• 試合スケジュール
  • HOME
  • 海外ボクシング情報

  • WBCがD.ワイルダー対L.オルティスによるタイトルマッチを発表

    WBCがD.ワイルダー対L.オルティスによるタイトルマッチを発表

    2017.09.18
    WBCがヘビー級チャンピオン、ディオンテイ・ワイルダー(米国/38戦全勝37KO)の6度目の防衛戦として、元WBA同級暫定王者で現WBC2位のルイス・オルティス(キューバ/29戦27勝23KO2ノーコンテスト)とのタイトルマッチを公式ウェブサイトにて発表、両者の対戦は11月4日に米国、ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで行われるとしています。


    この両者には少なからず因縁があり、1月にA.ワウルジクとの防衛戦を発表しタイトルマッチに向け準備していたワイルダーは、試合を1ヶ月後に控えてワウルジクに禁止薬物の使用が発覚しタイトルマッチを中止と決めた際、オルティスがワイルダー陣営に対し代役としてリングに上がってもいい、と名乗りを挙げたもののワイルダー陣営は拒否、対戦には至らなかった因縁があります。この際、ワイルダー陣営は過去に度々禁止薬物の使用が発覚しているオルティスについて、「1ヶ月前にもドーピング検査で引っ掛かったような選手と戦うつもりは無い。」とあっさりとリクエストを跳ね返していました。


    オルティスは8月にWBAからA.ジョシュア(英国)とのタイトルマッチを指示されていましたが、試合締結とは成らず、ジョシュアはIBF指名防衛戦を優先し、K.プーレフ戦を発表しています。そして今回、WBC王座挑戦に踏み切ったオルティスに対しWBA王座挑戦の優先権は消滅したとも取れそうですが、ワイルダーに初黒星を付ければ商品価値も急上昇し、一気にスターダムへの道が開けるというものです。恐さが無くなった分安定感が増したという声も大きい王者ですが現在5試合連続KO勝利中です、16年1月のA.シュピリカ戦以来となるサウスポーとの一戦でファンの望む豪快なKO勝利は披露出来るでしょうか?
  • ギレルモ・リゴンドーがワシル・ロマチェンコに挑戦決定!

    ギレルモ・リゴンドーがワシル・ロマチェンコに挑戦決定!

    2017.09.18
    かねてから報じられていた世界王者同士の一戦が12月9日に決定しました!トップランク・プロモーションが日本時間16日に正式発表したもので、WBO世界スーパーフェザー級チャンピオンのワシル・ロマチェンコ(ウクライナ/10戦9勝7KO1敗)にWBA世界スーパーバンタム級スーパーチャンピオンのギレルモ・リゴンドー(キューバ/18戦17勝11KO1ノーコンテスト)が挑戦する図式でのタイトルマッチは米国、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンでの決戦となっています。



    2000年シドニーと2004年アテネで金メダルを獲得しWBAスーパーバンタム級王座9度、そして2008年北京と2012年ロンドンで金メダルを獲得しWBOスーパーフェザー級王座3度の防衛に成功と、盤石の安定感を誇る両王者による非常に興味深いタイトルマッチは29歳のロマチェンコが4度目の防衛成功か、36歳のリゴンドーが飛び級での2階級制覇達成か?また、常に話題の中心となるのは約3.6Kgの体重差をリゴンドーが埋めることは出来るのか、といったところでしょうか。見方を変えれば体格・体重で上回ることから勝って当たり前といった目線を向けられるロマチェンコにもプレッシャーがのし掛かります。ボクシング・ファンの誰もが認める中量級のテクニシャン頂上決戦がいよいよ決定です!
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2017.09.18
    <現地時間16日>
    T.クロフォードとの統一戦に敗れ、WBC王座を手放した前スーパーライト級王者のビクトル・ポストル(ウクライナ)が約14ヶ月振りにウクライナのキエフで再起戦を行い(写真)、ジャムシーベック・ナジミィディノフ(ウズベキスタン)に10回判定勝利です(3対0)。体格で1周り小さい相手に油断したのか、初回ゴング直後に飛び込むような左ストレートを首筋に浴びバランスを崩し右手をマットに着いたもののレフェリーはダウンとせず、終了間際にも左フックをアゴに貰い左手をマットに着きますが、ここもレフェリ-は静観という幸運に恵まれたポストルは2回以降、愛称の " Iceman " らしく落ち着いた試合運びで立て直しを図りますが、5回に飛び込むような左フックをアゴに食いゴロンとダウン、膝をグラつかせながら再開しますが何とかクリンチでラウンドをしのぎ切るというあわやKO負け寸前の大ピンチとなります。後半はキャリアの差とジャムシーベックのスタミナ切れに助けられ、判定勝利を手にしますが中盤までは変則サウスポーのジャムシーベックにしばしば手を焼くポストルは、クロフォードの技巧を差し引いてもサウスポーは得意ではないようです。WBCで未だ4位にランクされているポストルは29勝12KO1敗、ジャムシーベックは14勝9KO1敗です。


