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  • G.マエストレ対M.フォックス戦はダイレクトリマッチの可能性も示唆

    G.マエストレ対M.フォックス戦はダイレクトリマッチの可能性も示唆

    2021.08.10
    現地時間7日に米国のミネソタ州ミネアポリスで行われたWBA世界ウェルター級暫定王座決定戦は同級4位のガブリエル・マエストレ(ベネズエラ)が同級12位のマイカル・フォックス(米国)に12回判定勝利(3対0/114-113、115-112、117-110)をおさめ新暫定王者となりましたが、WBAの裁定に注目が集まっています。


    2ラウンドにダウンを奪い、フルラウンドを通じてアウトボックスしたという見方が多数を占めたフォックスは、「この結果に私は驚きました、彼が私よりも多くのラウンドを取った訳がありません。ノックダウンも奪いました。ダメージも彼の方が上です。これで勝てないならばどうすれば勝てるのか、ジャッジはどこを見ていたのでしょうか?」と失意のコメントを残し、幸運とも言える星を手にしたマエストレは「ダウンを喫した左は見えませんでしたがダメージは大したことも無く、すぐに立ち上がり彼を追い掛けました。フォックスはとても良く戦ったと思いますし、再戦に値すると言えるでしょう。とても接近した試合だったと思うしチームが再戦を決めるなら戦う用意はあります。私のプランとしてフルラウンドを戦い抜くつもりでした、距離を潰して手数を多く出すことを心掛けました。フォックスは予想以上に良いボクサーでしたが、勝負の鍵は私がコンビネーション、そして連打を最後まで出し続けたことだと思います。」とそれぞれ持論を述べています。


    試合直後の混乱を受け、ヒルベルト・ヘスス・メンドサWBA会長は「早速、予備のスコアなど見直しを進めていますが今後、ダイレクトリマッチという裁定が下りる可能性もあります。ミネソタ州コミッションから認可を受けているジャッジ3者と個別に面接を行うことになるでしょう。」と声明を発表、スーパー、レギュラー、休養、ゴールド、そして新たに暫定王者が誕生したWBAウェルター級の混沌とした状況を映し出しているとも言えますが、一部の海外メディアにはマエストレを推す『PBC』とWBAによる関係性にまで触れている記事も有り、今後どのような結論が出されるのか注目です。
  • 今週末のゴールデンボーイ・プロモーションズはトリプル世界戦

    今週末のゴールデンボーイ・プロモーションズはトリプル世界戦

    2021.08.09
    48歳を数える元6階級制覇王者、オスカー・デラホーヤ(米国/45戦39勝30KO6敗)が08年11月のM.パッキャオ(フィリピン)戦での8回終了TKO負けから9月11日に現役復帰、44歳の元総合格闘家、ビクトー・ベウフォート(ブラジル)とのクルーザー級8回戦を行うことも話題となっているゴールデンボーイ・プロモーションズ。同プロモーションズが8月14日に米国のテキサス州フリスコで行うイベントがトリプル世界戦になることが明らかとなっています。


    メインイベントはウェルター級の注目株、バージル・オルティス(米国/17戦全勝全KO)がWBO5位のエギディウス・カバラウスカス(リトアニア/24戦22勝18KO1敗1分)と対戦する他、WBA世界スーパーフェザー級レギュラーチャンピオンのロジャー・グティエレス(ベネズエラ/29戦25勝20KO3敗1分)が1勝1敗で迎える第3戦、前王者のレネ・アルバラード(ニカラグア/41戦32勝21KO9敗)との決着戦に臨み、IBFライトフライ級チャンピオンのフェリックス・アルバラード(ニカラグア/38戦36勝31KO2敗)は同級12位、エリック・オマール・ロペス(メキシコ/22戦16勝10KO5敗1分)と拳を交えることが発表されています。


