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  • クルーザー級注目のリマッチが約2週間の延期を発表

    クルーザー級注目のリマッチが約2週間の延期を発表

    2017.04.26
    ロシアのミール・ボクサが5月20日にロシアのヤロスラブリ州ロストフにて開催としていた、ドミトリー・クドリアショフ(ロシア)対オランレワジャ・ドゥロドラ(ナイジェリア)戦を約2週間延期とし、6月3日に挙行することを発表しています。15年11月の初戦は18戦全勝全KOのレコードを持つ倒し屋クドリアショフがゴングと同時に猛攻を仕掛け、KO勝利寸前に追い込んだものの反撃を浴び2回TKOでドゥロドラの勝利となっており、浅からぬ因縁決着はおよそ1年7ヶ月振りとなります。


    そして最新ランキングではWBC名誉王者にT.ベリュー、正規王者にM.ブリエディス。そして1位がクドリアショフ、ドゥロドラは2位となっていますが、この再戦はWBC挑戦者決定戦になることも合わせて発表されています。22戦全勝18KOの新王者ブリエディスへの挑戦権を勝ち取るのは21戦20勝全KO1敗のクドリアショフか、それとも28戦25勝23KO3敗のドゥロドラなのか、KO決着間違い無しと言って良いリマッチがしばしの延期となっています。
  • ゾラニ・テテ「ビジャヌエバ戦は手が折れるまで戦うくらいの覚悟が必要だった」

    ゾラニ・テテ「ビジャヌエバ戦は手が折れるまで戦うくらいの覚悟が必要だった」

    2017.04.26
    日本時間23日早朝に英国のレスターで行われたWBO世界バンタム級1位のアーサー・ビジャヌエバ(フィリピン)対同級2位、ゾラニ・テテ(南アフリカ)の一戦はサウスポーのテテがシャープで強いジャブを中心に距離をキープ、ビジャヌエバをほぼ何もさせず完封し、11ラウンドには左ストレートでダウンを奪うなど、ジャッジ1人は13ポイント差を付ける圧勝劇となりました。この一戦は前日に大阪で行われた計量結果を受け、WBOは試合数時間前に挑戦者決定戦から暫定王座決定戦へと格上げさせたことを発表しており、テテは新暫定王者となっています。


    生活の基盤を南アフリカに置くテテは試合を振り返り、「(英国での)ビジャヌエバ戦は手が折れるまで戦う、と試合前から常に言ってきましたが、事実そのくらいの覚悟が必要でした。私はボクシングを始めたときからWBAとWBC、IBF、そしてWBOと4本のベルトを手にすることを自分自身に約束し、目標にして頑張ってきました。IBFはすでに手にし、WBOも目の前まで来ています。WBAとWBCも近い将来、手に出来ると信じています。」と地元メディアにコメント、WBO正規王座獲得に自信を深めています。


    大阪にてM.タパレスが勝利をおさめたことで空位となった王座ですが、日本時間25日時点の最新ランキングでWBO同級3位に付けるのは元2階級制覇王者のオマール・ナルバエス(アルゼンチン)です。E.ロドリゲスとのIBF挑戦者決定戦をすったもんだの末にキャンセルしたナルバエスですが地元メディアに対し、テテとの正規王座決定戦のオファーがあれば喜んで受けるとしていますが現時点で正規王座に最も近いテテが誰と対するのか、WBOによるアナウンス、もしくは新ランキングの発表が待たれるところです。
  • E.ハーン・プロモーターがシミオン対キッグ戦の2位決定戦昇格を発表

    E.ハーン・プロモーターがシミオン対キッグ戦の2位決定戦昇格を発表

    2017.04.25
    今週末に迫ったIBFフェザー級4位、ビオレル・シミオン(ルーマニア/22戦21勝9KO1敗)対IBF同級5位、スコット・キッグ(英国/35戦32勝24KO1敗2分)戦がIBF世界フェザー級2位決定戦になることが現地時間24日、主催するマッチルーム・ボクシングが正式発表しています。これは当初のアナウンスでシミオンの持つIBFインターコンチネンタル王座とキッグの持つWBAインターナショナル王座との2本のベルトが懸けられるランカー対決とされていたものですが両者にとって一層気合の入るニュースとなったことでしょう。


