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    速報!アミール・カーン 対 サムエル・バルガス!

    2018.09.09
    英国のバーミンガムに在る、アリーナ・バーミンガムにて、元スーパーライト級王者のアミール・カーン復帰2戦目がただいま終了。アミール・カーン(英国/147P)がWBAウェルター級9位のサムエル・バルガス(コロンビア/146P)に12回判定勝利です(3対0/119-108、119-109、118-110)。

    前日の計量で一旦計り超過すると下着と靴下を脱ぎリミットでクリアしたカーンですが、開始からシャープなジャブやフックなど左を多用、距離を詰めようとするバルガスにワンツーを当て明確にポイントを挙げると、2ラウンド早々、左フックから右ストレートを綺麗に打ち込みダウンを奪います。カウント8で再開し左フックなどで追撃するカーンですが、バルガスの反撃に遭い、距離をキープしようと組み立て直しを見せると終了間際にバルガスの右ストレートがクリーンヒット、今度はカーンがダウンします。フラつきながら立ち上がったカーンに対し、テリー・オコーナー(英国)レフェリーが再開したところでゴングに助けられます。サークリングを使いはじめたカーンは3ラウンド1分過ぎ、バルガスが右を放ち身体が流れたところにサイドから右を頭部に当てるとバルガスがつまづくような2度目のダウンを喫します。ここはすぐに再開し、再びカーンはジャブとサークリングを多用しながら隙を探ると、4ラウンドはバルガスのパンチを食う場面も造りますがポイントを挙げ、5ラウンドはコンビネーションをヒットしダウン寸前までパンチを浴びせます。

    鼻血を出し顔を腫らし始めたバルガスはじわじわと前に出続けますが、カーンのフットワークが勝り、有効打の数でカーンがリードを広げる展開で中盤を終えます。9ラウンドも逆ワンツーをヒットし、バルガスをよろめかせたカーンでしたが10ラウンド終了間際、回り込もうとしたところへ右フックをアゴに食うと足をバタつかせ、ゴングに助けられるというアゴの脆さによる危うさは相変わらずながら、ハンドスピードという長所も自らを助けます。最終回もジャブとフットワークでバルガスのプレスをかわし終了、世界ランカー対決を制しています。31歳のカーンは4月のP.ロ・グレコ(カナダ)戦に続いて2連勝をおさめ33勝20KO4敗。WBA5位、WBC10位、WBOではスーパーウェルター級7位とするランキングも今回の勝利で更に上がることでしょう。なお勝利者インタビューでは、マニー・パッキャオの名前を連呼、勝ち目があると見ているようですがリングサイドで観戦していたケル・ブルックとのビッグファイトはテレビ局ほどは乗り気ではない様子を伺わせています。一方、カナダをホームタウンとする29歳のバルガスは29勝14KO4敗2分、見せ場は造りましたが番狂わせを起こすことは叶いませんでした。



    セミファイナル、スーパーウェルター級10回戦はWBC同級15位のサム・エギントン(英国)が元WBAパン・アフリカン同級王者のアッサン・ムワキニョ(タンザニア)に2ラウンド1分2秒TKO負けの番狂わせとなっています。

    ガードを固めプレッシャーを掛け、まずまずの初回を終えるかと思われたエギントンですが残り15秒でムワキニョの左フックを食い、腰をガクンと落とし、ムワキニョの追撃を浴びたところでゴングに助けられます。2ラウンドと同時にムワキニョが攻め込むと、ダメージを残すエギントンはモロに被弾、最後はダウンこそ拒否するエギントンに対し、リング中央でムワキニョの左右フックに反応出来ずガンガン被弾、パンチを食い続けレフェリーストップとなっています。23歳のムワキニョは12勝8KO2敗、敵地で金星を挙げています。一方、24歳のエギントンは23勝15KO5敗。昨年10月、世界挑戦の報道も出始めたところで、M.ミモウヌ(フランス)にまさかの敗戦により欧州王座を手放し、今回が復帰3戦目でしたが再び足踏み、痛い黒星を喫しています。




    英国ミドル級タイトルマッチは王者でWBA11位に位置するジェイソン・ウェルボーンがトミー・ラングフォード(ともに英国)とのダイレクトリマッチに臨み、12回判定でウェルボーンが王座初防衛を果しています(2対1/115-114、114-113:ウェルボーン、114-113:ラングフォード)。

