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    速報!カルロス・マヌエル・ポルティージョ 対 エドゥアルド・トロヤノフスキー!

    2017.11.28
    ロシアのモスクワにて、元IBF&IBOスーパーライト級王者のエドゥアルド・トロヤノフスキー復帰第2戦をメインイベントとするミール・ボクサ主催興行がただいま終了しました。数日前にWBAスーパーライト級挑戦者決定戦に格上げ承認された一戦で同級3位のカルロス・マヌエル・ポルティージョ(パラグアイ)と対戦した同級4位のトロヤノフスキー(ロシア)は初回2分13秒KO勝利、挑戦権を獲得しています。

    トロヤノフスキーはいつものようにジャブを突きながら積極的に前に出て好戦的なスタイルを見せると上背で少し劣るポルティージョも上体を振りながらフットワークを駆使します。迎えた2分過ぎ、ポルティージョが逆に攻勢を掛け前進、トロヤノフスキーをロープに詰めようと右を放とうとしたところに退がりながらトロヤノフスキーの右フックがカウンターとなってアゴにヒットするとポルティージョはそのまま膝から前に倒れ込むダウンを喫します。ダメージは深くレフェリーが10カウントを数え上げたころにようやくポルティージョが上半身を起こしています。R.バルテレミとK.レリによる王座決定戦が一先ず2018年1月13日開催とされているもののなかなか正式発表まで至らないなか、復帰2連勝とした37歳のトロヤノフスキーは27勝24KO1敗とし、10月に当時WBA3位のC.アモンソット(フィリピン)を3回TKOに下している24歳のポルティージョは21勝16KO1敗、アモンソット戦が実力のものか次戦に注目です。




    セミファイナル、空位のWBCインターナショナル・ヘビー級王座決定戦はWBC19位のアミール・マンスール(米国)とWBC26位のセルゲイ・クズミン(ロシア)で争われ、3ラウンド2分45秒負傷引分となっています。

    当初、この日一番の好カードと思われたL.ブラウン(豪州)が出場を辞退、マンスールが代役となり少々スケールダウンした一戦はマッシモ・バロベッキオ(イタリア)レフェリーが裁きます。マンスールは右手をせわしなく動かしながらフットワークを使い、ゆっくりと前進してくるクズミンの隙をうかがう静かな初回となります。2ラウンドを取ったクズミンでしたが3ラウンド残り20秒辺りでクズミンがプレスを掛けながら右を打ちに行き、マンスールはワイルドな左フックを放とうとしたところで偶然のバッティングによりクズミンが右おでこ、マンスールが右まぶたをともにカット、ドクターチェックが入ると両者とも出血も多く傷も浅くないことから呆気なく終了となっています。元トップアマ、30歳のクズミンは11勝8KO1分、45歳のマンスールは23勝16KO2敗2分としています。




    ライトヘビー級10回戦は元キック・ボクシングの世界王者、アレクセイ・パピン(ロシア)が元NABF北米ライトヘビー級王者のイスマエル・シラク(ウクライナ)に初回2分7秒KO勝利をおさめています。

    テクニックに定評のある元世界ランカーを地元の人気選手パピンがどう挑むか渋い好カードと思われた一戦はあっという間に幕を閉じます。開始から距離を取ろうとフットワークを駆使しジャブを放つシラクにパピンはやや強引に距離を詰めに行きガンガン前進、シラクをロープに詰めるとまず左フックをアゴ先に浅くヒットさせ、続いて右ストレートをアゴに2発打ち込むとシラクは意識が飛んだか膝から崩れ前のめりにマットに倒れ込み、レフェリーはカウントを数えず終了としています。30歳のパピンは9戦全勝8KO、32歳のシラクは25勝19KO5敗としています。




    フェザー級10回戦ではバレリー・トレチャコフ(ロシア)がアルノルド・ケガイ(ウクライナ)との無敗対決をおこない、最終回2分58秒KOでケガイが勝利をおさめています。