    ここへWBO世界ミニマム級チャンピオン、ウィルフレド・メンデス(プエルトリコ/17戦16勝6KO1敗)が同王座3度目の防衛戦として、同級13位のカルロス・ブイドラゴ(ニカラグア/40戦32勝18KO6敗1分1ノーコンテスト)と対戦することが決まっています。王者メンデスにとって約18ヶ月振りとなる試合ですが、昨年12月にA.ディアス(ベネズエラ)と防衛戦が決定、計量まで終えたところでR.パストラナ・マネジャー曰く「食あたりによる体調不良」で前日での試合中止という失態を見せています。一方の挑戦者、ブイトラゴはなんと今回で暫定戦を含めて7度目の世界挑戦となる異色のボクサーで、直近試合となる昨年10月にもWBOライトフライ級王者、E.ソト(メキシコ)に挑戦し12回判定負けを喫しており、軽量級の世界的な層の薄さを示しているものの見方を変えれば誰が相手でも凡戦は魅せないしぶとさが特徴と言えそうです。


    王者にとって錆落とし的な防衛戦と映りますが、「この試合はアメリカでの初戦、DAZNでのデビュー戦でもあります。私の試合を見たことが無く初めて目にするファンも多いことでしょう。それは私のモチベーションを大いに駆り立てるものです。プエルトリコにベルトを持って帰るために最高のコンディションに仕上げています。ブイトラゴはマクウィリアムス・アローヨと112ポンド(フライ級)で、そしてエルウィン・ソトと108ポンド(ライトフライ級)で好ファイトを魅せています。」と気を締めています。善戦マンのポジションで足踏みしているブイトラゴがしっかりウェイトを造ることが出来るのか気になるところですが悲願の王座獲得は成るのでしょうか。


    この日はトップランクも興味深いイベントを発表しており、米国のラスベガスでWBA世界スーパーフライ級戦、J.フランコ(米国)がA.マロニー(豪州)とこれまた因縁決着となる対戦を行う他、J.マロニー(豪州)とJ.グリア(米国)とが空位のWBCバンタム級シルバー王座戦を争う試合もセットされています。


    そして『PBC』も米国のカリフォルニアでWBOバンタム級戦、J.カシメロ(フィリピン)対G.リゴンドー(キューバ)戦に加えて、WBAバンタム級暫定王座決定戦としてG.A.ラッセル(米国)とE.ロドリゲス(プエルトリコ)が争うなど見どころ満載のイベントを開催、ボクシング・ファンには嬉しい1日になりそうです。
  • 速報!エイマンタス・スタニオニス 対 ルイス・コラーソ!

    速報!エイマンタス・スタニオニス 対 ルイス・コラーソ!

    2021.08.08
    現地時間7日、米国のミネソタ州ミネアポリスに在る、ジ・アーモリーにて『PBC』イベントがただいま終了。メインイベントのウェルター級10回戦、WBA1位のエイマンタス・スタニオニス(リトアニア)と元WBA同級王者のルイス・コラーソ(米国)による対戦は4ラウンド2分31秒、偶然のバッティングによるノーデシジョンとなっています。

    サウスポーのコラーソはいつものようにトリッキーな動きを混ぜながらコツンコツンとパンチを出し、スタニオニスは距離を詰め迫力ある右フックを当てて行きます。2ラウンド、コラーソも前進し両者テンポアップ、パンチの交換を見せるとコラーソの左目周辺が腫れ始めます。回転力とパワーで上回るスタニオニスに対してコラーソも果敢に前進、細かいパンチで対抗すると迎えた4ラウンド、偶然のバッティングでコラーソが苦痛に顔を歪めながらマットに転がり右まぶたから出血、ドクターチェックが入り続行許可が下りますがチャーリー・フィッチ(米国)レフェリーは5分間の休憩をコールします。しかしロープを掴みしゃがんだ状態のまま痛みを隠さないコラーソに再びドクターが歩み寄り続行不可と判断、レフェリーが両手を交差しています。思わぬ形で全勝がストップした26歳のスタニオニスは13勝9KO1無判定、40歳のコラーソは39勝20KO8敗1無判定となっています。



    セミファイナルのWBA世界ウェルター級暫定王座決定戦は同級4位のガブリエル・マエストレ(ベネズエラ)と同級12位のマイカル・フォックス(米国)で争われ、12回判定でマエストレが勝利、勝利コール直後にブーイングが湧きおこっています(3対0/114-113、115-112、117-110)。

