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  • ルイス・オルティスが約13ヶ月振りにアメリカのリングに登場

    ルイス・オルティスが約13ヶ月振りにアメリカのリングに登場

    2017.03.31
    4月22日、米国のニューヨーク州ブルックリンに在るバークレイズ・センターのイベントが更に厚みを増したイベントとなることが発表されています。メインイベントにWBC世界ウェルター級挑戦者決定戦、ショーン・ポーター対アンドレ・ベルト(ともに米国)戦。セミファイナルにWBC世界スーパーウェルター級タイトルマッチ、ジャーメル・チャーロ対チャールズ・ハトレイ(ともに米国)戦がアナウンスされているところへ、WBA世界ヘビー級1位のルイス・オルティス(キューバ)の参戦が決まり、ベテランのデリク・ロージー(米国/43戦31勝15KO12敗)とノンタイトル10回戦を行うというものです。


    " King Kong " の愛称を持つ38歳のサウスポーは27勝23KO2ノーコンテストと依然無敗をキープ。WBAからは4月29日に英国で行われる、A.ジョシュア対W.クリチコ戦の勝者はオルティスとの対戦義務が課されており、WBAの指示通りに対戦となればこのロージー戦が大事な世界前哨戦となる可能性もあります。常々、「私は世界最高のボクサーになりたいんだ、ジョシュア、クリチコ、ワイルダー、私は誰とだって戦う準備は出来ているよ。」と公言する自信家は昨冬にプロモート契約を結んだとされる英国のマッチルーム・ボクシングによる興行でこなした2つの試合では会心に程遠い出来を見せています。T.トンプソン戦から数えておよそ13ヶ月振りとなるアメリカのリングでは暫定王座剥奪後もトップコンテンダーに置かれている実力を証明し、ビッグファイトに向けてアピールしたいところです。
  • テレンス・クロフォードが5月20日に北京五輪金メダリストと対戦

    テレンス・クロフォードが5月20日に北京五輪金メダリストと対戦

    2017.03.30
    トップランク・プロモーションが日本時間29日にWBC&WBOスーパーライト級チャンピオン、テレンス・クロフォード(米国)の次期防衛戦を正式発表、近日中に記者会見を行うことも明らかにしています。30戦全勝21KOの戦績通り、現役世界チャンピオンのなかでもトップクラスの安定感を持つスイッチヒッターの31戦目は北京五輪ライトウェルター級金メダリストのフェリックス・ディアス(ドミニカ共和国)としています。なお米国、ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターで開催と報じる一部メディアも出ていましたが、正式には米国、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン開催となっています。


    WBC王座2度目、WBO王座は5度目の防衛戦となる29歳のクロフォードにとってマジソン・スクエア・ガーデンのリングは16年2月のH.ランディ戦(写真)以来2度目となりますが立ちはだかるディアスも20戦19勝9KO1敗の好レコードを誇ります。アマチュア出身らしくコンパクトな連打型のスタイルを持つ小柄でがっちりした体型のサウスポーは15年10月、L.ピーターソンに12回判定負け(2対0)を喫したのが唯一の黒星となっています。33歳での世界初挑戦となるWBC3位のディアスが番狂わせを起こすことは出来るでしょうか?


    HBOテレビでの放送が決まっている同興行には14年11月、当時WBOライト級王者だったクロフォードに挑戦し12回判定負けを喫している、レイ・ベルトラン(メキシコ/41戦32勝20KO7敗1分1無判定)の出場も報じられています。2月にWBO3位に付けていた、J.フェリックス Jr. を退けているジョナサン・マイセロ(ペルー/28戦25勝12KO2敗1ノーコンテスト)とのマッチアップはなかなか楽しみなカードと言えるでしょう。
  • WBCクルーザー級暫定王座決定戦が3日前に格上げ

