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  • 元WBCライト級王者のO.フィゲロアがR.ゲレロと対戦

    元WBCライト級王者のO.フィゲロアがR.ゲレロと対戦

    2017.05.24
    27戦26勝18KO1分と無敗を誇りながら、試合直前の怪我による試合中止、飲酒運転による逮捕、度重なる体重超過など、すっかり一線級から姿を消した感のある元WBC世界ライト級王者のオマール・フィゲロア(写真/米国)が、7月15日に約19ヶ月振りとなる試合を発表、" Ghost " こと元4階級制覇王者のロバート・ゲレロ(米国/41戦33勝18KO5敗1分2無判定)と米国のニューヨークに在るナッソー・ベテランズ・メモリアル・コロシアムにてノンタイトル戦を行うというものです。


    15年にはR.バーンズ(英国)、A.デマルコ(メキシコ)と実力者に揃って白星をおさめているフィゲロアですが、デマルコ戦計量は11ポンドと約5Kgの体重超過という大失態を犯し、デマルコが試合を呑んだことで何とか救われた構図となっており決して評価出来る勝利とは言えないところです。そして34歳のゲレロも昨年8月に無名のD.ペラルタにまさかの判定負けを喫し、D.ガルシア戦に続いての連敗中です。元世界王者に初黒星を付けて再びスターダムに戻りたいところでしょう。どちらが再浮上のきっかけとするのか、渋い生き残り戦となっています。


    なお、" Premier Boxing Champions " からこの日のニューヨークはトリプルヘッダーとしてアナウンス。前IBFスーパーフェザー級王者のホセ・ペドラサ(プエルトリコ/23戦22勝12KO1敗)がジャメル・ヘリング(米国/17戦16勝9KO1敗)を相手にG.デービス戦からの復帰を目指し、A.ステベンソン戦合意間近と報じられながら中止となったWBOライトヘビー級7位のショーン・モナハン(米国/28戦全勝17KO)がWBC同級8位のマーカス・ブラウン(米国/19戦全勝14KO)との世界ランカー対決に臨む楽しみなカードも決まっています。
  • WBA世界ヘビー級王座決定戦はまたしても開催ならず

    WBA世界ヘビー級王座決定戦はまたしても開催ならず

    2017.05.24
    これまで度々決定とされながら直前で中止や延期を繰り返してきたWBAヘビー級戦は今回も実現には至りませんでした。6月3日に米国のフロリダに在るセミノール・ハード・ロック・ホテル&カジノにて予定されていた同級3位のシャノン・ブリッグス(米国)対同級4位のフレス・オケンド(プエルトリコ)戦は、ブリッグスに禁止薬物の使用が明らかとなったことで王座決定戦が中止されることが報じられています。


    WBCが提唱する " WBC CLEAN BOXING PROGRAM " とほぼ時を同じくし、WBAも " WBA Fair Boxing Program " と銘打ち、VADA(Voluntary Anti-Doping Agency)と提携、禁止薬物の使用禁止を目標に検査にあたってきましたが、このほどブリッグスの尿検査の結果、筋肉増強剤として名高いテストステロンが基準値を大幅に超える数値として検出されたというものです。ブリッグス陣営が持つ権利としてサンプルBでの再検査を求めながら試合の挙行へ持って行くのか注目されていましたが、このほどヒッツ・ボクシング・エンターテインメントら地元プロモーターが先だって試合の中止を発表、チケットの払い戻しを受け付けるアナウンスを出しています。ブリッグスは過去にもドーピング検査で陽性となりライセンスのサスペンド処分を受けている経歴を持つだけに、常習性を考慮したアクションとも推測されるところです。


    なお、ブリッグス対オケンド戦の勝者は2位のアレクサンデル・ウスティノフ(ロシア)と対戦する事がWBAから義務付けられていますが、今後はウスティノフ対オケンド戦へ進展するのか、それとも1位のルイス・オルティス(キューバ)が浮上してくるのか、WBAによる新たな王座決定戦の指示が待たれるところです。
  • クロフォードとインドンゴによるスーパーライト級4団体統一戦は実現するのか

