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    ジェナディ・ゴロフキンとサウル・アルバレスのダイレクトリマッチが正式発表

    2018.01.31
    現地時間1月29日、ジェナディ・ゴロフキン(カザフスタン/38戦37勝33KO1分)のK2・プロモーションズとサウル・" カネロ "・アルバレス(メキシコ/52戦49勝34KO1敗2分)のゴールデンボーイ・プロモーションズが揃って会見を行い、5月5日にダイレクト・リマッチを行うことを発表しています。


    昨年9月16日にラスベガスのTーモバイル・アリーナにて行われた初戦(写真)は三者三様(115-113:ゴロフキン、118-110:アルバレス、114-114)の引分け、ゴロフキンが保持するWBAスーパー、WBC、IBF、そしてIBOの王座防衛成功となりましたが、試合内容はゴロフキン優勢の声が大きく、疑惑の判定と幾つものメディアが報じられる結末となり、再戦を促す声は日増しに大きくなっていました。


    試合会場は後日発表となりましたが因縁はおよそ8ヶ月を経て決着が着く見通しとなっています。試合時には36歳となっているゴロフキンにとってWBA王座は19度目、WBC8度目、IBF5度目、そしてIBOは17度目の防衛戦となっています。そして27歳のアルバレスにとっては16年5月にWBC王座を返上して以来となるミドル級王座獲得成るか、そして何より初戦の決着がどのように着くのか、初戦同様にチケット完売となるのか、多くのファンが待ち望んでいるダイレクトリマッチが決まっています。
  • およそ2年振りのリングに上がるアミール・カーンの復帰戦相手が決定

    およそ2年振りのリングに上がるアミール・カーンの復帰戦相手が決定

    2018.01.30
    16年5月、ラスベガスのTーモバイル・アリーナにて初めて開催されたボクシング興行でS.アルバレスに豪快な6回KO負けを喫していた元WBA&IBFスーパーライト級王者のアミール・カーン(英国/35戦31勝19KO4敗)がおよそ2年振りとなる復帰戦を4月1日に英国、リバプールのエコー・アリーナで行うことが日本時間29日にマッチルーム・プロモーションから発表されています。


    年明け早々に同プロモーションと3試合のプロモート契約を結んだことを発表した際には会見で「リングから遠ざかり長過ぎるほどの時間を使いました、しかし4月からは失った時間を取り戻します。」と述べた31歳のカーンに、同プロモーションのエディ・ハーン・プロモーターも「4月に復帰したあとは8月か9月に再びリングに上がり、今冬にはビッグファイトを目指します。マニー・パッキャオ、ケル・ブルック、キース・サーマン、エロール・スペンス Jr. らビッグネームとの対戦を彼に提供できればと考えています。」とバックアップを約束しています。


    その復帰第一戦の相手は元WBCインターナショナル・ウェルター級王者のフィル・ロ・グレコ(カナダ/31戦28勝15KO3敗)とアナウンスされています。13年5月にS.ポーターに10回判定負け、15年6月にはE.スペンス Jr. に3回TKO負けといった星が記録されていますがホームタウンとするカナダの他、ハンガリーやドイツ、イタリアやアメリカのリングに上がっている33歳のベテランです。


    対戦相手も決まったカーンは「フィル・ロ・グレコはこの戦いに勝つために全てを出し切るつもりだろうが、私は彼に何かをさせるつもりは無い。彼は常にアグレッシブに攻めてくるファイターであり、ファンにとって非常に面白く、アクションの多い試合となるだろう。彼はスペンス Jr. やポーターらと拳を交えており最高のレベルでキャリアを積んでいるし、ファイターとして彼を尊敬もしているが私は素晴らしいパフォーマンスを披露し、" King " が本当にボクシング界に戻ってきたことを証明するつもりです。」と意気込みを述べていますが、13年4月以来となる英国のリングでどのような試合を魅せてくれるでしょうか。
  • パウルス・モーゼス「私は世界チャンピオンとなってリノを去るつもりです」

