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    ドニー・ニエテスが改めて4階級制覇へ向けて再起を表明

    2018.09.21
    9月8日、A.パリクテとの同国人対決に12回引分け、4階級制覇を阻まれた、WBOスーパーフライ級1位のドニー・ニエテス(フィリピン/47戦41勝23KO1敗5分)が帰国後初となる記者会見を開き、再び4階級制覇へ向けて前進すると表明、再起を発表しています。フィリピン国内でもダイレクトリマッチについては賛否両論となっていますが、ニエテス本人は再戦について否定的な姿勢を見せています。


    「パリクテのパフォーマンスはOK、まずまずだったと思うし、(試合中)確かに手を焼いた時間もありました。私はKOのチャンスを狙っていましたが、彼の上背には少々手こずりました。しかしもう少し時間があれば彼をKOしていたと思いますし、キャンバスも少し滑りやすく彼を捕まえることが出来ませんでした。」

    「私はリマッチが必要とは思えません、勝利は明らかに私のものと思っているし、ボクシング・ファンも私が勝ったことを知っているからです。今、私が戦いたいのはローマン・ゴンサレス、ファン・フランシスコ・エストラーダらです。以前にもゴンサレスと対戦する話は挙がりましたが可能性は大いにあると思っています。私はビッグネームと戦いたいのです、シーサケット・ソー・ルンビサイ、エストラーダ、チョコラティートらとの戦いです。パリクテ戦は引分という結果でしたが、私との対戦は彼らとしても望むところだと思います、(パリクテとの)再戦の必要は無いでしょう。」放送したHBOでもニエテス優勢のコメントが数多く出ましたが、36歳のニエテスとしては1戦1戦が最後の花道とも言え、相応しい対戦相手を求める心情の表れといった会見を終えています。
  • 77戦目のジョニゴンと68戦目のロハスが10月6日に対戦

    77戦目のジョニゴンと68戦目のロハスが10月6日に対戦

    2018.09.20
    9月上旬、77戦目となる次戦を発表したWBCスーパーフェザー級4位、そしてWBOバンタムとWBCフェザーの元2階級制覇王者のジョニー・ゴンサレス(メキシコ/76戦66勝54KO10敗)の対戦相手が日本時間19日、主催するプロモシオネス・デル・プエブロから発表され、元WBCスーパーフライ級王者のトマス・" Gusano "・ロハス(メキシコ/67戦49勝33KO16敗1分1ノーコンテスト)になるとしています。


    77戦目、37歳のゴンサレス対68戦目、38歳のロハス、お互いに来日経験を持つ大ベテラン同士の一戦は当初、開催地未定ながら9月29日に挙行とアナウンスされましたが、1週間後ろにずれ込み、10月6日にメキシコのメキシコシティ、アレナ・コリセオで行われることも決まっています。15年3月、G.ラッセル Jr. (米国)にWBCフェザー級王座を奪われた後もコンスタントにリングに上がり続け、15年から3年連続で年間3試合を消化、今年も2試合目となるジョニゴンに対し、一方のロハスも実戦の勘はキープ、昨年も3試合を消化しており両者ともブランクによる錆び付きは無しと言えそうです。


    しかし大きく異なるのはそのランキング。世界4位に位置するジョニゴンとは異なり、ロハスはWBC40傑からもその名は消えています。最新試合となる昨年10月には、今年7月にWBAフェザー級暫定王座決定戦に出場したホープ、エディバルド・オルテガ(メキシコ)に7回TKO負けを喫しており、最近3試合を1勝2敗と負け越しとしています。サウスポーを得意としていないジョニゴンではありますが、勢いの差がそのまま結果に繋がりそうな前哨戦と言えそうですが、果たしてどのような結果となるのでしょうか。
  • IBFバンタム級挑戦者決定戦もフィリピンのマニラ開催へ

    IBFバンタム級挑戦者決定戦もフィリピンのマニラ開催へ

    2018.09.20
    IBFバンタム級4位のリー・ハスキンス(英国/39戦35勝14KO4敗)と同級5位のケニー・デメシリョ(フィリピン/20戦14勝8KO4敗2分)によるIBF同級挑戦者決定戦の開催地がこのほどピーター・マニアティス・プロモーターから明らかとなり、フィリピンのマニラで開催されることが決まっているIBFライトフライ級王座決定戦、同級1位のフェリックス・アルバラード(ニカラグア/35戦33勝29KO2敗)対3位のランディ・ペタルコリン(フィリピン/32戦29勝22KO2敗1分)戦と同じイベントで行われるとしています。


