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    WBCヘビー級4位のディリアン・ホワイトが世界6位と対戦

    2017.04.20
    昨年12月にD.チゾラとのライバル対決を辛くも制し、サバイバルマッチに生き残ったディリアン・ホワイト(英国/21戦20勝15KO1敗)が6月3日に英国のグリニッジに在るO2アリーナにて、WBC同級6位のマリウス・ワフ(ポーランド/35戦33勝17KO2敗)と対戦することが現地時間19日にマッチルーム・ボクシングから発表されています。3月のD.ヘイ対T.ベリュー戦興行でアンダーカードに決まっていた英国ライトヘビー級戦、フランク・ブグリオニ対リッキー・サマーズ戦(写真)がブグリオニの負傷によりこの日に延期となることがすでにアナウンスされていますが、楽しみなヘビー級世界ランカー対決が加わることとなっています。


    A.ジョシュアに唯一の黒星を喫しているホワイトは、「O2で輝くライトを浴びることに興奮しているよ。ワフは優れたボクサーで上背もあり痩身で手足が長くボディやアッパーを得意とするスタイルだ。何よりポーランド人だからね、勇気に満ち溢れている手強い相手だよ。彼はタフだし、私も懸命に頑張らないといけないね。正しいゲームプランを用いることが出来れば彼をストップ出来るかもしれない。彼の2敗はウラディミール・クリチコとアレクサンデル・ポベトキンに喫したものだが、いずれも善戦しているし、何と言ってもここ10年間で2人は最高のボクサーと言える存在だ、ワフがいかに厳しい相手かを証明しているよ。しかも最新の試合ではエルカン・ティーパーにも勝っているからね、とても厳しいテストマッチと言えるだろう。」と難敵を相手に警戒心を高めています。WBO7位、IBF8位、WBAでも12位に付けるホワイトは勝利をおさめ念願の世界タイトルマッチを引き寄せたいところです。
  • キリル・レリ対ランセス・バルテレミ戦も5月20日に参入

    キリル・レリ対ランセス・バルテレミ戦も5月20日に参入

    2017.04.19
    3月23日にWBAからスーパーライト級挑戦者決定戦として指示が出されていた、同級1位のキリル・レリ(ベラルーシ)対同級2位のランセス・バルテレミ(キューバ)戦が5月20日、米国のメリーランド州オクソン・ヒルのイベントに加わることが濃厚となっています。4月8日のロマチェンコ対ソーサ戦、そして14日のビボル対クラークソン戦と、ここのところ注目の試合を立て続けに行っているMGMナショナル・ハーバーのリングが再び歓声で沸き返ることが予想されます。


    この日の興行は未だプロモーター主催の会見は行われておらず、放送局でもあるSHOWTIMEの放送スケジュールのみでのニュースとなっており流動的な部分も残ってはいるもののメインにWBC世界フェザー級統一戦として正規王者のゲーリー・ラッセル Jr. (米国)対同暫定王者のオスカル・エスカンドン(コロンビア)戦がセット。そしてIBFスーパーミドル級王者のJ.デゲールがB.ジャックとの12回引分で負傷したため長期戦線離脱となり、同級1位のホセ・ウスカテギ(ベネズエラ)と同級3位のアンドレ・ディレル(米国)による暫定王座の決定戦と2つの世界戦が行われると報じられています。


    そこへレリ対バルテレミ戦も加わることが報じられ、バルテレミは地元メディアに対し、「再びリングに戻ることが出来てとても楽しみだよ、まして相手はトップコンテンダーのキリル・レリだからね。この試合に勝てばキューバ人ボクサーとして史上初の3階級制覇王者になるという私の夢をまた一歩現実のものとするだろう。モチベーションも申し分は無いし、5月20日の試合を拒むことはあり得ないね。」と5月20日の対戦を肯定するコメントを残しています。このクラスの王者は先日、J.インドンゴがR.バーンズに完勝し獲得していますが、WBAは暫定王座の廃止は善処するとしながらも他団体との王者、いわゆる " Unified Champion(統一王者)" の制度は継続する方針を定めており、次回のランキング発表時にはインドンゴが正規王者ではなく統一王者として認定される見込みとなっています。WBAがこのレリ対バルテレミ戦を正規王座決定戦と認定すればバルテレミの夢がレリを破ることで一気に実現するのかもしれません。
  • ノックアウト・CPフレッシュマートとレイ・ロレト両陣営に指名戦指示

