米国、ミネソタ州ミネアポリスに在る、ミネアポリス・アーモリーで争われることとなっています。36歳を数えるララの年齢&歴戦のダメージによる低迷が気になるところですが、よもやラモンに敗れることはないでしょう、焦点はララが倒すか判定かというところと思われますが、勝者はM.ソロ(フランス)対M.クルバノフ(ロシア)戦勝者との統一戦が予定されています。


    なお、" Premier Boxing Champions " はセミファイナルとしてIBFスーパーミドル級挑戦者決定戦、元IBF同級王者のカレブ・トゥルアックス(米国/37戦30勝19KO4敗2分1無判定)対元WBOミドル級王者のピーター・クイリン(米国/37戦34勝23KO1敗1分1無判定)戦を開催、4月13日に同じ会場で行われた初戦のスーパーミドル級12回戦は2ラウンド50秒過ぎ、偶然のバッティングによりトゥルアックスが右眉頭から出血、ラウンド後にドクターストップが掛かり2回無判定という結果に終わっています。35歳のトゥルアックスと36歳のクイリンというベテラン同士のダイレクトリマッチはどのような因縁決着となるのでしょうか?


    そして " The Towering Inferno " の愛称もピッタリのセバスチャン・フォンドラ(米国/13戦全勝9KO)もセミセミ格で登場、スーパーウェルター級としては破格の約190cmを誇る21歳のフォンドラがこちらも長身、約188cmのジャモンテイ・クラーク(米国/15戦14勝7KO1敗)と対します。長身痩躯、サウスポー同士の対戦もなかなか興味深いマッチアップと言えそうです。
  • WBOライトヘビー級王者に返り咲いたセルゲイ・コバレフが初防衛戦

    WBOライトヘビー級王者に返り咲いたセルゲイ・コバレフが初防衛戦

    2019.07.15
    2月にE.アルバレス(コロンビア)に雪辱し、WBO世界ライトヘビー級王者に返り咲いたチャンピオン、セルゲイ・コバレフ(ロシア/37戦33勝28KO3敗1分)の同王座初防衛戦として、同級1位のアンソニー・ヤード(英国/18戦全勝17KO)とロシアのチェリャビンスクに在る、トラクトル・スポーツ・パレスにて8月24日に対戦、ヤード陣営のクイーンズベリー・プロモーションズがアナウンスしています。


    WBOが今春、対戦指示を出していた両者による指名防衛戦は当初、入札直前で合意に達したとされ、4月の入札は回避。6月にロシア開催と報じる一部メディアもありアナウンスがあるものと思われていましたが、正式発表まで至らず、WBOが再度の入札を指示していたものです。


    やや後ろにずれ込んだものの今夏の開催が予想された指名戦に横槍として入ってきたのがサウル・" Canelo "・アルバレス(メキシコ)です。WBAスーパーとWBC、IBFのミドル級王座、そしてWBAスーパーミドル級王座も同時に保持するアルバレスは次なる標的として、コバレフに照準を定めて対戦交渉を開始したというもので、次戦が9月14日と噂されるアルバレスは、G.ゴロフキン(カザフスタン)との第3戦対戦交渉が停滞していることもあり、一時期、話題となったDAZNとの高額報酬がネックとなりビッグマネーが動く対戦者しかDAZNが承認しないという制約も加わっているなかで白羽の矢をコバレフに立てたものとなっています。


    この8月24日の指名戦について少々気になるのが現時点で王者コバレフ陣営は何もアナウンスしていないところでしょう。日本時間13日にはコバレフ陣営のキャシー・デュバ・プロモーターが地元メディアに対し、「依然として(アルバレス陣営の)ゴールデンボーイ・プロモーションズと連絡を取り合っています。」と交渉が終了していないことを明かしています。主催プロモーションではない挑戦者陣営がいの一番に発表するというのも珍しいケースではありますが、3月に前哨戦を行ってから散々待たされたヤード陣営として既成事実化する狙いもあるのか、またコバレフ&アルバレス両陣営への牽制と見る向きもありそうです。ビッグファイトに寛容な姿勢を見せることも多いWBOだけに急転直下、コバレフ対アルバレス戦交渉が合意となればヤードは更に待たされる事態になるかもしれません。
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2019.07.15
    <現地時間13日>
    パナマのチリキにて元2階級制覇王者のルイス・" El Nica "・コンセプシオン(パナマ)がロジャー・コジャード(ニカラグア)を相手に復帰戦を行い、4回KO勝利です。33歳のコンセプシオンは38勝27KO8敗としています。

