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    オルランド・サリドとワシル・ロマチェンコの再戦は実現するのか

    2016.12.28
    試合2ヶ月前に怪我による三浦戦キャンセルを申し出た元2階級制覇王者のオルランド・サリド(メキシコ)ですが怪我も完治したのでしょう、次戦ではビッグマネーファイトを狙い、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)との再戦を目指すとしています。60戦43勝30KO13敗4分1無判定、そしてここ3戦は1敗2分としている36歳ですが、歴戦のキャリアとハートの強さでまだまだ多くのファンから支持を集めています。しかしながら10年9月のY.ガンボア戦や14年3月のロマチェンコとの初戦などでも話題となった減量失敗による失態でも有名な点が玉にキズと言えるでしょう。評価をうなぎ上りとさせているロマチェンコとの再戦が決まっても再び体重超過をするのではないかという声もありますが、ロマチェンコ自身も唯一の黒星を付けられた雪辱に乗り気なコメントを残しており、2017年のリマッチを求める声も徐々に増えています。


    「我々は現在交渉中であり、ロマチェンコとは3月の対戦を計画しています。彼らが結論を良い方向へ出すことを願っています。ロマチェンコはより生き生きと、レベルアップしプロボクシングに馴染んできています。きっと初戦よりも良い試合となるでしょう。我々は(フランシスコ・バルガスとの)再戦も望んでいましたが彼らは興味を示しませんでした、きっと私と戦う気が無かったのでしょう、彼らはよりイージーな試合を臨んだのです。私と三浦隆司との試合は残念ながら実現しませんでしたがこうした現在、結論を1月まで待とうと思います。願わくば全ての状況がロマチェンコとのリマッチに進んでくれると良いですね。」とコメントを残したサリドです。華々しいボクシングキャリアも終焉が近いことは自他ともに認めるところであり、高額なファイトマネーも含め対戦相手を厳選していく心情は分からないでもありませんが、ファンとしてはせめて減量失敗は止めてほしいところです。
  • ドニー・ニエテス「鄒市明の防衛戦について結論が出るまで待っていられない」

    ドニー・ニエテス「鄒市明の防衛戦について結論が出るまで待っていられない」

    2016.12.27
    3階級制覇に意欲を見せるドニー・ニエテス(写真/フィリピン)はIBFフライ級3位、WBOでは1位に付け、2017年にはフライ級王座挑戦を具体化させるべく虎視眈々と王座を狙う1人です。WBO新王者となった鄒市明(ゾウ・シミン/中国)との対戦となればアジアを中心に大きな話題となりそうですが、鄒はトップランク・プロモーションの契約下でもあり、アメリカをホームとしていることからタイトルマッチへのハードルは低くなく挑戦が現実となる日は全く見えていない現状です。そんな折に出されたIBFからの王座決定戦指示はまさに渡りに舟と言えるものでしょう、同級4位のエータワン・モー・クーテップトンブリー(タイ)との決定戦となれば、フィリピン開催に漕ぎつけたとしても掛かる経費はALAプロモーションにとって十分に想定内と思われます。


    5月には35歳となるニエテスにとって悠々と待っていられない心情も十分にあるものと思われます。「(IBFからの王座決定戦指示は)私にとってこれ以上無い素晴らしいチャンスです。近い将来、世界タイトルマッチを戦えるんですからね。2017年のうちには(フライ級の)世界タイトルマッチを戦いたいと願ってきたのです、3月ないし4月にはタイの選手と戦うことになるでしょう。目標も出来てとてもワクワクしていますよ。私はWBOフライ級の1位です、指名挑戦権を持っているというのなら遅かれ早かれ彼と戦うことになるはずです。しかしゾウの(防衛戦挙行の)意志決定をただ待つだけなどするつもりはありません。IBFの挑戦者決定戦という幸運を手にしたのです、勝ってチャンピオンとなってから統一戦で彼と戦うことにしますよ。」13年5月、そして今年4月には大阪のリングに上がった経験もあるエータワンは現役のタイ同級王者でもありますが実績面では雲泥の差と言っても良いでしょう。そのエータワンとのIBFフライ級王座決定戦は来春開催の運びとなりそうです。
  • スーパーライト級に留まり、ビッグチャンスを狙うビクトル・ポストル