    フィンランドのバーサではWBCヘビー級9位のヨハン・デュオパ(フランス)がノンタイトル戦を行い、イフゲニー・オルロフ(ロシア)に4回TKO勝利。デュオパといえば昨年12月、自らの禁止薬物使用が試合当日に発覚し対戦者のB.スティバーンが対戦を拒否、挑戦者決定戦を反故にし興行の開催自体が揺らぐハプニングに見舞われたA.ポベトキンの対戦者に名乗りを挙げ、プロモーターを助けたことでも知られていますが、戦績を36勝23KO4敗と伸ばした36歳に改めてビッグチャンスが訪れるのでしょうか?


    <現地時間15日>
    2011年世界選手権ミドル級金メダリストのイフゲニー・キトロフ(ウクライナ)が、I.アリーム戦以来の復帰戦を米国、マシャンタケット州で行い、デリック・フィンドリー(米国)に8回判定勝利をおさめています(3対0)。世界ランキングもWBC19位まで落ちてしまった29歳のキトロフは15勝12KO1敗、大物食いでも知られる善戦マンこと33歳のフィンドリーは27勝18KO22敗1分1ノーコンテストとしています。


    <現地時間14日>
    ドミニカ共和国のサントドミンゴにて元2階級制覇王者のハビエル・フォルトゥナがニコラス・ハビエル(ともにドミニカ共和国)に10回判定勝利(3対0)。WBAスーパーフェザー級3位にランクされる28歳のフォルトゥナは33勝23KO1敗1分としています。
  • 速報!ジェナディ・ゴロフキン 対 サウル・" カネロ "・アルバレス!

    速報!ジェナディ・ゴロフキン 対 サウル・

    2017.09.17
    米国、ネバダ州ラスベガスに在るTーモバイル・アリーナにてボクシング・ファン注目の統一世界ミドル級タイトルマッチがただ今終了しました。WBA、WBC、IBF、そしてIBOのベルトを持つ統一チャンピオン、ジェナディ・ゴロフキン(カザフスタン/160P)と元2階級制覇王者のサウル・" カネロ "・アルバレス(メキシコ/160P)の一戦は12回引分けとなってます(1対1/118-110:アルバレス、115-113:ゴロフキン、114-114)。

    グラント社のゴロフキンとウイニング社のアルバレスというグローブによる静かな初回はゴロフキンがゆっくりと前進し、アルバレスがロープ伝いに隙を伺う幕開けとなり手数ではジャブを出し続けたゴロフキンですが概ね互角のスタートと映ります。アルバレスの身体が早くも赤みを帯びてきた3ラウンドはボディがウィークポイントとも言われているゴロフキンに対し上下への打ち分け、コンパクトな左アッパーなどを打ちポイントを獲ったように映ります。アルバレスのパンチがかすめる度に「問題無い」と言うように首を振るゴロフキンとアルバレスのお互いに距離が合いだし始め、5ラウンド残り1分ほどでゴロフキンの右フックがヒットするとラウンド終了と同時に緊張感のある攻防に歓声が上がります。徐々にゴロフキンのプレッシャーが増しているように映り、ロープ伝いに動くアルバレスに疲れが見え始めディフェンス重視の戦術を採ったように映るなか、8ラウンドは手数も減り明らかにゴロフキンがポイントを獲ったように映りますが、9ラウンドにはアルバレスも退がる場面の多いなか右フックを好打します。終盤勝負だったのか10ラウンドにもコンパクトな左アッパー、右フックを当てたアルバレスですがラウンド全体では手数が少なくロープ伝いに動く場面も多いことから、ゴロフキンの攻勢がよりポイントに有効なように映ります。最終回も開始直後にアルバレスがコンパクトな連打を見せたかと思いきや、中盤にはガンガン前に出て右ストレートを放つゴロフキンといった展開が続き、残り10秒ではリングサイドの観客がスタンディング・オベイションを見せフルラウンドを終えています。WBA王座18度目、WBC王座7度目、IBF王座4度目の防衛に加えてIBO王座防衛も果たした35歳のゴロフキンは全勝がストップ、37勝33KO1分とし、13年9月に喫したF.メイウェザー戦以来の黒星は免れた27歳のアルバレスは49勝34KO1敗2分としています。


