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    明日はクルーザー級リミットから7Kg増量したウシクが12キロ重たい相手と対戦

    2019.10.12
    <IBF世界フェザー級タイトルマッチ in 英国、リーズ、ファースト・ダイレクト・アリーナ>
    王者、ジョシュ・ワーリントン(英国/29戦全勝6KO):125.5ポンド(約56.9Kg)
    同級4位、ソフィアン・タコウシュ(フランス/39戦35勝13KO3敗1分):124.5ポンド(約56.4Kg)
    ※順当に行けば王者の圧勝は疑いようもなく、L.セルビー、C.フランプトン、K.ギャラードという英国のフェザー級トップ3に完勝したところからくる気の緩みくらいが注意点と言えるでしょうか。L.サンタ・クルス(メキシコ)やG.ラッセル Jr.(米国)らビッグネームとの対戦を熱望するなかでのタコウシュ戦とあって気持ちのノリの違いが気になる王者が同王座3度目の防衛を目指します。



    <ヘビー級12回戦 in 米国、イリノイ州シカゴ、ウィントラスト・アリーナ>
    元4団体統一クルーザー級王者、アレクサンデル・ウシク(ウクライナ/16戦全勝12KO):215ポンド(約97.5Kg)
    米国ヘビー級、チャズ・ウィザスプーン(41戦38勝29KO3敗):242ポンド(約109.7Kg)
    ※T.スポーン(オランダ)から対戦者変更となったことで残念ながら面白味が一気に下がったウシクのヘビー級転向初戦は来春、ウシクにビッグファイトが決まりかけているための変更という声も挙がっています。明日はプロ・キャリアで初めてクルーザー級の200ポンド(約90.7Kg)を超えて計量を終えたウシクの動き、ウィザスプーンの意地がポイントと言えそうです。

    <WBA世界ライトヘビー級タイトルマッチ>
    王者、ドミトリー・ビボル(キルギスタン/16戦全勝11KO):174.3ポンド(約79.0Kg)
    同級15位、レニン・カスティージョ(ドミニカ共和国/23戦20勝15KO2敗1分):175ポンド(約79.3Kg)リミット
    ※今回が8度目の防衛戦という安定感を誇る王者ビボルですが無いものねだりながら3試合続けてフルラウンドを戦っています。昨年3月以来となるKO防衛の期待が高まりますが、未だKO負けの無いカスティージョをマットに這わすことは出来るでしょうか?6日後に行われる、WBC王者のO.ゴズディク(ウクライナ)対IBF王者のA.ベテルビエフ(ロシア)戦勝者との3団体統一戦への期待も高まっています。
  • 混乱が続くIBFスーパーフェザー級挑戦者決定戦に結論は出るのか?

    混乱が続くIBFスーパーフェザー級挑戦者決定戦に結論は出るのか?

    2019.10.12
    9月29日に南アフリカのイースト・ロンドンにて開催された、IBFスーパーフェザー級挑戦者決定戦に依然として収束の気配が見えません。8回TKOで同級4位のアジンガ・フジレ(南アフリカ)が同級5位のシャフカッツ・ラヒモフ(ロシア)に敗れた試合は4日後に主催プロモーションのランブル・アフリカ・プロモーションズがラヒモフの禁止薬物使用疑惑を公表、一行が宿泊したイースト・ロンドンのプレミア・ホテル・リージェントの部屋でゴミ箱から疑惑の根本となっている薬物のボトルや注射器などを取り出し並べて撮影、地元メディアに公開するなど少々行き過ぎとも映る自衛手段を見せていました。


    「看護師を同行させることが出来なかったために私が持ち込んだものであって選手に使ったものではない。」と薬物を持参したことを認め、選手ではなくあくまで自身が使用したものとしたラヒモフ陣営のRCCプロモーションズ、アレクセイ・ティトフ・プロモーターが日本時間10日、反撃とも言える声明を発表しています。

    「対戦交渉がスタートした際、フジレ陣営が非常に好条件を提示したことで我々はロシアを出る決意をしました、そして勝利したことで二重の喜びとなっています。しかしながら我々が飛行機で現地入りしたところですぐに彼らがこうした大きなイベントを主催するに足る十分な経験が無いことが分かりました。テレビの放映権についての詳細な交渉など議論することすら困難でした。そのうえ計量日にファイトマネーの全額を支払う事すら出来ず、我々は試合を拒否することも考えました。」

