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  • アンヘル・アコスタ「私は全ての試合でKO勝利を目指してリングに上がる」

    アンヘル・アコスタ「私は全ての試合でKO勝利を目指してリングに上がる」

    2018.05.15
    プエルトリコ、サンファンに在るコリセオ・デ・プエルトリコにて開催される、WBO世界ライトフライ級タイトルマッチを1ヶ月後に控えるなか、同王座の初防衛を目指すチャンピオンの " Tito " アンヘル・アコスタ(プエルトリコ/18戦17勝全KO1敗)が同級13位、カルロス・ブイトラゴ(ニカラグア/35戦30勝17KO3敗1分1ノーコンテスト)戦へ向け地元メディアに意気込みを語っています。


    「私の目標はベストになることです。私はフェリックス・トリニダードとミゲル・コットを見て育ちました、2人とも私の憧れのファイターです。6月16日の試合に勝って、世界最高のライトフライ級ボクサーであることを世界に知らしめたいと思います。生きる伝説でもあるミゲル・コットが私のプロモーターとして付いてくれることはこれ以上無い名誉なことです。」

    「カルロス・ブイトラゴはグレートなファイターでありタフな挑戦者です、彼は最高水準の経験も持っていますし、私のモチベーションでもあります。ファンは火の出るような打ち合いを見たいと思っているでしょう、彼も私と喧嘩をするつもりで向かって来ると思いますが、どんなスタイルで来ようとも6月16日は万全の準備で上がります。私はKOするために戦います、それはファンが望むものだからです。全ての試合でKOを目指し、6月16日もノックアウトで勝ちます!」今回が5度目の世界挑戦となるブイトラゴ戦を前に27歳の王者、アコスタは宣言通りKO勝利をおさめることは出来るでしょうか。
  • 速報!マーク・アンソニー・バリガ 対 ガブリエル・メンドサ!

    速報!マーク・アンソニー・バリガ 対 ガブリエル・メンドサ!

    2018.05.14
    フィリピンのメトロマニラ、ケソン市にてIBF世界ミニマム級挑戦者決定戦がただいま終了、現地時間13日14時からスタートし、メイン終了は0時前というフィリピンお約束ともいえるロング興行のトリは、同級3位のマーク・アンソニー・バリガ(フィリピン)が同級7位のガブリエル・メンドサ(コロンビア)に12回判定勝利、指名挑戦権獲得です(3対0/120-108×2、119-109)。

    バリガの同門、ジェルウィン・アンカハスもリングサイドで声援を送るなか、サウスポーのバリガのシャープなジャブで幕を開けると、メンドサが出てくれば右フックを引っ掛け、隙があると左ストレートを打ち込む、バリガ陣営としてはほぼ予想通りと思える展開で初回のポイントを取ります。2ラウンド2分過ぎ、メンドサの右が低く入ると、シルベストレ・アバインザ(フィリピン)レフェリーが注意を与え、3ラウンドも出てくるメンドサに右フックを引っ掛け、バランスを崩させると歓声が沸き上がります。

    ジャブとフットワークで距離をキープするバリガはその後も手数で優勢に立ちポイントを挙げ、ほぼバリガのフルマークと映り折り返します。自慢の強打を打ち込みたいメンドサは元来、手数の多いスタイルではないうえハンドスピード、フットワークでも後手を踏み、相性的にも噛み合わず、逆にパワーで劣るバリガがカウンターのタイミングを合わせながら終盤に入ります。メンドサも前進を強め、右のダブルから入るなど工夫を見せるもののほぼバリガにシャットアウトされ、ポイントを挙げることすら出来ずに迎えた最終12ラウンドもこれまでのラウンドと同様の展開で3分間を終えています。24歳のバリガは9戦全勝1KOとし、敗れた38歳のメンドサは29勝23KO6敗2分。現王者、京口紘人(ワタナベ)選手の指名挑戦者の地位を手にしたのは予想通りバリガとなっています。



    セミファイナルは2度の世界挑戦経験を持つベテラン、AJ・バナル(フィリピン)がスーパーフェザー級10回戦でマスター・スロ(インドネシア)に10回判定勝利です(3対0/100-90×3)。

