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    速報!ホルヘ・リナレスがWBA王座2度目の防衛成功!1位のキャンベルを撃退

    2017.09.24
    WBA世界ライト級王座&WBCダイヤモンド同級王座を持つホルヘ・リナレス(帝拳/ベネズエラ)のWBA王座2度目の防衛戦が終了。米国、カリフォルニア州イングルウッドに在るザ・フォーラムにてWBA1位のルーク・キャンベル(英国)に12回判定勝利をおさめています(2対1/115-112、114-113:ホルヘ、115-113:キャンベル)。

    2ラウンドにコンビネーションからの右ストレートでダウンを奪ったホルヘでしたが、4ラウンドに肋骨を痛め、その後の呼吸が困難になったことと、ボディを打たれるたびに激痛が走ったことも加わり、思うような追撃が出来ず長身サウスポーのキャンベルに判定勝利、王者のホルヘは43勝27KO3敗とし対英国人3連勝としています。一方、4日後に30歳を迎えるトップコンテンダーのキャンベルは17勝14KO2敗としロンドン五輪金メダル組4人目の世界王者誕生は成りませんでした


    なおセミファイナルに予定されていたWBOスーパーライト級1位、アントニオ・オロスコ対元WBCシルバー・スーパーライト級王者のロベルト・オルティス戦はオロスコが3キロ以上のオーバーとなったことで試合が中止になっていますが、更にセミセミ格のWBCフェザー級19位、マヌエル・アビラ(米国)対ラミロ・ロブレス(メキシコ)戦もロブレスが試合前の健康診断で血液検査にドクターストップが掛かり、試合中止となったことが発表されています。


    出場する両選手にとっては幸運にもセミファイナルに格上げとなった一戦は3月、カリフォルニアで全勝ホープのC.ゴンサレスにKO勝利をおさめ、2度目のチャンスを掴んだOPBF東洋太平洋スーパーフェザー級3位にランクされるホープ、ロメロ・ドゥノ(フィリピン)と元スペイン語圏ライト級王者のファン・パブロ・サンチェス(メキシコ)が対戦、ライト級8回戦でドゥノが8回判定勝利をおさめています(78-74×3)。サンマン・プロモーション期待の21歳、ロメロは15勝13KO1敗、29歳のサンチェスは30勝14KO14敗としています。
  • 速報!ジュニエール・ドルティコス 対 ドミトリー・クドリアショフ!

    速報!ジュニエール・ドルティコス 対 ドミトリー・クドリアショフ!

    2017.09.24
    米国、テキサス州サン・アントニオのアラモドームにてWBA世界クルーザー級タイトルマッチがただ今終了。レギュラーチャンピオンのジュニエール・ドルティコス(キューバ)が同級6位のドミトリー・クドリアショフ(ロシア)に2ラウンド2分10秒、10カウントによるKO勝利をおさめています。

    初の海外遠征が影響したのか前日の計量で0.5ポンド超としたクドリアショフでしたが、再計量でリミットを造りクリア、『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』準々決勝戦を迎えています。両者ゆっくりとしたテンポから上下に打ち分けを見せた初回を終えると、2ラウンド開始と同時にドルティコスがテンポを上げて右を打ち込んで行きます。右フックがダックした後頭部にヒットし、ロープに後ずさりを見せたクドリアショフですが、立て直しを見せたかと思われた半分過ぎにドルティコスの右フックが浅くヒット、続けて右ストレートをモロにテンプルに食ったクドリアショフがゆっくりと崩れ落ちます。深いダメージを見せながらもクドリアショフがゆっくりと立ち上がったところでラファエル・ラモス(プエルトリコ)レフェリーが10カウントを数え上げ、両手を交差しています。戦前の予想通り、KO決着を魅せた31歳のドルティコスは22戦全勝21KO、来月32歳を迎えるクドリアショフは21勝全KO2敗と痛い星を落としています。



    セミファイナルのクルーザー級10回戦は、キース・タピア(プエルトリコ)が元NABF北米同級王者のラティーフ・カヨデ(ナイジェリア)を10回判定にくだしています(3対0/100-89×2、99-90)。

