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    ヘスス・マヌエル・ロハスはWBAフェザー級レギュラー王座を保持

    2018.08.14
    8月13日(写真)に米国、カリフォルニア州ハリウッドにて行われた、WBAフェザー級タイトルマッチは公式計量で王者ロハスが125.8ポンドでリミットをクリアしたのに対し、挑戦者のディアス Jr. は126.6ポンドと約270グラムを超過したことも話題となりましたが、試合は同級11位のジョセフ・ディアス Jr. (米国)がレギュラー・チャンピオンのヘスス・マヌエル・ロハス(プエルトリコ)に12回判定勝ち(3対0)という結果に終わっています。


    しかし今回はこれまでに多く見られた計量失格による変則世界戦とは異なり、勝敗に関わらずロハスがWBA王者であり続けることが試合前に決まっていたとWBAは発表しています。ロハスが勝っても負けても王者、ディアス Jr. が勝っても負けても王者になれないというのならばノンタイトル戦でも良さそうなものですが、今後はWBAもIBF同様、体重超過選手に敗れても王座は移動しない、また仮にノンタイトル戦の場合は規定体重内で敗れても王者のままというルールになるのか気になるところです。


    ロハス対ディアス Jr. 戦は直後にリマッチの声も上がるほど白熱した好ファイトでしたが、これによりWBAの王座乱立問題が再びクローズアップされることになりそうです。現在はバンタム級、フェザー級、そしてヘビー級で3人の世界王者が君臨しており、クルーザー級に至っては休養王者を含め4人の世界王者【スーパー:O.ウシク(ウクライナ)、レギュラー:B.シュメノフ(カザフスタン)、休養:D.レベデフ(ロシア)、暫定:A.グラムイリアン(フランス)】が在位、一時期はやや収束へ向かうかと思われた王者乱立時代は再び増加の一途となるのでしょうか。
  • ティーラチャイ・シッモーセンがスーパーウェルター級で再起

    ティーラチャイ・シッモーセンがスーパーウェルター級で再起

    2018.08.13
    1月27日(写真)、38戦全勝28KOの好レコードを引っさげ、ルーカス・マティセ(アルゼンチン)と空位のWBAウェルター級王座を争いましたが、8回KO負けに終わり世界王座獲得に失敗している、ティーラチャイ・シッモーセン(タイ/39戦38勝28KO1敗)が9月21日にタイのバンコクで復帰戦を行うことがギャラクシー・プロモーションから発表されました。


    対戦相手は後日の発表となりましたが、スーパーウェルター級での試合になることが明らかとされており、同プロモーションが良好な関係を築いているWBAアジア王座の決定戦となる可能性もあると報じられています。WBAアジア・ウェルター級王座の防衛を続けトップコンテンダーまでのし上がったものの、マティセ戦後には一気にランク外へ落ちたティーラチャイですが、26歳とまだまだ若く、挫折を糧として世界ランクの再浮上を狙いたいところでしょう。
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2018.08.13
    <現地時間11日>
    元2階級制覇王者のウーゴ・ルイスが約23ヶ月振りとなる再起戦をメキシコ、メキシコシティにて行い、デニス・コントレラス(ともにメキシコ)を8回判定に下しています(3対0)。エディオンアリーナ大阪での長谷川穂積戦以来となるリングで久々の勝利をおさめた29歳のルイスは37勝32KO4敗としています。

    またIBFフライ級で13位に躍進してきた、ディウェイン・ビーメン(米国)が8回戦に出場しましたが、元世界ランカーのマルティン・テクアペトラ(メキシコ)に8回判定負けを喫しています(2対1)。16年5月に当時、八重樫東(大橋)選手の持つIBFライトフライ級王座に挑戦し12回判定負けを喫している、28歳のテクアペトラは14勝10KO9敗4分、33歳のビーメンは15勝11KO1敗1分と初黒星を喫しています。