    パウルス・モーゼス「私は世界チャンピオンとなってリノを去るつもりです」

    2018.01.30
    米国のネバダ州リノに在るグランド・シエラ・リゾート&カジノにて2月16日に行われるWBO世界ライト級王座決定戦に出場し、およそ8年前に失ったWBA王座に続き再び世界のベルトを手にすべく同級1位のレイ・ベルトラン(メキシコ/43戦34勝21KO7敗1分1ノーコンテスト)と争う同級2位のパウルス・モーゼス(ナミビア/44戦40勝25KO3敗1無判定)が地元メディアのインタビューに応じ意気込みを述べています。


    39歳のモーゼスは、「私は自信に溢れています、だからこそここに居るのです。スパーリング・パートナーでもあるハリー・サイモン Jr. 、ミカ・ショネナ、そしてジェレミア・ナカティリャらには心から感謝します。私は世界チャンピオンとして生まれました、そして世界チャンピオンとして死ぬつもりです。ベルトラン戦への準備は万全です、世界チャンピオンベルトはナミビアに持って帰ります。私にはこの戦いを心から楽しみにしているいくつかの理由があります、私はこれまで18年間、世界チャンピオンになるために働いてきましたが自分自身を追い求めるものであり、妻や子供が私を誇りに思えるように戦ってきました。(2013年に)スコットランドで私のものとなるべきだったWBOのベルトはリノを離れる時には腰に巻かれ、私はWBOチャンピオンとしてリノを去るつもりです。」45戦目で初めて立つアメリカのリングで王座再獲得を目指します。
  • アレクサンデル・ゴズディクとメディ・アーマーでWBC暫定王座決定戦へ

    アレクサンデル・ゴズディクとメディ・アーマーでWBC暫定王座決定戦へ

    2018.01.29
    混乱はますます深刻になっているのか、それとも収束に向かっているのか、WBCのライトヘビー級で新たな動きがESPNなど複数のメディアで報じられています。事の起こりは倒しっぷりの良さでアメリカ、カナダを中心に高い人気を誇るチャンピオン、アドニス・ステベンソンをWBCが優遇し過ぎたことに起因する指名防衛戦の不履行ではありますが、このほど暫定王座決定戦開催の動きが高まり正式なアナウンスが近日中に行われるというものです。


    WBCが昨冬、新たに出した声明では同級1位のエレイデル・アルバレスに対し、同級2位のアレクサンデル・ゴズディク(ウクライナ/14戦全勝12KO)と挑戦者決定戦を行うべしとしましたが、これまでに挑戦者決定戦を3試合こなしていることを理由にアルバレス陣営が拒否、世界戦以外受け入れないと反発する姿勢を明らかにしていました。しかしステベンソン陣営に対しても5月開催とされているバドゥ・ジャックとの選択防衛戦を承認していたWBCは日本時間26日、ゴズディクと同級11位のメディ・アーマー(フランス/41戦34勝16KO5敗1分)で暫定王座決定戦を行わせ、勝者はステベンソン対ジャック戦勝者との統一戦を指示、そして新王者はアルバレスとの防衛戦を義務づけるというものです。


    ゴズディク陣営のトップランク・プロモーション、カール・モレッティ氏は「我々はアーマー陣営と書類の交換を済ませており戦いは合意しています。ゴズディクは暫定王座決定戦出場を楽しみにしていますし、これにより(当初に出場を計画していた)4月14日のイベントから外れることとなります。」とコメント。ゴズディクも「長かったトンネルの先に光が見えたようで、この嬉しさを言葉にすることが出来ません。この試合に勝って暫定王者に就き、指名挑戦権と同等の権利を得た上でチャンピオンに挑むポジションを得られるのですからね。WBC、トップランク・プロモーション、エギス・クリマス・マネジャー、そしてこの位置まで歩んできた私を懸命に支えてくれている私のチームに感謝します。私の夢は少しずつ現実のものとなりつつあります、そしてボクシングのメッカでもあるマジソン・スクエア・ガーデンで戦うことに興奮しています。対戦相手のことはまだ良く知りませんが3月17日のマジソン・スクエア・ガーデンにきっちり仕上げます。」と述べています。ゴズディク本人が試合日と会場を明らかにしており、あとは正式発表を待つばかりといった状況のようですが、15年12月から同級1位として世界戦のチャンスを待つアルバレスには酷なニュースと言えそうです。
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2018.01.29
    <現地時間27日>
    カナダのカルガリーにて元2階級制覇王者の " Super " ザブ・ジュダー(米国)が昨年1月の試合から1年振りとなるノンタイトル戦に臨み、ノエル・メヒア・リンコン(メキシコ)に10回判定勝利をおさめています(3対0)。11年7月にA.カーンに敗れIBFスーパーライト級王座を失ってからは試合間隔も長くなった40歳のジュダーは44勝30KO9敗2ノーコンテスト、敗れたリンコンは21勝12KO14敗1分1ノーコンテストとしています。


