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  • 速報!ジャーメル・チャーロ 対 ブライアン・カルロス・カスターニョ!

    速報!ジャーメル・チャーロ 対 ブライアン・カルロス・カスターニョ!

    2021.07.18
    現地時間17日、米国のテキサス州サンアントニオに在る、AT&Tセンターにて、4団体のスーパーウェルター級王座統一戦がただいま終了、WBAスーパー、WBC、IBF王者のジャーメル・チャーロ(米国)がWBO王者のブライアン・カルロス・カスターニョ(アルゼンチン)と12回引分に終わっています(114-113:カスターニョ、117-111:チャーロ、114-114)。

    初回、チャーロはほとんど手を出さずジャブ、ワンツーを出しながら前に出たカスターニョがポイントを取り、2ラウンドは中盤にパンチをまとめようとしたカスターニョにチャーロの左フックがカウンターとなって入ると、後退したカスターニョにチャーロがパンチを返します。すぐに立て直したカスターニョですがポイントはチャーロが取り返したように映ります。3ラウンド終盤、カスターニョがチャーロをロープに詰め左フックをクリーンヒット、チャーロの腰がガクンと落ちますがゴングに助けられ、チャーロは強がるように問題無いとばかり首を振りながらコーナーに戻ります。4ラウンド、5ラウンドと手数と有効打でカスターニョが連取、6ラウンドはチャーロも手数で優勢ながら有効打数はカスターニョが上と映ります。チャーロの地元とあって歓声は当たってなくてもチャーロに上がりますが、『SHOWTIME』のS.ファーフード解説者は58-56のカスターニョ優勢と採点し折り返します。

    開始からロープを背にする時間の長いチャーロはその後も自ら攻め込むことが出来ず、カスターニョが出てきたところに合わせる、後手と映る展開でラウンドが進行、9ラウンドもカスターニョの肩越しの右が入るなど中盤以降、カスターニョがリードを広げていくように映ります。しかし10ラウンド、その合わせるパンチがカスターニョにヒット、フットワークで距離を取るカスターニョに反撃を見せ右を追撃します。中盤の失点をしっかり返しておきたいチャーロでしたが11ラウンドはポイントを取っていると判断したのか攻勢を強めることはせず、再びロープを背に消極的な戦術を見せ、残り20秒でパンチをまとめますがポイントはカスターニョと映ります。最終回、スタミナが残っているようにも映るチャーロですが倒しに行くことはせず、カスターニョの前進をかわすように戦い終了のゴングを聞いています。WBAとIBF王座は初、WBCは2度目の防衛成功とした31歳のチャーロは34勝18KO1敗1分、WBO王座初防衛を果たした31歳のカスターニョは17勝12KO2分としていますが、6ポイント差でチャーロ勝ちは歓声に気を取られ過ぎと映ります。



    WBA暫定世界ライト級タイトルマッチは暫定チャンピオンのローランド・ロメロ(米国)が同級14位で元欧州スーパーライト級王者のアントニー・ジギ(スウェーデン)に7ラウンド1分54秒TKO勝利、王座防衛です。

    前日2キロ以上オーバーした挑戦者が勝っても王者になれないという変則世界戦。初回、L字ガードの王者はプレッシャーを掛け、サウスポーのジギのフットワークを潰していこうとしますが徐々に身体も温まってきたジギが王者の攻勢をかわしていく展開を見せます。体重超過といっても元々非力なジギのパワーは王者にとってさしたる脅威に感じないのか、のっしのっしと前に出る王者も有効打は増えず4ラウンドは互角の攻防を見せます。左目下に擦過傷を造ったジギが5ラウンド、王者に投げられマットにゴロンと倒れ込むとラファエル・ラモス(米国)レフェリーは王者に対してクリーンに戦えと注意を与えます。このラウンド終盤にも同じ注意が与えられた王者ですが終了間際に右フックを放つとガード越しに食ったジギがよろめきダウンします。立ちあがりゴングに逃げ込んだジギのダメージが深く続く6ラウンドはクリンチワークに忙しくなりますが、接近戦でヒジを使うなど相変わらずのラフファイトに王者が減点1が科されます。しかし7ラウンド、右でダウンを奪った王者は再開に応じたジギに追撃を掛け、左フックから再びダウンを奪うとレフェリーはカウントを数えず終了としています。代役挑戦者の計量失敗から始まり、王者のラフファイトなど技術面を含めてやはり " 暫定 " と言わざるを得ない試合でしたが、好意的に取れば王者がパワーで圧倒したと言う意見もありそうです。初防衛に成功した25歳のロメロは14戦全勝12KO、29歳のジギは24勝8KO2敗1分としています。



    アンダーカードのミドル級10回戦はWBA同級14位のアミルカール・ビダル(ウルグアイ/161.5ポンド)が元WBCミドル級シルバー王者のイマヌエル・アリーム(米国/162ポンド)に10回判定勝利をおさめています(2対0/95-95、97-93×2)。