    ゴング直前、マエストレのグローブにクレームが入り、今でも時折見かける " 絞り " により手の甲部分が小さくなり、テープがレイジェス製グローブのロゴに掛かった状態についてマーク・ネルソン(米国)レフェリーはテープの巻き直しを指示。フォックスはコーナーで椅子に座り再開を待つこと数分間というひと悶着の末にゴングとなっています。しかし紐を絞ったのはマエストレ陣営ながら、控室で紐の上からテープを巻いたのはローカル・コミッションのスタッフとあってマエストレ陣営だけの非とは言えない気もします。

    代理挑戦者のサウスポー、フォックスは軽快なフットワークを見せながらジャブを突き、マエストレは身体を振りながらプレッシャーを掛ける初回を終え2ラウンド開始直後、フォックスの左ストレートがアゴを打ち抜き、マエストレはドスンと尻餅を付くダウンを喫します。立ち上がったマエストレはすぐに前進を継続、ボディへパンチをまとめ立て直しを図りますが、左を再び合わせようとするフォックスに対し危険なタイミングのなか強引にパンチをねじ込みに行きます。前に出てロープに詰めようとするマエストレですが有効打は決して多くなく、逆にフォックスがサークリングしながらシャープなジャブ、タイミングの良いショートを当てる場面が多い展開で折り返します。ラウンドが進むごとにマエストレの突進力が鈍りはじめ、フォックスの手数も減り始めますが、お互い決め手が無いためフォックスのアウトボクシングと評価するジャッジも居そうな空気で終盤に入ると9ラウンド、マエストレの入り際にフォックスが右アッパーをヒットします。その後もマエストレが距離を詰め、フォックスがフットワークとクリンチワークで前進を阻み、有効打数は非力ながらフォックスが上という中で最終回に入るとフォックスはサイドステップを多用、逃げ切りを感じさせ終了のゴングを聞いています。34歳のマエストレは4戦全勝3KO、現地放送局『FOX SPORTS』の解説者は「有り得ない、WBAだからベネズエラ人を優遇したのだろう。」と採点批判をぶちまけています。25歳のフォックスは22勝5KO3敗、先月まで世界ランクすら無かったもののいきなり世界のトップ戦線に躍り出る幸運をモノにしたようにも見えましたが不満な表情でリングを降りています。



    スーパーウェルター級10回戦、元2階級制覇王者のデボン・アレキサンダーがルーカス・サンタマリア(ともに米国)に10回判定負けです(3対0/97-93、98-92×2)。23歳のサンタマリアは12勝7KO2敗1分、約2年2ヶ月振りの復帰を痛い黒星とした34歳のアレキサンダーは27勝14KO7敗1分としています。
  • 速報!キッド・ギャラード 対 ジェームス・ディッケンス#2!

    速報!キッド・ギャラード 対 ジェームス・ディッケンス#2!

    2021.08.08
    現地時間7日、英国イングランドのエセックス、ブレントウッドに在るマッチルーム本社『MATCHROOM FIGHT CAMP』にてIBF世界フェザー級王座決定戦がただいま終了、同級1位のキッド・ギャラード(カタール)が同級3位のジェームス・ディッケンス(英国)に11ラウンド終了、棄権によるTKO勝利、ギャラードが新王者となっています。

    サウスポーのディッケンスはトリッキーな動きを混ぜ初回から良い動きを見せますが偶然のバッティングで早速左まぶたをカット、微量の出血を見ます。スイッチが得意なギャラードも初回をオーソドックスで終え、2ラウンドはサウスポーで切り崩しを図り、3ラウンドからは代わる代わるスイッチを見せますが序盤は有効打数でディッケンスがやや優勢と映ります。中盤、徐々に固さが取れてきたようにギャラードの持ち味といえる細かいパンチが目立ち始め、競ったラウンドのポイントを手繰り寄せて行くように映ります。6ラウンド、マイケル・アレキサンダー(英国)レフェリーがギャラードに前の足を踏むなと注意が入るとともにディッケンスの左まぶたからの出血に加えて腫れも目立って行きますが、7ラウンドにコンパクトなアッパーからの3連打をヒット、歓声が上がります。しかし徐々に運動量の落ちてきたディッケンスに対して、返り血でトランクスが赤く染まったギャラードは10ラウンドにローブローによる減点1を受けるものの手数で流れを引き寄せ、11ラウンドはボディにパンチを集めポイントを加算するとインターバル中に左目が塞がり出血も止まらないディッケンス陣営が棄権、ディッケンスは空を仰ぎ悔しさを見せています。31歳のギャラードは28勝17KO1敗、唯一の黒星は19年6月、J.ワーリントン(英国)に12回判定負け(2対1)を喫したもので雪辱を目指していますが再戦は実現するのでしょうか?30歳のディッケンスは30勝11KO4敗、約8年越しの雪辱は成りませんでした。




