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海外ボクシング情報

  • オスカル・バルデス「WBCのベルトを巻くことは小さい頃からの夢」

    オスカル・バルデス「WBCのベルトを巻くことは小さい頃からの夢」

    2021.01.11
    2月20日に決まったWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチでチャンピオンのミゲル・ベルチェル(メキシコ/38戦37勝33KO1敗)に挑戦する同級1位、オスカル・バルデス(メキシコ/28戦全勝22KO)が小さいころから描いてきたWBCのチャンピオンになるという夢を叶えるため全力を出し切ると熱い気持ちを述べています。2月20日、王者7度目の防衛を阻止し2階級制覇を成し遂げることは出来るでしょうか?


    「この試合は私が人生を懸けて待ち焦がれたチャンスです、学校のノートにも私はWBCの世界チャンピオンになると書いていました。人生最大のチャンスであり、夢を現実のものとする時です。(最初に発表された)12月に試合が出来なかったことは悲しいことであり、少し落胆しましたが誰の責任でもありません。来るべき戦いのためにハードなトレーニングを継続していました。試合の日程も決まり、今やらなくてはいけないことは自己管理をすることであり、マスクを着用しソーシャル・ディスタンスに注意することです。戦いはもうすぐです、タフな試合をしたいですね。」

    「私たちはお互いにこの試合を望んでいます、ベルチェルはグレートなファイターであり、グレートな試合になるでしょう。トレーニング・キャンプは素晴らしいものでした、耐えず学び、ベルチェルを研究していました。チームの関係も良好です。(サウル・アルバレスとのキャンプは)とてもヤル気が沸き起こります。カネロのトレーニングを見ると、彼と同じかそれ以上のトレーニングをやらなければと思います。」

    「ベルチェルがKOを狙ってくることは分かっているし、私も望むところです。彼は私のアゴめがけてパンチを打ってくると思いますが私のパワーにも注意しなければならないでしょう、何故なら私もパンチがあるからです。私の目標はベルチェルを倒してもう一度世界チャンピオンになること。これは最高のチャレンジです、そしてメキシコのベストと言われるうちの1人になるつもりです。」

    「ファンへの感謝は忘れません、皆さんのために良いパフォーマンスを魅せる義務があると感じています。皆さんのために素晴らしい戦いをもたらし、昔ながらのボクシングを披露したいと思います。リング上で私のハートを皆さんに届けたいと思います。サポートをありがとう、2月20日のベルチェル戦をどうぞお見逃しなく。」
  • ジョセフ・パーカーとジュニア・ファ、アマ2勝2敗の決着は?

    ジョセフ・パーカーとジュニア・ファ、アマ2勝2敗の決着は?

    2021.01.10
    2月27日に迫ったニュージーランド決戦、同国史上初の世界ヘビー級王者となったジョセフ・パーカー(WBO3位/29戦27勝21KO2敗)と元WBOオリエンタル同級王者のジュニア・ファ(WBO6位/19戦全勝10KO)による対戦は同国のボクシング・ファンを中心に徐々にヒートアップしています。アマチュア時代に4度拳をまじえ2勝2敗という数字も後押しするイベントはニュージーランドのオークランドに在る、スパーク・アリーナでゴング。およそ1万2千席の会場に最大9千人を入れて開催するとしています。


    初めは昨年12月11日開催と発表されたもののこの試合も多くの試合同様、2月に延期となりましたがこれはコロナ禍ではなくファの健康上の理由によるもの。血液検査で異常が発覚、手術を行ったためとなっています。「手術をおこない回復してから、以前とは見違えるように気分が良くなりました。この試合のために非常に素晴らしいコンディションを造り上げることが出来るでしょう、きっと過去最高の状態になると思っています。延期は理想的なことではありませんが、今の私は本当に元気ですべてが順調に進んでいることを実感出来てハッピーです。(パーカーが敗れた)アンソニー・ジョシュア戦とディリアン・ホワイト戦で彼が取った動きのパターンも研究しています。彼の弱点とおぼしき部分は徹底的に攻めるつもりです、私が見る限りウィークポイントは幾つもありますからね。パーカーは元世界チャンピオンですし、私が彼を倒せば夢を実現させる大きな一歩になると思っています。今はリングに戻ることが待ちきれません、最後の試合から1年以上経っていますからね、本当に興奮しています。」