    じわじわプレッシャーを掛けるビダル、アリームはサークリングという探り合いに初回から早くもブーイングが聞こえはじめる序盤は手数、有効打とも明確な差は見られずペース争いといった展開。4ラウンド、流れを変えようと頭を着けながらアリームが前進しビダルをロープに押し込んで行くもののビダルのボディが少しずつ効果を上げていきそうにも映ります。5ラウンドもお互いに主導権を取ろうと攻防のペースが上がっていくと6ラウンド中盤、ビダルがアリームを赤コーナーに押し込み放った左ボディがモロに入るとアリームはハッキリと身体をくの字にし、効いた素振りを見せます。しかし7ラウンドは再びアリームがフットワークを混ぜながら時折前に出るなどリズムを取り戻そうとし、逆にビダルの手数がやや落ちてきたように映ります。8ラウンド序盤、アリームの左フックがアゴに入るとビダルはぐらりとロープにもたれ掛かり、終盤にも左フックを食うなどお互いにハッキリとペースを引き寄せることが出来ずもつれたまま後半に入ります。9ラウンド、そして最終回も両者懸命に手を出し合いゴング、終了と同時に立ち上がる観客も数多く見られ拍手喝采の挙がる一戦となっています。25歳のビダルは13戦全勝11KO、27歳のアリームは18勝11KO3敗2分としています。



    IBFスーパーウェルター級1位、WBOでも4位と好位置につけるバカラン・ムルタザリエフ(ロシア/157.2ポンド)はキアリー・グレイ(米国/155.8ポンド)に8回判定勝利をおさめています(3対0/79-73×2、78-74)。28歳のムルタザリエフは19戦全勝14KO、同じく28歳のグレイは16勝12KO6敗としています。
  • 速報!リャド・メルウィー 対 チャン・チョーシン!

    速報!リャド・メルウィー 対 チャン・チョーシン!

    2021.07.18
    現地時間17日、ベルギーのブリュッセルに在る、ボードゥアン国王競技場にてWBA世界クルーザー級タイトルマッチがただいま終了。レギュラーチャンピオンのリャド・メルウィー(コートジボアール)が同級14位のチャン・チョーシン(中国)に8ラウンドTKO勝利、王座防衛です。

    73年前のマルセル・セルダン(フランス)対シリル・デラノワ(ベルギー)戦はおよそ2万人が詰めかけたと言われる同会場ですが今回は競技場の一角にリングを設置、リングサイドはディナー・テーブルが囲み、スタンド席に腰を下ろす数千人の観客から声援が飛び交う雰囲気のなか日差しの高い昼過ぎからスタート、メインが始まるころには真っ暗となりながら白熱したイベントとなっています。

    筋骨隆々の王者より14センチ上背で勝るチャンのジャブで幕開け、ガードを固める王者は余裕を見せるようにトリッキーな動きを見せ、2ラウンドもチャンのジャブでスタートします。王者のジャブと同時に足を滑らせスリップしたチャンは再開後も間断無くジャブを出しながら隙を伺うと3ラウンド、やや王者の固さが取れ始め、左右フックに加えコンビが出始めます。すると2分過ぎ、王者の右ストレートからの左フックがアゴにクリーンヒットするとチャンがダウン、カウント8で再開します。王者の追撃をジャブで防いだチャンは4ラウンドも左を突いて出ますが前半に王者の右フックを浴び腰をガクンと落とすと王者はダウンと勘違い、くるっと背を向け手を挙げますがレフェリーに再開を促されます。プレッシャーを強める王者にジャブ、ワンツーで対抗するチャンですが返しを打つ際の身体の開きが早く度々王者に狙い撃ちされグラつきを見せるものの2度目のダウンは拒否、柔軟な体躯も手伝い折り返します。7ラウンド前半、王者の左がラリアート気味に首筋に入りチャンが尻餅を付くとレフェリーはスリップと裁定、しかし8ラウンド1分過ぎに王者の左フックがモロにアゴに入るとチャンが豪快にダウンします。立ち上がったチャンはグローブを上げ戦意を示したもののレフェリーはダメージを考慮したか両手を交差、終了となっています。28歳のメルウィーは約21ヶ月振りのリングで同王座初防衛に成功、戦績を30勝25KO1敗としています。当初のアナウンスにあったIBO王者、K.レリーナ(南アフリカ)との一戦は中止ではなく延期と強調していますが未だ再日程の発表は行われていません。一方、健闘空しく敗れた25歳のチャンは10勝6KO2敗1分、世界初挑戦は失敗に終わっています。



    セミファイナルは空位のIBOコンチネンタル・スーパーライト級王座決定戦、アントワーヌ・ヴァナケレ(ベルギー/139.9ポンド)がナズリ・ラヒモフ(ウクライナ/139.5ポンド)に10回判定勝利、王座獲得です(3対0/95-93×2、95-94)。

