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    速報!リーアム・ウィリアムス 対 リーアム・スミス 2!

    2017.11.12
    英国、タイン・アンド・ウィアのニューキャッスルに在るメトロ・レディオ・アリーナにてメインイベントがただいま終了、WBOスーパーウェルター級挑戦者決定戦はWBO2位のリーアム・ウィリアムス対元王者で4位のリーアム・スミス(ともに英国)によるダイレクトリマッチは、12回判定でリーアム・スミスが勝利をおさめています(2対0/114-114、116-112、117-111)。

    4月の初戦はウィリアムスが9回出血によるTKO負けながらポイントは僅差で優勢という前評判通りの好勝負を見せ、大歓声のなか再戦のゴングとなります。両者ジャブから幕を開けた初回はウィリアムスがやや攻勢面で優勢に映りますが全般を通して静かなラウンドとなり、2ラウンドも振り分けるならウィリアムスの手数と攻勢が僅差で上回ったように映ります。3ラウンドも右アッパー、右ストレートを当てた場面が印象に残るウィリアムスに対し、4ラウンドはスミスが徐々にプレッシャーを掛け始めるという初戦同様、ウィリアムスにやや流れが傾いた序盤となります。5ラウンド序盤、勢い余って上半身をロープ外に出したウィリアムスにスミスが左フックを打ち込むとスティーブ・グレイ(英国)レフェリーがタイムを掛けて注意を与えます。徐々に攻勢を強めてきたスミスは6ラウンドを手数で上回り、7ラウンドもウィリアムスの攻撃をガードで防ぎ、有効打こそ少ないなかスミスが手数で優勢を保ちます。まさに一進一退と言える展開のまま終盤に入ると、9ラウンドはじりじり退がる場面の多いウィリアムスが左を効果的にヒット、ポイントを挙げたように映ります。10ラウンドも上下の打ち分けを見せたウィリアムスが取ったように映りますが、11ラウンドは終盤のスミスの右がポイントに反映したように映ります。最終回もお互いに決定打こそ無いものの手を出し合い終了となっています。29歳のスミスは26勝14KO1敗1分、25歳のウィリアムスは16勝11KO2敗1分としています。WBO王者のM.コットは12月の試合を最後にグローブを吊すと明言していますが、ボクサーの引退宣言は日替わりでもありしばらくはコットのアクション待ちとなりそうです。スミス4兄弟のうち3兄弟はエディ・ハーン・プロモーターが主宰するマッチルーム・スポーツとプロモート契約を結び、唯一人フランク・ウォーレン・プロモーターのクイーンズベリー・プロモーションズと契約するスミスに対し、「次の試合は100%世界タイトルマッチになる、(コットが返上して)王座決定戦になろうが王者に挑もうが、必ず次戦は世界タイトルマッチだ。」と試合後にコメントを残したF.ウォーレン・プロモーターです。



    セミファイナル、IBF欧州スーパーライト級タイトルマッチは王者でIBF14位のジョシュア・レザーがグレン・フット(ともに英国)に12回判定勝利をおさめています(3対0/113-112、114-111、115-110)。

    開始1分過ぎ、フットが突っ掛けレザーをロープに押し込み連打を浴びせますがほとんど防がれるものの山場は造り観客を沸かせます。2ラウンドもフットの強引な攻勢にカッときたのかクリンチ間際にパンチを振っていき、ラウンド中に挑発するような言葉を吐くなど集中力を欠いているようにも映る中、スティーブ・グレイ(英国)レフェリーが両者に注意を与えます。このラウンド半分過ぎ、それまでにも危ないタイミングで入っていたフットの右ストレートがクリーンヒットすると青コーナー前でレザーが背中からダウンします。カウント8で再開、3ラウンド以降はセコンドからの檄が効いたかジャブを突きながら懸命に組み立てを図ります。6ラウンドにはクリンチ際にパンチを出したことでフットに減点1が課され、このラウンドだけで2度マウスピースを掃き出すなど手数が落ちて行きます。ハッキリとポイントを返して行きたいレザーですがフットの手数に対し打ち返せずにガードでやり過ごすラウンドもあり、シーソーゲームのなか10ラウンドにも2度マウスピースを落としたフットに減点1が課されます。最終回は序盤にレザーがコンビネーションを当て、中盤にフットのワイルドな右フックがヒットするなど中盤以降は両者明確にペースを引き寄せられないままフルラウンドを戦っています。ダウン挽回の苦しい勝利となった25歳のレザーは13戦全勝6KO、30歳のフットは21勝6KO3敗としています。



