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  • 7月の世界戦が中止となったマゴメド・クルバノフが世界ランカーと対戦

    7月の世界戦が中止となったマゴメド・クルバノフが世界ランカーと対戦

    2019.09.24
    RCCボクシング・プロモーションが11月2日にロシアのエカテリンブルクにて傘下の世界ランカー3選手を出場させるイベントの開催を発表しています。9月13日のニューヨークではZ.アブドゥラエフ、S.クズミンという2人の世界ランカーがそれぞれ初黒星を喫し、残念な結果となっていますが、まだまだタレント豊富な同プロモーションからのアナウンスとなっています。


    今回のメインイベントはWBAスーパーウェルター級8位、WBC10位にランクされるマゴメド・クルバノフ(ロシア/17戦全勝11KO)がWBA同級10位のチャーリー・ナバロ(ベネズエラ/38戦29勝22KO9敗)と世界ランカー対決を行うというもの。24歳と将来性豊かなクルバノフは今夏、WBA王座決定戦出場が予定されていましたがビザの問題により前日に世界戦がキャンセルされるという災難に遭っています。「試合を心待ちにしてくれていたファンに謝りたいです。世界タイトルマッチのリングに上がることは私の大きな目標の1つでした、ロシアに世界チャンピオンベルトを持ち帰ることをずっと夢見てきましたが、期限までにビザを受け取ることが出来ず、試合は行われませんでした。多くの人々から、何故?と言われていますが私にはどうすることも出来ません、起きたことは起きたこととしてこの先、頑張るしかありません。」と気持ちを切り替えて再びビッグチャンスを待つとしています。


    脇を固めるのはリオ五輪ヘビー級金メダリストでWBOインターコンチネンタル・クルーザー級王者でもある、イフゲニー・ティシチェンコ(ロシア/5戦全勝3KO)がWBAアジア同級王者のイサ・アクベルバイエフ(カザフスタン/21戦20勝15KO1ノーコンテスト)と対戦するというもの。ヘビー級でプロデビューを果たしたティシチェンコでしたがスピード、パワーともやや不足気味とあって4戦目からクルーザー級を主戦場とするサウスポーです。O.ヴァリン(スウェーデン)戦を前にした元統一王者、タイソン・フューリー(英国)のスパーリング・パートナーを務めたことでも知られるWBO11位、IBF14位の28歳、ティシチェンコが難敵を相手に全勝をキープ出来るでしょうか?


    さらにWBCスーパーフェザー級11位、IBFで14位のムカハマクチャ・ヤクポフ(タジキスタン/14戦全勝9KO)がWBA同級13位のパブロ・ビセンテ(キューバ/17戦15勝13KO1敗1無判定)を相手に保持するWBCインターナショナル同級王座の防衛戦を行い、来日経験を持つ元WBOスーパーフェザー級1位のイフゲニー・シュプラコフ(ロシア/22戦21勝11KO1敗)はマーク・ウルバノフ(ロシア/19戦16勝8KO2敗1分)との国内ライバル対決に臨みます。9月7日に予定していた復帰第2戦を体調不良によりキャンセルした29歳のシュプラコフが復帰2連勝を目指します。
  • 『GOLDEN CONTRACT』トーナメントの2階級で出場選手が決定

    『GOLDEN CONTRACT』トーナメントの2階級で出場選手が決定

    2019.09.24
    MTK・グローバルが8月中旬に発表したトーナメント戦『GOLDEN CONTRACT』の皮切りとしてフェザー級のトーナメント初戦にあたる8選手による準決勝戦が10月4日、英国のロンドン、ベスナル・グリーンに在る、ヨーク・ホールに迫る中、11月22日に同じ会場での開催が決まっているスーパーライト級トーナメントも出場8選手が発表されており、残るライトヘビー級3枠のアナウンスも待たれるところです。


