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    速報!テレンス・クロフォード 対 ジョン・モリナ!

    2016.12.11
    米国ネブラスカ州オマハのセンチュリーリンク・センターにてWBC&WBO世界スーパーライト級タイトルマッチが行われ、統一王者のテレンス・クロフォードがWBC3位、WBO2位のジョン・モリナ(ともに米国)に8ラウンド2分32秒TKO勝利です。前日の公式計量でモリナが体重超過の失格によりクロフォードが勝った場合のみ王座防衛となる変則の世界戦で勝利をおさめた王者はWBC初防衛、WBO4度目の防衛に成功し戦績を30戦全勝21KOとしています。33歳のモリナは29勝23KO7敗です。


    セミファイナルはJ.ディアスの負傷により生まれた注目の好カード、WBO北米ライト級王者のメイソン・メナード(米国)と2度の世界挑戦経験を持つベテラン、レイ・ベルトラン(メキシコ)が空位のNABF北米同級王座も賭けた2本のベルトを争い、7ラウンド51秒KOでベルトランが勝利をおさめています。WBC11位、IBF8位にランクされる35歳のベルトランは32勝20KO7敗1分1無判定、WBA10位、IBF13位、WBO4位に付ける28歳のメナードは32勝24KO2敗としています。


    アンダーカード、ライトヘビー級10回戦ではIBF4位、WBC6位、WBO9位とするショーン・モナハン(米国)がフェルナンド・カスタニェダ(メキシコ)に10回判定勝利をおさめています(3対0/96-94、97-93、98-92)。35歳のモナハンは28戦全勝17KOとし、11年12月には世界挑戦経験もある27歳のカスタネダは24勝15KO12敗としています。
  • 速報!アンソニー・ジョシュア 対 エリック・モリナ!

    速報!アンソニー・ジョシュア 対 エリック・モリナ!

    2016.12.11
    英国、マンチェスターのマンチェスター・アリーナにてIBF世界ヘビー級タイトルマッチが先ほど終了。王者のアンソニー・ジョシュア(英国)が同級8位のエリック・モリナ(米国)を3ラウンド2分2秒TKOに下しています。27歳のジョシュアは18戦全勝全KOとし2度目の防衛に成功、4月29日と噂されるウラディミール・クリチコ戦は実現するのでしょうか?敗れた34歳のモリナは25勝19KO4敗、昨年6月にD.ワイルダーの持つWBC王座に挑み9回KO負けを喫していますが、2度目の挑戦も実りませんでした。


    セミファイナル、WBCヘビー級挑戦者決定戦は同級10位のディリアン・ホワイトと同級11位のデレック・チゾラ(ともに英国)で行われ、12回判定でホワイトが勝利をおさめています(2対1/115-113、115-114:ホワイト、115-114:チゾラ)。主催するマッチルーム・プロモーションはWBCヘビー級挑戦者決定戦と謳っていますが、WBCオフィシャルサイトにその明記はありません。同プロモーションは14年11月に行った、マシュー・マックリン対セバスチャン・ヘイランド戦でも挑戦者決定戦と謳いながら、実際にはWBCからの承認を取り付けていない一戦だったこともあり事後承認を得ようとしたのか大風呂敷を広げたのか、両者のランキング面でも現時点ではやや不明瞭な一戦と言えそうです。

    なお、チゾラは記者会見にて記者団を前に大暴れし、騒動を重く見た英国ボクシング管理委員会(BBBofC)が今回のホワイト戦は認めたものの、以降2年間の英国ライセンス停止という処分を課しています。12年2月のV.クリチコ戦でも計量時に平手打ちを食らわすなどペナルティを科されているチゾラですが、感情のコントロールが苦手なのか、12月29日には33歳を迎えるチゾラのトラブル・メーカー振りは変わっていないようです。薄氷の勝利をおさめた28歳のホワイトは20勝15KO1敗、チゾラは26勝18KO7敗としています。


