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    アンドリュー・セルビーが全勝の世界ランカーと欧州王座決定戦

    2018.03.27
    WBC世界フライ級1位のアンドリュー・セルビー(英国/10戦全勝5KO)にとって、空位の欧州(EBU)フライ級王座を争う決定戦まで1ヶ月と迫っています。4月28日の対戦者はWBAスーパーフライ級10位につける長身サウスポー、ビンセント・レグラン(フランス/26戦全勝16KO)と、フランスのドゥエーで対することが決まっており、WBCフライ級指名挑戦権を保持する選手にしてはいささかハードルの高い前哨戦になりそうですが、敵地で全勝世界ランカーとの対戦を受け入れる自信の表れと言えるでしょうか。


    前欧州王者のT.マソンが比嘉選手の持つWBCフライ級王座挑戦が決定したことで返上、空位となった王座について、EBUはレグランとIBF王座挑戦経験を持つチャーリー・エドワーズ(英国)による決定戦を指示しましたがエドワーズ陣営が決定戦を辞退、セルビーにお鉢が回りましたが交渉が決裂し入札となったところでレグラン陣営が落札した構図となっています。


    29歳のアンドリューは兄のIBFフェザー級王者、リー以上の素材として英国では期待を集めており、プロ・キャリアこそ少ないものの次戦のレグラン戦で世界ランカー3連戦となります。長所は手数とスピード、短所はアゴの弱さと言えるアンドリューが英国王座、IBFインターコンチネンタル王座、WBCインターナショナル王座に続き4本目のベルトを手にすることは出来るでしょうか?
  • 38歳のアムナットと26歳のナワポーンが4月21日に対戦

    38歳のアムナットと26歳のナワポーンが4月21日に対戦

    2018.03.26
    元トップアマからIBF世界フライ級王座まで登り詰め、抜群のテクニックを武器に5度の防衛を果たしたアムナット・ルエンロン(写真/タイ/20戦18勝6KO2敗)が次戦で、WBCスーパーフライ級15位のナワポーン・ソー・ルンビサイ(タイ/41戦40勝32KO1敗)と対戦することが発表されています。


    先週末にタイのパトゥムターニーで行われた、WBCアジア・ライトフライ級戦をメインとする興行内で発表されたものですが、アムナットは38歳を数える年齢も影響してかここ3試合で1勝2敗とし、最新試合となる昨年11月の葛文峰(グ・ウェンフェン/中国)戦も12回判定負けと元気がありません。しかし一方のナワポーンも昨年3月にJ.エルナンデス(メキシコ)とのWBCフライ級王座決定戦で良いところ無く3回TKO負けを喫し世界ランクも1位から急降下、復帰後は4戦全勝全KOとしているもののいずれも実力的に格下の対戦相手ばかりとあって完全復調とは言いづらい状況と言えます。


    しかし26歳という若さと連勝中という状況からナワポーンの優勢が伝えられますが、4月21日のバンコクで空位のWBCアジア・スーパーフライ級王座を手にするのはベテランのアムナットか、若さのナワポーンでしょうか。同門のシーサケットはアメリカでビッグマネーを手にしており、ナワポーンとしては少しでも追いつきたいところでしょう。
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2018.03.26
    <現地時間24日>
    オーストラリアのトゥイート・ヘッズにて日本ライトヘビー級1位の松本晋太郎(ワタナベ)がOPBF東洋太平洋同級7位のレーガン・デッセー(豪州)と対戦し、4回TKO負けを喫しています。デッセーは13勝9KO1敗とし、松本選手は14勝10KO6敗としています。



