
2025.03.31
2024年度年間優秀選手表彰式を終えて那須川天心、増田陸、村田昴のコメント
31日、都内ホテルにてJBCと東京運動記者クラブ・分科会が選出した『2024年度年間表彰式』が開催されました。帝拳ジムからは那須川天心が努力・敢闘賞を、増田陸が新鋭賞を受賞。そして優秀選手賞に岩田翔吉。また村田昴対山﨑海斗(六島)戦が世界戦を除く年間最高試合に選出、表彰式に出席した3選手が受賞を喜びコメントしています。
那須川「年間表彰式は今回で2回目になり、前回は新鋭賞で今回は努力・敢闘賞ということで着実に1歩1歩進めているようで、凄く光栄に思っています。(現在の練習で心掛けていることは)前回の試合で出来なかった技術的なところとか、1つ1つの攻撃の質を上げることに気を付けています。1つ1つの繋ぎですね、繋ぎ。例えて言えばハンバーグと一緒で、つなぎが甘いとボロボロしちゃうじゃないですか。ぎゅっと引き締まっている方が良いと思うんです。相手が何をしてきても良いようにという点も意識しています。
(主要4団体で高いランキングについていることに対し)あまりランキングを意識してやっていないのですが評価してもらったことは素直に嬉しいですし、より一層というか、身が引き締まる想いでいっぱいです。こうして努力・敢闘賞の受賞者として呼んでもらいましたが、来年はもっと良くなったと思ってもらえるように、そしてボクシング界にもっともっと貢献出来るよう頑張らなくてはいけないと感じています。」
増田「素晴らしい賞を頂けて光栄です。チーム帝拳、関係者の皆様、
村田「2024年度の年間表彰式に国内年間最高試合として選出して頂き
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【プロ男子の部】
最優秀選手賞:井上尚弥(大橋/4団体統一世界スーパーバンタム級チャンピオン)
技能賞:中谷潤人(M.T/WBC世界バンタム級チャンピオン)
殊勲賞:堤聖也(角海老宝石/WBA世界バンタム級チャンピオン)
KO賞:中谷潤人
年間最高試合賞(世界の部)井上尚弥 対 ルイス・ネリ(24年5月6日/4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ)
優秀選手賞(肩書は選出時のもの)
井上拓真(大橋/前WBA世界バンタム級チャンピオン)
井上尚弥
重岡銀次朗(ワタナベ/前IBF世界ミニマム級チャンピオン)
武居由樹(大橋/WBO世界バンタム級チャンピオン)
田中恒成(畑中/前WBO世界スーパーフライ級チャンピオン)
堤聖也
寺地拳四朗(BMB/WBC世界フライ級チャンピオン)
中谷潤人
西田凌佑(IBF世界バンタム級チャンピオン)
矢吹正道(LUSH緑/IBF世界ライトフライ級チャンピオン)
ユーリ阿久井政悟(倉敷守安/WBA世界フライ級チャンピオン)
【プロ女子の部】
最優秀選手賞:晝田瑞希(三迫/WBO女子世界スーパーフライ級チャンピオン)
年間最高試合賞:晝田瑞希 対 パク・ジヒョン(1月12日/WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ)








2025.03.29
着実に世界ランクを駆け上がるジョアリ・モスケダが全勝レコードを「13」に伸ばす
昨年8月に東京・後楽園ホールで日本初戦を行い、フィリピン・ランカーを初回KOに下している帝拳プロモーション傘下のジョアリ・モスケダ(メキシコ)が28日、メキシコのシナロア州マサトランに在る、マサトラン・コンベンション・センターにてWBC世界ライトフライ級7位のイバン・" Tsunami "・ガルシア(メキシコ)と対戦、4回KO勝利をおさめています。WBOでは9位、WBAで14位と着実にランキングを上昇させている26歳のモスケダは13戦全勝10KOとしています。
同興行には日本でもお馴染みの元WBC世界ライトフライ級王者、ペドロ・ゲバラ(メキシコ)もバンタム級10回戦に出場、ホセ・アルマンド・バルデス(メキシコ)に10回判定勝利(3対0)をおさめ再起を果たしています。

