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    速報!ピーター・クイリン 対 アルフレッド・アングロ!

    2019.09.22
    米国カリフォルニア州のベーカーズフィールド、ラボバンク・シアターにて『Premier Boxing Champions』のイベントがただいま終了、メインイベントのスーパーミドル級10回戦は元WBOミドル級王者、IBFスーパーミドル級4位のピーター・クイリン(米国/168.8ポンド)が元WBOスーパーウェルター級暫定王者のアルフレッド・アングロ(メキシコ/167.6ポンド)に10回判定負け、番狂わせといえる結果となっています(2対1/97-93、96-94:アングロ、96-94:クイリン)。

    アングロがゆっくりと前に出て、クイリンがフットワークを使いながらパンチを当てていく初回のポイントはクイリンが取ったように映り、2ラウンドも同じような展開ながらやや距離が近くなったように映ります。肉を切らせて骨を断つスタイルとも言えるアングロは3ラウンドに入り、クイリンの手数が減ったことも重なり左右フックをヒット、歓声が後押しします。拳を痛めたのかジャブ、ストレートを使い距離をキープしようとしないクイリンに対し、4ラウンド2分過ぎにもアングロの右ストレートがヒット、クイリンの顔が跳ね上がるとボディも効き始め、番狂わせを期待する会場中から一層歓声が上がります。5ラウンドもサークリングするクイリンをアングロが追いかける展開となり、アングロの接近を許す場面もありますがクイリンの右ストレートが入る場面もあり有効打はクイリンが上回ったように映ります。

    6ラウンド、2分ほどまではクイリンのアウトボクシングが有効でしたが残り1分ほどで足が止まりロープに詰まると一転、アングロの頭を付けての左右フックが有効と映りクイリンも足をバタつかせるなど目の離せない展開となり、ジャック・リース(米国)レフェリーもラウンド終了のゴングが聞こえないほどの歓声となります。7ラウンドはフットワークこそ止めないクイリンは手が出ず、アングロの左フックを浅く食い、8ラウンドもアングロの右ストレートでバランスを崩し終了間際もアングロの連打の前に決定打を外すのがやっとといったなかでゴングが鳴ります。9ラウンドは終了間際にアングロの左右フックで大きく身体をよろめかせたクイリンですが、折り返して以降、後半の試合展開はラウンドの前半はクイリンのアウトボクシング、ラウンドの後半はアングロがロープに詰め手数をまとめるといった図式となり歓声ほどアングロにポイントが流れているか微妙と映るなかで迎えた最終回もクイリンはテンポを変えることが出来ず、退がりながらスイッチを混ぜるアングロの前進をかわすだけといったところで終了のゴング、直後の会場はアングロの勝利を信じ拍手と歓声が沸き起こっています。37歳のアングロは26勝21KO7敗、36歳のクイリンは34勝23KO2敗1分1無判定。17年、18年は1試合ずつ、今年も今回で2試合目といった試合間隔の長さも影響したか全盛期の動きには程遠かったクイリンです。



    セミファイナル、『PBC』期待のホープ、クリス・コルバート(米国)が出場したライト級10回戦でミゲル・ベルトラン Jr.(メキシコ)に初回2分57秒KO勝利、ワンパンチで試合を終えています。

    スイッチが得意のコルバートはL字ガードからハンドスピードを生かしポンポンとジャブを突いていくと、ベルトランは左手を高く上げながらじわじわと前進、距離を詰めていこうとします。F.メイウェザーのような試合展開を見せることも多く、1発の破壊力に欠けるコルバートに対し、ベテランのベルトランがどう食い下がるかと思われた2分過ぎ、コルバートのワンツーの右ストレートが側頭部にクリーンヒット、ベルトランはゆっくりと前に倒れこむとレフェリーはカウントを数えず終了としています。快勝をおさめた22歳のコルバートは13戦全勝5KO、30歳のベルトラン Jr. は33勝22KO8敗1ノーコンテストとしています。



    アンダーカード、ウェルター級10回戦は世界挑戦経験を持つトーマス・デュロルメ(プエルトリコ)がテレル・ウィリアムス(米国)に10回判定勝利です(3対0/98-91×2,96-93)。

