• 試合スケジュール
  • HOME
  • 海外ボクシング情報

  • 速報!G.ゴロフキン対D.ジェイコブス&WBCスーパーフライ級戦

    速報!G.ゴロフキン対D.ジェイコブス&WBCスーパーフライ級戦

    2017.03.19
    米国、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンにてダブル世界戦がただ今、終了しました。なおG.ゴロフキンの持つベルトのうち当日計量が行われるIBFではゴロフキンが169.6ポンドと前日の公式計量からきっかり10ポンド(約4.5Kg)の増量でおさめたのに対し、D.ジェイコブスは当日計量に現れず、IBFのリンゼイ・タッカー・ランキング委員長は、「規定によりIBF王座はゴロフキンが勝利した場合のみ防衛、ジェイコブスが勝利した際には空位となります。」と述べたことが報じられています。

    3団体統一ミドル級チャンピオンのジェナディ・ゴロフキン(カザフスタン)がWBAレギュラーチャンピオンのダニエル・ジェイコブス(米国)を迎えた一戦は12回判定でゴロフキンが勝利をおさめています(3対0/115-112×2、114-113)。

    大方の予想通り、初回は両者とも様子見といった静かな立ち上がりを見せますが、2ラウンドはジェイコブスがサウスポーにスイッチして始まりますが、1分過ぎにはオーソドックスに戻します。じわじわとプレッシャーを掛けるゴロフキンはジェイコブスのパンチ力を警戒してか慎重な戦術を採るのかと思いきや、4ラウンド早々にロープに詰め右のダブルを浴びせ尻餅を付かせるダウンを奪います。深いダメージには映らず再開、5ラウンドは再びスイッチするジェイコブスですが、6ラウンド以降は頻繁にスイッチしジャブを多用しながら活路を見出そうとします。懐の深さも感じているのかやや射程が合わないゴロフキンがプレッシャーを掛けながら手数を出し、ジェイコブスは出入りしながら距離を外し時折連打を出すという展開で終盤に入りますが、9ラウンドはゴロフキンのコンパクトな右アッパーがジェイコブスのアゴを捉えた場面が印象に残ります。しかし10ラウンドはジェイコブスのボディ中心の攻勢にやや苦戦するように映り、11ラウンドもややスタミナ面を考慮した戦いぶりを見せるゴロフキンに良い左右フックを当てます。最終回はお互いに疲労の色を見せ、クリンチの目立つ展開となりますがややジェイコブスが取ったように映りゴングと同時に両者に歓声が送られています。ゴロフキンは37戦全勝33KO、WBA統一に加え17度目、WBCは6度目、IBFは3度目の防衛に成功しています。一方、WBA5度目の防衛に失敗したジェイコブスは32勝29KO2敗としています。


    WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチではチャンピオンのローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)が元王者で同級2位のシーサケット・ソー・ルンビサイ(タイ)に12回判定負け(2対0/113-113、114-112×2)、王座交代となっています。

    基本サウスポーながら時折スイッチも見せるシーサケットが2分過ぎに右ボディを当てダウンを奪う波乱の幕開けとなります。ゴンサレスは肩で押したんだとアピールしながらも冷静に膝を付きカウント8まで休み再開すると、足が揃ったところに貰ったパンチでのダウンでもあり深いダメージを見せずに再開しますが、2ラウンドには上下に打ち分けペースを引き戻しに掛かります。3ラウンド1分過ぎに偶然のバッティングでゴンサレスの左眉尻から出血、数秒間の休憩となり、再開後は手に汗握る打ち合いを見せると観客が沸きあがります。体格で勝るシーサケットはスタートからぐいぐいと前進、身体を預けますが有効打はゴンサレスが退がりながらも上回っているように映り中盤に入ります。ややハイペースに映った序盤の影響か、被弾し退がる場面も目につき始めたシーサケットですが、再び6ラウンド早々に偶然のバッティングとなるとスティーブ・ウィリス(米国)レフェリーはシーサケットに注意を与え、このラウンド終了間際にも偶然のバッティングが起きると、シーサケットに減点1が新たに課されます。9ラウンド開始早々にはゴンサレスにカット、シーサケットにダメージのチェックが入りますが続行となります。右顔面を鮮血で染めながらゴンサレスは手数を止めず攻め続けると、10ラウンド終盤に左フックを好打しロープにもたれかかったシーサケットが表情を崩し苦笑いを見せます。両者懸命に手を出し合う好ファイトに対し、12ラウンド開始のゴングが鳴ると会場から拍手が送られ、最後まで攻めの姿勢を崩さずゴンサレスが猛攻を仕掛けるとシーサケットはダウン寸前に陥りますがクリンチとフットワークでしのぎ切り終了のゴングを聞いています。14年5月に手放したベルトの奪還に成功したシーサケットは42勝38KO4敗1分とし、一方、有効打の差と手数で初回の失点を挽回したようにも映ったゴンサレスでしたが初黒星、46勝38KO1敗とし同王座初防衛に失敗しています。


