2024.10.09
東日本ボクシング協会が9月度月間最優秀に松本流星、敢闘賞に中野幹士を選出
8日、東日本ボクシング協会が9月度の月間三賞を発表し、MVP(最優秀選手賞)に日本ミニマム級チャンピオンの松本流星(4戦全勝2KO)、そして敢闘賞にOPBF東洋太平洋フェザー級チャンピオンの中野幹士(11戦全勝10KO)をそれぞれ選出しました。
松本は9月25日に森且貴(大橋)選手を7回TKOに退け、空位の日本ミニマム級王座獲得を果たしています。また中野は9月7日、ブリックス・ピアラ(フィリピン)選手を4回KOに下し、空位のOPBF東洋太平洋フェザー級新チャンピオンとなっています。
プロ4戦目での戴冠を果たした松本は「プロになって初めてこのような賞を受賞できて、
「でもいずれは年間MVPを受賞できるような選手になりたいです!
またWBA最新ランキングにてフェザー級10位にランクインした中野も「帝拳ドットコムをご覧の皆様、お疲れ様です! 9月7日の試合を評価していただき敢闘賞をもらえる事になりました!プロに入って初の受賞なのですごく嬉しいです! 受賞は嬉しいですが、
2024.10.08
ジェルウィン・アシロ「私は勝つためにやってきた、ぜひチャンピオンベルトを手にしたい」
WBOアジアパシフィック・バンタム級2位のジェルウィン・アシロ(フィリピン)選手一行が8日午後、来日を果たしました。今春に現IBF世界バンタム級チャンピオン、西田凌佑(六島)選手のスパーリングパートナーとして来日して以来2度目となる日本の土を踏んだ全勝ホープが6日後、WBAとWBCでバンタム級3位、WBOでも12位にランクされる那須川天心とWBOアジアパシフィック同級王座決定戦に臨みます。
プライム・ビデオ独占ライブ配信『PRIME VIDEO BOXING 10』の前売券は好評発売中です。また特典として試合日の会場先着1千名の方々に特製Tシャツをプレゼント、13日(DAY 1)は『2 DAYS イベント特製Tシャツ』を。そして14日(DAY 2)は『那須川天心 特製Tシャツ』をご用意いたします。いずれも数量に限りがございますので当日はお早めのご来場をお待ちしております。
ローソンチケットからのみご購入頂ける前売券は販売終了期間も迫っております(ローソン・ミニストップ店頭『Loppi』での取り扱いはございません)。チケットに関するお問い合わせは、帝拳プロモーション(電話)03-5227ー1577、またはローソンチケットお問い合わせまでお願い致します。
チーフ・トレーナーを務めるロムニク・ホイビア氏、サブ・トレーナーでコーディネーターでもある元WBC世界ミニマム級1位のエディト・ビラモア氏、そしてサブ・セコンドとしてWBO世界ライトフライ級3位のレジー・スガノブ選手と来日、到着直後のインタビューで意気込みを述べています。
「試合に向けて非常にわくわくしています、コンディションも何の問題もありません。スパーリングは1日10ラウンドをこなした日もあり、合計で100ラウンド以上をこなしてきました。」
「那須川選手の印象として、非常にボクシングの巧い選手だと思いますが私が負けると思っていません、ベストを尽くします。テクニックや精神的な部分は実際にリングの上でお見せ出来ると考えています。」
「日本は美しくて平和的な印象があります。私は勝つためにやってきました。是非チャンピオンベルトを手にしたいと思っています。10月14日の試合は応援お願いします。」
※全対戦カード
<Day 1/10月13日>
WBA世界バンタム級タイトルマッチ/チャンピオン、井上拓真(
WBC世界フライ級王座決定戦/同級1位、寺地拳四朗(BMB/
WBA世界フライ級タイトルマッチ/チャンピオン、
WBO世界ライトフライ級王座決定戦/同級1位、岩田翔吉 (帝拳/14戦13勝11KO1敗) 対 同級2位、ハイロ・ノリエガ(スペイン/14戦全勝3KO)
52.8Kg契約4回戦/佐藤竜冴(横浜光/1戦1勝1KO) 対 佐藤麻人(極東/3戦1勝1KO1敗1分)
<Day 2/14日>
WBC世界バンタム級タイトルマッチ/チャンピオン、中谷潤人(
WBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定戦/同級1位、
WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ/チャンピオン、
WBO世界フライ級タイトルマッチ/チャンピオン、アンソニー・
スーパーライト級4回戦/エクセル・ジェームス・ジュニア(DANGAN越谷/3戦2勝1敗) 対 小林彩都(足利/1戦1敗)
2024.10.05
『WHO's NEXT DYNAMIC GLOVE ON U-NEXT Vol. 24』村田昴がTKO勝利で新王者!
