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  • IBFスーパーバンタム級王者、TJ・ドヘニーの指名挑戦者決定戦

    IBFスーパーバンタム級王者、TJ・ドヘニーの指名挑戦者決定戦

    2018.09.14
    8月16日に後楽園ホールでIBF世界スーパーバンタム級王座を獲得した、TJ・ドヘニー(写真/アイルランド)への指名挑戦者決定戦として、IBFがこのほど同6位のセサール・フアレス(メキシコ/29戦23勝17KO6敗)と同8位のトーマス・パトリック・ウォード(英国/24戦全勝3KO)の両者で対戦するよう指示を出したことが報じられています。


    24歳のウォードは戦績が示すように1発の破壊力は無いものの好戦的に距離を詰めてコンビネーションを出すオーソドックス型で、7月にIBF欧州同級王座を獲得、徐々に世界を射程圏に入れてきたホープです。デニス・ホブソン・プロモーターは地元メディアの取材に応え、「私はトミーにIBF欧州王座戦をセットし彼は獲得を果たしましたが、この数週間、我々が進めてきた交渉が良い方向に進展したことを嬉しく思います。世界挑戦者決定戦としてIBF6位にランクされるフアレスと対戦するオーダーを受けましたが、今、我々がしなければならない交渉は、この試合がいつ何処で行われるのかを見極めることです。これまでもIBFと良好な関係を築いてきた我々としては英国開催へ向けて出来る限りのことをするつもりです。私は何人かの世界チャンピオンをプロモートしてきましたが、リッキー・ハットンの試合を手掛けた時は、フアレスのプロモーションとも仕事をした経験があります。トミーの才能は本物です、確かにメキシカンはパンチ力に優れていますが、私はトミーのボクシング・スキルがフアレスを殴打すると確信していますし、最終的に彼が世界の王冠を得るために戦うことが出来ると思うと本当に楽しみです。」とコメント、C.ウッズやJ.マクドネル、S.ホールらを手掛けてきたベテランらしく英国開催に向けて自信に満ちたコメントを残しています。


    サンフェル・プロモーションのフェルナンド・ベルトラン・プロモーターも百戦錬磨と言えるベテラン・プロモーターですが、一頃の人気もすっかり低迷したメキシコ・ボクシング界に英国から選手を呼び寄せる興行力があるのか、両陣営の駆け引きも気になるところです。
  • いよいよ今週末のゴング!ゴロフキンとアルバレスがラスベガス入り

    いよいよ今週末のゴング!ゴロフキンとアルバレスがラスベガス入り

    2018.09.13
    日本時間16日(日)11時からWOWOWエキサイトマッチにて生放送となる因縁の再戦、WBA&WBCミドル級王者のジェナディ・ゴロフキン(カザフスタン/39戦38勝34KO1分)対サウル・" Canelo "・アルバレス(メキシコ/52戦49勝34KO1敗2分)戦が目前に迫り、日本時間12日には両者が試合会場となる米国、ネバダ州ラスベガスに入ったことが報じられています。


    ボクシング・ファン注目のリマッチではありますがやはり1度は5月5日と決まったもののアルバレスの禁止薬物使用が明るみになったことで約4ヶ月の延期となったことは話題から外せないでしょう。ラスベガス入りした際のインタビューでは、ゴロフキンが「ドーピングの問題があってから私はカネロへの敬意を失いました。私はファイターであり、政治的なことを論ずるつもりはありません。これはあくまでビジネスです。私は準備万端です、彼がドーピングで汚染されているか否かに関わらず、私は彼との試合に向けて準備を整えました。」と述べ、アルバレスは「私は彼らが口にしていること全てに悩まされていますが、結局は今週の土曜日に負けた時の言い訳に過ぎません。私はカッとなった状態でリングに上がることが危険なことは承知の上ですが、これまでの経験でこの怒りを知的に使う方法を心得ています。土曜日、素晴らしい戦いをお見せします。」とコメントを残しています。返り討ちか雪辱か、ファンとしてはしっかりと目に納めておきたいビッグファイトはもうすぐゴングです。
  • デビス・ボスキエロがIBF挑戦者決定戦から突然の撤退

