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海外ボクシング情報

  • デービス対ロメロ戦アンダーカードにエリスランディ・ララが出場

    デービス対ロメロ戦アンダーカードにエリスランディ・ララが出場

    2022.05.02
    試合まで1ヶ月を切ったWBA世界ライト級タイトルマッチ、スーパー王者のG.デービス対同級1位、R.ロメロ(ともに米国)戦のアンダーカードが発表され、ペイパービュー枠の対戦カードが決まっています。昨年12月に対戦が決まっていたもののロメロの法廷トラブルなどにより約6ヶ月の延期となってしまった米国、ニューヨーク州ブルックリンに在る、バークレイズ・センターでのゴングを待ちわびているファンも大勢居ることでしょう。


    今回のセミ格にはWBA世界ミドル級レギュラーチャンピオンのエリスランディ・ララ(キューバ/34戦28勝16KO3敗3分)が3度目の防衛戦として、ゲーリー・オサリバン(アイルランド/35戦31勝21KO4敗)と対戦するとし、更にWBOスーパーウェルター級8位のヘスス・ラモス(米国/18戦全勝15KO)対WBCウェルター級13位のルーカス・サンタマリア(米国/16戦13勝7KO2敗1分)戦。そしてWBCスーパーフェザー級3位、エドゥアルド・ラミレス(メキシコ/32戦26勝12KO2敗3分1ノーコンテスト)対ルイス・メレンデス(プエルトリコ/18戦17勝13KO1敗)戦がアナウンスされています。


    J.ハード(米国)との激闘で敗れ引退も囁かれたララですが、再起戦となったB.C.カスターニョ(アルゼンチン)戦も12回引分に終わり、いよいよと思われたもののその後は3連勝。しかし対戦相手は下位ランカーか試合直前にランクインした選手ばかりで今回のオサリバンも現時点でWBAだけでなくWBCの40傑に名前はありません。WBAがスーパー王者との統一戦を後押ししてくれそうな気もしますが、G.ゴロフキン(カザフスタン)はS.アルバレス(メキシコ)との第3戦が噂されています。39歳を迎えたララのラストスパートはどこへ辿りつくのでしょうか、5月28日は37歳のオサリバンと同じく約13ヶ月振りのリングとなりますがベテラン健在のアクションに期待が集まります。
  • 速報!オスカル・バルデス 対 シャクール・スティーブンソン!

    速報!オスカル・バルデス 対 シャクール・スティーブンソン!

    2022.05.01
    現地時間4月30日、米国のネバダ州ラスベガスに在る、MGMグランド・ガーデンにてWBC&WBO世界スーパーフェザー級王座統一戦がただいま終了、WBC王者のオスカル・バルデス(メキシコ)がWBO王者のシャクール・スティーブンソン(米国)に12回判定負け、スティーブンソンが二冠王者に輝いています(3対0/117-110、118-109×2)。

    初回、スティーブンソンがジャブを突き距離をキープ、バルデスはガードを固めながら前に出ようとするものの空振りしバランスを崩す場面を2度作るなどスティーブンソンがポイントを獲得、ほぼ大方の予想通りの展開を見せます。2ラウンドも前に出るバルデスにスティーブンソンがシャープなジャブ、ワンツーを当て優勢に試合を進めます。時折、強引に踏み込んでは左右フックをねじ込もうとするバルデスですがスティーブンソンの防御技術の前ににほぼ空転させられ、5ラウンドには右目下をカット、スティーブンソンのリードが広がって行きます。6ラウンド、バルデスが前に出たところでスティーブンソンが体を入れ替え、右フックを打ち込むとバルデスが右手を着き、ケニー・ベイレス(米国)レフェリーはダウンを宣告、カウントを数えます。再開に応じたバルデスですがその後もスティーブンソンの前にポイントを落とし続けます。終盤に入ってもスティーブンソンがジャブからコンビネーションを的確にヒット、リードを広げながら最終回に入りますが、展開に大差はなく3分間を終えゴングを聞いています。24歳のスティーブンソンは18戦全勝9KO、WBO王座2度目の防衛に成功するとともにWBC王座を獲得しています。一方、試合前会見では「我々にはとっておきの秘策がある、スティーブンソンに罠を仕掛けるんだ。」と豪語していたバルデスですがスティーブンソンの技巧の前にほぼほぼ無策と映るフルラウンドを終えWBC王座2度目の防衛に失敗、31歳のバルデスは30勝23KO1敗としています。




