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海外ボクシング情報

  • WBCフライ級指名戦は2月27日に米国のマイアミで開催

    WBCフライ級指名戦は2月27日に米国のマイアミで開催

    2021.01.27
    WBCから対戦指示の出ていたフライ級指名防衛戦が2月27日に米国のフロリダ州マイアミに在る、ハードロック・スタジアムにて開催されることが発表、チャンピオンのフリオ・セサール・マルティネス(メキシコ/19戦17勝13KO1敗1ノーコンテスト)が同王座3度目の防衛戦として指名挑戦者の同級1位、マクウィリアムス・アローヨ(プエルトリコ/24戦20勝15KO4敗)と対戦します。


    当初、昨年8月16日に対戦が決まっていた一戦ですが、マルティネスが上気道感染症を患ったとして直前で中止、延期となっていたものです。その後復調したマルティネスは10月に調整試合をこなしており今回は約4ヶ月振りのリングとなり、逆に延期日程を待ち続けた図式となったアローヨは約14ヶ月振りの実戦となります。


    メインイベントはWBAスーパー&WBCのスーパーミドル級王者、S.アルバレス(メキシコ)がWBC2位のA.イユリディン(トルコ)を迎えて防衛戦を行うことが決まっています。世界中のボクシング・ファンが注目するビッグイベントのアンダーカードで26歳の王者に挑む35歳のアローヨが3度目となるビッグチャンスで戴冠を目指します。
  • 31歳のエイドリアン・ブローナーが約2年1ヶ月振りの復帰

    31歳のエイドリアン・ブローナーが約2年1ヶ月振りの復帰

    2021.01.26
    日本時間24日、A.レオ対S.フルトン戦が放送された『SHOWTIME』内にて元4階級制覇王者、31歳のエイドリアン・ブローナー(米国/39戦33勝24KO4敗1分1ノーコンテスト)が約2年1ヶ月振りに復帰することが伝えられています。


    最新試合でもある19年1月のM.パッキャオ(フィリピン)戦では12回判定負けを喫し、WBAウェルター級王座の返り咲きを阻まれたものの250万ドル(約2億6千万円)のファイトマネーを手にしたと報じられたブローナー。これまでに幾度となく行っている引退宣言を19年8月にも行っていますがまたしても撤回、2月20日に復帰するとしています。


    気になる対戦相手は未定となっており、幾つかのメディアではペドロ・カンパ(メキシコ/33戦31勝21KO1敗1分)やWBAライト級10位、ミシェル・リベラ(ドミニカ共和国/19戦全勝12KO)の名前も挙がっていますが、ブローナーにはすでにスーパーフェザー級やライト級時代の輝きは取り戻せずコンディションを危惧する声も少なくないようです。厳選の末に決まる対戦者は誰になるのか、そしてリング外での素行の悪さは誰しも認めるところであり無事にゴングを迎えられるのか、ファンにはギリギリまで目の離せない久々の試合と言えそうです。
  • ホセ・アルグメドとバイロン・ロハスでWBAミニマム級王座決定戦へ

    ホセ・アルグメドとバイロン・ロハスでWBAミニマム級王座決定戦へ

    2021.01.25
    WBAが空位となっているミニマム級王座決定戦として同級1位のホセ・アルグメド(メキシコ/28戦23勝14KO4敗1分)と同級2位、バイロン・ロハス(ニカラグア/36戦27勝11KO4敗3分2ノーコンテスト)両陣営に決定戦開催の対戦交渉を指示したことが報じられています。


    ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)がスーパーチャンピオンに昇格したのが昨年3月。事実上空位となってから約11ヶ月となるなかでは昨年7月、WBA4位のV.サルダールと5位のR.パラデロによるフィリピン選手同士の王座決定戦が一旦はセットされたもののコロナ禍に見舞われ延期を繰り返しています。フィリピン国内では新型コロナウィルスの世界的蔓延以降、ボクシング・イベントは今もってマンダウェで2度、ジェネラルサントスシティで2度と計4興行しか開催出来ておらず、地元プロモーションは2月開催としたものの開催の目途が付いていない現状を鑑みたWBAがより上位にランクされるアルグメドとロハスに決定戦の優先権を与えた体裁と言えるでしょうか。


