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    ノニト・ドネアとジョンリエル・カシメロによるファン必見の統一戦

    2021.06.21
    8月14日にセットされていた、WBAバンタム級レギュラー王者のギレルモ・リゴンドー(キューバ/22戦20勝13KO1敗1ノーコンテスト)対WBO同級王者、ジョンリエル・カシメロ(写真/フィリピン/34戦30勝21KO4敗)戦は『PBC』がカード変更をアナウンス、リゴンドーの代わりにWBC同級王者に就いたばかりのノニト・ドネア(フィリピン/47戦41勝27KO6敗)を浮上させ、WBCとWBOのバンタム級王者による統一戦になるとしています。


    日本時間20日に行われた『PBC』イベント、J.チャーロ(米国)対J.M.モンティエル(メキシコ)戦の中で告知されたもので、すでに複数の海外メディアが報じていますが、変更の理由は選手の負傷等ではなく単純にスーパー王者が居る中でのWBAレギュラー王者よりも、正規のWBC王者とWBO王者が戦い真の2団体王座統一戦とした方がカードが充実するだろう、という珍しいものです。リゴンドーはアンダーカードへ移り新しい対戦相手を模索、8月14日にリゴンドーが勝てばメインイベントの勝者と次戦で拳を交える可能性も示唆している他、将来的にはIBF指名挑戦者を一蹴したばかりの2冠王者、井上尚弥(大橋)選手との統一戦などファンの期待が膨らむ対戦となっています。


    5月にN.ウーバーリ(フランス)を4回KOに退け、新たにベルトを巻いた38歳のドネアは5階級を制しており、約11ヶ月前にWBO指名挑戦者のD.ミカー(ガーナ)を3回TKOに下し、3度の防衛を果たしている31歳のカシメロは3階級を制覇、フィリピンはもとよりアジアを代表するビッグネーム同士の興味深い統一戦となっています。経済的な理由に加えて、コロナ禍からの回復も他国と比べて遅れているフィリピンのボクシング界は自国での世界戦開催が困難なことから同国人同士の世界戦を好まず、出来る限り多くの自国選手にチャンスが回ることを好む傾向がありますが、ドネア、カシメロ両王者ともフィリピン史上初の4冠統一王者になることを目標の一つと広言しており、今回の決定はタイミングの面でもまさに千載一遇のマッチメイクと言えるでしょう。


    ホスト局の『SHOWTIME』は米国、カリフォルニア州カーソンのディニティ・ヘルス・スポーツ・パークで開催予定となっているイベントをトリプルヘッダーとして開催することも明らかにしており残る2つのカードも興味深いところですが、まずは両王者が怪我無く2か月後のリングに上がる姿に期待したいところです。
  • 速報!井上尚弥 対 マイケル・ダスマリナス!

    速報!井上尚弥 対 マイケル・ダスマリナス!

    2021.06.20
    現地時間19日、米国のネバダ州ラスベガスに在る、ヴァージン・ホテルズ・ラスベガスにてWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一戦がただいま終了、2本のベルトを持つ井上尚弥(大橋)がWBA8位、IBF1位のマイケル・ダスマリナス(フィリピン)に3ラウンド2分2分45秒KO勝利、王座防衛です。

    サウスポーのダスマリナスがフットワークを駆使しリングを広く使い、王者が様子を探りながらプレスを掛ける初回を終え、2ラウンド中盤、左ボディが入るとダスマリナスはあっさり膝を付きます。ラッセル・モーラ(米国)レフェリーのカウント8で再開、ウィークポイントと言われていたボディを攻められたダスマリナスはやや腰が引けた状態となり、その後も王者のボディ攻めに嫌がる素振りを見せると3ラウンド2分過ぎ、王者の左ボディで2度目のダウンを喫します。カウント9で立ち上がったダスマリナスでしたが残り30秒を切ったところで左ボディがヒット、苦悶の表情を浮かべながらマットに沈んだダスマリナスを見たレフェリーはカウントを数えず両手を交差しています。井上選手は21戦全勝18KO、WBA5度目、IBFは3度目の防衛に成功です。アメリカ・デビュー戦のダスマリナスは30勝20KO3敗1分、ボディがウィークポイントである点をしっかり研究され完敗を喫しています。



