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  • 延期が続くIBF世界バンタム級挑戦者決定戦は来春開催へ

    延期が続くIBF世界バンタム級挑戦者決定戦は来春開催へ

    2018.11.23
    今夏、対戦が指示されたIBF世界バンタム級挑戦者決定戦の開催が微妙な状況となっています。当時4位にランクされていた、リー・ハスキンス(英国/39戦35勝14KO4敗)と5位につけていたケニー・デメシリョ(フィリピン/20戦14勝8KO4敗2分)による対戦が発表までたどり着き、IBFライトフライ級王座決定戦のF.アルバラード(ニカラグア)対R.ペタルコリン(フィリピン)戦との同時開催とされ、10月21日から29日に延期されたものの試合直前にハスキンスが怪我を理由にドタキャンしていたものです。


    結局、IBFライトフライ級王座決定戦は29日に挙行されたものの、IBFバンタム級挑戦者決定戦は11月17日にフィリピンで開催とIBFオフィシャルサイトでも延期が発表、しかしハスキンス陣営が再交渉に応じず挑戦者決定戦が宙に浮いた図式となっていました。IBFは出場の意思を見せないハスキンス陣営に対し、ペナルティの意味合いからか、最新ランキングからハスキンスを外し、3位に上がったデメシリョと、4位のマイケル・ダスマリナス(フィリピン/31戦28勝19KO2敗1分)による挑戦者決定戦を指示しています。


    IBOチャンピオンでもありサウスポーのダスマリナスは直近3試合をシンガポールでこなしており、スコット・ファレル・プロモーターが主宰するリングスター・スポーツと契約を結んでいることから同プロモーションが開催を予定している2019年3月のマレーシア、クアラルンプール興行でデメシリョと対戦することが報じられています。「ダスマリナスは非常に力強く才能溢れるファイターです。彼はIBOチャンピオンであり非常にエキサイティングな選手でもありますが、私はこれまでと同じように積極的に攻めていくつもりです。彼の映像を見ると肩越しの左とアッパーは非常にパワフルで警戒が必要ですね。」と気を締めるデメシリョがコメントを残しています。今回こそ無事にゴングまでたどり着けるのでしょうか、デメシリョにとって待ち遠しい3月のイベントとなっています。
  • 元世界王者同士の対戦、マーティン・マレーとアッサン・エンダムが激突

    元世界王者同士の対戦、マーティン・マレーとアッサン・エンダムが激突

    2018.11.22
    元WBAミドル級暫定王者のマーティン・マレー(英国/42戦37勝17KO4敗1分)と元WBAミドル級王者のアッサン・エンダム(フランス/39戦36勝21KO3敗)によるサバイバル戦が決定しています。12月22日、英国のマンチェスターにて激突する両者ですが、32歳のエンダムは昨年10月、両国国技館にて村田諒太にキャリア初のTKO負けを喫して以来の実戦となります。


    地元で迎え撃つ36歳のマレーは最新試合となる6月の試合でWBC同級シルバー王座を獲得するなど、勢いという面で両者に差のある対戦ではありますが生き残りを賭けた渋いマッチアップとなっています。マレーは「彼は疑いようのない良い対戦相手、元世界チャンピオンで良いボクサーです。彼は距離を取って戦うことも、インファイトも出来るボクサーであり、この試合は私にとって良い試合になるでしょう。私は6回戦や8回戦のボクサーと、2ラウンドや3ラウンドで終わるような試合をしたいとは考えていません。私は然るべき対戦相手を必要としています、そしてこの男はその中の1人であり、彼は勝つために向かってくるでしょう。こうした試合こそ私が必要としている戦いなのです。私は(16年6月の)ジョージ・グローブス戦での敗戦からゆっくりと自身のボクシングを再構築している途中ではありますが決して諦めてはいません、この男に勝つことこそ私をミドル級トップ戦線に留めるものです。」と警戒心を隠さず意気込みを述べていますが、WBC2位まで再浮上してきたマレーが世界再挑戦を引き寄せるのか、それともエンダムが華々しく復帰を飾るのでしょうか。