    一方、対戦相手の手術により延期となったパーカー陣営も古傷の治療に努めることが出来、延期はむしろプラスだったと地元メディアに述べています。「(約3年前に手術した)肘の状態が実は良くなかったんだ、試合をするたびに腫れ上がり、炎症を起こし痛めていたんだ。練習でも毎日アイシングし、ひどい痛みになる前に良い方法は無いかずっと探していたんです。でも(最初のアナウンスにあった)12月12日から延期する考えはありませんでした、全てセットされていたイベントでしたからね。多くの関係者も開催へ動いていたし、私の怪我が延期理由になることは避けたかったんだ。そこへジュニアが入院するから延期になるだろうと聞いたところで最初は残念に思ったが、ボクシングの世界では良くあることと私自身の再手術に踏み切ったんだ。ジュニアの手術も成功し、100%の状態で2月の準備を進めているそうですね、もう言い訳は無しです。」
  • IBFがライト級王者のテオフィモ・ロペスに指名防衛戦を指示

    IBFがライト級王者のテオフィモ・ロペスに指名防衛戦を指示

    2021.01.09
    昨年の " Fight of the year " に推す海外メディアも数多くあるライト級王座統一戦。安定王者と言われたV.ロマチェンコ(ウクライナ)を12回判定に下し、世界を驚かせる番狂わせを演じた王者のテオフィモ・ロペス(米国/16戦全勝12KO)に最初の分岐点が訪れています。


    このほどIBFが同級1位、ジョージ・カンボソス Jr.(豪州/19戦全勝10KO)との指名防衛戦を指示したことが報じられ、対戦交渉を開始するよう両陣営に通達されたとしています。ロマチェンコ対ロペス戦の行われた2週間後の10月31日(写真)、同級4位につけていた、L.セルビー(英国)に12回判定勝利をおさめトップコンテンダーの座を得たカンボソス Jr. と王者ロペスとの交渉期限は2月6日とされ、期限内に合意されない場合は入札になるとしています。


    いつの時代も世界各地の好選手が覇を唱えるライト級ですが、現在もロペスの他、WBAレギュラー王者のG.デービス(米国)やWBC正規王者のD.ハニー(米国)、そして新年早々にWBC暫定王者となったR.ガルシア(米国)らを中心に文字通り世界中の強豪がしのぎを削っています。L.キャンベルを左ボディ1発で仕留めた勢いに乗ってか、ガルシアは「ジェルボンテ・デービスは2ラウンドで倒す!」と叫べば、デービスは「いつでも相手になってやる。」と王者らしくコメント。そしてガルシアとWBC王座統一の指示が出ると噂されるハニーは「ガルシアに興味はない、オレの目標はロペスだ。」と述べ、ロマチェンコとの再戦を問われたロペスは「ロマチェンコと再戦契約は無い、条項が盛り込まれなかったのは彼らがそう望んだからだ。」とコメントを残すなどリング外の駆け引きも加わり、どのようなマッチアップになるのかボクシング・ファンの話題を集めています。


    攻防のまとまったカンボソス Jr. ではあるもののアメリカでの知名度が高くない点から、よりビッグマネーを得るためにIBF王座を放棄しビッグネームとの対戦を選ぶのか、それとも足元を固めるためにも指名防衛戦をこなすのか、23歳のロペスの決断に注目です。
  • ジョセフ・ディアス Jr.「私の名前を誰もが知るものにする時が来ました」

    ジョセフ・ディアス Jr.「私の名前を誰もが知るものにする時が来ました」

    2021.01.08
    約5週間後の2月13日、米国のカリフォルニア州ハリウッドに在る、アバロン・ハリウッドにて開催されるダブル世界タイトルマッチはどちらも王者対指名挑戦者という興味深い顔合わせとなっています。ダブルメインと謳うイベントのトリはIBF世界スーパーフェザー級チャンピオンのジョセフ・ディアス Jr.(米国/32戦31勝15KO1敗)対同級1位、シャフカッツ・ラヒモフ(タジキスタン/15戦全勝12KO)戦。そしてWBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチはチャンピオンのパトリック・テシェイラ(ブラジル/32戦31勝22KO1敗)と同級1位のブライアン・カルロス・カスターニョ(アルゼンチン/17戦16勝12KO1分)という楽しみなイベントとなっています。