    2ラウンドにバッティングによる減点1を科されたラヒモフはガンガン前に出るもののやや強引過ぎるところがあり、その後もバッティングの注意が時々入ります。1発のパンチ力に欠けるサウスポーのヴァナケレはフットワークを使いながらジャブ、ワンツーで対抗しますがラヒモフのワイルドなパンチを時折被弾するものの手数でポイントを集めて行きます。9ラウンド中盤、ラヒモフの靴紐がほどけタイムが掛かりますがラウンド終了のゴング直後にパンチを出したとして再び減点1が言い渡されます。最終回、KOしかないと判断したラヒモフがガンガン攻め掛かりますが辛くもやり過ごし、終了直前にクリンチからヴァナケレがマットにゴロンと倒れますがここはスリップと裁定、ゴングと同時にコーナーに駆け上がり地元ファンに勝利をアピールしています。26歳のヴァナケレは17勝9KO1敗、20歳のラヒモフは9勝6KO3敗としています。



    スーパーミドル級8回戦、WBA同級8位のケビン・レレ・サジョ(フランス/165ポンド)は元WBOラテン・スーパーウェルター級王者のハビエル・フランシスコ・マシアル(アルゼンチン/166ポンド)を8回判定に下しています(3対0/79-72、78-73、79-73)。

    初回1分過ぎに右ストレートがマシアルのガードの真ん中を破りヒットするとマシアルがバランスを崩し手を着くダウンを喫します。深刻なダメージとは映らず2ラウンド以降は体格の優位性を生かして前に出るなど見せ場も造ると、6ラウンド辺りからお互いにクリンチの多い展開を見せますが試合はそのまま両者グラつくことなく終了。5月、フランスのウニベント・ボクセとのプロモート契約を発表している31歳のサジョは16戦全勝14KO、36歳のマシアルは33勝23KO13敗としています。



    元WBAクルーザー級暫定王者のユーリ・カレンガ(コンゴ/206ポンド)はミヘイル・クチシュビリ(ジョージア/187ポンド)に初回45秒TKO勝利。33歳のカレンガは27勝20KO6敗、32歳のクチシュビリは31勝17KO44敗6分としています。
  • 明日はベルギーのブリュッセルで73年振りの公式戦、米国では代役ジギが体重超過

    明日はベルギーのブリュッセルで73年振りの公式戦、米国では代役ジギが体重超過

    2021.07.17
    <WBA世界クルーザー級タイトルマッチ in ベルギー、ブリュッセル、ボードゥアン国王競技場>
    レギュラー王者、リャド・メルウィー(コートジボアール/30戦29勝24KO1敗):199.9ポンド(約90.6Kg)
    vs.
    同級14位、チャン・チョーシン(中国/12戦10勝6KO1敗1分):199.9ポンド
    ※1948年当時『ヘイゼル・スタジアム』と呼ばれていた由緒ある同会場は後に世界王者となる欧州王者のM.セルダン(フランス)がC.デラノワ(ベルギー)に敗れた試合以来、ボクシングの試合が行われたことは無く今回が73年振りの公式試合とあって " MAKE HISTORY " と銘打たれています。WBAウェルター級休養王者のM.パッキャオ(フィリピン)を除き最もリングから遠ざかっている現役世界王者のメルウィーにとってまさに恰好の錆落としと言えるでしょう。




    <4団体世界スーパーウェルター級王座統一戦 in 米国、テキサス州サンアントニオ、AT&Tセンター>
    WBAスーパー、WBC、IBF王者、ジャーメル・チャーロ(米国/35戦34勝18KO1敗):153ポンド(約69.4Kg)
    vs.
    WBO王者、ブライアン・カルロス・カスターニョ(アルゼンチン/18戦17勝12KO1分):153.25ポンド(約69.5Kg)
    ※ミドル級の陰となっていた時代もあるスーパーウェルター級ですが1962年創立とされるこの階級で初めて開催される4団体の王座統一戦、勝利を手にするのは果たしてどちらでしょうか?31歳対決でもある大一番を制するのはチャーロか、それともカスターニョか。WOWOWオンデマンドでも18日11時頃から先行ライブ配信が予定される好カードです。


    <WBA暫定世界ライト級タイトルマッチ>
    暫定王者、ローランド・ロメロ(米国/13戦全勝11KO):135ポンド(約61.2Kg)リミット
    vs.
    元欧州スーパーライト級王者、アントニー・ジギ(スウェーデン/26戦24勝8KO1敗1分):140.2ポンド(約63.5Kg)
    ※今年1月の試合は体重超過により前日に相手が変更となったロメロ。今回は3日前の公式アナウンスとあってほんの少し気持ちの準備は出来ているかもしれませんが、それでもボクサーとしては味わいたくないハプニングです。代役ジギのコンディション次第では王座交代も有りうる一戦と思われましたが、約2.3Kgオーバーとし、明日は変則世界戦という残念なニュースとなっています。
  • 速報!メルビン・ジェルサレム 対 ロベルト・ランデロ #2!

    速報!メルビン・ジェルサレム 対 ロベルト・ランデロ #2!