    クロフォードとインドンゴによるスーパーライト級4団体統一戦は実現するのか

    2017.05.23
    5月20日に行われたWBC&WBOスーパーライト級統一戦(写真)は王者のテレンス・クロフォード(米国)が10回終了、棄権TKO勝利をおさめ防衛を果たしていますが、リングサイドで観戦していたWBA&IBF王者のジュリアス・インドンゴ(ナミビア)にはどのように映ったのでしょうか?クロフォードは試合後、「パッキャオ、我々が本当に求めているのは彼との戦いだ。しかしもし実現しないのならばインドンゴが居る、私の試合も観に来ているのだからね。パッキャオが私と戦うかどうかは誰にも分かりません、そして決めるのは私ではありません、私はファイターだ。決断するのは私のプロモーター、ボブ・アラムなんだ。しかも彼は備えるべき試合がすでにあり、おそらく今は準備に集中しているだろうからね。」と述べています。


    そのクロフォード戦を観戦したインドンゴのネストール・トビアス・マネジャーが現地メディアに近況を語っています。IBFから指名防衛戦を行うよう通達が届いていることも認めながら、返上も剥奪も全く心配していないとしています。「我々はテーブルの上に幾つかの選択肢が有り、クロフォードはその中の1人です。我々は(IBF1位の)セルゲイ・リピネッツ陣営ともコンタクトを取り合っており、どれが一番良いオプションか考えながら、最終的にはインドンゴにとって最良の選択肢を選びたいと考えて居ます。(クロフォード戦はIBFのベルトを懸けずに)WBAチャンピオンとして戦うのもまた一案でしょう。クロフォードは世界ランカーを相手に素晴らしいパフォーマンスを披露しました、その素晴らしい仕事に祝福の意を示します。疑うすべもなく彼は世界で最も優れたボクサーの1人でしょうし、我々のチャンピオン、ジュリアス・インドンゴとの試合は好勝負となるでしょう。実際にリングサイドで観ることも出来ましたからね。」

    「1つとして同じ戦いはありません、" The Blue Machine(インドンゴの愛称)" の能力は(ロシアでのトロヤノフスキー戦、英国でのバーンズ戦など)誰に対してだろうと何処で戦おうと示されることはすでに証明されています。そして次の対戦相手が誰になるか心配する必要もありません。我々の現時点での標的はクロフォードです。IBFから指名挑戦者の指示も届いていますが、我々はスマートでベストな行動を起こすのみです。パッキャオとの戦いも彼が臨むならば十分に有りうるでしょう、しかし彼は7月に試合が予定されており、おそらくその次は指名防衛戦の指示が入るのではないでしょうか。現状、我々は他階級の王者との試合を考えるよりもスーパーライト級の統一を第一に考えています。」4本のベルトをまとめる真のチャンピオン誕生を待つ声は常にありますが、指名期限やビッグマネーファイトによりその多くが頓挫してきました。果たしてスーパーライト級の4団体統一戦は実現するのでしょうか?
  • WBC世界スーパーミドル級王座決定戦は9月9日開催へ

    WBC世界スーパーミドル級王座決定戦は9月9日開催へ

    2017.05.22
    J.デゲールとの統一戦を12回引分けとした後、WBCスーパーミドル級王座の返上を発表したB.ジャック(写真)の後釜を決める王座決定戦がようやく開催に目処が付いた様子を見せています。対戦カードは同級1位のカラム・スミス(英国/22戦全勝17KO)対同級2位のアンソニー・ディレル(米国/32戦30勝24KO1敗1分)としてすぐに発表されましたが、3月の入札でディレル陣営のTGBプロモーションズが落札したもののなかなか開催地と日程が決められず、挑戦者決定戦のニュースばかりが報じられていました。


    しかしこのほど現在の英国を代表し、スミスのトレーナーでもあるジョー・ギャラガー氏が自身のツイッターにて「正式決定です、カラム・スミスはWBC世界スーパーミドル級王座決定戦として9月9日、アメリカのカリフォルニアでのアンソニー・ディレル戦試合契約書にサインしました。」と明らかにしています。このスミス対ディレル戦の勝者=新王者への指名挑戦権を持つのが日本時間21日に行われたWBCスーパーミドル級挑戦者決定戦で見事なKO勝利をおさめたデビッド・ベナビデス(米国/18戦全勝17KO)となっています。