    両者ともガードを上げ前傾姿勢でコンパクトなパンチを打ち合う序盤、先に有効打を当てたのは元キックボクサーのケガイでした。3ラウンド中盤に右アッパー、左フックをヒットするとトレチャコフが腰を落としかけバランスを崩します。4ラウンドはトレチャコフも手数を増やし攻勢を強めますが終盤にケガイの右フックを貰ってしまいます。5、6ラウンドとも決定打とまでは行かないものの有効打はケガイが若干優勢に映り、トレチャコフがクリンチに行く場面が増えて行きますが、トレチャコフが空振りを含めパンチをまとめると歓声が上がります。7ラウンド以降、精神的に余裕が出来たかトリッキーな動きを織り交ぜるケガイが若干優勢に映りますがアウェイでもあり、微妙とも取れるラウンドが続くなか9ラウンド残り30秒でケガイのテープがほどけコーナーで巻きなおすと再開直後にケガイが猛ラッシュを仕掛け左フックをクリーンヒット、トレチャコフは大きく身体をよろめかせロープにもたれかかります。追撃こそ必死のクリンチでしのぎゴングに救われたトレチャコフでしたが、最終回もケガイが力を振り絞り懸命に手を出すと、トレチャコフは足をバタつかせ手を絡ませダウンを免れるのがやっとといった状況になります。残り10秒の拍子木が鳴ったところでケガイの左フックがテンプルにヒット、トレチャコフはくるりと身体を回転させるように背中を見せてしまい、チャンスと見たケガイが左フックを追撃、トレチャコフはそのまま力無く前のめりに倒れるダウン、カウントを数えずKOとなっています。敵地で素晴らしい勝利をおさめた25歳のケガイは11勝8KO1分とし、一方、強烈なダウンを喫した27歳のトレチャコフは自身のダウンをゴング後と思ったのか、勝利者コール直後は判定じゃないのか?といった素振りも見せましたがすぐにリングを降り、11勝4KO1敗としています。




    セルゲイ・ルブコビッチ(ロシア)が元欧州スーパーライト級王者のミケーレ・ディ・ロッコ(イタリア)と対戦することが発表されていたウェルター級10回戦はディ・ロッコの負傷により対戦相手変更が試合2日前にアナウンス、ビクトル・プロトニコフ(ウクライナ)との一戦で8回終了TKO勝利をおさめています。

    急なピンチヒッターの影響かプロトニコフはキャリアほどの身体の締まりには映らず、18歳年下でもあるルブコビッチの攻勢にスタートから後手に回ります。ルブコビッチが手数と攻勢でラウンド毎にリードを広げるように映るもののプロトニコフはクリンチを巧みに使いながら距離をずらし決定打を外しながらコンパクトなパンチを返す展開が続き、迎えた7ラウンドにプロトニコフの左まぶたから出血、ドクターチェックが入ります。続行となりますが、その後も攻めの姿勢こそ続けるルブコビッチはディフェンシブなプロトニコフの防御を崩すことが出来ずフルラウンドまで行くかと思われた8ラウンド終了後のインターバルで2度目のドクターチェックが入ると続行不可と診断、有効打によるTKOとアナウンスされます。22歳のルブコビッチは7戦全勝6KO、元IBFインターコンチネンタル・ウェルター級王者でもある40歳のプロトニコフは33勝15KO5敗としています。




    WBOスーパーライト級13位のゲオルギ・チェロクサエフがロシア同級王座決定戦に出場、イフゲニー・パブコ(ともにロシア)に10回TKO勝利です。試合後半から相当の鼻血を出しながらも頑張りを見せていたパブコが最終回に力尽きました。右ストレートをモロに食うと最後はロープ際で連打を浴び自ら膝を付きダウン、立ち上がったものの戦意を示すことが出来ずストップ負けとなっています。ともにプロ・デビュー戦として12年10月に拳を交え4回引分けに終わっている5年越しの因縁にケリをつけた23歳のチェロクサエフは13勝11KO1敗1分、25歳のパブコは16勝11KO2敗1分です。




    フェザー級10回戦ではイフゲニー・スミルノフ(ロシア)が元フィリピン・スーパーバンタム級王者のジョニー・ヘミノに10回判定勝利です(3対0/100-90×3)。パンチの破壊力という点では迫力不足ながら常にコンビネーションを出し連打でポイントアウト、23歳のスミルノフは11勝2KO1分とし、敵地でホープとの対戦が続く25歳のヘミノは16勝7KO10敗1分としています。
  • タイロン・ツォイゲとアイザック・イクポの因縁は来年の決着へ