    スーパーライト級最後の名乗りとなったのはWBAで13位につけるローガン・ユン(米国/16戦全勝12KO)で韓国とプエルトリコによるハーフ、生まれはハワイという20歳のホープです。「MTK・グローバルのもとゴールデン・コントラクト・トーナメントに加わることが出来て嬉しいです。ロンドンのリングで自分の才能を披露し、私がスーパーライト級でベストとだということを証明する日が待ちきれません。」と若さ溢れるコメントを残し、MTK・グローバルのジェイミー・コンラン・コーディネーターも「ローガンをこのトーナメントに迎え入れることでスーパーライト級のラインナップが完成したことを嬉しく思います。ボクシング・ファンならアメリカがこれまでに偉大なボクサーを数多く輩出してきたことは分かっているし、彼がこのトーナメントを制することが出来ればすぐにも世界のトップに立つでしょう。」と国際色豊かなトーナメントになると胸を張っています。



    <フェザー級>
    WBO6位、ライアン・ウォルシュ(英国/28戦24勝11KO2敗2分)
    WBA7位、ハイロン・ソカラス(キューバ/25戦22勝14KO3分)
    IBF9位、ジェームス・" Jazza "・ディッケンス(英国/30戦27勝11KO3敗)
    WBO11位、デビッド・オリバー・ジョイス(アイルランド/11戦全勝8KO)
    IBF15位、リー・ウッド(英国/23戦22勝12KO1敗)
    WBOスーパーバンタム級8位、タイロン・マッカラー(英国/13戦全勝6KO)
    WBC37位、カルロス・ラモス(スペイン/12戦11勝7KO1敗)
    元WBCラテン王者、カルロス・アラウホ(メキシコ/16戦15勝12KO1敗)



    <スーパーライト級>
    IBF5位、WBC11位、アントニー・ジギ(スウェーデン/26戦24勝1敗1分)
    WBO9位、ザンコシュ・ツラロフ(カザフスタン/24戦全勝21KO)
    元WBCシルバー王者、オハラ・デービース(英国/21戦19勝14KO2敗)
    WBC10位、モハメド・ミモウヌ(フランス/24戦21勝2KO3敗)
    WBC28位、タイロン・マッケナ(英国/21戦19勝6KO1敗1分)
    IBF欧州王者、アキーム・エニス・ブラウン(英国/13戦全勝1KO)
    英国同級、ダーレン・サーティース(12戦全勝8KO)
    WBA13位、ローガン・ユン(米国/16戦全勝12KO)



    <ライトヘビー級>
    元英国王者、ホセア・バートン(英国/25戦24勝11KO1敗)
    WBO12位、スティーブン・ウォード(英国/12戦全勝4KO)
    リオ五輪同級ベスト32、セルジュ・ミヒェル(ドイツ/9戦8勝6KO1敗)
    元英連邦王者、ボブ・アジサフェ(英国/22戦19勝9KO3敗)
    元英国王者、リーアム・コンロイ(英国/23戦17勝9KO5敗1分)
  • ビリー・ジョー・ソーンダースが11月9日のロサンゼルスでアメリカ・デビュー

    ビリー・ジョー・ソーンダースが11月9日のロサンゼルスでアメリカ・デビュー

    2019.09.23
    28戦全勝13KOを誇るWBO世界スーパーミドル級チャンピオンのビリー・ジョー・ソーンダース(英国)が11月9日に米国のカリフォルニア州ロサンゼルスに在るステープルズ・センターにてアメリカ・デビュー戦を行うことがマッチルーム・ボクシングから発表されています。


    5月にS.イスフィ(セルビア)を12回判定に退けWBOミドル級王座との2階級制覇を達成した30歳のソーンダースが誰を挑戦者に迎えるのかアナウンスが待たれますが、WBOが1位のE.バジニヤン(カナダ)と2位のR.マードック(豪州)に指名挑戦者決定戦を指示していることから、王座決定戦での獲得ながら最上位選手との初防衛戦は無さそうです。


