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海外ボクシング情報

  • クリスマスにゴングが打ち鳴らされる明日の『PBC』イベント

    クリスマスにゴングが打ち鳴らされる明日の『PBC』イベント

    2021.12.25
    <ウェルター級10回戦 in 米国、ニュージャージー州ニューアーク、プルデンシャル・センター>
    ビト・ミールニッキ Jr.(米国/10戦9勝6KO1敗):146.4ポンド(約66.3Kg)
    vs.
    ニコラス・デロンバ(米国/19戦16勝5KO3敗):145.4ポンド(約65.9Kg)
    ※地元ニュージャージー出身のミールニッキはアマチュア戦績147勝22敗という触れ込みでプロデビュー、『PBC』のバックアップのなか、4月にJ.マーティン(米国)に8回判定負けの初黒星を喫しており今回が復帰2戦目となります。7月にはダイレクトリマッチがセットされたもののマーティンが計量失格したことで代役と対戦したミールニッキですが来年には雪辱戦がセットされるのでしょうか。リマッチへの良い弾みとなるような勝利を大歓声が後押しすることでしょう。


    <ミドル級8回戦>
    ジョーイ・スペンサー(米国/13戦全勝9KO):156.4ポンド(約70.9Kg)
    vs.
    リンベース・ポンセ(米国/22戦18勝11KO4敗):155.6ポンド(約70.5Kg)
    ※こちらも『PBC』の厚いバックアップのもとキャリアを重ねるスペンサーですが、7月の試合計量では約1.1キロオーバーしたことで対戦相手が試合拒否。しかしアンダーカードに出場予定だった選手と急遽試合が組まれ、約2.2キロ重たいスペンサーが8回判定勝利という過保護とも映るマッチアップ以来のリングです。自己管理が出来ず計量失敗の多い選手が増えてきた昨今、21歳で10回戦未経験というキャリアのうちから先が思いやられるところですが、来年の飛躍が期待されるような試合振りを魅せてほしいところです。
  • WBC世界フェザー級指名防衛戦は1月22日のゴング

    WBC世界フェザー級指名防衛戦は1月22日のゴング

    2021.12.24
    WBCから9月に対戦指示の出ていたフェザー級指名防衛戦が1月22日、米国のニュージャージー州アトランティック・シティに在る、ボルガータ・ホテル・カジノ&スパにて行われることが『PBC』から日本時間23日に正式発表されています。王者、ゲーリー・ラッセル Jr.(米国/32戦31勝18KO1敗)に挑戦するのは同級2位のマーク・マグサヨ(フィリピン/23戦全勝16KO)で、試合間隔の長さに定評のある33歳の王者は今回が6度目の防衛戦となり、26歳の挑戦者にとってはアメリカ6戦目の世界初挑戦です。8月のJ.セハ(メキシコ)戦では10回KO勝利をおさめ指名挑戦権を手にしたもののあわや逆転負けのピンチも見せたマグサヨが若さを武器に万能王者に挑みます。



    そしてセミファイナルには約23ヶ月振りの再戦がセット、IBFは2位につけ、WBCでも7位のスブリエル・マティアス(プエルトリコ/18戦17勝全KO1敗)が唯一の黒星を付けたWBA13位、ペトロス・アナニャン(ロシア/20戦16勝7KO2敗2分)と雪辱戦のリングです。素晴らしい好ファイトとなった初戦は当時世界2位に居たマティアスが7回に連打でダウンした末に10回判定負け、パーフェクト・レコードは止められ、世界挑戦から一歩遠のいた番狂わせ試合としてもインパクトのある試合となっています。見応えある好勝負にもう一度期待するファンも少なくないのではないでしょうか。



    『SHOWTIME』によるトリプルヘッダーと紹介されたもう一つのカードは世界挑戦経験を持つ、WBCフェザー級8位のツグスソグ・ニヤンバヤル(モンゴル/14戦12勝9KO2敗)が元世界ランカーのビクター・パシリャス(米国/17戦16勝9KO1敗)と対戦です。この両者はともに前戦で黒星を喫しておりニヤンバヤルは7月のC.コルバート(米国/12回判定負け)戦、パシリャスは1月のR.アリーム(米国/11回TKO負け)戦からの復帰を目指しますが年齢も29歳同士、どちらが2連敗を喫するのでしょうか?
  • IBFスーパーミドル級3位のシュウィデンコに4度目のアナウンス

    IBFスーパーミドル級3位のシュウィデンコに4度目のアナウンス

    2021.12.23
    延び延びとなっていたIBF世界スーパーミドル級3位のイフゲニー・シュウィデンコ(ロシア/15戦全勝6KO)による同級挑戦者決定戦が来年1月14日にドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州プフォルツハイムに在る、ベルタ・ベンツ・ハレにて仕切り直すことが主催するフェッフャー・スポーツ・マネージメントから発表、対戦相手は前回から変わらず同級12位のカレブ・トゥルアックス(米国/39戦31勝19KO5敗2分)となっています。