    また、前WBCスーパーフライ級王者のカルロス・クアドラス(メキシコ/帝拳)がスーパーフライ級10回戦にてWBO同級10位、WBCでも14位にランクされるダビ・カルモナ(メキシコ)に10回判定勝利をおさめています(3対0/97-93×2、96-94)。

    カルモナが軽快な動きを見せポイントを取るかと思われた初回ですが終了間際にクアドラスが左フックを浅くヒット、カルモナがバランスを崩します。2ラウンド終盤にはスイッチしペース争いからリードしようとするクアドラスですが、技巧派として鳴るカルモナも応戦、3ラウンドには左フックを当てます。クリンチの少ないシーソーゲームで進んだ7ラウンド序盤にカルモナが偶然のバッティングで左頭部から出血し、中盤にはカルモナの左フックがローブローとなるとクアドラスが苦痛に顔をゆがめ後ろを向き、レフェリーは数秒間の休憩を与えます。再開後、打ち下ろしの右を貰ったクアドラスは左まぶたをカット、ルディ・エルナンデス・チーフ・トレーナーが血止めも行います。カルモナは8ラウンド2分過ぎに左右のボディフックが低いとレフェリーから注意を受けますが、クアドラスはスイッチを織り交ぜながら攻め立て、両者とも決定打を打ち込めない中で終了のゴングを聞いてます。ともに復帰戦となった一戦を制し、昨年9月のR.ゴンサレス戦から復帰を飾ったクアドラスは36勝27KO1敗1分とし、昨年5月、井上尚弥(大橋)選手に有明コロシアムにて12回判定負けを喫しているカルモナは20勝8KO4敗5分としています。


    WBC米大陸ライト級タイトルマッチでは王者でWBC同級34位にランクされるライアン・マーティンがブライアント・クルス(ともに米国)に8ラウンド45秒TKO勝利、王座防衛に成功です。

    現地テレビ放送で、元世界ミドル級王者のジュリアン・ジャクソンに風貌が似ていると言われるマーティンは身長で顔半分上回り、リーチを生かしたシャープなジャブに加え左ボディなどを効果的に決め初回からペースを掴みます。ガードを固めるクルスもボディ中心にパンチを返しますが、有効打、手数ともマーティンが優勢に試合を運び、4ラウンドあたりからクルスの右目下が赤く腫れていきます。連打になるとオープンブローになる癖が見え隠れするマーティンですが5ラウンド終盤には右ストレートでクルスの顔を跳ね上げ着々とリードを広げていきます。7ラウンド開始直後にクルスに対しドクターチェックが入りますが続行となり、ガードを固めながら頑張りを見せるものの勝負を急がないマーティンがポイントを集めていきます。迎えた8ラウンド、マーティンがコーナーに詰め連打を放つと多くをガードしていたクルスでしたがワンサイドの展開から判断したのか、レフェリーが割って入り終了となっています。24歳のマーティンは18戦全勝11KOとし、「どうしてストップするんだ?」といった表情を見せた27歳のクルスは17勝8KO2敗としています。


    また、前WBOミドル級王者のアンディ・リー(英国)が復帰戦をおこない、ケアンドレ・レザウッド(米国)との8回戦で判定勝ちをおさめています(3対0/80-72、79-73、78-74)。現王者のB.J.ソーンダースにベルトを奪われた15年12月以来のリングとなったリーは35勝24KO3敗1分とレコードを伸ばしています。敗れたレザウッドは19勝12KO4敗1分です。
  • 速報!WBO2位のボーセルが24連勝&スティグリッツは欧州王座防衛!