    「試合が終り、我々はロッカールームにてドーピング・テストを待っていました。こうしたビッグファイトでは尿による薬物検査など必須と言えるでしょう。しかしいつまで待ってもスタッフは来ず、約1時間半後にIBFのオフィシャルに尋ねたところ、主催プロモーションが検査員の配置を徹底していないため私には権限が無いと言われました。」

    「(インターバルで禁止薬物を使用したと言っていますが)試合中もコーナーにインスペクターはいませんでした、これは主催者側が準備しなくてはいけない基本的な事柄です。主催者側が何をしていたのか我々には分かりませんが、出血を止めるために使用しようとしたアドレナリンについてすら色々と言っています。」

    「シャフカッツはクリーンなボクサーです、WBCのクリーン・ボクシング・プログラムも受け入れており抜き打ちのチェックも受けています。また彼はIBOチャンピオンであり直近の4試合でも試合直後のドーピング検査を受けています、今回行われませんでしたがもちろん行うつもりで居ました。」


    試合から10日以上が経過した今もファイトマネーの残金が支払われていないことを公表したティトフ・プロモーターです。ランブル・アフリカ・プロモーションズが世界挑戦者決定戦を行うにはかなり杜撰な部分も垣間見えますが、薬物問題とは異なる議論もあり試合結果については1日も早いIBFによる鶴の一声が待たれます。
  • C.エドワーズ返上後の王座決定戦は1位と2位で開催へ

    C.エドワーズ返上後の王座決定戦は1位と2位で開催へ

    2019.10.11
    WBCは日本時間10日、C.エドワーズ(英国)の返上したフライ級王座について、1位のフリオ・セサール・マルティネス(メキシコ/16戦14勝11KO1敗1ノーコンテスト)と2位で元王者のクリストファー・ロサレス(写真/ニカラグア/33戦29勝20KO4敗)による決定戦を指示しています。


    今後の両陣営による交渉によって開催地や日程が決定するものと思われますが24歳のマルティネスにとっては8月のエドワーズ戦以来のビッグチャンスです。感情を抑えきれず打ち込んだ余計な1発で一瞬手にしたベルトも手放した大ポカを清算するためにも冷静な試合運びが求められますが、持ち味のコンパクトな連打で勝利を手にしメキシコにベルトを持ち帰りたいところでしょう。


    そして25歳のロサレスにとって、昨年12月にエドワーズに奪われたベルト奪還の願ってもないチャンスとなっています。170センチを超える長身、細身のフレームから繰り出す強打に加えて未だダウン経験の無い強いアゴも特徴ですが、最近はやや打ち気に逸り過ぎる傾向を見せ、復帰戦となった8月のE.ケサダ(ニカラグア)戦でも手に汗握る打撃戦で制しています。好戦的なスタイルを持つ両者だけに対戦決定となれば序盤から目の離せないパンチの交換が見られそうです。
  • ビリー・ジョー・ソーンダースの米国デビュー戦相手はミドル級10位に決定

    ビリー・ジョー・ソーンダースの米国デビュー戦相手はミドル級10位に決定

    2019.10.11
    9月下旬に発表されていたWBO世界スーパーミドル級チャンピオンのビリー・ジョー・ソーンダース(英国/28戦全勝13KO)の同王座初防衛戦ですが、このほど対戦者が発表され1階級下のミドル級で10位につける、マルセロ・コセレス(アルゼンチン/29戦28勝15KO1分)になることが発表されています。


    WBOはすでにスーパーミドル級1位のE.バジニヤン(カナダ)と2位のR.マードック(豪州)に指名挑戦者決定戦を指示していることから、王者ソーンダースに対して最上位選手との初防衛戦が無いことは分かっていたものの面白味に欠けるマッチアップとなりましたが、米国のカリフォルニア州ロサンゼルスに在るステープルズ・センターという大舞台でのアメリカ・デビュー戦という背景を考慮したものでしょうか。