    全勝挑戦者を迎える28歳の王者、ディアス Jr. にとって約13ヶ月振りのリングはテクニックで王者、パワーなら挑戦者と映るサウスポー同士の一戦となりますが、初防衛へ自信を見せる王者が地元メディアのインタビューに応えています。「私はまた戦えることに興奮しています、ジョセフ・ディアスを誰もが知る名前にする時が来ました。もし私のチームが来週試合だと言えば私は戦うつもりです。非現実的ですが年に3試合から4試合、5試合だって戦いたいと思っています。」

    「ラヒモフは良いファイターです、彼はプレッシャーを掛け続け、前に前にと出続けることが出来ます。彼はパワーと実力を証明しようと向かってくるでしょうし、私も持っている全ての才能とスキルを出し切るつもりです。そして130ポンド(スーパーフェザー級)に居る全ての選手にアピールするつもりです。2月13日はファンに素晴らしいパフォーマンスを披露したいと思います。」

    「(18年5月に敗れている)ゲーリー・ラッセルとのリマッチは常に私の頭にあります、彼は素晴らしい仕事をこなしましたが私は汚名を挽回したいです。もう少しリスクを冒せば勝てた気もしますが全てが経験です、あの試合から多くのことを学びました。(他団体王者との)統一戦も望むところです、全てを打ち負かすことが出来ると思いますが、(WBC王者の)ミゲル・ベルチェルはもう少しタフな選手との試合が見たい気がします、彼は良いファイターですがベストの対戦相手と戦っていないように思います。フランシスコ・バルガスはそれまでにかなりのダメージを負っていたように感じたし、ミゲル・ローマンもすでにピークは過ぎていたと思います。(2月20日に)オスカル・バルデスを相手にどのようなパフォーマンスを魅せるのか楽しみですね。」
  • WBCスーパーフェザー級戦は2月20日に正式決定

    WBCスーパーフェザー級戦は2月20日に正式決定

    2021.01.07
    日本時間7日、トップランクがWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、チャンピオンのミゲル・ベルチェル(メキシコ/38戦37勝33KO1敗)対同級1位のオスカル・バルデス(メキシコ/28戦全勝22KO)戦を2月20日、米国のネバダ州ラスベガスに在るMGMグランドのカンファレンス・センターにて行うことを発表しています。


    アグレッシブなファイト・スタイルを持つ両者とあってファンも多く、世界中のボクシング・ファンが注目するタイトルマッチは29歳の王者が7度目の防衛を果たすのか、それとも30歳の挑戦者が6度防衛を飾ったWBOフェザー級王座に続き2階級制覇を達成するのか、楽しみな一戦となっています。安定感と体格で勝る王者の優勢が伝えられますが、挑戦者の伝家の宝刀と言える左フックが炸裂する可能性も十分にあるスリリングな展開が予想されます。


    なおセミファイナルは16歳でプロ・デビューを果たし同プロモーションの堅実なマッチメイクでWBCスーパーフェザー級31位に上昇してきた、ガブリエル・フローレス Jr.(米国/19戦全勝6KO)が元WBAスーパーフェザー級王者のアンドリュー・カンシオ(米国/28戦21勝16KO5敗2分)と対戦することも発表されています。全勝をキープしている20歳のフローレス Jr. は現在6試合連続判定勝利中とやや伸び悩み中という声のある中で、世界6位とターニング・ポイントとも言えるテストマッチも要注目と言えそうです。
  • A.ポベトキン対D.ホワイト戦の再戦は近日中のアナウンスか

    A.ポベトキン対D.ホワイト戦の再戦は近日中のアナウンスか

    2021.01.06
    1月のボクシング・イベントが中止となった英国ですが、現在の世界のボクシング界を牽引するプロモーションの一つ、マッチルーム・ボクシングも対抗策を練るなかで同プロモーションからの正式発表が待たれている試合の一つがWBCヘビー級シルバー戦ではないでしょうか。昨年8月の初戦では2度のダウンを奪ったディリアン・ホワイト(英国/29戦27勝18KO2敗)が勝利目前と映るなかアレクサンデル・ポベトキン(ロシア/39戦36勝25KO2敗1分)の左アッパー1発で逆転KOを食った一戦は昨年の " Knockout of the Year " と推す声も多い劇的な幕切れとなっています。