    2021.07.16
    現地時間16日、フィリピンのセブ、タリサイ市に在るタブノク・スポーツ・コンプレックスにてOPBF東洋太平洋ミニマム級王座決定戦がただいま終了。同級1位のメルビン・ジェルサレム(フィリピン/104.8ポンド)がフィリピン同級2位のロベルト・" Toto "・ランデロ(104.8ポンド)に12回判定勝利、ジェルサレムが新王者となっています(3対0/118-110×2、116-112)。

    今回からニュー・デザインとなった赤を基調とする新しいOPBFベルトの獲得を狙うジェルサレムは18年11月の初戦(ジェルサレムの12回判定勝利)から返り討ちを目指します。良いスタートを切ったジェルサレムは2ラウンドに右ストレートを好打しランデロをグラつかせると、その後はランデロの反撃を抑えながら手数と有効打数でリードを広げて行きます。6ラウンドにも右をヒットしたジェルサレムは中盤にややペースを落とし安全運転、ランデロは距離を詰め前に出る場面も造りますが、11ラウンド終了間際にもジェルサレムが右を好打、最終回もしっかり攻め上げペースを渡すことなくフルラウンドを戦い終えています。前王者のリト・ダンテ(フィリピン)が返上した王座を手にした27歳のジェルサレムは17勝10KO2敗とし約7ヶ月振りのリングで勝利。WBC2位、WBO3位、IBFでも4位に付けています。一方、約3ヶ月振りの実戦となった25歳のランデロは11勝2KO6敗2分です。



    空位のWBAアジア・フライ級王座決定戦はWBA8位のデイブ・アポリナリオ(フィリピン/110.8ポンド)がチャーリー・マルパンク(フィリピン/111.8ポンド)に4ラウンド1分41秒TKO勝利、アポリナリオがベルトを手にしています。サウスポー同士の対戦はディフェンシブな戦い振りを見せるマルパンクにやや攻めあぐねる印象も見せたアポリナリオが4ラウンド、右アッパーから一気に畳みかけると最後はマルパンクがロープを背にしたところでコーナーから棄権の申し出が入り幕を閉じています。IBF14位でもある22歳のアポリナリオは15戦全勝10KO、マルパンクは9勝6KO5敗3分としています。



    フェザー級10回戦、WBOスーパーバンタム級6位のジェオ・サンティシマ(フィリピン/127.8ポンド)はアラン・アルベルカ(フィリピン/125.6ポンド)に1ラウンド1分41秒KO勝利です。初回、左ボディでダウンを奪ったサンティシマは再開後、左フックをテンプルに見舞うとアルベルカは豪快にダウン、そのままカウントアウトとなっています。25歳のサンティシマは21勝18KO3敗、WBOスーパーバンタム級王者だったE.ナバレッテ(メキシコ)戦での黒星から復帰後2連勝としています。アルベルカは11勝6KO5敗です。



    スーパーフライ級8回戦、WBO同級12位のケビン・ジェイク・カタラハ(フィリピン/116ポンド)はフィリピン同級8位のクリス・アルファンテ(113.8ポンド)に7ラウンド2分23秒TKO勝利です。サウスポーのアルファンテに対してスタートからペースを握ったカタラハは7ラウンドに連打からダウンを奪うと、立ち上がったもののアルファンテは戦意を示すことが出来ずレフェリーストップとなっています。将来性豊かな26歳のカタラハはこれで13戦全勝11KO、アルファンテは17勝9KO9敗1分としています。



    4月に南アフリカへ渡り、IBFライトフライ級挑戦者決定戦に出場、S.ノンティンガ(南アフリカ)に12回判定負けを喫しているクリスチャン・アラネタ(フィリピン/109.8ポンド)が早くも復帰戦。世界挑戦経験を持つリチャード・クラベラス(フィリピン/109.8ポンド)に初回1分31秒TKO勝利をおさめています。IBF7位にランキングを落としている26歳のアラネタは19勝15KO2敗、33歳のクラベラスは19勝16KO7敗2分としています。
  • WBAウェルター級にまた1人世界王者、ワーリントンはララとリマッチ

    WBAウェルター級にまた1人世界王者、ワーリントンはララとリマッチ

    2021.07.16
    日本時間15日にボクシング・ファン注目の試合が米国と英国でそれぞれ発表されています。まずは米国のミネソタ州ミネアポリスに在る、ジ・アーモリーにて8月7日に『PBC』イベントが開催。メインイベントはWBAウェルター級4位のガブリエル・マエストレ(ベネズエラ/3戦全勝全KO)とWBA同級12位、コディ・クロウリー(カナダ/19戦全勝9KO)による同級暫定王座決定戦とされています。