    デビス・ボスキエロがIBF挑戦者決定戦から突然の撤退

    2018.09.13
    IBFから王者テビン・ファーマー(米国)への指名挑戦者決定戦として、同級3位のギョーム・フレノワ(フランス/47戦46勝12KO1敗)と4位のデビス・ボスキエロ(イタリア/53戦46勝21KO5敗2分)による欧州決戦の交渉が決裂、両陣営により入札が行われることとなっていましたが急転直下、ボスキエロ陣営が入札を辞退し挑戦者決定戦出場権を手放したことが報じられています。IBFはすぐ下位の5位にランクされる、ジョノ・キャロル(アイルランド/16戦全勝3KO)陣営に出場を打診し、フレノワとキャロルで指名挑戦権を争うこととなっています。


    ボスキエロ陣営が突如、出場を辞退した理由は報じられていませんが、約5年振りの雪辱へ気合いを入れていたフレノワとしては寝耳に水の話としています。「正直なところイヤな気分ですね、試合の決定目前で逃げられたようなものですから。私は本心から再戦したいと思っていたし、2013年の初戦では私はイタリアに出向いて戦いましたが今回の入札には自信がありました。しかし私は待つことに慣れています、この挑戦者決定戦の話を耳にしてからすでに1年が経過していますし、(現在空位となっている)欧州王座決定戦出場の機会も待っています。いずれにせよ準備は整っているし、目標を持って待つのみです。」と悔しさを見せながら前向きなコメントを残しています。


    26歳のキャロルはアイルランドのダブリン出身、トレードマークとも言える長いひげに加えてガッチリした短躯ながら特筆するパンチ力こそ無いもののアクションの多いスタイル、旺盛な手数に地元では熱狂的なファン層を持っています。ボスキエロの辞退と因果関係を示すものは現時点で報じられていませんが、王者のファーマーは8月23日、そしてこのキャロルは9月7日に英国のマッチルーム・ボクシングとそれぞれ契約を結んだことが報じられています。依然として3位にランクされるボスキエロには近い将来のファーマー挑戦を取り付けることで挑戦者決定戦を辞退するよう伝え、フレノワとキャロルによる挑戦者決定戦開催へ交渉を進展させることが出来れば、どちらの試合も同プロモーション主導で開催可能となる目論見もあるでしょうか。いずれにせよボスキエロからキャロルに代わり、フレノワとの対戦決定となる模様ですが欧州勢同士による白熱した試合が期待出来そうです。
  • 全勝同士によるIBFバンタム級戦を制するのはロドリゲスか、マロニーか

    全勝同士によるIBFバンタム級戦を制するのはロドリゲスか、マロニーか

    2018.09.12
    10月20日にIBFバンタム級チャンピオンのエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に挑む同級3位のジェイソン・マロニー(豪州)が全勝対決へ向けて意気込みを述べています。会場はプエルトリコ系の多い米国、フロリダ州オーランドに在るCFEアリーナとあって完全アウェーに近い環境が予想されますが、果たして王者に初黒星を付けることは出来るでしょうか?



    「今は早くオーランドに乗り込みたい気持ちです、まさに私が光り輝く時間だと思いますからね。世界チャンピオンになるという夢を実現させるために厳しいトレーニングを積み重ねてきましたが、このチャンスは逃しません。" ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ " に参戦する最初のオーストラリア人ボクサーとしての誇りを胸に、オーストラリアにチャンピオンベルトを持ち帰る自信も110%あります、そしてトーナメント準決勝戦の進出を果たすつもりです。」

    「私はアマチュア時代にアメリカで試合を行った経験はありますが、プロフェッショナルの試合としては最初の試合になります。アメリカ、そして世界に私の素晴らしいパフォーマンスを披露出来ると思うと本当に楽しみです。これまでのトレーニングはとても素晴らしいものでした、私のチームと私もとてもハッピーです。ロドリゲスは良いボクサーですが、10月20日は驚くべき何かを目撃することになると思いますよ。」



    <ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ:バンタム級トーナメント>
    ライアン・バーネット(英国/WBAスーパー・チャンピオン/19戦全勝9KO)対ノニト・ドネア(フィリピン/WBA6位/43戦38勝24KO5敗)※WBAタイトルマッチ<11月3日:英国、グラスゴー開催>


