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海外ボクシング情報

  • 速報!ホセ・ペドラサ 対 ハビエル・モリナ!

    速報!ホセ・ペドラサ 対 ハビエル・モリナ!

    2020.09.20
    現地時間19日、米国のネバダ州ラスベガスに在る、MGMグランドのカンファレンス・センターにてトップランク主催興行がただいま終了、メインイベントのスーパーライト級10回戦は元2階級制覇王者のホセ・" Sniper "・ペドラサ(プエルトリコ)がWBCで同級27位に上昇してきたホープ、ハビエル・モリナ(米国)を迎え打ち、10回判定に下しています(3対0/99-91、98-92×2)。

    両者、キビキビした動きを見せながら見応えある攻防を見せ、オーソドックスのペドラサがベテランらしくリングを広く使いジャブをコツコツと当てて行きます。競った展開のなか3ラウンド序盤、モリナが左目と鼻柱の中間あたりをカット、ラッセル・モーラ(米国)レフェリーがドクターチェックを入れますが続行します。出血が視界に入るのかやや距離を取るような動きが目立ち始めたモリナ、そしてペドラサの両者とも有効打は多くないものの流れはプレッシャーを掛け続けるペドラサに傾いていくように映ります。5ラウンド、得意のスイッチを混ぜはじめたペドラサは前後左右に動きながらモリナにプレッシャーを掛けるとモリナも応戦、左を突きながら攻めの姿勢を見せていきます。お互いに決定的な場面を造れないままペース争いの中盤、そして終盤に入りますがパンチの豊富さと手数で優勢に映るペドラサに競ったラウンドのポイントが流れていくように映ります。ややモリナに疲れの見えた最終回半分過ぎ、サウスポースタンスからの左がモリナの顔面にヒット、モリナが膝をカクンと折り後退、ロープに追い込もうとするペドラサの反撃をなんとか防ぐ中で試合終了のゴングが鳴っています。ランキング以上に難敵と言える相手を退けた31歳のペドラサは28勝13KO3敗、30歳のモリナは22勝9KO3敗としています。



    セミファイナルのヘビー級10回戦、WBA12位、WBCでは14位のエフェ・アジャグバ(ナイジェリア)が元WBCラテン同級王者のジョナサン・ライス(米国)を10回判定に下しています(3対0/99-91×2、98-92)。

    上背で大きく劣るライスは左手を下げた位置からジャブを突きあげますがアジャグバはブロックしながらじりじりと前進、静かな初回となります。2ラウンドはアジャグバの右でライスがバランスを崩し、4ラウンド中盤にはワンツーを浅く食ったアジャグバが中盤以降、やや優勢に試合を進めるもののダラダラと面白み無くアクションの少ない展開を見せフルラウンドを終えています。無観客試合で助かった感のある26歳のアジャグバは14戦全勝11KO、世界ランカーらしさは次回に期待です。33歳のライスは13勝9KO6敗1分としています。



    アンダーカードのフェザー級8回戦はロンドン五輪フライ級、リオ五輪バンタム級でそれぞれ金メダルを獲得している、ロベイシ・ラミレス(キューバ)がフェリックス・カラバジョ(プエルトリコ)に8回判定勝利です(3対0/79-73、80-72×2)。

    メインのペドラサと同様、前戦から78日でリングに上がったラミレスはガンガン出てくるカラバジョの頭を混ぜた前進に手を焼きながらも被弾を抑えながら危なげないラウンドを展開、両者ダウン無く、盛り上がりに欠け物足りなさも残るフルラウンドを終えています。26歳のラミレスは5勝3KO1敗、33歳のカラバジョは13勝9KO3敗2分としています。
  • 速報!エリクソン・ルビン 対 テレル・ガウシャ!

    速報!エリクソン・ルビン 対 テレル・ガウシャ!

