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    先週海外注目試合結果

    2019.02.04
    <現地時間2日>
    メキシコのタマウリパス州リオ・ブラボーにて日本で3度世界戦のリングに上がった経験を持つベテラン・サウスポー、元WBCスーパーフライ級王者の " Gusano " ことトマス・ロハスが元WBC米大陸ライト級王者のハイロ・" Doberman "・ロペス(ともにメキシコ)に10回終了TKO勝利です。昨年10月に元世界王者のジョニー・ゴンサレス(メキシコ)に12回判定勝利をおさめ、WBCスーパーフェザー級8位に再浮上を果たした38歳のロハスは51勝34KO16敗1分1ノーコンテストとし、ロペスは23勝16KO10敗です。



    IBFスーパーフェザー級戦が決まったことで王座を返上したJ.テニーソン(英国)の後釜として行われた欧州スーパーフェザー級王座決定戦がスペインのバルセロナで開催(写真)、元世界ランカーのフリ・ヒネル(スペイン)がサミル・ジアニ(フランス)と対戦し、6回終了TKOでジアニが勝利をおさめ新王者となっています。28歳のジアニは29勝6KO3敗1分とし、同王座の返り咲きを狙った35歳のヒネルは23勝8KO4敗1分としています。



    <現地時間1日>
    米国、ニューヨークにてロナルド・エリスとディアンドレ・ウェア(ともに米国)による無敗対決が行われ、10回判定でウェアが勝利をおさめています(2対0)。一気に地域王座3本のベルトを手にした31歳のウェアは13勝8KO1敗2分、29歳のエリスは15勝10KO1敗2分1ノーコンテストとしています。

    アンダーカードでは16年4月にG.ゴロフキン(カザフスタン)の保持する統一ミドル級王座に挑戦し2回KO負けを喫している、ドミニク・ウェイドが約2年10ヶ月振りとなる復帰戦。マルティン・フィデル・リオス(アルゼンチン)を初回108秒TKOで終えています。28歳のウェイドは19勝13KO1敗、26歳のリオスは23勝13KO19敗4分1ノーコンテストとしています。
  • 速報!エレイデル・アルバレス 対 セルゲイ・コバレフ 2!

    速報!エレイデル・アルバレス 対 セルゲイ・コバレフ 2!

    2019.02.03
    米国、テキサス州フリスコに在る、フォード・センター・アット・ザ・スターにてWBO世界ライトヘビー級タイトルマッチがただいま終了、ファン注目のダイレクト・リマッチはチャンピオンのエレイデル・アルバレス(コロンビア)が前王者で同級5位のセルゲイ・コバレフ(ロシア)に12回判定負け、王座交代となっています(3対0/116-111×2、120-108)。

    現地時間で土曜日深夜12時を過ぎようかというところでゴングとなったメインは初戦と似通った立ち上がりとなり、コバレフがジャブとワンツーを軸にプレッシャーを掛け、アルバレスがガードで防ぎながら打ち返す展開となり、振り分けるならコバレフの手数といった序盤となります。両者に対し、ルイス・パボン(プエルトリコ)レフェリーがクリーンに戦うよう注意する場面もあり中盤に入ると5ラウンドはアルバレスが前進、やや手数を増やし上下を攻めていきます。6ラウンドもコバレフのガードの外側からアルバレスの右が入ったように映るなか、現地解説者のアンドレ・ウォードは59-55のコバレフ優勢と採点し折り返します。アルバレスのマーク・ラムジー・トレーナーが「コバレフは後半バテる」とにらんだように後半勝負の戦術をうかがわせるアルバレスですが元来慎重派でもあり、中盤に見せていたボディ攻撃も影をひそめ、序盤の失点をハッキリと挽回するほどの攻勢とは映らず終盤に入ります。アルバレスのガードに自慢の豪打を阻まれるコバレフは終盤に入ってもガードの上から手を出し続け序盤の流れをそのままキープ、10ラウンドには右ストレートをヒットしアルバレスの顔を跳ね上げると雪辱を願うファンから歓声が上がります。11ラウンド、アルバレスの右がコバレフにヒットする場面もありますがコバレフもコンパクトな手数で対抗、最終回もジャブで距離をキープしたコバレフが初戦とは異なりアルバレスの逆転の一打を浴びることなく有効打でも圧倒、終了のゴングを聞いています。35歳のコバレフは33勝28KO3敗1分、同王座の返り咲きを果たしています。34歳のアルバレスは24勝12KO1敗、コバレフの「初戦はツイていただけ。」という言葉を裏打ちする結果となっています。