    セミファイナルのライト級8回戦は東京五輪ライト級銀メダリストのキーショーン・デービス(米国)がエステバン・サンチェス(メキシコ)に6ラウンド2分44秒TKO勝利です。

    両者、慎重な立ち上がり。初回はややデービスが手数で勝ったように映り、2ラウンドもデービスが上下にパンチを入れて行きます。上体を振りながら攻めの姿勢を見せ続けるサンチェスは目立った被弾こそ無いもののポイントはデービスに流れて行きます。デービスのパンチはパワーに欠け、サンチェスにダメージを与えるほどと映らず、さばき方、かわし方の巧さが印象に残り折り返します。サンチェスの左眼周辺に腫れが目立ち始め、徐々に差が顕著となった5ラウンド中盤、ニュートラルコーナーにサンチェスを詰め、デービスが連打をまとめダウンを匂わせる展開となります。6ラウンド、攻勢を掛けたデービスは左フックを連打するとサンチェスは右まぶたをカット、更にロープ際でデービスが畳みかけたところでロバート・ホイル(米国)レフェリーが割って入りストップとなっています。23歳対決を制したデービスは5戦全勝4KO、アメリカ・デビュー戦のサンチェスは18勝8KO2敗としています。




    スーパーフェザー級8回戦、WBC29位に上昇してきたアンドレス・コルテス(米国/131.8ポンド)はアレクシス・デル・ボスケ(メキシコ/131.6ポンド)に6ラウンド43秒TKO勝利です。24歳のコルテスは17戦全勝10KO、27歳のボスケは18勝9KO6敗1分としています。




    ライト級8回戦、レイモンド・ムラタラ(米国/134.8ポンド)はジェレミー・ヒル(米国/134ポンド)に3ラウンド2分27秒TKO勝利。25歳のムラタラは14戦全勝12KO、29歳のヒルは16勝11KO3敗としています。
  • 速報!ダナイ・ニェップーキョウ 対 ウィジェ・オー!

    速報!ダナイ・ニェップーキョウ 対 ウィジェ・オー!

    2022.04.30
    現地時間30日、タイのバンコク、ラッチャダーピセーク通りの特設会場にてWBCアジア・ライトフライ級王座決定戦がただいま終了、昨年11月にペッマニー(タイ)の持つWBCミニマム級王座に挑戦し、12回判定負けを喫しているダナイ・ニェップーキョウ(タイ/107.75ポンド)が復帰2戦目として、ウィジェ・オー(カンボジア/107.25ポンド)に4ラウンドTKO勝利、ダナイがベルトを巻いています。

    技巧派サウスポーのダナイは得意のフットワークで軽快な動きを見せながらタイミングを測り、距離を詰めようとするウィジェにパンチを合わせようとしますが残り1分を切ったところでウィジェがいきなりラッシュ、ダナイは守勢に回ります。2ラウンド、元々慎重過ぎるきらいのあるダナイは一層距離に注意しながらジャブ、ワンツーを突きますが、手数が少な過ぎるためウィジェの前進は止まらず、一進一退と映る3ラウンドを過ぎ、迎えた4ラウンド2分過ぎ、度々狙っていたウィジエの右を抜いての左がカウンターとなってヒット、ウィジエのアゴに好打すると背中からバタンとダウンします。立ちあがったウィジェでしたがよろめいたところでダメージを考慮したレフェリーがストップしています。WBCミニマム級19位の22歳、ダナイは11勝6KO3敗とし、次回はWBCライトフライ級ランク入りが濃厚となっていますが、手数が少なくカウンター狙いに執着し過ぎるところは相変わらずと言えるでしょう。敗れた17歳のオーは3勝2KO1敗です。



    なお、メイン後にはWBCスーパーフライ級2位で元WBC王者のシーサケット・ソー・ルンビサイが元WBAフライ級暫定王者のコンパヤック・ポープラムク(ともにタイ)と4ラウンドのスパーリングも披露、3ラウンドには左ストレートでコンパヤックがダウンするなど、6月25日の世界戦を前に好調をアピールしています。



