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  • R.ベハラン対J.クルカイ戦はIBFミドル級2位決定戦

    R.ベハラン対J.クルカイ戦はIBFミドル級2位決定戦

    2018.09.18
    G.ゴロフキン対S.アルバレス戦が行われた先週末に続き、今週末には英国でA.ジョシュア対A.ポベトキン戦という2週続けてのメガ・ファイトが予定されています。日本時間23日(日)に挙行される唯一の世界タイトルマッチではありますが、39歳という年齢ながら侮りがたしの声も大きい元王者ポベトキンを迎えて、現王者ジョシュアがどのようなパフォーマンスを披露してくれるのか楽しみにしているボクシング・ファンもさぞ多いことでしょう。


    その統一ヘビー級戦と同じ欧州圏内ではありますが今週末、ドイツのポツダムにて開催されるアゴン・スポーツ&イベンツ主催もなかなか渋いイベントと言えるでしょうか。メインイベントがIBFインターナショナル・ミドル級王座決定戦から、IBFミドル級2位決定戦へ格上げとなった一戦は同級6位のラファエル・ベハラン(ドミニカ共和国/28戦25勝11KO2敗1分)と元WBAスーパーウェルター級暫定王者でミドル級転級3試合目のジャック・クルカイ(ドイツ/27戦24勝12KO3敗)が対戦します。「スパーリングもこれまで以上に積み重ね、怪我も無くとても良いコンディションです。ウェイトの心配も全くしていません、全て順調です。」と語るクルカイが2階級制覇を前にターニング・ポイントと言える一戦がイベントを締めくくります。


    そしてアンダーカードに出場する前WBAスーパーミドル級王者、タイロン・ツォイゲ(ドイツ/24戦22勝12KO1敗1分)の対戦相手も発表、シェイク・ディオン(セネガル/14戦11勝8KO2敗1分)とのスーパーミドル級8回戦が予定されています。世界王座陥落後もタッグを組み続けるユルゲン・ブレーマー・トレーナーは「タイロンは現在、試合に向けて7週間目のトレーニングが終了したところですが非常に良い状態をキープしています。モチベーションも高く、これまでの成果もしっかり出しています。」と述べています。自身も12月に、R.クラスニキ(ドイツ)とのベテラン対決が予定されているブレーマーですが愛弟子の仕上がり具合に充実のコメント、2人で復帰戦白星を目指します。
  • マテウス・マステルナク「インテリジェンスと経験、そしてファイトプランで勝ち上がる」

    マテウス・マステルナク「インテリジェンスと経験、そしてファイトプランで勝ち上がる」

    2018.09.18
    シーズン・1のファイナリスト2選手は不出場ながら、世界トップクラスのボクサーが覇を競う楽しみな『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』シーズン・2のクルーザー級トーナメント1回戦も4試合のうち2試合の発表が済んでいます。現時点でスタートを切るのは10月13日開催、R.ファイファ(ロシア)対A.タビチ(米国)戦となっており、翌週の20日には米国、フロリダ州オーランドにて元WBA王者のジュニエール・ドルティコス(キューバ/23戦22勝21KO1敗)とWBA4位のマテウス・マステルナク(ポーランド/45戦41勝28KO4敗)戦が行われます。


    今回の優勝候補に推す声も大きい32歳のドルティコスに挑む31歳のマステルナクが地元メディアに対し、トーナメント参戦の喜びと優勝への想いを述べています。強敵を倒し準決勝戦に進むことは出来るのか、アメリカのリングは6試合目という経験も大きいところでしょう。「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズのイベントに参加することはとても光栄なことです。8人のグレート・ボクサーのメンバーに入ることは私にとってとても重要な事だし、このビッグチャンスを生かしたいと思います。トーナメントに参戦する8人のボクサーに弱いボクサーは居ません、トーナメントに勝ち抜くことが難しいというのは充分に分かっているつもりですが、私にはそれが出来ると思います。」