    2020.09.20
    現地時間19日、米国のコネチカット州アンカスビルに在る、モヘガン・サン・カジノにて世界ランカーばかりを集めた3試合のみというイベントがただいま終了、WBC世界スーパーウェルター級挑戦者決定戦&空位の同級シルバー王座決定戦でもあるメインイベント、同級1位のエリクソン・ルビンが同級16位のテレル・ガウシャ(ともに米国)を12回判定に下し、WBC指名挑戦権獲得を果たしています(3対0/115-113、116-112、118-110)。

    ガウシャ唯一の黒星は約3年前、サウスポーのE.ララ(キューバ)に喫したもの。同じサウスポーでもあるルビンがシャープなジャブ、ワンツーを放ちガウシャをロープに追い込んでいく序盤となります。ルビンの攻勢の前に反撃のきっかけを掴めないガウシャはいきなりの右などを返しますが、決定打を防ぐだけとなりリードを広げられます。良い動きを見せるガウシャが勝つためにはもう少しアグレッシブに攻めたいところですがルビンのジャブ、ワンツーに阻まれ後手を踏む展開となり現地放送局『SHOWTIME』解説者のS.ファーフード氏は60-54のルビン優勢と採点します。その後もルビンがジャブ中心の攻めを見せ、固いブロックで有効打を外すガウシャは手数でポイントを落とすラウンドが続き、8ラウンド終盤にはルビンがワンツーを連打、ガウシャはガードで防ぐのみとなり良い印象を残すことが出来ません。しかし10ラウンド残り1分ほどで場面が一転、揉み合いのさなかガウシャの左フックでルビンが足元をグラつかせます。チャンスと見たガウシャが攻め掛かりルビンはロープに追い込まれ防戦一方となりますがこのラウンドをしのぎ、11ラウンドも開始と同時にガウシャが攻めかかりますがルビンも応戦、右を有効に使います。ボディにパンチを集め逆転を狙うガウシャは最終回も懸命にルビンを追い掛け1分過ぎに右ボディストレートを打ち込みますが、半分過ぎにはルビンが左ストレート、右フックを放つとガウシャが後退します。ルビンが追撃を見せるとガウシャはフットワークとクリンチでピンチを回避したところでゴング、試合終了となっています。24歳のルビンは23勝16KO1敗、33歳のガウシャは21勝10KO2敗1分としています。



    セミファイナルはWBCフェザー級2位のツグスソグ・ニヤンバヤル(モンゴル)がノーランカーのコビア・ブリーディ(バルバドス)に12回判定勝利をおさめています(2対1/114-112、114-113:ニヤンバヤル、115-111:ブリーディ)。なお、発表されたばかりのWBCランキングでニヤンバヤルが1位の座をJ.マグダレノ(米国)に奪われたこともあり、この試合はWBCオフィシャルサイトでも " Semifinale Eliminator " とアナウンス、次期指名挑戦者決定戦といったところでしょうか。

    アメリカをホームとして長いブリーディはパワーよりもハンドスピードとフットワークに定評があるスイッチ・ヒッター、オーソドックスでスタートするとシャープなジャブからペースを引き寄せようとしますが、拍子木が鳴った直後にニヤンバヤルの右がカウンターとなってアゴにヒットするといきなりダウンを喫します。ダニー・シャボウニ(米国)レフェリーのカウント8で再開に応じたところでゴングに助けられますが、2ラウンドに入り、ニヤンバヤルは冷静に動きを見ながら40秒過ぎ、連打で2度目のダウンを奪います。再開後、勝負を急ぐ素振りを見せないニヤンバヤルはプレッシャーを掛けながら残り30秒でも右をヒット、ダメージを与えながら試合を優勢に進めます。3ラウンドは肩越しの右などで反撃を見せるブリーディが立て直しを見せ、4ラウンド以降は狙い過ぎか前にこそ出るものの手数の減ったニヤンバヤルに遠い距離からジャブを打っては足を使い回復を図る展開でラウンドが進行。7ラウンド早々にニヤンバヤルが右ストレートを当て手数を集めるものの左まぶたが腫れてきたブリーディの軽快なフットワークにかわされますがポイントは取り返したように映ります。9ラウンド開始直後にブリーディの左まぶたの腫れにドクターチェックが入りますが続行、10ラウンドはニヤンバヤルが連打を見せ、中盤にはブリーディの左がローブローとなり注意が入ります。2ラウンド終了時の印象とはうって変わり、中盤以降ペースに乗ったブリーディがポイントを加算、逆転勝ちもあるかと思われるなかで最終回のゴングが鳴ると、両者懸命に手を出し合い、ややニヤンバヤルが有効打で上回ったように映るなかゴングが鳴っています。辛くも王者、G.ラッセル Jr.(米国)への次期指名挑戦権を手にした28歳のニヤンバヤルは12勝9KO1敗、こちらも28歳、ブリーディは15勝5KO1敗とし金星を逃しています。