    井上尚弥(大橋/WBAレギュラー・チャンピオン/16戦全勝14KO)対ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国/WBA4位/21戦20勝9KO1敗)※WBAタイトルマッチ<10月7日:日本、横浜開催>


    ゾラニ・テテ(南アフリカ/WBOチャンピオン/30戦27勝21KO3敗)対ミーシャ・アロイヤン(ロシア/WBO10位/4戦全勝)※WBOタイトルマッチ ※WBOタイトルマッチ<未定>


    エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ/IBFチャンピオン/18戦全勝12KO)対ジェイソン・マロニー(豪州/IBF3位/17戦全勝14KO)※IBFタイトルマッチ<10月20日:米国、オーランド開催>
  • WBAクルーザー級暫定王者のA.グラムイリアンが初防衛戦

    WBAクルーザー級暫定王者のA.グラムイリアンが初防衛戦

    2018.09.12
    フランスのウニベント・ボクセがこのほどWBAクルーザー級暫定チャンピオン、アルセン・グラムイリアン(アルメニア/23戦全勝15KO)の同王座初防衛戦を、10月にフランス、マルセイユに在る、パレ・デ・スポール・ドゥ・マルセイユにて行うことを発表しています。一部メディアには10月20日という日程も報じられていますが、現時点で同プロモーションからは10月の開催、そして試合会場のみのアナウンスに留まっています。


    3月に行われた同暫定王座決定戦(写真)で当時2位にランクされていたR.メルウィー(コートジボアール)を11回TKOに下しているグラムイリアンは、ミドル級統一王者のG.ゴロフキン(カザフスタン)、リオ五輪スーパーヘビー級銀メダリストのJ.ジョイス(英国)らと共に米国、カリフォルニア州ビッグベアにてアベル・サンチェス・トレーナーのもとトレーニングに励んでいることが報じられています。将来的にヘビー級転向も噂されるほど大きなフレームを持つグラムイリアンが、持ち味でもあるフィジカルの優位性を更に強固なものとしていることでしょう。


    『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』シーズン・2の開催も始まるなか、存在感をきっちりと示したいところですが、WBA2位のM.ウラゾフ(ロシア)、3位のK.グロワッキー(ポーランド)、4位のM.マステルナク(ポーランド)、5位のR.フェイファ(ロシア)、7位のY.ドルティコス(キューバ)らは揃って同シリーズ・シーズン・2への参戦を発表しており、6位のM.ガシエフ(ロシア)は左腕の負傷により長期戦線離脱中、8位のT.ベリュー(英国)はビッグマネー・ファイトしか興味を示さず、9位には拳を交えたばかりのメルウィー、という好ファイトが期待される対戦相手にすら事欠く現状となっています。試合時には31歳を数える暫定王者としては今回の試合は来年に向けて、統一戦&ビッグファイト開催への前哨戦的な意味合いが強いリングと言えそうです。
  • 元WBAスーパーミドル級暫定王者フェィゲンブツの対戦相手

    元WBAスーパーミドル級暫定王者フェィゲンブツの対戦相手

    2018.09.11
    海外の試合では直前での対戦相手変更も頻繁に起こりうることですが、今週末に迫った元WBAスーパーミドル級暫定王者、ビンセント・フェイゲンブツ(ドイツ/30戦28勝25KO2敗)の対戦相手が二転三転しています。ドイツのルートヴィヒスハーフェンにて行われる9月15日のイベントも間近に迫るなか2度目の変更がザウアーランド・プロモーションから発表されました。


    まず、トニ・クラフト(ドイツ/15戦14勝4KO1分)が試合2週間前、トレーニング中に肘を負傷したことで出場不可となり、IBFインターコンチネンタル・ミドル級王者でもある、ロニー・ミッターク(ドイツ/35戦30勝15KO3敗2分)の代理出場が決まりましたが(写真)、このほどミッタークがインフルエンザを発症したことが明らかとなり、土曜日の試合を前に元WBC地中海スーパーミドル級王者のユスフ・カングール(ドイツ/19戦16勝10KO2敗1分)の出場となっています。