    フィリピン人選手が自国で2度の世界挑戦出場というビッグチャンスを手にした希有な元ホープ、バナルは昨年12月に心機一転し再起を果たしており今回は復帰2戦目。サウスポーのバナルはガードを固めるスロに対し、ジャブを突く慎重な立ち上がりを見せます。2ラウンド早々にバナルのダブルの右がヒット、2発目のアッパーがアゴにクリーンヒットするとスロが尻餅を着くかと映るほどガクンと腰を落とします。バナルはここでダウンと判断しコーナーに退がりますが、実質的にはどこもマットに着いていないため、フレディ・エストレジャ(フィリピン)レフェリーも続行を指示します。3ラウンド以降、バナルがポイントを挙げリードを広げて行きますが、ペースを上げるところまで出来ず「10-9、バナル」といった淡々としたラウンドが続きます。コンビネーションを出し、2度、3度と攻め上げられないところが復帰前との大きな違いとも言えるバナルがそのまま危なげなく白星を手にしています。29歳のバナルは36勝23KO2敗1分、38歳のスロは12勝2KO14敗1分としていますが、現国内王者のアラン・バレスピンと戦っても厳しそうなバナルの今後と思われます。



    アンダーカードのフェザー級8回戦、WBAフェザー級3位にランクされる、ジェネシス・セルバニャ(フィリピン)がジェイソン・ブタール・ブタール(インドネシア)を5ラウンド2分4秒、10カウントによるKOに下しています。

    小刻みに上半身を動かしながらプレッシャーを掛けるセルバニャに対し、ブタールは迫力こそ劣るもののパンチを返しながらフットワークを駆使する初回となります。2ラウンドもポイントを挙げたセルバニャは3ラウンドに入り、攻勢を強めボディへの攻撃を増やしていきます。ロープ伝いにサークリングする場面が増えていくブタールはディフェンスに神経を多く使い、セルバニャの攻勢を何とかさばこうとするものの迎えた5ラウンド1分過ぎ、ロープに詰められセルバニャの右ストレートをボディに食うとたまらずダウンします。苦痛の表情を浮かべながらも立ち上がったブタールでしたが、再開後に青コーナーに詰められると左ボディが脇腹にモロに入り2度目のダウン。もんどり打つブタールはビルヒリオ・ガルシア(フィリピン)レフェリーが10カウントを数え上げたあともしばらく仰向けとなっています。26歳のセルバニャは31勝14KO1敗、29歳のブタールブタールは27勝18KO24敗1分としています。



    フライ級6回戦、フィリピン同級3位のジェラルド・パクラールとジェルベン・ママ(ともにフィリピン)は6回引分に終わっています(1対0/58-56:ママ、57-57×2)。

    上半身を左右に振りながら前進するパクラールに対し、ママはフットワークで距離を造りながらスピードに乗ったジャブを出して行きます。無駄打ちをせず自分の距離に入るまではガードに徹し、パンチを出す時は思い切り振り切るスタイルのパクラールはママにかわされることも多いながら、ママも腰の入ったパンチを打ち切れず、決定的な場面の無いジャッジ泣かせの展開でラウンドが進みます。それでもステップインのスピードも落ちてきたパクラールに、ポンポンとジャブ中心に手を出すママが若干優勢に映るなかで終了のゴングが鳴っています。20歳のパクラールは13勝7KO4敗3分、21歳のママは5勝3KO1分としています。



    ウェルター級8回戦、フィリピン・スーパーライト級10位のアダム・ディウ・アブドゥルハミドとフィリピン・ウェルター級1位のジェームス・エンテリナ(ともにフィリピン)が対戦し、8回判定でエンテリナが勝利をおさめています(2対0/76-76、77-75×2)。

    体格で一回り小さいアダムが開始と同時に積極的に前進、手数を出して行くとエンテリナも打ち返しますが、キャリアでリードするアダムが手数、有効打でポイントを挙げたように映ります。エンテリナは2ラウンド終盤に左フックをヒットしますが、終了間際に右を食うなどこのラウンドも落としたように映り、4ラウンド終了間際には両者重量感のある打ち合いを展開、会場を沸かせます。身体が流れるなどお互いに疲れを見せはじめた5ラウンドも有効打数でアダムが優勢に映り、その後も決定的な場面はお互いに造れないまま終了となっています。幸運に恵まれたと言えそうな19歳のエンテリナは10戦全勝4KO、23歳のアブドゥルハミドは11勝4KO6敗とし不運な星を落としています。



    フィリピン・スーパーフライ級5位のロリト・ソンソナとノーランカーのロリオ・ゴレス(ともにフィリピン)がスーパーバンタム級6回戦で対戦、6回判定でロリトが勝利をおさめています(3対0/58-55、60-53×2)。

