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海外ボクシング情報

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    戦わざるチャンピオン、マフムード・チャーがいよいよ出陣か

    2021.01.17
    WBAの統一王者や暫定王者、WBCのダイヤモンドやフランチャイズ、そして休養王者に批判が集まりがちですが、その他の統括団体でも数ヶ月間試合をしていないにも関わらずいきなりランクインを果たす選手が出てくるといった現象は枚挙にいとまがありません。もはや世界中のファンが納得するランキングは皆無とも言える現状ですが、その中で最も異論の多いと思われるチャンピオンの1人、WBA世界ヘビー級レギュラーチャンピオンのマフムード・チャー(ドイツ/35戦31勝17KO4敗)がいよいよリングに上がる可能性が高まってきました。


    というのも16年7月以降空位となっていたレギュラー王座をチャーとA.ウスティノフ(ロシア)が争い、12回判定勝利をおさめたのが17年11月。そしてチャーは今まで1度もリングに上がることなく約3年半同王座に在位しているというツワモノです。これまでまれに名前がニュースとして挙がることはあっても自身、もしくは対戦者の怪我により試合予定のキャンセルや自身の禁止薬物使用問題、両股関節の手術に加えて約6年前にはドイツで銃撃を受け4発の弾丸を摘出する大手術の末に退院といったリング外のニュースばかりとなっていました。


    そもそも王座剥奪は?という意見も噴出していたと思われるもののWBAは頑なに否定、毎月王座に据え置いていたものですが昨冬、チャーと暫定王者の同級1位、トレバー・ブライアン(米国/20戦全勝14KO)両陣営に対戦を指示したことが話題となっていました。WBAは「この対戦は20年3月に入札が行われ、ドン・キング・プロダクションズが落札したものです。(コロナ禍による延期要請を認めてきましたが)21年1月29日を期限として対戦しない場合は王座と指名挑戦者の権限を剥奪します。」と通達したことで俄然注目を集めていたものです。


    WBAからの対戦指示が出たものの進展のニュースは無く、海外オッズには『試合しない』という項目まで出来たと報じられる始末となっていましたが、日本時間16日にドン・キング・プロモーターが「私は入札に勝利しました、そしてWBAは1月29日までに試合を実現するよう義務付けています。私たちは(米国フロリダ州ハリウッドに在る)セミノール・ハード・ロック・ホテル&カジノで試合を挙行します。」と周囲の予想を覆して正式なアナウンスを行っています。


    またこの日はダブルメインイベントになることも明かし、これまた " 戦わないチャンピオン " の代名詞とも言える、WBAクルーザー級レギュラーチャンピオンのベイブト・シュメノフ(カザフスタン/20戦18勝12KO2敗)が同級8位のラファエル・マーフィー(米国/15戦14勝11KO1敗)と3度目の防衛戦を行うというものです。37歳となっているシュメノフにとって約2年5ヶ月振りのリングとなりますが、正式なアナウンスを終えたものの同イベントの懐疑的な目はゴングが鳴るまで消えることは無さそうです。
  • 2月20日のセミファイナルから元世界王者が脱落

    2月20日のセミファイナルから元世界王者が脱落

    2021.01.16
    ボクシング・ファンの注目を集める2月20日のWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、チャンピオンのミゲル・ベルチェル(メキシコ/38戦37勝33KO1敗)対同級1位のオスカル・バルデス(メキシコ/28戦全勝22KO)戦ですが、試合まで約5週間となるなか楽しみなセミファイナルに対戦カードの変更というニュースが入っています。


    主催するトップランクの堅実なマッチメイクにより、WBCスーパーフェザー級31位までランキングを上げてきた20歳のホープ、ガブリエル・フローレス Jr.(米国/19戦全勝6KO)の対戦相手が元WBAスーパーフェザー級王者のアンドリュー・カンシオ(米国)から、元WBC中米同級王者のジェイソン・ベレス(プエルトリコ/37戦29勝21KO7敗1分)に変更となりやや楽しみが半減するテストマッチとなっています。


    カンシオがトレーニング中に背中を痛めたための変更と報じられていますが、J.アルボレダ(パナマ)、O.バルデス(メキシコ)と強豪相手に2連敗中のベレスがベテランの壁をどこまで見せることが出来るかといったノンタイトル10回戦になりそうです。
  • アンジェロ・レオとスティーブン・フルトン、初黒星を喫するのはどちらか?

