• HOME
  • 海外ボクシング情報

海外ボクシング情報

  • 速報!リチャード・コミー 対 ジャクソン・マリニェス!

    速報!リチャード・コミー 対 ジャクソン・マリニェス!

    2021.02.14
    現地時間13日、米国のネバダ州ラスベガスに在る、MGMグランド・カンファレンス・センターにてライト級10回戦がただいま終了。前IBF同級王者のリチャード・コミー(ガーナ)がWBA6位につけるジャクソン・マリニェス(ドミニカ共和国)を6ラウンド2分35秒KOに下しています。

    統一王者のテオフィモ・ロペス(米国)が試合前にコミーの控室に激励に訪れ、そのまま会場で声援を送るなかでゴング。コミーはスタートから前進し距離を詰めながら自慢の強打を見舞おうと積極的に手を出し、3ラウンド早々に右を好打します。ロープに詰めたところで右を当てるなど良い序盤としますが、マリニェスも柔軟な体躯でダメージを殺しながら隙を伺います。迫力あるパンチを振り続けるコミーは的中率こそ高くないものの身体ごとぶつけてくるようにプレッシャーを掛け、決定打を外そうと動くマリニェスのスタミナを削っていきます。迎えた6ラウンド終盤、コミーがワンツーを繰り出し、右ストレートがマリニェスの側頭部にヒット、ドサっと座り込むように崩れ落ちます。再開に応じますがダメージの深いマリニェスに再びコミーの右ストレートがヒット、豪快に倒れ込んだマリニェスのダメージを見たケニー・ベイレス(米国)レフェリーが試合をストップしています。33歳のコミーはT.ロペス戦からおよそ14ヶ月を経て復帰に成功、終了直後にリング上でダンスと腕立て伏せを見せるパフォーマンスも披露し戦績を30勝27KO3敗としています。30歳のマリニェスは19勝7KO2敗とし、R.ロメロ(米国)とのWBA暫定王座決定戦からの約半年を置いての再起に失敗しています。



    セミファイナル、WBC北米フェザー級王者で同級25位のアダム・ロペスがジェイソン・サンチェス(ともに米国)に10回判定勝利をおさめています(2対0/95-95、97-93、96-94)。

    現WBCスーパーフェザー級1位のO.バルデス(メキシコ)からダウンを奪いながら7回TKO負けを喫したロペス、そのバルデスに12回判定負けを喫しているサンチェスとのマッチアップは現地解説者の元世界王者、A.ウォード氏も95-95と採点する接戦となりましたが、勝利した24歳のロペスは15勝6KO2敗、26歳のサンチェスは15勝8KO3敗としています。
  • 速報!ジョセフ・ディアス Jr. 対 シャフカッツ・ラヒモフ!

    速報!ジョセフ・ディアス Jr. 対 シャフカッツ・ラヒモフ!

    2021.02.14
    現地時間13日、米国のカリフォルニア州インディオに在る、ファンタシー・スプリングス&カジノにてダブル世界戦がただいま終了、変則での挙行となったIBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチは前チャンピオンのジョセフ・ディアス Jr.(米国)が同級1位、シャフカッツ・ラヒモフ(タジキスタン)と12回引分、王座は空位となっています(1対0/115-113:ディアス、114-114×2)。

    過去にも体重超過による計量失格というポカをしている前王者だけに、調整失敗というより余力を残して減量を諦めたという見方が強く、初回も力強い左をヒットしラヒモフの前進を止めています。2ラウンドも前王者の王者の連打でラヒモフがバランスを崩し、中盤にも左フックを好打、固さの見えるラヒモフから先制します。前王者が早くも鼻血を出し始めるなど徐々にラヒモフの手数が増え始めますが、前王者も良い右ボディを打ち返します。前王者がじりじりと距離を詰め、ラヒモフがウィービングを混ぜながらサイドに動いて対抗する展開で進み、8ラウンド終盤に前王者が左をヒットします。王者の良いボディが入る場面もあるもののラヒモフも時折フットワークを混ぜながら得意の左を軸にパンチを返し、接戦の様相を見せ終盤に入ります。11ラウンド中盤、そして終盤にラヒモフが左をヒットしますが終了間際に前王者も右フックを返します。最終回、前王者がコンパクトなパンチを当てますが、ラヒモフも手数で対抗し終了のゴングを聞いています。28歳のディアス Jr. は31勝15KO1敗1分、26歳のラヒモフは15勝12KO1分としています。



    WBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチはチャンピオンのパトリック・テシェイラ(ブラジル)が同級1位で前WBA王者のブライアン・カルロス・カスターニョ(アルゼンチン)に12回判定負け、王座交代です(3対0/120-108、119-109、117-111)。

    「不利予想は望むところ。」と意気込むサウスポーの王者は長いジャブを出しながら自分の距離をキープしようとしますが、カスターニョはガードを固めながら前進しロープに追い込んで行きます。2ラウンド、カスターニョがプレスを強め王者をロープに詰める時間が増え、手数と攻勢でポイントを挙げたように映ると、3ラウンドもカスターニョが王者を手数で押し込んで行きます。王者もカスターニョの入り際に右フックや左ボディを合わせようと試みますがいずれも浅く、カスターニョの前進を止めることが出来ません。5ラウンド序盤、コンパクトなアッパーをヒットした王者でしたが6ラウンドはカスターニョの有効打が上回ったように映ります。スイッチを混ぜながら前進を繰り返すカスターニョの攻勢に徐々にスタミナを削られていく王者も、時折カスターニョを押し返しショートの連打で対抗します。ガードを上げながら距離を詰め、近い距離になるとコンパクトなパンチを出すカスターニョが有効打数で優勢と映る展開は終盤に入り、11ラウンドもカスターニョの右で王者がのけ反る場面を見せます。王者は最終回、前に出て戦意を示しますが中盤、カスターニョの連打がヒットするとバランスを崩しながらリング内を動き回りダウンを回避、最後は懸命に手を出し合い激闘に幕を閉じています。31歳のカスターニョは17勝12KO1分、30歳のテシェイラは31勝22KO2敗とし同王座の初防衛に失敗です。



    WBAスーパーバンタム級ゴールド王者のロニー・リオス(米国/121.4ポンド)がWBA11位のオスカル・ネグレテ(コロンビア/121.6ポンド)とノンタイトル10回戦を行い、10回判定でリオスが勝利をおさめています(3対0/100-90×2、99-91)。

    ネグレテはバンタム級でのキャリアも多く、若干身体のサイズで劣りパワーでもややリオス優勢と映る序盤、徐々にリオスの上下のコンビネーションが効果を上げていくように映ります。両者1発の破壊力というより手数で勝ち上がってきたスタイルだけにコンパクトな打ち合いが続きますが、リオスのボディブローが印象に残りラウンドが進みます。中盤、スイッチを見せ流れを変えようとするネグレテですが、7ラウンドはリオスの連打を浴び、" もっと打ってこい " とジェスチャーを見せるもののハッキリとポイントを落とします。その後もお互いに決定打は無く、ポイントを振り分けるならリオスといったラウンドが続き、9ラウンド終盤にリオスが左フックを引っ掛けネグレテがスリップします。最終回もお互いにテンポアップする様子も無くコンパクトなパンチの交換のなか終了のゴングを聞いています。やや物足りない印象を残したものの世界ランカー対決を制した31歳のリオスは33勝16KO3敗、敗れた33歳のネグレテは19勝7KO3敗2分としています。



    ミドル級10回戦はシェーン・モズリー Jr.(米国)とJ.クィグリー(アイルランド)の代理選手、クリスチャン・オリバス(メキシコ)が争い、5ラウンド終了TKOでモズリー Jr. が勝利をおさめています。30歳のモズリー Jr. は17勝10KO3敗、右目周辺の腫れがひどくドクターストップに無念の表情を見せた29歳のオリバスは20勝17KO8敗。倒したものではありませんが、B.アカウィ(豪州)やZ.アリムカヌウェ(カザフスタン)ともフルラウンドを経験しているタフガイにキャリア初のKO負けを味合わせています。



