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  • WBAウェルター級レギュラー王座の決定戦はモンテカルロ開催へ

    WBAウェルター級レギュラー王座の決定戦はモンテカルロ開催へ

    2019.10.02
    WBAウェルター級1位、アレクサンデル・ベスプーチン(ロシア/13戦全勝9KO)と同級2位、ラジャブ・ブタエフ(ロシア/12戦全勝9KO)による同級レギュラー王座決定戦の入札がWBA本部のパナマ、パナマシティにて行われ、マッチルーム・ボクシングが505,555ドル(約5470万円)で落札。なおロシアのパトリオット・プロモーションズは415,000ドル(約4490万円)、トップランクは315,000ドル(約3408万円)を提示したことも報じられています。


    落札したマッチルーム・ボクシングは早速、11月30日にモナコのモンテカルロで開催を予定するイベントで挙行するとしていますがこの決定戦は7月に行われた、レギュラー王者のM.パッキャオ(フィリピン)対スーパー王者のK.サーマン(米国)戦に依るもので、パッキャオが勝利したことによりスーパー王者に昇格、それまで保持していたレギュラー王座が空くというものです。


    正式な会見は後日と思われるなか規定路線で言えばゴングまでおよそ2ヶ月となるロシア選手同士による決定戦。しかし28歳のベスプーチンは約4年前のプロデビューから全てのプロキャリアをアメリカでこなしており、一方のアマチュア戦績392勝8敗と報じられている25歳のブタエフは約3年前、米国のフロリダでプロデビューを果たしアメリカで10試合、ロシアで2試合をこなすなど両選手ともほぼアメリカがホームとなっています。パッキャオの後継王者となるのは手数で圧すサウスポーのベスプーチンでしょうか、それとも好戦的なオーソドックスのブタエフでしょうか?
  • 前IBFスーパーライト級王者、イバン・バランチェクの復帰戦迫る

    前IBFスーパーライト級王者、イバン・バランチェクの復帰戦迫る

    2019.10.02
    いよいよ今週末の日本時間6日に迫ったIBF世界ミドル級王座決定戦、同級1位のセルゲイ・デレイビャンチェンコ(ウクライナ/14戦13勝10KO1敗)対同級3位の元統一王者、ジェナディ・ゴロフキン(カザフスタン/41戦39勝35KO1敗1分)戦の行われる米国、ニューヨーク州ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンが徐々に騒がしくなっています。


    8月下旬に正式発表された王座決定戦は試合まで1週間を切り、日本時間2日にはニューヨークの屋外で公開練習を行うことが予定されるな中、アンダーカードで前IBFスーパーライト級王者のイバン・バランチェク(ベラルーシ/20戦19勝12KO1敗)が初黒星となったJ.テイラー(英国)戦からおよそ5ヶ月で復帰することが明らかとなっています。今夏、テイラー戦直前にチームから外されたペドロ・ディアス・トレーナーと再びタッグを組み再起戦に備える姿が報じられていましたが、IBF4位、WBCで7位につける26歳の前王者が元NABF北米スーパーライト級王者のガブリエル・ブラセロ(米国/29戦25勝6KO3敗1分)との復帰戦に臨みます。またWBAスーパーウェルター級6位に躍進してきたイズライル・マドリモフ(ウズベキスタン/3戦全勝全KO)はアレハンドロ・バレラ(メキシコ/29勝18KO5敗)と対戦するなどいよいよカウントダウンとなっています。
  • WBAクルーザー級スーパー王者のアルセン・グラムイリアンが防衛戦

    WBAクルーザー級スーパー王者のアルセン・グラムイリアンが防衛戦

    2019.10.01
    フランスのウニベント・ボクセがWBA世界クルーザー級スーパーチャンピオンのアルセン・グラムイリアン(アルメニア/24戦全勝16KO)2度目の防衛戦を11月15日にフランスのパリに在る、アコーホテルズ・アリーナで行うことを発表しています。挑戦者はWBA同級オセアニア王者のケイン・ワッツ(豪州/24戦21勝13KO3敗)、今回が世界初挑戦となります。


    フランスでプロデビューを果たした31歳のグラムイリアンはトレーニングのベースをアメリカのカリフォルニアに在るビッグベアに置き、アベル・サンチェス・トレーナーの師事を仰いでいることでも知られ、昨年3月にR.メルウィー(コートジボアール)を下し暫定王座を獲得。フィジカルを武器にグイグイ攻め込むオーソドックス型ですが、知名度の低さは残念ながらこれまでのキャリアが物語っていると言えるでしょう。昨年10月にM.フラナガン(豪州)を退け暫定王座の初防衛を飾ると、新設されたばかりのゴールド王者に移行され、昨今知名度を高めているWBAのゴールド・チャンピオンに初めて就くボクサーとなります。