5日(土)、後楽園ホールにて『WHO's NEXT DYNAMIC GLOVE ON U-NEXT Vol. 24』が開催、メインイベントのWBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級王座決定戦では村田昴がダウン応酬の激闘を制し全KO勝利のまま新王者に就いています。なお『U-NEXT』にて見逃し配信期間を11月4日(月)まで予定しておりますのでどうぞお楽しみに!
メインイベントのWBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級王座決定戦は同級1位の村田昴が同級2位の山﨑海斗(六島)に9ラウンド2分46秒TKO勝利です。3ラウンドにダウンを奪い、7ラウンドに詰めに行ったところへダウンを喫する激戦で村田は東西アマチュアホープによる全勝対決に勝利。8戦全勝全KOとしています。一方、山﨑選手は9勝5KO1敗です。
元IBF世界同級王者、尾川堅一の約13ヶ月振りとなった一戦がセミファイナル。132ポンド契約8回戦でフィリピン・スーパーフェザー級7位、アラン・アルベルカ(フィリピン)に4ラウンド1分4秒、テンカウントによるKO勝利です。WBOスーパーフェザー級5位、WBCでは12位にランクされる尾川は29勝20KO2敗1ノーコンテスト、初来日のアルベルカ選手は13勝8KO9敗です。
アンダーカードの第4試合、日本ライト級挑戦者決定戦は同級1位の浦川大将が同級2位の村上雄大(角海老宝石)に8回判定負けです(2対1/77-75×1:浦川、77-75×2:村上)。惜敗の浦川は10勝7KO3敗、村上選手は6勝2敗です。
第2試合、ミドル級6回戦では赤井英五郎が約10ヶ月振りの復帰戦を行い、ジャン・ウェンハオ(中国)に6ラウンド2分14秒TKO勝利です。赤井は5勝4KO3敗、ジャン選手は1敗です。
第1試合、スーパーライト級4回戦は大橋侑太(Boy's 水戸)が栗原宗太郎(E&Jカシアス)に3ラウンド2分51秒TKO負けです。栗原選手は1勝1KO1分、大橋選手は3勝3敗としています。
2024.10.04
『WHO's NEXT DYNAMIC GLOVE ON U-NEXT Vol. 24』 出場全10選手が計量クリア
明日5日(土)、東京・後楽園ホールにて開催される『WHO's NEXT DYNAMIC GLOVE ON U-NEXT Vol. 24』の公式計量が4日午後、JBC事務局にて行われました。メインイベントでは東西のアマチュア全勝ホープ対決となるWBOアジアパシフィック戦の他、セミファイナルには元世界王者の尾川堅一が約13ヶ月振りの一戦などファン注目のイベントは17時45分ゴング。『U-NEXT』では17時20分配信開始を予定しております。どうぞお楽しみに!
メインイベント/WBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級王座決定戦(19時45分ゴング予定)
同級1位、村田昴(7戦全勝全KO):55.2Kg(121.75ポンド)
VS.
同級2位、山﨑海斗(六島/9戦全勝5KO):55.2Kg
セミファイナル/132ポンド契約8回戦(19時09分ゴング予定)
WBOスーパーフェザー級5位、WBC12位、元IBF世界同級王者、尾川堅一(32戦28勝19KO2敗1ノーコンテスト):59.7Kg(131.75ポンド)
VS.
フィリピン・スーパーフェザー級7位、アラン・アルベルカ(フィリピン/21戦13勝8KO8敗):57.5Kg(127ポンド)
アンダーカード、第4試合/日本ライト級挑戦者決定戦(18時33分ゴング予定)
同級1位、浦川大将(12戦10勝7KO2敗):61.0Kg(134.5ポンド)
VS.
同級2位、村上雄大(角海老宝石/7戦5勝2敗):61.1Kg(134.75ポンド)
第2試合/ミドル級6回戦(18時05分ゴング予定)
赤井英五郎(7戦4勝3KO3敗):72.2Kg(159.25ポンド)
VS.
ジャン・ウェンハオ(中国/デビュー戦):72.2Kg(159.25ポンド)
第1試合/スーパーライト級4回戦(17時45分ゴング)
大橋侑太(Boy's 水戸/5戦3勝2敗):63.1Kg(139.25ポンド)
VS.