    1月30日にセットされていた試合で対戦者のS.コバレフ(ロシア)に禁止薬物使用が発覚、キャンセルとなり割を食っていたWBA&WBOスーパーミドル級15位のベクテミール・メリクジエフ(ウズベキスタン)はモーガン・フィッチ(米国)に3ラウンド2分8秒KO勝利。24歳のメリクジエフは7戦全勝6KO、37歳のフィッチは19勝8KO5敗1分としています。



    WBAスーパーバンタム級2位、WBCでも7位と好位置につけるアザト・ホバニシヤン(アルメニア)はエンリケ・ベルナチェ(メキシコ)に8ラウンド35秒KO勝利。32歳のホバニシヤンは19勝16KO3敗、こちらも32歳のベルナチェは24勝12KO13敗1ノーコンテストとしています。



    来日経験を持つ元IBFスーパーフライ級王者のロドリゴ・ゲレロ(メキシコ)はビクター・モラレス Jr. (米国)に8回判定負けです(3対0/80-72×3)。23歳のモラレス Jr. は14戦全勝7KO、33歳のゲレロは26勝16KO10敗2分としています。
  • 速報!前IBF王者のジュシュ・ワーリントンが前哨戦でTKO負け!

    速報!前IBF王者のジュシュ・ワーリントンが前哨戦でTKO負け!

    2021.02.14
    現地時間13日、英国のロンドンに在る、SSEアリーナ・ウェンブリーにてフェザー級12回戦がただいま終了、前IBF同級王者のジョシュ・ワーリントン(英国)がIBF同級8位のマウリシオ・ララ(メキシコ)に9ラウンド54秒TKO負け、プロ初黒星を喫しています。

    ジャブを多用せず、のっそりと動きながらタイミングを計り連打を出すララの動きが読みにくいのか、スロースターターの傾向があるワーリントンもパンチを浅く食う場面を見せた初回を終えると、エンジンが暖まってきたか2ラウンドはワーリントン得意の連打が出始めます。両者背格好も似通っており、近い距離が得意とあって度々バッティングの起こる展開のなか迎えた4ラウンド終盤、ララの左フックで身体をよろめかせたワーリントンは連打を浴び、右を返しに行ったところでバランスを崩しバタンとダウンします。ハワード・フォスター(英国)レフェリーのカウントをフラつきながら聞き再開に応じたものの足が言うことを聞かないワーリントンは膝を折りながらも何とかゴングに逃げ込み、5ラウンドのゴングに応じたワーリントンはダメージも深く、ララの連打を強引なクリンチを混ぜながら耐えると、ララも打ち疲れを見せ、先に当てたモン勝ちのようななかでゴングが鳴ります。6ラウンド、ダメージを色濃く残すワーリントンは時折パンチを出すものの有効打数ではララが若干リードと映り、7ラウンドもアッパーで動きを止められたワーリントンですが、追撃打を集めるスタミナと技巧の無いララに助けられゴングに救われます。なかなか立て直すことの出来ないワーリントンは8ラウンドに入り、連打を出し始めるものの単発の左フックが顔面をかすめると動きを止め後退、ポイントは仕留めきれないもどかしさを見せながらララが連取していきます。迎えた9ラウンド40秒過ぎ、ララの右ストレート、左フックを食い完全に効いてしまったワーリントンは連打から左フックを浴び大の字に倒れこむとレフェリーはカウントを数えず両手を交差、思わぬ番狂わせとなっています。22歳のララは22勝15KO2敗1ノーコンテスト、数分間を要して身体を起こした30歳のワーリントンは30勝7KO1敗、思わぬ初黒星となっています。



    セミファイナルのIBFインターコンチネンタル・スーパーフェザー級タイトルマッチは王者でIBF6位のゼルファ・バレット(128.75ポンド/英国)が元IBFスーパーバンタム級王者のキコ・マルチネス(スペイン/128.25ポンド)に12回判定勝利です(3対0/118-111×2、116-113)。