    ノックアウト・CPフレッシュマートとレイ・ロレト両陣営に指名戦指示

    2017.04.19
    15戦全勝7KO、そしてWBA世界ミニマム級王座6度の防衛に成功しているノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)と、同級1位のレイ・ロレト(フィリピン)両陣営に対し、WBAが指名防衛戦を行うよう日本時間18日に指示を出しています。挑戦者となる前IBOライトフライ級王者のロレトは1発のパンチをしっかり打ち込むタイプのサウスポーです。来日戦績も2戦1勝1KO1敗と五分としており、36戦23勝15KO13敗と黒星の多さも特徴ですが最近は7連勝(6KO)と波に乗っており、その中にはポンサワン・ポープラムク(タイ)やニコシナチ・ジョイ(南アフリカ)といった元世界王者ら実力者も打ち崩しています。


    そして14年10月に同級暫定王座を獲得し4度目の防衛戦で同級スーパー王者のB.ロハスを下し王座統一に成功、3月の最新試合(写真)では大平剛(花形)選手を5回TKOに退けるなど全勝レコードを継続している王者は5度目の防衛戦でも小野心(ワタナベ)選手を破っており、対戦合意となれば3試合続けてサウスポーとの対戦となります。慣れは見せるもののサウスポーとの対戦は決して得意と言えなそうな王者ですが46戦全勝17KO、こちらも6度の防衛を果たしている同門のWBC王者、ワンヘン同様全勝をキープすることは出来るでしょうか?
  • WBO世界バンタム級挑戦者決定戦は4月23日早朝に決着

    WBO世界バンタム級挑戦者決定戦は4月23日早朝に決着

    2017.04.18
    日本時間23日早朝に英国のレスターにてゴングが打ち鳴らされる、WBO世界バンタム級挑戦者決定戦。同級1位のアーサー・ビジャヌエバ(写真/フィリピン/31戦30勝16KO1敗)と同級2位、ゾラニ・テテ(南アフリカ/27戦24勝20KO3敗)による一戦は、ビジャヌエバも無事に試合地の英国に入り週末のゴングが待たれるところです。23日夜には大阪で新たなベルトの保持者が決まる点でも大いに気になる挑戦者決定戦ですが、果たして指名挑戦権を勝ち取るのはどちらになるでしょうか?


    ビジャヌエバ:「(2度の)延期の影響でトレーニングの微調整が必要でしたが、そのおかげで素晴らしいコンディションを手にし、テテと戦う準備は万全となりました。少々伸びた調整期間となりましたが怪我もせず何のトラブルも無かったことも大いにプラスになりましたね。16時間のフライトで英国に到着した際は少し疲労も感じましたが、一眠りした今ではとても良いリフレッシュに感じ若返ったようです。まさに再充電されたように感じていますよ。」


    テテ:「私はヨハネスブルグで8週間のハードなトレーニングを重ねてきました、モルティ・ムタラネ、ソリサニ・ンドンゲニ、シファ・ムニャイら素晴らしい先達と共に汗を流してきたのです、敗戦などはあり得ません。IBFのベルトを手にした私は今、WBOの王者になりたいのです、そしてそれは3ヶ月の間の達成できるでしょう。私は南アフリカでデビューし長い年月を戦い続けてきました。ビジャヌエバに勝った後、再び世界王者となった際は母国に帰ってきたい。そしてベルトを家に持ち帰りこの国で防衛戦を行いたいですね。」
  • 元2階級制覇王者のファン・カルロス・レベコが復帰2戦目

    元2階級制覇王者のファン・カルロス・レベコが復帰2戦目

    2017.04.18
    元2階級制覇王者のファン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)が大阪でのTKO負けからおよそ1年振りに復帰し、D.P.リリアーノを10回判定に下し(写真)、IBFラテン・フライ級王者となってから約5ヶ月。21日(日本時間22日)に同王座の初防衛戦をアルゼンチンのブエノスアイレスで行うことが明らかとなっています。