    長い距離のタピア、接近戦のカヨデと映る一戦は開始と同時にタピアがジャブ、ワンツーを放ち先手を取りますがカヨデはガードを固め防御、もっと打ってこいと笑顔を見せ手招きする余裕を見せます。2ラウンドにはタピアがロープに詰めて左フックを打ち込み、3ラウンドもガードの合間に右ストレートを放つなど若いタピアが序盤の主導権を取ったように映ります。4ラウンド中盤、タピアの右グローブのバンテージがほどけ休憩が入ります。パンチの重量感で勝るカヨデも固いガードを巧みに使いながら攻めの姿勢を見せますが、軽快なフットワークを駆使しながらスピードで上回るタピアに後手に回っているように映ります。しかし6ラウンド終了間際にタピアがスッと出した右がカヨデのアゴに入ると、あっさりとカヨデがダウンします。カウント8で再開し、インターバルとなるとカヨデもダメージを感じさせず7ラウンドも攻めて行きますがタピアのコンビネーション主体のスタイルになかなか挽回出来ません。左まぶたからの出血も気になり始めたカヨデは9ラウンド終盤には左フックをアゴに食い、一瞬動きを止めるなどガード主体のスタイルも加わり後手に映る印象を最後まで変えることが出来ず、終了のゴングを聞いています。世界ランク入り濃厚の26歳、タピアは18勝11KO1敗とし、34歳のカヨデは21勝16KO2敗1ノーコンテスト1無判定としています。


    アンダーカード、元5階級制覇王者のノニト・ドネア(フィリピン)にとって昨年11月のJ.マグダレノ戦(12回判定負け)以来の復帰戦はルーベン・ガルシア・エルナンデス(メキシコ)との一戦です。空位のWBCシルバー・フェザー級王座決定戦とアナウンスされた舞台で10回判定勝利をおさめています(3対0/100-90、97-93、99-91)。34歳のドネアは38勝24KO4敗、敗れた24歳のエルナンデスは22勝9KO3敗1分と好戦績を維持していますがWBC40傑にその名前はありません。
  • 速報!ジョセフ・パーカー 対 ヒューイ・フューリー!

    速報!ジョセフ・パーカー 対 ヒューイ・フューリー!

    2017.09.24
    英国、ランカシャー州マンチェスターに在るマンチェスター・アリーナにてWBO世界ヘビー級タイトルマッチがただ今終了しました。WBO世界ヘビー級チャンピオンのジョセフ・パーカー(ニュージーランド)と同級1位のヒューイ・フューリー(英国)による指名防衛戦は12回判定でパーカーが勝利をおさめています(2対0/114-114、118-110×2)。

    T.フューリー、B.J.ソーンダースらとともにリングインを果たした挑戦者は約5Kg軽く前日の計量をパスしていますが、初回はリングを広く使い左を出して行きます。対するパーカーはのそのそとプレスを掛け、距離が詰まったところでロープに押し込み自慢の強打をねじ込もうとします。パーカーのガードにすらパンチが当たらない距離のジャブも多い挑戦者は左を突きながらサークリングし、パーカーが入ってきたところにパンチを合せる戦術に映り、コツンコツンと小さなフックやアッパーが入る場面も作りますがパーカーが距離を詰めるとクリンチワークという消極的とも映る序盤となります。山場のほとんど無いまま中盤に入り、5ラウンド序盤にパーカーに対し頭から行くな、と注意が、スイッチを見せた挑戦者にはジャブをバックハンドで打つな、とそれぞれ注意が入ります。挑戦者の小洒落たトランクスはサイズが小さめなのか徐々に上がってくるのが気になりますが、その後もやや工夫の無いパーカーが距離を詰めようと前進を続けますがパンチは正確性に欠け、挑戦者はロープ伝いにサークリングし、入り際にコツコツと軽打を狙って行き外されればクリンチという面白味の無い展開は終盤に入っても変わらず、9ラウンド早々にパーカーがやや強引に攻めた場面では少しばかり歓声が上がります。遅すぎるブーイングも10ラウンド辺りから聞こえ始めますが展開はビデオを見ているように変わらず、迎えた最終回は王者も攻勢を強め、ディフェンス重視の挑戦者に右を押し込む場面も見せますが、残り30秒を切るとリングサイドのファンは立ち上がり拍手を挙げ新王者の誕生を信じながら終了のゴングを聞いています。終了直後は、ただ逃げ回っているだけという声も聞こえてきそうな挑戦者のボクシングを地元開催という部分が後押しし新王者誕生の空気満々となりましたが、もう少し挑戦者らしいボクシングを魅せていればと映るフルラウンドとなりました。敵地で防衛を果たした25歳のパーカーは24戦全勝18KO、23歳のフューリーは20勝10KO1敗と初黒星を喫しています。


