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海外ボクシング情報

  • 日本時間8日はフロリダとカリフォルニアで注目の試合

    日本時間8日はフロリダとカリフォルニアで注目の試合

    2020.11.07
    <WBC世界ライト級タイトルマッチ in 米国、フロリダ州ハリウッド、セミノール・ハードロック・ホテル&カジノ>
    正規王者、デビン・ハニー(米国/24戦全勝15KO):135ポンド(約61.2Kg)リミット
    vs.
    同級10位、ユリオルキス・ガンボア(キューバ/33戦30勝18KO3敗):135ポンド
    ※元3階級制覇王者のガンボアは14年6月以降、無冠となっており勝てばおよそ6年ぶりの王座戴冠となります。38歳という年齢もあり全盛期は過ぎたという声も少なくない中で挑むハニーは試合10日後に22歳を迎える若きチャンピオン。ネームバリューのある元世界王者を退け、ビッグファイトへの布石としたい王者ですが、ベテランがどこまで食い下がる事が出来るのか、とはいえ王者2度目の防衛が濃厚な一戦です。


    <IBFインターナショナル・ヘビー級タイトルマッチ>
    王者、フィリップ・フルコビッチ(クロアチア/11戦全勝9KO):242.6ポンド(約110.0Kg)
    vs.
    ライデル・ブーカー(米国/29戦26勝13KO3敗):248ポンド(約112.4Kg)
    ※16年リオ五輪スーパーヘビー級銅メダリストのフルコビッチが未だKO負けの無いブーカーを相手に2度目となるアメリカのリングに上がります。IBF6位、WBC9位、WBOでも14位と着実にランキングを上げているフルコビッチの勝利は固そうですが焦点はKO決着か否かといったところでしょうか。


    <ヘビー級10回戦>
    WBO11位、IBF15位、張 志磊(チャン・ツィーレイ/中国/21戦全勝16KO):259.6ポンド(約117.7Kg)
    vs.
    デビン・バルガス(米国/28戦22勝9KO6敗):233ポンド(約105.6Kg)
    ※プロデビュー戦からアメリカのリングに上がり全勝街道を走るチャンは、大きな舞台に立つことも無く知名度はいまいちと言えるなか過去最大級のイベントに出場します。一方、38歳のバルガスはA.ルイス Jr.(米国)やD.ブレアジール(米国)らにはサクっと倒されており、爆発力こそ無いものの勝ち方を知っている37歳のベテラン・サウスポー、チャンが見事なKO勝利を魅せてくれそうです。




    <ヘビー級10回戦 in 米国、カリフォルニア州ロサンゼルス、マイクロソフト・シアター>
    WBC3位、WBA4位、ルイス・オルティス(キューバ/35戦31勝26KO2敗2ノーコンテスト):241.6ポンド(約109.5Kg)
    vs.
    元WBCユース同級王者、アレキサンダー・フローレス(米国/21戦18勝16KO2敗1分):231.8ポンド(約105.1Kg)
    ※昨年11月に行われた、D.ワイルダー(米国)とのリマッチで7回KO負けを喫しているオルティスが約1年振りのリングです。41歳となった元WBA暫定王者ですが現役続行を決めた復帰戦の相手は地元カリフォルニア出身のフローレス。2つの黒星はいずれもKO負けですがオルティスが無難な試合運びを見せれば凡庸なフルラウンドもありそうです。


    <ヘビー級10回戦>
    WBO9位、WBA15位、フランク・サンチェス・ファウレ(キューバ/16戦15勝11KO1ノーコンテスト):227.6ポンド(約103.2Kg)
    vs.
    ブライアン・ハワード(米国/18戦15勝12KO3敗):210ポンド(約95.2Kg)
    ※3月にタフガイ、J.デベンコ(米国)を退け、WBC米大陸王座を獲得したサンチェスにクルーザー級を主戦場とする40歳のハワードが立ちはだかります。メインを務めるオルティスと数年前からスパーリングを含めともに汗を流すステーブル・メイトと言えるサンチェスはヘビー級らしい1発の破壊力こそトップクラスに及ばないもののキューバ仕込みのまとまったスタイルを持ち来年の飛躍に期待が集まる28歳です。
  • 空位となって1年、いよいよWBOクルーザー級王座決定戦が開催