    WBCクルーザー級暫定王座決定戦が3日前に格上げ

    2017.03.30
    4月1日にドイツのドルトムントで開催予定となっている、マイリス・ブリエディス(ラトビア)対マルコ・フック(ドイツ)によるWBCクルーザー級暫定王座決定戦が正規王座の決定戦となることが日本時間29日、WBCからアナウンスされています。これは正規王者のトニー・ベリュー(英国)がWBCに名誉王者への昇格を申請していたものをWBCが認可した構図での承認となっています。


    この裁定には釈然としないボクシングファンも少なからず居るものと思われます。昨年5月にI.マカブとの王座決定戦で戴冠したベリューにはブリエディスとの初防衛戦が義務づけられていましたが、勝者はブリエディスと戦うことを条件に、同級14位のBJ・フローレスとの初防衛戦を挙行、ミスマッチとも言えそうな3回TKO勝利で初防衛を果たしていました。しかし勝ったベリューはD.ヘイとのヘビー級戦へ方向転換したことで、ブリエディス陣営の批判を避けるようにWBCは暫定王座決定戦を承認したという現状です。ブリエディスから逃げていると思われても致し方ないところでの名誉王者認定は多方面でのビッグファイトを目論むベリュー陣営の計算が見え隠れしますが、やはりファイトマネーや注目度など破格と言われるヘビー級の旨みは相当な魅力だったのでしょう。しかしながら当のブリエディス、フック両陣営からはおいしい話となっていますが正規王者の椅子に座るのはどちらか?ゴングは日本時間2日早朝です。
  • KO決着必至!D.クドリアショフとO.ドゥロドラによる因縁のリマッチ

    KO決着必至!D.クドリアショフとO.ドゥロドラによる因縁のリマッチ

    2017.03.29
    18戦全勝全KOと快進撃を続けていたドミトリー・クドリアショフ(ロシア)を15年11月にストップしたのはオランレワジャ・ドゥロドラ(ナイジェリア)。世界へ一直線と思われていたクドリアショフに初黒星を付け、WBCクルーザー級シルバー王座も奪ったドゥロドラはその後、M.ブリエディスにシルバー王座を奪われたものの現在はWBC同級4位まで盛り返しています。そのドゥロドラとクドリアショフとの再戦を5月20日にロシアのヤロスラブリ州ロストフにて行われることがミール・ボクサから発表、WBC3位まで再浮上し挽回を見せる31歳のクドリアショフにとって絶対に返しておきたい借りといえるでしょう。


    接近戦でもL字ガードを続けるクドリアショフにドゥロドラの右がヒット、2回レフェリーストップとなった初戦ですが、ペースは初回からダウン寸前に追い込んでいたクドリアショフのものだっただけに口惜しさもひとしおでしょう。「我々はこの再戦を心の底から欲していました。」と述べたアンドレイ・リャビンスキー・プロモーターは、WBC同級挑戦者決定戦となることも発表しており、正規王者はT.ベリュー、そして暫定王座決定戦はM.ブリエディスとM.フックによって行われるWBCクルーザー級がさらに面白くなりそうです。21戦20勝全KO1敗のクドリアショフと28戦25勝23KO3敗のドゥロドラによる因縁の再戦は今回もKO決着濃厚と言えるボクシングファン注目の一戦となりそうです。
  • デビッド・レミューがカネロ対チャベス Jr. 戦アンダーカードに出場

    デビッド・レミューがカネロ対チャベス Jr. 戦アンダーカードに出場

    2017.03.28
    ミドル級世界ランカー、C.スティーブンスを戦慄的な左フックでKOに下したばかりの前IBFミドル級王者、デビッド・レミュー(カナダ)が5月6日にラスベガスのTーモバイル・アリーナにて行われるサウル・" カネロ "・アルバレス対フリオ・セサール・チャベス Jr. 戦のアンダーカードに参入することが明らかとなっています。