    初回は上背で勝るバレットが軽快なフットワークを見せながらジャブを突き、マルチネスは様子を探りながら距離を詰める様子見といった立ち上がり。2ラウンドにマルチネスの右ストレートを浴びバランスを崩したバレットはその後もサークリングを繰り返し、マルチネスの前進をさばきに掛かりますが手数は少なくパンチは腰高となり容易に接近を許します。5ラウンド序盤にもマルチネスの左フックを食い、よろめいたバレットはマルチネスの攻勢の前にロープを背にするばかりとなりポイントはマルチネスに流れていくように映ります。マルチネスは鼻から、バレットは右まぶたから出血を見せ、ペースはマルチネスが握ったままラウンドは進行、8ラウンドもバレットの軽打は単発や空を切る場面が多く、マルチネスの左フックがアゴに入りバレットがよろめきます。9ラウンド、バレットが打ち下ろしの右や左右フックを増やし逆転へ望みを見せたものの10ラウンドは再びサークリングでスタートし、疲れの見えるマルチネスに対して手数も増えず消極的とも映る動きを見せ逆転ムードは消えかけます。最終回もマルチネスが前進し、バレットがサークリングする展開で終了、ゴングと同時にマルチネスが両手を挙げ歓喜の絶叫を見せています。大いに疑問の残る判定で勝利をおさめた27歳のバレットは25勝15KO1敗、今後も慎重なマッチメイクが必要でしょう。来月35歳を数えるマルチネスは41勝29KO10敗2分、現地放送局『SKY SPORTS』の解説者は114-114とし、J.テイラーやL.ウィリアムスら現役のボクサーもすかさずSNSでひどい判定と発信、再戦必至とも言える試合となっています。



    英国フェザー級王座決定戦は元WBO欧州同級王者のリー・ウッド(125.25ポンド)がリース・モード(125.75ポンド/ともに英国)に9ラウンド1分3秒TKO勝利、ウッドが新王者となっています。

    3ラウンドに左フックでグラつかせたモードは、4ラウンドに左右ボディからの連打を浴び後退、なぎ倒すような左フックでダウンを奪われます。その後、持ち直したモードでしたが地力で勝るウッドは9ラウンドに左フックをアゴに見舞うとモードは2度目のダウンを喫し、立ち上がったもののロープ際で追撃を受け、再びダウンしたところで試合終了となっています。昨年2月に、今春IBFフェザー級王座決定戦出場予定のJ.ディッケンス(英国)に12回判定負け(2対0)を喫している32歳のウッドは24勝13KO2敗とし再起に成功です。初黒星となった26歳のモードは13勝6KO1敗です。
  • ジョセフ・ディアス Jr. が痛恨の計量失格、変則世界戦として開催へ

    ジョセフ・ディアス Jr. が痛恨の計量失格、変則世界戦として開催へ

    2021.02.13
    <フェザー級12回戦 in 英国、ロンドン、SSEアリーナ・ウェンブリー>
    前IBF同級王者、ジョシュ・ワーリントン(英国/30戦全勝7KO):125.2ポンド(約56.7Kg)
    vs.
    IBF同級8位、マウリシオ・ララ(メキシコ/24戦21勝14KO2敗1ノーコンテスト):125ポンド(約56.6Kg)
    ※最新ランキングでいきなり8位に顔を出してきたララを退けて、WBA王者の徐戦へ弾みを付けようとした思惑が思いっきり外れたワーリントンが次なる標的、G.ラッセル Jr.(米国)戦を見据えたノンタイトル戦に臨みます。「最初は世界タイトルマッチのオファーだったがノンタイトル戦になっても私がやる事は同じ。自分の仕事をこなすのみです。」と語った22歳のホープが英国デビュー戦でどこまで頑張ることが出来るでしょうか?



    <IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ in 米国、カリフォルニア州インディオ、ファンタシー・スプリングス&カジノ>
    前王者、ジョセフ・ディアス Jr.(米国/32戦31勝15KO1敗):133.6ポンド(約60.5Kg)
    vs.
    同級1位、シャフカッツ・ラヒモフ(タジキスタン/15戦全勝12KO):129.8ポンド(約58.8Kg)
    ※実力伯仲の好勝負が期待されたサウスポー対決でしたが、ディアス Jr. が約1.6キロ超過により試合を前にしてベルトを手放しています。変則世界戦として挙行される一戦となりましたが、19年9月、敵地南アフリカで8回TKO勝利をおさめ指名挑戦権を手にしたラヒモフが約17ヶ月を要して手にした世界初挑戦のチャンスです。米国には昨年9月から長期滞在しており環境や時差にもばっちり適応済みでしょう。