    2月、C.フランプトンに敗れWBAスーパーバンタム級王座を失いアゴの骨折を負ったスコット・キッグ(英国)の復帰戦、WBAインターナショナル・フェザー級王座決定戦ではWBCスーパーバンタム級10位のホセ・カイエターノ(メキシコ)を9ラウンド1分23秒TKOに下し新王者となっています。

    ポイントはリードしていたものの終始攻めながらダウンを奪えなかった展開のなか最後は見事な右フックのカウンター1発で決めた28歳のキッグは32勝24KO1敗2分とし今後はフランプトンとの再戦、IBF王者のL.セルビー戦を目標とするとしています。29歳のカイエターノは20勝9KO5敗、英国デビュー戦は黒星となっています。


    WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチが終了、ルイス・コンセプシオン(パナマ)が前日の計量失格により試合を待たずに王座剥奪されるハプニングが起きていますが、同級10位のカリ・ヤファイ(英国)と対戦、12回判定でヤファイが勝利しています(3対0/120-108、119-108、117-110)。

    T.フューリー、W.クリチコ、D.ヘイやS.ブリッグス、T.ベリューらもリングサイドに座り始める中、アイアンマンのマスクをかぶってリングインを果たしたコンセプシオンはじわじわと前進、ヤファイがフットワークで左右に動きながらジャブ、左フックを出して行きます。良い動きで初回を終えたヤファイは2ラウンド終了間際にも良い右ストレートを入れますが、コンセプシオンも手数を増やしていきます。開始から揉み合いの多い展開にハワード・フォスター(英国)レフェリーが3ラウンド中盤、両者に注意を与えますが終盤にはヤファイが右から左の逆ワンツーをヒットします。強打の王者も前に出ながら時折良いタイミングでパンチを入れますが芯を外され、ヤファイのクリンチワークにも阻まれ有効打の数でリードを許します。6ラウンド早々、ヤファイの左手バンテージが剥がれタイムが掛かりますが中盤には再び、両者にクリンチの注意が入ります。クリンチの多くはヤファイが仕掛けているだけに注意が入っても良いように映りますが、巧く出入りしていると見る向きも有りなかなかコンセプシオンは流れを覆すことが出来ません。10ラウンドには左フックから右を食いコンセプシオンがダウン、足が引っ掛かったと両手を広げ抗議しますがカウント8で再開、その後は猛追し逆転を狙い手を出して行きますが、ヤファイにポイントアウトされ終了となっています。27歳の新王者、ヤファイは21戦全勝14KO、31歳のコンセプションは35勝24KO5敗としています。


    英国スーパーミドル級タイトルマッチは王者のカラム・スミスが元英連邦同級王者のルーク・ブラックレッジ(ともに英国)に10ラウンド2分34秒TKO勝利をおさめています。

    初回から長身のスミスがジャブからボディへのアッパーを含め手数でリード、優勢に試合を進めるとブラックレッジはガードを固め致命打を外しながら隙を伺います。3ラウンド半分が過ぎたところでスミスが右アッパーからのコンビネーションを見せ最後は右ストレートを打ち込むとブラックレッジがダウン、カウント8で再開し追撃を何とか切り抜けゴングに逃げ込みます。4ラウンドも持ちこたえたブラックレッジは5ラウンドに接近戦のさなか背中にパンチを受けたとしてタイム、スティーブ・グレイ(英国)レフェリーから両者にクリーンファイトの注意が入ります。強引に攻め込まずジャブから落ち着いてスタミナを削るスミスのペースは変わらないなかで間延びした印象も見せ始めた7ラウンド終盤、ピンチを寸断しようとクリンチを繰り返したとしてブラックレッジに減点1が課されます。迎えた8ラウンド1分過ぎにスミスが右アッパーからの連打を浴びせるとブラックレッジが座り込むダウン、再開しタックル気味のクリンチなどで回避しようとするブラックレッジに対しスミスが追撃しますがここもゴングに逃げ込みます。その後は時折ロープを背にする場面も見せていたスミスですが、10ラウンドにブラックレッジが左を突き前に出てきたところに左フックがドンピシャのタイミングでアゴに入るとブラックレッジはその場に倒れ込み、レフェリーはノーカウントで試合を止めています。担架も運ばれましたが、ブラックレッジは数分後に自らリングを降りています。WBC指名挑戦権を持つ26歳のスミスは22戦全勝17KO、次戦で統一戦勝者への挑戦を狙うとしています。26歳のブラックレッジは22勝7KO3敗2分です。