    アンダーカードの英国スーパーバンタム級タイトルマッチ、チャンピオンのトーマス・パトリック・ウォードが挑戦者のショーン・デービス(ともに英国)に12回判定勝利、王座防衛としています(3対0/117-112、118-111×2)。

    1発の破壊力は無いウォードですが、自分の距離をキープしながら手数でポイントを挙げていくスタイルは健在。タンタンとリズムを刻むように常にフットワークを止めずジャブを軸に上下に打ち分け、踏み込んできたらガードや足で外すスタイルでこの日も序盤からデービスを相手にコツコツとポイントを集めて行きます。同じようにデービスも手数で勝負するスタイルですがウォードと違い距離を詰めコンビネーションでポイントを稼いでいきたいところですがウォードに上手くさばかれなかなかペースが掴めません。6ラウンドに右眉をカット、出血したウォードですがペースは渡さず、8ラウンドは集中力を欠き、デービスの右を何発か被弾しますが再びペースを戻しに掛かります。右眉からの出血が止まらずグローブで拭いながらの終盤となりますが、デービスの反撃を抑え無難にポイントを集めゴングを聞いています。WBO12位でもある23歳のウォードは22戦全勝2KO、27歳のデービスは13勝2敗としています。



    WBCインターナショナル・ヘビー級シルバー王座決定戦はネイサン・ゴーマン(英国)とモハメド・ソートビー(ロシア)が対戦、ゴーマンが5ラウンド2分50秒TKO勝利、新王者となっています。

    5ラウンド序盤に右アッパー、左フックのコンビをヒットしグラつかせたゴーマンが攻勢を強め、連打で横を向いたところに左フックで効かせるとソートビーはロープに大きくもたれかかりマーカス・マクドネル(英国)レフェリーはダウンを数えます。カウント8で再開しますが、ゴーマンの追撃を受けガード一辺倒となったところでストップとなっています。リッキー・ハットン・プロモーションの21歳、ゴーマンは11戦全勝9KOとし、26歳のソルビーは13勝8KO1敗です。
  • WBCスーパーバンタム級指名挑戦権を持つフリオ・セハが前哨戦

    WBCスーパーバンタム級指名挑戦権を持つフリオ・セハが前哨戦

    2017.11.11
    元WBCスーパーバンタム級王者のフリオ・セハ(メキシコ/33戦31勝28KO2敗)が11月25日にメキシコ、キンタナロー州のチェトゥマルにて現在保持するWBC同級シルバー王座の防衛戦を行うことを発表、対戦相手は世界挑戦経験を持つブレイロール・テラン(ベネズエラ/35戦20勝13KO14敗1分)としています。


    昨年2月、H.ルイスに雪辱を許す初回KO負けを喫し、更に足首を負傷したことで長期のブランクを造りましたが、5月に入り元WBAバンタム級王者のA.モレノとWBCスーパーバンタム級挑戦者決定戦を行い3回KO勝利をおさめ復活をアピールしています。王者のR.バルガスは今冬、格下のO.ネグレテとの防衛戦を発表していますが、1試合待つ交渉を済ませたのかセハとしては近い将来の世界再挑戦を目指す為にもしっかり白星を手にしておきたいところでしょう。


    そうした意味では今回の対戦相手テランは元世界ランカー、そして元WBC中米スーパーバンタム級王者と肩書きもあり最適と言えるのではないでしょうか。12年10月には後楽園ホールにて中川勇太(角海老宝石)選手に判定勝利、15年2月には翁長吾央(大橋)選手に判定負けと2度の来日も果たしているテランはこれまでベネズエラだけでなく日本やメキシコ、ドミニカ共和国やアルゼンチンなどのリングも経験しているベテランです。2018年の世界挑戦を現実的にしたい24歳のセハがフルラウンド行くことなく勝利を手にするものと思われますが、アンダーカードにはWBCライト級10位のフランシスコ・ロホ(メキシコ/23戦20勝13KO3敗)、WBCライト級16位のダンテ・ハルドン(メキシコ/36戦30勝23KO6敗)らの出場も予定されている楽しみな興行となっています。
  • ルーカス・ブラウンのロシア遠征はキャンセル、世界19位が代役