    空位となって1年、いよいよWBOクルーザー級王座決定戦が開催

    2020.11.03
    前王者のM.ブリエディス(ラトビア)が元王者、クジストフ・グロワッキー(ポーランド/33戦31勝19KO2敗)との再戦命令を回避したことでWBOがブリエディスの王座を剥奪したのが昨年11月。コロナ禍の影響も受けながら立ち消えとなってきた同王座の決定戦が12月12日に英国のロンドンで行われることが決定、メインのA.ジョシュア(英国)対K.プーレフ(ブルガリア)戦の脇を固めることとなっています。


    同級1位のグロワッキーと王座を争うのは同級2位のローレンス・オコリー(英国/14戦全勝11KO)。英国のマッチルーム・ボクシングがDAZNとのタッグでチャンスを量産、英国ひいては欧州の選手へ多くのビッグチャンスが転がり込んでいますが、27歳のオコリーもその恩恵を受けている1人です。リオ五輪ヘビー級ベスト16の肩書を持って17年3月にプロデビュー、同プロモーションのサポートを受けながら順調に白星を重ね、昨年10月には欧州王座も獲得しています。「ここまでたどり着くことは厳しく長い道のりでした、私はこのチャンスに興奮しています。12月12日に私は次に英国が生む世界チャンピオンになります。グロワッキーは素晴らしい選手であり、私がボクシングを志したときにリスペクトしていた選手でもあります。彼は2度世界王座に就いており世界トップの2人にしか負けていません。彼は私にとってプロキャリア最高の壁となるでしょう。素晴らしい相手に勝って世界チャンピオンになるべく全力を尽くします。」と意気込みを述べています。


    一方、アウェーは慣れているであろう34歳のベテラン、グロワッキーは、「私は自分のベルトをポーランドに持ち帰ります、私は3度目の王座返り咲きを果たすのです、他に道はありません。ローレンス・オコリーは大きく強く、やりにくい相手ですが私はハードな試合に向けて準備万端です。このベルトは私のもの、我が家に持ち帰ります。」と返り咲きを宣言、ブリエディス戦ではR.バード(米国)レフェリーの鈍重なレフェリングも影響し不運な結果となりましたがベルトを取り戻すことは出来るでしょうか?


    なおすでに10月23日、同級3位のディラン・プラソビッチ(モンテネグロ)と同級4位のエディン・プハロ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)による挑戦者決定戦が行われており、25歳のプラソビッチが全勝対決を9回TKOで制して指名挑戦権を獲得しています。14戦全勝11KOのプラソビッチと初防衛戦を戦う新王者はグロワッキーでしょうか、それともオコリーでしょうか?
  • 速報!レオ・サンタ・クルス 対 ジェルボンテ・デービス!

    速報!レオ・サンタ・クルス 対 ジェルボンテ・デービス!

    2020.11.01
    現地時間10月31日、米国のテキサス州、サン・アントニオに在るアラモドームにてペイパービューによる " PBC " イベントがただいま終了、WBA世界スーパーフェザー級とWBA世界ライト級の2つの王座が懸けられたタイトルマッチはWBAスーパーフェザー級スーパー・チャンピオンのレオ・サンタ・クルス(メキシコ)がWBAライト級レギュラー・チャンピオンのジェルボンテ・デービス(米国)に6ラウンド2分40秒KO負け、デービスが2つのベルトを手にしています。