    4月にセットされたA.イェルボスヌイ(カザフスタン)戦、8月と報じられたV.シシュキン(ロシア)戦はともに対戦者のコロナ感染により中止。そして10月のトゥルアックス戦(写真)はトゥルアックスのトレーナーがコロナ禍に直接襲われことから延期、いずれも挑戦者決定戦としてアナウンスされており、中止と延期で今年1年を過ごしてきた30歳のシュウィデンコにとってはさすがに4度目のアナウンスとなった今度こそという想いは強いでしょう。


    IBFのベルトを持つS.アルバレス(メキシコ)は来春WBCクルーザー級王座挑戦を表明しており、勝者がアルバレスと対戦する可能性は微妙なところですが、空位となった場合の王座決定戦を考慮しても両者にとって落とせない一戦です。フェッフャー・スポーツ・マネージメントは10月のチケットを購入している顧客に対し、そのまま使用可能としている反面、現在再び欧米を襲っているコロナ禍を考慮し無観客試合となる可能性も示唆しています。


    なおアンダーカードにはIBFウェルター級8位のカレン・チュカジャン(ウクライナ/20戦19勝9KO1敗)の他、アマチュア時代からW.クリチコやO.ウシクらとのスパーリングで揉まれてきた、WBCフランス語圏ヘビー級王者で207cmの上背を持つアレクサンデル・ザホジィ(ウクライナ/15戦全勝11KO)らの出場もアナウンスされています。
  • 速報!ビック・サルダール 対 エリック・ロサ!

    速報!ビック・サルダール 対 エリック・ロサ!

    2021.12.22
    現地時間21日、ドミニカ共和国のサント・ドミンゴに在る、ホテル・カタロニアにてWBA世界ミニマム級タイトルマッチがただいま終了、レギュラーチャンピオンのビック・サルダール(フィリピン/105ポンド)が同級1位の前暫定王者、エリック・ロサ(ドミニカ共和国/105ポンド)に12回判定負け、王座交代です(2対1/116-109、113-112:ロサ、113-112:サルダール)。

    7月にR.アツビリカ(ペルー)からダウンを奪われながらも12回判定勝利をおさめ暫定王座を獲得、その後は指名挑戦者と肩書を変えて臨んだ一戦は地元の歓声を背に半身のサウスポー、ロサが5戦目での戴冠を目指します。右ストレートを中心に攻勢を掛ける王者が良い出だしを見せるなか迎えた3ラウンド中盤、ロサの左ストレートが顔面を襲い王者が足を滑らせたことも加わり両手を着くダウンを喫します。ギジェルモ・ペレス(パナマ)レフェリーのカウントを聞く王者に深いダメージは見えずゴング、4ラウンドは王者が手数を増やし挽回に務めます。5ラウンド序盤、王者の右ストレートでロサの顔が弾かれ、6ラウンド終盤に王者の右ストレートを足で避けようとしたロサが左足をエプロンを飛び越してリング下にずり落としそうになります。セミでも同じ光景があり、ややエプロンの狭いリングなのでしょうか。

    レフェリーがタイムを掛けるとロサは捻挫を気にする素振りを見せながらも再開、7ラウンドにはロサが右フックを浅く当て返し、8ラウンド中盤にもロサのいきなりの左で王者の顔が跳ね上がります。9ラウンド中盤、王者がジャブを出したところで左足が引っ掛かり揉み合い、マットに手を着くとレフェリーはダウンと裁定し、王者は両手を広げながら抗議しますがカウント8が数え上げられます。毎回流れていたインターバル中のスロー再生が無い中で10ラウンドのゴングが鳴り、序盤に王者の右が入りますが終盤、サークリングを続けるロサに王者の右ストレートがボディに入ると避けそこないバランスを崩したロサが右手を着き、レフェリーはダウンと裁定、カウントを数えます。インターバルではスロー映像が流れますが王者の右がしっかり当たっており、11ラウンドは右ストレートなど有効打数で王者がポイントを獲ったように映ります。両者しっかりとポイントを獲っておきたい最終回はお互いに余力を出しきるように手を出し合いますが、より疲労の色を見せるロサは終盤、打ち合い続けるスタミナが切れたか自らクリンチに行くなど最後は逃げ切るようなフットワークを見せてゴングを聞いています。21歳のロサは5戦全勝1KO、今後は同級スーパーチャンピオン、ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)との統一戦に臨むのでしょうか?ノックアウトはともかくロサは地元開催でなければ勝機は無さそうです。一方、2月にR.パラデロとの同国人対決を12回判定(2対1)で制し、獲得した王座の初防衛に失敗した31歳のサルダールは21勝11KO5敗です。



    セミファイナル、WBCラテン・フェザー級王座決定戦はフレンシー・フォルトゥナト(ドミニカ共和国/125.6ポンド)がアレハンドロ・ゴンサレス(メキシコ/125.4ポンド)に10回判定勝利、地元のフォルトゥナトが新王者となっています(3対0/100-90、97ー93、95ー94)。