    すでに発表されているアンダーカードには元WBCスーパーライト級暫定王者、ルーカス・マティセ(アルゼンチン/42戦37勝34KO4敗1ノーコンテスト)のおよそ1年7ヶ月振りの復帰戦としてエマヌエル・テイラー(米国/24戦20勝14KO4敗)と対戦するほか、WBC&WBOフェザー級2位に付けるホープ、ジョセフ・ディアス Jr. (米国/23戦全勝13KO)がWBC10位のマヌエル・アビラ(米国/22戦全勝8KO)との全勝対決に望むなど豪華な顔触れが決まっており、前売チケットも早々に完売したことが伝えられていますが、アルバレスがチャベス Jr. に勝利した暁には今冬の対戦が噂されているレミューが参戦したことで一層楽しみなイベントとなっています。


    スティーブンス戦から56日という間隔で拳を交える相手はマルコス・レイジェス(メキシコ/39戦35勝26KO4敗)と発表。15年7月にはA.フォンファラにTKO負けを喫したチャベス Jr. の復帰戦相手として10回判定負けを喫している29歳です。周囲の注目は勝敗よりもスーパーミドル級を主戦場としているレイジェスが強打者レミューの前にフルラウンド保つのか、保たないのかが焦点と言えそうな一戦ですが、レミューが期待に応え豪腕を爆発させるのでしょうか。
  • アンソニー・クロラ「リナレスと2度拳を交えたことを誇りに思うだろう」

    アンソニー・クロラ「リナレスと2度拳を交えたことを誇りに思うだろう」

    2017.03.28
    ホルヘ・リナレスとのダイレクトリマッチで返り討ちにあった前WBAライト級王者のアンソニー・クロラ(英国)が試合を振り返るとともに今後もビッグファイトに絡みたいと熱望するコメントを残しています。エディ・ハーン・プロモーターは同国人でもあるテリー・フラナガンとの一戦が決まれば壮大なイベントになると話していますが、フラナガン自身はホルヘとの統一戦を望む姿勢も見せています。体格的に世界中から強豪が集う階級だけに今後も楽しみなビッグファイトが数多く組まれることであり、クロラもまだまだ存在価値を証明したいところでしょう。


    「何年か後にキャリアを振り返った時、リナレスと2度拳を交えたことを誇りに思うでしょう。私は試合途中に肋骨を痛めましたが言い訳をするつもりは有りません、彼のパンチは正確でシャープでした。より強い男に私は負けたのです。序盤からボディを含め的確にパンチを当てペースダウンを狙ったけれど上手く行きませんでしたね、彼は最後まで良い動きを見せていました。リナレス対ガルシア戦実現となればまさにグレート・ファイトになるでしょう、私は両選手のファンですからね。ガルシアは前回の試合で素晴らしい試合を魅せてくれましたが、リナレスにも同様のことが言えると思います。個人的にはリナレスに勝ってほしいけれど素晴らしい2人によるビッグファイトになると思います。」


    「今後はスーパーライト級に上がることも考えるかもしれませんね、リッキー・バーンズだってフェザー級から上がった訳ですし、もちろん選択肢の一つです。(ライト級として)私はリナレス同様に身体も大きくパワーだって引けを取らないと感じています。今後、出来るならばビッグファイトを戦いたいし、もし(スーパーライト級で)チャンスが来るのなら是非戦いたいですね。(WBO世界ライト級チャンピオンの)テリー・フラナガンとの試合も確かに選択肢の一つです、彼が今後どのようなプランを考えているのか分かりませんが、私はこの何年かでこの階級の誰と戦っても何の遜色も無いことは証明したと思っています。」

    「今は家族と少しの休暇を楽しむつもりです。トレーニング・キャンプをこなしたことで実力が大きく向上したと思っているし、今後もビッグファイトに加わりたいですからね。ここ2年ほどは忙しくしていたので2~3週間は身体を休めたいと思っています。」
  • WBCがミドル級指名挑戦者決定戦を指示