    セミファイナルは地元マンチェスター出身の元IBFユース・フェザー級王者、ジョー・マレーがマティ・フェイゲン(ともに英国)とスーパーライト級10回戦を行い、10回判定でマレーが勝利をおさめています(96-93)。

    両者とも高くないKO率が示すように軽い連打を武器とする対戦は格上のマレーが優勢に試合を進めるかと思われた2ラウンド中盤、距離を詰めたところへフェイゲンの右ショートをアゴに貰いマレーがダウンを喫します。すぐに立ち上がったマレーは気を締めたかやや前進を弱め慎重に試合を運ぼうとしますが、出入りを使い一足早く距離を上手く掴んだフェイゲンが4ラウンドに連打を浴びせます。その後はコツコツとお互いに軽打を入れながらのペース争いとなりますが、8ラウンドにホールディング行為でマレーに減点1が課されます。ダウンを奪い返したいマレーでしたが最後までフェイゲンも足を止めずフルラウンドを戦っています。わずかにブーイングも聞こえるなか、リング上で喜びを表現した30歳のマレーは22勝9KO2敗、29歳のフェイゲンは11勝3敗としています。


    また英国バンタム級王者のジョシュ・ウェールがドン・ブロードハースト(ともに英国)を迎え同王座の防衛戦を行い、11ラウンド1ラウンド52秒TKOで王者のウェールが勝利、王座防衛を果たしています。

    白熱の打撃戦も中盤辺りから挑戦者に疲れが見え始め、7ラウンドには足が着いてこずスリップを見せるなど被弾も増え始め、徐々に王者がリードを広げていきます。10ラウンドにも連打を集めた王者が迎えた11ラウンド、右の打ち合いとなり王者のストレートが一瞬早くカウンターとなってクリーンヒットすると頑張りを見せていた挑戦者も力尽きゴロンとマットに仰向けにダウン、レフェリーはカウントを数えず両手を交差しています。WBC同級34位でもある29歳のウェールは25勝12KO9敗2分、33歳のブロードハーストは19勝4KO4敗1分です。


    15年12月には世界挑戦経験を持つ " ジミー " キルライン・ケリー(英国)がスティリヤン・コストフ(ブルガリア)を4回TKOに下し、空位のWBOインターコンチネンタル・スーパーウェルター級王座の獲得を果たしています。L.スミス戦での黒星以降7連勝2KOとした25歳のケリーは23勝9KO1敗、31歳のコストフは21勝16KO8敗としています。
  • 速報!オスカル・バルデス 対 ジェネシス・カシミ・セルバニャ!

    速報!オスカル・バルデス 対 ジェネシス・カシミ・セルバニャ!

    2017.09.23
    米国のアリゾナ州ツーソンに在るコンベンション・センターにてトップランク・プロモーション主催のダブル世界タイトルマッチがただ今終了、WBO世界フェザー級チャンピオンのオスカル・バルデス(メキシコ/125.8P)が同級4位のジェネシス・カシミ・セルバニャ(フィリピン/125.4P)に12回判定勝利、ダウン応酬の激闘を制しています(3対0/116-110、119-111、117-109)。

