
2025.06.13
5月の月間最優秀選手賞にデビューから10連続KO勝利中の村田昴が選出
13日、東日本ボクシング協会は5月度の月間三賞を発表、MVP(最優秀選手賞)にWBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級チャンピオンの村田昴(10戦全勝全KO)を選出しました。村田は5月20日、後楽園ホールにおいて元IBF世界スーパーバンタム級王者の小國以載(角海老宝石)選手を迎えて保持する王座の防衛戦を行い、6回TKO勝利をおさめ同王座2度目の防衛に成功しています。
村田は2月に続き2戦続けてMVPを受賞するとともに、1月の中野幹士、2月の村田、3月の李健太、4月の高見亨介の最優秀選手選出となり帝拳ジムから5ヶ月続けて月間最優秀選手の受賞となっています。
戦績を10戦全勝全KO勝利とし、世界ランキングもWBA4位、WBO12位、WBC16位とアップした村田が喜びのコメントです。「帝拳ホームページをご覧の皆様、

2025.06.12
最新WBCランキング発表
日本時間12日、WBCが最新となる5月度ランキングを発表、下記帝拳ジム所属選手がランキング入りしています。
松本流星=ミニマム級6位(WBA2位、WBO9位、IBF14位)
高見亨介=ライトフライ級3位(WBA1位、WBO2位、IBF4位)
岩田翔吉=ライトフライ級4位(WBA&WBO3位)
那須川天心=バンタム級1位(WBA&WBO2位、IBF4位)
増田陸=バンタム級11位(IBF&WBO8位、WBC11位)
村田昴=スーパーバンタム級11位(WBA4位、WBO12位)
中野幹士=フェザー級7位(IBF8位、WBO9位)
藤田健児=フェザー級28位(WBO5位)
波田大和=スーパーフェザー級11位(WBA8位)
尾川堅一=スーパーフェザー級13位(WBO2位)
李健太=スーパーライト級23位
豊嶋亮太=スーパーウェルター級33位

2025.06.11
7月30日(水)、横浜BUNTAIにて『UーNEXT BOXING 3』開催決定
11日、都内ホテルにて会見が行われ、7月30日(水)に横浜BUNTAIにて帝拳プロモーション主催『UーNEXT BOXING 3』の開催が発表されました。
メインイベントには3月、ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)選手との大激闘の末2本のベルトを統一した二冠王者の寺地拳四朗(BMB)選手が出場、そして3戦続けて世界戦のリングに上がる比嘉大吾(志成)選手と全勝のまま日本王座に就いた高見亨介がそれぞれ世界へ挑む注目のトリプル世界戦となっています。7月30日(水)は『UーNEXT』独占ライブ配信、チケット前売券は近日発売予定です。どうぞお楽しみに。
世界初挑戦となる高見、そして寺地、比嘉両選手が出席した会見で世界戦への想いを述べています。
<高見>
ー10戦目での世界初挑戦、今の心境を聞かせてください
「素晴らしいUーNEXTの舞台、寺地選手と比嘉選手と並んで世界挑戦させて頂けるということを凄く光栄に思っていますし感謝したいなと思っています。自分自身、世界挑戦というのはモチベーションも上がってますし、しっかりとここ1発で獲りたいなという気持ちが強いです。(日本王座を獲ってすぐのタイミングで世界挑戦ですがタイミングとして)自分の中では早いな、というのが率直な気持ちです。」
ー現在、世界的に見て日本の軽量級がとても熱くなっていますがどういう気持ちで見ていましたか?
「あまり普段は周りの選手を気にしないタイプなので、自分が早くトップ戦線に行って目立てる選手になりたいなって思っていました。」
ー自分の特徴、ストロングポイントを教えてください
「自分はスピードとカウンター、そして相手によって戦い方を変える対応力、あとは勝負しに行けるっていうところが自分のストロング・ポイントかなと思っているので、そこを注目して頂ければ嬉しいです。」
ー以前、軽量級でもしっかり倒しに行く、と話していましたが今回も見られそうですか?
「はい、もちろん。KOを狙って行きたいと思っています。」
ー対戦相手のロサ選手とは全勝対決になりますが、相手の印象を聞かせてください
「印象は巧い選手、しっかりポイントを取ってディフェンスもしっかり出来てっていう印象です。今回は色んなジムの選手に来て頂いて、スパーリングをやって行こうかなと考えています。(いつもよりも多いスパーリング量になりますか?)もちろんスパーリングをメインに練習量を多くしてやって行こうと思っています。
<寺地>
ー前戦『UーNEXT BOXING 2』でのユーリ阿久井選手との激闘を振り返ってもらえますか?
