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  • マッチルーム・ボクシングが9月13日に注目のイベントを発表

    マッチルーム・ボクシングが9月13日に注目のイベントを発表

    2019.08.08
    日本時間7日、マッチルーム・ボクシングが9月13日の金曜日に米国のニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデンにて、WBC世界ライト級挑戦者決定戦を中心とするイベントを開催するとしています。8月31日に英国のロンドンで行われる、V.ロマチェンコ(ウクライナ)対L.キャンベル(英国)戦勝者との対戦にコマを進めるのはどちらになるのか、ボクシング・ファンにとって楽しみなメインイベントと言えるでしょう。


    WBCライト級2位のデビン・ハニー(米国/22戦全勝14KO)はアメリカ・ボクシング界で1、2を争う、将来を嘱望される20歳のホープで、対する同級3位でシルバー王者のザウル・アブドゥラエフ(ロシア/11戦全勝7KO)も25歳と、共に若く才能溢れる選手による挑戦者決定戦が決まっています。前評判通りにハニーが全勝をキープするのか、アメリカ・デビュー戦でアブドゥラエフがネームバリューを一気に飛躍させるのでしょうか。


    そしてセミファイナルは4月にTJ・ドヘニー(アイルランド)を下し、WBAとIBFのスーパーバンタム級統一王者となったダニエル・ローマン(米国/30戦27勝10KO2敗1分)がWBA指名挑戦者のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン/6戦全勝5KO)を迎えて防衛戦を行います。日本のリングでも強さを見せた王者に挑むのは15年のカタール世界選手権でM.コンラン(アイルランド)に敗れたものの銀メダル獲得。翌16年のリオ五輪では金メダルを獲得したR.ラミレス(キューバ)に準決勝戦で敗れ銅メダル、17年ハンブルグ世界選手権でも金メダルを獲得したK.イェラリエフ(カザフスタン)に敗れベスト16、アマチュア戦績300勝20敗と報じられる24歳のアフマダリエフがいよいよ世界の舞台に登場します。


    すでに発表されているヘビー級注目のカード、WBAヘビー級6位のセルゲイ・クズミン(ロシア/16戦15勝11KO1ノーコンテスト)対WBA同級9位のマイケル・ハンター(米国/18戦17勝12KO1敗)戦がアンダーカードとして脇を固めるイベントのゴングはおよそ5週間後となっています。
  • オスカル・バルデスが6度防衛したWBOフェザー級王座を返上

    オスカル・バルデスが6度防衛したWBOフェザー級王座を返上

    2019.08.08
    WBOは日本時間7日、フェザー級チャンピオンのオスカル・バルデス(メキシコ)が同王座を返上、空位となる王座について同級1位のシャクール・スティーブンソン(米国/12戦全勝7KO)と同級2位のジョエ・ゴンサレス(米国/23戦全勝14KO)で王座決定戦として対戦するよう指示を出したことをアナウンスしています。


    7月下旬に王者バルデスとスティーブンソンによる指名戦指示を出したのち、バルデスは同門対決を回避するようにスーパーフェザー級へ上がることを表明していましたが、このアナウンスによりスティーブンソン陣営のトップランクとゴンサレス陣営のゴールデンボーイ・プロモーションズによる対戦交渉がスタートするものと思われます。30日間の交渉期間で合意に達しない場合は入札となる交渉はどのような決着となるのか楽しみなところです。


    またWBOは同日、スーパーライト級の指名防衛戦対戦交渉スタートも指示、M.フーカー(米国)を6回TKOに退け、WBC王座に続きWBO王座獲得も果たしたホセ・カルロス・ラミレス(写真/米国/25戦全勝17KO)と昨年12月からトップコンテンダーに位置する、ジャック・カテロール(英国/24戦全勝13KO)両陣営に30日間の交渉期間を与えています。自国でWBO地域王座を防衛しながら全勝をキープ、1位まで登りつめたサウスポーのカテロールが猛烈な手数とプレッシャーを武器とする王者をどうさばくのか、あるいは巻き込まれるのか、開催地がどこになるのかこちらも興味深いところです。
  • 12戦全勝を誇るホープ、ダニエル・デュボアが英連邦王座に挑戦