    スーパーライト級に留まり、ビッグチャンスを狙うビクトル・ポストル

    2016.12.27
    7月23日にT.クロフォードにWBC世界スーパーライト級王座を奪われたビクトル・ポストル(写真/ウクライナ)ですが、2016年のリングはこの1試合のみとなりそうです。クロフォードにはダウンを奪われ初黒星を喫したものの高い技巧は周知の知るところでもあり1日も早い復帰のニュースを待つファンも少なくないのではないでしょうか。およそ3週間後に33歳となる前王者は「復帰を焦っていない。」と述べたものの戦意は低くなく、ヴァディム・コルニロフ・マネジャーは現地メディアに対し、復帰についてコメントをのこしています。


    「我々は誰とでも戦う用意が有りますし、いまだエリート・ボクシング・プロモーションとトップランク・プロモーションによる共同プロモートの契約下でもあり次戦のオファーを待っているところです。ポストルはいかなるオファーも受け入れ、クロフォード戦も " NO " とは決して言いませんでした。また(クロフォード戦の)ファイトマネーはペイパービューの試合として非常に安価な額でしたが挑戦する意味合いから対戦を受け入れたのです。私はこのスポーツにおいて、ベストとベストが争うという意見に賛成です、そして私の選手たちも同じように考えています。ルスラン・プロポドニコフ、デニス・レベデフ、そしてポストルらを見てください、きっと大衆は私の姿勢を後押ししてくれると思います。ビクトルはルーカス・マティセをノックアウトしました、テレンス・クロフォードともハイレベルな試合をこなしました。彼は素晴らしいファイターです。彼は多くのファイターから恐れられていますが、ウェルター級に階級を上げるのはもうしばらく先のことになるでしょう、現在のビクトルはスーパーライト級が最適と考えているからです。」クラス屈指の技巧を持ちながらネームバリューは高くなく、同階級のトップクラスからするとハイリスクノーリターンと言えるポストルです。WBC2位、WBOで10位というランキングを維持しながらビッグファイトの声が掛かるのを待つ2017年となりそうです。
  • 元英国ミドル級王者のニック・ブラックウェルが意識を回復

    元英国ミドル級王者のニック・ブラックウェルが意識を回復

    2016.12.26
    3月にC.ユーバンク Jr. と対戦、保持していた英国ミドル級王座を激闘の末、10回TKO負けにより手放したニック・ブラックウェル(英国)の喜ばしいニュースが報じられています。試合直後に倒れ病院に搬送、昏睡状態に入ったことが報じられていましたが今回は通常の回復のニュースでは無く、少々複雑な経緯も合わせて伝えられています。タイトルマッチでは左目上部に腫れの目立ったブラックウェルですが、搬送後は人工的昏睡状態による治癒から徐々に良好な状態へ移り、試合からおよそ1週間後に意識も回復、SNSにはベッド上から拳を握るブラックウェルの写真が掲載され周囲を安堵させていました。その後は徐々に日常の生活パターンに戻り、元気に退院しましたが25歳という若さも手伝い、脳の損傷を理由に強制的に引退となった複雑な想いを「ボクシングでの復帰は難しいかもしれないが、別のスポーツに興味を見出したい。」と述べていました。


    しかしボクシングへの情愛の深さか、想いを断ちきれず血が騒いだのでしょうか。10月にBBBofC(英国ボクシング評議会)のもと、ボクシング・トレーナーのライセンスを取得し後進の指導にあたるとしたところまでは良かったのですが、11月22日にはクルーザー級の選手とジムでスパーリングを決行、直後に再び頭部の痛みを訴え病院に再搬送、意識不明の昏睡状態に陥っていました。「狂気の沙汰」と報じるメディアが相次いだことで大きな話題となり、BBBofCは監督者や周囲の状況、相手となったクルーザー級選手への聞き取りを含め詳細な調査を進めると声明を出し、頭蓋骨の一部切除といった手術など約7ヶ月前よりも症状を悪化させたブラックウェルでしたが、日本時間24日に友人が「クリスマスの奇跡」とSNSにアップ、意識が回復したことが大きく伝えられています。


    家族は現地メディアに応じ、「ドクターからは重度の麻痺が残るか、もう一生目を覚まさないかもしれないと言われていましたが、目を開け、今では少しですが手や足を動かしています、笑顔も見せています。ここまで来るのにもっと時間が掛かると思っていましたが、とても喜ばしいことです。来年にはまた新しい手術を受けなければならないと聞いていますし、彼が完全な状態に戻るにはまだまだ長い道のりになるとは思いますがきっとその日が訪れると信じています。今は1つ1つ全てのことが素晴らしいニュースです。」とコメントしています。BBBofCのロバート・スミス事務総長は監督していた者や関与していた者は明らかにする必要がある、と述べすでに現場に居たことが判明している数名はライセンス停止処分にしたことも明らかにしており、引き続き調査を進めるとしていますが、ユーバンク Jr. 戦を含め熱い試合を見せる激闘型だったブラックウェルの意識が回復したことは家族にとってこれ以上ない贈り物と言えるでしょう。
  • 週末海外注目試合結果