    同級ゴールド王座に就いた時点で同級統一王者にはM.ガシエフ、休養王者にD.レベデフ(ともにロシア)が在位しておりレギュラー王座は空位となっていましたが、『WBSS』決勝戦でガシエフがO.ウシク(ウクライナ)にWBA王座を奪われるとWBAはウシクとレベデフに対戦命令を出し、目を負傷したことで王座を返上していたB.シュメノフ(カザフスタン)をレギュラー王座に復権させ、シュメノフとグラムイリアンにも対戦指示を出したことが報じられていました。しかしウシクはレベデフ戦を拒否、レベデフもビッグマネーファイトが実現せず今夏には引退を発表。そしてシュメノフはドン・キング・プロモーターの興行力低下も影響し世界戦を挙行することが出来ず、戦わないまま一度は王座を剥奪され抗議し復権したものの次戦のアナウンスは皆無となっています。


    そしてWBAは2人の王者が消え1人は活動休止状態となった5月、グラムイリアンをエレベーター式にレギュラー王座に格上げ、更に9月にもう一度エレベーターに乗せスーパー王座に就けるという同プロモーションとWBAの親密度を裏付けるかの厚遇を受けています。グラムイリアン本人の責任では無さそうですが、これまで名のあるライバルと戦ったことが無いうちにスーパー王者となったことも認知度の低い理由と言えそうです。暫定王座時から含めた2度目の防衛戦は同級10位、37歳のワッツが相手となっていますがどのような結果となるでしょうか?



    またセミファイナルではWBAゴールド・スーパーウェルター級王者のミシェル・ソロ(フランス/37戦34勝23KO2敗1分)がWBCで同級7位につける、セドリック・ビトゥ(フランス/50戦47勝19KO3敗)と同王座の防衛戦を行います。7月のドタバタ劇も記憶に新しいソロですが、A.プレスト(フランス)を下した直後にはビトゥもリングに上がり国内ライバル対決の熱気も一気に膨らんでいただけに今回は既定路線といえるマッチアップと言えそうです。


    またセバスチャン・アカリエス・プロモーターの期待株、ルイ・トゥータン(フランス/14戦13勝12KO1敗)、ディラン・シャラ(フランス/19戦18勝4KO1分)、更にはアハメド・エル・マスウーディ(フランス/34戦30勝6KO3敗1分)らもリングに上がることがアナウンスされており同プロモーションの2019年を締めくくるパリのイベントになりそうです。
  • WBCヘビー級戦で因縁のリマッチなど世界戦4試合が正式にアナウンス

    WBCヘビー級戦で因縁のリマッチなど世界戦4試合が正式にアナウンス

    2019.09.30
    先週末、英国と米国で4試合の世界タイトルマッチがアナウンスされています。まずロサンゼルスで行われたS.ポーター対E.スペンス Jr. 戦前に公式記者会見が行われたのはWBC世界ヘビー級戦とWBAスーパーフェザー級戦のダブル世界戦です。11月23日に米国、ネバダ州ラスベガスに在る、MGMグランドガーデンにて昨年3月以来のリマッチとなるWBCヘビー級王者、ディオンテイ・ワイルダー(米国/42戦41勝40KO1分)対同級3位のルイス・オルティス(キューバ/34戦31勝26KO1敗2ノーコンテスト)戦。そしてWBAフェザー級スーパー王者のレオ・サンタ・クルス(メキシコ/38戦36勝19KO1敗1分)対同級3位、ミゲル・フローレス(メキシコ/26戦24勝12KO2敗)戦というものです。


    ESPN選出による2018年の『Fight of the Year』で第5位に選出されたヘビー級戦のリマッチは33歳の王者ワイルダーにとって大台10度目の防衛が懸かります。王者が10回TKO勝利をおさめた初戦ですが、王座交代を思わせるヒヤリとする場面もあり王者だけでなく、40歳のオルティスとしても完全決着を付けたいところでしょう。しかしながら共に発表されたセミファイナルは、決定を待ち望んだファンも多いメインイベントとは大きく異なるマッチアップと言えそうです。


    これまで3階級制覇を成し遂げているWBAフェザー級スーパー王者のサンタ・クルスが4階級制覇を目指し、空位のWBAスーパーフェザー級スーパー王座を争うというもので相手は17年に2連敗を喫したのちノーランカー相手に2連勝をおさめたのみで9月上旬に発表されたランキングでいきなりノーランクから3位と高位置へ急浮上した27歳のフローレスです。同級レギュラー王者としてA.カンシオ(米国)も在位するなかでのスーパー王座決定戦ということも重なり、どれだけボクシング・ファンの興味を引くのか微妙な世界戦と言わざるを得ないでしょう。



    そしてマッチルーム・ボクシングが、WBAスーパーミドル級スーパーチャンピオンのカラム・スミス(英国/26戦全勝19KO)対同級暫定チャンピオンのジョン・ライダー(英国/32戦28勝16KO4敗)戦を同日の11月23日に英国のリバプールに在る、M&Sアリーナ(旧:エコー・アリーナ)にて開催することを発表しています。