    「私はプロ・デビュー戦を行うような心持ちです、プロキャリアにおいて初めてアメリカのファンの前で戦うことにとてもワクワクしています。ステープルズ・センターは2万人が入る壮大な会場ですからね。」とコメントした王者ソーンダースは、「あなたはアンダーカードでしょう、と言う人が居ますが私たちは皆でイベントを共有しているのであって、我々選手はファンからエネルギーを受け取ります。メインカードの記者会見映像は600万人以上が視聴しています、11月9日はもの凄い注目度となるでしょう。」とも述べたようにこの日のメインイベントは、KSI(英国)対ローガン・ポール(米国)というマッチアップで、カードだけ聞いてもピンと来ない方も多そうですが、『YouTube史上最大のイベント』と謳われた、YouTuber同士の対戦がメインとなっています。この両者は昨年8月に英国のマンチェスター・アリーナで対戦しており6回引分、今回がリマッチとなっており因縁に決着を望む声に応じたものと言えそうでエンターテインメント色の強い、特に若い年代のファンには話題となりそうです。
  • 先週海外注目試合結果

    先週海外注目試合結果

    2019.09.23
    <現地時間21日>
    タイのバンコクにてWBCアジア・バンタム級戦が行われ、王者でWBC3位のナワポーン・ソー・ルンビサイ(タイ)がパトリック・リウコート(インドネシア)に7回TKOで王座防衛を果たしています。28歳のナワポーンはJ.エルナンデス(メキシコ)戦から11連勝(9KO)とし、戦績を47勝37KO1敗1分としましたが2度目のビッグチャンスは訪れるのでしょうか?



    アルゼンチンのブエノスアイレスではWBOラテン・ミドル級王者でWBO11位のマルセロ・コセレスが今回は空位のWBAフェデボル・ミドル級王座決定戦に出場、ヘルマン・イグナシオ・ペラルタ(ともにアルゼンチン)と対戦し10回判定勝利をおさめています(3対0)。28歳のコセレスは28勝15KO1分としています。



    <現地時間20日>
    アルゼンチンのラス・エラスで元WBAフェザー級王者のジョナタン・バルロスが再起戦。ギジェルモ・オスワルド・ソロピ(ともにアルゼンチン)を6回判定に下しています。35歳のバルロスは42勝22KO7敗1分とレコードを伸ばしています。



    オーストラリアでは今年最初のOPBF東洋太平洋戦、ニュー・サウス・ウェールズにてライトヘビー級戦が開催され、王者のアーロン・ライが同級2位のレーガン・デッセー(ともに豪州)に4回TKO負け、王座交代となっています。23歳のデッセーは18勝13KO2敗、36歳のライは12勝11KO5敗としています。



    タイのバンコクではWBCアジア・スーパーバンタム級戦が行われ(写真)、王者のコンファー・CPフレッシュマート(タイ)が藤岡飛雄馬(宮田)に9回TKO勝利、王座防衛です。24歳のコンファーは29勝16KO1敗、ペッチンディー・プロモーションとしてはワンヘン、ノックアウトに続く存在となってほしいところですがまだまだ時間が掛かりそうです。なお唯一の黒星は約4年前、地元で比嘉大吾選手にKO負けを喫したものです。藤岡選手は10勝1KO10敗1分。4回終了時の採点は40-36×2、39-37とリードを許した藤岡選手でしたが、8回終了時の採点では78-74、78-73、79-73と王者の疲れに乗じやや盛り返したとも思われたなか連打で崩れ落ち、カウント途中でレフェリーストップとなっています。



    <現地時間19日>
    イタリアのトスカーナにてIBFインターナショナル・スーパーウェルター級戦が行われ、王者でIBF5位のオルランド・フィオルディジーリョ(イタリア)が元欧州ウェルター級王者のサム・エギントン(英国)にまさかの2回TKO負け、王座交代となっています。一時期は世界ランクに名を連ね、世界挑戦も射程圏内と言えた25歳のエギントンでしたが大事な試合でポカを喫し脱落、現在はWBC40傑からも名を消していましたがこれで再浮上、27勝16KO6敗としています。一方、WBO14位、WBCでは15位につけていた35歳のフィオルディジーリョは31勝13KO3敗としています。

    セミファイナルでは来日経験を持つデビス・ボスキエロ(イタリア)が空位のIBFインターコンチネンタル・スーパーフェザー級王座決定戦に出場、イバン・トーマス(スペイン)に8回TKO勝利で王座獲得です。トレーニングを続けウェイトを維持する自己管理能力はさすがと言えるベテラン、38歳のボスキエロは48勝22KO6敗2分、26歳のトーマスは9勝3KO1敗1分と初黒星です。

