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    サンフェル・プロモーションが2018年の締めくくり興行をアナウンス

    2018.12.11
    サンフェル・プロモーションが2018年の締めくくりとして12月22日にメキシコのバハカリフォルニア州ティファナに在る、オーデトリオ・ムニシパルにてイベントの開催を発表。合計8試合を行うとしてメインイベントは、WBAスーパーフライ級13位のホセ・" GALLITO "・キリノ(メキシコ/24戦20勝9KO2敗2分)とフィリピン・バンタム級6位のレノエル・パエル(32戦23勝12KO8敗1分)による組み合わせとしています。


    23歳のキリノは同地ティファナを出身地とするサウスポー。キャリアの序盤に2つの黒星を喫しますがここ4年間は負け知らずで、昨年4月に元世界王者のエルナン・マルケス(メキシコ)と8回引分けを演じ、再戦となった4月は9回終了、棄権によるTKO勝利をおさめたことで、WBAランキング入りを果たしています。一方、メキシコ・デビュー戦となる28歳のパエルは来日戦績3戦1勝2敗を数える技巧派オーソドックス。先日、前WBCバンタム級王者、L.ネリ(メキシコ)対戦相手に名前が挙がりましたが、12月1日の試合へ向けてビザ取得が間に合わないとしてベネズエラ選手に変わったことが報じられています。


    そしてアンダーカードには元WBCフライ級王者のファン・エルナンデス(37戦34勝25KO3敗)が出場、フリオ・セサール・カスティージョ(ともにメキシコ/17戦10勝4KO3敗4分)と対戦することが発表されています。これまで自身の病気を含めて復帰戦延期を繰り返してきたエルナンデスですが、このカスティージョ戦も当初は11月に行われる予定でした。昨年5月の比嘉大吾(白井・具志堅)戦以来となるリングで久々の白星を目指します。
  • エレイデル・アルバレス対セルゲイ・コバレフ再戦は来年2月2日開催

    エレイデル・アルバレス対セルゲイ・コバレフ再戦は来年2月2日開催

    2018.12.10
    ボクシング・ファン注目のダイレクト・リマッチが2019年2月2日に決定、WBO世界ライトヘビー級チャンピオンのエレイデル・アルバレス(コロンビア/24戦全勝12KO)と前王者で同級6位のセルゲイ・コバレフ(ロシア/36戦32勝28KO3敗1分)によるリマッチが米国、テキサス州フリスコに在る、約1万2千人収容のフォード・センター・アット・ザ・スターで行われることが日本時間9日に正式発表しています。


    コバレフの2度目の防衛戦として対戦した両者は8月に米国のニュージャージーで激突。7ラウンドにアルバレスが3度のダウンを奪うKOで王座交代となりましたが、アルバレスの右1発で勝負を決したといえるドラマティックな結末に加え、6ラウンドまでの採点は3対0(59-55×2、58-56)でコバレフ優勢と採点されていた逆転の1打でもあり、数日後にはコバレフ陣営が再戦を要求していました。再戦条項もあったとされる初戦の契約ですが初戦のホスト局だったHBOのボクシング放送撤退が2018年末で決定していたこともあり、2019年春にESPNが放送することがすかさず公表され正式な発表が待たれていたものです。


    「コバレフが敗れたのはミステイクだったとし、私にはラッキーだったと話していることがモチベーションになっています。敗れたのは彼であり、もう一度、" アクシデント " が起きることを見たいと思います。私は今度のコバレフが更に強くなっていることを願っていますし決して楽観視していません、ベストのコバレフが来ることに期待しています。前回の試合よりも更に良い試合をお見せ出来ると思っています。」と4月に35歳を迎えるアルバレスはまぐれではないことを証明すると気合を見せています。


    同じく4月に36歳を迎えるコバレフは「2月2日、ESPNの放送で戦えることに感謝します。私は自分の王座を取り戻し、素晴らしいショーをファンにお見せするつもりです。ジェームス・" Buddy "・マクガート・新トレーナーと一緒にアルバレス対策を練り上げます。」とコメント、3度目の同王座返り咲きを目指します。
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2018.12.10
    <現地時間8日>
    元WBCライトフライ級王者のペドロ・ゲバラがメキシコ、ソノラ州でホルヘ・ゲレロ(ともにメキシコ)に2回TKO勝利です。WBCスーパーフライ級5位につける29歳のゲバラは33勝20KO3敗1分としています。

