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海外ボクシング情報

  • 今週末はカリフォルニアでWBA暫定スーパーフェザー級戦

    今週末はカリフォルニアでWBA暫定スーパーフェザー級戦

    2021.06.30
    S.スティーブンソン対J.ナカティリャ戦から3週連続となったトップランクによるイベントも一休みとなり、今週末に開催予定の世界戦は米国のカリフォルニア州カーソンで行われるWBA暫定世界スーパーフェザー級タイトルマッチの1試合のみとなっています。『PBC』によるイベントは試合10日ほど前にY.ガンボア(キューバ)が負傷による戦線離脱、ツグスソグ・ニヤンバヤル(モンゴル/13戦12勝9KO1敗)が代役出場し、暫定王者のクリス・コルバート(米国/15戦全勝6KO)に挑戦する一戦となっています。


    そしてセミファイナルはWBAライト級挑戦者決定戦と『PBC』が謳う一戦、IBFで11位、WBOでは15位にランクされるミシェル・リベラ(ドミニカ共和国/20戦全勝13KO)対WBA同級11位のジョン・フェルナンデス(スペイン/22戦21勝18KO1敗)というものです。


    WBC米大陸王座の獲得経験を持つ23歳のリベラは世界ランカーとの大事なテストマッチを前に「相手のことはあまり良く知りませんが良いファイターなのでしょう。この挑戦者決定戦にたどり着くまで一生懸命頑張ってきましたが神の導きによるものです。私が歴史を刻むことを止めるものは何もありません、きっと素晴らしい試合になるでしょう。7月3日は私が再び輝く時です。」と自信満々のコメントを残しています。


    一方、メキシコでトレーニング・キャンプを重ねてきた25歳のフェルナンデスにとってアメリカ5戦目のリングです。「(18年9月に現WBCスーパーフェザー級シルバー王者の)オシャキー・フォスターに敗れて以来のアメリカのリングですがとても楽しみです。この試合は私にとって大きなチャンスです、実現に向けて尽力してくれたPBCと私のチームに感謝したいと思います。リベラは非常に強い男であり、私は彼より上背があるが彼は私より力強いと思います。私はスキルとパンチ力でよりボクサーとして上回っていると思います、そして最終ラウンドにKO出来ると思っています。」とコロナ禍も手伝い約17ヶ月振りの実戦ながらKO宣言を残しています。


    楽しみな世界ランカー対決となったセミファイナルの他、アンダーカードのスーパーライト級10回戦ではリチャードソン・ヒッチンズ(米国/12戦全勝5KO)対ダーウィン・プライス(米国/18戦17勝10KO1敗)戦もセットされています。23歳のヒッチンズはリオ五輪でハイチ代表として出場、G.アントゥアン・ラッセル(米国)に敗れベスト32に留まりながらプロではここまで全勝をキープ、WBCでスーパーライト級36位に入ってきました。31歳のプライスもなかなかの強豪相手にここまでキャリアを重ねてきており興味深い対戦と言えるでしょう。
  • ベルギーでのWBA&IBOクルーザー級王座統一戦は延期

    ベルギーでのWBA&IBOクルーザー級王座統一戦は延期

    2021.06.29
    ベルギーのブリュッセルに在る、ボードゥアン国王競技場にてWBA世界クルーザー級レギュラーチャンピオンのリャド・メルウィー(コートジボアール/30戦29勝24KO1敗)とIBO同級チャンピオン、ケビン・レリーナ(南アフリカ/27戦26勝13KO1敗)による王座統一戦が約3週間と迫る中、レリーナが負傷したことで延期のニュースが入っています。