    オープニング・バウトとなったウェルター級10回戦はWBO同級11位のジャロン・エニス(米国)がファン・カルロス・アブレウ(ドミニカ共和国)を6ラウンド1分6秒KOに下しています。

    ウェルター級リミット147ポンドの契約体重ながら146ポンド(約66.2Kg)でクリアしたエニスに対し、アブレウは150.2ポンド(約68.1Kg)で初回の計量を終了。再計量でも同じウェイトを計測するというとんでもない事態ながらエニス側は試合を了承、アブレウがファイトマネーの20%を手放すという背景のなかゴングが鳴ります。怒りをぶつけるかのようにいきなりエニスが攻め掛かりますがアブレウは冷静に防ぐと、エニスはスイッチを混ぜながら初回を手数優勢のまま終えます。エニスの攻勢を柔軟な体躯を活用し芯を外しながら反撃を見せるアブレウは手数で劣り、ポイントを振り分けるならエニスといった序盤を終え、中盤に入るころには徐々に差が広がっていくように映ります。開始からややラフな場面も見せていたなか5ラウンド1分過ぎ、お互いに度々見せていたローブローは先にエニスがロープに詰め打ち込み、アブレウは横を向きますがジョニー・カラス(米国)レフェリーは続行を指示、するとアブレウは仕返しか、直後に右をモロに低く打ち込み、さすがにエニスが後ろを向きレフェリーはタイムを掛けます。注意が与えられやや不穏な空気のなか再開すると残り20秒を切ったところでエニスが連打からの右アッパーをクリーンヒット、アゴに食ったアブレウはバタンとダウンします。立ち上がり再開しますがゴング直後も言い争うようにコーナーに戻った2人は6ラウンド開始から血が上ったかのように大きなパンチを振り合い10秒ほどでエニスの右が先に当たるとアブレウは大の字になりダウン、勝負あったかと思いきやサクっと立ち上がり続行します。しかしダメージは深く、エニスの左でバランスを崩しコーナーに後退、連打を浴びるとアブレウは両膝を付き倒れ込むようにダウン、ダメージを考慮したレフェリーがカウントを数えず終了しています。IBF12位、WBC15位でもある23歳のエニスは26戦全勝24KO、トップ戦線に食い込むにはまだまだ粗さが目立ちますが今後に期待です。33歳のアブレウは23勝21KO6敗1分1ノーコンテストとしています。
  • 日本時間明日9月20日の公式計量結果

    日本時間明日9月20日の公式計量結果

    2020.09.19
    <WBC世界スーパーウェルター級挑戦者決定戦&WBC同級シルバー王座決定戦 in 米国、コネチカット州アンカスビル、モヘガン・サン・カジノ>
    同級1位、エリクソン・ルビン(米国/23戦22勝16KO1敗):153.75ポンド(約69.7Kg)
    vs.
    同級16位、テレル・ガウシャ(米国/23戦21勝10KO1敗1分):153ポンド(約69.3Kg)
    ※コロナ禍により試合の延期が頻繁に起こるなか珍しくテレビ局『SHOWTIME』の放送スケジュールの都合により当初のアナウンス、10月26日より約5週間前倒しとなった一戦です。勝者の標的となる王者、J.チャーロ(米国)は1週間後の26日にWBAスーパー&IBF王者のJ.ロサリオ(ドミニカ共和国)と三冠統一戦が予定されており、3本のベルトを手にした統一王者へ挑戦するためにも両者にとって、まさにターニング・ポイントと言える一戦です。


    <WBC世界フェザー級挑戦者決定戦>
    同級1位、ツグスソグ・ニヤンバヤル(モンゴル/12戦11勝9KO1敗):125.5ポンド(約56.9Kg)
    vs.
    ノーランカー、コビア・ブリーディ(バルバドス/15戦全勝5KO):125.5ポンド
    ※ロンドン五輪フライ級銀メダリストの肩書を引っさげ、15年3月に米国でプロデビューを果たしているニヤンバヤルが王者G.ラッセル Jr.(米国)に挑戦したのが今年2月。盤石の王者相手に12回判定負け、ジャッジ3者が4、6、8ポイント差を付け完敗を喫していますが雪辱するためには長いブランクを造る王者を指名挑戦権で追い込む算段でしょうか。初戦を見る限りかなり厳しい再戦になりそうですが、それとも王座返上の噂でも上がっているのでしょうか?