    週末海外注目試合結果

    2016.12.26
    <現地時間24日>
    多くの国々でボクシングもお休みとなったクリスマス・イブですが日本を含め、ウクライナのキエフでも興行が行われました。WBCインターナショナル・ヘビー級シルバー王者のアンドリー・ルデンコ(ウクライナ)がジェイソン・バーグマン(米国)を相手に防衛戦を行い、10回判定勝利をおさめています(3対0)。WBCとWBOで15位にランクされる33歳のルデンコは31勝19KO2敗1無判定としています。


    <現地時間23日>
    メキシコのエルモシージョでは元WBAスーパーフライ級暫定王者のダビ・サンチェスが出場(写真)、バンタム級1ポンド超のノンタイトル戦でアレハンドロ・モラレス(ともにメキシコ)を2回TKOに下し、7月に敗れたL.ネリ戦からの復帰を果たしています。現在はWBCスーパーフライ級29位に後退している24歳のサンチェスは30勝23KO4敗2分とし、28歳のモラレスは15勝7KO8敗です。

    またIBFスーパーミドル級7位、WBC9位のロヘリオ・メディナがクルーザー級8回戦でラモン・オリバス(ともにメキシコ)を2回KOに下しています。4月、IBF王者のJ.デゲールに挑戦し善戦を見せた28歳のメディナは復帰に成功、37勝31KO7敗としています。


    ライトヘビー級注目のアルツール・ベテルビエフ(ロシア)がカナダのケベック州にてWBO8位のイシドロ・プリエト(アルゼンチン)と対戦、開始早々に右をカウンターで決めダウン、ダメージをチェックしながら終了間際に連打で倒しレフェリーストップによる初回TKOとしています。1戦ごとにウォードやコバレフとの試合が見たくなる31歳のベテルビエフはWBA北米同級王座の防衛に成功、11戦全勝全KOとし、2月24日に挑戦者決定戦を行う予定としています。敗れた30歳のプリエトは26勝22KO2敗3分としています。

    なお、ロンドン五輪カナダ代表のカスティオ・クレイトン(カナダ)がラナルド・タイナー(米国)とWBA北米ウェルター級王座決定戦を行う予定でしたが、41歳というタイナーの年齢が現地コミッションの検診で問題となり、試合承認には検査項目を増やすこと、その為には時間が足りないことを理由として試合5日前に2017年2月24日への延期が発表されています。


    中国、蘇州市にて空位のWBOアジアパシフィック・クルーザー級王座決定戦が行われ、13年11月に世界挑戦経験を持つイスマエル・シラク(ウクライナ)がアンドレイ・クニアツェフ(ロシア)に9回負傷判定勝ちをおさめ同王座獲得に成功です。まずは世界ランク復帰が目標と言える31歳のシラクは25勝19KO3敗、30歳のクニアツェフは14勝8KO5敗です。


    <現地時間22日>
    タイのサムットプラーカーンにてPABAミニマム級タイトルマッチが行われ、王者でWBA同級4位にランクされるペッマニー・ゴーキャットジム(タイ)がファリス・ネンゴ(インドネシア)に7回TKO勝利をおさめ王座防衛を果たしています。全勝レコードを16(9KO)と伸ばしたペッマニーはWBO5位、WBCでも11位にランクされています。
  • フェリックス・ベルデホの復帰戦相手はオリベル・フローレス

    フェリックス・ベルデホの復帰戦相手はオリベル・フローレス

    2016.12.25
    12月上旬にバイク事故から回復、約8ヶ月振りとなる実戦復帰を発表したWBOライト級1位、フェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)の対戦相手がトップランク・プロモーションから発表され、31戦27勝17KO2敗2分のオリベル・フローレス(写真/ニカラグア)と決まっています。フローレスの名前を聞きピンと来たファンも居るかもしれません、昨年の大晦日に内山高志(ワタナベ)選手が当時保持していたWBAスーパーフェザー級王座に大田区総合体育館で挑戦し、ボディで3回KO負けを喫した姿を記憶している方も居るでしょう。