    12戦全勝を誇るホープ、ダニエル・デュボアが英連邦王座に挑戦

    2019.08.07
    「私はこれまでに英国南部の王座や英国王座など国内のタイトルを手にし、王道と言われるルートを歩む一方で、WBCユース王座やWBO欧州王座、WBOグローバル王座も獲得、世界的な経験を積むとともに世界ランキングを手にしています。そして今回、非常に高いKO率を持つ無敗の相手との対戦は理想的な次へのステップといえるでしょう。それはロイヤル・アルバート・ホールでのエキサイティングな試合へ繋がるものであり、この今すぐにも戦いたい気持ちを抑えることが出来ません。」とコメントを残したのはWBOヘビー級8位、IBFで15位につけるダニエル・デュボア(英国/12戦全勝11KO)です。


    7月13日、当時WBC同級20位に浮上していた全勝のN.ゴーマンと英国ホープ対決を行い、5回KOでクリアしたデュボアが早くも13戦目となる次戦を9月27日に英国、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行うことを発表、空位の英連邦王座を賭けて、元WBOアフリカ王者のエベネゼル・テテ(ガーナ/19戦全勝16KO)と対戦するとしています。


    ここまでのキャリア全てを母国ガーナでこなしており今回が英国デビュー戦となる31歳のテテは今週末にもガーナのアクラで前哨戦が予定されており、その試合に勝つことがデュボア戦の条件とも報じられています。英国が生んだ元世界王者のほとんどは国内王座を獲得後、この英連邦王座獲得を果たして世界へ向かうルートが定着しており、デュボアも先達に続くと意気込んでいます。
  • カール・フランプトンが復帰戦を直前に控え負傷、週末の試合は中止

    カール・フランプトンが復帰戦を直前に控え負傷、週末の試合は中止

    2019.08.07
    今週末に予定されていた元2階級制覇王者、カール・フランプトン(英国)の復帰戦はフランプトン自身の怪我により中止、イベントはセミファイナルに予定されていた、WBCスーパーフェザー級5位のジェイソン・ソーサ(米国/29戦22勝15KO3敗4分)対ライデル・ローズ(米国/31戦27勝13KO3敗1分)戦が繰り上がり挙行されることが報じられています。


    ボクシング・ファンにとって少し物足りなく映るトップランク主催興行となってしまいましたが、日本時間11日(日)は約2年3ヶ月振りの再起が注目を集めているJ.C.チャベス Jr.(メキシコ)復帰戦、そしてゴールデンボーイ・プロモーションズ主催興行として、V.オルティスとA.オロスコによる世界ランカー対決もまずまずの注目度といったところでしょうか。


    しかしE.ドミンゲス(メキシコ)との再起戦が流れたことは、昨年12月にJ.ワーリントンの持つIBFフェザー級王座に挑戦、12回判定負け(3対0)を喫している32歳のフランプトンにとっても痛いところでしょう。標的の一人と目されていたWBOフェザー級チャンピオンのO.バルデス(メキシコ)はスーパーフェザー級への転級を示唆しており、ここで存在感をアピールしておくことで他の世界王者らとのビッグマッチ、またWBO4位でもあり空位となった場合の王座決定戦へ名乗りを挙げることも出来た再起戦だったものと思われます。


    「アクシデントが起こりホテルのロビーにあった大きな装飾品が倒れ、偶然にも左手に落ち中手骨を骨折しました。私に出来ることは何もありませんでしたが、エマヌエル、MTK・グローバル、トップランク、私のチーム、そして長い時間をともに過ごせなかった家族に詫びたいと思います。本当にガッカリです、私は本当に戦いたかったのです。夏休みの間、家族と離れていたことが無駄だったとも感じています。(試合に向けて)このフィラデルフィアに約3週間滞在しましたが何もお魅せするものは有りません。4~6週間で完治するとのことですが試合は土曜日です、とてもそんな時間はありませんでした。」と左拳を負傷したフランプトンが無念のコメントを残しています。
  • 元WBAバンタム級暫定王者のレイマート・ガバリョがアメリカ3戦目のリング