    速報!WBO2位のボーセルが24連勝&スティグリッツは欧州王座防衛!

    2017.03.19
    ドイツのザクセン州ライプチヒに在るライプチヒ・アリーナにてSESボクシング主催興行がただいま終了、WBOインターコンチネンタルとWBAコンチネンタルの2つのライトヘビー級王座を持つドミニク・ボーセル(ドイツ)がIBFインターコンチネンタル同級王座も懸けて、サミ・エンボム(フィンランド)と対戦し、6ラウンド2分59秒TKOでボーセルが3本の王座をまとめています。

    両者ともコンパクトなジャブを出し合うペース争いで幕を開けますが、サウスポーの挑戦者がやや積極的に攻めて行きボーセルをロープ際に押し込んで行く場面が目に付き、3ラウンド終盤にはボーセルが前に出たところで左右のパンチを当てるなど挑戦者はまずまずのスタートを切ります。4ラウンド辺りから王者が前に出る場面も増え始め、パンチの交換も目立って行きますが重量級の迫力という視点で言えばやや物足りない攻防でラウンドが進みます。しかし迎えた6ラウンド、唐突に試合が幕を閉じます。王者の左ボディが脇腹に入ると挑戦者はスッと膝を落としダウン、カウント8で再開しますが、王者の連打を浴びると再び自ら膝を着きます。ここも立ち上がりますがガードを固め、王者の連打をしのごうとするもまた膝を着き3度目のダウン、カウント8でここも再開しますが王者の左右フックをガード越しに浴びると呆気なくしゃがみ込み4度目のダウンとなるとレフエリーはカウントを数えずに両手を交差しストップ、挑戦者は苦悶の表情を浮かべながらコーナーに戻っています。WBOライトヘビー級2位に付ける27歳のボーセルは24戦全勝9KO、全勝対決に敗れた29歳のエンボムは14勝7KO1敗としています。


    セミファイナルの欧州ライトヘビー級タイトルマッチでは、チャンピオンで元WBOスーパーミドル級王者のロバート・スティグリッツ(ドイツ)が元WBCインターナショナル・スーパーミドル級王者、ニコラ・サエクロカ(セルビア)の挑戦を受け、12回引分で薄氷の防衛としています(1対1/115-113:スティグリッツ、114-113:サエクロカ、114-114)。

    小さくリズムを刻みながら攻勢を掛けるスティグリッツはアクションも多く見た目に派手ながら空振りが多く、こじんまりとした構えからコンパクトなパンチを合わせるサエクロカがクリーンヒットの数で上回り、3ラウンド1分過ぎには右ストレートを当てるとスティグリッツはバランスを崩します。4ラウンドには右ストレートを好打したスティグリッツですが、6ラウンドには踏み込んだところに逆に小さいワンツーを返されます。敵地でもありハッキリとポイントを挙げておきたいサエクロカですが、中盤は手数も増えず全体的に待ちのスタイルとあって、有効打数では勝るもののステップインと手数によるスティグリッツの攻勢にポイントが流れて行きそうな印象にも映ります。9ラウンド中盤に小さい右フック、右アッパー、左ストレートと食ったスティグリッツは10ラウンドにはハワード・フォスター(英国)レフェリーからホールディングによる減点1を課されます。しかし常に先手はスティグリッツが押さえるなかで始まった最終回は前進し手数で押し込むスティグリッツと退がりながらカウンターを狙うサエクロカという初回とほぼ同じ展開のまま両者とも決定打を打ち込めないところで終了のゴングが鳴っています。WBO4位、IBF9位、WBCでも13位にランクされる35歳のスティグリッツは50勝29KO5敗2分、世界挑戦経験を持つ38歳のサエクロカは32勝11KO4敗1分としています。


    また元欧州ヘビー級王者のエルカン・ティーパー(ドイツ)がWBC7位のマリウス・ワフ(ポーランド)を迎えた地味な好カードは12回判定でワフが勝利をおさめています(3対0/115-113×2、116-112)。37歳のワフは33勝17KO2敗とレコードを伸ばしていますが、ここまでの2敗はA.ポベトキンとW.クリチコのみとしています。34歳のティーパーは16勝10KO2敗とし、昨年10月に世界ランカーのC.ハマーに敗れて以来となるリングでしたがこれで2連敗です。
  • マジソン・スクエア・ガーデンのダブル世界戦、4選手が計量クリア!