    両者、シャープなジャブの差し合いによるペース争いは、徐々にプレッシャーを強め距離を潰そうとするゴンサレスにフォルトゥナトがフットワークを使いながらさばこうとする展開へと変わります。どちらも決定的なダメージを与えることの出来ないままラウンドが進む中、手数では前に出ているゴンサレスがやや上回っているようにも映り、フォルトゥナトがプレッシャーに圧される場面が目につくようになります。7ラウンドに入ると珍しくフォルトゥナトが前進、力強い左右フックやアッパーを出しながらゴンサレスをロープに押し込むと有効打こそ多くないものの会場から歓声が上がります。8ラウンド以降、頭を付け合いパワーパンチを交換しあうラウンドとなり、9ラウンドにはゴンサレスのコンパクトな右アッパーでフォルトゥナトの膝が揺れたようにも映りますが反撃のなかでゴング、最終回も頭と肩がぶつかり合う混戦のまま終了のゴングが鳴っています。フルマークほどの差は無いと映る一戦を制した23歳のフォルトゥナトは13勝10KO1敗、21歳のゴンサレスは10勝6KO3敗2分としています。
  • 2022年最初の『PBC on FOX』ペイパービュー・イベント

    2022年最初の『PBC on FOX』ペイパービュー・イベント

    2021.12.21
    日本時間19日に米国のミネアポリスで行われたWBAスーパーミドル級戦イベントの中で『PBC on FOX』として2022年最初のペイパービュー・イベントが正式発表、メインイベントは19年7月のM.パッキャオ(フィリピン)戦以来となる復帰戦に臨む元WBA世界ウェルター級王者のキース・サーマン(写真/米国/31戦29勝22KO1敗1無判定)が前WBAスーパーライト級王者のマリオ・バリオス(米国/27戦26勝17KO1敗)と対戦するとしています。WBAウェルター級王座8度防衛という輝かしい記録を持つサーマンは現在33歳、往年の力を取り戻しているのか、それとも更に超えたパフォーマンスを魅せてくれるのか、日本にもファンの多い元王者の約2年7ヶ月が試される一戦と言えそうです。


    試合会場は未発表ながら2月5日にセットされたイベントのセミは、レオ・サンタ・クルス(メキシコ/40戦37勝19KO2敗1分)がキーナン・カルバハル(米国/26戦23勝15KO2敗1分)と対戦、こちらもサンタ・クルスにとって左アッパー1発でマットに沈んだ10月のG.デービス(米国)戦以来の復帰を目指すものとなっています。こちらも33歳のサンタクルスは先日、WBAから15年8月にA.マレス(米国)に12回判定勝ち(2対0)をおさめた後に就いたWBAフェザー級スーパー王座について保持していく意思はあるのか、明確にすべしと通達を受けたことは複数のメディアが報じています。


    19年2月のR.リベラ(メキシコ)戦以降、2試合しかこなしていないサンタ・クルスですがデービス戦が2階級上のライト級での試合だったこともあり、遅まきながらの通達についてヒルベルト・ヘスス・メンドサWBA会長は先週末、地元メディアに対して「レオ・サンタ・クルスは彼の現在のポジションを明確にしたいという我々からの要求を受け入れました。レオ自身が選択防衛戦を行い、(現レギュラー王者の)リー・ウッドと(指名挑戦者の)マイケル・コンラン戦勝者との対戦に関心を持っていることを確認しています。」とコメントを残しています。


    ウッド対コンラン戦勝者とサンタ・クルスが対戦決定となればファンにとって楽しみなカードと言えそうですが今回の対戦相手、30歳のカルバハルはWBA15傑、そしてWBC40傑にもその名はありません。WBAとしては対戦者の質は関係なし、フェザー級で試合をおこなえばスーパー王座を剥奪しないという態度を示したとも言えそうですが、前日の計量結果も楽しみの一つになりそうです。


    またアンダーカードはWBAウェルター級4位のアベル・ラモス(米国/33戦27勝21KO4敗2分)が3度の世界挑戦経験を持つベテラン、WBC同級8位のホセシト・ロペス(米国/47戦38勝21KO8敗1無判定)と拳を交える他、5月にB.フィゲロア(米国)のボディで10カウントを聞いた元WBCバンタム級王者のルイス・ネリ(メキシコ/32戦31勝24KO1敗)がWBC&WBOスーパーバンタム級2位のカルロス・カストロ(米国/27戦全勝12KO)と対戦するなど捲土重来を期すボクサーが数多く出場するイベントとなっています。
  • 元2冠王者のラミレスと元2階級制覇王者のペドラサが激突

    元2冠王者のラミレスと元2階級制覇王者のペドラサが激突

    2021.12.20
    先週末、トップランクからスーパーライト級注目のサバイバル・マッチが発表されました。来年2月5日に米国のカリフォルニア州フレズノに在る、セーブ・マート・アリーナにて元WBC&WBOスーパーライト級王者のホセ・カルロス・ラミレス(米国/27戦26勝17KO1敗)と元2階級制覇王者、" Sniper " の異名を持つホセ・ペドラサ(プエルトリコ/32戦29勝14KO3敗)が激突するという好カードです。