    セミファイナルのヘビー級10回戦はWBC33位のファビオ・ワードリー(英国/235.5ポンド)がニック・ウェブ(英国/256ポンド)に初回2分30秒TKO勝利です。26歳のワードリーは12戦全勝11KO、33歳のウェブは17勝13KO3敗としています。




    ヘビー級8回戦、WBCブリッジャー級5位のアラン・バビッチ(クロアチア/210ポンド)はマーク・ベネット(英国/272.5ポンド)に5ラウンド終了、棄権TKO勝利です。30歳のバビッチは8戦全勝全KO、ベネットは7勝1KO2敗です。
  • 速報!マイケル・コンラン 対 TJ・ドヘニー!

    速報!マイケル・コンラン 対 TJ・ドヘニー!

    2021.08.07
    現地時間6日、英国、北アイルランドのベルファストに在る、フォールズ・パークにてWBA世界フェザー級暫定王座決定戦がただいま終了、同級4位のマイケル・コンランが同級5位の元IBFスーパーバンタム級王者、TJ・ドヘニー(ともにアイルランド)に12回判定勝利、コンランが新暫定王者となっています(3対0/119-108、116-111×2)。

    フェザー級(126ポンド)戦ながら124ポンドの契約があったとし、「私はロード・ウォーリアーだ、少々の困難も苦と感じない。アイルランドでさえも観客のほとんどが彼を支持することは分かっている。しかし彼らが誰のために声援を送っているかは問題では無いんだ。」と気丈に述べたサウスポーのドヘニー、頻繁にスイッチするコンランによるジャブの突きあいといった初回を終えると、2ラウンドにコンランが早くも鼻血を出し始めます。3ラウンド、揉み合い時の小競り合いが目立ち始め、ハワード・フォスター(英国)レフェリーがタイムを掛け両者に対して注意が入り、4ラウンドもコンランが挑発するように声を発しながら手を出し終了間際に右フックを当てます。迎えた5ラウンド、右ボディを効果的に出していたコンランがパンチをまとめると効いたドヘニーが横を向き、ニュートラル・コーナーへ後退、左ひざを付くダウンを喫します。再開するとコンランはドヘニーをロープに押し込みボディへ追撃、ゴングが鳴り6ラウンド、コンランの右フックが低く入ると休憩が入りコンランに注意が入ります。

    このラウンド終了間際にドヘニーはコンランをロープに詰め左ストレートを浅くヒット、7ラウンド開始時にも再びレフェリーから両者に冷静に戦うよう注意が入ります。8ラウンド以降、鼻血は出続け右目下からも出血も見せるコンラン優勢で終盤に入りますがポイントこそコンランながらドヘニーも手数で頑張りを見せる展開は両者、ボディワークを巧みに使いながら相手の攻撃を外し進行します。引き続きボディへパンチをまとめるコンランの攻勢をドヘニーも辛抱強く耐えながら時にはコンビネーションを見せて対抗するなか最終回に再びコンランのボディ攻勢でドヘニーが圧される場面を見せたところで終了のゴングが鳴っています。29歳のコンランは16戦全勝8KO、34歳のドヘニーは22勝16KO3敗としています。




    セミファイナルの欧州バンタム級タイトルマッチは王者でIBF3位のリー・マクレガー(英国)がIBFスーパーフライ級13位のビンセント・レグラン(フランス)に4ラウンド1分23秒、ダウン挽回のKO勝利を見せ王座防衛を果たしています。