    <スーパーライト級10回戦 in 米国、ネバダ州ラスベガス、MGMグランド>
    元2階級制覇王者、ホセ・ペドラサ(プエルトリコ/30戦27勝13KO3敗):141.5ポンド(約64.1Kg)
    vs.
    WBC同級28位、ハビエル・モリナ(米国/24戦22勝9KO2敗):141.7ポンド(約64.2Kg)
    ※M.レスピエール(トリニダード・ドバゴ)を10回判定に下してから78日という試合間隔で今回の試合を迎えるペドラサが北京五輪出場経験を持つホープ、モリナと対します。順当に見ると試合勘も戻したペドラサが技巧で封じ込めて判定勝利という予想が立ちますが、モリナが5連勝中の勢いを番狂わせに繋げることは出来るでしょうか?セミにはR.シェーファー氏のリングスター・スポーツと決別したヘビー級ホープ、E.アジャグバ(ナイジェリア)がトップランク・デビューを果たします。
  • WBAミニマム級王座決定戦は約2年半ぶりのフィリピン人対決へ

    WBAミニマム級王座決定戦は約2年半ぶりのフィリピン人対決へ

    2020.09.17
    「サルダールとパラデロによるアクションに富んだタイトルマッチとなるでしょう。サルダールは経験値で上回りますが、パラデロは未だプロのリングで18試合を戦い、負けを知りません。真の危険な対戦者です。」とガブリエル・" Bebot "・エロルデ・プロモーターが地元メディアに話す一戦、WBA世界ミニマム級王座決定戦が12月5日にフィリピンのパラニャケ、エロルデ・スポーツ・センターの敷地内に在る、フラッシュ・ボールルームで行うことを発表しています。


    3月に行われた田中教仁(三迫)選手との防衛戦を前に、それまでの11度の王座防衛がWBAから評価されたノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)が同級スーパーチャンピオンに格上げ。2月には同級ゴールド王座にL.ベナビデス(ニカラグア)が就いたもののレギュラー王座は空位という状況が続いていました。ようやく王座決定戦のアナウンスとなっていますが、この試合も7月開催が報じられていたもののコロナ禍により不透明な状況となっていました。


    現在WBA同級4位にランクされるオーソドックス・スタイルのビック・サルダール(フィリピン/24戦20勝11KO4敗)は前WBO王者で、来日戦績は3戦2勝1敗を数えます。WBOでも同級2位につけ王座再獲得を虎視眈々と狙う29歳。一方、同級5位で24歳のロベルト・パラデロ(フィリピン/18戦全勝12KO)はネームバリューのある対戦者は皆無のなか地域王座を手にしランキングを上げてきたスイッチヒッターで日本での試合経験はありません。昨今のフィリピン軽量級選手に多い、1発をがっつりと振り込むスタイルでガードの甘さも指摘され穴もある反面、荒々しさが武器とも言えるホープです。


    18年5月に行われたIBFスーパーフライ級戦、J.アンカハス対J.スルタン戦以来となるフィリピン人選手同士の世界戦となりますが、気になるのは日本よりも深刻なコロナ禍による影響でしょうか。同プロモーターが「試合のレフェリー、3人のジャッジ、そしてスーパーバイザーすべてフィリピン人での構成となるでしょう、それは歴史的なことと言えそうです。この試合は無観客イベントとして行われ、マスクとフェイスシールドが必要となるでしょう。選手だけでなくコーナーに就くスタッフや関係者も試合前にPCR検査を受けるなど我々は厳正なプロトコルに従い、コロナ禍からの安全を第一に考えたものになると思います。」と述べています。9月に入り感染者数も少し落ち着いてきたフィリピンですが、今夏に再開されるとしていたボクシング興行も政府の許可が下りず延期を繰り返しており未だ興行再開について明確なアナウンスはありません。およそ3ヶ月という長い準備期間も開催へ向けての現状を示すものと言えそうですが、依然として高いボクシング人気を誇るフィリピンだけに開催へ向けてファンの期待は高そうです。
  • 日本時間20日はアメリカで2つのWBC挑戦者決定戦