    WBC2位とWBO6位の29歳、ラミレスは5月、J.テイラー(英国)との4冠統一戦に12回判定負けを喫して以来の再起戦となります。「私には再び世界チャンピオンになるという意欲があり、それはペドラサとの厳しい戦いから始まるものです。セーブ・マート・アリーナに集まるファンよりも素晴らしいファンを私は知りません。」と述べるように同会場は6戦目となるラミレスに大きな歓声が後押しすることでしょう。


    そしてWBO5位につける32歳のペドラサは3階級制覇を目指す中で19年9月、現在WBC1位にランクされるJ.セペダ(米国)に12回判定負けを喫し一歩後退。しかしその後は3連勝をおさめています。「新年早々、元世界王者のラミレスと戦うチャンスを手にして嬉しいです。この戦いは私にとって非常に重要です、何故ならこの試合が3階級制覇を成し遂げる大きなチャンスに繋がることを知っているからです。」と述べるように、やや不利と言えるマッチアップですが勝利をおさめれば一気にスーパーライト級のトップ戦線に躍り出ることが出来るでしょう。


    この日は東京五輪スーパーヘビー級銀メダリスト、22歳のリチャード・トーレス(米国)がプロデビュー戦を行う他、元トップアマの26歳、ハビエル・マルティネス(米国/5戦全勝2KO)の出場もアナウンスされており、今後が有望視されるホープも数多く出場するイベントとなっています。
  • 速報!ヒルベルト・ラミレス 対 ジュニエスキ・ゴンサレス!

    速報!ヒルベルト・ラミレス 対 ジュニエスキ・ゴンサレス!

    2021.12.19
    現地時間18日、米国のテキサス州サンアントニオに在る、AT&TセンターにてWBA世界ライトヘビー級挑戦者決定戦がただいま終了、WBA4位で元WBOスーパーミドル級王者のヒルベルト・ラミレス(メキシコ)がWBA5位のジュニエスキ・ゴンサレス(キューバ)に10ラウンド1分23秒TKO勝利、ラミレスが挑戦権を手にしています。

    開始と同時にゴンサレスが力感あるパンチを振るい前進、ラミレスに襲い掛かると頭がぶつかりラミレスがバランスを崩し、被弾しながらも冷静に対応、持ち味のジャブとフットワークでラウンドを造ろうとします。3ラウンド、ラファエル・ラモス(プエルトリコ)レフェリーがクリンチ時の締め上げについてゴンサレスに減点1を科し、4ラウンド1分過ぎにはラミレスの左がカウンターとなってヒットするとゴンサレスの腰がガクンと落ちます。足が言うことを効かずスリップしたゴンサレスに対し、ラミレスが追撃し左右フックを見舞うとゴンサレスの良い右も入りますが、ダメージ量ではゴンサレスの方が甚大となりゴングが鳴ります。ラミレスの試合にしては珍しく手に汗握る展開となり、5ラウンド開始と同時にゴンサレスのダメージにドクターチェックが入りますが続行、ややフラつきを見せるゴンサレスは退がると危険とみたか前進、ラミレスをロープ際に追い連打で反撃を見せます。白熱の打撃戦にすっかり熱くなったO.デラホーヤ・プロモーターがリングサイドで立ち上がりパンチを振る姿が映し出されるなか7ラウンド中盤、ゴンサレスのコンパクトな左フックがラミレスにヒットし後退するなど、ポイントはラミレスがリードするものの目の離せない展開が続きます。迎えた10ラウンド、ラミレスがゴンサレスをロープに詰めたところでコンパクトなパンチをまとめるとゴンサレスは上体を振るものの反撃出来ず数秒間の攻防が続いたところでレフェリーが割って入りストップ、直後に余力をアピールしたかったかゴンサレスが笑顔でレフェリーを担ぎ上げています。両者のダメージが心配になるほどの激闘を見せた30歳のラミレスは43戦全勝29KO、次戦はビボルだとアピールしています。36歳のゴンサレスは21勝17KO4敗としています。




    アンダーカード、WBOスーパーフェザー級4位のレイモント・ローチ(米国/129.8ポンド)と前WBA世界スーパーフェザー級王者のレネ・アルバラード(ニカラグア/129.6ポンド)による好カードは、10回判定でローチが勝利をおさめています(3対0/100-90、98-92×2)。