    英国のスミス4兄弟は三男のリーアムがWBOスーパーウェルター級王者となっていますが、長男のポールと次男のスティーブンはなかなか世界のベルトを手にすることが出来ていません。27歳の四男、カラムがスミス家に2本目となる世界チャンピオンベルトをもたらすことは出来るでしょうか?
  • 週末海外注目試合結果

    週末海外注目試合結果

    2017.05.22
    <現地時間20日>
    ポーランドのポズナンにてIBFクルーザー級挑戦者決定戦が行われ(写真)、同級3位のノエル・ゲボール(ドイツ)が同級4位のクジストフ・ブロダルチク(ポーランド)に12回判定負け(2対1)。元IBF同級王者で元WBC同級王者でもある35歳のブロダルチクは3度目の戴冠を目指し、53勝37KO3敗1分としています。26歳のゲボールは22勝10KO1敗と初黒星を喫しています。


    WBCスーパーミドル級挑戦者決定戦が米国のテキサス州で行われ、同級5位のデビッド・ベナビデス(米国)が同級6位のロヘリオ・メディナ(メキシコ)を8回KOに下しています。長身ハードパンチャー、20歳のベナビデスは18戦全勝17KO、28歳のメディナは37勝31KO8敗としています。

    また昨年4月、元3階級制覇王者のF.モンティエルを初回KOに下し名を挙げたホルヘ・ララがマリオ・ビリオネス(ともにメキシコ)に3回TKO勝利です。WBCフェザー級8位のララは今回も開始からガンガン攻め込み2ラウンドに2度、3ラウンドも連打から豪快なダウンを奪い快勝、29勝21KO2分とし、敗れた31歳のビリオネスは28勝21KO6敗2分です。


    " Latigo " の愛称も記憶に残る元世界王者、J.M.コッジの息子、マルティン・アントニオ・コッジ(アルゼンチン)がマルティン・セベロ(ウルグアイ)に8回KO勝利をおさめ、WBFインターナショナル・スーパーライト級王座を獲得しています。33歳のコッジは34勝17KO7敗3分1無判定としています。


    大阪で山中慎介の持つWBCバンタム級王座に挑戦した経験を持つ元欧州同級王者のシュテファーヌ・ジャモエ(ベルギー)がベルギーのリエージュにてゾルト・サルコジ(ハンガリー)に初回KO勝利。復帰後4連勝とした27歳のジャモエは次戦でいよいよWBCバンタム級4位の欧州王者、K.ゲルフィとの再戦が予定されています。


    <現地時間18日>
    フランスのパリにてIBF世界スーパーウェルター級挑戦者決定戦が行われ、同級3位のセドリック・ビトゥ(フランス)と同級4位のマルセロ・マタノ(イタリア)が対戦し、10回TKOでビトゥが挑戦権を掴んでいます。20戦全勝14KOの王者J.ハード(米国)挑戦を引き寄せた31歳のビトゥは46勝19KO2敗、敗れた30歳のマタノは17勝5KO3敗とし再び挑戦者決定戦で黒星としています。


    米国、アリゾナ州にてWBC&IBFスーパーバンタム級6位のディエゴ・デラホーヤ(メキシコ)がエリック・ルイス(米国)と対戦し、10回判定勝利(3対0)。22歳のデラホーヤは18戦全勝9KO、26歳のルイスは16勝6KO7敗1分としています。

    またゴールデンボーイ・プロモーション期待のホープ、デメトリウス・バラード(米国)が村田諒太のスパーリング・パートナーでもある元メキシコ・ミドル級王者のアドリアン・" TYSON "・ルナと対戦、10回判定勝利をおさめています(3対0)。元ナショナル・チームのトップアマ、24歳のバラードは17戦全勝12KO、27歳のルナは20勝13KO5敗1分です。


    WBAフェザー級7位に付ける無敗のブライアン・デ・グラシアがノンタイトル戦で敗れる波乱が起きています。パナマのパナマシティにてホルヘ・サンチェス(ともにパナマ)に10回判定負け(3対0)を喫したWBCでも12位にランクされる23歳のグラシアは20勝16KO1敗1分、金星を挙げた26歳のサンチェスは17勝9KO2敗としています。
  • 速報!テレンス・クロフォード 対 フェリックス・ディアス!