    昨年10月、元世界王者のJ.バルガス(米国)と分の良い引分に終わっているデュロルメがおよそ11ヶ月振りのリング。上背で勝るウィリアムスのシャープなジャブが印象に残る初回を終え、2ラウンドはデュロルメが距離を詰めに行きギアが上がると、回転力で勝るデュロルメが2分過ぎに左フックを好打します。3ラウンド、距離を造ろうとジャブを突くウィリアムスは1分過ぎにワンツーを当てますがデュロルメはじわじわとプレスを掛け続けると4ラウンド1分過ぎに右をヒット、ウィリアムスが体を泳がしロープにもたれかかります。すぐにジャブで立て直しを図るウィリアムスはこのラウンドをしのぎますが流れがデュロルメに傾いたように映ります。5ラウンド、前のラウンド辺りから動きの鈍ってきたウィリアムスにデュロルメは手数を出しながら前進、上下にパンチを入れていきます。7ラウンド、お互いに疲れが見え始めるなかウィリアムスが手数を集め、久しぶりにポイントを取ったように映り、8ラウンドはデュロルメの右フックで始まり、その後もコンビネーションを出し肩越しの右を当てるなど有効打数でポイントを取ります。

    デュロルメの逆ワンツーが有効と映るなかで偶然のバッティングによりデュロルメの左まぶたから出血が始まりますが、序盤と比べるとハッキリと動きの鈍ったウィリアムスも9ラウンドは頑張りを見せ前進、積極的に手を出していきます。デュロルメ優勢と映るなかで最終回がスタート、残り1分を切ろうかというところでデュロルメの左フックが顔面にヒットし、ウィリアムスが尻餅を付くダウンを喫します。ダメージを感じさせながら再開に応じたウィリアムスに襲い掛かるデュロルメですが、ウィリアムスも頑張りを見せ追撃を阻むと終了のゴングが鳴り響いています。17年8月にY.ウガス(キューバ)に敗れている29歳のデュロルメは17年1月以来の白星を掴み、25勝16KO3敗1分としています。一方、初黒星となった35歳のウィリアムスは18勝13KO1敗としています。



    ライト級8回戦、WBA同級13位につけるミシェル・リベラ(ドミニカ共和国)がホセ・ルイス・ガジェゴス(米国)に5ラウンド終了TKO勝利をおさめています。

    風貌がちょっとF.トリニダードに似ているリベラは初回から攻勢を掛け、手数でも優勢、ポイントを挙げると2ラウンドは左フックを当てながらガジェゴスをロープ際に押し込んで行きます。ガードを固めるガジェゴスに狙いすましたボディ・ブローを連発、雑になったところに粘りを見せるガジェゴスの右フックを食いヒヤリとさせます。3ラウンド、リベラが攻め掛けガジェゴスが粘る展開で始まりますが、パンチに慣れたか徐々にガジェゴスが前に出て反撃の姿勢を見せると会場から歓声が挙がります。4ラウンドの開始と同時にガジェゴスにドクターチェックが入りますが続行、リベラが前に出て手数で圧倒し、ガジェゴスがロープを背にしながらダウンを拒否し時折打ち返す、これまでの展開と同じ様相を見せ、誰が見ても40-36と思われるなか折り返します。序盤に起きた偶然のバッティングによりガジェゴスのおでこにコブが出来はじめた点も考慮したか、マルコス・ロサレス・レフェリー(米国)は5ラウンドも同じ展開で終わるとインターバル中にガジェゴス陣営にストップを伝えます。「まだ出来る!」と激しく抗議し続行の意思を見せたガジェゴスでしたが、レフェリーは強い口調でたしなめ裁定は変わらずTKOとなっています。S.リューコウィッツ・プロモーターが推す21歳のリベラは17戦全勝11KO、頑張りを見せた24歳のガジェゴスは16勝12KO8敗としています。
  • 速報!ケビン・レリーナ 対 シファ・セフェリ!

    速報!ケビン・レリーナ 対 シファ・セフェリ!

    2019.09.22
    南アフリカ、ガウテンのケンプトン・パークに在る、エンペラーズ・パレスにてIBOクルーザー級タイトルマッチが行われ、チャンピオンのケビン・レリーナ(南アフリカ)がIBO30位のシファ・セフェリ(マケドニア)に3ラウンド2分30秒TKO勝利、王座防衛です。


    スタートからプレッシャーを掛けペースを掴んだ王者が最後は左を打ち込むと、セフェリは気持ちも折れたか崩れ落ちるように膝まづきTKOとなっています。27歳のレリーナは24勝11KO1敗とし、危なげなく5度目の防衛に成功。IBF4位、WBC5位、WBAでは6位にランクされています。40歳のセフェリは23勝21KO3敗1分としています。