    タイロン・ツォイゲとアイザック・イクポの因縁は来年の決着へ

    2017.11.28
    12月2日にドイツのポツダムにて開催することが発表されていたWBA世界スーパーミドル級タイトルマッチについて、主催するザウアーランド・プロモーションのカッレ・ザウアーランド・プロモーターが現地時間26日にコメントを残し、「ツォイゲの病気により来年3月頃に新しく予定を立てられるよう調整している」ことを明らかにしています。一部メディアで延期報道は出ていたものの日本時間27日時点でも同プロモーションのウェブサイトには同タイトルマッチが告知されており、憶測の域を出なかった延期報道ですが同プロモーターの声明によりほぼ現実となった残念なニュースとなっています。



    近日中に発表会見等おこなわれるものと思われますが、同日のイベントは14日に発表されている、WBOヘビー級11位、WBA12位、IBFでも13位にランクされているオト・ヴァリン(スウェーデン/18戦全勝12KO)対ガブリエル・エングェマ(スペイン/11戦8勝5KO3敗)戦を中心に挙行する方向で動いていることも報じられています。ツォイゲとイクポは昨年11月に対戦し、5回負傷判定でツォイゲが勝利をおさめていましたがストップのタイミングと判定結果に不服を申し立てたイクポ陣営の再戦要求をWBAが承認、再戦指示が出されていたもので、因縁の決着は年をまたぐことがほぼ濃厚となっています。
  • 12月9日にプロ3戦目を行うミーシャ・アロイヤンの対戦者が変更

    12月9日にプロ3戦目を行うミーシャ・アロイヤンの対戦者が変更

    2017.11.27
    ロシアのケメロボにて12月9日に行われる興行のメインイベントで対戦者および懸かるベルトの変更が発表されています。WBCスーパーフライ級シルバー王者のミーシャ・アロイヤン(アルメニア/2戦2勝)がOPBF東洋太平洋フライ級3位のジーメル・マグラモ(フィリピン)と防衛戦を行うとされていましたが、このほどマグラモが負傷したことで出場を辞退、代役にWBCでバンタム級32位のアレクサンデル・エスピノサ(ニカラグア/16戦14勝7KO2分)が出場し、WBAインターナショナル・スーパーフライ級王座決定戦になるとしています。


    およそ2週間前に変更が発表されたアロイヤンが地元メディアにコメントを残しています。「ジーメル・マグラモのキャリアを研究し、彼の試合映像を見て戦い方も把握していました。非常に強い相手で19戦のうち1敗しかしていないうえ15のKO勝利を記録していましたからね。でもアレクサンデル・エスピノサは経験豊富でこれまで16戦をこなしています。相手が変わったことでスパーリング・パートナーを変えなくてはいけませんでしたが、非常にテクニックに優れたパートナーでエスピノサに似たタイプの選手です。精神面の切り替えも問題ありません、あとはリング上で全力を尽くすだけです。」

    「プロ・キャリアをスタートさせたケメロボの地でWBAインターナショナルのタイトルマッチが戦えることを嬉しく思いますし、この運命とも言える状況に感謝しています。アスリートの多くは自分のホームタウンでキャリアをこなしたいと願っていますからね。今度はWBAインターナショナルのベルトが懸かる試合ですが、支えてくれる人を失望させたくありませんし、ファンの為にも勝利したいです。これは私にとって1つステップアップをする大事な試合になります。」

    「12月9日は(前世界王者の)ヒョードル・チュディノフも出場するし、女子ボクシングも行われる大きなイベントになると聞いていますが、こうしたイベントはとても大事なことだと思います、何故なら会場には多くの人々、子供達も観戦に来るでしょう。その中の少年がボクシングに興味を持ってもらえればと願っていますし、そうした子供たちが成功し有名になれば両親も嬉しいでしょう。我々が高いレベルのボクシングを披露し、地域への貢献に繋がることになれば素晴らしいことだと思います。」
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2017.11.27
    <現地時間25日>
    メキシコ、キンタナロー州にて元WBCスーパーバンタム級王者のフリオ・セハ(メキシコ)が保持するWBC同級シルバー王座の防衛戦としてブレイロール・テラン(ベネズエラ)と対戦、12回判定でセハが防衛に成功です(3対0)。R.バルガス対O.ネグレテ戦勝者への挑戦を計画する25歳のセハは32勝28KO2敗、32歳のテランは20勝13KO15敗1分としています。