    40戦37勝19KO3敗の戦績を誇り、フライ級での世界王座再獲得を目指すレベコの対戦相手は24戦15勝11KO8敗1分のヘスス・バルガス(24歳/ベネズエラ)です。「今の私は充実しています、集中してトレーニングを積み上げているし、アリエル・クエジョ・トレーナーと技術的な部分もジムで練り上げています。もちろん目標は世界王座ですが、それもこのラテン王座を守っていくことから繋がるのです。」と話した33歳の元世界王者は主要4団体でもWBC3位、WBAとIBFで5位、WBOでも6位とかなり良いポジションをキープしています。地域王座防衛戦で勝ち続けて行けばチャンスが転がり込む可能性も少なくなさそうです。
  • ディオンテイ・ワイルダーが4月29日のヘビー級戦をリングサイドで観戦

    ディオンテイ・ワイルダーが4月29日のヘビー級戦をリングサイドで観戦

    2017.04.17
    4月29日(日本時間30日)に英国のロンドンで予定されているWBA&IBF世界ヘビー級統一戦、アンソニー・ジョシュア(英国)対ウラディミール・クリチコ(ウクライナ)のビッグファイトについて、WBC同級チャンピオンのディオンテイ・ワイルダー(米国)がこの試合をリングサイドで観戦することを明らかにしています。

    すでに勝者との統一戦契約が結ばれているのかは不明ですが、ジョシュア対クリチコ戦勝者とワイルダーとの3団体統一戦決定ともなればファンにとって待望の一戦になることは間違い無いでしょう。「この試合はどうあっても見逃すことが出来ません、英国のボクシングファンと友人に会えると思うととても楽しみだし、私がその場所に居ることが大事なのだと思います。スカイ・スポーツと一緒に仕事が出来るのも楽しみですね、私自身もこの試合を楽しみにしています、これもすべてが経験ですからね。」

    「これはいつもとは違った風景になるでしょうね、より近く、そしてより多くのものを見ることは本当に楽しみです。ファンに私の顔を見せることも大事ですが、戦うファイターに私の存在を知らせることも大事だと思います。私が次に何を求めているのか、彼らに気づいて貰うことが肝心です。」

    「試合後、リングに上がることが出来るのならば嬉しいけれど私は勝者を敬う気持ちも持っています、無理矢理リングに飛び込む必要は無いでしょう。(ワイルダーがA.シュピリカにKO勝利をおさめた後で、タイソン・フューリーがリングに上がり一悶着起こしたようなことはせず)私の名前は誰もが分かっているでしょうからわざわざ名乗り出ることも有りませんし、私のベルトも明らかです。そして(ジョシュア対クリチコ戦の)勝者と私との対戦が起こりそうなことも分かっています。どちらが勝とうと私は本心で対戦を考えるし、正当なオファーを貰えれば本気で考えますよ。」
  • 週末海外注目試合結果

    週末海外注目試合結果

    2017.04.17
    <現地時間15日>
    A.ベテルビエフとのIBFライトヘビー級挑戦者決定戦を合意寸前でキャンセルしたWBA4位のスリバン・バレラ(キューバ)が米国、コネチカット州にてノンタイトル戦を行い、ポール・パーカー(米国)を5回TKOに下しています(写真)。35歳のバレラは19勝14KO1敗としWBCで8位、WBOでも13位にランクされていますがIBFランキングからは一気に名前が消えており、挑戦者決定戦の中止はバレラ陣営の一方的なキャンセルと推測出来そうです。敗れた32歳のパーカーは8勝4KO2敗です。「試合を受けてくれたパーカーには感謝しているよ、出来るならジョー・スミス Jr. と戦いたいね。」と試合後に述べたバレラですが実現するでしょうか?

    また元IBFウェルター級王者でもあるデボン・アレキサンダーの兄、ヴォーン・アレキサンダーがアンドレス・レイ(ともに米国)とのミドル級10回戦で判定勝利(3対0)、8戦全勝5KOとしています。デボンの2歳年長でもある31歳のヴォーンは5戦全勝4KOとしていた05年に強盗により服役、18年の実刑判決を受けましたが11年間の刑務所生活を終え3月に仮釈放されたものです。「私は11年間、自分を律してきた、いつかきっとリングに戻ると信じながらね。刑務所内では175ポンド(ライトヘビー級)になった時もあったけれどミドル級は快適、全く問題無いし、このクラスで上を目指すよ。刑務所に居る間に生まれた11歳の息子のためにも頂点を目指すんだ、他には何もいらない、世界のトップだけだ。」と述べ、デボンと同じケビン・カニンガム・マネジャー兼トレーナーとも新しく契約、同マネジャーは、「確かに彼は18歳の時に過ちを犯した、しかし社会的なペナルティも受けたし2度目のチャンスを手にすべく努力することは良い事だと思う。彼はミドル級で大きな嵐を起こすと思うよ。」と二人三脚で世界を目指すとしています。


