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    マジソン・スクエア・ガーデンの豪華なアンダーカードが徐々に決定

    2019.05.28
    いよいよ今週末に迫ったWBAスーパー、IBF、WBO、そしてIBOの統一世界ヘビー級チャンピオン、アンソニー・ジョシュア(英国/22戦全勝21KO)のアメリカ・デビュー戦。異例と言えるおよそ4ヶ月前のアナウンスという長い助走期間を置き、J.ミラー(米国)の禁止薬物使用による挑戦者変更なども乗り越え、ようやくゴングまで1週間を切りました。アンダーカードも小出しに発表しながら徐々に決定、アメリカ進出を目論む欧州勢が多数出場するイベントになりそうです。


    およそ2週間前に発表されたWBAインターナショナル・ウェルター級タイトルマッチ、王者でWBA同級9位のジョシュ・ケリー(英国/9戦全勝6KO)とWBC同級13位のレイ・ロビンソン(米国/28戦24勝12KO3敗1分)による対戦の他、WBOインターナショナル・スーパーライト級タイトルマッチは王者で元WBO同級王者のクリス・アルジェリ(米国/26戦23勝8KO3敗)に元英連邦ライト級王者のトミー・コイル(英国/29戦25勝12KO4敗)が挑むもの。


    そしてセミファイナル格としてWBAスーパーミドル級スーパー王者のカラム・スミス(英国/25戦全勝18KO)が『WBSS』トーナメント優勝を決めてから初めてとなるリングに登場、村田諒太との2連戦でもお馴染みのアッサン・エンダム(フランス/40戦37勝21KO3敗)を迎えて防衛戦を行うことも決まっています。


    また16年リオ五輪ライトヘビー級銅メダリストでWBCを除く主要3団体で世界ランクを持つ、ジョシュア・ブアッツィ(英国/10戦全勝8KO)が保持するWBAインターナショナル・ライトヘビー級王座の防衛戦を元NABF北米スーパーミドル級王者のマルコ・アントニオ・ペリバン(メキシコ/30戦25勝16KO4敗1分)を迎えて行う他、16年リオ五輪ウェルター級銅メダリスト、スレイマン・シソコ(フランス/8戦全勝6KO)の出場も先週末にアナウンスされたばかりとなっています(写真)。


    WBAスーパーフライ級1位のノルベルト・ヒメネス(ドミニカ共和国)は王者カリ・ヤファイ(英国)挑戦として、6月1日の試合契約書にサインしたことが3月中旬地元メディアで報じられましたが、やはりアメリカでの軽量級の需要の低さが影響してか延期報道もここ数日出回っています。まだ正式発表に至っていないカードもあるニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデンのビッグイベントですがボクシング・ファン必見のイベントには間違いないでしょう、日本時間6月2日(日)DAZNにて生中継が予定されています。
  • M.アローヨ「私がチャンピオンになるうえで避けては通れないテスト」

    M.アローヨ「私がチャンピオンになるうえで避けては通れないテスト」

    2019.05.28
    元IBFスーパーフライ級王者、マクジョーとの双子ボクサーとしても高い人気を持つ、マクウィリアムス・アローヨ(プエルトリコ/22戦18勝14KO4敗)が6月15日の次戦を前に意気込みを述べています。アムナット(タイ)、R.ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)の2人に阻まれ世界王座獲得を逃している33歳の元トップアマは3度目のビッグチャンスを目指すなかで今回の前哨戦相手は5度の世界戦経験を持つベテラン、カルロス・ブイトラゴ(ニカラグア/37戦31勝17KO4敗1分1ノーコンテスト)となっています。


    「この試合に向けて良い準備が出来ています、相手が良い選手だということに加えて、この試合の持つ意味が良く分かっているからです。チャンピオンになるうえでこの試合は避けて通れない大事なテストマッチです。地元の若手ボクサーとともに様々な練習をこなし懸命に練習に取りくんでおり準備は万全です。彼は注意深く経験も豊富です、きっとタフな試合になるでしょう。誰のことも過小評価するつもりはありません、私は勝つためにベストを尽くします。」


    ミゲル・コット・プロモーションズの定期興行 " NOCHE DE CAMPEONES(チャンピオンたちの夜)" は6月15日、プエルトリコのカグアスに在る、ロジェール・メンドサ・コリセウムにて開催、アローヨの持つWBOラテン・フライ級王座の防衛戦として拳を交えることとなっていますが、WBCフライ級5位のアローヨとWBOライトフライ級12位のブイトラゴによる楽しみな対戦です。
  • 速報!徐灿 対 久保隼 & カルロス・カニサレス 対 木村翔!