    32歳のアルグメドは来日戦績2戦1勝1敗を数える元IBF王者で17年3月に同王座を失って以来の世界戦を目指します。そして30歳、WBAスーパー&IBFの元王者でもあるロハスは18年11月(写真)、王座返り咲きを目指しWBAレギュラー王者に就いていたノックアウトに挑戦、12回判定負けを喫しています。ベテラン同士どちらが再び世界の頂点に立つのか、2月19日を期限とする交渉はどう落ち着くのでしょうか?
  • 速報!アンジェロ・レオ 対 スティーブン・フルトン!

    速報!アンジェロ・レオ 対 スティーブン・フルトン!

    2021.01.24
    現地時間23日、米国のコネチカット州アンカスビルに在る、モヘガン・サン・カジノにてWBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチがただいま終了、チャンピオンのアンジェロ・レオが元IBO王者の同級1位、スティーブン・フルトン(ともに米国)に12回判定負け、フルトンが新王者となっています(3対0/118-110、119-109×2)。

    ガードを固め上体を低くしながら中に入ろうとする王者にフルトンがシャープなジャブで迎え撃つ初回は偶然のバッティングで早くも王者が左目尻から微量の出血を見せ、2ラウンドは両者ボディにパンチを集めながら身体で押し合う展開となります。フルトンの技巧を体力で抑え込もうとするかのように王者はガードを固めながら距離を潰して行きますが、3ラウンドは有効打数でややフルトンと映ります。4ラウンドも開始から胸を付け合う展開を見せると王者の強引とも映る前進がフルトンのテクニックを上手く消しているように映ります。退がると王者のペースになると判断したかフルトンも身体の押し合いに応じ混戦の様相となり、6ラウンドは良い右フックを当て合いますが、体力勝負の土俵に持ち込むことに成功したものの王者の有効打は増えず、終了間際にはフルトンの右アッパーが好打します。両者とも徐々に疲労の色を見せ、根比べの展開で迎えた8ラウンドは終始フルトンが王者をロープに押し込み手数でポイントを挙げると、9ラウンドはやや突進力に鈍りを見せはじめた王者にフルトンのジャブがヒットしポイントを加算、10ラウンドはフルトンが前に出て有効打数で優勢と映ります。開始から懸命に前進を繰り返し手数を出し続ける王者ですが有効打は多くなく、11ラウンドもお互いにクリーンヒットは少ないものの振り分けるならフルトンのジャブといったところでゴングが鳴ります。最終回も距離を詰めようと頑張りを見せ前進を続ける王者ですが、フルトンのジャブとフットワーク、クリンチに逆転の一打をかわされ終了のゴングを聞いています。26歳のフルトンは19戦全勝8KO、こちらも26歳のレオは20勝9KO1敗、初防衛に失敗しています。



    セミファイナルのWBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦は同級2位のライース・アリームが同級8位のビクター・パシリャス(ともに米国)に11ラウンド1分ジャストのTKO勝利、アリームが新しい暫定王者に就いています。

    積極的に前に出るパシリャスと終了間際に連打でロープに追い込んだアリームによるペース争いとなった初回を終えますが、アリームはサウスポーを苦にせず速いジャブをポンポンと出して行くと2ラウンド半分過ぎ、大きな右フックが顔面を捉えパシリャスがドスンと尻餅を付くダウンを喫します。再開に応じたパシリャスですがダメージは深くアリームの追撃にダメージを深くしながら何とかゴングに逃げ込みます。3ラウンドもややパンチの大きくなったアリームですが、目の良さを発揮しパシリャスの反撃を抑えポイントを連取すると4ラウンドも手数と有効打でリードを広げます。荒々しさも混ぜながらアリームのワンサイドに映るなか6ラウンド50秒過ぎ、アリームの左フックでパシリャスが2度目のダウンを喫します。すぐに立ち上がり再開に応じたパシリャスはタックルのようなクリンチを混ぜながら辛くもゴングに逃げ込みますが、7ラウンドもアリームが上下に打ち分けハッキリとポイントを取りパシリャスはダメージを色濃くしていきます。