    統一スーパーライト級王者のJ.テイラー(英国)が欧州王座のベルトを掲げながらリングインしたマクレガーは、対格差を生かすと話していたもののハッキリとプレスを掛けるでもなく様々な角度から手を出すレグランのコンパクトなパンチを浴び初回のポイントを明確に落とします。2ラウンドも厳しい展開で迎えた残り20秒ほどでレグランの右、左と食うとマクレガーはストンと尻餅を付きダウンを喫します。深いダメージは見せずにビクター・ラフリン(英国)レフェリーのカウントを聞き、再開に応じたマクレガーですが3ラウンドに入り、決定打こそ奪えないものの尻に火が付いたか、戦術が行き届いたようにレグランをロープに押し込み上下にパンチを集める場面を造ります。4ラウンド、エンジンが暖まってきたように見えるマクレガーがプレスを強め、レグランの距離と手数を強引に潰しに掛かると1分過ぎ、ロープに詰め左右アッパーからの右ボディがヒット、レグランがあっさりと膝を付きそのままカウントアウトとなっています。勝負強さを魅せた24歳のマクレガーは11戦全勝9KO、WBC9位、WBA11位、WBOでは13位に付けています。一方、元欧州フライ級王者でもある30歳のレグランは32勝17KO1敗、呆気ない初黒星となっています。




    WBOインターコンチネンタル・スーパーライト級王座決定戦はタイロン・マケンナ(英国)がホセ・フェリックス(メキシコ)に10回判定勝利、同王座を手にしています(3対0/97-91、97-92、99-91)。

    4月、マケンナの復帰戦相手に全勝の元IBO王者、Z.ツラロフ(カザフスタン)との対戦が決まっていましたが、ツラロフが試合前日にコロナ発症を理由に中止、今回仕切り直しとなったものの再びツラロフがキャンセルし約2週間前にフェリックスへ変わった経緯があります。「ツラロフはまたしても敵前逃亡しました、2度もキャンセルした彼にもうチャンスは訪れないでしょう。4月からずっと待たされましたがこのベルトを手にするための時間と思えば無意味ではありません。」と会見で述べたマケンナがサウスポースタンスから積極的に攻め掛かりますが開始直後、フェリックスの右がローブローとなり休憩が入ります。体格が一回り小さいフェリックスはサイドに動きながらも良い右を当てますが、2分過ぎにマケンナが右フックを首に引っ掛けフェリックスが倒れ込むとスティーブ・グレイ(英国)レフェリーはダウンと裁定、フェリックスがプッシュだ!とアピールしますがカウント8を数えます。

    不運なダウンを取られたフェリックスは2ラウンドにも足が引っ掛かりスリップを見せますが少しずつタイミングを合わせはじめ3ラウンド早々、右ボディでダウンを奪います。腹に手を当てながら再開に応じたマケンナに対しボディへ連打を見せるフェリックスですがラウンド終盤に大歓声を背にするマケンナの反撃を受けロープを背にします。4ラウンド、対格差を生かそうと前進するマケンナが手数でポイントを取り返しますがフェリックスも反撃、我慢比べの様相を見せながらややマケンナ・ペースでラウンドが進みお互いに疲労の色を見せながら終盤にもつれ込みます。身体のパワーで劣るフェリックスは右眼周辺を腫らしながら細かいパンチで対抗、常に左右に動き逆転の一打を狙い、最終回も両者攻めの姿勢を見せゴングが鳴ると会場から歓声が沸き上がっています。31歳のマケンナは22勝6KO2敗1分、このクラスではパワー不足が今後も付いて回るウィークポイントと言えそうですが、一先ず復帰戦を飾っています。健闘を見せた29歳のフェリックスは39勝30KO5敗1分としています。
  • 明日はK.ギャラードとJ.ディッケンスによる約8年越しの再戦

    明日はK.ギャラードとJ.ディッケンスによる約8年越しの再戦

    2021.08.07
    <IBF世界フェザー級王座決定戦 in 英国イングランド、エセックス、ブレントウッド>
    同級1位、キッド・ギャラード(カタール/28戦27勝16KO1敗):125.75ポンド(約57.0Kg)
    vs.
    同級3位、ジェームス・ディッケンス(英国/33戦30勝11KO3敗):125.25ポンド(約56.8Kg)
    ※13年9月に対戦し、10回TKO勝利をおさめているギャラード、約8年越しとなる雪辱を目指すディッケンス。どちらがJ.ワーリントン(英国)の返上した王座に座るのでしょうか?WBAレギュラー王座には同国人のL.ウッドが就いたばかりとあって、勝者とのビッグファイトを願う英国ボクシング・ファンの期待も高そうです。