    WBAから9月上旬に発表された対戦指示によるもので、同王座2度目の防衛戦となる29歳のスミスは元WBAミドル級王者のH.エンダム(フランス)を3回TKOに下してから約5ヶ月でのリングとなります。一方、顎ひげとがっちりした体躯から " Gorilla " の異名を持つ31歳のライダーは、B.アカウィ(豪州)に3回TKO勝利をおさめ暫定王者となってから約6ヶ月が空いています。


    ロンドン出身のライダーに対してリバプール出身、まさに凱旋試合となるスミスは「ベルトを守る世界チャンピオンとしてリバプールに帰ることが決まった心境はとても口に出せるものではありません。世界タイトルマッチをこの街で行うことは私にとって常に夢でした、出来るならば今後も開催されるであろうビッグファイトのスタートであってほしいですね。そして国内でタフな対戦者のジョン・ライダーと戦えることも嬉しく思います、彼は素晴らしいKO勝利をおさめ、指名挑戦者の権利を手にしました。私はトレーニング・キャンプでベストを尽くし、2020年に向けての良いアピールとするために一生懸命取り組んでいます。」攻防のバランスに長けた万能王者のスミスがサウスポーのファイター型といえるライダーに対しどのような攻め方を見せて切り崩すのか?指名試合とはいえオッズにかなりの開きが出ると思われる対戦です。



    またゴールデンボーイ・プロモーションズは10月24日、米国のカリフォルニア州インディオ、ファンタシー・スプリングス・リゾート・カジノにて開催する定期興行『 Thursday Night Fights 』でWBO世界ライトフライ級タイトルマッチを行うとし、チャンピオンのエルウィン・ソト(メキシコ/16戦15勝11KO1敗)が同級1位で前OPBF東洋太平洋同級王者のエドワルド・ヘノ(フィリピン/19戦14勝5KO5分)と初防衛戦を行うとしています。


    6月、軽量級では破格の破壊力を持つことで知られる王者A.アコスタ(プエルトリコ)を最終回KOに破りV4を阻止、ベルトを奪取した22歳のソトと日本でもお馴染み、来日戦績3戦2勝1分を数える27歳の指名挑戦者ヘノによるタイトルマッチは日本でも注目の対戦と言えるでしょう。
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2019.09.30
    <現地時間28日>
    約8年2ヶ月のブランクから引退を撤回、今回で復帰4戦目となる " La Hiena " こと元WBOスーパーフェザー級王者のホルヘ・バリオスがアルゼンチンのコルドバ州にてディエゴ・チャベス(元WBA暫定王者とは別人/ともにアルゼンチン)と対戦、10回判定勝利で復帰4連勝をおさめています。43歳のバリオスは53勝36KO4敗1分1ノーコンテストとしています。


    当時IBF2位、WBCでも3位と世界挑戦を射程圏内におさめていたケルマン・レハラガ(スペイン)がTKO負けを喫したのが3月。約半年振りとなる再戦を初戦と同じスペインのビルバオで行いましたが元WBAウェルター級暫定王者のデビッド・アバネシャン(ロシア)に初回TKO負けに散っています。初回半分過ぎに右フックでダウン、再開後にも右フックでダウンを奪われ立ち上がったもののダメージを考慮されストップとなった27歳のレハラガは28勝23KO2敗、きっちり雪辱をしてから世界へ行きたかったのでしょう、男気は買いますが勝利の女神はアバネシャンに微笑んでいます。一方、再び実力を証明した30歳のアバネシャンは25勝13KO3敗1分としています。



    英国のニューキャッスルにてWBOスーパーバンタム級4位にランクされるトーマス・パトリック・ウォード(英国)が出場、エスネル・タラベラ(ニカラグア)に10回判定勝利をおさめています。25歳のウォードは28戦全勝4KOとしています。

    また9月13日にドバイにて復帰戦を初回TKOで飾っていたWBCフライ級6位のアンドリュー・セルビー(英国)が15日という間隔で復帰2戦目のリングに上がり、ファジリ・マジハ(タンザニア)に8回判定勝利です。30歳のセルビーは13勝7KO1敗、26歳のマジハは24勝11KO14敗4分としています。



    6月に元統一ヘビー級王者のT.フューリー(英国)に完敗した、トム・シュワルツがドイツのマグデブルグにて復帰2戦目のリングに上がり(写真)、イリャ・メツェンツェフ(ともにドイツ)に6回終了TKO勝利です。この両者は15年11月にも対戦しており7回TKO勝利をおさめている25歳のシュワルツは返り討ちに成功し26勝18KO1敗、WBO13位につけています。23歳のメツェンツェフは20勝17KO2敗です。



    アイ・オブ・ザ・タイガー・マネージメントの今週2回目のイベントがカナダ、モントリオールにて行われ、空位のNABF北米ヘビー級王座決定戦はアスランベク・マフムドフ(ロシア)がジュリアン・フェルナンデス(メキシコ)に3回TKO勝利、王座獲得です。WBC米大陸王者でもあり同級26位の30歳、マフムドフは9戦全勝全KO、26歳のフェルナンデスは13勝10KO2敗としています。