    また、ブライアン・" La Roca "・デ・グラシア(パナマ)は世界挑戦経験を持つベテランのダニエル・ディアス(ニカラグア)を1回TKOに下しています。E.ラミレス(メキシコ)に9回TKO負けを喫している25歳のデ・グラシアは25勝21KO2敗1分、WBAフェザー級5位につけています。35歳のディアスは23勝15KO9敗2分としています。



    米国、ミネソタにてWBAウェルター級5位のジャマル・ジェームス(米国)が元WBCライト級王者で現在はWBCスーパーライト級16位にランクされるベテラン・サウスポー、アントニオ・デマルコ(メキシコ)と対戦。10回判定で地元のジェームスが勝利です(3対0)。30歳のジェームスは26勝12KO1敗、33歳のデマルコは33勝24KO8敗1分としています。

    また復調の気配を見せていたIBFヘビー級5位のロバート・ヘレニウス(フィンランド)はジェラルド・ワシントン(米国)に8回KO負け。世界挑戦経験を持つ37歳のワシントンは20勝13KO3敗1分、35歳のヘレニウスは28勝17KO3敗です。

    元IBFヘビー級王者のチャールズ・マーティンはダニエル・マーツ(ともに米国)に4回TKO勝利。33歳のマーティンは27勝24KO2敗1分とし、28歳のマーツは18勝15KO7敗1分です。



    英国のロンドンではWBOヘビー級11位のダニエル・デュボアとWBC20位のネイサン・ゴーマン(ともに英国)による全勝ホープ対決は5回KOでデュボアが勝利をおさめています。21歳のデュボアは12戦全勝11KO、23歳のゴーマンは16勝11KO1敗です。

    セミファイナル、リオ五輪スーパーヘビー級銀メダリストでWBAヘビー級ゴールド王者のジョー・ジョイス(英国)がブライアント・ジェニングス(米国)を12回判定に下しています(3対0)。33歳のジョイスは10戦全勝9KO、連続KOはストップしています。一方、世界挑戦の経験を持つ34歳のジェニングスは24勝14KO4敗です。

    WBOミドル級8位、WBCでも10位につけるリーアム・ウィリアムス(英国)がカリム・アシュール(フランス)と空位のWBCミドル級シルバー王座決定戦を行い、2回TKO勝利で新王者となっています。27歳のウィリアムスは21勝16KO2敗1分、32歳のアシュールは27勝4KO6敗です。

    WBCフライ級王者、チャーリーとの兄弟世界王者を目指すWBOスーパーフライ級5位のサニー・エドワーズ(英国)がイラン・ガジャルド(メキシコ)と空位のIBFインターナショナル同級王座決定戦を行い、10回判定勝利(3対0)。23歳のサニーは12戦全勝4KOとしています。



    ドーピング検査空振りによる1年間のサスペンド処分から明けたリオ五輪スーパーヘビー級金メダリストのトニー・ヨカ(フランス)が元欧州王者のアレクサンデル・ディミトレンコ(ドイツ)に3回TKO勝利。27歳のヨカは6戦全勝5KO、37歳のディミトレンコは41勝26KO6敗です。

    リオ五輪ウェルター級銅メダリストのスレイマン・シソコ(フランス)はホセ・カルロス・パス(アルゼンチン)に5回TKO勝利です。28歳のシソコは全勝レコードを『10(7KO)』に伸ばしています。こちらも28歳のパスは23勝13KO10敗1分です。