    WBOウェルター級7位でWBOラテン同級王者のエイドリアン・ルシアーノ・ベロンがアルゼンチンのブエノスアイレスで同王座の防衛戦を行い、マルセロ・ブソウスキ(ともにアルゼンチン)を10回判定に下し王座防衛を果たしています(3対0)。28歳のベロンは20勝13KO1敗とレコードを伸ばしています。


    スペインのアンダルシア州にてWBAインターナショナル・ウェルター級王者のケルマン・レハラガ(スペイン)がノンタイトル戦を行い、クリスチャン・サンタ(ハンガリー)に初回KO勝ち。数少ないスペインの世界ランカー、25歳のレハラガは21戦全勝17KOとし現在はWBA4位にランクされています。
  • 速報!ロドリゴ・ゲレロ 対 マイク・ルイス Jr. !

    速報!ロドリゴ・ゲレロ 対 マイク・ルイス Jr. !

    2017.04.16
    米国、カリフォルニア州ブルックスにてIBFバンタム級4位、WBCでも14位に付ける元IBFスーパーフライ級王者のロドリゴ・" Gatito "・ゲレロ(メキシコ)がマイケル・ルイス Jr. (米国)と対戦し、2ラウンド偶然のバッティングによりゲレロの右まぶたから出血、試合続行不可能とされ負傷引分けとなっています。昨年4月、元世界王者のS.ホール(英国)とのIBF世界バンタム級挑戦者決定戦に敗れているゲレロは復帰2戦目を白星と出来ず25勝16KO6敗2分とし、ルイス Jr. は11勝4KO4敗3分としています。


    アンダーカードでは元NABF北米スーパーフライ級王者で現在はWBCスーパーバンタム級11位にランクされるホセ・サルガドがハビエル・ガジョ(ともにメキシコ)に10回判定勝利の番狂わせとなっています(2対1/96-94、97-93【ガジョ】、96-94【サルガド】)。33歳のガジョは24勝12KO13敗1分1ノーコンテスト、27歳のサルガドは35勝28KO4敗2分としています。


    山中慎介との対戦経験を持つホセ・シルベイラはアルベルト・トーレス(ともにメキシコ)とスーパーフェザー級6回戦に臨み判定負けを喫しています(3対0)。30歳のトーレスは9勝4KO2分と無敗をキープした一方、38歳となっているシルベイラはすっかり負けが込み、17勝6KO21敗としています。
  • 速報!リッキー・バーンズ 対 ジュリアス・インドンゴ!

    速報!リッキー・バーンズ 対 ジュリアス・インドンゴ!

    2017.04.16
    英国スコットランド、グラスゴーのSSEハイドロにてWBA&IBFスーパーライト級統一戦がただいま終了、WBA&IBF世界スーパーライト級王座統一戦は、WBA王者のリッキー・バーンズ(英国)がIBF王者のジュリアス・インドンゴ(ナミビア共和国)に12回判定負け(3対0/120-108、119-110、116-112)、インドンゴが王座を統一しています。