    メキシコ、コアウイラ州サルティーヨにて、WBCフライ級5位につける " Chⅰhuas " ことフランシスコ・ロドリゲス Jr. (メキシコ)が元世界ランカーのパブロ・カリージョ(コロンビア)に4回TKO勝利です。試合発表時はWBC挑戦者決定戦とアナウンスされていたものの、直前の会見ではWBCインターナショナル同級王座決定戦と報じられた一戦を制した24歳のロドリゲス Jr. は27勝19KO4敗1分、29歳のカリージョは22勝14KO6敗1分としています。このカリージョは14年9月に後楽園ホールで井岡一翔(井岡)選手と対戦し10回判定負けを喫した後、井岡弘樹ジム所属として15年12月から大阪で3試合をこなした経歴を持っています。



    タイのパトゥムターニーにて元2階級制覇王者のコンパヤック・ポー・プラムクがWBCアジア・ライトフライ級王者のポンサクレック・ナコンルアンプロモーション(ともにタイ)に挑戦、激闘の末12回判定で王座奪取に成功しています(2対1)。現在のリングネームはコンパヤック・マンチャーミーとする35歳のコンパヤックは59勝40KO4敗とし、元WBCフライ級王者のポンサクレックとは別人ながら、現WBCスーパーフライ級王者のシーサケットと同門の25歳、ポンサクレックは15勝13KO5敗1分としています。



    <現地時間23日>
    ニカラグアの双子ボクサー、IBFライトフライ級1位のフェリックス・アルバラードとWBAスーパーフェザー級7位、WBC12位のレネ・アルバラードが揃って前哨戦をニカラグアのマナグアで開催、フェリックスはエリウ・デ・ロス・サントス(メキシコ)を1回KOに下しています。29歳のフェリックスは32勝28KO2敗としています。またレネもルイス・ゴンサレス(メキシコ)を初回KOに退け、戦績を29勝20KO8敗としています。



    <現地時間22日>
    WBOスーパーフェザー級10位、WBAで15位のライアン・ガルシア(米国)は元世界ランカーのフェルナンド・バルガス(メキシコ)に初回KO勝利。19歳のガルシアは14戦全勝13KOとしています。端正な顔立ちでスター性を秘めるゴールデンボーイ・プロモーション期待のホープは石橋を叩いて渡るマッチメイクでキャリアを重ねています。一方、29歳のバルガスは32勝21KO14敗3分です。



    <現地時間20日>
    ナミビアのウィントフックにてWBOアフリカ・ミドル級戦が行われ(写真)、王者でWBO同級3位につけるウォルター・カウトンドクワ(ナミビア)が元WBCインターナショナル同級王者のビリ・ファクンド・ゴドイ(アルゼンチン)に5回TKO勝利をおさめ同王座防衛に成功です。33歳のカウトンドクワは17戦全勝16KO、元世界ランカーの31歳、ゴドイは36勝17KO5敗としています。全勝のカウトンドクワは試合前の抱負として、「経験豊富なボクサーと長いラウンドを戦うことは今の自分にとって非常に有益だ、急いでKOを狙うことはしない。これまで3~4ラウンドで終わってしまう試合が多かったけど、長いラウンドの戦いをどう感じるか自分でも知りたいんだ。ソーンダースとの試合が次と言われるなら準備は出来ている、チャンスが来たら逃しません。」と述べていますが果たして世界のチャンスは訪れるでしょうか。

    またWBOアフリカ・スーパーフェザー級王者のジェレミア・ナカティリャ(ナミビア)はパトリック・オキン(ガーナ)を4回TKOに下し王座防衛を果たしています。WBO同級5位にランクされるナカティリャは14勝10KO1敗です。

    元2階級制覇王者を父に持つ、ハリー・サイモン Jr. (ナミビア)はライト級4回戦でゲルソン・ベータ(マラウィ)に3回TKO勝利。サイモン Jr. はこれでデビュー以来5戦全勝3KOです。
  • 速報!ディリアン・ホワイト 対 ルーカス・ブラウン!

    速報!ディリアン・ホワイト 対 ルーカス・ブラウン!