    速報!テレンス・クロフォード 対 フェリックス・ディアス!

    2017.05.21
    米国、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンにてWBC&WBO統一世界スーパーライト級タイトルマッチがただ今終了。王者のテレンス・クロフォード(米国)がWBC3位、WBOでも10位のフェリックス・ディアス(ドミニカ共和国)を10ラウンド終了、棄権によるTKO勝利をおさめています。

    現地HBOのテロップでは、試合当日を157ポンド(約71.2Kg/プラス約8Kg)のクロフォード、162ポンド(約73.4Kg/プラス約10Kg)とし、WBA&IBF王者のJ.インドンゴも観戦する中でスタートします。サウスポースタンスのクロフォードに対し、元々サウスポーのディアスはガードを固め前進しながら良い動きを見せますが、クロフォードは鼻先三寸でかわすように被弾を許さず様子見といった初回を終えます。サウスポーのクロフォードはオーソドックス時よりもややディフェンシブに戦うとも言われていますが2ラウンドもジャブ、ワンツーなど距離を取ろうとします。残り30秒ほどでディアスの右フックでクロフォードの顔が跳ね上がり会場から歓声が上がりますが、ラウンド全体では手数でクロフォードが取ったように映ります。3ラウンドもコーナーに押し込み連打を見せたディアスですが、逆にクロフォードの左を食ってしまい、その後も頭を交えながら距離を詰めようとするディアスにクロフォードがジャブを中心に手数と有効打でポイントを集める展開でラウンドを重ねます。7ラウンドは激しい打ち合いを見せ、ディアスの左フック、クロフォードの左右アッパーなどがヒットし舌を出し合う挑発もあり会場を沸かせますが、やはりポイントはクロフォードに映り、終盤に入るとディアスの手数が徐々に減りだしより明確にクロフォードが試合を支配していきます。10ラウンド開始直後には顔面の腫れが目立ちはじめたディアスにドクターチェックが入りますが続行となり、途中にはクロフォードがカメラを見ながらスマイルを送り、ロープを背にしガードを固めるディアスの頭を右手でポンポンと小突くように挑発、スティーブ・ウィリス(米国)レフェリーに注意されるなどややダルな展開となりますが、終盤に死力を尽くし反撃に出たディアスにアッパーを突き上げ、コンビネーションを打ち込むなどワンサイドとなると、インターバル中にディアス陣営が棄権を申し出ています。WBC2度目、WBO王座5度目の防衛を果たした29歳のクロフォードは31戦全勝22KO、北京五輪ライトウェルター級金メダリストでもある33歳のディアスは19勝9KO2敗としています。試合後のインタビューでは、「サウスポーが相手でも全く問題無い、(サウスポーの)マニー・パッキャオ、ジュリアス・インドンゴ、オレはいつでも戦えるぜ。」と応えたクロフォードです。


    セミファイナルはNABF北米とWBO北米のライト級王座を持つレイ・ベルトラン(メキシコ)とIBF同級7位のジョナサン・マイセロ(ペルー)が空位のWBAインターナショナル同級王座を合わせ、3本のベルトを賭けて争い、2ラウンド1分25秒KOでベルトランが勝利しています。