    両者、ガードを上げながら接近し近い距離でのパンチの攻防でスタート、ジャブとフットワークに定評のあるローチに対して有効打の差でややアルバラードと映る初回を終えます。続く2ラウンドも距離を詰めに行くアルバラードに対し、ローチはフットワークを巧みに使いロープを背にする時間を少なくしながら上体を振り、アルバラードの左右フックを外していきます。じりじりと歩を進めるアルバラード、距離をキープしたいローチによる見応えある主導権争いは両者鼻血を出しつつ折り返しても続き、手数ではアルバラードながら、振り分けるならさばいている印象を見せるローチと映る展開でラウンドが進みます。7ラウンドはローチの左フックが上下に入りますがバランスとディフェンスの良さではローチが一段上を行っており、アルバラードはバランスを崩しながら手を出す場面もある分、そこへローチの細かいパンチが当たるとダメージ以上にローチに良い印象を与えているように映ります。終盤に入ると疲労が加わりその差は顕著となり、お互いにぐらつく場面こそ無いもののアルバラードの被弾がやや増えていきながら最終ラウンドを終え好ファイトに幕が降りています。WBA10位、WBCでも15位にランクされる26歳のローチは22勝9KO1敗1分とし、ポイントほどの差は感じられなかったもののR.グティエレス(ベネズエラ)との連敗からこれで3連敗となった32歳のアルバラードは32勝21KO11敗、WBAでは6位につけています。
  • 速報!デビッド・オバリー・モレル 対 アランテス・フォックス!

    速報!デビッド・オバリー・モレル 対 アランテス・フォックス!

    2021.12.19
    現地時間18日、米国のミネソタ州ミネアポリスに在る、ジ・アーモリーにてWBA世界スーパーミドル級タイトルマッチがただいま終了、レギュラーチャンピオンのデビッド・オバリー・モレル(キューバ)が同級10位のアランテス・フォックス(米国)に4ラウンド2分6秒TKO勝利、王座防衛です。

    パワーで上回る王者が距離を詰めようと前進、フォックスは距離を取ろうと退がりながらシャープなジャブを見せますが王者は右フック、左ストレートでロープ際に追いこみ終了間際に右フックをヒット、フォックスがバランスを崩すなど早くも主導権を握ります。2ラウンドに入るとフォックスはパンチに加えてクリンチ・ワークも忙しくなり、決定打を外すのがやっとと映ると、3ラウンド2分過ぎには王者の右アッパーがアゴを跳ね上げるなど、巧みなウィービングを見せるフォックスも徐々にダメージを溜めていくように映ります。迎えた4ラウンド1分過ぎ、揉み合いのなかで王者の左フックがフォックスのアゴにヒットしダウン、マーク・ネルソン(米国)レフェリーのカウントに応じ再開しますが王者の猛追にたじたじとなり、ガムシャラとも映るクリンチも強引にほどかれ王者の強打が入りそうななかフォックス陣営のセコンドがコーナーに駆け上がり棄権を申し出てTKOとなっています。23歳のモレルは6戦全勝5KO、同王座2度目の防衛に成功です。敗れた29歳のフォックスは28勝13KO3敗1分1ノーコンテストとしています。




    アンダーカード、ウェルター級10回戦はWBA スーパーライト級1位のアルベルト・プエジョ(ドミニカ共和国/142.4ポンド)がビーショーン・オーウェンス(米国/143ポンド)に10回判定勝利です(3対0/98-92、100-90、99-91)。

    右手を前に出すサウスポーのプエジョが初回終了間際に左を打ち込みますがサウスポーが不得手なのか、頭から突っ込むオーウェンスが2ラウンド中盤、偶然のバッティングで右眉をカットし出血、ドクターチェックの合間にイラ立ちからか大声を挙げますが完全なる自爆。再開すると引き続き頭と一緒に前に出るオーウェンスがプエジョをロープに押し込んだところでゴングが鳴ります。時に不器用にも映るオーウェンスは前に出続けるものの3ラウンドに右フックを浴び、前に出てくっついたところで効果的なパンチが打てず身体を預けるだけという場面が多く、揉み合いも増えるなかプエジョがコツコツとダメージを与えていくように映りラウンドが進みます。ポイント的には退がりながらも有効打で上回るプエジョがリードを広げていくように映りますが、自ら前に出て勝負を決するところまではせず、合わせる戦術に終始しラウンド的にはプエジョがさばく展開でフルラウンドを終えています。アメリカ・デビュー戦をクリアした27歳のプエジョは20戦全勝10KO、世界1位がアウェーでわざわざ強打のホープとの試合を受けた背景には『PBC』からのリクエストか、G.デービス(米国)や他のランキング上位選手との対戦へ繋がる契約でもあるのでしょうか、いずれにせよ次戦が楽しみとなっています。敗れた30歳のオーウェンスは13勝12KO3敗です。
  • 速報!ジョセフ・パーカー 対 デレック・チゾラ#2!

    速報!ジョセフ・パーカー 対 デレック・チゾラ#2!