    <ウェルター級10回戦 in 米国、ミネソタ州ミネアポリス、ジ・アーモリー>
    WBA1位、エイマンタス・スタニオニス(リトアニア/13戦全勝9KO):148.6ポンド(約67.3Kg)
    vs.
    元WBA同級王者、ルイス・コラーソ(米国/47戦39勝20KO8敗):148.8ポンド(約67.4Kg)
    ※R.ハットン(英国)にWBA王座を奪われたのが約15年前。持ち前の曲者振りを発揮しながらいぶし銀のボクシングを魅せる40歳のコラーソに26歳のスタニオニスが胸を借ります。4月のT.ドゥロルメ(プエルトリコ)戦では経験の乏しさを明かしたものの全勝をキープしたスタニオニスが世界1位の勢いを背にベテランをスタミナとパワーで押し切る展開が予想されます。


    <WBA世界ウェルター級暫定王座決定戦>
    同級4位、ガブリエル・マエストレ(ベネズエラ/3戦全勝全KO):146ポンド(約66.2Kg)
    vs.
    同級12位、マイカル・フォックス(米国/22勝5KO2敗):146.4ポンド(約66.3Kg)
    ※元トップアマ、34歳のマエストレがプロ4戦目での暫定王座獲得を目指す一戦は当初の対戦相手、C.クロウリー(カナダ)がコロナ発症により出場不可となった途端にランキングから外され、昨年8月の直近試合でL.サンタマリアにダウンを奪われた末に判定負けを喫しているフォックスをいきなり12位に押し込み強引に成立。スーパー王者にY.ウガス(キューバ)、レギュラー王者にJ.ジェームス(米国)、休養王者にはM.パッキャオ(フィリピン)、そしてゴールド王者にV.オルティス(米国)が就くなか5人目の戴冠者が誕生します。


    <スーパーウェルター級10回戦>
    元2階級制覇王者、デボン・アレキサンダー(米国/34戦27勝14KO6敗1分):154ポンド(約69.8Kg)
    vs.
    ルーカス・サンタマリア(米国/14戦11勝7KO2敗1分):154ポンド
    ※19年6月、I.レドカッチ(ウクライナ)にキャリア初のKO負けを喫した直後、引退こそ明言しませんでしたが「マットに倒れ込んだことはキャリアで初めてのことでした。何が起こったのかは分かっています、何を食ったのかも覚えています。ただただショックで打ちひしがれています。」と失意のコメントを残し周囲もラストファイトと考えていましたが約2年2ヶ月振りの復帰を決めた34歳のアレキサンダー。ベテラン・サウスポーのパフォーマンスに注目です。
  • アイルランドのフォールズ・パークは8千席のチケットが完売

    アイルランドのフォールズ・パークは8千席のチケットが完売

    2021.08.06
    <WBA世界フェザー級暫定王座決定戦 in 英国、北アイルランド、ベルファスト、フォールズ・パーク>
    WBA4位、マイケル・コンラン(アイルランド/15戦全勝8KO):124.2ポンド(約56.3Kg)
    vs.
    WBA5位、TJ・ドヘニー(アイルランド/24戦22勝16KO2敗):123.8ポンド(約56.1Kg)
    ※ドヘニー曰く「8月1日にベルファストに到着するまで(コンランが保持するWBOインター・スーパーバンタム級王座戦として)122ポンドの試合になると言われていました。到着後、124ポンドの契約ウェイトに変更と一方的に知らされましたが、コンラン陣営は元々122ポンドを造る気は無かったようです。その後、更にフェザー級(126ポンド)のWBA暫定王座が懸けられると知らされましたが、余程ウェイトに困っているのだろう。」と告白、コンラン陣営は「文句があるなら試合を降りれば良いだろう!プロだったらグダグダ言うな!」と返し、ドヘニー陣営がキャンセルする姿勢を見せるなど会見場が騒然になったことが報じられていますが、計量こそ終えた両者ながら少々きな臭い暫定王座決定戦になりそうです。