    アンジェロ・レオとスティーブン・フルトン、初黒星を喫するのはどちらか?

    2021.01.15
    大方の予想通りWBAが2つの暫定戦を承認、トリプル世界戦となった米国コネチカット州のカードは1月23日(日本時間24日)に『PBC』と『SHOWTIME』にとって2011年最初のイベントという興味深いものとなっています。


    メインとなるのはWBOスーパーバンタム級タイトルマッチ、チャンピオンのアンジェロ・レオ(米国/20戦全勝9KO)と同級1位のスティーブン・フルトン(米国/18戦全勝8KO)が務め、セミにはWBAスーパーバンタム級暫定王座決定戦、同級2位のライース・アリーム(米国/17戦全勝11KO)と同級8位のビクター・パシリャス(米国/16戦全勝9KO)がマッチアップ。そしてもう一つはWBAライト級暫定王座戦として暫定王者のローランド・ロメロ(米国/12戦全勝10KO)が同級13位のジャスティン・パウルド(米国/16戦14勝7KO1敗1ノーコンテスト)を迎える試合となっています。


    試合まで10日を切り、現地メディアに意気込みを述べるレオ、そしてフルトンの対戦は挑戦者有利の声も大きい注目の試合と言えるでしょう。初防衛を賭ける26歳のレオは「これは素晴らしい試合になるでしょう、今年最高の戦いと言われる1つになると思っています。フルトンの評価が高いことに驚きはありません、私はアンダードックの経験もありますからね。彼が優勢と言われても怒りはありません。フルトンは素晴らしいボクサーですが1月23日は私が世界チャンピオンだということを証明するつもりです。私の武器はボディブローとプレッシャーです、しかしまだ私の全てを出したと思っていません、証明しなくてはいけないことが数多く残っていると思いますし、スティーブン・フルトンがすべてを引き出してくれるでしょう。今回のパフォーマンスで私の存在をアピールしたいと思っています、トレメイン・ウィリアムスに勝ったものの多くの人々がまだ懐疑的な目を持っていることは知っています。多くの間違いをこの試合で示したいと考えています。」

    「私は世界チャンピオンになるために16年間のトレーニングを重ねてきました、2021年最初の防衛戦に向けて良いトレーニング・キャンプもこなしました。メイウェザー・プロモーションズとチームに感謝しています。2021年の私の目標はチャンピオンで居続けること、そしてより多くのベルトを獲得することであり、フルトンは次なる大事なテストと言えるでしょう。」



    元IBO王者でもあるこちらも26歳、挑戦者のフルトンは「1月23日は花火のような打ち合いになるでしょう、レオはチャンピオンであり炎と火花を持っています。お互いにハングリーであり素晴らしい戦いになる準備は整っています。(コロナ禍による)一時的なブランクが影響を及ぼすとは全く考えていません、準備に費やす期間が更に延びたと考えています。リングに上がり自由自在に動けると思うと気持ちが逸ります。ゲーム・プランは8月の時と変わっていませんが、8月に戦っていた時よりもずっと良くなっています。(コロナ禍で延期となり)こうして戻ってきたことで肉体的にも精神的にも、そして感情的にも向上したと感じています。ウィリアムス戦で披露したレオのパフォーマンスは想定内のものでした、彼が前に出ていくことは知っていましたが、ウィリアムスにはちょっと予想外だったと思います。レオはグッド・ボクサーであり勝利を手にしましたが、私たちは戦わなくてはならないのです。」

    「トレーニングはとても順調です、(8月に予定されていた頃よりも)10倍の準備が出来ていると思えるし、延期も含めてすべての事柄に理由があるのだと感じています。タイトルマッチに出場することに興奮しています。」
  • 2月はスーパーフェザー級タイトルマッチが3週連続で開催