    34歳のカングールはこの日のメインイベンター、WBCインターナショナル・スーパーミドル級王者のアブニ・イユリディン(トルコ)と同じマネジャーということも出場が決まった理由の一つでしょうか。「きっとエキサイティングな試合になるでしょう、ユスフにとっても大きなチャンスです。」と同マネジャーが述べ、主催するニッセ・ザウアーランド・プロモーターも「ヴィンセントの対戦相手にまた好選手を見つけることが出来て嬉しいです。これだけに短時間で2人のボクサーを怪我と病気でキャンセルすることはまれな事ではありますが、フェイゲンブツ対カングール戦はとても楽しみな戦いと言えるでしょう。」とカードに穴を開けること無く安堵感を見せていますが、世界3位につけるフェィゲンブツとしては、勝って当たり前的な予想の中でひと味違うプレッシャーを感じながらの難しいリングと言えるでしょう。
  • ドニー・ニエテス「これもボクシングだ、私にはどうする事も出来ないよ」

    ドニー・ニエテス「これもボクシングだ、私にはどうする事も出来ないよ」

    2018.09.10
    試合前、「私にとってこの試合にはとてつもない意義が有るんだ。この試合に勝って4階級を制覇することで私の名前をマニー・パッキャオ、ノニト・ドネアと肩を並べるレベルに押し上げてくれるのだから。」と意気込み、フィリピン・ボクシング史上3人目となる4階級制覇を目指したドニー・ニエテス(フィリピン/47戦41勝23KO1敗5分)ですが、9歳年下のアストン・パリクテ(フィリピン/27戦24勝20KO2敗1分)と12回引分け、偉業達成を阻まれています。


    放送局となったHBOの解説者、ハロルド・レダーマン、マックス・ケラーマン、そして元世界王者のアンドレ・ウォードらが声を揃えてニエテスの勝利を推したこともあり、複数のメディアで " Controversial draw(不可解な引分)" と報じられていますが、三者三様となった採点結果のなかで、114-114(マックス・デルーカ)、116-112:パリクテ(ロバート・ホイル)、118-110:ニエテス(ダニエル・サンドバル)とジャッジ3者の見方が大きく分かれた事も混乱の元と言えるでしょう。


    「これもボクシングだ。ジャッジが見た上での結果だし、私にはどうすることも出来ないよ。もちろん、勝ったのは私だと思っている、とてもガッカリしているし、私が王者に相応しい試合をしたとも思っている。上背で勝る相手にしっかり対応出来たし、私は彼をより叩き、コントロールしたとも思っているよ。」と述べたニエテスと、「とても接近した試合だった、試合の前半は会心の動きを見せていたと思う。手数も多く、有効打も私の方が上だったと思う。後半、彼の挽回を許したけれどもう一度戦えばしっかり対策出来るよ。」としたパリクテです。両陣営とも再戦には前向きの姿勢を見せていますが、ダイレクトリマッチはあるのでしょうか。日本人選手も4人を数えるWBOスーパーフライ級の王座とあって、再決定戦の動向が気になります。
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2018.09.10
    <現地時間8日>
    オーストラリアのベンディゴにてWBAオセアニア・スーパーフライ級タイトルマッチが行われ、同王者でWBA4位にランクされるアンドリュー・マロニー(豪州)が元2階級制覇王者でWBA5位のルイス・コンセプション(パナマ)に10回TKO勝利、王座防衛に成功です。『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』シーズン・2にて、IBFバンタム級王座に挑戦する、ジェイソンとの双子ボクサーとしてオーストラリアで高い人気を誇る27歳のアンドリューは18戦全勝11KO、32歳のコンセプションは37勝26KO7敗としています。

    また元世界王者の息子、ティム・チュー(豪州)はマルコス・ヘスス・コルネホ(アルゼンチン)に初回TKO勝利。今年4試合目も勝利をおさめた23歳のチューは11戦全勝9KOとしています。



    クロアチアのザグレブにて、リオ五輪スーパーヘビー級銅メダリストのフィリップ・フルコビッチ(クロアチア)が元世界ランカーのアミール・マンスール(米国)とWBCインターナショナル・ヘビー級王座決定戦を行い、3回KO勝利をおさめています。26歳のフルコビッチは6戦全勝5KO、46歳ながら善戦マンとしても名を残すベテラン、マンスールでしたが23勝16KO3敗1分としホープの勢いに呑み込まれた結果となっています。