    2018.03.25
    英国、ロンドンのグリニッジに在るO2アリーナにてWBCヘビー級シルバー王座戦がただいま終了、WBCヘビー級シルバー王者のディリアン・ホワイト(英国/254.2P)がルーカス・ブラウン(豪州/264.5P)を迎えた防衛戦は6ラウンド37秒KOで王者のホワイトが勝利をおさめています。

    前戦同様トランクスのベルト部分に『身体健康』と刺繍を入れているホワイトにとって、A.ジョシュア以来と言って良いビッグネームとの対戦です。スイッチも交えるベテランのブラウンはビヤ樽体型ながら柔軟な身体を使ってスウェーバックを多用、ホワイトの右を貰う場面も見せますが効果を半減させているように映ります。3ラウンドに早くも左まぶたをカットしたブラウンですがじわじわと前進、左を突きながらプレッシャーを掛けて行きます。出血に加え、左まぶたの腫れも目立ち始めたブラウンは徐々にペースダウン、ホワイトのパンチを被弾する場面が目立って行きます。迎えた6ラウンド序盤、ホワイトがロープに詰め連打を浴びせると、最後は左フックを叩き込みブラウンが前のめりに倒れ、イアン・ジョン・ルイス(英国)レフェリーはカウントを数えず終了としています。WBC1位、IBF&WBO4位、WBA9位といずれも好位置につける29歳のホワイトは23勝17KO1敗とし、試合直後のインタビューではワイルダーを挑発する言葉を残しています。A.ジョシュア、D.ワイルダー、J.パーカーら3人の王者と比較すると迫力不足は否めないところですが、アメリカでの放送もあった一戦で良いアピールとなったことでしょう。一方、WBC13位、WBAでも14位の38歳、ブラウンは数分後に自ら立ち上がってコーナーに戻り歓声を浴びています。戦績は25勝22KO1敗、初黒星を喫しています。



    セミファイナル、英国ライトヘビー級王者のフランク・ブグリオニと英連邦同級王者のカラム・ジョンソン(ともに英国)による対戦は初回1分31秒TKOでジョンソンが勝利、2本のベルトをまとめています。

    スロースターターの傾向があるブグリオニが右をヒットしたと思った矢先、右を返したジョンソンは中盤に左フックをクリーンヒットするとブグリオニがグラリとバランスを崩します。チャンスとみたジョンソンが、連打でダウンを奪うと、ダメージが深いと見たジョンソンは再開後、一気に攻め掛け右フックを再び好打すると、ガクンと腰を落としたブグリオニがよろよろと態勢を崩したところでタオルが投入するのとレフェリーが割って入るのとがほぼ同時となっています。32歳のジョンソンは17戦全勝12KO、一方、F.チュディノフのWBAスーパーミドル級王座に挑み、判定負けを喫してから4戦全勝2KOとしていた28歳のブグリオニですが21勝15KO4敗1分としています。



    英国ライト級タイトルマッチでは王者のルイス・リットソンがスコット・カードル(ともに英国)に2ラウンド2分5秒TKO勝利、王座防衛です。

    初回早々にリットソンのジャブの帰り際に右フックを打ち込んでカードルはコンパクトな左右フックを集めるとリットソンの足下がフラつき始めます。ガードを固めるリットソンは徐々に立ち直り、反撃を見せ始めたところでゴング、2ラウンドに入るとプレッシャーを掛けて行きます。初回のチャンスにパンチを集め、スタミナを使ったか手数の落ちたカードルに対し、リットソンがロープに詰め肩越しの右ストレートをヒットするとカードルがバランスを崩します。一気に攻勢を掛けたリットソンが左フックでダウンを奪うと、再開後は初回と逆の展開となり左右フックでリットソンが猛攻を仕掛け、連打を浴びるとタオルが投げ込まれ終了となっています。WBC19位にランクされる24歳のリットソンは初回のピンチを凌ぎ逆転で15戦全勝9KOとしています。惜しくも敗れた28歳のカードルは22勝7KO2敗1分です。



