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    ジャン・パスカル「デビッド・レミューは小さ過ぎる、ミドル級に留まるべき」

    2018.05.29
    好選手を数多く輩出し続けるカナダを代表する選手の1人、ジャン・パスカル(カナダ/39戦32勝19KO5敗1分)が、先週末の復帰戦をオーバーウェイトで強行した、前IBFミドル級王者のデビッド・レミューについてコメントを残しています。


    約900グラムオーバーしたレミューは再計量を拒否し試合を強行し「これが私のミドル級最後の試合になる。」とコメント、ノーランカーのカリム・アシュール(フランス)を12回判定に退けたあともスーパーミドル級転級をほのめかしていますが、リングサイドで観戦していた同国の先輩王者でもあるパスカルは地元メディアに対し、「デビッドは160ポンド(ミドル級)に留まるべきだ、このクラスが彼にとってはベストだと思うけどね。168ポンド(スーパーミドル級)で彼の上背は小さ過ぎると思うんだ。このクラスでジェナディ・ゴロフキンやカネロ・アルバレスらと競い合うところまで登り詰めているんだし、トレーニング・キャンプの時からしっかりと絞り込んでおくことが大事だと思うよ。そして試合1週間前には6ポンド(約2.7Kg)以内に抑えておくべきであって、(試合前1週間で)10ポンド(約4.5Kg)を落とすなんてのはちょっとおかしいよ。」と日々の体重管理を見直すべきとしていますが、自身もスーパーミドル級でデビューし、世界王座はライトヘビー級で獲得するなど体重の壁を実感したうえでのアドバイスかもしれません。


    そんなパスカルも40戦目を6月29日にカナダ、ケベック州モントリオール郊外に在るラヴァルで行うことを先日、アナウンスしたばかりです(写真)。対戦相手は地元ケベック出身のスティーブ・ボッシェで戦績は1戦1勝1KOという耳を疑いたくなるような数字ですが、異色のキャリアを積み上げてきた36歳は、幼少の頃はプロ・アイスホッケー選手を目指し、その後総合格闘技に転身、UFCの試合経験も持ち合わせており、今年2月にプロボクサーとしてデビュー、2回KO勝利をおさめています。プロボクサーとしての戦績は素人並ながら元世界王者と同じリングに上がるという、メイウェザー対マクレガー戦のような図式の一戦ですが、ここのところ勝ち負けを繰り返しているパスカルとしてはきっちりと勝っておきたいところでしょう。
  • 王座統一を目標に掲げるジャレット・ハードの次戦は?

    王座統一を目標に掲げるジャレット・ハードの次戦は?

    2018.05.29
    4月7日にエリスランディ・ララ(キューバ)からダウンを奪っての12回判定勝利をおさめ、WBAとIBF、そしてIBOと3本のベルトを掴んだ統一王者のジャレット・ハード(写真/米国/22戦全勝15KO)の次戦についての報道が賑やかになっています。



    スプリットの判定結果だったことも影響したか、WBAが指示を出したと言われるララとのリマッチについて、ハード本人は、「私は再戦など望んでいない、私がこの階級でいつまでウェイトを維持出来るか分からないが統一チャンピオンになることも目標の一つであるし、そうした中で1度勝った相手とのリマッチは後退以外の何ものでもないだろう。現在の我々が求める意味のある相手という意味ではケル・ブルックとの対戦に興味があります、本当に興味をそそられる対戦ですね。」

    「(WBAレギュラー王者の)ブライアン・カスターニョや(IBF1位の)ジュリアン・ウィリアムスとの試合がつまらないと言っているのではありません、しかしケル・ブルックとの戦いの方がタフで刺激的な戦いになりそうです。(WBC王者の)ジャーメル・チャーロ戦も当然、興味はありますが、得てしてこうしたビッグファイトはこちらの望むタイミングで行えないことの方が多いです、ならば現実性のあるケル・ブルック戦の方を優先し、ジャーメル・チャーロ戦はその後で良いでしょう。」とコメント、WBAのベルトを手放すことになる可能性も匂わせています。