    <WBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチ>
    王者、パトリック・テシェイラ(ブラジル/32戦31勝22KO1敗):153.4ポンド(約69.5Kg)
    vs.
    同級1位、ブライアン・カルロス・カスターニョ(アルゼンチン/17戦16勝12KO1分):153.8ポンド(約69.7Kg)
    ※19年冬、M.ソロ(フランス)との再戦となるWBAスーパーウェルター級王座4度目の防衛戦が決まったものの入札で敗れたカスターニョ陣営は、初戦のファイトマネーが試合後半年以上支払われなかったこと、VADAによるドーピング検査をソロ陣営が拒否したことを理由にフランス行きを拒み王座剥奪という、同情の余地を残したまま無冠となったカスターニョです。「WBOの王座に就くことでWBAの裁定が誤りだったことを証明する。」と前向きな考えで返り咲きを目指します。



    <ライト級10回戦 in 米国、ネバダ州ラスベガス、MGMグランド・カンファレンス・センター>
    前IBF同級王者、リチャード・コミー(ガーナ/32戦29勝26KO3敗):136ポンド(約61.6Kg)
    vs.
    WBA6位、ジャクソン・マリニェス(ドミニカ共和国/20戦19勝7KO1敗):135.5ポンド(約61.4Kg)
    ※メインに予定されていたWBOライトヘビー級王座決定戦でJ.スミス Jr.(米国)と対戦が決まっていたM.ウラゾフ(ロシア)が試合2日前にコロナ陽性が発覚し試合は中止、セミが繰り上がったイベントです。19年12月当時は番狂わせという声も有った、T.ロペス(米国)による2回TKO負けから再起を目指すコミーと、昨年8月に論議を呼ぶ判定でR.ロメロ(米国)に敗れているマリニェスによるサバイバル戦はどちらが2連敗を喫するのでしょうか?
  • WBO世界ミドル級指名防衛戦は入札直前で合意

    WBO世界ミドル級指名防衛戦は入札直前で合意

    2021.02.12
    WBO世界ミドル級チャンピオンのデメトリアス・アンドラーデ(写真/米国/29戦全勝18KO)と指名挑戦者で同級2位のリーアム・ウィリアムス(英国/26戦23勝18KO2敗1分)によるタイトルマッチが入札直前で両陣営が合意したことが報じられています。英国ウェールズのカーディフに在る、BBBofC(英国ボクシング管理委員会)の本部事務局にて10日16時に行うとしていた入札は直前で回避、これで一気に挙行へ向けて加速することが予想されます。


    4月にアメリカで開催することのみのアナウンスとなりましたが、アンドラーデ陣営のエディ・ハーン・プロモーターは詳細は追って伝えるとし、王者の4度目となる防衛戦は2度目の世界挑戦となる28歳の挑戦者にとってアメリカデビュー戦になることがほぼ決まっています。あとは試合会場などの詳細、アンダーカードなどのアナウンスが待たれるところです。
  • エイドリアン・ブローナー復帰戦のセミで興味深いヘビー級対決

    エイドリアン・ブローナー復帰戦のセミで興味深いヘビー級対決

    2021.02.11
    2月20日に約2年1ヶ月振りとなる復帰戦を発表した元4階級制覇王者のエイドリアン・ブローナー(米国/39戦33勝24KO4敗1分1ノーコンテスト)ですが、対戦相手はWBAフェデラテン・スーパーライト級王者でWBA15位のジョバニー・サンチャゴ(プエルトリコ/15戦14勝10KO1分)と決まっています。アメリカ・デビュー戦となる31歳のサンチャゴを相手にブランクの錆をどれだけ落として来るのか、試合まで2週間を切りブローナーの仕上がり具合に注目が集まります。