    WBCがミドル級指名挑戦者決定戦を指示

    2017.03.27
    現在、G.ゴロフキンが6度の防衛に成功しているWBC世界ミドル級王座について、WBCが指名挑戦者決定戦を指示したことがESPNなど複数のメディアが報じています。対戦を指示されたのは1位のセバスチャン・ヘイランド(アルゼンチン)と2位のジャモール・チャーロ(写真/米国)で、15年12月から1位に名前を置くヘイランドと2階級制覇を目指し、2月にIBFスーパーウェルター級王者を返上したチャーロによる対戦は実現すれば楽しみな好カードと言えるでしょう。


    挑戦者決定戦を勝ち抜かなければ例え1位でも指名挑戦権は得られないとするWBCルールのもと、王座返上による決定戦出場を目論んでいたのか1年以上トップコンテンダーをキープしていたヘイランドは34戦28勝15KO4敗2分の30歳。WBCラテン王座やWBCインターナショナル王座を獲得しながら徐々にランキングを上げてきたものですが、10年7月には当時のWBCミドル級暫定王者でもあるS.ズビック(ドイツ)に挑戦し12回判定負けを喫しています。


    そして25戦全勝19KOとスーパーウェルター級でも破格の強打を披露し、183cmとも言われる上背はフレーム面でもミドル級に順応出来るのではないかとする26歳のチャーロですが、交渉次第では調整試合を挟まずにミドル級トップと戦うリスクも対戦を楽しみにさせる要因でしょうか。ヘイランドがランキング通りの力を証明するのか、チャーロが全勝で王者ゴロフキン戦への優先権を勝ち取るのでしょうか。対戦決定となればボクシングファン注目の一戦になることは間違い無いところでしょう。
  • 週末海外注目試合結果

    週末海外注目試合結果

    2017.03.27
    <現地時間25日>
    イタリアのラツィオにて昨年5月に世界王座をR.バーンズに奪われている前WBAスーパーライト級王者のミケーレ・ディ・ロッコ(イタリア)が復帰戦。ミケイル・アバキャン(ロシア)に4回反則勝ちをおさめ、戦績を41勝18KO2敗1分としています。一気に世界ランクも失ったディ・ロッコですが今後はマネジャーも変えウェルター級に上げて心機一転、年内の世界戦を目指すとしています。


    元2階級制覇王者、O.ナルバエスとのIBFバンタム級挑戦者決定戦がすったもんだの末、直前で中止となったIBFバンタム級4位のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)がプエルトリコのファハルドでロビンソン・ラビナンサ(チリ)と対戦、初回KO勝利をおさめています。「(挑戦者決定戦の交渉などで)去年の6月以来の試合となったけれど凄く良い出来だったよ、スピードもパワーもそしてパンチ、フットワークとも良い感じだったさ。ナルバエスはきっとプエルトリコに来ることはないだろうけどIBFの指名挑戦権は私が貰い受けるさ。」と標的は依然としてIBFバンタム級であることを示した24歳のロドリゲスは16戦全勝11KOとしています。敗れた28歳のラビナンサは11勝4KO4敗1分としてます。


    シンガポールでは週末一番の番狂わせ。WBCウェルター級6位に付け、同級シルバー王座を持つチャールズ・マニューチ(ジンバブエ)がクァドラティロ・アブドゥカハロフ(ウズベキスタン)に初回TKO負けです(写真)。開始からお互いにパンチを狙い撃ちする展開のなか自信満々なマニューチは上半身を柔らかく使いながら時折ノーガードで腰を振るなど相手を呑んでいるかのような攻めを見せます。やや小柄なアブドゥカハロフもパンチを返していきラウンド終盤に左フックのダブルをクリーンヒットするとマニューチはロープに倒れこみます。続行不可能を思わせるダメージですがレフェリーが再開させると連打を畳みかけストップ勝ちをおさめています。WBAとIBFでも好位置に付けていた27歳のマニューチは会見から自信満々なコメントを残しており少々慢心も有ったでしょうか、戦績を20勝12KO3敗1分としています。一方、世界ランク入りも濃厚の23歳、アブドゥカハロフは11戦全勝8KOとしています。アマチュア戦績は170勝10敗とも報じられていますが主要国際大会には出場していません。