    「ポーランドの中にも私の実力を信じ、優しい言葉を掛けて応援してくれる人、また私の実力に批判的な人と2通りのグループがありますが、(トーナメント参戦が決まってから)多くの暖かい声援を得ることが出来ています。世界最高と言われるボクサー達を倒し、私の実力を証明するこれ以上無いチャンスだと思っています。」

    「ドルティコスがとても良いボクサーであり、キューバのナショナル・チームに選ばれた経験を持ち、非常に強い攻撃力を持っていることはポーランドのファンにも知られています。シーズン・1でのムラト・ガシエフ、そしてドミトリー・クドリアショフとの試合は素晴らしい内容でした。しかし私はドルティコスを倒すことが出来ると思います、私にはインテリジェンスと豊富な経験があります。もう一つ我々が持つ勝つためのファイトプラン、それは試合当日にあなた方が目撃するものです。」
  • M.ベルチェル対M.ローマン戦など好カードが続々正式決定

    M.ベルチェル対M.ローマン戦など好カードが続々正式決定

    2018.09.17
    通常はビッグイベントと重ならないように発表されることの多いビッグファイトですが先週末のゴロフキン対アルバレス戦リマッチとかぶるように英国のマンチェスターでIBFフェザー級戦、米国のテキサス州でWBCスーパーフェザー級戦などボクシングファン待望のマッチアップがアナウンスされています。



    まず『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』オフィシャルサイトでは未発表ながら主催するRCCボクシング・プロモーションズが同シリーズ、シーズン・2の2試合を発表、クルーザー級のトーナメント1回戦にあたる準々決勝戦、IBF2位のルスラン・フェイファ(ロシア/23戦全勝16KO)対IBF3位のアンドリュー・タビチ(米国/16戦全勝13KO)戦、そしてWBOバンタム級タイトルマッチ、チャンピオンのゾラニ・テテ(南アフリカ/30戦27勝21KO3敗)対同級10位、ミーシャ・アロイヤン(ロシア/4戦全勝)戦を10月13日にロシアのエカテリンブルクで開催することを正式にアナウンスしています。

    ロシアでもやはり重量級がより高い注目を集めることから、ノンタイトル戦ながらフェイファ対タビチ戦がメインイベントになることが報じられていますが、やはり地元のフェイファとアロイヤンに声援が集まることが見込まれます。27歳のフェイファは高いKO率を誇るものの1発で倒すタイプでは無くコンビネーションをまとめる連打型でスタミナも豊富。一方、敵地に乗り込む29歳のタビチは " The Beast " の愛称を持ち、メイウェザー・プロモーション傘下の選手。L字ガードで攻防のセンスに非凡さを感じさせるものの同プロモーションお約束で自ら仕掛けるというよりは、攻めさせて隙にパンチを打ち込むスタイルと言えるでしょうか。フェイファのプレッシャーをタビチがさばけるか否かが勝敗の鍵になりそうです。

    そして3度目の防衛戦が30歳同士の対戦となる王者テテは深い懐が特徴のサウスポーで、S.ゴニャ(南アフリカ)戦で魅せた11秒KO劇のインパクトは色濃く残るものの本来はジャブを突き距離をキープする慎重派。チャンスに畳み掛ける爆発力はさすが王者と思わせますが14年7月、神戸での帝里木下(千里馬神戸)戦や、4月のO.ナルバエス(アルゼンチン)戦などやや盛り上がりに欠けるアウトボクシングに徹する安定感も持っています。そしてアマチュア戦績300戦とも言われる元トップアマのアロイヤンはロンドン五輪でフライ級銅メダリスト、そしてリオ五輪でもフライ級で銀メダルを獲得したものの禁止薬物使用により後にメダル剥奪となったことでも大きな話題となったオーソドックス型です。プロ5戦目での世界王座獲得は成るでしょうか。



