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    速報!ワシル・ロマチェンコ 対 アンソニー・クロラ!

    2019.04.13
    米国カリフォルニア州ロサンゼルスに在る、ステープルズ・センターにてWBAスーパー&WBOライト級王座統一戦がただいま終了、統一王者のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)がWBA1位、WBO10位の元WBA同級王者、アンソニー・クロラ(英国)に4ラウンド58秒TKO勝利、王座防衛です。

    " VENUM " 社のグローブを付けたサウスポー王者、" GRANT " 社のグローブを付けるクロラという組み合わせとなった初回、王者が小刻みに動きながらプレッシャーを掛け、クロラはガードを高く上げ様子を探る静かな立ち上がりとなります。手数で初回のポイントを獲った王者は2ラウンドに入り、ハンドスピードを上げてコンビネーションを増やしポイントを連取、クロラはガードを固める時間が増えていきます。迎えた3ラウンド、終盤から王者が更にプレッシャーを強めると青コーナー前で連打を打ち込み、クロラはガード一辺倒となります。数秒間、防戦一方となったクロラをジャック・リース(米国)レフェリーがロープダウンと判断、両者は引き離しカウントを数えます。レフェリーストップと勘違いした王者はコーナーに駆け上がりますが、カウント8で再開し直後にゴングでインターバルに入ります。しかし4ラウンド開始と同時に王者がペースを上げて追撃、コンビネーションを打ち込むとクロラはロープ伝いにサークリング、決定打を防ぐのみとなり最後は右フックをテンプルに打ち込まれクロラは前のめりにダウン、レフェリーはカウント途中で試合終了としています。31歳のロマチェンコは13勝10KO1敗としWBA2度目、WBO初防衛を果たしています。J.リナレスにWBA王座を奪われて以来となる返り咲きを狙った32歳のクロラは34勝13KO7敗3分としています。



    セミファイナルのライトヘビー級10回戦は2階級制覇を目指すWBOスーパーミドル級チャンピオン、ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)の転向初戦、元世界ランカーのトミー・カーペンシー(米国)に4ラウンド終了、棄権によるTKOでラミレスが勝利をおさめています。

    サウスポー同士の一戦は静かな立ち上がり、中盤にカーペンシーの左ストレートが浅く入る場面もありますがポイントは手数で上回ったラミレスが押さえたように映り、2ラウンドに入りラミレスがやや前進を強めるとカーペンシーも打ち合いに応じ、パンチの交換が増えていきます。3ラウンド、ラミレスが積極的に前に出るもののカーペンシーも上手く右を合わせる場面を見せますがラミレスがポイントを連取しているように映ります。4ラウンドもラミレスの手数がポイントを挙げたように映りますが、決定打とは映らず後半勝負かと思われたもののラウンド終了後にカーペンシー陣営がやや唐突に棄権を申し出ています。27歳のラミレスは40戦全勝26KO、5月18日に予定される、B.J.ソーンダース対S.イスフィ戦勝者との統一戦へ進むのか、当初の構想通りにライトヘビー級へ移るのか動向に注目です。一方、33歳のカーペンシーは29勝18KO7敗1分としています。



    アンダーカード、スーパーライト級10回戦はWBO同級3位のアーノルド・バルボサ Jr. と元WBO同級暫定王者のマイク・アルバラード(ともに米国)による新旧対決は3ラウンド49秒TKOでバルボサ Jr. が勝利をてにしています。

    少し上背で勝るアルバラードはいつもの積極的なスタイルで前に出て手数をまとめ、バルボサ Jr. は自分の距離をキープするかのように身体を入れ替えながらジャブ中心に手を出していきます。徐々にバルボサ Jr. の有効打がアルバラードを上回りはじめた3ラウンド、右ストレートで顔を跳ね上げながらアッパーからの連打を見せ、40秒過ぎに左フックを浴びせるとアルバラードはゴロンとダウン、立ち上がろうとしますがバランスを崩したところでレフェリーに抱えられ終了となっています。27歳のバルボサ Jr. は21戦全勝8KO、勢いの差が出てしまった38歳のアルバラードは40勝28KO5敗としています。



