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    WBCライト級戦アンダーカードに注目のスーパーフェザー級挑戦者決定戦

    2021.05.03
    ゴングまで1ヶ月を切ったWBC世界ライト級タイトルマッチ、元3階級制覇王者で現在は同級3位につける、ホルヘ・リナレス(帝拳/ベネズエラ/52戦47勝29KO5敗)がチャンピオンのデビン・ヘイニー(米国/25戦全勝15KO)に挑むイベントのアンダーカードが決まっています。試合会場は米国のラスベガスに在る、マンダレイベイ・リゾート&カジノで、施設内に在る屋内アリーナの命名権をNBAの公式ビール・パートナーとしても知られるミケロブ・ウルトラが獲得、ミケロブ・ウルトラ・アリーナでの開催となっています。


    注目はIBF世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦として同級4位のマーティン・ジョセフ・ウォード(英国/27戦24勝11KO1敗2分)と同級5位のアジンガ・フジレ(南アフリカ/15戦14勝8KO1敗)戦がここでセット。フジレは地元メディアに「私は以前よりもハングリーです、この試合は私にとって生きるか死ぬかの試合であり、私のボクシング・キャリアを決める極めて重要な試合です。YouTubeでウォードの試合を見ましたが良いスピード、そして反射神経が優れているスマートなボクサーと感じました。しかしハードパンチャーではなく恐れるものは何もありません。」と相変わらずの自信満々振りを見せています。


    そして2月13日のB.C.カスターニョ(アルゼンチン)対P.テシェイラ(ブラジル)戦のアンダーカードで対戦が決まりながら、直前で延期となった一戦がWBO北米ミドル級王座決定戦として仕切り直し。ジェイソン・クィグリー(アイルランド/19戦18勝14KO1敗)とシェーン・モズリー Jr.(米国/20戦17勝10KO3敗)が対戦すると発表されています。


    また先月にマッチルーム・ボクシングとのプロ契約が報じられた、ハリル・コー(米国)のプロデビュー戦もセット、エディ・ハーン・プロモーターは「ハリルは本物だ、彼をチームに加えることが出来て嬉しく思う。彼がマッチルームとDAZNで成長して行く姿を見るのが本当に楽しみだ。」とコメントしています。アマチュアではアメリカのナショナル・チームに選ばれ、リオ五輪ライトヘビー級金メダリストのJ.C.ラ・クルス(キューバ)に勝利したこともある期待の24歳はライトヘビー級で頂点を目指すとしています。
  • 速報!アンディ・ルイス Jr. 対 クリス・アレオラ!

    速報!アンディ・ルイス Jr. 対 クリス・アレオラ!

    2021.05.02
    現地時間1日、米国のカリフォルニア州カーソンに在る、ディニティ・ヘルス・スポーツ・パークにて豪華な二部興行となった『PBC』イベントがただいま終了。WBA世界へビー級挑戦者決定戦はWBC4位、WBAとWBOで5位につける前統一王者、アンディ・ルイス Jr. がWBA9位、クリス・アレオラ(ともに米国)にダウン挽回の12回判定勝利、ルイスが挑戦権を手にしています(3対0/117-110、118-109×2)。

    西海岸をホームとする両選手同士の対戦。ルイスはA.ジョシュア初戦からマイナス約5キロ、再戦からはマイナス約12キロという計量時のウェイトでゴング、意図的に腰履きしているのかかなり短足のビジュアルながら開始からプレッシャーを掛けて行くとアレオラはほとんど反撃せず防御に徹します。しかし2ラウンド中盤、アレオラの打ち下ろしの右が側頭部をこするようにヒットするとルイスがストンとダウンします。ジャック・リース(米国)レフェリーのカウント8で再開するとアレオラは距離を取りながら冷静に対応、ラウンド終盤にも右、左とヒットしルイスにダメージを与えます。3ラウンドも前に出るルイスでしたがアレオラの左を食うとガクンと腰を落とし、ピンチに陥りますが前に出続けアレオラはガードを固めながら距離を取ります。4ラウンド、ルイスは引き続き前進、ディフェンスに注意しながら立て直しを図ると5ラウンド終盤には左フックをヒットします。省エネボクシングを見せるアレオラはガードを上げ無駄打ちをしないため、ルイスが手数でポイントを挙げるラウンドが続き、すでにダウン分は挽回したように映るものの8ラウンド序盤、久しぶりに右ストレートをヒットしたアレオラですが直後に左肩を回す素振りを見せ負傷を思わせますが続行、10ラウンド、そして11ラウンドにも左腕を回す素振りを見せたアレオラはやはり何らかのアクシデントがありそうですが勝負を捨てず頑張りを見せます。ポイントはジャブ、左フックなどで終盤もルイスがポイントを挙げリードを広げていることは明白ながら最終回も手を出し合いゴングを聞いています。およそ1年半振りのリングで復帰を果たした31歳のルイス Jr. は34勝22KO2敗、そして約1年9ヶ月振り、40歳のアレオラは38勝33KO7敗1分2無判定としたものの爪痕は残しています。



    セミファイナルのウェルター級12回戦はWBA5位のオマール・フィゲロアがWBA9位のアベル・ラモス(ともに米国)に6ラウンド終了棄権TKO負け、ラモスが勝利をおさめています。

