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    リッキー・バーンズがスコットランド初の統一チャンピオンを目指す

    2017.03.15
    4月15日、IBF世界スーパーライト級チャンピオンのジュリアス・インドンゴ(ナミビア)との統一戦を前にWBA世界同級チャンピオンのリッキー・バーンズ(英国)がスコットランドのグラスゴーにて記者会見を行っています。昨年10月のK.レリ戦の苦闘を振り返りながらスコットランド人選手として史上初の統一王者を目指す心構えを口にしています。同国初の3階級制覇を成し遂げているバーンズですが新たに偉業を重ねることは出来るでしょうか?

    「レリ戦は本当にハードな試合でした、2ラウンドにレリの良いパンチを食ってしまい、その瞬間鼓膜が破れたと感じました。試合後に病院に行き診断してもらったところ異常は無いとのことでしたが翌日、妻とレストランに行き、若干耳に痛みが残っていましたが、妻が私の耳から首筋に血が流れていることに気付いたのです。すぐに改めて病院に行きましたが気圧の問題によるもので決して重傷ではないとのことでした。鼓膜は以前にも破れたことはありましたが出血したのは初めてでしたから少し驚きましたね。2日あたりしてから今度は腎臓に痛みが出ましたが痛みが段々ひどくなっていったので痛み止めを貰って再検査を行ったのです、腎臓結石か試合のダメージかという診断でしたがいずれも重症ではありませんでした。」

    「私は嘘を言うつもりはありません、この試合はとても厳しい試合になるでしょう。しかし勝ってIBFのベルトを手にするということが私のモチベーションの源になっています。インドンゴは21勝中11のKO勝ちとそれほど破壊力がある訳ではないでしょう、しかしトロヤノフスキー戦のような結果はいつでも誰でも起きると言うことなのです。彼が敵地で素晴らしいパンチを打ち込んだものですが、同じ轍を踏まないようにしなければなりません。」

    「今回のトレーニング・キャンプでは幾つか新しいことも取り入れています、今度の試合ではインドンゴを速いペースに巻き込んでストレスを感じさせるような展開を考えています。そして後半勝負に持ち込んでスタミナ面などをしっかりと分析しながら戦うつもりです。私は以前よりサウスポーとのスパーリングを増やしているし、良い感じでこなすことが出来ています。良い仕事が出来ると確信していますよ。」

    「この試合に勝って、出来ることならテレンス・クロフォードに雪辱したいです、彼はこの階級で一番の知名度ですし、WBCとWBO、それにRING MAGAZINEのベルトも持っています。もし私に選択権があるのならば迷わず彼と戦いますよ。私は常に誰からも逃げず、決定した対戦者と戦うと言ってきましたからね。」

    「私はあと2~3年は戦えると思っています、これまでも戦い続ける気持ちは維持しているし、それほど多くパンチを貰っていません。もし私の顔がダメージで崩れてきているようならば、このスポーツを長く続けることはしません。たとえスパーリングでもパンチを食ってばかりいても同じことです。今の私にとって最も優先されることは4月15日に2本のベルトを持ってリングに立っているということなのです。」
  • ドミトリー・ビボルがWBAライトヘビー級暫定王座防衛戦を発表

    ドミトリー・ビボルがWBAライトヘビー級暫定王座防衛戦を発表

    2017.03.14
    2月23日にロシアのニジニ・タギルにて(写真)、R.ベリッジを4回TKOと一蹴しているWBA暫定世界ライトヘビー級チャンピオンのドミトリー・ビボル(キルギスタン)がわずか50日という間隔で次戦となる同王座2度目の防衛戦を行うことをミール・ボクサが現地時間13日、正式発表しています。9戦全勝7KOのビボルにとってアメリカ3戦目となる舞台はメリーランド州オクソン・ヒルのMGMナショナル・ハーバーで、4月14日のゴングとなります。挑戦者はサミュエル・クラークソン(米国/22戦19勝12KO3敗)とアナウンスされていますが、1月度ランキングにその名前は無く、これまで地域王座の獲得経験もありません。近い将来の統一戦相手としてレギュラー王者のN.クレバリーではなく、統一王者のA.ウォードと対戦したいという野心も述べている26歳の暫定王者にとって格好のアピールの舞台とも言えるでしょう。