    英国ライトヘビー級タイトルマッチは王者のホセア・バートンが元WBO欧州スーパーミドル級王者のフランク・ブグリオニ(ともに英国)に12ラウンド1分56秒TKO負け、王座交代となっています。

    全勝街道を進むバートンにとってキャリア最強の敵と言える挑戦者が開始から前進、攻勢を仕掛けますがバートンも得意のジャブ、ワンツーで対抗し初回から熱のこもった攻防を見せます。2ラウンドもお互いに右を浅く当て合いますが、追い掛けるブグリオニと迎え撃つバートンというせめぎ合いのまま中盤に入ります。ハッキリとペースを引き寄せられない両者が徐々にスタミナの消耗を見せるなかで6ラウンド中盤にはブグリオニが左眉をカット、出血し右アッパーを入れられアゴを跳ね上げますが、7ラウンドにはロープ際でブグリオニの右ストレートがヒット、今度はバートンが顔を跳ね上げられます。9ラウンド中盤、ブグリオニの靴紐がほどけ一時中断しますが終了間際にはバートンが軽いながらもジャブ、ワンツーをヒットします。終盤はブグリオニの追い足、上半身の振りが鈍り始め、バートンのフットワークも落ち始めますが、迎えた11ラウンド終盤にブグリオニが連打を集めると蓄積されたダメージが出たかロープ際でバートンが座り込むダウンを喫します。僅差のリードを許していたと映っていたブグリオニは勢いづき最終回も懸命に追い掛けますがジャブ、ワンツーを食い勢いも止まったかと思われた直後に右フックを打ち返すとテンプルにクリーンヒット、身体をよろめかせながらバートンが崩れ落ち2度目となるダウンを喫します。何とか立ち上がったバートンですが余力はすでに無く再開後、右ストレートをガード越しに食うと力無くコーナーに退がり、ダメージを考慮したマイケル・アレキサンダー(英国)レフェリーが両者の間に割ってストップとなっています。世界挑戦経験も持つ27歳のブグリオニは見応えある激闘を制し19勝15KO2敗1分、WBA12位にランクされる28歳のバートンでしたが18勝9KO1敗としています。


    ヘビー級8回戦ではWBA同級1位のルイス・オルティス(キューバ)が前戦から1ヶ月を経ずに出場し、デビッド・アレン(英国)を7ラウンド2分59秒TKOに下しています。

    決して会心の英国デビュー戦とは行かなかった前回のM.スコット戦のオルティスですが、今回も前回同様初回半分が過ぎたところでレフェリーから手を出し合うよう注意が入ります。しかしこれはアレンのディフェンシブなスタイルによる部分も大きくオルティスはジャブを突きながら前進、プレスを掛けて行きます。2ラウンドには小さな左アッパーもアゴに見舞ったオルティスですが、パワーより技巧で白星を積み重ねてきたスタイルだけに様子見の時間も長く、4ラウンド中盤にはアレンの相打ち狙い的な右フックをテンプルにかすめられ右足が引っ掛かったことも加わり小さくバランスを崩すと番狂わせを期待する地元のファンから歓声が上がります。上下に打ち分けながらコツコツとダメージを与えて行くオルティスは5ラウンド中盤、そして6ラウンド終盤とローブローの注意を受け、迎えた7ラウンド2分過ぎにはオルティスが連打を集めロープに退がらせダウン寸前に追い込みますが、何とか逃げると会場から歓声が沸き起こります。しかし再びプレスを掛けられ連打を浴びると防御一辺倒となったところでレフェリーが割って入り終了、両手を広げ不満の表情を見せたアレンですが致し方ないストップと映っています。相手をなぎ倒すタイプではないだけに英国ヘビー級トップ選手とのマッチアップこそ評価を高めそうな37歳のオルティスは27勝23KO2ノーコンテスト、24歳のアレンは9勝6KO2敗1分としています。