    7月17日の試合を前に拳を痛めたと述べたレリーナは、何とか開催出来ないか我慢を続けていたものの止む無く延期を決めたと述べています。「私はどのような言葉を使おうともこれ以上ないほど落胆しています。私のIBOとWBAの世界統一戦はスパーリングで拳を痛めたことですぐにも専門的な治療が必要となり延期が決まりました。試合開催へ出来る限り最善を尽くしたのですが痛みは我慢できないほどのものでした。(ナミビアでのトレーニング・キャンプ中の出来事ですが)すぐに手術を行うため南アフリカに戻ります。メルウィーの陣営にお詫びし延期を理解してくれたことに感謝しています。私は世界戦の延期がどういうものか分かっているつもりです、手術を無事に終えて完治したらすぐにも戦いに戻ることを約束します。ゴールポストが無くなった訳ではありません、少し横に動いただけのことです。」


    なおWBA暫定王座を獲得後、エレベーター式に格上げされたメルウィーは19年10月のI.ツェロ(ハンガリー)戦以降リングに上がっていません。約1年8ヶ月に及んでいるブランクによる錆を落としたいメルウィー陣営は他の挑戦者を模索し試合は行いたいとする姿勢を見せていますが、ピンチヒッターは決まるのでしょうか?
  • 速報!デビッド・オバリー・モレル Jr. 対 マリオ・カサレス!

    速報!デビッド・オバリー・モレル Jr. 対 マリオ・カサレス!

    2021.06.28
    現地時間27日、米国のミネソタ州ミネアポリスに在る、ミネアポリス・アーモリーにて、WBA世界スーパーミドル級タイトルマッチが行われ、レギュラーチャンピオンのデビッド・オバリー・モレル Jr.(キューバ)が同級15位のマリオ・カサレス(メキシコ)に1ラウンド2分32秒TKO勝利、王座防衛です。23歳のモレルは5戦全勝4KO、エレベーター式に格上したレギュラー王座の初防衛に成功です。敗れた30歳のカサレスは12勝5KO1敗です。



    クルーザー級10回戦、WBA同級1位のエフェトボル・アポチ(ナイジェリア)がブラントン・グラントン(米国)に10回判定負けの番狂わせとなっています(2対1/95-94×2:グラントン、96-93)。世界ランク入り濃厚の29歳、グラントンは14戦全勝11KO、33歳のアポチは11全KO1敗です。



    スーパーライト級10回戦はオマール・フアレス(米国)がアメリカ3戦目となる元OPBF東洋太平洋同級王者のアル・リベラ(フィリピン)に10回判定負けです(2対0/96-93、95-94、95-95)。次戦にチャンスを広げた28歳のリベラは22勝18KO5敗、初黒星の22歳、フアレスは11勝5KO1敗です。
  • 速報!マリオ・バリオス 対 ジェルボンテ・デービス!

    速報!マリオ・バリオス 対 ジェルボンテ・デービス!

    2021.06.27
    現地時間26日、米国のジョージア州アトランタに在る、ステート・ファーム・アリーナにて『SHOWTIME』のペイパービューイベントが行われ、メインイベントのWBA世界スーパーライト級タイトルマッチはWBAレギュラーチャンピオンのマリオ・バリオスがWBAライト級レギュラーチャンピオンのジェルボンテ・デービス(ともに米国)に11ラウンド2分13秒TKO負け、王座交代です。

    3階級制覇達成を成し遂げた26歳のデービスは25戦全勝24KO、WBAスーパーフェザー級スーパー王座とWBAライト級レギュラー王座、そしてWBAスーパーライト級レギュラー王座の3つを同時に保持している図式となっていますが、偉業達成とは別にいずれの王座を保持、そして返上するのか、WBAによる強硬な通達に期待したいところです。敗れたこちらも26歳、バリオスは26勝17KO1敗とし2度目の防衛に失敗です。



    セミファイナルのWBC世界スーパーウェルター級挑戦者決定戦、同級シルバー王者で1位のエリクソン・ルビン(米国)が前WBA&WBC王者でWBC4位のジェイソン・ロサリオ(ドミニカ共和国)に6ラウンド1分42秒KO勝ちです。25歳のルビンは24勝17KO1敗、26歳のロサリオは20勝14KO3敗1分としています。