    「この試合はスコットにとって大きなチャンスです、ジョナタン・バルロスの世界挑戦には不確定要素も多く、土曜日の勝者がリー・セルビーとのタイトルマッチを実現させる可能性は大いにあると判断しています。」とし、王者セルビーとのラスベガスでのタイトルマッチを医学的な見地からキャンセルとされたトップコンテンダー、バルロスの現状から判断し、エディ・ハーン・プロモーターは挑戦権を確保した方が得策と考えての承認取付けと思われます。果たして同プロモーターの思惑通りにキッグが挑戦権を掴むのか、ゴングは日本時間30日(日)早朝となっています。
  • IBFスーパーウェルター級挑戦者決定戦がフランスで開催

    IBFスーパーウェルター級挑戦者決定戦がフランスで開催

    2017.04.25
    20戦全勝14KOのジャレッド・ハード(米国)が現在、王位に就くIBF世界スーパーウェルター級王座への指名挑戦権を懸けて同級3位のセドリック・ビトゥ(フランス)と同級4位のマルセロ・マタノ(イタリア)というここ最近では珍しいケースとも言える欧州勢同士の対戦が決まっています。


    5月18日にフランスのパリに在るシルク・ディベールにて開催されるイベントはIBF挑戦者決定戦をメインに、IBF女子スーパーフェザー級戦やEBU-EUライト級王座決定戦の他、フランスのナショナル王座戦3つを合わせて計6試合のタイトルマッチという地元ファンには嬉しい豪華な興行と発表されています。


    地元の声援を背に受ける31歳のビトゥは47戦45勝18KO2敗の戦績を誇るサウスポーです。少々スタミナに難がありガードの低さも危なっかしく映りますが、カウンターを得意とするスタイルです。一方、フランス・デビュー戦となる30歳のマタノは細かい手数で前に出るオーソドックスで19戦17勝5KO2敗のレコードを持ちます。昨年3月にもJ.ウィリアムス(米国)との挑戦者決定戦に出場したもののTKO負けを喫し、世界挑戦のチャンスをウィリアムズに先んじられています。どちらが勝ってもキャリア初の世界挑戦を現実的とする大事な試合ですが挑戦権を手にするのはどちらになるのでしょうか?
  • 暗雲垂れ込めるWBO世界ヘビー級タイトルマッチ

    暗雲垂れ込めるWBO世界ヘビー級タイトルマッチ

    2017.04.24
    ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)とヒューイ・フューリー(英国)によるWBOヘビー級戦が急転直下、試合中止に向かっています。2月に行われた入札でパーカー陣営のデュコ・イベンツが落札、5月6日の開催が報じられていましたが、暗雲がたれ込み始めたのは先週末、フランシスコ・" Paco "・バルカルセルWBO会長がツイッターで「5月6日の世界ヘビー級戦はフューリー陣営のトラブルが原因により開催されないだろう。」としたもの。


    当初はデュコ・イベンツも否定していたものの日本時間23日の午後に、同社の広報を務めるクレイグ・スタナウェイ氏がESPNのインタビューに応じ、「デュコ・イベンツはWBO指名挑戦者のヒューイ・フューリーが怪我により、5月6日にオークランドでジョセフ・パーカーに挑戦することが不可能になったことを確認しました。」と応じたもので、更に「(5月6日の興行は)WBOランキングの15位以内から選択防衛戦として交渉するようアドバイスを受けました。」としています。


    試合まで2週間となったこの時期に代役を見つけることが出来れば予定通り5月6日としてイベントも埋まり興行的にも損失が少なく済むところではありますが、果たしてピンチヒッターは現れるのでしょうか?それにしても共同プロモートを務めるトップランク・プロモーションのカール・モレッティ氏曰く「ヒューイ・フューリー陣営はどこまで本気でこのビッグチャンスを手にしたがっていたのか甚だ疑問だよ。」と述べた通り、辞退した理由は怪我ではなく待遇面に不満を持っていたためとするメディアも出てきていますが、ボクシング後進国と言えるニュージーランドで直前でのイベント中止は人気の凋落にも繋がりかねず、なんとか開催してほしいと願う関係者も多いことでしょう。
  • 週末海外注目試合結果