    元WBAバンタム級暫定王者のレイマート・ガバリョがアメリカ3戦目のリング

    2019.08.06
    元WBAバンタム級暫定王者で現在は4位と好位置につける、レイマート・ガバリョ(フィリピン/21戦全勝18KO)の次戦が8月31日、米国のミネソタ州ミネアポリスで行われることが決定、メインイベントはE.ララ(キューバ)対R.アルバレス(メキシコ)戦のアンダーカードとして、これまで2度アメリカのリングに上がった経験を持つ22歳のホープですが " Premier Boxing Champions " イベントというキャリア最大の舞台となることに喜びのコメントを残しています。


    「より試合に集中するため、こうしてアメリカでトレーニングを再開出来ることはとても嬉しいです。時差や天候に適応することで試合の時にはとても快適に感じることでしょう。この試合に向けて良い集中力を持つことが出来ているし、モロとまた一緒にトレーニング出来ることに興奮しています。」とアメリカ、ロサンゼルスに到着したガバリョはキューバ人のモロ・フェルナンデス・トレーナーの教えを受けることもモチベーションの1つと話しています。先日もL.ネリ(メキシコ)対J.C.パヤノ(ドミニカ共和国)戦が行われた同イベントですが、31日の試合でインパクトのある試合を披露することが出来ればガバリョに更なるビッグファイトの話が転がり込むかもしれません。


    またフィリピンのジェネラル・サントス・シティに本拠を置く、サンマン・プロモーションズ傘下でガバリョと同門でもあるWBOライト級10位、ロメロ・ドゥノ(フィリピン/21戦20勝15KO1敗)も次戦がアメリカで予定されていますがガバリョ同様、対戦相手は未発表となっています。「こうして試合のかなり前からアメリカでトレーニング出来ることはハッピーなことであり、ソルジャーのようにいつでも声を掛けられれば戦える状態をキープしています。これまでのキャリアで最大のイベントを前にワクワクしています。」と順調な調整をこなしていることが伝えられていますが、甘いマスクとハンドスピードでスター候補として急上昇中のWBAライト級5位のライアン・ガルシア(米国/18戦全勝15KO)が自身のSNSで次はドゥノと戦う、と明らかにしたこともあり正式なアナウンスが待たれるところです。
  • 統一戦を熱望するIBOクルーザー級王者のケビン・レリーナが次戦を発表

    統一戦を熱望するIBOクルーザー級王者のケビン・レリーナが次戦を発表

    2019.08.06
    IBOクルーザー級チャンピオンのケビン・レリーナ(南アフリカ/24戦23勝10KO1敗)が同王座5度目の防衛戦をアナウンス、9月21日に南アフリカのガウテン、ケンプトン・パークに在る、エンペラーズ・パレスにてシファ・セフェリ(マケドニア/26戦23勝21KO2敗1分)を迎えるというものです。


    6月に同じ会場で行われた同王座4度目の防衛戦はV.ドゥツァール(チェコ)に12回判定勝利(写真)。WBAとIBFで5位、WBCでも6位と主要4団体王者との対戦も現実味を帯びている27歳のサウスポー王者は「私にとって次のチャレンジ、そして次のステップを楽しみにしています。セフェリの2つの黒星はヘビー級に転向して喫したものであり、彼本来のウェイトでは負けておらず、今はそのウェイトに戻っています。良い戦いをお見せ出来ると思いますが、誰にも私の邪魔はさせません。私のピークはまだ先にあります。」と防衛戦が決まり意気込みを述べています。


    IBO32位でもある40歳、セフェリの2つの黒星は16年9月のM.チャー(ドイツ)と昨年6月のT.フューリー(英国)という高い壁に喫したもの。エロール・セイラン・プロモーターは「これはシファ・セフェリにとってビッグチャンスであり、チャンピオンベルト無しで家に帰ることは出来ないでしょう。(昨年6月にヘビー級戦として)タイソン・フューリーと戦いましたが、今では理想的なウェイトに戻っています。シファの最新試合は(WBOクルーザー級3位の)フィラット・アルスランと10回引分けに終わった試合であり、この結果は彼のハングリーさを示すものです。彼ならきっとIBO世界チャンピオンになれると確信しています。」とコメント、世界上位とも互角以上の試合を魅せたことで王座獲得も可能性大と述べています。