    元イングランド代表のストライカー、ロビー・ファウラーの親戚でも知られ、2013年アルマトイ世界選手権でミドル級銅メダリストでもある元トップアマ、アンソニー・ファウラー(英国)が5戦目のリングに上がり、スーパーウェルター級6回戦で、カリロウ・デンベレ(フランス)に5ラウンド22秒TKO勝利です。

    体格で一回り小柄に映るデンベレに対し、ファウラーは広めのスタンスからボディ中心に手数を集めます。左のガードが甘く、時折放たれるデンベレの右を危ないタイミングで貰うファウラーですが、2ラウンド半分でファウラーが右ボディ、続いて左フックをアゴに打ち込みデンベレからダウンを奪います。ここまで無敗とあって高い戦意を見せるデンベレはすぐに立ち上がり追撃を防ぐと、流れを変えようと打ち返していきますが迎えた5ラウンド序盤、右アッパーからの左ボディでデンベレが2度目のダウンを喫します。ここもすぐに立ち上がったもののレフェリーはカウント途中で両手を交差し終了、両手を広げ抗議したデンベレでしたがそのまま終了となっています。27歳のファウラーはこれで5戦全勝4KO、こちらも27歳のデンベレは6勝2KO1敗2分としています。



    WBCヘビー級14位のデレック・チゾラ(英国)が復帰戦に臨み、ヘビー級8回戦でザカリア・アズージ(フランス)を2ラウンド2分12秒TKOに下しています。

    開始からチゾラが積極的にパンチを出し攻め掛け、アズージはロープを背にする時間が目に付きます。2ラウンド半分過ぎにはアズージがマウスピースを落とし、休憩が言い渡されますが再開後、チゾラがコーナーに詰め大きな右フックを狙い撃つとアズージのアゴにヒットしダウン、深いダメージを感じさせますがカウント内で立ち上がたったもののレフェリーが終了を宣告しています。34歳のチゾラは28勝20KO8敗とし、昨年11月のA.カバイェル戦以来のリングで白星を飾り、32歳のアズージは14勝10KO3敗2分としています。



    昨年10月に行われた『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』トーナメント初戦でG.グローブスにボディで悶絶KO負けを喫している元WBO欧州スーパーミドル級王者のジェイミー・コックス(英国)が復帰戦。ブルーノ・タバレス(ポルトガル)に2ラウンドTKO勝利。31歳のコックスは25勝14KO1敗、27歳のタバレスは12勝2KO2敗1分です。
  • 速報!タイロン・ツォイゲ 対 アイザック・イクポ 2!

    速報!タイロン・ツォイゲ 対 アイザック・イクポ 2!

    2018.03.25
    ドイツのハンブルグにて因縁の再戦と言える、WBAスーパーミドル級タイトルマッチが行われ、レギュラー王者のタイロン・ツォイゲ(ドイツ/166.25P)が同級1位のアイザック・イクポ(ナイジェリア/166.5P)に2ラウンド23秒TKO勝利、王座防衛を果たしています。昨年3月の初戦は5回負傷判定でしたが、初回終了間際に右をテンプルに好打、ダウンを奪い幸先良いスタートを切った25歳のツォイゲは2ラウンド早々に2度目のダウンを奪い、レフェリーストップでの勝利をおさめ同王座3度目の防衛に成功、戦績を22勝12KO1分としています。敗れた35歳のイクポは32勝25KO4敗です。


    IBOライトヘビー級王座決定戦ではカロ・ムラト(ドイツ)がトラビス・リーブス(米国)に12ラウンドTKO勝利、新王者となっています。WBA4位、WBC&WBO7位、IBF11位とする34歳のムラトは32勝21KO3敗1分としIBF8位の37歳、リーブスは15勝7KO3敗2分です。


    IBOインターコンチネンタル・スーパーウェルター級王座決定戦ではセバスチャン・フォルメラがアンジェロ・フランク(ともにドイツ)に7ラウンドTKO勝利。WBOでは14位につける30歳のフォルメラは18戦全勝9KO、29歳のフランクは13勝9KO2敗としています。
  • 速報!アルセン・グラムイリアン 対 リャド・メルウィー!