    デービスがサウスポー・スタンスからジャブを突きじりじりと距離を詰めていくと2分過ぎ、サンタクルスがワンツーを出しながら前に出たところで前の足が引っ掛かったデービスがマットに倒れますがラファエル・ラモス(米国)レフェリーがスリップと裁定します。2ラウンド中盤、揉み合いとなったところでデービスがサンタクルスを投げ飛ばし注意を受けますが減点は無し。3ラウンド、前に出始めたサンタクルスにデービスはコンパクトなアッパーを狙いますがヒットせず中盤は一進一退の攻防となります。迎えた6ラウンド中盤、デービスの左が低く入ると注意が与えられ休憩が入ります。再開後、デービスが連打を浴びせるもののサンタクルスもすぐに反撃、デービスをロープに詰めるなど目の離せない展開となりますがロープを背にしたサンタクルスが右を放ったところで、デービスがかわしながら放った左アッパーがモロに右アゴに入るとサンタクルスはそのままドスンと尻から崩れ落ちるダウン、レフェリーは即座に試合をストップしています。強敵相手に素晴らしいワンパンチKOを魅せた25歳のデービスは24戦全勝23KO、直後はリングサイドのF.メイウェザーに肩を抱かれ喜びを分かち合っています。キャリア初のKO負けを喫した32歳のサンタクルスは37勝19KO2敗1分、数分後にゆっくりと上半身を起こすと会場から歓声が沸き起こり、ファンに笑顔を見せながらリングを降りています。



    セミファイナルのWBA世界スーパーライト級タイトルマッチはレギュラー・チャンピオンのマリオ・バリオスが同級9位のライアン・カール(ともに米国)に6ラウンド2分23秒KO勝利、王座防衛です。

    地元サン・アントニオ出身のバリオスがコールされると入場制限をしているものの大きな歓声が上がり後押し、探り合いとも映る初回は終盤に王者が左フックをヒットします。2ラウンド開始と同時に攻勢を強めるカールですが王者はディフェンスに注意しながら冷静に迎え撃ち、左アッパーを効果的に当てて行きます。初回から懸命に前進し攻めの姿勢を見せ続けるカールですが王者のディフェンスを崩すことがなかなか出来ず、有効打の差でポイントは王者に加算されて行きます。頑張りを見せていたカールは6ラウンド20秒過ぎ、王者の右を食うと膝から崩れ落ちダウンを喫します。再開すると再び前進、気持ちの強さを見せますがラウンドの半分辺りで王者の右を立て続けに食うと、偶然のバッティングにより右眉頭から出血するとともに反撃するパンチにパワーが弱まりを見せます。残り1分ほどでルイス・パボン(プエルトリコ)レフェリーが出血に対してドクターチェックを入れますが続行、カールは再び王者の猛攻を浴びると残り40秒ほどで力尽きたように両膝から前のめりにダウン、レフェリーはカウントを数えず両手を交差しています。同王座初防衛を果たした25歳のバリオスは26戦全勝17KO、28歳のカールは18勝12KO3敗としています。



    アンダーカードのスーパーライト級10回戦、元WBA同級王者のレジス・プログレイスがファン・ヘラルデス(ともに米国)を3ラウンド1分23秒TKOに下しています。

    前日の公式計量で約1.6ポンド(約725グラム)が落ちなかったプログレイスはファイトマネーの一部を支払うことでヘラルデス陣営が合意、試合決行という何とも不甲斐ない元世界王者。しかし最後まで減量を頑張らなかったおかげで体力も残っていたか初回からヘラルデスを追い込み、いつものややトリッキーなサウスポー・スタイルからパワー溢れるパンチを当てて行き主導権を握ります。2ラウンド、ヘラルデスもジャブから立て直しを見せますが、3ラウンド2分過ぎ、プログレイスの左フックでヘラルデスが背中からダウンします。ラファエル・ラモス(米国)レフェリーがカウント8で再開すると、プログレイスは猛烈な追い込みを見せ嵐のような連打を浴びせるとクリンチもままならず最後は防御一辺倒となったところでレフェリーストップとなっています。31歳のプログレイスは25勝21KO1敗、J.テイラー(英国)に12回判定負けを喫してから約1年振りのリングで白星を挙げています。30歳のヘラルデスは16勝10KO1敗1分です。