    マジソン・スクエア・ガーデンのダブル世界戦、4選手が計量クリア!

    2017.03.18
    日本時間明日19日に迫った米国、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンでのダブル世界戦公式計量が先ほど終了、世界戦に出場する4選手が揃ってクリアしたことが報じられています。まさに世界のトップ4人が集う好ファイトに期待が集まるビッグイベントは明日10時からWOWOWエキサイトマッチで生放送が予定されています。

    WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチではここまで4階級を制覇、46戦全勝38KOとまさに王者と言えるローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)は114.6ポンド(約51.9Kg)でクリアしています。初防衛を目指すゴンサレスは記者会見の席で、「この試合が難しい試合になることは分かっていますが、これまででベストと呼べる調整に励んできました。グレートなパフォーマンスをお見せしましょう。」といつも通りと言える自信に満ちたコメントを残し、挑む元王者で同級2位のシーサケット・ソー・ルンビサイ(タイ/46戦41勝38KO4敗1分)は、「タイのボクシング史に残る試合です、私は勝つためにここまで来ました。タイ国民のために勝利を届けたいと思います。」と意気込み14年5月に手放したベルトの奪還に気合を見せ、公式計量は114ポンド(約51.7Kg)でパスしています。


    そして3団体統一ミドル級チャンピオンのジェナディ・ゴロフキン(カザフスタン/36戦全勝33KO)は159.6ポンド(約72.3Kg)、WBAレギュラーチャンピオンのダニエル・ジェイコブス(米国/33戦32勝29KO1敗)は159.8ポンド(約72.4Kg)でそれぞれリミット160ポンドを切ってクリアしています。WBA統一に加え17度目、WBCは6度目、IBFは3度目の防衛を目指すゴロフキン、そして地元と言って良いニューヨーク、ブルックリン出身のジェイコブスは統一とともに5度目の防衛を目指します。


    また前WBCスーパーフライ級王者のカルロス・クアドラス(メキシコ/帝拳/37戦35勝27KO1敗1分)がノンタイトル10回戦に出場します。115.6ポンド(約52.4Kg)でクリアしたのに対し、WBO同級10位、WBCでも14位にランクされるダビ・カルモナ(メキシコ)は115.8ポンド(約52.5Kg)でパスしています。
  • プロデビュー戦3回TKO勝利のマイケル・コンランは3階級制覇が目標

    プロデビュー戦3回TKO勝利のマイケル・コンランは3階級制覇が目標

    2017.03.18
    12年ロンドン五輪でフライ級銅メダル、15年ドーハ世界選手権でバンタム級金メダル、昨年のリオ五輪でもバンタム級金メダル最有力と言われながら不運な判定に敗れ、AIBAに対し判定に抗議するアクションが世界中で話題となったマイケル・コンラン(英国)が日本時間18日昼に行われたプロ・デビューとなる6回戦で3回59秒TKO勝利をおさめています。試合後には早い間隔で次戦を行いたいと精力的な姿勢も見せており、選手育成に定評のあるトップランク・プロモ-ションの構想と合致するものと思われます。キャリアの前半にハイペースで試合を行うことで経験値を増やしプロの空気に早く馴染ませる意味合いも含まれているものと思われますが、一先ずデビュー戦快勝の余韻に浸るところでしょうか。