    そしてこのコメントに飛びついたのがブルックのプロモート権を持つエディ・ハーン・プロモーターです。25日は大田区総合体育館でJ.マクドネルの試合を観戦し、26日はカリフォルニアでK.ヤファイの試合を観るという忙しさの中、「ケルの次戦は7月を予定しており、その次は壮大な計画を練っているところです。我々としてはアミール・カーンとの試合を最重要として考えていますが、ジャレット・ハードのコメントを見ると大変興味深いものであり、間違い無く我々が求めている戦いでもあります。ハードはグレートなファイターで体格も大きいが、ケルは2階級制覇王者を目標としています、全ての世界チャンピオンが標的なのです。」とコメント。まんざらでもない雰囲気は本心からのものか微妙なところではありますが、ファンとしてはハードの持つWBA王座の行方、ブルック再起第2戦の相手、そしてブルックとカーンによる英国決戦の可能性など気になるところです。
  • シファ・セフェリ「クリチコを破った時と同じタイソン・フューリーとは思えない」

    シファ・セフェリ「クリチコを破った時と同じタイソン・フューリーとは思えない」

    2018.05.28
    2015年11月、およそ9年間に及ぶウラディミール・クリチコ政権に幕を閉じたものの様々な理由により電撃的な引退劇を見せた、タイソン・フューリー(英国/26戦全勝18KO)復帰戦が6月9日に迫っています。怪我による延期や中止も少なくないフューリーだけにゴングが鳴るまで分からないところもありますが、復帰戦相手として発表されたシファ・セフェリ(マケドニア/24戦23勝21KO1敗)が元統一王者に対しリスペクトする姿勢を見せながらも勝利への意気込みを語っています。



    「フューリーにとってこの試合は厳しい試合になるだろう、私は規則正しくトレーニングを重ねており、誰とでも戦う準備が出来ているからね。彼のためのイージーな夜とはならないだろう。私は21世紀におけるボクシング・レジェンドを打ち破るためにマンチェスターに来るのだからね。彼は背が高く強いが私が6月9日にもたらすプレッシャーに備えが出来ているとは思えない。2年半のブランクは長く、ウラディミール・クリチコを破った時と同じ力があるかは誰にもわからないよ、私は両の拳でこのチャンスをモノにするつもりだよ。」と語るセフェリです。


    アンダーカードのテリー・フラナガン(英国)とモーリス・フーカー(米国)による、WBO世界スーパーライト級王座決定戦も興味深い一戦なだけにすんなりと開催してもらいたいところです。
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2018.05.28
    <現地時間26日>
    カナダ、ケベックにて前IBFミドル級王者のデビッド・レミュー(カナダ)が昨年12月のB.J.ソーンダース戦から復帰(写真)。カリム・アシュール(フランス)に12回判定勝利(3対0)をおさめたレミューでしたが、前日の計量で約900グラム・オーバーという大ポカをしでかし、地域王座の獲得は成らず、今後はスーパーミドル級に上がることを示唆しています。29歳のレミューは39勝33KO4敗とし、31歳のアシュールは26勝4KO5敗3分としています。

    セミファイナルではロンドン五輪ウェルター級ベスト8、カスティオ・クレイトン(カナダ)がスティーブン・ダニョ(オランダ)と対戦、12回判定でクレイトンが勝利(3対0)、保持するWBOインターナショナル同級王座の防衛に加え、空位のIBFインターナショナル同級王座を獲得したWBO7位、30歳のクレイトンは15戦全勝10KOとし、WBO8位、29歳のダニョは初黒星を喫し14勝6KO1敗3分としています。



    米国のミシシッピー州では、ロンドン五輪フライ級銀メダリスト、WBCスーパーバンタム級12位のツグスソグ・ニヤンバヤル(モンゴル)が元WBAスーパーバンタム級暫定王者で、WBCフェザー級8位のオスカル・エスカンドン(コロンビア)と対戦、3回KOでニヤンバヤルが勝利をおさめています。25歳のニヤンバヤルは10戦全勝9KO、33歳のエスカンドンは25勝17KO4敗としています。

    元IBFスーパーフェザー級王者のアルヘニス・メンデス(ドミニカ共和国)はエディ・ラミレス(米国)に10回判定勝利(3対0)。31歳のメンデスは25勝12KO5敗1分1無判定とし、昨年10月、元世界王者のA.デマルコに敗れている25歳のラミレスは痛い連敗、17勝11KO2敗としています。