    速報!徐灿 対 久保隼 & カルロス・カニサレス 対 木村翔!

    2019.05.27
    中国、江西省の撫州市にて行われたメインイベント、WBA世界フェザー級タイトルマッチはレギュラーチャンピオンの徐灿(シュ・チャン/中国/125.75ポンド)が同級10位の久保隼(真正/125.75ポンド)に6ラウンド1分16秒TKO勝利、王座防衛です。

    半身のサウスポー、久保が右を出しながら距離をキープしようとし王者はガードを固めながら前進、2分過ぎに王者が左フックをヒットします。2ラウンド、王者は左を出しながら攻勢を強めると徐々に距離が狭まり、久保の被弾が増えていくように映ります。3ラウンド、右を出しながら左ボディ、左ストレートを狙っていく久保は流れを変えるところまで攻め込むことが出来ず、4ラウンドも王者が優勢と映り中盤に入ります。ガードを高く上げ王者の攻撃を防ごうとする久保はジャブを軸に挽回を試みるものの足が止まったところに王者のコンビネーションを食うと2分過ぎ、連打からの左フックで膝を揺らしストンとダウンします。グスタボ・パディージャ(パナマ)レフェリーがカウント8で再開、追撃をかわしてゴングに助けられます。6ラウンドは開始から王者がコンビネーションを集めながら試合を決めに来ると、久保も打ち返し意地を見せますが、1分過ぎに王者が左フックからの連打を見せ久保は明確に反応出来ず被弾、ダメージを考慮したレフェリーがすっと割って入りストップとなっています。1月にJ.M.ロハス(プエルトリコ)に12回判定勝利をおさめ獲得した王座の初防衛に成功した25歳の徐は17勝3KO2敗、久保選手は13勝9KO2敗、WBAスーパーバンタム級王座との2階級制覇は成りませんでした。



    現地放送局の都合によりメインイベントの後にゴングとなったWBA世界ライトフライ級タイトルマッチはレギュラーチャンピオンのカルロス・カニサレス(ベネズエラ/108ポンド)が前WBOフライ級王者でWBAライトフライ級2位につける、木村翔(青木/107.5ポンド)に12回判定勝利、王座防衛です(3対0/119-109×2、118-110)。

    デビュー当初以来戦っていないライトフライ級でビッグチャンスを手にした木村はやはり体格で王者より一回り大きく、パワーを生かしてボディへパンチを集めていきます。お互いに減量苦が伝えられていることもあってか、王者も良いボディを打ち込み初回が終了します。2ラウンド、ゴングと同時に攻め込んだ木村にコーナーからしきりに「腹、腹!」と声が入りますが、体制が整っていないなかで手打ちになる場面も多く、パワーこそ上回るものの王者もフットワークで攻勢をかわしながら良いコンビを出していきます。3ラウンド終盤に偶然のバッティングで木村が右眉をカット、出血が始まり、4ラウンドはグローブで拭いながら前進しますが、見た目こそ良い木村の有効打は決して多くなく王者がさばきながら手数でリード、ポイントを挙げたように映ります。5ラウンド30秒過ぎ、王者の右ストレートを食った木村は前進するものの王者の連打をガードで防ぐ時間に加え、空振りも多く、このラウンドも落としたように映ります。