    8ラウンド開始直後にパシリャスに対してドクターチェックが入りますが続行、頑張りを見せジャブを突きながら反撃を試みると、9ラウンド早々にパシリャスの左フックが浅く当たり、アリームがガス欠の兆候を見せはじめます。逆転を狙い前に出たパシリャスでしたが、アリームの左フックを浴びバランスを崩すと左ひざをマットに付く3度目のダウンを喫します。ダメージは感じさせないものの逆転ムードの空気を変える痛恨のダウンを喫したパシリャスは10ラウンドも前に出るものの有効打はアリームが上回り再びアリーム・ペースに戻ります。迎えた11ラウンド、パシリャスが前に出てアリームが青コーナーを背にしたところでアリームの右フックがアゴにモロに入るとパシリャスは動きを止め、更に左を浴びるとゴロンとダウン、ダニー・シャボン(米国)レフェリーはカウントせず両手を交差しています。全勝対決を制した30歳のアリームは18戦全勝12KO、漲る自信を語っていた28歳のパシリャスは16勝9KO1敗としています。



    ライト級12回戦、WBA暫定王者でもあるローランド・ロメロがエイブリー・スパロウ(ともに米国)に7ラウンド43秒TKO勝利です。

    挑戦者だったJ.パウルド(米国)から前日にスパロウへ変更、そのスパロウも計量オーバーした直後は変則のWBA暫定王座戦になるとアナウンスしたメイウェザー・プロモーションズでしたが、リングコールではスペシャル・アトラクション(ノンタイトル戦)とコールされてスタートします。ロメロはジャブを突きながらスパロウにプレッシャーを掛け、開始30秒で左フックをヒット、青コーナー前でスパロウが尻餅を付きダウンします。すぐに立ち上がったスパロウはダメージを見せながらも初回をしのぎ、2ラウンドはタックル気味にクリンチへ行ったところをロメロに覆いかぶされマットにバタンと倒れるスリップを見せますが徐々に立て直しを図ります。3ラウンド、前に出始めたスパロウは終了間際に右ストレートでロメロの顔を跳ね上げると4ラウンドはロメロがジャブを効果的に使いポイントを獲り返したように映ります。5ラウンドはスパロウが再びジャブを出しながら前進、ロメロは手数を抑え目にフットワークを多用しますが、ジャッジによってはロメロがさばいていると見そうな微妙なラウンドとなります。これまでにもスパロウに対して何度かジョニー・カラス(米国)レフェリーからホールディングの注意が入っていましたが、やや不公平感も感じさせる6ラウンド半分過ぎ、スパロウが足を捻り自らゴロンとスリップします。残り40秒ほどでスパロウの左フックがローブローとなると故意で悪質と判断したのかレフェリーは減点2を課します。迎えた7ラウンドは開始から30秒過ぎ、スパロウ陣営から棄権のジェスチャーが入り唐突な幕切れとなっています。計量からのおかしな空気が試合にも蔓延したような締まらない内容で勝利をおさめた25歳のロメロは13戦全勝11KO、6ラウンドのスリップで足を痛めたようにも映った27歳のスパロウは10勝3KO3敗1ノーコンテスト、開始から明らかに動きの鈍さを見せていましたがやはり調整は不十分だったように映ります。



    アンダーカードのスーパーバンタム級8回戦では世界挑戦経験を持つマクジョー・アローヨ(プエルトリコ)がシャロン・カーター(米国)に8回判定負けを喫しています(77-75×3)。30歳のカーターは12勝3KO3敗。WBCフライ級1位のマクウィリアムスとの双子としても話題の35歳、マクジョーは18勝8KO4敗としています。
  • 明日は米国のコネチカットでトリプル世界戦がゴング

    明日は米国のコネチカットでトリプル世界戦がゴング

    2021.01.23
    <WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ in 米国、コネチカット州アンカスビル、モヘガン・サン・カジノ>
    王者、アンジェロ・レオ(米国/20戦全勝9KO):121.4ポンド(約55.0Kg)
    vs.
    同級1位、スティーブン・フルトン(米国/18戦全勝8KO):122ポンド(約55.3Kg)リミット
    ※8月に対戦が決まっていた両者ですが直前でフルトンが新型コロナを発症、約5ヶ月遅れての顔合わせです。メイウェザー・プロモーションズのバックアップも手伝い念願の王座獲得を果たした26歳の王者に最初の試練が訪れます。言い返ればスカっと勝てば一気に評価の上がる初防衛戦となりましたが元IBO王者の強敵、フルトンに初黒星を付けることは出来るでしょうか?