    WBCフェザー級17位のアダム・ロペス(米国)と元WBOスーパーバンタム級王者でWBO10位、WBCで13位にランクされる、アイザック・ドビ(ガーナ)がフェザー級10回戦で対戦、10回判定でドビが勝利をおさめています(2対0/95-95、97-93、96-94)。26歳のドビは22勝15KO2敗、復帰2連勝です。25歳のロペスは15勝6KO3敗としています。



    スーパーライト級8回戦、リオ五輪ライト級ベスト32のリンドルフォ・デルガド(メキシコ)が約1年9ヶ月振りのリングでサルバドール・ブリセーニョを8回判定に下しています(3対0/80-72、79-73×2)。26歳のデルガドは12戦全勝11KO、同じく26歳のブリセーニョは17勝11KO7敗です。
  • 速報!ジャモール・チャーロ 対 ファン・マシアス・モンティエル!

    速報!ジャモール・チャーロ 対 ファン・マシアス・モンティエル!

    2021.06.20
    現地時間19日、米国のテキサス州ヒューストンに在る、トヨタ・センターにて『PBC』イベント、WBC世界ミドル級タイトルマッチがただいま終了、チャンピオンのジャモール・チャーロ(米国)がWBC4位のファン・マシアス・モンティエル(メキシコ)に12回判定勝利、王座防衛です(3対0/118-109、119-109、120-108)。

    王者が自分の距離をキープしながらプレッシャーを掛け、モンティエルは頻繁にスイッチしながらサークリングし射程を狂わせようとしますがスタートから王者が流れを引き寄せます。3ラウンド、リング中央で打ち合いを見せると会場から歓声が上がりますが有効打、手数とも王者のペースが続きます。顔の腫れが目立ち始めたモンティエルは5ラウンド序盤、王者の右を食いフラつきを見せると王者が一気呵成に攻め上げますがダウンは拒否、懸命に打ち返します。6ラウンドも序盤に右フックでフラついたモンティエルに決定打を打ち込もうと王者が追撃しますが、ここもモンティエルはボディへ良いパンチを返すなど執念を見せダウンは拒否、王者のフルマークと映る中で折り返すものの8ラウンド辺りから王者の身体が流れはじめ打ち疲れの兆候を見せ始めます。ラウンド終盤にはモンティエルも王者を押しこみながらコンビネーションを見せ打ち返すと大きな歓声が上がり、その後もポイントは王者ながら驚異的な打たれ強さを見せるモンティエルが時折打ち返し、王者を退がらせる見せ場を造ると歓声が後押しするといったなか最終回はモンティエルが前進、王者が距離を取るような展開となり両者決定打の無いまま終了のゴングが鳴っています。31歳のチャーロは32戦全勝22KO、約9ヶ月振りのリングで同王座5度目の防衛に成功です。健闘を見せた27歳のモンティエルは22勝全KO5敗2分、初の世界挑戦は失敗に終わっています。



    IBFライト級2位のイサック・クルスは元WBCスーパーフェザー級王者のフランシスコ・バルガス(ともにメキシコ)に10回判定勝利です(3対0/100-89、99ー90、97-92)。23歳のクルスは22勝15KO1敗1分、前回のJ.M.ロメロ(アルゼンチン)戦に続いてのフルラウンドとなっています。36歳のバルガスは27勝19KO3敗2分、復帰2連勝で臨んだ一戦でしたが完敗です。



    そして1月にWBOスーパーバンタム級王座を手放している前王者のアンジェロ・レオ(メキシコ)がWBCスーパーバンタム級10位のアーロン・アラメダ(メキシコ)を相手に復帰戦、薄氷の10回判定勝利をおさめています(95-95、96-94、98-92)。27歳のレオは26勝13KO1敗、S.フルトン(米国)戦からの再起を果たしています。敗れたこちらも27歳、アラメダは20勝9KO2敗と2連敗です。
  • 速報!ハイメ・ムンギア 対 カミル・シェルメタ!

    速報!ハイメ・ムンギア 対 カミル・シェルメタ!