    6ラウンド1分過ぎ、右を当てた木村に対し王者のアウトボクシングが冴えていくように映るなか2分過ぎに木村の左がローブローとなると、ラウル・カイズ Jr.(米国)レフェリーがタイムを掛け、木村に注意が入ります。再開直後に猛追を見せた木村ですが有効打は無く逆に終了間際、王者の右をカウンターで食い一瞬腰を落とします。7ラウンドも前に出る木村に王者がサークリングしながら有効打でリード、明確に王者のラウンドとなるとインターバルでレフェリーが木村のダメージをチェックします。向かってくる相手をさばくのはお手のものといった王者がアウトボクシングでリードを広げていくように映る展開で終盤に入ると、一矢報いたい木村ですが10ラウンド1分過ぎには王者の右フックをモロに食いコーナーに後退、差を縮めることが出来ません。11ラウンド1分過ぎ、偶然のバッティングで両者とも痛がり休憩が入りますが、ラウンド終盤にも赤コーナー前で連打を浴びるなど、木村はところどころでダメージと疲労でフラつきを見せ、ガードそっちのけでパンチを振り回すなど頑張りこそ見せるものの体重を造ることで精一杯だったかと思わせるフルラウンドを終えています。26歳のカニサレス選手は22勝17KO1分、同王座2度目の防衛に成功です。木村選手は18勝11KO3敗2分、2階級制覇に失敗です。



    WBAインターナショナル・フライ級戦は王者のウラン・トロハズ(中国/111.75ポンド)と元OPBF東洋太平洋同級王者のアルデン・ディアレ(フィリピン/111.5ポンド)が対戦、12回判定でウランが勝利し王座防衛に成功です(2対0/114-114、115-113、117-111)。

    両者様子見の初回を終え、持ち味のスタミナと手数に加えて試合運びも巧妙になってきたウランに対しディアレは上下に打ち分け、ロープに追い込んでいくペース争いの序盤となります。4ラウンド序盤、肩越しの右を当てたディアレは中盤に小さい右アッパーもヒット、ウランも前進しパンチを返していきます。5ラウンド、有効打こそ無いもののウランがディアレをロープに追い込んで連打を見せるなど山場を造り、インターバルでボディを攻めろと指示を受けたディアレは6ラウンド中盤、左ボディを効かせウランは身体をくの字にして後退します。7ラウンドもボディを中心に攻め上げたディアレがウランを追い込み、ディアレのコンビネーションがポイントを挙げたように映ります。

    8ラウンド半分過ぎ、ウランの右、左とフックがヒットし追撃しようとしますが、直後の揉み合いで上から肘で押さえつけるな、とピニット・プラヤドサブ(タイ)レフェリーからウランに注意が入ります。9ラウンドはウランが手数で優勢、ポイントを挙げると10ラウンドは手数でウラン、有効打でディアレといった混戦が続きます。11ラウンド、ウランの得意技でもある上から肘で押さえつける行為に2度目の注意が入りますが減点は無し、中盤はお互いに連打でロープに押し込み山場を造りますが有効打は無く、最終回はディアレの左フックがヒット、2分過ぎには右フックも当てるなど有効打でポイントを挙げたように映りフルラウンドを戦い終えています。WBAフライ級4位、WBOでは12位にランクされる26歳のトロハズは12勝5KO3敗1分、30歳のディアレは35勝17KO14敗4分としています。



    空位のWBAアジア東部スーパーフェザー級王座決定戦は高詩超(ガオ・シチャオ/中国)と元PABAスーパーバンタム級王者のノップ・クラティンデーンジム(タイ)が対戦、10回判定で高が勝利をおさめています(3対0/96-95、96-94、97-93)。

    最初に仕掛けたのは元世界王者のデンカオセンがトレーナーに就くノップ。元スーパーバンタム級でもあり上背こそ劣るもののがっちりとした上半身からパンチを繰り出し高にコンビネーションを当てていきます。パンチの多彩さで上を行くノップは2ラウンドも優勢に試合を進め、高はじりじりと前に出るものの後手に回る印象を残します。技術で劣る高は体力のあるうちに勝負を掛けたいところですが、被弾を気にせず前進し相打ち狙いのように攻め掛けるもののノップも笑顔を見せながら打ってこいとグローブを叩き打ち合いに応じます。5ラウンド、ノップの右をカウンターで食った高は膝を落としますが、懸命に打ち合うもののパンチの的確さで劣勢のまま終盤に入ります。疲れなのか戦術か、退がりながら距離を取るようになった高にノップがのっしのっしと前進する展開に変わりますが、アウェーでもありダウンを取っておきたいノップも疲労の色を見せ始めます。最終回、リーチを生かしたジャブ、ワンツーで勝機を見出そうとする高は歓声を背に受けパンチを出しますが、明確な有効打を打ち込むことは出来ずゴングが鳴っています。21歳の高は4勝1KO1分とし、16年9月にはN.セルメニョ(ベネズエラ)の持つWBAスーパーバンタム級王座に挑戦した経験を持つ元世界ランカー、27歳のノップは23勝9KO2敗、アウェーの洗礼を浴びています。
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2019.05.27
    <現地時間25日>
    米国のミシシッピーにて元WBAスーパーウェルター級王者で現在はWBC6位につける、オースティン・トラウトと12年ロンドン五輪ミドル級ベスト16、WBAスーパーウェルター級13位のテレル・ガウシャ(ともに米国)が対戦し、10回引分に終わっています(96-94:トラウト、99-91:ガウシャ、95-95)。33歳のトラウト31勝17KO5敗1分、惜しくも金星を逃した31歳のガウシャは21勝10KO1敗1分としています。