    速報!アルセン・グラムイリアン 対 リャド・メルウィー!

    2018.03.25
    フランスのマルセイユに在る、パレ・デ・スポール・ドゥ・マルセイユにてウニベント・ボクセ主催興行がただいま終了。WBAレギュラー王者だった、J.ドルティコス(キューバ)がIBF王者のムラト・ガシエフ(ロシア)に敗れたことでガシエフが統一王者に繰り上がり、1位のアルセン・グラムイリアン(アルメニア/196.25P)と2位のリャド・メルウィー(コートジボワール/197.5P)による同級暫定王座決定戦は、11ラウンド56秒TKO勝利、新王者となっています。

    フランスをホームとするグラムイリアン、ベルギーをホームとするメルウィーという対戦はセミ同様、ギジェルモ・ピネダ・レフェリーが裁きます。グラムイリアンがのっしのっしと前進し、メルウィーがリングを広く使うスタートとなりますが、上背で劣るメルウィーのシャープなパンチが印象に残る初回となります。2ラウンドにはテンポアップこそ無いものの良い左ボディフックを打ち込んだグラムイリアンでしたが3ラウンド終盤にローブローで注意を受けます。パワーと体格で勝るグラムイリアンは度々メルウィーをロープに押し込み、連打を見せて歓声を浴びますが有効打は決して多くなく、スピードで上回るメルウィーもシャープなパンチを出すもののサークリングを繰り返し圧力が厄介そうに映ります。頭をくっつけての押し合いが増えた中盤は8ラウンドにメルウィーの左フックがアゴにヒット、グラムイリアンが足をバタつかせますが、グラムイリアンの攻勢がやや有効に映り終盤に入ります。9ラウンド序盤にも再びグラムイリアンにローブローの注意が入りますが、徐々にグラムイリアンのプレッシャーにメルウィーが対抗しきれなくなっていくように映り、クリンチに行く場面が目立っていきます。迎えた11ラウンド、グラムイリアンがロープに詰め右フックからの連打を浴びせると、メルウィーはガード越しに良く見て致命打を外しているようにも見えますが、打ち返すことが出来ず防御一辺倒となるとレフェリーが割って入っています。30歳のグラムイリアンは23戦全勝15KO、25歳のメルウィーは24勝20KO1敗としています。



    WBAスーパーウェルター級2位のジョン・ベラ(米国/152.5P)と同3位のミシェル・ソロ(フランス/153.5P)による同級挑戦者決定戦は12回判定でソロが勝利しています(3対0/118-109、120-107、119-108)。

    両者ともほとんど手を出さない初回を終え、スタンスの広めなサウスポー、ベラは2ラウンド以降、フットワークを使い、ソロの強打の照準を狂わそうとします。元々、無駄打ちをしないスタイルのソロは手を出さずにじりじりと距離を詰めて行くのみとなり、2ラウンドはベラも上下にパンチを出しはじめます。3ラウンド半分過ぎに左が低く入り、ギジェルモ・ピネダ(パナマ)レフェリーからローブローの注意を受けたソロは前進を続けるものの手数は増えず、サークリングしながら腰が引け気味に映るベラもポイントを挙げているほどの手数とは映らずアクションの少ない序盤を終えます。5ラウンド終盤に右アッパーでアゴを跳ね上げたソロは7ラウンド半分過ぎに左フックをヒットし、ベラからダウンを奪います。深刻なダメージとは映らずすぐにそれまでと同じ展開となりますが、ペースは大きくソロに傾き、鼻血を出し始めたベラに対しソロは7ラウンドにも左フックで顔を跳ね上げます。しかしスタミナに難のあるソロに対し、ベラは終盤に入るとペースを変えようと前進する場面を見せコツンコツンと軽打を浴びせていきます。10ラウンドはベラの上下のパンチを淡々と浴びるようにも映りはじめたソロですが残り30秒ほどで左フックをクリーンヒット、ベラはぐらりと身体を泳がせながらコーナーに後退します。タックル気味のクリンチでスリップとなりピンチを逃れたベラは11ラウンドも前に出ますが、バテはじめたソロもいきなりの右などで対抗し決定打は外します。最終回はソロが力を振り絞り攻勢を強めると、ベラに余力は残っておらず序盤同様、射程圏外にサークリングしダウンを逃れるのがやっとといったなかで終了のゴングを聞いています。IBOを含め3度目の正直での世界獲得を目指す30歳のソロは32勝21KO2敗1分、敵地で勝利するためには消極的なスタイルといえる29歳、ベラは18勝11KO1敗としています。