    セミファイナル、WBAとWBC、WBOで世界ランクを持ち、トップランクが売り出し中のホープ、テオフィモ・ロペスが2度の世界挑戦経験を持つディエゴ・マグダレノ(ともに米国)に7ラウンド1分8秒TKO勝利をおさめています。

    仮想ロマチェンコといったマッチアップか、これまでの対戦相手より1段上がったことで慎重な立ち上がりを見せたロペスでしたが初回終了間際に右フックを浅くヒット、2ラウンドに入るといつものように自信満々の表情で距離を詰めて行きます。1分過ぎ、コンパクトな右アッパーを打ち込んだロペスの勢いに呑み込まれそうに映るサウスポーのマグダレノは早くも鼻頭から出血します。時折効果的にコンパクトなアッパーをコンビネーションに織り込むロペスが攻勢を強め、リードを広げていきますがマグダレノもパンチの芯を外しながらサイドに動きボディを攻めるなど意地を見せ折り返した6ラウンド残り20秒でロペスの左フックが外からマグダレノの側頭部にヒットするとゴロンと倒れ込むダウンとなります。ダメージを見せながら立ち上がったところでゴングが鳴り、7ラウンド開始と同時に攻めかかるロペスですがマグダレノも打ってこいと意地を見せるなか50秒過ぎにロペスの左フックのダブルがクリーンヒットするとマグダレノが大の字にダウン、立ち上がる姿勢を見せましたがレフェリーは続行を許しませんでした。21歳のロペスは12戦全勝10KO、4連続KO勝利とし保持するNABA、NABF、USBAの王座を守っています。32歳のマグダレノは31勝13KO3敗、頑張りを見せましたが健闘空しく敗れています。



    WBO世界フェザー級タイトルマッチはチャンピオンのオスカル・バルデス(メキシコ)が同級14位のカルミネ・トンマゾーネ(イタリア)に7ラウンド9秒TKO勝利、王座防衛です。

    3月のS.キッグ(英国)戦で12回判定勝利をおさめたもののアゴを骨折、約11ヶ月振りのリングとなる王者はS.アルバレスのトレーナーも務めるエディ・レイノソ・トレーナーとの新タッグ。初回は慎重な戦いぶりを見せるトンマゾーネに対し、王者がやや手数で勝ります。2ラウンドに入り、トンマゾーネもジャブを多用、フットワークを使いスイッチも混ぜながら王者の隙をうかがいますが3ラウンドは王者が攻勢を強めていくとトンマゾーネが鼻血を出し始めます。迎えた4ラウンド40秒過ぎ、王者の右ストレートでトンマゾーネがはじかれるように尻からダウンします。深いダメージと映らず再開に応じたトンマゾーネはジャブから立て直しを図りますが残り15秒で王者のかするような左ボディフックを食うと、自らひざを着き2度目のダウンを喫します。立ちあがったところでゴングが鳴ると5ラウンド、上下の打ち分けを見せる王者が着実にダメージを与えますがトンマゾーネも懸命に手数で対抗するなか、6ラウンド40秒過ぎに王者のジャブでバランスを崩しトンマゾーネが3度目のダウンを喫します。マーク・ネルソン(米国)レフェリーはカウント8でここも再開、右目下の腫れが目立ち始めたトンマゾーネの被弾が徐々に増えていきます。迎えた7ラウンド開始直後、王者の右アッパーをアゴに食ったトンマゾーネは崩れるようにダウンするとダメージの蓄積を考慮したレフェリーが即座にストップしています。28歳のバルデスは25戦全勝20KO、同王座5度目の防衛に成功しています。16年リオ五輪でプロ・ボクサーとして出場、ライト級ベスト16の好成績で話題となった34歳のトンマゾーネでしたが初黒星を喫し19勝5KO1敗としています。試合後、リング上でフィアンセにプロポーズし指輪をはめ、会場から拍手を浴びたトンマゾーネでしたが勝利をプレゼントすることは出来ませんでした。


