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海外ボクシング情報

  • 日本時間4日はアメリカ、ラスベガスで挑戦者決定戦が開催

    日本時間4日はアメリカ、ラスベガスで挑戦者決定戦が開催

    2020.10.03
    <WBC世界スーパーライト級挑戦者決定戦&同級シルバー王座決定戦 in 米国、ネバダ州ラスベガス、MGMグランド、カンファレンス・センター>
    WBC2位、ホセ・" Chon "・セペダ(米国/36戦32勝25KO2敗2ノーコンテスト):139.9ポンド(約63.4Kg)
    vs.
    WBC6位、イバン・バランチェク(ベラルーシ/21戦20勝13KO1敗):139.6ポンド(約63.3Kg)
    ※このベルトを持つのはWBCの他、WBOも保持するJ.C.ラミレス(米国)。J.カテロール(英国)とのWBO指名戦が控えているもののWBAスーパー&IBF王者のJ.テイラー(英国)と4団体統一戦というビッグマッチも噂されています。ラミレスに敗れているセペダ、テイラーにベルトを奪われたバランチェク、両者とも雪辱戦が4冠統一戦となれば一石二鳥でしょう、まずは目の前の難敵を下してベルトの行方に注視したいところです。



    <フェザー級10回戦 in 米国、カリフォルニア州ロサンゼルス、マイクロソフト・シアター>
    IBF同級4位、マーク・マグサヨ(フィリピン/20戦全勝14KO):127ポンド(約57.5Kg)
    vs.
    リゴベルト・エルモシージョ(メキシコ/14戦11勝8KO2敗1分):126.6ポンド(約57.4Kg)
    ※元々は9月23日となっていたマグサヨの " PBC " デビュー戦は日程の延期に加えて対戦相手も変更となって開催、ノンタイトル戦がメインという少々こじんまりとしたイベントとなっています。「この試合はイージーなものではありません、何故なら彼は前に前にと出てくるタフなファイターだからです。こうしてまたアメリカのリングに上がることが出来て嬉しいし、メインイベンターとして戦えることもとてもハッピーです。」と述べた25歳のマグサヨが中堅どころを相手に実力発揮となるでしょうか?
  • いよいよフィリピンでもボクシング・イベントが再開

    いよいよフィリピンでもボクシング・イベントが再開

    2020.10.02
    先日、WBO世界バンタム級王者のJ.カシメロ(フィリピン)が持ち前の豪打を爆発させて王座防衛を果たしたように、依然として高いボクシング人気を誇るフィリピンでようやくボクシング・イベントが再開します。アジア圏でも日本だけでなく韓国や中国、タイなどゆっくりと再開するなか、フィリピン国内のボクシングを統括する " GAB(Games and Amusements Board)" は国が管轄する団体とあって、ゴーサインを出す政府はコロナ禍による影響を考慮しボクシングや近年特に人気を高めている総合格闘技などのコンタクト・スポーツには再開に慎重な姿勢を見せていたものです。


    日本同様、今春から停止してしまったイベントによる弊害を危惧したGABはライセンスを保持する選手やトレーナーらに対して「コロナ禍により職業を生かすことが出来ず収入源を欠いている。」として、1人8000ペソ(約1,8万円)~5000ペソ(約1,1万円)を支払うなど世界各地で見られるアスリートへの救済措置もとられていました。


    すでにフィリピンのマニラで開催がアナウンスされている、WBA世界ミニマム級レギュラー王座の決定戦は12月とあって再開への道のりはまだまだ先といった気配も見せていましたが、先んじて10月7日にフィリピンのセブ、マンダウェにてイベントが行われることがこのほど発表され、主催するのは地元セブで規模を拡大してきたオメガ・スポーツ・プロモーションズとなっています。同プロモーションのジェローム・カラトラバ代表は「このセブで歴史的なイベントを開催出来ることにこれ以上ない興奮を感じています。これは大きなチャレンジですが、とてもワクワクしています。出場が予定される選手全員がとても興奮しておりウズウズしています。対戦カードを含めてこの興奮度を言葉にすることは出来ません。GABが定めたコロナ禍に対する規則も厳密に推し進めるつもりです。」とコメント、ようやく迎えたリスタートに高揚を隠し切れないとしています。


    7日のマンダウェで開催されるイベントは全4試合、計8選手はいずれも国内選手となっています。メインはWBCライトフライ級10位のマーク・ビセレス(12戦11勝5KO1分)とフィリピン・ミニマム級13位のジュヌエル・ラカール(16戦8勝6KO5敗3分)が務め、セミはIBFライトフライ級9位のクリスチャン・アラネタ(18戦17勝14KO1敗)対リチャード・ロサレス(28戦14勝8KO12敗2分)戦。アンダーカードはフィリピン・スーパーバンタム級9位のピーター・アポリナル(12戦11勝8KO1敗)対元世界ランカーのジェスロ・パブスタン(43戦30勝9KO7敗6分)戦、カルロ・バカロ(5戦全勝4KO)対ジェフリー・ステラ(4勝全KO9敗3分)戦というもの。ノンタイトル戦のみのイベントではありますが、同国のボクシング界にとっては大きな一歩と言えそうです。
  • 速報!ジェイソン・ロサリオ 対 ジャーメル・チャーロ!

    速報!ジェイソン・ロサリオ 対 ジャーメル・チャーロ!