栗原宗太郎(E&Jカシアス/1戦1分):63.2Kg(139.5ポンド)
2024.10.02
『PRIME VIDEO BOXING 10』那須川天心が初のベルト奪取へ向けて公開練習
WBO世界バンタム級2位、クリスチャン・メディナ(メキシコ/27戦23勝16KO4敗)と3ラウンド、熱の入ったスパーリングを披露するなど軽快な動きを披露。WBAとWBCでバンタム級3位、WBOでも12位にランクされる那須川が14日(月/祝)、WBOアジアパシフィック同級2位、全勝のジェルウィン・アシロ(フィリピン)と王座決定戦に挑みます。
10月13日、14日(月/祝)の2 DAYS 開催『PRIME VIDEO BOXING 10』の前売券は好評発売中です。また特典として試合日の会場先着1千名の方々に特製Tシャツをプレゼント、13日(DAY 1)は『2 DAYS イベント特製Tシャツ』を。そして14日(DAY 2)は『那須川天心 特製Tシャツ』をご用意いたします。いずれも数量に限りがございますので当日はお早めのご来場をお待ちしております。
前売チケットはローソンチケットからのみご購入頂けます(ローソン・ミニストップ店頭『Loppi』での取り扱いはございません)。チケットに関するお問い合わせは、帝拳プロモーション(電話)03-5227ー1577、またはローソンチケットお問い合わせまでお願い致します。
<那須川天心インタビュー>
ー現在の状態を聞かせてください。
「見てもらえれば分かる通り、減量中というか顔も小さくなって肌ツヤも良くなって(笑)、調子が良い感じです。」
ーここまでの調整の進捗状況を聞かせてください。
「自分の中でも、前回のスパーリングだったり・・・。前回の公開練習でもメチャクチャ調子良いっすよって正直ウソついてたんですけど、今回は本当に調子が良いというか、前回の流れのままずっと来れたというか、前回でコツを掴んだじゃないですけど、自分の必要だったパーツがゲット出来た感じがしたので、そこから引き続きやっていっているという感じなので非常に調子は良く、油断だったりとかは一切せず、日々日々、2週間切ってますけど毎日毎日の発見がまだある、どれだけ試合までに強くなるかっていうのは凄い楽しみです。」
ー前回は試合の2週間前に、掴んだということを仰っていたんですが、前回の2週間前と今回を比べてどうですか?
「もう全然違いますね、違うしキレも良くなってるし。今まではどうすれば良いんだろうっていう迷いと言うか、意識しながら戦っていたんで、意識するとやっぱ0.何秒か遅れちゃうんですけど、その中で上手くやっていたんですけど、意識を繰り返して無意識になれたかなというのが今回のトレーニングでも凄い実感したんで、チームとしっかりすり合わせながらやってきた自信があるので、一歩一歩強くなっているという実感があります。」
ー具体的に前回と比べて、どこが掴んだ部分なのでしょうか?
「今までは、相手が来たものに対して動くっていうのが自分の得意なスタイルだったんですけど、今はやっぱり自分で相手を動かすじゃないですけど導く、相手を導いて、そこから自分の攻撃を当てる、自分で支配して、自分で動かして、相手を制するのが出来るようになってきました。まだ完璧じゃないんですけど、そういうのをやっていますね。」
ー7月のJ.ロドリゲス戦では相手が非常にやりにくそうに感じたのですが。
「それは有ると思います。やっぱり僕と対峙すると自然と手が出なくなるというか、どうやってやれば良いか分からなくなるのが僕の中のスタイルと言うか、自分のマジックじゃないですけど、そういうのを持っているので。前回、なんでそれが出来たんだろうっていう謎の部分が有ったんですけど、今回はこうこうこういう理由があって出来たんだなっていうのが実感したんで、それをプラスにしてやってきたって感じですね。」
ー前回のロドリゲス戦は遊びのあるようなスタイルに見えたんですが、その辺りはどうですか?
「そこは有ると思いますね、今まではやっぱボクシングを覚えようとし過ぎていたんで、もちろんボクシングをやりながら、ボクシングじゃないボクシングをやるというか、特性って皆んな有ると思うんですけど、誰もがパンチある訳じゃないし、自分の得意な部分を更に伸ばして、自分の色をしっかり出せるように。チームも同じ意見なのでやりやすいですね。」
ー前回のロドリゲス戦はパワーが漲っていたというか、パワーが増したように感じたのですが、自身ではどうですか?