    主催するゴールデン・グローブス・プロモーションは7月、プロモート契約を結ぶIBOウェルター級王者のT.ムベンゲ(南アフリカ)が敵地ドイツに渡り、S.フォルメラ(ドイツ)に12回判定負け、ベルトを奪われています。フォルメラと同じE.セイラン・プロモーター傘下のセフェリを退けることが出来れば、幾らかでも留飲を下げることが出来そうですが、果たして結果はいかに?
  • O.デラホーヤ・プロモーター「カネロの王座を剥奪したIBFに失望している」

    O.デラホーヤ・プロモーター「カネロの王座を剥奪したIBFに失望している」

    2019.08.05
    「我々は世界最高のボクサーに対し、彼の世界王座の返上を強制させたIBFにこれ以上無いほど失望しています。我々はセルゲイ・デレイビャンチェンコ陣営と真剣に交渉を進めてきました、決して高くない彼の知名度を考慮しても例を見ないほどのオファーを提示しましたが、デレイビャンチェンコ陣営は首を縦に振りませんでした。結局、彼らはカネロにベルトを手放させたかったのです。」と先週末、コメントを残したのはゴールデンボーイ・プロモーションズのオスカー・デラホーヤ・プロモーターです。また前チャンピオンとなったサウル・" Canelo "・アルバレス(写真/メキシコ/55戦52勝35KO1敗2分)も自身のSNSでファンに謝罪するとともにデラホーヤ・プロモーター同様、IBFの決断を非難しています。


    かねてから対戦指示の出ていたIBFミドル級指名防衛戦、アルバレス対同級1位、セルゲイ・デレイビャンチェンコ(ウクライナ/14戦13勝10KO1敗)戦交渉が合意に達せず、このほど再三の交渉期限延期を容認してきたIBFもさすがに我慢の限界を超えたかアルバレスのIBF王座剥奪を決めたことが話題となっています。他の統括団体ならば玉虫色の解決手段も造り出しそうなものですがそこはIBFらしさといえるでしょうか、昨春にも当時の統一ミドル級王者で " Pound for pound " ナンバーワンの呼び声も高かったG.ゴロフキン(カザフスタン)も指名防衛戦を受け入れず、V.マーティロスヤン(米国)戦を強行したことで王座を剥奪しており、融通が利かないと嘆くファンも居れば、ブレない骨太の方針と指示する声もありそうです。当時のゴロフキン、そして今回のアルバレスともに指示された対戦相手がデレイビャンチェンコというのも皮肉なところでしょう。


    ESPNなど一部のメディアではゴールデンボーイ・プロモーションがデレイビャンチェンコ陣営にオファーした額は550万ドル(約5億8570万円)、しかしデレイビャンチェンコ陣営は700万ドル(約7億4550万円)を求めたとして額の開きによって合意に達しなかったと報じられています。昨冬に報じられた『DAZN』とアルバレスによる5年間で約412億円とも言われる超破格契約はボクシング関係者ならば誰でも知るところであり、当然ながらアルバレスの対戦相手に浮上した陣営は交渉で強気の姿勢を見せることもあるでしょう、しかしアルバレスの圧勝が予想される対戦相手では『DAZN』が承認せず、今後もスムーズに対戦交渉の合意が得られるか微妙なところと思われ、これも史上最高額の契約と世界的に報じられたデメリットの部分とも言えそうです。あとはファンの気になるところとして空位となった王座をデレイビャンチェンコと誰が争うのか、2位は空位ながら3位にはゴロフキンが付けており、昨春の対戦指示から繋がる因縁の決着も有り得るかもしれません。
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2019.08.05
    <現地時間3日>
    米国のアラバマ州ではT.クロフォード、R.プログレイス(ともに米国)と2連敗中の元スーパーライト級統一王者、ジュリアス・インドンゴ(ナミビア)が復帰戦(写真)、カールタビアス・ジョーンズ(米国)に2回TKO勝利をおさめています。17年4月のR.バーンズ(英国)戦以来の白星を挙げた36歳のインドンゴは23勝12KO2敗とし、32歳のジョーンズは4勝2敗としています。なおインドンゴはナミビアに『ドワリー・プロモーションズ』を設立、今冬に母国ナミビアのボクサーを中心に賞金制トーナメント戦を開催することを先月発表しています。「ドワリー・プロモーションズは世界的な実力と名声を持っているボクサーや他のプロモーターと契約し安定しているボクサーを引き抜くことは考えていません。ナミビアのプロボクサーとして管理、登録されているボクサーなら誰でも参加出来るトーナメント戦を考えています。」とし、若いボクサーの育成に力を入れていくとしています。