    リオ五輪ミドル級銅メダリスト、元トップアマのジャニベック・アリムカヌウェ(カザフスタン/160ポンド)が空位のWBC米大陸ミドル級王座決定戦に出場、クリスチャン・オリバス(メキシコ/159.25ポンド)を10回判定に下し王座獲得に成功です(3対0/100-90×2、99-91)。26歳のアリムカヌウェは6戦全勝2KO、27歳のオリバスは16勝13KO5敗としています。



    USBA全米ウェルター級王者のアレクサンデル・ベスプーチン(ロシア/147ポンド)はアルフレド・ブランコ(アルゼンチン/146.5ポンド)に10回判定勝利、王座防衛です(3対0/100-90×2、99-91)。WBAウェルター級1位、IBFでも5位にランクされる27歳のベスプーチンは13戦全勝9KO、敗れた29歳のブランコは20勝11KO8敗です。
  • 元WBA&IBFバンタム級王者のライアン・バーネットが復帰

    元WBA&IBFバンタム級王者のライアン・バーネットが復帰

    2019.04.13
    昨年11月のN.ドネア(フィリピン)戦で4ラウンド途中に負傷、ラウンド終了後に棄権TKO負けを喫した元WBA&IBFバンタム級王者のライアン・バーネット(英国/20戦19勝9KO1敗)が5月17日に出身地でもある英国の北アイルランド、ベルファストにて復帰戦を行うことがMTK・グローバルから発表されています。相手は来日経験もあるジェルビルト・ゴメラ(フィリピン/19戦14勝7KO5敗)、小柄でガッチリ型のサウスポーを相手に不運な初黒星からどのような復帰戦を魅せてくれるのでしょうか。


    ドネア戦4ラウンド2分過ぎに右ストレートを放ったところで右腰を押さえダウン、背中の痛みを見せながらフットワークでしのぎゴングに助けられたものの棄権、3ラウンド終了時のポイントはジャッジ2者が30-27、残る1者も29-28のバーネット優勢と採点していただけに一層悔しさの残る初黒星からおよそ半年での復帰となっています。「私はもう一度世界チャンピオンに返り咲きたい、他に言うことはありません。この試合はそのための大事な1歩であり、私の故郷で戦えることを光栄に思います。」とコメント、引き続きタッグを組む、アダム・ブース・トレーナーも「私とMTK・グローバルはライアンを元のポジションに戻すプランを練り上げています、それはもちろん世界チャンピオンの座です。返り咲きへの想いと彼のハングリーさは今までに無いほど燃え上がっています、彼が再び頂点を掴むことは間違いありません。皆さんも楽しみにしていてください。」とバックアップを約束しています。


    完全アウェーとなるゴメラは現在フィリピン・フェザー級2位。17年3月の後楽園ホールでは大竹秀典(金子)戦で12回判定負け、ダウンを奪われた末に空位のOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座獲得に失敗したものの3ポイント差2人、4ポイント差1人という接戦を演じ最後まで粘りを見せています。ブランクの影響により世界ランクも失ったバーネットですが、ゴメラ戦は空位のWBCインターナショナル・スーパーバンタム級王座決定戦として行われるとしています。バーネットが26歳対決を制し、再び世界戦線に名乗り出ることは出来るでしょうか?
  • 明日ゴング!ロマチェンコの防衛か、クロラの王座返り咲きか

    明日ゴング!ロマチェンコの防衛か、クロラの王座返り咲きか

    2019.04.12
    WOWOWエキサイトマッチでは明日13日11時から生中継が予定される統一ライト級戦、安定感抜群のWBAスーパー&WBOライト級王者のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)に元WBAライト級王者のベテラン、アンソニー・クロラ(英国)がどう挑むのか、ボクシングファン注目の対戦による公式計量が先ほど終了しています。


    <WBAスーパー&WBOライト級王座統一戦 in 米国カリフォルニア州ロサンゼルス、ステープルズ・センター>
    統一王者、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ/13戦12勝9KO1敗):134.4ポンド(約60.9Kg)
    WBA1位、WBO10位、アンソニー・クロラ(英国/43戦34勝13KO6敗3分):134.8ポンド(約61.1Kg)
    ※階級の壁を自ら実感しているのか、近い将来のスーパーフェザー級出戻りを示唆している王者のロマチェンコがライト級転向3戦目に臨みます。IBF王者のR.コミー(ガーナ)や勢いのあるT.ロペス(米国)とのマッチアップも楽しみではありますが、まずはしつこい手数で頑張るクロラが今回の相手。スタイル的にも少々相性が悪そうなクロラですが世界が驚く番狂わせを起こすことは出来るでしょうか?