    対戦相手も決まり一層気合の入ったベルデホは、「(プエルトリコ、サンファンの)ロベルト・クレメンテ・コロシアムで再び戦うことは私の夢の続きでもあります。そしてこの島に世界王座をもたらすことが出来ると証明する絶好の機会でもあり2月3日が待ち遠しいです。プエルトリコの人々と喜びを分かち合いたいと思うし、WBO世界ライト級チャンピオンのテリー・フラナガンに対し、誰のための前哨戦なのかダイレクトなメッセージとして届けたいですね。」とコメント、王者と同じサウスポーのフローレスをきっちりと退け明確な挑戦状にするとしています。一方、12年11月にはM.ベルチェル(メキシコ/前WBO暫定スーパーフェザー級王者)に左フックによるワンパンチKO負けも喫しているフローレスにとっては厳しい前評判となりますが、ベルデホのケガとブランクによる隙を見つけ世界再挑戦へ漕ぎ着けたいところでしょう。
  • モイセス・フローレス「もうリゴンドーに往年のスピードは無いと思う」

    モイセス・フローレス「もうリゴンドーに往年のスピードは無いと思う」

    2016.12.25
    F.ウォーレン・プロモーターと契約し英国を新天地とすべく、その第1歩と言える7月のJ.ディッケンズ戦(写真)をわずか6分で棄権に追い込むというぐうの音も出ない圧勝劇を見せたことで、欧州の強豪からも対戦を避けられるという憂き目に逢ったギレルモ・リゴンドー(キューバ)ですが、次戦では暫定王者のモイセス・フローレス(メキシコ)との統一戦が予定されています。

    30歳のフローレスは暫定王座2度の防衛に加え、IBOの王座も保持しており25勝17KO1ノーコンテストと無敗を誇りますが世界的な知名度はまだまだと言えるでしょう。もしもリゴンドーに初黒星を付けることになれば世界が驚く大番狂わせとなりますが当然ながらその気十分、現地メディアに気合のほどを述べています。


    「この週末はクリスマスで休暇を取ってるけれど子供たち家族と過ごしたら、26日にはジムに戻ってトレーニングを再開するよ。リゴンドー戦に集中するためにね。確かにリゴンドーは驚くべきファイターですが、もう往年のスピードは持っていないと私は思っています。コーチのラファエル・グスマンと私は彼の最新試合に基づき戦略を立てています、2月に彼を打ち破ってメキシコにベルトを持ち帰る戦略をね。」

    「この試合が簡単なものにならないことは分かっています、我々は厳しいトレーニングを積み重ねています。最新試合のパウルス・アンブンダ戦(12回判定勝ち)がとても良いコンディションを造れたので、同じようにグアダラハラでのトレーニングが中心になります。リゴンドー戦はタフな試合になると思いますが、12ラウンドをフルに戦うコンディションを造り上げ、出来るならば途中でストップ出来るようトライするつもりです。」

    「テキサス州フリスコの会場はきっと私にとってプラスに働くことでしょう、相手に向かって行く後押しとなるでしょうし、私にとっては酸素ボンベが1つ増えるようなものですよ。この試合において試合会場は大事な要素になると思います、リゴンドーにとって休むことの出来ない試合になるでしょうね。」
  • IBFはジョシュア対クリチコ戦勝者にクブラト・プーレフ戦を指示

    IBFはジョシュア対クリチコ戦勝者にクブラト・プーレフ戦を指示

    2016.12.24
    当然の成り行きとして想定内のことでしたが、4月29日のA.ジョシュア対W.クリチコ戦勝者に対し、IBFが同級2位のクブラト・プーレフ(ブルガリア)との指名防衛戦を指示したとして、プーレフ陣営のザウアーランド・プロモーションが明かしています。


    5月(写真)、当時6位に付けていたD.チゾラ(英国)を大差判定に下し、2位の座を獲得したプーレフですが、14年11月には当時IBFヘビー級王者のクリチコに挑戦し完敗、5回KO負けを喫しており、もしクリチコとの再戦ともなれば少々興味の薄れてしまうところでもあります。クリチコ戦以降4連勝(2KO)としている35歳のプーレフにどれだけの伸びしろが有るのかは不明ですが、2度目となる世界戦のチャンスが現実的なものとなりさぞ喜んでいることでしょう。来春、ファンの多くが楽しみにしているジョシュア対クリチコ戦ではありますが、WBAスーパーとIBFのベルトが1ヵ所に留まるのはそう長くはないのかもしれません。
  • R.イースター Jr. とR.ウォーレンが揃って初防衛戦