    2020.09.27
    現地時間26日、米国コネチカット州のアンカスビルに在る、モヘガン・サン・カジノにて " PBC " の豪華なダブルヘッダー『TWO CARDS. ONE NIGHT. ONE PRICE. 』がただいま終了、第2部のメインイベントとなったWBAスーパーとWBC、IBFの3本のベルトが懸けられたスーパーウェルター級王座統一戦はWBAスーパー&IBF王者のジェイソン・ロサリオ(ドミニカ共和国)がWBC王者のジャーメル・チャーロ(米国)に8ラウンド21秒KO負け、ジャーメルが王座を統一しています。

    ロサリオのジャブで幕を開け、チャーロが50秒過ぎにワンツーを放つとロサリオはバックステップ、右足が勢い余ってエプロン下に滑り落ちてしまいバランスを崩したところにチャーロの左フックが当たるとニュートラルコーナー前で不運なダウンを喫します。ハービー・ドック(米国)レフェリーのカウント8で再開したロサリオは深いダメージを見せずじりじり前に出ると2ラウンド、ロサリオのコンビネーションが有効と映り、3ラウンドもロサリオの攻勢にチャーロがロープを背にする場面が多く失点を取り返したように映ります。ディフェンス重視の戦い方を見せるチャーロは手数が増えず、時折試合を支配しているかのように余裕にも見えるステップを刻み距離を取りますが、ポイントを取っているほどパンチを出さず、5ラウンド中盤に右を返しますが、ラウンド自体はロサリオが優勢と映ります。6ラウンド中盤、ロサリオのパンチが低く入り注意が与えられ、残り1分ほどでロサリオの左フックがヒットするとチャーロはタックルに行くようにクリンチします。しかしラウンド終了間際、チャーロの左フックがテンプルにヒットするとロサリオは足をバタつかせながら崩れ落ち2度目となるダウンを喫します。再開に応じたところでゴングに助けられますがダメージは深そうに見えるものの7ラウンドが開始するとロサリオは再び前進、攻めの姿勢を見せます。2つのダウンを奪ったことで安全運転にシフトするには手数が少なすぎるチャーロでしたが8ラウンド開始直後、チャーロがダブルのジャブを出し2発目がボディに入るとロサリオはドスンと尻からダウン、足が言うことを効かず硬直させるなかレフェリーが10カウントを数えています。WBC王座初防衛に加えて2本のベルトを追加した30歳のジャーメルは34勝18KO1敗、一方、攻撃力とともに打たれモロさも露呈、最後はボディへのジャブで敗れた25歳のロサリオは20勝14KO2敗1分とし、1月にJ.ウィリアムス(米国)から奪取した両王座の初防衛に失敗しています。



    WBC世界スーパーバンタム級王座決定戦は同級1位のルイス・ネリが同級6位のアーロン・アラメダ(ともにメキシコ)に12回判定勝利、ネリが新王者となっています(115-113、118-110、116-112)。

    サウスポー同士の対戦はジャブから試合を組み立てようとする両者による静かな立ち上がりとなりますが、ネリのエンジンが掛かってきたか2ラウンド途中から手数が増えて行き、ポイントを集めて行きます。世界を獲る前に見せていた開始から左右フックを軸として攻め掛かる荒々しいスタイルは抑えているのか、ジャブから試合を組み立てるスタイルで流れを引き寄せたネリに対し、アラメダはがっちりとガードを固め頭の位置を変えながら良いジャブを出すもののその次が出ず、ややディフェンシブな試合運びとなり被弾こそ少ないものの手数で劣りリードを広げられます。展開として見ると盛り上がり無く、同じようなラウンドが終盤まで続き、ネリも強引に攻めに行かず2階級制覇が目標と映る展開を見せて、メキシカンによる全勝同士の世界戦はやや期待外れのフルラウンドかと思われた最終回、ネリが主武器と言える波状攻撃を見せ攻勢を強めます。開始30秒ほどでアラメダの足が引っ掛かりバランスを崩すとそのまま追い掛けるネリでしたが結局腰を落とすような決定的な場面の無いままゴングを聞いています。25歳のネリは31戦全勝24KOとし2階級制覇に成功です。27歳のアラメダは25勝13KO1敗としています。



    第2部のオープニング・マッチ、WBC世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦は同級3位で元WBA&IBF統一同級王者のダニエル・ローマン(米国)がWBCバンタム級16位、元WBAバンタム級王者のファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)を12回判定に下しています(3対0/116-112×3)。

    上半身を振りながら中に入ろうとするローマンにパヤノが右フック、左アッパーを合わせようとする初回は終盤にパヤノの右フックが浅くヒットします。2ラウンド、ロープに詰めてボディへパンチを集めようとするローマンが良いプレッシャーを見せ、終盤に右フックを当てます。3ラウンドもローマンの攻勢の前にロープ際をサークリングするパヤノは後半に連打を出し盛り返しを見せますが左眉上を小さくカットします。その後もじりじりとローマンが距離を詰め、ロープ際に追い込むとコンビネーションを放ち、パヤノはサークリングしながらパンチを合わせようとする展開でラウンドが進んでいきます。大局的な展開は終盤まで変わらず、お互いに決定打の少ないものの11ラウンド、そして最終回はローマンが有効打数でやや上回ったように映り試合終了のゴングが鳴るのとほぼ同時にローマンの左フックが右フックを振りに行き空振ったパヤノの顔面にカウンターとなってヒット、ロープに倒れ掛かりダウンと思われましたが、ジョニー・カラス(米国)レフェリーにはスリップと見えたのか両手を下向きに振り、終了となっています。30歳のローマンは28勝10KO3敗1分、最後の裁定で勝負が覆らず事なきを得ています。36歳のパヤノは21勝9KO4敗です。