    約3ヶ月後の11月21日にダイレクトリマッチが決まりましたが、ポベトキンにコロナ陽性が発覚し、再日程が決まらないまま年を越していたものです。すぐに雪辱し、A.ジョシュアやT.フューリー(ともに英国)らとのビッグマネー・ファイトに乗り出したいホワイトにとってはストレスの溜まる期間となっており、SNSでポベトキン陣営を口撃、挑発を重ねています。


    41歳となったポベトキンですが返り討ちに自信を見せておりコンディションも良くなっているとしています。「私は非常に良い状態です、先月からトレーニングもスタートしていますし、これから強度を高めていくつもりです。後遺症も無く順調に進んでいますよ、(再日程が)3月でも問題ありません。しかしホワイトは良く喋りますね、好きにしたら良いでしょう。私が彼に何か言う事は出来ませんし、彼には彼のやり方がありますからね。(コロナ陽性はリマッチを避けるための口実とホワイト陣営がSNS上で述べていることについて)それは彼の推測ですし、対戦が先延ばしになったことは彼にとって良いことではないでしょうか。彼は本当に良く喋りますが、とにかく再戦契約が結ばれています。また対戦する時を楽しみにしています。」


    やはり再戦の舞台は英国になる可能性が濃厚ななか日本時間4日(月)にBBBofC(英国ボクシング管理委員会)から発令された1月のイベント中止は大きな影を落としているようです。国全体でも3回目のロックダウンに入りコロナ禍の深刻度を増す英国ですが、マッチルーム・ボクシングのエディ・ハーン・プロモーターは意欲的なコメントを残しています。


    「1月のアバネシヤン対ケリー戦は延期となりましたが、これ以上の影響はありません。いまポイントに置いていることは(英国で)2月にボクシング・イベントを再開出来るというお墨付きが必要なのですが、もし不可となった場合は予定しているすべてのイベントを海外に持っていくつもりです。現在、非常に興味深いカードが幾つか揃っており発表出来る準備はすでに出来ています、近日中にもアナウンス出来ると思います。もし英国でイベントが開催出来ない場合、別の国の英国ボクシング・ファンのためにイベントを開催するつもりですが、それはBBBofCにとっても良いニュースとは言えないでしょう。もちろん彼らは医療的な面も考慮し裁定を下さなければなりませんが、我々としては2月にボクシングイベントが再開出来るのかどうかを1月末まで待つことは出来ないのです。アメリカや中東、モナコやイタリア、何処へでも行くつもりです。私はファイターを失望させません、ファンをガッカリさせません、放送局を落胆させません。」と述べ、ポベトキン対ホワイト2の他、噂されるJ.ワーリントン対徐燦戦なども開催へ準備を進めているとしています。
  • 今年最初の『SHOWTIME BOXING』が23日に迫る

    今年最初の『SHOWTIME BOXING』が23日に迫る

    2021.01.05
    R.ガルシア(米国)の見事な左ボディで幕を開けたと言える2021年のボクシング界ですが、予断を許さないコロナ禍のなか次回海外で行われる注目のイベントは1月23日(日本時間24日)、米国のコネチカット州アンカスビルにて開催される世界戦と言えそうです。メインイベントはWBOスーパーバンタム級チャンピオンのアンジェロ・レオ(米国/20戦全勝9KO)が真価を問われる指名戦、1位のスティーブン・フルトン(米国/18戦全勝8KO)と初防衛を賭けて対戦します。


    当初、8月に空位の王座決定戦として対戦が決まっていたものの試合3日前にフルトンのコロナ陽性が判明、レオがT.ウィリアムス(米国)を代役に決定戦を挙行した経緯があります。オーソドックスのフルトンからサウスポーのウィリアムスに急遽変更となったレオに同情を禁じ得ないなかで対戦、12回判定勝利でレオが新王者となったものです。レオの戴冠後、ひとまず祝福の言葉を送ったフルトンですが挑発とも受け取れる対戦熱望コメントも残しており、まさに全勝同士による注目のマッチアップと言えるでしょう。


