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    速報!デボン・アレキサンダー 対 イワン・レドカッチ!

    2019.06.02
    米国、カリフォルニア州サン・ジャッキントに在る、ソボバ・カジノ・リゾートにて " Premier Boxing Champions " が開催、メインイベントのスーパーウェルター級10回戦は元2階級制覇王者のデボン・アレキサンダー(米国/151.4ポンド)が元USBA全米ライト級王者のイワン・レドカッチ(ウクライナ/148.6ポンド)に6ラウンド1分10秒TKO負けを喫しています。

    R.ジョーンズ Jr. がチーフ・セコンドに就くアレキサンダー、一方のレドカッチもS.モズリーがチーフに就くという豪華な布陣で相対したサウスポー同士の顔合わせ。初回はアレキサンダーが手数でポイントを獲ったように映りますが、2ラウンドはレドカッチが終盤に右フックからの連打を見せます。3ラウンド、偶然のバッティングでレドカッチが右眉から出血すると4ラウンドはジャブの差し合いによるペース争いとなります。このままもつれるかと思われた6ラウンド、レドカッチの左アッパーが入り、アレキサンダーの右ガード越しに左フックが入るとアレキサンダーはロープ際に後退、連打でダウンを喫します。深いダメージを見せながら再開に応じたアレキサンダーでしたが、レドカッチの右フックがダックしたアレキサンダーの頭部をかすめると背中から力無くゴロンとダウン、ダメージを考慮したトーマス・テイラー(米国)レフェリーが終了としています。33歳のレドカッチは23勝18KO4敗1分、32歳のアレキサンダーは27勝14KO6敗1分、ウィークポイントともいえる打たれモロさを露呈しています。



    セミファイナル、ミドル級10回戦はWBC14位のウーゴ・センテーノ Jr. がウィリー・モンロー Jr.(ともに米国)に10回判定負けを喫しています(3対0/98-92、97-93、96-94)。

    禁止薬物違反によりJ.チャーロ挑戦をフイにした記憶も新しいサウスポーのモンローは小柄ながっちり型。やや痩躯のセンテーノとジャブの差し合いといった序盤はお互いにキビキビした動きを見せ有効打の少ないなかで緊張感のある展開を見せます。ジャブを食い3ラウンド辺りから微量の鼻血を見せるセンテーノは中盤、パンチの回転力でやや劣勢と映り、6ラウンドはロングの左フックを浅く食うと効いてないよ、と苦笑いを見せます。7ラウンド1分過ぎ、揉み合いのなかレイ・コロナ(米国)レフェリーのブレイク・コール後に右フックを放ったセンテーノに注意が入ります。全体的にシーソーゲームと言えるジャッジ泣かせのような攻防は終盤まで続きますが、持ち前のジャブでポイントを拾ったモンローが勝利を手にしています。32歳のモンロー Jr. は24勝6KO3敗、28歳のセンテーノ Jr. は27勝14KO3敗1ノーコンテストとしています。



    北京五輪スーパーヘビー級ベスト16のオノリオデ・エウワリエメ(ナイジェリア)がアメリカ・デビュー戦となる8回戦に出場、ロドニー・エルナンデス(米国)に1ラウンド2分59秒TKO負け、思わぬ番狂わせとなっています。

    上背で優勢のエウワリエメに対し、エルナンデスは開始から積極的に前進するとエウワリエメはやや気後れしたか距離を取ろうと退がる場面が目につきます。後手を踏んだ印象を見せながらジャブで立て直そうとするエウワリエメに対し距離を詰めに行ったエルナンデスがロープに押し込むと、エウワリエメは引き離そうと押し込んだところでエルナンデスの左フックがアゴにヒットするとエウワリエメはそのまま前に倒れ込むようにダウンします。巨体を起こし立ち上がったエウワリエメですがフラつきを見せダメージを考慮したレフェリーがストップ、ビッグネームとの対戦も持ち上がっていたところで痛い敗戦となっています。リング上でダンスを見せ喜びを爆発させた30歳のエルナンデスは13勝4KO7敗2分、31歳のエウワリエメは17勝16KO1敗、ヘビー級の怖さを感じさせる一戦となっています。