    また、WBAライト級2位のダウド・ヨルダン(インドネシア)が来日経験を持つカンピー・ファヨム(タイ)を2回TKOに下しています。WBOでも11位に付ける29歳のヨルダンは9ヶ月振りの試合で快勝をおさめ、37勝25KO3敗1無判定としています。


    メキシコのチアパス州では元世界王者の息子、ホルヘ・パエス Jr. がダニエル・サンドバル(ともにメキシコ)に4回TKO勝利。ここ5戦を1勝4敗としていた29歳のパエス Jr. ですが15年8月以来の白星を挙げレコードを40勝24KO9敗2分1ノーコンテストとしています。

    アンダーカードではWBAスーパーバンタム級4位のエマヌエル・ナバレッテがサルバドール・エルナンデス(ともにメキシコ)に初回TKO勝利をおさめ、19勝16KO1敗としています。


    <現地時間24日>
    15年9月に来日するなど2度の世界挑戦経験を持つロベルト・ドミンゴ・ソーサがアルゼンチンのサンファンにて空位のWBCラテン・バンタム級暫定王座決定戦に出場、ディエゴ・ピカルド・リリアーノ(ともにアルゼンチン)を10回判定に下しています。WBCではスーパーフライ級31位にランクされる32歳のソーサは28勝15KO3敗1分としています。
  • 速報!ホルヘ・リナレスがダウンを奪い、前WBA王者のクロラを返り討ち!

    速報!ホルヘ・リナレスがダウンを奪い、前WBA王者のクロラを返り討ち!

    2017.03.26
    英国、ランカシャー州マンチェスターに在るマンチェスター・アリーナにて、世界ライト級統一戦がただ今終了しました。WBA王座、WBCダイヤモンド・ベルト、そしてRING MAGAZINEベルトを持つホルヘ・リナレス(帝拳/ベネズエラ)が前WBA王者でWBA4位のアンソニー・クロラ(英国)に12回判定勝ち、初戦に続き敵地で返り討ちを果たしています(3対0/118-109×3)。

    両者しっかりと上下に打ち分けを見せた初回に続き、2ラウンドもペースの取り合いとなりますがクロラはディフェンスの多くをガードに費やすため手数でホルヘがリード、大方の予想通り初戦と同じような展開を見せ中盤に入ります。相変わらずクロラが攻勢を強めただけで歓声も一気に湧き上がりますが、クロラがインサイドに入ってくるところに良いタイミングでボディブローを放つホルヘは6ラウンドに右ショートをカウンターでヒットするとクロラは左眉から出血をはじめます。現地テレビ解説を務めるカール・フロッチが、59-55とホルヘのリードを付ける展開で折り返すと、7ラウンド1分過ぎにこすり上げるような左アッパーをクリーンヒット、バランスを崩したクロラは足元から崩れるダウンを喫します。再開後、ホルヘの追撃を固いガードで防いだクロラは8ラウンドに入ると攻勢を強め左ボディを放ち反撃ムードを造ろうとします。9ラウンドも攻めの姿勢を見せ前進するクロラですが半分が過ぎたところで右をカウンターでテンプルに食うと後ずさり、ペースを変え切ることが出来ません。大歓声を背にその後も前進するクロラをホルヘがスピードに勝るパンチとフットワークでアウトボクシング、リードを広げていくように映り、11ラウンド終盤にもホルヘの右アッパーでクロラのアゴが跳ね上がります。最終回1分過ぎにホルヘの左アッパーがローブローとなるとハワード・フォスター(英国)レフェリーは数秒間の休憩を取りますが、試合は初戦に続きフルラウンドとなっています。ダイレクトリマッチを制したホルヘは42勝27KO3敗としWBA王座初防衛に成功、英国で3戦全勝としています。連敗のクロラは31勝13KO6敗3分です。