    日本時間20日はアメリカで2つのWBC挑戦者決定戦

    2020.09.15
    先週末はお休みしていた " PREMIER BOXING CHAMPIONS " が日本時間20日(日)は米国のコネチカット州アンカスビルにて開催、2つのWBC挑戦者決定戦がゴングを待っています。メインイベントはWBCスーパーウェルター級挑戦者決定戦、そして空位の同級シルバー王座決定戦として、1位のエリクソン・ルビン(米国/23戦22勝16KO1敗)と16位のテレル・ガウシャ(米国/23戦21勝10KO1敗1分)が激突します。見どころはパンチの切れに定評のあるサウスポー、ルビンにとって唯一の黒星は17年10月、現王者のJ.チャーロに初回KO負けを喫したもの。ロンドン五輪ミドル級ベスト16でもあるガウシャをサクッと退け、雪辱の舞台へ駆け上がることが出来るか否かといったところでしょうか。


    そして安定感は抜きんでているものの何せ試合間隔の長い王者、G.ラッセル Jr.(米国)への指名挑戦権を賭けて1位のツグスソグ・ニヤンバヤル(モンゴル/12戦11勝9KO1敗)とコビア・ブリーディ(バルバドス/15戦全勝5KO)が対戦です。ロンドン五輪フライ級銀メダリストでもあるニヤンバヤルもメインのルビンと同様、2月に12回判定負けを喫しているラッセル Jr. への雪辱を切望しているところでしょう。全勝、そしてスイッチヒッターのブリーディがノーランカーながら何故、挑戦者決定戦のリングに上がれるのか疑問は残りますが、ニヤンバヤルとしては格の違いを見せたいところです。



    日本時間20日はトップランクもネバダ州ラスベガスでイベントを予定、メインイベントはスーパーライト級の10回戦で元2階級制覇王者のホセ・" Sniper "・ペドラサ(プエルトリコ/30戦27勝13KO3敗)がWBC27位のハビエル・モリナ(米国/24戦22勝9KO2敗)とのマッチアップです。岡田博喜(角海老宝石)選手との対戦も記憶に残るホープのモリナをベテランのペドラサがどう対するのか。セミにはWBAヘビー級12位、WBCでも14位に躍進してきた、エフェ・アジャグバ(ナイジェリア/13戦全勝11KO)も出場、豪快なKOに期待が集まります。
  • IBF4位のマーク・マグサヨ復帰3戦目が延期

    IBF4位のマーク・マグサヨ復帰3戦目が延期

    2020.09.14
    先日、M.パッキャオ(フィリピン)が主宰するMP・プロモーションズとプロモート契約を締結、" PREMIER BOXING CHAMPIONS " でのデビュー戦も9月23日に決まったことがニュースとして挙がっていたIBFフェザー級4位のマーク・マグサヨ(フィリピン/20戦全勝14KO)ですが、このほどPBCが現地放送局 " Fox Sports " と試合を10月3日に延期することを発表しました。


    これを受け、マグサヨと空位のIBFインターナショナル同級王座を争うとしていた、ホセ・ハロ(米国/17戦15勝8KO1敗1分)が突如引退を発表、同プロモーションがマグサヨの代理対戦者を探していると報じられています。約2週間という延期期間ではありますが、33歳のハロは「これは家族の生活の問題です、私の子供たちは私に戦ってほしくない、と言っている。非常につらい言葉ですがボクシングから引退します。リングに足を踏み入れるたびに人生を賭けてきましたが、私の帰りを待つ子供たちを悲しませたくありません。次、試合の延期が決まったら辞めることを決めていました。この試合を楽しみにしていたフィリピンの皆さんにはお詫びしたいと思います、私は素晴らしいファイトを魅せたかったのですが、今その気持ちは心の中から消えてしまいました。」とコメント、コロナ禍により試合が組まれず生活が厳しくなったことが引き金としています。