    2月はスーパーフェザー級タイトルマッチが3週連続で開催

    2021.01.14
    かねてから対戦話が持ち上がっていた、WBO世界スーパーフェザー級チャンピオンのジャメル・ヘリング(米国/24戦22勝10KO2敗)と元2階級制覇王者でWBO同級4位のカール・フランプトン(英国/30戦28勝16KO2敗)が2月27日に英国のロンドンで拳を交えることが主催するクイーンズベリー・プロモーションズから日本時間13日に発表されました。


    同プロモーションのフランク・ウォーレン・プロモーターが「アイルランドのあらゆる世代を代表するボクサーとしてカールがその地位を確かなものとするこの素晴らしいチャンスを提供できることに私はとても興奮しています。カールが3階級制覇王者となることはかつてない壮大な偉業に間違いありません、キャリアの最終章に入ったとも映りますが、これがフィナーレではないのかもしれません。」と推すフランプトンは18年12月、J.ワーリントンとの英国決戦に敗れた後、2連勝を重ねヘリング戦6日前に34歳を迎えます。" The Jackal " の愛称を持つフランプトンも近年は試合巧者ぶりが目に付く試合が印象に残りますが年齢によるスタイルの変化もあるでしょうか。


    そのフランプトンをサポートする熱狂的なファンの待つ地へ乗り込む王者ヘリングの直近試合は昨年9月、T.ウィークス(米国)レフェリーの疑問の残るレフェリングも手伝い、試合終了を遠回しに申告したという報道も挙がったJ.オケンド(プエルトリコ)戦です。後味は決して良くないもののダウンも奪いポイント面でも圧勝、8回反則勝ちで2度目の防衛に成功しています。


    興味深いマッチアップに加えて、同級1位にランクされるシャクール・スティーブンソン(米国/15戦全勝8KO)の動向も気になるところです。昨年12月のT.K.クレイリー(米国)戦直後、「私の2021年最初の試合はWBOの世界タイトルマッチだ、私がベストのスーパーフェザー級であることを証明してみせる。」と述べたようにヘリング対フランプトン戦勝者がスティーブンソンの挑戦を受ける可能性は大いにありそうです。新年早々、WBAは王座交代し新レギュラー王者にR.グティエレス(ベネズエラ)が就き、IBF(ディアス Jr. 対ラヒモフ)は2月13日に開催。そしてWBC(ベルチェル対バルデス)は2月20日、WBOは2月27日と、スーパーフェザー級タイトルマッチがたて続けに行われる来月、特に目の離せないクラスと言えそうです。
  • BBBofCが2月中旬からのボクシング・イベント再開を承認

    BBBofCが2月中旬からのボクシング・イベント再開を承認

    2021.01.13
    新型コロナウイルスの感染者数増加に伴い、国内で1月に予定されていたボクシング・イベントを全て停止したBBBofC(英国ボクシング管理委員会)が2月中旬からボクシング・イベントを再開するとアナウンスしています。1月30日の欧州ウェルター級戦が延期となった、マッチルーム・ボクシングのエディ・ハーン・プロモーターはすかさず " Great news!" と反応、近日中に幾つかの試合を正式発表するとしています。


    再開明け1発目のイベントについては後日の発表となっていますが、同プロモーターは地元メディアに対し、延期となったD.アバネシヤン(ロシア)対J.ケリー(英国)戦の他、A.ポベトキン(ロシア)対D.ホワイト(英国)によるダイレクト・リマッチや、K.グロワッキー(ポーランド)のコロナ陽性によりL.オコリー(英国)との決定戦が延期となっているWBOクルーザー級戦など、ガンガン発表していくと意欲を見せています。


    またかねてから噂されているフェザー級注目の対戦、WBAレギュラー王者の徐燦(シュ・チャン/中国)対IBF王者のJ.ワーリントン(英国)戦については発表目前ながらWBAスーパー王者のL.サンタ・クルス(メキシコ)の存在がネックになっているとも述べています。「私の個人的意見ですが、サンタ・クルスは126ポンド(フェザー級)で二度と戦うことは無いでしょう、しかし返上は拒否しているとも聞いています。それならば(徐に勝った後に)スーパーチャンピオンとなるワーリントンとサンタ・クルスで試合をすれば良いのです。予想の難しい50-50のタフな試合を魅せてくれると思いますけどね。」とも述べたハーン・プロモーターです。