    <現地時間27日>
    WBOヘビー級8位、IBFでも15位にランクされるヘビー級ホープ、ダニエル・デュボア(英国)が英国、ロンドンにて元WBOアフリカ王者のエベネゼル・テテ(ガーナ)と英連邦ヘビー級王座決定戦を行い、初回TKOでデュボアが王座獲得です。22歳になったばかりのデュボアはこれで13戦全勝12KO、31歳のテテは初黒星を喫し19勝16KO1敗です。

    アンダーカードではWBO欧州スーパーフェザー級王者のアーチー・シャープ(英国)がデクラン・ギャラティ(アイルランド)に4回KO勝利をおさめ同王座防衛に成功です。24歳、WBO7位でもあるシャープは17戦全勝9KO、29歳のギャラティは19勝4KO5敗です。



    <現地時間26日>
    カナダのモントリオールにてIBFインターコンチネンタル・スーパーライト級王座決定戦が行われ、バティル・ジュケムバエフ(カザフスタン)が元IBFライト級王者のミゲル・バスケス(メキシコ)を10回判定に下し王座獲得を果たしています(3対0)。28歳のジュケムバエフは17勝13KO2ノーコンテスト、32歳のバスケスは41勝15KO9敗としています。

    またWBOミドル級1位のスティーブン・バトラー(カナダ)はポール・バレンズエラ(メキシコ)を初回KOに下しています。24歳のバトラーは28勝24KO1敗1分、WBCで4位、IBFでも8位につけています。




    <現地時間22日>
    元IBFウェルター級王者のジョシュア・クロッティ(ガーナ)がガーナのアクロポンにてアジジ・ムポンダ(タンザニア)と対戦し9回TKO勝利。約3年3ヶ月のブランクを置いて今年3月に地元ガーナ、アクラで再起を果たした41歳のクロッティは先週末、ドイツのリングに上がるニュースも報じられましたが結局キャンセルとなり、地元で復帰2戦目を白星でパス、戦績を41勝24KO5敗1ノーコンテストとしています。


    英国のマンチェスターでは元IBFバンタム級王者のポール・バトラー(英国)がホセアファト・レイジェス(メキシコ)に6回判定勝利をおさめています。30歳のバトラーは30勝15KO2敗、IBF3位、WBC8位、WBOでは11位に着けています。
  • 速報!ショーン・ポーター 対 エロール・スペンス Jr. !

    速報!ショーン・ポーター 対 エロール・スペンス Jr. !

    2019.09.29
    米国、カリフォルニア州ロサンゼルスに在る、ステープルズ・センターにてWBC&IBF世界ウェルター級王座統一戦がただいま終了、WBC王者のショーン・ポーターがIBF王者のエロール・スペンス Jr.(ともに米国)に12回判定負け、スペンスが2本のベルトを統一しています(2対1/116-111×2:スペンス、115-112:ポーター)。

    サウスポーのスペンスが冷静に動きを見ながらジャブを突き、ポーターが飛び込むタイミングを計りステップを刻みながら出入りする初回となりますが2ラウンドに入るとスペンスがプレッシャーを強め、ボディへの攻めも見せポーターの動きを封じ込めようとします。3ラウンドはお互いにパンチを交換、ギアが上がると4ラウンドはポーターが左右フックを軸に仕掛けガンガン攻め込むと、スペンスはクリーンヒットこそ許さないものの連打に防戦を余儀なくされポイントを落としたように映ります。中盤、攻めの姿勢を崩さないポーターの身体が流れたところへボディを打ち込むスペンスは、ポーターの持ち味ともいえるスタミナ勝負の混戦に受けてたつかのような展開ともいえ、ポーターの手数と攻勢が有効と映るラウンドもあるなかで折り返します。7ラウンド、ポーターをロープに詰めようと前進するスペンスですがポーターも巧みに身体を入れ替えボディにパンチを打ち返し、8ラウンドはスペンスの左、ポーターの右がそれぞれヒット、もみ合いも多い展開で終盤に入ると9ラウンド序盤、ポーターのジャブがスペンスの顔面にヒット、終盤にはお互いリング中央で左右フックを振りあう見応えのある攻防を見せます。英国『Sky Sports』で解説を務めるマシュー・マックリン氏はこのラウンド終了時点でポーターが逆転と採点し、10ラウンドも互角の攻防を見せると迎えた11ラウンド残り1分ほどでスペンスの小さい左フックがカウンターとなってポーターの顎にヒットするとバランスを崩したポーターがカクンと左ひざを付き、シーソーゲームが崩れる痛恨のダウンを喫します。再開に応じたポーターはラウンド終了のゴングを聞くとガッカリした表情でコーナーに戻り、最終回はここが勝負と見たかスペンスが攻勢を強め前進、しかしポーターも身体を振りながら中盤には右を当て反撃、両王者の意地がぶつかった好ファイトはフルラウンドを終え終了のゴングを聞いています。29歳のスペンス Jr. は26戦全勝21KOとしIBF王座4度目の防衛に成功するとともにWBCのベルトを手にしています。敗れた31歳のポーターは30勝17KO3敗1分、WBC王座2度目の防衛に失敗です。