    フィリピンのマンダルヨンにて、日本スーパーバンタム級4位の中川麦茶(角海老宝石)がアルビン・メドゥラ(フィリピン)に8回判定負けです(3対0)。メドゥラ選手は対日本人戦績を4戦1勝3敗とし、中川選手は24勝14KO7敗2分としています。

    またノーランカー同士の対戦となったWBAアジア南部・スーパーバンタム級王座決定戦は、杉田ダイスケ(ワタナベ)がクリソン・オマヤオ(フィリピン)を10回判定に退けています(3対0)。杉田選手は5勝3KO1敗、オマヤオ選手は対日本人戦績を6戦1勝5敗、ここ10試合を2勝7敗1分としています。



    <現地時間2日>
    米国のフロリダに拠点を構えるオールスター・ボクシングがダブルヘッダーと題して開催、WBO北米スーパーライト級タイトルマッチは王者でWBO同級10位にランクされる、ジョマール・アラモ(プエルトリコ)がサルバドール・ブリセーニョ(メキシコ)に10回判定勝利、王座防衛です(3対0)。24歳のアラモは17戦全勝12KO、こちらも24歳のブリセーニョは15勝9KO5敗としています。

    またダブルメインのもう1試合はダイレクトリマッチとなったWBOスーパーフライ級挑戦者決定戦、同級2位の江藤光喜(白井・具志堅)が同級3位のジェイビエール・シントロン(プエルトリコ)に10回判定負けを喫しています(3対0)。69日振りの再戦を制し、王者の井岡一翔(Reason大貴)戦へコマを進めたシントロン選手は11勝5KO1無判定、江藤選手は24勝19KO5敗1分1無判定としています。



    英国のリバプールにて、WBOインターコンチネンタル・ミドル級王座決定戦が行われ、リオ五輪ミドル級ベスト32のアンソニー・ファウラーが世界挑戦経験を持つベテランのブライアン・ローズ(ともに英国)に10回判定勝利、王座獲得に成功です(3対0)。28歳のファウラーは10勝8KO1敗、34歳のローズは31勝8KO6敗1分です。

    また、WBAインターコンチネンタル・スーパーライト級タイトルマッチは、王者でWBA同級11位のルイス・リトソン(英国)がマレク・ジェドツェゼウスキー(ポーランド)に3回TKO勝利をおさめ王座防衛。25歳のリトソンは19勝12KO1敗とし、29歳のジェドツェゼウスキーは14勝13KO3敗としています。
  • 速報!アダム・コウナッキー 対 クリス・アレオラ!

    速報!アダム・コウナッキー 対 クリス・アレオラ!

    2019.08.04
    米国、ニューヨーク州ブルックリンに在る、バークレイズ・センターにて " Premier Boxing Champions " シリーズのトリプルヘッダーがただいま終了、メインイベントのアダム・コウナッキー(ポーランド)とベテラン、クリス・アレオラ(米国)によるヘビー級12回戦は12回判定でコウナッキーが勝利をおさめています(3対0/118-110、117-111×2)。