    セミファイナルのフェザー級12回戦はWBCフェザー2位のジョセフ・ディアス Jr. (米国/126P)が元WBC中米フェザー級王者のラファエル・リベラ(メキシコ/126P)に12回判定勝利をおさめています(3対0/119-110、119-109、120-108)。

    強打のJ.ララが怪我により出場を取りやめた一戦はリベラがランキング40位に入っていないことからWBCが承認するか否かが注目を集めていましたが、WBCオフィシャルサイトからは前日に外されているもののマイケル・バッファー・リング・アナウンサーは指名挑戦者決定戦とアナウンスしています。

    堅実なスタイルを持つディアス Jr. がじわじわと距離を詰めて行きますが、リベラは良い左フックを放つ上、パンチを合わせようと待ち受けているため、ディアス Jr. もなかなか踏み込めず、リベラも時折鋭い踏み込みを見せパンチをまとめようとするため目の離せない序盤となります。15年12月にも元世界王者のW.バスケス Jr. から金星を挙げているリベラはノーランカーながら恐さを併せ持っており、ディアス Jr. もいつも通りに攻め急がずコツコツとパンチを上下に打ち込んで行き、スタミナを少しずつ削っていく展開に持って行きます。6ラウンドにはリベラもガードの合間に左右フックを打ち込みますが、ポイントは手数と攻勢でディアス Jr. がリードしているように映り折り返しますが、リベラも番狂わせを目指し懸命に好打を狙います。その後もポイントは右フックや左アッパーなども織り交ぜながら有効打数でリードするディアス Jr. が集めて行くように映り、リベラが逆転の一発を撃ち込めるか否かが焦点といった展開になります。右目下を腫らすリベラは最終回も粘りを見せ一発を狙いますが、攻防兼備のディアス Jr. にクリーンヒットを打ち込むまでは行かずフルラウンドを戦い抜いています。24歳のディアス Jr. は25戦全勝13KO、23歳のリベラは25勝16KO1敗2分1ノーコンテストとしています。



    NABF北米スーパーバンタム級タイトルマッチでは同王者で元IBF世界バンタム級王者のランディ・カバジェロ(米国/121P)とO.デラホーヤの従兄弟としても名を挙げているディエゴ・デラホーヤ(メキシコ/122P)が対戦し、10回判定でデラホーヤが勝利をおさめています(3対0/100-90、98-92×2)。

    左フックをヒットするなど良いスタートを切ったデラホーヤはパンチ力で劣るもののコンビネーションで対抗、2ラウンドも良いラウンドを作りますが、両者ともクリンチ際の揉み合いが多くロバート・バード(米国)レフェリーからクリーンに戦えと注意が入ります。左目下を若干腫らしながら前に出るカバジェロも頭を振りながらプレッシャーを掛け常に攻めの姿勢を見せますが、コンパクトなコンビネーションを当ててはフットワークで出入りし、クリンチを織り交ぜる巧さを見せるデラホーヤがポイントを挙げていくように映る中、5ラウンドには偶然のバッティングで痛さからカバジェロがロープ際に退くなど見栄えの面でもデラホーヤがリードして折り返します。7ラウンドにデラホーヤの左フックが明らかにローブローとなり、カバジェロが横を向くとデラホーヤが追い掛けるといった5ラウンドのバッティングと同じように、実際の展開以上に良くない印象を与えてしまうカバジェロは後手に映るラウンドが続きます。その後も軽打をポンポンと当ててはフットワークとクリンチで被弾を最小限に抑えるデラホーヤがポイントを積み重ね、最終回もラスト10秒の拍子木が鳴ると両手を挙げながらバックステップ、観客の声援もほどほどのなかゴングが鳴っています。23歳のデラホーヤは20戦全勝9KO、26歳のカバジェロは24勝14KO1敗としましたが、デラホーヤのクリンチ、バッティング、ローブローはほとんど静観し、カバジェロに注意を集めるレフェリングは疑問を感じた人も居るものと思われます。