    週末海外注目試合結果

    2017.04.24
    <現地時間22日>
    英国のリバプールでは元WBAミドル級暫定王者のマーティン・マレー(英国)が保持するWBAインターコンチネンタル・ミドル級王座を懸けて、2度の世界挑戦経験を持つガブリエル・ロサド(米国)と対戦(写真)、12回判定でマレーが勝利、防衛成功としています(2対0/114-114、119-109、116-112)。WBAでスーパーミドル級8位にランクされる34歳のマレーは34勝16KO4敗1分、31歳のロサドは23勝13KO11敗1無判定としています。なお判定コール後にはロサドが激高し、リング下に居たエディ・ハーン・プロモーターにクレームを付け、更に握手を求めたマレーと一悶着を起こしましたがその後に非礼を詫びたものの10ポイント差は「クレイジーだ!」と怒りがおさまらず、現地テレビ解説を務めたWBCクルーザー級名誉王者のトニー・ベリューは115-114でマレーの勝利と付けており10ポイント差を付けた採点には重ねて疑問を投げかけています。


    ドイツのエアフルトにて行われたWBO世界スーパーミドル級挑戦者決定戦は、前王者で同級2位のアルツール・アブラハムが同級3位のロビン・クラスニキ(ともにドイツ)に12回判定勝利(3対0/118-110、115-114、117-111)、アブラハムが世界王座再獲得に一歩前進としています。37歳のアブラハムは46勝30KO5敗、30歳のクラスニキは46勝17KO5敗としています。


    オーストラリアのフレミントンにて来日経験を持つ元IBFミドル級王者のサム・ソリマン(豪州)がバラシュ・ホーバス(ハンガリー)に3回KO勝利で3連敗からの復帰に成功。約2年11ヶ月振りとなる白星を手にした43歳のソリマンは45勝19KO14敗1ノーコンテストとしています。


    トップランク・プロモーション主催、トリプル世界戦のアンダーカードでリオ五輪ライトウェルター級金メダリストのファズリディン・ガイブナザロフ(ウズベキスタン)がデビュー戦を行い、ビクトル・バスケス(プエルトリコ)を2回TKO勝利をおさめています。25歳のガイブナザロフは1勝1KO、21歳のバスケスは7勝3KO3敗です。


    ウクライナのキエフではWBAコンチネンタル・フェザー級王者のオレ・イエフィモビッチ(ウクライナ)が防衛戦を行い、ウルバノ・ジュリアーニ(ベルギー)を7回KOに下し防衛を果たしています。WBA同級7位に付ける36歳のイエフィモビッチは29勝16KO2敗1分としています。

    またWBAフライ級3位にランクされるアルテム・ダラキアン(アゼルバイジャン)も保持するWBAコンチネンタル同級王座の防衛戦を行い、ルイス・マヌエル・マシアス(メキシコ)に6回KO勝利。29歳のダラキャンは戦績を15戦全勝11KOとしています。


    <現地時間21日>
    元2階級制覇王者のファン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)がアルゼンチンのブエノスアイレスにてヘスス・バルガス(ベネズエラ)と対戦、12回判定勝利をおさめ復帰後2連勝としています。33歳のレベコは38勝19KO3敗、24歳のバルガスは15勝11KO9敗1分としています。


    長らくWBCミドル級1位に名を置くセバスチャン・ヘイランドがアルゼンチンのブエノスアイレスにてマテオ・ダミアン・ベロン(ともにアルゼンチン)とノンタイトル戦を行い8回KO勝利。30歳のヘイランドは29勝16KO4敗2分、27歳のベロンは26勝8KO19敗3分2ノーコンテストとしています。


    <現地時間20日>
    昨年9月、P.ペトロフとのWBAライト級挑戦者決定戦で敗れているマイケル・ペレス(米国)が元WBCラテン同級王者のマルセリーノ・ニコラス・ロペス(アルゼンチン)を迎えて米国のニューヨークにて復帰戦を行い10回判定勝利をおさめています(2対1)。WBA12位となっている27歳のペレスは25勝11KO2敗2分。アメリカ2戦目の30歳、ロペスは32勝17KO2敗1分です。
  • 速報!オスカル・バルデス 対 ミゲル・マリアガ!

    速報!オスカル・バルデス 対 ミゲル・マリアガ!