    IBF世界ライト級2位決定戦は同級6位のイサック・クルスと同級9位のディエゴ・マグダレノ(ともに米国)で争われ、初回53秒KOでクルスが勝利、世界2位の座を獲得しています。

    ミニ・タイソンの異名を持つクルスがゴングと同時に前進、上半身を振りながらマグダレノをロープに追い込むと、赤コーナー近くでロープを背にしたマグダレノに連打を浴びせ、右フックで幸先よくダウンを奪います。マーク・カロオイ(米国)レフェリーのカウント8で再開しますが、再び上下のコンビネーションを浴びマグダレノが後退、懸命にディフェンスしますが連打のなか最後は青コーナー前で右アッパーのダブルを食うと背中からダウン、レフェリーはカウントを数えず終了しています。22歳のクルスは20勝15KO1敗1分、34歳のマグダレノは32勝13KO4敗としています。
  • 速報!井上尚弥 対 ジェイソン・マロニー!

    速報!井上尚弥 対 ジェイソン・マロニー!

    2020.11.01
    現地時間10月31日、米国のネバダ州ラスベガスに在るMGMグランドのカンファレンス・センターにて、トップランク主催イベントがただいま終了、WBA&IBF世界バンタム級タイトルマッチはWBAスーパー&IBF王者の井上尚弥(大橋)がWBA2位、IBF4位のジェイソン・マロニー(豪州)に7ラウンド2分59秒KO勝利、王座防衛です。

    お互いガードをしっかり上げ、ジャブから試合を組み立てようとするスタートを切ると徐々に井上が流れを引き寄せ6ラウンドにマロニーから左フックでダウンを奪います。迎えた7ラウンド終盤、右をクリーンヒットするとマロニーが2度目のダウン、立ち上がろうとしますが、ケニー・ベイレス(米国)レフェリーのカウント途中でよろめくと両手を交差、ストップとしています。WBA4度目、IBF2度目の防衛に成功した井上選手は20戦全勝17KO、2度目の世界挑戦も失敗に終わったマロニー選手は21勝18KO2敗としています。



    アンダーカードのスーパーフェザー級10回戦はリオ五輪ライト級金メダリストのロブソン・コンセイサン(ブラジル/128.8ポンド)がルイス・コリア(米国/128.6ポンド)に10回判定勝利です(3対0/94-93、95-92×2)。

    上背で勝るコンセイサンは上下に打ち分けながらコンビネーションを出して行くもののコリアもガードを固め前進、コンパクトなパンチを返すと2ラウンド30秒過ぎ、コリアの左フックがテンプルに好打するとコンセイサンはよろよろとグラつきながらゆっくりと倒れ込みダウンします。マイク・オルテガ(米国)レフェリーのカウントで再開しますがダメージは明らかでコリアの追撃に対して抱きつくようなクリンチでしのごうとします。サークリングしながらラウンド終盤には打ち返したコンセイサンは3ラウンドに入るとフットワークを使いながらジャブ、ワンツーを軸に反撃を見せてラウンドを獲り返します。下唇から出血を見せるコンセイサンは4ラウンド1分過ぎ、ローブローによる減点1を課され、終盤にもコリアに圧されペースを取り戻せそうで取り戻せません。6ラウンドはコンセイサンが良い左右フックを見せたかと思いきや、コリアも打ち返す白熱の打撃戦となり、お互いに疲労とダメージで身体は流れ、ガードもやや甘いとあって観ている分には面白い攻防となり終盤に入ります。両者グラつく場面を時折見せながらの打ち合いは試合終了まで続いています。32歳のコンセイサンは15戦全勝7KOと辛くも全勝をキープしています。惜しくも敗れた22歳のコリアは12勝7KO4敗です。



    スーパーライト級8回戦では日本同級1位の平岡アンディ(大橋)がリッキー・エドワーズ(米国)に4ラウンド2分20秒TKO勝利です。平岡選手は16戦全勝11KO、エドワーズ選手は12勝3KO5敗としています。
  • 速報!アレクサンデル・ウシク 対 デレック・チゾラ!