    アンダーカードのスーパーライト級12回戦、WBA同級4位のバティル・アフメドフ(ウズベキスタン/139.5ポンド)が元IBFスーパーフェザー級王者のアルヘニス・メンデス(ドミニカ共和国/139.5ポンド)を8ラウンド終了、棄権TKOに下しています。30歳のアフメドフは9勝8KO1敗、34歳のメンデスは25勝12KO7敗3分1無判定としています。



    J.ウィリアムスの負傷により急遽セットされたスーパーウェルター級10回戦、WBC13位のカルロス・アダメス(ドミニカ共和国/157ポンド)がアレクシス・サラサール(メキシコ/157ポンド)に3ラウンド2分59秒TKO勝利です。アダメスは20勝16KO1敗、サラサールは23勝9KO4敗としています。
  • 速報!フリオ・セサール・マルティネス 対 ホエル・コルドバ!

    速報!フリオ・セサール・マルティネス 対 ホエル・コルドバ!

    2021.06.27
    現地時間26日、メキシコのハリスコ州グアダラハラに在る、ギガンテス・デ・ハリスコ・アレナにてWBC世界フライ級タイトルマッチが行われ、チャンピオンのフリオ・セサール・マルティネスが同級15位のホエル・コルドバ(ともにメキシコ)を6ラウンド1分ちょうどのTKOに下し王座防衛です。26歳のマルティネスは18勝14KO1敗1分、3度目の防衛に成功です。こちらも26歳、コルドバは12勝3KO5敗2分としています。



    セミファイナル、WBA暫定世界ライトフライ級タイトルマッチは暫定王者のダニエル・マテヨン(キューバ)が同級2位のホセ・アルグメド(メキシコ)に12回判定勝利、王座防衛です(3対0/115-113×2、117-111)。33歳のマテヨンは12勝6KO2分とし同王座の初防衛に成功。スーパー王者に京口紘人(ワタナベ)選手、レギュラー王者にE.ベルムデス(メキシコ)が在位する中での防衛です。敗れた32歳のアルグメドは24勝15KO5敗1分としています。



    アンダーカードにはIBFインターコンチネンタル・スーパーライト級王者でIBF級9位のガブリエル・バレンスエラ(メキシコ/138.9ポンド)がノンタイトル戦に出場、ファン・オクラ(メキシコ/138.9ポンド)に7ラウンドTKO勝利です。26歳のバレンスエラは24勝14KO2敗1分、33歳のオクラは14勝6KO15敗1分としています。
  • WBA世界スーパーミドル級王者モレルの初防衛戦は明日ゴング

    WBA世界スーパーミドル級王者モレルの初防衛戦は明日ゴング

    2021.06.27
    <WBA世界スーパーミドル級タイトルマッチ in 米国、ミネソタ州ミネアポリス、ミネアポリス・アーモリー>
    レギュラー王者、デビッド・オバリー・モレル Jr.(キューバ/4戦全勝3KO):167.2ポンド(約75.8Kg)
    vs.
    同級15位、マリオ・カサレス(メキシコ/12戦全勝5KO):166.6ポンド(約75.5Kg)
    ※初の世界挑戦となるカサレスは昨年9月に元世界王者のJ.C.チャベス Jr.(メキシコ)を破って名を挙げたとはいえ、チャベス Jr. は6月19日にも総合格闘家に敗れるなどここ5試合を2勝3敗としており大きな勲章と言えるか微妙なところではありますが、引き寄せた今回のビッグチャンスこそモノにしたいところです。一方、勝って当然と言われている王者もビッグファイトへのアピールにしたいところですが、どちらの思惑通りの結果となるでしょうか。