    アンダーカードにはWBOウェルター級6位、WBAでも11位のタラス・シェレチュク(ウクライナ/15戦全勝9KO)がマリク・ホーキンス(10戦全勝7KO)との全勝対決を行い、そして同じく2月23日のリングにも上がっており、WBCヘビー級28位とランキングを上昇させているWBC・EPBC王者、セルゲイ・クズミン(ロシア/9戦全勝6KO)の出場もアナウンスされています。6日前となる4月8日には同じ会場で、WBOスーパーフェザー級王者のV.ロマチェンコが防衛戦を行いますが、ロシアや東欧圏のコミュニティにとってはさぞ楽しみな1週間となりそうです。
  • D.ニエテス「初めて世界戦を戦ったリングで3階級制覇が出来ると思うと光栄だよ」

    D.ニエテス「初めて世界戦を戦ったリングで3階級制覇が出来ると思うと光栄だよ」

    2017.03.14
    フィリピン人ボクサー3人目となる3階級制覇達成が懸かった大一番を4月29日に控えるIBFフライ級3位のドニー・ニエテス(写真/フィリピン)が同級4位のエータワン・モー・クーテットンブリー(タイ)戦を前に地元メディアに意気込みを述べています。試合会場は日頃トレーニングに励むALAジムのあるセブ島、そして会場はニエテスにとって7試合目となるウォーターフロント・ホテル&カジノとあって一層気合いも入ると述べています。

    「この試合には幾つもの大事な事柄があります、単純に私のキャリアを更に高めてくれるというだけでなく、セブのボクシングファンの前で戦うのは2015年7月以来となることもこの試合を特別な一戦に昇華させる理由です。私が始めて世界タイトルマッチのリングに上がった会場もウォーターフロント・ホテルのリングでした、その会場で3本目のベルトを手に出来ると思うと本当に身が締まる想いです。フライ級は力も入り非常に快適に感じます、そして出来ることなら全てのチャンピオンと拳を交えてフライ級のベルトを統一したいとも考えています。」と述べたニエテスです。


    また、エディト・ビラモア・トレーナーは、「ドニーに対して年齢は決して不安事項ではありません。規則正しいトレーニングと規律、取り組む姿勢は彼の素晴らしいコンディションを持続する源と言えるでしょう。スパーリングも彼より若く大きな選手と常にこなしてきているし、内容も素晴らしいものばかりです。エータワン選手の試合映像は見ましたが、彼は手強いファイターに間違いありません、打ち合いも得意なようです。しかしドニーほどボクシングを熟知しているとは思えないし、我々はドニーが勝利をおさめると確信しています。」と日ごとに自信を深めているところと言えるでしょう。これまで3敗を喫しているエータワンですが、そのうち1つは同じALAプロモーション所属のA.パガラに喫したものとあってトレーナーの視点でも勝利は確信に近づいているものと言えますが、果たして思惑通りの結果となるのでしょうか。
  • 4月8日にメキシコでベテラン元世界王者同士の対戦

    4月8日にメキシコでベテラン元世界王者同士の対戦

    2017.03.13
    65戦55勝26KO8敗2分、35歳のクリスチャン・ミハレスと64戦48勝32KO14敗1分1ノーコンテスト、36歳のトマス・ロハスによる元世界王者同士の対戦が、4月8日にメキシコのキンタナロー州カンクンにて行われることが発表されています。戦績も年齢もほぼ同じと言って良いサウスポー同士の対戦は、WBCフェザー級シルバー王者で同級4位のミハレスとWBC米大陸同級王者で同級18位のロハスによる大ベテラン同士の駆け引きが見ものと言えるでしょう。14年3月のL.サンタ・クルス戦が最後の世界戦となっているミハレス、そしてロハスにとっては12年11月の山中慎介戦以来、世界戦の舞台はありません。どちらが生き残りラストチャンスを近付けるのでしょうか。


    セミファイナルに出場するエドガル・ヒメネス(36戦22勝16KO12敗2分)は、WBCバンタム級6位として昨年8月に来日したものの大森将平(ウォズ)選手に敗れたことで、現在のランキングは同級27位まで転落しています。復帰戦にあたる一戦はアーロン・アラメダ(ともにメキシコ/18戦全勝10KO)との対戦となっていますが、23歳のホープは同級30位に躍進してきたところでもあり、勢いと経験のどちらが勝るのかが焦点と言えそうです。
  • 週末海外注目試合結果