    ウェルター級4回戦はコナー・ベンがスティーブ・バックハウス(ともに英国)を1ラウンド1分6秒TKOに下しています。

    身体を振りながらプレッシャーを掛け右ストレートをボディ、左フックをアゴに打ち込み幸先良くダウンを奪います。ダメージも深そうなバックハウスですがカウント8で立ち上がったところへ追撃、リング中央で右フックがダッキングしたバックハウスの後頭部をかすめるとストンと崩れ落ち2度目のダウン、カウント途中でレフェリーストップとなっています。今年4月にデビューした20歳のベンはこれで6戦全勝4KO、上々の1年と言って良いのではないでしょうか?一方、26歳のバックハウスは1勝1KO5敗1分としています。
  • 速報!ジョセフ・パーカー 対 アンディ・ルイス Jr. !

    速報!ジョセフ・パーカー 対 アンディ・ルイス Jr. !

    2016.12.10
    ニュージーランドのオークランドに在るベクター・アリーナにてT.フューリー(英国)の返上したWBO世界ヘビー級王座の決定戦がただ今終了、WBO同級1位のジョセフ・パーカー(ニュージーランド/246.7P)が同級3位のアンディ・ルイス Jr.(米国/255.7P)に12回判定勝利をおさめています(2対0/114-114、115-113×2)。

    ぽっちゃり体系のルイスがじわりじわりと前進しジャブをボディに集めるなど精力的にパンチを出して行きますが、パーカーは様子を伺っているのか冷静にさばく初回となります。2ラウンドもロープに詰め山場を作るなど振り分けるならルイスかといった静かな展開になりますが、定評のあるハンドスピードでルイスが試合の序盤を押さえたように映ります。絶えず退がり気味ながら距離をキープするようなジャブも無くスタートから消極的なボクシングを見せるパーカーですが、ジャブ1発出せば歓声が沸き上がるものの右目尻から微量の出血を見せるルイスがじわじわ前に出て手数でやや優勢に映るまま山場も無く終盤に入ります。序盤に比べるとジャブも出始めたパーカーですが、10ラウンドもお互いに右ストレートを浅くヒットし合い、11ラウンドにはパーカー・コールのなか右ストレートを打ち下ろします。12ラウンドもそれまでと同様、ルイスはじわじわ前に出ながらパンチを出し、パーカーが試合を支配しているかの動きを見せてゴングを聞いています。すっかり汗だくとなったトニー・ウィークス・レフェリーに手を挙げられた24歳のパーカーは22戦全勝18KO、27歳のルイス Jr. は29勝19KO1敗としています。なお長らくメキシコ出身と報じられてきたルイス Jr. ですが米国カリフォルニア州最南部のインペリアル出身ということが明らかとなっています。


    セミファイナルのWBOインターコンチネンタル・ウェルター級タイトルマッチでは同王者でWBO2位に付けるジェフ・ホーン(豪州)がWBO同級8位のアリ・フネカ(南アフリカ)を6ラウンド30秒TKOに下しています。

    このクラスでも長身の部類に入りそうなフネカが伸びのあるジャブを出して行きますがホーンはやや強引に距離を詰め左右フックを振って行きます。しかし2ラウンド終了ゴングとほぼ同時にフネカの右ボディが入るとバッティングも重なったホーンがバランスを崩し膝を付く不運なダウンを喫します。さしたるダメージも見せず再開したところでインターバルとなりますが、3ラウンド早々には偶然のバッティングでフネカが左眉上から出血します。5ラウンド2分過ぎにホーンが右ストレートをヒット、ぐらついたところに右フックを叩きつけダウンを奪い返しますが、終盤に今度はホーンが左眉から出血を始めます。6ラウンド開始と同時にホーンが右ストレートをクリーンヒットするとフネカは背中から豪快にダウン、立ち上がったフネカでしたが足元をフラつかせたところでレフェリーが終了を宣言しています。前戦から50日という間隔でリングに上がったIBFでも2位に付ける28歳のホーンは16勝11KO1分とし、3度の世界挑戦経験を持つベテラン、38歳のフネカはストップに不満な表情を見せていますが39勝31KO6敗3分としています。