    フェザー級6回戦、WBCバンタム級1位のナワポーン・ナコンルアンプロモーション(126ポンド)はチャクラバン・バンミー(ともにタイ/126ポンド)に2ラウンドTKO勝利です。1分過ぎに右ストレートを好打、チャクラバンはよろよろと後ろにたたらを踏むように後退、座り込むとレフェリーはカウントを数えず両手を交差。右1発で勝負を決めた30歳のナワポーンは53勝43KO1敗1分としています。
  • WBC&WBO世界スーパーフェザー級統一戦は両王者とも計量パス

    WBC&WBO世界スーパーフェザー級統一戦は両王者とも計量パス

    2022.04.30
    <WBC&WBO世界スーパーフェザー級王座統一戦 in 米国、ネバダ州ラスベガス、MGMグランド・ガーデン>
    WBC王者、オスカル・バルデス(メキシコ/30戦全勝23KO):129.6ポンド(約58.7Kg)
    vs.
    WBO王者、シャクール・スティーブンソン(米国/17戦全勝9KO):130ポンド(約58.9Kg)リミット
    ※昨年、禁止薬物の使用が明らかになるとともにR.コンセイサン(ブラジル)との大苦戦によって著しく評判を落としたバルデスですが、持ち前の熱いファイトスタイルで勝利をもぎ取ることは出来るでしょうか?一方、爆発力はバルデスに劣るものの卓越した防御技術を土台とするスタイルで安定感抜群と言えるスティーブンソンがどこまで距離を詰めに行くのかも焦点と言えそうです。明日のWOWOWオンデマンドでは11時頃からライブ配信、IBF王者の尾川堅一がゲストで登場です。


    <ライト級8回戦>
    東京五輪ライト級銀メダリスト、キーショーン・デービス(米国/4戦全勝3KO):136.2ポンド(約61.7Kg)
    vs.
    エステバン・サンチェス(メキシコ/19戦18勝8KO1敗):136.6ポンド(約61.9Kg)
    ※23歳対決ながらプロのキャリアでデービスより4年早くデビューしているサンチェスは今回がアメリカ・デビュー戦です。いきなりMGMグランドの大舞台とあって気持ちの入り方が問われるところですが、8回戦はキャリア初というデービスにもプレッシャーは圧し掛かるでしょう。先にペースを握った方が勝利を手にする可能性は高そうですが、やはり注目はデービスの勝ち方に集まりそうです。
  • シャクール・スティーブンソン「まずはバルデスを破り、その後は王座を統一したい」

    シャクール・スティーブンソン「まずはバルデスを破り、その後は王座を統一したい」

    2022.04.29
    いよいよ今週末に迫ったWBC&WBO世界スーパーフェザー級王座統一戦。WOWOWオンデマンドでは5月1日(日)11時頃からライブ配信を予定しており翌2日(月)21時からWOWOWライブでの放送も決まっています。またゲストとしてIBF世界同級チャンピオン、尾川堅一が生放送で繰り出すコメントも楽しみというファンの方々も居るのではないでしょうか。


    試合前の予想で優勢が伝えられるWBO王者のシャクール・スティーブンソン(米国/17戦全勝9KO)はWBC王者のオスカル・バルデス(メキシコ/30戦全勝23KO)を破り、王座統一を目指す意気込みを述べています。「私は良い調子で試合へ向けて準備は整っています。私がいかに素晴らしいかを早く皆さんに証明したいです。私はこの階級を統一したいと考えています、高いモチベーションがあり良いショーを魅せるつもりです、そのためにもまずはオスカルを排除しなければなりません。」

    「オスカル・バルデスに向かって行き、唯一肉薄したのはジョエ・ゴンサレスですが、その彼も私のスキルの前には何も出来ませんでした。世界は未だシャクール・スティーブンソンがリング上で出来るもの全てを目にしていないのです。オスカルはグレートなファイターですが、オスカルが私と戦うことを避け、WBOフェザー級王座を返上した時から私が彼と戦うことを望んできたことは周知の事実です、しかし彼は徹底的に私との対戦を避けました。にも関わらずオスカルはその後もリングで勝ち続けたことでファンには良いファイターと映ったようです。」

    「私は19年間ボクシングを続けています、私は素晴らしいファイターであり、彼も素晴らしいファイターです。必ずしも経験が全ての要因になると限りませんが勝利は私のものです。」