    なお出場がアナウンスされていたWBCスーパーウェルター級7位のセドリック・ビトゥ(フランス/50戦47勝19KO3敗)は直前で肩を負傷、出場をキャンセルしています。



    ロシア、エカテリンブルグにて、主催するRCC・ボクシング・プロモーションズの期待も掛かるミカエル・アレクシエフ(ロシア)がライト級8回戦でフィリピン同級王者のロルダン・アルデアに8回KO負け。2ラウンドに左アッパーとワンツーを好打しペースを掴んだアルデアは最終回、左アッパーをヒットするとアレクシエフは前のめりにダウン、アレクシエフは全く動かずダメージが非常に心配です。来日経験も豊富なアルデアは2月の尾川堅一戦以降、2連勝(2KO)とし14勝8KO7敗1分、23歳のアレクシエフは12勝4KO1敗と初黒星を喫しています。金星を挙げたアルデアは「非常に厳しい試合で強い相手でした。ここまでの素晴らしい結果を予想しませんでしたが一生懸命、左を中心に鍛え上げてきました。2週間ほど休んで、次の試合に向けて集中します。」とコメント、まだ25歳でもあり今後の飛躍も充分見込めそうです。



    <現地時間12日>
    サウジアラビアのジッダにて行われた、WBCインターナショナル・ウェルター級王座決定戦は元WBA&IBFスーパーライト級王者のアミール・カーン(英国)が元IBFフェザー級王者のビリー・ディブ(豪州)に4回TKO勝利です。32歳のカーンは34勝21KO5敗としおよそ3ヶ月前のT.クロフォード(米国)戦から再起に成功です。33歳のディブは45勝26KO6敗2ノーコンテストとしています。

    ヘビー級10回戦はIBF同級15位のヒューイ・フューリー(英国)が元WBCヘビー級王者のサミュエル・ピーター(ナイジェリア)を7回TKOに下しています。24歳のフューリーは23勝13KO2敗、肩を痛め棄権TKOとなった38歳のピーターは38勝31KO8敗です。約2年3ヶ月のブランクを置いて再起した今春から3戦2勝2KO1敗です。

    なかなかの渋いカード、WBCフェザー級シルバー王座決定戦はWBO同級10位のデイブ・ペニャロサ(フィリピン)がWBC同級11位のレラト・ドゥラミニ(南アフリカ)に12回判定負けです(3対0)。ドゥラミニは13勝6KO1敗、28歳のペニャロサは全勝ストップ、15勝11KO1敗とし大事なテストマッチを落としています。

    またIBOバンタム級王座決定戦はWBO同級6位のプリンス・パテル(英国)がWBAではスーパーフライ級13位にランクされるマイケル・バンケス(ベネズエラ)に12回判定負け、バンケスが新王者となっています(3対0)。29歳のバンケスは19勝13KO1敗、26歳のパテルは18勝13KO1敗1分としています。



    英国のリバプールでは元世界王者2人が揃って復帰戦。まず元WBAミドル級暫定王者のマーティン・マレー(英国)はルイ・マヌエル・パバニト(ポルトガル)を10回判定に下しています。36歳のマレーは38勝17KO5敗1分とし再起に成功です。

    そして元WBOライト級王者のテリー・フラナガン(英国)はジョナス・セグ(タンザニア)に5回KO勝利。30歳のフラナガンは34勝14KO2敗としこちらも復帰を飾っています。

    この日のメインイベント、IBFフェザー級7位のナザニエル・マイ(豪州)がジェームス・" Jazza "・ディッケンス(英国)と対戦、10回判定でディッケンスがIBF欧州同級王座獲得を果たしています(3対0)。28歳のディッケンスは27勝11KO3敗、23歳のマイは20勝11KO2敗としています。