    2021.12.19
    現地時間18日、英国イングランドのランカシャー、マンチェスターに在る、AO・アリーナにてWBOインターコンチネンタル・ヘビー級タイトルマッチがただいま終了、王者でWBO2位、元WBO世界王者のジョセフ・パーカー(ニュージーランド)がWBC12位のデレック・チゾラ(英国)とダイレクトリマッチに臨み、12回判定でパーカーが勝利、王座防衛を果たすとともに返りうちとしています(3対0/115-110、115-111、114-112)。

    初戦と異なりまずますのスタートを切ったパーカーに対し、チゾラは2ラウンドに入ると攻勢を強め近い距離での打ち合いとなります。チゾラの左フックも浅く入ったもののラウンドを通しての有効打は打ち下ろしの右などパーカーが上まわったように映り、3ラウンドもチゾラがじりじりと前に出るもののパーカーの右アッパーが入り、迎えた4ラウンド中盤、パーカーの右アッパーが好打し、左フックを浴びたチゾラがバランスを崩しよろよろとロープにもたれ掛かるとハワード・フォスター(英国)レフェリーはダウンをコール、カウント8を数えます。終了間際に左右フックを目一杯振り回したチゾラに歓声が起こりますが5ラウンドも有効打はパーカーが上、チゾラは巧みにローブローを混ぜながら前に出るもののクリーンヒットを生むことが出来ません。低く入ってくるチゾラにアッパーを突き上げようと狙うパーカーもやや疲労の色を見せ始めるもののペースは譲らず、迎えた7ラウンド1分過ぎ、再び入り際にパーカーの右アッパーがヒットするとチゾラが膝から崩れ落ち2度目のダウンを喫します。再開後、懸命に反撃を見せるチゾラに歓声が後押ししてゴングが鳴り、8ラウンド終盤にパーカーが右アッパーを当てた後で押し込むと、チゾラは力なくロープにもたれ掛かり、レフェリーはダメージと判断して3度目のダウンとなります。9ラウンド、ダメージも残るチゾラはコーナーを背にして、パーカーが入ってきたところに逆転のカウンターを合わせようと省エネボクシングを見せますが、疲れもあるパーカーは無理に攻め込まず、その後はチゾラも粘りを見せ試合は最終回に突入、パーカーのスタミナも底を付きかけたか勝負を決めにいくほどの手数は出せず、そのまま終了のゴングとなっています。約7ヶ月振りの再戦で返りうちを果たしたWBCとIBFで4位、WBAでも13位にランクされる29歳のパーカーは30勝21KO2敗とし、37歳のチゾラは32勝23KO12敗です。




    セミファイナルの欧州スーパーミドル級王座決定戦はIBF同級15位のジャック・カレン(英国/167.8ポンド)がケビン・レレ・サジョ(フランス/167.8ポンド)に6ラウンド1分11秒TKO負け、サジョが新王者となっています。

    今回のマッチルーム・イベントは後半4試合とも勝敗の予想が付きづらく、ジャッジも昨今は世界戦であってもホームのジャッジ3人が務めることの多いなか英国人だけでなく欧州各国から招請、一先ず国際試合の体をなしている興味深いマッチアップとなっていますが、その中でもどう転ぶか分かりにくい一戦です。ゴングと同時にサジョが身体を振りながら前進、長身痩躯のカレンは長いリーチを生かそうとしますが、サジョの左フックが度々カレンの顔面を襲う初回となります。2ラウンド、早くも左まぶたを切ったカレンはジャブからコンビネーションを放ちサジョの接近を拒み、クリンチ・ワークを織り交ぜながらペースを引き寄せようとします。ガンガン前に出るサジョは4ラウンド早々に右フックでカレンの顔を跳ね上げるなどハッキリとポイントを挙げますが、ジョン・レイサム(英国)レフェリーから後頭部を打つなと注意も入ります。サジョを退がらせようとパンチを出すカレンですが、多くがブロックされ有効打に至らず、逆に5ラウンドには右フックで顔を跳ね上げられると6ラウンド50秒過ぎ、サジョの左ボディがモロに脇腹に入るとカレンは苦痛に顔をゆがめ後ろを向きながら崩れ落ち、赤コーナー前で座り込んだカレンはそのまま10カウントを聞き試合終了となっています。31歳のサジョは17戦全勝15KO、28歳のカレンは20勝9KO3敗1分としています。




    アンダーカードのIBF世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦は同級3位のゼルファ・バレット(英国)が同級4位のブルーノ・タリモ(タンザニア)に12回判定勝利、バレットが挑戦権を手にしています(3対0/117-110×2、116-111)。