    <欧州バンタム級タイトルマッチ>
    王者、リー・マクレガー(英国/10戦全勝8KO):117.7ポンド(約53.3Kg)
    vs.
    IBFスーパーフライ級13位、ビンセント・レグラン(フランス/32戦全勝17KO):118ポンド(約53.5Kg)リミット
    ※僅か10戦で世界のトップ戦線へ食い込んできた24歳のマクレガー。主催はMTKグローバル&トップランク、そしてESPNによるイベントのセミファイナル、アメリカでの中継も決まり更なる高みへ本人にもうっすらとレールは見えていることでしょう。スカっとした勝ちっぷりを見せるには難しいトリッキーさも併せ持つサウスポーのレグランを相手にどのようなパフォーマンスを魅せてくれるのか、興味深いマッチアップです。


    <WBOインターコンチネンタル・スーパーライト級王座決定戦>
    タイロン・マケンナ(英国/24戦21勝6KO2敗1分):139.3ポンド(約63.1Kg)
    vs.
    ホセ・フェリックス(メキシコ/44戦39勝30KO4敗1分):135.5ポンド(約61.4Kg)
    ※14年4月にWBAスーパーフェザー級暫定王座に挑戦、12回判定負けを喫した経歴も持つフェリックスは直近5試合を3勝2敗、低空飛行を見せています。一時期はトップランクの期待も高く、世界ランクも保持していたものの今やWBC40傑にすら名前は見当たりません。一方、地元で迎え撃つマケンナもO.デービーズ(英国)との世界ランカー対決に10回判定負けを喫したばかりとあって、どちらが再浮上のきっかけを掴むのでしょうか?
  • WBOがライトフライ級とスーパーフェザー級で入札を告知

    WBOがライトフライ級とスーパーフェザー級で入札を告知

    2021.08.05
    日本時間4日、WBOがライトフライ級チャンピオンのエルウィン・ソト(メキシコ/20戦19勝13KO1敗)と同級1位、ジョナサン・" Bomba "・ゴンサレス(プエルトリコ/29戦24勝14KO3敗1分1ノーコンテスト)戦。そしてスーパーフェザー級チャンピオンのジャメル・ヘリング(米国/25戦23勝11KO2敗)と同級暫定王者、シャクール・スティーブンソン(米国/16戦全勝8KO)戦の入札を告知しています。


    8月9日に入札を行うと告知された2つの指名防衛戦ですが、すでにスーパーフェザー級戦については両陣営で合意済みと報じるものもあり、王者ヘリングも「私は契約書の内容に満足しています、トレーニング・キャンプの準備を済ませ、気持ちを引き締めるために試合日の決定を待っているところです。」と地元メディアに応えており、スティーブンソン陣営のジェームス・プリンス・マネジャーも「これはすでに完了された取引です。我々は最終的な日程を待っているだけの段階です。」とほぼほぼ合意状態と言える最終段階を示唆しています。しかし試合地と日程が正式決定して初めて正式合意と言えるもので急転直下、物別れに終わる可能性もゼロではありません。


    また今春、マッチルーム・ボクシングと提携契約したニュースで話題となったライトフライ級王者のソトはこの階級でトップクラスの破壊力を武器に3度の防衛を果たしており、指名防衛戦は19年10月のE.ヘノ(フィリピン)戦以来となります。一方、19年8月に名古屋のリングに上がった経験を持つゴンサレスはトリッキーさを持ったスピードのあるサウスポー。" Bomba " のニックネーム通りパンチ力も併せ持つゴンサレスですが黒星はいずれもKO負けとやや打たれ弱さがウィークポイントでもあり、パワーの有る相手には相性の悪さを見せています。


    この入札告知が両陣営の緊迫感を高め一気に正式発表へ至るのか、このまま入札となるのか、日本時間10日に迫る締切前の合意に期待が集まります。
  • 今週末のWBAウェルター級暫定王座決定戦がカード変更

    今週末のWBAウェルター級暫定王座決定戦がカード変更

    2021.08.04
    先週のマッチルーム・ボクシングと『PBC』のイベントでもコロナ禍、そして体重超過等による直前のカード変更が話題となりましたが今週末の『PBC』イベントでも試合5日前に大きな変更が発表されています。米国のミネアポリスにて日本時間8日に予定されていたメインイベント、WBAウェルター級4位のガブリエル・マエストレ(ベネズエラ/3戦全勝全KO)と同級12位のコディ・クロウリー(カナダ)による同級暫定王座決定戦はクロウリーにコロナ陽性が発覚、クロウリーの離脱が発表されています。


