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帝拳選手 最新情報

  • 中谷正義「ちょうど良いコンディションをしばらくキープします」

    中谷正義「ちょうど良いコンディションをしばらくキープします」

    「前回、練習について色々と話しましたけど一番の転機はやっぱり東洋太平洋戦が決まった時ですね。ボクサーはみんなチャンピオンになりたいと思いながら練習をやってるけど、チャンピオンになれる人となれない人が居る、日本ランカーになれる人となれない人が居る、何が違うんだろうって考えたんです。生まれ持っての才能は有るでしょう、でもそこを言ってもしょうがないんで、練習って部分にフォーカスしてみたんです。だったらタイトルマッチで勝つための練習をしなくちゃ駄目だと思ったんです。」

    「練習はみんな頑張ってる、だったら何かを加えようと思ったんです、何でも良いからみんなと違うことをやろうと思ったんです。みんなと同じことをやっててもチャンピオンという特殊な、唯一の存在になれっこないって。練習量を周りの1、5倍にするとか、例えばみんなが走ってるならあえて走らないってのもアリだと思ったんです。周りがサンドバッグをガンガン打ってる中で、あえてサンドバッグを相手にクリンチの練習をするとか、家でゆっくりしてるような時間にボクシングのことをやるとか。」



    「普段、街を歩いている時から考え方を変えました、何かを決めるにももしチャンピオンだったらどうするだろう?って考え方で決めるようにしましたね。例えば、勝手な想像ですよ(笑)、もし例えば4回戦の選手だったら結構イキりながら歩いたりするんですよ、普段は。どうにかしたい、人生を変えたいっていう想いだけは持っていてもジムでイキられへんから、外でだけでもイキりたがるんです(笑)。」

    「だけど世界チャンピオンだったらどうするだろう?って。普段歩いててもイキったりしないですよ、誰かに見られてるかもしれへんとか、チャンピオンだっていう心のゆとりみたいなものもあるでしょう、顔を知ってる人も居るだろうし、スマートに生きようとするはずです。それはジムでの練習でも同じで、ストレッチだって丁寧にやるやろうな、毎日の練習だって一生懸命やるやろうなって。言ってみれば世界チャンピオンの気持ちを先取りしたって感じです。」

    「世界チャンピオンにいざ挑戦するって決まって、そこから変えたって2ヶ月や3ヶ月で同じレベルに行ける訳がないと。だって世界チャンピオンはそういう生活をずっと続けて来てる訳やから、数ヶ月で到達しようなんてのはどだい無理な訳で、まさに付け焼刃だと思ったんです。でも普段からそういう考え方で居れば、いざ決まっても物怖じせずにリングに上がれると思ったんです。」

    「何度も防衛しているチャンピオンかもしれないし、12ラウンドを何度も戦ってきたスタミナを持ってるチャンピオンかもしれない、そういう舞台でぽっと挑戦して真正面で戦っても勝てない、だったら他と違う事っていう最初の考えと繋がるんですけど、身体は一気に造ることが出来ないし、技術は少しずつ身に付いてくる、普段からの練習が大事なんやって思ったんです。」

    「で、東洋太平洋戦が決まった時、計量の時にチャンピオンを見てケンカだったら負けへんって思ったんです。ボクシングというある種綺麗な部分で勝てると思うなら、そっちで勝負すれば良いし、ダメだったらケンカで勝負したるって気持ちでしたね。明日はケンカや!って思ったのを覚えてますよ(笑)。」

    「それにちょうどその時はチャンピオンが日本と東洋の2つの王座を持っていたんですけど、懸けたのは東洋のベルトだけだったんです。何でだろう?とは思いましたけど、その時点で1つ勝ったわって思いました。2本懸けなかった理由は分かりませんけど、保険を掛けてるって思ったんです。負けた時のことを考えてるって。確かに勝負ごとですから勝つか負けるかはやってみないと分かりません、でもやる前から負けることを考えてちゃ良い方向に転ぶわけが無いって思ったのを覚えてます。」

    「その試合で勝ってチャンピオンになってから色々な面で一つ大きくなった気がしましたね。タイトルマッチ前に練習に対する考え方、視点を変えたことがそのまま繋がったのかは分かりませんけど、結果的にタイトルマッチで勝つことが出来てチャンピオンになることが出来ました。」



    「コンディションは良いです、体重も落ちてきました。良い感じです(笑)。次の試合はまだ決まっていませんが、このウェイトでしばらく維持ですね、あんまり落とし過ぎて練習量が落ちても意味が無いですし。減量方ですか?最近はサツマイモを良く食べますけど、自分は試合が決まって減量ってなると3食とか2食の量をそれぞれ減らすって方法じゃなく1日1食にするんです、昔から。食事を減らすことに慣れてくると腹が空かなくなるんです、もちろん食事は摂りますけど翌日の練習のために食うって感じですね。いま良い感じです、しばらくはこの調子をキープですね。」
  • 玉山将也「3月25日は自分から手数をまとめて、倒して勝てるように頑張ります」

    玉山将也「3月25日は自分から手数をまとめて、倒して勝てるように頑張ります」

    「ちょっと花粉症が出始めていますけど体調は良いですよ、風邪も引いてないですし。試合まで3週間ですが減量も順調、予定通りに落ちてきています。今回、はじめて隔離って言うんですか、計量を終えてからホテルに入ることになってるので、どういう準備をしていったら良いか、これから色々聞いてこうと思ってます。」