    1月のH.ルイス(メキシコ)戦を計量失敗により中止、WBAフェザー級暫定王座も剥奪されたジャック・テポラ(フィリピン)が出直しとなるアメリカ・デビュー戦のリングに上がり、ホセ・ルイス・ガイェゴス(米国)とのスーパーフェザー級10回戦で、10回判定勝利です(3対0/99-91×3)。

    1発をしっかりと打ち込み、無駄打ちをしないスタイルのサウスポーのテポラが初回から優勢に試合を進め、3ラウンドには左でガイェゴスをグラつかせます。しかしガイェゴスも引き下がらず芯を外しながら懸命に反撃するとディフェンスの中心がブロックでもあるテポラは手数が減り、やや単調になりがちな攻めのリズムも加わりペースこそ譲らないものの盛り上がりに欠けた印象を見せ中盤に入ります。テポラの攻勢に慣れてきた感のあるガイェゴスの頑張りもあり終盤までもつれると8ラウンドにはガイェゴスの右フックがヒット、歓声が上がります。スタミナにウィークポイントを持つテポラはその後もテンポアップ出来ず、ロープを背にガイェゴスの前進をいなす展開も混ぜながらもペースを渡すことなくフルラウンドを戦い終えています。WBA15位でもある24歳のサウスポー、テポラは23戦全勝17KOとしアメリカ・デビュー戦で白星です。こちらも24歳、ガイェゴスは16勝12KO7敗としています。



    IBFとWBOでスーパーバンタム級4位につけ、元WBOバンタム級王者でもあるマーロン・タパレス(フィリピン)はロベルト・カスタネダ(メキシコ)に3ラウンド1分37秒TKO勝利です。27歳のタパレスは33勝16KO2敗、こちらも27歳のカスタネダは23勝16KO12敗2分としています。
  • 明日の統一ヘビー級戦、王者ジョシュアとルイス Jr. の体重差は約9Kg

    明日の統一ヘビー級戦、王者ジョシュアとルイス Jr. の体重差は約9Kg

    2019.06.01
    日本時間6月2日(日)に行われる世界戦2試合は米国、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンでゴングとなります。メインイベントの統一ヘビー級王者、アンソニー・ジョシュア(英国)のアメリカ・デビュー戦が大きな話題となっていますが、王者対決が期待されるWBC王者のD.ワイルダー(米国)はニューヨークで世界戦を4度こなすなど言わばお膝元と言って良く、試合結果次第ではありますが対戦ムードが一気に高まる可能性もありそうです。


    <WBAスーパー、IBF、WBO、IBO統一世界ヘビー級タイトルマッチ in 米国、ニューヨーク州ニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデン>
    統一王者、アンソニー・ジョシュア(英国/22戦全勝21KO):247.8ポンド(約112.3Kg)
    WBA5位、IBF15位、WBO&IBO11位、アンディ・ルイス Jr.(米国/33戦32勝21KO1敗):268ポンド(約121.5Kg)
    ※王者にとって否が応でも力の入るアメリカ・デビュー戦。そしてJ.ミラー(米国)からの代役決定が試合前1ヶ月、モチベーションを上げたルイス Jr. がどこまで仕上げることが出来たがポイントと言えそうな対戦は王者の圧倒的優勢が伝えられています。タポっとしたお腹を持つルイス Jr. は見た目よりも巧者と言われるなかで番狂わせを起こすことは出来るでしょうか?


    <WBA世界スーパーミドル級タイトルマッチ>
    スーパー王者、カラム・スミス(英国/25戦全勝18KO):167.6ポンド(約76.0Kg)
    同級13位、アッサン・エンダム(フランス/40戦37勝21KO3敗):166ポンド(約75.2Kg)
    ※日本でもお馴染みのエンダムですが今回はかなり厳しい試合展開が予想されます。元々、慎重派の王者がジャブでポイントを加点しながら中盤から終盤には勝負を決めそうですが、どのような結果が待ち受けているのでしょうか?メインのジョシュア同様、アメリカのボクシング・ファンに存在感をしっかりアピールして、ビッグネームとの対戦に漕ぎつけたい王者です。
  • T.クロフォード戦から3ヶ月、アミール・カーンがサウジアラビアのリングへ