    日本を含め世界のリングで時折強さを発揮するフィリピン人ボクサーですが、いかんせん自国のボクシング界に世界的な興行力を持つプロモーションが多くなく、何とかビッグチャンスを手にしても厳しいアウェーの洗礼にさらされ実力を発揮出来ず敗れていくケースも決して少なくないことは多くのボクシング・ファンも知るところとなっています。しかし近年、マニー・パッキャオの登場によりフィリピン人ボクサーの認知度が急上昇、才能溢れるホープも大きな舞台で数多くチャンスを手にしモノにする姿も増え、自国での世界挑戦や挑戦者決定戦の開催も増加傾向にあります。また世界的なプロモーションとのガッチリした契約に縛られていない有望選手も欧米に比べて多いという点も影響しているでしょうか。


    同プロモーターは「マニー・パッキャオ上院議員ら関係者の尽力により、デメシリョら多くのフィリピン人ボクサーに世界レベルの戦いへ導く扉が開かれつつあります。今回のリー・ハスキンスとの試合はデメシリョにとって大きなチャンスではありますがハスキンスは確かな実績を持つ本物のファイターです。しかしデメシリョは上り調子です、勝利の女神が彼の扉を叩いていると私は思います。」とホームでの試合はデメシリョにとってこれ以上無いバックアップになると述べています。パッキャオ上院議員が主催する『MP・プロモーションズ』のバックアップにより世界王座戦を実現出来たとも言える、ジェルウィン・アンカハスに続くべく、デメシリョ、そしてペタルコリンが10月21日、自国のリングで勝利を目指します。
  • アドニス・ステベンソンがようやくWBCからの対戦指示を受け入れ

    アドニス・ステベンソンがようやくWBCからの対戦指示を受け入れ

    2018.09.19
    倒しっぷりの良さで高い人気を得ている反面、指名防衛戦や対戦指示をことごとく不問にしてきたWBCライトヘビー級チャンピオンのアドニス・ステベンソン(カナダ/31戦29勝24KO1敗1分)がWBCからの対戦指示をようやく受け入れ、同級暫定チャンピオンのアレクサンデル・ゴズディク(ウクライナ/15戦全勝12KO)と12月1日にカナダ、ケベック・シティのビデオトロン・センターにて統一戦として拳を交えることを日本時間18日、主催するイボン・ミシェル・プロモーターが正式発表しています。


    ロンドン五輪ライトヘビー級銅メダリストでもあるゴズディクは3月、M.アーマー(フランス)を12回判定に下し暫定王座を獲得、WBCから王座統一戦指示が6月に出されたものの交渉は難航し、入札までこじれた末にステベンソン陣営が落札していたものです。13年11月のT.ベリュー(英国)戦(写真)以降、指名防衛戦をこなしていないステベンソンに対し、海外のメディアでも指名戦不履行を指摘する記事は流れていましたが、WBCも明確な態度を示さず、ようやく6年越しとなる対戦指示の遵守となっています。


    待ち料を支払い長年、対戦を回避してきたE.アルバレス(コロンビア)がS.コバレフ(ロシア)を劇的なKOに下したことも影響してか、ステベンソンにはすでに往年のパワーは無いとする声も出始めています。31歳で世界初挑戦となる全勝の挑戦者を下せば急落した評価も再浮上させることが出来るでしょう、試合時に41歳となるサウスポー王者が地元の利を生かし10度目の防衛を目指します。
  • 英国が誇る元世界王者、ユーバンク Jr. とデゲールが次戦を発表

    英国が誇る元世界王者、ユーバンク Jr. とデゲールが次戦を発表

    2018.09.19
    元WBAミドル級暫定王者のクリス・ユーバンク Jr. (28戦26勝20KO2敗)、前IBFスーパーミドル級王者のジェームス・デゲール(27戦24勝14KO2敗1分)の2人がそれぞれ復帰戦を発表しています。