    ルーカス・ブラウンのロシア遠征はキャンセル、世界19位が代役

    2017.11.11
    11月27日にロシア、モスクワで行われるミール・ボクサ主催興行のメインイベントに対戦カードの変更が明らかとなっています。渋い好カードとして注目を集めていた元トップアマ、WBCヘビー級26位のセルゲイ・クズミン(ロシア/11戦全勝8KO)がWBC14位のルーカス・ブラウン(豪州/25戦全勝22KO)との全勝対決に臨み、空位のWBCインターナショナル同級王座決定戦(写真)を行うというものでしたが、このほどブラウンが離脱し、WBC19位のアミール・マンスール(米国/26戦23勝16KO2敗1分)がクズミンと戦うとしています。



    マンスールはこれまでUSBA全米王座をはじめ様々な地域王座やマイナー団体の王座を獲得しているものの世界挑戦の経験はありません。「その辺に居る誰よりもベルトは持っているけどまだビッグファイトには恵まれていないんだ、きっとトップに居る連中はオレのことが嫌いなんだろうな。どうして2年間で1試合しかしていないヤツ(B.スティバーン)が世界1位に居られるんだよ?本当に非合理だらけのイヤな世界だ。だけど世界ヘビー級チャンピオンになるという使命を果たすまでボクシングを辞めるつもりは無いよ。」と45歳という年齢に関わらず意気軒昂です。14年11月にプロ転向した30歳のクズミンにとってプロキャリア最強の相手には変わり無しと言えるでしょう。プロの壁に跳ね返されるのか、勢いが勝るのか、ほんの少し楽しみ度が減った試合ではありますが、セミファイナルと発表されている、元IBFスーパーライト級王者でWBA同級4位のエドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア/27戦26勝23KO1敗)対WBA同級3位のカルロス・マヌエル・ポルティージョ(パラグアイ/21戦全勝16KO)戦と同様に興味深い対戦です。



    なおクズミン戦から撤退したブラウンですが、より大きなチャンスの話が転がり込んでいるようです。9月23日に指名挑戦者のH.ヒューリーを凡戦と言って良い12回判定で退けたWBOヘビー級チャンピオンのジョセフ・パーカー(ニュージーランド)が同王座3度目の防衛戦相手候補としてブラウンの名前を挙げています。" ブラウンはパーカー挑戦が具体化したことでクズミン戦を蹴った。" という報道もすでに出ていますが、パーカー対ブラウンによる " オセアニア最大の対決 " は起こるのでしょうか。こちらの動きにもしばし注目です。
  • 今週末のIBFウェルター級挑戦者決定戦でポノマレフが出場取りやめ

    今週末のIBFウェルター級挑戦者決定戦でポノマレフが出場取りやめ

    2017.11.10
    6月の対戦指示からようやく先週に対戦発表されていた、IBF世界ウェルター級挑戦者決定戦、同級3位のカルロス・" CHEMA "・オカンポ(メキシコ/21戦全勝12KO)対同級4位のコンスタンチン・ポノマレフ(ロシア/32戦全勝13KO)戦が中止となりそうな雲行きです。ポノマレフ陣営のトップランク・プロモーション、カール・モレッティ氏は「ポノマレフが今週土曜日の試合に出場しないことは確認しています。」とのみコメント、主催するサンフェル・プロモーションは「ポノマレフの対戦拒否」としていますが幾つかのメディアでもポノマレフが出場を見合わせた理由は謎としています。



    日本時間12日(日)にメキシコ、チワワ州ケベドで行われる興行は予定通り行われるとし、オカンポの相手にはダリオ・フェルマン(メキシコ/17戦14勝11KO3敗)がピンチヒッターとなっています。「正直、予想していなかった試合だけど、(同日に)カリフォルニア州フレスノで行われるトップランク・プロモーションの興行に出場する予定だったし、チワワで(世界3位の)オカンポと戦えるのも大きなチャンスだからね。」と番狂わせを起こすべく不敵なコメントを残していますが、どのような結果が出るのでしょうか?
  • 12月9日のサリド対ローマン戦がWBC暫定王座決定戦へ