    『PBC』によるクロウリー離脱発表3日前に出されたWBA最新ランキングではすでにクロウリーの名前は外されており、12位にはマイカル・フォックス(米国/22勝5KO2敗)がランクイン。『PBC』はマエストレとこのフォックスとで暫定王座決定戦を強行するとしていますが、WBAはこの決定戦を承認したことがアナウンスされています。なおホスト局の『FOX SPORTS』はこうしたドタバタを考慮してかセミに予定していた、WBAウェルター級1位のエイマンタス・スタニオニス(リトアニア/13戦全勝9KO)対元WBA同級王者のルイス・コラーソ(米国/47戦39勝20KO8敗)戦をメインに繰り上げるとしています。




    また前日の日本時間7日、アイルランドで開催が予定されているトップランク主催イベントではメインの看板がガラっと変更。マイケル・コンラン(アイルランド/15戦全勝8KO)対元IBFスーパーバンタム級王者のTJ・ドヘニー(アイルランド/24戦22勝16KO2敗)戦がWBA世界フェザー級暫定王座決定戦になるというもの。WBOインターナショナル・フェザー級王者のコンラン、ドヘニーともWBAではノーランクだったものの、こちらも発表されたばかりの新ランキングでコンランが4位、ドヘニーは5位となっています。


    ちなみにこのフェザー級暫定王座は5月にI.アベラル(米国)を3回TKOに下した、エドゥアルド・ラミレス(メキシコ)が先月まで保持してましたが直前で返上するとアナウンス。空いた王座をコンランとドヘニーで争うとしています。依然としてWBA自らの手で権威を落としているという批判の続く暫定王座ですが、気になるのはコンランのコンディションでしょうか。


    フェザー級ではパワー不足として前回のI.バルータ(ルーマニア)戦からスーパーバンタム級に下げて世界を目指すとしていたコンランが1試合でフェザー級に戻る図式となっています。やはり減量がキツかったのか、それとも暫定王座の看板に惹かれたか、コンラン優位は不動のドヘニー戦ですがパフォーマンスへの影響に注目が集まります。
  • IBFバンタム級3位のマクレガーが世界ランカー連破を目指す

    IBFバンタム級3位のマクレガーが世界ランカー連破を目指す

    2021.08.03
    WBOインターナショナル・スーパーバンタム級王者、マイケル・コンラン(アイルランド/15戦全勝8KO)の凱旋試合、対TJ・ドヘニー(アイルランド/24戦22勝16KO2敗)戦が日本時間7日(土)に迫るなか、アンダーカードに出場する欧州バンタム級王者のリー・マクレガー(英国/10戦全勝8KO)も大舞台を前に同王座の防衛に意気込みを述べています。


    主要4団体いずれも世界ランク入りを持つ24歳はIBFでは最上位の3位に付けており近い将来、日本のボクシングファンに名前が伝わる日も来るかもしれません。「フライ級で戦っていたレグランは間違いなくバンタム級のサイズの違いに戸惑うでしょう。彼は変則的なサウスポーですが、高い戦闘力が無ければ32戦全勝、そして17個のノックアウトという戦績は造ることができないはずです。私は厳しい12ラウンドを戦い抜く準備が出来ていますが、勝利を確信していますし、私がどれだけ優れたボクサーかを皆さんに知らしめる良い機会だと考えています。」

    「こうした素晴らしいイベントに参加することが出来て嬉しいです、私たちには長い間、ファンの歓声がありませんでしたがこのイベントはパンデミック以降、初めて開催されるビッグイベントの一つになるでしょう、とても素晴らしい事だと思います。ベルファストのファンの前で素晴らしいパフォーマンスを披露出来ることを光栄に思います。」


    今回はIBFスーパーフライ級13位のビンセント・レグラン(フランス/32戦全勝17KO)を迎えるマクレガーは今年3月、IBFバンタム級9位のベテラン、K.ゲルフィ(フランス)をボディで初回KOに仕留めており良い勢いを持っています。世界ランカーを連破し世界のトップへ躍り出たいマクレガーのパフォーマンスもメイン同様注目です。
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