    セミファイナル、WBAパンアフリカン・スーパーライト級王者のジャブラニ・マケンジー(南アフリカ)がマリオス・マタンバ(コンゴ)と全勝同士の対戦となり、12回判定でマケンジーが勝利しています(2対0/116-112、117-111、114-114)。マケンジーは9戦全勝4KO、マタンバは11勝9KO1敗としています。
  • 日本時間22日は南アフリカでIBO戦、メキシコでWBAゴールド戦開催

    日本時間22日は南アフリカでIBO戦、メキシコでWBAゴールド戦開催

    2019.09.21
    <IBOクルーザー級タイトルマッチ in 南アフリカ、ガウテン、ケンプトン・パーク、エンペラーズ・パレス>
    王者、ケビン・レリーナ(南アフリカ/24戦23勝10KO1敗):199.5ポンド(約90.4Kg)
    IBO30位、シファ・セフェリ(マケドニア/26戦23勝21KO2敗1分):197.5ポンド(約89.6Kg)
    ※5度目の防衛を目指すサウスポー王者へ挑むのは40歳ながら黒星は2つ、16年9月のM.チャー(ドイツ)戦と昨年6月のT.フューリー(英国)戦というヘビー級戦に臨み喫したもの。本来のクルーザー級では負け無しと言えるセフェリを相手にIBF4位、WBC5位、WBAでも6位につける27歳の王者としては格の違いを見せたいところ。メジャー王座挑戦を具体化させるためにもサクっと勝っておきたいところでしょう。



    <WBAゴールド・スーパーフェザー級タイトルマッチ in メキシコ、バハカリフォルニア州メヒカリ、オウデトリオ・デル・エスタド>
    ゴールド王者、ジョセフ・ディアス Jr.(米国/30戦29勝15KO1敗):130ポンド(約58.9Kg)リミット
    同級12位、ヘスス・クアドロ(ベネズエラ/23戦18勝14KO5敗):128.6ポンド(約58.3Kg)
    ※世界戦ではないもののボクシング・ファン目線で言うと注目度は南アフリカのIBO戦より上かもしれません。当然ながら近い将来には正規の世界王座再挑戦を目論むディアス Jr. にとって通過点と言えそうな試合ですがKO負け無し、打たれ強さに自信を持つクアドロをどのような形で仕留めるのでしょうか?セミのNABA北米スーパーバンタム級戦、王者でWBA5位のレオナルド・バエス(メキシコ)、挑戦者のエディクソン・ペレス(ベネズエラ)も両者クリアしています。
  • 12度目の防衛を目指すワンヘンが10月25日に指名防衛戦

    12度目の防衛を目指すワンヘンが10月25日に指名防衛戦

    2019.09.21
    5月31日に元WBOミニマム級王者の福原辰弥選手に勝利し(写真)、WBCミニマム級王座11度目の防衛に成功しているチャンピオンのワンヘン・CPフレッシュマート(タイ/53戦全勝18KO)が12度目の防衛戦となる次戦を10月25日にタイのチョンブリで行うとし、迎えるのはWBC同級1位、元IBO王者でもあるシンピウェ・コンコ(南アフリカ/25戦19勝7KO5敗1ノーコンテスト)となっています。


    これまでの25試合全てを自国でこなしている33歳のコンコは当然ながら世界的な知名度こそ高くありませんが、15年9月にはH.ブドラー(南アフリカ)の持つWBA&IBO王座に挑戦し12回判定負け(3対0)、今回が2度目の世界挑戦となります。ここ3試合をL.ダンテ、M.ランデロ、そしてJ.カノイとフィリピン選手とこなしているコンコですが、昨年12月に行われた直近試合のカノイ戦では2ラウンドに2度ダウンを喫し、保持していたIBO王座の陥落濃厚と思われた中で4ラウンド、偶然のバッティングによりノーコンテスト(IBOの裁定は無判定)となり九死に一生を得ています。


    WBA王者のノックアウトと同じくミニマム級世界ランカーにとってかなり高い壁となっているワンヘンもコンコ戦の2日後に34歳を数えます。年齢的にも厳しい最軽量級ながら高い自己管理能力を持つ王者ワンヘンの牙城は今回も揺るぎそうにありませんが、12度目の防衛戦はどのような結果となるのでしょうか?
  • 18戦全勝15KOのライアン・ガルシアがロメロ・ドゥノ戦に合意