    2021.06.20
    現地時間19日、米国のテキサス州エルパソに在る、ドン・ハスキンス・センターにてゴールデンボーイ・プロモーションズ主催イベントが行われ、メインイベントのWBOインターコンチネンタル・ミドル級タイトルマッチでは王者でWBO1位のハイメ・ムンギア(メキシコ)がIBFミドル級11位のカミル・シェルメタ(ポーランド)に6ラウンド終了、棄権TKO勝利です。24歳のムンギアはこれで37戦全勝30KO、およそ半年振りのリングで快勝です。一方、31歳のシェルメタは21勝5KO2敗、昨年12月、G.ゴロフキン(カザフスタン)に7回終了TKO負けを喫しており、これで2連敗です。



    WBAコンチネンタル・スーパーミドル級&WBOインターナショナル同級王座タイトルマッチは両王者でWBA7位のベクテミール・メリクジエフ(ウズベキスタン)がWBC13位のガブリエル・ロサド(米国)に3ラウンド1分21秒TKO負けです。

    勢いに勝るサウスポーのメリクジエフが初回終了間際に左右のフックを浴びせ幸先よくダウンを奪います。ロサドが立ち上がったところでゴングに助けられますが2ラウンドもメリクジエフのボディ攻めがポイントに有効と映り、迎えた3ラウンド、メリクジエフがロサドをコーナーに追い込み踏み込んで左をねじ込もうとしたところにロサドの右がカウンターとなってクリーンヒットするとメリクジエフは前のめりにダウン、10カウントが数え上げられています。パッキャオ対マルケス戦のフィニッシュ・シーンとも重なる素晴らしいワンパンチの逆転KOを見せた35歳、ロサドは26勝15KO13敗1分1無判定、世界挑戦経験を持つベテランの意地を見せています。敗れた25歳のメリクジエフは7勝6KO1敗です。
  • 速報!フェリックス・シュトルム 対 ジェームス・クラフト!

    速報!フェリックス・シュトルム 対 ジェームス・クラフト!

    2021.06.20
    現地時間19日、ドイツのハンブルグに在る、ウニベルスム・ボックス・プロモーションズ主催イベントが行われ、メインイベントのライトヘビー級10回戦では、元2階級制覇王者のフェリックス・シュトルムがジェームス・クラフト(ともにドイツ)に10回判定勝利をおさめています(3対0/96-94、97-94、99-93)。42歳のシュトルムは復帰2戦目を飾り42勝18KO5敗3分1ノーコンテストとしています。

    コーナーに就き、シュトルムと公私に渡る友人でもある元世界ランカー、M.ウェーバー(ドイツ)氏は「フェリックスには日々驚嘆させられます。元々、勤勉で節制に務めていたことは知っていましたが42歳の現在でも同様です、信じられません。ジムで見る多くの若いボクサーの中で彼より練習し、節制出来ている選手は見たことがありません。」と試合前の会見で述べたように徹底した自己管理能力は健在と言えそうですが、次戦で噂されている一戦は復帰ロードの真価が問われるものになりそうです。敗れた24歳のクラフトは19勝10KO1敗1分です。



    アンダーカード、IBFミドル級13位で元WBAスーパーミドル級暫定王者のビンセント・フェイゲンブツはヌウ・ラワル(ともにドイツ)に9ラウンド58秒KO勝利。25歳のフェイゲンブツは33勝29KO3敗、IBFスーパーミドル級王者のC.プラント(米国)に挑戦し10回TKO負けを喫してから復帰2連勝としています。一方、39歳のラワルは27勝15KO9敗です。
  • 速報!ルドゥモ・ラマティ 対 ホセ・マルティン・エストラーダ・ガルシア!

    速報!ルドゥモ・ラマティ 対 ホセ・マルティン・エストラーダ・ガルシア!

    2021.06.20
    現地時間19日、南アフリカのガウテン、ケンプトン・パークに在る、エンペラーズ・パレスにてIBOスーパーバンタム級王座決定戦が行われ、WBCでは同級7位に付ける、ルドゥモ・ラマティ(南アフリカ/122ポンド)がIBO12位のホセ・マルティン・エストラーダ・ガルシア(メキシコ/119.75ポンド)に12回判定勝利、地元のラマティが新王者となっています(2対0/115-113、116-112、114-114)。辛くもベルトを手にした29歳のラマティは18勝10KO1分、元WBOラテン同級王者でもある32歳のガルシアは12勝6KO2敗1分としています。



    WBAパンアフリカン・ウェルター級タイトルマッチは王者のジャブラニ・マケンジ(南アフリカ/144.5ポンド)がWBC13位のチュラニ・ムベンゲ(南アフリカ/146.5ポンド)の挑戦を受ける渋い一戦。3ラウンド2分43秒でムベンゲが勝利、王座交代です。29歳のムベンゲは18勝14KO1敗、マケンジは初黒星を喫し11勝5KO1敗としています。
  • 日本時間20日は世界各地で注目の試合がゴング