    前日までWBAからのアクションは無いもののジミー・レノン Jr. リング・アナウンサーがWBA挑戦者決定戦とコールした一戦はジェリー・カントゥ(米国)レフェリーが裁きます。いつものようにスイッチを繰り返しながら上半身を大きく振って前に出るフィゲロアにラモスがジャブを突く序盤は、トリッキーな動きも混ぜるフィゲロアにコンパクトなパンチを当てているラモスが有効打の差で獲っているように映ります。4ラウンドもラモスの右ストレートが好打、左目下がプクっと腫れ出したフィゲロアは徐々にロープを背にする場面が増えていきます。柔軟な体躯を駆使し、致命打こそ外すフィゲロアですがラモスはコンパクトなパンチを当て続け、ほぼフルマークで迎えた6ラウンドも終了間際にロープに詰め上下の連打を集めると、フィゲロアは我慢の限界か上半身を折り曲げたまま苦しそうにコーナーに戻り、椅子に座ったところでジョエル・ディアス・トレーナーが棄権を申し出ています。連敗は免れた29歳のラモスは27勝21KO4敗2分、19年7月のY.ウガス(キューバ)戦に続き2連敗、そしてキャリア初のTKO負けを喫した31歳のフィゲロアは28勝19KO2敗1分としています。



    WBC世界スーパーウェルター級挑戦者決定戦、WBC9位のセバスチャン・フンドラ(米国)がホルヘ・コタ(メキシコ)に4ラウンド2分35秒TKO勝利、挑戦権を手にしています。

    長身サウスポーのフンドラが初回早々に右フックでコタをぐらつかせ、アッパーを連発し早い結末を予感させますが、オーソドックスでコーナーを出てすぐにスイッチしたコタも中盤に右フックを返し、スタートから手に汗握る打撃戦を展開します。2ラウンドは両者手を繰り出しながら揉み合いの時間が増えますが有効打数でフンドラがポイントを連取、右眉をカットしながらも頑張りを見せるコタは3ラウンドと同時に仕掛けますがフンドラに圧されロープに詰められ被弾を増やします。4ラウンド、コタの反撃に力を感じなくなりフンドラの有効打が増え、勝敗よりもどこまでコタが頑張れるかが焦点とも言えそうな展開を見せた残り30秒ほどでフンドラの左を食いフラついたところをレイ・コロナ(米国)レフェリーが割って入りストップ、「何故、止めるんだ?」といったジェスチャーを見せたコタでしたが、コーナーに駆け上がりハートの強さは証明したぞとばかり両手を挙げると会場から歓声が起こっています。WBAでは2位につける23歳のフンドラは17勝12KO1分、WBCでは40傑に名前の無い33歳のコタは30勝27KO5敗としています。



    第2部のオープニング・バウト、ウェルター級10回戦はセミファイナルに出場したWBAウェルター級9位、アベルの親戚でもあるWBAウェルター級10位のヘスス・ラモス(150ポンド)がハビエル・モリナ(149.25ポンド/ともに米国)と対戦、10回判定でラモスが勝利です(3対0/97-92、99-90×2)。

    サウスポーのラモスがジャブを突きじわじわと前進、モリナはサークリングという静かめな序盤は左ストレートなど有効打数でラモスがペースを掴みます。モリナはロープを背負う時間が長いうえ手数が少なく後手に回りながらラウンドが進み、両者決定的な場面こそ無いものの手数を含め攻勢面でラモスがリードを広げていくように映ります。6ラウンド中盤に左フックを返したモリナでしたが後続打を打ち込むことは出来ず、7ラウンドにはラビットパンチを出したとしてジェラルド・ホワイト(米国)レフェリーはモリナに減点1を科しますが、接近戦でたびたびラモスが押し込んでいるヒジには注意を入れずモリナに厳しい裁定となります。試合はそのままラモスが自分の距離をキープしながらプレスを掛け手数でも優勢と映る展開でフルラウンドを戦い終えています。20歳のラモスは16戦全勝14KO、北京五輪ライトウェルター級で出場経験を持つオリンピアン、31歳のモリナは22勝9KO4敗としています。



    第1部のメインイベント、WBA世界ミドル級王座決定戦はWBA世界スーパーウェルター級レギュラー王者のエリスランディ・ララ(キューバ)がWBAミドル級8位のトーマス・ラマーナ(米国)と対戦、初回1分20秒KO勝利でララが空位のレギュラー王座獲得です。

    現地時間17時前とまだまだ陽の高い中でゴング、左手を前に置くラマーナに対してシャープなジャブを突くサウスポーのララが初回1分過ぎ、やや弧を描くようなスイング気味の左を側頭部に打ち込むとラマーナはその場に崩れ落ちます。強烈なダウンからダメージを考慮したトーマス・テイラー(米国)レフェリーはカウントを数えず終了、試合前の予想通りミスマッチの声が再燃しそうです。38歳のララは28勝16KO3敗3分とし2階級制覇を達成です。何も出来ないまま完敗となった29歳のラマーナは30勝12KO5敗1分としています。



    WBA世界フェザー級暫定王座決定戦は同級1位のエドゥアルド・ラミレスが同級11位のイサック・アベラル(ともにメキシコ)に3ラウンド1分16秒TKO勝利、ラミレスが新暫定王者となっています。