    トリプル世界戦と報じるイベントもあるものの世界タイトルマッチというにはかなり見劣りする2試合がWBAライト級暫定王者のローランド・ロメロ(米国/12戦全勝10KO)対同級13位のジャスティン・パウルド(米国/16戦14勝7KO1敗1ノーコンテスト)戦、そしてWBAスーパーバンタム級2位のライース・アリーム(米国/17戦全勝11KO)と同級8位のビクター・パシリャス(米国/16戦全勝9KO)が空位の同級暫定王座を争うとなっています。面白そうなホープ対決には変わりないマッチアップだけに暫定王座の行方というより誰が勝ち上がるのかが楽しみなところです。
  • 欧州ウェルター級戦、アバネシヤン対ケリー戦が3度目の延期

    欧州ウェルター級戦、アバネシヤン対ケリー戦が3度目の延期

    2021.01.04
    IBFウェルター級15位、ジョシュ・ケリー(英国/11戦10勝6KO1分)の汚名挽回を図る一戦ともいえる欧州同級タイトルマッチがまたしても延期となることが主催するマッチルーム・ボクシングから発表されています。1月30日に英国で欧州チャンピオンであり主要4団体すべてに世界ランクを持つ、デビッド・アバネシヤン(ロシア/30戦26勝14KO3敗1分)に挑戦する注目の一戦でしたが、3度目の延期となりボクシング・ファンには残念なニュースとなっています。


    英国政府は再び猛威を振るうコロナウイルスの感染者数増加に対し、3回目のロックダウンを行うなど国を挙げて感染防止に取り組むなかで、英国ボクシングを管轄するBBBofC(英国ボクシング管理委員会)が1月のボクシング・イベントをすべて停止すると発表。マッチルーム・ボクシングの他、2月上旬にイベントを計画していたフランク・ウォーレン・プロモーター率いるクイーンズベリー・プロモーションズ、ミック・ヘネシー・プロモーターのヘネシー・スポーツなども計画の見直しが図られると報じられています。


    マッチルーム・ボクシングのエディ・ハーン・プロモーターは次回の主催イベント、2月27日のジョセフ・パーカー(ニュージーランド/29戦27勝21KO2敗)対ジュニア・ファ(ニュージーランド/19戦全勝10KO)戦はニュージーランド開催でもあり、予定通り開催する意向ながら今後のイベントは英国開催にこだわらず海外で開催していくことも示唆しています。


    なお1月30日のアンダーカードとして組まれていたWBOウェルター級14位のクリス・コンゴ(英国/12戦全勝7KO)とルシア・クレイ(英国/15戦13勝5KO2敗)によるダイレクトリマッチも近日中に再日程をアナウンスするとしていますが、やはり気になるのはアバネシヤン対ケリー戦でしょう。18年12月、20年3月、そして今年1月とすでに3度の延期を経ているだけに1日も早い開催が望まれます。
  • 速報!ルーク・キャンベル 対 ライアン・ガルシア!

    速報!ルーク・キャンベル 対 ライアン・ガルシア!

    2021.01.03
    現地時間2日、米国のテキサス州ダラスに在るアメリカン・エアーラインズ・センターにてWBC世界ライト級暫定王座決定戦がただいま終了、WBC3位のルーク・キャンベル(英国)がWBC4位、ライアン・ガルシア(米国)に7ラウンド1分58秒KO負け、ガルシアがダウンを挽回する勝利をおさめています。