    また9月にR.マーティンに不運な判定負けを喫しているWBCライト級10位のフランシスコ・ロホが復帰戦を行い、ジョン・カルロ・アパリシオ(ともにメキシコ)に4回TKO勝利です。復帰戦をTKOで飾った26歳のロホは21勝14KO3敗としています。


    オーストラリアのトゥーンバにて8選手によるウェルター級ワンデイ・トーナメントが行われ、元世界王者のマイケル・カティディスも約8ヶ月振りのリングに上がり、初戦でロバート・トゥーミーに3回判定勝利をおさめたものの準決勝でジェイミー・ヒルトに3回判定負けに終わっています。37歳のカティディスは33勝24KO8敗としましたが、トーナメントの優勝は決勝戦でヒルトに勝利した元IBOスーパーフェザー級王者のジャック・アシス(いずれも豪州)がおさめています。


    米国、コネチカット州でWBC米大陸クルーザー級王者でWBC15位のコンスタンチン・ベジャナル(モルドバ)がWBC14位のタビソ・ムクヌ(南アフリカ)を相手に防衛戦を行い10回判定勝利をおさめています(3対0)。ランク的に格上の挑戦者を下した33歳のベジャナルは13勝3KO1ノーコンテスト、29歳のムクヌは18勝11KO4敗です。


    <現地時間24日>
    ニカラグアのマナグアにて同国が誇る軽量級世界ランカーが出場(写真)、メインイベントはWBCフライ級4位のクリストファー・ロサレスがアレクサンデル・テイラー(ともにニカラグア)に8回TKO勝利。IBF11位、WBAでも13位ロサレスは26勝17KO3敗としています。

    セミファイナルは元WBA&IBO王者で現在はWBAミニマム級1位にランクされるバイロン・ロハスはオマール・オルティス(ともにニカラグア)に6回判定勝利(3対0)。WBC2位、IBF5位、WBOでも7位にランクされる27歳のロハスは23勝10KO3敗3分1ノーコンテストです。

    また昨年7月に大阪でWBAフライ級王座に挑戦し、11回KO負けを喫しており、現在はWBOフライ級7位に付け世界再挑戦を狙うケイビン・ララはヘラルド・モリナ(ともにニカラグア)に2回KO勝利。最後は左フックでダウン、10カウントを聞かせたララは22勝7KO2敗1分としています。


    <現地時間21日>
    元WBC&IBFスーパーライト級統一王者のデボン・アレキサンダー(米国)が約2年1ヶ月振りのリングに上がり、元世界ランカーのワルテル・カスティージョ(ニカラグア)に10回判定勝利(3対0)、14年6月以来の白星をおさめ戦績を27勝14KO4敗としています。カスティージョは26勝19KO5敗1分です。


    中国、江蘇省にて空位のWBOオリエンタル・スーパーフライ級王座決定戦が行われ、葛文峰(グ・ウェンフェン/中国)が元IBFフライ級王者のアムナット・ルエンロン(タイ)に12回判定勝利(3対0)、新王者となっています。10戦全勝6KOとした葛に対し、前日の計量で体重超過により失格となっていたアムナットは最大8ポイント差を付けられる大差に終わり、昨年5月のJ.カシメロ戦以来となる黒星を喫し18勝6KO2敗としています。
  • 速報!セルゲイ・コバレフ 対 ビャチェスラフ・シャブランスキー!

    速報!セルゲイ・コバレフ 対 ビャチェスラフ・シャブランスキー!