    フィンランドのサヴォンリンナにて欧州ライト級戦が行われ(写真)、王者のエディス・タトゥリ(フィンランド)がフランク・ウルキアガ(ペルー)に12回判定勝ち(3対0)、王座防衛です。IBF4位、WBCでも11位にランクされる30歳のタトゥリは31勝10KO2敗、31歳のウルキアガは12勝1KO1敗です。

    また元欧州ヘビー級王者のロバート・ヘレニウス(スウェーデン)はユーリ・ベカフツォ(ベラルーシ)とのリマッチを6回判定で勝利しています(3対0)。3月の初戦は2対1の判定でヘレニウスが薄氷の8回判定勝ちをおさめていましたが返り討ち、34歳のヘレニウスは27勝16KO2敗とし再起2連勝をおさめています。31歳のベカフツォは10勝5KO17敗3分です。



    <現地時間10日>
    タイのバンコクにてWBAアジア・スーパーフライ級王座決定戦が行われ、16年12月に大阪で世界挑戦経験を持つスタンプ・シッモーセン(タイ)がロリー・スマルポン(フィリピン)と対戦、12回判定で新王者に就いています(3対0)。20歳のスタンプは21勝8KO2敗とし復帰戦勝利をおさめています。
  • 速報!トレバー・ブライアン 対 BJ・フローレス!

    速報!トレバー・ブライアン 対 BJ・フローレス!

    2018.08.12
    米国、アリゾナ州フェニックスに在るセレブリティ・シアターにて、WBAヘビー級暫定王座決定戦が行われ、同級4位のトレバー・ブライアン(236.8P)が同級5位のBJ・フローレス(ともに米国/226.8P)に4ラウンド2分58秒TKO勝利、ブライアンが新王者となっています。

    前日の公式計量はフェニックス市内に在るレストランで行われましたが、WBAからホセ・オリベル・ゴメス(パナマ)スーパーバイザーが立会い、WBAのチャンピオンベルトが掲げられ、暫定王座決定戦であることが確認されています。28歳のブライアンは20戦全勝14KO、39歳のフローレスは34勝21KO4敗1分とし、クルーザー級で2度の世界挑戦経験と合わせ3度目の正直は成りませんでした。これでスーパーチャンピオンにアンソニー・ジョシュア(英国)、レギュラーチャンピオンのマヌエル・チャー(ドイツ)、ブライアンと3人の世界チャンピオンが在位したこととなっています。
  • 速報!ヘスス・マヌエル・ロハス 対 ジョセフ・ディアス Jr. !

    速報!ヘスス・マヌエル・ロハス 対 ジョセフ・ディアス Jr. !

    2018.08.12
    米国、カリフォルニア州ハリウッドに在るザ・アバロン・ハリウッドにてWBAフェザー級タイトルマッチがただいま終了。レギュラー・チャンピオンのヘスス・マヌエル・ロハス(プエルトリコ)が同級11位のジョセフ・ディアス Jr. (米国)に12回判定負け、王座陥落です(3対0/115-113,116-111、117-111)。

    公式計量で王者ロハスは125.8ポンドでクリアしたのに対し、挑戦者のディアス Jr. は126.6ポンドと約270グラムを超過、計量失格となり、ロハスが勝利した場合のみ防衛とする変則世界戦で開催されることが前日に決まっています。これで主要4団体による世界戦で今年に入り8試合目という計量失格ですが、WBC世界戦で敗れたディアス Jr. に復帰即世界戦を組んだゴールデンボーイ・プロモーションの期待も空振りに終わり、泣くに泣けない失態となっています。なおディアス Jr. が計量を失格したことでノンタイトル戦として挙行、王座は引き続きロハスが持ち続けるという報道も試合後に複数の海外メディアが報じていますが、リングアナウンサーは試合直前のコールで「WBA世界フェザー級タイトルマッチ!」と明言しており今しばらく様子を見る必要がありそうです。