    裁くのは12月5日のH.シェアラス対B.スキーツ戦のレフェリングでも批判の対象となったスティーブ・グレイ(英国)レフェリー。スイッチを戦術の1つとする両者ですが、初回から忙しくスイッチするのはタリモ。いつものようにコンパクトなパンチを出してガンガン追い掛け回すと初回、頭がぶつかりハートの弱さに定評のあるバレットはしきりに気にする素振りを見せます。距離を取りたいバレットはフットワークを駆使しながらパンチを入れていきますが、3ラウンドには左手を押し付けて動きを止めようとする素振りを注意されます。このラウンド中盤、タリモが左フックを出したところに左を小さく良いタイミングで当てるとタリモはストンと尻餅を付くダウンを喫します。深いダメージを見せず再開後は再び前進を続けるタリモですが、5ラウンドにはバレットのいきなりの右を浴び顔を跳ね上げられるなどなかなか反撃ムードを高めることが出来ません。地元出身のバレットがアッパーをかすめただけでも歓声が挙がり、2発3発タリモの細かいパンチが入ってもバレットのパンチ1発で帳消しになってしまう空気で中盤を過ぎ終盤に入ります。入ってきたところにパンチを合わせるバレットの安全運転とも映るなか10ラウンドにはタリモの左右フックが入りますがいかんせんパワー不足は否めず、11ラウンドも前進を続け手数で勝るものの中盤、バレットの1発の右アッパーがポイントに繋がっているようにも映ります。最終回、懸命にジャブを突きながら追い掛け回すタリモと逃げ切ろうとするバレットの足が引っ掛かりバレットがスリップ、バレットはほとんど手を出さずにサークリングしながら逃げ切りを果たし終了のゴングを聞いています。28歳のバレットは27勝16KO1敗、26歳のタリモは26勝5KO3敗2分としています。




    IBOスーパーミドル級タイトルマッチはチャンピオンのカルロス・ゴンゴラ(エクアドル)がIBO25位、WBOでは11位のレロン・リチャーズ(英国)に12回判定負け、王座交代です(2対1/115-113×2:リチャーズ、116-112:ゴンゴラ)。

    蝶のように舞い蜂のように刺すというM.アリのスタイルを踏襲するリチャーズはトレードマークとも言える黄色と黒色による蜂柄のボーダートランクスでリングに上がります。サウスポー同士の対戦は初回、浅くながらカウンターを当てたリチャーズが優勢に運び、2ラウンドも右ガードの甘さを突いたリチャーズがポイントを連取したように映ります。打っては離れるリチャーズの足を止めたい王者はプレスを強めますが、有効打を打ち込むことが出来ず、リチャーズも時折鼻先を弾くようなジャブを当てポイントこそ優勢に映るもののダメージという点では物足りない展開を見せ中盤に入ります。王者は大きなフックをダックされ空振る場面が目につく様に、足を止める意味でも下から攻めて行きたいところですがややリチャーズに傾いた流れを変えることが出来ません。王者の攻勢がポイントを獲ったように映るラウンドもあるものの全体的にややリチャーズ優勢と映るまま終盤に入り、お互いに決定的な場面を作ることが出来ず最終回に入ります。お互いに優勢と想定しているのか戦い方を変えずに時間が進み、そのまま3分間を終えると両者手を挙げて勝利をアピールしています。番狂わせと言える戴冠の29歳、リチャーズは16戦全勝3KO、32歳のゴンゴラは2度目の防衛に失敗、WBCとIBFで11位につけるものの戦績を20勝15KO1敗としています。




    ヘビー級8回戦、アレン・バビッチ(クロアチア/216ポンド)はダヴィド・スピルモン(フランス/252ポンド)に6ラウンド53秒KO勝利です。

    開始からガンガン前に出るバビッチの攻勢を受けるサウスポーのスピルモンはバビッチ以上にアゴの締めが甘くバビッチの左右フックを良いように食い、今回も早い決着を予想させるものの計量時に16キロ以上の差がある影響かバビッチのパンチを食ってもスピルモンはなかなか倒れません。2ラウンドに入るとスピルモンも左ストレートや右フックで反撃、ディフェンスの悪い選手同士の面白い展開となり終了間際には左右フックをモロにヒット、バビッチはロープに倒れ込み、ゴングに助けられフラつきながらコーナーに戻ります。3ラウンドも世界3位とは思えない大振りのパンチを繰り出すバビッチはダメージを見せながらも前進すると迎えた4ラウンド1分過ぎに左フックをクリーンヒット、スピルモンがずるりと崩れ落ちるようにダウンします。立ち上がり再開するとバビッチが猛然と襲い掛かりますが的中率は低くゴングに追撃を阻まれます。展開としては先に当てたモン勝ちと言える面白いものとなり6ラウンド早々、左フックを顔面に浴びせて2度目のダウンを奪うとスピルモンは座り込んだまま10カウント、面白い試合に幕が下りています。WBCブリッジャー級3位につける31歳のバビッチは10戦全勝全KO、マッチルーム・ボクシングのサポートを受け世界ランカーと戦うことなくパーフェクト・レコードを続けていますが、E.ハーン・プロモーターは標的の1人に新王者O.リバス(コロンビア)の名を挙げています。30歳のスピルモンは11勝7KO8敗1分、金星を逃しています。
  • 速報!アルツール・ベテルビエフ 対 マーカス・ブラウン!

    速報!アルツール・ベテルビエフ 対 マーカス・ブラウン!