    興行数ではマッチルーム・ボクシングに後れを取っているクイーンズベリー・プロモーションズですが、12月22日のマンチェスター・アリーナも負けじとなかなかの好カードが揃いはじめています。また対戦相手未定ながら元統一ヘビー級王者の弟、トミー・フューリー(英国)のデビュー戦なども発表されており、今後も興味深いカードの発表があるかもしれません。


    ※主要カード<メインイベント/IBFフェザー級タイトルマッチ>
    王者、ジョシュ・ワーリントン(英国/27戦全勝6KO)対元2階級制覇王者、カール・フランプトン(英国/27戦26勝15KO1敗)

    <セミファイナル/ミドル級10回戦>
    マーティン・マレー(英国)対アッサン・エンダム(フランス)

    <アンダーカード/英国ミドル級王座決定戦>
    WBOスーパーウェルター級10位、リーアム・ウィリアムス(英国/21戦18勝13KO2敗1分)対WBCミドル級14位、マーク・ヘフロン(英国/21戦全勝17KO)

    <WBCインターナショナル・ヘビー級シルバー王座決定戦>
    WBCヘビー級27位、ネイサン・ゴーマン(英国/14戦全勝11KO)対元WBOアジアパシフィック・ヘビー級王者、アレックス・リーパイ(豪州/43戦32勝26KO7敗4分)

    <フェザー級10回戦>
    マイケル・コンラン(アイルランド/9戦全勝6KO)対元英連邦フェザー級王者、ジェイソン・カニンガム(英国/29戦24勝6KO5敗)
  • モンテカルロのイベントから北京五輪銀メダリストが脱落

    モンテカルロのイベントから北京五輪銀メダリストが脱落

    2018.11.22
    日本時間25日(日)に迫ったモナコ、モンテカルロのイベントはアンダーカードに動きがあり、セミ格とされていた注目の試合、WBOオリエンタル・ヘビー級王者の張志磊(チャン・ツィーレイ/中国/20戦全勝16KO)がビザの都合により出場出来なくなったことが報じられています。



    08年の北京五輪でスーパーヘビー級銀メダル獲得、12年のロンドン五輪ではA.ジョシュア(英国)に敗れたものの同級ベスト8という輝かしいアマチュアの経歴を持つサウスポーの張はWBAで同級14位につける、アレクサンデル・ウスティノフ(ロシア/36戦34勝25KO2敗)を迎えて同王座の防衛戦を予定していたものです。「9月の長沙での試合が終ってからモンテカルロの試合出場のオファーを受けたので、すぐにビザ取得の申請を始めたのです。色々と手を尽くしましたが間に合いませんでした。11月に入って数日が経過してもビザを手にすることが出来ず、もう時間が無いと判断して(主催するマッチルーム・ボクシングに)キャンセルの連絡を入れたのです。すべて後の祭りです、とても貴重な経験になると思っていたので本当に残念です。」と落胆する張です。



    なお対戦カードはウスティノフの相手に元WBO北米クルーザー級王者のマイケル・ハンター(米国/16戦15勝10KO1敗)が代役として上がることが決まっています。メイン格のWBAクルーザー級戦(D.レベデフ対M.ウィルソン戦)&WBAスーパーフライ級戦(K.ヤファイ対I.ゴンサレス戦)とダブル世界タイトルマッチの他に、IBFインターコンチネンタル・ライトヘビー級戦(孟繁龍対F.ブグリオニ戦)、そしてリオ五輪ウェルター級金メダリストのD.イェレフシノフの出場も決まっているビッグイベントのゴングはもうすぐです。
  • ヘビー級転向濃厚のアレクサンデル・ウシク、次戦は来春以降

    ヘビー級転向濃厚のアレクサンデル・ウシク、次戦は来春以降

    2018.11.21
    11月10日にT.ベリュー(英国)をTKOに下した統一クルーザー級王者のアレクサンデル・ウシク(ウクライナ/16戦全勝12KO)の動向に注目が集まっています。クルーザー級は元来、1つ上のヘビー級に世界中の耳目が集まることで、主要選手も少々無理をしてでも階級を上げてビッグマネーファイトを目指すケースの多かったクラスでしたが、タレント性豊かなチャンピオンが集まったところへ『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』が開催され、近年に無い注目を集めていました。