    初戦となった5月、12回判定負け(2対1)を喫し英国王座を奪われた末、3団体に持っていた世界ランキングも失ったラングフォードが雪辱成るか否が注目のリマッチは初回から波乱となります。初回残り15秒ほどで王者の右フックがラングフォードのアゴにヒットするとラングフォードが両手を着くダウンを喫します。カウント8で再開しますが、ゴングが鳴りコーナーに足をひきずりながら戻るなど深いダメージを見せるものの3ラウンドは持ち味のペシャペシャパンチを出しながらフットワークを駆使、立て直しを図ります。しかし3ラウンド半分過ぎに再び王者の右をテンプルに食いダウン、マーク・ライソン(英国)レフェリーがカウント8で再開しますが、何とか追撃をかわしインターバルに逃げ込みます。

    フットワークと手数で流れを変えようと努めるラングフォードは時折王者の右を食い、ヒヤリとするものの6ラウンド中盤にワンツーを当てるなど挽回を図ります。7ラウンド早々にも右をヒットしたラングフォードは中盤を手数で押さえ、失点を返していくように映り終盤に持ち込みます。現地解説の元世界王者、C.フロッチも8ラウンドを終え、75ー75と採点しますが、9ラウンドは尻に火が付いたか、手数を増やした王者の上下の打ち分けが有効に映ります。11ラウンドも王者の右を食い、足をフラつかせながらもラングフォードが懸命に手数で応戦、最終回はまず王者が力を振り絞り連打を見せると、ラングフォードも膝をガクガクさせ、王者のプッシュにスリップも見せますが、終盤は手数で応戦、終了のゴングが鳴ると会場から拍手と歓声が沸き起っています。32歳のウェルボーンは24勝7KO6敗とし返り討ちを果し、29歳のラングフォードは20勝6KO3敗となりましたが、序盤のダウンにもめげず精神力の強さを証明、両者とも素晴らしい好ファイトを魅せてくれましたが、2試合とも大接戦だけに第3戦の声も挙がるかもしれません。



    スーパーライト級8回戦、WBAライト級10位で英国ライト級王者でもあるルイス・リトソン(英国)がオスカル・アマドール(アルゼンチン)に3ラウンド36秒KO勝利です。

    スタートと同時にアマドールが積極的に手を出していき上下に左右フックを放つとリトソンも打ち合いに応じます。パンチの交換が続くとレフェリーはアマドールにのみローブロー、バッティングの注意を立て続けに入れるあからさまに不公平なレフェリングを見せますが減点は無く初回を終えます。2ラウンドも近い距離での打ち合いとなりますが的確性で勝るリトソンが徐々に流れを引き寄せると、3ラウンド早々にリトソンの左ボディ、続いて左フックがテンプルにヒットし、アマドールが右膝を付くとそのままカウントアウトとなっています。24歳のリトソンは17戦全勝11KO、次戦は10月に欧州ライト級王座を賭けて元世界ランカーのフランシスコ・パテラ(ベルギー)との大事な一戦が決まっています。



    元WBCインターナショナル・スーパーバンタム級王者のガマル・ヤファイ(英国)は同級8回戦で、ブライアン・マイレナ(ニカラグア)に7回KO勝利。WBAスーパーフライ級王者を兄に持つ27歳のガマルは16勝9KO1敗、G.マクドネルとの世界ランカー対決に敗れてから、復帰後2連勝(2KO)としています。
  • テレンス・クロフォードとホセ・ベナビデスによる注目の全勝対決!

    テレンス・クロフォードとホセ・ベナビデスによる注目の全勝対決!

    2018.09.08
    WBOウェルター級王者のテレンス・クロフォード(米国/33戦全勝24KO)の同王座初防衛戦が日本時間7日にトップランクから発表され、同級14位のホセ・ベナビデス(米国/27戦全勝18KO)を相手に迎え、クロフォードの地元、米国のネブラスカ州オマハに在る、CHIヘルス・センターにて10月13日に開催するとしています。