「あんま格闘技をやったことの無い人からしたら、パワーが付いたねって思うと思うんですけど、パワーはたぶん付いていないんですよ。パワーじゃないんですよね、打ち方とキレとタイミング、あと身体の使い方、身体が上手く使えていないと力んだように見えると言うのか、逆に力まずにしっかりと自分の態勢で打てるってなると威力が増したように見えるんであって、僕も勘違いするんですよ。おし、パワー付いたなって。でもトレーナーからも、いやパワー付いてねぇからって釘を刺されまして(笑)。パワーじゃないんだぞって、確かにパワーで倒したっていう感覚も無いんで、流れの中でっていうのはずっと心の中に置いといてます。」
ー打ち方が変わったというのは一般の方からすると注目して見るところだと思うんですが、具体的にどう表現出来ますか?
「打ち方っていうか、相手との糸みたいなのがずっと張ってる状況ですね。打ち方もあると思うんですけど、間が切れないっていうのがポイントだと思います。前はオリャって打って終わってたんですけど、打った後というか何かの攻防の後、そこの駆け引きっていうんですかね。パワーじゃない自分の間合い、そこが変わったかなと。あとピョンピョンしないというか、あえてする時もあるんですけど、無駄過ぎる動きをしない。どっしり構えているようで浮いている、そういうイメージですかね。」
ーロドリゲス戦の最後のコンビネーションの一連の流れも糸のようなもので繋がっていると?
「あれはそうですね、繋がっているというか、このコンビネーションを打とうで動いていないんですよね。このコンビで決めようとか、このコンビを打とうとかいうのは決めてなくて、流れの中で相手の状況を見て判断するっていうのもずっとやってきているんで、そこはすごく他の選手には無いところかなと思いますね。」
ータイトルマッチは初めてになりますが、挑む気持ちはどうですか?
「意識は何もしてないですね。とにかく世界に向けて、世界を獲るまでの切符と言うか、必要なんで、その手段でしかない、そういうのが有るんでオマケ、ハッピーセットみたいなイメージはあります。」
ー初めての53.52キロ(バンタム級リミット)というのはどうですか?
「過去最軽量なので、そこはしっかりと気抜いてないです。そことの勝負でもある訳で。そこでどういう動きが出来るかっていうのはしっかり調整しながらやってきているんで、問題は無いと思います。」
ー相手のジェルウィン・アシロ選手の対策、イメージみたいなものはありますか?
「毎回そうなんですけど、そこまで対策はしてないですね。自分を高めて行くというか、何個か恐いパンチがあるっていうくらいの意識です。相手を研究し尽くしてしまうと、いざそういう状況になった時に動けないみたいな。だから自分の動きをしっかり高めるというところです。」
ー帝拳ジムは新しいチャンピオン誕生が続いていますが、この流れはどう思いますか?
「嬉しいですね、僕が帝拳ジムに入った時はベルトが無かったんですよね。でもアマチュアから上がってきた選手は皆んなベルト持ってないんですけど、同じ階級ぐらいの人が皆んな強いんですよ。だからどういう状況なんだ?ってずっと不思議に思っていました。で、一緒に合宿したりとか、練習して、強くなりたいっていうマインドは皆んな一緒ですし、話しながらも伝わってきているので、そこの選手たちが最近皆んなタイトル獲って、タイトルマッチやった選手は皆んな勝っているので、勢い付いているなっていうのは有るし、俺も負けられないってのあるし。1人チャンピオンが居るとか、1人強いのが居るとかってもちろん大事だと思うんですけど、それじゃあんま良くないんで、やっぱジムが強いって言うのが僕の中で一番嬉しいことだし、ボクシングは個人競技かもしんないですけどチーム帝拳というか、皆んなでしっかり強いっていうのを証明して行きたいっていうのはありますね。絶対負けられないです。」
※主要対戦カード
<Day 1/10月13日>
WBA世界バンタム級タイトルマッチ/チャンピオン、井上拓真(
WBC世界フライ級王座決定戦/同級1位、寺地拳四朗(BMB/
WBA世界フライ級タイトルマッチ/チャンピオン、
WBO世界ライトフライ級王座決定戦/同級1位、岩田翔吉 (帝拳/14戦13勝11KO1敗) 対 同級2位、ハイロ・ノリエガ(スペイン/14戦全勝3KO)
<Day 2/14日>
WBC世界バンタム級タイトルマッチ/チャンピオン、中谷潤人(
WBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定戦/同級1位、
WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ/チャンピオン、
WBO世界フライ級タイトルマッチ/チャンピオン、アンソニー・