    初回は王者のロハスがじわじわと前進し左右フックを放ち、挑戦者のディアス Jr. は距離を造りながら右フック、左アッパーで迎え撃つ展開を見せ、2ラウンドは攻守の入れ替わりの激しい攻防を見せます。両者ジャブもそこそこに頭を付け合う接近戦となるため、3ラウンド早々にラウル・カイズ Jr.(米国)レフェリーから頭に気を付けろと両者に注意が入り、ディアス Jr. もマウスピースを落とすなど打ち合いが続きます。声援の数ほど挑戦者が優勢と映らず、5ラウンド辺りからディアス Jr. が鼻血を出し始め、折り返しとなる7ラウンドに入ると依然として前進を続けるロハスの手数が落ち、ディアス Jr. もパンチのパワーと的中率が落ち始め、8ラウンドには両者手を出し合うなか再びディアス Jr. がマウスピースを落とします。

    両者、ガード中心のディフェンスとあって終盤は攻防分離の傾向がやや強くなるなか攻防激しく入れ替わる展開が続きますが、ディアス Jr. は時折速射砲のようなコンビネーションを出し、有効打とまでは言えないまでも山場を造るなどポイントを集める巧みさを見せます。11ラウンドにはディアスの右足の靴紐がほどけ休憩が入り、終盤にもクリンチに行き足がもつれマットに膝を付くなどスタミナも底を尽きかけているように見えますが、最終回もロハスの攻勢を外して終了のゴングを聞いています。スーパーチャンピオンにL.サンタ・クルス(メキシコ)、そして暫定チャンピオンにJ.テポラ(フィリピン)が就くなか、テポラにレギュラー王座決定戦出場のオファーが届くのか、異なる2選手で争うのか、WBAの裁定が気になるところです。25歳のディアス Jr. は27勝14KO1敗、5月のG.ラッセル Jr. 戦からの復帰を果しています。一方、31歳のロハスは26勝19KO2敗2分とし初防衛に失敗しています。



    セミファイナル、スーパーライト級8回戦はデーモン・アレンとジョナサン・ナバロ(ともに米国)による無敗対決となり、7ラウンド1分33秒KOでナバロが勝利をおさめています。

    L字ガードのアレンによるシャープなジャブで幕を開けますが、ナバロも開きがちな左側頭部へ右を当てに行こうとする初回を終え、2ラウンド終盤にはアレンの左アッパーがローブローとして数秒間の休憩が入りますが、このラウンドはナバロが取ったように映ります。3ラウンド50秒過ぎにもアレンの左アッパーがローブローとなり休憩が入りますが、2度ともベルトラインではなくモロに低く入っており、アレンに減点1とともに観客からブーイングが浴びせられます。しかしナバロも右眉尻をバッティングでカット、出血し集中力を欠いたように映るとともに足をブラブラさせる仕草を見せるなど、何らかのトラブルがあったように映ります。5ラウンド中盤、アレンは右を効かされロープに後退、ダウンを拒否しようとナバロの両足にタックル気味に倒れ込み両者マットに転がりますがレフェリーはスリップとして続行、ウィービングを繰り返し追撃をかわします。続く6ラウンド終了間際、アレンの右がアゴに入ると再び大きくグラついたところでゴングが鳴り、ナバロはそのままコーナーに戻ろうとしますがアレンは足が言うことを効かず、転がり込むように両手を付き倒れ込みます。レフェリーはゴング後としダウンとせず、コーナーに戻らせドクターがチェック、試合続行となります。7ラウンドのゴングに応じたアレンですが、ウィービングとクリンチを繰り返すのみで反撃が出来ず、ナバロも疲れをみせるなか半分が過ぎようかというところでナバロの左フック、右フックがヒット、ロープ際で棒立ちになったところでようやくレフェリーがストップとしています。22歳のナバロは15戦全勝8KO、25歳のアレンは15勝5KO1敗1分としています。



    スーパーウェルター級6回戦では、フェルディナンド・ケロビヤン(アルメニア)とホセ・カルロス・リベラ(米国)が対戦、6回判定でケロビヤンが勝利です(3対0/60-54×3)。