    2017.04.23
    米国、カリフォルニア州カーソンに在るスタブハブ・センターにてトリプル世界戦がただいま終了しました。WBO世界フェザー級タイトルマッチは王者のオスカル・バルデス(メキシコ)が同級1位のミゲル・マリアガ(コロンビア)を12回判定に下し防衛成功としています(3対0/119-108、116-111、118-109)。

    開始30秒ほどで右フックを浅くヒットし歓声を浴びたバルデスに対し、マリアガも右ボディを返すなど見応えある初回を終えます。2ラウンドは歓声では劣るものの左ボディなど有効打数ではマリアガも良いラウンドを作り、4ラウンド早々にはバルデスが右アッパーからの左フックを好打し一瞬動きの止まったマリアガに、後半にはサウスポーにスイッチするなどバルデスがプラン通りに試合を運んでいる印象を与えます。中盤、マリアガに反撃の素振りが見えると頭を大きく動かし、フットワークを使うなど打ち気を逸らし、隙を見つけてはコンビネーションを出して行くバルデスがポイントを集めて行くように映ります。マリアガも左目下を腫らしながらも決定打を外して前進、8ラウンド以降はテンポを上げ攻めの姿勢を出して行きますがあと一歩詰め切れません。迎えた10ラウンドも開始からマリアガが上下に良い攻めを見せ逆転の空気も漂いはじめたところにバルデスの左フックがカウンターとなりクリーンヒットするとマリアガが尻餅を付くダウンを喫します。再開すると勝負と見たかバルデスが懸命に追撃しますが粘られ、逆にスタミナを使い切ったかのような素振りを見せゴングを聞きます。10ラウンドをサウスポーでスタートしたバルデスはガス欠の兆候を見せ、マリアガの小さいパンチをコツコツと貰いますが終了間際には左フックを返すなど大いに盛り上がり混戦となります。最終回はマウスピースを見せながら渾身の右ストレートを王者が打ち込み終了、ゴングと同時に歓声が両者に浴びせられています。26歳のバルデスは2度目の防衛に成功、22戦全勝19KOとしています。一方、マリアガにとって15年6月のN.ウォータース戦(WBA同級王座挑戦、12回判定負け)以来となる2度目の世界挑戦でしたが王座獲得はならず25勝21KO2敗としています。


    セミファイナル、WBO世界スーパーミドル級戦はチャンピオンのヒルベルト・ラミレス(メキシコ)が同級9位のマキシム・ブーサク(ウクライナ)を迎えて初防衛戦を行い12回判定でラミレスが勝利をおさめています(3対0/120-106×3)。

    長身サウスポーの王者が長いジャブと左右のボディでブランク明けの良いスタートを切ります。遠い距離ではジャブ、近い距離では左右ボディが飛んでくる展開にブーサクはガードを固めて前に出るしか突破口は無さそうに映りますが、パンチの適格性でも王者優勢のなかブーサクは2ラウンド終了間際にロープに詰め左フックを当て見せ場を作ります。王者の連打を止めたいブーサクはクリンチを多くしながら近い距離で隙を狙うものの、3ラウンドも王者の有効打がラウンドの多くを占めていきます。5ラウンドにはトーマス・テイラー(米国)レフェリーがブーサクにホールディングによる減点1を課し、更に王者のリードが広がります。試合はそのまま王者の10-9といった毎ラウンド似たような展開で進み、9ラウンド辺りからブーイングが聞こえ始めると、現地解説者からも王者に対し「テクニックは素晴らしいが、パワーパンチも欲しいね。」といった声が聞こえ始めます。11ラウンドには再びブーサクにホールディングの減点1が課され、更にワンサイドに映るとそのまま終了のゴングを聞いています。25歳の若き王者は初防衛に成功し、35戦全勝24KOとしてます。一方、32歳のブーサクは33勝15KO5敗1分とし12年5月に当時のWBOミドル級暫定王者、H.エンダムに判定負けを喫しており2度目の世界挑戦も失敗としています。


    米国ボクシング界のホープがデビュー戦を行い、リオ五輪バンタム級銀メダリストのシャクール・スティーブンソン(米国)がフェザー級6回戦でエドガル・ブリト(米国)を6回負傷判定に下しています(3対0)。