    ペルーのリマにてWBAゴールド・ミニマム級王座決定戦が行われ(写真)、同級2位のリカルド・アツピリカ(ペルー)と3位のフリオ・メンドサ(ニカラグア)が対戦、12回判定で地元のアツピリカが戴冠を果たしています(3対0)。日本でもお馴染みの元暫定王者、J.ランダエタ(ベネズエラ)がトレーナーに就く30歳のアツビリカは20戦全勝4KO、26歳のメンドサは14勝3KO6敗1分、10ポイント差が2人といった大差を付けられての完敗となっています。



    昨年10月、K.プーレフ(ブルガリア)に12回判定負けを喫している元統一ヘビー級王者の親戚、ヒューイ・フューリーが英国のマンチェスターで再起戦を行い、クリス・ノーラ(カナダ)に2回KO勝利。IBF14位の24歳、ヒューリーは22勝12KO2敗とし、敗れた35歳のノーラは17勝8KO1敗です。



    <現地時間24日>
    アルゼンチンのネウケンにて、WBOとIBFの元クルーザー級王者、ビクトル・ラミレスがホルヘ・タルトゥヘリ(ともにアルゼンチン)に2回KO勝利。35歳のラミレスは25勝20KO4敗1分としています。



    WBAバンタム級5位、IBFでも14位につける、メルビン・ロペス(ニカラグア)が米国のフロリダで、保持するNABA北米バンタム級王座の防衛戦を行い、ダビ・レイジェス・コタ(メキシコ)に7回TKO勝利。21歳のロペスは全勝レコードを20(11KO)に伸ばしています。



    <現地時間23日>
    米国、アリゾナ州にてWBOバンタム級8位にランクされる、マックス・オルネラス(米国)がアレックス・ランヘル(メキシコ)に2回TKO勝利。プロモーターでもある元4階級制覇王者、R.ジョーンズ Jr. 氏の期待も大きい20歳のオルネラスは戦績を13勝5KO1分としています。
  • 元WBCスーパーフライ級王者のカルロス・クアドラスが復帰2連勝

    元WBCスーパーフライ級王者のカルロス・クアドラスが復帰2連勝

    2019.05.26
    米国、フロリダ州キシミーに在る、オセオラ・ヘリテイジ・パークにて元WBCスーパーフライ級王者のカルロス・クアドラス(メキシコ/帝拳)がバンタム級8回戦に出場、元WBO北米スーパーバンタム級王者のダニエル・ロサノ(メキシコ)に8回判定勝利をおさめ、復帰2連勝をおさめています(3対0/80-72×2、79-73)。


    昨年8月に続き連勝としたWBCバンタム級2位のクアドラスは戦績を38勝27KO3敗1分と伸ばし、曲者としても名高い29歳のロサノは15勝11KO7敗としています。
  • 速報!伊藤雅雪 対 ジャメル・ヘリング!

    速報!伊藤雅雪 対 ジャメル・ヘリング!

