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    ロッキー・フィールディングとマーティン・マレーが11月に揃って出場

    2019.09.17
    世界中のボクシングファンが注目するビッグイベントというほどのスケールは多くないものの地域王座戦や国内王座戦などを中心に精力的にイベントを開催するMTK・グローバルが元世界王者2選手の揃い踏みをアナウンスしています。11月15日、英国のリバプールに在る、イベンティム・オリンピアにて前WBAスーパーミドル級王者のロッキー・フィールディング(英国/29戦27勝15KO2敗))、そして元WBAミドル級暫定王者のマーティン・マレー(英国/43戦37勝17KO5敗1分)が揃ってリングに上がるとしています。


    リング外でも親交の厚いことで知られる32歳のフィールディングと36歳のマレーは7月にも同じリングでダブル復帰戦を行うことが発表されていましたが直前でフィールディングが怪我により脱落、マレーのみが復帰戦を飾っていました。


    H.エンダム(フランス)戦での12回判定負けから復帰2戦目、そしてフィールディングと同じイベントでの出場が決まったマレーです。「11月15日に再びリングに上がることが決まって本当にワクワクしています。私には試合、そして試合に関わる準備なども含めて全てが心地よい時間でありとてもハッピーな気分です。親友でもあるロッキーと一緒に準備することはトレーニング・キャンプでも相乗効果が生まれ本当に助かります。私とロッキーはいつでも最高のジムメイトでしたが、彼のように世界クラスのボクサーと一緒にトレーニングすることは非常に良い事だと思うし、私自身のプラスにもなると思います。11月15日のリングに集中して、良いパフォーマンスを披露することで2020年のビッグファイトに繋がります。」一方、フィールディングにとっては昨年12月のS.アルバレス(メキシコ)戦以来およそ11ヶ月振りのリングとなります。両選手とも対戦相手は後日の発表とのことですが白星をおさめ2019年を締めくくることは出来るでしょうか?
  • 今冬に開催されるボクシング・ファン注目のビッグファイトが正式発表

    今冬に開催されるボクシング・ファン注目のビッグファイトが正式発表

    2019.09.16
    先週末、アメリカからボクシング・ファンに嬉しいビッグファイトが数多くアナウンスされています。まずはWBO世界ライトヘビー級タイトルマッチ、チャンピオンのセルゲイ・コバレフ(ロシア/38戦34勝29KO3敗1分)がサウル・"Canelo"・アルバレス(メキシコ/55戦52勝35KO1敗2分)の挑戦を受け、11月2日に激突するというものです。試合会場は未定ながら8月に全勝指名挑戦者のA.ヤード(英国)を11回TKOに仕留めた36歳のコバレフと5月のD.ジェイコブス(米国)戦から約7ヶ月を経た29歳のアルバレスによるビッグネーム同士の対戦が正式に決まっています。


    またトップランクからは3週にまたがって楽しみな世界戦もアナウンス。WBO世界フェザー級王座決定戦として10月26日に米国、ネバダ州リノに在る、リノ・スパークス・コンベンション・センターで行うことが発表されました。WBOから入札を14日に行うと通知されていた注目の一戦、同級1位のシャクール・スティーブンソン(米国/12戦全勝7KO)と同級2位のジョエ・ゴンサレス(米国/23戦全勝14KO)という注目の全勝ホープ対決です。抜群の防御勘が特徴の22歳、スティーブンソンと攻撃力に定評のある25歳、ゴンサレスによるファン必見の決定戦と言えるでしょう。


    そしてWBC世界スーパーフェザー級チャンピオン、ミゲル・ベルチェル(メキシコ/37戦36勝32KO1敗)が同級4位、元WBA同級王者のジェイソン・ソーサ(米国/30戦23勝16KO3敗4分)を迎えて11月2日に米国のカリフォルニア州カーソン、ディニティ・ヘルス・スポーツ・パークにて6度目の防衛戦を行うとしています。S.コバレフ対S.アルバレス戦と同じ日程となりますが、日本にもファンの多い王者ベルチェルが元世界王者を迎える防衛戦、攻防のまとまりの良い両者だけに好ファイトが見られそうです。