    第1部のメインイベントとなるWBC世界ミドル級タイトルマッチはチャンピオンのジャモール・チャーロ(米国)が同級1位のセルゲイ・デレイビャンチェンコ(ウクライナ)に12回判定勝利、王座防衛です(3対0/116-112、117-111、118-110)。

    敗れた2試合のG.ゴロフキン戦とD.ジェイコブス戦はどちらも初回にフラッシュダウンを喫しているだけに慎重に攻めたい挑戦者はまずまずの立ち上がりを見せ、上背で勝る王者もシャープなジャブを放ちます。2ラウンドは王者の冷静な動きが目を引きますが、挑戦者も良いジャブを返し、3ラウンド終了間際に王者が右を打ち下ろすと挑戦者はたたらを踏んで後退、王者が一気に攻め掛かりますがゴングに中断されます。挑戦者はダメージを感じさせず4ラウンドは王者の小さな左アッパーを食うものの2分過ぎには右からの連打で反撃、立て直しを図ります。右まぶたから微量の出血を見せる挑戦者は5ラウンド、王者をロープに押し込み連打を見せるなど良いラウンドを造り、6ラウンド50秒過ぎにも王者のアゴに右ストレートをヒット、見応えある展開となります。やや傷口が広がってきたようにも見える挑戦者は7ラウンドも左フックを当て、8ラウンド1分過ぎには左右フックで王者をロープに押し込むと王者はクリンチを混ぜて対応、残り30秒ほどで右を返した王者は残り8秒ほどにも右ストレートをクリーンヒット、挑戦者が後退したところでゴングが鳴ります。

    期待通りの好ファイトとなった9ラウンド、腫れも影響しているか王者の右に反応しきれなくなっているようにも見える挑戦者は終盤、コンパクトな左アッパーを食うなど、バランスを崩す場面が増えて行きます。10ラウンド開始直後、挑戦者のカットと腫れにドクターチェックが入りますが続行、積極的に前進すると王者を連打でロープに追い込み、11ラウンドも懸命にパンチを出して行きます。王者もスタートからペースを渡すまいと常にジャブを突き、最終回も挑戦者が余力を振り絞るかのようにコンビネーションで王者をロープに押しこみ、有効打こそ少ないもののポイントを獲るかと思われた残り20秒ほどで王者が左アッパーをヒット、挑戦者は足元をフラつかせながらもそのままゴングになだれ込んでいます。30歳のジャモールは振り分けるなら、と言える僅差のポイントもしっかり獲り4度目の防衛に成功、戦績を31戦全勝22KOとしています。34歳のデレイビャンチェンコは13勝10KO3敗、3度目の世界挑戦も失敗に終わっています。



    WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチはレギュラー王者のブランドン・フィゲロアが同級14位のダミエン・バスケス(米国)に10ラウンド1分18秒TKO勝利、王座防衛です。

    サウスポーのバスケスに対しオーソドックスでスタートした王者ですが開始30秒ほどでスイッチ、その後はスイッチを繰り返してチャンスを伺います。しかしバスケスのジャブ、左ストレートなどを貰いハッキリと初回を落とすと、2ラウンドはサウスポーでスタートし積極的に距離を詰めていきます。頻繁にスイッチを見せる王者はサウスポーになると頭から前に出る癖を見せ、たびたびバッティングが起きますが身体が暖まってきたか、距離を読みはじめたか、コツコツとパンチを当てて行きます。徐々に王者得意の乱戦になるとバスケスは身体で押されロープを背にする場面が増え、4ラウンド辺りから右目周辺が腫れていきます。中盤、身体を預けたがる王者、疲れの見え始めた挑戦者による揉み合いが増え、ゲイリー・ロサト(米国)レフェリーが忙しくなります。7ラウンドはバスケスが左右フックを当て、王者が右ストレートを返すラウンドとなり、8ラウンド開始直後にバスケスの右目に対してドクターチェックが入ります。再開後、王者が連打を集めるとバスケスも応戦、両者懸命に手数を出し打ち合いますが、手数と有効打は王者が優勢と映ります。9ラウンド、肩越しの左を連発した王者は半分過ぎ、左ストレートを好打するとバスケスの顔が跳ね上がります。バスケスがクリンチに行くとレフェリーは両者にブレイクをコール、引き離すと王者は足をもつらせゴロンとマットに転がります。10ラウンド開始直後にも再びバスケスにドクターチェックが入りますが続行、王者ペースながら懸命に逆転を狙うものの1分過ぎにロープに詰められ連打から左右のボディが入るとレフェリーが割って入りバスケスを抱きかかえています。23歳対決を制したフィゲロアは21勝16KO1分とし3度目の防衛成功、現在はスーパー王者にM.アフマダリエフ(カザフスタン)、ゴールド王者にR.リオス(米国)が在位しています。健闘空しく敗戦のバスケスは15勝8KO2敗1分としています。