    トップランク・プロモーションとのプロモート契約、マネージメント契約を結んだ現役世界王者のアンドレ・ウォードもリングに上がり後押しを受けたサウスポーが強い西陽も落ち着いたリングに上がると歓声が迎えます。まず右フックを出したスティーブンソンは身体もこれからといった線の細さを見せますが持ち味のスピードで上下にパンチを当てて行きます。ブリトの反撃をフットワーク中心に外しながらポンポンと軽打をヒットしポイントを稼いでいくと、3ラウンド終盤には揉み合いのなかで頭を使ったとしてブリトにバッティングに気をつけろと減点1がエディ・エルナンデス(米国)レフェリーから課されると、「向こうがクリンチしてくるからだ!」とブリトはイキの良さを見せます。4ラウンドに入るとブリトも左まぶたから出血、スピードも落ちていきます。しかし周囲の期待とは裏腹に迫力不足とも取れるスティーブンソンの攻撃にKOシーンは無さそうな印象を見せますが、6ラウンド開始と当時にインスペクターがリングに入りバッティングによるストップを要請、ブリトは怒りの表情を見せますが負傷判定で終了となっています。19歳のスティーブンソンは1勝1KO、22歳のブリトは3勝2KO3敗1分としています。


    WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチではチャンピオンのジェシー・マグダレノ(米国)が世界初挑戦となる同級12位のアデイルソン・ドス・サントス(ブラジル)を迎え、2ラウンド2分51秒TKOでマグダレノが勝利をおさめています。

    「せいぜい2ラウンドか3ラウンドで終わるとみんなが思っているだろう、それは大きな間違いだ。」と試合前に意気込みを述べた挑戦者がじわじわと前進しますが、マグダレノは左右に動きながら時折スピードを生かしたコンビネーションを出し有効打こそ少ないものの手数で初回のポイントを押さえます。2ラウンドに入ると手数を増やし始めた挑戦者ですがすぐにマグダレノの右フック、左ストレートを浴び劣勢に追い込まれると、右フックを左側頭部に食い足をよろめかせながらダウンします。何とか立ち上がりますが残り20秒といったところで接近戦のさ中、マグダレノが右フックを連打するとやや後頭部をかすめたようなポイントにヒット、挑戦者は膝から崩れ落ちルー・モレット(米国)レフェリーが両手を交差しています。25歳同士の対戦に圧勝した王者は初防衛に成功、25戦全勝18KOとし、勝利者インタビューでは「ノニト・ドネアとの再戦でも1位のフアレスとでも良い、いつでも誰とでも戦うし、スーパーバンタム級でナンバーワンを目指す!」とコメントしています。TKO直後には「ラビットパンチだろ?」とアピールしたドス・サントスでしたが抗議は実らず奇しくも意気込みの通りとなってしまい戦績を18勝14KO3敗としています。
  • 速報!ショーン・ポーター 対 アンドレ・ベルト!

    速報!ショーン・ポーター 対 アンドレ・ベルト!

    2017.04.23
    米国、ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターにてWBC世界ウェルター級挑戦者決定戦をメインイベントとする興行がただいま終了しました。同級3位のショーン・ポーターと同級4位、アンドレ・ベルト(ともに米国)の一戦は9ラウンド1分31秒TKOでポーターが勝利をおさめています。

    王者K.サーマン、そしてE.スペンス Jr. がリング下に陣取るなかで幕を開けると、ともに鋭いステップインを武器の一つとしているだけありタイミングが合わず揉み合いとなる場面が初回から目に付きます。両者ともスピード溢れる攻防を見せますが、2ラウンドにポーターがベルトをロープに押し込み頭をくっつけながら連打を出すと早くも左眉から出血します。「バッティングだろ!」とイラつく仕草も見せたベルトは終了間際にポーターの右フックをテンプルに食うとバランスを崩し右膝を付くダウンを喫します。すぐに立ち上がりゴングが鳴りますが、クリンチの多い展開に4ラウンドにはマーク・ネルソン(米国)レフェリーから両者に注意が与えられ、終了間際には出血したベルトの左目尻にドクターチェックが入ります。両者ともまぶたから出血し中盤に入ると、5ラウンド2分過ぎにも再びベルトの傷にドクターチェックが入りますがここも続行し、6ラウンド開始と同時にベルトに3度目、ポーターにもドクターチェックがそれぞれ入ります。ロープに押し込む場面も多く、手数の差もあり僅差のポイントを拾っていくように映るポーターは8ラウンドにテンポを上げ、ほぼ3分間ロープに釘付けとしますがダウンを奪うまでは攻め込めません。9ラウンド開始時にもドクターチェックが入ったベルトでしたが、再開と同時に右を当てポーターが2度目のダウンを奪うと、身体のダメージよりも気持ちのダメージを見せるベルトが右を打ちに行ったところにポーターのバッティングが起きるとベルトが大きく青コーナーによろめきます。ベルトが頭をさすりながらコーナーを見るなかでレフェリーはブレイクを掛けず、ポーターは更に追撃、左右フックを浴びせロープに力無く身体を沈めたベルトにロープダウンを宣告、レフェリーが割って入っています。K.サーマンへの指名挑戦権を獲得した前IBF王者でもある29歳のポーターは27勝17KO2敗1分としています。元WBA暫定、元IBF、元WBCと3本のベルトを獲得している33歳のベルトでしたが31勝24KO5敗としています。試合後にはサーマンもリングに上がると歓声を浴びながら「ポーターとのリマッチも望むところだ、(5月27日に英国で予定されているIBFウェルター級戦で勝利すれば)スペンス Jr. との統一戦も興味深いね。」と述べています。