    またWBCスーパーフェザー級チャンピオンのミゲル・ベルチェル(メキシコ/35戦34勝30KO1敗)が指名挑戦者のミゲル・ローマン(メキシコ/72戦60勝47KO12敗)を迎え4度目の防衛戦に臨みます。昨年1月、三浦隆司にKO負けを喫しているローマンですが、復帰後は元世界王者のO.サリドを含む4戦全勝全KOをおさめ1位の座を掴んでいます。試合時に33歳を数えるローマンに対し、27歳になる王者にとって今年3戦目のリング、同国人挑戦者らが手ぐすね引いて待つなか、まずはトップコンテンダーを迎えて11月3日、米国のテキサス州エルパソに在る、ドン・ハスキンス・センターのリングに上がります。



    『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』シーズン・1の優勝者、統一クルーザー級チャンピオンのアレクサンデル・ウシク(ウクライナ/15戦全勝11KO)に同トーナメント決勝戦となった、7月のM.ガシエフ(ロシア)戦以来となる試合が決定。11月10日にWBCの同級名誉王者、トニー・ベリュー(英国/33戦30勝20KO2敗1分)の地元に乗り込み、マンチェスター・アリーナで4団体王座の防衛戦を行います。ウシクの特徴は豊富なアマチュア・キャリアを背景に、サウスポーという武器を充分に生かしながら打たせずに打つスタイルを定着させています。35歳のベテラン、ベリューとしては16年5月に対戦したサウスポー、I.マカブ(コンゴ)戦でも初回にダウンを喫していることから、まずは対サウスポーの戦術をもう一度練り上げることが重要と言えるでしょうか。



    5月、ライバル対決となったL.セルビー(英国)戦を制し、IBFフェザー級新チャンピオンに就いたジョシュ・ワーリントン(英国/27戦全勝6KO)が初防衛戦として元2階級制覇王者のカール・フランプトン(英国/27戦26勝15KO1敗)と12月22日、英国のマンチェスターに在るマンチェスター・アリーナにて激突します。試合時に28歳となる王者ワーリントンはセルビーも打ち破った手数とスタミナで31歳のフランプトンも退け、2度目の英国決戦を制することは出来るでしょうか?
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2018.09.17
    <現地時間15日>
    WBOインターコンチネンタル・ヘビー級王者のトム・シュワルツ(ドイツ)がドイツのマクデブルクにて防衛戦を行い(写真)、フリアン・フェルナンデス(メキシコ)を2回KOにくだし同王座防衛を果しています。24歳のシュワルツはWBO4位、IBF11位にランク、全勝レコードも22(14KO)に伸ばしています

    またIBFライトヘビー級8位につけるアダム・デインズ(ドイツ)はムスタファ・チャドリョウイ(モロッコ)を12回判定に下し、WBCインターナショナル同級シルバー王座を獲得しています(3対0)。WBOでも15位に上がってきた27歳のデインズは16勝7KO1分としています。



    中国、欽州市にてWBCライトフライ級シルバー王座決定戦が行われ、WBOで同級6位にランクされる向静(ジン・シャン/中国)と元WBOミニマム級王者のメルリト・サビーリョ(フィリピン)が対戦、12回判定で地元の向が勝利、新王者となっています(3対0)。28歳の向は15勝3KO4敗2分、34歳のサビーリョは27勝13KO6敗1分としています。

    アンダーカードではOPBF東洋太平洋ヘビー級8位の竹原虎辰(緑)と同14位のウー・ツィユー(中国)とで、WBCアジア同級王座決定戦が行われ、10回判定でウーが新王者となっています。35歳のウー選手は9勝2KO2敗1分、40歳の竹原選手は15勝8KO12敗3分としています。



    <現地時間13日>
    米国、ラスベガスでは元WBAスーパーライト級暫定王者のパブロ・セサール・カノ(メキシコ)が全勝ホープのルスラン・マディエフ(カザフスタン)と対戦、5回負傷判定勝利をおさめています(3対0)。2連敗から脱出した28歳のカノは31勝21KO7敗1分1ノーコンテスト、25歳のマディエフは12勝5KO1敗と初黒星を喫しています。

    WBAフェザー級2位にランクされるチャン・シュ(中国)が念願のアメリカ・デビュー戦を行い、エンリケ・ベルナチェ(メキシコ)に8回判定勝利(2対1)。危うく世界ランクを失いそうになった24歳のチャンは15勝2KO2敗、西岡利晃のスパーリング・パートナーとして来日経験を持つ29歳のベテラン、ベルナチェは24勝12KO11敗です。