    12月9日のサリド対ローマン戦がWBC暫定王座決定戦へ

    2017.11.09
    WBCスーパーフェザー級王者、ミゲル・ベルチェル(写真/メキシコ)の怪我による防衛戦キャンセルにより決定した、WBC同級1位のオルランド・サリド(メキシコ/62戦44勝31KO13敗4分1無判定)対同級5位、ミゲル・ローマン(メキシコ/69戦57勝44KO12敗)戦ですが、このほどWBC同級暫定王座決定戦に昇格することをマウリシオ・スライマンWBC会長が地元メディアに述べています。


    尾川堅一(帝拳)とテビン・ファーマー(米国)による、IBFスーパーフェザー級王座決定戦も行われる興行のメインイベントについて同会長は「WBCはすでにサリド対ローマン戦を暫定王座戦と認めています、ボクサーを含め両陣営が暫定王座決定戦として受け入れないというならば話は別ですが基本線としてこれは暫定王座を懸けた戦いになります。」とコメント。サンフェル・プロモーションのフェルナンド・ベルトラン・プロモーターも「当然、タイトルマッチとして承認して欲しいです、サリドはずっと昔からWBCのベルトを巻きたいと願ってきたし、こういう機会が訪れたことはサリドにとってこれ以上無いチャンスでしょうからね。」と述べています。また同興行で行われる、WBC2位のフランシスコ・バルガス(メキシコ)対WBC8位のスティーブン・スミス(英国)戦は挑戦者決定戦と、ともに格上げになるとも報じられています。


    この他にも3位にはジョニー・ゴンサレス、4位にはクリスチャン・ミハレス、そして6位にはユース王者でもあるエドゥアルド・エルナンデスが着いており、1位から6位は全てメキシカンとなっています。メキシカン同士によるベルチェル包囲網とも言えますが、ファンにとってはどのカードでも興味深い戦いが見られそうです。
  • ポール・バトラー「L.ソリスとの王座決定戦ならば私の勝機は大いに有ると思う」

    ポール・バトラー「L.ソリスとの王座決定戦ならば私の勝機は大いに有ると思う」

    2017.11.09
    「(スーパーバンタム級に)上がるのは良い時期だと思います。ジェイミーはバンタム級において素晴らしい経歴を残しているし、彼がバンタム級世界最高の1人だということに異論は無いでしょう。最近の数試合はウェイトとの厳しい戦いが続いていたし、階級を上げてより快適になればジェイミーが更に素晴らしいボクサーになることは分かっていますからね。ファンの注目を集めるようなビッグファイトも組まれるでしょう、階級を上げたあとの彼のサポートが出来ると思うと楽しみですよ。」

    「(ソリス戦は)3ラウンドで終わってしまったけれど彼のパフォーマンスには満足しています、足を止めずロープを背にすることもなかったし、良いボディも打っていましたからね。レフェリーのストップについては少し早かったと思います、確かにひどいバッティングでしたが、我々が血止めを行う機会すら無かったですからね。ここ何年かの彼の試合の中でも素晴らしい動きを見せていたし、勝って試合を終えられなかったのは残念というしか無いですね。」と地元メディアに応えたのはWBAバンタム級レギュラーチャンピオン、ジェームス・マクドネル(英国/29勝13KO2敗1分1無判定)のデイブ・コールドウェル・トレーナーです。公式計量直前の会見でもソリスとの再戦の勝敗に関わらず階級を上げることを述べていましたが、やはり6度守ったベルトは返上することになりそうです。



    落胆したのは雪辱を願っていたソリスだけでなく、9月に指名挑戦権を手にしビッグファイトを目論んでいたポール・バトラーにも言えることでしょうか。「(マクドネルが階級を上げると聞き、マクドネルと)戦うと思っていたからね、ガッカリした気持ちもあるけれど(返上した場合に)来年早々に行われる王座決定戦には私とリボリオ・ソリスが出場することになるんじゃないかな。彼にとっても(WBAバンタム級王座は)3度目の挑戦になる訳だし、私にとってももう1本のベルトが懸かっているからね。正直、ソリスとなら私の勝機は大いにあると思うし、エディ・ハーン・プロモーターと話し合って、幾つかある選択肢のベストの道を選ぶつもりだよ。」と落ち着いたコメントを残しています。英国のニュースではマクドネルが一気にスーパーバンタム級を飛び越えてフェザー級に上がり、11月4日に同じリングに上がったスコット・キッグとの英国対決を狙うのではないかとも言われています。スーパーバンタム級には双子のギャビン・マクドネルも居ることから信憑性は低く無さそうですが、全てはジェームス・マクドネルの王座返上次第と言えるでしょう。
  • WBAスーパーミドル級レギュラー王座の再戦が決定