    シーズン1のトーナメントを制し王座を統一したウシクも当然の流れというべきかヘビー級への転向を示唆するなか、アレクサンデル・クラシュク・プロモーターがインタビューに応じています。「幾つかの選択肢はありますが正式なアナウンスはちょっと時期尚早です。現在、ウシクの対戦候補として複数の候補選手がリストに挙がっていますが、今後数ヶ月のなかで周囲の状況が変わってしまう試合も幾つか組まれていますからね。私が言えることは1つだけ、それは間違いなく次はヘビー級の試合になるということです。クルーザー級で出来る我々の仕事はすべて完了したのですからね。もしアンドレ・ウォードがクルーザー級に上げて復帰し、ウシクとの試合を望むというのであれば有力な選択肢になるでしょうが。彼自身もウシクとの試合に興味があると話しているそうですしね。」

    「ガシエフとのリマッチも客観的な判断が必要になります。なぜ我々がベリューと戦ったのか、それは彼がイングランドで多くのファンを集める人気選手だからです。チケットを買うファン、ペイパービューを購入するファンが大勢居るからです。ウシクはロンドン五輪で金メダルを獲得し、プロボクシングでも世界チャンピオンとなりましたが、未だ知名度は見合ったものでは有りません、だからこそベリュー戦を受けたのです。ガシエフとの再戦はお互いに有益な状況が生まれた場合に具体化するでしょう、今すぐというのは少し不適当だと考えています。」


    そしてエギス・クリマス・マネジャーは「我々はウシクにはしばらく休養が必要だと考えています、彼にとっては非常に忙しい1年でしたからね。マイリス・ブリエディス、ムラト・ガシエフ、そしてトニー・ベリューと厳しい試合が続きました。ウシクが来年4月よりも前にリングに上がることは無いでしょう。今、対戦者について具体的なことを言うことは出来ません。」

    「私はウシクがアンソニー・ジョシュアと戦えば勝つと思っていますが、(ウシクが)ヘビー級に転向してからジョシュアと戦う前に1~2試合は調整試合をこなしたいと思っています。(ジョシュアが出場を予定する)来年4月の対戦は無いでしょうし、ウシクも4月より前に試合を行うことはありません、次戦はおそらく5月になるのではないでしょうか。彼にはしばらくリラックスする時間が必要です。次の試合がヘビー級の試合になることは間違いありませんが、次の対戦相手についてはしばらく様子を見る必要があるでしょう。」と述べています。



    ウシク本人もベリュー戦後のインタビューで、「この1年はクレイジーとも思えるハードな試合スケジュールの中で過ごしてきましたが、ベリュー戦で勝利した後、ロッカールームに座り、神に感謝するとともに万事すべてが上手く終わったことを感じました。急いで結論を出す必要も無く、まだチームで細かい部分の話はしていませんが、今はまだ勝利を味わいたいと思っています。そのあとでチームで今後について話し合いたいと考えています。」と慎重なコメントを残しています。クルーザー級で頂点を極めた身長約190cmのサウスポーは2019年、やはりヘビー級戦線に加わることになりそうです。
  • 前WBCライトフライ級王者のガニガン・ロペスが半年ぶりのリング

    前WBCライトフライ級王者のガニガン・ロペスが半年ぶりのリング

    2018.11.21
    前WBCライトフライ級王者で来日経験豊富なガニガン・ロペス(メキシコ/42戦34勝19KO8敗)がメキシコ、メキシコシティのリングで復帰戦を発表、5月に拳四朗(B. M. B)選手にKO負けを喫して以来の復帰戦は、11月23日に元WBOラテン・スーパーフライ級王者のリカルド・ロドリゲス(メキシコ/22戦16勝5KO6敗)を相手に行うとしています。