    サウスポー同士の対戦は両者積極的にパンチを繰り出しスタート、初回はやや有効打で優勢のラミレスが獲ったように映ります。試合が動いたのは3ラウンド、40秒過ぎにラミレスの右フックをモロにアゴに食ったアベラルはよろよろとバランスを崩しながら尻餅を付くダウンを喫します。ジェラルド・ホワイト(米国)レフェリーのカウントが進む中、フラつきを見せますがレフェリーは続行を許可、しかしラミレスの追撃を浴びアベラルはロープ際に後退、再び右フックでバランスを崩すとレフェリーが間に入る素振りを見せながら一旦躊躇、仕切り直したラミレスが再び攻め掛かったところでレフェリーが割って入っています。28歳のラミレスは25勝12KO2敗3分1ノーコンテスト、スーパー王者はどのクラスで再起するのか旗幟を鮮明にしていないL.サンタクルス(メキシコ)、レギュラー王者には徐(中国)が在位しています。敗れた23歳のアベラルは17勝10KO3敗としています。
  • 速報!ジョセフ・パーカー 対 デレック・チゾラ!

    速報!ジョセフ・パーカー 対 デレック・チゾラ!

    2021.05.02
    現地時間1日、英国、マンチェスターに在る、AOアリーナにてWBOインターコンチネンタル・ヘビー級王座決定戦がただいま終了、元WBOヘビー級王者でWBO3位、WBCとIBFで6位にランクされるジョセフ・パーカー(ニュージーランド)がWBC15位のデレック・チゾラ(英国)に12回判定勝利、ダウン挽回の戴冠となっています(2対1/115-113、116-111:パーカー、115-113:チゾラ)。

    開始10秒もしないところでチゾラが肩越しの右をやや頭の後ろ気味の側頭部にヒット、パーカーがその場に座り込むダウンを喫します。スティーブ・グレイ(英国)レフェリーのカウント8で続行するとパーカーは距離を取りジャブとクリンチで追撃を阻みますが、ラウンド終盤には反撃も見せたパーカーは足元にフラつきを見せながらゴングを聞き、2ラウンドは追撃したいチゾラが近い距離で後頭部にパンチ、レフェリーから注意を受けます。ジャブから立て直したいパーカーですが、チゾラの踏み込んでくる右を危ないタイミングで貰うなど3ラウンドもダメージを垣間見せます。その後はチゾラが追い掛け、パーカーがロープ伝いに動きながらジャブといった攻防となり6ラウンドにはコンビネーションを放つなど徐々にリズムを取り戻していくと7ラウンドにはパーカーが連打でチゾラをロープに押し込みます。8ラウンドの序盤はチゾラが攻勢を強め、後半はパーカーが連打を浴びせチゾラがロープにもたれ掛かるなど終盤に入りパーカーがジャブを軸に追い上げ、前にこそ歩を進めるチゾラの手数が落ちていきます。11ラウンドはパーカーがジャブとワンツーでポイントを獲得、最終回は序盤にチゾラが肩越しの右を当て、終盤にパーカーの左フックが当たるなど混戦のなかでゴングを聞いています。薄氷の勝利をおさめた29歳のパーカーは29勝21KO2敗、37歳のチゾラは32勝23KO11敗としています。



    スウィング・バウトとも映るライト級4回戦。今年3月、A.ポベトキン(ロシア)対D.ホワイト(英国)再戦のアンダーカードでプロデビューを飾ったキャンベル・ハットン(135.5ポンド)が2戦目のリングに上がり、レビ・ダン(134.3ポンド/ともに英国)に4回判定勝利です(40-36)。

    プロ2連勝を目指すハットンはプロ初勝利を目指すダンにプレッシャーを掛けながら手数で圧していくとダンはスイッチし対抗、2ラウンドはハットンの上下の打ち分けがハッキリとポイントを挙げます。3ラウンドに入るとハットンの攻勢の前にボディが効きはじめたダンはフットワークとクリンチでしのごうと粘り、初のKO勝利へ期待の高まるハットンは最終回もガンガン攻め込みますが的中率を上げることが出来ず終了のゴングを聞いています。ビッグファイトのアンダーカードで白星を重ね、次世代のスターへゆっくりと歩を進める20歳のハットンはKO勝利こそお預けとなりましたがこれで2連勝。敗れた23歳のダンは初白星成らず5戦全敗としています。



    ノンタイトルのミドル級10回戦、WBA同級暫定王者でもあるクリス・ユーバンク Jr. はマーカス・モリソン(ともに英国)を10回判定に下しています(98-92×3)。

    お互いに様子を見る初回。およそ1年半のブランクとなったユーバンクはウイニング社のグローブを着用、元々のスタイルもあるとはいえシルエットがややR.ジョーンズに近くなったように映ります。2ラウンド終盤にロープに詰めたユーバンクが連打を集め、多くがモリソンのブロックに阻まれるものの山場を造りポイントを取りますが、その後はお互いに手数を抑え牽制し合う時間が目立つようになります。5ラウンド序盤、再びユーバンクがモリソンをロープに詰めコンビネーションをまとめると決定打を防いだモリソンは左フックを返します。6ラウンド、ハンドスピードを生かした連打でモリソンに襲いかかり良い上下のコンビも打ち込むものの過去KO負けの無いモリソンはダウンの素振りを見せず、8ラウンド序盤には連打を打ち返します。最終回、攻め掛かるユーバンクにモリソンの左フックがカウンターとなり浅くヒット、あわやと思わせたもののシャープなジャブを軸にモリソンの反撃を防ぎ終了のゴングを聞いています。31歳のユーバンク Jr. は30勝22KO2敗としブランクの錆落としとしては合格と言えるのではないでしょうか。28歳のモリソンは23勝16KO4敗、持ち前のタフさは証明しています。