    WBC33位に上昇してきたフランス・ライトヘビー級ホープ、ルイ・トゥータン(フランス)はバーナード・ドンファク(カメルーン)に3ラウンドTKOに下しています。

    20歳のトゥータンはゴングと同時に生き生きと攻勢を強め、長いジャブを主体に流れを掴もうとします。退がりながらワイルドな右フックを狙うドンファクに対し、終了間際に右をテンプルに打ち込み良いスタートを見せたトゥータンは2ラウンドも手数でドンファクをロープに押し込み優勢に試合を進めます。徐々に手数を増やすドンファクのパンチは重量感溢れるものの大振りでほとんどがトゥータンのガードに阻まれます。迎えた3ラウンド半分過ぎ、追い掛けるように攻勢を強めるトゥータンの左フックがドンファクの顔面に入るとロープを掴みかけずるずると倒れ込み、カウント途中でストップとなっています。昨年10月、両国国技館で行われた村田諒太対アッサン・エンダム再戦のアンダーカードに出場しているトゥータンはこれで10戦全勝9KO、37歳のドンファクは23勝11KO18敗4分です。



    ウェルター級8回戦、モハメド・ラビ(モロッコ)はジュセッペ・ラウリ(イタリア)に3ラウンドTKO勝利です。

    ラビが2ラウンド終了間際に右フックをアゴに打ち込むとラウリはよろよろと赤コーナーに後ずさりしダウン間近と思われたところでゴングに救われます。しかし3ラウンド早々にアッパーからのコンビネーションを食うと一瞬間を置きラウリが自ら膝を付くダウン、カウント8で再開後、ロープを背にガードを固めるラウリはのぞき見しながら致命打を外そうとしますが、ほとんど打ち返さないところをレフェリーがおもむろにストップ、ラウリはうなだれながらコーナーに戻っています。24歳のラビは5戦全勝4KO、ベテランの41歳、ラウリは56勝34KO20敗としています。



    ウェルター級8回戦、アハメッド・エル・ムサウィ(モロッコ)はガーボル・ゴルビクス(ハンガリー)を8回判定に下しています(3対0/80-72×3)。モロッコ出身、8歳からフランスに移住しホームとしている27歳のムサウィは28勝6KO3敗1分、30歳のゴルビクスは24勝14KO10敗です。



    昨年5月の村田諒太対アッサン・エンダム初戦のアンダーカードに出場している、デイラン・シャラはケビン・ベルトガル(ともにフランス)に8回判定勝利(3対0/78-74×2、79-73)。24歳のシャラは16戦全勝4KO、サウスポーの31歳、ベルトガルは6勝25敗3分としています。
  • 速報!ステフォン・ヤング 対 レイマート・ガバリョ!

    速報!ステフォン・ヤング 対 レイマート・ガバリョ!