    日本時間20日は世界各地で注目の試合がゴング

    2021.06.19
    <WBA&IBF世界バンタム級統一戦 in 米国、ネバダ州ラスベガス、ヴァージン・ホテルズ・ラスベガス>
    WBAスーパー&IBF王者、井上尚弥(大橋/20戦全勝17KO):118ポンド(約53.5Kg)リミット
    vs.
    WBA8位、IBF1、マイケル・ダスマリナス(フィリピン/33戦30勝20KO2敗1分):117.4ポンド(約53.2Kg)
    ※WOWOWエキサイトマッチにて10時30分から生中継される一戦!アメリカ・デビュー戦となるダスマリナスは知名度も影響し前評判では圧倒的不利の予想となっていますが19年3月に獲得したIBF指名挑戦権をようやく行使出来る大舞台にどこまで意地を魅せることが出来るでしょうか?この試合の勝者と8月に予定する、J.カシメロ(フィリピン)対G.リゴンドー(キューバ)戦勝者との統一戦も興味深いところです。




    <WBC世界ミドル級タイトルマッチ in 米国、テキサス州ヒューストン、トヨタ・センター>
    王者、ジャモール・チャーロ(米国/31戦全勝22KO):160ポンド(約72.5Kg)リミット
    vs.
    WBC4位、ファン・マシアス・モンティエル(メキシコ28戦22勝全KO4敗2分):159.5ポンド(約72.3Kg)
    ※4度の防衛を果たしているジャモールと白星は全てKOという強打が魅力のモンティエルが対戦します。世界初挑戦のモンティエルですがテキサスのリングとあって多くの声援が後押ししてくれるでしょう。ビッグファイトを熱望するコメントを連発するジャモールとしては勝ち方が問われる防衛戦とも言えますが、どのようなパフォーマンスを魅せてくれるのでしょうか?


    <ライト級10回戦>
    IBF2位、イサック・クルス(メキシコ/23戦21勝15KO1敗1分):133ポンド(約60.3Kg)
    vs.
    WBC7位、フランシスコ・バルガス(メキシコ/31戦27勝19KO2敗2分):134ポンド(約60.7Kg)
    ※元WBCスーパーフェザー級王者のバルガスはM.ベルチェル(メキシコ)にベルトを奪われてから2連勝をおさめていますが年齢は36歳、往年の力はすでに無いという声も増えてきています。一方、ロペス対カンボソス戦が8月に延期となったことで自身の世界挑戦も更に延びることが予想されるクルスのモチベーションがどう変わったか、気持ちの入り方に影響は無いのか気になります。


    <スーパーバンタム級10回戦>
    前WBO同級王者、アンジェロ・レオ(メキシコ/26戦25勝13KO1敗):122ポンド(約55.3Kg)
    vs.
    WBC10位、アーロン・アラメダ(メキシコ/21戦20勝9KO1敗):123.8ポンド(約56.1Kg)
    ※S.フルトン(米国)にほぼシャットアウトされての王座陥落から再起を目指すレオが世界ランカーのアラメダを迎え撃ちます。両者、特筆するパンチ力は無いスタイルだけにレオがどこまでサウスポーを得意としているか、はたまた不得手なのかによって試合の流れが決まりそうな一戦ですが、アラメダにとっても昨年9月のL.ネリ(メキシコ)戦からの再起戦とあって、どちらにとっても大事なサバイバルマッチと言えるでしょう。




    <WBOインターコンチネンタル・ミドル級タイトルマッチ in 米国、テキサス州エルパソ、ドン・ハスキンス・センター>
    王者、WBO1位、ハイメ・ムンギア(メキシコ/36戦全勝29KO):159.6ポンド(約72.3Kg)
    vs.
    IBF11位、カミル・シェルメタ(ポーランド/22戦21勝5KO1敗):159.8ポンド(約72.4Kg)
    ※4月からの延期、そして対戦相手もM.スレツキ(ポーランド)、D.バラード(米国)、そしてシェルメタに落ち着いた一戦、約6ヶ月を置いてのリングとなったムンギア自慢の強打は湿ることなく爆発するのでしょうか?一方、昨年12月のG.ゴロフキン(カザフスタン)戦で7回終了TKO負けを喫しているシェルメタにとって2連敗は世界ランク陥落のピンチとも言えるでしょう。