    2017.11.26
    米国、ニューヨーク州ニューヨークに在るマジソン・スクエア・ガーデン・シアターにてただいまWBOライトヘビー級戦が終了、王座決定戦となった一戦は元統一王者で同級2位のセルゲイ・コバレフ(ロシア)が同級10位のビャチェスラフ・シャブランスキー(ウクライナ)に2ラウンド2分36秒TKO勝利、王座返り咲きに成功です。


    長いジャブを突くシャブランスキーに右を打ち下ろそうとするコバレフですが、半分過ぎにそのジャブでコバレフが腰砕けになります。2分が過ぎようかといったところでコバレフの肩越しの右が側頭部にヒット、シャブランスキーが膝を付くダウンを喫します。再開後、残り20秒ほどでも再びコバレフの右が入ると2度目のダウンを喫し、鼻血を出しながら再開に応じゴングに助けられたシャブランスキーに2ラウンド開始直後、ドクターチェックが入りますが続行となります。ダメージの残るシャブランスキーにコバレフは徐々にパンチを集め、残り1分でもなぎ倒すように右を振るいシャブランスキーからダウンを奪います。カウント8で再開しますがすでに足元もおぼつかないシャブランスキーにコバレフが追撃、最後は連打を浴びせ足をバタつかせながら身体を泳がせたところでハービー・ドック(米国)レフェリーがシャブランスキーを割って入るように抱きかかえ終了となっています。昨年11月、A.ウォードに奪われた同王座の返り咲きに成功した34歳のコバレフは31勝27KO2敗1分とし、完敗を喫した30歳のシャブランスキーは19勝16KO2敗としています。




    セミファイナルのライトヘビー級10回戦はWBA同級1位のスリバン・バレラ(キューバ)が元WBA同級暫定王者で現7位のフェリックス・バレラ(ドミニカ共和国)に10回判定勝利をおさめています(3対0/98-88、97-90、97-89)。

    初回1分過ぎにサウスポーへスイッチしたフェリックスですがすぐにオーソドックスに戻すと左フックをアゴにヒットしスリバンからダウンを奪います。7月のJ.スミス戦同様いきなりのマイナスとなったスリバンですが終了間際に右、左とフックをヒット、今度はフェリックスが膝を付くダウンを喫し再開したところで派手な初回が終了します。2ラウンドはスリバンの左フックが有効に映るなかフェリックスが余裕を見せ右手をグルグル回すなど会場を沸かせますがスリバンの左まぶたから出血を見ます。3ラウンド早々、フェリックスの左フックがローブローとなるとそれまでに注意も入っていたことからマイク・オルテガ(米国)レフェリーは減点1を課しますが、フェリックスもスイッチやトリッキーな動きを織り交ぜながらお互いに流れを引き寄せようと迫力ある攻防を見せ折り返します。6ラウンド20秒過ぎ、フェリックスの左アッパーが右足付け根に入りスリバンが後ろを向くとレフェリーは再び減点1を課し、数秒間の休憩後はスリバンがコンビネーションをまとめ良いラウンドを造ります。手数の減りはじめたフェリックスに対しスリバンはジャブからラウンドを組み立てペースを手繰り寄せると8ラウンド半分過ぎにフェリックスの左がローブローとなりここも減点1となります。いずれもベルト付近ではなくモロに打ち込んでおりブーイングも聞こえ始めますが、9ラウンド早々に今度はスリバンがローブローを打ち込み減点1をコールされます。最終回50秒過ぎ、いきなり小さくジャンプして攻めかかったフェリックスに歓声が起こりますが有効打に繋げることは出来ず、終盤に打ち合いを見せ終了のゴングとなっています。35歳のスリバンは21勝14KO1敗としましたがWBA王者のD.ビボル戦は実現するのでしょうか?敗れた29歳のフェリックスは15勝13KO2敗としています。




    またスーパーフェザー級10回戦は元WBAスーパーフェザー級王者のジェイソン・ソーサ(米国)と元3階級制覇王者のユリオルキス・ガンボア(キューバ)が対戦、10回判定でガンボアが勝利をおさめています(2対0/94-94、95-93、96-92)。