    ロンドンとリオの五輪2大会でウェルター級ベスト8を誇る元トップアマ、34歳のマエストレがプロ4戦目での暫定王座戴冠を果たすのか、それともF.メイウェザーのスパーリング・パートナーとして名を挙げたサウスポーのクロウリーが全勝のままベルトを巻くのでしょうか?ちなみにWBAウェルター級はスーパー王者にY.ウガス(キューバ)、レギュラー王者にJ.ジェームス(米国)、休養王者にはM.パッキャオ(フィリピン)、そしてゴールド王者にV.オルティス(米国)とすでに4名がベルトを巻いており、勝者がこの階級5人目の戴冠者となる点は釈然としないボクシングファンも多い事でしょう。


    そんなイベントのセミファイナルはWBAウェルター級1位のエイマンタス・スタニオニス(リトアニア/13戦全勝9KO)と元WBA同級王者のルイス・コラーソ(米国/47戦39勝20KO8敗)によるホープ対ベテランの一戦。そして元2階級制覇王者のデボン・アレキサンダー(米国/34戦27勝14KO6敗1分)が約2年2ヶ月振りの復帰戦としてノンタイトル10回戦をルーク・サンタマリア(米国/14戦11勝7KO2敗1分)と行うとしています。34歳のアレキサンダーは直近5試合を1勝3敗1分としており復帰に懐疑的な意見も数多くあるなかでどれだけのパフォーマンスを披露出来るのかが焦点と言えそうです。




    そして英国のマッチルーム・ボクシングは9月4日に英国のリーズに在る、ヘディングリー・ラグビー・スタジアムにて前IBFフェザー級王者のジョシュ・ワーリントン(英国/31戦30勝7KO1敗)が世界を驚かせた初黒星からダイレクトリマッチを決行、WBC3位に大躍進したマウリシオ・ララ(メキシコ/24戦22勝15KO2敗)と拳を交えるとしています。


    まさかの9回TKO負けから約7ヶ月、失ったものを取り返すためにワーリントンが選んだ道は再戦でした。31歳のワーリントンは「熟考に熟考を重ねた時間でした、自分自身を見つめ直すために大事な時間だったと思います。初戦の映像は十数回見ました。精神的に、そして肉体的にもマウリシオとの戦いへ向けて準備万端です。同じ結果にはなりません、きっとリベンジします。」と述べ、再起へ意気込みを見せていますが現時点でノンタイトル12回戦となっているこの試合のおよそ1ヶ月前に自身が返上したIBFフェザー級王座の決定戦が行われます。


    8月、K.ギャラードとJ.ディッケンスで争われる決定戦勝者へ挑むのも英国のボクシングファンには面白い試合となるでしょう。またララ戦前には合意寸前と報じられていたWBC王者、G.ラッセル Jr.(米国)とのビッグファイトへ進むのも興味深いところです。いずれにせよララへの雪辱は必須と言えるこの大事な試合、荒々しいサポートでも評判のリーズは凄まじい声援が沸き起こる事でしょう。
  • 今週末に行われるWBA暫定ライト級戦の挑戦者が変更

    今週末に行われるWBA暫定ライト級戦の挑戦者が変更

    2021.07.15
    日本時間18日(日)に米国のテキサス州サンアントニオで行われるスーパーウェルター級史上初となる4冠統一戦、J.チャーロ(米国)対B.C.カスターニョ(アルゼンチン)戦が行われるイベントのセミファイナルにカードの変更が発表されています。セミファイナルに予定されていたのはWBA暫定世界ライト級タイトルマッチで暫定王者のローランド・ロメロ(米国/13戦全勝11KO)が初防衛を目指し、同級12位のオースティン・デュレイ(米国)と対戦するというものでしたが、日本時間14日にデュレイが膝を負傷したことから離脱、代役がアントニー・ジギ(スウェーデン/26戦24勝8KO1敗1分)になることがアナウンスされています。


    ややビッグマウスの傾向を見せる王者ロメロにとって1月のA.スパロウ(米国)戦以来となる試合ですが、このスパロウ戦も当初はWBA13位のJ.パウルド(米国)と同王座の初防衛戦を行う予定だったもののパウルドが公式計量で2キロ以上の超過を計測し中止、急遽スパロウとのノンタイトル戦に切り替わった経緯があり、ロメロにとっては2戦続けて代役選手との対戦となっています。


    遡れば暫定王座を獲得した昨年8月のJ.マリニェス(ドミニカ共和国)戦も12回判定勝利をおさめたものの判定に不服を訴えたマリニェス陣営の主張をWBAが認めた形となりダイレクトリマッチを指示。しかし対戦交渉は捗らないままマリニェスは元世界王者のR.コミー(ガーナ)戦へ照準を変更、リマッチ指示は実質的に破綻というスカっとしないキャリアが続いています。相手の負傷などロメロ本人に非の無いケースもありますが、メイウェザー・プロモーションズと『PBC』によるマッチメイクの影響は大きく、またT.ロペスやV.ロマチェンコ、G.デービスらを挑発するコメントを連発しているとあって大言壮語のイメージは払拭出来ていないと言えるでしょう。