    <現地時間7日>
    ロシア、チェリャビンスクにてWBAクルーザー級休養王者のデニス・レベデフ(ロシア)が約14ヶ月振りとなる復帰戦を行い、WBA同級9位のヒズニ・アルトゥンカヤ(トルコ)に3回KO勝利。昨年7月のM.フラナガン(豪州)戦以来の試合で勝利をおさめた39歳のレベデフは31勝23KO2敗1ノーコンテストとし、30歳のアルトゥンカヤは30勝17KO3敗、7月にB.シュメノフ(カザフスタン)に9回終了TKO負けを喫しており2連敗となっています。

    またWBCライト級シルバー王者のザウル・アブドゥラエフ(ロシア)がWBC10位のヘンリー・" Hunk "・ランディ(米国)を迎えて同王座防衛戦を行い12回判定勝利です(3対0)。王座防衛を果した24歳のアブドゥラエフは10戦全勝6KO、昨年7月にはロシアで川西真央(三迫)選手に4回判定勝利をおさめています。一方、ランディは29勝14KO7敗1分としています。



    英国、カーディフにて、L.スミス(英国)との2連敗から復帰路線を歩むWBOスーパーウェルター級14位のリーアム・ウィリアムスが再起2戦目のリングに上がり(写真)、クレイグ・ニコルソン(ともに英国)を2回KOに下しています。TJ・ドヘニーやN.ウーバーリなど欧州、アイルランド系選手とガンガン契約しているMTK・グローバルと新たに契約したウィリアムスは18勝12KO2敗1分としています。「(新タッグを組んだ)ドミニク・イングル・トレーナーともバッチリ行っているよ。(復帰戦を白星で飾り)もう大丈夫、ビッグファイトを目指すだけだ。とりあえず今の目標は(WBCインターナショナル・スーパーウェルター級王者の)ジェームス・メトカルフだね。」とコメントを残したウィリアムスです。



    <現地時間5日>
    ロシアのグロズヌイではIBFライトヘビー級11位、WBOでは14位のウマール・サラモフ(ロシア)とデニス・リーバウ(ドイツ)による渋い好勝負。空位のWBOインターナショナル同級王座決定戦は2回KOでサラモフが勝利をおさめています。新王者となった24歳のサラモフは22勝17KO1敗、37歳のリーバウは24勝22KO3敗です。

    またWBCクルーザー級11位と低迷中のドミトリー・クドリアショフ(ロシア)はマウリシオ・バラガン(ウルグアイ)に6回TKO勝利をおさめています。『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』シーズン・1にて、Y.ドルティコス(キューバ)に2回TKO負けを喫しているクドリアショフは再起に成功、22勝全KO2敗としています。
  • 速報!ファン・フランシスコ・エストラーダ 対 フェリペ・オルクタ!

    速報!ファン・フランシスコ・エストラーダ 対 フェリペ・オルクタ!

    2018.09.09
    米国、カリフォルニア州イングルウッドに在る、ザ・フォーラムにて『SUPERFLY 3』がただいま終了。メインイベント、元WBA&WBOフライ級王者で、現WBCスーパーフライ級1位にランクされる、ファン・フランシスコ・エストラーダが同級7位のフェリペ・オルクタ(ともにメキシコ)と対戦、12回判定でエストラーダが勝利をおさめています(3対0/117-111×2、118-110)。

    上背で劣るエストラーダは低い姿勢から左右のフックをアゴにヒットしますが、手数はオルクタが優勢と映る初回を終えます。地力で上回ると思われたエストラーダがこの後、徐々にペースを引き寄せて行くと思われましたが、オルクタのリーチと手数に一進一退の攻防が続きます。HBOのハロルド・レダーマン解説者は、57-57と採点し折り返すと、7ラウンドもオルクタの左右フックがヒット、エストラーダがフレームで押され後退する場面が目に付きます。エストラーダは中盤以降、出入りしながらコンパクトなパンチを打っては離れる戦術を採りはじめ、オルクタのパワーに手数で対抗、迫力こそ欠けるものの堅実に被弾を防いで行きます。一方のオルクタもプレッシャーを緩めず、攻めの姿勢をキープしたまま迎えた最終回50秒過ぎ、エストラーダが右ストレートでオルクタの顔を跳ね上げ、その後も攻勢を取ると、シューズが滑り足下に不安定さを見せるオルクタは良い場面を造れずエストラーダが後半のポイントを押さえて戦いを終えています。28歳のエストラーダは37勝25KO3敗とし王者、シーサケット(タイ)への指名挑戦権獲得も果しています。32歳のオルクタは36勝30KO5敗です。