    " Mikey "・ガルシアの王座返上により空位となったIBFライト級王座決定戦としてトップコンテンダーのリチャード・コミー(ガーナ)と同級3位のイサ・チャニエフ(ロシア)が対戦、2ラウンド39秒TKOでコミーが新王者となっています。

    アメリカ・デビュー戦でチャニエフが実力を発揮出来れば面白いマッチアップとされるなかでスタート。両者ともペースを握ろうと積極的にパンチを出し合い、どちらも左フックを食い合います。チャニエフの肩ごしの右がコミーにヒットし膝を揺らした後、残り30秒ほどでコミーの右ストレートがチャニエフのアゴにクリーンヒットすると尻餅を着くダウンを喫します。ローレンス・コール(米国)レフェリーがカウント8で再開、コミーが追撃しますがコミーのスリップもありゴングに追撃を阻まれます。しかし2ラウンド開始10秒でコミーの左フックがアゴにヒットしチャニエフが2度目のダウン、再開に応じたチャニエフでしたがダメージは深くコミーの追撃に下がるばかりとなりロープ際で再び左右フックを食い、腰からダウンしたところでレフェリーがカウントを数えず終了となっています。結果的に良いところが出た31歳のコミーは28勝25KO2敗、2度目の世界挑戦で念願の王座獲得と果たしています。16年9月のR.イースター Jr. (米国/IBFライト級王座戦)、同12月のD.シャフィコフ(ロシア)と2連敗を喫したことで、ザウアーラント・プロモーションから見切りを付けられたコミーでしたが、ディベラ・エンターテインメントと契約を結んだことで陽の目を見ています。トップランク主催イベントでもあり勝者インタビューでは、WBA王者のV.ロマチェンコの名前を出し統一戦を煽るESPNですが規定通りに進めば初防衛戦は最上位のE.タトゥリ(フィンランド)戦となりますがどうなるでしょうか。初回終了間際の右で敗れたとも映る26歳のチャニエフは13勝6KO2敗としています。



    スーパーミドル級8回戦、13年アルマトイ世界選手権でミドル級金メダル、15年ドーハ世界選手権同級ベスト8、16年リオ五輪同級ベスト8と輝かしいアマチュア実績を持つ、ジャニベック・アリムカヌウェ(カザフスタン)がスティーブン・マルティネス(プエルトリコ)に5ラウンド21秒TKO勝利です。

    サウスポーのアリムカヌウェがやや前かがみの構えからジャブを突き、マルティネスが出てきたところにアッパーを合わせようとし、マルティネスはジャブやいきなりの右を上手く使い初回を終えます。スーパーウェルター級でも戦えるマルティネスはパワーで劣り、ポイントこそ落とすなかで手数を集め対抗を見せていたものの3ラウンド1分過ぎ、左ボディがカウンターとなってヒット、膝を着くダウンを喫します。ニール・ヤング(米国)レフェリーがカウント8で続行、アリムカヌウェの追撃をロープ際でじっくりと見ながら決定打を外し、ゴングが鳴りますが4ラウンドも右フック、左ストレートを浴びると、アリムカヌウェは余裕をアピールするかのように手を止めリング中央に下がりステップを踏みながら笑顔を見せます。終盤、左アッパーでアゴを跳ね上げられたマルティネスは5ラウンド早々、アリムカヌウエのコンビネーションを浴びたところでセコンドがエプロンに立ちストップをアピール、試合終了となっています。25歳のサウスポー、ジャニベックは5戦全勝2KO。村田諒太のスパーリング・パートナーとしてたびたび来日を果たしている28歳のマルティネスは18勝13KO5敗としています。