    樫見会長がチーフセコンドを務めるセルバニャはフィリピンのALAプロモーションからプロデビューし、一昨年前からカシミジムをベースにキャリアを重ねてきたオーソドックス。王者のバルデスと構えだけでなく左右のフックも得意とあって距離も似ており見ごたえある打ち合いを展開します。静かな初回を終え、2ラウンドはまだ固さの見えるセルバニャに対しワイルドなパンチでポイントをアピールした王者が主導権を引き寄せたように映ります。声援の量ほどバルデス優勢とは思えない4ラウンド2分過ぎ、身体の暖まってきたセルバニャが追いかけながら右フックをアゴに打ち込むと足を滑らせたことも加わりバルデスがコーナー前でダウンします。ダウンじゃないと主張するバルデスですがカウント8で再開し、セルバニャが追撃するとバルデスはロープに詰まり歓声と悲鳴が混じるなかゴングが鳴ります。しかし5ラウンド、バルデスの左フックがカウンターとなりセルバニャにクリーンヒットすると尻餅を付くダウンを喫します。深いダメージを感じさせるセルバニャに今度はバルデスが猛追、足元をバタつかせながらインターバルに助けられます。6ラウンド終盤にはバルデスの打ち終わりに右アッパーからコンビネーションをまとめロープに押し込んだセルバニャがポイントを取り返したように映ります。厳しいバルデスは8ラウンド辺りからフットワークを交えながら打ち合いを避けジャブを突きアウトボクシングを展開するような戦術を採ると、競った展開ながらポイントは王者に流れていくように映り試合巧者振りを披露します。最後まで懸命にセルバニャも攻め込んでいきますが再び山場を作ることは出来ず、振り分けるなら王者といったラウンドを落とし涙を呑んでいます。26歳同士の対戦を制し3度目の防衛を達成したバルデスは23戦全勝19KOとし、ポイント差以上に好勝負を魅せたセルバニャは29勝12KO1敗としています。



    WBO世界スーパーミドル級タイトルマッチはチャンピオンのヒルベルト・ラミレス(メキシコ/167.8P)が同級1位のジェシー・ハート(米国/167.7P)に12回判定勝利、王座防衛です(3対0/115-112×2、114-113)。

    長身サウスポーの王者ラミレスが長いジャブを突きながら主導権を掴もうとし、ハートは冷静にパンチを合わせて行く初回は手数で王者がポイントを取ったように映ります。同じような展開を見せた2ラウンド半分が過ぎたところでラミレスがロープに詰め左アッパーをハートのアゴにヒット、ハートは膝から崩れるようにダウンします。深いダメージを見せますがマイク・オルテガ(米国)レフェリーは続行、ラミレスが猛追するとハートはクリンチを混ぜながらなんとかインターバルに助けられます。トレーナーでもある父親の元世界ランカー、ユージン・" Cyclone "・ハートがコーナーで大声を掛け奮起を促すと3ラウンド1分過ぎにラミレスの左アッパーがモロに股間に入りハートは苦痛に顔をゆがめ、レフェリーは数秒間の休憩を与えます。有効打で3ラウンドも取られたハートは何とか持ち直したいところですが4ラウンドも王者のコンビネーションを上下に食いリードを広げられます。自陣の青コーナー下が濡れているのか足を滑らせバランスを崩す場面を見せるなど、なかなか反撃モードに繋げられないハートでしたが徐々にラミレスのタイミングを掴んだか粘りを見せ始めます。序盤のKOチャンスに猛然と攻め込んだ代償とも映るラミレスに対し、8ラウンド辺りからハートも頑張りを見せフットワークを使うとラミレスのプレスにやや甘さが見え始めます。9ラウンド早々にはハートがいきなりの右ストレートを打ち込み、11ラウンドにもハートの踏み込みながらの右にラミレスがヒヤリとさせられる場面を作りますが反撃及ばず終了のゴングとなっています。2度目の防衛を果たした26歳のラミレスは36戦全勝24KO、28歳のハートは22勝18KO1敗としましたが序盤の失点が響いています。