    週末海外注目試合結果

    2017.03.13
    <現地時間11日>
    36歳となった元WBOライト級暫定王者のマイケル・カティディス(豪州)にとって約2年振り、そして対する元世界ランカーの31歳、ジョシュ・キング(豪州)にとって約1年4ヶ月振りとなる試合がオーストラリアのトゥーンバで行われ、カティディスが8回判定勝ちをおさめています(3対0)。この試合はちょうど2年前の同じ会場で無敗のフィリピン・ランカーに敗退し控室で昏倒後、23歳で亡くなったブレイドン・スミスの追悼興行としても行われたもので、「ブレイドンがまだ小さい頃から同じジムで一緒に練習したんだよ。彼が亡くなって2年、このリングに上がることに価値があると思う。」と述べたカティディスは32勝24KO7敗としています。一方のキングはR.バーンズ(英国)に敗れて以来のリングとなり2連敗、20勝9KO5敗としています。なおこの興行は息子の最後となった試合もプロモーターとして辣腕を振るったブレイドンの実父、ブレンドン・スミス・プロモーターが務めています。


    元WBAスーパーバンタム級王者のリコ・ラモスが米国のラスベガスにて、元WBAインターナショナル同級王者のエリック・ルイス(ともに米国)とノンタイトル戦を行い10回判定勝利をおさめてます(3対0)。29歳のラモスは26勝13KO5敗とし、26歳のルイスは16勝6KO5敗1分です。


    中国の香港では地域王座3本が懸けられたスーパーフライ級戦が行われ(写真)、曹星如(レックス・チョー/中国)が日本同級7位でもある向井寛史(六島)に8回TKO勝利。曹は全勝レコードを21(13KO)と伸ばし昨年10月の前川龍斗(白井・具志堅)戦に続き日本人を連破。WBO1位、IBF7位、WBA10位、WBCでも13位に入っています。向井選手は13勝3KO5敗3分です。

    アンダーカードのWBOバンタム級王座決定戦はフィリピン人同士による一戦です。OPBF同級9位にランクされるケニー・デメシリョがマーク・アンソニー・ヘラルドに10回判定負けを喫しています(3対0)。山中慎介のスパーリング・パートナーを務めた経験もある25歳のヘラルドは34勝15KO7敗3分、24歳のデメシリョは12勝7KO4敗2分としています。

    またOPBF東洋太平洋バンタム級1位のレイ・メグリノ(フィリピン)はストロング小林佑樹(六島)に初回TKO勝利。来日戦績は2勝1KOのメグリノは24勝21KO20敗4分、戦績以上に厄介な選手と言えそうです。小林選手は10勝5KO7敗としています。


    ガーナのアクラにてWBCインターナショナル・ライト級シルバー王座決定戦が行われ、2度の世界戦をいずれもアウェーによる2対1の12回判定負けとしているWBC8位のリチャード・コミー(ガーナ)がWBC10位のエディ・スリマニ(チュニジア)に12回判定勝利をおさめ(3対0)、復帰を飾っています。新しいベルトを手にした30歳のコミーは25勝22KO2敗、同い年のスリマニは26勝14KO3敗としてます。


    <現地時間10日>
    英国のベルファストではWBOスーパーフライ級2位のジェイミー・コンラン(英国)が世界挑戦経験を持つヤデル・カルドサ(ニカラグア)と空位のWBCインターナショナル同級シルバー王座決定戦を行い、12回判定勝利をおさめています(2対1)。IBF同級9位でもあるコンランは8ラウンドに右アッパーからの連打でダウンを喫したものの白星をおさめ、19戦全勝11KOとしましたが、相変わらずハートの強さは特筆ものです。敗れた28歳のカルドサは22勝6KO11敗1分としています。「私がもう少し知的に戦えたら冷静に距離を取って試合を支配する戦い方も出来たかもしれないけど初回からKOを狙いに行ってしまったね。でも様々な状況に対処も出来たと思うし自分自身に落胆してる訳じゃないよ。ちょっとパンチを貰う試合が続いているけどスーパーフライ級が適切かと聞かれたら分からない。だけどウェイトを作るのはそれほど苦労じゃないし今後のことはチームと話し合って行くよ。」と述べた30歳のコンランです。


    米国のデトロイトにてWBO北米バンタム級タイトルマッチが行われ、王者で同級5位のアントニオ・ニエベス(米国)が挑戦者で同級9位のニコライ・ポタポフ(ロシア)との無敗対決に臨み、10回判定でポタポフが王座を獲得しています(2対1)。WBAとIBFでも世界ランクを持つ27歳のポタポフは17勝8KO1分、初黒星を喫した29歳のニエベスは17勝9KO1敗2分としています。


    昨年12月、北京五輪ヘビー級金メダリストでもあるR.チャキエフにTKO勝利をおさめ名前を挙げたWBOクルーザー級6位のマキシム・ウラゾフ(ロシア)がスペインのバレンシアでタマス・ロジ(ハンガリー)と対戦、2回KO勝利をおさめています。他の3団体でも世界ランキングを持つ30歳のウラゾフは38勝21KO2敗、27歳のロジは18勝15KO9敗2分としています。
  • 速報!J.F.エストラーダ転向2戦目&WBCバンタム級挑戦者決定戦!