    <クルーザー級10回戦>
    WBA同級1位、エフェトボル・アポチ(ナイジェリア/11戦全勝全KO):199.2ポンド(約90.3Kg)
    vs.
    ブラントン・グラントン(米国/13戦全勝11KO):200.4ポンド(約90.8Kg)
    ※『PBC』が推すクルーザー級のパーフェクト・レコード保持者、アポチはWBOでも13位に付けるオーソドックス。グラントンとの全勝対決を前に「私は彼をKO出来ると思います。彼は私から見ればまだまだひよっこでそれほど時間も掛からずにキャンバスに寝転がるでしょう。」と自信を見せています。重量級の世界1位対ノーランカーという実力差のあるマッチメイクだけに安全性も気になるところです。


    <スーパーライト級10回戦>
    オマール・フアレス(米国/11戦全勝5KO):142.4ポンド(約64.5Kg)
    vs.
    元OPBF東洋太平洋同級王者、アル・リベラ(フィリピン/26戦21勝18KO5敗):142.2ポンド(約64.4Kg)
    ※この試合に向けて、G.デービス(米国)戦を目指すM.バリオス(米国)のトレーニング・キャンプに同行したフアレスは、「世界クラスの選手が積むキャンプがどのようなものなのか体験、大いに刺激を受けました。ウェイトも予定通り、試合へ準備は万端です。」一方、1月に元世界王者のR.バルテレミ(キューバ)に10回判定負けのリベラは今回がアメリカ3戦目、厳しいマッチメイクが続きますがそろそろ結果を出したいところです。
  • 速報!リカルド・サンドバル 対 ジェイ・ハリス!

    速報!リカルド・サンドバル 対 ジェイ・ハリス!

    2021.06.26
    現地時間25日、英国のボルトンに在る、ボルトン・ホワイツ・ホテルにてIBF世界フライ級挑戦者決定戦がただいま終了、同級5位のリカルド・サンドバル(米国/111.25ポンド)が同級8位のジェイ・ハリス(英国/111.7ポンド)に8ラウンド2分12秒テンカウントによるKO勝利をおさめています。

    両者やや線の細さを感じさせる似たような体型。ややサンドバルの方が1発の重さを感じますが、ハリスも持ち味の手数を見せて初回を終えます。ハリスはジャブとワンツー、サンドバルはボディブローが印象に残る展開は序盤をサンドバルが抑え、身体が暖まってきたかハリスが追い上げるペース争いのなかで折り返します。7ラウンドも良い右ストレートを見せたハリスですが、8ラウンド半分が過ぎたところでサンドバルの左ボディが入ると自ら膝を付くダウンを喫します。マイケル・アレギザンダー(英国)レフェリーのカウント8で立ち上がりますが、再開後にロープに詰められるとサンドバルの左ボディが真ん中に入り、両膝から崩れ落ち2度目のダウンとなります。カウントが進む中、身体を伸ばすように悶絶するハリスはそのままテンカウントを聞いています。現地解説者は7ラウンドまでハリスの優勢を謳う声もあったように激しいペース争いのように映っていた展開ですがボディへのダメージが相当溜まっていたといったところでしょうか。約16ヶ月振りの試合となった22歳のサンドバルは19勝14KO1敗、王者S.エドワーズ(英国)対指名挑戦者J.ママ(フィリピン)戦勝者への挑戦権を手にしています。一方、約8ヶ月振りの試合となった30歳のハリスは18勝9KO2敗としています。



    セミファイナル、試合3日前にWBOバンタム級1位のJ.アグベコ(ガーナ)が撤退するハプニングもありましたが、WBOバンタム級2位のポール・バトラー(英国/117.75ポンド)とウィリバルド・ガルシア(メキシコ/117.25ポンド)による空位のWBOインターナショナル同級王座決定戦は10回判定でバトラーが勝利、ベルトを手にしています(2対1/96-94、97-93:バトラー、96-94:ガルシア)。元IBFスーパーフライ級王者の32歳、バトラーは33勝15KO2敗、直前の対戦相手変更で気が抜けた訳ではないでしょうが、ガルシアの攻勢にかなり手を焼きながらの辛勝です。31歳のガルシアは12勝6KO5敗1分1ノーコンテストとしています。