    アンダーカードのWBOラテン・スーパーバンタム級タイトルマッチは同王者でWBO9位にランクされるフリアン・アリトゥーレ(アルゼンチン)がWBO8位のアイザック・ドビ(ガーナ)に7ラウンド1分50秒TKO負けを喫しています。

    サウスポーのアリトゥーレは軽快なフットワークを見せロープ伝いに動きながらパンチを合わせていく姿勢を見せますが、ドビはお構いなしにガンガン前進、プレッシャーを掛けて行きます。2ラウンドも同様の展開となりますがアリトゥーレはひょいひょいと決定打を外すもののパンチをほとんど出さず、逃げの印象が強くドビの攻勢がポイントを挙げたように映り、3ラウンドも振り分けるならスイッチしながら前に出たドビがリードしたように映ります。4ラウンド以降は追い掛けっこ的な展開も少し落ち着くとともにコツコツとパンチを入れあいますが、ロープに詰めて下から上への打ち分けなど有効打の数でドビが優勢に試合を運んでいるように映ります。7ラウンド20秒ほどが経過したところで左フックがヒットするとアリトゥーレはその場に崩れ落ちダウンします。再開後、猛追するドビに対しアリトゥーレも正念場と見たか打ち合いに応じますが接近戦ではやはりドビが有利、右から左のボディフックが入ると退きながら膝を付き2度目のダウンを喫します。立ち上がったアリトゥーレですがコーナーからセコンドがタオルを振りながらエプロンに上がり、終了となっています。フェザー級から階級を下げ、世界ランカー対決を制した22歳のドビは16戦全勝10KOとし、33歳のアリトゥーレは32勝16KO7敗としています。


    またクルーザー級4回戦ではジョセフの弟、ジョン・パーカーがクルーザー級4回戦に出場し、アシュ・マコンビル(ともにニュージーランド)を4回判定に下しています。22歳のジョンは戦績を2勝としています。
  • L.コンセプシオンが体重超過で王座剥奪、J.モリナも計量失格

    L.コンセプシオンが体重超過で王座剥奪、J.モリナも計量失格

    2016.12.10
    英国のマンチェスター・アリーナで開催予定のIBF世界ヘビー級タイトルマッチをメインに控えるビッグイベントで初防衛を狙うWBA世界スーパーフライ級チャンピオンのルイス・コンセプション(パナマ)が117.25ポンド(約53.1Kg)とおよそ1キロ超過でベルトを失うニュースが入っています。8月に大田区総合体育館で獲得したベルトでしたが約4ヶ月で手放す結果となっています。

    同級11位のカリ・ヤファイ(英国)は114.5ポンド(約51.9Kg)と約200グラム軽く計量をパスしており日本時間11日早朝に行われる試合はヤファイが勝った場合のみ新王者誕生となる変則世界戦となっています。


    また米国、ネブラスカ州オマハで開催予定のWBC&WBO世界スーパーライト級タイトルマッチでも王者のテレンス・クロフォード(米国)が139.6ポンド(約63.3Kg)とリミットから約200グラム軽く仕上げたのに対し、WBC3位、WBO2位のジョン・モリナ(米国)は144ポンド(約65.3Kg)とオーバー、再計量でも143.4ポンド(約65.0Kg)とリミットを造れず計量失格となる事態が起きています。挑戦者の体重超過により試合の中止も検討されそうな試合ですが王者陣営にとっては生まれ故郷での凱旋興行だけにキャンセルも厳しく、クロフォードが勝利した場合のみ王座防衛が認定されるタイトルマッチとなる模様です。
  • ユリオルキス・ガンボアが元世界王者と約1年振りの復帰戦