    第1試合のWBO世界バンタム級タイトルマッチはチャンピオンのジョンリエル・カシメロ(フィリピン)が同級11位のデューク・ミカー(ガーナ)を3ラウンド54秒TKOに下し王座防衛です。

    恐そうな仮面を着けてリングインした王者は左手を下げ、いつものように1発1発をがっつりと打ち込むスタイルを見せ、ミカーもガードを高く上げ打ち合いに応じると低いウィービングを見せる王者に右を打ち下ろし、残り20秒ほどにも右ストレートを好打、挑戦者が良いスタートを切ります。2ラウンド、重量感を感じさせるパンチをボディに打ち込む王者は1分過ぎ、右ボディが効き動きの止まったミカーに左フックをヒット、ミカーがゆっくりと後ろに倒れ込みます。スティーブ・ウィリス(米国)レフェリーがゆっくりとカウントを数え再開しますが、すでに効いているミカーにカシメロは全弾KOパンチのような強打を狙い撃ち、ミカーはガードを固めるだけとなりますがレフェリーは止めず、残り40秒ほどにミカーが大きな右を空振りするとダメージが残り足が言うことを聞かずそのまま倒れ込むとレフェリーはダウンと判断、2度目のカウントを聞きます。ここもフラつきながら立ち上がったミカーにレフェリーも再開を許可、懸命に粘りゴングに逃げ込みます。3ラウンド開始と同時にミカーに対してドクターチェックが入りますが続行、するとミカーは大振りのパンチで起死回生の逆転打を狙いますが、王者は冷静に外しながらパワーパンチを上下に打ち込むと、最後は開始50秒ほどで王者がロープ際で左右のアッパーを突き上げたところでレフェリーが割って入り終了、力が有り余っているのか、王者はストップ直後に片手腕立てを見せ余裕を披露しています。持ち前のパワーを爆発させ全勝挑戦者を一蹴、良いアピールとし3度目の防衛に成功した31歳のカシメロは30勝21KO4敗、29歳のミカーは24勝19KO1敗、世界初挑戦は失敗です。
  • 速報!ジュニエール・ドルティコス 対 マイリス・ブリエディス!

    速報!ジュニエール・ドルティコス 対 マイリス・ブリエディス!

    2020.09.27
    現地時間26日、ドイツのバイエルン州ミュンヘンに在る、プラザメディア・ブロードキャスティング・センターにてIBF世界クルーザー級タイトルマッチがただいま終了、王者のジュニエール・ドルティコス(キューバ)が同級6位のマイリス・ブリエディス(ラトビア)に12回判定負け、王座交代です(2対0/117-111×2、114-114)。

    両者、ジャブを突きながら探り合う初回はドルティコスがじりじりと距離を詰めていき、ブリエディスが様子を見るように距離を取る比較的静かなラウンドとなります。2ラウンド、いつも通り好戦的なドルティコスがやや前進を強めるとサークリングを見せるブリエディスがロープに詰まる場面が増えて行きます。3ラウンド中盤にはドルティコスのプレッシャーにブリエディスが応戦、連打を放ち打ち合いの場面を造りますが強打者同士のスリリングな攻防を見せます。距離が近くなるとクリンチに行くブリエディスは4ラウンド、右ストレートを浅く当てますが展開に大差無くドルティコスの前進が印象に残る序盤となります。5ラウンド、序盤は前に出たブリエディスですがすぐにサークリングする動きに戻り、ドルティコスの攻勢を防ぎながらジャブ、ワンツーで対抗、折り返すころにはブリエディスが前に出始めます。

    序盤は手を出させる戦術だったのか、コンパクトな右アッパーを当てたブリエディスはリング中央で戦う時間が増えて行きます。ドルティコスは終盤に入ってもジャブからプレッシャーを掛けていく姿勢を見せますが疲労からか、ブリエディスの攻勢にやや反応が鈍りはじめたように映り、ジャブをそのまま食う場面を見せます。それでもお互いに相手の強打を防ぎ、浅く貰っても単発にとどめながらラウンドが進みます。最終回もドルティコスが前進、ブリエディスが距離を取り、ところどころでブリエディスが前に出て連打を出す3分間を終了、ゴングと同時に両者手を突き上げています。防衛回数1度のWBC、防衛ゼロのWBOの元王者が3本目のベルトを獲得。35歳のブリエディスは27勝19KO1敗としましたがこのベルトは防衛して行くのでしょうか?それともウシクの後を追いかけるようにヘビー級へ転向するのでしょうか?敗れた34歳のドルティコスは24勝22KO2敗とし同王座初防衛に失敗です。



    IBF欧州ミドル級タイトルマッチは王者でIBF8位、WBOで12位にランクされる、デニス・ラドバン(ドイツ)がロベルト・タラレク(ポーランド)に10回判定勝利、王座防衛です(3対0/100-90×3)。27歳のラドバンは14勝6KO1分、37歳のタラレクは24勝16KO14敗3分です。



    スーパーミドル級8回戦はIBFライトヘビー級5位、WBOで11位のレオン・ブン(ドイツ)が出場、ティモ・ライネ(フィンランド)を8回判定に下しています(3対0/80-72×3)。28歳のブンは16戦全勝8KO、36歳のライネは27勝11KO14敗1無判定です。
  • 速報!ジョシュ・テイラー 対 ダオヌア・BTU・ルアワイキン!

    速報!ジョシュ・テイラー 対 ダオヌア・BTU・ルアワイキン!