    セミファイナルとなったWBC世界スーパーウェルター級戦はチャンピオンのジャーメル・チャーロが同級1位のシルバー王者、チャールズ・ハトレイ(ともに米国)に6ラウンド32秒KO勝利をおさめています。

    上背とリーチで若干王者が上回りますが、両者ともガードを高く上げながら様子見となった初回を終えます。2ラウンドに入るとややハトレイが攻勢を強めますが、バランスを崩しロープにもたれかかる場面も見せ、3ラウンド早々にも王者が揉み合いからスリップするなどアクションを増やしていくと1分過ぎに王者のジャブでハトレイがバランスを崩し、打ち下ろしの右ストレートがモロに入るとハトレイがダウンします。カウント8で再開し、追撃をかわしたハトレイは4ラウンドの王者の攻勢も凌ぎ、5ラウンドにも小さな右アッパーでアゴを跳ね上げられるなど王者がリードを広げていくと迎えた6ラウンド早々に右フックを食いながらもロープ際に王者を詰めようとしたところへサイドに動いた王者が肩越しの右をアゴにクリーンヒットすると前のめりにハトレイは豪快にダウン、ハービー・ドック(米国)レフェリーは即座にストップし、ダメージが危惧されるほどのでしたが数分後に自ら立ち上がり周囲を安堵させています。26歳のチャーロは29戦全勝14KOとし、31歳のハトレイは26勝18KO2敗1分としています。
  • 速報!アフタンディル・クルツィゼ 対 トミー・ラングフォード!

    速報!アフタンディル・クルツィゼ 対 トミー・ラングフォード!

    2017.04.23
    英国のレスターシャー州レスターのレスター・アリーナにてWBO世界ミドル級暫定王座決定戦がただいま終了、同級1位のアフタンディル・クルツィゼ(ジョージア)と同級3位、トミー・ラングフォード(英国)の一戦は、5ラウンド27秒TKOでクルツィゼが勝利をおさめています。

    正規王者のB.J.ソーンダースがリングサイドで観戦する中、顔半分上背で劣るクルツィゼが距離を詰め、ラングフォードが持ち味の手数で対抗しますがいきなりクルツィゼの左フックが浅くながらヒットして幕を開けます。スイッチしながら上半身を丸めて前進するクルツィゼは時折、「効かないよ」とばかりにノーガードで攻め掛けますがラングフォードの細かいアッパーが入る場面もあるもののポイントはクルツィゼの攻勢が有効に映ります。ラングフォードは遠い距離から飛び込むように放つクルツィゼの左フックは読み、外すものの効果的な反撃は出来ず3ラウンドには早くも左眉から出血します。徐々にクルツィゼの前進もスピードが緩んできたかと思われた5ラウンド、クルツィゼの左フックがラングフォードの右肩越しからアゴにクリーンヒットするとロープにもたれるようにラングフォードがダウンします。ダメージを見せながらも立ち上がったラングフォードでしたが、フィル・エドワーズ(英国)レフェリーはカウント途中でダメージを考慮したか、TKOを宣言しています。来月には39歳を迎える新暫定王者のクルツィゼは33勝21KO2敗2分とし、27歳のラングフォードはストップ直後は両手を広げ抗議の姿勢を見せたものの初黒星、18勝6KO1敗としています。


    英国スーパーライト級タイトルマッチでは王者のタイロン・ナースがジョー・ヒューズ(ともに英国)に12回引分となりナースが辛くも防衛としています(1対1/116-113:ナース、115-113:ヒューズ、115-115)。