    2019.05.26
    米国、フロリダ州キシミーに在る、オセオラ・ヘリテイジ・パークにてWBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチがただいま終了、チャンピオンの伊藤雅雪(横浜光)が同級9位のジャメル・ヘリング(米国)に12回判定負け、王座交代です(3対0/116-112、118-110×2)。

    身長でやや上回る半身のサウスポー、ヘリングが得意のジャブをコツンコツンと当てていき伊藤の左目周辺がほのかに赤くなりますが、伊藤が距離を詰めに行くとヘリングはすかさずサイドに避ける序盤となります。ヘリングは4ラウンド20秒過ぎに左ストレートで伊藤の顔を跳ね上げ、ESPNの解説を務める元世界王者のA.ウォード(米国)は5ラウンドを終えて50-45のヘリング優勢と採点、またESPNは両者のアマチュア・キャリアについて、ヘリングは92戦のキャリアを持つものの伊藤は無いことに度々触れながら試合は中盤に入ります。6ラウンド中盤、右手を前に出しつっかえ棒のように使うヘリングにフランク・ジェンティーレ(米国)レフェリーが注意を与えます。ラウンド終盤、いきなりの右を浅く当てた伊藤はディアス戦でも見せたストレートを出しながらの前進など攻勢が効果を出し始め、距離が詰まって行き、前半に比べ揉み合いの時間が増えていきます。終盤、疲れの色を見せハッキリとジャブの減ったヘリングに対し、攻めの姿勢を崩さない伊藤は明確なクリーンヒットこそ無いものの手数で上回り、伊藤の攻勢か、ヘリングがアウトボクシングをしていると映るか微妙な展開を見せます。11ラウンド半分過ぎ、ヘリングが右を引っ掛けて伊藤が手を着くとレフェリーはスリップと裁定、最終回も伊藤が前に出ながらパンチを振るい、ヘリングが左右に動きながらさばこうとするなかでゴングとなっています。ヘリング選手は20勝10KO2敗、伊藤選手は25勝13KO2敗1分とし同王座2度目の防衛に失敗です。



    セミファイナル、WBOラテン・ライト級王座決定戦は前WBO同級王者のホセ・ペドラサ(プエルトリコ)がWBC同級13位のアントニオ・ロサダ Jr.(メキシコ)に9ラウンド2分34秒TKO勝利、新王者となっています。

    長身痩躯のロサダ Jr. が距離を詰め積極的にパンチを出していき手数と攻勢で初回のポイントを獲ったように映り、2ラウンドはペドラサもサークリングしながら持ち味のスイッチを見せ対抗します。ボディへの連打も見せながらガンガン攻め込むロサダ Jr. の攻勢に致命打こそ外すペドラサですが、明確な反撃を見せることは出来ずコツコツとパンチを返すもののロサダ Jr. の攻勢に手を焼いているように映ります。5ラウンドもロープを背にしながら左フックを浅く食ったペドラサでしたが徐々にロサダ Jr. の前進も被弾が増えるとともにペースダウン、有効打数でペドラサが流れを引き寄せていきます。ロサダ Jr. の疲労とダメージが表面化しはじめるなか迎えた9ラウンド2分過ぎ、前に出たロサダ Jr. に左フックがカウンターとなってアゴに入るとロサダ Jr. がストンと尻餅を着くダウンを喫します。再開に応じたロサダ Jr. でしたがペドラサの追撃に圧されコーナー前で連打を浴びると父親でプロモーターでもあるロサダ Sr. がエプロンで棄権を申し出ると同時にテリス・アシメニオス(米国)レフェリーが割って入っています。30歳のペドラサは26勝13KO2敗、昨年12月のV.ロマチェンコ(ウクライナ)戦での黒星から再起に成功です。敗れた29歳のロサダ Jr. は40勝34KO3敗1分としています。



    WBOインターナショナル・スーパーフライ級タイトルマッチは王者でWBO5位につけるジェイビエール・シントロン(プエルトリコ)がWBO同級4位の江藤光喜(白井・具志堅)と初回ノーデシジョンとなっています。当初、初回2分37秒TKOで江藤選手の勝利とコールされましたが偶然のバッティングによるものと裁定、結果変更となっています。

    試合直後、フランシスコ・" Paco "・バルカルセルWBO会長は「明確なバッティングによるものです、リングサイドのオフィシャルらリプレイを確認したところ全員が同様のファールを確認しました。」と地元メディアに述べています。