    なおこの日のメインイベント、WBCラテン・スーパーバンタム級王座決定戦はWBCバンタム級21位のアーロン・アラメダ(メキシコ)がブレイロール・テラン(ベネズエラ)に10回TKO勝利、新王者誕生としています。25歳のアラメダは24戦全勝12KO、来日経験を持つ33歳のテランは25勝18KO17敗1分としています。



    米国のカリフォルニア州にて元統一フライ級王者のファン・フランシスコ・エストラーダがビクトル・メンデス(ともにメキシコ)と対戦し7ラウンド終了、棄権TKO勝利をおさめています。WBC王者、シーサケットへの雪辱を目指す同級1位、28歳のエストラーダは38勝26KO3敗とし、25歳のメンデスは28勝20KO4敗2分です。



    WBA世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦が米国、カリフォルニア州で行われ同級1位のレネ・アルバラード(ニカラグア)が同級4位、カルロス・モラレス(メキシコ)に12回判定勝利、挑戦権を獲得しています(3対0/117-111、116-112、115-113)。双子世界王者に1歩近づいた29歳のアルバラードは30勝20KO8敗、28歳のモラレスは17勝6KO4敗3分としています。



    リオ五輪スーパーヘビー級銅メダリストのフィリップ・フルコビッチ(クロアチア)がクロアチアのザグレブにて、世界挑戦経験を持つベテランのケビン・ジョンソン(米国)を8回判定に下しています(3対0)。当初は保持するWBCインターナショナル・ヘビー級王座防衛戦としていましたが対戦相手変更に伴いノンタイトル戦に変わっています。WBA10位、WBOでも14位と上昇中の26歳、フルコビッチ7戦全勝5KO。急遽、代役出場となった39歳のジョンソンは33勝17KO12敗1分としています。

    なおアンダーカードに出場が予定されていたスイス人ホープ、エルツェン・ルステミ(スイス/13戦全勝11KO))が元IBFクルーザー級王者のビクトル・ラミレス(アルゼンチン)を迎えるテストマッチはラミレス陣営の事情により、直前で2019年1月26日への延期が決まっています。



    <現地時間7日>
    南アフリカのイースト・ロンドンにて、WBOインターコンチネンタル・スーパーフライ級王座決定戦が行われ(写真)、IBFで同級8位にランクされる、ヤンガ・シッキボ(南アフリカ)がWBOで同級10位のケイビン・ララ(ニカラグア)に12回判定勝利(3対0)、新王者となっています。シッキボは12勝3KO1敗1分、来日経験を持つララは26勝9KO3敗1分です。



    D.レミュー(カナダ)に初回KO負けを喫した、元WBA北米ミドル級王者のゲーリー・オサリバン(アイルランド)が約3ヶ月で再起。アイルランドのカスルバーにてゲボール・ゴルビクス(ハンガリー)に8回判定勝利をおさめています。34歳のオサリバンは29勝20KO3敗、31歳のゴルビクスは26勝16KO14敗です。
  • 速報!ワシル・ロマチェンコ 対 ホセ・ペドラサ!

    速報!ワシル・ロマチェンコ 対 ホセ・ペドラサ!

    2018.12.09
    米国、ニューヨーク州ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン・シアターにてWBA&WBO世界ライト級王座統一戦がただいま終了、WBA王者のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)とWBO王者のホセ・ペドラサ(プエルトリコ)によるライト級王座統一戦は12回判定でロマチェンコが勝利、王座統一を果たしています(3対0/119-107、117-109×2)。

    オーソドックスでスタートしたペドラサに対し、ロマチェンコはガードを高く上げながら様子見のスタートとなりますが、残り40秒で左を合わせるなどしっかりタイミングを測り初回を終えます。2ラウンドに入り手数を増やしたロマチェンコはいきなりの左でコツンコツンとペドラサの顔に浅く当てていくと、3ラウンドは中盤にロマチェンコの軽打が入り歓声が上がりますがテクニシャン同士の攻防を披露します。4ラウンド、サウスポーにスイッチしたペドラサですがロマチェンコはこれまで通りの戦い方を見せ優勢に試合を進めますが、ペドラサもジャブを当てていきます。有効打数で若干リードするロマチェンコに対し、ペドラサも明確に落としたラウンドは皆無と映るほどフットワークを止めずパンチを外し、圧倒的不利が伝えられる試合ながら懸命に喰らいついているように映り折り返します。