    <セミファイナル/ライトヘビー級10回戦>
    WBOスーパーミドル級チャンピオン、ヒルベルト・ラミレス(メキシコ/39戦全勝25KO):174.6ポンド(約79.1Kg)
    元WBAフェデセントロ・ライトヘビー級王者、トミー・カーペンシー(米国/36戦29勝18KO6敗1分):174.6ポンド
    ※WBOスーパーミドル級王座をキープしながら2階級制覇を目指すラミレスのライトヘビー級転向初戦は世界挑戦経験もあるカーペンシーが相手。以前は粘りが身上だったものの最近は打たれモロさもみせており、世界王座5度防衛の実績を持つ王者の相手としてはやや物足りない印象も残します。ラミレスとしてはウィークポイントの一つ、重量級らしい迫力不足をいかにカバーしながらライトヘビー級での世界挑戦をアピール出来るかがポイントになりそうです。
  • デビッド・レミューがWBAスーパーミドル級暫定王座決定戦に出場

    デビッド・レミューがWBAスーパーミドル級暫定王座決定戦に出場

    2019.04.12
    5月4日の大一番、S.アルバレス(メキシコ)対D.ジェイコブス(米国)戦のアンダーカードで元IBFミドル級王者のデビッド・レミュー(カナダ/44戦40勝34KO4敗)が復帰、WBAスーパーミドル級1位のジョン・ライダー(英国/31戦27勝15KO4敗)とWBA同級暫定王座決定戦を行うことがアナウンスされています。


    豪快な倒しっぷりで見栄えこそ良いレミューですが近年、直前での契約体重変更の申し出や、オーバーウェイトによる計量失格、さらには脱水症状によるドクターストップでテレビ放送枠に穴を開ける失態も数知れずというありさま。昨年12月には元IBF1位のT.ジョンソン(バハマ)との前哨戦がセット、見事クリアすれば5月のリングでアルバレスと拳を交えるのはジェイコブスではなくレミューだったとする複数の報道も挙がっていましたが、レミューは計量直前に脱水症状を起こし病院に救急搬送され試合は中止。自己管理能力の低さをテレビ局が危惧したことでアルバレス戦は御破算となりビッグマネー・ファイトを自らの手で手放した様相となっています。


    前戦から約8ヶ月が空いた今回のリングではスーパーミドル級に上げて世界1位のライダーと対しますがビッグファイトのセミファイナルで汚名挽回となる試合内容に期待したいところです。一方、30歳のライダーにとって今回はアメリカ・デビュー戦、小柄な体躯を利して上体を振りながらコンパクトな連打を主武器とするサウスポーです。WBAではスーパーミドル級5位にランクされるレミューですが、ランクでは格上のライダーも意地を見せてビッグファイトに絡んでいきたいところでしょう。ミドル級とスーパーミドル級の差は8ポンド(約3.6Kg)、前日の計量結果も含めて楽しみなマッチアップです。
  • エレイデル・アルバレス「コバレフ戦の敗因は自分自身、復帰戦では元の姿を見せる」

    エレイデル・アルバレス「コバレフ戦の敗因は自分自身、復帰戦では元の姿を見せる」

    2019.04.11
    2月に行われたダイレクトリマッチ(写真)で、S.コバレフ(ロシア)に雪辱を許し、WBOライトヘビー級前王者となったエレイデル・アルバレス(コロンビア/25戦24勝12KO1敗)が再起を表明、6月28日にカナダのケベック州ケベック・シティ、ビデオトロン・センターにて復帰戦を行うとしています。