    IBFスーパーミドル級7位、WBOでも12位につけるジェイレオン・ラブ(米国)はハイメ・バルボサ(コスタリカ)に10回判定勝利です(3対0)。30歳のラブは24勝13KO1敗1分としています。



    <現地時間24日>
    元WBA暫定スーパーライト級王者のジョアン・ペレス(ベネズエラ)がハイチのペシオンヴィルにてアリスティデス・キンテロ(パナマ)とノンタイトル戦を行い、10回判定勝利をおさめています(3対0)。S.アリ、F.マイダナとの2連敗で世界ランクから名を消した34歳のペレスは復帰2連勝、24勝16KO5敗2分1ノーコンテストとしています。

    WBAライト級1位、イービンス・ピエール(ハイチ)は来日経験を持つフランシスコ・コントレラス(ドミニカ共和国)に7回KO勝利。34歳のピエールは30勝20KO1敗としましたが、米国での知名度が低いなか、V.ロマチェンコ挑戦は実現するでしょうか?



    オーストラリアのピルモントにて、WBCアジア・スーパーウェルター級王者のティム・チュー(豪州)がラリー・シウ(インドネシア)に4回TKO勝利。WBC40位、23歳のチューは9戦全勝7KO、35歳のシウは27勝23KO11敗としています。

    この日のメインは元OPBFウェルター級王者でもあるジャック・ブルベイカー(豪州)が元世界ランカーのタイロン・ナース(英国)を迎えた一戦。ブルベイカーが地の利を生かし12回判定勝利をおさめています(3対0)。来日経験を持つ26歳のブルベイカーは14勝7KO2敗1分、28歳のナースは35勝7KO4敗2分としています。
  • 速報!エドゥアルド・エルナンデス 対 ドリアン・フランシスコ!

    速報!エドゥアルド・エルナンデス 対 ドリアン・フランシスコ!

    2018.05.27
    メキシコ、メキシコシティに在るテアトロ・モリエレにて『テルメックス財団』設立10周年を記念した特別記念興行が開催され、WBCユース・スーパーフェザー級タイトルマッチでは王者のエドゥアルド・エルナンデス(メキシコ)が元WBAスーパーフライ級暫定王者のドリアン・フランシスコ(フィリピン)を2回終了、棄権TKOに下しています。手術から復帰した20歳のエルナンデスは25戦全勝22KO、35歳のフランシスコは29勝22KO6敗1分、やはり体格差によるパワーの差は大きかったものと思われます。


    アンダーカードのWBCシルバー・スーパーバンタム級タイトルマッチでは同王者のフリオ・セハ(メキシコ)がフランクリン・マンサニーリャ(ベネズエラ)にまさかの5回TKO負け、王座交代となっています。スタートから快調に攻め掛けたセハでしたが挑戦者の強打をモロに食う場面も見せ、3ラウンド辺りから鼻血が出始めます。最後は大量の鼻血となり5ラウンド終了後、鼻骨骨折の疑いによりドクター・チェックが入りエクトール・アフー・レフェリーがTKOを宣告しています。29歳のマンサニーリャは18勝17KO4敗、WBC1位でもある25歳のセハは32勝28KO3敗としています。


    スーパーフライ級8回戦ではWBC同級9位のフェリペ・オルクタとリカルド・ローマンによるメキシカン対決となり、4回TKOでオルクタが勝利です。32歳のオルクタは36勝30KO4敗、最後は連打を浴び自ら背中を見せストップとなった28歳のローマンは13勝4KO10敗3分です。



    ミドル級6回戦ではリオ五輪ミドル級銅メダリストのミサエル・ロドリゲスがプロ8戦目。ウリエル・ゴンサレス(ともにメキシコ)を6回判定に下しています(3対0/60-55、60-56、59-56)。24歳のロドリゲスは全勝を守り8戦全勝4KO、敗れた33歳のゴンサレスは12KO5敗1分としています。



    フライ級6回戦、リオ五輪フライ級ベスト16のエリアス・エミグディオがホセ・ダニエル・ロハス(ともにメキシコ)に2ラウンド34秒TKO負けを喫しています。右フックで最初のダウンを奪い、最後は右アッパーをアゴに打ち込みレフェリーストップを呼び込んだ21歳のロハスは5勝2KO1敗2分、26歳のエミグディオは6勝2KO1敗としています。
  • 速報!ジェルウィン・アンカハス 対 ジョナス・スルタン!