    ホスト局の『SHOWTIME』が発表したイベントのセミファイナルには渋いヘビー級戦がマッチアップ。IBF14位、WBAで15位にランクされる、オト・ヴァリン(スウェーデン/23戦21勝14KO1敗1ノーコンテスト)と2度の世界挑戦失敗から再起を懸けるWBC26位のドミニク・ブレアジール(米国/22戦20勝18KO2敗)が争うというもの。WBC王座に就いていたD.ワイルダー(米国)に挑戦し、初回137秒で無残に散ってから約19ヶ月を経たブレアジールとしては3度目の世界挑戦を目指すうえでしっかり再起をアピールしておきたいところです。そして19年9月、T.フューリー(英国)の世界前哨戦相手としてリングに上がったヴァリンは健闘を見せたものの12回判定負けを喫しているサウスポーとあってなかなか楽しみな顔合わせと言えそうです。


    そして元IBFライト級王者のロバート・イースター Jr.(米国/24戦22勝14KO1敗1分)の復帰2戦目もセット、元WBCスーパーライト級6位のライアン・マーティン(米国/25戦24勝14KO1敗)とノンタイトル戦を行うとしています。世界的な知名度の無いマーティンは18年11月、『WBSS』に出場しトーナメント初戦でJ.テイラー(英国)に7回TKO負け、以後は2連勝をおさめているものの順当に行けばイースター Jr. の勝利は不動と言えるでしょう。米国のコネチカット州アンカスビル、モヘガン・サン・カジノで行われる興味深い3試合となっています。
  • ディアス Jr. の初防衛か、それともラヒモフが全勝のまま戴冠か

    ディアス Jr. の初防衛か、それともラヒモフが全勝のまま戴冠か

    2021.02.10
    海外でも世界戦は開催無くボクシングファンには寂しい先週末でしたが、今週末から一気に注目のイベントが立て続けに行われます。まず日本時間14日(日)に米国のカリフォルニア州インディオに在る、ファンタシー・スプリングス・リゾート&カジノにて開催されるダブル世界戦の一つ、IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、チャンピオンのジョセフ・ディアス Jr.(米国/32戦31勝15KO1敗)対同級1位、シャフカッツ・ラヒモフ(タジキスタン/15戦全勝12KO)戦は興味深いサウスポー同士の指名防衛戦となっています。


    先月、挑戦者のラヒモフにコロナウイルス陽性の報道が流れましたが、その後は順調に調整を続けているとしています。唯一と言える残念なニュースはアンダーカードでシェーン・モズリー Jr.(米国/19戦16勝9KO3敗)と対戦が決まっていたWBCミドル級16位のジェイソン・クィグリー(アイルランド/19戦18勝14KO1敗)が体調不良により離脱したことでしょうか。「私の試合が無くなったことは残念です、4月にはリングに戻るつもりです。今は体調も戻りトレーニングも再開していますが、これは私にとって記憶に残る大きな1年になるためのわずかな遅れに過ぎません。」とクィグリーのコメントです。


    世界初挑戦まで1週間を切った26歳のラヒモフがインタビューに応じています。「私は昨年の9月17日にロサンゼルスに到着しました、試合までのおよそ5ヶ月間のトレーニングはフレディ・ローチ・トレーナーのワイルド・カード・ジムで行いました。試合までの1週間は減量、そしてスピードを落とさないようトレーニングに務めます。数日のうちに試合会場へ移動する予定ですが完全隔離となるので最終調整はホテルの中になります。スパーリング・パートナーは全員、経験豊富なアスリートでした、スタイルもジョセフ・ディアス Jr. に似通ったものを持っています。コーチと全てのパンチ、必要なコンビネーションを繰り返し練習してきましたが全てが順調に進んでいます。」

    「まず大事なことはフレディ・ローチ・トレーナーはボクサーに必要な情報を明確にし、冷静に対応してくれます。ここのボスでもある彼を皆がリスペクトしています。急いで結論を出すこともありませんし、自分たちだけで決めず誰もがフレディに相談します。とてもフレンドリーな雰囲気がワイルド・カード・ジムにあり、誰もがお互いにサポートし合うことでとてもモチベーションも上がります。」