    WBOライト級12位のゲイリー・カリー(アイルランド/136.25ポンド)はノンタイトル10回戦で元WBCインターナショナル・フェザー級王者のビオレル・シミオン(ルーマニア/135.6ポンド)に3ラウンド終了、棄権TKO勝利です。

    上背で勝るサウスポーのカリーは大声を挙げながらパワーこそ感じないもののポンポンと手数でシミオンを追い込んで行き、シミオンはガードを固めながらインサイドに入ろうとします。3ラウンド後半、ボディフックが効いたシミオンは力なく後退、ロープ際で連打を浴びたところでゴングに助けられますがインターバルで呆気なく白旗、棄権TKOとなっています。WBO欧州同級王者でもある25歳のカリーは13戦全勝7KO、S.キッグ(英国)やL.セルビー(英国)、S.スティーブンソン(米国)らと拳を交えた経験も持つ39歳のシミオンは22勝9KO6敗、良いところなしでした。



    フェザー級6回戦、約2年前に同プロモーションが企画したトーナメント戦『GOLDEN CONTRACT』にて世界ランカーのR.ウォルシュ(英国)に敗れ初黒星を喫していた元世界ランカーのタイロン・マッカラー(アイルランド/124ポンド)が約16ヶ月振りの復帰戦。ブレッド・ファイドー(英国/127.4ポンド)に3ラウンド1分46秒TKO負けを喫しています。

    開始からジャブを突き持ち味のフットワークを見せていたサウスポーのマッカラーでしたが、距離を詰めに来るファイドーにアゴの締めの甘さを突かれると左右フックを浴びはじめファイドーの強引な前進に圧されはじめます。手数が増えず、フットワークもユルいマッカラーは次第に距離を詰められた3ラウンド、サークリングしたところに左フックをアゴに貰うと完全に足が効いたマッカラーはすぐに追いつかれ右フックをモロに食い横倒しに倒れ込みます。立ち上がり続行を示したまでは良かったものの、レフェリーの「前に歩け」という指示にフラつきを見せるとレフェリーは両手を交差しています。金星を挙げた30歳のファイドーは15勝7KO65敗5分、アマチュア経験豊富な30歳のマッカラーは14勝6KO2敗、思わぬ2連敗としています。
  • 明日はラスベガスの他、米国のアトランタとメキシコのグアダラハラでゴング

    明日はラスベガスの他、米国のアトランタとメキシコのグアダラハラでゴング

    2021.06.26
    <WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ in 米国、ジョージア州アトランタ、ステート・ファーム・アリーナ>
    レギュラー王者、マリオ・バリオス(米国/26戦全勝17KO):139.5ポンド(約63.2Kg)
    vs.
    WBAライト級レギュラー王者、ジェルボンテ・デービス(米国/24戦全勝23KO):139.75ポンド(約63.3Kg)
    ※L.サンタクルス(メキシコ)の5階級制覇を阻止した昨年10月の左アッパーの印象が今でも残るデービス。階級の壁に跳ね返された図式のサンタクルスでしたが同じ状況は今回のデービスにもあてはまります。中谷対ロマチェンコ戦と同じ身長差12センチのマッチアップは王者バリオスが " Tank " に弾き飛ばされるのか、それとも今度はデービスが階級の壁に泣くのでしょうか?