    セミファイナルのWBAインターナショナル・ミドル級タイトルマッチは同王者でWBA同級8位のジャック・アーンフィールドがWBC&WBO13位のブライアン・ローズ(ともに英国)に12回判定勝利をおさめています(3対0/115-113×2、116-112)。

    ジャブ中心、お互いに様子見といった静かなスタートですが3ラウンド辺りから上背で勝るアーンフィールドが少しずつプレッシャーを掛け始めます。ジャブに右をかぶせる場面も時折見せるローズですが4ラウンドに右を浅く貰ったものの5ラウンドにはその右を当てます。アクションの少ないなか中盤にローズの鼻頭から微量の出血となりますが、大勢に影響は無いように映り左の差し合い中心のラウンドがそのまま進みます。8ラウンドにはアーンフィールドがマウスピースを落とし数秒間の休憩が入りますが、微差ながら徐々にアーンフィールドの手数が上回っていくように映ります。9、10ラウンドとローズがアーンフィールドの打ち終わりに右を合わせる場面も見せ、最終回もコンパクトなパンチでローズの有効打が勝ったように映ったシーソーゲームはフルラウンドを終えています。僅差判定で王座防衛を果たした27歳のアーンフィールドは24勝6KO2敗、一方14年6月には当時、D.アンドラーデが保持していたWBOスーパーウェルター級王座に挑戦し完敗している32歳のローズは29勝8KO5敗1分としています。


    WBCシルバー・インターナショナル・ミドル級タイトルマッチはWBCミドル級29位にランクされる同王者のマーカス・モリソンがジェイソン・ウェルボーン(ともに英国)を迎えて行われた防衛戦。10回判定でウェルボーンが勝利をおさめ王者交代となっています(3対0/96-93×2、97-92)。

    静かな初回を打ち破り、2ラウンド開始からウェルボーンが一気にテンポを上げガンガン左右フックを振りモリソンを追い詰めます。ロープ際でがっちりとガードし攻撃をやり過ごすと2分過ぎにモリソンの右フックがダッキングしたウェルボーンの後頭部をかすめると膝を着くダウンを喫します。カウント8で再開後も再び攻め掛けるウェルボーンに対しモリソンも打ち合いに応じると迫力有るパンチの交換を見せます。モリソンは3ラウンド以降、ロープを背にしながら攻勢をブロックで防ぎ、隙を見て得意の右を打ち込む姿勢を見せますがウェルボーンの左右フックがガードをくぐる場面も見せ、手数でも劣りポイントを失います。ダウン分のポイントを掃き出した印象を見せ鼻血も出始めた6ラウンド終盤にはウェルボーンの猛攻を浴びるとクリンチでピンチを回避、流れはハッキリとウェルボーンのものとなります。ガードを上げ致命打こそ外すモリソンですが得意でもあるワンツーの距離をくぐられると防御しか為す術無しと映るまま、その後もウェルボーンの攻勢を許しラウンドごとに顔面は赤に染まっていきます。最終回はもはや逆転KOしか勝機は無さそうに映るモリソンが開始から右ストレートを打ち込んで行きますが、ウェルボーンはがっちりとガードし飛び込むタイミングを伺います。残り20秒はウェルボーンが右フックを軸に連打を浴びせるとモリソンはダウンを回避するのがやっととも映り終了のゴングとなっています。30歳のウェルボーンは21勝7KO6敗、呆気ない初黒星となった24歳のモリソンは14勝10KO1敗です。


    英国スーパーフェザー級タイトルマッチは同王者でWBC14位にランクされるマーティン・ウォードがマキシ・ヒューズ(ともに英国)に12回判定勝利をおさめています(3対0/116-112、116-113、118-111)。