    またS.アルバレスのスパーリング・パートナーとして腕を磨くWBAスーパーミドル級9位、IBFでも11位にランクされるビラル・アカウィ(豪州)も念願のアメリカ初戦を行い、クリスチャン・オリバス(メキシコ)に8回判定勝利です(3対0)。25歳のアカウィは18勝14KO1分と戦績を伸ばしています。



    <現地時間12日>
    タイのノンタブリーにてIBFパンパシフィック・ライトフライ級王者のファーラン・サックリリン Jr. (タイ)がヘングキー・バランサノ(インドネシア)を2回TKOに下し、同王座の防衛に成功です。IBF9位にランクされる25歳のファーランは37勝21KO6敗1分としています。
  • 速報!ローマン・ゴンサレスがラスベガスで世界5位にTKO勝利!

    速報!ローマン・ゴンサレスがラスベガスで世界5位にTKO勝利!

    2018.09.16
    米国、ネバダ州ラスベガスに在る、T-モバイル・アリーナで開催される、G.ゴロフキン対S.アルバレス戦アンダーカードにて元4階級制覇王者のローマン・" Chocolatito "・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳/114.8P)が約1年振りの復帰戦としてスーパーフライ級10回戦を行い、元2階級制覇王者で現在はWBCフライ級5位にランクされる、モイセス・フェンテス(メキシコ/116P)に5ラウンド44秒TKO勝利、復帰戦をワンパンチで飾っています。

    11年10月のO.ソト戦以来のラスベガスのリングとなるローマンは左を数多く出し、まずまずのスタートとなります。上背で勝るフェンテスも良い動きを見せパンチを打ち返しますが、早くも2ラウンドに右眉尻をカット、多量の出血となります。ローマンは多彩な左を軸にコツコツと有効打を集めるとパンチの回転力で分の悪いフェンテスは血を拭いながらロープを背にする場面が増えていきます。ロープを背に致命打こそ外しながら懸命に打ち返すフェンテスですが、多くのパンチをかわされるなか、5ラウンド1分過ぎ、ローマンが赤コーナー前に詰めたところで右を打ち返そうとしたフェンテスにローマンの右がカウンターとなりアゴにクリーンヒットするとその場に崩れ落ち、ロバート・バード(米国)レフェリーはフェンテスのダメージを考慮しそのまま終了としています。WBCスーパーフライ級2位、WBAでは6位にランクされるゴンサレス選手は見事なワンパンチKO勝利を見せ、47勝39KO2敗とし、フェンテス選手は25勝14KO6敗1分としています。
  • 速報!ジェナディ・ゴロフキン 対 サウル・" カネロ "・アルバレス 2!

    速報!ジェナディ・ゴロフキン 対 サウル・

    2018.09.16
    米国、ネバダ州ラスベガスに在る、Tーモバイル・アリーナにてミドル級因縁の再戦がただいま終了。WBAスーパー&WBCミドル級チャンピオンのジェナディ・ゴロフキン(カザフスタン/159.6P)がWBAとWBCでともに1位につける、サウル・" Canelo "・アルバレス(メキシコ/159.4P)と、昨年9月16日からほぼ1年振りとなる再戦に臨み、12回判定でアルバレスが勝利、王座交代となっています(2対0/114-114、115-113×2)。

    ブランク間に手術したという右膝にテーピングを張りリングに上がったアルバレス、王者ともシャープなジャブを突く初回となりますが正確性で王者が上回ったように映ります。2ラウンドは左フックなど浅くヒットしたアルバレスが採ったように映り、3ラウンドは両者浅くパンチを当てる互角の展開に映ります。お互いにロープを背負うこと無く攻防を続け、左眉を浅くカットしたアルバレス、そして5ラウンドに入るとゴロフキンの左目下も腫れ始める緊張感の張り詰めた展開が続きます。折り返した7ラウンド辺りから王者の手数がやや落ち、左目から少量の鮮血を見せるアルバレスが前進、手数で圧していくような展開が続き、お互いに決定的場面は無いものの攻勢と手数でアルバレスが競ったラウンドのポイントを集めていくように映ります。しかし10ラウンドは右ストレートをヒットし王者が流れを引き戻したように映ると、最終回は王者のジャブでスタートし両者とも懸命に手を出し合い、王者の右まぶたから出血も始まりますが、決定的な場面は無いもののクリンチの少ないフルラウンドが幕を閉じています。