2025.03.25
田中佳斗が『Lemino BOXING/フェニックスバトル 131』に出場
25日、後楽園ホールにて『Lemino BOXING/フェニックスバトル 131』が開催されました。第1試合の50.5Kg契約8回戦に田中佳斗が出場し、田中将吾(大橋)に7ラウンド1分56秒TKO負けを喫しています。田中佳斗は2勝1敗1分と初黒星、一方、田中将吾選手は3戦全勝2KOとしています。
急遽、メインイベントに格上げとなったフェザー級10回戦はWBA同級10位の阿部麗也(KG大和)とOPBF東洋太平洋&WBOアジアパシフィックの元王者、清水聡(大橋)による対戦は10回引分に終わっています(1対0/95-95×2、97-93:清水)。阿部選手は26勝10KO4敗2分、清水選手は11勝10KO2敗1分としています。

2025.03.24
明日25日、田中佳斗が3勝目を目指してノンタイトル8回戦に出場
24日、東京ドームシティ内『blueーing!』にて公式計量が行われ、明日25日に後楽園ホールにて50.5Kg契約8回戦に出場する田中佳斗(3戦2勝1分)が50.4Kg(111.25ポンド)でパス、対する田中将吾(大橋/1戦1勝)選手も同ウェイトを計測しています。明日、第1試合(17時50分開始)にて田中佳斗が3勝目を目指します!
なおメインイベントとして予定されていた日本フェザー級タイトルマッチはチャンピオンの松本圭佑(大橋)選手が体調不良により試合中止。セミファイナルに予定されていたフェザー級10回戦がメインに格上げとなり、WBA同級10位の阿部麗也(KG大和)、OPBF東洋太平洋&WBOアジアパシフィックの元王者、清水聡(大橋)両選手とも100グラムアンダーの57.0Kg(125.75ポンド)でクリアしています。

2025.03.14
WBO王座2度目の防衛を果たしたアンソニー・オラスクアガが一夜明け会見に出席
13日、東京・両国国技館にて開催された『UーNEXT BOXING 2』にて保持するWBO世界フライ級王座2度目の防衛を果たしたチャンピオンのアンソニー・オラスクアガが14日、都内ホテルにて一夜明け会見に臨みました。
ルディ・エルナンデス・トレーナーと会見したチャンピオンはWBO王座5度の防衛を果たしたチャンピオンに与えられるチャンピオンリングを目指したいと抱負を述べています。なおこの試合の模様は『UーNEXT BOXING 2』にて4月12日まで見逃し配信中となっております、どうぞお楽しみください。
ー防衛を果たし、昨晩はどのように過ごされましたか?
「昨日は中谷潤人選手の招待で焼肉を食べに行きました。(中谷選手は)一言、おめでとうと言ってくれました。」
ー改めて試合を振り返ってください
「自分というボクサーが前に出て行くだけの選手ではなく、ボクシングも出来るしジャブも巧みに使えるタイプということが改めて分かりました。」
ー対戦相手の京口選手について、改めて印象を聞かせてください
「良い選手だと思います。前に出てくる強い選手ですし、それよりもまず本当のナイスガイだと思いました。試合が終わった直後も " もうオレだち、友達だな " というようなことも言ってくれたし、そういう部分もとてもリスペクトしています。」
ーこうしてまた日本で戦い、勝ったことで更にファンも増えたと思いますがファンに対して一言お願いします
「いつも応援してくれている皆さん、ありがとうございます。また日本で試合が出来ることを祈っていますし、昨日も会場で応援してくれた方々にもこの場を借りて御礼を言いたいです。」
ー今後について聞かせてください
「何度も言っていますけれど、(WBOから5度防衛したチャンピオンに授与される)チャンピオン・リングを手にしたいと思っていますので、このベルトを守って行きたいと考えています。」
<ルディ・エルナンデス・トレーナー>
ー昨日の試合について印象を聞かせてください。
「本当に知りたいですか?最悪でした(笑)。もちろんトレーナーとして彼に高いものを期待しているからこそなのですが、ボクサーであることも重要ではありますが、やはり最強を倒し、その中で素晴らしいパフォーマンスを魅せてファンを喜ばせることも大切な要素だと思っています。昨日のトニーはファイターというよりも、ボクサーという印象でした。ですが結果的に勝利を挙げることが出来たのは良かったと思っています。」
ーそういった面を含めて、トニーがより強いチャンピオンとなるために必要なことは何だと考えていますか?
「自身の中から疑いを消すことだと思います。何故、自分がチャンピオンなのか、その何故という部分を一切無くしてリングに上がることが大事になると思います。彼がロープを背にして戦った場面についても1つの戦い方ではあると思いますが、そういう部分も含めて迷いを無くす戦い方も必要になってくると思います。」(トニー)「はい、まさにその通りだと思います。」