    王座陥落後、故郷コロンビアで良い充電期間を置いたと話すアルバレスは4月8日に35歳を迎えながらもすでにケベック州ラヴァルに在る、シェルバトフ・ジムにて再起に向けてトレーニングをスタートしていると報じられています。これまで試合の無い時はがっつりと食事を摂りながらトレーニングをこなしていたと話すアルバレスは215ポンド(約97.5Kg)ほどまで増やす時もあったとし、ライトヘビー級リミットまで約18キロも落としていた調整方法も見直すとコメント、地元メディアのインタビューに年内の世界再挑戦を目指すとしたアルバレスは、「2月2日のフリスコのリングに居たのはエレイデル・アルバレスではありませんでした、6月28日はそれを証明するためにリングに上がるつもりです、試合がとても楽しみです。」

    「コロンビアでの休暇は家族や友人と過ごしてとても良いリフレッシュになりました、気分も一新することが出来ました。初めて敗戦を経験した私でしたが、コロンビアでは多くの人々が私を支え続けてくれていることに気づき、多くの歓迎を受けました。私と一緒に写真を撮っただけで飛び上がるほど喜んでくれる方も居ましたからね、私の方が驚きましたよ。」

    「コバレフ戦ではしっかりとした戦略を練ることが出来ませんでした、マーク・ラムジー・トレーナーの指示通りに動けず冷静に戦うことが出来ない自分も居ました、この試合の敗因は自分自身です。6月28日は以前のアルバレスの姿を見ることが出来るでしょう、ジャブをしっかりと突いてKOを狙って戦うアルバレスをです。(コバレフとの再戦で)目にしたような私ではありません。再起戦の対戦相手は決まっていませんが、どんな相手が立ちはだかろうと私は勝たなければいけません。」A.ベテルビエフ(ロシア)との確執が表面化し名前の挙がった、イボン・ミシェル・プロモーターとは引き続き良好な関係を継続しているアルバレスが再びカナダの地から再出発です。
  • ハード対ウィリアムス戦アンダーカードに2人の元世界王者が出場

    ハード対ウィリアムス戦アンダーカードに2人の元世界王者が出場

    2019.04.11
    5月11日に米国バージニア州フェアファックスに在る、イーグルバンク・アリーナにて対戦が発表されている、WBAスーパー、IBF、IBOのスーパーウェルター級統一王者、ジャレット・ハード(米国/23戦全勝16KO)対ジュリアン・ウィリアムス(米国/29戦26勝16KO1敗1分1ノーコンテスト)戦のアンダーカードが " Premier Boxing Champions " からアナウンス、2人の元世界王者に加えて世界1位も出場する豪華なイベントになることが明らかとなっています。


    セミファイナル格はWBAスーパーライト級1位のマリオ・バリオス(米国/23戦全勝15KO)が元世界ランカーのファン・ホセ・ベラスコ(アルゼンチン/21戦20勝12KO1敗)と対戦する他、昨年12月にJ.チャーロ(米国)の持つWBCミドル級暫定王座に挑み12回判定負けを喫した、マット・コロボフ(ロシア/30戦28勝14KO2敗)が元WBCミドル級シルバー王者のイマヌエル・アリーム(米国/20戦18勝11KO1敗1分)と興味深い復帰戦を行います。


    また4回戦時に現WBC米大陸バンタム級王者のJ.グリア(米国)に勝っているホープ、スティーブン・フルトン(米国/15戦全勝7KO)は元WBOバンタム級王者のパウルス・アンブンダ(ナミビア/29戦27勝11KO2敗)と楽しみなテストマッチが決定。そしてJ.アンカハス(フィリピン)対船井龍一(ワタナベ)戦勝者への挑戦を目論むIBFスーパーフライ級3位のアレクザンドゥル・マリン(ルーマニア/17戦全勝11KO)は元2階級制覇王者のルイス・コンセプション(パナマ/44戦37勝26KO7敗)とノンタイトル戦を行うなど、なかなか面白いイベントとなっています。
  • 元WBA王者のジェスリール・コラレスが約18ヶ月振りに再起