    2020.09.27
    現地時間26日、英国のロンドンに在る、ヨーク・ホールにて、WBAスーパー&IBF世界スーパーライト級タイトルマッチがただいま終了、WBAスーパー&IBF王者のジョシュ・テイラー(英国)がWBA13位、IBF1位、ダオヌア・BTU・ルアワイキン(本名:アピヌン・コーンソン/タイ)に1ラウンド2分41秒KO勝利、王座防衛です。

    半身に構えるサウスポーの王者に対し、ダオヌアは左手をやや前に出しながら探る展開を見せ、キビキビした攻防のなかラウンド終盤、王者がワンツーを出し前に出るとダオヌアは揉み合いからクリンチに行くような素振りを見せます。その流れのまま王者がダオヌアをロープに押し込むように前進、左をダオヌアの右肋骨辺りに打ち込みます。ダオヌアはクリンチに行こうとしていたのか、王者の左ボディをモロに食う形となりそのまま座り込み倒れ込むとカウントアウト、呆気ない幕切れとなっています。29歳のテイラーは17戦全勝13KO、IBF2度目、WBAは初防衛にそれぞれ成功です。苦痛に顔をゆがめ数分間仰向けのまま完敗の24歳、ダオヌアは16勝13KO1敗としています。



    セミファイナルのバンタム級10回戦では前WBCフライ級王者のチャーリー・エドワーズがJ.C.マルティネス(メキシコ)戦からの復帰戦を行い、カイル・ウィリアムス(ともに英国)を10回判定に下しています(99-91)。

    手数とフットワークが持ち味のエドワーズの距離を潰そうとウィリアムスがスイッチを織り交ぜながらプレッシャーを掛けていく序盤となります。無観客興行とあってパンチを出すチャーリーの雄叫びが良く響くなか、ボディへの攻めを増やすエドワーズに対して、ウィリアムスも右ストレートを軸に互角の展開を見せます。ポコポコと出鼻をくじくようなパンチを当て合う両者とも特筆する破壊力は無く、ダウンシーンや膝を落とす場面の無いままラウンドが進みますが、ポイント的には非常に競ったラウンドが続くものの手数の差でややエドワーズと映ります。時折、前に出ながら「パンチは効かないよ」とばかりニヤリとするウィリアムスがエドワーズをロープ際に押し込みパンチを集める山場も造りますが、8ラウンド終盤にはウィリアムスが前に出てきたところにエドワーズの左フックがアゴにヒットします。9ラウンド、そして最終回はガンガン前に出てくるウィリアムスの前進にクリンチワークを混ぜながらエドワーズが被弾を防ぎ試合を終えています。27歳のエドワーズは16勝6KO1敗1ノーコンテスト、敵前逃亡とも言えるマルティネスとの再戦回避から階級を上げたエドワーズですが、今後も厳しい復帰路線となりそうです。敗れた28歳のウィリアムスは11勝3KO3敗、英国では依然としてノンタイトル戦はレフェリー1人が採点しますが、ボブ・ウィリアムス(英国)レフェリーの8ポイント差はウィリアムスに厳し過ぎるように映ります。



    WBO欧州スーパーバンタム級タイトルマッチはともに前戦で元世界王者を打ち破っている選手同士という顔合わせ。王者でWBO11位にランクされる、デビッド・オリバー・ジョイス(アイルランド)がイオナッツ・バルータ(ルーマニア)に3ラウンド1分49秒TKO負け、王座交代です。3月、来日経験を持つTJ・ドヘニー(アイルランド)を8回判定に下している26歳のバルータは14勝3KO2敗、そして2月の同王座決定戦ではL.ハスキンス(英国)を5回TKOに退けている33歳のジョイスは12勝9KO2敗としています。
  • 日本時間明日27日は各地でボクシング・ファン注目のマッチアップ

    日本時間明日27日は各地でボクシング・ファン注目のマッチアップ

    2020.09.26
    <WBAスーパー&IBF世界スーパーライト級タイトルマッチ in 英国、ロンドン、ヨーク・ホール>
    WBAスーパー&IBF王者、ジョシュ・テイラー(英国/16戦全勝12KO):139.25ポンド(約63.1Kg)
    vs.
    WBA13位、IBF1位、ダオヌア・BTU・ルアワイキン(本名:アピヌン・コーンソン/タイ/16戦全勝13KO):139.5ポンド(約63.2Kg)
    ※昨年2月、後楽園ホールで魅せた戦慄の右アッパーが深く印象に残るダオヌアがいよいよ世界初挑戦。およそ2週間前から現地入りしコンディション調整に励みながらサウスポー王者への戦術もしっかり練り上げたことでしょう。16戦全勝同士の対戦ではあるものの、V.ポストルやI.バランチェク、R.プログレイスといった世界的な強豪を退けている王者に地の利も加わり不利予想は否めませんが実力を出し切ってほしいところです。




    <IBF世界クルーザー級タイトルマッチ in ドイツ、バイエルン州ミュンヘン、プラザメディア・ブロードキャスティング・センター>
    IBF王者、ジュニエール・ドルティコス(キューバ/25戦24勝22KO1敗):199ポンド(約90.2Kg)
    vs.
    WBCダイヤモンド王者、マイリス・ブリエディス(ラトビア/27戦26勝19KO1敗):198ポンド(約89.7Kg)
    ※ウシクが抜けたあとのクルーザー級で頭一つ抜け出るのは果たしてどちらでしょうか?K.グロワッキー(ポーランド)との再戦命令を回避し、WBOのベルトを剥奪されてまで『WBSS』優勝の勲章を欲しがったトーナメント第1シードのブリエディスがWBC、WBOに続き3つ目の世界王座獲得となるのか、それとも選択防衛戦扱いとなるIBF王者のドルティコスが初防衛成功となるのでしょうか?