    WBC米大陸ライト級戦&空位のWBAインターコンチネンタル同級王座決定戦という2本のベルトが懸かった一戦は、米大陸王者でWBC18位にランクされるライアン・マーティン(米国/135P)がWBCライト級8位のフランシスコ・ロホ(メキシコ/135P)に10回判定勝利をおさめています(2対1/95-94、96-93:マーティン、98-91:ロホ)。

    HBOテレビのアナウンスでは試合当日をプラス12ポンド(約5.4Kg)のマーティン、プラス10ポンド(約4.5Kg)のロホと表記されゴングが鳴ります。上背で劣るロホは積極的に前進、上下にパンチを打ち込んで行き、初回を様子見に充てたかポイントを落としたマーティンも2ラウンドに入ると手数を増やし、ポイントを取り返したように映ります。ロホは右ボディストレートなど上下の打ち分けをしっかりとこなしながら3ラウンドは再び取り返したように映り、4ラウンドも良い流れを作ります。自分の距離をキープしたいマーティンも長い距離からシャープなワンツーで対抗しますが、手数が少ないうえ近距離での回転力でロホが上回るため、ペースを変えるまでは出来ていないように映ります。7ラウンドにマーティンの左フックが低いとして、ラッセル・モーラ(米国)レフェリーが注意を与え、8ラウンドにも明らかなローブローとなる左アッパーを放ったマーティンに再び注意が入り、数秒後にも3度目となるローブローの注意が入ると、後半にはロホの左フックにローブローの注意が与えられる展開となります。9ラウンドにマーティンの左アッパーがローブローとなるとついに減点1が与えられます。最終回も両者ともに懸命に手を出し合う好ファイトでしたがロホの勝利は固いと映ったもののK2プロモーション期待のマーティンが勝利をおさめています。24歳のマーティンは20戦全勝11KOとしたのに対し、26歳のロホは20勝13KO3敗としています。
  • 速報!ビリー・ジョー・ソーンダース 対 ウィリー・モンロー Jr. !

    速報!ビリー・ジョー・ソーンダース 対 ウィリー・モンロー Jr. !

    2017.09.17
    英国、ロンドンに在るカッパー・ボックス・アリーナにてWBO世界ミドル級タイトルマッチがただ今終了、王者のビリー・ジョー・ソーンダース(英国/160P)が同級2位のウィリー・モンロー Jr. (米国/160P)に12回判定勝利(3対0/117-111、115-114、117-112)、2度目の防衛に成功です。

    親交のある元統一ヘビー級王者、T.フューリーと共にリングインした王者は4戦続けてサウスポーとの対戦、新しくタッグを組んだドミニク・イングル・トレーナーとの初戦になります。両者とも階級トップクラスのスピードを誇るとあってなかなか被弾する場面の無いなかでL字ガードのモンローは合せるタイミングを図っているのか手数が少なく、王者がコンビネーションでロープに追い込む場面が目に付きます。偶然のバッティングで4ラウンドに右眉頭から出血を始めた王者に対し、マークス・マクドネル(英国)レフェリーが頭から行くな、と注意が入ります。7ラウンド序盤にオーソドックスにスイッチする場面も見せた王者に対し、ラウンド後半にワイルドな左フックを王者の側頭部にヒットさせたモンローですが、全体的にアクションが少なく目立った被弾はほとんど無いもののポイントを振り分けるなら手数で勝る王者か、といった印象を残し後半に入ります。9ラウンド、クリンチの揉み合いから身体を覆い被せ、モンローを押し潰すように尻餅を付かせた行為でレフェリーから再び注意を受けた王者はところどころで肘を入れ、肩で押し込むなど曲者振りも発揮しながらラウンドを進めると、遅きに失した感もあるなか、11ラウンドはモンローが攻勢を強めそれまでのラウンドと比べ好戦的に手を出していきます。目立ったクリーンヒットこそ少ないものの最終回もシャープなジャブを突き、左ストレートを打ち込むなどモンローがポイントを追い上げている印象を見せながら終了しています。年1試合ペースの28歳、ソーンダースは25戦全勝12KOとし、21勝6KO3敗とした30歳のモンロー Jr. は15年5月のG.ゴロフキン戦以来となる世界挑戦でしたが王座獲得は成らず。敵地での王座挑戦とあってもっと早い仕掛けが欲しかったように映ります。