    R.イースター Jr. とR.ウォーレンが揃って初防衛戦

    2016.12.24
    2017年2月10日に米国、オハイオ州トレドに在るハンティントン・センターにてIBFライト級戦とWBAバンタム級戦のダブル世界タイトルマッチが行われることが正式発表されています。


    トレド出身、初防衛を狙うIBFライト級チャンピオンのロバート・イースター Jr. (米国/18戦全勝14KO)にとっては大事な凱旋試合となりますが、挑戦者は同級15位のルイス・クルス(プエルトリコ/27戦22勝16KO4敗1分)とアナウンスされています。ここ5試合を2勝2敗1分とする31歳のクルスにとって念願の世界初挑戦となっていますが、決してアゴの強くないクルスとあって最終ラウンドまで進む公算は低いと思われます。ベルトを獲得した9月のR.コミー戦ではダウンも喫し、コミーの勝利を推す声も小さくない一戦でしたがイースター Jr. にとって名誉回復とも言える勝ちっぷりが見られそうです。


    もう一つの世界戦はなかなかの好カードと言えるでしょう、バンタム級スーパーチャンピオンのラウシー・ウォーレン(米国/16戦14勝4KO1敗1ノーコンテスト)が暫定チャンピオンのザナ・ザキヤノフ(カザフスタン/27戦26勝18KO1敗)との初防衛戦となっています。" Premier Boxing Champions " のアナウンスにWBA統一戦の文言は有りませんが、ウォーレンの距離をザキヤノフがどう潰すのか、懸かるベルトを抜きにしてもファン必見の対戦と言って良いでしょう。約15ヶ月のブランクが少々気になるザキヤノフではありますが、初のアメリカ・デビュー戦で気合十分のパフォーマンスに期待が掛かります。
  • WBOがミドル級指名挑戦者にサウル・" カネロ "・アルバレスを認定

    WBOがミドル級指名挑戦者にサウル・

    2016.12.23
    WBOが世界ミドル級チャンピオン、ビリー・ジョー・ソーンダース(英国)の指名挑戦者として現WBOスーパーウェルター級チャンピオンのサウル・" カネロ "・アルバレス(写真/メキシコ)を選出しています。これはアルバレスのプロモート権を持つゴールデンボーイ・プロモーションがWBOに対しリクエストを出していたもので、これまで時期尚早としていたミドル級の本格進出に本腰を入れるものと思われます。


    現在1位にランクされているのはアフタンディル・クルツィゼ(ジョージア)ですが、3月に当時WBO同級3位で無敗のA.ダグラスを10回TKOに下しWBOインターナショナル同級王座とトップコンテンダーの地位を掴んでいますが、このほどアルバレスはそのクルツィゼを差し置いての指名挑戦者認定となっています。WBOランキング委員会はM.コットやA.トラウト、E.ララらを破った実績に加え、数万人を集める集客力やペイ・パー・ビューの売上も加味されボクシング界全体の影響力も考慮した結果としていますが、クルツィゼ陣営が異議を申し立てる可能性は残されています。


    5月にWBCミドル級王座を返上後、L.スミスを破りスーパーウェルター級王座を獲得したアルバレスですが、初防衛戦のアナウンスを待たずに階級を上げることとなり、ミドル級王座を返上する必要は無かったのではないか、という声も挙がっています。これまでミドル級リミットの160ポンドで1度も戦ったことが無いアルバレスにとってミドル級の適正な身体を造る為に時間が必要だったという点と、2017年後半に対戦を計画しているゴロフキンが4月に35歳を迎えることで加齢による衰えを待ったのではないかとの声も出ています。


    ここ近年はケガによる延期や中止のニュースが重なっている王者のソーンダースは12月3日のA.アカボフ戦1試合で今年のキャリアを終えることとなっており、アルバレスやクルツィゼ以外も多くの挑戦者が列をなしている状況です。ゴロフキンと比較されることで安易と思われている27歳のソーンダースですがサウスポーという利点とスピード、そして屈指の防御勘はやはり世界の頂点と言えるでしょう。アルバレス陣営から見てソーンダース組みし易しと判断してのリクエストなのでしょうが、ソーンダース戦実現となれば楽しみな好カードと言えるでしょう。
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