    <WBC世界ミドル級タイトルマッチ in 米国、コネチカット州アンカスビル、モヘガン・サン・カジノ>
    王者、ジャモール・チャーロ(米国/30戦全勝22KO):159.4ポンド(約72.2Kg)
    vs.
    WBC1位、セルゲイ・デレイビャンチェンコ(ウクライナ/15戦13勝10KO2敗):159.4ポンド
    ※今回のPBCイベントの目玉はチャーロ兄弟の揃い踏み、そして『TWO CARDS. ONE NIGHT. ONE PRICE』と謳われるように2つのイベントを一晩で、そしてペイパービュー料金(74.99ドル/約7,800円)は据え置きといったところでしょうか。第1部のメインは王者にとって4度目の防衛戦でもあるトップコンテンダーのデレイビャンチェンコ戦という楽しみな顔合わせです。挑戦者にとって3度目のビッグチャンスとなりますが悲願は成就するでしょうか?


    <WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ>
    レギュラー王者、ブランドン・フィゲロア(米国/21戦20勝15KO1分):122ポンド(約55.3Kg)リミット
    vs.
    同級14位、ダミエン・バスケス(米国/17戦15勝8KO1敗1分):121.4ポンド(約55.0Kg)
    ※昨年の11月、体重超過のJ.セハ(メキシコ)と12回引分としているフィゲロア。昨年3月、J.C.パヤノ(ドミニカ共和国)に8回判定負けを喫しているものの世界的に無名と言って良いバスケスはともに23歳と若さ溢れる対戦です。コロナ禍中でも「厳しい状況だったけどプライベート・ジムのおかげで思うようなトレーニングが積めたんだ、バスケスは強くタフな挑戦者だが試合は最後まで行かないだろうね。」と自信満々の王者が防衛濃厚の一戦です。


    <WBO世界バンタム級タイトルマッチ>
    王者、ジョンリエル・カシメロ(フィリピン/33戦29勝20KO4敗):117.8ポンド(約53.4Kg)
    vs.
    同級11位、デューク・ミカー(ガーナ/24戦全勝19KO):117.2ポンド(約53.1Kg)
    ※近年は暫定やスーパー、フランチャイズやダイヤモンドなど様々な肩書を付けた世界王者も増え、偉業と言うには疑問符の付く複数階級制覇王者も居るのが実情ながら、今回が3度目の防衛戦となる王者カシメロは近い将来スーパーバンタム級に上げてフィリピン人選手として4人目となる4階級制覇を目指すと公言しています。一方、ロンドン五輪フライ級ベスト16でもあるミカーはアメリカ5戦目、大舞台でのリングも経験しており両者経験豊富、楽しみな対戦です。




    <WBAスーパー、WBC、IBF世界スーパーウェルター級王座統一戦>
    WBAスーパー&IBF王者、ジェイソン・ロサリオ(ドミニカ共和国/22戦20勝14KO1敗1分):153.4ポンド(約69.5Kg)
    vs.
    WBC王者、ジャーメル・チャーロ(米国/34戦33勝17KO1敗):153.8ポンド(約69.7Kg)
    ※第2部のメインは3団体の王座統一戦というこれまた注目の対戦です。15年の立ち上げ当初は統括団体などそっちのけと言わんばかりに独自の興行路線を突き進んでいたPBCもここのところ方針を変更、まだまだ権威と肩書は必要と感じたか、世界戦だけでなく暫定王座戦や挑戦者決定戦もガンガンこなし始めています。長期政権を有望視されていたJ.ハード(米国)が予想外と言える陥落を見せてから群雄割拠の様相を見せるクラスで存在感を見せたい両王者です。


    <WBC世界スーパーバンタム級王座決定戦>
    同級1位、ルイス・ネリ(メキシコ/30戦全勝24KO):121.4ポンド(約55.0Kg)
    vs.
    同級6位、アーロン・アラメダ(メキシコ/25戦全勝13KO):121.4ポンド
    ※5度の防衛を果たしていた王者のR.バルガス(メキシコ)が負傷により長期離脱し休養王者に認定、WBCが正規王座の決定戦として承認した一戦です。防衛こそ成功するもののイマイチな試合振りを見せていたバルガスにとっても全勝の指名挑戦者ネリとの対戦は正念場でもあり、勝利すればネームバリューを一気に上げることが可能と思われましたが対戦は実現せず。何故6位に居るのか不明なスピードの無いサウスポー、アラメダが名乗りを挙げましたが役不足は否めません。



    <WBC世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦>
    同級3位、ダニエル・ローマン(米国/31戦27勝10KO3敗1分):121.2ポンド(約54.9Kg)
    vs.
    WBCバンタム級16位、ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国/24戦21勝9KO3敗):121.6ポンド(約55.1Kg)
    ※そのネリ対アラメダ戦の勝者と対戦するのか、休養明けのバルガスと対戦するのか、いずれにせよ勝者は世界のトップ戦線へ再浮上も可能となる生き残り戦です。約8ヶ月前、M.アフマダリエフ(ウズベキスタン)に判定で敗れているローマン、約14ヶ月前にL.ネリ(メキシコ)にKO負けを喫しているパヤノ、来日経験を持つどちらが2連敗を味わうのでしょうか。
  • アレクサンデル・ウシクのヘビー級転向第2戦は10月31日