    セミファイナル、WBC世界スーパーミドル級統一戦は正規王者のアンソニー・ディレルが休養王者のデビッド・ベナビデス(ともに米国)に9ラウンド1分39秒TKO負け、ベナビデスが正規王者に返り咲いています。

    ディレルは左手をやや前に出しながらジャブを突きサークリング、ベナビデスはガードを固めじりじりと歩を詰めながら手を出し前進する静かな初回を終え、2ラウンドに入りべナビデスが攻勢を強めると両者のパンチの交換が増えていきますが、べナビデスによる上下の打ち分けがやや有効に映ります。3ラウンドはお互いに「もっと打ってこい」「効かないよ」といったジェスチャーを見せ、4ラウンドはディレルがべナビデスをロープに押し込む場面も見えますが明確な決定打は無く、5ラウンド中盤にべナビデスが連打を浴びせると歓声が上がり、明確な有効打こそ外すディレルですが見せ場を造られます。6ラウンド終盤、ロープを背にベナビデスの連打をかわすディレルですが右まぶたをカット、トーマス・テイラー(米国)レフェリーはタイムを掛けてドクターチェックを入れますが続行します。インターバルでかなり深いカットが明らかとなりますがカットマンの見事な技術で迎えた7ラウンド、気持ちが折れ始めたかディレルは開始からクリンチワークを増やし、1分過ぎにはローブローを打ち込みレフェリーから注意を受けるとしきりに右まぶたをグローブで拭い始めます。2度目となるドクターチェックも続行となり、過去の試合でも時折、精神力のモロさを見せてきたディレルだけにいきなりの幕切れを思わせますが、8ラウンド開始と同時にレフェリーは3度目のドクターチェックを入れますがここも続行となります。カットした右まぶたを前面に出すサウスポーにスイッチする戦術を取ったディレルですがサークリングするスタイルは変わらず、ベナビデスが前進し、終盤にはコンビネーションを出すとハッキリとベナビデスがポイントを挙げます。迎えた9ラウンド、ベナビデスが連打でロープに詰めダウンを思わせるなか最後は赤コーナー前でべナビデスがコンビネーションを出すと赤コーナーのセコンドが棄権を申し出てインスペクターが手を振りTKOとなっています。22歳のベナビデスは22戦全勝19KO、昨夏に事実上剥奪となった正規王者に返り咲きを果たしています。34歳のディレルは33勝24KO2敗1分、2月、A.イユリディン(トルコ)に負傷判定勝ちをおさめ獲得した同王座の初防衛に失敗です。



    セミセミはレギュラー王者だったK.レリ(ベラルーシ)がスーパー王者のR.プログレイス(米国)に敗れたことで空位となったWBA世界スーパーライト級王座決定戦が同級2位のマリオ・バリオス(米国)と同級3位、バティル・アフメドフ(ウズベキスタン)によって争われ、12回判定でバリオスが新王者となっています(3対0/114-112、116-111、115-111)。

    やや上背で勝るバリオスがサウスポーのアフメドフに小さい左アッパーをヒットした初回ですが、2ラウンドはアフメドフも身体がほぐれたか上半身を振りながらコンパクトなパンチを出していき、距離を取ろうとするバリオスのサイドステップが印象に残ると、3ラウンドは右フックも混ぜながらアフメドフの良い動きが目につきます。しかし4ラウンド早々、バリオスのいきなりの右ストレートがヒット、足をバタつかせるアフメドフにバリオスが追撃するとバランスを崩したアフメドフは両手をトンとマットに付き、オスカル・カントゥ(米国)レフェリーがダウンをカウントします。深いダメージには映らず再び前に出始めるアフメドフがバリオスを追いかける展開に戻ると、5ラウンドは右フックを混ぜながら攻勢を強めたアフメドフが退がるバリオスに手数で上回ったように映り、ダウン分を含めポイントで優勢と映るバリオスにやや疲れが出始めたように映ります。

    ロープを背負わないように上手く回り込むバリオスですが、有効打こそ外すもの手数が上がらず7ラウンドには左まぶたをカット、微量の出血となり、アフメドフが序盤の失点を挽回する中盤となります。昨今のサウスポーには珍しく右フックを巧みに混ぜるアフメドフに対し、中盤以降左ガードを高く上げる場面の増えたた分ジャブが減ったバリオスは退がりながらのパンチとあってアフメドフの前進を止めることが出来ず、9ラウンド終了時点で現地放送局『Fox Sports』の解説者はドローと採点、ペースはハッキリとアフメドフが取り返しますが、お互いにどこまでスタミナが持つかも焦点となります。左目の下も腫れ始めたバリオスは最終回もアフメドフの前進にやや流れを取られたように映ると残り30秒で右がカウンターとなって顔面にヒット、アフメドフが再び両手をつく起死回生のダウンを奪います。再開に応じたところで終了のゴングが鳴るというフルラウンドとなっています。初回から4ラウンドはバリオス、5ラウンドから11ラウンドはアフメドフ、最終回はバリオスが取り返しダウン2つを取ったバリオスが薄氷の勝利を手にしています。24歳のバリオスは25戦全勝16KO、28歳のアフメドフは7勝6KO1敗です。