    速報!J.F.エストラーダ転向2戦目&WBCバンタム級挑戦者決定戦!

    2017.03.12
    メキシコ、メキシコシティのアレナ・シウダ・デ・メヒコにて元WBA&WBO世界フライ級王者のファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)がアヌアル・サラス(コロンビア)と空位のWBCスーパーフライ級シルバー王座決定戦を行い、5ラウンドKOでエストラーダが勝利をおさめています。WBA&WBCスーパーフライ級3位、26歳のエストラーダは35勝25KO2敗としスーパーフライ級転向第2戦で快勝としています。敗れたサラスは20勝12KO4敗です。


    セミファイナルではWBC世界バンタム級挑戦者決定戦が行われ、WBC1位でシルバー王者でもあるルイス・ネリ(メキシコ)が同級5位のヘスス・マルティネス(コロンビア)と対戦し、4ラウンド終了棄権によるTKOでネリが挑戦権を掴んでいます。

    サウスポー同士の対戦ですがL字ガードのネリと高いガードのマルティネスで始まると、長い右フックと左に良いタイミングを見せるマルティネスに対し、ポンポンとジャブを出しながら試合を組み立てるネリが手数でポイントを挙げたように映ります。2ラウンドもジャブからの連打でペースを掴もうとするネリはラウンドの半分ほどでマルティネスの肩越しの左を食います。少し距離を作ってから再び軽いジャブから立て直すネリはマルティネスのガードの合間を見つけ落ち着いてコンパクトなパンチを入れていきます。3ラウンド残り30秒ほどでネリの左、右と続いたフックを食うとマルティネスはずるずると後退、歓声が上がります。ダメージを重ねていくマルティネスを観察するように、自身も休みながらパンチを入れていくネリがフルマークでラウンドを進めるなか4ラウンド終盤には左ストレートを好打、コンビネーションを打ち込みダウン寸前に陥れ、足が言うことを効かなくなったマルティネスが膝から崩れスリップするのとゴングが同時となります。フィニッシュシーンが近そうに感じたインターバルですが、マルティネス陣営が棄権しTKOとなっています。ネリは23戦全勝17KO、マルティネスは23勝11KO2敗としています。
  • 速報!デビッド・レミュー 対 カーティス・スティーブンス!

    速報!デビッド・レミュー 対 カーティス・スティーブンス!

    2017.03.12
    米国、ニューヨーク州ベローナに在るターニング・ストーン・リゾート&カジノにてミドル級の好カード、前IBFミドル級王者のデビッド・レミュー(カナダ)とカーティス・スティーブンス(米国)戦がただいま終了、3ラウンド1分59秒TKOでレミューが勝利をおさめています。

    予想通り、距離が似ている両者はセミとは打って変わりゴングが鳴るや探りの無い力感溢れるパンチを交換すると会場は歓声に包まれます。レミューの左フック、スティーブンスの右ストレートが互いに入りますが、半分が過ぎたところでレミューの右フックが左側頭部に入るとスティーブンスがたたらを踏みます。ガードを固め追撃をやり過ごしたスティーブンスも左フックを返しゴングが鳴ると観客は大いに沸き返り、2ラウンドには良い左ボディを打ち込んだスティーブンスでしたが手数で勝るレミューが攻勢面で上回りポイントを連取したように映ります。迎えた3ラウンド半分過ぎにレミューがロープに詰め、右ストレートを放つとガードで防いだスティーブンスでしたが右を打ちに行こうとしたところでレミューの左フックがアゴにクリーンヒットするとスティーブンスは豪快にダウン、ロープ際で仰向けに倒れるとレフェリーはカウントを数えずに終了としています。持ち味のパンチ力を披露した28歳のレミューは37勝33KO3敗、G.ゴロフキン戦敗退から3戦全勝2KOとしています。数分間の後、意識は戻したものの万全を期してかストレッチャーでリングを降りた32歳のスティーブンスは29勝21KO6敗とし、こちらはゴロフキン戦敗退から6戦4勝3KO2敗としています。