    また5月に番狂わせの初黒星を喫していた、元WBAインターナショナル・フェザー級王者のジョーダン・ギル(英国)はエスネル・タラベラ(ニカラグア)に6回判定勝ちで復帰。25歳のギルは24勝7KO1敗としています。



    WBOライトヘビー級4位につける、ウマール・サラモフ(ロシア)が保持するWBOインターナショナル同級王座の防衛戦をロシアのグロズヌイにて行い、エマヌエル・ダンソ(ガーナ)を3回TKOに下し防衛に成功です。25歳のサラモフは24勝18KO1敗、30歳のダンソは31勝26KO4敗です。
  • 速報!ジョセフ・ディアス Jr.対 ヘスス・クアドロ!

    速報!ジョセフ・ディアス Jr.対 ヘスス・クアドロ!

    2019.09.22
    メキシコ、バハカリフォルニア州メヒカリのオウデトリオ・デル・エスタドにて、WBAゴールド・スーパーフェザー級タイトルマッチがただいま終了、同王者のジョセフ・ディアス Jr.(米国)がWBA同級12位のヘスス・クアドロ(ベネズエラ)に12回判定勝利です(2対0/116-112、115-113、114-114)。

    サウスポー同士の対戦はクアドロのスタンスの広さがやりづらそうに映るものの、怪獣の卵のような奇抜な髪の色のディアスは冷静に上下へパンチを打ち分けていきます。有効打の数でポイントこそリードを広げていくように映るディアスですが、かなり半身に構えるクアドロは柔軟な体躯も使いながら決定打を外しパンチを打ち返していきます。目を見張る攻撃力はないディアスですがこの日も堅実な試合運びは健在、クアドロをグラつかせる場面こそ無いものの被弾を押さえながらラウンドを進めます。マウスピースが合わないのか、たびたび落とすディアスですがロベルト・ラミレス(プエルトリコ)レフェリーは注意にとどめながら展開は終盤に入っても変わらず、やや盛り上がりに欠けラウンドが進みます。防御勘の良さを発揮するクアドロも最後までコンビネーションを出し手数でポイントを挙げるラウンドもあり頑張りを見せますが、振り分けるならディアスといったラウンドも多く善戦空しく敗れています。26歳のディアス Jr. は30勝15KO1敗、33歳のクアドロは18勝14KO6敗としています。



    セミファイナルのNABA北米スーパーバンタム級戦は王者で、WBA5位のレオナルド・バエス(メキシコ)がエディクソン・ペレス(ベネズエラ)に10回判定勝利、王座防衛です(3対0/97-93、96-92×2)

    上背で少し劣るペレスはがっちり体系から左右フックを振り回すとバエスはガードを固めながら応戦しますが、ペレスの得意な距離と映りペレスの回転力が流れを引き寄せていくように映るなか残り1分を切ろうかといったところで左右フックがヒット、バエスが尻餅を付くダウンを喫します。再開に応じたバエスは立て直しにかかりますが、やや攻撃偏重のスタイルとあって4ラウンド50秒過ぎにも左フックでバランスを崩すなど序盤はペレスのペースとなります。中盤、右眉からの出血も重なり、ペースの落ちてきたペレスは6ラウンドにマウスピースを落とし休憩が入るなど手数が減り始め、バエスの手数が徐々にポイントを挽回していくように映ります。7ラウンド2分過ぎにもマウスピースを落としたペレスに対し、明確な有効打こそ少ないもののこのラウンドもバエスの手数がポイントを挙げたように映りますがお互いに有効打、手数の少ない終盤となります。最終回もマウスピースを落としたペレスにブーイングが浴びせられますが、バエスもポイントで優勢と計算したかサークリングしながら終了のゴングを聞いています。地元メヒカリ出身、24歳のバエスは17勝9KO2敗1ノーコンテスト、27歳のペレスは19勝14KO5敗としています。
  • 速報!ピーター・クイリン 対 アルフレッド・アングロ!

