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    今週末の王座統一戦アンダーカードでジェニフェル・ビセンテが無敗ホープに挑む

    2019.07.25
    今週末に迫ったスーパーライト級統一戦のアンダーカードで注目のヘビー級戦中止が正式発表となりました。マッチルーム・ボクシングは元WBA&IBFクルーザー級王者のムラト・ガシエフ(ロシア)のヘビー級転向初戦について、練習中にガシエフが肩を痛めたことでジョーイ・デベンコ(米国)戦が中止となっています。クルーザー級の頂点を掴んだO.ウシク(ウクライナ)もヘビー級転向初戦を前に負傷、C.タカム(カメルーン)戦を中止としましたが、クルーザー級のトップ2でさえも、やはりヘビー級にアジャストするうえで身体に許容以上の負担が掛かったとも言えるでしょうか。


    メインイベント、スーパーライト級統一戦の脇を固めるマッチアップとして、IBF世界スーパーフェザー級チャンピオンのテビン・ファーマー(米国/35戦29勝6KO4敗1分1ノーコンテスト)が同級3位のギヨーム・フレノワ(フランス/48戦46勝12KO1敗1分)を迎えて4度目の防衛戦を行うことが決まっていますが、その他のアンダーカードでもややスケールダウンは否めないものの興味深いランカー対決が予定されています。


    空位のUSBA全米フェザー級王座とNABO北米同級王座を争うのは、IBFスーパーバンタム級13位のジェニフェル・ビセンテ(ドミニカ共和国/41戦35勝27KO3敗2分1ノーコンテスト)とIBFフェザー級15位のトレメイン・ウィリアムス(米国/19戦18勝6KO1無判定)の両者で、アマ戦績97勝10敗、26歳のウィリアムスが一気に打ち破るのか、ベテランのビセンテが意地を見せるのか楽しみな対戦となっています。


    33歳のビセンテは「ドミニカ共和国のファンは何年もの間、私が世界チャンピオンになるだろうと期待を賭けて待ち続けてくれましたが、様々な理由もあって私にはそのチャンスすら手にすることが出来ませんでした。しかし、ルー・ディベラ・プロモーターの尽力もあり良い具合に前進することが出来ています。DAZNでの放送もあると聞いており嬉しくてやる気も満ち溢れています。対戦相手の映像を見ましたが、非常に速く捉えどころがないうえ、動きも滑らかです。しかしこの試合に勝って2本のベルトを手にすることが出来れば世界タイトルマッチが一気に近づくことを知っています。」先日もWBAスーパーフライ級王座に挑戦した、N.ヒメネスが判定で敗れ去っていますが現在、ドミニカ共和国出身の世界チャンピオンは不在となっており、世界王者を目指すビセンテが無敗ホープに挑みます。
  • IBF世界ミニマム級王者のディージャイ・クリエルが王座返上を発表

    IBF世界ミニマム級王者のディージャイ・クリエルが王座返上を発表

    2019.07.24
    日本時間23日、IBF世界ミニマム級チャンピオンのディージャイ・クリエル(南アフリカ/17戦15勝7KO1敗1分)が正式に同王座の返上を発表、事実上の指名防衛戦回避宣言を出しています。2月に、C.リコナ(メキシコ)を最終回KOに下し王位に就いたクリエルに対し、同級1位のサムエル・サルバ(フィリピン/17戦全勝10KO)との指名防衛戦が指示されましたが、入札の末にサルバ陣営が25,000ドル(約270万円)で落札しています。


    早速、サルバ陣営のMP・プロモーションズは8月24日にフィリピンのメトロマニラで世界戦開催を発表しましたが(写真)、入札にすら現れなかったクリエル陣営に対し、王座を返上し指名戦を回避するのではないか?と早くも挑戦者側が色めき立っていましたがようやく王座決定戦開催に本腰を入れられるといったところでしょうか。現在2位は空位、1位のサルバと3位のペドロ・タドゥラン(フィリピン/15戦13勝10KO2敗)による決定戦は9月開催が報じられていますが、いずれが勝ってもフィリピンに、M.パッキャオ、N.ドネア、J.アンカハス、V.サルダール、J.カシメロに続く6人目の世界王者誕生となりそうです。