    来日し4試合を経験している37歳のガニガンに対し、昨年の5月に井上尚弥(大橋)選手の保持していたWBOスーパーフライ級王座に有明コロシアムで挑戦し、3回KO負けを喫している29歳のロドリゲスは最新試合となる2月の試合で現在、WBOフライ級3位につけるジョナサン・" Bomba "・ゴンサレス(プエルトリコ)に10回判定負け(2対1)と曲者ぶりを発揮しています。空位のWBCラテン・フライ級王座決定戦として行われる対戦は両者にとって復帰戦にあたる試合だけに是が非でも白星が欲しいところでしょう。
  • WBA世界ウェルター級タイトルマッチは2019年1月19日開催

    WBA世界ウェルター級タイトルマッチは2019年1月19日開催

    2018.11.20
    WBA世界ウェルター級レギュラーチャンピオンのマニー・パッキャオ(フィリピン/69戦60勝39KO7敗2分)の同王座初防衛戦として同級6位のエイドリアン・ブローナー(米国/38戦33勝24KO3敗1分1ノーコンテスト)と対戦することが正式に発表、現地時間19日(日本時間20日1時)にニューヨークで発表会見が行われ、次いで翌20日(日本時間21日)にはロサンゼルスで会見とアメリカ2都市でプレス・ツアーが行われるとしています。ニューヨークでの会見は約20分ほど遅れてスタート、SHOWTIMEによるペイパービュー、チケット販売は24日から発売開始などが明かされています。



    過去に6階級を制した39歳のパッキャオ、4階級を制した29歳のブローナーの両者が激突するのは2019年1月19日、ネバダ州ラスベガスに在る、MGMグランド・ガーデンと発表されています。パッキャオは7月のL.マティセ(アルゼンチン)戦はシンガポール、昨年7月のJ.ホーン(豪州)戦はオーストラリアでこなしており、16年11月にラスベガスにてJ.バルガス(米国)と対戦して以来のアメリカのリングとなります。一方、一時期はメイウェザーの再来とも言われたブローナーも昨年7月の " Mikey "・ガルシア(米国)戦は12回判定負け、最新試合でもある4月のJ.バルガス(米国)戦は12回引分と昨年2月以降、勝ち星に見放されているものの、ここでパッキャオを退ければ再びネーム・バリューもグンと上がることでしょう。



    12月には40歳を迎えるパッキャオは「もちろんこうしてアメリカに戻って試合が出来ると思うと楽しみだよ、懐かしさもあるし、またアメリカのリングに上がれると思うと待ちきれないね。(アメリカの)1月は寒いし、早く気候に慣れたいと思っている。」と意気込みを語ったパッキャオが初防衛を飾るのか、それともブローナーが13年6月振りとなるウェルター級王座再獲得を果たすのでしょうか?
  • 徐灿が中国人3人目の世界王者を目指して来年の大舞台へ

    徐灿が中国人3人目の世界王者を目指して来年の大舞台へ

    2018.11.20
    今後の隆盛が期待される中国のボクシング界でパイオニアともいうべきマックス・パワー・プロモーションこと拳威四海が世界タイトルマッチを発表。といっても中国本土での開催ではなく、来年の1月26日に米国のテキサス州でWBA世界フェザー級レギュラー・チャンピオンのヘスス・マヌエル・ロハス(プエルトリコ/31戦26勝19KO2敗2分)に同級2位の徐灿(チャン・シュ/中国/17戦15勝2KO2敗)が挑戦するというものです。


    14年4月には日本のリングにも上がった経験を持つ24歳の徐はWBA傘下の王座を防衛しながら世界ランクを徐々に上げ、昨年10月に元2階級制覇王者のN.セルメニョ(ベネズエラ)を7回終了TKOに下しています。そして9月、念願のアメリカ・デビュー戦をネバダ州ラスベガスで行い、E.ベルナチェ(メキシコ)を判定に下し前哨戦をクリア、試合直後には中国国内でも「世界戦内定!」とメディアで報じられていました。