    来日経験を持つ元フィリピン2階級制覇王者、エデンの弟でマルビンとは親戚にあたるロリトはパンチ力に秀でた長身オーソドックス型ながら家系なのか、総じてスタミナにウィークポイントを持つのも興味深いところ。対するサウスポーのゴレスが初回1分過ぎにロープに詰め左右フックを乱打しますが、ロリトは相手を良く見ながら落ち着いてガードで防ぐと終了間際には逆にロープに追い込みます。ゴレスのアッパーにヒヤリとさせられる場面を見せながらも徐々にパワーで流れを引き寄せて行きます。しかし5ラウンド中盤、ゴレスが初回に見せたような連打を再び浴びせ、的確性には欠けるものの中休み的に手数を落としたロリトからポイントを返したように映ります。ロリトは最終回、スイッチを混ぜながら攻め込み、2分過ぎに右アッパーをクリーンヒットさせるとゴレスの口からマウスピースが落ち、続く連打でゴレスがダウンします。カウント8で再開したところで終了のゴングが鳴り、26歳のロリトは22勝9KO2敗4分、30歳のゴレスは16勝7KO20敗1分としています。



    ライトフライ級6回戦はIBFミニマム級13位のサムエル・サルバがオリバー・グレゴリオ(ともにフィリピン)に6回判定勝利です(3対0/60-55、59-55×2)。

    伸びのある多彩な左とフットワークが主武器のサルバが手数でポイントを挙げて行きますが、やや体格で上回るノーランカーのグレゴリオも良い攻防を見せ、3ラウンド終盤には右をヒットします。4連続KO勝利中のサルバが少しずつ有効打を増やしポイントを挙げながらラウンドを進め、特筆するパワーこそ無いもののコンビネーションでグレゴリオを追い詰めていきます。最終回もサルバのコンビネーションが印象に残りますが、グレゴリオもクリンチワークの合間に左フックを当てるなど抵抗、フルラウンドを戦い終えています。フィリピン・ランキングではミニマム級3位の21歳、サルバは14戦全勝9KO、25歳のグレゴリオは10勝5KO8敗3分としています。



    スーパーフェザー級6回戦は昨年12月、清水聡(大橋)選手の持つ東洋太平洋王座に挑み7回TKO負けを喫している、エドワルド・マンシトが復帰戦。元フィリピン・スーパーフライ級王者のダニロ・ペニャ(ともにフィリピン)に6回判定勝利です(3対0/60-53×3)。

    王者時代はマニー・パッキャオばりの素早いステップインも特徴だったペニャも37歳、ベルトを手放してから10年近く経ち、頭から入る変則スタイルに徐々に変貌、すっかり豆タンク体型へと変わり連敗を重ね国内ランキングからも名を消しています。この日もタックル気味に中に入ってはスリップを重ね、度々偶然のバッティングを造りますが、3ラウンド2分過ぎに自身のスリップとマンシトの左ボディがほぼ同時に入るとレフェリーはダウンを宣告します。カウント8で再開後、ペニャの左アッパーがマンシトの足の付け根に入るとレフェリーは減点1をペニャに課し、その後もマンシトはクリンチワークとバッティングに悩まされながらラウンドを重ねます。

    マンシトのスッキリとしたKOを期待する空気と、ペニャのトリッキーなボクシングに起こる失笑とが混じったなかで迎えた最終回終了間際、マンシトの右ストレートがヒット、追撃しようとしたところでペニャがロープの間からリング下に落ちそうになると、レフェリーはスリップと裁定し、そのまま終了のゴングを聞いています。フィリピン・スーパーバンタム級13位、25歳のマンシトは16勝9KO8敗2分とし復帰戦勝利、ペニャは27勝11KO30敗5分としています。




    そして元WBOスーパーフライ級王者のマルビン・ソンソナ(フィリピン)が約3年振りの復帰戦として141ポンド契約(スーパーライト級リミット1ポンド超)6回戦を行い、アリエフ・ブレイダー(インドネシア)に6回判定勝ちです(3対0/60-54×3)。

    やはり腹回りはタポっとさせているマルビンがゆっくりとしたリズムからジャブを出し様子を見ますが、ブレイダーはサウスポーが苦手かガードを固めほとんど手を出さず初回を終えます。2ラウンドに入りゆっくりとギアをを上げ、得意の左アッパーをボディに打ち込むマルビンに対し、ブレイダーも手数を増やして行きますが、サイドに動くマルビンへパンチを当てることが出来ず多くが空を切ります。マルビンが仕掛ければすぐにも終わりそうな雰囲気を出しながら、予想通りのんびりとラウンドを進めるマルビンがジャブを突き、時折左を打ち込みながらラウンドが進みます。