    スピードに定評のあるマイセロが開始早々肩越しの右を浅くヒット、インサイドに切れ込もうとしたところで頭部がベルトランの左側頭部とゴツンと当たりベルトランが手を着きますがデビッド・フィールズ(米国)レフェリーはダウンと裁定、ベルトランは頭だよ、とグローブで自身の頭をポンポンとアピールしながらもカウント8で再開となる波乱の幕開けとなります。数秒後、マイセロの頭部やや右から血が流れ始めドクターチェックが入りますが続行、ベルトランも左眉から出血するなどアクションの多い初回は終了寸前にベルトランがコンパクトな左フックを好打するとマイセロは左膝を付きますがゴング後と判断、インターバルとなります。2ラウンドも開始から両者打ち合い、先にマイセロが連打からベルトランをロープ際に後退させ攻勢を取りますが、体勢を入れ替えたベルトランと左フックを打ち合う格好となり一瞬早くベルトランのロングフックがヒット、マイセロは背中からバタンと倒れ後頭部もマットに打ち硬直するマイセロを見たレフエリーはカウントを数えず終了となっています。すぐにストレッチャーが運ばれリング外に搬送されていますが、数分後にはストレッチャーなど不要と言わんばかりに身体をバタつかせ周囲を安堵させていますがドクターにたしなめられています。WBCとWBOで2位、IBF3位、WBAでも10位に付ける35歳のベルトランは33勝21KO7敗1分1無判定とし念願の世界再挑戦を更に引き寄せています。WBO13位でもある33歳のマイセロは25勝12KO3敗1ノーコンテストとしていますが、ゴングから会場を沸かせ続けた一戦だけに再戦の話も持ち上がるかもしれません。


    またアンダーカードでは米国ボクシング界のホープ、リオ五輪バンタム級銀メダリストのシャクール・スティーブンソン(米国)がカルロス・ガストン・スアレス(アルゼンチン)に1ラウンド2分35秒TKO勝利です。左ストレートの打ち下ろしで勝負を決め、来月20歳を迎えるスティーブンソンは2勝2KO、29歳のスアレスは6勝1KO4敗2分です。


    WBCウェルター級4位にランクされる、コンスタンチン・ポノマレフ(ロシア)はエド・パレデス(米国)に8回判定勝利です(3対0/78-74×3)。IBF5位、WBO6位、WBAでは12位と世界挑戦までもう少しと言える24歳のポノマレフは32戦全勝13KO、元WBA北米同級王者でもある32歳のパレデスは38勝25KO7敗1分です。
  • 速報!ゲーリー・ラッセル Jr. 対 オスカル・エスカンドン!

    速報!ゲーリー・ラッセル Jr. 対 オスカル・エスカンドン!

    2017.05.21
    米国、メリーランド州オクソン・ヒルに在るMGMナショナル・ハーバーにてWBC世界フェザー級統一戦が行われ、正規王者のゲーリー・ラッセル Jr. (米国)が同級暫定王者のオスカル・エスカンドン(コロンビア)を7ラウンド59秒TKOに下しています。

    ラッセル Jr. の負傷、メインカードの中止による延期など様々な理由で度々延期の憂き目を見て来た両者による統一戦でしたが、ここに来てようやくまとまり、来月30歳を数えるラッセル Jr. は13ヶ月振りの試合で勝利。戦績を28勝17KO1敗とし2度目の防衛に成功しています。一方、元WBAスーパーバンタム級暫定王者でもある32歳のエスカンドンは25勝17KO3敗とし同王座初防衛に失敗です。


    IBF世界スーパーミドル級王者のJ.デゲール(英国)が怪我による長期防衛戦不可により設置された暫定王座決定戦として同級1位のホセ・ウスカテギ(ベネズエラ)と同級2位のアンドレ・ディレル(米国)が対戦、8ラウンド反則でディレルが勝利しています。09年7月のC.フロッチ戦、15年5月のデゲール戦といずれも判定負け、今回が3度目となる世界挑戦で後味悪いながら新暫定王者となった33歳のアンドレは26勝16KO2敗としています。ゴング直前に左フックを好打、続けて右を浅く当てたところでゴングが鳴ったように映りましたが、すでにコンビネーションを出しているウスカテギには聞こえなかったか左フックをクリーンヒットするとディレルは崩れるようにダウンします。数秒間座り続けていたディレルでしたが、レフェリーがゴング後の加撃と認め休憩を与えたところで急にマットに寝転がり続行不可能をアピール、反則勝ちがコールされると回復したのかウスカテギと健闘を称えあう姿は少々後味の悪いところですが、更に後味を悪くしたのがディレルのセコンドでした、反則負けをコールされ呆然とするウスカテギに近寄り素手のまま左フックをアゴに見舞い、さらに右を振ったところでウスカテギ陣営に止められると、両陣営がリング上に入り乱れる大混乱となっています。26歳のウスカテギは約9ヶ月振りとなる試合で黒星、26勝22KO2敗としています。