    IBFのトップコンテンダーにはK.ギャラード(英国)が昨年2月から指名挑戦を待ち構えており、そのギャラードとワーリントンは19年6月に対戦、12回判定勝利をおさめているものの2対1の非常に競った厳しい試合となっています。徐とのビッグマネー・ファイトを目指すハーン&ワーリントンとしてはサンタ・クルスに返上してもらい、IBFから王座統一戦のお墨付きを得たいところでしょうが承認は下りるでしょうか?再開後のビッグファイト発表も楽しみなところですが、IBFの対応も気になるところです。
  • WBAミニマム級王座決定戦が更なる延期をアナウンス

    WBAミニマム級王座決定戦が更なる延期をアナウンス

    2021.01.12
    なかなか開催まで漕ぎつけられないWBA世界ミニマム級王座決定戦ですが、このほど主催するガブリエル・" Bebot "・エロルデ・プロモーターが正式に延期を発表しています。昨秋から12月5日、そして1月30日と終わりの見えない延期が続いていますが、延期先は来月とし最有力として2月20日に挙行したいと述べています。


    「この戦いはフィリピン人にとって名誉なことです、勝者はフィリピンの生んだ次なる世界チャンピオンです。きっと素晴らしい試合になるでしょう。サルダールの居るミンダナオは現在、ロックダウン中であり離れることが出来ないうえ、14日間の検疫期間も発生します。サルダール陣営の要請もあり試合は2月下旬、20日頃の延期を呑みました。試合会場はパラニャケを予定していますが(ラグナ州の)ビニャンで開催するかもしれません。元々は9月に行いたかった世界タイトルマッチですが、パンデミックにより常に流動的となっています。フィリピン人にとっても良い戦いですし、私は是非とも挙行したいと考えています。」とエロルデ・プロモーター。


    WBA4位で前WBO王者のビック・サルダール(フィリピン/24戦20勝11KO4敗)対5位のロベルト・パラデロ(フィリピン/18戦全勝12KO)による対戦は19年9月のP.タドゥラン対S.サルバ戦以来となるフィリピン人同士の世界戦としてファンの期待を集めていますが更なる延期はあるのでしょうか?
  • オスカル・バルデス「WBCのベルトを巻くことは小さい頃からの夢」

    オスカル・バルデス「WBCのベルトを巻くことは小さい頃からの夢」

    2021.01.11
    2月20日に決まったWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチでチャンピオンのミゲル・ベルチェル(メキシコ/38戦37勝33KO1敗)に挑戦する同級1位、オスカル・バルデス(メキシコ/28戦全勝22KO)が小さいころから描いてきたWBCのチャンピオンになるという夢を叶えるため全力を出し切ると熱い気持ちを述べています。2月20日、王者7度目の防衛を阻止し2階級制覇を成し遂げることは出来るでしょうか?


    「この試合は私が人生を懸けて待ち焦がれたチャンスです、学校のノートにも私はWBCの世界チャンピオンになると書いていました。人生最大のチャンスであり、夢を現実のものとする時です。(最初に発表された)12月に試合が出来なかったことは悲しいことであり、少し落胆しましたが誰の責任でもありません。来るべき戦いのためにハードなトレーニングを継続していました。試合の日程も決まり、今やらなくてはいけないことは自己管理をすることであり、マスクを着用しソーシャル・ディスタンスに注意することです。戦いはもうすぐです、タフな試合をしたいですね。」

    「私たちはお互いにこの試合を望んでいます、ベルチェルはグレートなファイターであり、グレートな試合になるでしょう。トレーニング・キャンプは素晴らしいものでした、耐えず学び、ベルチェルを研究していました。チームの関係も良好です。(サウル・アルバレスとのキャンプは)とてもヤル気が沸き起こります。カネロのトレーニングを見ると、彼と同じかそれ以上のトレーニングをやらなければと思います。」

    「ベルチェルがKOを狙ってくることは分かっているし、私も望むところです。彼は私のアゴめがけてパンチを打ってくると思いますが私のパワーにも注意しなければならないでしょう、何故なら私もパンチがあるからです。私の目標はベルチェルを倒してもう一度世界チャンピオンになること。これは最高のチャレンジです、そしてメキシコのベストと言われるうちの1人になるつもりです。」

    「ファンへの感謝は忘れません、皆さんのために良いパフォーマンスを魅せる義務があると感じています。皆さんのために素晴らしい戦いをもたらし、昔ながらのボクシングを披露したいと思います。リング上で私のハートを皆さんに届けたいと思います。サポートをありがとう、2月20日のベルチェル戦をどうぞお見逃しなく。」
  • ジョセフ・パーカーとジュニア・ファ、アマ2勝2敗の決着は?