    「一番注意するところは食事だと思うんですけど、僕は元々どこかに食べに行くってしないんです。計量を終えてからその場で食べるお粥を持って行って、それをゆっくり食べるのがいつものパターンで、夜は全然こだわりみたいなものは無いですね。食べる店とかメニューを決めている選手も多いようですけど、僕はいつも夜は自炊です、家で自分で食べたいものを調理して食べるんです。なので、いつもの店に行けないとか、あのメニューが食べられないみたいな不安は全くないです。悪くならないようなものを前もって作ってタッパーみたいなものに入れて持って行こうか、弁当を作ろうか、これから考えます。」



    「いつも試合前3週間から4週間で試合数と同じ8ラウンドのスパーリングをやるんですけど、今日はホルヘと5ラウンド、辻夲と3ラウンドを予定していましたが、辻夲の鼻血がひどくなってしまって、7ラウンド出血TKO勝ちみたいな感じでした(笑)。でも1ラウンド、サンドバッグをがっつり追い込んだし、8ラウンド出来なかったみたいな不安は全くありません。」

    「先週の土曜日、ホルヘと豊嶋とスパーリングをやったんですけどちょっと自分の中ではいまいちの出来だったんです、周りはまぁまぁ良かったみたいなことを言ってくれたんですけど、相手に合わせるっていう自分の悪いところが出てしまった感じがして。後手に回った感じも有ったし。ちょっと守りに入り過ぎたって思っていたので今日はその反省をしっかり生かして8ラウンドをやろうと臨みました。」

    「後手に回ったり、見合う時間を出来るだけ無くすようにイメージして臨んだこともあったので今日は良い出来だったと思います。昔の自分だったらホルヘを相手に3ラウンドもスパーしたらヘロヘロになっていたのに、だいぶ手応えを感じることが出来ました。相変わらずホルヘのプレッシャーは凄いし、ちょっと打たれたところもあったけど、やってきたことは間違ってないと思えるものでした。」

    「自分からジャブを突いてワンツーに繋げたり、中に切れ込んだりと前回の修正も出来ました。ホルヘからも色々とアドバイスを貰って、良くなってるって言ってもらえたし、もっと向上心を持ってやって行かないといけないと思っているので、もし良くないスパーリングをしたならしっかり次のスパーでは修正して行けるように、これからもやって行きたいですね。」

    「ホルヘから辻夲に変わって身体のサイズだけでなくスタイル的にもガラっと変わりましたが、そういったところも実際の試合での対応力に繋がっていくと思っています。相手がスイッチしたり、リズムがガラっと変わったりしても対応出来るようにしたいです。」

    「今日の反省ですか?後手にならず、プレッシャーを掛けることも出来たと言いましたが、もっとプレスを強めても良かったと思うし、手数もまとめて行かないといけないと思います。相手がホルヘだったからってのもありますが、退がったところも有ったり、1回アタックして距離を造るとスッと入ってこられてしまって追撃に繋がらないんです。1度だけでなく2度、3度と攻めて行けるようにしたいですね。」



    「先日、試合後の旅行がモチベーションの1つという話をしましたが、友人たちと話して静岡の温泉に行くことに決めたんです。温泉に浸かってゆっくりするだけじゃなく海の幸も美味しそうなところです(笑)。4月に入ってから友人の仕事が休みな土日を使って行こうって話になってますが、ご当地グルメみたいなものもチェックしてるので楽しみにしてます。3月25日の試合でケガして流動食とか、ボコボコの顔で行きたくないですからね、しっかり勝ちたいと思います。」

    「まだまだコロナ禍が続く中、結構多くの方がチケットを買って頂きました。とてもありがたいです。3月25日はアグレッシブに、自分から手数を集めて前に行けるよう、そして倒して勝てるように、倒すボクシングを魅せたいと思っています。ホルヘとのスパーでも、自分が成長している感を持てていますし、ボクシングが楽しいです。応援に来て下さる方々も僕のボクシングを見て楽しんでもらいたいです。」
  • 永野祐樹「昨日のカネロ戦は少し面白みに欠けましたが、次の統一戦は楽しみです」

    永野祐樹「昨日のカネロ戦は少し面白みに欠けましたが、次の統一戦は楽しみです」

    「自分はこれまで1度も花粉症になったことが無いんです、鼻が出るとか目が痒くなるといったことを経験したことがないのですが周りはどうしても騒ぎ出すじゃないですか。毎年、大変だろうなぁと思う程度で済んでますね(笑)。食べ物のアレルギーも無いですね、自分は比較的身体とかそういうところが丈夫というか頑丈に出来てるんじゃないかと思います。」

    「勝手なイメージですけど、才能溢れる人にそういう繊細な部分というか脆さを持つ人って多いと思うんですよ、他のスポーツでも才能溢れるんだけどすぐ怪我するとか脆い選手って居ますよね。なので自分は才能がない分、丈夫とか頑丈だったのかなって思います。もうちょっと才能の方に行ってるとバランス取れて良かったとも思うんですけど(笑)。」



    「昨日のカネロの試合は結果を知ってから見たんです、どんな展開だったのか知りたくて。感想ですか?ちょっと面白みに欠ける試合だったと思います。最近のカネロの勝ちパターンってだいたいあの展開ですよね、ブロックしながら相手にコンビネーションを打ち込んでくっていう。ゴロフキンとの試合なんかはもっとヒリヒリする展開で、本人の気合の入り方も違ったんじゃないかなって思うんですよ。今回は特に心にも動きにも余裕がある中で試合している感じがしました。」

    「挑戦者が不甲斐ないとまでは感じませんが、もうちょっと打ちに行ってほしかったです。ブロックしている場面ばかりで打ちに行ってないですよね、あんまり。今回は特に試合前からカネロの圧勝って言われてたじゃないですか、きっと挑戦者本人もそう言われてたのは分かってたと思うんですよ。だったら開き直って、どうせ負けるんだったらってガンガン行って欲しかったですね。まぁ、それすらも出来ない強さと恐さがカネロに有ったってことですかね。」