    およそ2年前、地元プロモーターとのプロモート契約によるトラブル前には世界1位まで登り詰めながら、係争問題もあり長期のブランクを余儀なくされたマグサヨでしたが、現在はIBFのほかWBC5位、WBAでも13位に再浮上しています。今回のハロ戦は復帰3戦目にあたるだけでなく、パッキャオという強力な後ろ盾も加わり勝利すれば一気にビッグチャンスに繋がりかねない試合だっただけに、なかなかサクっと行かない復帰ロードとなっていますが試合までの約3週間で格好の対戦相手を見つけることは出来るでしょうか。
  • 速報!ミカエル・ゼウスキー 対 エギディウス・カバラウスカス!

    速報!ミカエル・ゼウスキー 対 エギディウス・カバラウスカス!

    2020.09.13
    現地時間12日、米国のネバダ州ラスベガスに在る、MGMグランドのカンファレンス・センターにてトップランク主催イベントがただいま終了、メインイベントのWBO北米ウェルター級タイトルマッチは、王者でWBOとIBFで7位にランクされるミカエル・ゼウスキー(カナダ)がWBC12位、WBOで13位にランクされるエギディウス・カバラウスカス(リトアニア)に8ラウンド7秒KO負け、カバラウスカスが勝利し空位のWBC米大陸同級王座獲得も果たしています。

    プロ初黒星となったT.クロフォード(米国)戦からの復帰を目指すカバラウスカスですが、初回は上背で勝るゼウスキーの右が印象に残ります。高いKO率を持つゼウスキーの持ち味はコンパクトなパンチによるコンビネーション、1発1発をがっつり打ち込むカバラウスカスに対抗しますが2ラウンドはカバラウスカスが取り返したように映ります。ジャブが当たり始めたカバラウスカスですが3ラウンドに入るころになると右目下が腫れ出し、視界が心配になるものの身体も暖まってきたか左右のボディを増やしていきます。6ラウンドはジャブを中心に手数を増やしたゼウスキーがポイントを獲ったように映り、両者ハッキリとペースを握ることが出来ず競ったラウンドが続きます。7ラウンド、お互いに良い左を出し、そのまま終わると思われ拍子木が鳴った直後にカバラウスカスのコンパクトな右アッパーが左顔面に入るとゼウスキーは腰をガクンと落としロープ際に後退、カバラウスカスが一気に連打で仕留めに掛かるとバランスを崩し座り込むダウンを喫します。ケニー・ベイレス(米国)レフェリーの続行の確認にグローブを力強く打ち付け再開に応じたところでゴングが鳴りますが、8ラウンドが始まり、両者グローブを合わせるとカバラウスカスは勝負と見たか、連打を放つと右フックがヒット、ダメージの残るゼウスキーが膝から崩れ落ち四つん這いの姿勢となり2度目のダウン、レフェリーはカウントを数えず終了としています。32歳のカバラウスカスは22勝18KO1敗1分、31歳のゼウスキーは34勝23KO2敗としています。



    セミファイナルのWBOインターコンチネンタル・フェザー級王座決定戦、WBO5位のミゲル・マリアガ(コロンビア)とWBO12位のジョエ・ゴンサレス(米国)による対戦は10回判定でゴンサレスが勝利、再起を飾っています(3対0/99-91×2、97-93)。