    <現地時間11日>
    イタリアのローマにて来日経験を持つ、エマヌエーレ・ブランダムラ(イタリア)が空位のWBCインターナショナル・ミドル級シルバー王座決定戦に出場(写真)、マーカス・モリソン(英国)に9回TKO負けを喫しています。26歳のモリソンは21勝15KO3敗、再浮上を目指す39歳のブランダムラは29勝5KO4敗とし痛い黒星を喫しています。

    またWBCライト級12位のエミリアノ・マルシリ(イタリア)はブラヤン・マイレナ(ニカラグア)に6回判定勝利(3対0)。来月には43歳を迎えるマルシリは38勝15KO1分、依然として無敗をキープしていますがビッグ・チャンスは訪れるのでしょうか?
  • 速報!レイ・バルガス 対 亀田和毅!

    速報!レイ・バルガス 対 亀田和毅!

    2019.07.14
    米国カリフォルニア州カーソン、ディニティ・ヘルス・センターにてWBC世界スーパーバンタム級王座統一戦がただいま終了、正規王者のレイ・バルガス(メキシコ)と暫定王者の亀田和毅(協栄)による統一戦は12回判定でバルガスが勝利、王座統一です(3対0/117-110×3)。

    すっかり陽も暮れたなか、上背とリーチで勝るバルガスのジャブで幕を開けた一戦を裁くのは、ジェリー・カントゥ(米国)レフェリー。初回、ワイルドな右を当てた亀田は良いスタートを切り、2ラウンドも王者の連打を防ぎながら距離を詰めて攻勢を掛けていきます。3ラウンド1分過ぎ、バルガスの右ストレートがヒットしますが半分過ぎには亀田も右を当て返し、4ラウンドも速いステップインから良い右を当てた亀田ですが手数はバルガスが優勢と映ります。5ラウンドは亀田も前に出てバルガスの距離を潰そうとしますが、手数でバルガスがポイントを挙げたように映り、6ラウンドも前進しロープに詰めようとする亀田とジャブを軸に手を出し続けるバルガスといった揉み合い多く、レフェリーも忙しい展開で折り返し、7ラウンドはバルガスのコンビネーションが有効に映ります。

    8ラウンドは攻勢を強めた亀田が有効打でやや上回ったように映りますが、9ラウンドはバルガスが手数で取り返したように映るお互いに明確なポイントを挙げられないまま終盤に入ります。揉み合いの多い展開は変わらず、距離を取りたいバルガスを距離を潰したい亀田が詰めて行くなか11ラウンドは亀田の有効打と攻勢がポイントを挙げたように映り、最終回20秒過ぎ、亀田がロープに詰めレフェリーはブレイクとコール、両者を引き離しているところにパンチを出したことで減点が科せられます。再開後、懸命にバルガスを追いかける亀田ですが有効打を見舞うことは出来ず終了のゴングを聞いています。手数でポイントを引き寄せたバルガスは34戦全勝22KO、同王座5度目の防衛に成功とし対日本人戦績を3戦全勝1KOとしています。亀田選手は36勝20KO3敗、WBOバンタム級王座と合わせての2階級制覇は失敗に終わっています。



    セミファイナルのWBAスーパーバンタム級ゴールド王座決定戦はWBA3位のディエゴ・デラホーヤ(メキシコ)がWBA8位のロニー・リオス(米国)に6ラウンド1分17秒KO負け、リオスがベルトを巻いています。

    ジャブの差し合いからの探り合いといった初回を終え、2ラウンド30秒過ぎ、リオスの右ストレートでデラホーヤの膝が揺れますが、強気に打ち返し、2分過ぎに右を当て返します。やや有効打でリオスが優勢に映り、3ラウンドも熱のこもった打ち合いを展開、会場から歓声が上がります。リングの中央で打撃戦を展開する両者ですが、高いガードを崩さないリオスのボディが効果的なように映り、5ラウンド終盤にはリオスの左フックが好打しデラホーヤが鼻血を出し始めます。ジョエル・ディアス・トレーナーの激を浴び、コーナーを出たデラホーヤでしたが6ラウンド1分過ぎ、ショートの右アッパーを顔面に食うと右膝を付くダウンを喫します。ルディ・バラガン・レフェリーがカウント8を数え上げたところで立ち上がったデラホーヤでしたがダメージを考慮したレフェリーがそのままカウントアウトしています。世界ランカー対決を制した29歳のリオスは31勝15KO3敗、24歳のデラホーヤは21勝10KO1敗1ノーコンテスト、初黒星を喫しています。