    T.クロフォード戦から3ヶ月、アミール・カーンがサウジアラビアのリングへ

    2019.06.01
    4月20日に行われたT.クロフォード(米国)戦での6回TKO負けも記憶に新しい、元WBA&IBFスーパーライト級王者のアミール・カーン(英国/38戦33勝20KO5敗)が7月12日にサウジアラビアのジッダに在る、キング・アブドゥラ・スポーツシティにてニーラジ・ゴヤット(インド/16戦11勝2KO3敗2分)と対戦することが発表されています。


    ここ最近はビッグマネーファイトを渇望するあまり試合間隔も長くなってきたカーンですがまだ32歳。老け込むには早い気もしますが今回は敬虔なムスリムでもあり、自身のルーツとも言える地でリングに上がることに大きな意味があるとしています。「これは目の前に立ちふさがる大きな挑戦です、パキスタン系英国人がインド出身のボクサーと戦う初めてのことでしょう。私はスポーツが素晴らしいヒーラーであることを信じているし、こうした機会を与えてくれたサウジアラビア政府と関係者にお礼を述べたいと思います。」


    そしてアマチュア出身、プロボクサーとして16戦11勝2KO3敗2分という戦績も報じられる27歳のゴヤットは総合格闘家としても知られています。「このチャンスは私にとってこれ以上ないほど大きく、私が番狂わせを起こして勝利することで(掛かる地域王座の)チャンピオンベルトを持ち帰ることを期待している12億人の希望が私の両肩に掛かっているのです。」主催者側から破格のファイトマネーを掲示されていると報じられるなかでの実力差のあるマッチメークとあって、発表と同時に英国メディアを中心にカーンへの風当たりが強くなっています、プロボクシング後進国とも言える地でどのような復帰戦を披露してくれるのでしょうか。
  • 速報!ワンへン・カイヤンハーダオジム 対 福原辰弥 2!

    速報!ワンへン・カイヤンハーダオジム 対 福原辰弥 2!

    2019.05.31
    タイのチャチューンサオにてWBC世界ミニマム級タイトルマッチがただいま終了、チャンピオンのワンヘン・カイヤンハーダオジム(タイ/104.75ポンド)が元WBO王者で同級4位の福原辰弥(本田フィットネス/105ポンド)に8ラウンド負傷判定勝利、王座防衛です(3対0/78-74×2、79-73)。

    今回、ワンヘン・CPフレッシュマートとコールされた王者はアクティブに試合を行う事でも知られていますが、今回は珍しく前戦から半年ほど開いた一戦。17年11月以来のリマッチとなり初戦では12回判定負けを喫している福原にとって雪辱戦となります。スタートから積極的にジャブを突く福原に対し王者も後半飛び込むようないきなりの右などで対抗する初回となり、2ラウンド中盤に福原が左まぶたをカット、出血するとブルース・マクタビッシュ(フィリピン)レフェリーがドクターチェックを入れます。再開後、負傷判定を考慮したか王者が攻勢を強め手数を増やしポイントを取り、3ラウンド早々、両者に対しバッティングの注意が入ります。福原陣営はアウェーの中でも声が通るように試合中はメガホンを使いながら指示しますが、4ラウンド中盤には王者の右ストレートがヒット、会場が沸き返ります。

    ジャッジ3者とも王者優勢(39-37×3)と採点し5ラウンドも王者が手数でポイントを挙げたように映り、6ラウンドには福原の左まぶたのカットに2度目のドクターチェックが入りますが続行となります。手数こそ大差の無いラウンドも有る中で、福原の打ち終わりやガードの合間にコツコツとパンチを入れて行く王者が正確性でやや優勢、競ったラウンドのポイントを拾って行く展開で8ラウンド中盤、王者が偶然のバッティングで右眉をカットしドクターチェックが入ると、ドクターは続行不可とレッドカードを出し終了となっています。ワンヘン選手はこれで同王座11度目の防衛に成功、デビュー以来の53連勝(18KO)と伸ばしています。福原選手は21勝7KO7敗6分、17年8月に失っている世界王座(WBO)返り咲きは成りませんでした。
  • カラム・スミスが有利予想のなか、WBAスーパーミドル級王座初防衛を目指す