    その翌週、11月9日にはWBO世界スーパーフェザー級チャンピオンのジャメル・ヘリング(米国/22戦20勝10KO2敗)が同王座の初防衛戦として、同級2位のレイモント・ローチ(米国/20戦19勝7KO1分)を迎えます。5月に伊藤雅雪(横浜光)選手からベルトを奪った33歳の技巧派サウスポー王者、ヘリングが同じく技巧派として知られる24歳のローチをどういなすのか?米国のカリフォルニア州フレスノに在る、チャックチャンシー・パークという、サンフランシスコ・ジャイアンツ傘下の3A、フレスノ・グリズリーズの本拠地でもある野球場が会場となっています。
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2019.09.16
    <現地時間14日>
    ドイツのベルリンにてIBOスーパーライト級王座決定戦が行われ、IBFウェルター級10位のリコ・ミュラー(ドイツ)がIBFスーパーライト級8位のイェレミアス・ポンセ(アルゼンチン)に12回判定負け、アウェーのポンセが新王者となっています(2対0)。23歳のポンセは25戦全勝16KO。31歳のミュラーは25勝17KO3敗1分、英国を除きボクシングの低迷が続く欧州ですが一時期の隆盛を誇ったドイツはWBAヘビー級王者のM.チャー、IBOながらウェルター級王者のS.フォルメラに続く3人目の世界王者誕生成るかといった試合でしたが黒星を喫しています。

    アンダーカードには元WBAクルーザー級王者のフィラット・アルスラン(ドイツ)が出場、サミ・エンボン(フィンランド)を2回TKOに下しています。28日には49歳を迎えるアルスランは47勝32KO8敗3分、WBO3位、WBA5位、IBFでも6位につける驚異の48歳です。31歳のエンボンは18勝10KO5敗としています。



    WBAスーパーフェザー級7位のビレル・ディブ(豪州)が豪州のツイード・ヘッズにて元OPBF東洋太平洋同級王者のカルロ・マガレ(フィリピン)を迎えて保持するWBAオセアニア同級王座の防衛戦を行い(写真)、10回判定で地元のディブが勝利をおさめ防衛を果たしています(3対0)。来日経験を持つ元世界王者のビリーは親戚にあたる30歳のビレルは24勝11KO3敗、32歳のマガレは24勝13KO13敗3分としています。



    カナダのオンタリオにてWBA北米ヘビー級王者のアレクサンデル・テスレンコ(ウクライナ)がテレル・ウィンタース(米国)と対戦、5回TKOでまさかのウィンタース勝利となっています。38歳のウィンタースは12勝11KO2敗とし、カナダからプロデビューを果たし、WBA12位につけていた27歳のテスレンコは16勝12KO1敗としています。



    英国、ロンドンではIBFインターナショナル・フライ級王座決定戦が行われ、サニー・エドワーズ(英国)がロセンド・グアルネロス(メキシコ)に10回判定勝利をおさめています(3対0)。WBOスーパーフライ級4位にランクされる23歳のエドワーズは13戦全勝4KO、これまでの試合でも確かにパワー不足は否めないところでしたが今後はフライ級に落とすのでしょうか?敗れた28歳のグアルネロスは16勝8KO3敗2分としています。



    世界挑戦経験を持ち、O.ウシク(ウクライナ)のヘビー級転向初戦の相手として名前の挙がったカルロス・タカム(カメルーン)が米国のニューヨークでクレイグ・ルイス(米国)と対戦、10回判定勝利をおさめています(3対0)。WBC16位、38歳のタカムは37勝28KO5敗1分とレコードを伸ばしています。



    <現地時間13日>
    アラブ首長国連邦のドバイにて元WBCフライ級1位のアンドリュー・セルビー(英国)がバンタム級8回戦で復帰戦、プッパ・ポー・ノブノン(タイ)に初回TKO勝利をおさめています。WBC6位、30歳のセルビーは12勝7KO1敗、J.C.マルティネス(メキシコ)とのWBCフライ級挑戦者決定戦での初黒星から再起を飾っています。

    またWBCフライ級9位のモハマド・ワシーム(パキスタン)はフィリピン・スーパーフライ級13位のコンラッド・タナモールに初回KO勝利です。32歳のワシームは9勝7KO1敗とし昨年7月、M.ムタラネ(南アフリカ)とのIBFフライ級王座決定戦に敗れて以来となるリングで白星をおさめていますが、MTK・グローバルとのタッグで試合枯れ状態から回避出来るでしょうか?敗れた29歳のタナモールは11勝4KO4敗です。

