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  • 速報!ホセ・セペダ 対 ケンドー・カスタネダ!

    速報!ホセ・セペダ 対 ケンドー・カスタネダ!

    2020.07.08
    現地時間7日、米国、ネバダ州ラスベガスに在る、MGMグランド・カンファレンス・センターにてスーパーライト級10回戦がただいま終了。WBC同級3位、WBOでも4位にランクされる、ホセ・"Chon"・セペダ(143.9ポンド)がケンドー・カスタネダ(ともに米国/143.9ポンド)を10回判定に下しています(3対0/97-93、98-92×2)。

    元々はセペダと前IBFスーパーライト級王者のイバン・バランチェク(ベラルーシ)による非常に楽しみなマッチアップが用意されていましたが、バランチェクが6月下旬にスパーリングで負傷、カスタネダが代役となった一戦です。15年7月に行われたT.フラナガン(英国)とのWBOライト級決定戦では肩を痛めたとして2回終了棄権TKO負けという惨憺たる結果に終わったものの昨年2月、J.C.ラミレス(米国)とのWBCスーパーライト級戦では12回判定負け(2対0)とし、3度目の世界戦へ望みを繋いだセペダとしてはサクっと勝っておきたいところでしょう。初回、そのセペダが上下にジャブを伸ばすとカスタネダがスイッチ、その後もカスタネダはスイッチを繰り返しながらサウスポーのセペダにパンチを放っていきます。世界ランキングに名を連ねたこともあるカスタネダは巧みなスイッチでじりじりと距離を詰め、流れを引き込もうとするのに対しセペダは出入りを見せながら上下に打ち分け、1発の重みではセペダ、カスタネダはコンビネーションといった攻防でペース争いが続きます。

    セペダがアウトボクシングを展開している、という現地実況の声ほど有効打と手数に差は無く拮抗したラウンドが続いているように映りますが、7ラウンド2分過ぎにカスタネダの左ボディがモロに入るとセペダは動きが止まり露骨に前かがみとなると亀のようにガードを固めます。ゴングに助けられたセペダは8ラウンド序盤はカスタネダに攻め込まれ中盤に反撃、終盤は両者打ち合いとなり、9ラウンド1分過ぎにカスタネダの右手テープが剥がれ、トニー・ウィークス(米国)レフェリーが休憩を入れます。最終回、ボディを中心に攻め続けるカスタネダに対し、ハッキリとペースの落ちたセペダが被弾を最小限に抑えながら動き終了、前半の競ったラウンドのポイントを集めたセペダが勝利をおさめています。31歳のセペダは32勝25KO2敗2ノーコンテスト、26歳のカスタネダは17勝8KO2敗としています。



    セミファイナル、スーパーフェザー級10回戦はWBC同級25位、アンディ・ベンセス(米国/129.5ポンド)が元WBOインターナショナル・フェザー級王者のルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ/128.2ポンド)に10回判定負けです(2対1/96-94:ベンセス、96-94×2:ロペス)。ベンセスは左眉、ロペスは右眉から出血、お互いに顔を腫らしながらフルラウンドを戦い抜いた末、ランキング面で言えばまさかと言える結果となっています。26歳のロペスは21勝11KO2敗、トップランク期待の29歳、ベンセスは23勝12KO2敗1分としています。



    コロナ禍によるボクシング・イベントがトップランクによって再開され5週目に突入、次回でいよいよラスベガス興行も10回目となります。日本時間10日(金)に、WBCヘビー級18位で世界挑戦経験を持つベテラン、カルロス・タカム(カメルーン/44戦38勝28KO5敗1分)対アマチュア戦績34勝5敗のサウスポー、ジェリー・フォレスト(米国/29戦26勝23KO3敗)戦がメインとなります。

    当初は " Big Baby " の愛称を持つジャーレル・ミラー(米国/24戦23勝20KO1分)の出場がアナウンスされていたものの薬物検査により陽性が判明したことで出場停止、タカムがピンチヒッターとなったものですが現在、ネバダ州コミッションを中心に原因の究明が進んでいるとしています。ミラーは昨年にもヘビー級統一王者だった、A.ジョシュア(英国)挑戦が決まっていたものの禁止薬物使用により出場を止められた経歴があり、代役のA.ルイス Jr.(メキシコ)が大番狂わせを起こしたことは記憶に新しいところです。ミラーは「自ら進んで禁止薬物を摂ったことはない、治療や疲労回復に幾つかのサプリメントを服用しただけだ。」と苦しいコメントを残していますが過去にも禁止薬物の使用が明るみになった事実もあることから確信犯的な要素も強いとして、数年間のサスペンド処分が言い渡されるのではないかという報道も挙がっています。
  • 速報!ホセ・ペドラサ 対 ミッケル・レスピエール!

    速報!ホセ・ペドラサ 対 ミッケル・レスピエール!