    ロサンゼルスでプロ・デビューを果したケロビヤンにとってホームとあって大きな歓声でリングイン、サウスポーのリベラを相手に持ち前のパワフルなパンチを打ち込んで行きます。ガードをがっちりと固め致命打をかわすリベラは手数で劣り、ラウンドを重ね徐々に被弾が増えていきます。ケロビヤンがガードの上、合間へパンチを打ち込み、リベラがサークリングしながら時折反撃を見せるという展開で終了、最後まで倒しに行ったケロビヤンでしたが、リベラも懸命に持ちこたえてゴングを聞いています。20歳のケロビヤンは10戦全勝5KO、29歳のリベラは6勝4KO4敗としています。



    アンダーカード、ウェルター級4回戦。18歳でプロデビューを果したアーロン・マッケンナ(アイルランド)が出場、ローランド・メンディビル(メキシコ)に4回判定勝利です(3対0/40-36×3)。

    若いホープ同士の対戦はいつも通り、マッケンナが好戦的に前進、プレッシャーを掛けて行くと、メンディビルもスイッチを繰り返し応戦、ペース争いとなります。マッケンナの上下のコンビネーションが有効に映り初回を終えると、アイリッシュらしく血気盛んに攻勢を掛け、ガードの空いたところにメンディビルの反撃を食い悲鳴に似た歓声が起こる場面もありますが2ラウンドもマッケンナが連取します。3ラウンド50秒過ぎ、メンディビルの左でマッケンナのマウスピースがリング下に吹き飛ぶと、相手のメンディビルがレフェリーに「マウスピースが落ちたぞ。」と手でサインを出しますがレフェリーは続行を促します。1分ほど打ち合った後でタイムが掛かりマッケンナにマウスピースが戻されますが、このラウンドもマッケンナが手数と攻勢でポイントを取ると、4ラウンドはお互いに疲れを見せ、バランスを崩す場面もあるなかでゴング、マッケンナのフルマークと映り終えています。まだまだ線の細さが印象に残るものの将来性豊かな19歳のマッケンナは5戦全勝3KO、コーナーにはヘスス・ソト・カラス(メキシコ)選手が就いた22歳のメンディビルは10勝3KO5敗としています。
  • ビリー・ジョー・ソーンダース対デメトリアス・アンドラーデ戦が決定

    ビリー・ジョー・ソーンダース対デメトリアス・アンドラーデ戦が決定

    2018.08.11
    マッチルーム・ボクシング、エディ・ハーン・プロモーターが地元のメディアに伝えているとし、WBOオフィシャル・サイトにも日本時間10日に掲載、WBOミドル級チャンピオンのビリー・ジョー・ソーンダース(英国/26戦全勝12KO)と同級1位のデメトリアス・アンドラーデ(写真/米国/25戦全勝16KO)による指名防衛戦が、10月20日に米国、マサチューセッツ州ボストンに在る、TD・ガーデンにて行われることが決定したとしています。


    WBOから両陣営に対し、対戦指示が出されたのは7月12日。入札の日程が発表された直後に両陣営が合意したとし入札が回避されたことが報じられていましたが、技巧派サウスポー同士、玄人好みのテクニシャン対決がいよいよ行われることとなり、会場はNBAのボストン・セルティックスのホームグラウンドとしても名高く、約2万人収容の大会場となっています。


    試合時に29歳を迎える王者ソーンダースは6月に予定されていた、M.マレー(英国)戦を負傷により中止としたことで、D.レミュー(カナダ)戦から約10ヶ月振りのリング。そして30歳のアンドラーデは無敗ホープ、A.フォックス(米国)戦から1年振りとなります。やや過小評価されてきた中、レミュー戦で一気に評価を上げた感もあるソーンダースが4度目の防衛を果すのか、それともアンドラーデがWBOとWBAで獲得したスーパーウェルター級王座との2階級制覇を達成するのか、楽しみな指名防衛戦となっています。
  • WBAヘビー級4位と5位が対戦、暫定王座決定戦か

    WBAヘビー級4位と5位が対戦、暫定王座決定戦か

    2018.08.11
    WBAヘビー級4位のトレバー・ブライアン(米国/19戦全勝13KO)とWBA5位のBJ・フローレス(米国/38戦34勝21KO3敗1分)によるランカー対決が発表されています。これはアリゾナに本拠を置く、アイアン・ボーイ・プロモーションズが明らかにしたもので同プロモーションの定期興行 " IRON BOY " の46回目となるイベントのメインとして行われるとしています。