    ゴングと同時にコウナッキーがワンツーから積極的に攻め込み、ガンガン良いパンチを入れていくとじっくりと目を切らず動きを見ながら致命打を外すアレオラはロープ伝いにサークリング、打ち終わりを狙い打ち返しますが初回はコウナッキーが獲ります。2ラウンドもコウナッキーがのっしのっしと前進、アレオラも打ち返し見応えある打ち合いを見せますが、ポイントはコンパクトなアッパーや上下の打ち分けを見せたコウナッキーが獲ったように映ります。3ラウンド30秒過ぎ、コウナッキーの右アッパーでモロに顔を突き上げられたアレオラも打ち返し、決してワンサイドとはならないもののポイント面ではコウナッキーが連取、4ラウンドはコウナッキーの手数も減り始め、アレオラの右もヒットします。徐々にアレオラがコウナッキーを押し込む場面が増え始め手数も大差無く、コウナッキーに傾いていた流れが中央に戻っていくように映ります。6ラウンド終了時に左拳を痛がる素振りを見せたアレオラに対し、7ラウンド開始時にドクターチェックが入りますが続行、お互いにスタミナの底が見え始め、体重移動の少ないコンパクトなパンチの打ち合いとなり終盤に入ります。9ラウンドはコウナッキーがワンツーを連打、前に出ますが10ラウンドはアレオラが足を動かしながら良いリズムでフットワークを見せます。11ラウンド開始時にアレオラに再びドクターチェックが入りますが、右手を上げて問題無いと続行をアピール、ポイント面ではコウナッキーのリードが続く展開と言えるなかで迎えた最終回も手数ではコウナッキーながら的中率ではアレオラか、といった展開のままゴング、会場から大きな拍手と歓声が挙がっています。IBF4位、WBC6位、WBA12位、30歳のコウナッキーは20戦全勝15KOとしキャリア初の12ラウンドを戦い終えています。一方、3度の世界挑戦経験を持つWBC30位、38歳のアレオラは38勝33KO6敗1分2無判定、世界初挑戦は10年前とあって勢いの差は致し方ないところでしょうか。



    セミファイナルのWBA暫定世界ライトヘビー級タイトルマッチは暫定チャンピオンのマーカス・ブラウン(米国)が元WBC同級王者のジャン・パスカル(カナダ)に8ラウンド1分49秒負傷判定負け、王座交代となっています(75-74×3)。

    上背で勝るサウスポーの王者がジャブを突きながら様子を探り、距離を詰めたいL字ガードのパスカルがタイミングを測る初回を終え、2ラウンドもパスカルがじわじわ距離を詰め、王者がロープ伝いに動きながら長いジャブを突いていきますがポイントは王者のジャブが集めていくように映ります。3ラウンドは王者の左ストレート、パスカルの左フックなど浅くながら当たる場面があり、距離が合いはじめた4ラウンド50秒過ぎ、パスカルの右フックがアゴにクリーンヒットし王者が背中からバタンとダウンします。豪快に倒れた王者でしたが苦笑いを見せながらゲーリー・ロサト(米国)レフェリーのカウントを聞き、再開すると強引なクリンチワークを混ぜながら追撃打を回避、5ラウンドは上手く追撃できないイラだちからかパンチも大振り、入りも直線的になったパスカルに王者の左が上下に入ります。王者のタックル気味のクリンチ、パスカルのラビットパンチ&ローブローなどが目立ち始め、揉み合いが多くなり展開が荒れ始めた6ラウンドも的中率が上がらないパスカルに王者のジャブを含めた手数がポイントに有効と映ります。

    王者がペースを立て直しはじめた7ラウンド残り20秒、右フックの打ち合いとなったところでパスカルの右が先にクリーンヒット、王者がドスンと尻餅を着く2度目のダウンとなります。今回は深いダメージを見せながらも再開しますが、パスカルの連打でバランスを崩し再び倒れ込むようにダウン、この試合3度目のダウンとなります。レフェリーにコーナーに行くよう突き飛ばされたパスカルも反動でゴロンと倒れますが、王者はここも立ち上がり再開に応じます。ゴングに助けられた王者は8ラウンド開始と同時にドクターチェックが入りますが続行、するとガンガン距離を詰めようとパスカルが雑に前進したところで王者と偶然のバッティングが起き、王者の左まぶたから激しい出血、ドクターチェックが入るとそのまま終了、負傷判定で幕となっています。3度のダウンを奪った36歳のパスカルは34勝20KO6敗1分1ノーコンテスト、世界王座を手放してから8年が経過しており寄る年波には勝てないという試合前予想も多い中、暫定ながら王座返り咲きは見事と言えるでしょう。敗れた28歳のブラウンは23勝16KO1敗、暫定王座の初防衛に失敗。ジミー・レノン Jr. リング・アナウンサーのコールではWBCシルバー王座はコールされませんでしたが、勝利者インタビュー時にはWBAのベルトと合わせて2本のベルトを肩に掛けたパスカルがご満悦の表情を見せています。



    スーパーウェルター級10回戦、カーティス・スティーブンス(米国)とワレ・オモトソ(ナイジェリア)による元世界ランカー対決は3ラウンド1分28秒でオモトソが勝利を手にしています。34歳対決の一戦を制したオモトソは28勝22KO4敗1ノーコンテスト、スティーブンスは30勝22KO7敗です。
  • 速報!マイケル・コンラン 対 ディエゴ・アルベルト・ルイス!