「本当にユーリ選手は強くて、結構対策もされていたなという試合で、そこで後半しっかり戦えたっていうのは自分の中でも大きな成長ですし、メンタル面でもしんどかった分、あそこで勝てたっていうのは凄く大きかったと思っているんで、次の試合に繋げられればなとは思っています。」
ー5月にはアメリカでのトレーニングもこなされたと聞いていますが、それはユーリ戦を踏まえてのものでしょうか?
「それだけではなく、結構前からディフェンス面はゆるい部分があったので、そこをしっかり出来たら良いなというのと、やっぱりスタミナ削れた時に上手く休憩出来たりっていうのもあるんで、そういう面でディフェンス面を強化したいなとずっと思っていたんで、やっていけて良かったなっていうのはあります。」
ー7月30日は統一王座の防衛戦となりますが、ボクシングファンにどのような試合を魅せたいと考えていますか?
「いつも結構激闘しちゃってるんで、そういう試合も盛り上がりはあると思うんですけど、僕的には圧勝して勝ちたいっていうのがあるんで、それは魅せたいなっていうのはあるんですけど。その中でディフェンス面、鍛えた部分も見てもらえれば新しい拳四朗が見られるのかなとは思うんで、そういうところにも注目して見て頂けたら嬉しいです。」
ー対戦相手の印象を聞かせてください
「結構前には出てくるのかなっていうのはあるんで、まだそこまで作戦を出来てる訳じゃないんですけど、どう戦っていくかっていうのはこれからスパーリングなどをして研究して行きたいなとは思っています。今後はスパーリングをメインでやるとは思うんですけど、1回走り込みの合宿で大阪に行こうかなと思っています。」
<比嘉>
ー3戦続けての世界戦、そして相手も全て違うという中でこの世界戦が決まった心境を聞かせてください
「自分も3度やって良いのかっていう心境でございますが、本当に組んでくれてありがとうございますという感謝の気持ちです。」
ー直近2試合の世界戦は1戦目が僅差判定負け、2戦目がドロー、そして今回に賭ける想いを聞かせてください
「3度目の正直と言う言葉がありますが、二度あることは三度あるという言葉も有るので、どちらが正解なのか試してみようかなと。(世界を)獲りに行きます、3度目の正直が正しいんじゃないかなと僕は思っています。」
ー現在、休養王者でもある堤選手との再々戦を期待する声もあると思いますが?
「勝ったらやっぱ自然にそういう流れになるので、とりあえず勝たないといけないですね。」
ー暫定王者から正規王者に格上げとなった相手の印象、試合のイメージを聞かせてください
「印象はちょっとしか見ていないんですけど、倒れはするけど最後には勝つって感じで、倒れる部分はちょっと自分に似ているんで、どちらかが倒して終わるんじゃないかなって思っています。ハイリスクハイリターンな感じですね、盛り上がって最終的には自分が勝つということを魅せたいなと思っています。」
『UーNEXT BOXING 3』
日時:7月30日(水)
会場:横浜BUNTAI(JR関内駅近く)
<主要対戦カード>
WBC&WBA世界フライ級統一戦
チャンピオン、元WBA&WBC世界ライトフライ級王者、寺地拳四朗(BMB/26戦25勝16KO1敗) 対 WBC4位、WBA3位、リカルド・サンドバル(アメリカ/28戦26勝18KO2敗)
WBA世界バンタム級タイトルマッチ
チャンピオン、アントニオ・バルガス(アメリカ/21戦19勝11KO1敗1無判定) 対 WBA3位、元WBC世界フライ級王者、比嘉大吾(志成/26戦21勝19KO3敗2分)
WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
チャンピオン、元WBA世界ミニマム級王者、エリック・ロサ(ドミニカ共和国/8戦全勝2KO) 対 WBA1位、高見亨介(帝拳/9戦全勝7KO)







2025.06.08
『PRIME VIDEO BOXING 13』那須川天心、坪井智也、増田陸がいずれも勝利
8日、有明コロシアムにて『PRIME VIDEO BOXING 13』が前売券完売の盛況のなか開催、世界のバンタム級が動いた好ファイトが行われました。この模様はプライムビデオにて見逃し配信中です、どうぞお楽しみください。