    17年ハンブルグ世界選手権でウェルター級銅メダリスト、そして現在はIBFスーパーウェルター級13位に浮上してきたアバス・バラウー(ドイツ)がアブデルハニ・サベール(エジプト)と対戦、2回TKOで24歳のバラウーが勝利です。これでプロデビュー以来の連勝を『7(4KO)』と伸ばしたバラウーです。
  • WBCバンタム級2位のカルロス・クアドラスが復帰3連勝!

    WBCバンタム級2位のカルロス・クアドラスが復帰3連勝!

    2019.09.15
    WBC世界バンタム級2位、WBOでは4位にランクされるカルロス・クアドラス(帝拳/メキシコ)が米国、ネバダ州ラスベガスに在る、T-モバイル・アリーナに登場、T.フューリー対O.ヴァリン戦のアンダーカードとしてホセ・カルデナス(メキシコ)を10回判定に下しています(2対0/96-94×2、95-95)。

    115.6ポンド(約52.4Kg)でクリアしたクアドラス、115.2ポンド(約52.2Kg)のカルデナスというスーパーフライ級リミット(約52.1Kg)をわずかに上回るウェイトで前日の公式計量を終えた両選手によるノンタイトル10回戦。やや上背で劣るクアドラスが上半身を振りながら軽快な動きを見せ積極的に攻めて行く初回を終えると、2ラウンドはカルデナスもギアを上げて前進を見せますがクアドラスは出入りしながら左を軸に流れを引き寄せていきます。柔らかい身体と長いリーチで番狂わせを狙うカルデナスもアッパーを混ぜながら応戦、中盤にクアドラスは左目下をやや腫らしますがルディ・エルナンデス・トレーナーがケアに努めます。終盤、ボディが効き始めたのかトランクスを下げる仕草の増えるカルデナスに対し、クアドラスはフットワークを駆使しながらジャブを突き続け、9ラウンド序盤に浅くながらも右をヒット、終了間際にも左フックをアゴに好打します。カルデナスもL字ガードを見せながら最後まで手を出す曲者振りを発揮し両者フルラウンドを戦い終えています。昨年8月、R.ヌネス(パナマ)に7回負傷判定勝利をおさめWBCラテン・バンタム級王座を獲得しているクアドラスは今夏、WBCフライ級王座挑戦を控えていたJ.C.マルティネス(メキシコ)らとスパーリングをこなしながら調整を重ね復帰3戦目を勝利、戦績を39勝27KO3敗1分と伸ばしています。敗れた22歳のカルデナスは17勝14KO5敗としています。
  • 速報!タイソン・フューリー 対 オト・ヴァリン!

    速報!タイソン・フューリー 対 オト・ヴァリン!

    2019.09.15
    米国、ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナにてトップランク主催イベントがただいま終了、メインイベントのヘビー級12回戦は元統一ヘビー級王者のタイソン・フュ-リー(英国)がWBA4位のオト・ヴァリン(スウェーデン)を12回判定に下しています(3対0/116-112、117-111、118-110)。

    ソンブレロをかぶり大きなゴンドラに乗ってリングインを果たしたフューリーと、元世界王者のJ.ガマチェ・トレーナーが就くヴァリンによる対戦は初回、ロープを背にジャブを出すフューリーに踏み込んでワンツーを出したヴァリンというスタートを見せます。2ラウンド、スイッチを見せるフューリーは中に入ろうとするヴァリンにショートのカウンターを狙い、3ラウンドもタイミングを測りパンチを合わせますが、時折ロープを掴む悪癖をトニー・ウィークス(米国)レフェリーに注意されます。このラウンドにヴァリンの左フックを食い右まぶたをカットしたフューリーは出血を拭いながらラウンドを進めます。ヴァリンがジャブを突きながら前進、フューリーがサークリングしながら入ってくるところへパンチを合わせようとする場面の多い中盤は揉み合いも目につき6ラウンド半分過ぎにはタイムが掛かりドクターチェックが入ります。ヴァリンの有効打によるカットはESPNの放送内でも会場でも明らかとなっておりTKOも予感させ騒然となりますが終了間際にはクリンチ時にヴァリンが手の平でフューリーの顔を押しあげレフェリーから注意が入ります。