    「この貴重な機会を与えてくれた私のチームに感謝します。私がこの国で3人目の世界チャンピオンになり、私の運命が大きく変わるとともに私を支えてくれる両親がより良い生活を送れることに確信を持っています。」とコメントした徐は14歳で世界チャンピオンになることを目指し、両親は家財を投げ打って雲南省昆明の学校へ通学させながらボクシングの練習を続けてきたとしています。


    バックアップを約束する劉剛プロモーターは徐を近日中にアメリカのフロリダに向かわせて、ペドロ・ディアス・トレーナーのもとでトレーニングに励むとしていますが、「(WBCミニマム級王座に就いた)熊朝忠は30歳、(WBOフライ級王座に就いた)鄒市明は35歳でそれぞれ世界チャンピオンとなりました。もし徐が勝てば中国ボクシング史上最年少での世界王者になるとともに今後10年間は徐のキャリアは安泰と言えるでしょう。」と今後の中国ボクシング界を牽引する存在になれると期待を膨らませています。王者ロハスを擁するゴールデンボーイ・プロモーションのアナウンスは無いものの王座交代となるのか、楽しみなカードと言えるでしょう。そして " Premier Boxing Champions " の影響を受け過ぎと思われるバナーも楽しみに輪をかけるところでしょうか。
  • WBCフライ級王者、クリストファー・ロサレスが再び英国で防衛戦

    WBCフライ級王者、クリストファー・ロサレスが再び英国で防衛戦

    2018.11.19
    08年北京&12年ロンドンの五輪2大会銅メダリストのP.バーンズ(アイルランド)をボディでKO、英国のベルファストでWBC世界フライ級王座初防衛に成功している、チャンピオンのクリストファー・ロサレス(ニカラグア/31戦28勝19KO3敗)が同王座2度目の防衛戦も英国で行うことが決定、12月22日に英国のロンドンに在る、O2アリーナにて同級15位のチャーリー・エドワーズ(英国/14戦13勝6KO1敗)と対戦するとしています。


    25歳のエドワーズにとって今回は2度目の世界挑戦、16年9月に当時のIBFフライ級王者、J.カシメロ(フィリピン)を自国に呼んだものの10回TKO負けを喫しています。「WBC世界フライ級タイトルマッチのチャンスを得たことを光栄に思うとともに、この機会を無駄にはしません。カシメロ戦での敗北から幾つものことを得ましたが、12月22日はWBC世界フライ級のチャンピオンベルトを自宅に持ち帰ります。私はフライ級とスーパーフライ級の2つの階級でチャンスを狙ってきましたが、調整のなかでとても良い影響があったと思っています、飛躍的に進歩出来たと感じています。」とコメントしたエドワーズはカシメロ戦後5戦全勝(3KO)とし、手にしたチャンスに喜びを露わにしていますが対戦相手の質は決して高くなく、バーンズ戦で見せた王者の安定感を考えると試合前の予想として勝機はかなり薄いと言わざるを得ないところです。


    もし王座交代となれば間違いなく大番狂わせと言われる一戦を前に24歳の王者としてはバーンズ、そしてエドワーズと同じ英国出身、目の上のたんこぶとも言える同級1位、A.マロニー(英国)戦へ向けて経験値と自信を積み重ねておきたいところでしょう。メインイベントのD.ホワイト対D.チゾラ戦、そしてロサレス対エドワーズ戦など12月22日の楽しみがまた1つ増えたこととなっています。
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2018.11.19
    <現地時間18日>
    フィリピンのマニラにて開催中の第3回WBC女子の総会中イベントとして、WBCスーパーミドル級シルバー王者のアジズベック・アブドゥガフロフ(ウズベキスタン)が防衛戦を行い、挑戦者のウツァチ・ニューラン(中国)を12回判定に下し防衛に成功です(3対0)。WBCで9位にランクされる26歳のアブドゥガフロフは12戦全勝4KOとし、WBOで14位にランクされるニューランは11勝9KO2敗としています。