    18戦全勝15KOのライアン・ガルシアがロメロ・ドゥノ戦に合意

    2019.09.20
    11月2日の激突が伝えられていたWBO世界ライトヘビー級タイトルマッチ、チャンピオンのセルゲイ・コバレフ(ロシア/38戦34勝29KO3敗1分)対サウル・"Canelo"・アルバレス(メキシコ/55戦52勝35KO1敗2分)戦のプレス・ツアーが米国のロサンゼルスにてスタートしています。両選手に加え、トレーナーやマネジャー、そしてオスカー・デラホーヤ・プロモーターらも会見に出席するビッグイベントは未定だった会場も正式発表され、米国のネバダ州ラスベガスに在るMGMグランドになること、そして気になるウェイトもキャッチウェイトは無し、ライトヘビー級リミットの175ポンド(約79.3Kg)で行われることがアナウンスされています。


    両選手が静かに意気込みを述べたあとで楽しみな一戦も発表、WBAライト級5位のライアン・ガルシア(米国/18戦全勝15KO)がWBOライト級10位のロメロ・ドゥノ(フィリピン/22戦21勝16KO1敗)と対することが決まっています。9月14日に予定されていた、A.スパロウ(米国)戦をスパロウの逮捕、収監という事態により直前でキャンセルとなってしまったガルシアでしたが、一部メディアでは代役選手としてドゥノをあてがい興行を強行しようとしたゴールデンボーイ・プロモーションと物別れに終わり、プロモート契約の解除にまで発展したとされていました。想定内とはいえSNSを中心に " ガルシアはドゥノとの対戦から逃げた " といった風評が広まったことでプライドも傷付けられたガルシアでしたがすぐさま関係は修復、今後も同プロモーションとのタッグでキャリアを重ねて行くことが報じられていたものです。


    そのガルシアのプライドを汲み取るかのように同プロモーションは " Co-Main Event " とアナウンス、日本風に言えばダブルメインイベントと言えるでしょうか。「平日にも関わらずこうしてファンが集まってくれたことに感謝します、(カネロ対コバレフ戦会見が中心であり)あえて足を運ぶ必要も無いなかで本当にありがとう。私はワクワクしています、今年最大のイベントでのダブルメインですからね。私は最も戦いたいと思った男、ロメロ・ドゥノと戦うことが出来るのです。皆、私は彼を怖がって避けたと言っているようですが、試合を楽しみにしてください。きっと面白い試合になるでしょう。私を信じてくれる皆、ビジネスを果たしたゴールデンボーイ・プロモーションに感謝します、歴史を造りましょう!」と落ち着いたコメントを残した21歳のガルシアです。


    元3団体統一王者で3度世界王座に返り咲いたコバレフにアルバレスの4階級制覇が懸かる一戦と『ダブルメイン』というのも少々ガルシアを過大評価し過ぎと思えますが、それだけ同プロモーションの期待が高いとも言えるでしょうか。スピードのガルシア、パワーのドゥノという予想が立つものの順当に行けばガルシアの勝利は固いところですが現在12連勝中、アメリカでも7試合を経験している23歳のドゥノの思い切りの良さは見過ごせず見せ場は造ってくれそうです。
  • ブレイク・カパレロ「12戦の経験しかないのにブアッツィはどうして急ぐのか?」

    ブレイク・カパレロ「12戦の経験しかないのにブアッツィはどうして急ぐのか?」

    2019.09.20
    マッチルーム・ボクシングがアナウンスしている11月2日、英国のマンチェスターのイベントにてWBA世界ライトヘビー級挑戦者決定戦に出場が予定される同級9位、ブレイク・カパレロ(豪州/34戦30勝13KO3敗1分)が地元メディアに意気込みを述べています。英国デビュー戦となる33歳のサウスポーが挑む相手はリオ五輪ライトヘビー級銅メダリスト、WBA3位のジョシュア・ブアッツィ(英国/12戦全勝10KO)ですが、同プロモーションの慎重なマッチメイクを背景に白星を重ねてきたブアッツィにとってもカパレロはキャリア最強の相手であり、どのような結末を魅せてくれるのか楽しみな一戦と言えます。


    カパレロは、「ボクシングの世界においてレベルを飛び越えることは出来ません、どうして彼ら(マッチルーム・ボクシング)が彼(ブアッツィ)に対してこれほど事を急ぐのか意味が分かりません。彼はたった12試合の経験しかないのです。私はこれまで最善を尽くしながら戦い、どこでミステイクを犯したのか分かっています。そしてそこから私は多くを学ぶことが出来たし、この試合で自分が勝ち残る準備も出来ています。誰もがアンソニー・ジョシュアの強さを知っていましたが、彼の弱点も分かりました、彼の最後の試合はそのすべてを示しています。この戦いに勝ち残るのは私です。」と地元ホープへの初黒星に自信を見せています。