    27歳のアルバレスは50勝34KO1敗2分とし同級王座の再獲得を果しています。一方、WBA王座20度目(16年9月に行われたケル・ブルック戦はブルックのミドル級での戦歴不足を理由に未承認としたWBAの公式声明を基に防衛回数に入れていません)、WBC9度目、そしてIBOは18度目の防衛に失敗、36歳のゴロフキンは38勝34KO1敗1分とし永らく続いた王座から陥落しています。



    セミファイナルのWBOスーパーウェルター級タイトルマッチはチャンピオンのハイメ・ムンギア(メキシコ)が同級3位のブランドン・クック(カナダ)に3ラウンド1分3秒TKO勝利、王座防衛です。

    フットワークを使いながら隙を伺うクックに対し、王者は持ち味のパワーを前面に出しながら前進、連打を出しますが打ち合いのさなか、ローブローや後頭部への加撃をトニー・ウィークス(米国)レフェリーに注意されるものの勢いは止まらずコーナーに詰め上下に打ち分けたところで初回を終えます。2ラウンドも出入りを見せ、時折果敢に前に出るクックですが有効打の数は王者が優勢と映り、3ラウンドも開始早々、前進を見せ王者をロープに押し込んだクックでしたが、反撃を受けコーナーに追い込まれると連打からの左フックでダウンを喫します。ここはすぐに立ち上がり再開に応じますが、王者の嵐のような追撃を受けロープ際で被弾、防戦一方となったところでレフェリーストップとなっています。今年に入り5戦目、そして同王座2度目の防衛を果した21歳のムンギアは31戦全勝26KO、32歳のクックは20勝13KO2敗としています。



    アンダカードのWBAミドル級挑戦者決定戦では元IBFミドル級王者のデビッド・レミュー(カナダ/160P)が主要4団体に世界ランクを持つ、ゲーリー・オサリバン(アイルランド/159.2P)を1ラウンド2分44秒TKOに下しています。

    WBO王者のB.J.ソーンダースに敗れてから今回で復帰2戦目となるレミューは髭がトレードマークのオサリバンが相手。初回2分過ぎ、オサリバンのジャブがヒットするとレミューがバランスを崩し歓声が起こりますが、残り30秒で大きな右フックを打ちに行ったところにレミューの左フックがインサイドからモロにアゴに入るとその場に崩れ落ち、ラッセル・モーラ(米国)レフェリーはカウント途中で終了しています。29歳のレミューは40勝34KO4敗、相変わらずの豪打を披露しています。敗れた34歳のオサリバンは28勝20KO3敗です。
  • 速報!ビンセント・フェイゲンブツ 対 ユスフ・カングール!

    速報!ビンセント・フェイゲンブツ 対 ユスフ・カングール!

    2018.09.16
    ドイツ、ラインラント・プファルツ州ルートヴィヒスハーフェンにてスーパーミドル級10回戦がただいま終了、対戦相手が二転三転した元WBAスーパーミドル級暫定王者のビンセント・フェイゲンブツですが、元WBC地中海スーパーミドル級王者のユスフ・カングール(ともにドイツ)に5ラウンド終了、棄権によるTKO勝利をおさめています。