    元WBA王者のジェスリール・コラレスが約18ヶ月振りに再起

    2019.04.10
    2度の来日経験を持つ元WBAスーパーフェザー級王者のジェスリール・コラレス(パナマ/25戦22勝8KO2敗1ノーコンテスト)がA.マチャド(プエルトリコ)に8回TKO負けを喫し王座を奪われて以来となる復帰戦に臨むことが日本時間9日、" Premier Boxing Champions " から発表されています。


    復帰戦舞台は4月27日の米国、ネバダ州ラスベガスのコスモポリタン・オブ・ラスベガスとなっており、メインイベントは元世界王者同士の対戦で注目を集めている、R.バルテレミ(キューバ)対R.イースター Jr.(米国)によるWBAライト級王座決定戦というもの。およそ1年半振りとなるリングで26歳のリカルド・サモラ(メキシコ/22戦19勝12KO3敗)を相手に復帰戦に臨む27歳のコラレスとしてはウィークポイントの一つでもある打たれモロさをカバーして白星を手にしたいところです。


    トリプルヘッダーとしてメインに加えてすでに発表されているWBCスーパーライト級挑戦者決定戦、ビクトル・ポストル(ウクライナ/ 32戦30勝12KO2敗)対IBO同級チャンピオン、モハメド・ミモウヌ(フランス/23戦21勝2KO2敗)戦。そしてヘビー級10回戦は注目のホープ、エフェ・アジャグバ(ナイジェリア/9戦全勝8KO)と元WBO欧州ヘビー級王者のミカエル・ワリッシュ(ドイツ/20戦19勝12KO1敗)によるマッチアップと合わせて楽しみなアンダーカードが決まっています。
  • WBA指名挑戦権を持つレネ・アルバラードが世界前哨戦

    WBA指名挑戦権を持つレネ・アルバラードが世界前哨戦

    2019.04.10
    WBAスーパーフェザー級1位、同級指名挑戦権を持つレネ・アルバラード(38戦30勝20KO8敗)が世界前哨戦としてベテラン、33歳のエウセビオ・オセホ(ともにニカラグア/56戦30勝8KO22敗3分1ノーコンテスト)と4月26日にニカラグアのマナグアで対戦することが発表されています。同級のレギュラーチャンピオン、A.カンシオ(米国)挑戦を目論む30歳のレネとしてはIBFライトフライ級王者のフェリックスとの双子世界王者を目指すうえでも負けられない試合が続きます。


    前王者となっているA.マチャド(プエルトリコ)は3度目の防衛戦として3月にレネとの指名戦を計画したもののレネは昨年12月に行われたC.モラレス(メキシコ)との指名挑戦者決定戦で12回判定勝利をおさめながらカットした傷の治療期間を考慮、3月の対戦を辞退したためにマチャド陣営はカンシオに白羽の矢を立て興行を開催、その結果王座交代というレネ陣営にしてみれば先を越された感の残るものとなっています。当初、減量苦を訴えライト級へ上がる姿勢も見せていたマチャドでしたが、カンシオとのリマッチへ方針を変更、6月再戦と報じるメディアも挙がっています。


    再戦の勝者を標的と公言するレネが早ければ今秋にもセットされそうな世界初挑戦へ向けて行う前哨戦の相手オセホはすでにレネと2度拳を交えており、12年12月の初戦は6回終了TKO、15年10月の再戦は初回TKOといずれもレネが勝利、プレッシャーの掛かる今回の第3戦もレネにKO勝利の期待が掛かるのは止む無いところでしょうか。アンダーカードには2度目の世界挑戦を目指すケイビン・ララ(ニカラグア/30戦26勝9KO3敗1分)の復帰戦、WBAミニマム級4位のヘルソン・オルティス(ニカラグア/17戦14勝6KO2敗1ノーコンテスト)の出場なども予定されています。
  • 15日に延期となったWBO世界ライトヘビー級戦の入札

    15日に延期となったWBO世界ライトヘビー級戦の入札

    2019.04.09
    4月8日にWBO本部の在る、プエルトリコで行われるとしていたライトヘビー級の入札が1週間延期、15日となったことが日本時間8日、WBOからアナウンス。これはメイン・イベンツのキャシー・デュバ・プロモーターからのリクエストによるものとしています。3月中旬に対戦交渉開始を指示していた、ライトヘビー級チャンピオンのセルゲイ・コバレフ(ロシア/37戦33勝28KO3敗1分)と同級1位のアンソニー・ヤード(英国/18戦全勝17KO)による交渉は合意に向けて見通しが立ち、詳細を煮詰める時間が必要となったための延期要請と報じるメディアもありますが深刻なニュースも報じられています。