    ウェルター級6回戦、エンリコ・ゴゴキア(ジョージア)がビトール・フレイタス(ブラジル)に3ラウンド2分4秒TKO勝利です。

    元世界王者、A.フレイタスの親戚でもあるビトールはアメリカ2戦目。緊張からか初回1分過ぎにサウスポー、ゴゴキアの左ストレートを避けようとサイドステップしますがボディに浅く食ったところでバランスを崩し見た目に派手なダウンを喫します。苦笑いを見せ立ち上がったビトールでしたが、3ラウンド1分過ぎにも左ボディストレートを食い一瞬間をおいてダウンします。苦悶の表情を浮かべながら立ち上がったビトールでしたが苦しさが勝り構えることが出来ずレフェリーは両手を交差しています。プロ・キャリアの全戦をアメリカでこなしている27歳のゴゴキアは10戦全勝5KO、ロマチェンコやウシク、ゴズディクらを抱えるエギス・クリマス・マネジャーがガンガンアメリカ戦線に投入してくる逸材の1人です。25歳のビトールは15勝9KO4敗です。



    こちらも村田諒太のスパーリング・パートナーとして度々来日している、WBCスーパーウェルター級19位、WBC米大陸同級王者のパトリック・デイ(米国)がWBC13位のイスマイル・イリエフ(ロシア)と空位のIBFインターコンチネンタル同級王座決定戦を行い、10回判定勝利です(3対0/98-92、96-94、97-93)。両者ダウンは無いもののパンチの的確性で勝利を手にした26歳のデイは17勝6KO2敗1分、シャープなパンチの応酬戦を制し2本のベルトを抱え笑顔を見せています。25歳のイリエフは11勝3KO1敗1分と初黒星を喫しています。



    WBOスーパーウェルター級6位、IBFでも10位にランクされる、バカラン・ムルタザリエフ(ロシア)がエルビン・アヤラ(米国)と対戦、9ラウンド2分5秒TKO勝利。26歳のムルタザリエフは15戦全勝12KO、38歳のアヤラは29勝13KO13敗1分としています。
  • 速報!セルヒオ・ガルシア 対 テッド・チーズマン!

    速報!セルヒオ・ガルシア 対 テッド・チーズマン!

    2019.02.03
    英国のロンドンにて欧州スーパーウェルター級タイトルマッチがただいま終了、WBCで4位につけるセルヒオ・ガルシア(スペイン)がWBA14位にランクされる、テッド・チーズマン(英国)の挑戦を受け、12回判定勝利をおさめ敵地で同王座防衛を果たしています(3対0/119-109×2、115-114)

    特筆するパワーは無いものの間断無く出されるジャブなど手数が主武器の王者は欧州のベルトを持っていることで高位置につけているタイプ。この日もじわじわ前進してくるチーズマンを手数で迎え撃つ初回となり、2ラウンドも退がりながら手を出していくとチーズマンはガードを固めながら前に出るものの手が出ません。3ラウンドはやや手数を増やしたチーズマンが右の打ち下ろしをヒットしますが歓声ほどポイントを挙げているように映らず、前に出続けるものの追い込みが甘くロープやコーナーに詰めることが出来ず王者のペースで追いかけっこ状態となります。4ラウンド以降も王者が退がりながらコツンコツンとパンチをヒット、チーズマンは前に出るだけで手数が増えず、地元選手寄りな採点を付けることも多い現地解説者の元世界王者、A.リーも王者のフルマークで折り返します。チーズマンの奮起が目に見えたのは8ラウンド、右ストレートを好打すると王者はやや効いてしまいガード一辺倒、バックステップが増えチーズマンがガードの合間にパンチを打ち分けていきます。しかしこのピンチを乗り越えた王者は9ラウンド以降、再びジャブとフットワークで立て直すと10ラウンドには前に出てくるチーズマンに右アッパーをヒット、アゴを跳ね上げます。キックボクシング経験を持つチーズマンはアゴの強さをアピールしたいのか時折ノーガードで前進、効いてないという素振りを見せるものの蓄積したダメージは顔面に表れ腫れも目立ち鼻血も出続けます。最終回、逆転を狙うチーズマンは相打ち覚悟で打ってこいとジェスチャー、ノーガードのままがむしゃらに右を打ち込み王者をたじろがせる場面も見せますが、技術の差を見せたフルラウンドとなっています。26歳のガルシアは29戦全勝13KO、23歳のチーズマンは15勝9KO1敗としています。