    <WBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦>
    同級2位、ライース・アリーム(米国/17戦全勝11KO):121.6ポンド(約55.1Kg)
    vs.
    同級8位、ビクター・パシリャス(米国/16戦全勝9KO):122ポンド(約55.3Kg)リミット
    ※スーパー王者にM.アフマダリエフ(ウズベキスタン)、レギュラー王者にB.フィゲロア(米国)、ゴールド王者はR.リオス(米国)が居並ぶなかで同クラス4本目のベルトを手にするのは30歳のアリームか、それとも28歳のパシリャスでしょうか?「アリームは他の選手を対戦者に選ぶことも出来ただろうにね。土曜日の終わりに " 私を選んでくれてありがとう。" と言うつもりですよ。」と余裕満々のサウスポー、パシリャスは格上相手に王座獲得と成るでしょうか?



    <WBA暫定世界ライト級タイトルマッチ>
    暫定王者、ローランド・ロメロ(米国/12戦全勝10KO):134.2ポンド(約60.8Kg)
    vs.
    エイブリー・スパロウ(米国/13戦10勝3KO2敗1ノーコンテスト):136ポンド(約61.6Kg)
    ※当初の挑戦者、J.パウルド(米国)は5ポンド超を計測し失格、代役のスパロウは1ポンド超というドタバタ劇を見せながら変則世界戦として明日のゴングを待ちます。A.レオ同様、メイウェザー・プロモーションズの多大なバックアップのもと、昨年8月に物議を呼ぶ判定でJ.マリニェス(ドミニカ共和国)を下し暫定王座を獲得した25歳のロメロによる初防衛戦、パウルドよりも技巧に秀でたスパロウの精神面次第ではありますが面白味を増した感があります。
  • デビッド・オバリー・モレル Jr. がプロ4戦で正規王者へ

    デビッド・オバリー・モレル Jr. がプロ4戦で正規王者へ

    2021.01.21
    「まさに夢のようで、とても信じられません。レギュラーチャンピオンに昇格したことで私はこれからも勝ち続けます。私には幾つかの大きな課題もありますがいかなる犠牲を払ってでもベルトを守り抜きます。」とコメントを残したのはWBA世界スーパーミドル級チャンピオンのデビッド・オバリー・モレル Jr.(キューバ/4戦全勝3KO)です。このほど暫定チャンピオンからレギュラーチャンピオンに昇格したことが報じられ地元メディアに抱負を語ったものですが、1月18日に23歳の誕生日を迎えたモレル Jr. に思わぬ誕生日プレゼントを演出したWBAながら、この裁定に納得するボクシング・ファンはそれほど多くは無さそうです。


    というのも最新試合となっている昨年12月の試合ではレギュラー王座のスーパーミドル級王座決定戦としてWBAから承認されたもののウェイトを造れず計量失格、2ポンド超のノンタイトル戦に切り替えてイベントを強行した不名誉な経緯は記憶に新しいところです。


    そんなモレルを煽るウォーリアーズ・ボクシング・プロモーションズのルイス・デクーバ氏が「私がデビッド・モレル Jr. を初めて見た時、ワシル・ロマチェンコを大柄にし、両拳に更なるパワーを持ったボクサーという印象を持ちました。彼の類まれなセンスはより大きな広がりを見せるでしょう、素晴らしい素質を発揮してジョン・ライダーも打ち負かしてくれると信じています。」と述べたように、エレベーター式に昇格した対価として同級7位で元WBA同級暫定王者のジョン・ライダー(英国/34戦29勝16KO5敗)との対戦が指示されたことも報じられています。懐にもぐってコンパクトな連打を武器とする32歳のライダーに対して、自分の距離をキープしたいモレルの真価が問われるサウスポー対決になりそうです。
  • J.ワーリントンが来るべきビッグファイトへ向けて調整試合