    白羽の矢が立った29歳のジギは18年10月にI.バランチェク(ベラルーシ)と空位のIBFスーパーライト級王座を賭けて対戦したものの左眼の腫れにより7回終了TKO負け。その後は3連勝をおさめていますが全てスーパーライト級のリミット以上のノンタイトル戦となっており、今回は1階級下げての挑戦になるうえ、直近試合から約2年1ヶ月のブランクという不安要素があります。「(直近試合から2年以上開いていますが)それほど影響は無いでしょう、私は常にトレーニングとスパーリングをこなしてきました、それで充分でしょう。」と力強く語ったジギがキャリアを生かし王座奪取を目指します。
  • エリック・ロサ「私がドミニカ共和国から誕生する次の世界王者です」

    エリック・ロサ「私がドミニカ共和国から誕生する次の世界王者です」

    2021.07.14
    ドミニカ共和国のシューアン・ボクシング・プロモーションが史上2番目のスピードとなるプロ4戦目での世界王座獲得を推し進める、WBAミニマム級2位のエリック・ロサ(ドミニカ共和国/3戦全勝1KO)の世界挑戦が21日に迫りました。昨年10月のプロデビュー戦を地域王座決定戦とし10回判定でクリア、3月の世界前哨戦も3回KOでパスしている21歳のロサと拳を交えるのは同級5位、リカルド・アツピリカ(ペルー/21戦全勝4KO)とアナウンスされています。


    " Mini PacMan " という愛称ほど好戦的なスタイルには映りませんががっちりした体型のサウスポー、ロサが狙う王座は空位となっているWBA同級暫定王座。ちなみに現在、スーパー王座にノックアウト(タイ)、レギュラー王座にはV.サルダール(フィリピン)、そしてゴールド王座にR.ベナビデス(ニカラグア)が在位しています。「私は保証します、ドミニカの人々に私が次の世界チャンピオンになることを。きっと偉大な世界チャンピオンになってみせます。」と自信満々に語るロサの王座獲得は成るのでしょうか?


    なお同プロモーションのベルヒカ・ペーニャ・プロモーターは日本時間13日、サント・ドミンゴにて開催されるこのイベントに暫定王者ながら同国唯一の世界王者、アルベルト・プエジョ(ドミニカ共和国/18戦全勝10KO)の出場も示唆しています。WBAスーパーライト級暫定王者のプエジョは3日後にあたる24日に米国のラスベガスで予定されているWBCヘビー級戦、T.フューリー対D.ワイルダー第3戦のアンダーカードで、R.バルテレミ(キューバ)と同王座の防衛戦を行うことがすでに発表済みですが、フューリーにコロナウイルス陽性の報道がもちあがり、挙行に暗雲が立ち込めているという現状を鑑みプエジョ戦を自国開催に漕ぎつけようと計画しています。


    「ドミニカ共和国のボクシング史上初のダブル世界戦が実現すれば、きっと歴史的なイベントとなるでしょう。フューリー対ワイルダー戦の中止が正式決定した場合はプエジョのドミニカ共和国での防衛戦についてWBAから承認も受け取っています。なおプエジョの新しい相手にはメキシカンを予定しています。」とコメント、すでに水面下で動いていたことを明かしています。21日のサントドミンゴで暫定ながらロサの4戦目での世界獲得、そしてプエジョの2度目の暫定王座防衛は成るのでしょうか?
  • WBO1位のティム・チューが予定する9月の次戦相手は?

    WBO1位のティム・チューが予定する9月の次戦相手は?

    2021.07.13
    7日にS.スパーク(豪州)を退け、19戦全勝15KOとレコードを伸ばしたばかりのティム・チュー(豪州)の周囲が早くも騒がしくなっています。WBO1位、WBCとIBFでも3位という好位置に付けていることから世界挑戦はいつ現実のものとなるのか、スーパーウェルター級4本のベルトが今週末に統一される点も更に話題性を高めています。チャーロは勝利後にミドル級へ上がる姿勢をチラつかせており、カスターニョが勝てばアメリカでの更なるビッグマネーファイトを目指すことが予想され、リング外の交渉も気になるところです。


    ジョージ・ローズ・プロモーターは「(チャーロもカスターニョも)彼らはティムとの対戦に乗り気ではありません。ティムはWBOで1位にランクされており、スパークに勝ったことで他の団体でも2位に上がるのではないでしょうか。ティムは危険な男であり、多くのトップ選手は彼との戦いを望まないでしょう、彼は世界最高のスーパーウェルター級ボクサーですからね。我々は次戦での世界挑戦を望んでいますが、もし出来なければ別の試合となるでしょう。世界10位以内、もしくは元世界王者らとの対戦によって指名挑戦権を手にし、王者がその試合以外に選択肢が無いようにすることが重要になるでしょう。」と9月に予定しているとする次戦での挑戦にこだわりは見せないものの強い意欲を見せています。


    またこのほど地元メディアはチューが次戦の対戦相手候補として元WBOスーパーウェルター級王者のリーアム・スミス(英国)、WBO同級2位のマゴメド・クルバノフ(ロシア)、前WBC同級王者のトニー・ハリソン(米国)、そして元統一スーパーライト級王者のダニー・ガルシア(米国)の名前を挙げたことを報じています。