    始めはポンポンとジャブを突き、隙を見つけるとどんどん回転数を上げて勝負を決めに来るロマチェンコですが、ペドラサも手数を落とさず、ロープを背にせずスイッチを織り交ぜながら技巧派振りを見せつけ、玄人好みの展開を見せ終盤に持ち込みます。9ラウンド終盤、ロマチェンコが攻勢を強め右アッパー、左ストレートと浅くヒットさせ、10ラウンド序盤にはペドラサが右ボディ、右アッパーをヒットします。迎えた11ラウンド、連打からチャンスを造ったロマチェンコが連打を浴びせると残り40秒でボディが効きペドラサが右ひざを着くダウンを喫します。再開後、再びボディを効かされたペドラサが右ひざを着き2度目のダウンを喫しますが、立ち上がったところでゴングが鳴ると、最終回はKOを狙ったロマチェンコが攻勢を強めるもののペドラサもサークリングしながらクリンチを混ぜて終了のゴングを聞いています。30歳のロマチェンコは12勝9KO1敗としWBA王座の初防衛に成功するとともにWBO王座獲得を果たしています。29歳のペドラサは25勝12KO2敗としWBO王座初防衛に失敗です。



    セミファイナル、WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチは王者のアイザック・ドビ(ガーナ)が同級2位、エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)に12回判定負け、王座交代となっています(3対0/115-113、116-112×2)。

    顔半分、上背で勝るナバレッテはスイッチを混ぜながら王者の攻勢をかわしていきますがキャリア最高の舞台に加え、アメリカ・デビュー戦とあって固さが見られます。王者のボディブローが時折低く入りますが、ベンジー・エステベス(米国)レフェリーは気付かないのか、そのまま続行します。2ラウンドに入りナバレッテは身体を柔らかく使いながら、王者との距離を詰めガンガン攻めていくと、王者はディフェンスに時間を割き、持ち味が薄まったように映ります。3ラウンドは王者も良いボディを打ち込みますが、ナバレッテの右ストレートも入り、見応えある攻防となります。4ラウンドは両者、スイッチを混ぜながら攻めの姿勢を見せるものの、徐々にナバレッテのテンポが王者を追い詰めて行くように映り王者の左まぶたが腫れていきます。

    中盤はナバレッテがスイッチを混ぜ柔軟な体躯を有効に使いながら手数で優勢に試合を進めてポイントを挙げていくように映るなか8ラウンドは再び王者が前進、左右フックを中心に手数でも盛り返しポイントを取り返したように映ります。9ラウンドは中盤、王者の右がナバレッテをなぎ倒すように入りスリップ、2分過ぎにはナバレッテの左右フックが入ります。10ラウンド開始直後、王者の目の腫れにドクターチェックが入りますが続行となり、半分過ぎに今度はナバレッテの左が当たったようにも見えるなか自陣の赤コーナー前で王者がスリップを見せます。このラウンド終盤、左フックで顔を跳ね上げられた王者は11ラウンドもロープを背にサークリングし、クリンチワークに終始するなどポイントはハッキリとナバレッテが獲り最終回に入ります。ラウンド開始直後、再び王者にドクターチェックが入りますがここも続行、KO負けを逃げ切ることが最優先と映るような試合振りを見せながらスリップする場面も作り終了のゴングを聞いています。連続KOこそストップしたものの23歳のナバレッテは26勝22KO1敗、24歳のドビは20勝14KO1敗とし3度目の防衛に失敗しています。



    アンダーカードではNABF(WBC北米)、NABA(WBA北米)、USBA(全米)と3本のベルトが懸けられたライト級王座決定戦がおこなわれ、WBA11位、WBOで14位にランクされるテオフィモ・ロペスが元WBO北米同級王者のメイソン・メナード(ともに米国)に1ラウンド44秒KO勝利をおさめています。

    開始20秒で右ストレートを打ち込んだロペスが追い掛けるように攻め込み、30秒過ぎに再び肩越しの右ストレートを打ち込むとメナードはゆっくりと前に倒れ込みます。チャーリー・フィッチ(米国)レフェリーはダメージを考慮しカウントせず両手を交差しています。ホンジュラス代表として出場したリオ五輪ではライト級ベスト32止まりだった21歳のロペスは11戦全勝9KO、見事なワンパンチKO勝利を魅せています。数年前にはロペスと同じような期待を背負っていた30歳のメナードは34勝24KO4敗、4つの黒星はいずれもKO負けです。