    セミファイナル、WBAコンチネンタル・ライトヘビー級王座決定戦は、ジェイク・ボールとクレイグ・リチャーズ(ともに英国)で争われ、3ラウンド2分39秒TKOでリチャーズが勝利、新王者となっています。

    右手をちょんちょんと出しながらサークリングするサウスポーのボールにスタートから積極的に距離を詰めに行くリチャーズは初回残り20秒、いきなりの右ストレートをアゴに打ち込み幸先良くダウンを奪います。スティーブ・グレイ(英国)レフェリーがカウント8で再開後、ゴングに助けられ、2ラウンドもいきなりの右を中心に攻めるリチャーズは残り30秒ほどでロープ際で右フックをボディに打ち込むとボールが膝を着く2度目のダウンを喫します。ここも立ち上がったボールは追撃をかわしゴングに逃げ込みます。右手を動かし、上半身を振りながら何とか立て直そうとするボールですが3ラウンド半分過ぎにも右ストレートのダブルで崩れるようにダウンを喫しダメージの深さを見せ、再開に応じたもののリチャーズの追撃に大きくバランスを崩したところでレフェリーストップ、まだやれると不満の表情を見せたボールですが妥当なタイミングに映ります。28歳のリチャーズは14勝8KO1敗、26歳のボールは12勝9KO2敗としています。



    アンダーカード、昨年9月にM.アスキン(英国)との近年まれにみるダル・ファイトで勝利を手にした、WBAコンチネンタル・クルーザー級王者のローレンス・オコリー(英国)が防衛戦を行い、タマス・ロジ(ハンガリー)に3ラウンド1分13秒TKO勝利をおさめています。英国内ではアスキンとダイレクトリマッチをやるべき、ホールディングの反則負けにするべきなど評価をガクンと下げたオリンピアン、26歳のオコリーは11戦全勝8KO、WBAでは7位にランクされており次戦は3月、英連邦王者のW.カマチョ(スペイン)との対戦が決まっています。敗れた29歳のロジは20勝17KO12敗2分です。



    空位の英連邦ミドル級王座決定戦はフェリックス・キャッシュ(英国)がラシード・アボラジ(ナイジェリア)に初回2分45秒KO勝利、キャッシュが新王者となっています。25歳のキャッシュは11戦全勝7KO、アボラジは11勝6KO5敗1分です。
  • 対戦発表されたばかりのイバン・バランチェク陣営がトーナメントの離脱を示唆

    対戦発表されたばかりのイバン・バランチェク陣営がトーナメントの離脱を示唆

    2019.02.02
    当初のプランから数ヶ月遅れながらようやく発表された、『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』シーズン・2のスーパーライト級トーナメント準決勝戦ですが、やはり運営に支障をきたしているという報道は確かと言わざるを得ないようです。イバン・バランチェク(ベラルーシ/19戦全勝12KO)対ジョシュ・テイラー(英国/14戦全勝12KO)戦が発表された数時間後、バランチェクのデイブ・マクウォーター・マネジャーがESPNなど幾つかのメディアに明かしたところでは、準々決勝戦のバランチェクへの報酬の支払いに遅れが生じたうえ、ザウアーラント・プロモーションを中心とする主催者側の姿勢に不信感を募らせていることが報じられています。