    2018.03.24
    米国、フロリダ州ハリウッドに在るセミノール・ハード・ロック・ホテル&カジノにてWBAバンタム級挑戦者決定戦が終了し、WBAバンタム級4位のステフォン・ヤング(米国/118P)が同5位のレイマート・ガバリョ(フィリピン/116.6P)と対戦、12回判定でガバリョが勝利をおさめています(3対0/117-110×2、118-109)。一部メディアには同級暫定王座決定戦ともありますが、試合公式ポスターには『WBA BANTAMWEIGHT ELIMINATOR』とあり、今のところWBAからの公式発表は無いものの今後のキャリアを大いに広げる金星を挙げた21歳のガバリョは19戦全勝16KO、29歳のサウスポー、ヤングは17勝7KO1敗3分としています。



    WBA北米スーパーバンタム級王座決定戦とアナウンスされた一戦、元WBAバンタム級王者で現在はWBC&WBO4位、WBA7位にランクされるファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国/118.4P)とWBOバンタム級15位のマイク・アンヘロ・プラニャ(フィリピン/117.6P)が対戦し、10回判定勝利をおさめています(3対0/96-93、97-92×2)。33歳のパヤノは20勝9KO1敗、ダウンを奪ったものの初黒星を喫した21歳のプラニャは14勝7KO1敗としています。



    また、日本でもおなじみの元世界王者、ファン・カルロス・サルガド(メキシコ)がアンダーカードに出場し、ローガン・ユン(米国)に10回判定負けを喫しています(3対0/100-89、97-92、98-91)。ハワイのホノルル出身、韓国人の父親とプエルトリコとポルトガルのハーフの母親を持つ19歳のユンは11戦全勝10KOとし、33歳のサルガドは27勝16KO8敗1分1ノーコンテストとしています。



    ムサ・サーシャンガリーエフ(カザフスタン)がWBAバンタム級暫定王座戦に出場した経験を持つルイス・イノホサ(ドミニカ共和国)とノンタイトル戦を行い、3回TKO勝利をおさめています。23歳のサーシャンガリーエフはこれで7戦全勝6KOとし、31歳の元世界ランカー、イノホサは31勝18KO14敗2ノーコンテストとしています。



    また今もって絶大な人気を誇る元世界王者の息子、ロベルト・デュラン Jr. (パナマ)がデビュー戦のリングに上がり、ミゲル・モラレス(メキシコ)に4ラウンド2分21秒KO勝利です。長女のイリシェル・デュラン、長男のロベルト・" Chavo "・デュラン Jr. に次いでデビューを果たしたデュラン Jr. は1勝1KOです。
  • WBOスーパーバンタム級統一戦は4月28日開催

    WBOスーパーバンタム級統一戦は4月28日開催

    2018.03.24
    トップランク・プロモーションが日本時間23日、WBO世界スーパーバンタム級チャンピオン、ジェシー・マグダレノ(米国/25戦全勝18KO)と同級暫定チャンピオン、アイザック・ドビ(ガーナ/18戦全勝12KO)による統一戦を4月28日に米国、ペンシルバニア州フィラデルフィアに在るリアコウラス・センターにて開催することを発表しました。


    16年11月にN.ドネアを下し獲得した王座の2度目の防衛戦を同級1位のセサール・フアレス(メキシコ)と昨年11月11日に行うことを一時は発表したマグダレノでしたが、その後左手首を痛めたことで試合は中止となり、フアレスと同級2位につけていたドビで暫定王座を争い、ドビが勝ち抜いた構図となっています。26歳のマグダレノにとって、A.ドス・サントス戦から約1年振りのリングとなりますが全勝のオリンピアン、23歳のドビにとっては初防衛戦にあたります。不倒の男、フアレスにTKO勝利をおさめた強打をアメリカ・デビュー戦で魅せることは出来るでしょうか、好戦的なスタイルを持つ両選手だけに楽しみな好カードです。
  • " Mikey " ガルシアはスーパーライト級王座防衛を目指すのか