    USBA全米ウェルター級タイトルマッチは王者のアレクサンデル・ベスプーチン(ロシア)がファン・カルロス・アブレウ(ドミニカ共和国)を10回判定に下し王座防衛を果たしています(3対0/100-88×3)。

    トントンとリズムを刻むようにステップを踏みながらコンパクトなパンチを当てていくサウスポーのベスプーチンはオープンブローも混ぜながらポコポコとパンチを入れていき、隙を見つけると連打を集めてTKOという試合振りが多く、この日もリング中央でL字ガードで待ち受けるアブレウの周りをサークリングしながら軽打と手数でポイントを集めていきます。初回のダウンに加え、8ラウンド中盤にもベスプーチンが左右フックをヒットするとバランスを崩したアブレウはロープに倒れ込みロープダウン、この試合2度目のダウンを喫します。すぐに再開しますが反撃のほとんどが空を切り、最終回もベスプーチンの細かな連打で防戦一方となるなどポイント面でワンサイドと言えるフルラウンドを終えています。プロデビューからアメリカのリングに上がる27歳のベスプーチンは12戦全勝9KO、WBA1位に付けますが、M.パッキャオ対A.ブローナー戦勝者への挑戦はあるのでしょうか?31歳のアブレウは21勝19KO5敗1分としています。
  • 速報!チュラニ・ムベンゲ 対 ミゲル・バスケス!

    速報!チュラニ・ムベンゲ 対 ミゲル・バスケス!

    2018.12.09
    南アフリカ、ガウテンのケンプトン・パークに在る、エンペラーズ・パレスにてIBOウェルター級タイトルマッチが行われ、王者のチュラニ・ムベンゲ(南アフリカ)が元IBFライト級王者のミゲル・バスケス(メキシコ)を9ラウンド終了、棄権TKOに下し王座防衛としています。WBC9位でもあるムベンゲはこれで15戦全勝12KO、同王座の初防衛に成功しましたが、2019年は更なる強豪とのマッチアップが見たいところです。IBO同級32位でもある31歳のバスケスは40勝15KO7敗としています。



    そして同国人気選手同士のダイレクトリマッチとなった一戦の方が地元ファンの注目を集めたようです。元IBOライトヘビー級王者のトーマス・ウーステイゼンが元NABF北米王者のタビソ・ムクヌに12回判定負け、雪辱を許しています(3対0/119-109、118-111、119-111)。同じ会場で9月1日に行われた初戦はチケット完売のなか、12回判定でウーステイゼンが勝利したものの大接戦(2対0/114-114、115-113×2)に終わり、因縁決着のリマッチはムクヌがリベンジを果たしています。30歳同士の対戦を制したムクヌは20勝12KO5敗、ウーステイゼンは28勝16KO2敗2分としています。
  • 速報!ケル・ブルック 対 マイケル・ザラファ!

    速報!ケル・ブルック 対 マイケル・ザラファ!

    2018.12.09
    英国、ヨークシャー州シェフィールドに在る、FlyDSA・アリーナにてWBA世界スーパーウェルター級挑戦者決定戦がただいま終了。WBA同級2位のケル・ブルック(英国)が同級8位のマイケル・ザラファ(豪州)に12回判定勝利です(3対0/118-110、119-109、117-111)。

    ドミニク・イングルからジョー・ヒュークスにトレーナーを変えたブルックの仕上がりにどう影響が出るか注目された復帰第2戦はザラファの良いジャブで幕を開けますが、ブルックはじわじわとプレッシャーを掛け中盤にワンツーをヒットするなどすかさずペースを握ります。2ラウンドもブルックが攻勢を強めますがザラファもワンツーを返し、ポイントこそ抑えるものの歓声ほどブルックのワンサイドには映らず、4ラウンドには前に出るなかでザラファの良い右ストレートを浴びます。退がりながらブルックの入ってくるところにパンチを合わせようとするザラファは5ラウンドにも右ストレートをヒット、手数で劣るためポイントこそ失い続けますがかすかな波乱を匂わせる展開に持ち込みます。7ラウンド中盤、パンチをまとめたブルックですが決定打を打ち込むまでは出来ず、8ラウンドは打ち疲れかペースダウンしたところへザラファの反撃を浴びる場面を造ります。終盤はお互いに良いパンチをヒットする攻防のなか、決定打を打ち込むことは出来ず終了。世界8位を相手に手数と有効打で常にリードをキープするところはさすがブルックと言えますが、地元選手の快勝を期待していたファンにとっては少々物足りない試合と映ったかもしれません。32歳のブルックは38勝26KO2敗としG.ゴロフキン(カザフスタン)とE.スペンス Jr.(米国)による2連敗から2連勝としています。健闘したものの敗れた26歳のザラファは25勝14KO3敗です。