    米国、アリゾナ州フェニックスに在るセレブリティ・シアターで今週末11日(日本時間12日)に拳を交える両者ですが、知名度ではランク下位ながらクルーザー級で2度の世界挑戦経験を持つフローレスの方がリードしているでしょうか。15年7月にB.シュメノフ(カザフスタン)の持つWBA王座に挑戦し12回判定負け、そして2度目のチャンスとして昨年2月にT.ベリュー(英国)の持つWBC王座に挑みましたが3回TKO負けと一敗地にまみれています。しかし約4ヶ月後の復帰戦でウェイトを一気に10キロ以上増やしてヘビー級で再起。昨年6月の最新試合も約104キロで計量をパスし、白星を手にしています。


    一方のブライアンはアマチュアでおよそ60戦とも報じられるキャリアを積んだもののロンドン五輪の選考会で敗退、補欠選手となりましたが本戦出場の望みは薄いとして、五輪開催前の11年11月にプロデビューを果しています。スーパーライト級ホープのアミール・イマム(米国)とともにドン・キング・プロモーターと契約、ここまで全勝をキープし、W.クリチコ(ウクライナ)のスパーリング・パートナーとしても腕を磨いてきました。39歳のフローレスと28歳のブライアンという図式ですが、気になるのはブライアン陣営、ドン・キング・プロモーターのコメントです。「この2人の戦士は非常にハングリー、そしてヘビー級チャンピオンになることを夢見ている。この一級品同士の対戦は土曜日の夜にタイトルを賭けて行われるものだ、(WBA正規王座戦の)マヌエル・チャー対フレス・オケンド戦についてどのような裁定が下りるか分からないなかで我々はリングの中で王者を決めるつもりだ。」としています。


    確かにWBA指名戦のチャー対オケンド戦は延期を繰り返し、そろそろ対戦指示が出てから1年が経過しそうな雰囲気ですが未だに正式発表に漕ぎ着けていません。現時点で9月開催と報じられていますが、流動的なところは多そうです。イベント・ポスターにもWBA世界戦と表記されていますが、勝者は暫定王者となるのでしょうか?WBAからの正式なアナウンスが待たれるところですが、ファンとして安易な暫定王座の承認は無いと信じたいところです。
  • マッチルーム・ボクシングが10月6日にダブル世界戦を開催

    マッチルーム・ボクシングが10月6日にダブル世界戦を開催

    2018.08.10
    10月6日、米国のイリノイ州シカゴに在るウィントラスト・アリーナにてファン注目のイベントが開催、マッチルーム・ボクシングが日本時間9日に発表しています。IBFライトヘビー級戦&WBAスーパーバンタム級戦のダブル世界戦に、元世界王者2選手も出場する豪華なものとなっています。


    目玉はプロモーターとの契約トラブルがこじれ、一先ず結審されたものの未だブスブスとくすぶった状態と言える、IBFライトヘビー級チャンピオンのアルツール・ベテルビエフ(ロシア/12戦全勝全KO)がIBF7位のカラム・ジョンソン(英国/17戦全勝12KO)を迎える初防衛戦、そして日本で2連勝を挙げているWBAスーパーバンタム級チャンピオンのダニエル・ローマン(米国/28戦25勝9KO2敗1分)が同級3位のギャビン・マクドネル(英国/23戦20勝5KO1敗2分)と3度目の防衛戦を行う注目のダブル世界戦となっています。


    なお同プロモーションから発表されたイベント・ポスターから伺うと、メインイベントとして2つの世界戦を従えて、ウェルター級10回戦として元世界王者のジェシー・バルガス(米国/31戦28勝10KO2敗1分)と元世界ランカーのトーマス・ドゥロルメ(プエルトリコ/27戦24勝16KO3敗)が対戦します。またヘビー級10回戦、WBAとIBF、WBOで3位につけるジャーレル・ミラー(米国/22戦21勝18KO1分)と元2階級制覇王者のトマス・アダメク(ポーランド/58戦53勝31KO5敗)による新旧対決も開催されるとのこと。