    アンダーカードのWBA米大陸&WBOグローバル・フェザー級王座決定戦はWBOフェザー級2位、WBCで9位につけるジョエ・ゴンサレスとWBO13位のマヌエル・アビラ(ともに米国)が対戦、6ラウンド2分27秒TKOでゴンサレスが勝利し2本のベルトを手にしています。

    パワーで勝るゴンサレスがガードを上げながらじりじりとプレッシャーを掛け攻勢を見せ、アビラはフットワークを使いながら得意のジャブを突き手数でペースを争う序盤となります。右目下を腫らしはじめたアビラに4ラウンド半分過ぎ、右ストレートをヒットしたゴンサレスの攻勢が徐々にアビラを上回っていくように映り終盤にもワンツーをヒット、流れがゴンサレスに傾いていきます。5ラウンドもゴンサレスがコンビネーションを集め、攻めかかると2分過ぎにアビラが膝を付きますが、ここは上から押さえつけたスリップと続行、再開後もゴンサレスはガンガン攻め掛けアビラは連打を食い、残り10秒ほどで右膝を付きハッキリとダウンします。立ち上がり再開したところでゴングが鳴り、6ラウンドに入ると序盤こそアビラも良い反撃を見せますが、徐々にゴンサレスが連打でロープに追い詰める場面となり、残り40秒ほどでコーナーから棄権の意思表示があり、インスペクターがレフェリーにストップを要請、TKOとなっています。25歳のゴンサレスは23戦全勝14KO、こちらも25歳、アビラは23勝8KO2敗1分としています。



    スーパーフェザー級10回戦ではまさかの大番狂わせが起きています。WBC同級2位につけ、世界挑戦も目前と噂される " Rocky " エドゥアルド・エルナンデス(メキシコ)がロジャー・グティエレス(ベネズエラ)に1ラウンド2分39秒KO負け、初黒星を喫しています。

    まだ陽も高くようやく傾きかけたなかでゴング、エルナンデスが積極的に前進し良い攻勢を見せますが、グティエレスの右を身体を右に傾けて避けるため危ないタイミングで当たり始めると、残り30秒ほどでエルナンデスがやや強引に右アッパー打ちに返しにいったところでグティエレスの右ストレートが見事にカウンターとなってクリーンヒット、エルナンデスが崩れ落ちるように倒れこみます。ルディ・バラガン(米国)レフェリーのカウントが進む中、立ち上がろうとするエルナンデスは足が言うことを効かず再び尻餅を着いたところでカウントアウトとなっています。前哨戦には危険な強打者という声も挙がっていた24歳のグティエレスは22勝19KO3敗1分、21歳のエルナンデスは28勝25KO1敗と思わぬ敗戦となっています。
  • 速報!シャクール・スティーブンソン 対 アルベルト・ゲバラ!

    速報!シャクール・スティーブンソン 対 アルベルト・ゲバラ!

    2019.07.14
    米国、ニュージャージー州ニューアークに在る、プルデンシャル・センターにて、WBO北米フェザー級タイトルマッチが行われ、凱旋試合となった王者のシャクール・スティーブンソン(米国)がアルベルト・ゲバラ(メキシコ)に3ラウンド2分37秒KO勝利です。22歳のスティーブンソンは12戦全勝7KO、WBA&WBO1位、IBFでは3位と好位置につけています。28歳のゲバラは27勝12KO5敗です。



    IBF世界バンタム級の2位決定戦はIBF4位のジョシュア・グリア(米国)がIBF11位のニコライ・ポタポフ(ロシア)に12回判定勝利をおさめています(2対0/116-112、115-113、114-114)。接戦を制した25歳のグリアは21勝12KO1敗1分、28歳のポタポフは20勝11KO2敗1分としています。