    28歳のユーバンク Jr. は9月28日にサウジアラビアのジッダで開催される『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』シーズン・1のスーパーミドル級決勝戦(写真)、G.グローブス(英国)対C.スミス(英国)戦のアンダーカードに出場し、JJ・マクドナー(アイルランド/20戦16勝8KO4敗)と10回戦を行うというもの。マクドナー戦が決まり、「私はラスベガスでトレーニングを続けてきましたが、こうしてジッダのビッグイベントに加わることが出来て嬉しいです。どのようなシナリオになろうと私は全ての可能性を考えて備えています。」と述べたようにユーバンク Jr. は決勝戦出場選手が直前の怪我等状況によって離脱した際の代理出場も示唆しています。


    グローブスとユーバンク Jr. は2月に準決勝戦として対戦、グローブスが判定勝利をおさめたものの肩を痛め手術、決勝戦進出も危ぶまれた際はスミスとユーバンク Jr.による代理決勝戦も報じられていましたが、主催者側としてもシーズン・2の開催も押し迫り、これ以上延期が出来ない事情も絡んでいそうな復帰戦と言えそうです。ややトリッキーで、頭から来るラフなスタイルも見せるサウスポーの曲者マクドナーとの戦術を練りつつ頭の隅には代理出場もチラつく難しい状況での最終調整になりそうなユーバンク Jr. です。


    そして、J.ウスカテギ(ベネズエラ)との統一戦を回避、王座を返上したことで株を下げた印象の残る32歳のデゲールは9月30日、米国のカリフォルニア州オンタリオで行われる、V.オルティス対J.モリナ(ともに米国)戦のアンダーカードへの出場が決定、対戦相手未定ながらスーパーミドル級8回戦のリングに上がります。4月にC.トゥルアックス(米国)への雪辱を果たしているデゲールはWBCで6位にランクされており、ビッグマネーファイトを模索するなかでの調整試合という意味合いが強い一戦になりそうです。王座返上時、「私に残された時間はそう長くは無い、残りの数試合でビッグファイトのリングを目指しキャリアの集大成としたい。」と話していたデゲールにはアピールとなる好ファイトが期待されます。
  • R.ベハラン対J.クルカイ戦はIBFミドル級2位決定戦

    R.ベハラン対J.クルカイ戦はIBFミドル級2位決定戦

    2018.09.18
    G.ゴロフキン対S.アルバレス戦が行われた先週末に続き、今週末には英国でA.ジョシュア対A.ポベトキン戦という2週続けてのメガ・ファイトが予定されています。日本時間23日(日)に挙行される唯一の世界タイトルマッチではありますが、39歳という年齢ながら侮りがたしの声も大きい元王者ポベトキンを迎えて、現王者ジョシュアがどのようなパフォーマンスを披露してくれるのか楽しみにしているボクシング・ファンもさぞ多いことでしょう。


    その統一ヘビー級戦と同じ欧州圏内ではありますが今週末、ドイツのポツダムにて開催されるアゴン・スポーツ&イベンツ主催もなかなか渋いイベントと言えるでしょうか。メインイベントがIBFインターナショナル・ミドル級王座決定戦から、IBFミドル級2位決定戦へ格上げとなった一戦は同級6位のラファエル・ベハラン(ドミニカ共和国/28戦25勝11KO2敗1分)と元WBAスーパーウェルター級暫定王者でミドル級転級3試合目のジャック・クルカイ(ドイツ/27戦24勝12KO3敗)が対戦します。「スパーリングもこれまで以上に積み重ね、怪我も無くとても良いコンディションです。ウェイトの心配も全くしていません、全て順調です。」と語るクルカイが2階級制覇を前にターニング・ポイントと言える一戦がイベントを締めくくります。


    そしてアンダーカードに出場する前WBAスーパーミドル級王者、タイロン・ツォイゲ(ドイツ/24戦22勝12KO1敗1分)の対戦相手も発表、シェイク・ディオン(セネガル/14戦11勝8KO2敗1分)とのスーパーミドル級8回戦が予定されています。世界王座陥落後もタッグを組み続けるユルゲン・ブレーマー・トレーナーは「タイロンは現在、試合に向けて7週間目のトレーニングが終了したところですが非常に良い状態をキープしています。モチベーションも高く、これまでの成果もしっかり出しています。」と述べています。自身も12月に、R.クラスニキ(ドイツ)とのベテラン対決が予定されているブレーマーですが愛弟子の仕上がり具合に充実のコメント、2人で復帰戦白星を目指します。
  • マテウス・マステルナク「インテリジェンスと経験、そしてファイトプランで勝ち上がる」