    「でも日本人選手だったらあの負け方は無いんじゃないかなって思います、玉砕覚悟で行くと思いますけどね。コバレフ戦でも、今までは強いパンチでガンガン倒して勝ってきたコバレフがコンパクトなパンチばっか打っていた印象が残ってます。もっとガツンと行けば良いのにって思ってましたけど実際に面と向かった本人しか分からない言い分もあるのかもしんないですね。」

    「でも次は面白そうですよね、カネロに勝つには打ち合うタイプじゃなく、ああいうテクニシャンが良いと思うんです。スーパーウェルター級だったころにエリスランディ・ララ選手との試合でもララの勝ちっていう声は大きかったじゃないですか、カネロが負けるとするならララみたいなサウスポーの技巧派で、さばくことの上手い選手だと思うんです。打ち合い好きみたいのは難しいと思うんですよね。メイウェザーやゴロフキンもそんなにブロックって使ってなかったと思うんです。」

    「カネロ・ファンからすると、何言ってるんだ、コイツ?ってなると思うんですが(笑)、正直なところここまで来ると負けるとこが見たい気がします。マイク・タイソンやロイ・ジョーンズのようにボロボロになるまで頑張るのか、メイウェザーやアンドレ・ウォードみたく、まだやれるんじゃない?勿体ないって言われて余力を残してるように見えるところで引退するのか、個人的には引退はまだ早いって惜しい気持ちを持って辞めるより、やれるところまで頑張る方が面白いと思いますけど。」



    「練習の中でサンドバッグやミットって自分の理想形というか、バランスとか考えて打ちやすい構えからパンチを出すじゃないですか。だけど実戦だとそんな事は言ってられないし、試合の終盤なんか疲れで腕も上がりにくくなるし、バランスも崩れてきたりしますよね。今はそういうことをイメージしながら打つことも注意してるんです。疲れてきて、試合も劣勢とかだと練習で打ってるような打ち方は出来ないですからね。」

    「東京は緊急事態宣言中ですが、仕事先のドン・キホーテはあまり変化はないです。お客さんもガクンと落ちたとは感じないですね。接客業とはいえ、そこがメインでは無く発注や品出しみたいな作業も多いのですが時々、話し好きなお客さんが居て困るんですよ。この前も仕事中に声を掛けられて、世間話みたいな話から色々な話をしてくるんですが全然業務とは関係のない話をして、2時間くらい話し込まれるんです。」

    「正直、こっちの仕事が止まってしまうので、途中で断ったのですが別の店員を呼び止めて話し込んでましたね。時にはレジのスタッフと延々と話し込まれると、もうレジが止まってしまうんです。何回も来るようになったり、ちょっと目に余るようだと店長が対応するんですけど、キレかかるお客さんも居て、そういったお客さんとの対応は正直疲れます。でも今の店に異動してきてもう1年半くらいですか、こまごまとした厳しいマニュアルも無いですし(笑)、試合が近くなると休みを貰えたりしているのでシフトの自由が利くことはとても助かってますよ。」
  • ホルヘ・リナレス「前の試合から1年、メンタリティが強くなったと思うよ」

    ホルヘ・リナレス「前の試合から1年、メンタリティが強くなったと思うよ」

    「だんだん暖かくなってきたんじゃない?良い感じだよね。寒いのも苦手だけど風が強いのもメンドくさいね(笑)。コンディションは悪くないよ、ずっと良い感じ。まだ次の試合は決まってないけどね、いつ決まっても良いようにスパーリングをずっとやって、スパーリングがずっと有って忙しいのが良い感じかな(笑)。」

    「ずっと走ってるよ、今はだいたい8~9キロくらいかな、寒くて風強いと困るけどね。良い感じで走れてるけど来週くらいからもう少しペースアップして行くかもしんない。」



    「今日は豊嶋と玉山ね、2人と一緒にスパーリングやるの久しぶり。うん、良いスパーリングだったと思うよ。豊嶋はやっぱりチャンピオンになったから良い感じだね、気持ちが違う感じ。私、いまチャンピオンじゃないけど、そういう気持ち良く分かるよ。モチベーションもたくさん有るだろうし、良いコンディションだよね。パンチの重さも出てきたし。」

    「玉山も試合決まって気持ち良いみたいね、スピードもあるし2人とスパーリングするの楽しみだよ。しばらくは豊嶋と玉山の2人とスパーリングだね、2人とも最初よりだいぶ上手くなってきたよ。」



    「今のポイント?ジャブだね。凄く調子良いよ。そしてプレッシャーだね、足動かして良い感じで出来てるし、パンチのタイミングも気を付けてるよ。コンビネーションももっと出してかないといけないし。コンディションは良いし、スパーリングも出来てるから早く試合やりたいね。(試合間隔が)もう1年だからね、早く次の試合決まって欲しいよ。」

    「この1年間で強くなったところ?メンタリティかな。コロナもあったし、外へご飯も行きにくいし、ガマンガマンでしょ?試合も決まらないからずっと練習練習だしね。」

    「でもずっと日本に居たことはホントに良かったと思うよ。たまにゴルフに行ってリラックスすることも出来るからね(笑)。いっぱい日本のみんなも応援してくれて、サポートしてくれてるし。もっともっと頑張ります、もう一度チャンピオンになります。応援よろしくお願いします!」
  • 村田諒太「しっかり造ってきた良い状態を落とさないよう次戦を待ちます」

    村田諒太「しっかり造ってきた良い状態を落とさないよう次戦を待ちます」

    「先週末でスパーリング・パートナーも帰国しましたがホッとしてるつもりはありません。確かに3ヶ月間、試合の決まっていないなかスパーリングが続いたことはキツい部分もありましたけど、今は安堵感よりもこれだけしっかり造ってきた良い状態を落としたくないって気持ちが強いです。やっぱり感覚は感覚ですからね、掴んだ感覚をイメージしながら練習してって言うのはもう感覚ではなく知識になってしまっているので、スパーリングをイメージしてとかいうのは違いますよね。」