    まさに脂の乗った時期と映る王者クロフォードは今月28日に31歳を迎えます。6月にJ.ホーン(豪州)を9回TKOに下し3階級制覇を達成、向かうところ敵無しとも言え、スターがキラ星の如く集うウェルター級戦線をますます面白くさせてくれそうな期待が高まりますが、このクラス2戦目もなかなかの好カードとなっています。26歳のベナビデスは17歳でプロ・デビューを果たし、23歳でWBAスーパーライト級暫定王座を獲得。ウェルター級に転向後となる16年7月、足に銃撃を浴びるというハプニングに襲われ長期のブランクを造りましたが、センスはピカイチという声は根強く残っています。対戦相手の質で上回る王者がスタミナと経験で、後半に進むほどに勝利をグッと近付けるものと思われますが、特に序盤は目の離せない攻防が期待出来るでしょう、31歳の王者と26歳の挑戦者による全勝対決はなかなかの好カードと言えそうです。
  • 『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』シーズン・2のカードが続々決定

    『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』シーズン・2のカードが続々決定

    2018.09.08
    WBAバンタム級タイトルマッチ、井上尚弥(大橋)対J.C.パヤノ(ドミニカ共和国)戦&WBAスーパーライト級タイトルマッチ、K.レリ(ベラルーシ)対E.トロヤノフスキー(ロシア)戦が行われる10月7日(日)の横浜アリーナで口火を切る、『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』シーズン・2ですが日本時間7日、同トーナメントの対戦カードが新たに発表されています。



    まず10月20日に米国、フロリダ州オーランドに在る、CFEアリーナにてIBFバンタム級タイトルマッチが開催、エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ/18戦全勝12KO)対ジェイソン・マロニー(豪州/17戦全勝14KO)による指名防衛戦が行われます。また同シリーズのクルーザー級初戦として元WBA王者のジュニエール・ドルティコス(キューバ/23戦22勝21KO1敗)とWBA4位、マテウス・マステルナク(ポーランド/45戦41勝28KO4敗)戦も行われる事となっています。

    同日はラスベガスでWBAミドル級戦、村田諒太(帝拳)対R.ブラント(米国)戦が行われ、ボストンではWBOミドル級戦、B.J.ソーンダース(英国)対D.アンドラーデ(米国)戦&IBFスーパーフェザー級戦、T.ファーマー(米国)対J.テニーソン(英国)戦が開催とボクシング・ファンにはたまらない1日となりそうです。



    そして10月27日、米国のルイジアナ州ニューオーリンズに在る、レイクフロント・アリーナでは同トーナメントのスーパーライト級戦が行われます。7月にWBC同級18位のJ.J.ベラスコ(アルゼンチン)を下し暫定王座の初防衛に成功したと思いきや、いきなり同級のダイヤモンド王者に飛躍した、" Rougarou " レジス・プログレイス(米国/22戦全勝19KO)と前WBOライト級王者のテリー・フラナガン(英国/34戦33勝13KO1敗)が激突します。対戦カードの魅力はさておき、ただでさえ正規王者にJ.C.ラミレス(米国)が在位するところでツッコミを入れたくなるところですが、いきなりのダイヤモンド王者昇格とは更に理解に苦しむWBCの措置となっています。
  • WBC世界バンタム級王者不在期間が6ヶ月を超過

    WBC世界バンタム級王者不在期間が6ヶ月を超過

    2018.09.07
    東京、両国国技館にて3月1日に行われたWBC世界バンタム級戦を待たず、前日2月28日に計量失格のため同王座を剥奪されたルイス・ネリ(メキシコ)の後継王者がなかなか決まりません。当初、同級1位でシルバー王者のノルディ・ウーバーリ(フランス/14戦全勝11KO)と同級2位のペッチ・CPフレッシュマート(写真/タイ/47戦全勝32KO)による王座決定戦が行われるとされてきましたが両陣営の交渉は進まず、また両者とも自国で高い人気を確保していないことから放送局によるバックアップも十分ではないことも影響、合意に達しないまま日が経過していました。


    同階級での『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』開催が今春から水面下で進行していたことも少なからず影響したことが推測されますが、同ト-ナメントにも組み込まれることなく不透明な中およそ半年が経過したこのほど、マウリシオ・スライマンWBC会長が声明を残しています。「空位のバンタム級王座決定戦はノルディ・ウーバーリと(同級4位の)ラウシー・ウォーレンによって行われます。正確な日取りは決定していませんが10月開催を予定しています。」とし、事実上2位のペッチが脱落したことが明らかとなっています。