    J.ワーリントンが来るべきビッグファイトへ向けて調整試合

    2021.01.20
    英国内でのボクシング・イベント再開の通達を受けて今春のイベント・スケジュールを数多く発表、ボクシング・ファンにとって嬉しいニュースのアナウンスを終えたマッチルーム・ボクシングですが、フェザー級の統一戦はやはり全ての障害を取り除くことが出来なかったようです。


    WBAレギュラー王者の徐燦(シュ・チャン/中国)との王座統一戦を目指してきたIBF王者のJ.ワーリントン(英国)でしたが徐陣営が「無観客興行の試合には出場したくない。」との理由により方針を変更、ワーリントン戦を破談にしたとしたことで、2月13日にワーリントンは泣く泣くマウリシオ・ララ(メキシコ/23戦21勝14KO2敗)と対戦するとしています。


    「私は涙を流しそうになりました。あまり感情的な人間ではないつもりですが、それほどの精神的なダメージを負いました。多くの人々がこの試合に向けて非常に長い時間を掛けていたことを知りません。私がマッチルーム・ボクシングと契約した時からこの試合に向けて準備していたし、私の追い求めているものでした。(昨年末の)クリスマスの時期、正月前にアナウンスが出来るかもしれないと聞いていましたが突如、対戦は無くなりました。徐はボクサーとして世界のトップを目指していないのでしょうか?彼のキャリアで最高のファイトマネーを得るはずなのに対戦しない理由が分かりません。観客の前で戦いたいと言いますが、それはいつになるのですか?」

    「スパーリング・パートナーは全員、徐を想定して準備しました。私たちが考えてきた戦術は徐との戦いのことだけ、夜ベッドに寝てもイメージトレーニングをこなしていました。ところが無観客興行では戦いたくない?皆さん、どう思いますか、私にはとても納得出来ません。このコロナ禍の中でリングに上がれることは幸運です、スポーツを続けることが許されている幸運です。もちろん犠牲は誰でも払うものですが、いったいいつまで待つつもりですか?頭の中でまだ完全に理解出来ていませんが、(2月13日に)少なくともリングに戻りボクシングに戻るつもりです。」

    「今後、ゲーリー・ラッセル Jr. やエマヌエル・ナバレッテらビッグネームとのビッグファイトはどれも可能性があります。私は彼らと戦うことで自分自身を試したいのです。自分のキャリアを終えたところで後悔したくありません、キャリアの終わりで、ベストを尽くしたと思いたいのです。彼らに勝てると言っている訳ではありません、もちろん勝つことが出来ると私は信じていますが、もしラッセル Jr. にKOされるのならそれも仕方ありません。」



    ノンタイトル戦、そして約16ヶ月振りとなるリングに上がることが決まったワーリントンについて、同プロモーションのエディ・ハーン・プロモーターは引き続きビッグファイトの交渉を続けると話しています。「彼にとっては苛立たしい時間でした。徐との交渉を続けてきましたが、彼らは観客の前で戦いたいと言いました。そこへ(コロナ禍による)ロックダウンや渡航制限などもあり、ワーリントンがタフなメキシカン、ララと戦うことになります。」

    「ワーリントンは英国ボクシング界の中で最大級のビッグネームであり、最大級のスター、英国におけるパウンド・フォー・パウンドのトップに位置づけられるボクサーの1人です。その彼がリングに戻るのですから素晴らしいことです。彼は良いパフォーマンスを披露しなくてはいけません、なぜなら4月ないし5月に再びワーリントンをリングに上げて、徐燦やゲーリー・ラッセル Jr. と戦わせる構想があるためです。」
  • WBAスーパーバンタム級暫定王座決定戦に臨むビクター・パシリャス