    11月9日のメインイベントはKSI(英国)対ローガン・ポール(米国)という、YouTuber同士の対戦という面からもボクシング・ファンにはテンションの上がりにくいイベントとも言えそうですが、初防衛を目指すソーンダースは「マルセロ・エステバン・コセレスはタフで世界レベルのオペレーターであり無敗のファイターです。彼をアウトボクシングし、より大きな舞台へ向けて好印象を残さなくてはいけないというプレッシャーを感じています。トレーニングはとても順調に進んでおり、集中して仕事を完遂させる必要があります。」とコメント、S.アルバレス(メキシコ)やG.ゴロフキン(カザフスタン)らとのビッグファイトを視野に入れていると公言していますが試合まで約1ヶ月、怪我無くコセレス戦を迎えることが出来るのか目の離せないタイトルマッチです。
  • 11月2日の米国、カリフォルニアのリングにJ.アンカハスも登場

    11月2日の米国、カリフォルニアのリングにJ.アンカハスも登場

    2019.10.10
    次戦が8度目の防衛戦となるIBF世界スーパーフライ級チャンピオンのジェルウィン・アンカハス(フィリピン/34戦31勝21KO1敗2分)が11月2日に米国のカリフォルニア州カーソンのディニティ・ヘルス・スポーツ・パークにて同級14位のジョナサン・ハビエル・ロドリゲス(メキシコ/22戦21勝15KO1敗)と対戦することが主催するトップランクから日本時間9日に発表されました。


    すでに発表されているWBCスーパーフェザー級戦、M.ベルチェル(メキシコ)対J.ソーサ(米国)戦とのダブル世界タイトルマッチという嬉しいイベントは、昨年11月にWBOスーパーライト級王座に挑戦、失敗し復帰を目指すアレックス・サウセド(米国/29戦28勝18KO1敗)が元世界ランカーのロッド・サルカ(米国/29戦24勝4KO5敗))と対する他、同じくR.ベルトラン(メキシコ)戦からの復帰戦となる岡田博喜(角海老宝石/20戦19勝13KO1敗)選手の出場も明らかとなっています。


    27歳の王者アンカハスはすでに在位3年を超え、この階級ではトップクラスの安定感を誇ります。サウスポー・スタンスから繰り出すジャブ、ワンツー主体のスタイルで世界戦ではメキシカン相手に3連勝中としています。一方、24歳のロドリゲスがネームバリューをグンと引き上げたのは6月のこと。当時WBCでスーパーフライ級9位につけていたフェリペ・オルクタ(メキシコ)を10回TKOに下した試合で名を挙げたものですが番狂わせの結果と合わせて連打によるTKOの後にオルクタが昏倒、救急車で搬送され数日後に一命を取り留めたニュースに安堵したファンも数多く居たものと思われますが、この勝利を背景に世界ランクを獲得しています。高い壁となる王者アンカハスも減量苦は試合ごとに厳しくなっているという報道もあり、ロドリゲスが若さと勢いで再び番狂わせを起こすことは出来るでしょうか?
  • マッチルーム・ボクシングからO.ウシクとD.チゾラの新対戦相手が発表

    マッチルーム・ボクシングからO.ウシクとD.チゾラの新対戦相手が発表

    2019.10.10
    マッチルーム・ボクシングが10月12日と26日に出場する代役選手を揃ってアナウンス。まず今週末に迫った12日の米国、イリノイ州シカゴのリングでO.ウシク(ウクラライナ/16戦全勝12KO)のヘビー級転向初戦の相手にはチャズ・ウィザスプーン(米国/41戦38勝29KO3敗)が、そして26日のD.チゾラ(英国/40戦31勝22KO9敗)の相手にはデビッド・プライス(英国/31戦25勝20KO6敗)がそれぞれ正式発表されています。


    当初、対戦者として決まっていたT.スポーン(オランダ)の禁止薬物使用問題により伝えられていたドタバタですが1日でピンチヒッターを選出、WBO4位のスポーンからWBC40傑に名前の無い38歳のウィザスプーンへの変更とあって多くのボクシング・ファンがガッカリしたものと思われます。80年代、" Terrible Tim " の愛称で知られた元WBA世界ヘビー級王者、ティム・ウィザスプーンの親戚という血筋を持つチャズは好レコードを持ちますが対戦相手の質は決して高くなく現在のコンディションも気になるところです。ウシクには苦戦すら論外というプレッシャーがのし掛かる転向初戦とも言えそうですがゴングは3日後に迫っています。