    メキシコのティファナにてWBAフェザー級10位のエディバルド・オルテガ(メキシコ)と元WBAスーパーフライ級暫定王者のドリアン・フランシスコ(フィリピン)が対戦、10回判定でオルテガが勝利をおさめています(3対0)。ベテラン元世界王者の技巧に苦戦を強いられたオルテガは26勝12KO1敗1分、フランシスコは29勝22KO5敗1分としています。


    ライオンの剥製を被って入場することでも知られる元世界ランカーのシャリフ・ボゲール(ウガンダ)が米国のラスベガスでノンタイトル戦を行い、来日経験を持つアルツロ・サントス(メキシコ)に10回判定勝利(3対0)。メイウェザー・プロモーションと契約し、13年3月のR.アブリル戦以来となる世界再挑戦を目指す29歳のボゲールは31勝20KO1敗としています。



    <現地時間26日>
    タイのランシットにてWBAフライ級3位、WBO4位、WBC8位につけるヨドモンコン・CPフレッシュマート(タイ)がマルテン・キサムル(インドネシア)に4回、タオル投入によるTKO勝利をおさめています。元WBA暫定フライ級王者でもある27歳のヨドモンコンは49勝34KO3敗としています。

    またWBCバンタム級3位のペッチ・CPフレッシュマート(タイ)はドゥ・トランドン(ベトナム)に4回TKO勝利、サウスポー対決を制し45戦全勝30KOとしましたが、一昨年と昨年は5試合ずつとハイペースでこなしており世界戦と違って組みやすいだけに同門と言えるWBCミニマム級王者のワンヘン・カイヤンハーダオジムの現時点での全勝記録『49』を超える日は近いかもしれません。


    指名挑戦権を持つIBF世界ライトフライ級1位のフェリックス・アルバラード(ニカラグア)がニカラグアのマナグアにてセバスチャン・サンチェス(メキシコ)を相手に世界前哨戦を行い、2ラウンド終了後の棄権によりTKO勝利をおさめています。小柄なサンチェスに対し左右のアッパー、左ボディフックを効果的に見舞い快勝をおさめた28歳のアルバラードは31勝27KO2敗とし3度目の世界挑戦を目指します。
  • 速報!J.リナレスが右拳を痛めながらも王座防衛、L.マティセは2階級制覇!

    速報!J.リナレスが右拳を痛めながらも王座防衛、L.マティセは2階級制覇!

    2018.01.28
    米国、カリフォルニア州イングルウッドに在るザ・フォーラムにてダブル世界タイトルマッチがただいま終了、WBAライト級&WBCダイヤモンド同級チャンピオンのホルヘ・リナレス(帝拳/ベネズエラ)がWBA15位のメルシト・ゲスタ(フィリピン)を迎えた一戦は12回判定でホルヘが勝利、序盤4ラウンド辺りで右拳を痛めたものの王座防衛を飾っています(3対0/118-110×2、117-111)。