    <WBAコンチネンタル・スーパーミドル級&WBOインターナショナル同級タイトルマッチ>
    WBAコンチネンタル・スーパーミドル級&WBOインターナショナル同級王者、WBA7位、ベクテミール・メリクジエフ(ウズベキスタン/7戦全勝6KO):158ポンド(約71.6Kg)
    vs.
    WBC13位、ガブリエル・ロサド(米国/40戦25勝14KO13敗1分1無判定):158ポンド
    ※昨年11月のD.ジェイコブス(米国)戦では判定負けを喫したものの最初のコールでロサドの勝利とコール、その後集計ミスが発覚し12回判定負け(2対1)と番狂わせ寸前まで粘りを見せた35歳のベテランと25歳のホープというマッチアップ。リオ五輪ミドル級銀メダリストのサウスポー、メリクジエフが初めて対戦する世界ランカーとの一戦でどのような試合を魅せてくれるのか、楽しみなテストマッチです。
  • 仕切り直しのIBF世界スーパーミドル級挑戦者決定戦

    仕切り直しのIBF世界スーパーミドル級挑戦者決定戦

    2021.06.18
    元世界ランカーのドミトリー・サリタ氏が主宰するサリタ・プロモーションズがIBF世界スーパーミドル級挑戦者決定戦の興行権を落札したニュースが報じられています。同級3位のイフゲニー・シュウィデンコ(ロシア/15戦全勝6KO)と同級8位、ウラディミール・シシュキン(ロシア/12戦全勝7KO)両陣営による入札はシュウィデンコ陣営のフェッフャー・スポーツ・マネージメントが約27.7万ドル(約3,067万円)、シシュキン陣営のサリタ・プロモーションズは約35.5万ドル(約3,926万円)の提示額が報じられています。


    この挑戦者決定戦はシュウィデンコと同級4位のA.イェルボスヌイ(カザフスタン)が対戦指示を受け交渉の末に入札、シュウィデンコ陣営が約30万ドル(約3,318万円)で落札したのが今年2月。対戦が4月17日にドイツのカールスルーエで決定したものの試合直前でイェルボスヌイがコロナ禍を発症したことが明るみとなり試合が中止になっていたものです(写真)。


    入札から90日以内の対戦と決められている挑戦者決定戦を前にサリタ・プロモーターは「この試合にウラディミールが勝てば世界タイトルマッチは目前です。もし現王者のカレブ・プラントがサウル・アルバレスと戦い、負けることになればパウンド・フォー・パウンド、ナンバーワンの統一チャンピオンと戦うことになります。もちろんそのためには同胞でもあるシュウィデンコ戦をクリアしなくてはなりません、非常に厳しい戦いになるでしょう。そしてそのような素晴らしい試合をプロモート出来る権利を勝ち取ったことを光栄に思っています。」と述べたように今秋の対戦が噂される、IBF王者C.プラント(米国)対WBA、WBC、WBO統一王者、S.アルバレス(メキシコ)戦勝者へのビッグファイトも先に有るとしています。


    ロシアン対決なった挑戦者決定戦はアメリカのシカゴをホームとするシシュキンとドイツ、カールスルーエをホームとするシュウィデンコ、どちらが世界挑戦を手繰り寄せるのでしょうか?
  • テオフィモ・ロペスの指名防衛戦が試合4日前に再々延期

    テオフィモ・ロペスの指名防衛戦が試合4日前に再々延期

    2021.06.17
    現地時間15日に米国、ロサンゼルスで行われたWBC 世界ヘビー級戦、T.フューリー(英国)対D.ワイルダー(米国)第3戦の公式記者会見のニュースがかすんでしまうような残念なニュースがマイアミから入っています。今週末19日に迫った3団体統一ライト級戦、テオフィモ・ロペス(米国/16戦全勝12KO)対ジョージ・カンボソス Jr.(豪州/19戦全勝10KO)戦ですがこの日、ロペスのコロナウイルス陽性が発覚したことで約2ヶ月の延期となり、8月14日に再々延期となることが発表されています。