    アテネ、北京、ロンドンと五輪3大会出場という輝かしいアマチュア・キャリアを持つビジェンダー・シン(インド)がアメリカ・デビュー戦。マイク・スナイダー(米国)を相手にスーパーミドル級8回戦に臨み、4ラウンド1分23秒TKO勝利です。33歳のシンは11戦全勝8KO、38歳のスナイダーは13勝8KO6敗3分としています。
  • 明日はWBC世界スーパーバンタム級正規王者と暫定王者の統一戦

    明日はWBC世界スーパーバンタム級正規王者と暫定王者の統一戦

    2019.07.13
    日本時間14日(日)に行われる世界タイトルマッチはカリフォルニアの1試合のみとなっていますが、他にも世界を目前に控えるボクサーたちが注目のリングに上がります。各地の計量結果が報じられています、明日はどのような試合を魅せてくれるのでしょうか?


    <WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦 in 米国カリフォルニア州カーソン、ディニティ・ヘルス・センター>
    正規王者、レイ・バルガス(メキシコ/33戦全勝22KO):121.4ポンド(約55.0Kg)
    暫定王者、亀田和毅(協栄/38戦36勝20KO2敗):121.4ポンド
    ※同王座5度目の防衛戦は対日本人選手3戦目となる28歳の王者、バルガス。5試合続けて判定、そしてダウンを喫する場面も見せるなど世界を舞台にしてから国内で魅せていた輝きを無くしているのは事実と言えるでしょう。一方、WBOバンタム級王座との2階級制覇を目指す亀田選手は計量日に28歳を迎えます、アメリカのリングは5戦目とあって経験値も充分、自身の手で1日遅れのバースデー・プレゼントと行きたいところでしょう。

    <WBAスーパーバンタム級ゴールド王座決定戦>
    WBA3位、ディエゴ・デラホーヤ(メキシコ/22戦21勝10KO1ノーコンテスト):121ポンド(約54.8Kg)
    WBA8位、ロニー・リオス(米国/33戦30勝14KO3敗):121ポンド
    ※17年8月にR.バルガス(メキシコ)の持つWBC王座に挑戦し、12回判定負けを喫している29歳のリオスにとって世界再挑戦への直通切符ともいえる一戦です。サラブレッドとして期待も大きいデラホーヤは4月のブランク明けとなる一戦も2回偶然のバッティングによりノーコンテストとなっていますが、近年の調整失敗による錆がどれだけ残っているかが焦点と言えそうです。



    <WBO北米フェザー級タイトルマッチ in 米国ニュージャージー州ニューアーク、プルデンシャル・センター>
    王者、WBA&WBO1位、IBF3位、シャクール・スティーブンソン(米国/11戦全勝6KO):126ポンド(約57.1Kg)リミット
    メキシコ同級、アルベルト・ゲバラ(31戦27勝12KO4敗):125.4ポンド(約56.8Kg)
    ※22歳のスティーブンソンにとって2度の対戦相手変更が集中力を削いだことは間違い無さそうですが、プロに入って初めての凱旋試合とあって補う気合いを魅せてくれそうです。28歳のゲバラは試合1週間を切っての代役出場を決めた勇気は買いたいところ。トレーニングはこなしていたことの表れとも言えそうですが、どのような曲者振りを発揮してくれるでしょうか?