    開始から積極的に前進、攻勢を掛けるゲスタに対しホルヘは冷静に対処しますがクリンチ時の揉み合いが続き、早速ジャック・リース(米国)レフェリーから両者にラビットパンチの注意が課されます。両者スピードに乗った動きを見せるなか徐々にホルヘが距離を詰め、ゲスタが左右に動く構図となります。3ラウンドはホルヘの右を食うと両手を広げ、効いてない素振りを度々見せたゲスタは5ラウンド終盤には連打を見せ前進、ホルヘをロープ際に押し込みますがフットワークとガードにかわされ有効打を見せることは出来ません。6ラウンド早々も猛然と仕掛けたゲスタに対し、ホルヘは半分が経過したあたりで右ストレートをヒット、ここもゲスタは笑顔を見せダメージは無いとアピールします。8ラウンドに右眉上を小さくカットしたホルヘですが、持ち味でもあるスピード溢れるコンビネーションを上下に集めリードを広げていくように映る展開で迎えた最終回もおよそ6年振りとなる世界再挑戦のチャンスをモノにしようと逆転を狙うゲスタの攻勢をさばき終了のゴングを聞いています。ホルヘは44勝27KO3敗、ゲスタは31勝17KO2敗2分としています。


    またWBAウェルター級王座決定戦では同級1位のティーラチャイ・シッモーセン(タイ)が同級3位のルーカス・マティセ(アルゼンチン)に8ラウンド1分21秒TKO負け、マティセがWBCスーパーライト級暫定王座と合わせて2階級制覇を達成しています。

    シーサケット・ソー・ルンビサイや他のタイ選手と異なり何故か " テワ・キラン " の本名で宣伝されるティーラチャイは素晴らしい戦績ながらラオスで1試合を戦った以外は自国のリングでキャリアを積み上げてきたためアメリカのリングでどこまで実力を発揮できるかが焦点と言えるタイトルマッチ。コーナーで両エプロンに上がるサブ・セコンドには日本のリングに上がった経験を持つホベン・ホルダ、ロデル・マヨールのフィリピン人が務めます。初回はティーラチャイの長いジャブが有効に映り終了、2ラウンドも距離を潰したいマティセが追い掛け右をかぶせようとします。豊富なバリエーションとは言えないティーラチャイの左を徐々に読み始めたマティセは4ラウンド辺りからプレッシャーを強めますが手数が少なくティーラチャイのジャブ、ワンツーに攻めあぐねている印象にも映ります。6ラウンド終了後にはインターバルでインスペクターの注意がセコンドに入る様子が映されたティーラチャイですがポイント的には優勢と映るほどマティセのテンポが上がらず、前半KOを期待していた観客からブーイングも聞こえ始めます。しかし8ラウンド40秒過ぎにマティセのワンツーがクリーンヒットするとティーラチャイがダウン、カウント8で再開しますが、マティセが追撃しロープ際に詰めたところでジャブがカウンターとなると呆気なく2度目のダウン、仰向けに倒れた様子を見たラウル・カイズ Sr. (米国)レフェリーがダメージを考慮しストップとしています。スーパー王者にK.サーマンが就くWBAウェルター級レギュラー王座を手にした35歳のマティセは39勝36KO4敗1ノーコンテストとしています。一方、世界初挑戦の25歳、ティーラチャイは38勝28KO1敗です。



    アンダーカードのスーパーライト級8回戦、元WBCラテン・ライト級王者のマルセリーノ・ロペス(アルゼンチン)が元世界ランカーのブレイディス・プレスコット(コロンビア)と対戦、5ラウンド2分59秒TKOでロペスが勝利をおさめています。

    昨年10月に元WBAスーパーライト級暫定王者のP.C.カノを2回KOに下し良い勢いを持つロペスはアグレッシブさで人気のオーソドックス。この日もじりじり前進しながら攻めの姿勢で初回からコンビネーションを出して行きます。逆にここのところ黒星が増えだしたプレスコットですがパンチ力なら負けないとばかりに打ち合いに応じ白熱の打撃戦となります、ボディ攻めも効果的に映るロペスが徐々に押し始め、3ラウンド辺りからプレスコットがロープを背にする場面が増えていきます。それでも見応えのある攻防のなか4ラウンドにはプレスコットがスイッチを見せるなどペースを変えようとしますが、迎えた5ラウンド2分過ぎに右を打ちに行ったところへロペスの右フックがいち早くヒット、カウンターとなりプレスコットが膝を着くダウンを喫します。悔しさを見せながら立ち上がったプレスコットは詰めに来たペレスと打ち合いに応じますが終了間際に再び右を側頭部に貰うと尻餅を付くダウン、立ち上がりますがレフェリーがストップしてます。31歳のロペスは34勝19KO2敗1分、34歳のプレスコットは30勝22KO12敗としています。


    またOPBF東洋太平洋スーパーフェザー級では2位にランクされるロメロ・ドゥノ(フィリピン)はヤードリー・クルス(米国)に1ラウンド1分7秒TKO勝利、22歳のドゥノは16勝14KO1敗とし、23歳のクルスは22勝12KO10敗1ノーコンテストとしています。
  • 速報!マイリス・ブリエディス 対 アレクサンデル・ウシク!