    <現地時間17日>
    メキシコ、プエブラ州にて元2階級制覇王者のウーゴ・ルイスが復帰2戦目となるリングに上がり、サウスポーのヘスス・ガリシア(ともにメキシコ)を2回TKOに下し2連勝としています。WBCスーパーバンタム級16位、30歳のルイスは38勝33KO4敗、31歳のガリシアは17勝8KO12敗1分としています。



    9月に48歳を迎えたWBOクルーザー級3位の元WBA同級王者、フィラット・アルスラン(ドイツ)がドイツのゲッピンゲンにて保持するWBOインターコンチネンタル王座の防衛戦を行い、シファ・セフェリ(マケドニア)を12回2対1の判定に下し辛くも王座防衛とコールされましたがその後、引分となっています。トルコ系ドイツ人が大挙会場を埋め、大旗を振って歓声が上がる中でさえ、判定コール直後はブーイングが飛び交い騒然となるなかで、IBFでも14位にランクされるアルスランは44勝29KO8敗3分とし12月にも今年5試合目となる前哨戦を計画しています。一方、6月に元統一ヘビー級王者のT.フューリー(英国)と対戦し、4回終了棄権TKO負けを喫している39歳のセフェリは23勝21KO2敗1分としています。



    ドイツのデッサウにて欧州スーパーミドル級タイトルマッチが行われ、王者でWBCスーパーミドル級で11位につける、ロビン・クラスニキ(ドイツ)がロニー・ランダエタ(スペイン)と対戦、12回判定でクラスニキが王座防衛としています(3対0)。試合の約1週間前に対戦者が変更するハプニングを乗り越えた31歳のクラスニキは49勝17KO5敗とし、代役出場となった35歳のランダエタは16勝10KO1敗としています。

    また、WBOインターコンチネンタル・ヘビー級王者のトム・シュワルツはクリスチャン・レヴァンドフスキ(ともにドイツ)を迎えて防衛戦を行い、6回TKOに下し、王座防衛です。24歳のシュワルツは23戦全勝15KO、WBO3位、IBFでも10位にランクされています。敗れた25歳のレヴァンドフスキは12勝10KO3敗、2歳年長の兄、デニスの敵討ちは成りませんでした。



    イタリアのローマでは元欧州ミドル級王者のエマヌエーレ・ブランダムラ(イタリア)が、4月のWBA同級世界戦となる村田諒太戦以来の復帰戦を行い、ジョルジ・グエヤーニ(ジョージア)を6回判定に下し再起を果たしています。38歳のブランダムラは28勝5KO3敗、33歳のグエヤーニは6勝2KO12敗2分としています。



    昨年3月、J.エルナンデス(メキシコ)とのWBCフライ級王座決定戦で3回TKO負けに終わっている、ナワポーン・ソー・ルンビサイ(タイ)がタイのパトゥムターニーにて保持するWBCアジア・バンタム級王座の防衛戦を行い、フィリピン・フライ級13位のリチャード・クラベラスを4回TKOに下し王座防衛を果たしています。これでエルナンデス戦後、7連勝(6KO)としWBC同級9位まで挽回してきた27歳のナワポーンは43勝34KO1敗1分としています。来日戦績2戦2敗、29歳のクラベラスは18勝15KO6敗2分です。



    英国のブレントウッドにて、元2階級制覇王者を父に持ちながら不遇とも言える出生環境で話題を集める、ハーレイ・ベン(英国)がテオドル・ボヤジエフ(ブルガリア)を4回判定に下しています。「しっかりとボクシングを学びながらキャリアを重ねて行きたい。」と自身、そしてF.ウォーレン・プロモーターとも共通の目標を持つなかで今年3試合目も勝利した22歳のハーレイは5戦全勝1KOとしています。



    スペインのバラカルドではホープ対ベテランの興味深い対戦が行われましたが、渋い対戦が前日の公式計量で一気にトーンダウンしています(写真)。欧州ウェルター級チャンピオンでWBC4位にランクされる、ケルマン・レハラガ(スペイン)が世界挑戦経験を持つフランキー・ギャビン(英国)を挑戦者に迎えた一戦は公式計量でギャビンが5ポンド(約2.2Kg)の超過となり変則タイトルマッチとして挙行、試合はレハラガが4回TKOでギャビンを退け王座防衛に成功しています。IBF5位、WBA8位、WBOでも10位とする26歳のレハラガは27戦全勝22KOとしたのに対し33歳のサウスポー、ギャビンは26勝15KO4敗です。