    カングールが上体を振りながら前進し左右フックを積極的に放ち、フェイゲンブツはフットワークを使いながらジャブで対抗するスタートになりますがフェイゲンブツが上下の打ち分けを見せると、カングールはあっという間にペースダウン、息を吸い込む仕草を見せます。有効と映ったか照準をボディに集めると明らかなローブローもあり、カングールがレフェリーにアピールしますが続行、2ラウンドもボディを攻め上げるフェイゲンブツにラウンド後半、ようやくローブローの注意が入ります。毎ラウンド序盤は元気なカングールは3ラウンド2分過ぎにマウスピースを落とし、4ラウンド中盤にもさしたる被弾の無いところでマウスピースを落とすと減点1が課されます。展開として距離を取りたいフェイゲンブツの威力というよりあっち行け的な小突くパンチもあり、手数で圧倒的に劣るカングールは時折左右フックを返すものの失点とダメージを重ね、5ラウンド終盤には右ストレートで顔を跳ね上げられます。このラウンド終了後、カングール陣営が棄権の姿勢を示しTKOで幕を閉じています。IBFで3位につける23歳のフェイゲンブツは29勝25KO2敗、今回はハプニングもありましたが、G.デ・カロリス(イタリア)に暫定王座を奪われてから8連勝(6KO)とし、そろそろ骨のある選手との対戦に期待が集まります。敗れた34歳のカングールは16勝10KO3敗1分としています。



    セミファイナルのWBCインターナショナル・スーパーミドル級タイトルマッチでは王者のアブニ・イユリディン(トルコ)がロレンガ・モック(デンマーク)に12回判定勝利、王座防衛です(2対0/113-112、116-111、113-113)。

    お互いにワンパンチというより連打で相手を打ち破ってきたスタイル。11ラウンドには両者に対し、レフェリーのブレイク後もポコポコとパンチを出し合ったことで減点1を課される乱戦となりましたが、世界ランカー対決を制した27歳のイユリディンは21勝12KO1敗とし、WBC5位、WBA8位、WBO13位と好位置につけています。一方、WBC15位の46歳、モックは42勝13KO15敗1分とし判定に不服の姿勢を見せています。
  • 速報!ホセ・カルロス・ラミレス 対 アントニオ・オロスコ!

    速報!ホセ・カルロス・ラミレス 対 アントニオ・オロスコ!

    2018.09.15
    米国、カリフォルニア州フレスノに在るセイブ・マート・アリーナにてWBCスーパーライト級タイトルマッチがただいま終了。WBC世界スーパーライト級チャンピオンのホセ・カルロス・ラミレスと同級3位のアントニオ・オロスコ(ともに米国)による全勝対決は、12回判定でラミレスが勝利、王座初防衛を果しています(3対0/119-107×3)。

    開始と同時にオロスコが上体を丸めながら前進、王者も打ち返し初回から熱気を帯びた打ち合いとなり早くも会場がヒートアップします。王者がジャブ、左フックを上下に放ち有効打数で良いスタートを切ると2ラウンド早々、王者の左フックを避けたオロスコはバランスを崩しますが、後半には左フックを返し、ジャブが有効に映りはじめた王者は3ラウンド2分過ぎに左でオロスコの顔を跳ね上げます。4ラウンド1分50秒過ぎ、王者が右を食いながらもロープに詰め右ストレートをクリーンヒットするとオロスコがダウン、カウント8で再開しますがオロスコも打ち返し打撃戦のなかゴングが鳴ると拍手喝采が起ります。5ラウンド早々にはオロスコも右を打ち返し、一進一退と映る攻防が続くなか、7ラウンドはオロスコの左が有効に映ります。

    ジャブを含めた手数で競ったラウンドのポイントは王者に流れているように映る8ラウンド1分過ぎ、右を食ったオロスコはロープに後退すると王者の左フックのダブルがボディにヒットし、コーナー前で尻餅を着きます。2度目のダウンにも、マルコス・ロサレス(米国)レフェリーのカウント8で再開、王者が追撃しますが、終了間際にはオロスコがロープを背にしながら右を打ち返し意地を見せます。9ラウンド開始と同時にオロスコにドクターチェックが入り続行となりますが、右まぶたを腫らし、左眉から出血も始まったオロスコは徐々にダメージの色を見せ、終了間際に右ストレートを好打されます。10ラウンド早々、オロスコは右アッパーで王者のアゴを跳ね上げ、左右フックを好打しますが2分過ぎには王者に左で顔を跳ね上げ返される打ち合いを見せ、11ラウンドも王者の右ストレート、オロスコの左フックなどがヒットします。最終回も決定打こそ無いものの両者、懸命に攻め続け手を出し合い、終了のゴングが鳴るとリングサイドの観客はスタンディング・オベイションで健闘を称えています。ポイントほどの差は感じないものの見応えのある打ち合いを制した26歳のラミレスは23戦全勝16KO、同王座初防衛を果しています。30歳のオロスコは健闘実らず27勝17KO1敗としています。