    そして26日に英国のロンドンにて『WBSS』スーパーライト級決勝戦、R.プログレイス(米国)対J.テイラー(英国)戦のアンダーカードとしてWBCヘビー級9位のチゾラと対戦が決まっていた元WBOヘビー級王者のジョセフ・パーカー(ニュージーランド)は9月下旬、トレーニングに励む中でクモに足を噛まれ、3週間の安静を言い渡されたというニュースは多くのメディアが報じていました。熱も上がり赤く腫れあがったとする地元記事もありましたが、デビッド・ヒギンズ・マネジャーは「ジョセフはクモに噛まれたことでドクターから3週間は運動をしてはいけないと言われました、これにより10月26日の試合は不可能です。ボクシングは色々なことが起こるものですが残念ながらジョセフの一件は事実です。ジョセフは1日も早く復帰したいと考えており、良いニュースも近いうちに出せると思っています。」と述べていたものです。


    対戦相手に抜擢されたWBA同級8位のプライスは豪打を武器とする反面、ターニング・ポイントと言われる試合で打たれモロさを露呈し黒星を喫するなど一時期は世界ランキングから名前を消していましたが、3月に行われたK.アリ(英国)戦では腹をガブリと噛まれ反則勝ちをおさめるなど現在3連勝中です。大柄な選手には意外なモタつきを見せることもあるチゾラにどのような試合を魅せてくれるでしょうか?
  • 前世界王者のF.バルガスが約5ヶ月、G.ロペスが約3ヶ月ぶりのリング

    前世界王者のF.バルガスが約5ヶ月、G.ロペスが約3ヶ月ぶりのリング

    2019.10.09
    日本にもファンが多く、世界王座奪還を目指すメキシカン元世界王者2人が今月のリングに上がります。" El Bandido " フランシスコ・バルガス(メキシコ/29戦25勝18KO2敗2分)は10月19日、メキシコのチワワ州、ヒムナシオ・ロドリゴ M.ケベドにてエセキエル・アビレス(メキシコ/23戦16勝6KO4敗3分)と対戦するというもの。

    5月、WBCスーパーフェザー級王座奪回を目指し王者のM.ベルチェル(メキシコ)に挑戦、6回終了TKO負けを喫しているバルガスも34歳です。WBC6位に名を残すものの過去の激闘による蓄積ダメージを危惧する声も依然として消えないなかでの復帰戦となりますが、今回はノーランカーのアビレスが相手となっています。昨年9月にR.ドゥノ(フィリピン)と対戦し、8回判定負けを喫している27歳のアビレスはここのところ3連敗中、4連敗の可能性が高いマッチアップではありますが、バルガスのコンディション次第ではアップセットもありそうです。



    そして10月11日、メキシコのメキシコシティに在る、オーデトリオ・ブラックベリーでは過去日本のリングに4度立った経験を持つ前WBCライトフライ級王者のガニガン・ロペス(メキシコ/45戦36勝19KO9敗)が日本では『大関一郎』のリングネームで14試合を経験している、アルマンド・トーレス(メキシコ/42戦24勝18KO18敗)と空位のWBCラテン・フライ級王座決定戦を行うとしています。

    こちらはA.アコスタ(プエルトリコ)に8回KO負けを喫した後、7月にS.フアレス(メキシコ)との世界ランカー対決で辛勝、世界戦線に生き残った図式となる37歳のロペスにとって再起2戦目のリングになります。38歳のベテラン、トーレスが相手ではありますが、WBCライトフライ級5位、WBOフライ級9位にランクされるロペスとしては格の違いを魅せたいところです。
  • 今週末に迫ったアレクサンデル・ウシクのヘビー級転向初戦に暗雲

    今週末に迫ったアレクサンデル・ウシクのヘビー級転向初戦に暗雲

    2019.10.09
    元4団体統一クルーザー級王者、アレクサンデル・ウシク(ウクライナ/16戦全勝12KO)のヘビー級転向初戦がなかなかすんなりと進みません。5月に予定されていたC.タカム(カメルーン)戦は自身の怪我により中止。そして今週末の12日(日本時間13日)に仕切り直しとして予定されていた、WBOヘビー級4位のタイロン・スポーン(オランダ/14戦全勝13KO)戦がスポーンの禁止薬物使用によって対戦相手変更の憂き目を見ています。