    スピードに乗ったジャブからじりじりプレスを掛けるガルシア、右手を前に出しながら左を狙うキャンベル、お互いに前の足を踏みながら、あるいは避けながら主導権を争う2ラウンド序盤、キャンベルの左ストレートがガルシアのアゴにクリーンヒットするとガルシアがモロにダウン、ローレンス・コール(米国)レフェリーのカウント8で再開しますが、インターバルに入ると長い距離は不利と判断したか、3ラウンドは積極的に距離を詰めていきます。キャンベルの左が見えていないようにも見えるガルシアは攻勢と手数でポイントを取るものの4ラウンドはキャンベルのボディストレートが印象に残ります。ジャブではなく右をいきなり出す戦術を見せるガルシアは終了間際に左フックをキャンベルのテンプルに見舞い、キャンベルがロープにもたれかかったところでゴング、勝負所と見たか6ラウンド開始と同時にガルシアがパンチをまとめますがしっかりとブロックしたキャンベルは終盤にもガルシアの連打をがっちりとブロック、逆に右を打ち返します。迎えた7ラウンド半分過ぎ、ガルシアが飛び込みざまに左フックをキャンベルの脇腹にめり込ませると、一瞬間を置いたキャンベルが自ら右膝を付きダウンします。キャンベルはそのまま10カウントを聞き終了、ダウン挽回の勝利をおさめています。決して強打者ではないキャンベルにダウンを喫したことで打たれ強くないことは明らかとなりましたが22歳のガルシアは新暫定王者となり戦績を21戦全勝18KOとしています。一方、キャリア初のKO負けを喫した33歳のキャンベルは20勝16KO4敗としています。



    セミファイナルのWBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチはレギュラー王者のレネ・アルバラード(ニカラグア)が同級3位のロジャー・グティエレス(ベネズエラ)に12回判定負け、王座交代です(3対0/113-112×3)。

    上背で劣る王者が積極的に前進し手数をまとめこのまま終わると思われた初回終了間際にグティエレスの右が好打、王者も右を打ち返し試合が一気に動き出しそうなところでゴングが鳴ります。2ラウンドはL字ガード気味に左を下げるグティエレスに王者の右が浅くヒット、迎えた3ラウンド早々、グティエレスの右アッパーがアゴにヒットすると王者がストンと尻餅を付きダウンします。再開に応じた王者ですがダメージは深く、グティエレスの連打で足が言うことを効かず右ストレートで再びダウンします。マーク・ネルソン(米国)レフェリーのカウントを聞きながら立ち上がった王者は右を打ち返すなど粘りを見せこのラウンドをしのぐと4ラウンドは王者が前進、ポイントを獲り返し立て直しを見せます。グティエレスは打ち疲れたか手数が減り、5ラウンドも有効打と手数でポイントを落とし左目尻からは出血を見せ鼻血を出し始めます。6ラウンド開始直後にグティエレスにドクターチェックが入り続行、正確性に欠けるものの王者が連打で押し、2分過ぎには左フックを顔面に好打します。貯金が底を付き始めたように映るグティエレスは王者に傾きはじめた流れを変えることが出来ずジャブ、ワンツーを防ぎながらインサイドに入ってくる王者に対してクリンチが増え始め、競ったラウンドを落としながら後半に入ります。王者がポイントを挽回したかと思われた最終回、前に出ようとしたところへグティエレスの左フックが王者のアゴにヒットするとこの試合3度目のダウンを喫します。深いダメージは感じさせずに再び前進する王者ですが決定的な場面を造れないまま終了のゴングを聞いています。スーパー王者にG.デービス(米国)、暫定王者にC.コルバート(米国)、ゴールド王者にM.ウルバノフ(ロシア)が在位するなか、雪辱を果たした25歳のグティエレスは25勝20KO3敗1分、敗れた31歳のレネは32勝21KO9敗とし19年11月にA.カンシオ(米国)から奪取した王座の初防衛に失敗しています。



    IBF世界ライトフライ級タイトルマッチはチャンピオンのフェリックス・アルバラード(ニカラグア)が同級3位、元IBFミニマム級王者のディージャイ・クリエル(南アフリカ)に10ラウンド1分39秒TKO勝利、王座防衛です。

    ジャブからラウンドを組み立てようとするクリエルに王者は積極的に前進、クリエルをロープに押し込みながらパワフルなパンチを浴びせると空振りも多いものの右アッパーなどが入る場面を造ります。2ラウンドもガンガン距離を詰めながら好戦的に出る王者は1分過ぎに左フックをヒット、クリエルがダウンします。マーク・カロオイ(米国)レフェリーのカウント8で再開、すかさず王者が追撃するとフラつきながらも懸命に防戦、インターバルに逃げ込みます。3ラウンド、パワーで劣るクリエルは手数で応戦しますが、王者は引き続き前進、ポイントは有効打数で王者が連取し、4ラウンド30秒過ぎに王者の左フックがアゴに好打するとクリエルが尻餅を付き2度目のダウンを喫します。ここも立ち上がったクリエルは頑張りを見せ追撃を阻み、5ラウンドもコンパクトな連打を見せますが王者の攻勢を止めることは出来ず、流れを変えることが出来ません。6ラウンドは前進を続ける王者にクリエルが手数で応戦すると王者のスタミナとクリエルの粘り、どちらが先に底を見せるかが焦点と映る展開を見せます。