    同マネジャーは、「(トーナメントから)我々は間違いなく離脱しています。イバンが5月下旬にグラスゴーでジョシュ・テイラーと対戦する交渉は進んでいましたが、私も周囲から聞いたものであり、(主催者側が)私たちチームの誰かでもなく、ルー・ディベラ・プロモーターとも直接話をしたものではありませんでした。我々は確かに準々決勝戦のファイトマネーを受け取りましたが、イバンが受け取るべき勝利者ボーナスは2ヶ月待たなくてはなりませんでしたし、我々がトーナメントの撤退を匂わせ、訴訟も辞さない姿勢を見せるまで彼らが支払うことはありませんでした。支払いが遅れたことで準決勝戦で受け取るべき報酬を預託し保障するよう伝えましたが彼らはそれを拒否したのです、報酬の一部すら預けることをしませんでした。(今後の試合報酬について)彼らが私たちに支払うことは出来ないのだろうと思っています、いずれにせよ私はテイラー戦が行われると考えていません。」

    「イバンは試合の機会を逃し続けていますが、このトーナメントは我々も非常に喜んでいたものなのでひどく失望しています。イバンは世界王座を持っていますしこのまま時間の浪費を続けるつもりはありません、別の誰かが我々にオファーを入れてくれることを確信しています。毎日トレーニングに励んでいる青年(イバン)はボクシングをフルタイムの仕事として考えています、その彼にこれらの支払いの遅れは主催者にお金が無いからだとどのように伝えれば良いのでしょうか?」としています。


    そして共同プロモート権を持つディベラ・プロモーターも「私はイバンとデイブ・マクウォーターによる決断を理解しています、彼らは長らくイライラを募らせており、" WBSS " を継続していくことに重大な懸念を持っていました。私はイバンの共同プロモーターとして彼らの懸念を " WBSS " 側に伝え、イバンを慰めながらトーナメントの今後について細かい情報を伝えようとサポートしてきました。しかし現在問題となっている報酬について何度か問い合わせましたが彼らから具体的な返信はありませんでした。」と述べていますが、主催者側はマネジャーやプロモーターから合意を取り付けずに正式発表をしたのでしょうか?試合まで3ヶ月以上あるだけにファンとしては解決、継続へ進んでほしいと願うばかりです。
  • ダイレクトリマッチとなるWBOライトヘビー級戦の計量結果

    ダイレクトリマッチとなるWBOライトヘビー級戦の計量結果

    2019.02.02
    米国、テキサス州フリスコに在る、フォード・センター・アット・ザ・スターにてトップランク主催の注目イベントが日本時間明日3日に開催されます。明日の世界戦はこの3試合のみですがメインイベントのWBOライトヘビー級戦を中心とする楽しみなトリプル世界戦を含めた6選手いずれもクリアしたことが報じられています。


    <WBO世界ライトヘビー級タイトルマッチ>
    王者、エレイデル・アルバレス(コロンビア/24戦全勝12KO):174.8ポンド(約79.2Kg)
    同級5位、セルゲイ・コバレフ(ロシア/36戦32勝28KO3敗1分):174ポンド(約78.9Kg)


    <WBO世界フェザー級タイトルマッチ>
    王者、オスカル・バルデス(メキシコ/24戦全勝19KO):125.8ポンド(約57.0Kg)
    同級14位、カルミネ・トンマゾーネ(イタリア/19戦全勝5KO):125.4ポンド(約56.8Kg)


    <IBF世界ライト級王座決定戦>
    同級1位、リチャード・コミー(ガーナ/29戦27勝24KO2敗):134.3ポンド(約60.9Kg)
    同級3位、イサ・チャニエフ(ロシア/14戦13勝6KO1敗):134.6ポンド(約61.0Kg)
  • 速報!アストン・パリクテ 対 ホセ・マルティネス!

    速報!アストン・パリクテ 対 ホセ・マルティネス!

    2019.02.01
    米国、カリフォルニア州アルパインに在る、ビエハス・カジノ&リゾートにて、WBO世界スーパーフライ級王座への指名挑戦者決定戦が行われ、同級1位のアストン・パリクテ(フィリピン/114.8ポンド)が同級2位のホセ・マルティネス(プエルトリコ/114.6ポンド)に2ラウンド2分18秒TKO勝利です。