    ゆっくりと前進するソーサに対し、ガンボアは左を出しながら距離を取り慎重な立ち上がりを見せ、2ラウンド中盤に良い左ボディを打ち込みますが終盤にロングの右フックを浅く食ってしまいクリンチに行くところでゴングが鳴ります。3ラウンド序盤、足が引っ掛かり派手にスリップしたガンボアは終盤にも右フックを空振りしバランスを崩すと自ら手を着くなど近年のウィークポイントと言われているスタミナ面の不安を思わせます。ロン・リプトン(米国)レフェリーから「相手をプッシュするな」と注意を受けはじめたガンボアに対し、プレッシャーを掛けるソーサは決定打こそ無いものの上下にコンビネーションを集め手数でリードするまずまずといった展開のなか5ラウンドにはガンボアに対しクリンチの注意が入ります。6ラウンドはジャブ、フックを当てたソーサが取ったように映ると7ラウンド早々、ソーサの右を食い追撃をウィービングでかわそうとしたガンボアが手を着くとレフェリーはダウンと裁定、カウント8で再開します。ダウンを奪ったソーサもハッキリとポイントを挙げられず攻めあぐねているように映るもののガンボアは良いコンビネーションを見せたかと思うと自ら胸を着けに行き、手を脇の下に入れクリンチに行くなど良い場面が続きません。9ラウンドにも再びホールディングの注意を受けたガンボアは最終回半分過ぎにホールディングで減点1を課せられる厳しい展開ながら、その後もワンツーを出しては身体を預ける場面が続きゴングを聞いています。判定コールを聞きどよめきの起こるなかダウンと減点を課されながら辛勝をおさめた35歳のガンボアは28勝17KO2敗とし、WBCスーパーフェザー級12位でもある29歳のソーサは20勝15KO3敗4分としています。
  • 速報!アレクサンデル・ウスティノフ 対 マヌエル・チャー!

    速報!アレクサンデル・ウスティノフ 対 マヌエル・チャー!

    2017.11.26
    ドイツのオーベルツハウゼンに在るケーニッヒ・ピルスナー・アリーナにてWBA世界ヘビー級王座決定戦がただいま終了、同級2位のアレクサンデル・ウスティノフ(ロシア)と同級4位のマヌエル・チャー(ドイツ)による一戦は、12回判定で地元のチャーが勝利、新王者となっています(3対0/115-112、115-111、116-111)。

    勝者は現時点で3年4ヶ月間リングに上がっていない44歳、フレス・オケンド(プエルトリコ)との初防衛戦が義務づけられている決定戦。ヘビー級の中では両者ともに決してパンチ力のある部類ではなくウスティノフが不器用そうにドタドタと前進、チャーがフットワークとガードでやり過ごそうとするスタートとなります。ジャブを増やしたほうが効果的なようにも映るウスティノフはのそのそ近づきオープンブロー混じりの左右フックを打っていき、2ラウンドに入り出入りを増やしたチャーは早くも左まぶたをカット、3ラウンド以降たびたびグローブで拭うようになります。チャーはフットワークとガードは徹底するものの地元の歓声ほど手数が上がらず、空振りの多いウスティノフから明確なポイントを挙げていないように映りますが、中盤の7ラウンド1分が過ぎようかといったところで左フックをウスティノフのアゴにクリーンヒットするとウスティノフはたたらを踏むように後退します。決定打を打ち込もうとするチャーに長いリーチを絡ませながら追撃を阻止したウスティノフですが明確にポイントを獲られ、8ラウンド終盤、前に出ようとしたところにチャーのコンパクトな左フックをアゴに貰うとその場に崩れ落ちるダウンを喫します。左頬をカットしながらウスティノフが立ち上がり再開に応じたところでゴングが鳴りますが、9ラウンドはチャーも無理に詰めに行かず、ウスティノフも終盤に右を浅くながら当てるなど粘りを見せます。10ラウンドに入るとウスティノフの射程外に身を置く場面を多く見せ始めたチャーですが、11ラウンドは再び攻勢を見せワイルドな右フックを当てるなどウスティノフをロープに詰める良いラウンドを造ります。最終回はウスティノフが懸命に手を出し前進、残り20秒で両手を挙げながらサークリングするチャーを攻めますが有効打を当てることは出来ませんでした。33歳のチャーは判定コール前に勝利を確信し、グローブを外し観客席に投げ込むサービスを見せましたが7ラウンドとダウンのあった8ラウンド以外は微妙なラウンドも多かったなか地元の後押しを受け初戴冠、31勝17KO4敗とし、敗れた40歳のウスティノフは34勝25KO2敗としています。
  • 速報!マーク・マグサヨ 対 林翔太!

    速報!マーク・マグサヨ 対 林翔太!