    最初のアナウンスでは6月5日に米国のフロリダ州マイアミに在る、ローンデポ・パークにてゴングとアナウンスされたものの、F.メイウェザー(米国)のエキシビションが翌6日に入ったことで、主催する『TFC』はペイパービューの売上に影響が出ると判断し19日に延期していたもので、15日朝にロペスのコロナ陽性が発覚、8月14日とアナウンスされたものです。


    ロペス・ファンには残念なニュースとなりましたが、これにより日本時間20日に行われる注目イベントの一つが消えたことでアメリカのボクシングファン、関係者の注目はネバダ州ラスベガスのWBA&IBFバンタム級統一戦、井上尚弥(大橋/20戦全勝17KO)対マイケル・ダスマリナス(フィリピン/33戦30勝20KO2敗1分)戦。そしてテキサス州ヒューストンのWBC世界ミドル級戦、ジャモール・チャーロ(米国/31戦全勝22KO)対ファン・マシアス・モンティエル(メキシコ/28戦22勝全KO4敗2分)戦の2つに絞られたと言えそうです。


    2階級制覇を目指すWBOミドル級1位、ハイメ・ムンギア(メキシコ/36戦全勝29KO)対IBFミドル級11位のカミル・シェルメタ(ポーランド/22戦21勝5KO1敗)もテキサス州エルパソで予定されていますが、注目度はやや下と言えるでしょう。


    ヒューストンのイベントにはIBFライト級2位のイサック・クルス(メキシコ/23戦21勝15KO1敗1分)対元WBCスーパーフェザー級王者のフランシスコ・バルガス(メキシコ/31戦27勝19KO2敗2分)戦。そして前WBOスーパーバンタム級王者のアンジェロ・レオ(メキシコ/21戦20勝9KO1敗)の復帰戦がセットされるなどアンダーカードの厚みで分の悪さは否めませんがラスベガスの注目度アップに繋がる延期と言えるかもしれません。
  • マッチルーム・ボクシングが7月31日から3週連続でイベントを開催

    マッチルーム・ボクシングが7月31日から3週連続でイベントを開催

    2021.06.16
    ヘビー級、T.フューリー(英国)とD.ワイルダー(米国)による第3戦の急転直下と言える決定を受けて、A.ジョシュア(英国)らの方針変更を余儀なくされたマッチルーム・ボクシングですが、今夏開催予定とする興味深い3つのイベントを発表しています。


    会場はいずれも英国イングランドのエセックス、ブレントウッドに在るマッチルーム本社、およそ東京ドーム1.3個分といわれる敷地内にリングを設営、屋外ながらリングを雨からガードするキャノピーも設置しており、『MATCHROOM FIGHT CAMP』と名付け、昨年8月のS.エギントン対T.チーズマン(ともに英国)戦をこけら落としとしているリングです。


    第1弾は7月31日、コナー・ベン(18戦全勝12KO)対アドリアン・グラナドス(メキシコ/33戦21勝15KO8敗3分)戦がセットされています。元世界王者の息子、サラブレッドとして石橋を叩いて渡るマッチメイクでWBAウェルター級9位までランキングを上げていますが、E.ハーン・プロモーターは、「我々には2022年末まで、あと5戦ほど後にコナーを世界戦のリングに立たせる計画があります。その前にまだこなさなくてはいけない経験を必要とする彼に今回のグラナドスは最適な相手と言えるでしょう。」と述べています。


    翌週の8月7日が第2弾、キッド・ギャラード(カタール/28戦27勝16KO1敗)とジェームス・ディッケンス(英国/33戦30勝11KO3敗)によるIBF世界フェザー級王座決定戦です。前王者となったJ.ワーリントン(英国)が指名戦回避のために返上してから約7ヶ月が経過、新王者が誕生しますが、10回TKOで幕を閉じた13年9月の初戦からおよそ8年を経てのリマッチはギャラードの返り討ちか、それともディッケンスの雪辱となるのでしょうか?


    続く8月14日は第3弾としてジョシュア・ブアッツィ(英国/14戦全勝12KO)がリチャード・ボロトニクス(ラトビア/24戦18勝8KO5敗1分)を迎えて、保持するWBAインターナショナル・ライトヘビー級王座の防衛戦を行います。世界各地のリングに上がり経験豊富なボロトニクスですが過去英国で2戦2勝2KOと縁起の良い土地。しかしWBA2位と世界を射程圏とするブアッツィ相手に今回はちょっと分の悪い一戦となりそうです。
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