    今春、大きな話題となった同プロモーションと『DAZN』によるアメリカでの初タッグ・イベントということも注目を集める一因となっていますが、イベントの顔となる8選手のうちアメリカ人選手は3選手のみ、そしてバルガスとローマンは西海岸、ミラーは東海岸をそれぞれベースとしています。ボクシング・ファンにとっては興味深い4試合に間違い無いところですが、アメリカでの注目度が見合うものとなるのか気になるところです。
  • WBA休養王者のデニス・レベデフがおよそ14ヶ月振りのリング

    WBA休養王者のデニス・レベデフがおよそ14ヶ月振りのリング

    2018.08.10
    WBAクルーザー級休養王者のデニス・レベデフ(ロシア/33戦30勝22KO2敗1ノーコンテスト)が昨年7月のM.フラナガン(豪州)戦以来、約14ヶ月振りとなる試合を行うことが、現地時間9日にRCC・ボクシング・プロモーションズから発表されています。


    タフさが特徴でもある38歳のレベデフですが、近年は指名防衛戦指示を遵守しない中で王座剥奪は無く、IBF王者との統一戦にクルーザー級ウェイト内で敗れてもWBA王座は賭けていない、とし継続して王者に居続けるなかで休養王者に認定、数字上ではWBA王座7度防衛中となっていますが、さらにはWBAから『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』優勝者とのビッグマネーファイトの指示という優遇措置まで出され、濡れ手に粟的なポジションに身を置くというツッコミどころ満載のベテラン・サウスポーです。幸か不幸か、トーナメント優勝者でもあるO.ウシク(ウクライナ)戦が全く取沙汰されていませんが、今回のロシア、チェリャビンスクでのリングは対戦相手未定ながらブランクの錆を落とす試合となるのでしょうか。


    なおこの日のメインイベントはWBCスーパーライト級シルバー王者のザウル・アブドゥラエフ(ロシア/9戦全勝6KO)がWBC9位のヘンリー・" Hunk "・ランディ(写真/米国/36戦29勝14KO6敗1分)を迎えて防衛戦を行います。キャリアの全盛期は過ぎたという声も聞こえるいぶし銀のランディですが、24歳の全勝ホープにベテランの壁を味あわせることは出来るでしょうか?
  • ワンヘン・カイヤンハーダオジムはデビュー以来51連勝の新記録成るか?

    ワンヘン・カイヤンハーダオジムはデビュー以来51連勝の新記録成るか?

    2018.08.09
    WBC世界ミニマム級王座9度防衛中、そして全戦績は50戦全勝18KOという驚異的な戦績を誇る、ワンヘン・カイヤンハーダオジム(タイ)が同王座10度目となる防衛戦を発表。8月28日にタイのナコーンサワンにて、フィリピン同級王者のペドロ・タドゥラン(13戦12勝9KO1敗)を挑戦者として迎えるとしています。


    32歳の王者は5月に指名挑戦者のL.エストラーダ(パナマ)を下し(写真)、元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー Jr. (米国)が持つ50戦全勝(27KO)のタイ記録を樹立しています。5試合振りとなるKO防衛を果した王者はリング上でマウリシオ・スライマンWBC会長からベルトを渡されるなど記念イベントも行われましたが、新記録達成の暁にはどのようなイベントとなるのでしょうか。


    その51戦目の相手となるペドロは、来日戦績2戦2敗を数えるジョエルの弟で、21歳という若さを前面に出すサウスポーの強打者です。WBCでは16位ながら、IBFで9位、WBA10位、WBO14位にランクされていますがKO率が示すようにランキング以上に厄介な挑戦者と言って良いでしょう。とはいえ経験値で大きく引き離す王者優勢は動かず新記録達成は固いところと思われますが、世界的にも層が薄く手数重視のスタイルも多い最軽量級ながら見応え有る打撃戦を見たいところです。
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