    日本時間8日にマッチルーム・ボクシングがアナウンスしたもので、エディ・ハーン・プロモーターはピンチヒッター探しを始めていることも明かしていますが、他の階級と違い減量の影響を受けにくいヘビー級だけに比較的容易に見つかるものと思われます。T.ベリュー(英国)戦から約11ヶ月を置いているウシクだけに今回こそ延期は避けたいところでしょう。


    10月12日、米国のイリノイ州シカゴに在る、ウィントラスト・アリーナではD.ビボル(キルギスタン)とL.カスティージョ(ドミニカ共和国)によるWBAライトヘビー級戦の他、前IBFスーパーバンタム級王者のTJ・ドヘニー(アイルランド/22戦21勝15KO1敗)の復帰戦も決まっておりアンダーカードもなかなか楽しみなイベントとなっています。


    しかし腹の虫がおさまらないのはスポーン陣営であり潔白を主張、直前で対戦を回避するための陰謀とまで言及しています。同プロモーターが「VADAからタイロン・スポーンについて害のある通知を受け、すでにイリノイ州コミッションにも伝えられています。詳細な情報は火曜日(15日)に発表されるもので、我々は(12日の)予備の対戦相手を探しています。」とコメントを出しましたが検出されたとされる物質のクロミフェン(Clomifene)は一般的に女性が不妊治療の際に用いられるものとして知られていることも濡れ衣と話す影響かもしれません。


    スポーンは「これは仕組まれたものです。私がVADAのレポートに載せられている物質を摂ったことは1度もありません。先週、イリノイ州コミッションの要求により行われたテストでは私がクリーンなファイターであることを示していますし、マッチルーム・ボクシングは数日前に行われたテストで陰性であったことをきちんと公表すべきだと思います。個人的な意見として私を作為的にこの試合から排除しようとする試みだと考えています。私は逃げ隠れしません、だからこそVADAのテストにも同意したのです。この不当な扱いを免れるまで私は法的な損害賠償を求め続けるつもりです、また出来得る全ての法的手段に臨むつもりです。」と怒り心頭といったコメントを現地メディアに述べています。


    またマルコス・ゴンサレス・マネジャーも「我々が(禁止薬物使用についての)メールを見る前にエディは会見を行っていました。タイロンは他のテストで陽性の通知を受けたことはありません、極めて奇妙な話です。今日、会見の席で両者が顔を合わせるはずでしたがウシクは突然中止を決めました、全てがおかしいと感じています。その後、VADAからのメールを読んで全てを悟りました。」とコメント、すでに数名の予備選手が居ると述べたエディ・ハーン・プロモーターの動きにも懐疑的な姿勢を見せています。スポーンはタカムより知名度は低いものの強い、という声も多かった楽しみな一戦だけに残念なニュースとなっています。
  • アバス・バラウー「私の勝利、そしてインター王座の防衛を妨げるものは何も無い」

    アバス・バラウー「私の勝利、そしてインター王座の防衛を妨げるものは何も無い」

    2019.10.08
    17年ハンブルグ世界選手権でウェルター級銅メダルを獲得、そして昨年4月のプロデビューから7戦全勝4KOとし、現在はIBFスーパーウェルター級13位、WBCでも22位と順調にキャリアを伸ばしている24歳のアバス・バラウー(ドイツ)が9月13日のアラブ首長国連邦、ドバイでの2回TKO勝利から42日を置いて8戦目のリングに上がることが決まっています。舞台は英国のロンドン、O2アリーナ、R.プログレイス(米国)対J.テイラー(英国)による『WBSS』決勝戦がメインイベントという大舞台です。


    『WBSS』を主催するザウアーラント・プロモーション契約下ということもビッグチャンスを掴めた理由の一つと言えるでしょう。「ドバイで試合をしたばかりですがロンドンでまた試合が出来ることは嬉しいです。イングランドのボクシングは素晴らしいですからね、O2アリーナの雰囲気を体験出来ることを楽しみにしています。私はいつも新しいチャレンジを模索してきました、そしてザウアーラント・プロモーションは何度なく素晴らしいチャンスを造ってくれています。前回の試合が終ってから私はすぐにトレーニング・キャンプに戻りましたが私の勝利、そして保持する王座を守ることに何の障害もありません。」と当然ながら英国デビュー戦を喜ぶバラウーです。