    アンダーカード、WBOインターコンチネンタル・ライトヘビー級王座決定戦ではWBO欧州ライトヘビー級王者でもあるアンソニー・ヤード(英国)が元WBOユース同級王者のノルベルト・ネメサパーティ(イタリア)に3ラウンド終了、棄権によるTKO勝利をおさめています。

    ゴング後すぐに前に出たネメサパーティでしたがほどなくヤードのプレスが勝り、初回終盤にはヤードの左フックが入り、2ラウンドに入るとヤードが攻勢を強めます。2分過ぎにヤードがコーナーに詰め右フックを連発するとガードを固めていたネメサパーティが堪えきれずにダウンします。カウント8で再開しますが残り20秒といったところでガードの外を通り右フックが側頭部に入るとネメサパーティがストンと座り込む2度目のダウンとなります。頭をさすりながら立ち上がり再開、インターバルに逃げ込みますが3ラウンドはヤードが後退を繰り返すネメサパーティを追い掛ける3分間となります。このラウンドをダウン無しでやり過ごしたネメサパーティでしたがコーナーはダメージを考慮、棄権を申し出たためにTKOとなっています。26歳のムキムキマン、ヤードはこれで13戦全勝12KO、WBOでは8位にランクされています。敗れた22歳のネメサパーティは25勝18KO7敗としています。



    ヘビー級ホープ、WBCユース同級王者のダニエル・デュボアはAJ・カーター(ともに英国)に1ラウンド48秒KO勝利をおさめています。

    ゴングから10秒経ったかどうかといったところでデュボアがワンツーを放つと右がヒットするとカーターはその場にストンといきなりのダウンとなります。すぐに立ち上がりますがデュボアの右フックで2度目のダウン、ここも立ち上がり再開しますが、やや足に効ている印象を見せたかと思った矢先、デュボアの右フックで3度目のダウンとなったところでレフェリーは両手を交差、カーターも立ち上がれなさそうなダメージを見せあっさりと終了となっています。20歳のデュボアはこれで5戦全勝全KOとし、年内6戦目のリングも可能性ありそうです。数分後には自力で立ち上がり関係者&観客をホッとさせた29歳のカーターは8勝6KO4敗です。
  • 速報!カラム・スミス 対 エリック・スコグラウンド!

    速報!カラム・スミス 対 エリック・スコグラウンド!

    2017.09.17
    英国、マージーサイド州リバプールに在るエコー・アリーナにて『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』スーパーミドル級戦の開幕戦となる一戦がただいま終了しました。WBC1位のカラム・スミス(英国/167.5P)とWBC11位のエリック・スコグラウンド(スウェーデン/167.5P)が対戦し、12回判定でスミスが全勝対決を制しています(3対0/116-112、117-110、117-111)。

    長身、アップライト・スタイルからのシャープなジャブが主武器のオーソドックスという似通ったスタイルを持つ全勝同士の対戦は、左の差し合いが中心となる技術戦となります。中盤から右目下と鼻からの出血が目立つスミスの上下へのコンビネーションが目に付けば、スコグラウンドが良いワンツーを放つといったシーソーゲームは振り分けるなら浅くながら有効打数でスミスがリードといった展開となります。試合が動いたのは11ラウンド、スコグラウンドのジャブの返り際にスミスの肩越しの右ストレートがクリーンヒットすると、膝を揺らしながら後退したスコグラウンドにスミスが追撃、左右フックを受け、更なる被弾を避けたスコグラウンドが膝を付くダウンを喫します。勝負と見たスミスが距離を詰め攻勢を強めますがスコグラウンドもしのぎ、最終回はダウンを挽回しようとスコグラウンドがやや強引に前進を強めますが、スミスも右をかぶせるタイミングを掴んだか、スコグラウンドがハッキリとポイントを返したか微妙な印象を残しながら終了のゴングを聞いています。見応えのある技術戦を制した4兄弟の末弟、27歳のスミスは23戦全勝17KOとし、ポイント以上に競った試合で初黒星を喫した26歳のスコグラウンドは26勝12KO1敗としています。