    「私は王座統一することが重要だと考えています、全てのベルトを手にしたいと思っていますがまずはオスカルをクリアしなくてはならず、4月30日に集中しています。この戦いを終えれば手元に2本のベルトが残り、私はビッグ・スターになるでしょう。私はビッグファイトの重圧もリスクも感じています、何故なら彼は素晴らしいチャンピオンだからです。そして私は次なるペイパービューのスーパースターになるのです。」
  • メキシコとコロンビアで世界タイトルマッチがアナウンス

    メキシコとコロンビアで世界タイトルマッチがアナウンス

    2022.04.28
    日本時間27日に発表された、J.ロドリゲス(米国/帝拳)対シーサケット(タイ)戦に加えて、マッチルーム・ボクシングはWBAライトフライ級戦もアナウンス。6月10日に同級スーパーチャンピオンの京口紘人(ワタナベ/15戦全勝10KO)と同級レギュラーチャンピオンのエステバン・ベルムデス(メキシコ/19戦14勝10KO3敗2分)が対戦するとしています。


    今回にV4が懸かる京口選手もコロナ禍に振り回された王者と言えるでしょう。20年5月に防衛戦を発表していたものの緊急事態宣言発令により中止に追い込まれ、11月に再度防衛戦を発表したものの自身のコロナ発症により再び中止。ようやく昨年3月に米国のダラスでA.ベガ(メキシコ)を5回TKOに下していますが、15ヶ月振りのリングとなる京口と13ヶ月振りのベルムデス両選手、果たしてWBAのベルトを一つにするのはどちらでしょうか?舞台はベルムデスのホームと言える、メキシコのメキシコシティに在る、アレナ・コリセオとなっています。


    そして日本時間27日はコロンビアでも発表会見が行われ、WBCブリッジャー級チャンピオンのオスカル・リバス(コロンビア/29戦28勝19KO1敗)が8月13日にコロンビアのサンディアゴ・デ・カリに在る、エスタディオ・オリンピコ・パスカル・ゲレロにおいて同級2位のウカシュ・ロザニスキ(ポーランド/14戦全勝13KO)と初防衛戦を行うとしています。


    「私にはボクシングのキャリアを重ねるうえで実現したい3つの夢があります。それは誰もが認めるブリッジャー級王者としての地位を築き上げること、母国コロンビアでタイトルマッチを行うこと、そして世界ヘビー級王座に座ることです。」と壮大な夢を語った34歳のリバスにとって凱旋試合という夢の1つが実現し、感無量といったところではないでしょうか。


    20年11月にWBCが発表したブリッジャー級はまだまだ認知度も高くなく、WBC以外の統括団体も賛同する気配を見せませんが、スーパーミドル級やミニマム級同様、数年後や数十年後には異なる人気を博しているかもしれません。まずは初代王者リバスの頑張りが鍵とも言えそうです。
  • 5月21日のWBOミドル級暫定王座決定戦はサウスポー対決

    5月21日のWBOミドル級暫定王座決定戦はサウスポー対決

    2022.04.27
    日本時間26日、トップランクがWBO世界ミドル級暫定王座決定戦を5月21日に米国のネバダ州ラスベガスに在る、リゾート・ワールド・ラスベガスにて開催することをアナウンス。WBO同級2位のジャニベック・アリムカヌウェ(写真/カザフスタン/11戦全勝7KO)と同級3位、ダニー・ディグナム(英国/15戦14勝8KO1分)で争うとしています。


    これは昨冬、ミドル級正規王者のD.アンドラーデ(米国)と指名挑戦権を持つアリムカヌウェ両陣営にWBOが対戦指示を出したもののビッグファイトを熱望するアンドラーデ(米国)はスーパーミドル級転向を表明。しかし現スーパーミドル級王者のS.アルバレス(メキシコ)の今後の動向次第ではアンドラーデがミドル級に戻る可能性をわずかながら残したうえでの暫定王座決定戦という着地を見せています。


    そしてアンドラーデが名実ともにスーパーミドル級への転向が決まった後の王座を考慮し、2月にはWBOが新たに暫定王座決定戦として同級1位のJ.ムンギア(メキシコ)と指名挑戦者アリムカヌウェの対戦交渉開始を指示したもののムンギア陣営はこれを拒否。その後、WBOがアリムカヌウェとディグナムによる対戦を指示したという、今回もアンドラーデおよびアルバレスの思惑にトップ選手が振り回された図式となっています。