    インドンゴの持つIBO王座も合わせ現地では3冠統一戦と謳われた一戦は完全アウェーのインドンゴが開始と同時に打ちかかります。距離の測定が出来ておらず、気持ちが先走っているようにも見えるサウスポーのインドンゴが届かない距離で左ストレートを打ち込むなど後半のスタミナが心配になるほどの攻撃を見せますが大歓声を背にするバーンズは冷静にガードして初回を終えます。その後もインドンゴが長い距離からジャブ、ワンツーを主体に攻勢を掛けますが、バーンズはフットワークとガードでやり過ごす序盤となります。ポイントは手数で上回るインドンゴが押さえているように映るなか、5ラウンド序盤にインドンゴの左フックでバーンズがバランスを崩し、終盤にはバーンズのいきなりの右が浅く入るとインドンゴがニヤリとします。後半バテると踏んでいるにせよもう少しスタミナを削っておきたいバーンズですが大歓声ほど手数は増えず、英国ではトレーナーとして名高い現地放送局スカイ・スポーツのデイブ・コールドウェル解説者も60-54でインドンゴの手数をポイントに反映し折り返します。採点は度外視しているのかラウンドごとに沸き返る会場を尻目に、その後もインドンゴの長い距離に全くと言っていいほど手も足も出ず、ガードの合間に右を貰いながらサークリングで決定打を外すことに手一杯といったバーンズも時折前に出るものの有効打は皆無、11ラウンド終盤には前に出たところに右フックを引っかけられスリップします。同解説者が110ー99と付けて迎えた最終回は、根っこがジャバーでもあるバーンズは前に出るものの有効な攻勢を掛けられず、右フックを引っかけられバランスを崩す場面以外は、初回とほぼ同じ展開となりそのまま終了のゴングとなっています。3本のベルトを手にした34歳のインドンゴは22戦全勝11KO、スコットランド初の3階級制覇王者でもある34歳のバーンズはまさに完敗、41勝14KO6敗1分となりWBA王座2度目の防衛に失敗です。


    セミファイナル、英国スーパーフライ級王座決定戦は昨年9月にJ.カシメロ(フィリピン)の持つIBFフライ級王座に挑戦しTKO負けを喫しているチャーリー・エドワーズとイアン・ブッチャー(ともに英国)による対戦となり、12回判定でエドワーズが新王者となっています(3対0/120-108×2、120-109)。

    前日の計量で115.9ポンドとしたブッチャーは結局体重を造れず、変則タイトルマッチとしてスタートした一戦はエドワーズが小刻みに動きながら手数を武器に攻勢を掛けますが、2ラウンドにはブッチャーの右アッパーでエドワーズのアゴが跳ね上がります。1発のパンチ力で上回るブッチャーも左ボディなどを打ち込んでいきますが、全体的にはサウスポーにスイッチする場面も見せるエドワーズの手数がポイントを挙げているように映ります。中盤はスピード重視の連打を中心に攻勢を掛けるエドワーズがフットワークも止めず、被弾を押さえながら競ったラウンドのポイントを拾っていくように映り、ブッチャーも前進しながらパンチを返して行きますが終盤もペースを変えることが出来ません。最終回まで危なげなくアウトポイントしたエドワーズですが、フライ級時代から非力を指摘する声はあったもののフルラウンド手を出し続けるスタミナと動き続けられるフットワークを磨けば再び世界戦のリングに上がる可能性もありそうです。24歳のエドワーズは10勝4KO1敗、来月25歳を迎えるブッチャーは16勝5KO3敗としています。


    セミセミとなったアンダーカード、リオ五輪ウェルター級ベスト16のジョシュ・ケリーにとってのプロ・デビュー戦はジェイ・バーン(アイルランド)とのスーパーウェルター級6回戦、59-55でケリーがデビュー戦勝利としています。

    ケリーはノーガード状態になる場面も見せるなど低いガードから、主武器のハンドスピードでいきなり飛び込みコンビネーションを放つなどメイウェザーやロマチェンコを模しているかのような動きも見せますが、緊張もあるのか的中率は高くありません。ガード越しにコンビネーションを打ってはドヤ顔を見せるケリーに対し、効いてないぞとばかり両手を広げるバーンは前進しながらパンチを出して行きますが徐々に有効打に差が付きはじめ、4ラウンドにはハッキリとケリーのポイントとなります。5ラウンド半分過ぎには左ボディを好打するとバーンは苦痛の表情を浮かべながら赤コーナーに後退、連打を浴びてしまいます。焦点はKOデビュー成るか否かで始まったような最終回ですが、ケリーは強引に攻めず冷静にダメージを見極めながら有効打で優勢に立ちリードを広げて終了としています。23歳のケリーは1勝、30歳のバーンは4勝1KO2敗です。


    英国ライト級タイトルマッチでは王者のスコット・カードルがロビー・バレット(ともに英国)に12回判定負け、王座交代となっています(2対0/114-114、114-112、115-113)。