    というのも王者コバレフは昨年6月に米国、カリフォルニア州において女性を殴打した容疑により警察に逮捕、起訴されたのち5万ドルの保釈金を支払い釈放処分となっています。8月に開かれた公聴会ではコバレフ自身が無実を主張したものの最長で禁固4年となる可能性もあり、4月19日に開かれる裁判次第では入札どころではないというのが現実なのかもしれません。ヤード陣営のクイーンズベリー・プロモーションズとしてはヤードの世界初挑戦、そしてひょっとしたら王座決定戦になるかもしれない大一番を英国で開催すべく尽力中とあって、コバレフ陣営のメイン・イベンツとしては15日までに判決の行方を見定める大事な時間と言えそうです。
  • 16戦全勝のファビオ・トゥルキはイタリア・ボクシング界の牽引役となるか?

    16戦全勝のファビオ・トゥルキはイタリア・ボクシング界の牽引役となるか?

    2019.04.09
    サルバトーレ・ケルキ・プロモーターの " OPI since 82 " とエディ・ハーン・プロモーターの " マッチルーム・ボクシング " のタッグによるイベントの第3弾が4月26日に迫っています。メインイベントはWBCクルーザー級18位のファビオ・トゥルキ(イタリア/16戦全勝12KO)とジャン・ジャック・オリビエ(フランス/13戦11勝8KO2敗)によるWBCインターナショナル同級シルバー王座戦というもので、昨年11月に同王座を獲得した25歳のトゥルキが初防衛戦に臨む一戦はイタリア、トスカーナ州フィレンツェに在る、トスカニー・ホールで開催されます。


    イベント発表時の会見でハーン・プロモーターが「(3月に第2弾興行として開催した)ミラノでの興行も盛況のうちに終わり、(第1弾興行として昨年11月に開催した)フィレンツェにこうして戻ることが出来て嬉しく思います。過去2度のイベントによりボクシング人気も高まり売上増加も見込めるとともに地元の人気者ファビオ・トゥルキはイタリア・ボクシング界のスターとして人気を確立しつつあります。」とDAZNでの放送も加わりイタリア・ボクシング界の発展に繋がるとコメント。そしてこのほどケルキ・プロモーターが地元メディアのインタビューに応じ、「チケットの売行きは非常に好調で売切れになるでしょう。フィレンツェのアイドルと言っていいファビオ・トゥルキをはじめ、トスカーナで高い人気を持つアレッサンドロ・リグチーニも出場します。その他にも魅力あるボクサーが数多く出場し、高いレベルのボクサーによる3つのタイトルマッチを提供し、イタリアのボクシング・ファンから多くの反響を得られると期待しています。」としチケット完売を示唆しています。


    メインイベントの他にWBCウェルター級シルバー暫定王者で同30位のアレッサンドロ・リグチーニ(イタリア/22戦全勝18KO)がイバン・アルバレス(メキシコ/38戦28勝18KO9敗1分)を迎えて防衛戦を行うほか、IBFスーパーウェルター級6位、WBO14位、WBCでも15位にランクされるオルランド・フィォルディジーリョ(イタリア/32戦30勝13KO2敗)とスティーブン・ダニョ(オランダ/20戦15勝6KO2敗3分)による空位のIBFインターナショナル・スーパーウェルター級戦も行われるとし、少々ベルトの格としては微妙ながら3つのタイトルマッチになることが決まっています。


    そしてアンダーカードには来日経験を持つスーパーフェザー級のデビス・ボスキエロ(イタリア/54戦46勝21KO6敗2分)、ミドル級のエマヌエーレ・ブランダムラ(イタリア/31戦28勝5KO3敗)の出場も決まっており、両プロモーションとも第4弾以降の開催のためにもスター選手の育成に繋げていきたいところでしょう。
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