    WBAスーパーバンタム級暫定王座決定戦に臨むビクター・パシリャス

    2021.01.19
    1月2日のWBCライト級暫定王座決定戦以来となる世界戦まで1週間を切りました。米国コネチカット州で行われるトリプル世界戦で最も注目を集めるのはメインイベントのWBOスーパーバンタム級タイトルマッチ、チャンピオンのアンジェロ・レオ(米国/20戦全勝9KO)対同級1位、スティーブン・フルトン(米国/18戦全勝8KO)戦ですが、セミファイナルにて空位のWBAスーパーバンタム級暫定王座を賭けて、同級2位のライース・アリーム(米国/17戦全勝11KO)と同級8位のビクター・パシリャス(米国/16戦全勝9KO)による対戦も興味深いものとなっています。


    28歳のサウスポー、パシリャスは下位の8位でもあり昨年9月にIBFでフェザー級7位、WBAではフェザー級14位に付けていた当時全勝のR.エンカルナシオン(ドミニカ共和国)に6回KO勝利をおさめたことで世界ランクを手中にした、言わばぽっと出のランカーとあって前評判ではランキング上位のアリーム優勢が伝えられていますがエンカルナシオン戦同様に番狂わせを起こすと意気込んでいます。


    「私はこのイベントで注目を一身に集めることになると宣言します。アリームを叩きのめし打ち破ることになるでしょう。これは2匹の闘犬による総力戦になります、私は待ちきれません。彼の尻を蹴り上げてやります。私がアリームを下せば、レギュラーチャンピオンと戦う資格を持つと言えるでしょう、この試合は私にとって全てと言えるものです。私の進む道からアリームを排除し、122ポンドの統一チャンピオンになるまで止まるつもりは有りません。」WBAライト級暫定王座戦、暫定王者のローランド・ロメロ(米国/12戦全勝10KO)対同級13位のジャスティン・パウルド(米国/16戦14勝7KO1敗1ノーコンテスト)戦を含めたイベントは日本時間24日(日)のゴングとなっています。
  • WBCとWBOがそれぞれ興味深い対戦を指示

    WBCとWBOがそれぞれ興味深い対戦を指示

    2021.01.18
    先週末にWBCがフライ級とライトヘビー級、そしてWBOはミドル級でそれぞれ対戦を指示しています。まずWBCフライ級チャンピオンのフリオ・セサール・マルティネス(メキシコ/19戦17勝13KO1敗1ノーコンテスト)対同級1位のマクウィリアムス・アローヨ(プエルトリコ/24戦20勝15KO4敗)戦、そしてWBCライトヘビー級は暫定王座決定戦を同級1位のヒルベルト・ラミレス(メキシコ/41戦全勝27KO)と同級4位、マーカス・ブラウン(米国/24戦23勝16KO1敗)で行うこととしています。


    フライ級王座2度防衛中のマルティネスは昨年8月16日に米国のオクラホマ州でアローヨと対戦が決まっていたものの(写真)、マルティネスが新型コロナウイルスの感染は否定しつつも上気道感染症を患ったことで試合をキャンセルしていたものです。昨夏、WBA王者のA.ダラキャン(ウクライナ)と統一戦話も持ち上がったマルティネスとしては昨年1月からトップコンテンダーとして在位するアローヨとの指名防衛戦をクリアしたうえで、スッキリとビッグファイトを目指すことになりそうです。


    そしてライトヘビー級はチャンピオンのA.ベテルビエフ(ロシア)が新型コロナウイルス発症を理由に防衛戦を行えていない現状から暫定王座の設置を承認したとしています。トップコンテンダーのラミレスはWBOスーパーミドル級王座を5度防衛した後に返上、2階級制覇を目指して階級を上げてきた技巧派サウスポーですが、昨夏に「ビボルやパスカル、コバレフやチャベス Jr. ら名の有る選手との対戦が楽しみだ。」と述べ、これまでタッグを組んできたトップランクと袂を分かったものの大手のプロモーションとは未契約のままフリーエージェントとなっています。誰もが認める巧さ、やりづらさを持つラミレスですが試合内容は盛り上がりに欠けたものが多く、トップランクとのコンビ解消は賛否両論の有るところですが、この対戦がきっかけとなりブラウン陣営の『PBC』との契約となるのでしょうか、試合決定のニュースとともに興味深いところです。