    お互いにガード高め、ジャブとワンツーで様子を探る初回ながら自慢の強打で上下に打ち分けを見せるパリクテが優勢に進め、2ラウンド開始と同時にマルティネスが仕掛けるとパリクテも応戦、20秒過ぎに左フックを好打しマルティネスが左手をマットに付きますが、レフェリーは見誤りそのまま続行となります。やや効いてしまったマルティネスはロープに後退、パリクテがやや雑に詰めに行ったところで打ち返しますが、流れは変えられずパリクテが攻勢を強めていきます。1分20秒過ぎ、パリクテの左ボディが脇腹に入り、少し間をおいてからマルティネスが右ひざをつくダウンを喫します。立ちあがったマルティネスは追撃を浴び、上から振り下ろすパリクテの右をラビットパンチだとアピールしながらも再び膝から崩れ落ちダウンします。後頭部をこすりながら、ここも立ちあがったマルティネスですが、最後はロープに詰めたパリクテが連打を打ち込み、防戦一方となったところでレフェリーストップ、指名挑戦権を手にしています。昨年9月に行われたD.ニエテス(フィリピン)との王座決定戦で12回引分としている28歳のパリクテは25勝21KO2敗1分、昨年の大晦日に新王者となったニエテスとの再戦はあるのでしょうか?26歳のマルティネスは20勝13KO1敗2分です。
  • イバン・バランチェク対ジョシュ・テイラー戦は5月18日開催

    イバン・バランチェク対ジョシュ・テイラー戦は5月18日開催

    2019.02.01
    昨年の10月からスタートした『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』シーズン・2の準決勝戦6試合のアナウンスが待たれる中、ようやく1カードが日本時間1月31日に発表され、IBFスーパーライト級チャンピオンのイバン・バランチェク(ベラルーシ/19戦全勝12KO)にIBF3位のジョシュ・テイラー(英国/14戦全勝12KO)が挑戦するカードが5月18日に英国スコットランドのグラスゴーに在る、ザ・SSEハイドロで決まっています。



    10月27日にA.ジギ(スウェーデン)を7回終了TKOに下しているバランチェクと、11月3日にR.マーティン(米国)を7回TKOに退けているテイラーによるトーナメントの準決勝戦の勝者は、R.プログレイス(米国)対K.レリ(ベラルーシ)戦勝者とのトーナメント決勝戦へと駒を進めます。昨年末には今後のトーナメント開催に暗雲が立ち込めていることが報じられましたが残る準決勝戦5試合、そして決勝戦も商業ベースの弱い選手にとっては厳しい状況での対戦となり、両者ともプロモーション力の弱いマッチアップとなれば主催するザウアーラント・プロモーションの頭痛の種が更に増えることでしょう。ファン待望の好カードも多いだけになるべくスムーズにトーナメントを進めてほしいと願うところです。
  • ウーゴ・ルイス「ボクシングは何が起こるか分からない、デービスをKOしてみせる!」

    ウーゴ・ルイス「ボクシングは何が起こるか分からない、デービスをKOしてみせる!」

    2019.02.01
    WBA世界フェザー級タイトルマッチまで10日を切ったところで挑戦者のアブネル・マレス(米国)がスパーリング中に右ひじを負傷、9日に予定されていた、スーパー・チャンピオンのジェルボンテ・デービス(米国/20戦全勝19KO)戦から離脱することが発表され、代役として元2階級制覇王者のウーゴ・ルイス(メキシコ/43戦39勝33KO4敗)がデービスに挑戦することが決まっています。


    ルイスは1月19日に来日経験を持つ元世界ランカーのアルベルト・ゲバラ(メキシコ)と対戦、10回判定勝利をおさめていますが、この試合はもともとWBAフェザー級暫定王者のサウスポー、ジャック・テポラ(フィリピン)に挑むものがテポラの体重超過によりゲバラに変更となった経緯があり、数ヶ月間のテポラ対策が生きると話しています。21日間という異例の試合間隔で世界戦に臨むルイスは「私は1月、サウスポーと戦うために3ヶ月間トレーニングを積み重ねてきましたが、(テポラの計量失敗により)対戦相手が変わりました、試合前日に(サウスポーからオーソドックスに)アジャストすることは簡単なことではありませんでしたが私はゲバラ戦後すぐにジムに戻りました。このようにボクシングは何が起こるか決して分からないものです、私はジェルボンテ・デービスをKOするために100%の準備を整えています。」とコメントを残し、番狂わせを目指すとしています。残念ながら勝敗面での面白味は減少したメインイベントですが3階級制覇を目指すルイスの漢気は買いたいところです。元世界王者や世界ランカー、ホープも数多く出場するイベントは日本時間10日(日)に迫っています。
  • 2月23日に元世界王者同士がメキシコ、ティファナで激突