    なおWBCからは勝者のスミスにダイヤモンド・ベルトも授与されていますが、9月8日のD.ベナビデス(4位)対R.ガフリル(6位)戦を正規王座の決定戦と承認したなかで、1位対11位のこの試合が何故ダイヤモンドベルトの該当となったのか、決定戦で新王者となったベナビデスとスミスの対戦指示はトーナメントが終了した後に出されるのか、スミスがトーナメント決勝戦で敗れても挑戦権は残るのか、A.イユリディン(3位)対C.ユーバンク Jr. (5位)戦の位置付けなどWBCの今後の動向が気になるところです。


    アンダーカードでは元WBAミドル級暫定王者のマーティン・マレー(英国)がノンタイトル8回戦でアルマン・トロージャン(アルメニア)に4ラウンド2分49秒KO勝利です。

    開始からキビキビした動きを見せる両者ですが、トロージャンの噛みが甘いのか被弾したようには見えない1分過ぎにマウスピースを落とし休憩が入ります。上下にワンツーを打ち込み良い攻めを見せたマレーが幸先良くポイントを獲ったように映り、2ラウンドも良いボディブローを放ち優勢に進めます。マレーのプレッシャーに後退が目立ちはじめたトロジャンは早くもボディを嫌がる素振りを見せ、迎えた4ラウンド残り20秒の場面でコーナーに詰まり、マレーの右ボディフックがクリーンヒットすると自ら腰を落とします。そのままトロージャンは立ち上がることが出来ず終了、WBAミドル級6位にランクされる34歳のマレーは快勝をおさめ36勝17KO4敗1分とし、34歳のトロージャンは18勝15KO4敗1分としています。
  • 速報!ミラン・メリンド 対 ヘッキー・ブドラー!

    速報!ミラン・メリンド 対 ヘッキー・ブドラー!

    2017.09.17
    フィリピンのALAプロモーションが開催する定期興行 " PINOY PRIDE 42 " にてIBF世界ライトフライ級タイトルマッチが只今終了、凱旋防衛戦となった王者のミラン・メリンド(フィリピン/108P)がIBF6位で元WBA王者のヘッキー・ブドラー(南アフリカ/108P)に12回判定勝利をおさめています(2対1/117-110、115-112:メリンド、115-113:ブドラー)。

    最初の計量では1.25ポンド(約560グラム)オーバーを計測したメリンドでしたが再計量でクリア。メリンドは7ラウンドに左まぶたをカット、出血しドクターチェックが入り続行となったものの明らかにペースダウン。その後も出血は止まらず右眉尻もカットし、メリンドが顔面を赤く染めたまま競った展開で終盤に入ると、王座交代も予感させる混戦となりますが、12ラウンドにこれまでKO負けの無いバドラーがメリンドの左右フックを浴び、足に来ると踏ん張りが効かずダウン、ブドラーはスリップと主張しますが当然受け入れられずカウント8で再開となり、両者余力を振り絞り追撃&反撃のなか終了のゴングとなっています。右眉尻と左まぶたをガッツリとカットしながらも5月に有明コロシアムで初回TKO勝利により獲得した王座の初防衛を何とか果たした29歳のメリンドは37勝13KO2敗、同じく29歳のブドラーは31勝10KO3敗としています。


    セミファイナル、WBOスーパーライト級3位のジェイソン・パガラ(フィリピン)はジェームス・オニャンゴ(ケニア)と146ポンド契約10回戦で対戦し、10回引分けとしています(1対1/94-94、96-94:パガラ、96-94:オニャンゴ)。長い集計時間の後、引分けとアナウンスされたところでブーイングを浴びた29歳のパガラは地元開催の幸運にも恵まれ、40勝25KO2敗1分としましたが、アピールしたかった世界挑戦という意味では物足りない結果となっています。また当初、リッチモンド・ジャベン(ガーナ/32戦28勝22KO3敗1分)との対戦が発表されていましたが、ジャベンが試合10日ほど前にガーナで交通事故に遭い、足と顔を負傷したことでピンチヒッターとなった34歳のオニャンゴは23勝19KO12敗2分とし惜しくも金星を逃しています。


    アンダーカードではIBFスーパーフライ級王者、J.アンカハス(フィリピン)への挑戦権を懸けた決定戦が行われ、同級3位で元2階級制覇王者のジョンリエル・カシメロと同級8位のジョナス・スルタンによるフィリピン選手同士による対戦は12回判定でスルタンが勝利をおさめています(3対0/117-111、116-112、115-113)。トップコンテンダーの地位を勝ち得た25歳のスルタンは14勝9KO3敗とし、スロースターターが響いた27歳のカシメロは24勝15KO4敗としています。


    WBCバンタム級10位のアーサー・ビジャヌエバはリッチー・メプラヌン(ともにフィリピン)に4ラウンド終了、棄権によるTKO勝利をおさめています。4月にZ.テテとのWBO王座決定戦で敗れているビジャヌエバは復帰戦をTKOで飾り31勝17KO2敗としています。一方、2度の世界挑戦経験を持つベテラン、30歳のメプラヌンは31勝8KO7敗1分です。
  • 速報!クラウディオ・マレロ 対 ヘスス・マヌエル・ロペス!