    長身痩躯のナースは持ち味でもあるハンドスピードを生かしジャブ、ワンツーを放ち、ヒューズもインサイドからコンパクトなアッパーや左右ボディフックを打って行きます。2ラウンド以降、激しいパンチの交換を見せる両者ですが、どちらもパンチ力より手数で押すタイプだけに一気にペースが変わることは無く、5ラウンドにはヒューズが鼻血を出し始めますがハッキリと流れが傾く様相を見せません。中盤に入るとお互いにややペースを落としながら、7ラウンド辺りから左まぶたを腫らし始めたナースが、8ラウンドには良い左右ボディフックを打ち込むとヒューズの手が止まりかけます。しかしインターバルを挟むと再び激しいペース争いを見せそのまま終盤に入ります。10、11ラウンドとややヒューズの手数が落ちたようにも映りましたが最終回も決定的な場面こそ無いもののアクションの多い展開のまま終了のゴングとなっています。WBC17位、27歳のナースは34勝7KO2敗2分、26歳のヒューズは15勝6KO2敗1分としています。


    東京五輪スーパーヘビー級メダル候補とも謳われたダニエル・デュボア(英国)が4月8日のプロ・デビュー戦からわずか2週間でプロ2戦目となるヘビー級4回戦に出場、ブライス・メンドゥオ(カメルーン)に2ラウンド48秒TKO勝利をおさめています。

    新しく付いたニックネーム、" DYNAMITE " と合わせて " Triple D " と紹介されたデュボアは初回半分が過ぎたところで右を打ち下ろしメンドゥオの足をバタつかせ、ペースを掴むと2ラウンド早々、青コーナー前で左右フックをモロに浴びせロープダウンを奪います。カウント途中で両手を挙げアピールしたメンドゥオでしたが上半身をよろめかせたところでレフェリーがダメージを考慮、TKOとしています。19歳のデュボアは2勝2KO、メンドウオは3勝2敗です。


    WBO世界バンタム級挑戦者決定戦から直前で暫定王座決定戦に格上げとなった一戦は同級1位のアーサー・ビジャヌエバ(フィリピン)が同級2位のゾラニ・テテ(英国)に12回判定負け、テテが新暫定王者となっています(3対0/120-107、119-108×2)。元IBF同級王者でもある29歳のテテは25勝20KO3敗、11ラウンドに左ストレートを食い決定的とも言えるダウンも喫し完敗とした28歳のビジャヌエバは30勝16KO2敗としています。
  • M.タパレスが王座剥奪!日本時間23日は世界中で7つの世界タイトルマッチ

    M.タパレスが王座剥奪!日本時間23日は世界中で7つの世界タイトルマッチ

    2017.04.22
    明日23日は日本のボクシングファンにたまらない1日となりそうです、大阪にて15時から第1試合がスタートするウォズジム主催興行のダブル世界タイトルマッチはもとより、早朝に英国で、昼にはアメリカでも注目のタイトルマッチが予定されています。7試合が予定される世界戦で王座交代のビッグニュースは有るのでしょうか?なお大阪で予定されているWBOバンタム級戦は王者のマーロン・タパレスが800グラムオーバーとし、15時をリミットとする再計量でも900グラムオーバーを示し王座剥奪となっています。


    <WBA世界フライ級タイトルマッチ in エディオンアリーナ大阪>
    王者、井岡一翔(井岡/22戦21勝13KO1敗):112ポンド(約50.8Kg)
    同級2位、ノクノイ・シットプラサート(タイ/66戦62勝38KO4敗):112ポンド
    ※チャンピオンが地元で世界戦で7人目となるタイからの刺客を相手に迎えます。キャリアで3倍を誇るベテランを相手に5度目の防衛を目指す王者の圧倒的優位が伝えられますが、前戦で思わぬダウンを喫しているだけに揺らいだ安定感を再構築したいところでしょう。現在のトップコンテンダーも同国人のヨドモンコンが控えるだけに、挑戦者陣営には隙も見せずに勝ちたいところです。

    <WBO世界バンタム級タイトルマッチ>
    前王者、マーロン・タパレス(フィリピン/31戦29勝12KO2敗):120ポンド(約54.4Kg)
    同級6位、大森将平(ウォズ/19戦18勝13KO1敗):117.5ポンド(約53.3Kg)
    ※挑戦者にとって悪夢とも言える15年大晦日の一戦を払拭出来るか否かが焦点と言える試合に16ヶ月間の内容が問われます。プレッシャーを押しのけて来日戦績3戦全勝2KOの前王者に勝つことは出来るでしょうか?挑戦者が勝った場合のみ新王者誕生という変則世界戦となりましたが、王者の計量失格はいただけないニュースとなっています。