    セミファイナル、USBA全米スーパーフェザー級王座決定戦はジャメル・ヘリング(米国)とアメリカ3戦目となるフィリピン同級3位、ジョン・ビンセント・モラルデ(フィリピン)が争い、10回判定でヘリングが勝利、新王者となっています(3対0/100-90×3)。

    渡米2戦目となった5月、全勝選手に初黒星を付けて掴んだ今回のチャンスに気合いも入るモラルデは高いガードから隙を伺い、サウスポーのヘリングもガードを高く掲げながらプレッシャーを掛け、ジャブをポンポンと出したヘリングが手数で勝ります。初回以降、いつもの動きと異なりサウスポーが不得手と映るモラルデも打ち終わりにパンチを集めようとするものの上下の打ち分けを混ぜ始めたヘリングが手数と有効打でリードを広げて行くように映ります。4ラウンドに入るとダウンシーンもあるかと思われるほどヘリングが攻勢を強めモラルデをロープに押し込みハッキリとポイントを挙げ、5ラウンドもヘリングが押さえると単調とも言える展開にブーイングが聞こえ始めます。時折前に出て逆転を狙うモラルデですがヘリングのフットワークに多くのパンチが空を切り、ペースを変えられないままヘリングのワンサイドと映り終盤に入ります。ブーイングの中には一方的ながらダウンに近い場面も無い展開に、ヘリングに対する早く決めろ的な意味合いもありそうに映るほどヘリングも詰めに行かず、最終回も懸命に手を出すモラルデの前進をフットワークでかわしながらジャブを軸に距離を取り、偶然のバッティングで右眉上から出血しますがそのままポイントアウトしています。32歳のヘリングは18勝10KO2敗、24歳のモラルデは20勝10KO2敗とし、アメリカでの戦績は3戦1勝2敗となっています。



    USBA全米ウェルター級王座決定戦は、WBA同級7位のアレクサンデル・ベスプーチン(ロシア)がアラン・サンチェス(米国)に9ラウンド1分44秒TKO勝利、新王者となっています。プロデビュー戦からアメリカで戦い続ける27歳のベスプーチンは11戦全勝9KO、こちらも27歳、サンチェスは20勝10KO4敗1分です。



    元WBAスーパーフェザー級暫定王者のブライアン・バスケス(コスタリカ)がトップランク移籍初戦となるノンタイトル、ライト級10回戦に出場、カルロス・カルデナス(ベネズエラ)に10回判定勝利をおさめています(3対0/96-94×2、98-92)。WBA3位、31歳のバスケスは37勝20KO3敗とし、元WBC米大陸スーパーフェザー級王者でもある34歳のカルデナスは23勝14KO15敗1分です。



    スーパーライト級10回戦、アメリカ・デビュー戦となる岡田博喜(角海老宝石)がクリスチャン・コリア(アルゼンチン)と対戦し、10回判定で岡田選手が勝利です(2対1/95-94×2:岡田、95-94:コリア)。主要4団体全てに世界ランクを持つ岡田選手は最終回残り30秒、右を打ちに行ったところに、カウンターとなるコリアの右を食いダウンを喫したものの19戦全勝13KO、コリア選手は27勝11KO7敗2分としています。
  • アルセン・グラムイリアンとマーク・フラナガンがフランスで激突