    速報!クラウディオ・マレロ 対 ヘスス・マヌエル・ロペス!

    2017.09.16
    米国、ネバダ州ラスベガスのMGMグランドにてWBA暫定世界フェザー級タイトルマッチがただ今終了しました。なおセミファイナルにセットされていた、IBFウェルター級10位のラシディ・エリス(米国)対ファン・カルロス・アブレウ(ドミニカ共和国)戦は両者とも前日の計量を147ポンドでクリアしたものの、今朝になりエリスの体調不良で中止と発表されるハプニングに見舞われています。


    WBAフェザー級暫定チャンピオン、クラウディオ・マレロ(ドミニカ共和国)対同級2位のヘスス・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)の一戦は、7ラウンド2分59秒、10カウントによるKOでロペスが勝利をおさめています。

    持ち味のハンドスピードを武器に連打を見せながら、じわじわ前進するロペスをさばき余裕をアピールしながら距離をキープしたいサウスポーのマレロはスピード溢れるパンチを出しますが有効打は多くありません。ロペスもボディを中心に攻め上げますがラッセル・モーラ(米国)レフェリーから早くもローブローの注意を受ける初回となります。笑顔を見せたりパンチを浅く貰っても「問題無いよ。」と言わんばかりに首を振ったりと、やたら周囲への余裕アピールばかりが目に付くマレロに対し、技巧派で知られるロペスも頭を使いながらロープに押し込んではコンパクトな左右フックで攻めていきます。4ラウンド辺りから予想通りとも言えるマレロのペースダウンが見られ、ロペスの頭をレフェリ-にアピールしたり、ロープを背にロペスの首を抱える場面が増えだし手数が落ちていきます。このラウンドを有効打で取ったように映るロペスは5ラウンドも前に出るもののセコンドからハッパを掛けられたかマレロも力強いパンチを返し見応え有る打ち合いを展開、終了ゴングと同時に拍手が起こります。両者とも蓄積されたダメージが気になり始めた6ラウンド後半にはマレロが前進しながら「もっと打ってこい!」と手招きし、ロペスが退がりながらパンチを返す展開に変わりますが7ラウンド終了間際、マレロがロペスをコーナーに詰めたところでロペスが左、右、左と返すと3発目の左フックがマレロのアゴをモロに打ち抜き、マレロはゆっくりと背中からマットに倒れ込みます。レフェリーはそのまま10カウントを数え上げ、見事な王座交代劇を魅せた30歳のロペスは26勝19KO1敗2分1ノーコンテストと戦績を伸ばし、28歳のマレロは22勝16KO2敗、同王座の初防衛に失敗しています。


    ゴールデンボーイ・プロモーション期待のホープ、ライアン・ガルシア(米国)はミゲル・カリソサ(メキシコ)に1ラウンド30秒TKO勝利。コンパクトな右で綺麗に倒し試合を決めた19歳のガルシアは11戦全勝10KO、25歳のカリソサは10勝2KO3敗としています。


    また、来日経験を持つ元WBC米大陸スーパーバンタム級王者のオラシオ・ガルシアがディウル・オルギン(ともにメキシコ)に4ラウンドTKO勝利をおさめています。この両者はちょうど2ヶ月前の7月15日に対戦し、オルギンがまさかと言って良い8回判定勝利をおさめていましたが、地力で勝るガルシアが最後は赤コーナー前で連打からの左フックを打ち込むとオルギンは両膝を付きダウン、レフェリーストップとしています。雪辱を果たした27歳のガルシアは33勝23KO3敗1分、28歳のオルギンは12勝9KO7敗3分としています。
  • WBOスーパーバンタム級戦&IBFライトヘビー級挑戦者決定戦が発表