    速報!ジェルウィン・アンカハス 対 ジョナス・スルタン!

    2018.05.27
    米国のカリフォルニア州フレスノに在る、セイブ・マート・センターにてダブル世界戦がただいま終了、IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチは王者のジェルウィン・アンカハスが同級1位のジョナス・スルタンに12回判定勝利、王座防衛です(3対0/119-109×2、117-111)。

    これまで好選手を数多く輩出しているものの経済力と興行力がおぼつかず、同国人同士の世界タイトルマッチは93年振りというフィリピン人同士の対戦がメインイベント。IBFミニマム級1位のM.A.バリガがベルトを持って入場するアンカハス、元3階級制覇王者のD.ニエテスが控えるスルタンと共に同門を従えてのリングインを終え、初回は好戦的に攻めるスルタンに対し、アンカハスのボディへのパンチが有効に映ります。ジャブ、ワンツーを軸に攻めるアンカハスのジャブをくぐり、3ラウンドに右を合わせたスルタンですが上半身を振りながら隙を伺うものの手数が増えず競ったラウンドを落としていくように映ります。

    中盤もアンカハスが距離を詰めたところに左右フックを合わせて行くという戦術を採るスルタンの有効打は少なく、コツコツとジャブでポイントを集めるアンカハスがボディへの攻めも増やし流れを引き寄せて行きます。7ラウンド、踏み込んで左フックを好打したスルタンですが単発に終わりポイントを返すところまでは攻め込めません。9ラウンド早々にスルタンがスリップ、直後に偶然のバッティングでアンカハスが右目周辺を気にする素振りを見せ、出血は無いものの集中力を欠きスルタンの攻勢を許します。終盤はお互いに疲れを見せ、左フックのタイミングが合いはじめたスルタンですが11ラウンドに偶然のバッティングで右眉頭をカット、微量の出血となります。最終回、KOしないと勝てないと映るスルタンですが50秒過ぎにバランスを崩すなど有効打数でもアンカハスが上回りゴングを聞いています。山中慎介のスパーリング・パートナーとして来日経験を持つアンカハスは世界戦連続KOこそ「4」でストップしたものの5度目の防衛を果たしています。26歳同士の対戦を制したアンカハスは30勝20KO1敗1分、スルタンは14勝9KO4敗としています。



    セミファイナル、WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチはチャンピオンのカリ・ヤファイ(英国)が同級10位のダビ・カルモナ(メキシコ)を7ラウンド終了、棄権によるTKOに下しています。

    前日の計量で約1.6キロオーバーの失態を犯し、変則世界戦とさせたカルモナですが初回1分過ぎにヤファイの左フックを側頭部に浴び背中からバタンとダウンします。カウント8で立ち上がったカルモナにヤファイが追撃しますがロープを背にしたカルモナの左フックがヤファイのアゴに好打、逆にヤファイが膝を落とします。歓声のなか強引に抱きつくヤファイにカルモナが反撃、ボディを効かせるなどどっちがダウンを取ったか分からないような展開でゴングが鳴ります。2ラウンドに入り、おぼつかない足元を隠すように前進し、強気に攻めるヤファイが手数でポイントを挙げますが、カルモナも時折良いボディを打ちこみます。

    クリンチで始まった4ラウンド40秒過ぎ、揉み合いのなかヤファイの左アッパーがローブローとなり、カルモナはアピールする意味合いもあったか、ロープ際で腰を落とすと、ラウル・カイズ Sr. (米国)はダウンと裁定、不満の表情を見せるカルモナにカウントが数え上げられます。再開し、スタミナも切れ始めたカルモナは手数を増やせず次第に追い込まれ、5ラウンド2分過ぎにはヤファイが右、左、右と放ちダウンを再奪取。ここも立ち上がったカルモナにヤファイが追撃、左アッパーが低く入るとリング中央でカルモナがゴロンと倒れこみ、レフェリーもここはローブローと裁定、休憩を与えヤファイに減点1を課します。決して強打者とは言えないカルモナの反撃に不安定さを見せるヤファイですがポイントは抑え、7ラウンドも終了するとカルモナ陣営が棄権を申し出て終了としています。対戦者の質が出たか、良いアピールとは言えないまでも防衛を果たした28歳のヤファイはアメリカ・デビュー戦を飾り24戦全勝15KOとしています。敗れた27歳のカルモナは21勝9KO6敗5分です。