    2020.07.03
    現地時間2日、6月18日にスーパーライト級10回戦として対戦が予定されていた両者による仕切り直しの一戦が米国、ネバダ州ラスベガスに在る、MGMグランドのカンファレンス・センターにてただいま終了。元2階級制覇王者のホセ・ペドラサ(プエルトリコ/143.9ポンド)が元WBC中米スーパーライト級王者のミッケル・レスピエール(米国/143.5ポンド)を10回判定に下しています(3対0/100-88、99-87×2)。

    レスピエールのJ.タベラス・マネジャーが新型コロナウイルスによる陽性発覚となり急遽試合が中止となってから15日後に打ち鳴らされたゴングはサウスポー、レスピエールのジャブで幕を開け、ペドラサはオーソドックスからスイッチを繰り返し主導権を争う初回となります。2ラウンド、トリッキーな動きを見せながらペドラサがアッパーや上下への打ち分けで攻勢を強めると1分過ぎには1分以上レスピエールを連打でロープ際にくぎ付けとし明確にポイントを挙げます。固いガードで致命打を防いだレスピエールはボディなど被弾も多く、3ラウンドはジャブで立て直しを図り、ペドラサもやや打ち疲れたか攻勢を強めることは無いものの終盤には良い左を打ち込みリードを広げます。

    5ラウンド早々、右フックを引っ掛けてスリップを誘ったペドラサはその後も得意のスイッチを織り交ぜながらリードを広げるかと思われた1分過ぎ、レスピエールの左ボディストレートが入ると前足が引っ掛かったことも重なり両手を付くダウンを喫します。戸惑いの表情を見せながらカウントを聞きすぐに立ち上がったペドラサは逆に2分過ぎに左ストレートから左右フックをテンプルへヒットしてレスピエールからダウンを奪い返します。ケニー・ベイレス(米国)レフェリーのカウントを聞き再開に応じたレスピエールはペドラサと異なりダメージを感じさせますがゴングに助けられます。すると6ラウンド開始直後に休憩が入り、レフェリーがリングサイドのコミッション関係者と協議するとビデオによるリプレイ検証の結果、ペドラサは足が引っ掛かったことを重視しダウンではなくスリップと裁定が変わります。手数だけでなく有効打数でも上回るペドラサのフルマークと映る展開で終盤に入るもののレスピエールもジャブを突き頭の位置を絶えず変えながら頑張りを見せます。最終回30秒過ぎ、逆転を狙い前に出たレスピエールにペドラサの左フックがヒットするとレスピエールはゆっくりと膝から崩れ落ち2度目のダウンを喫します。立ち上がり再開に応じますがペドラサの追撃にバランスを崩しロープ際に後退、連打にさらされますがブロックでTKOを免れたなかで終了のゴングが鳴っています。31歳のペドラサは27勝13KO3敗とし昨年9月、J.セペダ(米国)戦からの再起に成功です。一方、35歳のレスピエールは22勝10KO2敗1分としています。



    セミファイナルのスーパーライト級10回戦、ホープのWBCスーパーフェザー級13位、アルバート・ベル(米国/133ポンド)がフィリピン・ライト級1位のマーク・ベルナルデス(132ポンド)に10回判定勝利です(3対0/100-90×3)。

    6月16日に同じ会場で世界ランカー対決を制した、M.A.プラニャ(フィリピン)と同門のベルナルデスについて試合前、ジム・クラウド・マナンキル・マネジャーが「試合3週間前にオファーを受けたプラニャと違い、ベルナルデスはオファーを6週間前に受けたこともあって非常に好調です、試合では何が起きるか分かりませんよ。」と番狂わせを狙い意気込むように、開始からベルナルデスはガードを上げながらぐいぐいと積極的に前進、攻め掛かります。リーチで勝る長身のベルは冷静にジャブで距離を取りながらサークリング、勢いを削いでいくと被弾を避けることに細心の注意を払いながらベルナルデスのパンチは空を切る場面が続きます。中盤、出鼻をくじくようなジャブを軸にクリンチワークを混ぜながらサークリングを見せるベルをベルナルデスが追い掛ける展開が続きますが、ベルも腰の入っていない小突くようなパンチでガードの上を叩く場面が多く、そのまま終盤に入っていきます。マナンキル・マネジャーの良いコンディションというコメントを裏付けるようにその後も懸命にアタックを続けるベルナルデスですが、すでに動きを読みきったようなベルの技巧の前に距離を潰すことが出来ず、9ラウンドにはベルが珍しくウェイトの乗った右ストレートを打ち込むと、右手を振りながら苦痛に顔をゆがめ、痛めていることをアピールし最終回にはスイッチを見せる余裕を見せて盛り上がりの少ないフルラウンドとなっています。27歳のベルは17戦全勝5KO、26歳のベルナルデスは20勝14KO4敗としています。なお来日戦績は15年8月に後楽園ホールにて溜田剛史(大橋)選手に敗れた1敗を喫しています。