    一方、今後はビッグファイトを目指すと述べた24歳のクリエルですがアメリカのリングはリコナ戦のみとあって知名度は高くなく、母国南アフリカも多くの有望選手が自国での試合を諦め、海外に出てビッグチャンスを掴もうと躍起になっています。クリエルも頼るのはアジアか中南米のプロモーターと言えそうなところですがライトフライ級に上がり2階級制覇を目指すのでしょうか、次戦に注目が集まります。
  • アンドレ・ロジアー・トレーナー「テオフィモ・ロペスのコミー挑戦は時期尚早」

    アンドレ・ロジアー・トレーナー「テオフィモ・ロペスのコミー挑戦は時期尚早」

    2019.07.24
    19日にIBFライト級3位の中谷正義(井岡)選手を12回判定に下し指名挑戦権を獲得、次月ランキングではトップコンテンダーに就くものと思われる、テオフィモ・ロペス(米国/14戦全勝11KO)に対し、王者リチャード・コミー(ガーナ/31戦29勝26KO2敗)陣営のアンドレ・ロジアー・トレーナーが地元メディアにロペス恐れるに足らずとし、コミー挑戦は時期尚早と述べています。


    ロジアー・トレーナーは「もちろん今後のプランとして(指名挑戦者となる)ロペスとの戦いがあります。ロペスが若く素晴らしい青年であることは私も分かりますが、彼がリチャード・コミーとの戦いにおいてその準備が整っているようには思えません。私はもう少し経験を積む時間が彼には必要だと思いますが、彼の才能に期待する周囲からの声も大きそうです。もしロペスがリチャード・コミーとリングの中で実際に戦うとなれば彼にとって非常に難しい仕事になるでしょう。現在、私が見る限りリチャード・コミーを止められる人は居ません、彼は5つものエンジンをしょい込んでいる猛烈な機関車ですからね。」とコメントを残しています。中谷戦も結果的なポイントは大差が付いたものの、振り分けるならばロペスと映る僅差のラウンドも多く決してロペスの評価を上げた試合とは言えないようです。


    ロペスのプロモート権を持つトップランクがどのような方向へ導くのか、同じくトップランク傘下のWBAライト級スーパーチャンピオン、V.ロマチェンコ(ウクライナ)もコミー対ロペス戦が行われればコミーが勝つだろうとコメントを残したことも話題を集めています。日程的には6月にR.ベルトラン(メキシコ)を下している王者コミーとあってスムーズに進みそうな予想も立ちますが、21歳のロペスは数試合を挟むのか、それとも勢いを重視して一気に世界挑戦へ進むのでしょうか?
  • 元2階級制覇王者のアンソニー・マンディンがジョン・ウェイン・パーとの復帰戦

    元2階級制覇王者のアンソニー・マンディンがジョン・ウェイン・パーとの復帰戦

    2019.07.23
    昨年11月、ウェルター級からミドル級へ階級を上げ2階級制覇を目指していたJ.ホーン(豪州)と対戦、わずか96秒でKO負けを喫した元2階級制覇王者のアンソニー・マンディン(豪州/57戦48勝28KO9敗)が11月29日に豪州のクイーンズランド州ブリスベンに在る、ゴールド・コースト・コンベンション・センターにて約1年振りとなる復帰戦のリングに上がることを発表しています。


    元ラグビー選手とあって見るからに頑強そうな体躯で知られるマンディンですが5月に44歳を迎えました。地元のメディアでもホーン戦の完敗からこのままグローブを吊るすだろうとの見方が大半を占めていましたが、このほど復帰を明言。「私は最高のコンディションを造り上げるつもりだ、きっとジョン・ウェイン・パーもベストの状態に仕上げてくるだろうからね。これはフロイド・メイウェザー対コナー・マクレガー戦のオーストラリア版と言えるだろう、異なる競技の2人のチャンピオンが戦った結果はどのようなものだったかみんなが覚えている、優れたボクサーがあっさりと勝利を手にしたんだ。」と述べたように対戦相手はキックボクシングの経験も豊富、ボクシングでも元オーストラリア王者のジョン・ウェイン・パー(豪州/13戦10勝全KO3敗)としています。「彼はまぎれもなく伝説と言える。国際的にも知られているし、私は兄弟を敬うような気持ちを持っている。しかしボクシングのリングの中で彼にきちんと教え込むつもりです。」と述べたマンディンはメイウェザー対マクレガー戦と同じようにボクサーが勝利を手にすると自信を見せています。