    アンダーカード、アマチュア300戦以上を誇るアレクサンデル・ベスプーチン(ロシア)が元WBC中米ウェルター級王者のサウル・コラール(メキシコ)に3ラウンド1分34秒TKO勝利。27歳のベスプーチンは10戦全勝8KO、31歳のコラールは28勝19KO12敗としています。



    また、三浦隆司のスパーリング・パートナーとして来日経験を持つフィリピン・スーパーフェザー級6位のジョン・ビンセント・モラルデがイスマイル・ムエンド(ウガンダ)と対戦、8回判定でモラルデが勝利をおさめています(3対0/77-73×2、76-74)。24歳のホープ、モラルデは昨年12月に世界ランカーのT.K.クレイリーにTKO負けを喫しており今回がアメリカ2戦目。戦績を20勝10KO1敗としたのに対し、アメリカのミネソタ州でキャリアを積み重ねてきた29歳のムエンドは19勝12KO1敗と初黒星を喫しています。
  • " Rougarou " プログレイスが暫定王座初防衛戦

    2018.05.26
    WBC暫定世界スーパーライト級チャンピオンの " Rougarou " レジス・プログレイス(米国/21戦全勝18KO)が凱旋防衛戦を発表、同王座の初防衛戦を7月14日に米国、ルイジアナ州ニュー・オーリンズに在るレイクフロント・アリーナで開催することを発表しています。


    被りものでのリングインもお馴染みとなりつつある29歳の暫定王者が出身地のニュー・オリンズでおよそ1万人収容の会場を埋めるべく、迎える相手は元WBCラテン・スーパーライト級王者のファン・ホセ・ベラスコ(アルゼンチン/20戦全勝12KO)となっています。


    ボクシング・ファンとして突っ込みたくなるのは正規王者のホセ・カルロス・ラミレス(米国)は怪我も無く、1週間前にあたる7月7日に防衛戦を行うところ、そして戦績こそ全勝ながら31歳のベラスコは主要4団体のいずれにも世界ランク入りしておらず、WBCでかろうじて34位に名を残しているところでしょうか。世界タイトルマッチの権威を落とす反面、凱旋試合という商業面を優先するところは疑問符の付くところではありますが、会場は地元のヒーローの勝利を期待するファンが詰めかけるものと思われます。
  • IBF挑戦者決定戦入札でマッチルーム、ザウアーランドともに敗れる

    IBF挑戦者決定戦入札でマッチルーム、ザウアーランドともに敗れる

    2018.05.26
    スポーツ・メディア『PERFORM』との高額契約も話題となったマッチルーム・スポーツ、『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』の中心として話題を集めるザウアーランド・プロモーションという羽振りの良いニュースが目につく両プロモーションがともに敗れるという驚きのニュースが日本時間25日、アメリカから入ってきています。というのもあくまで挑戦者決定戦入札の話ながら、4月上旬にIBFから指示されていたヘビー級挑戦者決定戦について、2位のクブラト・プーレフ(ブルガリア/26戦25勝13KO1敗)と4位のディリアン・ホワイト(英国/24戦23勝17KO1敗)の対戦交渉が期限内に合意ならず、このほどニュージャージー州に在るIBF本部で入札が行われました。


    プーレフ擁するザウアーランドは801,305ドル(約8,760万円)、ホワイト擁するマッチルームは831,111ドル(約9,090万円)を提示したのに対し、ニューヨークに本拠を構え新たにボクシング・ビジネスに進出してきたエピック・スポーツ&エンターテインメント社が1,500,111ドル(約1億6千400万円)と2倍近い金額で落札、権利を手にしたニュースが大きく報じられています。この結果、エピック・スポーツ&エンターテインメント社は6月8日までに開催地など諸条件を両選手陣営に通達し契約を完了させ、入札結果の出た5月24日から90日以内に試合を挙行する流れとなります。


    現在のIBF王座は統一王者のアンソニー・ジョシュア(英国)、ホワイトは15年12月に対戦しており7回TKO負け(写真)、アマチュア時代の雪辱を許しています。WBC王者のディオンテイ・ワイルダー(米国)挑戦とともにジョシュアへのリマッチも公言しているホワイトとしては遠回りせず世界挑戦へ歩を進めたいところでしょう。