    現在のWBA王者はドミトリー・ビボル(キルギスタン/16戦全勝11KO)、同プロモーションの傘下となっています。英国のボクシング・ファンは来るべきビボル対ブアッツィ戦に胸を膨らませるなかでカパレロがどのような試合を披露してくれるのか、ベテランの意地を見たいところです。
  • ケル・ブルック「11月の終わりか12月にはリングに戻るつもりだ」

    ケル・ブルック「11月の終わりか12月にはリングに戻るつもりだ」

    2019.09.19
    元IBFウェルター級王者で現在はWBAスーパーウェルター級3位、WBO5位、WBCでは6位と好位置に付け2階級制覇も射程圏内と言えながら昨年12月のM.ザラファ(豪州)戦以降、ほとんど表舞台に名前の挙がってこなかったケル・ブルック(英国/40戦38勝26KO2敗)のニュースが久々に複数のメディアで挙がっています。


    33歳のブルックはそれまでのドミニク・イングル・トレーナーからジョー・ヒュークス・トレーナーに変えてザラファ戦のリングに上がり12回判定勝利をおさめたものの当時世界8位にランクされていたザラファの粘りに手を焼いた印象を残しつつ復帰後2連勝をおさめていました。永年の戦わざるライバル、アミール・カーン(英国)との対決話も持ち上がったものの具体的なアナウンスまで進展せず自然消滅となるなかでファンにとっては復帰3戦目のニュースが待たれていたものです。


    「もうすでにジムに戻りトレーニングを再開しています、色々なところを調整をしながら11月の終わり、もしくは12月にはリングに戻る予定です。ハングリーな気持ちを取り戻しジムで様々な選手と切磋琢磨しあっていますが、ビリー・ジョー・ソーンダース、キッド・ギャラード、リーアム・ウィリアムス、ジョー・ジョイス、イブ・ンガブらと良い刺激を与えあっています。私はビッグネームとの対戦を待ち望んでいますが、スーパーウェルター級で更なる飛躍が出来ると信じています。」とインタビューに応えたブルック、以前のドミニク・イングル・トレーナーとのタッグに戻り復帰3戦目のリングを目指すとしています。


    なお、ブルック復帰のニュースを聞き、マッチルーム・ボクシングのエディ・ハーン・プロモーターは「カーン陣営と来週に会う予定がありますが、私としては来年の2月か3月にカーン対ブルック戦を実現させたいと考えています。両陣営とも(調整試合を)12月にこなしたいと話していますからね。」とコメント、英国ドリームマッチの開催へ向けて可能性はあると見ているようですが果たして実現するのでしょうか?
  • WBOスーパーミドル級指名挑戦者決定戦の対戦交渉開始

    WBOスーパーミドル級指名挑戦者決定戦の対戦交渉開始

    2019.09.19
    WBOが日本時間18日、スーパーミドル級の指名挑戦者決定戦を指示。同級1位のエリック・バジニヤン(カナダ/23戦全勝17KO)と同級2位のロアン・マードック(豪州/25戦24勝17KO1敗)両陣営に対戦交渉を開始するよう通達しています。両者ともビッグネームとの対戦経験は無く、地域王座を手にしたことで上位に進出、世界的な知名度こそありませんが、勝者には世界王座への指名挑戦権が手に入るとあってモチベーションも高まることでしょう。


    24歳のバジニヤンはアルメニアのエレバン出身、16歳でカナダに移住しアマチュア戦績は110戦109勝1敗とされ、カナダのアイ・オブ・ザ・タイガー・マネージメントと契約、13年9月にカナダでプロ・デビューとしています。同プロモーション傘下のD.レミューやS.バトラー(ともにカナダ)らのアンダーカードでキャリアを重ね、ここまで全勝街道を突き進んでいますが今年に入り、ゴールデンボーイ・プロモーションとの共同プロモート契約も結び、先輩と言えるレミューと同じ路線でアメリカ進出も成功、WBO北米同級王座を手にしています。