    WBOスーパーバンタム級戦&IBFライトヘビー級挑戦者決定戦が発表

    2017.09.16
    トップランク・プロモーションが11月11日に米国のカリフォルニア州フレスノに在るセイブ・マート・アリーナにてWBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、IBF世界ライトヘビー級挑戦者決定戦およびWBC米大陸スーパーライト級タイトルマッチと、ファン注目の3試合を行うと現地時間14日、正式発表しています。西海岸で人気のチャンピオン、ジェシー・マグダレノ(写真/米国/25戦全勝18KO)は同級1位の指名挑戦者、タフで鳴るセサール・フアレス(メキシコ/25戦20勝15KO5敗)を迎えてWBOスーパーバンタム級王座2度目の防衛を目指します。未だKO負けも無く、N.ドネアもフルラウンド苦しめられ僅差の判定勝利をもぎ取ったフアレスを若き王者がどう対応するのか注目です。


    そしてIBF2位のアルツール・ベテルビエフ(ロシア/11戦全勝全KO)と同級3位のエンリコ・コーリン(ドイツ/24戦23勝6KO1敗)によるライトヘビー級挑戦者決定戦は、ベテルビエフとカナダのプロモーターとの契約トラブルにより宙に飛びかけた一戦でしたが、トップランク・プロモーションが助け上げた構図での好カード実現となっています。同階級の頂点に君臨するA.ウォードは少々面白味に欠けるスタイルなうえ、長い試合間隔でも知られています。ベテルビエフ・ファンの願いはコーリン、そしてウォードも豪腕でなぎ倒してもらいたいところでしょう。


    また同プロモーションの期待も大きいホセ・カルロス・ラミレス(米国/20戦全勝15KO)は保持する米大陸王座の防衛戦として、マイク・リード(米国/23戦全勝12KO)と拳を交えます。WBCスーパーライト級5位、WBOでは6位にランクされる25歳のラミレスとWBO同級10位、24歳のリードという全勝同士、若く勢いのあるホープ同士、勝ち抜いた方が世界への道をグッと近付けるような好勝負に期待が掛かります。
  • ジェームス・デゲール「トーナメントを勝ち抜くのはカラム・スミスだと思う」

    ジェームス・デゲール「トーナメントを勝ち抜くのはカラム・スミスだと思う」

    2017.09.15
    1月にB.ジャックとのWBC&IBFスーパーミドル級王座統一戦を行い、12回引分けとしたのち、6月に古傷ともいえる右肩の手術を行ったジェームス・デゲール(写真/英国/25戦23勝14KO1敗1分)が地元メディアに存在感をアピールしています。先週のクルーザー級戦に続き、今週末には『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ』スーパーミドル級の開幕戦が行われますが、トーナメント優勝者との対戦を望むとしています。


    「現在のランキングを見渡してもナンバーワンは私でしょう、私は世界タイトルを獲得し、トップレベルの選手と対し3度の防衛を果たし実力を証明してきました。多くのファンも私が1番だと思っているでしょうね。(トーナメントを勝ち抜くと思うのは)ジョージ・グローブスかカラム・スミスが有望ではないでしょうか?私を除いたなかではトップの2選手だと思いますよ。今、グローブスの実力は証明されたと言えるでしょう、彼は世界チャンピオンになりましたからね。おそらくですが頭一つ抜け出るのはカラム・スミスかもしれません。誰かを選べとなれば私はカラム・スミスとの試合を選択することになります、勝ち上がった選手との王座統一戦が楽しみです。」

    「肩の経過はとても良好で、予定より早く回復していますよ。先週は13週間振りに初めてパンチを打ちました、まさに新しい肩が有るようです。まだ若干固さもあるし、正常とは言えませんが痛みも無く私はハッピーです。先日、アル・ヘイモンとも話を進めましたが復帰は12月を予定しています、許されるなら故郷に戻って大きなショーを魅せたいですね。(WBCクルーザー級名誉王者の)トニー・ベリューは私にとって非常に良い友人の一人ですが、私はより多くの世界タイトルを目指しており、そのためならばどこへでも行くつもりです。」常に自信に満ち溢れたコメントを残すことでも知られる北京五輪金メダリストも31歳、脂の乗った時期でもあり重量級としては迫力に欠けるスタイルながらサウスポー・スタンスからのテクニックでカバーするIBF王者もスーパーミドル級を面白くする1人と言えるでしょう。
  • 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14