    アレクサンデル・ウシクのヘビー級転向第2戦は10月31日

    2020.09.24
    5月23日からの延期日発表が待たれていたヘビー級注目の一戦、元統一クルーザー級王者のアレクサンデル・ウシク(ウクライナ/17戦全勝13KO)とWBO8位のデレック・チゾラ(英国/41戦32勝23KO9敗)戦について、主催するマッチルーム・ボクシングが現地時間23日にアナウンス、10月31日に開催されるとしています。


    33歳のウシクにとってヘビー級転向2戦目となる今回の試合は前回のC.ウィザスプーン(米国)戦から約1年を置いてのリングとなりますが、現在WBOで1位、WBAとWBCでは2位、IBFでも3位と好位置に付けどの世界王者へ挑戦するかが注目を集めています。そしてWBAとIBFで10位、WBCで12位にランクされる36歳のチゾラもD.プライス(英国)戦から1年という試合間隔になります。サウスポーのウシクに疑問符が付くとすればヘビー級のパワーへの対応力といったところですが、体格的にも大柄ではなく英国内の知名度もあるチゾラ戦は最適の調整試合と言えるでしょう。試合会場の発表は後日とのことですが英国内の開催はまず間違いないところでしょう、勝敗よりもウシクの出来、試合内容に注目が集まります。


    なお、8月22日に世界中のボクシング・ファンをアッと驚かせるKO勝利を魅せた、アレクサンデル・ポベトキン(ロシア/39戦36勝25KO2敗1分)は、約3ヶ月を置いて11月21日にディリアン・ホワイト(英国/29戦27勝18KO2敗)とのダイレクト・リマッチがセット。そして統一王者のアンソニー・ジョシュア(英国/24戦23勝21KO1敗)はIBF指名挑戦者のクブラト・プーレフ(ブルガリア/29戦28勝14KO1敗)との対戦が12月開催と噂されています。注目度ではそのジョシュアを上回るWBC王者のタイソン・フューリー(英国/31戦30勝21KO1分)とディオンテイ・ワイルダー(米国/44戦42勝41KO1敗1分)による第3戦も年内開催濃厚と報じられるなど今冬は一気に活気づくヘビー級のトップ戦線となりそうです。
  • ドミニク・ボーセルがロビン・クラスニキとの初防衛戦を発表

    ドミニク・ボーセルがロビン・クラスニキとの初防衛戦を発表

    2020.09.23
    ドイツのSESボクシングが現地時間22日、WBA暫定世界ライトヘビー級タイトルマッチを発表し、暫定チャンピオンのドミニク・ボーセル(ドイツ/31戦30勝12KO1敗)がドイツのザクセン・アンハルト州マクデブルクに在る、GETECアレーナにて、10月10日に同王座の初防衛戦を同級13位、ロビン・クラスニキ(ドイツ/56戦50勝18KO6敗)を迎えて行うとしています。


    昨年の11月に行われたS.フォーンリン(スウェーデン)戦では11回TKO勝利をおさめ、空位のWBA暫定王座に加えてIBO王座も獲得。記者会見では2本のベルトを肩に掛け壇上に上がった30歳のボーセルは「ロビン・クラスニキは欧州チャンピオンであり、世界タイトルマッチも2度経験している。もちろん私は彼のことを知っているし、彼も私のことは調べ上げているでしょう。まさに挑戦者に相応しいリスペクトすべきボクサーです。」とコメントを残しています。当初、ボーセルの初防衛戦相手として同級10位のZ.ダン(豪州)の名前が挙げられていましたが、ダンの在住する豪州のメルボルンは9月22日現在もコロナウイルスによるロックダウン中とあって、渡独の目途が付かず同国人対決に変更、今回のアナウンスとなっています。


    一方、33歳のクラスニキは13年4月(N.クレバリー戦/WBOライトヘビー級)と15年3月(J.ブレーマー戦/WBAライトヘビー級)の2度の世界挑戦で失敗、スーパーミドル級へ階級を下げて3度目のビッグチャンスを待っていました。「本来のライトヘビー級での挑戦とあって減量の心配も無くなりました、試合が楽しみで仕方ありません。今度こそ世界チャンピオンになるという夢を実現させます。」と決意を語っています。約8千人収容の会場ながらコロナウイルス対策として約2千人の観戦者を考慮し開催予定となることも合わせて明らかとなっていますが、同級スーパー王者にD.ビボル(キルギスタン)、レギュラー王者はJ.パスカル(カナダ)が在位するなかでどれだけ存在感をアピールすることが出来るでしょうか?
  • 日本時間27日に行われるWBSSクルーザー級トーナメント決勝戦

    日本時間27日に行われるWBSSクルーザー級トーナメント決勝戦

    2020.09.22
    18年10月のR.フェイファ(ロシア)対A.タビチ(米国)戦を皮切りにスタートした『WBSS』シーズン・2のクルーザー級トーナメント勝者がいよいよ今週末に決着を見ます。IBF王者のジュニエール・ドルティコス(キューバ/25戦24勝22KO1敗)とマイリス・ブリエディス(ラトビア/27戦26勝19KO1敗)で争われる一戦が日本時間27日(日)に迫るなか、ドルティコス陣営が試合地のドイツ入りしたことが報じられています。