    ムンギアとの対戦が決まればとても興味深いマッチアップとなった29歳のアリムカヌウェは直近2試合でR.ブラント(米国)、H.エンダム(フランス)と元世界王者をいずれもTKOで撃破している一方、WBO欧州王座を獲得し防衛したことで上位に進出してきた28歳のディグナムにとって初の海外遠征となっています。豊富なアマチュア・キャリアを土台とするアリムカヌウエがややパワーで上回り、技巧派サウスポー対決を制し初戴冠となりそうな予想が立つ一戦はセミに、元WBOスーパーフェザー級王者、ジャメル・ヘリング(米国/26戦23勝11KO3敗)と " Technician " の異名を持つWBCライト級17位、ジャーメイン・オルティス(米国/16戦15勝8KO1分)のノンタイトル戦も決まっています。
  • IBF1位の孟繁龍と前WBA王者の徐燦がフロリダで揃い踏み

    IBF1位の孟繁龍と前WBA王者の徐燦がフロリダで揃い踏み

    2022.04.26
    前WBA世界フェザー級王者の徐燦(シュ・チャン/中国)とIBF世界ライトヘビー級1位の孟繁龍(メン・ファンロン/中国/17戦全勝10KO)が5月20日に米国のフロリダ州ヒルズボロに在る、プラント・センターで揃い踏みすることが発表されています。


    IBF1位の孟とWBCとWBAの元世界ライトヘビー級王者、ジャン・パスカル(カナダ/43戦35勝20KO6敗1分1ノーコンテスト)によるマッチアップは世界1位ながらあまり知名度の高くない孟としては格好のアピールの場と言えそうです。ロンドン五輪ライトヘビー級ベスト16というアマチュア・キャリアを持ちここまで全勝をキープしている34歳の孟は19年6月にA.デインズ(ドイツ)を12回判定に下し、指名挑戦権を手にしていますが世界戦のチャンスは今もって訪れていません。


    一方、長いキャリアを誇る39歳のパスカルはこれまでWBCライトヘビー級王座を4度防衛、その後にWBA同級王座を手にするなど数多くの大舞台を経験していますが、19年12月にB.ジャック(スウェーデン)を12回判定に下し、返り咲いたWBA王座の初防衛に成功するなどベテラン健在をアピールしたまでは良かったのですが、ジャックとの再戦が決まった昨春、VADAによるドーピング検査で禁止薬物の使用が判明し再戦は中止。WBAは複数の違反薬物摂取が明らかとなったことから王座を剥奪し6ヶ月間のサスペンド処分を科し、今回が処分明けの一戦となっています。世界的な強豪との対戦が希少な孟とおよそ2年半振りのリングとなるパスカルが顔を合わせるこの日のメインとなっています。


    そして昨年7月、L.ウッド(英国)に12回TKO負けを喫しWBAフェザー級王座を手放している28歳の徐にとっておよそ10ヶ月振りの再起戦もセット、ブランドン・ベニテス(メキシコ/20戦18勝7KO2敗)とのノンタイトル10回戦と発表されています。


    「私はフィジカル・トレーニングを経て強さを取り戻し、良い状態です。自信もありますが、敗戦を経て自分の武器を増やす必要があることも分かりました。また幾つかの修正など自分自身、はっきりと反省点を認識しています。私はWBAのベルトを取り戻すために精一杯努力します。」と地元メディアに述べた徐は現在WBA7位に後退しています。24歳のホープ、ベニテスを相手にどのような再起戦を魅せてくれるのでしょうか。
  • WBAライトヘビー級1位と2位が5月14日にカリフォルニアで激突

    WBAライトヘビー級1位と2位が5月14日にカリフォルニアで激突

    2022.04.25
    元WBOスーパーミドル級王者のヒルベルト・ラミレス(メキシコ/43戦全勝29KO)と元WBA同級暫定王者のドミニク・ボーセル(ドイツ/31戦30勝12KO2敗)が激突するライトヘビー級の好カードが日本時間23日に発表。会場は米国のカリフォルニア州オンタリオに在るトヨタ・センター、ゴングは5月14日となっています。