    セミファイナルはフィリピン選手同士によるWBOスーパーフライ級王座決定戦です。同級1位のドニー・ニエテスと同級2位のアストン・パリクテによる一戦は12回引分け(1対1/116-112:パリクテ、118-110:ニエテス、114-114)、王座は引き続き空位となっています。

    国内ランカーのころはパンチ力に定評があるものの、ややスピードに欠けるという声が多かったパリクテですが、R.ジョーンズ Jr. (米国)に見出され掴んだビッグチャンス。そのパリクテには元世界ランカーのロデル・マヨールがチーフに就き、ニエテスは元世界ランカー、エディトの弟、エドムンド・ビラモアがセコンドに就くそれぞれの陣営となります。上背とリーチで上回るパリクテは長いジャブを軸にニエテスを崩しにかかりますが、ニエテスは出入りと柔軟なブロックで対抗します。身体が暖まってきたか徐々にパリクテもパワーを前面に出し、圧力を掛けていきます。

    6ラウンドにワンツーを浅くヒットしたニエテスは近年、加齢の影響か、省エネ的なボクシングが目につき、パリクテもスタミナに不安があり、アクションの少なめなスローペースになるとフライ級シルバー戦では聞こえなかったブーイングがところどころで聞こえ始めます。9ラウンド辺りになると顕著に聞こえ始めますが、徐々にニエテスのコンパクトなパンチが疲れの見え始めたパリクテにヒットし、少しずつニエテスがリードを広げていくように映ります。最終回、必死に攻めなければいけない両者ですがパリクテは勝っていると計算したか、ニエテスの攻勢にサークリングを続け明らかに失点、終了のゴングを聞いています。採点コール直後は再び大きなブーイングが起こった一戦はフィリピン選手史上3人目の4階級制覇を狙った36歳のニエテスが41勝23KO1敗5分、27歳のパリクテは戦24勝20KO2敗1分としています。




    アンダーカード、元3階級制覇王者の井岡一翔(SANKYO)が昨年4月のノクノイ(タイ)戦以来となるおよそ17ヶ月振りのリングに登場、WBCスーパーフライ級シルバー王者のマクウィリアムス・アローヨ(プエルトリコ)に挑戦し、10回判定勝利をおさめ王座奪取に成功しています(3対0/99-90、97-92×2)。

    両者スピードのあるジャブを中心にペース争いで幕を開け、井岡のボディ、アローヨのコンパクトなアッパーが目を引く序盤となりますが、3ラウンド終了間際に井岡が右ストレートでアゴを打ち抜きアローヨが左手を着くダウンを奪います。再開後にゴングが鳴りますが、4ラウンドも手数と攻勢で優勢を保ちアローヨをロープに押し込みます。5ラウンドも井岡が良いペースで終えるかと思われた終了間際にアローヨの右ストレートがヒットし井岡が顔を跳ね上げられます。ダウンを含め手数と有効打の数でリードし、折り返した井岡ですが7ラウンドにワンツーを浅く食い、8ラウンドは両者とも良い場面を見せるなどブランクの影響か両者の差が縮まっていくように映ります。左目下を腫らしはじめた井岡は9ラウンドに左フックからコンビネーションを放つなどペースを立て直し、最終回も井岡は攻めの姿勢を崩さずアローヨも懸命に打ち返し終了のゴングを聞いています。井岡選手は23勝13KO1敗、WBCとWBOで3位につける32歳のアローヨ選手は17勝14KO4敗としています。
  • 速報!ダニー・ガルシア 対 ショーン・ポーター!

    速報!ダニー・ガルシア 対 ショーン・ポーター!