    WBA世界ライトヘビー級タイトルマッチは同級スーパーチャンピオンのドミトリー・ビボル(キルギスタン)が同級5位のクレイグ・リチャーズ(英国)に12回判定勝利、王座防衛です(3対0/118-110、115-113、115-114)。

    やや上背で勝るリチャーズのジャブで幕を開け、王者がプレッシャーを掛け前進、力感のあるジャブを返しながらペースを掴もうとします。ハンドスピードとパワーで上回る王者は徐々にリチャーズを追い込んでいくものの3ラウンド終盤、リチャーズも良いコンビネーションを返します。両者左の差し合いでラウンドが進行、王者はディフェンスに細心の注意を払いながら主武器とも言える堅実な試合振りを見せ、リチャーズも懸命に応戦するものの7ラウンド辺りからリチャーズの被弾が少しずつ増えていくように映ります。やや盛り上がりを欠いた展開とも映りますが、文字通りチェスのような攻防はクリンチ無く、ハワード・フォスター(英国)レフェリーの仕事も少ないまま終盤に入り11ラウンド終了間際、王者の右ショートが良いタイミングで入ります。最終回も両者手を出し合うなかコツンコツンと王者がパンチを当てフルラウンドを終えています。30歳のビボルは18戦全勝11KOとし同王座9度目の防衛に成功です。コロナ禍で中立国のジャッジが招請できず英国人ジャッジが採点する状況は致し方ないものの1~2ポイント差は理解しがたく、前日のM.ムタラネ対S.エドワーズ戦でもフルマークでエドワーズに付けるなど採点基準を疑いたくなるケースも増えているように映ります。一方、健闘を見せた30歳のリチャーズは16勝9KO2敗1分、初の世界挑戦は失敗に終わっています。



    IBOライト級王座決定戦は同級10位のジェームス・テニーソン(英国)が同級56位のジョバニー・ステファロン(メキシコ)に初回2分10秒TKO負け、ステファロンが見事な王座奪取です。

    戦意旺盛な表情でゴングを聞いたサウスポーのステファロンはゴングと同時に前進するとテニーソンもねじ伏せてやろうとばかりに打ち合い、初回から力のこもった攻防を見せるとテニーソンが良い連打を見せて押し切るかと思われた1分もしないところでステファロンの左フックがヒット、テニーソンが足元をバタつかせます。リング中央でボディの打ち合いとなった後、ステファロンのフックが右、左と入るとテニーソンがよろよろと態勢を崩しながら倒れ込むダウンを喫します。かなり効いている印象を見せながらも再開したテニーソンでしたがステファロンの追撃を棒立ちとなりガードするのみとなったところでマイケル・アレギザンダー(英国)レフェリーが割って入り終了となっています。ベルト獲得とともに世界ランク入りをほぼ確実とした27歳のステファロンは24勝17KO3敗1分、まさにM.ララ(メキシコ)同様の番狂わせを起こしています。こちらも27歳のテニーソンは28勝24KO4敗、WBA5位、WBO6位、IBF13位に付けています。
  • 速報!モルティ・ムタラネ 対 サニー・エドワーズ!

    速報!モルティ・ムタラネ 対 サニー・エドワーズ!

    2021.05.01
    現地時間30日、英国のロンドン、ベスナル・グリーンに在るヨーク・ホールにてIBF世界フライ級タイトルマッチがただいま終了、チャンピオンのモルティ・ムタラネ(南アフリカ)がIBFスーパーフライ級6位、WBOでフライ級2位のサニー・エドワーズ(英国)に12回判定負け、王座交代です(3対0/118-111、120-108、115-113)。

    予想通り距離を詰めに行く王者とエドワーズがスイッチを繰り返しながらフットワークを駆使する図式となり、2ラウンドもポコポコとパンチを出しながら動くエドワーズに王者の肩越しの右が浅く当たりますがポイントは微妙なものと映ります。追い掛ける王者は3ラウンド終了のゴング直後にパンチを出し、ハワード・フォスター(英国)レフェリーから注意を受け、時折力を入れた左右フックを見せるエドワーズを王者がブロック中心に追い掛ける展開で中盤に入ります。手数は圧倒的優勢のエドワーズですがブロックの上を小突くだけのパンチや届かないパンチも多く、王者は目立った被弾は無いもののブロックする時間が長く有効打も多くなく、現地解説者の元世界王者、R.ウッドホール氏は60-54のエドワーズ優勢とやや偏った採点もジャッジの見方次第で有りえそうななか折り返します。