    昨年12月にJ.ゴンサレス(キューバ)との激闘を制し、WBA同級指名挑戦権を手にしたラミレスはWBA2位。今回がライトヘビー級5戦目とあって、そろそろランキングだけでなく2階級制覇挑戦を現実のものにしたいところでしょう。「再びカリフォルニアのリングに上がれることにわくわくしています。5月14日まで時間はあまりありませんが全て順調に進んでいます。ドミニクはドイツ最高のライトヘビー級選手であり、ベストを尽くしてくるでしょう。」と述べています。


    一方のボーセルは「ラミレスという強敵と戦うためにカリフォルニアへ行くことが楽しみです。DAZNを見る世界中のボクシング・ファンが楽しめるような生の迫力を伝えられると信じています。」とコメント、下馬評不利ながらランキング的には格上のWBA1位に付けています。昨年10月にドイツで行われたR.クラスニキ(ドイツ)との再戦で12回判定勝利、雪辱を果たしたもののクラスニキ陣営は試合後に判定だけでなくジャッジの買収など不当工作が主催者側にあったとし裁判沙汰まで起こしていますが、遅々として進んでいません。


    WBA王者のD.ビボル(キルギスタン)がS.アルバレス(メキシコ)との大一番を1週間前の5月7日に予定しており、勝者同士の対戦も可能性はゼロではありません。スーパーミドル級時代はやや面白みに欠けるスタイルからトップランクとの契約解除なども経たラミレスですが、ゴンサレス戦ではどちらが倒れてもおかしくないほどの激闘を見せています。34歳のボーセルも安定感が持ち味のスタイルとあって、体格で上回るラミレスがパワーで押し切る展開もありそうです。
  • 速報!タイソン・フューリー 対 ディリアン・ホワイト!

    速報!タイソン・フューリー 対 ディリアン・ホワイト!

    2022.04.24
    現地時間23日、英国イングランドのロンドンに在る、ウェンブリー・スタジアムにてWBC世界ヘビー級タイトルマッチがただいま終了、正規王者のタイソン・フューリーが暫定王者のディリアン・ホワイト(ともに英国)に6ラウンド2分59秒TKO勝利、フューリーがWBC王座を統一しています。

    前日の計量時で約5Kg、そして身長で約12cmの体格差を埋めるためか、ホワイトはサウスポーでスタート、フューリーは距離に注意しながら慎重にジャブを突いていきます。すると2ラウンドはフューリーがスイッチしてスタート、その後オーソドックスに戻し、ジャブを中心に試合を組み立てて行きます。ホワイトがじりじりと距離を詰め、フューリーは前後左右に動きながらジャブ、ワンツーを狙っていきますがポイントは有効打数で勝るフューリーがリードを広げて行く序盤と映ります。右眉尻から出血の始まったホワイトはジャブ、左右のフックなどを振るいますが距離が遠く多くが空振り、5ラウンド開始時にはマーク・ライソン(英国)レフェリーから両者に対し、クリーンに戦うよう注意が入ります。6ラウンド、フューリーのジャブに加え、揉み合いでも徐々に体力を削られたホワイトに対し、フューリーは右ボディフックも混ぜながら優勢に進めると終了間際に右アッパーが顔面をかすめるようにヒット、ホワイトが背中から豪快にダウンします。立ちあがったホワイトですが、レフェリーの前に歩くよう指示を受けると左によろめき、レフェリーはダメージを考慮しTKOとしています。2度目の防衛に成功した33歳のフューリーは32勝23KO1分、34歳のホワイトは28勝19KO3敗としています。



    IBF欧州、英連邦、英国と3本のウェルター級王座が賭けられたタイトルマッチで三冠王者のエコウ・エスマンが元WBO欧州王者、ダーレン・テトリー(ともに英国)に12回判定勝利、王座防衛です(3対0/116-112×2、117-111)。IBF12位でもある33歳のエスマンは17戦全勝7KO、28歳のテトリーは21勝9KO3敗です。



    WBCフェザー級シルバー王座決定戦はWBC13位のアイザック・ロウがニック・ボール(ともに英国)に6ラウンド1分45秒負け、ボールが新王者となっています。25歳のボールは15戦全勝8KO、28歳のロウは21勝6KO2敗3分としています。
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