    速報!ピーター・クイリン 対 アルフレッド・アングロ!

    2019.09.22
    米国カリフォルニア州のベーカーズフィールド、ラボバンク・シアターにて『Premier Boxing Champions』のイベントがただいま終了、メインイベントのスーパーミドル級10回戦は元WBOミドル級王者、IBFスーパーミドル級4位のピーター・クイリン(米国/168.8ポンド)が元WBOスーパーウェルター級暫定王者のアルフレッド・アングロ(メキシコ/167.6ポンド)に10回判定負け、番狂わせといえる結果となっています(2対1/97-93、96-94:アングロ、96-94:クイリン)。

    アングロがゆっくりと前に出て、クイリンがフットワークを使いながらパンチを当てていく初回のポイントはクイリンが取ったように映り、2ラウンドも同じような展開ながらやや距離が近くなったように映ります。肉を切らせて骨を断つスタイルとも言えるアングロは3ラウンドに入り、クイリンの手数が減ったことも重なり左右フックをヒット、歓声が後押しします。拳を痛めたのかジャブ、ストレートを使い距離をキープしようとしないクイリンに対し、4ラウンド2分過ぎにもアングロの右ストレートがヒット、クイリンの顔が跳ね上がるとボディも効き始め、番狂わせを期待する会場中から一層歓声が上がります。5ラウンドもサークリングするクイリンをアングロが追いかける展開となり、アングロの接近を許す場面もありますがクイリンの右ストレートが入る場面もあり有効打はクイリンが上回ったように映ります。

    6ラウンド、2分ほどまではクイリンのアウトボクシングが有効でしたが残り1分ほどで足が止まりロープに詰まると一転、アングロの頭を付けての左右フックが有効と映りクイリンも足をバタつかせるなど目の離せない展開となり、ジャック・リース(米国)レフェリーもラウンド終了のゴングが聞こえないほどの歓声となります。7ラウンドはフットワークこそ止めないクイリンは手が出ず、アングロの左フックを浅く食い、8ラウンドもアングロの右ストレートでバランスを崩し終了間際もアングロの連打の前に決定打を外すのがやっとといったなかでゴングが鳴ります。9ラウンドは終了間際にアングロの左右フックで大きく身体をよろめかせたクイリンですが、折り返して以降、後半の試合展開はラウンドの前半はクイリンのアウトボクシング、ラウンドの後半はアングロがロープに詰め手数をまとめるといった図式となり歓声ほどアングロにポイントが流れているか微妙と映るなかで迎えた最終回もクイリンはテンポを変えることが出来ず、退がりながらスイッチを混ぜるアングロの前進をかわすだけといったところで終了のゴング、直後の会場はアングロの勝利を信じ拍手と歓声が沸き起こっています。37歳のアングロは26勝21KO7敗、36歳のクイリンは34勝23KO2敗1分1無判定。17年、18年は1試合ずつ、今年も今回で2試合目といった試合間隔の長さも影響したか全盛期の動きには程遠かったクイリンです。



    セミファイナル、『PBC』期待のホープ、クリス・コルバート(米国)が出場したライト級10回戦でミゲル・ベルトラン Jr.(メキシコ)に初回2分57秒KO勝利、ワンパンチで試合を終えています。

    スイッチが得意のコルバートはL字ガードからハンドスピードを生かしポンポンとジャブを突いていくと、ベルトランは左手を高く上げながらじわじわと前進、距離を詰めていこうとします。F.メイウェザーのような試合展開を見せることも多く、1発の破壊力に欠けるコルバートに対し、ベテランのベルトランがどう食い下がるかと思われた2分過ぎ、コルバートのワンツーの右ストレートが側頭部にクリーンヒット、ベルトランはゆっくりと前に倒れこむとレフェリーはカウントを数えず終了としています。快勝をおさめた22歳のコルバートは13戦全勝5KO、30歳のベルトラン Jr. は33勝22KO8敗1ノーコンテストとしています。



    アンダーカード、ウェルター級10回戦は世界挑戦経験を持つトーマス・デュロルメ(プエルトリコ)がテレル・ウィリアムス(米国)に10回判定勝利です(3対0/98-91×2,96-93)。