    世界戦のリングに上がった経歴もあり、計量直後に神妙なコメントを残したギャビンは、「最後の1週間はまさに悪夢のようだったよ、(英国から)当初はフェリーで日曜日(11日)に出発して8時間を掛けてスペインに入り最後の1週間を調整に充てるはずだったが、トレーナーはフェリーに乗ることを日曜日の午後に決めたため予定していたフェリーに乗ることが出来なかったんだ。その為チームの予定が狂い、次のフェリーは水曜日(14日)まで待たなくてはいけなくなってしまったんだが飛行機嫌いな私がスペインに入るにはそれしか方法が無かったんだよ。減量を含めた最後の調整は理想的なものには程遠く、適切なトレーニングが出来なかった。(試合地には)木曜日に着くことが出来たが十分な減量が出来なかったんだ。私はケルマン、プロモーター、そして試合を楽しみにしていた全てのファンにお詫びするとともに明日のリングでせめてもの償いをしたいと思う。」と述べましたが試合は序盤で終わっています。



    <現地時間16日>
    全勝レコードを続けるWBCミニマム級王者のワンヘン・カイヤンハーダオジム(タイ)がタイのプラーチーンブリーにてノンタイトル戦に出場、メクティソン・マーガンティ(インドネシア)を6回判定に下しています。52戦全勝18KOとした33歳のワンヘンですが、選手層の薄さにも恵まれこのまま全勝でキャリアを終える可能性も低くなさそうです。



    米国、フロリダ州にてWBO北米フライ級王者のジョナサン・" Bomba "・ゴンサレス(プエルトリコ)がファン・アレホ(メキシコ)を相手に防衛戦を行い、8回TKO勝利をおさめています。トゥト・サバラ Jr. プロモーター率いるオールスター・ボクシングの期待も大きい27歳のゴンサレスは22勝13KO2敗1分と戦績を伸ばし、WBO3位、WBA4位、IBF9位、WBC13位につけビッグチャンスを待ちます。34歳のアレホは24勝14KO6敗1分です。
  • 速報!ジャーレル・ミラー 対 ボグダン・ディヌ!

    速報!ジャーレル・ミラー 対 ボグダン・ディヌ!

    2018.11.18
    米国のカンザス州マルベインに在る、カンザス・スター・アリーナにてマッチルーム・ボクシングのアメリカ興行第3弾がただいま終了。地元出身のN.エルナンデスなど出場したもののかなり空席の目立ったイベントのメインは、WBAヘビー級2位のジャーレル・ミラー(米国/315.4P)がWBA9位のボグダン・ディヌ(ルーマニア/237.4P)に4ラウンド2分45秒、10カウントKO勝利をおさめています。

    およそ36キロの体重差ながら上背はディヌが数センチ上回るというヘビー級ならではの体格差でスタート。いつものようにヘソも隠れる高いトランクスのミラーがガードを固めながらじりじりとプレッシャーを掛け、ディヌが距離を取りながらジャブとワンツー主体で対抗、及び腰に映る場面もあるディヌですが良い打ち下ろしの右ストレートも放つ初回となります。3ラウンド早々に足が引っ掛かりディヌがスリップ、尻餅を着き、残り30秒ほどでミラーの左フックがモロに低く入ると右膝を着いたディヌに対しビル・クランシー(米国)レフェリーがローブローとコールします。パワーで勝るミラーは防御もそこそこに自信満々に距離を詰め左右フックを上下に打ち込みながら攻勢を強めて行くと、迎えた4ラウンド2分過ぎ、左フックがガードの上を通りディヌの右テンプルに入ると膝から崩れるようにダウンします。カウント9で立ち上がり再開しますが、残り20秒で右フックが横っ面を叩くとディヌは横倒しとなり、そのまま10カウントを聞いています。30歳のミラーは23勝20KO1分、32歳のディヌは18勝14KO1敗としています。