    WBAは挑戦者決定戦と発表している一戦、スーパーライト級1位のキリル・レリ(ベラルーシ)と同級2位のランセス・バルテレミ(キューバ)による争いは12回半手でバルテレミが勝利しています(3対0/116-110、115-111、117-109)。IBFスーパーフェザー、IBFライトと合わせての3階級制覇をグッと引き寄せた30歳のバルテレミは26勝13KO1無判定とし、21勝19KO2敗とした27歳のレリは昨年10月のR.バーンズ戦から復帰戦を挟まずにリングに上がっています。同級統一王者にJ.インドンゴが就いており、今後は正規王者への昇格となるのか注目です。
  • 速報!ジェルボンテ・デービス 対 リーアム・ウォルシュ!

    速報!ジェルボンテ・デービス 対 リーアム・ウォルシュ!

    2017.05.21
    英国、ロンドンのカッパー・ボックス・アリーナにてIBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチがただ今終了、王者のジェルボンテ・デービス(米国)が指名挑戦者で同級1位のリーアム・ウォルシュ(英国)に3ラウンド2分11秒TKO勝利、王座防衛です。

    F.メイウェザーとともにリングインを果たしたデービスは主武器のハンドスピードとステップインの速さで初回から軽快な動きを披露、サウスポーでスタートしたスイッチヒッターの挑戦者に対し優勢に試合を進めます。同じ階級とは思えないほど体格差で下回るデービスですが、すかさず距離を詰め、左の打ち下ろしを見せたデービスに対し、2ラウンドはリーアムもオーソドックスでスタートします。しかし3ラウンド中盤に接近戦からの揉み合いのさなかに左ストレートが入ると、リーアムの足元がもつれはじめチャンスと見たデービスが猛攻、2分が過ぎようかというところで左ストレートを側頭部に打ち込むとリーアムがダウンします。立ち上がり再開したリーアムでしたがダメージは深く、クリンチワークに行こうとしたところでデービスの連打を食い膝を落としたところでマイケル・アレキサンダー(英国)レフェリーがストップしています。初の海外遠征となった22歳の王者は初防衛に成功、18戦全勝17KOとし、31歳のリーアムは21勝14KO1敗、初の世界挑戦は完敗となっています。


    英国フェザー級タイトルマッチはメインに出場するリーアムとの双子ボクサー、王者のライアン・ウォルシュがWBO同級11位のマルコ・マッカラー(ともに英国)に11ラウンドラウンド1分58秒TKO勝利で王座防衛を果たしています。

    リーアム同様、頻繁にスイッチし時折トリッキーな動きも見せるライアンが初回を押さえ、3ラウンド序盤にもコンパクトな右フックをカウンターでヒットします。4ラウンドは左アッパーを浅くヒットし、マッカラーがバランスを崩すなど明確にポイントを挙げ王者が良いスタートを切ります。マッカラーも上体を動かし、流れを変えようとしますが手数と攻勢でライアンのリードと映る展開により競ったラウンドを落としているように映ります。6ラウンド終了間際にマルコが左フックを打ち込みライアンのアゴを跳ね上げますが迎えた11ラウンド、ライアンがロープに詰め連打を浴びせると上体を動かしながらかわすマッカラーに被弾が目立ち始めたところでハワード・フォスター(英国)レフェリーが打ち返す場面無しと割って入り終了となっています。31歳のライアンは22勝11KO2敗1分、27歳のマッカラーは17勝10KO4敗です。


    またヘビー級ホープ、ダニエル・デュボアがプロ3戦目としてデビッド・ハウ(ともに英国)と対戦し、右1発で1ラウンド40秒TKO勝利をおさめています。19歳のデュボアは3戦全勝全KO、36歳のハウは13勝6KO6敗です。
  • テレンス・クロフォードが4団体統一戦を目指し、ディアス戦に臨む