    ジョセフ・パーカーとジュニア・ファ、アマ2勝2敗の決着は?

    2021.01.10
    2月27日に迫ったニュージーランド決戦、同国史上初の世界ヘビー級王者となったジョセフ・パーカー(WBO3位/29戦27勝21KO2敗)と元WBOオリエンタル同級王者のジュニア・ファ(WBO6位/19戦全勝10KO)による対戦は同国のボクシング・ファンを中心に徐々にヒートアップしています。アマチュア時代に4度拳をまじえ2勝2敗という数字も後押しするイベントはニュージーランドのオークランドに在る、スパーク・アリーナでゴング。およそ1万2千席の会場に最大9千人を入れて開催するとしています。


    初めは昨年12月11日開催と発表されたもののこの試合も多くの試合同様、2月に延期となりましたがこれはコロナ禍ではなくファの健康上の理由によるもの。血液検査で異常が発覚、手術を行ったためとなっています。「手術をおこない回復してから、以前とは見違えるように気分が良くなりました。この試合のために非常に素晴らしいコンディションを造り上げることが出来るでしょう、きっと過去最高の状態になると思っています。延期は理想的なことではありませんが、今の私は本当に元気ですべてが順調に進んでいることを実感出来てハッピーです。(パーカーが敗れた)アンソニー・ジョシュア戦とディリアン・ホワイト戦で彼が取った動きのパターンも研究しています。彼の弱点とおぼしき部分は徹底的に攻めるつもりです、私が見る限りウィークポイントは幾つもありますからね。パーカーは元世界チャンピオンですし、私が彼を倒せば夢を実現させる大きな一歩になると思っています。今はリングに戻ることが待ちきれません、最後の試合から1年以上経っていますからね、本当に興奮しています。」


    一方、対戦相手の手術により延期となったパーカー陣営も古傷の治療に努めることが出来、延期はむしろプラスだったと地元メディアに述べています。「(約3年前に手術した)肘の状態が実は良くなかったんだ、試合をするたびに腫れ上がり、炎症を起こし痛めていたんだ。練習でも毎日アイシングし、ひどい痛みになる前に良い方法は無いかずっと探していたんです。でも(最初のアナウンスにあった)12月12日から延期する考えはありませんでした、全てセットされていたイベントでしたからね。多くの関係者も開催へ動いていたし、私の怪我が延期理由になることは避けたかったんだ。そこへジュニアが入院するから延期になるだろうと聞いたところで最初は残念に思ったが、ボクシングの世界では良くあることと私自身の再手術に踏み切ったんだ。ジュニアの手術も成功し、100%の状態で2月の準備を進めているそうですね、もう言い訳は無しです。」
  • IBFがライト級王者のテオフィモ・ロペスに指名防衛戦を指示

    IBFがライト級王者のテオフィモ・ロペスに指名防衛戦を指示

    2021.01.09
    昨年の " Fight of the year " に推す海外メディアも数多くあるライト級王座統一戦。安定王者と言われたV.ロマチェンコ(ウクライナ)を12回判定に下し、世界を驚かせる番狂わせを演じた王者のテオフィモ・ロペス(米国/16戦全勝12KO)に最初の分岐点が訪れています。


    このほどIBFが同級1位、ジョージ・カンボソス Jr.(豪州/19戦全勝10KO)との指名防衛戦を指示したことが報じられ、対戦交渉を開始するよう両陣営に通達されたとしています。ロマチェンコ対ロペス戦の行われた2週間後の10月31日(写真)、同級4位につけていた、L.セルビー(英国)に12回判定勝利をおさめトップコンテンダーの座を得たカンボソス Jr. と王者ロペスとの交渉期限は2月6日とされ、期限内に合意されない場合は入札になるとしています。