    「リーアム・スミス、クルバノフ、そしてダニー・ガルシアらとの戦いは望むところです。リーアム・スミスのような世界的な選手との対戦は良いですね、彼はカネロとの試合でも見せ場を造りました。私のキャリアに彼のような名前が入るのは良いことだと思います。」

    「(モスクワの)赤の広場でクルバノフと戦うことも非常に素晴らしいことだと思います、私は本心からロシアで戦いたいと思っています。私はこのオーストラリアで全ての試合を積み重ねてきましたが、ロシアで戦うことは私の夢でした。私はれっきとしたオーストラリア人ですが、ロシアでの試合は夢として常に持っています。父はプロとしてロシアのリングに上がることは叶いませんでしたが、私が成し遂げたいと考えているのです。」


    興行面から豪州開催を第一とするチュー陣営の意向が吉と出るのか凶と出るのか、まずは今週末の4冠統一戦結果を見極めてから方向性を見出すことになりそうです。
  • ジョシュア・フランコとアンドリュー・マロニーによる因縁決着へ

    ジョシュア・フランコとアンドリュー・マロニーによる因縁決着へ

    2021.07.12
    WBA世界スーパーフライ級レギュラーチャンピオンのジョシュア・フランコ(米国/17勝8KO1敗2分1ノーコンテスト)と前王者で同級4位のアンドリュー・マロニー(豪州/23戦21勝14KO1敗1ノーコンテスト)による因縁にようやく決着が付くことになりそうです。これはトップランクが先週末に発表したもので8月14日に米国のネバダ州ラスベガスに在る、ヴァージン・ホテルズ・ラスベガスにて対戦するというもの。


    両者のリング・キャリアが重なり始めたのは昨年6月。マロニーの持つ同王座にフランコが挑戦し12回判定(3対0)でフランコが王座奪取を果たしたものの接戦という声もありダイレクトリマッチが約5か月後に行われました。昨年11月にラスベガスで行われた再戦はマロニーが良い出足を見せ、初回からフランコの右目がぷっくりと腫れあがり2ラウンド終了後に続行不可と判断、ストップとなりますが、ラッセル・モーラ(米国)レフェリーは偶然のバッティングとコールしたもののマロニー陣営は有効打による腫れと主張。リングサイドで約30分に及ぶリプレイ検証が行われましたがネバダ州コミッションは当初の偶然のバッティングを覆すだけの証拠は見受けられないとして後味の悪さを残したまま無判定と同コミッションはコール。しかしWBAは無効試合(ノーコンテスト)とし更に釈然としない幕切れとなっていたものです。


    現在は世界的に統括団体裁定よりもローカル・コミッションの判断が優先される傾向があるため無判定、イコール初防衛成功という流れになるものと思われますが、今回はいずれにせよスッキリした結果を見たいというファン、関係者も多いのではないでしょうか。


    なおこのイベントはESPNによるトリプルヘッダーとされており、セミファイナルではWBOスーパーライト級3位のアーノルド・バルボサ Jr.(米国/25戦全勝10KO)と現在はWBAフェデセントロ・スーパーライト級王座を持つ、アントニオ・モラン(メキシコ/31戦26勝19KO4敗1分)が対戦。そしてメインに出場するアンドリューとの双子ボクサーとして知られる、ジェイソン・マロニー(豪州/23戦21勝18KO2敗)とジョシュア・グリア(米国/26戦22勝12KO2敗2分)によるバンタム級サバイバル戦も決定している他、元世界ヘビー級王者、モハメド・アリの孫として知られるニコ・アリ・ウォルシュ(米国)のプロデビュー戦も決定しています。サッカー少年だった20歳のウォルシュは約30戦のアマチュア経験を持ち、8月の対戦相手は未発表ながらミドル級4回戦になると報じられています。
  • 速報!リンドン・アーサー 対 ダビデ・ファラッチ!

    速報!リンドン・アーサー 対 ダビデ・ファラッチ!

    2021.07.11
    現地時間10日、英国のロンドンに在る、ロイヤル・アルバート・ホールにてクイーンズベリー・プロモーションズ主催イベントがただいま終了、メインイベントのWBOインターコンチネンタル・ライトヘビー級タイトルマッチは王者でWBO1位のリンドン・アーサー(英国/174.6ポンド)がWBC31位のダビデ・ファラッチ(イタリア/174.75ポンド)に9ラウンド2分50秒TKO勝利、王座防衛です。