    速報!マイリス・ブリエディス 対 アレクサンデル・ウシク!

    2018.01.28
    ラトビアのリガにて " ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ " クルーザー級準決勝戦の一つ、WBC王者のマイリス・ブリエディス(ラトビア)対WBO王者のアレクサンデル・ウシク(ウクライナ)の統一戦がただいま終了、全勝世界王者同士の統一戦はウシクが12回判定勝利をおさめています(2対0/114-114、115-113×2)。

    タイトルマッチ4日前にはラトビア共和国のライモンツ・ヴェーヨニス大統領から勲章を授けられたブリエディスはガードを高く上げじわじわ前進し、サウスポーのウシクはポンポンとジャブを突きながらガードの隙を狙う初回を静かに終えます。やや距離が近い印象を残し2ラウンドに入ると一気にテンポが上がり白熱した攻防を見せ、両者とも上下にコンビネーションを出し合います。3ラウンド終盤にブリエディスが頭を下げ入っていったところへ偶然のバッティングとなりケニー・ベイレス(米国)レフェリーがタイムを掛けウシクは右眉から出血し、終了間際にウシクの左ストレート、右フックが浅くながらヒットします。しかし4ラウンドにはブリエディスが右ボディからの連打でウシクをロープに押し込み足が引っ掛かったことと重なってウシクがバランスを崩すなど見応え有る攻防が続きます。5ラウンドは手数を増やしたウシクがハッキリとポイントを上げ、ブリエディスは終盤に左アッパー、右フックを浴び鼻血を出し始めます。中盤、退がる場面が増え始めたブリエディスはコツコツと小さいパンチを被弾しますが、決定打を外しながらウシクのジャブをくぐってボディ、コンパクトな右ショートなどで対抗、9ラウンド終盤には右アッパーをヒットし大歓声を受けます。鼻血に加えて左まぶたからも出血を始めたブリエディスは10ラウンドも左ボディで身体を折り曲げるなど失点、11ラウンドもウシクの攻勢が優勢に映り、最終回は余力を振り絞って前進し2分過ぎには右フックをヒットしますが、決定打を打ち込むことは出来ず終了のゴングを聞いています。ロンドン五輪ヘビー級金メダリストでもある31歳のウシクは14戦全勝11KOとしWBO王座4度目の防衛に成功するとともにWBCのベルトも獲得、ドローの採点は反論も多いところと映ります。一方、しっかりサウスポー対策を練ってきた33歳のブリエディスでしたが敗戦は明確と映り23勝18KO1敗、WBC王座2度目の防衛に失敗しています。


    セミファイナルはIBFクルーザー級9位にランクされるミッキ・ニールセン(デンマーク)がノンタイトル8回戦でリチャーズ・ボロチニクス(ラトビア)に8回判定勝利です(2対1/77-75×2:ニールセン、78-74:ボロチニクス)。

    サウスポーのニールセンはワンツー主体でプレッシャーを掛けながらじわじわと距離を詰め2ラウンド終盤には右でボロチニクスの顔を跳ね上げます。がっちりとガードを固めながら数少ないいきなりの右で対抗していたボロチニクスですが3ラウンドに入りテンポを上げ前に出始めるとニールセンも力強い右フックを見せて行きます。4ラウンド以降も鼻血が出始めたボロチニクスと、右眉尻を偶然のバッティングでカットしたニールセンでペースを争う展開となりますが、ポイントは手数で上回るニールセンがややリードといった展開で終盤に入ります。右眉からも出血したボロチニクスですが7ラウンドにはコンパクトな右アッパーやボディストレートを見せるなど懸命に攻め、最終回も手数で優勢のままゴングを聞くと、勝利を確信したか大声を上げ右手を振り回しています。K.レリーナに喫した唯一の黒星から3連勝1KOとした24歳のニールセンは25勝15KO1敗とし、番狂わせまであと少しだった27歳のボロチニクスは10勝4KO4敗1分としています。


    WBAヘビー級11位、そしてIBFとWBOでも12位にランクされるオト・ヴァリン(スウェーデン)はスルダン・ゴベダリチャ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)に3ラウンドKO勝利をおさめています。27歳のヴァリンは19戦全勝13KOとしています。
  • 速報!エマヌエル・テゴー 対 フェルナンド・サウセド!