    元WBA同級スーパー王者でもある31歳のウォーレンは、五輪3大会(アテネ、北京、ロンドン)に出場し世界王者となったアメリカ・ボクシング史上唯一のボクサーで技巧に秀でたサウスポーです。昨年2月、Z.ザキヤノフ(カザフスタン)に王座を奪われた後、5ヶ月後にM.アローヨ(プエルトリコ)を破り、IBFスーパーフライ級2位の座を獲得したことで逆2階級制覇を目指すものと思われていましたが最新のIBFランキングでは名前が消えており、さしずめ、『先にバンタム級でチャンスが来たから階級を戻した』といったところでしょうか。


    母国フランスでやや心細いバックアップに甘んじていたウーバーリも7月、元ミドル級世界ランカーのマシュー・マックリン(アイルランド)が主宰する、MTK・グローバルと新たに契約を結び新天地でのチャンス実現を心待ちにしています。同級の需要を考慮すると決定戦開催の地は欧州に落ち着きそうなカードと言えそうですが、主要4団体の王座としては久しぶりに長期の空白期間が続いています。ひとまず先に決まる9月11日の指名挑戦者決定戦、マーク・ジョン・ヤップ(六島/フィリピン)対井上拓真(大橋)戦勝者との絡みも日本のボクシング・ファンには興味深い点と言えそうです。
  • 世界再挑戦を目指す、ジョニー・ゴンサレスが77戦目を発表

    世界再挑戦を目指す、ジョニー・ゴンサレスが77戦目を発表

    2018.09.07
    WBCスーパーフェザー級4位につけ、WBOバンタム&WBCフェザーに続く3階級制覇を目指す、ジョニー・ゴンサレス(メキシコ/76戦66勝54KO10敗)が77戦目となる次戦を9月29日に開催地未定ながらメキシコ国内で前哨戦を行うと発表、試合の模様はプロモシオネス・デル・プエブロの定期興行『Sabados De Box』で放送されることが決まっています。


    世界再挑戦を目指すジョニゴンは試合時に37歳を数えるとあって早期のビッグチャンスを願うものと思われますが、WBCチャンピオン、ミゲル・ベルチェル(写真/メキシコ)を巡るせめぎ合いは非常にゆっくりと進んでいる現状です。同級1位のM.ローマン(メキシコ)は年内の世界挑戦が具体化しそうな流れとなっていますが、昨年10月にWBCから指示されたジョニゴンと同級2位のF.バルガス(メキシコ)による挑戦者決定戦も実現せず今日に至ります。そこへ3位のE.エルナンデス(メキシコ)も加わったメキシカン三つ巴から抜け出すのは誰になるのか、ベルチェル対ローマン戦結果によっても変わりそうな雲行きだけにファンとしては興味深いところです。前哨戦で取りこぼすと一気に脱落しそうな世界戦レースのなか、一歩抜け出すようなアピールにも期待が高まるジョニゴンが67個目の白星を目指します。
  • リオ五輪銀メダリストのジョー・ジョイスがアメリカ・デビュー戦

    リオ五輪銀メダリストのジョー・ジョイスがアメリカ・デビュー戦

    2018.09.06
    リオ五輪スーパーヘビー級銀メダリストのジョー・ジョイス(英国/5戦全勝全KO)にとって念願のアメリカ・デビュー戦が決定、9月30日に米国、カリフォルニア州オンタリオに在る、シチズンズ・ビジネス・バンク・アリーナにて元WBAインターコンチネンタル・クルーザー級王者のイアゴ・キラッツェ(ジョージア/29戦26勝18KO3敗)とヘビー級8回戦で対戦することが日本時間5日に発表されています。


    この日のメインは元WBCウェルター級王者のV.オルティスとJ.モリナ(ともに米国)という西海岸で根強い人気を誇る両選手の激突が決まっており、最新ランキングでWBAヘビー級14位に浮上してきたジョイスにとってこれ以上ないアピールの場と言えそうです。会見の席上でジョイスは「私には世界王座を獲得するためのプランと目標があります。私は(カリフォルニア州ロサンゼルスの)ビッグ・ベアでトレーニングを積み重ねており、2つ目の我が家のような心境です。アメリカでのデビュー戦が決まり、アメリカのファンに私のスタイルを披露しインパクトのあるパフォーマンスを魅せられると思うと楽しみです。どうぞ楽しんでください、私は世界ヘビー級チャンピオンになるのです、アメリカでの私の進歩を見てください。」と喜びのコメントを残しています。