    またWBOはミドル級チャンピオンのデメトリアス・アンドラーデ(米国/29戦全勝18KO)に指名防衛戦として同級2位のリーアム・ウィリアムス(英国/26戦23勝18KO2敗1分)との対戦を指示しています。これまで3度の防衛を果たしているアンドラーデは技巧派サウスポーというスタイルも影響してか熱望するビッグマネー・ファイトまでなかなか辿りつけていません。一方、ウィリアムスは17年4月に空位のWBOスーパーウェルター級王座決定戦に臨んだものの9回終了TKO負けを喫しており、2度目の世界挑戦を目指しながらここまで8戦して7勝全KO1敗としています。示された3つの試合はいずれも2月上旬の交渉期限とされていますが、どのようなアナウンスとなるのかファンとしては楽しみなものとなっています。
  • 戦わざるチャンピオン、マフムード・チャーがいよいよ出陣か

    戦わざるチャンピオン、マフムード・チャーがいよいよ出陣か

    2021.01.17
    WBAの統一王者や暫定王者、WBCのダイヤモンドやフランチャイズ、そして休養王者に批判が集まりがちですが、その他の統括団体でも数ヶ月間試合をしていないにも関わらずいきなりランクインを果たす選手が出てくるといった現象は枚挙にいとまがありません。もはや世界中のファンが納得するランキングは皆無とも言える現状ですが、その中で最も異論の多いと思われるチャンピオンの1人、WBA世界ヘビー級レギュラーチャンピオンのマフムード・チャー(ドイツ/35戦31勝17KO4敗)がいよいよリングに上がる可能性が高まってきました。


    というのも16年7月以降空位となっていたレギュラー王座をチャーとA.ウスティノフ(ロシア)が争い、12回判定勝利をおさめたのが17年11月。そしてチャーは今まで1度もリングに上がることなく約3年半同王座に在位しているというツワモノです。これまでまれに名前がニュースとして挙がることはあっても自身、もしくは対戦者の怪我により試合予定のキャンセルや自身の禁止薬物使用問題、両股関節の手術に加えて約6年前にはドイツで銃撃を受け4発の弾丸を摘出する大手術の末に退院といったリング外のニュースばかりとなっていました。


    そもそも王座剥奪は?という意見も噴出していたと思われるもののWBAは頑なに否定、毎月王座に据え置いていたものですが昨冬、チャーと暫定王者の同級1位、トレバー・ブライアン(米国/20戦全勝14KO)両陣営に対戦を指示したことが話題となっていました。WBAは「この対戦は20年3月に入札が行われ、ドン・キング・プロダクションズが落札したものです。(コロナ禍による延期要請を認めてきましたが)21年1月29日を期限として対戦しない場合は王座と指名挑戦者の権限を剥奪します。」と通達したことで俄然注目を集めていたものです。


    WBAからの対戦指示が出たものの進展のニュースは無く、海外オッズには『試合しない』という項目まで出来たと報じられる始末となっていましたが、日本時間16日にドン・キング・プロモーターが「私は入札に勝利しました、そしてWBAは1月29日までに試合を実現するよう義務付けています。私たちは(米国フロリダ州ハリウッドに在る)セミノール・ハード・ロック・ホテル&カジノで試合を挙行します。」と周囲の予想を覆して正式なアナウンスを行っています。


    またこの日はダブルメインイベントになることも明かし、これまた " 戦わないチャンピオン " の代名詞とも言える、WBAクルーザー級レギュラーチャンピオンのベイブト・シュメノフ(カザフスタン/20戦18勝12KO2敗)が同級8位のラファエル・マーフィー(米国/15戦14勝11KO1敗)と3度目の防衛戦を行うというものです。37歳となっているシュメノフにとって約2年5ヶ月振りのリングとなりますが、正式なアナウンスを終えたものの同イベントの懐疑的な目はゴングが鳴るまで消えることは無さそうです。
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