    セミファイナル、ライト級10回戦では元3階級制覇王者のユリオルキス・ガンボア(キューバ)が15年12月のH.ウィリアムズ戦以来となるリングに上がり、元WBCフェザー級シルバー王者のレネ・アルバラード(ニカラグア)に10回判定勝利をおさめています(3対0/97-92×2、97-93)。

    広めのスタンスと高いガードのアルバラードに対し、ゆったりと構えるガンボアが隙を見つけては飛び込み速い回転の連打を見せ会場を沸かせますが、ほぼガードされている上、アゴの締めが甘くアルバラードの反撃を貰いそうな印象を残します。アクションの少ない展開に早くも3ラウンド途中からブーイングが聞こえ始めますが、その後もお互いに探り合いとも取れる比較的静かな展開が続き、7ラウンドには右ストレートをアゴに打ち込んだアルバラードが良いラウンドを作ります。9ラウンド早々にガンボアが左フックをヒット、アルバラードが一瞬動きを止めたところで得意の連打を放ちますが、オープンブローが多く引っ掛けるようになぎ倒すと、ガンボアはダウンとアピールし両手を挙げますが、ベンジー・エステベス (米国)レフェリーは冷静にスリップと裁定します。最終回は20秒が過ぎたところでアルバラードの連打のなか左フックを浅くヒットするとガンボアがバランスを崩すのとほぼ同時となり、ガンボアが左手をマットに付くとレフェリーがダウンと判断しカウントを数えます。スリップだろ?といった素振りを見せ、再開後はやや攻勢を強めたガンボアですがダウンを奪い返すまでは行かず終了のゴングを聞いています。1月にゴールデンボーイ・プロモーションズと新たに契約した35歳のガンボアは26勝17KO1敗、敗れた28歳のアルバラードは24勝16KO8敗としています。


    WBCユース・スーパーバンタム級王者のディエゴ・デラホーヤはロベルト・プチェタ(ともにメキシコ)とのノンタイトル戦で8回判定勝利をおさめています(3対0)。IBF5位、WBC&WBO7位にランクされる22歳のディエゴは17戦全勝9KO、26歳のプチェタは10勝6KO10敗1分としています。
  • 速報!ジャック・クルカイ 対 デメトリアス・アンドラーデ!

    速報!ジャック・クルカイ 対 デメトリアス・アンドラーデ!

    2017.03.12
    ドイツのラインラント・プファルツ州ルートヴィヒスハーフェンにてWBA世界スーパーウェルター級タイトルマッチがただいま終了。WBAレギュラーチャンピオンのジャック・クルカイ(ドイツ)が同級2位のデメトリアス・アンドラーデ(米国)に12回判定負け、王座交代となっています(2対1/116-112×2:アンドラーデ、115-114:クルカイ)。

    身長で大きく上回るアンドラーデは様子を伺い、クルカイは隙を見て飛び込みいきなりの右や連打を見せますが慌て打ちにも映り正確性に欠け初回を終えます。2ラウンドに入るとアンドラーデがギアを上げ手数を増やしプレッシャーを掛けて行くと、ボディにも打ち込むアンドラーデにクルカイはやや後手に回り明確にポイントを失います。3ラウンド中盤に偶然のバッティングで数秒間の休憩が入りますがペースは手数でリードするアンドラーデが挙げたように映ります。5ラウンドにアンドラーデの左が低く入ったとしてルイス・パボン(プエルトリコ)レフェリーがこの試合2度目の注意をアンドラーデに課しますが、その後も長いジャブを軸に上下に打ち分けるアンドラーデが手数で勝り優勢に試合を進め、ガードを堅めステップインのタイミングを図るクルカイは決定打こそ外すもののなかなか距離を詰めることが出来ません。6、7ラウンドは手数の減ったアンドラーデに、スイッチし攻めの姿勢を見せるクルカイが攻勢でポイントを盛り返したようにも映りますが8ラウンド以降、再びアンドラーデが手数を増やし優勢に試合を進めているように映ります。10ラウンドはアンドラーデがオーソドックスにチェンジ、ジャブで試合を組み立てようとしたところへクルカイの肩越しの右が浅くヒットすると歓声が上がりますが、その後もペースはアンドラーデが握ります。スタミナ配分のためかコンパクトな連打を増やすアンドラーデによる被弾を徐々に増やしながら、ガードを固め懸命に隙を狙うクルカイは左ストレートを浴びてしまうものの最終回残り30秒辺りで連打を見せ山場を作りますが逆転は成りませんでした。元WBO同級王者でもある29歳のアンドラーデは初の海外遠征で王座奪取、24戦全勝16KOとしています。同級スーパーチャンピオン、E.ララとのマッチアップはテレビ局が難色を示しそうですがファンとしては見てみたいカードとも言えるでしょう。07年10月の世界選手権で敗退しているエクアドル出身の31歳、クルカイは3度目の防衛に失敗するとともにアマチュア時代の借りを返せず22勝11KO2敗としています。