    アルセン・グラムイリアンとマーク・フラナガンがフランスで激突

    2018.09.15
    WBAクルーザー級暫定チャンピオン、アルセン・グラムイリアン(アルメニア/23戦全勝15KO)の同王座初防衛戦を10月に開催することをウニベント・ボクセが発表してから3日、詳細がアナウンス。マルセイユのパレ・デ・スポール・ドゥ・マルセイユにて10月20日、 " Bam Bam " の異名を持つ同級10位のマーク・フラナガン(豪州/29戦24勝17KO5敗)を挑戦者に迎えるとしています。



    OPBF東洋太平洋では1位にランクされる28歳のフラナガンにとって今回が2度目の世界挑戦となり、昨年7月にWBAスーパー王者のD.レベデフ(ロシア)に12回判定負け(3対0)を喫して以来のビッグチャンスです。アンジェロ・ディ・カルロ・プロモーターは地元のメディアに対し、「グラムイリアンはクルーザー級として大柄、多くのKO勝利をおさめている無敗のボクサーですが、対戦相手の正面に立ってパンチを出すスタイルを持っています。動きもそれほど無いため、" Bam Bam " のパワーが生きると思います。我々は(豪州の)クイーンズランドに世界チャンピオンベルトをもたらす大きなチャンスだと考えています。」とタイトル奪取に自信を見せています。



    「ロシアでの私は十分な手数を出すことが出来ず、コーナーはもっとパンチを出すよう言い続けていました。私が攻め、パンチを出すと多くのパンチがヒットし有効打も多かったのですが、だからこそもっと出し続けるべきでした、しかしフランスで同じ轍は踏みませんよ。」と述べたフラナガンは敵地で王座奪取成るでしょうか?
  • WBCスーパーライト級戦計量はラミレス、オロスコ共にクリア

    WBCスーパーライト級戦計量はラミレス、オロスコ共にクリア

    2018.09.14
    WBC世界スーパーライト級タイトルマッチを明日に控え、チャンピオンのホセ・カルロス・ラミレス(米国/22戦全勝16KO)と同級3位のアントニオ・オロスコ(米国/27戦全勝17KO)による公式計量が先ほど行われ、王者ラミレスは138.4ポンド(約62.7Kg)、オロスコは139.4ポンド(約63.2Kg)でそれぞれクリア、明日の世界戦を待つのみとなっています。

    当初、同王座の初防衛戦は7月7日に、D.オコ-ナー(米国)を相手に行う予定でしたが、前日にドクターストップによる中止が決定し、挑戦者を変えての仕切り直しとなります。3月にA.イマム(米国)との激闘を制している26歳の王者にとって約6ヶ月振り、そして世界初挑戦となる30歳のオロスコも元世界ランカーのM.オノリオ(メキシコ)を8回判定に下して以来、こちらも半年振りとなります。


    またアンダ-カードのUSBA全米ウェルター級王座決定戦は、WBA同級7位のアレクサンデル・ベスプーチン(ロシア/10戦全勝8KO)とアラン・サンチェス(米国/24戦20勝10KO3敗1分)が争います。ベスプーチンが146.8ポンド(約66.5Kg)、サンチェスは146.4ポンド(約66.3Kg)。


    そしてUSBA全米スーパーフェザー級王座決定戦は元オリンピアンのジャメル・ヘリング(米国/19戦17勝10KO2敗)とアメリカ3戦目となる、ジョン・ビンセント・モラルデ(フィリピン/21戦20勝10KO1敗)が対戦。ヘリングはリミット130ポンド(約58.9Kg9)、モラルデは129.8ポンド(約58.8Kg)でクリア。


    またスーパーライト級10回戦にはアメリカ・デビュー戦となる岡田博喜(角海老宝石/18戦全勝13KO)選手が出場、139.8ポンド(約63.3Kg)でクリアしたのに対し、クリスチャン・コリア(アルゼンチン/35戦27勝11KO6敗2分)選手は140ポンド(約63.5Kg)のリミットでクリア、明日のノンタイトル戦に臨みます。主要4団体全てに世界ランクを持つ岡田選手の試合振りに日本のボクシング・ファンからの注目が集まります。
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