    2017.11.26
    フィリピンのボホール島に在るタグビラランにてALAプロモーション主催興行がただいま終了、メインイベントでWBOインターナショナル・フェザー級チャンピオンでWBO同級2位に付けるマーク・マグサヨ(フィリピン/126P)が前日本同級王者の林翔太(畑中/125P)を迎えて防衛戦を行い、12回判定でマグサヨが同王座の防衛を果たしています(3対0/116-112×3)。マグサヨ選手は18戦全勝13KO、林選手は30勝18KO7敗1分としています。


    セミファイナル、IBFスーパーバンタム級15位にランクされるアルベルト・パガラ(フィリピン)は同級10回戦でモハメド・カンブルタ(タンザニア)に2ラウンド2分26秒KO勝利。23歳のパガラは29勝20KO1敗、22歳のカンブルタは16勝5KO4敗としています。


    フライ級6回戦、元OPBF東洋太平洋同級王者のロッキー・フェンテスはライアン・タンプス(ともにフィリピン)に6回判定勝利(3対0/60-54、59-55×2)。現在はフィリピン・スーパーフライ級11位に付ける31歳のフェンテスは36勝20KO9敗2分としています。敗れた28歳のタンプスは11勝8KO21敗です。


    フェザー級6回戦、元OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級級王者のロリ・ガスカはジェイソン・ティナンパイ(ともにフィリピン)に1ラウンド1分15秒TKO勝利です。28歳のガスカは24勝8KO8敗1分、22歳のティナンパイは8勝7KO7敗1分としています。
  • 速報!ワンヘン・カイヤンハーダオジム 対 福原辰弥!

    速報!ワンヘン・カイヤンハーダオジム 対 福原辰弥!

    2017.11.25
    タイのナコーンラーチャシーマーにてただいまWBC世界ミニマム級タイトルマッチが終了、前WBO世界ミニマム級王者で、WBC同級9位にランクされる福原辰弥(本田フィットネス)がチャンピオンのワンヘン・カイヤンハーダオジム(タイ)に挑戦、12回判定でワンヘンが王座防衛に成功しています(3対0/116-112、116-113、118-110)。

    軽快な動きから左ストレートをボディに集める福原に対し、いきなりの右で王者が対抗、徐々に王者のプレッシャーが強まったところで初回を終えます。2ラウンドに入り前に出ることで良いリズムを造ろうとする王者を止めようと福原も出入りしながら前に出て連打を出す場面を造り、3ラウンドも激しいペース争いとなりますが左フックをヒットする場面も造った福原のパンチは外から入り、王者のコンパクトなパンチが内から入るように映ります。4ラウンド終了時の途中採点は3対0(40-37、39-36×2)と王者優勢となりますが振り分けるなら僅差で王者かといった展開で迎えた5ラウンドもいきなりの右ストレートで顔を跳ね上げられた福原は6ラウンド、くっついてのボディ連打も有効に映るなか王者のコンパクトなパンチをコツコツと貰ってしまいます。左目尻から若干の出血を見せる福原はローブローを打ったとしてラウンド終盤、王者に数秒間の休憩が入りますが、7ラウンドも劣勢を跳ね返そうと前進、ボディを中心に懸命に手を出していきます。やや強引に前に出ようとする福原に対し、8ラウンドにはレフェリーから頭に気をつけろと注意が入り、このラウンド終了時の採点を引き続き3対0(80-73、78-74、79-73)と王者優勢がアナウンスされます。しかし福原は前進を止めず左右フックを中心に逆転を狙い、王者をロープに詰める場面も見せますが決定打を打ち込むまでは行かず、終盤の4ラウンドは福原が前進し王者がロープ伝いにサークリングする展開となり、王者にやや疲れが見え始めます。福原の頭を露骨に嫌がる場面も見せた王者は退がりながらもコツコツとパンチを当て、福原も攻めの姿勢を最後まで見せますが逆転の一打を打ち込む事は出来ませんでした。32歳の王者は同王座8度目の防衛に成功、49戦全勝17KOとし、8月にWBO王座を失ったばかりの福原選手は19勝7KO6敗6分とし、復帰即世界再挑戦という幸運をモノにすることは出来ませんでした。
  • IBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦は中止へ

    IBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦は中止へ

    2017.11.25
    12月15日にロシアのスヴェルドロフスク州エカテリンブルグにて行われることが発表されていたIBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦、同級3位のTJ・ドヘニー(アイルランド/17戦全勝13KO)と元IBFフェザー級王者でIBFスーパーバンタム級6位のイフゲニー・グラドビッチ(写真/ロシア/26戦23勝9KO2敗1分)による対戦が中止となることがイタルタス通信などいくつかのメディアが報じています。


    主催するRCCボクシング・プロモーションズのアレクセイ・ティトフ氏による「イフゲニー・グラドビッチは12月15日の興行に出場しません。」という声明が発表され、グラドビッチが練習中に眼を負傷したとして挑戦者決定戦はキャンセルになるとしています。メインイベントのWBOヘビー級挑戦者決定戦、C.ハマー(ルーマニア/26戦22勝12KO4敗)対A.ポベトキン(ロシア/33戦32勝23KO1敗)戦や、元OPBF東洋太平洋&日本ウェルター級王者の渡辺あきのり(角海老宝石/41戦35勝30KO6敗)選手とWBOスーパーウェルター級1位のマゴメド・クルバノフ(ロシア/12戦全勝9KO)が対する一戦などは予定通りとされていますが、日本のボクシング・ファンにも勝者がどちらになるのか楽しみなカードが1つ減る残念なニュースとなっています。
  • 今週末はタイ、ドイツとアメリカで世界タイトルマッチが開催

    今週末はタイ、ドイツとアメリカで世界タイトルマッチが開催

    2017.11.25
    タイのナコーンラーチャシーマー、ドイツのオーベルツハウゼン、そしてアメリカのニューヨークで現地時間25日に世界タイトルマッチが開催、各地の計量結果が報じられています。まず日本時間25日18時過ぎのゴングが予定されているWBCミニマム級戦を皮切りにボクシング・ファンに楽しみな週末はどのような試合結果が出るのでしょうか?



    <WBC世界ミニマム級タイトルマッチ in タイ、ナコーンラーチャシーマー>
    王者、ワンヘン・カイヤンハーダオジム(タイ/48戦全勝17KO):105ポンド(約47.6Kg)リミット
    同級9位、福原辰弥(本田フィットネス/30戦19勝7KO5敗6分):105ポンド
    ※WBO世界ミニマム級王座を8月に奪われた福原選手にとって大事な復帰戦ですが、是非ともこのチャンスをモノにしたいところ。王者ワンヘンは危なげない試合運びながらここのところ判定勝利が続いており32歳の王者は自ら「サウスポーは得意では無い。」とコメントしています。全盛期は過ぎたという声もある王者の同王座8度目の防衛を阻止すべく福原選手には敵地での金星に期待が集まります。


    <WBA世界ヘビー級王座決定戦 in ドイツ、オーベルツハウゼン>
    同級2位、アレクサンデル・ウスティノフ(ロシア/35戦34勝25KO1敗):279ポンド(約126.5Kg)
    同級4位、マヌエル・チャー(ドイツ/34戦30勝17KO4敗):230ポンド(約104.3Kg)
    ※昨年3月、当時レギュラー王者のR.チャガエフがL.ブラウンにKO負けを喫し、王座交代となったのも束の間、ブラウンに禁止薬物使用が発覚し、WBAは同王座をチャガエフに戻す裁定を下したもののチャガエフはそのまま引退、空位となっていました。スタミナに不安要素のある40歳のウスティノフ、身体の大きな選手に精彩を欠く試合展開を見せる33歳のチャー、どちらが勝っても初戴冠となります。


    <WBO世界ライトヘビー級王座決定戦 in 米国、ニュ-ヨーク>
    同級2位、セルゲイ・コバレフ(ロシア/33戦30勝26KO2敗1分):174ポンド(約78.9Kg)リミット1ポンドアンダー
    同級10位、ビャチェスラフ・シャブランスキー(ウクライナ/20戦19勝16KO1敗):174.8ポンド(約79.2Kg)
    ※A.ウォードの電撃引退により空いた王座ですが、そのウォードに2連敗を喫したコバレフが試合前予想では有利の評が立っています。両者とも高いKO率を誇り、ともにダウン経験もあり、フルラウンド行かずに決着が着くものと思われますが、どちらが先に自慢の豪打を当てるのでしょうか?
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