    なおセミファイナルに予定されていたWBAインターナショナル・ウェルター級タイトルマッチは王者のジョシュ・ケリー(英国/8戦全勝6KO)が計量後に体調不良を訴え、試合が直前でキャンセルとなるハプニングとなっています。元WBA同級暫定王者のデビッド・アバネシャン(ロシア/27戦23勝11KO3敗1分)陣営のネイル・マーシュ・マネジャーは、「私はこれまでの人生で他のボクサーの悪口を言ったことはないが今回はひどすぎる。タイトルマッチの契約なのに直前で10ラウンドに変更し、挙句の果てにキャンセルだ。急病はジョシュ・ケリーとトレーナーによる悪質な逃げ口上だ。」と当然ながら激怒。ケリー陣営は「悪性の急性ウィルス疾患だ、嘘ではない。」と反論していますがお互いに計量をクリアした後だけにファンにとって非常に後味の悪い結末となっています。



    アンダーカードのIBF世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦、同級3位のギヨーム・フレノワ(フランス)と同級4位のジョノ・キャロル(アイルランド)戦は12回引分に終わっています(1対1/115-113:フレノワ、115-113:キャロル、114-114)。

    初回、積極的に前に出るフレノワにキャロルは持ち味でもあるパンチの回転力で対応、上下にパンチを返していきます。アウェーで勝利を掴もうと攻勢を続けるフレノワに対し、度々、来い来いと手招きするキャロルは2ラウンドに左眉をカットしマーカス・マクドネル(英国)レフェリーは有効打とコール、微量の出血を見せます。3ラウンドにはフレノワも右眉尻をカット、こちらも微量の出血を見せ、4ラウンド早々、フレノワのシューズの紐がほどけ休憩が入ります。お互いにパワーは感じないもののフレノワの左ストレート、キャロルのボディ、と良いパンチを放ち合うなか、5ラウンドはフレノワのワンツーが効果的に映ります。プレッシャーを掛けるキャロルの動きを読んだか、6ラウンドも攻勢を足で避けながらジャブ、ワンツーを当てたフレノワの好印象が残るラウンドが続き、やや後手に映った序盤をフレノワが中盤に取り返すような展開となります。

    8ラウンド中盤、レフェリーから両者に対し揉み合い時に頭を抱え込むなと注意が入り、2分過ぎに前に出てくるキャロルにフレノワの左ストレートがヒット、終盤に入ります。キャロルの左眉からの出血が目立つようになり、9ラウンドにはフレノワがリング中央で足を滑らせ、ダウンと見た観客から歓声が沸き起こるもののレフェリーがしっかりスリップと裁定します。懐に入って左右フックを放ち活路を見出したいキャロルですが、フレノワは効果的に左ストレートをヒット、ポイントを加算していくように映ります。10ラウンド終了間際、キャロルの右フックとゴングがほぼ同時となり、フレノワがダメージをアピールし腰を落としますがレフェリーは不問、そのままインターバルとなります。その後も前に出るキャロルの攻勢をフレノワがジャブとワンツー、フットワークで対抗し、有効打数でフレノワが上回ったように映る中で終了のゴングを聞いています。英国、フランス、ドイツという一時のOPBF戦のようなジャッジ構成のなか、気の毒な採点となった35歳のフレノワは46勝12KO1敗1分、26歳のキャロルは16勝3KO1敗とし幸運にも初黒星は免れています。なお現地放送局スカイ・スポーツの解説を務めた元世界王者、A.リー(アイルランド)も12回引分けと採点しています。