    今イベントのタイトル " REPEAT OR REVENGE " に相応しく、この両者にとっては3度目の対戦。14年12月の初戦は10回引分、15年4月の再戦はウォードの5回TKO勝利で迎えた第3戦はサウスポーのヒューズが良い動きを見せる序盤となります。立ち位置に注意しながら軽快なフットワークを見せ、3ラウンド2分過ぎには左ストレートをヒット、ウォードの顔を跳ね上げます。対するウォードもコンスタントにジャブを突きながらプレッシャーを掛けていきますが得意の連打に入る前にヒューズのクリンチワークとフットワークに阻まれハッキリとポイントを挙げることが出来ません。手数でペースを掴むスタイル同士、一進一退の攻防のなかヒューズが7ラウンドに左ボディを打ち込む場面を造りますが、全体を通してプレッシャーを掛けるのはウォードというシーソーゲームはスティーブ・グレイ・レフェリーにとってもクリンチを分ける回数の多い忙しい展開で最終回まで進み、両者決定的な場面を造れないまま終了となっています。防衛に成功した25歳のウォードは17勝8KO2分、クリンチ際に後頭部への加撃を最後まで続けた点は気になるところです。敗れた27歳のヒューズは16勝2KO3敗1分としています。
  • 速報!ジョニー・ゴンサレス 対 フランシスコ・コントレラス!

    速報!ジョニー・ゴンサレス 対 フランシスコ・コントレラス!

    2017.03.26
    元2階級制覇王者のジョニー・ゴンサレス(メキシコ)にとって73戦目となる一戦がメキシコのチワワ州シウダーフアレスに在るホスエ・ネリ・サントス・ヒムナシオにて行われ、フランシスコ・コントレラス(ドミニカ共和国)に3ラウンド2分41秒KO勝利をおさめています。

    WBCインターナショナル・スーパーフェザー級タイトルマッチとコールされた一戦は身長で少し上回るコントレラスのシャープなジャブでスタートします。左の差し合いから動いたのは3ラウンド30秒過ぎ。ゴンサレスの左フックをスウェーでかわそうとしたコントレラスでしたがダブルで打ち込まれるとパンチがアゴに入り背中からゴロンとダウンします。すぐに立ち上がったコントレラスでしたがラウンド中盤に左フックの打ち合いのあとボディに左を食うとコントレラスは身体を丸くさせます。チャンスと見たゴンサレスが連打を浴びせると一瞬置いてコントレラスは我慢出来ず自ら両膝を付くダウンを喫します。ここも立ち上がったコントレラスでしたが再びゴンサレスの左フックが入るとダウン、腹を押さえながら悶絶する様子を見たレフェリーはカウントを数えず終了、コントレラスはしばらくマットに大の字となっています。最初のアナウンスではセルヒオ・アリエル・エストレジャ(アルゼンチン/37戦20勝11KO14敗3分)との一戦とされましたが代役をきっちりと仕留めたWBC同級6位、35歳のゴンサレスは63勝53KO10敗としています。一方、13年11月には両国国技館でJ.リナレスに右ストレート、ワンパンチでマットに沈んでいる33歳のコントレラスは30勝23KO6敗。ここまでの5つの黒星はホルヘを含め、S.ボゲール、P.C.カノ、V.モスケラ、A.クリモフと世界王者か世界戦経験者に喫していたもので今回もコントレラスは壁を超えることが出来ませんでした。


    元4階級制覇王者、ホルヘ・アルセのいとことして人気を上げてきているカリム・" Traviesito "・アルセはバンタム級6回戦に出場、アロンソ・ロンキージョ(ともにメキシコ)に6回判定勝利です(3対0)。

    ひところの線の細さも徐々に消えてきたアルセが出入りしながらコンビネーションを放ち右をヒット、初回からペースを取ると左右のフックを中心に有効打を増やしていきます。3ラウンドには左フックを当てロンキージョの動きを止めますが、強引な攻めは見せずゆっくりとしたテンポでじわじわと追い詰めていきます。その後もアルセが手数、有効打で勝り優勢に試合を進めるもののペースアップは見せず、最終回早々にロンキージョがバランスを崩したところで距離を詰めますが余力があると判断すると、引き続き淡々としたラウンドを展開、終了のゴングを聞いています。17歳のアルセは10戦全勝4KOとしています。
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