    サウスポーのバレットに対し、プレッシャーを掛けながら上下に打ち分けるカードルが2ラウンド残り20秒でラリアート気味の右フックを打ち込むとバレットは弾かれるように尻餅を付くダウンを喫しますが、深いダメージを見せずに再開、ゴングが鳴ります。バレットも4ラウンドには左ストレートを浅くながらアゴに打ち込み反撃モードかと思われた5ラウンド半分辺りでカードルの右ボディを食うとバレットがストンとその場に座り込むダウンを喫します。しかし左眉から出血を始めたカードルに対しバレットはフットワークを止めず6ラウンドは左ストレートを効果的に使い、ポイントを取り返したように映ります。2つのダウンを喫しているとは思えない軽快な動きを見せるバレットは持ち味の手数を生かし、ポイントを挽回しながら終盤に入ると、10ラウンドはポイントに危機感を感じたかカードルが前進のギアを1段上げぐいぐい距離を詰めながら左右のボディフックを打ち込んで行きます。しかし11ラウンドはバレットの左がポイントを引き寄せたように映り、最終回は両者とも懸命に手を出しながら攻めの姿勢を見せ続け終了のゴングと同時に観客から拍手喝采を浴びています。2度のダウンを手数で挽回し、ロンズデール・ベルトを腰に巻いた25歳のバレットは15勝1KO2敗1分とし、WBC同級26位に付ける27歳のカードルは同王座4度目の防衛に失敗し21勝7KO1敗1分と初黒星を喫しています。


    リオ五輪ヘビー級ベスト16の経歴を持つローレンス・オコリー(英国)が3月25日のデビュー戦(初回TKO勝利)から21日の間隔で臨んだ2戦目のリングとなるヘビー級4回戦でルーカス・ルシーウィッツ(ポーランド)に1ラウンド2分36秒TKO勝利です。

    開始と同時にオコリーが上下に打ち分けるとボディが効いたルシーウィッツは2度のダウンを喫し、最後は右ストレートをアゴに浴びたところで腰を落とすとレフェリーが割って入り終了としています。24歳のオコリーは2勝2KO、3戦目は2週間後となるA.ジョシュア対W.クリチコ戦アンダーカードを予定しています。35歳のルシーウィッツは22勝13KO30敗としています。
  • 速報!ドミトリー・ビボル 対 サミュエル・クラークソン!

    速報!ドミトリー・ビボル 対 サミュエル・クラークソン!

    2017.04.15
    米国、メリーランド州オクソン・ヒルのMGMナショナル・ハーバーにて、ただいまWBA暫定世界ライトヘビー級チャンピオンのドミトリー・ビボル(キルギスタン)が同級13位のサミュエル・クラークソン(米国)を迎えて同王座2度目となる防衛戦を行い、4ラウンド1分40秒TKO勝利をおさめています。

    アマ約280戦の王者とアマ約80戦という挑戦者の一戦ですが開始30秒ほどでビボルの左フックがガードを固めるサウスポー、クラークソンの側頭部に入ると自ら左膝を付き早々のダウンを喫します。大丈夫と首を振り再開に応じたクラークソンですが残り1分で今度はビボルの右ストレートがガードの真ん中を破るとガクンと尻餅を付く2度目のダウンを喫します。ここはややダメージを見せながらも立ち上がり再開、ロープを背にサークリングしながら辛くもインターバルに逃げ込みます。2ラウンドもビボルが強打を振るい、早くも右眉頭から出血を始めたクラークソンはガードを上げ致命打を防ぎながら回復を狙いますが、3ラウンドもほぼ丸々ロープを背にしながら猛攻にさらされます。4ラウンドはゴングと同時にジャブと左フックのコンビをガード越しに打ち込み立ち直りを見せるクラークソンでしたが、半分が過ぎたところでビボルの右フックを顔面に食い崩れるようにダウンすると立ち上がろうとしたところで身体をよろめかせたところからダメージを考慮したレフェリーがTKOとしています。R.ベリッジ(ニュージーランド)を4回TKOに下して王座初防衛を果たしてからわずか50日で臨んだ防衛戦で快勝をおさめた26歳のビボルは10戦全勝8KO、一方こちらも26歳、世界初挑戦でしたがクラークソンは19勝12KO4敗としています。
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