    上背でやや上回る江藤が距離を詰めに行き、シントロンがフットワークを使い、様子見のパンチを出しながら左のタイミングを合わせようとした初回残り30秒、シントロンの左を外した江藤が右フックを振りにいったところへ江藤の頭がシントロンのアゴに当たるとシントロンが背中からバタンと倒れ込みます。江藤のパンチが入ったようにも映り、アンドリュー・グレン(米国)レフェリーはカウントをコール、立ち上がろうとするシントロンでしたがカウント中も足が言うことを効かずバランスを崩しながらリング内をよろめき、ファイティング・ポーズこそ取るものの続行不可と判断したレフェリーは両手を交差しています。江藤選手本人も驚きの表情を見せ、時間を置き状況を理解したかコーナーに駆け上がり喜びの表情を見せていますがその後、思わぬ結果変更となっています。江藤選手は24勝19KO4敗1分1無判定とし、シントロン選手は10勝5KO1無判定としています。



    アンダーカードのフェザー級10回戦、ジャン・カルロス・リベラ(プエルトリコ)とアダム・ロペス(米国)による対戦は7ラウンド16秒TKOでロペスが逆転勝利です。

    ジュニア・NABF北米王座決定戦とコールされた一戦はプエルトリコ出身、フロリダをホームとするリベラに声援が集まる中でゴング。両者キビキビとした動きを見せながらスタートしますが、リベラの右ストレートが流れを引き寄せるように映り、迎えた2ラウンド半分過ぎにリベラのコンパクトな左フックでロペスが尻餅を着くダウンを喫します。すぐに立ち上がり再開、打ち返したところでゴングが鳴ります。ダメージを感じさせず3ラウンドのゴングに応じたロペスは挽回を狙って打ち合い、4ラウンド序盤に良いコンビネーションを見せます。5ラウンド中盤、コーナーに詰めたリベラは左右フックを振りますが、ロペスのディフェンスに阻まれ空を切るなど声援ほど差の無い展開で折り返します。迎えた6ラウンド残り20秒、ロペスの右ストレートがヒットするとリベラの腰がガクンと落ち、ロペスの連打を浴びたリベラが大きくバランスを崩したところでゴングが鳴ります。フラつきながら何とかコーナーに戻ったリベラに対しレフェリーはダウンを裁定、カウント8を数えたところで椅子に座り込みます。7ラウンド開始と同時にロペスが勝負を掛けると、すでに意識も朦朧としているように映るリベラは力無いパンチを数発返す意地を見せますが、すぐに防御姿勢を取ることもままならない状態に陥りレフェリーストップとなっています。23歳同士の対戦を制したロペスは13勝6KO1敗、リベラは15勝10KO2敗としています。
  • 速報!デビン・ハニー 対 アントニオ・モラン!

    速報!デビン・ハニー 対 アントニオ・モラン!

    2019.05.26
    元統一クルーザー級チャンピオン、O.ウシク(ウクライナ)のヘビー級転向初戦が怪我により延期、米国のメリーランド州オクソン・ヒルに在る、MGMナショナル・ハーバーにて行われたイベントがただいま終了、メインイベントはライト級主要4団体で好位置につけるデビン・ハニー(米国)が保持するWBCインターナショナルとWBOインターコンチネンタルの両王座を賭けて、WBO同級13位のアントニオ・モラン(メキシコ)を相手に防衛戦を行い、7ラウンド2分32秒KOでハニーが勝利です。最後はワイルドな右フックがカウンターとなってクリーンヒット、モランが崩れ落ちる豪快なKOシーンとなっています。20歳のハニーは22戦全勝14KO、26歳のモランは24勝17KO4敗としています。



    セミファイナル、16年リオ五輪スーパーヘビー級銅メダリストでクロアチアの国民的英雄となりつつあるフィリップ・フルコビッチ(クロアチア)が保持するWBCインターナショナル・ヘビー級王座の防衛戦として、グレゴリー・コービン(米国)を迎えた一戦は1ラウンド1分ちょうどのTKOでフルコビッチが王座防衛に成功です。

    L字ガードを見せるコービンですが反応は鈍く上背で勝るフルコビッチの打ち下ろしを避けきれずモロに食う場面を見せ、早い幕切れを思わせると続けざまに右を食い、開始40秒でジャブを出しながら前に出たところへフルコビッチがサイドに動いて右をストンと打ち下ろすとコービンが背中からダウンします。立ち上がったコービンでしたがレフェリーは続行を許さずあっさり終了となっています。昨年12月にクロアチアで行われた、K.ジョンソン(米国)戦は国内で視聴率50%近くを弾き出したと報じられるなど今後の動向が注目の26歳、フルコビッチは全勝レコードを8(6KO)と伸ばし、トレーナーにはI.バランチェク(ベラルーシ)陣営とのドタバタでも名を挙げたP.ディアス・トレーナーが就いています。38歳のコービンは15勝9KO2敗、ミスマッチと言う声も聞こえてきそうです。