    <IBFバンタム級2位決定戦>
    IBF4位、ジョシュア・グリア(米国/22戦20勝12KO1敗1分):117.4ポンド(約53.2Kg)
    IBF11位、ニコライ・ポタポフ(ロシア/22戦20勝11KO1敗1分):117.4ポンド
    ※IBFの王者は言わずと知れた井上尚弥(大橋)選手、そして1位にはK.デメシリョ(フィリピン)との挑戦者決定戦を制したサウスポーのM.ダスマリナス(フィリピン)が控えています。いつになるか分からない『WBSS』トーナメント決勝戦を考慮し、暫定王座設置へ動くプロモーターが今後出てくるかもしれません。世界戦の1歩手前、両者にとってまさに負けられない一戦となりそうです。
  • エマヌエル・ナバレッテが8月17日のWBO王座2度目の防衛戦

    エマヌエル・ナバレッテが8月17日のWBO王座2度目の防衛戦

    2019.07.13
    5月(写真)、前王者のI.ドビ(ガーナ)との再戦で返り討ちを果たし、WBO世界スーパーバンタム級王座初防衛に成功したチャンピオンのエマヌエル・ナバレッテ(メキシコ/28戦27勝23KO1敗)が同王座2度目の防衛戦を8月17日に米国、カリフォルニア州ロサンゼルスに在る、バンク・オブ・カリフォルニア・スタジアムで行うことが日本時間12日、主催するサンフェル・プロモーションズから発表されました。


    スーパーバンタム級としては恵まれた上背とリーチ、柔軟な体躯を土台とし徐々に評価を高めている若きチャンピオンが迎え撃つのは同級11位、20戦全勝6KOのフランシスコ・デ・バカ(メキシコ)となっています。メキシコ、ミチョアカン・デ・オカンポ出身、その後アメリカのアリゾナ州フェニックスに移住し、18歳のプロ・デビュー以降フェニックスを中心にアメリカのリングに上がりキャリアを重ねています。昨年以降、C.エスキベルやE.ゲレロ(ともにメキシコ)ら経験豊富なベテランを下し6月に発表されたWBOランキングで11位に食い込んできたホープです。


    約2万2千席を擁する同スタジアムはアメリカのプロサッカー・リーグ、ロサンゼルスFCのホームタウンでもあり、メキシコ系のボクシング・ファンも大勢詰めかけることでしょう。24歳同士、若さに溢れた両者が8月に激突します。
  • ファン・フランシスコ・エストラーダがドゥエイン・ビーモンと初防衛戦

    ファン・フランシスコ・エストラーダがドゥエイン・ビーモンと初防衛戦

    2019.07.12
    4月にシーサケット(タイ)を下し雪辱を果たすとともに2階級制覇を達成したWBC世界スーパーフライ級チャンピオンのファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ/42戦39勝26KO3敗)が同王座の初防衛戦を8月24日にセット、同級15位のドゥエイン・ビーモン(米国/18戦16勝11KO1敗1分)と対戦することを日本時間11日に発表しています。


    試合地は王者エストラーダの地元、メキシコのソノラ州エルモシージョ。ここのところアメリカ西海岸のリングに上がり続けていた王者にとって約2年半振りとなる故郷メキシコのリングとなります。一方、試合時には34歳を数え年齢の割に戦績の多くないビーモンですが、昼は学校でアメリカン・フットボールとバスケットボール、夜はボクシングジムに通うという学生生活を終え、24歳でアマチュア・デビュー戦のリングに上がった遅めのボクシング・デビュー。30歳でプロ・デビューを果たすと同時に自身のニックネーム『Mr. Stop Running』を冠する " ストップ・ランニング・プロモーションズ " を立ち上げ、自身でプロモートしながら手にしたビッグチャンスとなっています。唯一の黒星は来日経験もあるマルティン・テクアペトラ(メキシコ)に昨年8月に8回判定負けを喫したもの、しかし約2ヶ月後に雪辱を果たしています。


    「我々にとってアメリカン、ドゥエイン・ビーモンと拳を交えるリスキーな防衛戦です。彼はハンド・スピードがあり好戦的なスタイルを持っています。しかしそうした相手こそ世界中のボクシング・ファンに提供する試合として格好の試合と言えます。この試合の開催に尽力してくれた、マッチルーム・ボクシング、サンフェル・プロモーションズ、DAZN、(エストラーダ自身が新設したプロモーション会社の)ラテン・スポーツに感謝します。」と15位のランク以上に警戒するとコメントを残しています。
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