    戦略通りの試合運びを見せるエドワーズに対し、8ラウンドは王者が攻勢を強めやや厳しい体勢からもパンチを放つなど尻に火が付いた印象を見せ、9ラウンドも王者の左でエドワーズが顔を跳ね上げるなど運動量の落ち始めたエドワーズを追い上げていくように映ります。10ラウンド、11ラウンドとフットワークは健在ながら手数の落ちたエドワーズを王者が追い込みハッキリと有効打でも王者が優勢と映ります。最終回、逃げ切りを図るエドワーズに王者がボディへパンチをまとめるものの決定打を打ち込むことは出来ず終了間際にエドワーズが右手を上げながらサイドステップを繰り返しゴング、同時に両選手が勝利をアピールしています。25歳のエドワーズは16戦全勝4KO、戴冠は見事ながら防衛戦は兄同様に厳しい道のりが予想されます。一方、19年12月の八重樫東(大橋)戦以来となるリングで同王座4度目の防衛に失敗、38歳のムタラネは39勝26KO3敗、大方の予想通りといえる戦略を見せた挑戦者にやや無策と言える試合振りで王座陥落です。



    セミファイナルのWBOインターナショナル・スーパーバンタム級王座決定戦はWBO1位のマイケル・コンラン(アイルランド)がWBO9位のイオナッツ・バルータ(ルーマニア)を12回判定に下し同王座獲得を果たしています(2対0/114-114、115-114、117-112)。

    初回終盤、サウスポーにスイッチしたコンランはバルータ得意の連打をしっかりとブロック、2ラウンド終盤には右フックをヒットしバルータがバランスを崩します。3ラウンド以降、バルータの攻撃をしっかりと外しながらスイッチを混ぜプレッシャーを掛けるコンランがバルータのスタミナを削っていくと、5ラウンドに良い左ボディを打ち返したバルータですがコンランのプレスを受けサークリングする展開となります。終盤に入っても前に出るコンラン、サークリングするバルータという図式は変わらないもののお互いに決定打を打ち込むまでは攻め込めず、最終回までもつれ込むと両者スリップを見せながら終了のゴングを聞いています。最後まで攻めの姿勢を見せ、約8ヶ月振りの試合で勝利を手にした29歳のコンランは15戦全勝8KO、スーパーバンタム級初戦の動きは及第点と言えそうです。一方、昨年3月に元世界王者のTJ・ドヘニー(豪州)に8回判定勝利、続く世界11位のD.O.ジョイス(アイルランド)戦では3回TKO勝利をおさめ一躍世界ランク入りを果たした27歳のバルータは14勝3KO3敗、曲者振りは発揮したと言えそうですが3連続の番狂わせは成りませんでした。



    英国スーパーウェルター級挑戦者決定戦、IBF同級13位のトロイ・ウィリアムソン(153ポンド)はキーラン・スミス(153.7ポンド/ともに英国)に6ラウンド1分28秒TKO勝利です。

    ウィリアムソンがサウスポーのスミスにプレッシャーを掛け、右ストレートを当てるなど初回から優勢に試合を進めると2ラウンドにスミスが早くも鼻血を出し始めます。4ラウンドには左まぶたをカットし少量の出血を見せたスミスは手数が少なく後手を踏み、迎えた6ラウンドにウィリアムソンが右ストレートでスミスをロープに詰めると右フックからの連打を浴びせ、スミスはグロッキーとなり横倒しにダウンすると同時にボブ・ウィリアムス(英国)レフェリーが割って入り終了となっています。29歳のウィリアムソンは16勝12KO1分、王者でIBF5位のT.チーズマン(英国)挑戦はあるのでしょうか?敗れた27歳のスミスは16勝7KO1敗としています。
  • 日本時間2日に英国と米国で行われる注目試合の計量結果

    日本時間2日に英国と米国で行われる注目試合の計量結果

    2021.05.01
    <WBOインターコンチネンタル・ヘビー級王座決定戦 in 英国、マンチェスター、マンチェスター・アリーナ>
    WBO3位、WBC&IBF6位、ジョセフ・パーカー(ニュージーランド/30戦28勝21KO2敗):241.2ポンド(約109.3Kg)
    vs.
    WBC15位、デレック・チゾラ(英国/42戦32勝23KO10敗):250.8ポンド(約113.7Kg)
    ※2月27日にニュージーランド決戦となるJ.ファ戦を12回判定でパスしたパーカーはほぼ2ヶ月という試合間隔でリングに上がりますが、およそ8年間タッグを組んできたK.バリー(ニュージーランド)トレーナーとのコンビを解消した様々な変化を見るには良い間隔とも言えそうです。O.ウシク(ウクライナ)にヘビー級の厳しさを少し味あわせ一矢報いた感のあるチゾラですが、順当に行けばパーカーの判定勝利でしょうか。


    <WBA世界ライトヘビー級タイトルマッチ>
    スーパー王者、ドミトリー・ビボル(キルギスタン/17戦全勝11KO):174.2ポンド(約78.9Kg)
    vs.
    同級8位、クレイグ・リチャーズ(英国/18戦16勝9KO1敗1分):174.6ポンド(約79.1Kg)
    ※約1年6ヶ月振りとなる同王座9度目の防衛戦がプロキャリア初の英国でのリングとなったビボルです。19年3月には先日WBO王者に就いたばかりのJ.スミス(米国)も退けている王者はここのところ4連続判定とやや豪打も湿りがちですが安定感はやはりピカイチと言えるでしょう。マッチルーム&DAZNの恩恵によりビッグチャンスを掴んだリチャーズにとって初の世界挑戦はかなりハードなものになりそうです。