    「今、練習でやっていることの整合性を確かめたいっていうのは誰しも思うところだと思うし、造り上げてきたものが鈍るんじゃないかって不安は持ってます。でもずっと追い込んできた分、ケア的な意味で休む部分も入れてかないといけないし、そのせめぎ合いみたいなところはあります。」

    「玉ちゃんが3月25日に試合を予定しているし、辻夲も居るので、パートナー代わりにマス・ボクシングみたいなものは出来るだけやっておきたいです。マスはマスでスパーとは感覚が違いますけど、そういったところで鈍りを防いでいかないといけないですからね、出来ることをやってくしかないです。こんな良い感じを造って試合が無いってのも寂しいですね、早く試合したいです。前の試合から1年2ヶ月が経ちましたが、ペースを落とすとか一息つくとか、疲労を取るといった気持ちは無いですね。」



    「その練習ですけど、今日のポイントはガードですね。色々と考えながら試してやっていくとどうしてもおろそかになりがちなので、良い構えが出来ていれば良い打ち方も出来るし、部分で見るのではなく全体的な目線も入れながら取り組んでいます。」

    「スパーリングが詰まっていた時は足りてなかった下半身の鍛えって部分も取り組んでます、去年の冬から鍛えてきた下半身ですね。今週は結構走り込んでるんです、距離を伸ばしたり、なまらないようにワットバイクを漕いだりもしてます。1日を通してみると朝起きてガーっと走りに行って、その後で子供の送迎などやって、しっかり練習してって時間の使い方をしていると夜は充実感を感じることが出来るんですよ(笑)。ところどころで休みも入れないといけないとも思うんですけどね。」



    「21日の全日本新人王は浦川が勝って良かったです、帝拳ジムで30人目の全日本新人王とのことですがメモリアルな勝利は嬉しいですね。というのも僕も35歳じゃないですか、尾川も王座決定戦のチャンスが来そうですけど、アイツも若くないですよね(笑)。浦川みたく新しい風が吹いてくるのは本当に嬉しいです。やっぱ現役のうちにバトンを渡したい気持ちはあるし、他のみんなも駆け上がってきてほしいですね。」

    「全日本新人王を獲って満足して辞める選手もたまに居るようですけど、浦川もここで満足しないで上を目指してほしいですね。決勝戦は勝ったけれどもちろん反省点もあるだろうし、あくまで通過点なんだと。ここがゴールじゃないってことで浦川、そして若くイキの良いホープも多く入ってきていますし、みんなで切磋琢磨して帝拳ジムの伝統を受け継いでいってほしいと思います、次世代のチャンピオンを目指して頑張ってほしいです。」



    「今週末はカネロですね、前回のカラム・スミス戦から70日目でゴングって凄いですよね。それだけ打たれてないのだろうし身体が頑丈ってのもあると思います。でも試合という意味ではちょっと興味は薄いですね、誰が見てもカネロ有利の予想でしょう。豪快なKOかは分かりませんけど圧倒すると思いますよ。イルディリムのあの身体のデカさはアドバンテージかもしれませんけど、スミスとの試合から見ればサイズ感なんてものともしないんじゃないですかね、カネロは。」

    「イルディリムは確かに良いフレームを持っているかもしれませんが、もしスミスとイルディリムが戦ったらイルディリムは勝てないでしょう。三段論法が通じない世界ですけど、ユーバンク ジュニアにはぶっ倒されてるし、ディレルにも負傷判定負けですか、横の動きもちょっと鈍い気がします。勝ち負けという意味ではちょっと面白みに欠けるんじゃないかと思いますね。」
  • 岩田翔吉「左でダメージを与えられるように実戦練習で試しながら鍛えています」

    岩田翔吉「左でダメージを与えられるように実戦練習で試しながら鍛えています」

    「先週末のバルデスは凄かったですね、確かに何かやってくれるかもとは思っていましたが、予想としては不利だろうなと思ってました。あの左フックがどこかで当たればひょっとしてみたいな。でも映像を見て、1ラウンド目のファーストコンタクトって言うんですか、最初から右をブン回してるバルデスを見てメンタルが凄いなって感心しながら見てました。豪快に空振ってはいましたけど、意気込みって言うんですかね、ホントに凄いです。」

    「序盤、左フックがちょっとオープン気味だったとはいえ当たって、ベルチェルトがバランスを崩したところを見て、ひょっとして勝てるかも?と思いました。中盤に少しポイントを獲られかけましたけど後半勝負をにらんでペースを温存というか配分してるんだろうとは感じてました。元々、バルデスはスタミナ凄いイメージがあったし、最後のフィニッシュは思わず見ていて、うぉーっ!って声を張り上げちゃいましたよ(笑)、凄かったです。」

    「完全にファンの目線でしたが、ああいった勝てないって言われている試合で勝つって凄いです。元々、いつでも面白い試合をすることで知られてますし、時々ダウンもしてしまいますけどね。その辺りの危なっかしさみたいなのも人気の出るところじゃないかなと思うんです。」

    「バルデスもそうですけど、ジェルボンテ・デービスみたいなスタイルも好きですね、映像も時々見るんです。ああいった感情的なスタイルというか見ているこっちまで熱くなってしまいそうなスタイルって言うんでしょうか。そういえば同じ日にアメリカでエイドリアン・ブローナーが復帰戦をしていたので、そっちも見たんですけど、判定勝ちとはいえちょっと面白みに欠ける試合でした。久しぶりの試合ってのも影響したのかもしんないですね。」