    アンダーカードのフライ級8回戦、リオ五輪ライトフライ級銅メダリストのニコ・エルナンデスはホスエ・モラレス(ともに米国)に8回判定勝利をおさめています(3対0/80-72×2、79-73)。

    地元カンザス州ウィチタ出身のエルナンデスがコールされると歓声が後押し、サウスポーのモラレスがコールされるとブーイングという分かりやすい雰囲気でスタート、エルナンデスがスイッチを見せますが静かな初回を終えます。その後もスイッチを繰り返しながら攻めの姿勢を見せるエルナンデスに対し、フットワークで避けるスタイルのモラレスはややディフェンシブでもあり、2ラウンド終了間際には飛び込んでくるエルナンデスにパンチを合わせようとするなど眼の良さも感じさせます。本当に勝ち負けトントンの選手か疑いたくもなるモラレスは3ラウンドにもエルナンデスの入り際に右フックを軽く合わせ、そのモラレスに対しエルナンデスもクリーンヒットを奪えず折り返します。5ラウンド序盤、モラレスのガードの上からお構いなしにパンチを叩きこんだエルナンデスに歓声が上がりますが有効打は皆無ながら山場は造ります。6ラウンドにはモラレスも良いジャブ、右を見せますがその後もお互いにクリーンヒットは無く手数で上回るエルナンデスが地の利を生かし盛り上がりの少ない内容で全勝をキープしています。22歳のエルナンデスは6戦全勝4KO、25歳のモラレスは8勝8敗3分としています。




    スーパーウェルター級12回戦では元WBAライト級王者のブランドン・リオス(米国/151.4P)が統一ミドル級王者を弟に持つ、ラモン・アルバレス(メキシコ/151.4P)と対戦、9ラウンド38秒TKOでリオスが勝利をおさめています。

    元々、スロースターターの傾向があるリオスはキャリア最重量という事も影響してか動きは鈍重でアルバレスの右を度々貰うスタートとなりますが、被弾し目が覚めたか2ラウンドに入ると、アルバレスをロープに押し込み左右フックを叩きこみ終了間際には右も好打します。このまま徐々にペースに巻き込まれそうな印象を見せるアルバレスはサークリングしながら打ち返すものの特筆する強打、回転力、そしてフットワークは無くすぐに乱戦となります。4ラウンドはロープを背負わず果敢に打ち合いに臨んだアルバレスですがパンチの適格性でややリオスが優勢と映り、5ラウンドも近い距離での打ち合いに終始しますがアルバレスの被弾がやや多く映ります。リオスのパンチに往年のキレが無いことも影響しているとはいえグラつきも見せず、懸命に打ち合うアルバレスは、時折、リオスにヒットするパンチも単発なうえロープを背にする場面も多く後手のままラウンドが進行、8ラウンド終盤には右ストレートを打ち込まれ顔が跳ね上がり、ストップを予感させますがトーマス・テイラー(米国)レフェリーは根気強く続行させます。ゆっくりと立ち上がり9ラウンド開始のゴングに応じたアルバレスでしたがすぐにリオスの連打に捕まり、30秒過ぎに左右フックの被弾が続いたところでレフェリーが割って入っています。32歳のリオスは35勝26KO4敗1分とし、2月のD.ガルシア(米国)戦でワンパンチKO負けを喫して以来の復帰を飾っています。こちらも32歳、ラモンは27勝16KO7敗3分1ノーコンテストとしています。




    ミドル級12回戦はともに約1年振りのリング。WBC9位のルイス・アリアス(159.4P)と2度の世界挑戦経験を持つガブリエル・ロサド(ともに米国/158.2P)が対戦、12回引分に終わっています(1対1/116-112:アリアス、116-112:ロサド、114-114)。昨年11月にD.ジェイコブス(米国)に12回判定負けを喫しているアリアスは約1年振りのリングを終え、18勝9KO1敗1分1無判定、31歳のロサドは24勝14KO11敗1分1無判定としています。
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