    アンダーカードのフェザー級6回戦ではロンドン五輪フライ級銅メダリストのマイケル・コンラン(英国)がケニー・グスマン(米国)に2ラウンド2分59秒TKO勝利です。

    これまでフェザー級アンダーリミットで試合をこなしてきたコンランは前日の計量を126.6ポンド(約57.4Kg)とプロ4戦目にして初めてフェザー級リミットを超えてのリングとなります。スイッチを交えながらいつものように好戦的に攻めるコンランに対し、グスマンも打ち合いに応じますが有効打の数でコンランがリード、2ラウンド終盤に右ブックの相打ちとなりますが、ややオープンブローとなったもののコンランのパンチが先にヒット、グスマンは背中から大の字にダウンします。立ち上がり戦意を示したグスマンでしたが鼻からの出血もありウェス・メルトン(米国)レフェリーは続行を許さず両手を交差しています。25歳のコンランは4戦全勝全KO、30歳のグスマンは3勝1KO1敗としています。


    スーパーフェザー級8回戦、リオ五輪ライト級金メダリストのロブソン・コンセイサン(ブラジル)はカルロス・オソリオ(ニカラグア)に3ラウンド終了、棄権によるTKO勝利をおさめています。

    デビュー当時から指摘されてきたオープンブローの多さも少しずつ改善されてきた印象を見せるコンセイサンが長いリーチを生かし、開始からジャブ、ワンツーに加えアッパーを上下に打ち込んでいきます。2ラウンド以降、コンビネーションを集めたコンセイサンが危なげなくリードを広げて行きますが、オソリオの粘りとコンセイサンのスタミナとどちらが先に底を見せるかと思われた4ラウンド開始前のインターバルでオソリオ陣営が右肩の不調を訴えて棄権、マイク・オルテガ(米国)レフェリーがTKOを宣告しています。28歳のコンセイサンは5戦全勝4KO、27歳のオソリオは13勝5KO8敗1分としています。


    空位のNABFウェルター級王座決定戦は、2011年バクー世界選手権でウェルター級の銅メダリスト、WBOランキングでもウェルター級4位に上がってきたエギディウス・カバラウスカス(リトアニア)はマオンリー・モンテス(メキシコ)に7ラウンド34秒、レフェリーストップによるTKO勝利、プロに入り始めてベルトを巻いています。

    少し上背で劣るカバラウスカスがシャープなジャブを突きながら距離をキープし、モンテスがガードを固めながらじわじわ前に出る初回を終え、2ラウンドはコンビネーションも混ぜ始めたカバラウスカスですが左フックを合わされ一瞬ヒヤリとさせます。終了間際にも連打を出して山場を作ったカバラウスカスがポイントを抑えたように映り、3ラウンドは初回同様にカバラウスカスのジャブが冴え、カバラウスカスにとってまずまずの序盤となります。右目下が腫れはじめたモンテスはじわじわと距離を詰めに行く姿勢を一貫させるもののカバラウスカスのジャブを中心とした有効打を上回る攻勢は作れず徐々にダメージを貯めて行くように映りますが、5ラウンド40秒過ぎに打ち合いの中で右ストレートがアゴにヒット、カバラウスカスが一瞬バランスを崩し後退を見せます。カバラウスカスがほぼ押さえているように映るポイント差以上に競った目の離せない展開となるものの鼻血も出始めたモンテスの出血がひどくなっていきます。右まぶたもカット、腫れもひどくなった7ラウンド開始直後にドクターチェックが入ると長いチェックとなりますが続行、会場から歓声が上がります。意を決したモンテスが打ち合いに行き、カバラウスカスも応じ見応えのある展開となりますが、レフェリーがやや唐突に試合をストップ、右手を振り終了となっています。29歳のカバラウスカスは18戦全勝15KOとしたのに対し、首を振り納得行かないといった表情を見せた27歳のモンテスは33勝22KO7敗1分としています。


    スーパーライト級8回戦ではリオ五輪ライトウェルター級金メダリストのファズリディン・ガイブナザロフ(ウズベキスタン)がビクトル・ロサス(メキシコ)に8回判定勝ちをおさめています(3対0/80-72×3)。26歳のガイブナザロフは3戦全勝1KO、29歳のロサスは9勝3KO7敗としています。