    保持するWBCインターナショナル同級王座の防衛戦としてベテランのジョン・オドネル(アイルランド/35戦33勝11KO2敗)と対戦するバラウーにニッセ・ザウアーラント・プロモーターも期待を高めています。「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズのアンダーカード、そして世界中に中継されるイベントはアバスの才能を世界に披露する素晴らしい機会です。イングランドのボクシング・ファンは世界でもトップクラスであり、非常に滑らかに動き、スピーディでアクション豊富なアバスのスタイルは彼らにも気に入ってもらえるでしょう。」と述べています。


    メインの脇を固める対戦カードとしてすでに元3階級制覇王者のリッキー・バーンズ(英国/51戦43勝16KO7敗1分)と元IBFフェザー級王者、リー・セルビー(英国/29戦27勝9KO2敗)によるベテラン対決。そして欧州クルーザー級王者のイブ・ンガブ(ベルギー/20戦全勝14KO)対ローレンス・オコリー(英国/13戦全勝10KO)の全勝対決などがアナウンスされていますがボクシング・ファンにとって楽しみなアンダーカードがもう1枚増えたこととなっています。
  • ドイツで珍しい軽量級ホープ、ミルコ・マーティンがWBCシルバー王座戦

    ドイツで珍しい軽量級ホープ、ミルコ・マーティンがWBCシルバー王座戦

    2019.10.08
    G.ゴロフキンの下降を謳う声も多かった先週末の試合は、S.デレイビャンチェンコが実力を証明したとも言える白熱した12ラウンドとなりましたが今週末には英国でJ.ワーリントン(英国)とS.タコウシュ(フランス)によるIBFフェザー級戦が行われ、米国ではO.ウシク(ウクライナ)のヘビー級転向初戦&WBAライトヘビー級戦として、D.ビボル(キルギスタン)対L.カスティージョ(ドミニカ共和国)戦がファンを楽しませてくれそうです。


    そんな中、これまでミドル級やライトヘビー級、そしてヘビー級など重量級では歴史に残る世界王者を数多く輩出してきたドイツで11日(金)に珍しくフライ級でのWBCシルバー王座決定戦が予定されています。指名挑戦者との区分けが明確ではないことも影響してか昨今、試合自体が減少しつつあるシルバー王座戦ですがドイツのバーデン・ヴュルデンベルク州カールスルーエにてWBOで同級2位につける、ミルコ・マーティン(ドイツ/14戦全勝6KO)がWBC11位のエルネスト・イリアス(ニカラグア/16戦14勝9KO2敗)を迎えて争います。


    地元カールスルーエ出身でモヒカン頭の27歳、マーティンは小柄なガッチリ体型でガードを高く上げながら上体を振り、近い距離でコンビネーションを当て勝利を引き寄せるスタイルで昨年9月に角谷淳志(金沢)選手を、今年4月にはナショナル・ランカーのD.ディオコス(フィリピン)をそれぞれ判定で下しています。ドミニク・ユンゲ・マネジャー兼トレーナーは「どの団体で世界王座を狙うべきか見極めるうえでも今回の相手は適当な相手と言えるでしょう。ミルコはこれまでの試合でWBOランキングで2位であることを証明していますが今回はカリフォルニアでトレーニング・キャンプもこなし120ラウンドのスパーリングも積み重ねています。リーチの長いイリアスとの試合がイージーな試合にならないことは分かっていますが、世界タイトルマッチを目前にしたミルコがベストを尽くし、左を効果的に使いながら堅いガードで攻め立てるファイトスタイルをしっかりと引き出すことが出来れば勝利は間違いありません。我々の目標は来年、世界タイトルマッチのために戦うことです。」と気を引き締めています。


    24歳、WBCラテン王者でもあるイリアスは今回が初の海外遠征。マーティン同様にキャリアで初めてといえる世界ランカーとの対戦は世界を目指す前の重要なテストマッチと言えそうです。マーティンが勝てばWBCでもランク入りは間違いないでしょう、イリアスが勝てば更なるランキングアップも見込めます。WBCシルバーのベルトを腰に巻くのは果たしてどちらでしょうか?
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