    <WBC世界スーパーウェルター級挑戦者決定戦>
    同級1位、エリクソン・ルビン(米国/24戦23勝16KO1敗):153.5ポンド(約69.6Kg)
    vs.
    同級3位、ジェイソン・ロサリオ(ドミニカ共和国/23戦20勝14KO2敗1分):154ポンド(約69.8Kg)
    ※17年10月、ジャーメル・チャーロ(米国)の持つWBC王座に挑み初回KO負けを喫しているルビンが2度目の世界挑戦を目前に控えて注目の前哨戦です。そしてそのチャーロと昨年9月に対戦し、ボディで8回KO負けを喫している前WBA&WBC王者のロサリオにとっても大事な復帰戦とあって実力者同士による興味深い対戦です。『PBC』ペイパービュー・イベントのセミファイナルは両者にとって最適なアピールの場と言えるでしょう。




    <WBC世界フライ級タイトルマッチ in メキシコ、ハリスコ州グアダラハラ、ギガンテス・デ・ハリスコ・アレナ>
    王者、フリオ・セサール・マルティネス(メキシコ/19戦17勝13KO1敗1分):112ポンド(約50.7Kg)リミット
    vs.
    同級15位、ホエル・コルドバ(メキシコ/12勝3KO4敗2分):112ポンド
    ※自己管理能力の低さが原因で暫定王者M.アローヨ(プエルトリコ)を誕生させながら統一戦は避け、ぽっと出の15位と防衛戦に臨むマルティネスを応援する気持ちも複雑なところです。言い換えればしっかりと錆をおとしてからでなければ強敵と戦いたくないという弱気な面もあると言えそうですが、少々の錆が有ってもコルドバ相手に番狂わせは起きないでしょう。


    <WBA暫定世界ライトフライ級タイトルマッチ>
    暫定王者、ダニエル・マテヨン(キューバ/13戦11勝6KO2分):107.6ポンド(約48.7Kg)
    vs.
    同級2位、ホセ・アルグメド(メキシコ/29戦24勝15KO4敗1分):107.6ポンド
    ※日本での試合経験を持つ選手同士の対戦はテクニックのマテヨン対スタミナのアルグメドといったところでしょうか。世界的にも徐々に増えてきたスイッチヒッターのマテヨンがアルグメドのスタミナとパワーに押し切られそうな展開が予想できますが、日本人の好選手も多いクラスだけに勝敗が楽しみなところです。
  • マイケル・ダスマリナス「今後はスーパーバンタム級に上がるつもりです」

    マイケル・ダスマリナス「今後はスーパーバンタム級に上がるつもりです」

    2021.06.25
    アメリカ・デビュー戦となった6月19日、キャリア初となる世界挑戦を3回TKO負けで終えたマイケル・ダスマリナス(フィリピン)が早くも復帰を明言、今後はスーパーバンタム級で再起を図るとしています。ダスマリナス一行がフィリピンに帰国したのは21日(月)。メトロマニラにて検疫中のダスマリナスが地元メディアのインタビューに応えています。


    「井上選手相手に前に出てプレスを掛けるのではなく、フットワークで動きながらかわして行くつもりでした。2ラウンドに左をヒットした感触はありましたが彼は再び前に出てきました、1発の破壊力は圧倒的でした。私の体格は118ポンド(バンタム級)では細いので今後は122ポンド(スーパーバンタム級)へ上げようと考えています。より強くなって帰ってきます。ドネアは試合前に激励に来てくれましたし、カシメロとは試合後に話をしました。ドネアとカシメロの試合は良い試合になるでしょう、どちらが勝ったとしても喜んで井上選手と戦うと思います。」と述べ、今後しばらくは実家の在るルソン島のカマリネス州でしばらく骨休めをした後に再起したいと述べています。


    アート・モニス・マネジャーも「マイケルは118ポンドを造るのに苦労をしていました、普段は138ポンドから140ポンド(およそ62~63キロ)で、試合が決まれば118ポンド(約53.5Kg)まで落とすのです。マイケルは顔に傷一つありません、井上選手の強打を警戒して上をしっかりブロックしたまでは良いが、下が空いてしまった。」ガッカリした表情を見せながらも相手が悪かったと述べたことが報じられています。同門の前IBFミニマム級王者、ペドロ・タドゥラン(フィリピン)も今後はライトフライ級に上がることを示唆していますが、減量苦を敗因の一つとするボクサーは枚挙にいとまがありません。まずは心身をしっかりと休めてから体格差を改めて考慮する必要がありそうです。
  • 『PBC』イベントでもJ.ウィリアムスとY.ガンボアが離脱