    主導権を握ろうとお互いに開始から積極的に手を出し攻めの姿勢を見せ好ファイトを予感させると有効打数はガードの合間を突き右を当てたゴンサレスがやや優勢に映る初回となります。2ラウンドも一進一退の攻防を見せますが、3ラウンド中盤にゴンサレスのボディでマリアガが上半身を折り曲げ、右を追撃されます。4ラウンド、ゴンサレスのプレッシャーを受けて退がりだしたマリアガは1分過ぎに右を浴び、反撃打もやや力感に欠けたものと映ると、右の距離を掴み始めたゴンサレスが徐々に流れを引き寄せ、マリアガはロープ際をサークリングする時間が増えていきます。マリアガの反撃を巧みなブロックで防ぎながらプレスを掛けるゴンサレスがリードを広げていくように映る中盤を過ぎ、終盤に入ってもゴンサレス・ペースは変わりません。8ラウンド終盤、ロープ際で左ボディからのコンビネーションを浴びたマリアガも最後まで気持ちを切らずに逆転の一打を狙う頑張りを見せ、若さで勝るゴンサレスも最後までベテランを追い込んでゴング、難敵相手に危なげない復帰戦を見せています。右目下をカットした26歳のゴンサレスは24勝14KO1敗、3度の世界挑戦経験を持つ33歳のマリアガは29勝25KO4敗、世界戦以外では初の黒星としています。
  • 速報!ヒョードル・チュディノフ 対 ウマール・サディク!

    速報!ヒョードル・チュディノフ 対 ウマール・サディク!

    2020.09.12
    現地時間11日、ロシアのモスクワ州ヒムキに在る、ヒムキ・バスケットボール・スポーツセンターにてWBAゴールド・スーパーミドル級タイトルマッチがただいま終了、王者のヒョードル・チュディノフ(ロシア)がウマール・サディク(英国)を12ラウンド26秒TKOに下し王座防衛です。

    長い距離からジャブ、ワンツーを出し距離をキープしようとするサディクに対して、王者はブロック中心に防御、ほとんど手を出さずじりじりと前に出る初回となります。2ラウンドに入り手数を増やし始めた王者ですが、サディクもパワーで若干見劣りするものの肩越しの右をブロック越しに出していきます。王者は狙い過ぎか距離を詰めるもののブロックする時間が長く打ち込もうとするところへサディクのパンチをブロック越しながら被弾、あまり良い試合運びとは映らずもう少し手数を増やした方が良いように感じます。中盤に入っても手数の増えない王者ですが、ボディへの攻撃を増やし始め、足を止めようとするものの6ラウンドはサディクも前進、打ち合いを展開します。8ラウンド、サディクはサウスポーにスイッチしながら前進し王者をロープに詰めるなど頑張りを見せると王者の手数が減り一進一退の攻防を見せます。サディクにパンチ力が無いことで助かっている印象を残す王者はその後も肩越しの右を不用意に食い終盤に入るころには左まぶたがぷくっと腫れていきます。予想外ともいえる混戦で迎えた最終回、ゴングと同時に王者が余力を振り絞るかのような連打を見せ、右からのコンビネーションを当てると右フックを食ったサディクはずるずると青コーナー前に後退、ブロックで丸くなったところへ王者が連打を放つと反撃の姿勢を見せられないサディクをレフェリーがストップしています。32歳のチュディノフは23勝16KO2敗WBCで6位、WBOでも11位につけていますが、決して打たれ強くないだけに先行きは明るくなさそうです。ノーランカーながら善戦を見せた32歳のサディクは10勝6KO2敗としています。



    そしてこの日のメインイベント、ヘビー級6回戦ではセルゲイ・ハリトーノフ(ロシア)が元英国ヘビー級王者のダニー・ウィリアムス(英国)と対戦、2ラウンド2分25秒TKOでハリトーノフが勝利です。

    右肩を引き半身の態勢を見せるウィリアムスを一回り体格で上回るハリトーノフは1分過ぎ、ウィリアムスをロープに詰めテンプルへ左フックをヒットするとウィリアムスはたたらを踏みながら後退したのちズドンと尻餅を付きます。ダウンから立ち上がったウィリアムスはハリトーノフのプレッシャーにロープを背にし早くもピンチ、TKOを匂わせたところでゴングが鳴ります。時折両手を挙げ、ロープ際へ追い込みながらステップを踏み " もっと打ってこい " と言わんばかりにリング中央へ誘うなど観客に余裕をアピールするかのようなハリトーノフは2ラウンド2分過ぎ、左フックのダブルをヒットするとウィリアムスが力なく後退します。ダウンと思ったためか追撃を踏みとどまるハリトーノフに対して意識朦朧としているようにも見えるウィリアムスは、レフェリーの再開のコールに明確な続行の意思を示さずそのままレフェリーは両手を交差、あっけない幕切れとなっています。プロボクシングのキャリアではデビュー戦と謳っている40歳のハリトーノフは1勝1KO、47歳のウィリアムスは54勝41KO29敗1無判定としています。
  • 日本時間13日は世界再挑戦を目指すE.カバラウスカスが復帰戦