    速報!アレクサンデル・ウシク 対 デレック・チゾラ!

    2020.11.01
    現地時間10月31日、英国のロンドン、SSEアリーナ・ウェンブリーにてマッチルーム・ボクシング主催イベントがただいま終了、メインイベントのWBOインターコンチネンタル・ヘビー級王座決定戦はWBO1位のアレクサンデル・ウシク(ウクライナ)がWBO8位のデレック・チゾラ(英国)を12回判定に下しています(3対0/117-112、115-113×2)。

    リングサイドにA.ジョシュア(英国)が座る一戦は計量時約17キロの差がフレームの違いとなって表れ、開始から優位性を使いチゾラがスイッチを混ぜながら前に出てプレッシャーを掛けて行きます。サークリングするウシクはパワーをさばこうとフットワークを使いながら右手を巧みに動かすもののチゾラはお構いなしにパワーの差を見せつけて行きますが決定打を当てることが出来ません。2ラウンド、チゾラがのっしのっしと前進しウシクが冷静に動きを見ながらポコポコとパンチを出して行きますが、ウシクは中盤に右フックを当てられ終盤にも揉み合い時に右を食います。塵も積もれば、でチゾラが沈むのか、1発でウシクが先に沈むのか、3ラウンドもチゾラの前進をかわしながらウシクが上下へのコンビで有効打では上回るものの4ラウンド20秒過ぎにもウシクはガード越しながら右を食うなど前評判以上に白熱した展開を見せます。ブン回すだけでなくコツンコツンと小さなパンチも混ぜながら前に出るチゾラのプレスを受け、残り20秒ほどでウシクが足をもつれさせスリップします。C.ウィザスプーン(米国)との転向初戦とは明らかに違う階級の差をウシクが感じているようにも見える5ラウンド、前に出るスピードが落ち始めたチゾラにウシクのコンビネーションがヒットします。6ラウンドも立て直したいウシクは終盤にチゾラの突進に打ち返すことが出来ずサークリングするだけとなり、7ラウンドはスピードの落ちたチゾラに対し終盤ウシクが連打をヒットするなかでゴング、流れがウシクへ傾いて行きます。その後は前に出るスピードの落ちたチゾラの動きを読んだウシクがフットワークを混ぜながら軽打をポコポコとヒット、時折チゾラの単発のパンチでヒヤリとするものの最後まで決定打を防ぎフルラウンドを戦い終えています。明らかにヘビー級の一線級ではない相手に苦闘と言って良い転向第2戦となった33歳のウシクは18戦全勝13KO、36歳のチゾラは32勝23KO10敗です。



    セミファイナルのIBF世界ライト級挑戦者決定戦は同級3位のジョージ・カンボソス Jr.(豪州)が同級4位のリー・セルビー(英国)に12回判定勝利、挑戦権を手にしています(2対1/118-110、116-112:カンボソス、115-114:セルビー)。