    カラム・スミスが有利予想のなか、WBAスーパーミドル級王座初防衛を目指す

    2019.05.31
    日本時間6月2日(日)のゴングが迫るマジソン・スクエア・ガーデン、A.ジョシュア対A.ルイス戦のヘビー級統一戦をメインとするビッグイベントのアンダーカード出場選手による記者会見が日本時間30日に行われ、セミファイナルの両選手が意気込みを述べています。S.アルバレス(メキシコ)も対戦を避けていると報じるメディアもある王者スミスはクラス最強の呼び声も高く、エンダムにとって厳しい試合が予想されますが、引き立て役となるのか元世界王者の意地を見せるのか、35歳となったエンダムにとって今後のキャリアが懸かる大一番です。


    昨年9月、G.グローブス(英国)を7回KOに退け、WBAスーパーミドル級スーパー王座を獲得したカラム・スミス(英国/25戦全勝18KO)にとって同王座の初防衛が懸かる一戦です。「今の私はとても気分が良くわくわくしています、これは私にとって新しい章の始まりです。これまでの道のりは全てが世界チャンピオンになるためのものでしたが今、私はそれを現実のものとしました。そして世界チャンピオンとしての道のりをスタートさせるうえでマジソン・スクエア・ガーデン以上の舞台はありません。この地は多くの歴史的な戦いが行われてきた場所です、この地でボクシングのリングに上がった英国人選手の名前の中に私の名前が加えられることは特別なものがあります。」

    「とても興奮していますし良いパフォーマンスに期待しています。元々の予定より少しブランクを作りましたが、その分良い試合を魅せたいと思いますし、私がどれだけ優れたボクサーであるかを示したいと思います。近い将来にビッグファイトのリングに上がる構想がありますが、そのためにも今週末の試合で勝たなければいけません。ビッグファイトは私をより興奮させ、モチベーションを高めてくれます。自分の可能性を最大限に発揮し、多くのことを披露したいと思います、土曜日に期待してください。アッサンは元世界チャンピオンであり経験が豊富、彼よりも優秀なファイターのみが彼に勝つことが出来ました。私は自分がスーパーミドル級最強だと信じているし、そのことを証明するためにもアッサンに良い勝ち方をおさめるつもりです。」



    対するWBAスーパーミドル級13位のアッサン・エンダム(フランス/40戦37勝21KO3敗)にとって2階級制覇が懸かる大事な試合は村田諒太にWBAミドル級王座を奪われたのち昨年12月、WBCミドル級2位にランクされていたM.マレー(英国)を撃破、世界ランク上位に再浮上を果たしたベテランです。「皆さん、こんにちは。初めに(このイベントのプロモーターである)エディ・ハーンに感謝します、私のチームのために彼らがしてくれたすべての事柄に感謝します。この会見にために朝から来てくれた私の家族、そして皆さんにも感謝します。」

    「私のトレーナーは " 世界最高の選手と戦いたいと毎日言っているがこれ以上の舞台はないだろう。マジソン・スクエア・ガーデンのリングで大きなイベントの一つとして戦うチャンスを手にしたんだ、夢を叶えるんだよ!" と言っています。彼は私の欲しいものを持っており、私はスーパーチャンピオンの座を手にしたいです。このレベルのスーパーミドル級選手と戦うのは初めてになりますが、どういった試合になるのか分かりません、ですが今はとても良い気分です。私にはこのスケールの試合とイベントを戦った経験があります、マジソン・スクエア・ガーデンのリングは誰もが戦うことを憧れる場所です。この試合は私の経験が大きくモノを言うことになると考えています。」
  • ジョー・ジョイスの相手は世界挑戦経験を持つブライアント・ジェニングス

    ジョー・ジョイスの相手は世界挑戦経験を持つブライアント・ジェニングス

    2019.05.31
    試合まで約1ヶ月半となった英国、ロンドンのO2アリーナでセミファイナルに出場が予定されているリオ五輪スーパーヘビー級銀メダリスト、WBAヘビー級ゴールド王者のジョー・ジョイス(英国/9戦全勝全KO)の対戦相手が日本時間30日に発表、ブライアント・ジェニングス(米国/27戦24勝14KO3敗)と決まっています。



    ホープというにはややとうの立った33歳、ジョイスはスピードに欠けるものの持ち前のパンチ力で全勝街道を突き進み、徐々に対戦相手のネームバリューを上げながらWBCでも15位に上昇中。今回の相手に選んだ34歳のジェニングスは15年4月にW.クリチコ(ウクライナ)に12回判定負けと世界挑戦経験を持つベテランです。1月、O.リバス(コロンビア)との世界ランカー対決に敗れ、WBC21位とランキングも下降中ですが気を緩めて臨める相手ではなさそうです。この日のメインはWBOヘビー級14位のダニエル・デュボア(英国/11戦全勝10KO)とWBC20位のネイサン・ゴーマン(英国/16戦全勝11KO)戦となっており、ジョシュアの後継者をアピールする意味でも興味深い7月13日のイベントになりそうです。
  • 尾川堅一が14戦全勝のアジンガ・フジレとIBF指名挑戦者決定戦!