    初回、様子見のアーサーに対して良い動きを見せたファラッチは2ラウンド早々、足を滑らせ右手をマットに付きスリップ。1分過ぎにもアーサーがクリンチからレスリング行為によりファラッチがマットにゴロンと倒れ込み、マーカス・マクドネル(英国)レフェリーはアーサーに注意を与えます。左手を下げるスタイルのアーサーはディフェンスにセンスを感じさせず、ファラッチの右が危ないタイミングを見せますが3ラウンドに右アッパーを浴びせ、4ラウンドも上下に打ち分け早くも地力の差を見せ始めます。5ラウンド、厳しい旗色のファラッチは退がりながらスイッチを見せるなど頑張りを見せますが残り20秒ほどでアーサーの右ストレートがヒット、身体をよろめかせながらも耐えゴングに逃げ込みます。しかしその後はアーサーも右の1発狙いが当たらずモタつきを感じさせるとファラッチも息を吹き返し、アーサーをロープに追い込む場面を作り終盤までもつれる展開となります。迎えた9ラウンド半分過ぎ、ジャブを突きながら前に出たファラッチにアーサーの右が入ったか、足を滑らせた自爆か微妙なところながらレフェリーはダウンと裁定、カウントを数えます。再開に応じたファラッチは反撃を見せたもののロープに追い込まれアーサーの左アッパー、右フックが好打するとドスンと崩れ落ちダウンします。戦意を見せ立ち上がったファラッチでしたが、アーサーの右2発で力無くコーナーに後退したところでレフェリーが割って入っています。30歳のアーサーは19戦全勝13KOとしましたが、王者J.スミス Jr.(米国)挑戦実現となれば相当厳しい試合になりそうです。それとも次戦はA.ヤードとの再戦となるのでしょうか?敗れた29歳のファラッチは15勝7KO1敗と初黒星です。



    なおセミに出場が予定されていたWBCライトヘビー級10位のアンソニー・ヤード(英国/22戦20勝19KO2敗)は対戦者のE.アトラ(ドイツ)が負傷したことで離脱、ピンチヒッターを探す時間が足らずヤードの試合自体が中止となっています。



    試合順としてはアーサー対ファラッチ戦後に行われたWBOグローバル・スーパーフェザー級王座決定戦、WBO2位のアーチー・シャープ(英国/129.25ポンド)対ディエゴ・アンドラーデ(メキシコ/129.75ポンド)戦は10回判定でシャープが勝利、ベルトを手にしています(3対0/97-93×2、99-93)。

    近年増えてきたスイッチヒッターの1人、シャープはサウスポーでスタート、アンドラーデは意気軒高なところを見せ大振りなパンチも見せながら倒す気満々で距離を詰めていきます。J.ワーリントン対M.ララ戦を思い起こす英国ファンも居そうな中、シャープはスイッチを繰り返しながら慎重に距離を測り、アンドラーデは前進を強める序盤となります。4ラウンドは展開を変えようとアンドラーデが来い来いと手招きし後退、ひとしきり攻防を終えると今度はシャープがロープ際に退がり、打って来いと手招きします。5ラウンド序盤、揉み合いからシャープが肩でアンドラーデを担ぎ上げ1回転、背負い投げのように背中からアンドラーデが豪快にマットへ落下します。ハワード・フォスター(英国)レフェリーが痛がるアンドラーデを抱き上げ、悪質に映ったシャープには口頭で注意というヌルい裁定を見せ、終盤にアンドラーデの左フックでシャープのアゴが跳ね上がります。ポイントは手数で上回るシャープがやや優勢と映り折り返しますが、アンドラーデの重い左右ボディフックも後半に効果を上げそうに映り、シャープが左まぶたから微量の出血を見せ終盤に入ります。疲れを見せ始めた両者は8ラウンド終盤、偶然のバッティングによりシャープが右眉頭からも出血、お互いに頭を下げる場面やクリンチが増えていきどちらも決定的な場面を作れないまま終了。シャープはアンドラーデのパンチを避けるだけで精一杯という攻撃に繋げる展開を作れず、アンドラーデも的中率が増えず決定打を打ち込むことは出来ずといったフルラウンドはポイントほどの差は無いように映っています。26歳のシャープは20戦全勝9KO、初の海外遠征となった27歳のアンドラーデは13勝1KO5敗2分としています。



    アンダーカードのWBOインターナショナル・スーパーミドル級タイトルマッチは王者で同級1位のザックことザッカリー・パーカー(英国/167.5ポンド)がシェルゾド・クサノフ(ウズベキスタン/167.75ポンド)に初回2分47秒テンカウントによるKO勝利、王座防衛です。

    S.アルバレス(メキシコ)が保持する王座のトップコンテンダー、パーカーにとってクイーンズベリー・プロモーションズ移籍2戦目の相手は03年バンコク世界選手権でウェルター級銀メダリストのベテラン、クサノフ。フレームのサイズで上回るパーカーが長い左を突きながら、スイッチを見せ距離をキープ。すると2分過ぎにオーソドックスからの左ボディアッパーがモロに入るとクサノフは右ひざを付くダウン、ボブ・ウィリアムス(英国)レフェリーがそのままカウントアウトという早い幕切れを見せています。27歳のパーカーは21戦全勝15KO、41歳のクサノフは22勝10KO3敗1分としています。
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