    ユリオルキス・ガンボアが元世界王者と約1年振りの復帰戦

    2016.12.10
    アテネ五輪金メダリストで元3階級制覇王者のユリオルキス・ガンボア(キューバ/26戦25勝17KO1敗)にとっておよそ1年振りとなる復帰戦を主催するユニベント・ボクセが正式発表しています。これは先日アナウンスされた、12月17日のフランス海外地域圏の一つ、レユニオン島のサン・ドゥニで開催されるWBA暫定世界ミドル級タイトルマッチ、暫定チャンピオンのアルフォンソ・ブランコ(ベネズエラ)対同級9位で元王者のハッサン・ヌジカム(カメルーン)戦アンダーカードとして行うとしています。


    グアンタナモのサイクロン(ハリケーン)と異名を響かせていたガンボアも試合の1週間後には35歳を迎えます。ここ数年間は試合間隔も長くなり、12年と13年は1試合ずつ、14年6月にはT.クロフォードにTKO負けの完敗を喫したことで新旧交代、キャリアの低迷を印象付けた構図となっています。その後2連勝1KOとしたガンボアが今回対するのはIBFスーパーフェザー級王座に2度就いた経歴を持つ35歳のマルコム・クラッセン(南アフリカ/41戦33勝17KO6敗2分)で現在はIBOスーパーフェザー級チャンピオンに就いています。8月には豪州をホームとする大ベテランのJ.アシス(フィリピン)に勝利、引導を渡した技巧派でもあり、秀でたパワーは感じないものの身体の柔軟さを生かしたテクニックは健在でKO負けの経歴もありません、コンスタントにリングに上がっているクラッセンに対し、ブランクによる錆の落とし具合ではどういう結果が出るのか楽しみな一戦とも言えるでしょう。


    また同興行にはWBAスーパーウェルター級3位のミシェル・ソロ(フランス)も出場、元WBAインターコンチネンタル・ミドル級王者でWBA同級12位のヌー・ラワル(ナイジェリア)と対戦するランカー対決も発表されています。
  • WBAミドル級とスーパーバンタム級の入札日は12月19日

    WBAミドル級とスーパーバンタム級の入札日は12月19日

    2016.12.10
    WBAが今春以降、ガンガンと発表した統一戦&指名戦指示の中で注目を集めながら交渉の進展に関する公式なニュースがとんと入って来なかったミドル級とスーパーバンタム級ですが、WBAが入札日の告知を行っています。ミドル級スーパーチャンピオンのジェナディ・ゴロフキン(カザフスタン)と同級レギュラーチャンピオンのダニエル・ジェイコブス(米国)による団体内の統一戦は落札最低額40万ドル(約4530万円)からとされ、スーパーバンタム級スーパーチャンピオンのギレルモ・リゴンドー(キューバ)と同級暫定チャンピオンのモイセス・フローレス(メキシコ)戦は落札最低額15万ドル(約1690万円)とすることが発表されており、入札は現地時間12月19日11時にパナマのWBA本部で行われるとしています。


    「我々は未だアル・ヘイモンとコンタクトを取り続けており、もちろん交渉締結を目的としています。こうしてWBAが期限を決めたことでどのように状況が変化するのか良く観察する必要が有るでしょう、しかしアルは入札を望んでおらず、現在も交渉は続いています。」とコメントを残したのはK2プロモーションのトム・ロフラー氏です。16度の防衛を誇るゴロフキン、4度の防衛を数えるジェイコブス。9度の防衛を数えるリゴンドーと2度防衛中のフローレスというそれぞれが独自の防衛路線を歩み長期間が経っている現状にいよいよ終止符が打たれることになるのでしょうか。入札の公式アナウンスが両陣営の背中を押し直前で合意に達するケースも多々ありますがリミットまで10日ほどとなっています。
  • WBAがスーパーミドル級スーパー王座決定戦を指示

    WBAがスーパーミドル級スーパー王座決定戦を指示

    2016.12.09
    WBAがこのほどスーパーミドル級スーパー王座の決定戦として1位のヒョードル・チュディノフ(ロシア)と同級3位のジョージ・グローブス(英国)両陣営に対戦交渉開始の指示を出したことが明らかとなっています。同級スーパーチャンピオンは10月にF.シュトルムが返上して以降、不在でしたがレギュラーチャンピオンにT.ツォイゲが在位する中で不可解とも思えるスーパー王座の決定戦指示となっています。