    なおアンダーカードではこちらもWBAスーパーバンタム級7位に躍進してきた、ブランドン・フィゲロア(米国/16戦全勝11KO)が、WBAスーパーバンタム&WBCフェザーのどちらも暫定王座を獲得した経歴を持つベテラン、オスカル・エスカンドン(コロンビア/29戦25勝17KO4敗)と注目のテストマッチ、兄のオマールに続いての世界王座獲得を目指す21歳のブランドンにとって大事な一戦となっています。
  • ジャック・クルカイ復帰戦イベントに前世界王者が参戦

    ジャック・クルカイ復帰戦イベントに前世界王者が参戦

    2018.09.06
    8月下旬に発表された、元WBAスーパーウェルター級暫定王者のジャック・クルカイ(エクアドル/27戦24勝12KO3敗)復帰3戦目のイベントに前WBAスーパーミドル級王者のタイロン・ツォイゲ(ドイツ/24戦22勝12KO1敗1分)が出場することが主催するアゴン・スポーツ&イベンツから日本時間5日に発表されました。


    9月22日、ドイツのポツダムに在るMBSアレーナにて行われるイベントのメインはクルカイ対IBFミドル級6位のラファエル・ベハラン(ドミニカ共和国/28戦25勝11KO2敗1分)戦がすでに発表されていますが、7月14日に世界王座からKO陥落したばかりのツォイゲが10週間でどこまで復調しているのか、対戦相手が誰になるのか。9月15日に予定されていた、V.フェイゲンブツ(ドイツ)の対戦相手としても代役出場に名乗りを挙げていたことが報じられるツォイゲにとって初黒星からの精神的な焦りは無いか、気になるところでもあります。


    同イベンツのインゴ・ヴォルクマン・マネージング・ディレクターは「ジャック・クルカイの隣にタイロン・ツォイゲというトップクラスのボクサー2人を揃えることが出来、非常に嬉しく思います。ボクシングの世界ではまだ日の浅い組織の我々ですが大きな目標を持って取り組んで行きます。9月22日はRBB(Rundfunk Berlin-Brandenburg/ベルリン・ブランデンブルグ放送)でのライブ中継も決定、ポツダムから2人のボクサーが再出発します!」とコメントを残しています。32歳のクルカイは再起3連勝、26歳のツォイゲは復帰初戦での白星をそれぞれ目指します。
  • ヒューイ・フューリー「敵地のプレッシャーは無い、全てを出し切って勝利を目指す」

    ヒューイ・フューリー「敵地のプレッシャーは無い、全てを出し切って勝利を目指す」

    2018.09.05
    徐々に高年齢化するヘビー級で数少ない若きホープ、23歳のヒューイ・フューリー(英国/22戦21勝11KO1敗)が10月27日にブルガリアのソフィアで予定されている、クブラト・プーレフ(ブルガリア/26戦25勝13KO1敗)戦を前に意気込みを語っています。フューリーがプーレフに勝ち、9月22日にA.ジョシュアがA.ポベトキンを破れば英国決戦も現実味を帯びるだけに更なるビッグマッチへ向け、一層気合いも入るところですが、敵地開催に加え、安定感で上回るプーレフを破れば番狂わせと言えるでしょう。


    「この戦いが決まるまで多くの時間が掛かりましたが、関係各位に感謝したいと思います。私は再び世界タイトルマッチのリングに上がりたいと思っており、この階級のトップ選手を打ち負かす必要があります。(ブルガリアの)観客は私を見て、" 彼はこんな危険な試合をどうして敵地で戦うのか? " と思うかもしれません、しかし私にとってはこれ以上無いチャンスなのです。勝ってチャンスを最大限に生かすつもりです。」

    「危険な対戦相手としてこの階級の何人かはプーレフとの対戦を避けましたが、私は世界中の誰とでも戦うつもりでありビッグマッチを望むものです。ヘビー級の系譜を継いで行きたいと思っているし、私にはそれが出来ると信じています。英国を出て戦うことに心配などありません、結局はリングの中に2人だけですし、戦いが何処で行われるかはそれほど問題ではありません。私はプレッシャーに感じることもありませんが、彼はホームタウンで良いパフォーマンスを魅せなくてはいけないというプレッシャーがあるでしょう。彼はグッド・ボクサーでありとても経験豊富ですが私も全てを出し切って戦うつもりです。このチャレンジを楽しみにしています。」