    8戦4勝1KO4敗のティム・イバラ(米国)とのデビュー戦はアイルランドの祝日でもある聖パトリックの日とあって、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンは緑一色と言える盛り上がりのなか、F.メイウェザーが復帰を果たし戦うのではないかと噂されているUFCライト級王者のコナー・マクレガー、2度の世界挑戦経験を持つマシュー・マックリン、兄でWBOスーパーフライ級2位のジェイミー・コンランら大勢の同郷が脇を固めリングイン。試合は身長でやや劣るコンランがジャブ中心に試合を進めワイルドな左右フックを見せながら徐々にプレッシャーを掛ける初回を終えると、2ラウンド途中にはサウスポーにスイッチする余裕も見せます。長身痩躯のイバラもジャブを突きながら距離に注意を払い対応しますが、3ラウンドに入りテンポを上げたコンランがラッシュを仕掛けるとコンパクトな右アッパーで反撃を見せるイバラも徐々に押し込まれロープ際で防戦一方となり、ベンジー・エステベス Jr. レフェリーが割って入るストップを呼び込んだものとなっています。


    「この勝利には多くの意味があり、この日を決して忘れることは無いでしょう。私はアイルランド人であることを誇りに思います。プレッシャーに感じることはありませんでした、この勝利がこれからの壮大なプランの第一歩になることを願っています。私はアイルランドだけでなく世界最高のボクサーを目指しているのです。第2戦?4月だって構いませんよ、十分あり得ることだと思います。」と述べた25歳のコンランです。
  • ディリアン・ホワイト「トニー・ベリュー、ヘビー級に留まるつもりならばオレと戦え!」

    ディリアン・ホワイト「トニー・ベリュー、ヘビー級に留まるつもりならばオレと戦え!」

    2017.03.18
    昨年の12月、D.チゾラとのサバイバル戦(写真)で生き残り、戦績を21戦20勝15KO1敗と伸ばした英国ヘビー級王者のディリアン・ホワイト(英国)が5月27日に次戦を行うことを現地時間17日に発表しています。アマチュア時代にA.ジョシュアを敗っているホワイトは4団体すべてに世界ランクを持つ28歳です。WBC4位、WBO8位、IBF10位、そしてWBA12位と世界王座を狙えるポジションを持ちますが、ターゲットはチャンピオンベルトではなく今話題のトニー・ベリューと明言しています。


    「オレの次の試合が5月27日と決まった、見逃さないでくれよ。トニー・ベリュー、もし本物のヘビー級だと自分自身を証明したいならばオレと戦え。オレとベリューが戦えば他の誰が対戦するよりも大きなカネが動くはずだからな。なぁ、オレを信じてくれよ、世界ランキングだって良いところに居るだろう?この国ではジョセフ・パーカーやディオンテイ・ワイルダーよりもオレの方が知名度は上なんだぜ。」

    「ベリューは途中から片足しか動かない選手をKOすることすら手こずりやがった、しかも(タオル投入によるTKOであって)ハッキリと勝負を決めることすら出来ないようなやつさ。片足のボクサーをKOするのに四苦八苦しているような選手が本物のヘビー級ボクサーをKO出来ると思うかい?そりゃ、無理な話さ。彼はクルーザー級に戻るべきだし、あくまで仮のヘビー級ボクサーなんだよ。ヘビー級に留まりたいならナチュラルなヘビー級だという証を世界に魅せなければいけない、オレなら6ラウンドまでにトニー・ベリューをKOしてみせるけどね。」右拳の骨折という負傷を考えるとベリューの5月復帰は難しいところではありますが、ホワイトの対戦相手は誰になるのか楽しみです。
  • WBC指名挑戦者のエレイデル・アルバレスが次期挑戦を見送り

    WBC指名挑戦者のエレイデル・アルバレスが次期挑戦を見送り

    2017.03.17
    2月に元世界王者のL.ビュテにKO勝利をおさめ、WBC世界ライトヘビー級チャンピオンのアドニス・ステベンソンへの指名挑戦権を手にした同級1位のエレイデル・アルバレス(コロンビア)が次戦での世界挑戦を見送ることを決断、イボン・ミシェル・プロモ-ターが明らかにしています。WBCから3月24日を期限とし交渉開始を指示されていた両者ですが、王者ステベンソンはすでに4月29日に米国のニューヨークで8度目の防衛戦を行うことをアナウンスしており、最有力候補には同地出身の同級10位、ショーン・モナハン(米国/28戦全勝17KO)の名前も挙げられていたなかで、アルバレスがどう食い下がるかが注目されていました。