    WBAインターナショナル・ヘビー級タイトルマッチは王者のマイケル・ハンター(米国)がファビオ・マルドナド(ブラジル)に2ラウンド1分45秒TKO勝利、ハンターが王座防衛です。IBF11位、WBAでは12位にランクされる30歳のハンターは17勝12KO1敗、39歳のマルドナドは26勝25KO3敗としています。



    16年リオ五輪ウェルター級金メダリストのダニヤル・ダニヤル・イェレウシノフ(カザフスタン)はウェルター級6回戦に出場、ルイス・ノラマブエナ(チリ)を6回判定に下しています(3対0/60-54×2、59-55)。28歳のイェレウシノフは7戦全勝3KO、27歳のノラマブエナは3勝2敗1分としています。
  • WBO世界スーパーフェザー級戦は両者とも計量クリア

    WBO世界スーパーフェザー級戦は両者とも計量クリア

    2019.05.25
    <WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ in 米国フロリダ州キシミー、オセオラ・ヘリテイジ・パーク>
    王者、伊藤雅雪(横浜光/27戦25勝13KO1敗1分):129.4ポンド(約58.6Kg)
    同級9位、ジャメル・ヘリング(米国/21戦19勝10KO2敗):129.6ポンド(約58.7Kg)
    ※12年ロンドン五輪に出場するなど豊富なアマチュア・キャリアを持つ他、03年にはアメリカ海兵隊に入隊しイラクなどに従軍、試合会場には多くの海兵隊員が軍服姿で応援する姿がたびたび映し出されるなど様々な経験も併せ持つ33歳のサウスポー、ヘリングは今回が世界初挑戦。そして王者にとって昨夏、C.ディアス(プエルトリコ)を下し戴冠を果たした験の良いキシミーで2度目の防衛を目指します。



    <WBOスーパーフライ級挑戦者決定戦>
    同級4位、江藤光喜(白井・具志堅/29戦24勝19KO4敗1分):114.6ポンド(約51.9Kg)
    同級5位、ジェイビエール・シントロン(プエルトリコ/10戦全勝5KO):114.6ポンド
    ※アマチュアで274戦して12年ロンドン五輪フライ級ベスト8、16年リオ五輪同級ベスト32。プエルトリコ人として五輪2大会出場を果たした唯一のボクサー、シントロンはトレーナーに元2階級制覇王者のI.カルデロンが就くサラブレッドです。右利きサウスポー、24歳のシントロンにとって最大の舞台となる対元WBAフライ級暫定王者、江藤選手との対戦は、6月19日に千葉・幕張で行われるパリクテ対井岡戦勝者への指名挑戦権を懸けた争いです。
  • 今週末に元世界王者のオースティン・トラウトがWBA13位と再起戦

    今週末に元世界王者のオースティン・トラウトがWBA13位と再起戦

    2019.05.25
    先週行われた " Premier Boxing Champions " はWBCヘビー級王者のD.ワイルダー(米国)が137秒で指名挑戦者を一蹴、最重量級らしい迫力を見せ盛況のなか幕を閉じましたが、今週末の " PBC " はちょっとおとなしめなカードがセット、元WBAスーパーウェルター級王者のオースティン・トラウト(米国/36戦31勝17KO5敗)が12年ロンドン五輪ミドル級ベスト16のテレル・ガウシャ(米国/22戦21勝10KO1敗)と対戦するというもの。


    S.アルバレス(メキシコ)との統一戦に敗れ、野に下ってからすでに6年半が経過しているトラウトは固いディフェンス力が買われ、世界戦のチャンスも度々手にしているものの返り咲きは出来ず最近10戦は5勝5敗の五分。アルバレスやチャーロ兄弟、J.ハードというトップクラスに阻まれた止むを得ない黒星とも言えますが33歳という年齢も影響してか少々元気がありません。そんなWBCスーパーウェルター級6位のトラウトに対する2歳年下のガウシャはWBA同級13位にランク、17年10月には当時の王者、E.ララ(キューバ)に挑戦し12回判定負けを喫しており今回が復帰2戦目のリングとなります。