    <IBOライト級王座決定戦>
    同級10位、ジェームス・テニーソン(英国/31戦28勝24KO3敗):134.5ポンド(約60.9Kg)
    vs.
    同級56位、ジョバニー・ステファロン(メキシコ/27戦23勝16KO3敗1分):133.25ポンド(約60.4Kg)
    ※WBA挑戦者決定戦と発表されバナーにも明記された昨年12月のJ.オライリー(カナダ)戦で初回TKO勝利をおさめたテニーソンですが最新ランキングではWBA7位というマッチルームお約束とも言える空手形。気落ちするテニーソンを慰めるかのようにIBO戦がセットされましたが、自慢の強打でベルトを手にしたいところです。一方、サウスポーのステファロンはややスピードに欠けるところもありますがハートの強さで、M.ララ(メキシコ)同様の番狂わせを起こしたいところです。


    <ミドル級10回戦>
    WBA同級暫定王者、クリス・ユーバンク Jr.(英国/31戦29勝22KO2敗):161.6ポンド(約73.2Kg)
    vs.
    マーカス・モリソン(英国/26戦23勝16KO3敗):161.5ポンド(約73.2Kg)
    ※メディアに対して大言壮語的なコメントも多く、ロイ・ジョーンズ Jr.(米国)をトレーナーとして置き、今年1月にはザウアーラント・イベントとプロモート契約を結んだことが報じられたものの、そのザウアーラントも米国のワッサーマン・ボクシングに買収されるなど、非常に有望な素質を持ちながら相変わらずリング外のニュースばかりといったユーバンク Jr. が約1年半振りのリングに上がります。「ユーバンク Jr. をKOしてみせる!」と意気込むモリソンがどこまで奮闘を見せることが出来るでしょうか。




    <WBA世界ミドル級王座決定戦 in 米国、カリフォルニア州カーソン、ディニティ・ヘルス・スポーツ・パーク【第1部】>
    WBA世界スーパーウェルター級レギュラー王者、エリスランディ・ララ(キューバ/33戦27勝15KO3敗3分):159.5ポンド(約72.3Kg)
    vs.
    WBAミドル級8位、トーマス・ラマーナ(米国/35戦30勝12KO4敗1分):159ポンド(約72.1Kg)
    ※今回の豪華な『PBC』イベントは日本時間2日8時から第1部がスタート。その第1部のメインではデビューから約15年近くスーパーウェルター級の第一線で頑張ってきたララがいよいよ2階級制覇を目指しミドル級に進出、その転級初戦が世界戦という大舞台です。リゴンドー、ドネア、ムタラネらと同様に優れた自己管理能力の賜物ともいえる38歳での偉業を目指すララに対し、地域王座を手にしたことでランク下位に入っただけと言えるラマーナではかなり荷が重そうな世界戦になりそうです。


    <WBA世界フェザー級暫定王座決定戦>
    同級1位、エドゥアルド・ラミレス(メキシコ/30戦24勝11KO2敗3分1ノーコンテスト):125.5ポンド(約56.9Kg)
    vs.
    同級11位、イサック・アベラル(メキシコ/19戦17勝10KO2敗):125ポンド(約56.5Kg)
    ※17年12月に当時のIBFフェザー級王者、L.セルビー(英国)に挑戦、しかし計量失格の末に12回判定負けという前科を持つラミレスが2度目の世界戦。一方、全勝レコードを現WBOスーパーバンタム級王者のS.フルトン(米国)に止められ復帰戦でもまさかの判定負けを喫したアベラルは最新試合でIBF6位を破り世界ランク復帰を果たしています。どちらが戴冠しても物足りない世界王者と言えそうですが、ベルトを腰に巻くは果たしてどちら?




    <WBA世界ヘビー級挑戦者決定戦 in 米国、カリフォルニア州カーソン、ディニティ・ヘルス・スポーツ・パーク【第2部】>
    WBC4位、WBA&WBO5位、アンディ・ルイス Jr.(米国/35戦33勝22KO2敗):256ポンド(約116.0Kg)
    vs.
    WBA8位、クリス・アレオラ(米国/47戦38勝33KO6敗1分2無判定):228.6ポンド(約103.6Kg)
    ※そして第2部は日本時間10時スタートとともにペイパービュー放送となり一気に格が上がります。A.ジョシュア(英国)との再戦で最大の敗因と言われたのが見た目にも分かるほどの肥え方を見せたルイス。今回は調整段階でのシェイプが度々取沙汰されているもののヘビー級とはいえボクサーが減量しただけで報じられるのもいかがなものかと思われます。アレオラのレベルならTKOでサクっと仕留めて再アピールとしてほしい気もしますが押し相撲ばかりの展開にならないことを願います。


    <ウェルター級12回戦>
    WBA4位、オマール・フィゲロア(米国/30戦28勝19KO1敗1分):146.4ポンド(約66.3Kg)
    vs.
    WBA8位、アベル・ラモス(米国/32戦26勝20KO4敗2分):146.6ポンド(約66.4Kg)
    ※これまた直前で暫定王座決定戦とアナウンスされるものと思われましたがノンタイトルでのマッチアップとなりました。31歳のフィゲロアは19年7月に、29歳のラモスは昨年9月に、お互いに最新試合で現WBAウェルター級王者のY.ウガス(キューバ)に負けている同士の復帰戦となりましたが、どちらが連敗を喫するのでしょうか?総合力ではややフィゲロアと映るものの好不調の波が大きいこともありどう転ぶか分からない対戦と言えそうです。