    また昨年12月、今冬に近藤明広(一力)選手と争うS.リピネッツに8回KO負けを喫し試合後に引退を表明しながら、多くのボクサー同様にサクっと撤回しているレオナルド・ザッパビグナ(豪州)は世界挑戦経験を持つベテラン、フィデル・モンテローサ(コロンビア)に3ラウンド2分48秒KO勝利です。元世界ランカー同士の対戦で復帰戦KO勝利を果たした29歳のザッパビグナは36勝26KO3敗、29歳のモンテローサは38勝30KO14敗1分1ノーコンテストとしています。
  • 英国のWBOヘビー級戦、米国のWBAクルーザー級戦も計量終了

    英国のWBOヘビー級戦、米国のWBAクルーザー級戦も計量終了

    2017.09.23
    日本時間23日は米国、カリフォルニアでのホルヘ・リナレス対ルーク・キャンベル戦を含めて3試合の世界タイトルマッチが行われます。先ほど、英国にてWBO世界ヘビー級タイトルマッチの公式計量が行われ、王者のジョセフ・パーカー(ニュージーランド/23戦全勝18KO)は245ポンド(約111.1Kg)、同級1位の指名挑戦者、ヒューイ・フューリー(英国/20戦全勝10KO)は234ポンド(約106.1Kg)としています。

    2月に行われた入札で王者陣営が落札し、5月開催と決定したものの挑戦者陣営のトラブルにより9月に延期となっていた全勝対決ですが、25歳の王者が2度目の防衛成功となるのか、23歳になったばかりの挑戦者が従弟のタイソンに続き世界のベルトを腰に巻くのでしょうか?


    また米国、テキサス州にて行われるWBAクルーザー級タイトルマッチはレギュラーチャンピオンのジュニエール・ドルティコス(キューバ/21戦全勝20KO)が199ポンド(約90.2Kg)、同級6位のドミトリー・クドリアショフ(ロシア/22戦21勝全KO1敗)はリミットの200ポンド(約90.7Kg)でパス、明日の激突が楽しみとなっています。
  • 『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』クルーザー級最注目の一戦!

    『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』クルーザー級最注目の一戦!

    2017.09.22
    9月9日からスタートした『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』はスーパーミドル級、クルーザー級ともに1試合を終え、スーパーミドル級ではカラム・スミス(英国)が、クルーザー級ではアレクサンデル・ウシク(ウクライナ)がそれぞれ準決勝進出を決めています。そして今週末にはKO必至、クルーザー級再注目と言われる準々決勝の2戦目が行われます。


    WBAレギュラーチャンピオン、31歳のジュニエール・ドルティコス(キューバ)は21戦全勝20KOと破格のKO率を誇りますが最新試合となるY.カレンガ戦から16ヶ月を空けている点と、対戦者の質で劣るところがポイントと言えそうです。「土曜日の夜、ファンは信じられないようなショーを観ることになるでしょう。この試合は紛れもなくトーナメント最高の試合であり、最強の男が勝利を手にすることになります。私も彼も最後の最後までハートと全てを出し切って戦うことでしょう。私は一生懸命練習してきました、このチャンスを最大限に生かすつもりです、私の目の前に強い敵が立ちはだかっていることは分かっていますが、自分の能力を信じゲームプランを実行しなければいけないでしょう。」と意気込みを述べています。


    そして22戦21勝全KO1敗、31歳のドミトリー・クドリアショフ(ロシア)は、15年11月にO.ドゥロドラに全勝街道を止められましたが、6月に豪快なTKOで雪辱を果たしています。ややクドリアショフ有利の予想が立ちますが、ドルティコスと違ってアメリカでの試合が初、ロシア国外での試合が初となるクドリアショフのコンディションがポイントになるでしょうか。「我々はどちらも高いKO率を誇っており、素晴らしい戦いになりそうです。そして土曜日には私が勝利し手を挙げられるのです。何年も前から努力を積み重ね、初めて世界チャンピオンになる今回のチャンスを得ました、これは私の夢です。(トーナメントの勝利者に与えられる)アリ・トロフィーよりも更に私を奮い立たせてくれるものです。私はいつもKO勝利を披露出来るようにトレーニングを積んでおり、それは私の目標でもあります。しかし12ラウンドまで戦う用意もしっかりと出来上がっています。土曜日、私は全てを懸けてリングに上がります。」と述べています。