    7ラウンド、フューリーはワセリンをごってりと塗りゴングに応じますがタイムが掛けられ拭きとられると勝負を急ぐかのように攻勢を強めヴァリンに右ストレートをヒットし歓声を浴びます。パンチにパワーが見えなくなり疲れをみせはじめたヴァリンは8ラウンド終了間際にも左右フックを浴びポイント面ではフューリー優勢は不動と見られるもののフューリーの止まらない出血に注目が集まります。9ラウンドも揉み合いの多い展開のなかフューリーが左アッパーなど有効打で勝りリードを広げ、10ラウンド早々にフューリーが仕掛けヴァリンを手数と身体でロープに押し込みますが、ヴァリンも歯を食いしばりながらダウンを拒否し意地を見せます。11ラウンドはヴァリンを押し込み攻勢面をアピールするフューリーも疲労の色を見せ、連打が続かずクリンチに行く場面を見せながら最終回は余力を振り絞るヴァリンの反撃の前にパンチを返せずポイントを落として終了のゴングを聞いています。非常に大きなカットが痛々しく苦戦を強いられた31歳、フューリーは29勝20KO1分、D.ワイルダー(米国)との12回引分から2連勝としています。28歳のヴァリンは20勝13KO1敗1ノーコンテストと初黒星を喫しています。



    試合順としてはメインイベント後のゴングとなったもののなかなか渋いマッチアップとなったライトヘビー級8回戦、元WBA同級暫定王者のフェリックス・バレラ(ドミニカ共和国)とビャチェスラフ・シャブランスキー(ウクライナ)による生き残り戦は8ラウンド2分1秒反則によりシャブランスキーが勝利をおさめています。パワーのバレラ、スピードのシャブランスキーとも映る展開は序盤から揉み合いの目立つ噛みあわない試合となり5ラウンドにバレラがローブローで減点1を食い、6ラウンドは右ストレートを好打したバレラでしたが続く7ラウンドにも再びローブローで減点1が課せられます。迎えた最終回半分過ぎにロバート・バード(米国)レフェリーがおもむろに両者の間に割って入り、バレラが放った低めのパンチを重視、両手を交差し反則を言い渡しています。試合自体はシャブランスキーのジャブがポイントを拾っていったようにも見えましたが反則負けは厳し過ぎるようにも映り、ここのところレフェリングで非難を浴びる場面の多いバード・レフェリーですがシャブランスキーのオーバー・リアクションに反応し過ぎたようにも見受けられます。32歳のシャブランスキーは21勝17KO2敗としWBA2位、IBFでも12位にランクされる31歳のバレラは18勝15KO3敗、世界ランキングは奪われることになりそうです。



    セミファイナル、WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチはチャンピオンのエマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)に世界初挑戦、同級2位のファン・ミゲル・エロルデ(フィリピン)が挑みましたが、4ラウンド26秒TKOでナバレッテが勝利、王座防衛です。

    リングの中央で探り合いとも言える初回を終え、2ラウンドは先にエロルデがコンビネーションを出しながら前進、主導権を取りに行きます。左のダブルを出すエロルデに王者は長い右ストレートを返すと、スイッチを見せながら追撃しエロルデはロープ際に後退、攻勢に圧されます。ポイントを取った王者は3ラウンドもスイッチを混ぜながら前進、エロルデも連打を返しますが王者の地力が勝り徐々にエロルデは後退、被弾が増えて行きます。終了間際、左フックから右を返されるとロープに倒れ込んだエロルデにラッセル・モーラ(米国)レフェリーがロープダウンを宣告、カウントを数えます。カウント8で再開直後にゴングに助けられたエロルデは4ラウンド開始と同時に前に出ますが、すぐに赤コーナー前で捕まりワンツーから右フックを浴びたところでレフェリーが抱きかかえて終了となっています。24歳のナバレッテは29勝25KO1敗、3連続KO防衛に成功です。32歳のエロルデは28勝15KO2敗としています。