    『PBC』イベントでもJ.ウィリアムスとY.ガンボアが離脱

    2021.06.24
    英国でJ.アグベコ(ガーナ)が脱落した現地時間25日のイベントですが今度は米国で2選手の戦線離脱が発表されています。まず現地時間26日、アトランタでのペイパービュー・イベントで対戦カード変更のニュースとなっています。メインイベントにM.バリオス対G.デービス(ともに米国)戦が予定されているイベントのアンダーカードで復帰戦を計画していた、元WBA&IBFスーパーウェルター級王者のジュリアン・ウィリアムス(米国/31戦27勝16KO2敗1分1ノーコンテスト)が肘の負傷を理由に欠場することが報じられています。


    『PBC』は代替カードとして、WBCスーパーウェルター級13位のカルロス・アダメス(ドミニカ共和国/20戦19勝15KO1敗)対アレクシス・サラサール(メキシコ/26戦23勝9KO3敗)によるスーパーウェルター級10回戦をアナウンス、ペイパービュー枠はメインのバリオス対デービス戦を含めた3試合になることも明らかにしています。


    昨年1月、J.ロサリオ(ドミニカ共和国)に5回TKOに敗れ、WBA&IBF王座を手放したウィリアムスはWBA4位、IBFでは11位に踏みとどまり王座再獲得を目指すなかでの痛い脱落となっています。復帰路線を踏み出すうえで長年タッグを組んできた、スティーブン・エドワーズ・トレーナーとのコンビを解消したことに触れたウィリアムスは「大事なことは自分に変化が必要だと感じたことです、そしてそれは必ずしも悪いことではないと思います。時には関係がマンネリ化することだってあります。(NFLのスター選手)トム・ブレイディがビル・ベリチック・ヘッドコーチと袂を分かったように、これまでの成果を客観的に見ることが出来るし、時には新しいスタートが必要ということです。率直に言えば私と彼の間に若干の問題はあったし、全てが上手く機能している訳では無かったということです。」と述べており心機一転、新しい一歩を踏み出そうとしたところでの負傷離脱となっています。




    そして同じく『PBC』イベント、7月3日に米国のカリフォルニアで予定されていたWBA暫定世界スーパーフェザー級戦、暫定王者のクリス・コルバート(米国/15戦全勝6KO)が同級4位の元3階級制覇王者、ユリオルキス・ガンボア(キューバ)を迎える一戦は、ガンボアが怪我により脱落。ピンチヒッターとしてツグスソグ・ニヤンバヤル(モンゴル/13戦12勝9KO1敗)がアナウンスされています。


    G.デービスとD.ヘイニー(ともに米国)に2連敗を喫しランクから名を消したガンボアでしたが、コルバート戦発表直前にいきなりランクインとしたWBAに対し、現地アメリカでも複数のメディアが痛烈に批判しており、傘下選手のみでイベントを回す『PBC』の姿勢も非難の対象となっています。


    代役となったニヤンバヤルは12年ロンドン五輪フライ級銀メダリストながら、昨年2月にG.ラッセル(米国)の持つWBCフェザー級王座に挑戦、12回判定負けを喫しており、昨年9月の復帰戦もフェザー級戦で12回判定勝利1試合を戦ったのみ、現時点で世界ランキングにニヤンバヤルの名前は無く今回もミスマッチと批判が噴出することでしょう。攻防のテクニックに長けたニヤンバヤルとあって序盤でサクっとマットに沈むことは無さそうですが、試合の注目度は推して知るべしといったところでしょうか。
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