    リオ五輪ミドル級ベスト32のアンソニー・ファウラー(英国)はスーパーウェルター級10回戦で、元WBCラテン・スーパーウェルター級王者のホセ・カルロス・パス(アルゼンチン)に1ラウンド1分33秒KO勝利です。

    ゴングが鳴り、ジャブを刺し合いながらこれからと思わせた1分過ぎ、ファウラーの左フックが、左フックを出したパスのボディにモロに入るとパスが右ひざを付くダウンを喫します。スティーブ・グレイ(英国)レフェリーが10カウントを数えるまで姿勢を変えず、そのままあっさりと終了しています。27歳のファウラーは9戦全勝8KO、28歳のパスは23勝13KO8敗1分としています。



    IBFフェザー級指名挑戦権を持つ同級1位のキッド・ギャラード(英国)はブライアン・マイレナ(アルゼンチン)に8回判定勝利です(80-72)。J.ワーリントン対C.フランプトン戦勝者への挑戦を目論む28歳のギャラードはこれで全勝レコードを26(15KO)と伸ばしています。
  • 速報!ミシェル・ソロ 対 グレグ・ベンデティ!

    速報!ミシェル・ソロ 対 グレグ・ベンデティ!

    2018.12.09
    フランスのルヴァロワ・ペレに在る、パレ・デ・スポール・マルセル・セルダンにて、WBA世界スーパーウェルター級ゴールド王座決定戦が行われ、同級1位のミシェル・ソロ(フランス)が同級9位のグレグ・ベンデティ(米国)に2ラウンドKO勝利をおさめています。

    頭一つ分小柄なベンデティは上半身を振りながらインサイドに入ろうとしますが、ソロは落ち着いて距離を取り、動きを見ながら左を出していきます。2ラウンドに入り、攻勢を強めようとするベンデティが手数でソロを押し掛けた半分過ぎ、ソロの打ち下ろしの右がヒットします。懸命に上半身を振りながら打ち返すベンデティでしたが2分過ぎ、前に出たところにソロがサイドから右を打ち込むと攻守交替、ロープに詰めソロが右フックを効かせると左右の連打を好打、ベンデティはガードも出来ず崩れ落ちたところでダメージを考慮したレフェリーがカウントを数えず終了しています。31歳のソロは33勝22KO2敗1分、昨年7月に現レギュラー王者のB.C.カスターニョ(アルゼンチン)に12回判定で敗れているソロですが再戦を目指すのでしょうか。一方、28歳のベンデティは20勝12KO3敗1分、8月に亀海喜寛を下して手にした世界ランクから掴んだビッグチャンスでしたがモノにすることは出来ませんでした。



    なおWBCスーパーミドル級ユース王座決定戦では、ルイ・トゥータン(フランス)がペトロ・イワノフ(ウクライナ)に9回TKO負け、地元ホープの初黒星に会場が騒然となっています。22歳のイワノフは10勝6KO2分とし、21歳のトゥータンは12勝11KO1敗、最後はセコンドもタオルを投げず、レフェリーも止めずフラフラになりながらも頑張りを見せましたが力尽きています。



    リオ五輪ウェルター級銅メダリストでもある、モハメド・ラビィ(モロッコ)はアレクサンデル・ズラフスキー(カザフスタン)との8回戦で判定勝ちをおさめています(3対0/78-74×2、79-73)。25歳のラビィは8戦全勝5KO、33歳のズラフスキーは13勝11KO5敗としています。
  • 日本時間9日に開催される注目試合の計量結果

    日本時間9日に開催される注目試合の計量結果

    2018.12.08
    <WBA&WBO世界ライト級王座統一戦 in 米国、ニューヨーク>
    WBA王者、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ/12戦11勝9KO1敗):134.4ポンド(約60.9Kg)
    WBO王者、ホセ・ペドラサ(プエルトリコ/26戦25勝12KO1敗):134.2ポンド(約60.8Kg)
    ※30歳のロマチェンコ、29歳のペドラサ、ともに保持する王座の初防衛戦でもある一戦はクラス屈指の技巧派対決といえそうです。声援の数で優勢が予想されるペドラサがキャリア最高の舞台で大番狂わせを起こすことは出来るのか、ロマチェンコ有利は否めないだけにペドラサの闘志に期待するファンも居ることでしょう。