    6ラウンド50秒過ぎ、ブレイダーの頭がマルビンのアゴにぶつかり、両膝を付き痛がるマルビンに数秒の休憩が与えられますが、その後も倒しに行く素振りを見せないマルビンは、久しぶりの実戦を楽しむのが目的というような淡々とした6ラウンドを終えています。日本なら「スパーリングならジムでやってくれ。」という声も聞こえてきそうな内容ながら、27歳のマルビンは久々の白星を挙げ21勝15KO1敗1分としています。素質はピカイチながら練習嫌いで有名なマルビンだけに次はいつリングに上がるのでしょうか。敗れた32歳のブレイダーは23勝8KO28敗2分としています。
  • セルゲイ・コバレフ対エレイデル・アルバレス戦が記者会見

    セルゲイ・コバレフ対エレイデル・アルバレス戦が記者会見

    2018.05.14
    メイン・イベンツが日本時間13日にWBO世界ライトヘビー級チャンピオン、セルゲイ・コバレフ(ロシア/35戦32勝28KO2敗1分)の同王座2度目の防衛戦を8月4日に開催することを正式発表、会見を行い、対戦者は同級6位のエレイデル・アルバレス(コロンビア/23戦全勝11KO)としています。A.ウォードに2連敗を喫し、" Krusher " の看板も35歳の年齢とともに陰りが見え始めるなか、V.シャブランスキーを下し王座返り咲き、I.ミカルキンに勝って初防衛とする王者が約3年9ヶ月振り、B.ホプキンス戦以来となる米国、アトランティックシティでの試合を迎えます。


    そして34歳、24戦目にして初めてビッグチャンスを掴んだ " STORM " アルバレスはカナダでプロ・デビュー、順調に白星を重ね、15年11月には当時WBC1位のイサック・チレンバ(マラウィ)とWBC挑戦者決定戦を行い、12回判定勝利をおさめ挑戦権を獲得、王者アドニス・ステベンソンへの挑戦を目指しましたが、WBCが王者陣営に対し延々と緩い指名防衛戦指示に留まるという不運に見舞われましたがWBOでの世界初挑戦となっています。


    以前からSNSなどで火花を散らしているコバレフとステベンソンですが、本当に強い相手からは逃げてビッグマネーばかりを追い掛けるステベンソンをコバレフは " 臆病者(Chicken)" と名前(Stevenson)を掛けて、『Chickenson』と呼んでおり、今回の記者会見でも「アルバレスは世界タイトルマッチのチャンスを手にしましたが、Chickenson は私との対戦から逃げたように彼との対戦をも避けました。私はこのクラスで最高の選手と戦いたいと考えています。アルバレスは私との対戦をためらうこと無く受けました、私はその姿勢に敬意を持ち彼との対戦を心待ちにするとともにアトランティック・シティへ再び戻ることを楽しみにしています。」とコメントを残しています。


    結果的にWBC指名挑戦権を放棄し、WBO王座へ挑むアルバレスは「現在の私は非常にハッピーです、世界戦のオファーを受けたときは間髪入れずに受け入れました。世界タイトルマッチのチャンスを得るために長らく待たされましたが、もうアドニス・ステベンソンに振り回されたくありません。セルゲイ・コバレフとの戦いに集中します。」と述べています。パワーのコバレフ、テクニックのアルバレス、楽しみなタイトルマッチはアトランティック・シティ、ハード・ロック・ホテル&カジノで激突です。
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2018.05.14
    <現地時間12日>
    ポーランドのバウチュにて前WBOクルーザー級王者のクジストフ・グロワッキー(ポーランド)が元世界ランカーのサンタンデル・シルハド(コロンビア)と対戦し初回KO勝利。左フックをテンプルに打ち込み試合を終えたWBC&WBO3位、WBA5位、IBF7位といずれも好位置につける31歳のグロワッキーは30勝19KO1敗としO.ウシク戦から4連勝(3KO)としています。一方、33歳のシルハドは28勝22KO5敗としています。



    ラトビアのリガにてIBFインターコンチネンタル・ライト級王座とWBOインターナショナル同級王座の2冠を持つ、イサ・チャニエフ(ロシア)が元WBAライト級暫定王者のイスマエル・バルロソ(ベネズエラ)の挑戦を受け(写真)、12回判定でチャニエフが勝利しています(3対0)。WBO5位、IBF10位、25歳のチャニエフは13勝6KO1敗、WBAスーパーライト級8位、IBFライト級12位につける35歳のバルロソは20勝19KO2敗2分としています。

    また16年12月、B.J.ソーンダースの持つWBOミドル級王座に挑戦し、惜敗しているアルツール・アカボフ(ロシア)は空位のWBOインターナショナル同級王座決定戦を行い、ゴンサロ・コリア(アルゼンチン)に10回判定勝利をおさめています(3対0)。世界ランク復活も濃厚な32歳のアカボフは18勝8KO2敗とし、ソーンダース戦から3連勝(1KO)としています。