    速報!マイケル・コンラン 対 ディエゴ・アルベルト・ルイス!

    2019.08.04
    英国、北アイルランドのベルファストに在る、フォールズ・パークにて、WBOインターコンチネンタル・フェザー級王者のマイケル・コンラン(アイルランド)が同王座の防衛と、空位のWBAインターコンチネンタル同級王座の決定戦を兼ねてWBO13位のディエゴ・アルベルト・ルイス(アルゼンチン)と対戦、9ラウンド1分34秒TKO勝利で2本のベルトを保持しています。

    大歓声で迎えられたローカル・ヒーロー、コンランはフェイントを多用し、ルイスの出方を探る様子見の初回となります。身体を小刻みに動かしながらフットワークを駆使するルイスに対し、なかなかパンチを当てられないとみたか、2ラウンド中盤にスイッチを見せ、ペースを変えようとするコンランですが手数で上回りポイントを連取します。その後も頻繁にスイッチを繰り返しながらパンチを当てに行くコンランですが4ラウンド1分過ぎ、左フックを低く打ち込むとルイスが背中を見せ痛がり、マイケル・アレキサンダー(英国)レフェリーが数秒間の休憩を入れます。再開後も下から崩そうとボディへの攻撃を増やすコンランが手数の差でリードを広げていくなか6ラウンド中盤、ルイスの攻撃をサイドに動いてパンチを放つとルイスの後頭部にヒット、セコンドがエプロンに上がりレフェリーに反則をアピールする珍しい光景となりレフェリーはタイムを掛け、リング上からルイスのトレーナーに注意を与えます。その後も巧みな防御技術でルイスの反撃をかわしながら、ルイスの膝を折る、腰を落とすといった場面の無い展開で手数でポイントを集めるコンランは8ラウンド終了間際に右フックからパンチをまとめると9ラウンド1分過ぎ、左、右とボディを打ち込みルイスが膝を付くダウンを奪います。立ちあがったルイスに対し、ボディを中心に追撃するとガードを低くし上半身を丸め防御一辺倒となったところでレフェリーが割って入り、やや早い終了となっています。WBO5位、WBA6位、IBF12位につける27歳のコンランは12戦全勝7KO。コンラン戦発表後、WBC36位から一気にWBO13位と駆け上がった25歳のルイスはストップのタイミングに不満の表情を見せたものの21勝10KO3敗としています。



    セミファイナル、英国ウェルター級王者のクリス・ジェンキンスがパディ・ギャラガー(ともに英国)と空位の英連邦同級王座決定戦を行い、9ラウンド1分42秒負傷判定によりジェンキンスが勝利、2本のベルト・ホルダーとなっています(86-85×3)。

    地元ベルファスト出身のギャラガーがコールされると大きな歓声が上がる中でスタート、お互いに上半身を振りながらジャブを突き合い攻勢を仕掛ける隙を探り合います。ギャラガーがじわじわとプレッシャーを掛け、ジェンキンスがフットワークを使いながらのペース争いといった、言い換えれば山場の無い展開は5ラウンドにやや前進を強めたギャラガーの偶然のバッティングによってジェンキンスが右まぶたから微量の出血を見せます。試合が動いたのは6ラウンド終了間際、攻勢を強め赤コーナー前まで押し込んだギャラガーの左ボディがヒットすると、ジェンキンスは苦悶の表情を浮かべながら膝を付くダウンを喫します。立ち上がり再開したところでゴングが鳴り、7ラウンドもギャラガーは上下にパンチを集めていきますが半分過ぎにギャラガーの左フックがローブローとなると、ハワード・フォスター(英国)レフェリーが休憩を取り、ギャラガーに注意が入ります。左まぶたからも出血を見せるジェンキンスに8ラウンド半分過ぎ、レフェリーがドクターチェックを入れますが続行、ジャブ、ワンツー主体に試合を立て直しに掛かります。微量ながら両まぶたから出血するジェンキンスにレフェリーが9ラウンド中盤に再びドクターチェックを入れると続行不可、試合終了となっています。ブーイングの聞こえる中、手を挙げられ30歳対決を制したWBC39位でもあるジェンキンスは22勝8KO3敗2分、ギャラガーは16勝10KO6敗としています。