    一方、こちらも43歳を数えるベテランのパーですが、11歳でムエタイをスタートし、その後キックボクシングのキャリアを積み重ね日本のリングにもたびたび出場、キック戦績は132戦99勝46KO33敗、今夏に100勝目を目指しリングに上がることが報じられており、その試合が8月18日に愛知県名古屋市で開催される『RIZIN.18』とされています。合間にボクシングのリングに上がりながら積み重ねたキック100勝の看板を掲げた後、マンディン戦に臨む意向を持つパーは、「私のボクシングにおける最後の試合は2003年に元WBCチャンピオンのサキオ・ビカに12回判定負けを喫したものだ。私はボクシングにおいて10勝すべてがノックアウト、100%倒して勝ってきた。私と対する相手は誰であろうと大怪我をする可能性があることを知っている。私は簡単にカネを稼ごうとしている訳ではない、本物のロッキーになる瞬間のために戦うんだ。」と意気込みを述べています。


    ホーンに初回KO負けを喫したマンディンは直後から再戦を要求していましたが、ホーン陣営は興味無しとあっさり拒否しています。実力を出し切れなかったとする悔しさを晴らすために同年代のパーを選んだとも受け取れますが、どのような復帰戦を魅せてくれるのでしょうか?
  • ALAプロモーションズが約9ヶ月振りに定期興行を開催

    ALAプロモーションズが約9ヶ月振りに定期興行を開催

    2019.07.23
    フィリピンのセブに本拠を置く、ALAプロモーションズが定期興行『PINOY PRIDE』の第46回目を発表、8月17日にフィリピン、レイテ島のオルモックにて開催するとしています。オルモック・シティ・スーパードームで開催されるイベントの主役は昨年11月の第45回興行(写真)でもメインを務めた、ジェオ・サンティシマ(フィリピン/19戦17勝14KO2敗)とアルベルト・パガラ(フィリピン/32戦31勝22KO1敗)です。


    昨冬以降、マーク・マグサヨとの契約トラブル、そして元世界ランカーのジェイソン・パガラとは自己管理能力の低さを理由に契約解除、ドニー・ニエテスの4階級制覇という好ニュースも間にあったものの、アーサー・ビジャヌエバの世界挑戦失敗などやや沈んだニュースの続いた同プロモーションですが、約9ヶ月というこれまでより間隔を置いてのイベント開催となっており、契約下に置く選手の快勝で明るい空気を引き寄せたいところです。


    WBOスーパーバンタム級では7位ながら、WBCでは32位とする23歳のサンティシマは倒しっぷりの良さから期待も大きく、今回はアルピウス・マウファニ(インドネシア/11戦6勝3KO3敗2分)との対戦となります。またWBOスーパーバンタム級3位と好位置につける25歳のアルベルトはラチャーノン・サワーンソーダー(タイ/15戦12勝全KO3敗)と対戦する他、WBCミニマム級2位のメルビン・ジェルサレム(16戦14勝8KO2敗)の出場も予定されており、ニエテスに続く選手たちの勝利が期待されています。
  • ファン待望のウェルター級王者同士の統一戦は9月28日に決定

    ファン待望のウェルター級王者同士の統一戦は9月28日に決定

    2019.07.22
    日本時間21日、" Premier Boxing Champions " がウェルター級のビッグファイトを正式発表、WBCチャンピオンのショーン・ポーター(米国/33戦30勝17KO2敗1分)とIBFチャンピオンのエロール・スペンス Jr.(米国/25戦全勝21KO)による王座統一戦を9月28日に米国、カリフォルニア州ロサンゼルスに在る、ステープルズ・センターにて行うとしています。