    しかしこのほど、アルバレスが次戦でのステベンソン挑戦を見送ることで、選択防衛戦を挙行したい王者陣営と合意したとしてWBCに指名期限延長の申し出も加えた陳情書を提出。マウリシオ・スライマンWBC会長も勝者はアルバレスと戦うことを条件として承認したと報じられています。同プロモーターはステベンソン対モナハン戦は交渉の最終局面ながら未決定としつつモナハン陣営のルー・ディベラ・プロモーターと交渉を煮詰めていくとしています。


    WBCはすでに同級3位のジョー・スミス Jr. (米国)と同級4位のアレクサンデル・ゴズディク(ウクライナ)両陣営に指名挑戦者決定戦を行うよう通達を出しており、ステベンソン対モナハン戦の勝者対アルバレス戦の勝者は、スミス Jr. 対ゴズディク戦勝者と対することとしていますが、これまでに数多く発表されてきた挑戦者トーナメントと同様、どこまで現実的な対戦となるかは流動的となっています。
  • 46歳のフィラット・アルスランが自身のルーツでノンタイトル戦

    46歳のフィラット・アルスランが自身のルーツでノンタイトル戦

    2017.03.17
    アメリカ、ニューヨークのダブル世界戦に注目が集まる今週末ですが同日、プロボクシングとしては珍しいトルコにて元WBAクルーザー級王者のフィラット・アルスラン(ドイツ)がノンタイトル戦に臨みます。アマチュア・ボクシング界では好選手を多数輩出しているトルコですが、プロボクシング界では未だ世界チャンピオンは誕生していません。トルコ系ドイツ人でもあるベテランのアルスランが49戦目にして初めて自身のルーツでもあるトルコ、イスタンブールのリングに上がり、サウスポーの技巧派でもあるジジム・タイリ(コソボ共和国/15戦13勝7KO2敗)、29歳と拳を交えます。


    「この試合はタイトルマッチではないけれど、自分のルーツでもある場所でリングに上がれることを嬉しく思います。ホームと言える地で良いデビュー戦を飾るためにしっかりとコンディションを整え良い練習を積み上げてきました。タイリは若く身体も大きい、そして技術的にも優れた対戦者です、イージーな試合とは思っていませんし、懸命に襲い掛かってくるでしょう。」と意気込みを述べたアルスランは現在、WBOクルーザー級3位に付けています。現在の標的はWBC暫定王座戦として予定されている、M.ブリエディス対M.フック戦勝者とも話しており、決して負けられない世界前哨戦と言えそうです。
  • カリ・ヤファイの初防衛戦相手は元日本フライ級王者の村中優

    カリ・ヤファイの初防衛戦相手は元日本フライ級王者の村中優

    2017.03.16
    21戦全勝14KOを誇るWBA世界スーパーフライ級チャンピオンのカリ・ヤファイ(英国)が生まれ故郷でもある英国、バーミンガムのリングに立つ " THE HOMECOMING " と題された5月13日の同王座初防衛戦相手がWBOでスーパーフライ級11位にランクされる村中優(フラッシュ赤羽)になることがマッチルーム・ボクシングから発表されています。


    元日本フライ級王者で現在は日本バンタム級7位にランクされている村中選手は25勝8KO2敗1分、キャリア29戦目で世界初挑戦のチャンスを掴んでいます。そして昨年12月、河野公平(ワタナベ)選手から王座を奪ったL.コンセプションに挑戦し、ダウンを奪っての大差判定勝ちをおさめているヤファイにとっての凱旋防衛戦はどのような結果となるのでしょうか?