    右目下に擦過傷を負う王者に対してライトフライ級2戦目となるクリエルのパワー不足は否めず、良いパンチが入ってもケロリと打ち返されますが中盤は軽打で対抗、持ち直し始め手数でポイントを獲り返そうと頑張りを見せます。しかし8ラウンド終盤から王者の有効打が再び目立ち始め、9ラウンドも右ストレートなどを被弾し後退するとストップ寸前まで追い込まれ辛くもゴングに助けられます。10ラウンド開始直後、クリエルにドクターチェックが入りますが続行すると再び王者がパワーパンチでロープ際に押し込み、クリエルの反撃に力が感じられなくなった1分過ぎ、王者の右ストレートでロープを背にしたクリエルの腰が落ちたところでレフェリーストップとなっています。31歳のフェリックスは36勝31KO2敗、持ち味のパワーで2度目の防衛に成功です。25歳のクリエルは16勝8KO2敗1分、2階級制覇を目指しましたが完敗となっています。
  • R.ガルシアのスピードか、L.キャンベルの技巧か、明日激突!

    R.ガルシアのスピードか、L.キャンベルの技巧か、明日激突!

    2021.01.02
    <WBC世界ライト級暫定王座決定戦 in 米国、テキサス州ダラス、アメリカン・エアーラインズ・センター>
    WBC3位、ルーク・キャンベル(英国/23戦20勝16KO3敗):135ポンド(約61.2Kg)リミット
    vs.
    WBC4位、ライアン・ガルシア(米国/20戦全勝17KO):135ポンド
    ※フランチャイズにT.ロペス(米国)、正規にD.ハニー(米国)が在位するなかで3人目の世界王者を決めるWBCの裁定に疑問は残るものの両王者をはるかに凌ぐ人気を持つと言われるガルシアがファン注目のテストマッチです。3つの黒星はいずれも判定とディフェンスには定評のあるサウスポー、キャンベルが全勝街道を走るガルシアにプロ初の挫折を味合わせるか、それとも22歳のガルシアが一気に駆け上がるのでしょうか?



    <WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ>
    レギュラー王者、レネ・アルバラード(ニカラグア/40戦32勝21KO8敗):129.4ポンド(約58.6Kg)
    vs.
    同級3位、ロジャー・グティエレス(ベネズエラ/28戦24勝20KO3敗1分):129.6ポンド(約58.7Kg)
    ※双子王者として人気を持つレネとフェリックスが同日に防衛戦を行うというニカラグアのボクシング界にとって歴史的なイベントとなりました。17年11月に対戦している両者ですが初戦はアルバラードが7回KO勝利をおさめており、舞台を世界に変えてのリマッチです。25歳のグティエレスは19年7月に当時世界2位だったE.エルナンデス(メキシコ)を番狂わせの初回KOに退け一気に世界ランク入りを果たしていますがリベンジは成るでしょうか?



    <IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ>
    王者、フェリックス・アルバラード(ニカラグア/37戦35勝30KO2敗):107.4ポンド(約48.7Kg)
    vs.
    同級3位、ディージャイ・クリエル(南アフリカ/18戦16勝8KO1敗1分):107.4ポンド
    ※クリエルはIBFミニマム級王者だった19年夏、指名防衛戦となったS.サルバ(フィリピン)戦で入札で敗れたことでフィリピン開催を嫌がり同王座を返上、2階級制覇を目指すとした経緯があり今回がライトフライ級2戦目となります。一方、19年5月に神戸で初防衛を成功させたフェリックスにとって今回は2度目の防衛戦となりますが、軽量級では珍しくブロックを多用するスタイルを持つクリエルをどのように攻略するのでしょうか?
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