    しかしながら全米での知名度が決して高くないプーレフとホワイトがアメリカのリングに上がる可能性は低そうですが、D.ワイルダーとの絡みへ持って行くのか、第3国のスポンサーの目処が立っているのか、ドン・キング・プロモーターの顧問弁護士を務めた経歴も持つジョン・ワート氏が主宰するエピック・スポーツ&エンターテインメント社の構想は不透明と言えるなか、75%がプーレフ、25%がホワイトという分配ながら選手にとっては2倍近い報酬が約束されたような好ニュースと言えるでしょう。マッチルーム、ザウアーランド両社からすると予想外と言える入札結果となりましたが今後どのような進展を見せるのでしょうか。
  • ワシル・ロマチェンコがWBOスーパーフェザー級王座返上

    ワシル・ロマチェンコがWBOスーパーフェザー級王座返上

    2018.05.25
    5月12日に3階級制覇を達成したワシル・ロマチェンコ(写真/ウクライナ/12戦11勝9KO1敗)が4度の防衛を果たしていたWBO世界スーパーフェザー級王座を返上し、勝ち取ったばかりのWBA世界ライト級王座を保持していく意向を明らかにしています。


    これはプロモート契約を結んでいるトップランク、カール・モレッティ氏が明らかにしたもので、「5月12日、皆さんもご存じのようにワシルはWBA世界ライト級チャンピオンのホルヘ・リナレスに挑戦するため体重を増やし、そして王座獲得を果たしました。ワシルはライト級でキャリアを積み上げていくことを選択し、WBOスーパーフェザー級王座は返上します。これにより上位のランカーに空位の王座を手にするチャンスを明け渡すことも出来ます。」と述べています。


    現在の1位はクリストファー・ディアス(プエルトリコ/23戦全勝15KO)、2位は伊藤雅雪(伴流/25戦23勝12KO1敗1分)選手と続きますが、23歳のディアスは同プロモーションの期待も高いホープだけに、このまま同王座を握っておきたい胸算用はあるものと思われますが、王座決定戦の正式な発表が待たれるところです。
  • ミゲル・ベルチェルがWBCスーパーフェザー級王座3度目の防衛戦

    ミゲル・ベルチェルがWBCスーパーフェザー級王座3度目の防衛戦

    2018.05.25
    サンフェル・プロモーションは日本時間24日、WBC世界スーパーフェザー級チャンピオンのミゲル・ベルチェル(写真/メキシコ/34戦33勝29KO1敗)の同王座3度目の防衛戦として、WBCフェザー級10位のジョナタン・バルロス(アルゼンチン/47戦41勝22KO5敗1分)と6月23日に対戦することを正式発表しました。


    メキシコ国内ながら会場は後日発表とされたタイトルマッチですが、気になるのはランキングが示すとおり、34歳の挑戦者バルロスの現状でしょうか。WBAフェザー級王座2度防衛という輝かしい実績を築いてからすでに7年が経過。2階級制覇を狙い12年8月にJ.C.サルガドの持つIBFスーパーフェザー級王座に挑戦したものの12回判定負け。16年10月には東京・後楽園ホールで細野悟(大橋)選手に12回判定勝利をおさめ、階級を戻しての指名挑戦権獲得を果たしたものの、IBFフェザー級王者のL.セルビーに挑み12回判定負けを喫したのが昨年7月です。王者ベルチェルとしては2月に行われた代役挑戦者、M.アウク戦同様、勝っても益の少ないタイトルマッチという声も聞こえてきそうです。


    指名挑戦者のミゲル・ローマンから5位まで全てメキシカンという現在のWBCランキングから交渉もスムーズに運びそうな気もしますが、それぞれプロモーター、テレビ局の思惑もあり駆け引きを巡らせているところでしょうか。頭一つも二つも抜けていたWBO王者のワシル・ロマチェンコが抜けたスーパーフェザー級の台風の目はWBAスーパー王者のジェルボンテ・デービスが引き継ぐことになりそうな予感が漂いますが、26歳の万能型王者、ベルチェルとしてはアメリカからオファーが届くような好ファイトの期待が集まります。
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