    B.シュメノフの王座剥奪に伴い、ドルティコスが暫定王者からエレベーター式に昇格して初めての試合となります、ドルティコスの初防衛かクドリアショフの初戴冠かというところも気になりますが、やはり世界の頂点を争う強打者同士の対戦はベルトを抜きにしても要注目です。そして勝者は10月21日に行われる、M.ガシエフ対K.ブロダルチク戦勝者との準決勝戦という視点も更に楽しみを増やしてくれそうです。
  • WBC8位のデレック・チゾラが移籍&復帰戦をアナウンス

    WBC8位のデレック・チゾラが移籍&復帰戦をアナウンス

    2017.09.22
    リング外での蛮行により逮捕数回、そしてボクサー・ライセンスのサスペンド処分など度々ボクサーの本分とは異なる場面で名前の挙がることでも知られるWBCヘビー級8位のデレック・チゾラ(英国/31戦25勝17KO6敗)が、9月30日に英国、リバプールのエコー・アリーナにて復帰戦のリングに上がることが発表されています。


    この日のメインには元世界王者同士によるWBAバンタム級挑戦者決定戦、P.バトラー対S.ホール戦がすでにセットされていますが、昨年12月のD.ホワイト戦以来の試合に臨む33歳のチゾラです。ホワイト戦は12回判定負け(2対1)ながらチゾラの勝利を推す声がより大きかったとされる試合の敗因をホワイトのプロモート権を持つ主催プロモーション、マッチルーム・スポーツの影響という記事も数多く報じられていました。そして今夏、これまでのザウアーランド・プロモーションと契約を解除し、新しくチゾラがプロモート契約を結んだのがマッチルーム・スポーツという因果なものとなっています。


    対戦相手未定ながら6回戦でのリングとあって復帰の意味合いが強い試合となりそうですが、チゾラは「敗戦に加えて怪我もあったけれどリバプールで再起出来ることを嬉しく思うよ。まずは11月に欧州王座を獲得したあとで、ディリアン・ホワイトと再戦して借りを返すんだ。世界タイトルマッチはその次ということだね。」とコメント、11月に欧州チャンピオンのアギト・カバイェル(ドイツ/16戦全勝12KO)への挑戦が内定しているとし、エディ・ハーン・プロモーターも認めていますが、一層大事な復帰戦のリングとなりそうです。


    正式発表が待たれる11月のモナコ、モンテカルロの興行にはWBAバンタム級因縁の再戦、J.マクドネル対L.ソリス戦やS.キッグの出場なども噂されていますが、そこにカバイェル対チゾラ戦が加わるとなると一層楽しみなイベントが期待出来そうです。
  • WBCヘビー級戦アンダーカードに1位のB.スティバーンが出場

    WBCヘビー級戦アンダーカードに1位のB.スティバーンが出場

    2017.09.20
    11月4日に米国のニューヨークで行われることが報じられているWBC世界ヘビー級タイトルマッチ、D.ワイルダー対L.オルティス戦のアンダーカードにWBC同級1位の前王者、バーメイン・スティバーン(カナダ/28戦25勝21KO2敗1分)が出場することが明らかとなり、その対戦相手はWBC同級7位のドミニク・ブレアジール(米国/19戦18勝16KO1敗)とされています。


    15年1月にWBC王座をワイルダーに奪われているスティバーンはおよそ10ヶ月後、ノーランカーに判定勝ちをおさめ再び1位の座に返り咲き、今年2月にはWBCからワイルダーの指名挑戦者として対戦指示が出たことが報じられていました。しかし再戦しても勝ち目が無いと判断したのか、ビッグファイト前にもう1試合挟みたかったのか、オルティスに先を譲る形でワイルダー戦を回避したことは周知のこととなっています。そして昨年6月にA.ジョシュアの持つIBF王座に挑み、7回TKO負けに終わっているブレアジールは2月に強打のI.ウゴノーとのダウン応酬の激闘を制し、再び世界戦線に舞い戻ってきた元トップアマです。この世界ランカー対決の勝者はメインイベント勝者への指名挑戦者になるとも報じられていますが、今後のWBC王座を巡る輪の中心に入ってくることは間違い無さそうです。