    アンダーカードのノンタイトル10回戦は、7月12日のR.ブラント(米国)再戦を前に村田諒太のスパーリングパートナーとして来日していた、WBCミドル級8位のルイス・アリアス(米国)がWBO5位、IBFでも13位につける、ルーク・キーラー(アイルランド)と対戦、10回判定でキーラーが勝利をおさめています(96-91)。

    開始ゴング40秒ほどで近い距離からキーラーのコンパクトな左フックがアリアスのアゴに入り、ストンと尻餅を着くダウン、深いダメージには映らずスティーブ・グレイ(英国)レフェリーのカウント8で再開、アリアスが反撃を試みますが残り20秒ほどでキーラーの右フックがダックしたアリアスの後頭部に入ると、バランスを崩しコーナーによろよろと後退、追撃をかわしたところで初回が終わります。2ラウンド直後、お互いに揉み合い時の左右フックが目立つためかレフェリーからラビットパンチの注意が入り、残り30秒ほどでアリアスにローブローの注意が入ります。終了直前にもキーラーがアリアスの後頭部に加撃、注意が入り、3ラウンドは半分過ぎにアリアスの左フックがヒットするなど退がりながら手を出すキーラーに比べ、攻勢面でもややアリアスが優勢に映ります。4ラウンドはキーラーの左でアリアスの顔が跳ね上がり、5ラウンドはアリアスが有効打で優勢と映るなか残り40秒ほどで、キーラーが度々放っていたラビットパンチで減点1を科されます。

    6ラウンド序盤、キーラーが肩で押し込みアリアスをマットに倒すとレフェリーから注意が入るもののポイントはキーラーが獲ったように映りますが、WBO欧州王座を持っていることで上位に付けているキーラーはガードを下げ、退がりながら小突くようなパンチを合わせていく展開が目立っていき、アリアスも前進を続けるものの的中率が上がらずお互いに疲労の色が見え始めます。8ラウンドは両者、細かいパンチの応酬となりますが残り30秒ほどでブレイク・コール後に右フックを当てアリアスが減点1、競った展開のなか痛い失点となります。9ラウンド早々、赤コーナー前でワンツーを出しに行ったアリアスが空振ったところにキーラーが押し、スリップしたように映りましたがレフェリーはダウンと裁定、カウントを数えるとアリアスは両手を広げスリップだろ?と言う表情を見せます。再開後、再びキーラーをロープに追い込みながら挽回を図るアリアスは最終回もポイントアウトしようと距離を取る動きを見せるキーラーに攻めかかりますが決定打を打ち込むことは出来ずゴング、同時にキーラーはコーナーに駆け上がり歓声を浴びています。32歳のキーラーは17勝5KO2敗1分、初回のダウンを盛り返したように映った29歳のアリアスでしたが、終盤の減点と誤審ながらもダウンが決定的となり18勝9KO2敗1分1無判定としています。



    元2階級制覇王者を父に持つ、スティーブ・コリンズ Jr.(アイルランド)はパドレイグ・マクロイ(英国)に8ラウンド1分46秒TKO負けを喫しています。最後は連打でレフェリーストップに持ち込んだマクロイは9戦全勝4KO、キャリア初のTKO負けとした29歳のコリンズ Jr. は14勝4KO3敗1分です。



    昨年8月のC.ロサレス(ニカラグア)戦に続き、3月の再起戦でも敗れ、まさかの連敗中としている元世界ランカーのパディ・バーンズ(アイルランド)はホエル・サンチェス(ニカラグア)に6回判定勝利、およそ1年9ヶ月振りの白星としています。08年北京五輪、12年ロンドン五輪と2大会銅メダル獲得という輝かしいアマチュア・キャリアを持つ32歳のバーンズは6勝1KO2敗としています。
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