    <WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ>
    王者、アイザック・ドビ(ガーナ/20戦全勝14KO):120.8ポンド(約54.7Kg)
    同級2位、エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ/26戦25勝22KO1敗):122ポンド(約55.3Kg)リミット
    ※お互いに好戦的なスタイルを持つ世界戦はKO決着が濃厚です。24歳の王者にとって今年4試合目、アメリカのリングも3試合目となる世界戦で4連続KO勝利は成るでしょうか?そして23歳のナバレッテも世界初挑戦ながら現在8連続KO勝利中としています。勢いのある若さ溢れる2人のボクサーによる楽しみな対戦です。



    <WBA世界スーパーウェルター級ゴールド王座決定戦 in フランス、パリ>
    同級1位、ミシェル・ソロ(フランス/35戦32勝21KO2敗1分):153ポンド(69.4Kg)
    同級9位、グレグ・ベンデティ(米国/23戦20勝12KO2敗1分):152.25ポンド(69.0Kg)
    ※すでにクルーザー級で人知れず新設されているゴールド・チャンピオンなる新しい肩書。A.グラムイリアン然り、同じ肩書を持つ2人目のチャンピオンを誕生させるWBAとアカリエス・プロモーションの密接な関係を示すかのような決定戦承認はもはや理解不可能。暫定王者の新しい名称なのでしょうか、明確なアナウンスが待たれます。サスペンド中ながら依然としてトニー・ヨカ頼みと言えるフランス・ボクシング界、スタミナに不安要素を持つソロですが新王者となる可能性はかなり高いと言えるでしょう。



    <IBOウェルター級タイトルマッチ in 南アフリカ、ガウテン>
    王者、チュラニ・ムベンゲ(南アフリカ/14戦全勝11KO):146.25ポンド(約66.3Kg)
    同級32位、ミゲル・バスケス(メキシコ/46戦40勝15KO6敗):146.25ポンド
    ※D.チャベス(アルゼンチン)に続き元世界王者2連戦となるムベンゲはWBCで9位にランクされています。玄人好みのテクニックは健在ながら元IBFライト級王者のバスケスにとってこのクラスは重過ぎ、フィジカル面での圧倒的不利は明らかです。王者にとって2019年の更なる飛躍を期待させるような試合振りに期待が集まります。



    <WBA世界スーパーウェルター級挑戦者決定戦 in 英国、シェフィールド>
    同級2位、ケル・ブルック(英国/39戦37勝26KO2敗):150.6ポンド(約68.2Kg)
    同級8位、マイケル・ザラファ(豪州/27戦25勝14KO2敗):153.3ポンド(約69.5Kg)
    ※ブルックにとって復帰第2戦は挑戦者決定戦ながら、スーパー王者にJ.ハード、レギュラー王者にB.C.カスターニョ、そして同日にフランスでゴールド王者が誕生濃厚という王者乱立のクラス。しかしエディ・ハーン・プロモーターはブルックがザラファを退けた後、長年のライバルといえるアミール・カーンとの対戦合意に自信を見せていますが結果はいかに?

    <IBF世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦>
    同級3位、ギヨーム・フレノワ(フランス/47戦46勝12KO1敗):129.5ポンド(約58.7Kg)
    同級4位、ジョノ・キャロル(アイルランド/16戦全勝3KO):129.6ポンド(約58.7Kg)
    ※立派なあご髭、がっちり体型を持つキャロルのニックネームは " King Kong "。身体の割にはパワーを感じさせないもののガンガン距離を詰め手数で押していくスタイルを持つだけに、やや長めの距離を得意とするフレノワとのサウスポー&技巧対決となれば、攻勢面で見栄えの良いキャロルが地の利を背に勝利をおさめそうです。



    <WBA世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦 in 米国、カリフォルニア>
    同級1位、レネ・アルバラード(ニカラグア/37戦29勝20KO8敗):129.2ポンド(約58.5Kg)
    同級4位、カルロス・モラレス(メキシコ/23戦17勝6KO3敗3分):129.6ポンド(約58.7Kg)
    ※スーパー・チャンピオンのG.デービスは来春、A.マレスとの対戦が噂されており、勝者はレギュラー・チャンピオンのA.マチャド挑戦へ進むのでしょうか。IBFライトフライ級新チャンピオンとなったフェリックスとの双子世界王者を目指すレネとしては絶対に落とせない試合です。
  • WBA10位、フィリップ・フルコビッチの今週末対戦相手が急遽変更