    昨年10月、元世界王者のJ.バルガス(米国)と分の良い引分に終わっているデュロルメがおよそ11ヶ月振りのリング。上背で勝るウィリアムスのシャープなジャブが印象に残る初回を終え、2ラウンドはデュロルメが距離を詰めに行きギアが上がると、回転力で勝るデュロルメが2分過ぎに左フックを好打します。3ラウンド、距離を造ろうとジャブを突くウィリアムスは1分過ぎにワンツーを当てますがデュロルメはじわじわとプレスを掛け続けると4ラウンド1分過ぎに右をヒット、ウィリアムスが体を泳がしロープにもたれかかります。すぐにジャブで立て直しを図るウィリアムスはこのラウンドをしのぎますが流れがデュロルメに傾いたように映ります。5ラウンド、前のラウンド辺りから動きの鈍ってきたウィリアムスにデュロルメは手数を出しながら前進、上下にパンチを入れていきます。7ラウンド、お互いに疲れが見え始めるなかウィリアムスが手数を集め、久しぶりにポイントを取ったように映り、8ラウンドはデュロルメの右フックで始まり、その後もコンビネーションを出し肩越しの右を当てるなど有効打数でポイントを取ります。

    デュロルメの逆ワンツーが有効と映るなかで偶然のバッティングによりデュロルメの左まぶたから出血が始まりますが、序盤と比べるとハッキリと動きの鈍ったウィリアムスも9ラウンドは頑張りを見せ前進、積極的に手を出していきます。デュロルメ優勢と映るなかで最終回がスタート、残り1分を切ろうかというところでデュロルメの左フックが顔面にヒットし、ウィリアムスが尻餅を付くダウンを喫します。ダメージを感じさせながら再開に応じたウィリアムスに襲い掛かるデュロルメですが、ウィリアムスも頑張りを見せ追撃を阻むと終了のゴングが鳴り響いています。17年8月にY.ウガス(キューバ)に敗れている29歳のデュロルメは17年1月以来の白星を掴み、25勝16KO3敗1分としています。一方、初黒星となった35歳のウィリアムスは18勝13KO1敗としています。



    ライト級8回戦、WBA同級13位につけるミシェル・リベラ(ドミニカ共和国)がホセ・ルイス・ガジェゴス(米国)に5ラウンド終了TKO勝利をおさめています。

    風貌がちょっとF.トリニダードに似ているリベラは初回から攻勢を掛け、手数でも優勢、ポイントを挙げると2ラウンドは左フックを当てながらガジェゴスをロープ際に押し込んで行きます。ガードを固めるガジェゴスに狙いすましたボディ・ブローを連発、雑になったところに粘りを見せるガジェゴスの右フックを食いヒヤリとさせます。3ラウンド、リベラが攻め掛けガジェゴスが粘る展開で始まりますが、パンチに慣れたか徐々にガジェゴスが前に出て反撃の姿勢を見せると会場から歓声が挙がります。4ラウンドの開始と同時にガジェゴスにドクターチェックが入りますが続行、リベラが前に出て手数で圧倒し、ガジェゴスがロープを背にしながらダウンを拒否し時折打ち返す、これまでの展開と同じ様相を見せ、誰が見ても40-36と思われるなか折り返します。序盤に起きた偶然のバッティングによりガジェゴスのおでこにコブが出来はじめた点も考慮したか、マルコス・ロサレス・レフェリー(米国)は5ラウンドも同じ展開で終わるとインターバル中にガジェゴス陣営にストップを伝えます。「まだ出来る!」と激しく抗議し続行の意思を見せたガジェゴスでしたが、レフェリーは強い口調でたしなめ裁定は変わらずTKOとなっています。S.リューコウィッツ・プロモーターが推す21歳のリベラは17戦全勝11KO、頑張りを見せた24歳のガジェゴスは16勝12KO8敗としています。
  • 速報!ケビン・レリーナ 対 シファ・セフェリ!

    速報!ケビン・レリーナ 対 シファ・セフェリ!