    マテウス・マステルナク「インテリジェンスと経験、そしてファイトプランで勝ち上がる」

    2018.09.18
    シーズン・1のファイナリスト2選手は不出場ながら、世界トップクラスのボクサーが覇を競う楽しみな『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』シーズン・2のクルーザー級トーナメント1回戦も4試合のうち2試合の発表が済んでいます。現時点でスタートを切るのは10月13日開催、R.ファイファ(ロシア)対A.タビチ(米国)戦となっており、翌週の20日には米国、フロリダ州オーランドにて元WBA王者のジュニエール・ドルティコス(キューバ/23戦22勝21KO1敗)とWBA4位のマテウス・マステルナク(ポーランド/45戦41勝28KO4敗)戦が行われます。


    今回の優勝候補に推す声も大きい32歳のドルティコスに挑む31歳のマステルナクが地元メディアに対し、トーナメント参戦の喜びと優勝への想いを述べています。強敵を倒し準決勝戦に進むことは出来るのか、アメリカのリングは6試合目という経験も大きいところでしょう。「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズのイベントに参加することはとても光栄なことです。8人のグレート・ボクサーのメンバーに入ることは私にとってとても重要な事だし、このビッグチャンスを生かしたいと思います。トーナメントに参戦する8人のボクサーに弱いボクサーは居ません、トーナメントに勝ち抜くことが難しいというのは充分に分かっているつもりですが、私にはそれが出来ると思います。」

    「ポーランドの中にも私の実力を信じ、優しい言葉を掛けて応援してくれる人、また私の実力に批判的な人と2通りのグループがありますが、(トーナメント参戦が決まってから)多くの暖かい声援を得ることが出来ています。世界最高と言われるボクサー達を倒し、私の実力を証明するこれ以上無いチャンスだと思っています。」

    「ドルティコスがとても良いボクサーであり、キューバのナショナル・チームに選ばれた経験を持ち、非常に強い攻撃力を持っていることはポーランドのファンにも知られています。シーズン・1でのムラト・ガシエフ、そしてドミトリー・クドリアショフとの試合は素晴らしい内容でした。しかし私はドルティコスを倒すことが出来ると思います、私にはインテリジェンスと豊富な経験があります。もう一つ我々が持つ勝つためのファイトプラン、それは試合当日にあなた方が目撃するものです。」
  • M.ベルチェル対M.ローマン戦など好カードが続々正式決定

    M.ベルチェル対M.ローマン戦など好カードが続々正式決定

    2018.09.17
    通常はビッグイベントと重ならないように発表されることの多いビッグファイトですが先週末のゴロフキン対アルバレス戦リマッチとかぶるように英国のマンチェスターでIBFフェザー級戦、米国のテキサス州でWBCスーパーフェザー級戦などボクシングファン待望のマッチアップがアナウンスされています。



    まず『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』オフィシャルサイトでは未発表ながら主催するRCCボクシング・プロモーションズが同シリーズ、シーズン・2の2試合を発表、クルーザー級のトーナメント1回戦にあたる準々決勝戦、IBF2位のルスラン・フェイファ(ロシア/23戦全勝16KO)対IBF3位のアンドリュー・タビチ(米国/16戦全勝13KO)戦、そしてWBOバンタム級タイトルマッチ、チャンピオンのゾラニ・テテ(南アフリカ/30戦27勝21KO3敗)対同級10位、ミーシャ・アロイヤン(ロシア/4戦全勝)戦を10月13日にロシアのエカテリンブルクで開催することを正式にアナウンスしています。