    一方、マードックはオーストラリアでキャリアを重ね、昨年2月にはトップランク主催イベントでアメリカ・デビューも飾っています。地元のDDP・スポーツは同門にスーパーウェルター級のD.ホーガン(豪州)が居ますが、これまでにWBOアジア・パシフィック王座やWBOオリエンタル王座を獲得しているオーストラリア、パース生まれの27歳です。王者ソーンダースは不活発、怪我の多いことでも知られるうえビッグファイト志向が強いものの言い換えれば指名防衛戦が空位の王座決定戦となる可能性も高そうです。大舞台へ上がる為にもまずはここで白星を掴みたい両者ですが、15日間とされた交渉期間中で合意は成るのか、それとも入札までもつれるのでしょうか?
  • 今週末のIBFスーパーウェルター級挑戦者決定戦は中止

    今週末のIBFスーパーウェルター級挑戦者決定戦は中止

    2019.09.18
    今週末の海外リングで開催される世界戦は南アフリカのIBOクルーザー級戦1試合となっていますが、米国のカリフォルニア州ベーカーズフィールドでは『Premier Boxing Champions』のイベントが予定されています。『Fox Sports』での放送枠としてメインイベントには元WBOミドル級王者のピーター・クイリン(写真/米国/37戦34勝23KO1敗1分1無判定)対元WBOスーパーウェルター級暫定王者のアルフレッド・アングロ(メキシコ/32戦25勝21KO7敗)戦がセット、このほどアンダーカードも正式なアナウンスとなっています。


    ファンにとって痛いニュースはセミファイナル格にセットされていたIBFスーパーウェルター級挑戦者決定戦、同級6位のバカラン・ムルタザリエフ(ロシア/16戦全勝13KO)と同級7位のジェイソン・ロサリオ(ドミニカ共和国/21戦19勝13KO1敗1分)戦がロサリオが肩の負傷により脱落、カードが中止となったことでしょうか。そこへバンタム級10回戦としてWBCフェザー級王者を兄に持つアントニオ・ラッセル(米国/15戦全勝11KO)対来日経験を持ち、3度の世界挑戦経験を持つダビ・カルモナ(メキシコ/32戦21勝9KO6敗5分)戦がセット、その他にはWBAライト級13位のミシェル・リベラ(ドミニカ共和国/16戦全勝10KO)が同級8回戦に出場、ホセ・ルイス・ガジェゴス(米国/23戦16勝12KO7敗)と対戦する他、ミドル級8回戦としてジョナサン・エスキベル(米国/11戦全勝10KO)とジャスティン・スティーブ(米国/12戦10勝4KO2敗)が拳を交えることなどが発表されています。


    37歳となりキャリアの低迷が続く " Perro " アングロですが声援の量では東海岸をホームとする36歳のクイリンを上回ることでしょう。IBFスーパーミドル級4位に付け世界再挑戦を目論む " Kid Chocolate " クイリンが勢いの差を見せつけそうな展開が予想されるカードがメインという規模としてはややおとなしめなイベントとなっています。
  • Z.テテとJ.カシメロによる統一戦は11月英国開催が濃厚

    Z.テテとJ.カシメロによる統一戦は11月英国開催が濃厚

    2019.09.17
    9月上旬、WBOから入札日がアナウンスされた注目の2試合のうち、WBOフェザー級王座決定戦のシャクール・スティーブンソン(米国/12戦全勝7KO)対ジョエ・ゴンサレス(米国/23戦全勝14KO)戦は直前で合意、10月26日の米国開催が発表されましたが残る1試合は交渉での合意は成らず入札となったことが報じられています。


    バンタム級正規王者のゾラニ・テテ(南アフリカ/31戦28勝21KO3敗)、そして暫定王者のジョンリエル・カシメロ(フィリピン/32戦28勝19KO4敗)による団体内の統一戦入札は米国のラスベガスで行われ、テテ陣営のクイーンズベリー・プロモーションズが30万ドル(約3,234万円)で落札しています。


    フランク・ウォーレン・プロモーターは現地メディアに対して早速、11月の英国開催を示唆しましたが現在3度の防衛を果たしている31歳のテテはM.アロイヤン(ロシア)を12回判定に退けた昨年10月から1年以上のブランクを造ることとなっています。一方、TGBプロモーションズが25万8千ドル(約2,783万円)を提示していた30歳のカシメロは8月にC.ラミレス(メキシコ)を10回KOに下し暫定王座の初防衛に成功、テテ戦はアウェー開催が濃厚ながら適正な試合間隔と言えそうです。ライトフライ級とフライ級でも世界王座を獲得しているカシメロはやや小柄な体躯とあってテテのインサイドに入らなければ何も出来ずに終わるでしょう、テテとしてはシャープなジャブで自身の距離を維持しながら試合を進めていくものとも思われますが、どちらがベルトをまとめるのでしょうか、楽しみな対戦になりそうです。
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