    アンダーカードでは12年ロンドン五輪フライ級、16年リオ五輪バンタム級でそれぞれ金メダルを獲得しているロベイシー・ラミレス(キューバ/125.1ポンド)にとって因縁のリマッチ。昨年9月に大きな話題を集めてプロデビュー戦のリングに上がったラミレスからダウンを奪い、4回判定で黒星をつけたアダン・ゴンサレス(米国/125.4ポンド)と約11ヶ月振りに対戦し、6回判定勝利をおさめ雪辱を果たしています(3対0/60-54×3)。23日振りのリングで白星をおさめた26歳のラミレスは4勝3KO1敗、23歳のゴンサレスは5勝2KO3敗2分としています。
  • 速報!アレックス・サウセド 対 ソニー・フレデリクソン!

    速報!アレックス・サウセド 対 ソニー・フレデリクソン!

    2020.07.01
    現地時間6月30日、米国、ネバダ州ラスベガスに在る、MGMグランドのカンファレンス・センターにてトップランク主催イベントがただいま終了。スーパーライト級10回戦、WBC同級23位のアレックス・サウセド(140.8ポンド)が元USBA全米同級王者のソニー・フレデリクソン(ともに米国/140.9ポンド)を10回判定に下しています(3対0/99-91、98-92、100-90)。

    18年11月に行われた、M.フーカー(米国)とのWBO王座決定戦による7回TKO負けから2連勝を目指すサウセドがゴングと同時にガンガン距離を詰めると、気圧されたかフレデリクソンは単発のアッパーを返すのがやっとといった状態のなかで被弾数を増やし初回はハッキリとサウセドがポイントを獲ります。2ラウンド、攻勢を強めるサウセドに対して、上背で勝るフレデリクソンはジャブを突き流れを変えようとします。3ラウンドも前に出続けるサウセドは好戦的なスタイルで人気を集めるもののディフェンス面にウィークポイントを持つ両刃の剣とあって、良いジャブが目立ってきたフレデリクソンのコンパクトなアッパーが後に響いてくる前に仕留めきれるか、競りはじめた展開で迎えた5ラウンドはサウセドが前に出続け手数で上回るものの有効打数ではフレデリクソンも盛り返しサウセドが鼻血を出し始めます。サウセドの前進に対してブロックでがっちりと防ぐフレデリクソンはロープを背にする時間が失点に繋がりそうな印象を残しながら終盤に入ると、手数の減り始めたフレデリクソンにサウセドはジャブを軸に手数で押し返し反撃の芽を摘んで行きます。最終回も攻めの姿勢を崩さないサウセドは手数、有効打ともフレデリクソンを圧倒し、ダメ押しの印象を残し終了のゴングを聞いています。26歳のサウセドは30勝19KO1敗、25歳のフレデリクソンは21勝14KO3敗としています。



    セミファイナル、スーパーライト級10回戦はホスエ・バルガス(米国/140.5ポンド)がサルバドル・ブリセーニョ(メキシコ/138.2ポンド)に10回判定勝利です(3対0/100-90×2、99-91)。

    サウスポーのバルガスがスタートからジャブに加えて軽快なフットワークを見せポイントアウト、ブリセーニョが追い掛け回す展開となります。ポイントはバルガスが集めていきますが、ブリセーニョの前進を嫌がるような素振りも垣間見せながら折り返すと6ラウンド序盤に偶然のバッティングでバルガスの左眉から出血、半分が過ぎたところでロバート・ホイル(米国)レフェリーがドクターチェックを入れますが続行となります。後半、こちらも左眉から出血をはじめたブリセーニョが良いパンチを当てて逆転を匂わせる場面を造るものの打っては離れるバルガスの技巧が一枚上を行き、お互いに決定打不発のなかで終了のゴングを聞いています。22歳のバルガスは17勝9KO1敗、ブリセーニョは17勝11KO6敗としています。



    また2021年開催予定とされる東京五輪アメリカ代表補欠選手に選出されていたものの6月22日にプロ転向を発表した、ハビエル・マルティネス(米国)のスーパーミドル級6回戦によるプロデビュー戦は対戦相手が見つからずデビュー戦延期となっています。アマチュア160戦を数える24歳は会見の席で「何故、正規の代表選手に選出されなかったのか理由は分かりませんが補欠選手となったことでオリンピック出場が厳しいものになると分かり、アマチュアに留まる理由は無くなりました。この3~4年でこの国のあらゆる選手を打ち破ってきましたが、次の行動に移るときが来たのです。」と述べ、7歳の息子のためにもプロの世界で成功を掴むと意気込んでいますが、最初の1歩は少しずれ込むこととなっています。
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