    ザウアーランド・プロモーションおよびジョージ・グローブス(英国)がそれぞれSNSにてアナウンスした決定戦ですが、30日の交渉期限を設けて対戦するよう指示が出されたというものです。2月にシュトルムに12回判定負け(2対0)を喫し、スーパー王座を奪われたチュディノフは15戦14勝10KO1敗の29歳。そして28戦25勝18KO3敗、28歳のグローブスは4度目の世界挑戦を目指していますがどちらが新スーパーチャンピオンとなるのでしょうか?


    なお、グローブスの最新試合でもある11月のE.グツクネクト戦(写真)は12回判定勝利をおさめていますが、試合後にグツクネクトが昏倒し救急車で病院に搬送される事態になっており現在も治療入院を続けています。グローブスは家族のために治療費を集める目的で交友関係を元にチャリティーを開く計画を進めているとしていますが、精神的に厳しい現実の中で思わぬ好機が舞い込んでいます。
  • WBO1位のフェリックス・ベルデホがバイク事故からの復帰を発表

    WBO1位のフェリックス・ベルデホがバイク事故からの復帰を発表

    2016.12.08
    8月7日にプエルトリコ国内でオードバイによる事故を起こし5日間入院、長期離脱しているフェリックス・ベルデホ(写真/プエルトリコ)が2017年2月の復帰をアナウンスしています。「神に感謝します、私は怪我から100%回復しました。そして2月3日、リングに戻ることをここに発表出来ることを喜んでいます。」とコメント。プロモート契約を結ぶトップランク・プロモーションも全勝ホープの復帰を完全バックアップするとして、現地テレビ局『UniMas』の定期興行 " Solo Boxeo " の2月3日放送カードで10回戦のメインイベント枠を用意したとしています。対戦者は後日の発表とした同プロモーションのカール・モレッティ氏は「彼はこれまでの数週間、コンディション調整を積み重ねてきており医学的にも完全にクリアされています。あと1週間もすればスパーリングをスタート出来ると話しています。」と述べています。


    同氏はしっかり苦言も呈し、「私は彼が考え方全体で思慮深くなったと感じています。彼はまだ若いです、そして若者は時々過ちを犯します。将来性あるアスリートはオートバイで崖からダイブするようなことはしないということをきちんと理解したことでしょう。色々と身に染みた経験になったことと思います。職を失うかもしれないということを忘れないでほしいですね、命を失い欠けたのですから。彼は人生は短いということ、そして目標を達成するためにはリングの中だけでなく外でも為すべきことを為さなければいけないということを覚えたことでしょう。」と述べています。22戦全勝15KOを誇る23歳が6月以来のリングを目指します。
  • IBFクルーザー級挑戦者決定戦は現実的に厳しい状況か

    IBFクルーザー級挑戦者決定戦は現実的に厳しい状況か

    2016.12.08
    日本時間4日、D.レベデフを12回判定に退けIBF世界クルーザー級新チャンピオンとなったムラト・ガシエフ(ロシア)の持つ王座に対し、IBFが同級3位のノエル・ゲボールと同級4位のマルコ・フック(写真/ともにドイツ)両陣営に挑戦者決定戦を行うよう伝え、対戦交渉開始を促す指示を出したことが報じられており、ドイツのボクシングファンを中心に話題となっています。


    A.アブラハムやF.シュトルム、D.サルティソン、R.スティグリッツという4人の世界王者に挑んだものの世界王座獲得を果たせなかったコーレン・ゲボールの義理の息子でもあるノエルは22戦全勝10KOの戦績を誇る22歳。ザウアーランド・プロモーションの契約下で、WBOインターナショナル同級王者でもあることからWBOでも同級1位にランクされています。そしてWBOクルーザー級王座13度防衛という輝かしい実績を持つ元王者の32歳、フックは現在は自身のフック・スポーツ・プロモーションを立ち上げていますが、以前はザウアーランド・プロモーション所属という因縁浅からぬものがあります。そして両者とも長年ドイツをホームとしていますがアルメニア出身のノエルとセルビア出身のフックという国際社会でも度々対立問題を報じられている出身国という点も影を落としそうな両者ですが、より現実的な問題は両プロモーションが契約するテレビ局の問題でしょうか。ザウアーランド・プロモーションは、SAT.1、フック陣営はRTLテレビジョン(Radio Television Luxembourg)とそれぞれ契約しておりどこの国にも見られる契約テレビ局の問題が横たわっています。こうした背景が混ざり合いIBFから指示は下りたものの対戦を否定する声も少なくないドイツ国内の報道となっています。