    2019.09.22
    南アフリカ、ガウテンのケンプトン・パークに在る、エンペラーズ・パレスにてIBOクルーザー級タイトルマッチが行われ、チャンピオンのケビン・レリーナ(南アフリカ)がIBO30位のシファ・セフェリ(マケドニア)に3ラウンド2分30秒TKO勝利、王座防衛です。


    スタートからプレッシャーを掛けペースを掴んだ王者が最後は左を打ち込むと、セフェリは気持ちも折れたか崩れ落ちるように膝まづきTKOとなっています。27歳のレリーナは24勝11KO1敗とし、危なげなく5度目の防衛に成功。IBF4位、WBC5位、WBAでは6位にランクされています。40歳のセフェリは23勝21KO3敗1分としています。



    セミファイナル、WBAパンアフリカン・スーパーライト級王者のジャブラニ・マケンジー(南アフリカ)がマリオス・マタンバ(コンゴ)と全勝同士の対戦となり、12回判定でマケンジーが勝利しています(2対0/116-112、117-111、114-114)。マケンジーは9戦全勝4KO、マタンバは11勝9KO1敗としています。
  • 日本時間22日は南アフリカでIBO戦、メキシコでWBAゴールド戦開催

    日本時間22日は南アフリカでIBO戦、メキシコでWBAゴールド戦開催

    2019.09.21
    <IBOクルーザー級タイトルマッチ in 南アフリカ、ガウテン、ケンプトン・パーク、エンペラーズ・パレス>
    王者、ケビン・レリーナ(南アフリカ/24戦23勝10KO1敗):199.5ポンド(約90.4Kg)
    IBO30位、シファ・セフェリ(マケドニア/26戦23勝21KO2敗1分):197.5ポンド(約89.6Kg)
    ※5度目の防衛を目指すサウスポー王者へ挑むのは40歳ながら黒星は2つ、16年9月のM.チャー(ドイツ)戦と昨年6月のT.フューリー(英国)戦というヘビー級戦に臨み喫したもの。本来のクルーザー級では負け無しと言えるセフェリを相手にIBF4位、WBC5位、WBAでも6位につける27歳の王者としては格の違いを見せたいところ。メジャー王座挑戦を具体化させるためにもサクっと勝っておきたいところでしょう。



    <WBAゴールド・スーパーフェザー級タイトルマッチ in メキシコ、バハカリフォルニア州メヒカリ、オウデトリオ・デル・エスタド>
    ゴールド王者、ジョセフ・ディアス Jr.(米国/30戦29勝15KO1敗):130ポンド(約58.9Kg)リミット
    同級12位、ヘスス・クアドロ(ベネズエラ/23戦18勝14KO5敗):128.6ポンド(約58.3Kg)
    ※世界戦ではないもののボクシング・ファン目線で言うと注目度は南アフリカのIBO戦より上かもしれません。当然ながら近い将来には正規の世界王座再挑戦を目論むディアス Jr. にとって通過点と言えそうな試合ですがKO負け無し、打たれ強さに自信を持つクアドロをどのような形で仕留めるのでしょうか?セミのNABA北米スーパーバンタム級戦、王者でWBA5位のレオナルド・バエス(メキシコ)、挑戦者のエディクソン・ペレス(ベネズエラ)も両者クリアしています。
  • 12度目の防衛を目指すワンヘンが10月25日に指名防衛戦

    12度目の防衛を目指すワンヘンが10月25日に指名防衛戦

    2019.09.21
    5月31日に元WBOミニマム級王者の福原辰弥選手に勝利し(写真)、WBCミニマム級王座11度目の防衛に成功しているチャンピオンのワンヘン・CPフレッシュマート(タイ/53戦全勝18KO)が12度目の防衛戦となる次戦を10月25日にタイのチョンブリで行うとし、迎えるのはWBC同級1位、元IBO王者でもあるシンピウェ・コンコ(南アフリカ/25戦19勝7KO5敗1ノーコンテスト)となっています。