    <WBC世界スーパーウェルター級挑戦者決定戦>
    WBA2位、セバスチャン・フンドラ(米国/17戦16勝11KO1分):152.75ポンド(約69.2Kg)
    vs.
    WBA12位、ホルヘ・コタ(メキシコ/34戦30勝27KO4敗):153.5ポンド(約69.6Kg)
    ※ヘビー級でも通用しそうな197cmという上背が特徴の23歳、フンドラは世界2位まで上昇。やや頼りなく見える線の細さも塩梅良いギャップと言えるでしょうか、そしてサウスポーという点も非常に大きな武器となっています。メインのルイス対アレオラ戦と同様に試合2日前に急遽挑戦者決定戦と格上げされたことで注目度もワンランクアップしそうな試合はコタがどこまで距離を潰して自慢の豪打を打ち込めるかが焦点と言えそうです。
  • 明日は英国でIBFフライ級戦&コンランのスーパーバンタム級初戦

    明日は英国でIBFフライ級戦&コンランのスーパーバンタム級初戦

    2021.04.30
    <IBF世界フライ級タイトルマッチ in 英国、ロンドン、ヨーク・ホール>
    王者、モルティ・ムタラネ(南アフリカ/41戦39勝26KO2敗):111.1ポンド(約50.7Kg)
    vs.
    IBFスーパーフライ級6位、WBOフライ級2位、サニー・エドワーズ(英国/15戦全勝4KO):111.5ポンド(約50.5Kg)
    ※英国に本拠を置くMTKグローバルとの提携をスタートしたチャンピオンのムタラネにとって初の英国戦。自国でのビッグファイトは困難になりつつあり17年10月以降、海外遠征が続くムタラネにとって世界戦の興行力を持つプロモーションとの契約は貴重であり、エドワーズをしっかりと退けてベルトを守ることに加えて欧州でも存在感をアピールし今後のキャリアに生かしたいところでしょう。



    <スーパーバンタム級10回戦>
    WBO1位、マイケル・コンラン(アイルランド/14戦全勝8KO):121.1ポンド(約54.9Kg)
    vs.
    WBO9位、イオナッツ・バルータ(ルーマニア/16戦14勝3KO2敗):122ポンド(約55.3Kg)リミット
    ※輝かしいアマチュア・キャリアを誇り17年5月にプロデビュー、ここまで全勝をキープし世界1位までたどり着いた俊英が新しいチャレンジを試みます。これまでフェザー級でリングに上がってきたコンランにとって初めて122ポンド(スーパーバンタム級)での試合はコンディションにどのような影響を及ぼすのか、ここ最近は歴戦の疲労を思わせる試合振りも見せるコンランに、2連続番狂わせ中のバルータが挑むなかなか楽しみなカードです。
  • イルンガ・マカブ対アレクセイ・パピン再戦は入札前の合意へ

    イルンガ・マカブ対アレクセイ・パピン再戦は入札前の合意へ

    2021.04.29
    WBCはクルーザー級の指名防衛戦、チャンピオンのイルンガ・マカブ(コンゴ/30戦28勝25KO2敗)対同級2位、アレクセイ・パピン(ロシア/14戦13勝12KO1敗)戦の入札が5月11日まで延期されることを発表しています。昨年12月にO.ドゥロドラ(ナイジェリア)を7回TKOに下している王者のマカブですが、これは昨夏に開催された第58回WBC総会にて指示されていた試合で、同総会内でマカブ対ドゥロドラ戦勝者はパピン対R.フェイファ(ロシア)戦勝者と戦うことが義務付けられており、昨年からの既定路線ともいえるタイトルマッチは入札前の合意が予想されます。


    昨年8月の挑戦者決定戦でフェイファを6回TKO に退け指名挑戦権を手にしているパピンはキックボクシング出身の33歳、戦績が示す通りパワーを主武器としていますがこの両者は19年8月(写真)に対戦しており、当時同級シルバー王者のマカブにパピンが地元ロシアで挑戦、両者フラつく場面を見せながら白熱の打撃戦を展開し最終回にパピンがダウン、12回判定(2対0)でマカブが防衛を飾りましたがパピン陣営が再戦を熱望していたものです。お互いに強打を持ち味としているだけに因縁のリマッチも激闘が予想されます。


    なおこのマカブ対パピン再戦の勝者にもすでに指名挑戦者が決まっており、3月にリオ五輪ヘビー級金メダリストで全勝のE.ティシェンコ(ロシア)を文句無しの12回判定に退けているタビソ・ムクヌ(南アフリカ/28戦23勝13KO5敗)が待ち構えていますが、このムクヌもマカブとは15年5月に対戦しており11回TKO負けを喫しているためマカブに雪辱したい気持ちを晴らしたいところでしょう。
  • M.ムタラネが4度目の防衛か、S.エドワーズが兄弟世界王座獲得か