    ウェルター級10回戦は4度目の世界挑戦を目指すWBCウェルター級8位のホセシト・ロペスがジョン・モリナ(ともに米国)に8ラウンド39秒TKO勝利です。

    地元カリフォルニア出身のベテラン、高い人気を持つ同士の対戦は初回早々、肩越しの右でロペスがダウンを奪います。レイ・コロナ(米国)レフェリーのカウント8で再開しますが、残り1分ほどで再び右を食うと身体を大きくフラつかせながらロープに後退、ロペスの連打を浴び左ボディなども入ると膝をつく2度目のダウンを喫します。深いダメージを見せますが続行、ロペスの追撃を果敢に反撃ししのごうとするモリナは足が言うことを効かず終了間際にマットに崩れますが、ここはスリップと裁定され辛くも初回をしのぎ切ります。2ラウンドもロペスの右をモロに食ったモリナですが右、左とフックを打ち返すとロペスの顔面にヒット、歓声が上がりダウンこそ拒否しますがポイントは連取されます。3ラウンド以降、ダウンシーンこそ無いものの手数とパンチの適格性で勝るロペスのペースでラウンドは進み、ロペスの攻勢に反応し切れずモロにパンチを食う場面もあるモリナですが持ち前の粘りを見せるなか迎えた7ラウンド残り30秒といったところで再びロペスの肩越しの右を食うと膝から崩れ落ちます。しかし試合を捨てず再び立ち上がり再開したところでゴングに助けられ、しかし8ラウンド開始と同時にリング中央で打ち合った両者ですがロペスが打ち勝ち、モリナが後ずさりしたところへロペスの右がヒット、体をよろけさせたところでダメージの限界と見たかレフェリーが割って入っています。35歳のロペスは37勝20KO8敗、観客の望む激闘を見せた36歳のモリナでしたがいつもながらダメージが心配です、戦績は30勝24KO9敗としています。



    ウェルター級10回戦、元4階級制覇王者のロバート・ゲレロはジェラルド・トーマス(ともに米国)に10回判定勝利です(3対0/98-92、99-91×2)。

    トーマスは両手をぶらりとさせ左右に動きながらパンチを出し、頻繁にスイッチを繰り返しながらフットワークを使うややトリッキーなスタイル。ゲレロはいつものように高めのガードからジャブを突きじわじわプレッシャーを掛けながらトーマスの身体が流れたところへボディを攻めていきます。いきなり飛び込むように出てきてはコンビネーションを出すトーマスのパンチがゲレロにヒットする場面もありますが、ボディ攻撃が功を奏していくように徐々にトーマスの足が鈍っていきます。ジャブを出し続け手数でポイント面のリードを広げていくように映るゲレロは折り返しても、勝負を焦らず慎重に試合を運び、同じようなラウンドが続くやや面白味に欠ける展開となります。7ラウンド辺りにはブーイングもハッキリと聞こえ始めますがトリッキーな動きを続けるトーマスにゲレロが隙を見ては上下にパンチを入れていく展開で終盤に入ります。9ラウンド終了間際、トーマスが飛び込むように前進しゲレロをロープに追い込み連打を出すと良いパンチもヒットしますが多くを空転させゴング、突然の反撃にゲレロは苦笑いを見せながらコーナーに戻ります。最終回も猛烈な連打でゲレロを追い込むトーマスですが、ゲレロはしっかり決定打を外しながら逆に上下のパンチで応戦すると再びそれまでの展開に戻り、ゲレロが手数でポイントを挙げゴングを聞いています。O.フィゲロア(米国)にTKO負けを喫して引退を発表、約16ヶ月を置き復帰してから3連勝(2KO)、36歳のゲレロは36勝20KO6敗1分2無判定、敗れた30歳のトーマスは14勝8KO2敗1分としています。



    元世界王者の弟として名高いファビアン・マイダナ(アルゼンチン)が初黒星からおよそ8ヶ月で再起、ラムセス・アガトン(メキシコ)に1ラウンド2分7秒KO勝利で復帰戦を飾っています。27歳のマイダナは17勝13KO1敗、29歳のアガトンは21勝11KO11敗3分としています。



    リオ五輪ミドル級銅メダリストのミサエル・ロドリゲス(メキシコ)はブランドン・マドックス(米国)に3ラウンド1分43秒TKO勝利です。25歳のロドリゲスはこれで10戦全勝5KO、33歳のマドックスは7勝5KO3敗1分としています。
  • 速報!トニー・ヨカ 対 ミカエル・ワリッシュ!