    尾川堅一が14戦全勝のアジンガ・フジレとIBF指名挑戦者決定戦!

    2019.05.30
    IBF世界スーパーフェザー級4位にランクされる尾川堅一の次戦が決定、中国のマカオにて開催中の第36回IBF総会内にて同級指名挑戦者決定戦の入札が行われ、帝拳プロモーションは122,000ドル(約1337万円)を入札したのに対し、サムソンプロモーションは102,000ドル(約1117万円)とし、帝拳プロモーションが落札、興行権獲得に成功しました。



    これにより尾川とIBF同級5位、アジンガ・フジレ(南アフリカ/14戦全勝8KO)による挑戦者決定戦は7月6日(土)後楽園ホールで行われる『第586回ダイナミックグローブ』にて開催予定となります。ビッグチャンスが決まった尾川は「やります、必ずやります!チャンスを与えてくれた会長、マネジャーに感謝の気持ちでいっぱいです。勝って恩返しします。今年は勝負の年です、気合入れて頑張りますので応援よろしくお願いします!」と気合のほどを語っています。
  • WBAヘビー級戦は締切直前で両陣営が合意、入札は中止

    WBAヘビー級戦は締切直前で両陣営が合意、入札は中止

    2019.05.30
    現在のWBAヘビー級はまさに王者乱立状態。スーパーチャンピオンはA.ジョシュア(英国)、レギュラーチャンピオンにM.チャー(ドイツ)、暫定チャンピオンにはT.ブライアン(米国)、そしてゴールドチャンピオンにJ.ジョイス(英国)と実にチャンピオンを冠する選手が4名在位しています。統括団体、プロモーター、テレビ局などの思惑も絡みなかなかチャンピオン1人体制に戻せない状況は理解できるとして、サクっと統一戦をこなしてほしいと願うボクシング・ファンの希望はなかなか実現に至っていません。


    そうした中で日本時間29日に入札を予定していたヘビー級に新たに動きが出ています。レギュラーチャンピオンのマヌエル・チャー(ドイツ/35戦31勝17KO4敗)と暫定チャンピオンのトレバー・ブライアン(米国/20戦全勝14KO)による対戦交渉が入札直前に合意したとされ、WBAが入札中止を発表したものです。今後20日間を期限とし日程や試合会場など詳細がアナウンスされるものとしていますが、勝者はジョシュアへの対戦も一気に現実味を帯びるだけにドイツかアメリカか、それとも第3国での開催となるのか興味深いところです。


    それにしても34歳のチャーは最新試合となるA.ウスティノフ(ロシア)戦からすでに1年半が経過、29歳のフローレスは暫定王座を獲得したBJ・フローレス(米国)戦(写真)から約9ヶ月が経過しています。調整試合でポカをすればビッグマネーファイトをフイにする可能性が高いためマッチメイクに慎重になる姿勢は理解出来るところですが、3位の好位置につけるF.オケンド(プエルトリコ)に至ってはおよそ5年近くリングに上がっていません、チャー対フローレス戦勝者にはオケンド戦が指示されるのでしょうか。まずは1日も早いレギュラー対暫定の試合を見たいところです。
  • E.ハーン「デビン・ハニーの次戦は8月、アブドゥラエフとの挑戦者決定戦になると思う」

    E.ハーン「デビン・ハニーの次戦は8月、アブドゥラエフとの挑戦者決定戦になると思う」

    2019.05.29
    「デビン・ハニーを我々のチームに加えることが出来たことは何よりもラッキーです。この青年は次なるアメリカン・スーパースターになるでしょう。ボクシング関係者に、" デビン・ハニーと契約を結んだ。" と伝えると皆、" 凄いね!" と驚きの声を挙げました。アレクサンデル・ウシクがメインイベントのリングに上がるはずでしたが怪我をしたためデビンがメインに昇格、そして観衆の目を独り占めしたのです。アントニオ・モランはワシル・ロマチェンコとフルラウンドを戦ったホセ・ペドラサとも良いファイトを見せていました、私はデビンがモランをストップするとは考えていましたが、あのような結果を見せるとは思っていませんでした。デビンのパワーに疑問を持つ人々も居ましたが、彼はそのパワーを証明したと思います。」