    M.ムタラネが4度目の防衛か、S.エドワーズが兄弟世界王座獲得か

    2021.04.28
    今週末に行われる注目試合の一つ、IBF世界フライ級チャンピオンのモルティ・ムタラネ(南アフリカ/41戦39勝26KO2敗)対IBFスーパーフライ級6位、WBOフライ級2位のサニー・エドワーズ(英国/15戦全勝4KO)戦が間近に迫り、英国のロンドン、ベスナル・グリーンに在るヨーク・ホールに注目が集まっています。


    30日(日本時間5月1日)にゴングが予定されるイベントはセミに人気選手のWBOスーパーバンタム級1位、マイケル・コンラン(アイルランド/14戦全勝8KO)がWBO同級9位のイオナッツ・バルータ(ルーマニア/16戦14勝3KO2敗)と対戦する興味深いカードも決まっていますが今回のクイーンズベリー・プロモーションズ主催イベントは無観客試合になることも決まっています。


    英国デビュー戦となる38歳のムタラネが同王座4度目の防衛を目指します。「(昨年12月に予定されていたJ.ママとの防衛戦に向けて10週間のトレーニング・キャンプを重ねていましたが)コロナがすべてを台無しにしました、私に出来ることは何もありませんでした。ですが少しずつ物事が正常に動き始めていることを感じます、こうして再び試合が決まり、トレーニングなど準備を進めることが出来てとてもハッピーです。(30日の試合は)ボクサーとして私の仕事をこなすだけです。私は動き続けなければならないでしょう、彼は走るように常に動き回ります。再びIBF王座を守る試合が待ちきれません。トレーニング、そして準備は全て順調に進んでいます。」


    そして前WBCフライ級王者チャーリーの2歳下の実弟で兄弟世界王者の偉業も懸かる25歳のエドワーズです。「私は動き続けなければならないでしょう、本心を言えば12ラウンド全体を見て戦わなくてはいけないということです。ムタラネは真正面から動かないものを殴りつけることはありません、そして私は出来る限り回り続けます。おそらく12ラウンドの勝負になるでしょう、私は15ラウンドを戦い抜くつもりでトレーニングを重ねてきました。腕相撲で彼を倒そうなんてマネはしません、打ち合いで彼を打ち破ることは考えていません。」
  • WBAバンタム級で指名挑戦者決定戦がオーダー

    WBAバンタム級で指名挑戦者決定戦がオーダー

    2021.04.27
    WBA世界バンタム級2位のマニョ・プラン(ガーナ/22戦21勝17KO1分)と同級4位のメルビン・ロペス(ニカラグア/26戦25勝16KO1敗)が同級挑戦者決定戦として対戦することが報じられています。スーパー王者は井上尚弥(大橋)選手が、そしてレギュラー王座にG.リゴンドー(キューバ)が在位するなかで33歳のプランと23歳のロペス、どちらが世界挑戦を引き寄せるでしょうか?


    08年北京五輪ライトフライ級ベスト16、163cmと小柄なガッチリ体型のプランは母国でプロキャリアを重ね、18年9月には全勝のままシンガポールで現IBF同級1位、マイケル・ダスマリナス(フィリピン)と対戦、ダスマリナスの保持していたIBO王座に挑戦したものの10回引分、王座獲得は失敗に終わっています(写真)。


    そして五輪や世界選手権への出場経験は無いもののこちらも104勝2敗というアマチュア・キャリアを持つサウスポー、ロペスはウィリアム・ラミレス・マネジャーの石橋を叩いて渡るマッチメイクにより白星を重ね、WBCユース王座など複数の地域王座を手にしています。難敵との対戦経験が極端に少ないロペスにはキャリア最強の敵と言って良いでしょう、サウスポーも苦手としないプランを相手に若さと勢いで対抗します。


    プランはJ.アグベコ(ガーナ)、ロペスはR.ゴンサレスやC.ロサレス(ともにニカラグア)という元世界王者とのスパーリング経験もそれぞれ自信の源としており、すでに両者はアメリカで7月に対戦するといった報道も挙がっています。もし決定すれば地の利はアメリカでの試合経験も豊富なロペスにありそうですが詳細なアナウンスが待たれます。
  • 7月9日のR.ガルシア対J.フォルトゥナ戦が延期

    7月9日のR.ガルシア対J.フォルトゥナ戦が延期

    2021.04.26
    およそ10日前にアナウンスされたボクシング・ファン注目の一戦、WBCライト級暫定王者のライアン・ガルシア(米国/21戦全勝18KO)対同級2位、ハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国/41戦36勝25KO2敗1分1無判定1ノーコンテスト)戦が7月9日から延期になることが日本時間25日に発表されています。


    この両者はWBCから3月下旬に対戦指示が出ていたもので、世界王者を凌ぐ人気を誇るガルシアが今年1月のL.キャンベル(英国)戦に続く興味深いテストマッチでしたが残念なニュースとなっています。


    自身のSNSでガルシアは「今回のニュースが私の一部のファンをガッカリさせることになることは分かっていますが今日、7月9日の試合から撤退することを発表します。現時点で私の健康と幸福を管理することが重要であり、私自身をよりバージョンアップすることに集中するための時間が必要なのです。すぐに復帰出来ると思うし、これまでで最高のコンディションでリングに戻れることを楽しみにしています。」と述べ、延期理由を自身の健康上としています。なお昨年11月にA.ロサダ(メキシコ)を6回KOで退けている31歳のフォルトゥナが対戦者を変更して7月9日のリングに上がるかは未定となっています。
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