    速報!トニー・ヨカ 対 ミカエル・ワリッシュ!

    2019.09.29
    フランスのナントにて、リングスター・フランス主催イベントが行われ、16年リオ五輪でスーパーヘビー級金メダリストのトニー・ヨカ(フランス)が1年間のサスペンドから復帰2戦目のリングとして、元WBO欧州ヘビー級王者のミカエル・ワリッシュ(ドイツ)と対戦、3ラウンド1分18秒TKO勝利をおさめています。

    ジャブから試合を組み立てようとするヨカが上下に打ち分けながら試合を組み立てようとし、ワリッシュはガード越しにワンツーを出していく初回はお互いに決定打は少なく手数でヨカが取ったように映ります。2ラウンドに入り、左ボディも増やしていくヨカに対し3ラウンドはコンビネーションを出しながらワリッシュが前に出てきますがヨカは落ち着いてガードで対処、50秒過ぎに小さい右アッパーを当て顎を跳ね上げるとワリッシュがストンと膝をつくダウンを喫します。カウント8で立ち上がったワリッシュにヨカが追撃するとガード一辺倒となったワリッシュにヨカの左右フックが合間に入り込み、自ら右膝をつく2度目のダウン、レフェリーはそのまま両手を交差しています。27歳のヨカは7戦全勝6KO、WBCでは33位に名前を戻しています。次戦を12月7日予定とするヨカですが、対戦相手の候補には元世界ランカーのヨハン・デュオパ(フランス/42戦37勝24KO5敗)、そして前日27日にIBOインターナショナル王座の獲得を果たした、フランス・ヘビー級チャンピオンのラファエル・トロンシュ(フランス/13戦全勝8KO)の名前が引き続き挙がっています。33歳のワリッシュは20勝13KO3敗です。



    そして同五輪ウェルター級銅メダリストでWBCスーパーウェルター級18位のスレイマン・シソコ(フランス)は元世界ランカーのドミトリー・ミカイレンコ(ロシア)を10回判定に下しています(3対0/100-90×2、99-91)。28歳のシソコは11戦全勝7KO、33歳のミカイレンコは23勝10KO5敗です。



    また同五輪フライ級ベスト16のエリー・コンキはロイック・タジャン(ともにフランス)に10回判定勝利、保持するフランス・バンタム級王座の防衛を果たしています(3対0/97-93×2、96-94)。27歳のコンキは8戦全勝1KO、初黒星を喫した29歳のタジャンは4勝全KO1敗です。
  • 明日、ロサンゼルスで行われるトリプル世界戦の計量結果

    明日、ロサンゼルスで行われるトリプル世界戦の計量結果

    2019.09.28
    日本時間明日29日に米国のロサンゼルスで開催されるトリプル世界戦の計量結果が報じられています。明日はフランスのナントにて、リオ五輪メダリストのT.ヨカ(6戦全勝5KO)とS.シソコ(10戦全勝7KO)、そして同五輪フライ級ベスト16のE.コンキ(7戦全勝1KO)らが出場するイベントや、スペインのビルバオではK.レハラガ(29戦28勝23KO1敗)が初黒星を喫した元WBAウェルター級暫定王者、D.アバネシャン(ロシア/28戦24勝12KO3敗1分)との半年振りとなるリマッチもセットされていますが、やはりウェルター級頂上決戦にボクシングファンの注目が集まることでしょう。



    <WBC&IBF世界ウェルター級王座統一戦 in 米国、カリフォルニア州ロサンゼルス、ステープルズ・センター>
    WBC王者、ショーン・ポーター(米国/33戦30勝17KO2敗1分):147ポンド(約66.6Kg)リミット
    IBF王者、エロール・スペンス Jr.(米国/25戦全勝21KO):147ポンド
    ※勝者はT.クロフォード(米国)か、それともM.パッキャオ(フィリピン)か、次に続くV.オルティス(米国)やE.カバラウスカス(リトアニア)らとのマッチアップも面白そうですが、もしスペンスが敗れポーターがベルトを統一することになれば更に混沌となりそうです。持ち前の運動量でスペンスの距離をどう潰し、どうスタミナを削っていくのか、特に序盤はポーターの戦術に注目が集まりそうです。


    <WBC世界スーパーミドル級統一戦>
    正規王者、アンソニー・ディレル(米国/35戦33勝24KO1敗1分):167.6ポンド(約76.0Kg)
    休養王者、デビッド・ベナビデス(米国/21戦全勝18KO):167.6ポンド
    ※比較的、好不調の波がある両者の対戦と言えそうですが、お互いに昨年は1試合のみ。そして34歳のディレルは7ヶ月振り、22歳のベナビデスは6ヶ月振りのリングという『PBC』傘下選手のお約束といえる試合間隔がどうコンディションに影響するでしょうか?コカイン検出により休養王座へ据えられたベナビデスがおよそ1年振りに正規王者へ復帰する予想が立つ中で勝者は次戦でA.イユリディン(トルコ)との防衛戦が指示されています。