    アンダーカードには3月4日にP.マリナッジをKOに下しているサム・エギントン(英国/23戦20勝12KO3敗)が勢いを駆って欧州ウェルター級チャンピオンのセフィリーノ・ロドリゲス(スペイン/25戦24勝12KO1敗)に挑みます。WBC12位のエギントンとIBF10位のロドリゲスによる楽しみな王座戦の他、カリの弟でもあるガマル・ヤファイ(英国)、元英連邦ウェルター級王者のフランキー・ギャビン(英国)も登場する興味深いイベントとなっています。
  • エディ・ハーン・プロモーター「ベリューには数限りない選択肢がある」

    エディ・ハーン・プロモーター「ベリューには数限りない選択肢がある」

    2017.03.16
    3月4日に試合前の評判を覆し、元WBAヘビー級王者のデビッド・ヘイを11回TKOに下したWBCクルーザー級チャンピオンのトニー・ベリュー(ともに英国)について、エディ・ハーン・プロモーターは、改めて多くの選択肢があると述べています。試合のターニング・ポイントとなった6ラウンドのヘイの負傷よりも前に右拳を痛め、試合後の診断で骨折していたことを明かしているベリューですが、怪我からのリハビリも考慮すると次の試合で暫定王者との対戦が義務づけられているクルーザー級に戻るより、より旨味の多いヘビー級に残るのではないかとする意見が多くを占めているとも報じられています。34歳にしてベリューの前途はかなり明るく照らされていることは間違いないようです。


    ハーン・プロモーターはスカイ・スポーツのインタビューに応じ、「トニーは彼の家族と今後について良く話し合うと言っています、私の個人的な意見としてヘイとのリマッチは幾つかある選択肢の中の大きな1つと言えるでしょう。トニー・ベリューの陣営は完全な決着を望んでいましたし、まだ答えの出ていない部分もあると思いますからね。(ヘイ対ベリュー戦は)非常にスペクタクルなイベントだったし、スリリングな試合でしたがヘイとのリマッチはお互いにとってキャリア最大級の試合と言えるでしょう。ヘイにとってトニー・ベリューとのリマッチは最優先事項のはずです、そしてトニーにとってはヘイとのリマッチの他にジョセフ・パーカー、ディオンテイ・ワイルダーも候補ですし、タイソン・フューリーも居ます。より多くの選択肢が彼にはあるのです。」と述べています。すでにパーカー陣営、ワイルダー陣営とも接触していることを認めているハーン・プロモーターですが、どのような結論を出すのでしょうか。


    なお、敗れたヘイは6ラウンドに痛めたアキレス腱について試合直後の病院内で自身のSNSに即アップ。アキレス腱の部分断裂という診断のもと復腱手術を行い無事に成功、数ヶ月の安静を言い渡されたものの年内の復帰も出来そうだと前向きなコメントを残し引退は完全否定しています。6ラウンドまで優性に試合を進めていただけにリマッチへの想いもひとしおでしょう。
  • A.ベテルビエフとS.バレラによる挑戦者決定戦は白紙

    A.ベテルビエフとS.バレラによる挑戦者決定戦は白紙

    2017.03.15
    2月下旬にアメリカのフロリダで開催すると発表されたIBF世界ライトヘビー級挑戦者決定戦、アルツール・ベテルビエフ(ロシア)対スリバン・バレラ(キューバ)戦ですが、このほど主催するベテルビエフ陣営のイボン・ミシェル・プロモーターが試合の中止を発表しています。昨年12月のI.プリエト戦(写真)以降、挑戦者決定戦に本腰を入れた同プロモーターですが「対戦相手が居ない。」とし紆余曲折の末にバレラ戦が発表されたものですが、3月9日にバレラが自身のSNSにて同プロモーターを非難し、突如試合のキャンセルを明らかにしていました。


    両陣営の交渉がもつれベテルビエフ陣営が落札後、対戦決定発表された一戦ですが、バレラ陣営は同プロモーターが自身のプロモート権を持つメイン・イベンツと直接、詳細な交渉をせずエージェントを入れたことに不信感を募らせたとしています。しかし同プロモーターは、「色々と言葉を並べたてているようですが、結局バレラはベテルビエフとの契約書に最後までサインするのを逃げたのです。」と反論、まさに泥沼化しており真偽のほどは不明ながら両選手の対戦が消滅したことは間違いない模様です。同プロモーターはバレラ陣営への怒りの声明を出した後、新たに挑戦者決定戦の対戦相手を探すとも述べており、誰も対戦を受けなければベテルビエフを自動的に指名挑戦者とするようIBFに働きかけるとも話していますが、11戦全勝全KOのベテルビエフの対戦相手に名乗り出るランカーは出てくるでしょうか?
  • 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20