    速報!エマヌエル・テゴー 対 フェルナンド・サウセド!

    2018.01.28
    今年最初の世界戦、WBOスーパーバンタム級暫定王座決定戦が行われた会場と同じ、ガーナのアクラに在るブコン・ボクシング・アリーナにてIBOライト級タイトルマッチが行われ、王者のエマヌエル・テゴー(ガーナ)が元WBCスーパーフェザー級シルバー王者のフェルナンド・サウセド(アルゼンチン)に10ラウンドTKO勝利、王座防衛を果たしています。

    王者が前進しアグレッシブな姿勢を見せ、挑戦者がガードを固めながらさばこうとする初回中盤、テゴーのワンツーがヒットしサウセドがダウンしますがレフェリーはスリップと判断、サウセドがウィービングしたところへの加撃だったこともあり再開後もサウセドは後頭部へのパンチだとしきりにアピールします。2ラウンドにはいるとクリンチ時にテゴーが肘でアゴを押し上げ、サウセドは仕返しとばかりにローブローと荒れた展開になり終了間際にテゴーの連打でサウセドが足のもつれも重なりダウン、カウントが数え上げられますがサウセドはプッシュだとアピール、抗議からかレフェリーの胸を小突き減点1が加算されます。3ラウンドにはサウセドがテゴーを赤コーナーに詰め、連打を放つとレフェリーはラビットパンチの注意をサウセドに与え、サウセドは何故だ?と抗議、すっかり集中力が切れたかマウスピースを手に取りリングに投げつけます。再開しますが4ラウンド序盤にもテゴーの右がウィービングしたサウセドの後頭部付近に入り両膝を付くと、レフェリーはスリップと裁定しますが、サウセドは反則じゃないのかと両手を広げ再抗議します。この後も反則勝ち狙いか度々レフェリーに食って掛かるサウセドがのらりくらりとかわし、テゴーも攻めきれず倒せない締まらない展開でラウンドが消化されます。ポイントはダウンも含めテゴー優勢のまま終盤に入るとテゴーの集中力も切れはじめノーガードで徘徊するような素振りを見せ、インターバルもコーナーに戻らず観客にダンスを披露、余裕をアピールするようになります。迎えた10ラウンド1分過ぎ、サウセドがテゴーをコーナーに詰めたところで身体を入れ替えたテゴーが右を繰り出すと、背中を見せた格好のサウセドの後頭部付近にパンチが入ります。頭を押さえながら両膝を着いたサウセドは立ち上がりながらラビットパンチをアピールすると、レフェリーはおもむろに両手を交差、終了となります。サウセドに加えコーナーのセコンドもリングに上がり抗議しますが裁定は覆らずTKOとなっています。およそ13ヶ月振りの試合となったテゴーでしたが試合内容はお粗末、結果も問題視されるものと思われますが何とか防衛を果たし28勝14KO1敗とし、主要団体の世界王座にも2度挑戦した経歴を持つ36歳のサウセドは61勝10KO7敗3分としています。
  • ウニベント・ボクセが3月24日にWBA暫定王座決定戦開催

    ウニベント・ボクセが3月24日にWBA暫定王座決定戦開催

    2018.01.27
    ウニベント・ボクセが3月24日にフランスのマルセイユに在る、パレ・デ・スポール・ドゥ・マルセイユにてWBAクルーザー級1位でWBAコンチネンタル同級王者でもあるアルセン・グラムイリアン(アルメニア/22戦全勝14KO)が同王座の防衛戦としてWBA2位のリャド・メルウィー(コートジボワール/24戦全勝20KO)と対戦することを発表しています。