    いつの時代も世界各地の好選手が覇を唱えるライト級ですが、現在もロペスの他、WBAレギュラー王者のG.デービス(米国)やWBC正規王者のD.ハニー(米国)、そして新年早々にWBC暫定王者となったR.ガルシア(米国)らを中心に文字通り世界中の強豪がしのぎを削っています。L.キャンベルを左ボディ1発で仕留めた勢いに乗ってか、ガルシアは「ジェルボンテ・デービスは2ラウンドで倒す!」と叫べば、デービスは「いつでも相手になってやる。」と王者らしくコメント。そしてガルシアとWBC王座統一の指示が出ると噂されるハニーは「ガルシアに興味はない、オレの目標はロペスだ。」と述べ、ロマチェンコとの再戦を問われたロペスは「ロマチェンコと再戦契約は無い、条項が盛り込まれなかったのは彼らがそう望んだからだ。」とコメントを残すなどリング外の駆け引きも加わり、どのようなマッチアップになるのかボクシング・ファンの話題を集めています。


    攻防のまとまったカンボソス Jr. ではあるもののアメリカでの知名度が高くない点から、よりビッグマネーを得るためにIBF王座を放棄しビッグネームとの対戦を選ぶのか、それとも足元を固めるためにも指名防衛戦をこなすのか、23歳のロペスの決断に注目です。
  • ジョセフ・ディアス Jr.「私の名前を誰もが知るものにする時が来ました」

    ジョセフ・ディアス Jr.「私の名前を誰もが知るものにする時が来ました」

    2021.01.08
    約5週間後の2月13日、米国のカリフォルニア州ハリウッドに在る、アバロン・ハリウッドにて開催されるダブル世界タイトルマッチはどちらも王者対指名挑戦者という興味深い顔合わせとなっています。ダブルメインと謳うイベントのトリはIBF世界スーパーフェザー級チャンピオンのジョセフ・ディアス Jr.(米国/32戦31勝15KO1敗)対同級1位、シャフカッツ・ラヒモフ(タジキスタン/15戦全勝12KO)戦。そしてWBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチはチャンピオンのパトリック・テシェイラ(ブラジル/32戦31勝22KO1敗)と同級1位のブライアン・カルロス・カスターニョ(アルゼンチン/17戦16勝12KO1分)という楽しみなイベントとなっています。


    全勝挑戦者を迎える28歳の王者、ディアス Jr. にとって約13ヶ月振りのリングはテクニックで王者、パワーなら挑戦者と映るサウスポー同士の一戦となりますが、初防衛へ自信を見せる王者が地元メディアのインタビューに応えています。「私はまた戦えることに興奮しています、ジョセフ・ディアスを誰もが知る名前にする時が来ました。もし私のチームが来週試合だと言えば私は戦うつもりです。非現実的ですが年に3試合から4試合、5試合だって戦いたいと思っています。」

    「ラヒモフは良いファイターです、彼はプレッシャーを掛け続け、前に前にと出続けることが出来ます。彼はパワーと実力を証明しようと向かってくるでしょうし、私も持っている全ての才能とスキルを出し切るつもりです。そして130ポンド(スーパーフェザー級)に居る全ての選手にアピールするつもりです。2月13日はファンに素晴らしいパフォーマンスを披露したいと思います。」

    「(18年5月に敗れている)ゲーリー・ラッセルとのリマッチは常に私の頭にあります、彼は素晴らしい仕事をこなしましたが私は汚名を挽回したいです。もう少しリスクを冒せば勝てた気もしますが全てが経験です、あの試合から多くのことを学びました。(他団体王者との)統一戦も望むところです、全てを打ち負かすことが出来ると思いますが、(WBC王者の)ミゲル・ベルチェルはもう少しタフな選手との試合が見たい気がします、彼は良いファイターですがベストの対戦相手と戦っていないように思います。フランシスコ・バルガスはそれまでにかなりのダメージを負っていたように感じたし、ミゲル・ローマンもすでにピークは過ぎていたと思います。(2月20日に)オスカル・バルデスを相手にどのようなパフォーマンスを魅せるのか楽しみですね。」
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