    ロシアでもやはり重量級がより高い注目を集めることから、ノンタイトル戦ながらフェイファ対タビチ戦がメインイベントになることが報じられていますが、やはり地元のフェイファとアロイヤンに声援が集まることが見込まれます。27歳のフェイファは高いKO率を誇るものの1発で倒すタイプでは無くコンビネーションをまとめる連打型でスタミナも豊富。一方、敵地に乗り込む29歳のタビチは " The Beast " の愛称を持ち、メイウェザー・プロモーション傘下の選手。L字ガードで攻防のセンスに非凡さを感じさせるものの同プロモーションお約束で自ら仕掛けるというよりは、攻めさせて隙にパンチを打ち込むスタイルと言えるでしょうか。フェイファのプレッシャーをタビチがさばけるか否かが勝敗の鍵になりそうです。

    そして3度目の防衛戦が30歳同士の対戦となる王者テテは深い懐が特徴のサウスポーで、S.ゴニャ(南アフリカ)戦で魅せた11秒KO劇のインパクトは色濃く残るものの本来はジャブを突き距離をキープする慎重派。チャンスに畳み掛ける爆発力はさすが王者と思わせますが14年7月、神戸での帝里木下(千里馬神戸)戦や、4月のO.ナルバエス(アルゼンチン)戦などやや盛り上がりに欠けるアウトボクシングに徹する安定感も持っています。そしてアマチュア戦績300戦とも言われる元トップアマのアロイヤンはロンドン五輪でフライ級銅メダリスト、そしてリオ五輪でもフライ級で銀メダルを獲得したものの禁止薬物使用により後にメダル剥奪となったことでも大きな話題となったオーソドックス型です。プロ5戦目での世界王座獲得は成るでしょうか。



    またWBCスーパーフェザー級チャンピオンのミゲル・ベルチェル(メキシコ/35戦34勝30KO1敗)が指名挑戦者のミゲル・ローマン(メキシコ/72戦60勝47KO12敗)を迎え4度目の防衛戦に臨みます。昨年1月、三浦隆司にKO負けを喫しているローマンですが、復帰後は元世界王者のO.サリドを含む4戦全勝全KOをおさめ1位の座を掴んでいます。試合時に33歳を数えるローマンに対し、27歳になる王者にとって今年3戦目のリング、同国人挑戦者らが手ぐすね引いて待つなか、まずはトップコンテンダーを迎えて11月3日、米国のテキサス州エルパソに在る、ドン・ハスキンス・センターのリングに上がります。



    『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』シーズン・1の優勝者、統一クルーザー級チャンピオンのアレクサンデル・ウシク(ウクライナ/15戦全勝11KO)に同トーナメント決勝戦となった、7月のM.ガシエフ(ロシア)戦以来となる試合が決定。11月10日にWBCの同級名誉王者、トニー・ベリュー(英国/33戦30勝20KO2敗1分)の地元に乗り込み、マンチェスター・アリーナで4団体王座の防衛戦を行います。ウシクの特徴は豊富なアマチュア・キャリアを背景に、サウスポーという武器を充分に生かしながら打たせずに打つスタイルを定着させています。35歳のベテラン、ベリューとしては16年5月に対戦したサウスポー、I.マカブ(コンゴ)戦でも初回にダウンを喫していることから、まずは対サウスポーの戦術をもう一度練り上げることが重要と言えるでしょうか。



    5月、ライバル対決となったL.セルビー(英国)戦を制し、IBFフェザー級新チャンピオンに就いたジョシュ・ワーリントン(英国/27戦全勝6KO)が初防衛戦として元2階級制覇王者のカール・フランプトン(英国/27戦26勝15KO1敗)と12月22日、英国のマンチェスターに在るマンチェスター・アリーナにて激突します。試合時に28歳となる王者ワーリントンはセルビーも打ち破った手数とスタミナで31歳のフランプトンも退け、2度目の英国決戦を制することは出来るでしょうか?
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2018.09.17
    <現地時間15日>
    WBOインターコンチネンタル・ヘビー級王者のトム・シュワルツ(ドイツ)がドイツのマクデブルクにて防衛戦を行い(写真)、フリアン・フェルナンデス(メキシコ)を2回KOにくだし同王座防衛を果しています。24歳のシュワルツはWBO4位、IBF11位にランク、全勝レコードも22(14KO)に伸ばしています

    またIBFライトヘビー級8位につけるアダム・デインズ(ドイツ)はムスタファ・チャドリョウイ(モロッコ)を12回判定に下し、WBCインターナショナル同級シルバー王座を獲得しています(3対0)。WBOでも15位に上がってきた27歳のデインズは16勝7KO1分としています。