    当初はWBCスーパーウェルター級15位のイスマイル・イリエフと空位のWBOインターナショナル・スーパーウェルター級王座決定戦を行う予定だったWBCウェルター級9位のコンスタンチン・ポノマレフ(ロシア)は直前で対戦者変更、ノンタイトル戦でアンブロージ・スイチジ(ジョージア)と対戦、8回判定勝利をおさめています(3対0)。25歳のポノマレフは34戦全勝13KO、29歳のスイチジは11勝5KO14敗5分です。



    <現地時間11日>
    米国、ネバダ州ラスベガスにて、元IBFスーパーウェルター級王者で現在はWBC同級14位につけるイシェ・スミスがIBF同級9位のトニー・ハリソン(ともに米国)と対戦し、10回判定でハリソンが勝利を手にしています(2対1)。WBCでは10位にランクされる27歳のハリソンは27勝21KO2敗、7月に40歳を迎えるスミスは29勝12KO10敗としています。



    ハンガリーのセンテシュにてWBOクルーザー級4位、IBFでも10位にランクされるイムロ・ツェロ(ハンガリー)がウィリアム・オカンド(ベネズエラ)と対戦し、2回TKO勝利。34歳のツェロは21戦全勝13KOとしています。
  • 速報!ホルヘ・リナレスがワシル・ロマチェンコからダウンを奪うも敗退、王座防衛成らず

    速報!ホルヘ・リナレスがワシル・ロマチェンコからダウンを奪うも敗退、王座防衛成らず

    2018.05.13
    米国、ニューヨーク州ニューヨークに在る、マジソン・スクエア・ガーデンにてメインイベントがただいま終了、WBA世界ライト級タイトルマッチはチャンピオンのホルヘ・リナレス(帝拳/ベネズエラ)がWBOスーパーフェザー級チャンピオンのワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)に10ラウンド2分8秒KO負け、王座交代となっています。なお9ラウンドまでの採点は三者三様の1対1となっています(86-84:ホルヘ、86-84:ロマチェンコ、85-85)。

    スピード溢れる両者による予想通り目の離せない展開となり、有効打の少ない攻防が繰り広げられますが、ホルヘのボディとロマチェンコのコンビネーションが印象に残る序盤となります。4ラウンド残り30秒でホルヘの右がロマチェンコのアゴに浅くヒットしますが、5ラウンド2分過ぎにリッキー・ゴンザレス(米国)レフェリーからローブローの注意が入ります。このラウンド終了間際にロマチェンコの有効打が印象に残ると、ホルヘの左目下が少しずつ腫れはじめます。しかし6ラウンド残り30秒でホルヘの右がロマチェンコのアゴに入るとロマチェンコが尻餅を着くダウンを喫します。再開後、騒然となる会場のなかゴングが鳴り、7ラウンドも互角の攻防を展開します。

    8ラウンドはロマチェンコの主武器と言える早いコンビネーションが印象に残り、ホルヘが前に出れば巧く退き上手く戦うと、ホルヘの左まぶたから出血が始まります。終盤に入ってもお互いにスピードを維持し、9ラウンド中盤はホルヘがコンビネーションを放ち歓声を浴びますが迎えた10ラウンド、疲れの見え始めたホルヘにロマチェンコの上下のコンビネーションが入り左ボディがヒットするとホルヘが座り込むダウンを喫し、そのまま10カウントを聞いています。3階級制覇を成し遂げた30歳のロマチェンコは11勝9KO1敗、同王座4度目の防衛に失敗した32歳のホルヘは44勝27KO4敗です。



    セミファイナル、ウェルター級10回戦ではWBAスーパーウェルター級5位のカルロス・アダメス(ドミニカ共和国)が出場、アレハンドロ・バレラ(メキシコ)を10回判定に下しています(3対0/97-93、96-94、98-92)。

    両者ゆっくりとした動きからジャブで組み立てを図りますが、上下の打ち分けや右ストレートを浅く当てるなどアダメスがやや優勢に映る初回を終えます。2ラウンドも終了間際、ボディ中心に攻め上げたアダメスがポイントを挙げ、バレラもボディへパンチを返すもののその後もアダメスがポイントを重ねて行くように映ります。6ラウンドにはスイッチも見せたアダメスですが被弾こそ少ないものの徐々に手数が減りはじめ、7ラウンド後半には多くが空を切るもののバレラもコンビネーションを返し、会場を沸かせます。9ラウンド前半もアダメスをロープに押し込みコンビネーションを見せ、一方的な展開とまで行かず、粘りを見せたバレラは最終回も照準を狂わせながら打ち返しますが、前半の貯金が試合を決めています。24歳のアダメスは14戦全勝11KO、31歳のバレラは29勝18KO5敗としています。