    「最新試合(5月)のサム・セクストン戦で私は(ギアを)2速から3速に上げることはありませんでした、今回のファンは異なるヒューイ・フューリーを見ることになるでしょう。以前から私を支えてくれた全てのファンに対し、10月27日は素晴らしいパフォーマンスを披露します、記憶に残る素晴らしい夜になるでしょう。(IBF王座を持つ)アンソニー・ジョシュアはアレクサンデル・ポベトキンを破ると思います、そして私との運命的な試合が決まるのです。私が願い続けた試合でありチャンスは逃しません。現時点ではプーレフ戦に集中することが大事ですが、終われば(ジョシュア対ポベトキン戦勝者との)試合に備えるつもりです。」
  • J.F.エストラーダ「世界最高のスーパーフライ級ボクサーであることを証明する」

    J.F.エストラーダ「世界最高のスーパーフライ級ボクサーであることを証明する」

    2018.09.04
    WBCスーパーフライ級挑戦者決定戦でもあるファン・フランシスコ・エストラーダ(写真/メキシコ/39戦36勝25KO3敗)対フェリペ・オルクタ(メキシコ/40戦36勝30KO4敗)戦をメインイベントとする『SUPERFLY 3』が今週末、日本時間9日(日)に迫っています。王者、シーサケットへの指名挑戦権を手にし勝利を得るのは果たしてどちらでしょうか?

    アンダーカードとして行われるWBOスーパーフライ級王座決定戦、D.ニエテス対A.パリクテ(ともにフィリピン)戦。そしてWBCシルバー・スーパーフライ級戦、M.アローヨ(プエルトリコ)対井岡一翔(SANKYO)戦も劣らず興味深い対戦となっていますが、果たして勝利は誰の手に?



    エストラーダ:「再びロサンゼルスに戻り、スーパーフライ級の新しいイベントに出場することが出来て嬉しいです。こうしたビッグイベントのメインを張ることを非常に誇りに思うと同時にファンに素晴らしい試合を披露したいと願っています。そして他の2つのスーパーフライ級戦に負けない試合にしたいと思います。私にとって最も大事なことはこの試合に勝って、次の試合で世界タイトルマッチを現実的にすることです。」

    「私はオルクタのことをとても良く知っています。彼は上背もある強いボクサーで、この試合をとても難しいものにします。土曜日の夜は勝利へ向けてベストを尽くすメキシカン2人による戦争のような試合になることでしょう。スーパーフライ級は才能に満ちたボクサーで溢れていますが、世界最高のスーパーフライ級は私だということを証明したいと思っています、素晴らしいトレーニング・キャンプも積み上げました、しっかり体重調整をし土曜日の夜へ向けてシャープな状態を維持するつもりです。」



    オルクタ:「ロサンゼルスではこれ以上無い歓迎を受けました、ファンもメディアも素晴らしいと思います。私は素晴らしい戦いを披露し土曜日の夜をドラマと興奮のるつぼにしたいと思います。この試合は私にとって夢が実現したと言っても良いものです、素晴らしいイベントで世界最高のボクサーの1人と歴史的な会場で向かい合うのです。これは私が常に求めてきたチャンスであり、HBOと(プロモーターの)トム・ロフラーにはとても感謝しています。とてもハードなトレーニングをこなし、戦争のような試合で勝利を手にする準備は出来ています、グレート・ファイトになるであろうこの試合で勝利は私のものとなるでしょう。」
  • 元世界王者のキコ・マルチネスが挑む欧州フェザー級戦が延期

    元世界王者のキコ・マルチネスが挑む欧州フェザー級戦が延期

    2018.09.04
    欧州フェザー級王座を巡って入札までもつれ、王者のマーク・ビダル(17戦11勝5KO1敗5分)擁するリメル・ボックスが26,113ユーロ(約336万円)で落札したタイトルマッチが約1ヶ月間の延期となっています。


    同プロモーションのホームと言える、スペインのマドリード州フエンラブラダで9月28日に行われるとされてきた防衛戦は、挑戦者で元IBFスーパーバンタム級王者のキコ・マルチネス(48戦38勝28KO8敗2分)優勢の声が高まるなかで10月27日の延期と発表されました。マルチネス陣営は延期に加え、理由を明確にしないことに強い不満を見せていますが、WBC13位のビダル対WBC9位のマルチネスによる指名戦は王座交代の可能性も高いだけに陽動の意味合いは無い延期と思いたいところです。この1ヶ月がどのようにコンディションに影響するのか、結果に注目が集まります。
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