    「先週まで矢代とスパーリングを重ねていましたが、今度は野田さんとスパーリングを予定しています。去年の10月に試合があって、その試合に備えて野田さんとも何ラウンドもスパーリングはしていますが、4~5ヶ月振りになりますね、久しぶりです。オーソドックスとも久しぶりですけど、同じ階級の選手とのスパーってのも久しぶりなんで楽しみです。野田さんは上背もあるし、同じ階級だとスピード感が違いますからね。」

    「今は左を課題にしています、右は小さい頃から打ってるし自信もあるんですけど左で効かせられるってバルデスじゃないですけど、出来たら凄くボクシングの幅が広がると思うんです。練習でもドラム型のミットを持ってもらったり、コンパクトで強いパンチを意識していますが、やっぱり実戦で打てないと意味が無いので、スパーリングの中でどんどん試して行って使えるようにしたいです。」

    「スパーリングの映像は出来るだけ撮っておくんですけど必ず反省して、ここが良くなかったとか次はこうしようとか考えてノートに控えています、もう高校生の頃から書いてますね。スパーの出来だけじゃなくて試合が近くなってきたら体重を記入したり、その時の心情みたいなものも書いてるんです(笑)。毎日書いている訳じゃないんですけどちょっとした日記みたいなものですね。」

    「食事の内容なども控えておいて、この試合の時はこういう食生活で良いコンディションだったとか、体重の落とし方の目安にしたり色々ですね。何でも書いてます。もうかなりの量になってますが昔のものは押し入れのどこかにあると思います(笑)。小学生のころ学校で日記を付けて提出するのが規則だったんですけど、その頃からの影響ですかね、モノを書くのが好きなんですよ。」



    「それにしてもホルヘのスパーリングは勉強になります、他のスポーツにも通じるところがあると思うんですが力まずに打つっていうんですか、普通はやってやろう、打ち込んでやろうって考えれば考えるほど力が入ってしまうと思うんです。でもホルヘはパワーは感じるんですが力んでいないように見えるんです。普段はリラックスしながら、インパクトの瞬間に力を入れるというのが良いと聞きますが、頭で分かっていてもなかなか身体で実行するのって難しいですよね。でもその使い分けを目標にして頑張ってます。」
  • 大嶋剣心「パワーパンチと柔軟さ、スピードのパンチと上手く使い分けたいです」

    大嶋剣心「パワーパンチと柔軟さ、スピードのパンチと上手く使い分けたいです」

    「僕は筋肉をつけ過ぎない、ムキムキした筋肉はボクシングに向かないって考えなんですけど、学生の頃は結構ウェイト・トレーニングをやってたんです、中学生や高校生のころは。とにかく線が細くてイヤだったんで学校の練習が終わったあとにジムに行ってウェイト・トレとかガンガンやってたんです。おかげで10代後半は良いガタイになったんですけど、プロに入ってからは元の考えに戻りましたね、今はウェイト・トレは一切やってないんです。」

    「サンドバッグなどもタイミングとかキレとかを考えて、ヘビーバッグなどは打たなかったんです。村田さんがいつも打つような重たいサンドバッグですね。スコーンと打ち抜く暖簾に腕押しみたいなことばかりやっていたんですが、キャリアでもデビュー戦から3勝は全部KOなんですけど、ここ4試合は全て判定勝ちなんですよね。先日、会長から " そろそろ倒して良いんだぞ。" って言われまして、パワーも重要視するようになりました。」

    「ここ最近、ヘビーバッグを毎日打っているんですが、さっそく筋肉痛になりました。自分でもビックリです。やっぱりパンチの打ち方自体が違うと実感したんですが、もちろんムキムキした筋肉は要らないという考えに変わりはありません。一番の理想は柔軟さ、スピードを維持したパンチと、パワーパンチを試合の中でミックス出来るようになりたいんです。パンチを効かせようとガンガン打っていっても当たらなきゃ意味が無いし、スピードとかキレ重視のパンチを打ちながら、ここってところでガチっと打ち込むパンチというイメージです。」

    「腕に力が入る感覚っていうんですか、少しずつ分かってきたし次の試合では相手を倒す姿を魅せられるんじゃないかと思っています。やっぱり倒して勝ちたいですからね。スタートから倒して勝つつもりで出て行って、10ラウンドをフルに戦うつもりでは居ますけどね。相手を殴り倒すイメージはしっかり持っておきたいと思っています。」



    「僕は花粉症とかも無く、眼も痒くなったりはしないんですがすぐに鼻血を出すんです。もう子供のころからですね。風呂に入っただけで出たり、体育の授業中にいきなり出たりって時もありました。アマチュアの試合でも全然効いてない、ポイントも勝ってるのに鼻血が出てるってだけでストップされたこともありました。ホントに困りものです。」

    「ボクシングを経験している方から、" 病院に行って焼いてもらうと良い。" って聞いたのが中学生の頃だったんですけど、中学3年生の頃にボクシングの大会に出て東北地区で優勝したんです。で、全国大会が後楽園ホールで行われるって聞いてメチャクチャ喜んでたんですが、全国大会で鼻血で負けとか絶対にイヤだと思って焼いてもらったのが最初ですね。」

    「もう鼻血の心配は無いと安心していたんですが大会の2週間くらい前だったと記憶しています、東日本大震災があって全国大会は中止になってしまったんです。僕はマンガの " はじめの一歩 " を読んで胸を膨らませてた世代だったので、あのボクシングの聖地に行ける、後楽園ホールのリングに上がれるって嬉しくってずっと楽しみにしてました。地震があって街全体が停電中なうえ雪も降ってるなかでランニングだけは続けてたんです。でも東京に行く数日前に正式に中止って連絡が来てしまって。ホントにガッカリしました。」