    <WBO世界フェザー級タイトルマッチ in 米国、カリフォルニア>
    王者、オスカル・バルデス(メキシコ/21戦全勝19KO):125.6ポンド(約56.9Kg)
    同級1位、ミゲル・マリアガ(コロンビア/26戦25勝21KO1敗):125.4ポンド(約56.8Kg)
    ※15年6月にはN.ウォータースに判定負けを喫しWBA王座獲得に失敗しているマリアガがWBO地域王座の防衛をこなし指名挑戦権を獲得、再挑戦に臨みます。世界王座を獲得した試合を含め5連続KO勝利中と波に乗る王者バルデスが2度目の防衛を果たすものと大方の予想ですが、番狂わせはあるのでしょうか?

    <WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ>
    王者、ジェシー・マグダレノ(米国/24戦全勝17KO):121.8ポンド(約55.2Kg)
    同級12位、アデイルソン・ドス・サントス(ブラジル/20戦18勝14KO2敗):121.2ポンド(約54.9Kg)
    ※N.ドネアを12回判定に下した新王者と初世界戦となる挑戦者による25歳同士の世界戦です。アメリカ・デビュー戦となるサントスにとってはかなり荷が重いタイトルマッチになりそうですが、王者のKO防衛にファンの期待が集まります。1位のタフガイ、C.フアレスが手ぐすねを引いて挑戦を待つなか王者の真価が問われるのは今冬とも言われる次戦となるのでしょうか。

    <WBO世界スーパーミドル級タイトルマッチ>
    王者、ヒルベルト・ラミレス(メキシコ/34戦全勝24KO):167.8ポンド(約76.0Kg)
    同級9位、マキシム・ブーサク(ウクライナ/38戦33勝15KO4敗1分):167.4ポンド(約75.9Kg)
    ※当初は昨年7月に行う予定だった初防衛戦をスパーリング中に右拳を負傷したことで中止とし、A.アブラハム戦から1年のブランクを作った王者が仕切り直しのリングに上がります。ボブ・アラム・プロモーターはG.ゴロフキンが2階級制覇を望むなら喜んで挑戦を受けるとコメントし話題となっていますが、将来のビッグファイトもまずは初防衛成功が必須と言えるでしょう。


    <WBC世界スーパーウェルター級タイトルマッチ in 米国、ニューヨーク(写真)>
    王者、ジャーメル・チャーロ(米国/28戦全勝13KO):153.5ポンド(約69.6Kg)
    同級1位、チャールズ・ハトレイ(米国/28戦26勝18KO1敗1分):153.7ポンド(約69.7Kg)
    ※J.ジャクソンを逆転KOに退け新王者となったジャーメルの初防衛戦は指名挑戦者でもあるハトレイです。唯一の黒星は約4年前にベテランのL.タイナーに喫したものですが、15年11月に敵地で元2階級制覇王者のA.マンディンを11回TKOに下しシルバー王座を獲得、世界戦線に急浮上してきた31歳です。同じ試合数でもある両者が積み上げてきた経験の差が勝負を分けそうですが王者優位は不動と言えそうです。メイン格のA.ベルト対S.ポーター戦も要注目の興行です。


    <WBO世界ミドル級暫定王座決定戦 in 英国、レスター>
    同級1位、アフタンディル・クルツィゼ(ジョージア/36戦32勝21KO2敗2分):160ポンド(約72.5Kg)
    同級3位、トミー・ラングフォード(英国/18戦全勝6KO):159.9ポンド(約72.5Kg)
    ※約270グラムオーバーで初回の計量を終えたクルツィゼですが約2時間後の最計量でクリア。新暫定王者は約7年前にH.エンダムが保持していたWBAミドル級暫定王座に挑み12回判定負けを喫しているクルツィゼか、世界初挑戦となるラングフォードか?正規王者のB.J.ソーンダースはケガも多く防衛戦の間隔も長いことから、F.ウォーレン・プロモーターもラングフォードが王座に就いてくれた方が興行を打ちやすいのかもしれません。アンダーカードで行われるWBOバンタム級挑戦者決定戦も気になるところです。
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