    また前WBAミドル級王者、ダニエル・ジェイコブス(米国/34戦32勝29KO2敗)のG.ゴロフキン戦以来となる復帰戦も行われる予定とされています。
  • 10月27日出場のJ.ブレーマー「今すぐにでも故郷のリングに上がりたいね」

    10月27日出場のJ.ブレーマー「今すぐにでも故郷のリングに上がりたいね」

    2017.09.19
    残されていた1つのカード、『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』スーパーミドル級準々決勝戦、ユルゲン・ブレーマー(ドイツ/51戦48勝35KO3敗)対ロバート・ブラント(米国/22戦全勝15KO)戦が10月27日にドイツのメクレンブルク・フォアポンメルン州シュヴェリーンにて行われることが発表されています。


    WBOライトヘビー級王座2度、WBA王座は6度の防衛という素晴らしい実績を持つブレーマーは同州シュトラールズント出身。シュヴェリーンとはおよそ140Kmの距離とあってほぼほぼ故郷の落ち着きを得られるとしています。「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズのスーパーミドル級戦準々決勝戦としてロバート・ブラントとの試合日程と会場をこうして発表出来ることを嬉しく思っています。そして私の故郷、シュヴェリーンで戦えることに心から興奮しています。アリ・トロフィーを目指す道を歩き始めることに待ちきれない気持ちだということです。」


    元世界王者も試合時には39歳を数えますが、後進を育てるという面で現WBAスーパーミドル級レギュラー王者、T.ツォイゲのチーフ・トレーナーを務めていることでも知られ、地元メディアでも度々、兄弟のように接する両選手を報じています。対戦者のブラントは27歳、ツォイゲと2歳違いでもありますがベテランのブレーマーがキャリアの違いを見せつけるような試合で準決勝進出と成るのでしょうか?それともWBAミドル級で2位に付けるブラントが勢いで勝利をおさめるのでしょうか?すでに準決勝進出を決めているカラム・スミスと対するのは果たしてどちらでしょうか?
  • ミゲル・バスケスが全勝のWBCシルバー・チャンピオンに挑戦

    ミゲル・バスケスが全勝のWBCシルバー・チャンピオンに挑戦

    2017.09.19
    「この試合を決めてくれたプロモーターとチームに感謝しています。こうしてスコットランドでの試合を組んでもらいましたが、すでに戦うコンディションは出来ています。私は未だに勝利に対しハングリーな気持ちを持ち続けています、私は彼よりも経験もあるし自信はあります。私はWBCの世界タイトルマッチが戦いたいです、これは多くのボクサーが願うことでもあると思います。トレーニングも十分、モチベーションも豊富です。」と語る元IBFライト級王者のミゲル・バスケス(写真/メキシコ/44戦39勝15KO5敗)は現在、WBCラテン・スーパーライト級王者で同級24位に付け世界王座再獲得を狙っています。


    近年では珍しい徹底したアウトボクシングを誇る30歳のバスケスは再起後4連勝2KOとしていますが次戦は11月11日、スコットランドのエディンバラにてWBCシルバー同級王座&英連邦同級王座を持つジョシュ・テイラー(英国/10戦全勝9KO)に挑むことが明らかとなっています。バスケスにとってこれまで以上に重要な試合ですが、26歳のテイラーはロンドン五輪ライト級ベスト16などアマチュア150戦という経歴を持つサウスポーで、7月に全勝対決となったO.デービースを7回TKOに下した試合は高評価を得ています。


    主催プロモーションでもあるサイクロン・プロモーションズにとってテイラーは元2階級制覇王者、C.フランプトンが去った現在のジム頭的な存在でもあり、地元で肩書きも申し分無いバスケスを下しキャリアを伸ばしておこうといったマッチメイクと思われますが、ディフェンス技術に秀でた元世界王者に初めてKO負けを味あわせることは出来るでしょうか?
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