    「当時は鼻の内側をレーザーで焼くんです、バチバチって言う音が聞こえるし結構痛いんですよ。でも結局、今も鼻血はすぐ出てしまうんです。病院の先生には血管が膨張しやすいって言われました、もうかれこれ20回くらいは焼きに行ってますね。でも最近は医学の進歩ってやつですかね、レーザーじゃなくて薬品で終わりなんです。全然痛くないですよ。」

    「ジムでスパーリングしても結構簡単に出てしまうんですが、リングを汚さないように鼻をすすりながらスパーするので集中しづらいですね。ホントに昔からなんで困ってます、周りからの印象も良くないですよね。なのでこの最新情報を読んだ方で、僕の試合を見て鼻血を出しても苦戦してるとか、やられてるとか思わないでください、すぐ出るタイプなんで(笑)。」



    「仕事をしているジムでキック・ボクシングを専門的にやっている選手が居るんですけど、最近特にキックのことを勉強するようになりました。キックの距離はボクシングとは全然違うものだし、もちろん手だけじゃなくて足も下から来るじゃないですか、注意しなくちゃいけないことが多いですね。パンチだけの技術で言うとボクシングの方が有るかなとも思うんですけど、キックにもジャブのような蹴りや出し方があるんですよね。遊びって取られると困るんですが、ボクシングにも繋げられるものは無いかなと思って知識を付けています。もちろん転向とかはないですよ、だってローキックとか絶対に受けたくないですもん(笑)。」
  • 尾川堅一「警戒感を持たせるパワーはあると思っています、自信を持って打ち込みたい」

    尾川堅一「警戒感を持たせるパワーはあると思っています、自信を持って打ち込みたい」

    「今日は波田と4ラウンドのスパーリングでしたが出来はまずまずだと思います。でも波田とはもう数百ラウンドはスパーをやってると思います、それくらいずっとやってるので慣れって部分はどうしても有るし、お互いの対策っていう方が多くなっちゃいます。何に気を付けて行くかってのはどっちも分かっているので、その中で前に出て行かないといけないんですけどね。」

    「これまでの課題にしていたブロックですね、対右とは角度と位置が違うのでそこは注意しながらやりました。まだ足が止まってしまうところとか、対右のほうが上手く出来ていた感触はあるので、まだまだ修正が必要です。ブロックからの返しや、ブロックで終わらないようにするところは今後も課題ですね。波田は足はありますけど距離取ってチョンチョンというスタイルにあまり成長を感じませんが(笑)、試合とスパーリングは違いますしね。ブロックは次戦の対策?いや、相手が誰であっても大事だと思ってやってきたし、やって行きます。」

    「ディアスとの試合を見てから、新しい映像は見ていません。フジレ戦もサウスポー同士だったのでいつか見ると思います。サウスポーですけどファイター気味に出てくる選手で距離を詰めてくるタイプとは思います、結構タフそうですよね。でもこっちも相手に警戒感を持たせられるパンチ力はあると思ってます。自信を持って打ち込まなければ相手にも伝わらないですからね。」

    「距離を取って戦うのは苦手じゃないし、ガンガン前に出て打つだけじゃないですよ、僕は(笑)。距離を意識し過ぎるとピョンピョン跳ねてしまうのでそこを修正しているところです。重心が浮かないように、パンチに力が入るように、バランスを崩さずに打てる感覚を練習しています。ブロックもブロックしただけで終わらないように、攻撃に繋がるような動きですね、今の課題は。」



    「今の時点で警戒するところですか?メチャメチャ巧いサウスポーっていうイメージは無いですが手数ですね。ジャブからバンバンバンと手数を出させると勢いに乗ってくると思うし、結構カウンターも上手そうです。まだ細かく見ていないし、対オーソドックスの試合は見ていないので分からない部分もあります。でもお互いの得意な距離という意味では噛み合うと思いますよ。」



    「調子は良いんですけど花粉症が出てきましたね、もう小学生の頃から毎年この時期はきついです。薬を飲んで対処してるんですけど眠くなりやすいものも有るので、眠る前に服用するようにしています。薬を飲まないと鼻が詰まって夜も落ち着いて眠れないんですよ。眼もめっちゃ痒いし、今年はいつも以上に厳しい感じがしますね、ヤバいです。」

    「家で花粉症は僕だけなんです、嫁も子供も何ともないのでちょっとイラっとしてます(笑)。" 布団干したい " って嫁が言うんですけど、絶対ダメって言ってます(笑)。この時期に布団なんか干したら死活問題なので干させません、春は。子供も居るので、" 換気したい " とも言うんですがダメですね、換気も(笑)。今日も朝からだるさが有るし、練習にも集中しづらくなりますよね。3月はもっと症状が重くなりそうで恐怖しかありません(笑)。」



    「先週末のバルデスは凄かったですね、ジャブがあんなにヒットするとは思わなかったです。バルデスは左フックが強いじゃないですか、ベルチェルトはブロックを多用してましたけど、フックは隙間に入ってくるし第一、体格差が生きないですよね、ブロックは。僕がバルデスの立場でも上背のある選手がブロックを多用してくれたら助かります、距離が詰まるんで。足で動かれた方が厄介ですね、多分。序盤に効かせることも出来たし、バルデスとしたらやりやすい試合だったと思うんですよ。フィニッシュも見事でした、さすがですね。」

    「21日は浦川が全日本新人王になってくれて嬉しかったです。ジムでこの試合に向けてのスパーリングを見ていてもちょっと不安は残っていたんです、正直どうなるかなって不安はありました。相手だって何試合も勝ち上がってきて絶対に勝ってやろうと東京に乗り込んできてますからね。」