    2月23日に元世界王者同士がメキシコ、ティファナで激突

    2019.01.31
    " Bam Bam " ブランドン・リオス(米国/40戦35勝26KO4敗1分)と " Zorrita " ウンベルト・ソト(メキシコ/80戦68勝37KO9敗2分1ノーコンテスト)による元世界王者対決が2月23日にメキシコのバハ・カリフォルニア州ティファナにて対戦することが発表、サンフェル・プロモーションズとマッチルーム・ボクシングによる共同プロモートでのイベントでベテラン同士が意地を賭けて激突します。


    元WBAライト級王者のリオスは肉を切らせて骨を断つスタイルで根強い人気を持つ32歳、昨年2月にD.ガルシア(米国)にワンパンチKO負けを喫していますが11月に再起を果たし、" Canelo " の兄、ラモン・アルバレス(メキシコ)を9回TKOに下しています。約3ヶ月振りの試合となるリオスに対して、地元で迎え撃つ元3階級制覇王者でもある38歳のソトは15年10月、ホープのA.オロスコ(メキシコ)に10回判定負けを喫して以降、世界ランクから陥落したことも影響し試合間隔が広がり、昨年こそ2試合をこなしていますが17年は試合を行っておらず、今回はおよそ6ヶ月振りのリングとなります。


    実戦的な感覚に加えて年齢的にも不利が予想されるソトですが地元メディアに対し、「私はこの試合がタフな試合になることは十分に理解しています、しかし私には彼よりも経験があります。また勝利を手にするために極めて重要な鍵となるインテリジェンス、試合運びの巧さも私が上です。(リオス対ラモン戦を)私は見ていませんが、カネロの兄と私とでは大きな違いがあると思っています。(トレーナーの)ロムロ・キラルテとボビー・キラルテによる私のチームは試合まで一気に突き進みます、きっと良い試合になるでしょう。」とコメント、世界王者時代から長年組んできたチームで勝利を目指すと意気込みを述べています。
  • IBFミドル級挑戦者決定戦はミネソタ州ミネアポリス開催へ

    IBFミドル級挑戦者決定戦はミネソタ州ミネアポリス開催へ

    2019.01.31
    先日おこなわれた入札でディベラ・エンターテインメントが425,515ドル(約4650万円)で落札、米国での開催が有力視されていたIBF世界ミドル級挑戦者決定戦について、同級2位のジャック・クルカイ(ドイツ/28戦25勝13KO3敗)が自身のSNSにて、同級3位のセルゲイ・デレイビャンチェンコ(ウクライナ/13戦12勝10KO1敗)との対戦が4月13日に米国、ミネソタ州ミネアポリスになると明かしています。


    4月13日のミネアポリスといえば昨年末に " Premier Boxing Champions " がFOXとアナウンスしたイベントの中で、カレブ・トゥルアックス(米国/36戦30勝19KO4敗2分)対ピーター・クイリン(米国/36戦34勝23KO1敗1分)戦がセットされていますが、このイベントに組み込まれるものと思われ、すでに幾つかのメディアも同様に報じており正式発表を待つのみと思われます。


    現在はD.ジェイコブス(米国)が保持する王座は統一戦としてS.アルバレス(メキシコ)との王座統一戦が5月4日に決まっています。ここで決まる新王者への指名挑戦権獲得となれば、チャンピオンベルト奪取のチャンスだけでなく破格のファイトマネーを得る可能性もゼロではなく両者のモチベーションは相当のものと言えそうです。入札結果を受け、すでに2戦目となるアメリカのリングになることも心得ているクルカイが2階級制覇を達成することは出来るでしょうか?
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