    14年8月にK.ブルック(英国)、そして16年6月にK.サーマン(米国)に黒星を付けられている31歳のポーターは底を見せた感こそ残るものの主武器と言える猛烈な手数とスタミナは対戦相手にとって脅威に間違いなく、盤石の安定感を誇るスペンスを相手にしても見応えあるファイトを魅せてくれそうです。WBC王座2度目の防衛戦でもあるポーターに対して、IBF王座4度目の防衛が懸かる29歳のスペンスは3月に " Mikey "・ガルシア(米国)をシャットアウト、評価を一段上げていますが堅実なボクシングスタイルの影響か、安定感の割に人気面はイマイチと言えるでしょう。正式発表された夜に、K.サーマン(米国)からダウンを奪い初黒星を付けたWBAチャンピオン、マニー・パッキャオ(フィリピン)とのメガファイトも十分に構想内に有ると思われる王座統一戦へ駒を進めるのはポーター、スペンスのどちらでしょうか?


    また同イベントではセミファイナルとしてWBCスーパーミドル級タイトルマッチも開催、レギュラーチャンピオンのアンソニー・ディレル(米国/35戦33勝24KO1敗1分)がWBCより対戦指示の出ていた休養王者、デビッド・ベナビデス(米国/21戦全勝18KO)と拳を交えます。昨秋、VADAによる尿検査でコカインが検出され長期の戦線離脱を余儀なくされた22歳のベナビデスが正規の玉座に座るべく復帰しますが、勝者には1位、A.イユリディン(トルコ)との対戦が指示されています。
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2019.07.22
    <現地時間20日>
    メキシコのマサトランにて元WBCライトフライ級王者で現在はWBCスーパーフライ級6位、WBOでフライ級5位につけるペドロ・ゲバラ(メキシコがIBFでミニマム級14位のハニエル・リベラ(プエルトリコ)と対戦、12回判定でゲバラが勝利をおさめています(3対0)。30歳のゲバラは35勝20KO3敗1分、27歳のリベラは18勝11KO5敗3分としています。



    <現地時間19日>
    メキシコ、メキシコシティにて元WBCライトフライ級王者のガニガン・ロペス(メキシコ)が3月のA.アコスタ(プエルトリコ)戦からの復帰戦として、WBCラテン・ライトフライ級王者のサウル・フアレス(メキシコ)に挑戦し、10回判定でロペスが勝利、ベルト奪取を果たしています(2対1)。生き残り戦に勝利した37歳のロペスは36勝19KO9敗、28歳のフアレスは25勝13KO10敗2分としています。



    タイのバンコクにて元WBAフライ級暫定王者のヨドモンコン・CPフレッシュマート(タイ)とフィリピン同級13位のマテオ・ハンディグで空位のOPBF東洋太平洋スーパーフライ級シルバー王座決定戦を行い、10回判定勝利(3対0)、ベルトを手にしています。コンファー・CPフレッシュマートの王座を返上させ、ペッティンディー・プロモーションの中で王座を回しているだけという批判も上がりそうな新王者、ヨドモンコンは後半、ハンディグの反撃を受けたものの55勝37KO4敗としています。



    2月、後楽園ホールでワンパンチによる5回KO勝利をおさめ、IBFスーパーライト級1位の座を手にした、ダオヌア・ルアワイキン(タイ)がタイのメーホーンソーンにて、ジョスマル・ケフィ(インドネシア)を2回TKOに下しています。23歳のダオヌアは16戦全勝13KOです。



    <現地時間18日>
    シドニー五輪ライトフライ級金メダリスト、元WBAライトフライ級王者でもあるブライム・アスロウム氏のアスロウム・イベントが主催するイベントがフランスのル・カネで行われ(写真)、WBAインターコンチネンタル・ライトヘビー級王者でWBA13位に位置する、マチュー・ブーデアリーク(フランス)は元世界ランカーのドウドウ・ヌグンブ(コンゴ)に12回判定勝利です(3対0)。30歳のブーデアリークは18勝9KO1敗。一方、3月のO.ゴズディク(ウクライナ)戦では5回に足を痛め、棄権TKO負けを喫している37歳のヌグンブは38勝14KO10敗としています。

    またWBA&WBCライト級6位につけるイバン・メンディ(フランス)が保持するWBAインターコンチネンタル同級王座の防衛戦を行い、ディエゴ・ファビアン・エリージョ(メキシコ)に12回判定勝利をおさめ王座防衛を果たしています(3対0)。34歳のメンディは43勝21KO5敗1分1ノーコンテストとレコードを伸ばしています。