    アンダーカードのフェザー級8回戦はロンドン五輪銅メダリストのマイケル・コンラン(アイルランド)がイボン・ラリナガ(スペイン)に8回判定勝利です(3対0/80-72×3)。

    いつものように、J.アンカハスに挑んだ経験を持つ兄のジェイミーとともにリングインを果たしたコンランはスタートからプレッシャーを掛けながら攻勢を取り良いスタートを切ります。初回から右を食うなど早くもペースを取られ圧され気味のラリナガは2ラウンド以降、致命打を外すのが精一杯といった展開となります。4ラウンド残り1分でコンランの右を食い膝を揺らすと、ラリナガはしがみつこうとクリンチに行きますがコンランは投げ飛ばし、ロン・リプトン(米国)レフェリーから注意が入ります。5ラウンドにはスイッチも見せるコンランが攻勢を強め攻めかかりますが、ラリナガもダウンは拒否するなど頑張りを見せてラウンドが進みます。7ラウンド終盤、サウスポーからの左が低いとレフェリーから注意を受けたコンランが、その後もペースを渡さずにラウンドを支配、ダウンこそ奪えなかったものの危なげなく試合を終えています。26歳のコンランは7戦全勝5KO、8戦目となる次戦はすでに発表されている凱旋試合となります。敗れた27歳のラリナは10勝2KO2敗です。



    WBAライト級14位のテオフィモ・ロペス(米国)は元2階級制覇王者のアセリノ・フレイタスの甥、ヴィートル・フレイタス(ブラジル)と対戦、初回TKO勝利をおさめています。20歳のロペスは9戦全勝7KO、25歳のフレイタスは14勝8KO2敗1無判定としています。
  • 速報!サダム・アリ 対 ハイメ・ムンギア!

    速報!サダム・アリ 対 ハイメ・ムンギア!

    2018.05.13
    米国、ニューヨーク州ベローナに在るターニング・ストーン・リゾート&カジノにてWBOスーパーウェルター級戦がただいま終了、WBO世界スーパーウェルター級チャンピオンのサダム・アリ(米国)が同級4位のハイメ・ムンギア(メキシコ)に4ラウンド1分2秒TKO負け、王座交代です。

    開始50秒でムンギアの左フックがヒット、アリが尻餅を着くダウンを喫します。再開後、足に効ているアリはコーナーに詰まり再びムンギアの左フックを浴びグラつきますが、粘りを見せるもののムンギアの追撃の前に力無く、残り1分で左フックから右を打ち下ろされるとクリンチに行こうとしたところを引きずられるようにダウンします。残り時間をフラつきながら何とかしのいだアリでしたが、2ラウンドはほぼサークリングに費やし致命打を外すことに精一杯となり、ダメージの回復を図ったものの終了間際に右ストレートから左フックを食うと、膝から崩れ四つん這いになるダウンを喫します。ゲイリー・ロサト(米国)レフェリーのカウント8で再開、インターバルに入りますが、3ラウンドも終了間際に左フックを食い、足をバタつかせながら倒れ込むと、レフェリーはスリップと裁定し辛くもゴングに助けられます。4ラウンド開始と同時にアリにドクターチェックが入り、続行となりますが、4ラウンド1分過ぎ、ムンギアの左フックがアゴにクリーンヒットするとアリはゴロンと4度目となるダウンを喫し、レフェリーはカウントを数えず終了としています。急遽、手にしたビッグチャンスをモノにした21歳のムンギアは29戦全勝25KO、試合前は対戦者のレベルに疑問視する批判もあり、今回は最良の結果を手にしたもののまだまだ試されていない部分は多そうです。一方、同王座初防衛に失敗した29歳のアリは26勝14KO2敗、最初の左フックが痛恨の一打となっています。



    セミファイナル、WBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチではチャンピオンのレイ・バルガス(メキシコ)が同級9位のアザト・ホバニシャン(アルメニア)を迎えて同王座3度目の防衛戦を行い、12回判定でバルガスが勝利をおさめ防衛を果たしています(3対0/116-112、118-110、117-111)。

    ゴングと同時にホバニシャンが仕掛けると中盤に打ち返したバルガスでしたが終了間際にロープを背にしたところで右の打ち合いとなり、ホバニシャンの右がヒット、バルガスがガクンと腰を落とします。追撃をかわしたバルガスでしたが左まぶたをカットし、初回を終えるスタートとなります。2ラウンドもホバニシャンが早いステップインから仕掛けると右を食うバルガスは、強気の姿勢を見せ近い距離での打ち合いとなります。3ラウンド以降、サウスポーにスイッチする場面を見せるホバニシャンは変わらずガンガン攻めかかりますが、徐々にバルガスも落ち着きを取り戻して行くように映ります。