    WBAスーパーミドル級レギュラー王座の再戦が決定

    2017.11.08
    一時期は1階級に3人の王者が居ることも複数階級で見られ、非難が集中していたWBAによる王座乱立も徐々にまとまりつつ1階級1人王者に移行していますが、何故かレギュラー王者とスーパー王者による統一戦が長らく行われていないのがスーパーミドル級です。今回のアナウンスも統一戦ではなくレギュラー王者、タイロン・ツォイゲ(ドイツ/22戦21勝11KO1分)の3度目の防衛戦となっています。


    昨年11月に行われたツォイゲの同王座初防衛戦はアイザック・イクポ(ナイジェリア/35戦32勝25KO3敗)と対戦(写真)。5回負傷判定によってツォイゲの勝利とされましたが、ストップのタイミングと判定結果に不服を申し立てたイクポ陣営の再戦要求をWBAが承認、両者に再戦指示が出されたのが4月です。その後、ツォイゲはP.スミス(英国)との防衛戦をクリア、イクポもノンタイトル戦で復帰を果たし、いよいよリマッチかと思われたものの交渉が進展せず入札告知まで行われましたが、直前で合意に達したことが発表されていました。


    リマッチは12月2日、舞台はドイツのポツダムに在るMBSアリーナという初戦と同じリングはおよそ8ヶ月振りのリマッチです。25歳の王者に35歳の挑戦者が挑む対戦は王者の返り討ちか、挑戦者が3度目の世界挑戦をモノにするのでしょうか?
  • ロビンソン・カステジャノスの代役にユリオルキス・ガンボアが出場

    ロビンソン・カステジャノスの代役にユリオルキス・ガンボアが出場

    2017.11.08
    11月25日に米国、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行われるHBOによるトリプル・ヘッダーのうちの1つに対戦カードの変更がアナウンスされています。元WBAスーパーフェザー級王者のジェイソン・ソーサ(米国/26戦20勝15KO2敗4分)と元WBCフェザー級シルバー王者のロビンソン・カステジャノス(メキシコ)の対戦がカステジャノスの背中の負傷により、元3階級制覇王者のユリオルキス・ガンボア(キューバ/29戦27勝17KO2敗)が代役となったことが発表されています。



    主催するゴールデンボーイ・プロモーションのエリック・ゴメス氏は、「カステジャノスが先週に背中を痛め、数日様子を見たもののまだ不安があると言うのでユリオルキス・ガンボアに変更しました。ガンボアからは金曜日に契約書へのサインを取りましたが、彼にとっても非常に大きなチャンスであり、最後の戦いと言えるでしょう。彼が何を見せてくれるのか、モチベーションは充分でしょうからね。」とコメント。五輪金メダリストのラスト・チャンスとなってしまうのか、試合まで3週間を切ってのピンチヒッターではありますがファンにとって見逃せない一戦と言えそうです。



    怪我で試合を流したカステジャノスにガンボアが敗れたのが5月。8月にはメキシコで再起を飾っているガンボアですが明らかに往年の力は見えません。35歳という年齢と常々言われている練習嫌いが影響してのことでしょうか?豊富なスタミナが武器でもあるWBCスーパーフェザー級11位のソーサを下せば再び世界ランク入りも見えてくるだけに注目の一戦です。
  • 無敗のL.アリアスはD.ジェイコブスの復帰戦勝利を阻むことが出来るか?

    無敗のL.アリアスはD.ジェイコブスの復帰戦勝利を阻むことが出来るか?

    2017.11.07
    今週末も米国、カリフォルニアのIBF世界ライトヘビー級王座決定戦、A.ベテルビエフ対E.コーリン戦を筆頭にファンには楽しみな試合が予定されていますが、そのなかの1つと言えるニューヨークで予定されているダニエル・ジェイコブス(米国/34戦32勝29KO2敗)対ルイス・アリアス(米国/19戦18勝9KO1無判定)戦も、ゴロフキン戦からの復帰を目指すジェイコブスがIBF6位でもある無敗のアリアスとどのような戦いを魅せてくれるのか興味深いカードと言えるでしょう。