    米国、カリフォルニア州にてWBCミドル級5位、WBAでは8位にランクされる、ジェイソン・クィグリー(アイルランド)が元IBF1位のトリアーノ・ジョンソン(バハマ)と対戦し、まさかの9回終了TKO負けとしています。35歳のジョンソンは21勝15KO2敗1分、ランキングの再浮上も濃厚です。初黒星の28歳、クィグリーは16勝12KO1敗です。



    <現地時間17日>
    WBCスーパーフェザー級シルバー王者でもある、オシャキー・フォスター(米国)がコスタリカのサンホセでヘスス・ブラボ(ペルー)と対戦、8回KO勝利をおさめています。25歳のフォスターは16勝10KO2敗としています。

    また元WBOヘビー級王者のT.モリソン(米国)の息子、トレイ・リッピ・モリソン(米国)はペドロ・マルティネス(ベネズエラ)に6回TKO勝利。29歳のモリソンは16戦全勝全KOとしています。
  • 速報!マニー・パッキャオ 対 キース・サーマン!

    速報!マニー・パッキャオ 対 キース・サーマン!

    2019.07.21
    米国、ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデンにてWBA世界ウェルター級王座の統一戦が行われ、同級レギュラーチャンピオンのマニー・パッキャオ(フィリピン)が同級スーパーチャンピオンのキース・サーマン(米国)に12回判定勝利、パッキャオが王座を統一しています(2対1/115-112×2:パッキャオ、114-113:サーマン)。40歳のパッキャオは62勝39KO7敗2分、30歳のサーマンは29勝22KO1敗1無判定と初黒星を喫しています。



    セミファイナル、WBCウェルター級挑戦者決定戦は同級5位のヨルデニス・ウガス(キューバ/147ポンド)が同級18位のオマール・フィゲロア(米国/147ポンド)に12回判定勝利、ウガスが挑戦権を獲得しています(3対0/119-107×3)。33歳のウガスは24勝11KO4敗、3月のS.ポーター(米国)戦で12回判定負け(2対1)を喫した借りを返すことは出来るでしょうか?一方、29歳のフィゲロアは28勝19KO1敗1分、何故18位が挑戦者決定戦出場を承認されるのか、ツッコミたくなるところですがプロ初の黒星を喫しています。



    元IBFスーパーライト級王者のセルゲイ・リピネッツ(カザフスタン/147ポンド)は元世界ランカーのジョン・モリナ(米国)との対戦がアナウンスされていましたが、モリナが背中を痛めたことで脱落。代役にこの日のノーテレビ枠での出場が予定されていた、フィリピン・ウェルター級王者のジェイアー・インソン(147ポンド)が出場、2ラウンド57秒でリピネッツが勝利です。30歳のリピネッツは16勝12KO1敗、直前でオーソドックスのモリナから大柄サウスポーのインソンに代わるという厳しいハプニングにも格の違いを見せています。敗れた28歳のインソンは18勝12KO3敗、アメリカ2戦目も黒星としています。



    元WBCバンタム級王者のルイス・ネリ(メキシコ/118ポンド)は元WBAバンタム級王者のファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国/117.5ポンド)に9ラウンド1分43秒KO勝ち。24歳のネリは30戦全勝24KO、35歳のパヤノは21勝9KO3敗としています。



    IBF世界スーパーミドル級タイトルマッチではチャンピオンのカレブ・プラントがIBFライトヘビー級15位のマイケル・リー(ともに米国)に3ラウンド1分19秒TKO勝利、王座防衛です。27歳のプラントは19戦全勝11KO、同王座の初防衛に成功です。一方、32歳のリーは21勝11KO1敗と初黒星です。
  • 速報!ディリアン・ホワイト 対 オスカル・リバス!

    速報!ディリアン・ホワイト 対 オスカル・リバス!