    2月3日に予定されている " ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ " 準決勝戦でIBF同級王者のM.ガシエフと対戦するWBAレギュラー王者、ジュニエール・ドルティコス(キューバ)の動向も見据えながら暫定王座決定戦に格上げする計画もあると地元メディアは報じています。WBA同級スーパー王者にはデニス・レベデフ(ロシア)が在位していますが、先日には長男誕生のニュースが地元メディアを賑わしたものの試合のニュースは挙がっておらず38歳という年齢も影響してか、試合間隔は長く今後の試合に関しては不透明となっています。フランスをホームタウンとする30歳のグラムイリアン、ベルギーをホームとする25歳のメルウィーという対戦は1位対2位という豪華な顔触れだけに世界を冠する一戦に繰り上げられる可能性は高そうです。


    そして同興行のセミにも注目の暫定王座決定戦が決まっています、昨冬にWBAから挑戦者決定戦として交渉開始が指示されていたスーパーウェルター級2位のジョン・ベラ(米国/18戦全勝11KO)は対戦指示が出ていた1位のK.イスランではなく、3位のミシェル・ソロ(フランス/34戦31勝21KO2敗1分)との同級暫定王座決定戦を行うと同プロモーションからのアナウンスです。WBAスーパー王者のエリスランディ・ララ(キューバ)はIBF同級王者、J.ハードとの統一戦が4月開催と報じられ、レギュラー王者のブライアン・カルロス・カスターニョ(アルゼンチン)はC.ビトゥとの防衛戦が3月に行われると発表されています。昨今のWBC同様、王者乱立に関してはボクシング・ファンとしても手放しで喜べない部分は残るものの対戦カード自体は世界上位ランカー同士の興味深い対戦だけにどのような結果となるのか楽しみなところです。
  • WBCスーパーフェザー級戦アンダーカードに2人のホープが出場

    WBCスーパーフェザー級戦アンダーカードに2人のホープが出場

    2018.01.27
    チャンピオンのミゲル・ベルチェル(メキシコ/33戦32勝28KO1敗)が2月10日にメキシコのカンクンで行われることが発表されているWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチは挑戦者にWBC39位、前OPBF東洋太平洋同級王者のカルロ・マガレ(フィリピン/35戦23勝12KO9敗3分)を迎えて開催されることが発表されていますが、同級5位に付けていたクリスチャン・ミハレスの出場が直前でキャンセルされた状況を考慮しても世界タイトルマッチと謳うには少々ガッカリといった一戦となっています。


    1月13日に後楽園ホールで小谷将寿(平仲ボクシングスクール)選手に10回TKO勝利をおさめている31歳のマガレはパンチ力に秀でたオーソドックスながらスピードとスタミナが弱点と言われ、勝ち負けというよりは怪我によるブランク明けの王者にどこまで食い下がれるかが焦点とも言えそうです。王者ベルチェルにとってまさにホームタウンと言えるカンクンでの凱旋防衛戦を看板に掲げるサンフェル・プロモーションがこのほどそんな面白味に欠けるイベントを少しでも盛り上げるべく2人のホープ出場を発表しています。


    WBCスーパーウェルター級15位のハイメ・ムンギア(メキシコ/26戦全勝22KO)がノンタイトル10回戦に出場し、ホセ・カルロス・パス(アルゼンチン/28戦21勝12KO6敗1分)と対戦する一戦と " Roca " ことペドロ・カンパ(メキシコ/28戦27勝19KO1敗)が復帰戦としてイバン・アルバレス(メキシコ/35戦27勝17KO8敗)とウェルター級10回戦で再起を目指すというものです。昨年12月、ラスベガスでアメリカ・デビュー戦も2回TKOと快勝をおさめている21歳のムンギアが27連勝を目指し、そして昨年10月にC.ヒメネスに7回TKO負けを喫し初黒星を味わったうえにWBOスーパーライト級12位まで上げていた世界ランクからも脱落した26歳のカンパ、両ホープがどのような試合を見せてくれるのか、同プロモーションもメインのベルチェルに良いバトンを繋げて欲しいと期待していることでしょう。
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