『PRIME VIDEO BOXING 13』セミファイナルにてWBC世界バンタム級1位、WBAとWBOで2位、IBFでも4位にランクされる那須川天心がノンタイトル戦を行い、WBA世界バンタム級6位のビクトル・サンティリャン(
セミセミには21年の世界選手権金メダリスト、坪井智也がプロ2戦目でタイトルマッチに出場、空位のWBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定戦で同級1位のバン・タオ・トラン(ベトナム)を10回判定に下し、新チャンピオンとなっています(3対0/100-90×2、98-92)。坪井は2勝1KO、トラン選手は18勝10KO2敗としています。
アンダーカードの第3試合、ノンタイトル10回戦ではWBA世界バンタム級7位で日本同級チャンピオンの増田陸がWBA世界同級11位で元IBO同級王者でもあるミシェル・バンケス(ベネズエラ)を初回1分27秒KOに下しています。IBFとWBOで8位、WBCでは11位にランクされる増田は8勝全KO1敗、公式計量では100グラム超過としたバンケス選手は23勝15KO6敗、日本初戦を黒星としています。
この日のメインイベントはボクシングファン注目の一戦、WBC&IBF世界バンタム級王座統一戦が行われ、WBCチャンピオンの中谷潤人(M.T)がIBFチャンピオンの西田凌佑(六島)に6ラウンド終了、棄権TKO勝利です。中谷選手は31戦全勝24KO、同王座4度目の防衛に成功です。西田選手は10勝2KO1敗、IBF王座2度目の防衛に失敗しています。
第2試合の東日本新人王ト-ナメント、ミニマム級4回戦は大久保るきあ(八王子中屋)が米谷匠生(三迫)に3ラウンド52秒TKO勝利です。大久保選手は2勝2KO1敗1分、米谷選手は1勝1KO1敗です。
オープニング・バウトはともにデビュー戦。スーパーフライ級4回戦は宮下陸(DANGAN越谷)が大島冬也(T&T)に4回判定勝利です(3対0/38-37×2、39-36)。宮下選手は1勝、大島選手は1敗です。










2025.06.07
『DYNAMIC GLOVE ON U-NEXT Vol. 33』WBA世界ミニマム級2位の松本流星が3連続KO勝ち
7日、後楽園ホールにて『DYNAMIC GLOVE ON U-NEXT Vol. 33』が開催され、帝拳ジムから3人が出場、メインイベントではWBA世界ミニマム級2位の松本流星が4回KO勝利をおさめ、3連続KOとしています。なおこの試合の模様は『UーNEXT』にて見逃し配信中です、7月6日(日)までの視聴となっておりますのでどうぞお楽しみください!
メインイベントの106ポンド契約10回戦ではWBA世界ミニマム級2位で日本同級チャンピオンの松本流星がOPBF東洋太平洋同級9位のジョン・ケビン・ヒメネス(フィリピン)を4ラウンド1分44秒KO勝利です。WBCで6位、WBO9位、IBFでも14位にランクされる松本は6戦全勝4KOとした一方、WBOアジアパシフィック同級14位のヒメネス選手は9勝4KO3敗です。
セミファイナルは日本フェザー級14位の金子虎旦がスーパーバンタム級転級初戦です。ノンタイトル8回戦でフィリピン・スーパーバンタム級15位のジェイ・フランシス・ブライ(フィリピン)に2ラウンド46秒KO勝利です。WBOアジアパシフィック・フェザー級10位の金子は8勝7KO1敗としスーパーバンタム級初戦を飾っています。初来日のブライ選手は13勝3KO4敗1分としています。
また第1試合のフェザー級4回戦、東日本新人王トーナメント戦は池森天力が江田葵一(KG大和)に4ラウンド45秒KO負けです。池森は2敗、江田選手は3勝2KO1敗としています。
なお第4試合、58.0Kg契約8回戦は日本フェザー級12位の高優一郎(横浜光)がフィリピン・フェザー級3位のマイケル・カサマ(フィリピン)に5ラウンド59秒TKO勝利です。ダウン挽回の高選手は5戦全勝1KO、カサマ選手は10勝全KO4敗1分としています。
第3試合のバンタム級6回戦は日本同級11位の西屋香佑(横浜光)が永里翔(レパード玉熊)に4ラウンド2分12秒TKO勝利です。西屋選手は7勝5KO2敗、永里選手は4勝2KO9敗です。
第2試合、ライト級6回戦は伊藤祐太(マナベ)が西野入稜央(横浜光)に1ラウンド1分13秒TKO負けです。西野入選手は5勝2KO1敗、伊藤選手は3勝2KO1敗2分としています。