    2019.07.21
    英国のロンドンに在る、O2アリーナにてWBCヘビー級暫定王座決定戦がただいま終了、同級1位のディリアン・ホワイト(英国)が同級10位のオスカル・リバス(コロンビア)にダウン挽回の12回判定勝利、新王者となっています(3対0/115-112×2、116-111)。

    約9キロの体重差以上に上半身の大きさが目につくホワイトに対し、リバスがじりじりと距離を詰め積極的に手を出して行く初回となります。2ラウンドも前に出るリバスですが1分過ぎにホワイトの右ストレートが入り、連打を集めると歓声が上がり山場を造ります。ここを持ち直したリバスは3ラウンド終了間際に右をヒット、4ラウンドも両者緊張感のある攻防を見せ中盤に入りますが、ラウンドを通して手数で上回るホワイトが若干ポイントで優勢に映ります。左まぶたが腫れ始めたリバスは7ラウンドに攻勢を強め前進を続けますが、ホワイトも距離を取りながらコンパクトなアッパーを打ち返し、8ラウンド終盤には左のダブルを上下に打ち込みます。迎えた9ラウンド早々、リバスの右アッパー、左フックがヒットするとホワイトはあっさりとダウン、ビクター・ラフリン(英国)レフェリーのカウント8で再開し、リバスが追撃を見せますが決定的なダメージを与えるところまでは攻め込めず10ラウンドはお互いに良い場面を造ります。11ラウンドは手数の落ちたリバスに対してホワイトのコンパクトな有効打がポイントを獲ったように映ると最終回、ホワイトはダウン分を差し引いても優勢と判断したか左を突きながら距離を取る戦術を見せ、リバスは疲労も加わり攻勢を強められず終了間際に左フックでホワイトの態勢を崩したところで終了しています。31歳のホワイトは26勝18KO1敗、32歳のリバスは26勝18KO1敗としています。



    ヘビー級12回戦、WBC31位のデビッド・アレン(241.3ポンド)対元英国&英連邦王者で、前戦となる3月に腹を噛まれたデビッド・プライス(ともに英国/257ポンド)による対戦は10ラウンド終了、棄権によるTKOでプライスが勝利をおさめています。36歳のプライスは25勝20KO6敗、27歳のアレンは17勝14KO5敗2分としています。



    ヘビー級10回戦、WBC11位のデレック・チゾラ(英国/257ポンドはWBC28位のアルツール・シュピリカ(ポーランド/243ポンド)を2ラウンド1分1秒TKOに下しています。最後は右フックからの連打で豪快に倒した35歳のチゾラは31勝22KO9敗とし復帰2連勝を飾っています。30歳のシュピリカは22勝15KO4敗です。



    WBAインターコンチネンタル・クルーザー級タイトルマッチ、チャンピオンでWBA6位につける、リチャード・リアクポー(199.3ポンド)がクリス・ビラム・スミス(ともに英国/198.5ポンド)に10回判定勝利です(2対1/96-94、95-94:リアクポー、97-92:スミス)29歳のリアクポーは10戦全勝8KO、28歳のスミスは9勝8KO1敗、再戦もありそうです。



    WBAコンチネンタル・クルーザー級タイトルマッチはチャンピオンのローレンス・オコリー(英国/199.25ポンド)がマリアーノ・アンヘル・グディノ(アルゼンチン/199.6ポンド)に7ラウンド2分59秒TKO勝利です。WBA2位、WBO5位、WBCでも14位にランクされる26歳のオコリーは13戦全勝10KO、31歳のグディノは13勝8KO3敗としています。
  • 速報!ミシェル・ソロ 対 アンダーソン・プレスト!

    速報!ミシェル・ソロ 対 アンダーソン・プレスト!

    2019.07.21
    フランスのマルセイユ、パレ・デ・スポールにて空位のWBAスーパーウェルター級王座決定戦が行われる予定でしたが当初の挑戦者、同級7位のマゴメド・クルバノフ(ロシア)がビザのトラブルにより出場不可となり、同級ゴールドチャンピオン、ミシェル・ソロ(フランス)の同王座防衛戦に変更、WBCミドル級40位のアンダーソン・プレスト(フランス)を迎えた対戦がただいま終了、5ラウンドTKOでソロが勝利をおさめています。