    これまでの25試合全てを自国でこなしている33歳のコンコは当然ながら世界的な知名度こそ高くありませんが、15年9月にはH.ブドラー(南アフリカ)の持つWBA&IBO王座に挑戦し12回判定負け(3対0)、今回が2度目の世界挑戦となります。ここ3試合をL.ダンテ、M.ランデロ、そしてJ.カノイとフィリピン選手とこなしているコンコですが、昨年12月に行われた直近試合のカノイ戦では2ラウンドに2度ダウンを喫し、保持していたIBO王座の陥落濃厚と思われた中で4ラウンド、偶然のバッティングによりノーコンテスト(IBOの裁定は無判定)となり九死に一生を得ています。


    WBA王者のノックアウトと同じくミニマム級世界ランカーにとってかなり高い壁となっているワンヘンもコンコ戦の2日後に34歳を数えます。年齢的にも厳しい最軽量級ながら高い自己管理能力を持つ王者ワンヘンの牙城は今回も揺るぎそうにありませんが、12度目の防衛戦はどのような結果となるのでしょうか?
  • 18戦全勝15KOのライアン・ガルシアがロメロ・ドゥノ戦に合意

    18戦全勝15KOのライアン・ガルシアがロメロ・ドゥノ戦に合意

    2019.09.20
    11月2日の激突が伝えられていたWBO世界ライトヘビー級タイトルマッチ、チャンピオンのセルゲイ・コバレフ(ロシア/38戦34勝29KO3敗1分)対サウル・"Canelo"・アルバレス(メキシコ/55戦52勝35KO1敗2分)戦のプレス・ツアーが米国のロサンゼルスにてスタートしています。両選手に加え、トレーナーやマネジャー、そしてオスカー・デラホーヤ・プロモーターらも会見に出席するビッグイベントは未定だった会場も正式発表され、米国のネバダ州ラスベガスに在るMGMグランドになること、そして気になるウェイトもキャッチウェイトは無し、ライトヘビー級リミットの175ポンド(約79.3Kg)で行われることがアナウンスされています。


    両選手が静かに意気込みを述べたあとで楽しみな一戦も発表、WBAライト級5位のライアン・ガルシア(米国/18戦全勝15KO)がWBOライト級10位のロメロ・ドゥノ(フィリピン/22戦21勝16KO1敗)と対することが決まっています。9月14日に予定されていた、A.スパロウ(米国)戦をスパロウの逮捕、収監という事態により直前でキャンセルとなってしまったガルシアでしたが、一部メディアでは代役選手としてドゥノをあてがい興行を強行しようとしたゴールデンボーイ・プロモーションと物別れに終わり、プロモート契約の解除にまで発展したとされていました。想定内とはいえSNSを中心に " ガルシアはドゥノとの対戦から逃げた " といった風評が広まったことでプライドも傷付けられたガルシアでしたがすぐさま関係は修復、今後も同プロモーションとのタッグでキャリアを重ねて行くことが報じられていたものです。


    そのガルシアのプライドを汲み取るかのように同プロモーションは " Co-Main Event " とアナウンス、日本風に言えばダブルメインイベントと言えるでしょうか。「平日にも関わらずこうしてファンが集まってくれたことに感謝します、(カネロ対コバレフ戦会見が中心であり)あえて足を運ぶ必要も無いなかで本当にありがとう。私はワクワクしています、今年最大のイベントでのダブルメインですからね。私は最も戦いたいと思った男、ロメロ・ドゥノと戦うことが出来るのです。皆、私は彼を怖がって避けたと言っているようですが、試合を楽しみにしてください。きっと面白い試合になるでしょう。私を信じてくれる皆、ビジネスを果たしたゴールデンボーイ・プロモーションに感謝します、歴史を造りましょう!」と落ち着いたコメントを残した21歳のガルシアです。


    元3団体統一王者で3度世界王座に返り咲いたコバレフにアルバレスの4階級制覇が懸かる一戦と『ダブルメイン』というのも少々ガルシアを過大評価し過ぎと思えますが、それだけ同プロモーションの期待が高いとも言えるでしょうか。スピードのガルシア、パワーのドゥノという予想が立つものの順当に行けばガルシアの勝利は固いところですが現在12連勝中、アメリカでも7試合を経験している23歳のドゥノの思い切りの良さは見過ごせず見せ場は造ってくれそうです。
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