    日本時間13日は世界再挑戦を目指すE.カバラウスカスが復帰戦

    2020.09.12
    <WBO北米ウェルター級タイトルマッチ in 米国ネバダ州、ラスベガス>
    王者、IBF&WBO7位、ミカエル・ゼウスキー(カナダ/35戦34勝23KO1敗):147ポンド(約66.6Kg)リミット
    vs.
    WBC12位、WBO13位、エギディウス・カバラウスカス(リトアニア/23戦21勝17KO1敗1分):146.5ポンド(約66.4Kg)
    ※昨年12月に盤石王者、T.クロフォード(米国)に9回TKO負けを喫し、プロ初黒星を喫したもののあわやと思わせる場面を造ったカバラウスカスの復帰戦は地域王者で世界ランクでは格上のゼウスキーが相手。アメリカにパイプを持つイボン・ミシェル・プロモーターの影響力もありキャリアの半分以上をアメリカのリングでこなしているゼウスキーにとっても世界戦を目指すうえで負けられない一戦です。



    <WBOインターコンチネンタル・フェザー級王座決定戦>
    WBO5位、ミゲル・マリアガ(コロンビア/32戦29勝25KO3敗):125.9ポンド(約57.0Kg)
    vs.
    WBO12位、ジョエ・ゴンサレス(米国/24戦23勝14KO1敗):125.8ポンド(約57.0Kg)
    ※幸運も手伝いこれまでに3度の世界挑戦を経験しているベテランのマリアガと昨年10月、S.スティーブンソン(米国)とのWBOフェザー級王座決定戦で12回判定負けを喫し今回が復帰戦となるホープのゴンサレスというマッチアップはメインイベント同様、生き残りを賭けた通好みのマッチアップと言えそうです。全勝の勢いが止まったゴンサレスの精神面の復調度合いが勝負のカギと言えるでしょうか。
  • WBAゴールド・スーパーミドル級戦は両者公式計量をクリア

    WBAゴールド・スーパーミドル級戦は両者公式計量をクリア

    2020.09.11
    日本時間明日12日となったロシア、モスクワでのWBAゴールド・スーパーミドル級タイトルマッチの公式計量が先ほど無事に終了したことが報じられています。ゴールド王者のヒョードル・チュディノフ(ロシア/24戦22勝15KO2敗)は166.25ポンド(約75.4Kg)、挑戦者のウマール・サディク(英国/11戦10勝6KO1敗)は167.75ポンド(約76.0Kg)と両者リミットの168ポンド(約76.2Kg)をやや下回ってクリアしています。


    「(会見の席で)私はチュディノフを見ました、私のコーチも彼を見ています。そして我々はこの試合が私のための試合になると確信しました。この試合に勝てばWBAの3位以内に入るでしょう、名実ともに世界のトップファイターの仲間入りとなるのです。それは多くのチャンスを生み出すものです。」

    「彼は私と戦うことにそれほど集中していないでしょう、私のキャリアを見ただけ、フランク・ウォーレン・プロモーターに対戦相手を求めただけだと思います。きっとイージーな勝利を手にできると思っているはずですがそれは大きな間違いです。」と意気軒高なところを示した32歳のサディクがベルトだけでなく一気に世界ランキング獲得も狙います。



    また同地ではWBAゴールド戦以上に注目を集めている一戦(写真)、ヘビー級6回戦のセルゲイ・ハリトーノフ(ロシア)対元英国ヘビー級王者のダニー・ウィリアムス(英国/83戦54勝41KO28敗1無判定)戦も計量終了、ハリトーノフは280ポンド(約126.9Kg)、ウィリアムスは249ポンド(約112.9Kg)でパスしています。世界的な総合格闘家として知られる40歳のハリトーノフが約16年前にマイク・タイソンを4回KOで勝利したことで知られる47歳のウィリアムスと対戦するというエンターテインメント性の強いマッチアップですが、サクっと早い決着になりそうです。
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