    なおWBAはウェブサイト上でゴールド王座戦と表記していますが、主催するウニベント・ボクセは引き続き正規王座の決定戦と謳っています。

    元々、この日のアンダーカードにて、マルタン・オゥオノ(フランス/37戦7勝1KO27敗3分)とスーパーミドル級8回戦に出場することが決まっていた、プレストは162.25ポンド(73.5Kg)、オゥオノは162.75ポンド(73.8Kg)でそれぞれ前日の公式計量を終了。そこへ、セバスチャン・アカリエス・プロモーターが地元メディアに対し、「ビザの取得が遅れていたマゴメド・クルバノフは(計量日にあたる)金曜日にビザが下りたにも関わらず、トレーナーのビザが下りていないことを理由にフランスに来てミシェル・ソロと対戦することを拒否しました。WBAスーパーバイザーとも話し合い、プレストが土曜日(試合当日)の夕方までに154ポンド(スーパーウェルター級のリミット)を造ることが出来ればタイトルマッチとして承認されることが決まりました、プレストも " 土曜日の夕方までに落とす、ウェイトを造る " と話しています。」という何ともムチャクチャなコメントを残し、プレストの世界戦代役出場をアナウンス。当のクルバノフ陣営は当然激怒し、「全くもってクレイジーな話です、我々がビザを手にしたのは(試合前日の)金曜日です。マゴメド・クルバノフも週末には世界中を驚かせ、チャンピオンベルトを持ち帰る準備が出来ていたのにひどく取り乱しています。」とゲルマン・チトフ・プロモーターの残したコメントが地元メディアで報じられています。とんでもない世界戦になりそうな空気の中でしたが流石にここまでの横車は押せず、WBAのゴールド王座戦アナウンスに繋がっています。


    試合展開はスーパーウェルター級で長身の部類に入るソロとあって上背はほぼ同じという体格差でゴング、両者ジャブからペースを掴もうと試合を組み立てて行きます。直前のドタバタに集中力を切らした訳ではないでしょうが初回終了間際にプレストの右ストレートをアゴに貰い、ソロがバランスを崩したところでゴングが鳴ります。2ラウンドに入り、ソロがプレッシャーを掛けて行きますがプレストのパンチ力は侮れない印象を与え、ディフェンスに難のあるソロを脅かす予想外とも言える展開を見せます。3ラウンド2分過ぎ、偶然のバッティングによりプレストが眉間をカットするとドクターチェックが入りますが続行、その後徐々に動きを読んだか、4ラウンド辺りからソロの攻勢が目立ちはじめ自慢の強打でロープに押し込んで行く場面が増えた5ラウンド、連打で追い詰めプレストを防戦一方に追い込むと最後は右フックをテンプルに打ち込みプレストが崩れ落ちダウン、ロベルト・ラミレス(プエルトリコ)レフェリーのカウント途中でタオルが投げ込まれTKOとなっています。31歳のソロは34勝23KO2敗1分としましたが前王者、B.C.カスターニョ(アルゼンチン)の王座返上劇から連綿と続いたトラブルの多くはセバスチャン・アカリエス・プロモーターが主宰するウニベント・ボクセとWBAとの癒着と言う声は少なくなさそうです。ここまで来るとE.ララ(キューバ)対R.アルバレス(メキシコ)戦勝者との対戦も行わないような気がしますがどうなるのでしょうか。一方、28歳のプレストは23勝12KO2敗としています。



    セミファイナル、WBAインターコンチネンタル・スーパーミドル級王座決定戦は、ケビン・レレ・サジョ(フランス/166.5ポンド)がワルテル・ガブリエル・セケイラ(アルゼンチン/166.25ポンド)に10ラウンド1分8秒KO勝利、王座獲得です。両者がっちりとした体躯から見応えある打ち合いを展開、最後はローブロー気味ながら左ボディフックでダウンを奪い10カウントを聞かせた29歳のサジョは13戦全勝全KO、32歳のセケイラは22勝15KO6敗としています。



    昨年12月、初黒星となるTKO負けから復帰を目指す、ルイ・トゥータン(フランス/168ポンド)は元WBAミドル級暫定王者のドミトリー・チュディノフ(ロシア/169ポンド)に2ラウンドTKO勝利、復帰を飾っています。17年10月に両国国技館のリングに上がった経歴を持つ21歳のトゥータンは13勝12KO1敗、32歳のチュディノフは21勝13KO6敗3分としています。
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