    テレンス・クロフォードが4団体統一戦を目指し、ディアス戦に臨む

    2017.05.20
    東京と名古屋で6試合の世界戦が行われるこの週末ですが、海外でも英国で1試合、アメリカでも3試合と合わせて10試合の世界タイトルマッチが行われます。そのうちの1試合、聖地と言われる米国のニューヨークに在るマジソン・スクエア・ガーデンでは統一スーパーライト級王者のテレンス・クロフォード(米国)がWBC王座2度目、WBO王座は5度目となる防衛戦に臨みます。北京五輪ライトウェルター級金メダリストでもあるWBC3位、WBO10位のフェリックス・ディアス(ドミニカ共和国)との一戦を直前に控え両者が会見で意気込みを述べています。


    クロフォード:「ガーデンのメイン・アリーナで戦い、これまでのグレートなファイター達の後ろに続くと思うととても興奮します。伝説、その伝統を引き継ぐことに誇りを感じています。ガーデンでの戦いで全くプレッシャーを感じることは有りません、たとえ何処であろうとリングの中は私にとってホームのように感じるのです。私は勝ち続けなければいけません、勝ち続けることによって更なるビッグファイトのチャンスが広がってくるのです。しかし今回の試合は私にとって非常に大事な試合です、ディアスは立派なチャレンジャーであり、簡単な試合にはならないでしょう。」


    ディアス:「私にとって大きなチャレンジです、土曜日の夜は真の戦争になると本心から思います。多くのドミニカ人から支えられて臨むこの試合は勝利のチャンスも十分に有ると思います。彼の試合を見て多くの弱点を見つけました、きっとアドバンテージになるでしょう。彼はベストの中の1人ですが、私と違ってウェルター級での試合経験はありません、私には彼を痛めつけるパワーがあると思います。」


    そしてクロフォードと同じくWBAとIBF、スーパーライト級2本のベルトを持つジュリアス・インドンゴ(ナミビア)との統一戦についてボブ・アラム・プロモーターは「インドンゴは観戦に来るでしょう、統一戦について我々は彼らと話す用意はありますが、もし彼がテレンスとの戦いを臨むのなら交渉の始まりです、もし彼が試合を臨まなければ何も話すことは有りません。(統一戦を)実現させたいですね。彼は良いファイターです、彼がアメリカで戦う機会が無かったことで皆さんが聞いていないだけのことです。しかし我々のマッチメーカー達はこぞって素晴らしいボクサーだと話し、クロフォードとの試合も乗り気だと話しています。」とコメント、4団体統一戦も夢の話では無いとしています。ディアスを破り、インドンゴとのドリームマッチへ歩を進めることは出来るのか、注目の一戦は日本時間21日昼にゴングです。
  • WBC7位のミゲル・ローマン復帰戦対戦相手が変更

    WBC7位のミゲル・ローマン復帰戦対戦相手が変更

    2017.05.20
    およそ10日前にプロモシオネス・デル・プエブロから発表された元WBC2位、現在は7位にランクされるミゲル・ローマン(メキシコ)の復帰戦ですが対戦相手が前フィリピン・ライト級王者のロベルト・ゴンザレスから元WBCラテン・ライト級王者の " Pantera " ネリ・サギランとの同国人対決に変わったことがアナウンスされています。47戦38勝13KO8敗1分の戦績を持つサギランは今回が69戦目となるローマンに試合数では劣るものの多くの強豪と拳を交えてきたベテランです。リング外でのパフォーマンスが多くのファンの人気を集め、世界ランキングにも名を連ねていた時期もありましたがここ5試合を2勝3敗と低迷、WBC40傑からも名前を消しており、順当に行けばローマンが最終回を待たずに復帰戦を飾りそうな試合と言えそうですが意地を見せ再ランクを果たすことは出来るでしょうか?


    そしてローマン戦が無くなったかと思われた、前フィリピン・ライト級王者のR.ゴンザレスですが、アンダーカードで行われるWBCユース・スーパーフェザー級タイトルマッチ、王者のエドゥアルド・" Rocky "・エルナンデス(メキシコ)に挑戦することとなっています。当初アナウンスされたR.マグバヌア(フィリピン)が離脱した図式となっていますがより面白みを増した一戦と言えそうです。また元世界王者ホルヘ・アルセを叔父に持つカリム・アルセ(メキシコ/10戦全勝4KO)の11戦目もセットされています。
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