    <WBA世界スーパーライト級王座決定戦>
    同級2位、マリオ・バリオス(米国/24戦全勝16KO):140ポンド(約63.5Kg)リミット
    同級3位、バティル・アフメドフ(ウズベキスタン/7戦全勝6KO):139.4ポンド(約63.2Kg)
    ※暫定王者で1位のA.プエジョ(ドミニカ共和国)を差し置いて行われる正規王座の決定戦ですが、新王者誕生となればスーパーと合わせて同階級3人目の世界王者となります。長らくスーパーフェザー級でキャリアを重ね、世界ランクも上位進出を果たした矢先に一気に2階級を上げた時は否定的な報道も出た24歳のバリオスですが着実に白星を重ねビッグチャンスを手にしています。一方の28歳、サウスポーのアフメドフは今回がアメリカ3戦目となりますが大舞台でどこまで実力を発揮できるでしょうか?
  • WBC&IBF統一戦の6日前にWBA王者が8度目の防衛戦

    WBC&IBF統一戦の6日前にWBA王者が8度目の防衛戦

    2019.09.28
    9月上旬に発表された元4団体統一クルーザー級王者、アレクサンデル・ウシク(ウクライナ/16戦全勝12KO)のヘビー級転向初戦、対WBOヘビー級4位のタイロン・スポーン(オランダ/14戦全勝13KO)戦のアンダーカードにてWBA世界ライトヘビー級チャンピオンのドミトリー・ビボル(キルギスタン/16戦全勝11KO)が同王座8度目の防衛戦を行うことが発表されました。


    10月12日に米国のイリノイ州シカゴに在る、ウィントラスト・アリーナで開催されるイベントで王者ビボルに挑むのはWBAではノーランクながらWBOで同級12位につける、レニン・カスティージョ(ドミニカ共和国/23戦20勝15KO2敗1分)となっています。


    9戦目となるアメリカのリングももはや慣れたものでしょう、28歳の王者は会見で「10月12日の試合が決定したことを嬉しく思います。カスティージョは良い挑戦者です、(昨年8月には、のちにWBA暫定王座に就く)マーカス・ブラウンと戦った経験も有りますし、良い試合内容でした。ファンの為にもエキサイティングなパフォーマンスをお見せします。」と述べています。そして31歳、世界初挑戦となるカスティージョもアメリカ9戦目となります。「夢が実現します、ドミトリー・ビボルはパウンド・フォー・パウンドのトップ20に入る選手だと思いますが、私には彼をパニックに陥れる武器があります。一生懸命にトレーニングを重ねていますが10月12日は最高のレニン・カスティージョが披露出来るでしょう、ベルトはドミニカ共和国に持ち帰ります!」と番狂わせを起こすと意気込んでいます。


    興行力のあるマッチルーム・ボクシングがそろそろスーパーチャンピオンへ格上げさせるべく動きそうな予感もするビボルですが、約1週間後にあたる10月18日に激突するWBC王者のゴズディク対IBF王者のベテルビエフ戦勝者との統一戦はボクシング・ファンとして是非とも見たいところでしょう。
  • テオフィモ・ロペスは周囲の思惑を覆し世界王座獲得成るか?

    テオフィモ・ロペスは周囲の思惑を覆し世界王座獲得成るか?

    2019.09.27
    7月19日に中谷正義(井岡)選手に12回判定勝利をおさめIBF世界ライト級指名挑戦権を獲得、トップコンテンダーの座に座ったテオフィモ・ロペス(写真/米国/14戦全勝11KO)の世界初挑戦が12月14日、米国のニューヨーク州ニューヨークに在る、マジソン・スクエア・ガーデンのリングになることが明らかとなり、チャンピオンのリチャード・コミー(ガーナ/31戦29勝26KO2敗)への挑戦が決まっています。


    6月にR.ベルトラン(メキシコ)を8回KOに下し初防衛を果たしている王者コミーは32歳。ロペス戦は2度目の防衛が掛かりますが、中谷戦を終えたロペスに対し、コミーのアンドレ・ロジアー・トレーナーも「時期尚早」と述べただけでなく身内とも言える、ボブ・アラム・プロモーターも「ロペスは世界タイトルマッチを行うためにもう一つ二つ学ばなくてはいけないことがありそうだ。」とコメント、もう少し経験を積んだうえでの世界挑戦を示唆していましたが、ロペス陣営の意向を汲んだマッチアップと言えそうです。


    トップランクのトッド・デュボフ氏は「これは非常に魅力溢れる試合です、今最もボクシング界を熱くしているテオフィモが本物でタフ、ベテランのコミーと拳を交えるのですからね。どちらが勝ち上がるのか、誰もがピリピリするような緊張感を持つ戦いはまさに50-50の試合と言えるでしょう。」と述べた一戦の勝者には3団体統一王者、V.ロマチェンコ(ウクライナ)との4団体統一戦へ道が開けるものと思われます。
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