    「浦川は憧れのボクサーの1人に僕の名前を挙げてくれてるんですけど、ちょっと微妙な感じもします(笑)。というのも自分が4回戦で戦っていたころに憧れを持っていた選手と同じような立場に変わったってことじゃないですか、おっさんになったんだなぁって感じます(笑)。でもこれも時代ですね、とにかく新人王を獲ってくれたことは本当に嬉しいですよ。」
  • 中谷正義「修正したい事、直したい事は沢山あるので一生懸命練習します」

    中谷正義「修正したい事、直したい事は沢山あるので一生懸命練習します」

    「コンディションは良いです、ホントに。でも修正しなくちゃいけないところ、気になるところが沢山あり過ぎて頭が痛くなりますね(笑)。上手く行かなさ過ぎると、どうしても直さなくちゃいけないところじゃなければ、シフトチェンジするんです。そこだけ直そうとして出来ないと頭打ちになっちゃうんで、切り替えて練習、修正に取り組むようにしています。」



    「ボクサーとしてのゴール地点はまだ把握出来てないですね、どういうことをすれば勝ちに繋がるのかはまだ分かってないです。例えば試合で、こっちがこう動けば相手はこう出来なくなるだろうな、ということはある程度分かっています。でもそれは相手の実力がそれほど高くなかったり、その時の自分が持っているポテンシャルだけで勝てるような場合だけで、とんでもなく上の相手を自分の土俵に引きずり下ろすためにどうすれば良いかってのが大事になってくると思うんです、これからは。」

    「でも練習量だけは人一倍やってるんで、そこは自信の裏付けの1つです。もし出来るなら1日中練習したいくらいです、でもきっと頭でそう思っても身体が動かなくなってくるんで実際は無理ですけどね(笑)。それくらい修正したいこと、考えたいことってのは沢山ありますね。」

    「こういう練習量のことを言えるようになったのはプロに入って5戦目、6戦目からですね。確かに高校からアマチュア・ボクシングを始めて長くはやってますけど、最初はホントに練習せんかったです(笑)。やっぱしんどい練習って嫌いじゃないですか、でも高校でも大学でもそれで勝ててたんですよ、そこそこ。だから甘やかされてたってのはありますね。勝つ時は結構豪快に勝ってたんです、思いっきり相手が倒れたりして。だから許されてた部分はありますね(笑)。」

    「先生の方針みたいなのも大きかったですね、練習のメニューなどもある程度自分で考えて決めることが出来たんです。自主性を重んじるみたいな。それに井岡や宮崎もそうですけど、そんな中でみんな強かったんです。先生がつきっきりで目を光らせて、なんてことは無かったですね、全然。特にサンドバッグは嫌いでした、プロに入るまでろくに打ったこと無かったですもん、ホンマに(笑)。井岡や宮崎はサンドバッグとかしっかり打つし、練習も目一杯頑張ってましたけど、自分はしんどいの嫌いだったんで(笑)、マスとかばっかやってましたね。頑張りたくても、もう無理って言ってるタイプでした(笑)。」

    「で、プロに入ってもそれで勝ててたんですけど6戦目ですね、変わったのは。それまで技術でごまかしてた部分もあったんですけど、そんなん通用しない相手というのは自分でも分かってました。相手はKO率がとても高かったので、負けることよりも倒されることに恐さがありましたね、やりたくてもレフェリーがストップしちゃえば終わっちゃいますし、自分から諦めることは無くてもどうなるか分からへんって不安は有りました。」

    「それまでの練習の取り組み方では勝たれへんってのはジム全体にあったので、ずっとつきっきりでしんどい練習になりました。ずっと視線があるので逃げ道が無いんですよ、毎日腕が上がらなくなるくらい練習してましたけど、その分ケガも多かった記憶があります。パンチを出せないくらい肩を痛くしたり。どこが痛い、あそこが痛いってのはずっとありましたね。」

    「スパーリングも多い時は10ラウンドや12ラウンドを週に何回とやるんです、毎回スタートからヘロヘロでした(笑)。ラウンド開始のゴングが鳴る直前、" このラウンドを一生懸命頑張って、もう出来ません!無理です!って泣きを入れて終わりにしたろ。" っていつも思ってました。スパーに全然集中出来てないんですよね。毎ラウンド、" もう諦めよう、倒れ込んじゃおう。" って思いながらやってました。」

    「でも毎日、もう無理ってところまで追い込んでその先に在るものに気付いたというか、しんどい練習の向こうに行けた時の充実感を見つけたって言うんですかね。自分が思っていたよりも限界は更に先にあることも気づけたし、そういうきつい練習が続く中で楽しみを持って出来ればと考えてやっていくとスタミナも自然とついて行ったんです、それまでサンドバッグなんか2~3ラウンドでヒーヒー言ってたようなのが(笑)。きつい練習を続けていくことで、それまで出来なかったことが出来る嬉しさ、そして試合でも勝ち続けて結果も出る、しんどいのはダメじゃないんだって考えるようになったら全くきつく感じなくなりました、それが今も続いているんです。」



    「前回話した " 話を聞かない男 地図が読めない女 " という本も読み終わりました、結構面白かったです。LGBTって言うんですか、つい偏見とか先入観で考えがちですけど、そもそもの脳の造りからって話とかも興味深く読んでました。身長が大きい、小さいってのと同じようなものっていう考えも面白かったですね。」

    「僕は出来るだけ本を読むようにしているんですけど、基本的に1回読んだら終わりで読み直しとかはしないですね。今、読み始めてるのは小説なんですけど、まだ読み切れてませんが結構面白そうな予感はしてます(笑)。仕事に行きたくないけど行かなきゃいけない、でも仕事をしない選択もあるのに仕事に行く、そういったサラリーマン的な話なんですけど、昔の自分とかぶるんですよ。さっき言ったようにしんどいから練習は行きたくない、でも来んでも良いのに来てる、あの頃とかぶるんでスッと自分の中に入っていく感じの小説を読んでます。」
  • 浦川大将が判定勝利をおさめ全日本ライト級新人王獲得!