    「私はいかなる問題も想定して戦争の準備をしています。1番目のプラン、2番目のプランを想定し、2月13日は私の技術の全てを示すつもりです。私たちの計画が試合で実現することを心から願っています。この試合で勝つことは私にとって非常に重要であり、毎日思い描いていることです。この戦いを本当に楽しみにしています。私たちは対戦相手についても綿密に研究しました、彼のフットワークが鈍いことも分かりました。彼は同じ場所に立つ癖があり、これは私にとって大きなアドバンテージになります。私がリングの支配者であることを証明する必要があります。」

    「彼にハードパンチは有りません、私は何もひるみません、私はチャンピオンのように戦います。レジェンドと呼べるコーチのフレディ・ローチと一緒にジムで居る事実が私のモチベーションを大いに高めてくれています。私は1月1日の検査でコロナウイルスの陽性を示しましたが、2週間自宅で待機していました。症状は軽くほとんど変調は感じませんでした。準備段階での失敗と言えばこれだけです、今は全てが順調に進んでいます。」
  • WBCブリッジャー級1位のオスカル・リバスが世界前哨戦

    WBCブリッジャー級1位のオスカル・リバスが世界前哨戦

    2021.02.09
    2019年7月のWBC世界ヘビー級暫定王座決定戦(写真)でD.ホワイト(英国)から9ラウンドにダウンを奪いながら12回判定負けを喫した、オスカル・リバス(コロンビア/27戦26勝18KO1敗)が長いブランクを経て3月16日に復帰戦を行うことがイボン・ミシェル・プロモーターから日本時間8日に発表されています。


    カナダ在住、33歳のリバスはWBCで新設されたブリッジャー級1位にランクしていますが、カナダのケベック州に在る、ホテル・プラザ・ケベックにて行われる一戦は王座決定戦ではなく前哨戦の意味合いが強いものになりそうです。ヘビー級8回戦で対するシルベラ・ルイス(カナダ/13戦8勝4KO5敗)は12年6月に対戦しており、初戦はリバスが8回判定勝利(2対1)をおさめているリマッチとなります。


    コロナ禍による大人数でのイベントに対して厳格なプロトコルを持つカナダにおいて同プロモーターが開催するボクシング・イベントは今回が再開後初のイベントとなります。まずホテルに在るプールに特設リングを設置、観客はリングから一定の距離を置き、客室で食事を取りながらバルコニーから見下ろすディナー型として開催、最大120人の収容を予定するとし、多くの国でも実施している14日間の検疫期間は隔離された " バブル " にて感染防止に努めるとしています。なおアンダーカードにはIBFミドル級挑戦者決定戦の再アナウンスを待つP.ボルニー(カナダ/15戦全勝9KO)や元世界ランカーのS.ブシャール(カナダ/20戦18勝8KO2敗)らが出場、計7試合を計画中としています。


    同プロモーターは「観客はディナーショーのように、部屋とバルコニーで食事をしながら観戦することになります。(ブリッジャー級について)新しい階級が発表されるたびに論争は起こり、全ての人々が納得することはあり得ないでしょう。しかし最軽量級とバンタム級を見てください、5つの階級に別れていますが重さは13ポンド(約5.8Kg)しか違いません。ブリッジャー級の新設は理に適っているように感じます、チャンピオンの身体をご覧になれば分かるでしょう。(ヘビー級の中で)大柄なボクサーは小柄なボクサーと戦いたがりません、以前にタイソン・フューリー陣営にオファーを出しましたが、小さいという理由で断られました。こうした巨漢ボクサーがチャンピオンベルトを支配しているという事実はオスカルのような選手にチャンスが回りにくいことを意味しています。オスカルがブリッジャー級チャンピオンに就いてもオスカルの価値は変わらないと考えています。」


    T.フューリーはおよそ206センチ、A.ジョシュアは約198センチ、リバスは約186センチという体格のハンデは確かに軽量級の差とは比較にならないところでしょう。そのリバスは3月16日の調整試合をクリアしたのち、5月か6月にブリッジャー級の王座決定戦を挙行したいと述べていますが、良い弾みとなる試合を魅せたいところです。
  • V.サルダール対R.パラデロ戦は2月20日に強行開催