    アンダーカードのスーパーライト級戦はWBC・USNBC同級王座決定戦とコール、元2階級制覇王者の " Sniper " ことホセ・ペドラサ(プエルトリコ)がWBCスーパーライト級9位のホセ・" Chon "・セペダ(メキシコ)に10回判定負けを喫しています(3対0/97-93)。

    サウスポーのセペダに対し、スイッチを武器とするペドラサはオーソドックスでスタート、上半身の厚みで上回りやや膝が突っ立ったように構えるセペダはいきなりの左などを当てますが、ペドラサは積極的に距離を詰めていきます。早くも左目下を赤くしたペドラサはセペダの攻勢が目につく流れの変化を狙ってか4ラウンドをサウスポーでスタートしますが、パンチの軌道が読みづらいのかこのラウンドも有効打はセペダが上回ったように映ります。その後はスイッチを繰り返すペドラサがじわじわとプレッシャーを掛け、セペダが退がりながら隙を伺う展開でラウンドが進み両者腰を落とすような場面こそ無いものの有効打数ではややセペダといった展開で終盤に入ります。現地解説者の元世界王者アンドレ・ウォードの採点では87-84のセペダ優勢と採点し迎えた最終回、その通りならKOしなければ勝てないペドラサは攻めの姿勢を見せるものの明確な有効打は無くゴングを聞いています。30歳のセペダは金星を挙げ31勝25KO2敗2ノーコンテスト、こちらも30歳、WBOライト級4位のペドラサはまさかの敗戦となり26勝13KO3敗としています。
  • 速報!ハイメ・ムンギア 対 パトリック・アロティ!

    速報!ハイメ・ムンギア 対 パトリック・アロティ!

    2019.09.15
    米国、カリフォルニア州カーソンに在る、ディニティ・ヘルス・スポーツ・パークにてWBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチがただいま終了、チャンピオンのハイメ・ムンギア(メキシコ)が同級13位のパトリック・アロティ(ガーナ)に4ラウンド2分18秒TKO勝利、王座防衛です。

    持ち前のパワーで上回る王者が積極的に前進するとアロティはプレッシャーに圧され早くもロープ際をサークリング、ジャブを出すものの王者が追いかける初回となります。2ラウンド1分過ぎにアロティが膝を着きますが、これは王者のプッシュによるものながら会場は早くも王者のKOを予感したファンから大きな歓声が上がります。パワーで劣るアロティもロープを背にしながら右を打ち返しますが王者の攻勢を跳ね返すことが出来ず、迫力あるパンチに加えて手数でも優勢の王者がポイントを連取します。前進を続ける王者は3ラウンド半分過ぎ、青コーナー前で連打を出すとボディが効いたアロティは自ら腰を落としダウン、ジャック・リース(米国)レフェリーのカウント8で再開しますが追撃のさなか王者の左フックがローブローとなり休憩が入ります。すでに腰が引けた感のあるアロティは終了直前に左フックでなぎ倒されるように2度目のダウンを喫しますが、立ち上がったところでゴングが鳴ります。4ラウンドが開始、ジャブを突いたアロティでしたが再びサークリングが続くと2分過ぎにコーナー前で自ら膝を着き3度目のダウンを喫します。ゆっくり立ち上がりうつむきながら歩き、再開に応じるかと思われたアロティでしたがセコンドがエプロンに上がり棄権を申し出てTKOとなっています。22歳のムンギアは34戦全勝27KO、同王座5度目の防衛に成功ですがこの試合を最後にミドル級に上げる構想もあるムンギアの動向に注目です。完敗の28歳、アロティは40勝30KO4敗です。



    なおセミファイナルのライト級10回戦に予定されていたWBA5位、ライアン・ガルシア対WBOスーパーフェザー級14位のエイブリー・スパロウ(ともに米国)戦はスパロウの逮捕、収監により中止となりましたが、この日のアンダーカードに出場予定のR.デュノや、元世界ランカーのP.ペトロフ(ロシア)を代役として強行するのではという報道も出ていましたが、やはり世界5位につけるガルシアとしては安易とも言える穴埋めには賛同しなかったようです。



    アンダーカード、WBOライト級10位のロメロ・ドゥノ(フィリピン)がアメリカ7戦目となるリングで、イバン・デルガド(米国)に7ラウンド終了、棄権によるTKO勝利をおさめています。23歳のドゥノは21勝16KO1敗、29歳のデルガドは13勝6KO3敗2分としています。
  • 速報!デビン・ハニー 対 ザウル・アブドゥラエフ!