    「20歳の青年(デビン)はすべての統括団体で5位以上に名を連ねています、とんでもない才能です。次はWBCライト級指名挑戦者を決めるため、ザウル・アブドゥラエフと対戦することになるでしょう、おそらく8月になると思います。ロマチェンコ、キャンベル、" Mikey "・ガルシア、ジェルボンテ・デービス、テオフィモ・ロペス、ライアン・ガルシア、彼らはデビン・ハニーとのスーパーファイトが可能です。どちらかが世界チャンピオン、どちらかが指名挑戦者として、もしくはお互いに世界チャンピオンとしてでも我々は大いに望むところです。(ともにマッチルーム・ボクシング傘下の)ルーク・キャンベルとデビン・ハニー戦もお互いに優れたライト級選手であり素晴らしい戦いになるでしょうね、デビンはまだ20歳、まだまだ時間はあります。」


    5月25日にA.モラン(メキシコ)を豪快なワンパンチKOに下したデビン・ハニー(米国/22戦全勝14KO)に最大級の賛辞を送るのはマッチルーム・ボクシングのエディ・ハーン・プロモーターです。地元メディアのインタビューに応じ、次戦について問われ、8月にWBCライト級2位でシルバー王者のザウル・アブドゥラエフ(ロシア/11戦全勝7KO)と挑戦者決定戦を行う方向で検討していることを明かしています。


    晩年のF.メイウェザー Jr. を思わせる慎重な戦いぶりが批評されることもあったハニーも「とても美しいショットだったと思います、全体的なパフォーマンスにも満足していますし、彼をKOすることが出来ました。私にパンチ力が無いという噂は多く出回っていたし、誰も打ち倒せないと言われていましたが、皆さんも観たでしょう、私はKOだって出来るのです。」と自画自賛する見事なKO勝利となりましたが、将来性豊かな20歳の次戦に注目が集まります。
  • 前WBOライト級王者のテリー・フラナガンが約9ヶ月振りの復帰

    前WBOライト級王者のテリー・フラナガンが約9ヶ月振りの復帰

    2019.05.29
    WBO世界ライト級王座6度目の防衛をM.フーカー(米国)に阻まれ、復帰戦として階級を上げて臨んだ『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』トーナメントのスーパーライト級初戦でR.プログレイス(米国)に敗れ、現在2連敗中のテリー・フラナガン(英国/35戦33勝13KO2敗)が約9ヶ月のブランクを置いて復帰することが日本時間28日に発表されました。


    17年4月以来の白星を目指す復帰戦舞台は7月12日の英国、マージーサイド州リバプールに在る、イベンティム・オリンピアのリングとされ、すでにR.フィールディングやM.マレー(ともに英国)の出場が発表されているビッグイベントとなっています。試合時に30歳を迎えているフラナガンが会見で復帰戦が決まった喜びを述べています。「自宅からとても近い、このようなビッグイベントに加わることが出来てハッピーです。今の私は元のライト級でトップ選手とのマッチアップに加わる為、アクティブにリングに上がることが良いと考えており、(主催する)MTK・グローバルはそのプランを支えてくれるものです。」

    「今回、ESPNプラスによる大きなイベントで、すでに何人かの優れた選手が出場することも挙がっていますが私のファンは誰よりも熱狂的に喜んでくれることでしょう、その中で存在感をアピール出来ると思うととてもわくわくします。MTK・グローバルのサポートのもと、私のキャリアとして最終章に入ろうとしているのかもしれませんが、まだまだ限界は感じていません。現在のジムは素晴らしい空気に満ち溢れ、誰もが試合に向け力を入れており研ぎ澄まされています。7月12日、リバプールのビッグイベントに戻って自分の出来ることを皆さんに思い起こしてもらうことを楽しみにしています。」対戦相手は後日の発表となっていますが、" Turbo " の異名を持つサウスポーがおよそ2年3ヶ月振りの白星を目指します。
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