    2021.12.18
    現地時間17日、カナダ、ケベック州モントリオールに在る、ベル・センターにてWBC&IBF世界ライトヘビー級タイトルマッチがただいま終了、統一王者のアルツール・ベテルビエフ(ロシア)がWBC1位、IBFでは6位のマーカス・ブラウン(米国)に9ラウンド46秒KO勝利、王座防衛です。

    じりじりと距離を詰める王者に対し、サウスポーのブラウンはシャープなジャブを突きながらサークリングという序盤は王者も強引に攻めかけず、ブラウンも強打を警戒しながらのせめぎ合いのなか徐々に距離が近付いていきます。迎えた4ラウンド、ブラウンの右フックが王者のおでこをかすめたように映った直後から王者が出血しますがマイク・グリフィン(カナダ)レフェリーは続行、引き続き王者がコンパクトなパンチでブラウンを追い掛けます。徐々に王者のパンチが当たり始めた5ラウンド開始直後、右まぶたから出血するブラウンと王者にそれぞれドクターチェックが入りますが続行、ロープ際で足の止まる場面の増えたブラウンに王者はコンパクトなパンチで攻めかけるとブロックしながら笑顔を見せるブラウンですが、打ち返すことが出来ずゴングに逃げ込む形になります。おでこからの出血が止まらない王者は6ラウンドも飛び掛かるような右でブラウンの顔を跳ね上げるなど手数、有効打ともハッキリとポイントを挙げますが出血が止まらず、ブラウンも右フックを振るうなど懸命に反撃を試みます。迎えた7ラウンド1分過ぎに王者の左ボディ、右ストレートでブラウンが座り込みダウン、カウント8で立ち上がり再開、顔面を真っ赤に染める王者は追撃するもののブラウンは身体を押しこみ追撃を阻止します。映像で見ても深いカットと分かる王者のおでこからの出血はほぼ毎ラウンド止まらず迎えた9ラウンド早々、王者がジャブから追い詰め青コーナー前で連打からの左アッパーを好打するとブラウンはストンと座り込むダウン、そのまま10カウントとなっています。36歳のベテルビエフは17戦全勝全KOとパーフェクト・レコードを伸ばしWBC2度目、IBFは5度目の防衛に成功です。健闘を見せた31歳のブラウンは24勝16KO2敗です。




    アンダーカードのスーパーミドル級10回戦はWBCミドル級27位のスティーブ・ロールズ(カナダ/166.8ポンド)はクリストファー・ブルッカー(米国/166.4ポンド)に9ラウンド1分32秒KO勝利です。

    19年6月にG.ゴロフキン(カザフスタン)と対戦、4回KO負けを喫しているロールズが再起2連勝を目指す一戦は、スーパーウェルター級上がりのロールズとライトヘビー級での試合経験もあるブルッカーとあって体格で一回り違うように映ります。見た目のフレームとは異なり、破壊力に欠けるもののハンドスピードと手数でロールズがペースを引き寄せながらラウンドが進行、序盤はしっかり避けていたロールズの右ストレートが徐々にブルッカーに当たり始めます。4ラウンド序盤には右ストレートを上、左フックを下と打ち込んだロールズのフルマークと映り折り返し、ロールズが攻めるものの詰め切れない、似たような展開のラウンドが続きます。ロールズの右ストレートが好打する場面はあるものの単発なうえ見た目にもパワーに欠け、2つ3つとパンチをまとめれば勝負が付きそうな展開のまま8ラウンド終了間際にブルッカーをロープに詰めたロールズが珍しく連打を見せますが攻めが単調でパンチの多くが空を切り決定打には至りません。9ラウンド中盤、ロールスが右ストレートを当て、ブルッカーが後退するとロープに詰めたところでロールズの打ち下ろしの右ストレートが側頭部に好打、効いたというより疲れたといったようにブルッカーが座り込み、カウント途中で立ち上がったもののそのまま10カウントとなっています。37歳のロールズは21勝12KO1敗、30歳のブルッカーは16勝6KO9敗となっています。




    スーパーウェルター級6回戦は5月にS .マティアス(プエルトリコ)とのIBFスーパーライト級2位決定戦で棄権TKOの初黒星を喫しているバティル・ジュケムバエフ(カザフスタン/150.25ポンド)が再起戦。ファン・ホセ・マルティネス(メキシコ/158ポンド)に初回1分9秒TKO勝利です。

    サウスポーのジュケムバエフがスタートから積極的に前進、お腹周りに余裕を見せるマルティネスはプレッシャーを受けロープ際を回ります。開始40秒ほどでジュケムバエフの左ストレートがヒットするとマルティネスがたたらを踏むように後退、右手でロープを掴み手を着くことは拒否したもののレフェリーはダウンをカウントします。再開後、ロープに詰めるジュケムバエフの連打の前にガード一辺倒となったマルティネスを見たレフェリーはおもむろに割って入りストップ、地力の差を考慮した早めのストップとも言えそうです。まずは世界ランク復帰が目標と言えるWBCスーパーライト級22位、30歳のジュケムバエフは19勝15KO1敗、35歳のマルティネスは28勝20KO11敗です。
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