    V.サルダール対R.パラデロ戦は2月20日に強行開催

    2021.02.08
    フィリピンで最も有名なプロモーターの1人、ガブリエル・" Bebot "・エロルデ・プロモーターの動向に注目が集まっています。WBA4位で前WBO王者のビック・サルダール(フィリピン/24戦20勝11KO4敗)対5位のロベルト・パラデロ(フィリピン/18戦全勝12KO)によるWBAミニマム級王座決定戦を昨夏に発表したものの度重なる延期の中で2月20日開催としましたが、WBAは1月22日に同級1位のJ.アルグメド(メキシコ)と同級2位のB.ロハス(ニカラグア)両陣営に決定戦の対戦交渉を指示したことはすでに報じられています。


    同プロモーターは正当性を主張するかのように昨年12月にWBAから届いたレターを公表、12月5日から1月30日に延びることを了承することが明記されているものの更に2月20日に延期することには触れていない内容となっています。2月に延びるのなら開催権をアルグメド対ロハス戦に移行させるという通達が有ったのか、詳細は不明ながらフィリピン国内でもアルグメド対ロハス戦が指示されたことはすでに報じられています。


    しかし現地時間6日、パラデロが滞在するマニラから試合開催地として予定されているラグナ州のビニャンへ入ったことが報じられています。14日間の検疫を終えて20日の試合に出場するためとしているパラデロは「私にとって世界タイトルマッチのチャンスは滅多にあるものではありません。これは私の夢と言える戦いであり、家族を貧困から救い出すための希望なのです。私は高校を卒業しただけでボクシングしか知りません、これは私にとって生きるか死ぬかの戦いです。サルダールが経験豊富なことは知っていますが、勝利を勝ち取るのは私の勇気であり自信もあります。」

    「私の目標は誰からも認められる世界チャンピオンになることです。私は早い決着を目指します、どのような戦術を取るかは言えませんが、それはリングの上で分かります。憧れるマニー・パッキャオとジョンリエル・カシメロが持つ勇気と強さが私にも備わっていることを証明するつもりです。」と気合のほどを示しています。


    18年冬、WBOミニマム級挑戦者決定戦としてW.メンデス(プエルトリコ)戦が決定、プエルトリコへ向かうためニノイ・アキノ国際空港へ着いたパラデロ一行でしたが渡航書類に不備があり、飛行機の乗ることが出来ず泣く泣く帰宅。勝てば世界初挑戦という一戦は夢と消えましたがその後、当時WBO王者だったサルダールはメンデスに敗退、ベルトはプエルトリコに移っています。そのパラデロが喉から手が出るほど切望する舞台は2月20日、ビニャンに在る屋外サッカースタジアムにて無観客興行で開催するとしていますが果たして世界王座決定戦の承認は下りるのでしょうか?
  • WBO世界ミドル級指名防衛戦の入札は2月10日

    WBO世界ミドル級指名防衛戦の入札は2月10日

    2021.02.07
    WBOから対戦交渉開始の指示が出ていたミドル級の指名防衛戦は現地時間5日に入札が告知され、チャンピオンのデメトリアス・アンドラーデ(写真/米国/29戦全勝18KO)と指名挑戦者、同級2位のリーアム・ウィリアムス(英国/26戦23勝18KO2敗1分)は2月10日に英国ウェールズのカーディフに在る、BBBofC(英国ボクシング管理委員会)の本部事務局で入札を行うとしています。


    通常の入札はWBO本部の在る、プエルトリコのサンファンで行われるものですが、コロナ禍による渡航規制を考慮しての会場変更とされ、アンドラーデ陣営のマッチルーム・ボクシング、ウィリアムス陣営のクイーンベリー・プロモーションズともに英国に本拠を置くことも大きく関係していそうです。


    かねてからビッグファイトを熱望するもののG.リゴンドー、E.ララ(ともにキューバ)、B.J.ソーンダース(英国)らに共通する相手の巧さを消すスタイルということが影響しチャンスが来ないのか、ビッグマウスが毛嫌いされているのか、過小評価の枠からなかなか抜けきれない32歳の王者が英国デビュー戦となるのか、28歳のウィリアムスにとって2度目の世界挑戦がアメリカデビュー戦となるのか、はたまた中立国での開催となるのか、交渉期限ギリギリまで目の離せないリング外の攻防がありそうです。
  • 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11