    速報!デビン・ハニー 対 ザウル・アブドゥラエフ!

    2019.09.14
    米国、ニューヨーク州ニューヨークに在る、マジソン・スクエア・ガーデンにてWBC世界ライト級暫定王座決定戦がただいま終了、同級1位のデビン・ハニー(米国)が同級2位でシルバー王者のザウル・アブドゥラエフ(ロシア)に4ラウンド終了、棄権TKOでハニーが新暫定王者となっています。

    両者、シャープなジャブで幕を開け、アブドゥラエフがガードを高く上げじりじり前進、元世界王者のM.マッカラムがサブ・セコンドに就くハニーが距離を探りながらハンドスピードを見せて行きます。2ラウンド、お互いにギアを上げ手数で上回ったハニーがポイントを連取し、アブドゥラエフは固いガードでハニーの攻撃を防ぎますがハニーは動きを見切ったかのように、L字ガードからスピードに乗った攻勢を見せ始めます。鼻血の出始めたアブドゥラエフの左フックが良いタイミングで入りそうな場面もあるもののジャブを突き続けるハニーがポイントを加算し中盤に入ると思われたなか、頬骨骨折の疑いがあるとして4ラウンド終了時にアブドゥラエフ陣営が棄権、呆気ない世界戦の幕切れとなっています。20歳のハニーは23戦全勝15KO、25歳のアブドゥラエフは11勝7KO1敗としアメリカ・デビュー戦は痛い初黒星となっています。



    アンダーカード、WBAインターコンチネンタル・ヘビー級タイトルマッチは王者でWBA9位につける、マイケル・ハンター(米国)がWBA5位のセルゲイ・クズミン(ロシア)と対戦し、12回判定でハンターが勝利、王座防衛です(3対0/117-110×3)。

    元世界ヘビー級王者のH.ラクマンがトレーナーに就くハンターは左右に動き、コンパクトなパンチで主導権を握ろうとします。効いてないよといった素振りを見せながらのっしのっしと前進するクズミンはパワーで勝るものの目で追い過ぎか手数が出ず初回を落とします。2ラウンドもハンターのコツコツパンチにポイントを落としたクズミンはロープに詰める、ボディを攻めるといった初歩的な攻勢も見せず、迫力を感じさせないハンターのボクシングにポイントを落とし、3ラウンド終盤には右を食います。4ラウンド、お互いに良い左ボディを当てるなかで迎えた5ラウンド早々に左フックの相打ちとなりハンターの左が先にヒット、クズミンが尻餅を着くダウンを喫します。リッキー・ゴンサレス(米国)レフェリーのカウントを聞くクズミンに深いダメージは見えず、再開後は挽回しようと前進を強めるもののハンターを追いかけながら有効打を当てられないクズミンといった展開が続き終盤に入ります。疲れをみせはじめたハンターに対して8ラウンド終盤、この試合初めてと言って良いコンビネーションをヒットしたクズミンでしたが9ラウンドに入ると序盤と同様の展開となりクズミンは鈍重さをアピール、ヘビー級の迫力に欠けるハンターをただ追い回すだけの単調なラウンドで進行、12ラウンドはKOしかないと遅まきながら前進を強めたクズミンでしたがハンターのフットワークとクリンチワークに為すすべなく終了となっています。IBF10位、WBO12位、WBCでも14位の31歳、ハンターは18勝12KO1敗、IBFでは7位にランクされる、32歳のクズミンは15勝11KO1敗1ノーコンテストです。



    アンダーカード、16年リオ五輪ウェルター級金メダリストのダニヤル・イェレウシノフ(カザフスタン)はラシャード・ヒックス(米国)に1ラウンド2分38秒TKO勝利です。28歳のイェレフシノフは8戦全勝4KO、34歳のヒックスは12勝6KO1敗1分としています。



    WBAスーパーバンタム級王座への指名挑戦権を持つ同級2位、ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)はウィルネル・ソト(コロンビア)を4ラウンド1分56秒TKOに下しています。24歳のアフマダリエフは7戦全勝6KO、WBA&IBF王者、D.ローマン(米国)の回復待ちと言えるでしょう。敗れた28歳のソトは22勝12KO7敗です。