    WBCとWBOでも世界ランクを持つ無敗の27歳のアリアスが勝てば、世界挑戦を一気に引き寄せることになるでしょう。「まさにエクセレントと呼べるトレーニング・キャンプを送ることが出来ました。ウェイトも問題無く、私はこれまでのボクサー人生のなかで最高のコンディションを造り上げています。ダニエルの研究もすでに済んでいます、彼がどのように戦うつもりか分かっているつもりですし、ドッグファイトのように追い掛けプレッシャーを掛けて行くつもりです。」

    「私は戦争のような打ち合いがしたいです、リングの真ん中で観客の見守る中で打ち合いたいです。私は打ち合いを望んで行きますが、ダニエルは被弾することを恐れているようです。ですから展開としては私が彼を追い掛けるものになると思っていますし、私が彼を捕まえた時、それは戦いの終わりを意味します。」

    「ダニエルのことは素晴らしいアスリートだと思っているし、基本に忠実で経験も豊富ですが少し過大評価されているとも思っています。彼の戦績を見ると本当に高いレベルの相手には勝っていませんからね。私がこの試合を受けた一番の理由は、ダニエルとの試合が挑戦者決定戦になると考えた為、来年の世界タイトルマッチ実現に向けて近道だと思ったからです。一部のボクサーにはタイトルマッチのタイミングが簡単に訪れますが、ほとんどのボクサーはビッグネームと戦いランキングを上げていかなくてはならず、ちょうど現在の私の状況と似ています。ジェイコブスにとって短くて長い夜になるかもしれませんが、どれだけ早いかは展開次第であり、私は12ラウンドまで行かないと予想しています。」
  • ドミトリー・ビボル「私はライトヘビー級の統一を目指している」

    ドミトリー・ビボル「私はライトヘビー級の統一を目指している」

    2017.11.07
    「ブロードハーストは良い選手ではありますがドミトリーの相手ではありませんでした、すでに最初から呑まれていたようです。ドミトリーはゴングが鳴ってすぐに相手の動きを読み、どのように攻めれば良いのかすぐに判断したのです。ドミトリーはこのクラスで間違い無くトップになれる選手だと思っています、全てのベルトを統一出来るでしょう。他団体のチャンピオンも当然抵抗するとは思いますが現状のチャンピオンを見る限り、ドミトリーに勝てる選手は居ないと思っています。コバレフもベテルビエフも素晴らしいボクサーですが、これからはドミトリーのような若いロシア系ボクサーがトップになるでしょう。」ロシア、ミール・ボクサのアンドレイ・リャビンスキー・プロモーターが威勢の良い言葉を残しています。先週末にモナコでT.ブロードハーストをわずか3分でKOに下し、WBA世界ライトヘビー級王座3度目の防衛を果たしたドミトリー・ビボル(キルギスタン/12戦全勝10KO)について絶賛しています。



    自身も王座統一を公言するビボルは試合を振り返り、「1ラウンドKOを狙っていた訳ではありません、私はいつも12ラウンドを戦うつもりでトレーニングに励みます。そしてゴングが鳴って色々と試したあとで良い展開に持って行けると感じました、しかし爆発は予期したものではありません。狙って打った右ではありませんが、彼のジャブはとても早いことは分かっていたので打ち終わりを狙って行きました。」

    「次の試合については私のマネジャーに聞いて下さい。誰と何処で戦うことになるのか分かりませんが個人的には年内にもう1試合リングに上がる準備は出来ています。(IBFは11月11日にA.ベテルビエフ、WBOは11月25日にS.コバレフとロシア系ボクサーに世界戦のチャンスが近付いていますが)私はこの先もロシア系の世界チャンピオンは生まれると思っています。(WBCはA.ステベンソンとB.ジャックが戦う噂が流れていますが)正直なところバドゥ・ジャックについては何も調べていませんでした、ステベンソンについても特に知りません。彼らの試合に興味はありませんでした。しかしもし彼らが戦うのなら面白い試合になるでしょうね、勝者は私と戦うことになるかもしれませんからね。」と述べています。WBC王者のA.ステベンソン(カナダ/40歳)、そしてS.コバレフ(ロシア/34歳)、A.ベテルビエフ(ロシア/32歳)。S.バレラ(キューバ/35歳)、E.アルバレス(コロンビア/33歳)と重量級だけあってトップ選手の高齢化が進む中、26歳のビボルがどこまで席巻出来るでしょうか、今後が楽しみな存在です。
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