    中国、欽州市にてWBCライトフライ級シルバー王座決定戦が行われ、WBOで同級6位にランクされる向静(ジン・シャン/中国)と元WBOミニマム級王者のメルリト・サビーリョ(フィリピン)が対戦、12回判定で地元の向が勝利、新王者となっています(3対0)。28歳の向は15勝3KO4敗2分、34歳のサビーリョは27勝13KO6敗1分としています。

    アンダーカードではOPBF東洋太平洋ヘビー級8位の竹原虎辰(緑)と同14位のウー・ツィユー(中国)とで、WBCアジア同級王座決定戦が行われ、10回判定でウーが新王者となっています。35歳のウー選手は9勝2KO2敗1分、40歳の竹原選手は15勝8KO12敗3分としています。



    <現地時間13日>
    米国、ラスベガスでは元WBAスーパーライト級暫定王者のパブロ・セサール・カノ(メキシコ)が全勝ホープのルスラン・マディエフ(カザフスタン)と対戦、5回負傷判定勝利をおさめています(3対0)。2連敗から脱出した28歳のカノは31勝21KO7敗1分1ノーコンテスト、25歳のマディエフは12勝5KO1敗と初黒星を喫しています。

    WBAフェザー級2位にランクされるチャン・シュ(中国)が念願のアメリカ・デビュー戦を行い、エンリケ・ベルナチェ(メキシコ)に8回判定勝利(2対1)。危うく世界ランクを失いそうになった24歳のチャンは15勝2KO2敗、西岡利晃のスパーリング・パートナーとして来日経験を持つ29歳のベテラン、ベルナチェは24勝12KO11敗です。

    またS.アルバレスのスパーリング・パートナーとして腕を磨くWBAスーパーミドル級9位、IBFでも11位にランクされるビラル・アカウィ(豪州)も念願のアメリカ初戦を行い、クリスチャン・オリバス(メキシコ)に8回判定勝利です(3対0)。25歳のアカウィは18勝14KO1分と戦績を伸ばしています。



    <現地時間12日>
    タイのノンタブリーにてIBFパンパシフィック・ライトフライ級王者のファーラン・サックリリン Jr. (タイ)がヘングキー・バランサノ(インドネシア)を2回TKOに下し、同王座の防衛に成功です。IBF9位にランクされる25歳のファーランは37勝21KO6敗1分としています。
  • 速報!ローマン・ゴンサレスがラスベガスで世界5位にTKO勝利!

    速報!ローマン・ゴンサレスがラスベガスで世界5位にTKO勝利!

    2018.09.16
    米国、ネバダ州ラスベガスに在る、T-モバイル・アリーナで開催される、G.ゴロフキン対S.アルバレス戦アンダーカードにて元4階級制覇王者のローマン・" Chocolatito "・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳/114.8P)が約1年振りの復帰戦としてスーパーフライ級10回戦を行い、元2階級制覇王者で現在はWBCフライ級5位にランクされる、モイセス・フェンテス(メキシコ/116P)に5ラウンド44秒TKO勝利、復帰戦をワンパンチで飾っています。

    11年10月のO.ソト戦以来のラスベガスのリングとなるローマンは左を数多く出し、まずまずのスタートとなります。上背で勝るフェンテスも良い動きを見せパンチを打ち返しますが、早くも2ラウンドに右眉尻をカット、多量の出血となります。ローマンは多彩な左を軸にコツコツと有効打を集めるとパンチの回転力で分の悪いフェンテスは血を拭いながらロープを背にする場面が増えていきます。ロープを背に致命打こそ外しながら懸命に打ち返すフェンテスですが、多くのパンチをかわされるなか、5ラウンド1分過ぎ、ローマンが赤コーナー前に詰めたところで右を打ち返そうとしたフェンテスにローマンの右がカウンターとなりアゴにクリーンヒットするとその場に崩れ落ち、ロバート・バード(米国)レフェリーはフェンテスのダメージを考慮しそのまま終了としています。WBCスーパーフライ級2位、WBAでは6位にランクされるゴンサレス選手は見事なワンパンチKO勝利を見せ、47勝39KO2敗とし、フェンテス選手は25勝14KO6敗1分としています。
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