    12年ロンドン五輪でスーパーヘビー級銅メダリスト。11年バクー、13年アルマトイ、17年ハンブルグでの世界選手権ではスーパーヘビー級金メダル獲得という元トップアマ、マゴメドラスル・マジドフ(アゼルバイジャン)がプロデビュー戦を行い、エド・ファウンテン(米国)に4ラウンドTKO勝利です。32歳のマジドフは1勝1KO、30歳のファウンテンは12勝5KO7敗としています。
  • 明日はJ.ムンギアが5度目の防衛戦、E.ナバレッテは3度目の防衛戦

    明日はJ.ムンギアが5度目の防衛戦、E.ナバレッテは3度目の防衛戦

    2019.09.14
    <WBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチ in 米国、カリフォルニア州カーソン、ディニティ・ヘルス・スポーツ・パーク>
    王者、ハイメ・ムンギア(メキシコ/33戦全勝26KO):154ポンド(約69.8Kg)リミット
    同級13位、パトリック・アロティ(ガーナ/43戦40勝30KO3敗):153ポンド(約69.4Kg)
    ※プロ・キャリアで王者を上回る28歳のアロティが世界初挑戦。メキシカンの多い土地柄で独立記念日を祝う完全アウェーのなか番狂わせを起こすには実力を出し切ることが求められます。一方、王者は1月の井上岳志(ワールドスポーツ)戦、そして4月のD.ホーガン(豪州)戦と共にフルラウンドを戦い、豪打もやや湿りがちというなかでKO防衛の期待が高まります。なおセミではD.ハニー同様、次期アメリカ・ボクシング界の期待が集まるライアン・ガルシア(18戦全勝15KO)の出場が注目を集めていましたが(写真)、対戦相手のWBOスーパーフェザー級14位、エイブリー・スパロウ(米国)が4月に起こした事件により計量日の朝に逮捕、セミファイナルが吹っ飛ぶというハプニングとなっています。



    <ヘビー級12回戦 in 米国、ネバダ州ラスベガス、T-モバイル・アリーナ>
    元統一ヘビー級王者、タイソン・フュ-リー(英国/29戦28勝20KO1分):254.4ポンド(約115.3Kg)
    WBA4位、オト・ヴァリン(スウェーデン/21戦20勝13KO1ノーコンテスト):236ポンド(約107.0Kg)
    ※6月にT.シュワルツ(ドイツ)を2回TKOに下し、WBAを除く3団体で世界ランクを再浮上させたフューリーがT-モバイルに初登場となります。ややイロモノ的な宣伝活動に冷ややかな声もあるフューリーですが、そこはエンターテインメント色の強いキャラも加わりアメリカでの人気向上に一役買っています。D.ワイルダー(米国)との因縁決着も見たいところですが、錆が落ちるだけワイルダーに不利という声もあるなかで区切りの30戦目は長身サウスポーのヴァリンが立ちはだかります。

    <WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ>
    王者、エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ/29戦28勝24KO1敗):121.8ポンド(約55.2Kg)
    同級2位、ファン・ミゲル・エロルデ(フィリピン/29戦28勝15KO1敗):121.2ポンド(約54.9Kg)
    ※8月17日の防衛戦から27日という試合間隔でWBO王座3度目の防衛戦に臨む24歳の王者ナバレッテは2度の防衛戦をいずれもKOで終えています。メキシコ独立記念日に華を添える3連続KO防衛と行きたいところでしょうが、偉大な祖父に続くべく32歳にして世界初挑戦のエロルデも番狂わせを目指します。ランキング、戦績以上に実力差のありそうなマッチアップですがどのような結末となるのでしょうか?
  • 20歳のハニーと25歳のアブドゥラエフが暫定王座を賭けて明日のゴング

    20歳のハニーと25歳のアブドゥラエフが暫定王座を賭けて明日のゴング

    2019.09.13
    日本時間で明日14日(土)にゴングが鳴る、WBC世界ライト級暫定王座決定戦の公式計量の結果が報じられています。試合1週間前に挑戦者決定戦から暫定王座決定戦に変更となり、両選手にとってモチベーションもグンと跳ね上がったと思われる一戦はどちらが勝利をおさめるでしょうか?