    また日本時間4日にロシアで行われたタイトルマッチではWBAのベルトは賭けられていないもののクルーザー級(200ポンド/約90.7Kg)の体重内で敗れたレベデフのスーパー王座は剥奪されるという報道があり、現在レギュラー王者のB.シュメノフの動向次第ではWBA2位のフックにビッグチャンスが舞い込む可能性も少なくなさそうです。またWBCでも2位に付けるフックですが、王者のT.ベリューがM.ブリエディスとの指名防衛戦を回避しD.ヘイ戦を強行するにあたり、WBCから何らかのアクションがあってもおかしくない状況と言えます。メジャー団体の王座復帰を狙うフックの方針次第で宙に浮く可能性もありそうな今回の挑戦者決定戦指示となっていますが、交渉期限内の締結は有るのでしょうか?
  • ウラディミール・クリチコ陣営が来春のジョシュア戦について明言

    ウラディミール・クリチコ陣営が来春のジョシュア戦について明言

    2016.12.07
    WBAがアンソニー・ジョシュアとウラディミール・クリチコによるヘビー級スーパー王座決定戦を承認したことで喜んだファンも大勢居ることでしょう、そのドリームマッチ実現に向け最大の難関とも言えるジョシュアの次戦が今週末に迫っています。28戦25勝19KO3敗の挑戦者モリナが王者ジョシュアを下す可能性は低いと思われていますが、1発ですべてが変わるヘビー級戦の結果はどのようなものでしょうか。

    そんな中、ウラディミールのベルン・ボンテ・マネジャーがジョシュア戦実現についてESPNなどのメディアに語り、ジョシュア陣営のマッチルーム・プロモーションとほぼ合意寸前に達していると述べ、対戦を待つファンを喜ばせています。そして会場も4月29日、英国ロンドンのウェンブリー・アリーナにて挙行を予定しているとまで述べています。


    「我々は対戦について合意しています、すべて順調に進んでいます。エディ・ハーン・プロモーターとはスタートから円滑に話し合うことが出来ました。まだ細かい部分で話を煮詰める必要がありますが、我々はともに前向きに取り組んでいます。しかしながら一番大事なステップはアンソニー・ジョシュアが土曜日の試合で勝つことですけどね。」

    「エディと私たちは共同プロモーターとしてあらゆる角度から色々な方法で話し合いを進めています。試合の発表についても検討段階ですが来週には何らかのアナウンスが出来ればと考えていますし、その点も議論しているところです。しかし急いで発表するばかりが良い事ではありませんからね、それにジョシュアは試合をこなさなくてはいけません、もし(ジョシュアが)勝てば近年における最大の戦いと言えるウラディミール戦が実現するでしょう。」

    「いつアナウンス出来るかはさして重要なことではありませんが、我々は最終的な合意に達することが出切ると思います。アンソニー・ジョシュアが彼の仕事を成し遂げ、モリナを下すまでサインは出来ませんが期待して待つことにしましょう。しかしモリナはタフな選手です、デオンティ・ワイルダー戦でもKOされるまでは良い動きを見せていましたからね。ウラディミールは英国で戦うことも問題は全く無いと話しているし、彼は挑戦することが好きなのです。会場の全員が敵になることも厭わないと話しているんですよ。」と述べ、モリナ戦前ではあるもののかなり進行している様子がうかがえます。ファンとしてはまずジョシュアの防衛、そして正式な交渉締結という流れにサクっと進んでもらいたいところです。
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