    2018.09.09
    米国のニューヨーク州ブルックリンに在る、バークレイズ・センターにてWBCウェルター級王座決定戦がただいま終了。K.サーマン(米国)の返上に伴い空位となったWBCウェルター級王座は前王者で同級1位のダニー・ガルシアと同級2位のショーン・ポーター(ともに米国)で行われ、12回判定でポーターが勝利、新王者となっています(3対0/116-112、115-113×2)。

    K.サーマンや " マイキー "・ガルシア、E.スペンス Jr. らがリングサイドで観戦する初回、身体を傾けながら右フックを当てたガルシアに対し、ポーターも得意の出入りを見せながら隙を伺います。ポーターが前に出ると面白い展開が予想されましたが、ガルシアのプレッシャーが勝り、全体的にガルシアが前進しポーターがロープ際をサークリングする序盤となります。3ラウンドにも大きな右フックをアゴに見舞ったガルシアはプレッシャーを掛けながら自身の距離を巧みにキ-プし、ポーターの焦りを誘うように試合を運んで行きます。7ラウンド序盤、ポーターの偶然のバッティングで、スティーブ・ウィリス(米国)レフェリーは数秒間の休憩を入れますが、再開後はポーターがワイルドなパンチを織り交ぜポイントを挙げたように映ります。徐々に良い場面を増やしたポーターは8ラウンドに得意の身体ごと向かっていくようなステップインと左右のコンビネーションが好印象を残し、9ラウンドは逆にガルシアがポーターの動きを良く見て左フックをヒットします。中盤以降は時折、アゴを引っ掛けられるポーターですが主武器のスタミナで終盤に入ってもフットワーク、パンチとも目立った衰えを見せず、最終回は両者とも懸命にパンチを出し合う中でゴングが鳴っています。30歳同士の対戦を制したポーターは29勝17KO2敗1分とし、14年8月に失ったIBF王座に続いて世界王座獲得を果しています。敗れたガルシアは34勝20KO2敗としています。



    セミファイナル、IBFウェルター級2位のヨルデニス・ウガス(キューバ)とWBC同級6位のセサール・ミゲル・バリオヌエボ(アルゼンチン)による対戦は、12回判定でウガスが勝利をおさめています(3対0/119-109、120-108×2)。32歳のウガスは23勝11KO3敗とし29歳のサウスポー、バリオヌエボは34勝24KO4敗2分1ノーコンテストとしています。



    ヘビー級10回戦、WBC10位のアダム・コウナッキー(ポーランド)と前IBF王者のチャールズ・マーティン(米国)が激突した一戦は、10回判定でコウナッキーが勝利をおさめています(3対0/96-94×3)。

    のっしのっしとコウナッキーが前進し、サウスポーのマーティンは右を多用しながら引っ掛けて回り込もうとする初回となりますが、お互いに有効打は少なくいきなりの右など手数と攻勢でコウナッキーがポイントを挙げたように映ります。上下の打分けを増やしたコウナッキーに対し、体格で勝るマーティンも打ち返すものの退がりながら慌ただしくサイドステップする場面が多く、どうしても圧されている印象が残り振り分けるならコウナッキーといったラウンドとなり、4ラウンドはよりコウナッキーの攻勢が目立ったラウンドとなります。ややコウナッキー優勢で中盤を過ぎますが、マーティンのパンチもヒットしており前進を続けるコウナッキーにも厳しい我慢比べに映ります。両者疲れを見せ始め、手数が減り始めた終盤も展開は変わらず、最終回も前に出続けるコウナッキーが空振り、足が着いてこずマーティンの左を食う場面を造り、ラスト30秒はコウナッキーも死力を尽くし手を出し続けてゴング、観客から歓声が上がる熱闘となっています。29歳のコウナッキーは18戦全勝14KO、WBC9位でもある32歳のマーティンは25勝23KO2敗1分としています。



    アンダーカードでは村田諒太(帝拳)のスパーリング・パートナーとして来日経験を持つ選手同士の対戦があり、ブランドン・クォールズとマーカス・ウィリス(ともに米国)によるミドル級8回戦は判定でクォールズが勝利をおさめています(2対1/77-75、78-74:クォールズ、78-74:ウィリス)。31歳のクォールズは20勝10KO4敗1分。こちらも31歳、ウィリスは18勝5KO6敗2分としています。
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