    左まぶたから出血を始めたホバニシャンのステップインにも慣れてきたバルガスですが相変わらずアゴの締めが甘く、5ラウンドも優勢に進めながら終了間際に左フックをアゴに食うなど、ハッキリと流れを戻すことが出来ません。ヒヤリとする場面もある中で手数でポイントを拾い集めるバルガスは8ラウンドに偶然のバッティングで左眉からカット、続く9ラウンドも血が頬をつたいながらの展開となりますが、ボディへパンチを集めホバニシャンを後退させます。その後もホバニシャンが追い掛け、バルガスがさばいて打ち返すといった展開でラウンドが進みますが、終盤は両者揉み合いながらマットに倒れ込む場面も目に付き、最終回に偶然のバッティングでバルガスの右眉上から出血、ドクターチェックが入りますが続行となると顔面を真っ赤にしながらホバニシャンの前進をかわしきってゴングを聞いています。27歳のバルガスは32戦全勝22KO、29歳のホバニシャンは14勝11KO3敗とし3月の前戦で世界ランカーのR.リオスにまさかの6回KO勝利をおさめ、世界ランク入りとともにビッグチャンスを手にしましたがモノにすることは出来ませんでした。
  • 速報!サム・セクストン 対 ヒューイ・フューリー!

    速報!サム・セクストン 対 ヒューイ・フューリー!

    2018.05.13
    元WBOヘビー級1位、現在はWBCで16位としているヒューイ・フューリーの復帰戦がただいま終了。英国、ランカシャー州のボルトンで英国同級王者のサム・セクストン(ともに英国)に挑戦、5ラウンド2分3秒TKOでフューリーが勝利し新王者となっています。

    身体を小刻みに振りながらじわじわと前に出るセクストンに対し、フューリーはフットワークを使いながらスピードあるジャブを出して行き、両者ともキビキビした動きを見せる締まった初回を終えます。サークリングしジャブを突きながら右を打ち込んで行くフューリーがポイントを挙げながら迎えた4ラウンド残り20秒で右ストレートがガードの合間にヒット、アゴを打ち抜くとセクストンは腰をガクンと落とし、ロープにもたれかかったところでフューリーが右を出すとバタンとダウンします。立ち上がり再開に応じたところでゴングが鳴りますが、セクストンは5ラウンドに入ると再びガードを固め前進します。迎えた半分過ぎ、セクストンがフューリ-をコーナーに詰め右を打ちに行ったところにフューリーのコンパクトな右が一瞬先にセクストンのアゴに入るとセクストンが崩れ落ち2度目のダウンとなります。グローブを叩きながら立ち上がったセクストンでしたがテリー・オコーナー(英国)レフェリーはダメージを考慮し続行を許さず両手を交差しています。

    試合前、父親でもあるピーター・フューリー・トレーナーは「ヒューイはパーカー戦での黒星から多くのことを学んだ、勝つためにはよりアグレッシブになることも必要だとね。」と語りましたが、KOシーンは見事ながら新しいスタイルへの変革途中といったところでしょうか。J.パーカーとのWBO王座決定戦から約8ヶ月での復帰戦で勝利をおさめ英国王座を手にした23歳のフューリーは21勝11KO1敗とし、王座防衛に失敗したWBC36位、33歳のセクストンは24勝9KO4敗としています。



    アンダーカードではIBFユース・ミドル級王者のリース・カートライト(英国)がノンタイトル10回戦に出場、ファン・アドリアン・モンソン(アルゼンチン)に3ラウンド45秒、10カウントによるKO勝利をおさめています。

    長身痩躯のカートライトは手数が主武器とあって開始からポンポンと手を出していきますが、相変わらず脇とアゴの締めが甘く、ガードを固め1発狙いのモンソンを相手に時折ヒヤリとする場面を造ります。初回、2ラウンドと手数でポイントを挙げたカートライトは迎えた3ラウンド早々、左ボディフックが入るとモンソンは苦悶の表情を見せながらダウン、うずくまったまま10カウントを聞いています。23歳のカートライトは21勝12KO1敗、31歳のモンソンは8勝7KO2敗3分としています。
  • いよいよ明日激突!ホルヘ・リナレス対ワシル・ロマチェンコ戦!

    いよいよ明日激突!ホルヘ・リナレス対ワシル・ロマチェンコ戦!