    2階級上げても主武器はそのまま手数とフットワークというセルビーが開始と同時に軽快なフットワークを見せジャブを突き、懐に入りたいカンボソスが距離を詰めていき初回を終了、被弾を抑え手数でポイントを挙げるセルビーお約束のラウンドとします。カンボソスがどう動くのか気になる2ラウンド、セルビーが前に出るとカンボソスの左フックも入り始めますがセルビーも左フックをヒットします。3ラウンド、出入りを見せるセルビーにカンボソスはコンパクトな右を当てはじめ早くもセルビーの右頬が赤みを帯びて行きます。4ラウンド、カンボソスがプレッシャーを掛けながら有効打数でやや優勢と映り、5ラウンドは動き続けたセルビーが手数でポイントを獲ったように映ります。6ラウンドはカンボソスのジャブと右ボディがポイントを引き寄せたように映るなど一進一退の攻防を見せ、8ラウンド半分過ぎ、カンボソスの右がアゴに入りセルビーの腰が一瞬落ちますが、時間表示は2分が経過したところでゴングが鳴るハプニングとなります。9ラウンド、お互いにパンチを当て合いますが決定打とまでは行かずジャッジ泣かせとも映る展開が続き、10ラウンド序盤に右ストレートをセルビーが当てますが中盤、カンボソスが下から上へ良いコンビをヒットします。11ラウンドに入っても両者スピードのある動きを見せますがカンボソスが左フックなど有効打数で若干上回ったように映ります。迎えた最終回、50秒過ぎに右ストレートを打ち下ろしたカンボソスに対して半分過ぎ、これまでも度々見せていた揉み合い時のラビットパンチをボブ・ウィリアムス(英国)レフェリーにようやく注意されたセルビーは手を首に掛けてパンチを出すなどこれまでの試合でも出していた姑息さこそ見せるものの目立った反撃は出来ずに終了のゴングを聞いています。現地放送局 " SKY SPORTS " の解説者は117-111のカンボソス優勢とした一戦を制し、王者テオフィモ・ロペス(米国)への指名挑戦権を手にした27歳のカンボソス Jr. は19戦全勝10KOとし英国デビュー戦を飾っています。元IBFフェザー級王者でもある33歳のセルビーは28勝9KO3敗、2階級制覇へ一歩後退です。



    アンダーカード、欧州クルーザー級王座決定戦はIBF7位のビラル・ラグーン(ベルギー)とWBC16位のトミー・マッカーシー(英国)で争われ、12回判定で地元のマッカーシーが勝利、新王者となっています(2対0/114-114、116-112、116-113)。

    腹をタプつかせているラグーンは今回が英国デビュー戦、アウェーとあってスタートから積極的に前に出るとマッカーシーもシャープなジャブで応じ主導権争いの序盤となります。重量級らしからぬ左の差し合いが続いた4ラウンド辺りから両者クリンチが増え始めビクター・ラフリン(英国)レフェリーの仕事が増えて行きますが、手数に大差無く競った展開を見せる6ラウンド中盤、いきなりラグーンが後ろを向き、コーナーに目の異常を訴えます。ドクターのチェックが入りますが続行、再開するとマッカーシーがテンポを上げて攻め掛かりますがそのままゴング、マッカーシーは7ラウンドも攻勢を強め良いラウンドを造ります。8ラウンドはマッカーシーが手数で優勢と映りますが、9ラウンドはラグーンが積極的に攻める中、1分過ぎにマッカーシーが距離を取ろうとラグーンを押すと足がもつれロープにもたれ掛かります。ダメージによるものと見たのか、マッカーシーはペシャペシャ連打でラグーンに攻め掛かりますがほぼ全弾ガードの上とあってスタミナの浪費と代償に山場は造ります。10ラウンド、両者スタミナが底を付きかけてきたか身体が流れ、相手にもたれ掛かる場面が一層増えていき、11ラウンドはマッカーシーもボディへパンチを当てますが有効打で勝るラグーンがポイントを挙げたように映ります。最終回、呼吸を整えるようにリズムを刻みながらパシャパシャとジャブを出すマッカーシーに対し、前に出るラグーンですが決定打を打ち込むことは出来ずにゴング、両者手を上げ自身の勝利をアピールしています。29歳のマッカーシーは17勝8KO2敗、28歳のラグーンは25勝14KO2敗2分としています。
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