    WBA10位、フィリップ・フルコビッチの今週末対戦相手が急遽変更

    2018.12.08
    リオ五輪スーパーヘビー級銅メダリスト、そしてWBCインターナショナル・ヘビー級王者でもある、フィリップ・フルコビッチ(クロアチア/6戦全勝5KO)の2試合目となる凱旋試合対戦相手が変更となることが発表されています。主催するザウアーラント・プロモーションが現地時間6日にアナウンスしたもので、当初の相手だったイタロ・ペレア(エクアドル)陣営は4日(火)に試合地のザグレブ入りする予定だったものの乗継に手違いがあったうえ、渡航に必要な書類を保持しておらず試合までにクロアチア入りすることがほぼ不可となったためとしています。


    ペレア陣営の状況を考慮した同プロモーションは現在ドイツに拠点を置き、世界挑戦経験を持つケビン・ジョンソン(米国/45戦33勝17KO11敗1分)に白羽の矢を立て、6日にザグレブ入りさせるというスゴ技を見せています。1日にドイツのデッサウで勝利したばかりの39歳は「気分は良いですよ、(12月1日に)勝利をおさめたばかりでまだ戦闘モードをキープしているしコンディションも良いです。試合の準備は出来ていますよ。オファーを受けたとき、それほど深刻に考えることはしませんでした、フルコビッチは私を悩ませる存在ではないし、私は良いコンディションで居ますが、(対戦相手が変更したことで)彼はベストとは言えないでしょう。なぜ私が彼との試合を心配する必要があるのですか?彼は全く異なった対戦相手を想定してトレーニングを受けていたはずです。リングの中で何が起こるか誰にも予想は出来ません、もしKOのチャンスが来たならもちろん倒しに行きますよ。」と09年12月に、V.クリチコ(ウクライナ)の持つWBC王座へ挑戦した経験もあるベテランが不敵なコメントを残しています。


    ニッセ・ザウアーラント・プロモーターは「確かにフィリップにとって直前で対戦相手が変わる事態は理想的と言えませんが、現状で他の選択肢はありませんでした。しかしこのような中で格好の対戦相手を呼ぶことが出来て喜んでいます、ケビン・ジョンソンは世界トップクラスで戦ってきました、常に素晴らしいショーを披露してきました。私はドラジェン・ペトロヴィッチ・アリーナで観戦するファンがガッカリしないことを確信しています。」と述べていますが、どのような結果が待ち受けているのでしょうか。
  • 難攻不落のワシル・ロマチェンコをホセ・ペドラサが崩すことは出来るか?

    難攻不落のワシル・ロマチェンコをホセ・ペドラサが崩すことは出来るか?

    2018.12.07
    世界王者が相手でも勝利は盤石という予想のなか難攻不落のWBA世界ライト級チャンピオン、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ/12戦11勝9KO1敗)が迎える王座統一戦がいよいよ近づいてきました。WBO同級チャンピオン、ホセ・ペドラサ(プエルトリコ/26戦25勝12KO1敗)がどれだけ爪痕を残すのか、ニューヨークに在るグリーソンズ・ジムにて公開練習も無事に終了、ボクシング・ファン注目のライト級王座統一戦が日本時間9日(日)に迫っています。



    ロマチェンコ:「私はとても良いトレーニング・キャンプを積んできました。土曜日の夜、リングに戻ることを楽しみにしています。マジソン・スクエア・ガーデンは好きな会場であり、もう一つの家のようでもあり、私にとって特別な場所です。(肩の手術を終えて)長い休息を取ったことはとても良いことでした。私は小さい頃からボクシングを続けてきましたが多くの試合をこなしてきた中で、初めてしっかりと取った大きな休暇でした。」


    ペドラサ:「私は全ての可能性を想定しシナリオをイメージしました、私は自分が勝利する姿を描いています、彼をノックアウトする私を見ています。勝利を掴み取る姿を見ています。私は世界チャンピオンになるという目標を成し遂げました、そして今の目標として統一世界チャンピオンになることを願っています。チャンピオンベルトは私とプエルトリコに戻ります、この戦いがイージーなものにならないことは分かっています。私は世界最高のボクサーの1人と直面しますが、彼は素晴らしいスキルを持っています。私も誇れる技術の全てを出し切り勝利を手にするためには集中力が重要なことも知っています。私はプエルトリコに勝利と幸せをもたらすために必ず勝ちます。」
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