    2018.05.12
    ニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデンにていよいよ日本時間13日に激突する、ホルヘ・リナレス(帝拳/ベネズエラ/47戦44勝27KO3敗)とワシル・ロマチェンコ(ウクライナ/11戦10勝8KO1敗)が先ほど公式計量を行い、両者とも134.6ポンド(約61.0Kg)とライト級リミット135ポンド(61.2Kg)をわずかに下回ってクリアしています。


    3階級制覇を目指すロマチェンコを退け、WBA王座4度目の防衛成功に期待が高まるホルヘの大一番は、明日13日WOWOWエキサイトマッチでは9時から放送スタートです!
  • 元2階級制覇王者のベイブト・シュメノフが復帰即世界戦

    元2階級制覇王者のベイブト・シュメノフが復帰即世界戦

    2018.05.12
    WBAライトヘビー級、WBAクルーザー級の2階級を制覇した元王者のベイブト・シュメノフ(カザフスタン/19戦17勝11KO2敗)が16年5月以来となる復帰を宣言、7月7日に空位となっているWBAクルーザー級レギュラー王座の決定戦にいきなり出場することを明らかにしています。


    34歳となっているシュメノフと言えば、WBAライトヘビー級王者時代に4度防衛を果たしたところでスーパー・チャンピオンに認定、クルーザー級時代も暫定王者から決定戦を行わずエレベーター式に正規王者に認定されるなど他の選手と比較するとWBAによる優遇感たっぷりの印象が濃く、昨春に目の怪我により引退を表明したものの年頭に撤回、およそ2年近くリングに上がっていないなかで前回ランキングではいきなり2位にランクインを果たしていました。そうした背景で今回の復帰戦、即世界戦を発表したシュメノフですが、対戦相手は暫定王者のA.グラムイリアンでも休養王者のD.レベデフでもなく同級3位のヒズニ・アルトゥンカヤ(トルコ/31戦30勝17KO1敗)としています。唯一の黒星として昨年6月に元世界王者のK.グロワッキーに5回終了TKO負けを喫している30歳のアルトゥンカヤはドイツを主戦場としており、高いランキングを持っているものの世界的な対戦相手はグロワッキーを除いて皆無と言えます。


    試合会場は後日発表とされていますが、母国カザフスタン共和国の首都アスタナで開催することが発表されています。1998年に首都移転事業がスタートし、今年はアスタナ遷都20周年という節目の記念興行とあって豪華なイベントが予想されるなかでセットされた王座決定戦はシュメノフの王座再獲得のための舞台という見方も出来そうですが、主武器といえるフィジカルの強さを前面に押し出して勝利に繋げたいところでしょう。
  • スーパーミドル級トーナメントのファイナリスト、ジョージ・グローブスの経過

    スーパーミドル級トーナメントのファイナリスト、ジョージ・グローブスの経過

    2018.05.12
    先日、シーズン・2が発表された『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』ですが正式発表が待たれるスーパーミドル級決勝戦について、カッレ・ザウアーランド・プロモーターがコメントを残し、代役選手の出場も示唆しています。2月に行われたトーナメント準決勝戦では、クリス・ユーバンク Jr. (英国/28戦26勝20KO2敗)を12回判定に下し、決勝戦進出を決めたジョージ・グローブス(英国/31戦28勝20KO3敗)ですが、ユーバンク Jr. 戦で左肩を負傷、2月26日に自身のSNSで負傷箇所の手術を行うことを明らかにしていました。


    4月24日にはサポーターを左肩に巻いた状態で、シェーン・マグギガン・トレーナーと軽度のミット打ち映像をSNSにアップ、術後の経過は良好とし決勝戦出場に当然ながら意欲を見せていたグローブスですが、現地時間10日、同プロモーターがコメントを残しています。当初、6月2日とされていた決勝戦を延期している状況を踏まえ、「ジョージが決勝戦について出場出来るのかどうか、最終的な話し合いとレポートを待っているところです。決勝戦は初夏であって夏以降ではありません、これはここまで実施されてきたトーナメントの構造上の決まりです。我々は可能な範囲で延期に対応しますが、常にトーナメントの組み立ては先例が重要です。今後10日間でジョージが決勝戦に出場出来るのか否か、発表するつもりです。」と事実上のデッドラインを設け、代理選手にはユーバンク Jr. が繰り上がることも明らかにしています。


    残る2階級のアナウンスや、空いているバンタム級の5枠も含め、シーズン・2へのプロモーション活動を含めた準備期間も見据えての発言と言えるでしょう。09年にアメリカを中心に開催されたトーナメント、" SUPER SIX " でも当初のアナウンスから半分にあたる3選手(J.テーラー、M.ケスラー、A.ディレル)が怪我により途中で戦線離脱しています。ボクシング・ファンにとって非常に興味深い強豪同士のトーナメント戦ですが怪我による離脱は一番のデメリットでもあり、主催者としても頭の痛いところでしょう。
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