    「空の旅は順調に行きました。ようやく私はミュンヘンに着きました、とても満足です、土曜日の夜が待ちきれません。私は何処でも戦うことが出来ます、そして世界中で戦うために過ごす1秒1秒が好きなのです。ミュンヘンの地でモハメド・アリ・トロフィーのために戦えることを光栄に思うし、謙虚な気持ちになります。そのトロフィーを勝ち取り、彼の記憶に捧げて歴史に名を刻むつもりです。私はモハメド・アリ・トロフィー、リング・マガジン・ベルト、そしてIBFのベルトを(ホームタウンの)マイアミに持ち帰ります。」と語った34歳のドルティコスが勝てばIBF王座の初防衛となります。


    当初のアナウンスではブリエディスの母国ラトビアでの開催となっていましたが主催するザウアーラント・プロモーションズは「ドイツは新型コロナウイルスへの対応が非常に優れており、すでに幾つかのスポーツ・イベントも再開しています。世界的にもウイルス対策面でリーダーシップを取り続けてきた国でもあり、我々としてもイベントを開催するうえで最も効果的な場所と判断したものです。」とコメント、今月上旬に試合地をドイツへ変更しています。今回がドイツ6試合目となる35歳のブリエディスに対し、ドイツ・デビュー戦となるドルティコスですがアマチュア時代に世界各地で試合をこなしている経験が生きると話しています。足かけ3年に及ぶトーナメントの栄冠は果たしてどちらが手にするのでしょうか?
  • 速報!ホセ・ペドラサ 対 ハビエル・モリナ!

    速報!ホセ・ペドラサ 対 ハビエル・モリナ!

    2020.09.20
    現地時間19日、米国のネバダ州ラスベガスに在る、MGMグランドのカンファレンス・センターにてトップランク主催興行がただいま終了、メインイベントのスーパーライト級10回戦は元2階級制覇王者のホセ・" Sniper "・ペドラサ(プエルトリコ)がWBCで同級27位に上昇してきたホープ、ハビエル・モリナ(米国)を迎え打ち、10回判定に下しています(3対0/99-91、98-92×2)。

    両者、キビキビした動きを見せながら見応えある攻防を見せ、オーソドックスのペドラサがベテランらしくリングを広く使いジャブをコツコツと当てて行きます。競った展開のなか3ラウンド序盤、モリナが左目と鼻柱の中間あたりをカット、ラッセル・モーラ(米国)レフェリーがドクターチェックを入れますが続行します。出血が視界に入るのかやや距離を取るような動きが目立ち始めたモリナ、そしてペドラサの両者とも有効打は多くないものの流れはプレッシャーを掛け続けるペドラサに傾いていくように映ります。5ラウンド、得意のスイッチを混ぜはじめたペドラサは前後左右に動きながらモリナにプレッシャーを掛けるとモリナも応戦、左を突きながら攻めの姿勢を見せていきます。お互いに決定的な場面を造れないままペース争いの中盤、そして終盤に入りますがパンチの豊富さと手数で優勢に映るペドラサに競ったラウンドのポイントが流れていくように映ります。ややモリナに疲れの見えた最終回半分過ぎ、サウスポースタンスからの左がモリナの顔面にヒット、モリナが膝をカクンと折り後退、ロープに追い込もうとするペドラサの反撃をなんとか防ぐ中で試合終了のゴングが鳴っています。ランキング以上に難敵と言える相手を退けた31歳のペドラサは28勝13KO3敗、30歳のモリナは22勝9KO3敗としています。



    セミファイナルのヘビー級10回戦、WBA12位、WBCでは14位のエフェ・アジャグバ(ナイジェリア)が元WBCラテン同級王者のジョナサン・ライス(米国)を10回判定に下しています(3対0/99-91×2、98-92)。

    上背で大きく劣るライスは左手を下げた位置からジャブを突きあげますがアジャグバはブロックしながらじりじりと前進、静かな初回となります。2ラウンドはアジャグバの右でライスがバランスを崩し、4ラウンド中盤にはワンツーを浅く食ったアジャグバが中盤以降、やや優勢に試合を進めるもののダラダラと面白み無くアクションの少ない展開を見せフルラウンドを終えています。無観客試合で助かった感のある26歳のアジャグバは14戦全勝11KO、世界ランカーらしさは次回に期待です。33歳のライスは13勝9KO6敗1分としています。



    アンダーカードのフェザー級8回戦はロンドン五輪フライ級、リオ五輪バンタム級でそれぞれ金メダルを獲得している、ロベイシ・ラミレス(キューバ)がフェリックス・カラバジョ(プエルトリコ)に8回判定勝利です(3対0/79-73、80-72×2)。

    メインのペドラサと同様、前戦から78日でリングに上がったラミレスはガンガン出てくるカラバジョの頭を混ぜた前進に手を焼きながらも被弾を抑えながら危なげないラウンドを展開、両者ダウン無く、盛り上がりに欠け物足りなさも残るフルラウンドを終えています。26歳のラミレスは5勝3KO1敗、33歳のカラバジョは13勝9KO3敗2分としています。
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