    アンダーカードのヘビー級戦もさることながら、同日にWBA&IBFスーパーバンタム級王者のD.ローマン(米国)と対戦が予定されていたもののローマンの負傷により待ちぼうけとなった、WBA2位のM.アフマダリエフ(ウズベキスタン)も調整試合を行うことが急遽決まるなどメインイベント以外も楽しみなカードが予定されています。


    <WBC世界ライト級暫定王座決定戦 in 米国、ニューヨーク州ニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデン>
    同級1位、デビン・ハニー(米国/22戦全勝14KO):134.6ポンド(約61.0Kg)
    同級2位、シルバー王者、ザウル・アブドゥラエフ(ロシア/11戦全勝7KO):134.6ポンド
    ※米国ボクシング界ナンバーワン・ホープの呼び声もある20歳のハニーがシルバー王者でもある25歳のアブドゥラエフと全勝対決、勝利後は正規王者のV.ロマチェンコ(ウクライナ)戦を望む両者ですが、誰もがビッグマネーファイトを目指して手を挙げる中でG.デービス(米国)もレースに加わり現実的には厳しそうです。もし統一戦が決まらなくても正規王者へエレベーター式に格上げされる可能性は大きく、3位にはそのデービスがつけており初防衛戦も注目を集めそうです。

    <WBAインターコンチネンタル・ヘビー級タイトルマッチ(写真)>
    王者、WBA9位、IBF10位、WBO12位、WBC14位、マイケル・ハンター(米国/18戦17勝12KO1敗):221.4ポンド(約100.4Kg)
    WBA5位、IBF7位、セルゲイ・クズミン(ロシア/16戦15勝11KO1ノーコンテスト):258.4ポンド(約117.1Kg)
    ※約2年半前、クルーザー級王者だったO.ウシク(ウクライナ)に挑戦し12回判定負けを喫しているハンターはヘビー級としては小柄。一方、アメリカ8戦目となる32歳のクズミンは前戦で中堅どころのJ.デベンコ(米国)に苦戦を強いられています。お互いにそろそろランキングに見合った相手とのテストマッチが求められる中で適当なマッチアップと言えそうですが、ハードルをクリアし上位へ進出するのはハンターでしょうか、それともクズミンでしょうか?
  • ホセ・カルロス・ラミレスが手術、復帰は2020年初頭を計画

    ホセ・カルロス・ラミレスが手術、復帰は2020年初頭を計画

    2019.09.13
    7月にM.フーカー(米国)を6回TKOに退け、WBCスーパーライト級王座3度目の防衛に成功するとともにWBO王座獲得も果たしたホセ・カルロス・ラミレス(写真/米国/25戦全勝17KO)が8月に左手を手術したことを明かし、復帰を来年2月に計画していることが報じられています。フーカー戦後、WBCから指名防衛戦の指示を受けていたラミレスは2位のビクトル・ポストル(ウクライナ/33戦31勝12KO2敗)との防衛戦を計画、11月下旬にカリフォルニア開催と報じるメディアも出ていましたが、この一戦が2020年にずれ込むこととなっています。


    27歳のラミレスは「7月27日の試合から2週間が経ってから手術を受けました、術後6~8週間は安静にしなくてはいけません。12月に復帰することも可能ではありますが、ちょうど良い日程の予定が組めないため2020年の初めに復帰したいと思います。」と述べ、トップ・ランクのボブ・アラム・プロモーターも「ホセは12月に戻ることもできますが、メキシカンでもありクリスマスとニューイヤーも重なってくるため復帰戦は2月を予定しています。(2020年2月2日に開催される、NFLの)スーパーボウル前なども良いでしょう。彼はまずWBCの指名挑戦者、ビクトル・ポストルの挑戦を受け、防衛したのちにジャック・カテロールとWBOの指名防衛戦を行います。その後、物事がうまく運べばジョシュ・テイラー対レジス・プログレイスの勝者と戦う準備に入ります。」と地元メディアにコメント、2020年末には4団体統一戦を構想内としています。まずは以前から痛みが有ったとする古傷を癒し、ビッグファイトへ進むために年内はリハビリに充てる王者ラミレスです。
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