    2018.03.24
    3月10日にS.リピネッツを12回判定に下し、IBF世界スーパーライト級王座獲得に成功、4階級制覇を達成した " Mikey " ミゲル・アンヘル・ガルシア(米国/38戦全勝30KO)ですが、現時点でWBC世界ライト級正規王座も保持しており、どちらのベルトを保持していくのか動向が注目を集めるなか、リングスター・スポーツのリチャード・シェーファー・プロモーターがガルシアの次戦はIBFスーパーライト級指名挑戦者のイバン・バランチェク戦になることを示唆しています。


    同プロモーターは新チャンピオンとなったガルシアに対し、IBFから90日以内に指名防衛戦を行うよう通達を受けたことを明かし、速やかにバランチェク陣営と交渉するよう指示されたとしています。「4月22日を期限とし交渉をすすめるよう通達を受けました。もし期日までに契約を締結出来なければ入札になるともあります。これからの交渉がどのように進展するか分かりませんが、私はすでに(バランチェク陣営の)ルー・ディベラ・プロモーターと話をしましたが、マイキーが休暇から戻ってきたうえで再度話し合いを持つことにしています。ルーと改めて話し合いの場を持ちますが、マイキーの意向は王座を守ることです。」とシェーファー氏が明かしています。


    ディベラ氏は「まだ詳しくは分からないがおそらくバランチェクと戦うつもりだろうね。イバンは世界王座への道を諦めるつもりは無いし、IBFから指名戦の通知を受け取ってからリチャードとも話をしています。近日中に交渉の場を設けるつもりですが交渉状況は良い方向に進んでいると思います。バランチェクはマイキーと王座を賭けて戦うか、マイキーが返上すれば空位の決定戦に進むでしょう。」と慎重な言葉を述べています。リピネッツ戦直後の勝利者インタビューでは、2~3試合を戦ってからウェルター級に上がりたいとも述べていたガルシアでもあり、一般的に階級を上げて勝利した後に元の階級に戻る選手は希有な存在といえるでしょう。WBC王座返上のニュースは未だ挙がっていませんが、ガルシア陣営の正式なアナウンスは近日中にも行われる見通しです。
  • カール・フランプトン対ノニト・ドネア戦が暫定王座決定戦へ昇格

    カール・フランプトン対ノニト・ドネア戦が暫定王座決定戦へ昇格

    2018.03.23
    対戦まで1ヶ月を切ったカール・フランプトン(英国/25戦24勝14KO1敗)対ノニト・ドネア(フィリピン/42戦38勝24KO4敗)戦がWBO世界フェザー級暫定王座決定戦に昇格すると主催するクイーンズベリー・プロモーションズが22日に発表しています。4月21日に英国のベルファストに在るSSEアリーナで行われるカードはこれまでノンタイトル12回戦とされてきましたが、両者にとって一層気合の入るアナウンスとなっています。



    正規王者のO.バルデスは3月10日、S.キッグを相手に12回判定勝利をおさめたものの顎の骨折が判明、試合途中に大量の血を吐き出す場面や、試合後は病院に直行する写真なども各メディアで報じられていましたが長期戦線離脱を見越してのものとされています。



    昇格のニュースを受けフランプトンは、「ベルファストで開催される素晴らしいボクシングの夜が更に豪華なものとなりました、これは素晴らしいニュースであり興行がより華やかなものとなるでしょう。私はこの試合の勝者が次の試合で世界タイトルマッチに進むことになるだろうと考えていましたが、暫定王座決定戦となったことで一層確信を持ちました。オスカル・バルデスは怪我が完治すれば暫定チャンピオンと戦わなくてはなりません、このことは私とドネアにとってとても有意義なことです。バルデス戦は私にとって非常に魅力的で、(5月19日に予定されている)セルビー対ワーリントン戦勝者との対戦と同等か、それ以上のものです。もし私がバルデスと戦うことになれば英国だけでなく世界中で多くの注目を集めるものになるだろう。」とコメント、モチベーションも更に上がとしています。ここ最近の試合振りでは不利は否めないドネアとしてもフランプトンに勝って素晴らしいキャリアにもう一華咲かせたい気持ちもより強まるものと思われます。
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