    アンダーカード、スーパーバンタム級6回戦はWBAスーパーフライ級王者のカリ・ヤファイの2歳年下でもあるガマル・ヤファイ(英国)がクビチャ・ギゴラシュビリ(ジョージア)に6回判定勝利です。

    スタートからヤファイがガードを固め前進、ガンガン攻め込むとクビチャはガード上げ致命打を外しながらも退く素振りを見せず有効打でヤファイがポイント積み上げていきます。そのままヤファイがコンビネーションを打ち込む場面が増え、いつストップするかと思わせる展開になりますが、要所でクビチャも身体を預け連打を見せるなど粘りを見せます。4ラウンド終盤にも右ストレートで顔を跳ね上げられたクビチャですが、打ってこいと右手で挑発するなど戦意は衰えず、試合後半はやや打ち疲れも見せたヤファイが危なげなくポイントを加算、白星をおさめています。25歳のガマルは11戦全勝4KO、21歳のギゴラシュビリは14勝3KO18敗としています。


    またIBFユース・スーパーミドル級タイトルマッチでは王者のレオン・バウアー(ドイツ)がソソ・アブラッツェ(ジョージア)に10回判定勝利をおさめ(3対0)、同王座の防衛に成功しています。18歳のバウアーはこれで11戦全勝8KOとし、敗れた20歳のアブラッツェは10勝7KO2敗1分です。
  • 速報!帝拳プロモーション所属のJ.ベラスケスとJ.ロドリゲスが勝利!

    速報!帝拳プロモーション所属のJ.ベラスケスとJ.ロドリゲスが勝利!

    2017.03.11
    現地時間10日、帝拳プロモーションと契約するホープ2選手がともに勝利をおさめています。リオ五輪メキシコ代表経験を持つ23歳のホセリト・ベラスケス(メキシコ)はメキシコのトラルパンにてプロ2戦目となるフライ級6回戦を行い、ディエゴ・ゲレロ(メキシコ/2戦2勝)を3ラウンドTKOに退け、昨年12月17日の初回KO勝利に続き、これでプロ転向後2連勝2KOとしています。


    また、今回がプロ・デビュー戦となるジェシー・ロドリゲス(メキシコ)はミニマム級4回戦に出場し、マウリシオ・クルス(メキシコ)に4回判定勝利、デビュー戦を白星で飾っています。
  • WBCフェザー級戦&WBCスーパーウェルター級戦は5月27日が濃厚

    WBCフェザー級戦&WBCスーパーウェルター級戦は5月27日が濃厚

    2017.03.11
    度重なる延期に見舞われているWBC世界フェザー級戦、正規王者のゲーリー・ラッセル Jr. (米国)対暫定王者のオスカル・エスカンドン(コロンビア)戦、そして同カードとしてSHOWTIMEが中継を予定するWBC世界スーパーウェルター級戦、ジャーメル・チャーロ(写真/米国)と指名挑戦者のチャールズ・ハトレイ(米国)戦が3月11日からの延期日程として5月27日を最有力としていることが明らかになっています。


    これは同局のスティーブン・エスピノサ氏が10日、現地メディアに明らかにしたもので、「現在、我々は延期先として5月27日を目標に動いています、まだ詳細な事柄は煮詰めないといけませんが最も高い可能性といえる日程です。」と述べたものです。すでに報じられているだけで4度の延期となっているフェザー級戦ですが再び延期とならないことを願うファンもさぞ多いことでしょう。4選手にとってラッセル Jr. は約1年1ヶ月、エスカンドンは約1年2ヶ月、チャーロは約1年、ハトレイは約1年半といういずれも決して短くないブランクとなりますが5月開催は選手にとっても願うところでしょう。
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