    生まれ育った北東部のクリーブランド州から西部のカリフォルニア州に生活のベースを移し、マヌエル・ロブレス・トレーナーとタッグを組むガウシャは、「私はクリーブランドを愛しているし、生まれ育った街が大好きです。しかし今の私はボクシングに集中する必要があります。私はクリーブランドの貧しい地域で育ちました、多くの人々は誠実とはかけ離れたところに居たし、友人たちの多くは殺されたか終身刑を受けています。」

    「負けることなど誰も望みませんが、私はララに負けたことで目が覚めました。私は今年3試合は戦いたいと思っていますし、このトラウト戦からスタートするものです。ジュリアン・ウィリアムスもジャレット・ハードを破りましたが、これは世界タイトルマッチへ向けて多くの道が開けるものと思っています。しかし私にとってまずはオースティン・トラウトとの試合です、彼は速く巧妙な選手です。しかし彼が私を打ちのめすとは思えません、私は彼を打ち破れると思います。彼はタフでありストップ負けも1度だけです。ララ戦での黒星が尾を引きずることはありません、それこそ私がより優れたボクサーたる理由です。」とコメントしています。



    またロブレス・トレーナーは「彼は結婚して人間的にも成熟しています。そして減量も順調に進んでいますし、彼女は心理面でガウシャを助けています。オースティンもベストのボクサーと戦い敗れました、彼もまたララに敗れています。オースティンはララと似た戦術を好むし、似通ったサウスポーのカウンター・パンチャーです。オースティン・トラウトは経験豊富ですが、テレルもオリンピックで素晴らしい選手を相手に戦ってきました。テレルにはもっと自信を持ってパンチを打ち込むことが求められますが、少なくても以前よりははるかに優れたところに居ます。」とガウシャの勝利を支える言葉を残していますが、米国南部に在るミシシッピー州ビロクシ、ボー・リバージュ・リゾート&カジノにて日本時間26日にゴングです。
  • D.アンドラーデ「スレツキが腕の良いカットマンを連れてくることを願っているよ」

    D.アンドラーデ「スレツキが腕の良いカットマンを連れてくることを願っているよ」

    2019.05.24
    日本時間5月5日に発表されたWBO世界ミドル級タイトルマッチはチャンピオンのデメトリアス・アンドラーデ(米国/27戦全勝17KO)にとって同王座2度目の防衛戦であり『HOMECOMING』と銘打たれたように同地を出身地とする31歳の王者にとって大事な凱旋防衛戦となります。米国のロードアイランド州プロビデンスのダンキン・ドーナツ・センターにて挑む、同級2位のマチエ・スレツキ(ポーランド/29戦28勝11KO1敗)とともに日本時間23日に記者会見を行い、両者が意気込みを語っています。


    アンドラーデ「まさに私のための時です、地元の皆さんは私の能力が発揮されることを見逃す手はありません。私のホーム・カミングです、私と家族、そしてチームにとってわくわくする瞬間です。地元で多くの注目を集められることはこれ以上ない光栄なことです。マチエは優れたボクサーであり、そこは疑いようがありません。彼は勝利へ向けて幾つかの厳しい試合を乗り越えてきましたが、6月29日は何も起こりません。私は彼が持ってくるもの全てに対応出来る答えを持っています。狼の登場です、幾つかの骨をへし折る時間です!スレツキが腕の良いカットマンを連れてくることを願いますよ、では6月29日に逢いましょう」


    スレツキ「私をサポートしてくれたアメリカのファン、そしてポーランド人のコミュニティに感謝します。私がここに居るのは試合に勝つためです、100%の準備が出来ています。アンドラーデは優れたボクサーであり、2階級制覇を成し遂げていますがこれまで私のような強い相手と戦ったことがありません。世界チャンピオンになることは私にとって夢であり、勝利を手に出来ると確信しています。6月29日にその夢が叶うのです。」


    会見の席上で主催するマッチルーム・ボクシングのエディ・ハーン・プロモーターは来週にも豪華なアンダーカードを発表する予定としています。世界前哨戦となった3月のG.ロサド(米国)戦は終盤、逆転KO負けとも映る危ない状況に陥りながら世界戦に繋げた30歳のスレツキの勝負強さは技巧派王者に通用するでしょうか?
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