    浦川大将が判定勝利をおさめ全日本ライト級新人王獲得!

    21日(日)、東京・後楽園ホールにて第67回全日本新人王決勝戦が行われ、ライト級5回戦に臨んだ浦川大将は戸川叡二(姫路木下)に5回判定勝利をおさめています(3対0/49-46×2、48-47)。帝拳ジム30人目の全日本新人王獲得となった浦川は7勝4KO1敗、戸川選手は6勝3KO4敗としています。



    浦川コメント「思い通りの試合が出来たか、というよりは結果しか考えていなかったです。倒す、倒すということばかりで。倒すことしか考えていなくて、それが出来なかったです。チャンスがあったらとか、こうしたらこうしようというところまで考えていなくて。」

    「実際に試合をやってる感覚だと、控室でも話していて重心の位置だったり、自分のパンチが乗ったり、足を蹴ったり出来る下半身のバランスじゃなくなってしまって。そこで手だけで殴ってるだけみたいで、だから当たったのかもしんないですけど、もっと強いパンチ、殴れていなかったです。」

    「相手のやりづらさは無かったです。(サウスポーからオーソドックスに)スイッチしたのも最初気付いてなくて、セコンドから " 今、右だぞ!" って言ってくれて、" あっ!右だ!" って。そこから自分で見るようになって、右だ、左だって冷静に見ることが出来ました。最初は本当に倒そうしか考えていなくて。」

    「(前回の対サウスポー戦より)良いイメージを持って行ったんですけど、試合なんで相手もいるし。上手く言葉には出来ないですけど何となく自分の中でこういう感じっていうのは有るんで、もっともっと練習してそういうボクシングが出来るように、どうして良いか分かんないって訳じゃないんで、どうしよう、どうしようって不安にはなってないです。もっとこうしなきゃみたいなものも分かってるんで。」

    「(帝拳ジムでは30人目の全日本新人王ですが)もっと多いと思ってましたけど、びっくりしました。今後も1つ1つ勝って行くしかないんで、僕が試合を組むわけではないですし、組んでもらった試合を勝って行けば自然と上に上がれると思っていますし、良い試合をして行けば強い相手とも組んでくれると思うので練習するしかないです。面白い試合が出来るようになりたいです。」

    「(勝利者インタビューで、負けたら終わりと言っていたが負けたら辞めるつもりだったのか?)辞めようとまでは考えていないですけど、こんなところで負けているようじゃ駄目だと自分に言い聞かせていました。もっと強い選手、憧れている選手は(全日本新人王を)普通に取っている訳ですし。僕もそうなりたいし、やっぱり憧れているので。」



    なお他階級の結果は以下の通りです。

    <ミニマム級5回戦>
    佐々木凌(レパード玉熊)が小島蓮(江見)に5回判定負けです(3対0/50-45×2、49-47)。小島選手は6勝1敗2分、佐々木選手は5勝2KO3敗としています。


    <ライトフライ級5回戦>
    狩俣綾汰(三迫)が木村彪吾(グリーンツダ)に5回判定勝利です(2対0/48-47×2、48-48)。狩俣選手は6戦全勝3KO、木村選手は6勝1KO2敗1分としています。


    <フライ級5回戦>
    宝珠山晃(三迫)が神崎靖浩(倉敷守安)に5回判定勝利です(2対1/47-46×2:宝珠山、47-46:神崎)。宝珠山選手は5戦全勝2KO、神崎選手は6勝2KO2敗としています。


    <スーパーフライ級5回戦>
    久保春平(宮田)は杉本太一(勝輝)に4ラウンド2分29秒TKO勝利です。久保選手は7勝5KO1敗1分、杉本選手は6勝1KO1敗1分としています。


    <バンタム級4回戦>
    須藤龍揮(RK蒲田)は冨田風弥(伊豆)に4回判定負けです(3対0/40-35、38-37×2)。冨田選手は6勝2KO2敗、須藤選手は2勝1KO1敗です。


    <スーパーバンタム級5回戦>
    矢斬佑季(花形)は福永宇宙(黒潮)に5回判定負けです(3対0/50-45、49-46×2)。福永選手は9戦全勝4KO、矢斬選手は7勝4KO3敗としています。


    <フェザー級5回戦>
    福永輝(沖縄ワールドリング)選手が棄権のため、平野和憲(KG大和)選手が全日本新人王獲得です。平野選手は4戦全勝全KO、福永選手は8勝5KO1敗です。


    <スーパーフェザー級5回戦>
    奈良井翼(RK蒲田)は福田星河(エディタウンゼント)に1ラウンド2分5秒TKO勝利です。奈良井選手は7戦全勝6KO、福田選手は5勝1KO1敗です。


    <スーパーライト級4回戦>
    兒玉麗司(三迫)選手が棄権のため高畠愛大(タキザワ)選手が全日本新人王獲得です。高畠選手は6勝1KO1分、兒玉選手は2勝1KOです。


    <ウェルター級4回戦>
    山﨑海知(山龍)は能島宏弥(薬師寺)に4回判定負け(3対0/39-35×3)。能島選手は6勝2KO1敗、山﨑選手は2勝2KO3敗としています。


    <ミドル級5回戦>
    可兒栄樹(T&T)が中田勝浩(井岡弘樹)に5回判定負け(2対1/48-47×2:中田、48-47:可兒)。中田選手は6戦全勝4KO、可兒選手は3勝1KO1敗2分としています。
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